JP2010118980A - 電子回路および電圧検出回路 - Google Patents

電子回路および電圧検出回路 Download PDF

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Abstract

【課題】回路の動作電圧より低い電圧を用いた場合であっても出力が不定になるのを防止でき、チップ面積を小さくできコスト低減ができる電子回路を提供。
【解決手段】インバータ22の入力がゲートに接続されたデプレッション型Pchトランジスタ32と、インバータ22の出力がゲートに接続されたデプレッション型Nchトランジスタ31を設け、デプレッション型Nchトランジスタ31のソースをデプレッション型Pchトランジスタ32のソースに接続し、デプレッション型Pchトランジスタ32のドレインを第二の端子2に接続し、デプレッション型Nchトランジスタ31のドレインを第三の端子(出力端子)102が接続する。電源4の電圧が低下してインバータ22を構成するエンハンスメント型Pchトランジスタ51とエンハンスメント型Nchトランジスタ52が動作できなくなっても回路の出力102をLレベルとすることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、回路の動作電圧より低い電圧を用いた場合であっても出力が不定になるのを防止することができる電子回路および電圧検出回路に係り、特に電源電圧が回路の動作電圧より低い電圧の場合にも出力を不定にしない、インバータを含んだ電子回路、端子間の電圧が動作電圧より低電圧の場合にも該端子間の検出電圧の出力を不定にしない電圧検出回路に関する。
インバータ回路はロジック信号を伝達する回路として各種半導体装置や電子機器に広く使われている回路である。図8は、従来におけるインバータ回路の一例を示す図である。
同図に示す従来のインバータ回路は、電源4と、電源4のプラス側の第一の端子1と、電源4のマイナス側の第二の端子2と、第一の端子1と第二の端子2間に直列に接続されたエンハンスメント型Pchトランジスタ51およびエンハンスメント型Nchトランジスタ52と、エンハンスメント型Pchトランジスタ51のゲートとエンハンスメント型Nchトランジスタ52のゲートに共通接続された入力端子101と、エンハンスメント型Pchトランジスタ51のドレインとエンハンスメント型Nchトランジスタ52のドレインに共通接続された出力端子102とからなる。第一の端子1にエンハンスメント型Pchトランジスタ51のソースが接続され、第二の端子2にエンハンスメント型Nchトランジスタ52のソースが接続される。エンハンスメント型Pchトランジスタ51のドレインとエンハンスメント型Nchトランジスタ52によりインバータ22を構成する。
図8のインバータ回路において、電源4の電源電圧(V4)が低下し、エンハンスメント型Pchトランジスタ51とエンハンスメント型Nchトランジスタ52の両方がオンできない状態になると、このようなインバータ回路においては、入力端子101の電圧にかかわらず出力端子102は不定となってしまう。そのため、電源4の電源電圧(V4)が低下しても出力端子102の電圧をHレベルかLレベルのいずれかに決めることができる信号伝達回路が必要であった。
図9は、従来における電圧検出回路の一例を示す図である。
同図に示す従来の電圧検出回路は、図8に示すインバータ回路の出力側に、エンハンスメント型Pchトランジスタ51のドレインとエンハンスメント型Nchトランジスタ52のドレインにゲートが接続され、前記第二の端子2にソースが接続されたエンハンスメント型Nchトランジスタ53aを付加し、該エンハンスメント型Nchトランジスタ53aのドレインを出力端子102としたものである。エンハンスメント型Pchトランジスタ51のドレインとエンハンスメント型Nchトランジスタ52によりインバータ22を構成している。
図9の回路においても、図8と同様、電源電圧(V4)が低下し、エンハンスメント型Pchトランジスタ51とエンハンスメント型Nchトランジスタ52の両方がオンできなくなると、インバータの入力101の電圧にかかわらず、インバータの出力は不定となるため出力102も不定となる。そのため、電源電圧が低下しても出力をHレベルかLレベルに決めることができる信号伝達回路が必要であった。
電源電圧が低下した場合であっても出力をHレベルかLレベルに決めることを可能にした電圧検出回路として特開2004―163315号公報(特許文献1)に開示されたものがある。
図12−Aは、特開2004―163315号公報(特許文献1)の図1に開示された電圧検出回路を示す図である。この電圧検出回路は、同図に示すように、インバータ22の出力を直列接続されたエンハンスメント型PchMOSトランジスタ33aとエンハンスメント型NchMOSトランジスタ33を構成要素とするCMOSインバータ出力とし、さらに、第三の端子3(出力端子102)と第一の端子1または第二の端子2(図12−Aは第二の端子2の場合)の間に、デプレッション型Nchトランジスタ34とデプレッション型Pchトランジスタ35が直列に接続され、デプレッション型Pchトランジスタ35のゲートには第一の端子の電圧に基づいた電圧が入力され、デプレッション型Nchトランジスタ34のゲートには第二の端子の電圧に基づいた電圧が入力されている。
なお、図12−Aでは、インバータの出力を、エンハンスメント型PchMOSトランジスタ33aとエンハンスメント型NchMOSトランジスタ33を構成要素とするCMOSインバータを用いたものであるが、上述した図9では、CMOS回路の構成要素であるエンハンスメント型PchMOSトランジスタを省略しエンハンスメント型NchMOSトランジスタのみを用い、エンハンスメント型NchMOSトランジスタのドレインを出力としたものである。図9のように、インバータ22の出力がエンハンスメント型Nchトランジスタ53aのゲートに入力され、エンハンスメント型Nchトランジスタ53aのドレイン端子は抵抗(不図示)で任意の電圧にプルアップすることができるようにした回路構成はNchオープンドレイン出力と呼ばれる。
電圧検出回路にCMOS出力のものとNchオープンドレイン出力のものがあることは一般によく知られており、必要に応じて採用する設計事項であるので、図9の構成については特開2004−163315号公報には直接明記されていないが、本明細書では従来例として扱う。
しかし、デプレッション型Nchトランジスタとデプレッション型Pchトランジスタだけでは第一の端子の電圧と第二の端子の電圧の差に基づいて出力端子に信号を出力することはできない。
第一の端子の電圧と第二の端子の電圧の差に基づいて出力端子から第一の端子の電圧か第二の端子の電圧のいずれかを出力するためには、図8(特開2004−163315号公報(特許文献1)の図1参照)に示すように、第一の端子と第二の端子の間にエンハンスメント型Pchトランジスタとエンハンスメント型Nchトランジスタを直列に接続し、コンパレータ出力に基づいた信号をエンハンスメント型Pchトランジスタ51とエンハンスメント型Nchトランジスタ52のゲートに入力し、エンハンスメント型Pchトランジスタ51とエンハンスメント型Nchトランジスタ52の共通ドレインを出力端子102に接続した出力回路が必要であった。
また、第一の電圧と第二の電圧の差に基づいて出力端子から第二の電圧か任意の電圧を出力するためには、図9に示すように、第一の端子と第二の端子の間にエンハンスメント型Pchトランジスタとエンハンスメント型Nchトランジスタを直列に接続し、コンパレータ出力に基づいた信号をエンハンスメント型Pchトランジスタとエンハンスメント型Nchトランジスタのゲートに入力し、エンハンスメント型Pchトランジスタとエンハンスメント型Nchトランジスタの共通ドレインを、出力端子と第二の端子の間に接続したエンハンスメント型Nchトランジスタ53のゲートに入力し、そのエンハンスメント型Nchトランジスタ53のドレインを出力端子102に接続した出力回路が必要であった。
特開2004−163315号公報
電子回路において、電源電圧が回路の動作電圧以下では正しい信号を出力、伝達できないという課題があった。また電圧検出回路では電池電圧を検出する際に、電池電圧が検出回路の動作電圧以下になると出力が不定となり誤った出力を出すという課題があった。
電圧検出回路の出力端子に接続される素子には大きな電流駆動能力が要求される。特に第一の電圧と第二の電圧の差に基づいて出力端子から第二の電圧か任意の電圧を出力する場合は、エンハンスメント型Nchトランジスタは出力ドライバとして大きな電流駆動能力が要求されるので、W/L比が大きく、ICチップに占める割合が大きかった。
したがって、図12−Aに示した如き特開2004−163315号公報(特許文献1)の電圧検出回路のように、出力端子と第一の端子または第二の端子の間にデプレッション型Nchトランジスタとデプレッション型Pchトランジスタを直列に接続した場合にはデプレッション型Nchトランジスタとデプレッション型Pchトランジスタにも大きな電流駆動能力が要求される。
このため、デプレッション型Nchトランジスタとデプレッション型PchトランジスタもICチップに占める割合が大きくならざるを得なかった。電流駆動能力が大きな素子は素子サイズも大きくなるため、ICチップサイズも大きくなってしまい、コストアップになる。このため素子数の削減や素子サイズの縮小が望まれていた。
図10は、従来の他の電圧検出回路の一例を示す図である。
同図において、抵抗11,12で分圧された電圧(VA)と基準電圧13がコンパレータ21で比較され、その出力がエンハンスメント型Pchトランジスタ42,エンハンスメント型Nchトランジスタ43で構成されるインバータ22に入力され、インバータ22の出力がNch出力トランジスタ41のゲートに入力されている。
この場合の検出電圧VDは次の数式(1)で与えられる。
VD=(R11+R12)/R12×VB・・・・・・・(1)
端子1の電圧がVDよりも大きければ出力端子3の電圧は高い電圧レベル(Hレベル)になる。また端子1の電圧がVDよりも小さければ出力端子3の電圧は低い電圧レベル(Lレベル)になる。さらに端子1の電圧が小さくなり、インバータ22の動作電圧以下ではトランジスタ42はオン状態を維持できなくなり、インバータ22の出力は不定となる。
インバータ22の出力が不定になった場合、Nch出力トランジスタ41もオンを維持できなくなり、出力端子3の電圧はHレベルになる。端子1の電圧は数式(1)で与えられる電圧よりも小さいので出力端子3はLレベルでなければならないのにもかかわらず誤ってHレベルを出力していることになる(図11のV1=0〜Vminの領域)。その場合、出力端子3を受けているシステムが誤動作する可能性が生じるので、動作電圧以下でも正確な出力をする電圧検出回路が必要であった。
図12−Bは、図12−Aにおいてデプレッション型Pchトランジスタ33aを省略してデプレッション型Nchトランジスタ33だけにし、出力を電源5とプルアップ抵抗6によりプルアップするようにした変形例であり、Nch出力トランジスタ(デプレッション型Nchトランジスタ)33がオンしていると出力端子3の電圧は低い電圧レベル(Lレベル)になり、Nch出力トランジスタ33がオフしていると出力端子3の電圧は高い電圧レベル(Hレベル)になる。Nch出力トランジスタ33の抵抗値が抵抗6の抵抗値に比べて充分小さくないと出力端子3がLレベルにならないのは明らかである。
このため、プルアップ抵抗6の抵抗値が1kΩ程度の場合、Nch出力トランジスタ33のチャネル幅(W)とチャネル長(L)の比(W/L)を大きくしないといけない。一般にチャネル長(L)の最小値は製造プロセスで制限されており、チャネル幅(W)を大きくせざるを得ないためトランジスタ面積が大きくなってしまい、ICチップのコストを上げる要因になっていた。
本発明の目的は、回路の動作電圧より低い電圧を用いた場合であっても出力が不定になるのを防止することができ、かつチップ面積を小さくでき、コスト低減が可能な電子回路および電圧検出回路を提供することである。
本発明は、上記目的を達成するために、次のような構成を有している。
a)請求項1記載の発明は、第一の端子の電圧と第二の端子の電圧が供給されるインバータと、該インバータの入力がゲートに接続されたデプレッション型Pchトランジスタと、前記インバータの出力がゲートに接続されたデプレッション型Nchトランジスタとを備えた電子回路であって、前記デプレッション型Nchトランジスタのソースが前記デプレッション型Pchトランジスタのソースに接続され、前記デプレッション型Pchトランジスタのドレインが第二の端子に接続され、前記デプレッション型Nchトランジスタのドレインに第三の端子が接続されたことを特徴とする。
b)請求項2記載の発明は、さらに、前記第一の端子にソースが接続され、前記デプレッション型Nchトランジスタのドレインにドレインが接続され、前記インバータの出力にゲートが接続されたエンハンスメント型Pchトランジスタを設けたことを特徴とする。
c)請求項3記載の発明は、第一の端子の電圧と第二の端子の電圧の差に基づいた信号を出力するコンパレータと、該コンパレータの出力が入力されるインバータと、該インバータの出力に基づいて第三の端子に信号を出力する出力回路を備えた電圧検出回路であって、前記出力回路は、前記第三の端子と前記第一の端子または前記第二の端子の間に直列に接続されたデプレッション型Nchトランジスタとデプレッション型Pchトランジスタを有し、前記デプレッション型Nchトランジスタとデプレッション型Pchトランジスタの一方のゲートは前記インバータの入力に接続され、前記デプレッション型Nchトランジスタとデプレッション型Pchトランジスタの他方のゲートは前記インバータの出力に接続されることを特徴とする。
d)請求項4記載の発明は、請求項3記載の電圧検出回路において、前記デプレッション型Nchトランジスタのソースと前記デプレッション型Pchトランジスタのソースが接続され、前記デプレッション型Pchトランジスタのドレインが前記第二の端子に接続され、前記デプレッション型Nchトランジスタのゲートが前記インバータの出力に接続され、前記デプレッション型Pchトランジスタのゲートが前記インバータの入力に接続され、前記デプレッション型Nchトランジスタのドレインが前記第三の端子に接続されていることを特徴とする。
e)請求項5記載の発明は、第一の端子の電圧と第二の端子の電圧の差に基づいた信号を出力するコンパレータと、該コンパレータの出力が入力されるインバータと、該インバータの出力に基づいて第三の端子に信号を出力する出力回路を備えた電圧検出回路であって、前記出力回路は、前記第三の端子と前記第一の端子または前記第二の端子の間に直列に接続されたデプレッション型Nchトランジスタと第一のデプレッション型Pchトランジスタと第二のデプレッション型Pchトランジスタとを備え、前記デプレッション型Nchトランジスタのソースと前記第一のデプレッション型Pchトランジスタのソースが接続され、前記第一のデプレッション型Pchトランジスタのドレインが前記第二の端子に接続され、前記デプレッション型Nchトランジスタのゲートが前記インバータの出力に接続され、前記第一のデプレッション型Pchトランジスタのゲートが前記インバータの入力に接続され、前記デプレッション型Nchトランジスタのドレインが前記第二のデプレッション型Pchトランジスタのドレインに接続され、前記第二のデプレッション型Pchトランジスタのゲートが前記第二の端子に接続され、前記第二のデプレッション型Pchトランジスタのソースが前記第三の端子に接続されていることを特徴とする。
f)請求項6記載の発明は、請求項4または5に記載の電圧検出回路において、前記第三の端子が抵抗を介してプルアップされていることを特徴とする。
g)請求項7記載の発明は、請求項3記載の電圧検出回路において、前記デプレッション型Nchトランジスタのソースと前記デプレッション型Pchトランジスタのソースが接続され、前記デプレッション型Nchトランジスタのドレインが前記第一の端子に接続され、前記デプレッション型Nchトランジスタのゲートが前記インバータの入力に接続され、前記デプレッション型Pchトランジスタのゲートが前記インバータの出力に接続され、前記デプレッション型Pchトランジスタのドレインが前記第三の端子に接続されていることを特徴とし、請求項8記載の発明は、前記第三の端子が抵抗を介してプルダウンされていることを特徴とする。
本発明は、上記目的を達成するために、次の如き構成を有する。
a)請求項1記載の発明によれば、デプレッション型Nchトランジスタとデプレッション型Pchトランジスタを直列接続した回路でロジック信号を伝達しているので、電源電圧が低下しても出力レベルをLレベルに固定でき、またチップ面積を小さくすることができ低コスト化に貢献できる。
b)請求項2記載の発明によれば、デプレッション型Nchトランジスタとデプレッション型Pchトランジスタを直列接続した回路でロジック信号を伝達しているので、出力を任意の電圧にプルアップした場合に電源電圧が低下しても出力レベルをLレベルに固定でき、またチップ面積を小さくすることができ低コスト化に貢献できる。
c)請求項3記載の発明によれば、電源電圧が低下しても出力レベルを固定でき、またデプレッション型Nchトランジスタとデプレッション型Pchトランジスタだけで出力回路ドライバを構成することにより、チップ面積を小さくすることができ低コスト化した電圧検出回路を提供できる。
d)請求項4〜8記載の発明によれば、請求項3と同様に、電源電圧が低下しても出力レベルを固定でき、デプレッション型Nchトランジスタとデプレッション型Pchトランジスタで出力回路ドライバを構成することにより、チップ面積を小さくすることができ低コスト化に貢献した電圧検出回路を提供できる。また、請求項5記載の発明によれば、請求項4のデプレッション型Nchトランジスタと出力端子の間に第二のデプレッション型Pchトランジスタを挿入しているので、ESD(Electro-Static discharge;静電気放電)耐圧の大きな出力回路ドライバを構成できる高性能化に貢献できる。
なお、請求項4〜6が出力端子(第三の端子)3と電源電圧V5の間に抵抗(6)を接続するプルアップタイプに関するものであるのに対して、請求項7〜8は出力端子(第三の端子)3とGND(第二の端子)の間に抵抗(6)を接続するプルダウンタイプに関するものであり、電源電圧が低下してもHレベルを維持することができ、また、請求項1と同様にデプレッション型Nchトランジスタとデプレッション型Pchトランジスタで出力回路ドライバを構成しているので、チップ面積を小さくすることができ低コスト化に貢献できる。
以下、本発明の実施例を、図面を用いて詳細に説明する。
<第一の実施例>
図1は、本発明の第一の実施例を説明するための図である。
本実施例の電子回路は、電源4と、電源4のプラス側の第一の端子1と、電源4のマイナス側の第二の端子2と、第一の端子1と第二の端子2間に直列に接続されたエンハンスメント型Pchトランジスタ51およびエンハンスメント型Nchトランジスタ52からなるインバータ22と、インバータ22の入力がゲートに接続されたデプレッション型Pchトランジスタ32と、前記インバータ22の出力がゲートに接続されたデプレッション型Nchトランジスタ31とを備えている。第一の端子1にPchトランジスタ51のソースが接続され、第二の端子2にNchトランジスタ52のソースが接続される。
また、デプレッション型Nchトランジスタ31のソースがデプレッション型Pchトランジスタ32のソースに接続され、デプレッション型Pchトランジスタ32のドレインが第二の端子2に接続され、デプレッション型Nchトランジスタ31のドレインに第三の端子(出力端子)102が接続されている。
図1の回路では、電源4の電圧V4が低下してエンハンスメント型Pchトランジスタ51,エンハンスメント型Nchトランジスタ52が動作できなくなっても回路の出力102はLレベルとなる。この動作について説明する。
第一の端子の電圧(V4)がインバータ22の動作電圧より大きいと、回路の入力101がHレベルの場合、インバータ22の出力はLレベルである。この状態ではデプレッション型Nchトランジスタ31のソースとデプレッション型Pchトランジスタ32のソースの電圧VCは第一の電圧と第二の電圧の間の電圧になり、デプレッション型Nchトランジスタ31とデプレッション型Pchトランジスタ32の両方に基板バイアス効果が生じた状態になり、デプレッション型Nchトランジスタ31とデプレッション型Pchトランジスタ32は共にゲート/ソース間電圧が閾値電圧よりも小さいのでオフし、出力端子3はHレベルになる。
また、回路の入力101がLレベルの場合、インバータ22の出力はHレベルである。この状態ではデプレッション型Nchトランジスタ31とデプレッション型Pchトランジスタ32は共にゲート/ソース間電圧が閾値電圧よりも大きいのでオンしているので出力端子3はLレベルになる。
次に、第一の電圧が低下し、インバータ22の動作電圧以下になると、インバータ22の出力電圧は不定になる。通常インバータ22の入力には別のインバータの出力が入力されているので、インバータ22の入力電圧も不定となる。つまりインバータ22の入力電圧、出力電圧は第一の端子の電圧と第二の端子の電圧の間の電圧になるが、デプレッション型Nchトランジスタ31とデプレッション型Pchトランジスタ32は共に“デプレッション型”であるのでインバータ22の出力電圧が不定になっても、ゲート/ソース間電圧が閾値電圧よりも小さくなることがないようにデプレッション型Nchトランジスタとデプレッション型Pchトランジスタの閾値を設定しておけばオンしつづけることができるから出力102はLレベルに固定される。このように電源電圧が低下しても回路の出力電圧をLレベルに固定できる。
<第二の実施例>
図2は、本発明の第二の実施例を説明するための図である。
本実施例の電子回路は、上記第一の実施例の電子回路において、さらに、第一の端子1にソースが接続され、デプレッション型Nchトランジスタ31のドレインにドレインが接続され、インバータ22の出力にゲートが接続されたエンハンスメント型Pchトランジスタ53を設けたものである。
この回路構成によると、電源4の電圧V4(第一の端子の電圧)が低下してインバータ22を構成するエンハンスメント型Pchトランジスタ51,エンハンスメント型Nchトランジスタ52が動作できなくなっても回路の出力102はLレベルとなる。この動作について説明する。
第一の端子の電圧(V4)がインバータ22の動作電圧より大きいと、回路の入力101がHレベルの場合、インバータ22の出力はLレベルである。この状態ではデプレッション型Nchトランジスタ31のソースとデプレッション型Pchトランジスタ32のソースの電圧VCは第一の電圧と第二の電圧の間の電圧になり、デプレッション型Nchトランジスタ31とデプレッション型Pchトランジスタ32の両方に基板バイアス効果が生じた状態になり、デプレッション型Nchトランジスタ31とデプレッション型Pchトランジスタ32は共にゲート/ソース間電圧が閾値電圧よりも小さいのでオフし、エンハンスメント型Pchトランジスタ53はオンしているので、出力端子3はHレベルになる。また回路の入力101がLレベルの場合、インバータ22の出力はHレベルである。
この状態ではデプレッション型Nchトランジスタ31とデプレッション型Pchトランジスタ32は共にゲート/ソース間電圧が閾値電圧よりも大きいのでオンし、エンハンスメント型Pchトランジスタ53はオフしているので出力端子3はLレベルになる。
次に、第一の電圧が低下し、インバータ22の動作電圧以下になると、インバータ22の出力電圧は不定になる。通常インバータ22の入力には別のインバータの出力が入力されているのでインバータ22の入力電圧も不定となる。つまりインバータ22の入力電圧、出力電圧は第一の電圧と第二の電圧の間の電圧になるが、デプレッション型Nchトランジスタ31とデプレッション型Pchトランジスタ32は共に“デプレッション型”であるのでインバータ22の出力電圧が不定になっても、ゲート/ソース間電圧が閾値電圧よりも小さくなることがないようにデプレッション型Nchトランジスタとデプレッション型Pchトランジスタの閾値を設定しておけばオンしつづけることができる。エンハンスメント型Pchトランジスタ53はオンしつづけることはできないから出力102はLレベルに固定される。このように電源電圧が低下しても回路の出力電圧をLレベルに固定できる。
<第3の実施例>
図3は、本発明の第三の実施例を説明するための図である。
同図において、4は電源、1は第一の端子、2は第二の端子、3は第三の端子、5は電源、6はプルアップ用の抵抗、11と12は分圧抵抗、21は抵抗11と12で分圧された電圧VAと基準電源13による基準電圧VBを比較するコンパレータ、22はインバータ、31はデプレッション型Nchトランジスタ、32はデプレッション型Pchトランジスタである。
この回路において、電圧VAと基準電圧VBがコンパレータ21で比較され、コンパレータ21の出力がインバータ22に入力され、インバータ22の出力がデプレッション型Nchトランジスタ31のゲートに接続され、インバータ22の入力がデプレッション型Pchトランジスタ32のゲートに接続され、デプレッション型Nchトランジスタ31のソースとデプレッション型Pchトランジスタ32のソースが接続され、デプレッション型Pchトランジスタ32のドレインが第二の端子2に接続され、デプレッション型Nchトランジスタ31のドレインが電源5とプルアップ用の抵抗6によってプルアップされている第三の端子3に接続されている。
図3の回路において、電圧VAが基準電圧VBよりも大きい場合、コンパレータ21の出力はHレベルであり、インバータ22の出力はLレベルである。この状態ではデプレッション型Nchトランジスタ31のソースとデプレッション型Pchトランジスタ32のソースの電圧VCは第二の端子2の電圧とIC外部の電源5の電圧V5の間の電圧になり、デプレッション型Nchトランジスタ31とデプレッション型Pchトランジスタ32の両方に基板バイアス効果が生じた状態になり、デプレッション型Nchトランジスタ31とデプレッション型Pchトランジスタ32は共にゲート/ソース間電圧が閾値電圧よりも小さいのでオフし、出力端子3はHレベルになる。
また電圧VAが基準電圧VBよりも小さい場合、コンパレータ21の出力はLレベルであり、インバータ22の出力はHレベルである。この状態ではデプレッション型Nchトランジスタ31とデプレッション型Pchトランジスタ32は共にゲート/ソース間電圧が閾値電圧よりも大きいのでオンし出力端子3はLレベルになる。
また第一の端子1の電圧が低下し、コンパレータ21、インバータ22の動作電圧以下になると、コンパレータ21、インバータ22の出力電圧は不定になる。このときコンパレータ21、インバータ22の出力電圧は第一の端子1の電圧と第二の端子2の電圧の間の電圧になるが、デプレッション型Nchトランジスタ31とデプレッション型Pchトランジスタ32は共に“デプレッション型”であるので、コンパレータ21、インバータ22の出力電圧が不定になっても、ゲート/ソース間電圧が閾値電圧よりも小さくなることがないようにデプレッション型Nchトランジスタとデプレッション型Pchトランジスタの閾値を設定しておけばオンしつづけることができる。このため本発明の電圧検出回路の入力電圧と出力電圧の関係は、図4に示すように、V1=0〜Vminの領域でも出力端子電圧はLレベルを維持する。
このように、従来は図12−A,図12−Bに示すように、デプレッション型Nchトランジスタ34とデプレッション型Pchトランジスタ35の他にエンハンスメント型Nchトランジスタ33やエンハンスメント型Pchトランジスタ33a(図12−Aの場合)が必要であり、デプレッション型Pchトランジスタ35のサイズ(W/L)を大きくしないといけなかったが、本発明ではエンハンスメント型Nchトランジスタ33やエンハンスメント型Pchトランジスタ33a(図12−Aの場合)に相当するトランジスタが不要になった。
<第四の実施例>
図5は、本発明の第四の実施例を説明するための図である。
本実施例は、上述した図3に示した第三の実施例の回路に第二のデプレッション型Pchトランジスタを付加し、ESD(Electro-Static discharge;静電気放電)耐圧を大きくした実施例である。以下、図5を用いて本実施例を詳細に説明する。
図5において、4は電源、1は第一の端子、2は第二の端子、3は第三の端子、5は電源、6はプルアップ用の抵抗、11と12は分圧抵抗、21は抵抗11と12で分圧された電圧VAと基準電源13による基準電圧VBを比較するコンパレータ、22はインバータ、30は第二のデプレッション型Pchトランジスタ、31はデプレッション型Nchトランジスタ、32は第一のデプレッション型Pchトランジスタである。
また、同図に示すように、デプレッション型Nchトランジスタ31と第一のデプレッション型Pchトランジスタ32と第二のデプレッション型Pchトランジスタ30は、第三の端子3と第一の端子1または第二の端子2(図5の場合は第二の端子2)の間に直列に接続される。
また、デプレッション型Nchトランジスタ31のソースと第一のデプレッション型Pchトランジスタ32のソースが接続され、第一のデプレッション型Pchトランジスタ32のドレインが第二の端子2に接続され、デプレッション型Nchトランジスタ31のゲートがインバータ22の出力に接続され、第一のデプレッション型Pchトランジスタ32のゲートがインバータ22の入力に接続され、デプレッション型Nchトランジスタ31のドレインが第二のデプレッション型Pchトランジスタ30のドレインに接続され、第二のデプレッション型Pchトランジスタ30のゲートが第二の端子2に接続され、第二のデプレッション型Pchトランジスタ30のソースが第三の端子3に接続される。
この構成によると、第三の実施例に比較し、デプレッション型Nchトランジスタと第三の端子(出力端子)の間に第二のデプレッション型Pchトランジスタを挿入しているので、ESD(Electro-Static discharge;静電気放電)耐圧の大きな出力回路ドライバを構成できる高性能化に貢献できる。
<第五の実施例>
図6は、本発明の第四の実施例を説明するための図である。
同図において、4は電源、1は第一の端子、2は第二の端子、3は第三の端子、6はプルダウン用の抵抗、11と12は分圧抵抗、21は抵抗11と12で分圧された電圧VAと基準電源13による基準電圧VBを比較するコンパレータ、22はインバータ、31はデプレッション型Nchトランジスタ、32はデプレッション型Pchトランジスタである。
この回路において、電圧VAと基準電圧VBがコンパレータ21で比較され、コンパレータ21の出力がインバータ22に入力され、インバータ22の入力がデプレッション型Nchトランジスタ32のゲートに接続され、インバータ22の出力がデプレッション型Pchトランジスタ32のゲートに接続され、デプレッション型Nchトランジスタ31のソースとデプレッション型Pchトランジスタ32のソースが接続され、デプレッション型Nchトランジスタ31のドレインが第一の端子1に接続され、デプレッション型Pchトランジスタ32のドレインがプルダウン用の抵抗6によってプルダウンされている第三の端子33に接続されている。
図6の回路において、電圧VAが基準電圧VBよりも大きい場合、コンパレータ21の出力はLレベルであり、インバータ22の出力はHレベルである。この状態ではデプレッション型Nchトランジスタ31とデプレッション型Pchトランジスタ32は共にオフでオフし、出力端子(第三の端子)3はLレベルになる。
また電圧VAが基準電圧VBよりも小さい場合、コンパレータ21の出力はHレベルであり、インバータ22の出力はLベルである。この状態ではデプレッション型Nchトランジスタ31とデプレッション型Pchトランジスタ32は共にオンし出力端子3はHレベルになる。
また、第一の端子1の電圧が低下し、コンパレータ21、インバータ22の動作電圧以下になると、コンパレータ21、インバータ22の出力電圧は不定になる。このときコンパレータ21、インバータ22の出力電圧は第一の端子1の電圧と第二の端子2の電圧の間の電圧になるが、デプレッション型Nchトランジスタ31とデプレッション型Pchトランジスタ32は共に“デプレッション型”であるので、コンパレータ21、インバータ22の出力電圧が不定になっても、ゲート/ソース間電圧が閾値電圧よりも小さくなることがないようにデプレッション型Nchトランジスタとデプレッション型Pchトランジスタの閾値を設定しておけばオンしつづけることができる。このため本発明の電圧検出回路の入力電圧と出力電圧の関係は、図7に示すように、V1=0〜Vminの領域でも出力端子電圧はHレベルを維持する。図13に示す如き従来回路の場合、図14に示すように、V1=0〜Vminの領域で出力電圧がLレベルになる。
このように、従来は図12−A,図12−Bに示すように、デプレッション型Nchトランジスタ34とデプレッション型Pchトランジスタ35の他にエンハンスメント型Nchトランジスタ33やエンハンスメント型Pchトランジスタ33a(図12−Aの場合)が必要であり、デプレッション型Pchトランジスタ35のサイズ(W/L)を大きくしないといけなかったが、本発明ではエンハンスメント型Nchトランジスタ33やエンハンスメント型Pchトランジスタ33a(図12−Aの場合)に相当するトランジスタが不要になった。
図6に示した第五の実施例は、図3に示した第三の実施例と対象的な構成を有するものであり、同様な効果を有している。なお、説明を省略するが、図3と図6の関係と同様に、図1、2に示した第一、第二の実施例と対象的な回路構成も可能である。
なお、上記実施例において、デプレッション型Nchトランジスタ、デプレッション型Pchトランジスタの閾値の絶対値を、それぞれコンパレータ21、インバータ22を構成するエンハンスメント型Nchトランジスタ、エンハンスメント型Pchトランジスタの閾値の絶対値よりも大きくすることが望ましい。
本発明の第一の実施例を説明するための図である。 本発明の第二の実施例を説明するための図である。 本発明の第三の実施例を説明するための図である。 本発明の第三の実施例の回路における電源電圧−出力端子電圧の特性を示す図である。 本発明の第四の実施例を説明するための図である。 本発明の第五の実施例を説明するための図である。 本発明の第五の実施例の回路における電源電圧−出力端子電圧の特性を示す図である。 従来におけるインバータ回路の一例を示す図である。 従来における電圧検出回路の一例を示す図である。 従来における電圧検出回路の他の例を示す図である。 図10の電圧検出回路における電源電圧−出力端子電圧の特性を示す図である。 特許文献1に開示された電圧検出回路を示す図である。 図12−Aに示した従来の電圧検出回路変形例を示す図である。 従来回路を示す図である。 図13に示す従来回路における電源電圧−出力端子電圧の特性を示す図である。
符号の説明
1:第一の端子
2:第二の端子
3:第三の端子(または出力端子)
4,5:電源
6:抵抗
11,12:分圧抵抗
13:基準電源
21:コンパレータ
22:インバータ
30:デプレッション型Pchトランジスタ(第二)
31:デプレッション型Nchトランジスタ
32:デプレッション型Pchトランジスタ(第一)
33:エンハンスメント型NchMOSトランジスタ
33a:エンハンスメント型PchMOSトランジスタ
34:デプレッション型Nchトランジスタ
35:デプレッション型Pchトランジスタ
51,53a:エンハンスメント型Pchトランジス
52,53:エンハンスメント型Nchトランジスタ
101:インバータの入力端子(または入力)
102:出力端子(または出力,第三の端子)

Claims (8)

  1. 第一の端子の電圧と第二の端子の電圧が供給されるインバータと、該インバータの入力がゲートに接続されたデプレッション型Pchトランジスタと、前記インバータの出力がゲートに接続されたデプレッション型Nchトランジスタとを備えた電子回路であって、
    前記デプレッション型Nchトランジスタのソースが前記デプレッション型Pchトランジスタのソースに接続され、前記デプレッション型Pchトランジスタのドレインが第二の端子に接続され、前記デプレッション型Nchトランジスタのドレインに第三の端子が接続されたことを特徴とする電子回路。
  2. 請求項1記載の電子回路において、さらに、
    前記第一の端子にソースが接続され、前記デプレッション型Nchトランジスタのドレインにドレインが接続され、前記インバータの出力にゲートが接続されたエンハンスメント型Pchトランジスタを設けたことを特徴とする電子回路。
  3. 第一の端子の電圧と第二の端子の電圧の差に基づいた信号を出力するコンパレータと、該コンパレータの出力が入力されるインバータと、該インバータの出力に基づいて第三の端子に信号を出力する出力回路を備えた電圧検出回路であって、
    前記出力回路は、前記第三の端子と前記第一の端子または前記第二の端子の間に直列に接続されたデプレッション型Nchトランジスタとデプレッション型Pchトランジスタを有し、
    前記デプレッション型Nchトランジスタとデプレッション型Pchトランジスタの一方のゲートは前記インバータの入力に接続され、前記デプレッション型Nchトランジスタとデプレッション型Pchトランジスタの他方のゲートは前記インバータの出力に接続されることを特徴とする電圧検出回路。
  4. 請求項3記載の電圧検出回路において、
    前記デプレッション型Nchトランジスタのソースと前記デプレッション型Pchトランジスタのソースが接続され、前記デプレッション型Pchトランジスタのドレインが前記第二の端子に接続され、前記デプレッション型Nchトランジスタのゲートが前記インバータの出力に接続され、前記デプレッション型Pchトランジスタのゲートが前記インバータの入力に接続され、前記デプレッション型Nchトランジスタのドレインが前記第三の端子に接続されていることを特徴とする電圧検出回路。
  5. 第一の端子の電圧と第二の端子の電圧の差に基づいた信号を出力するコンパレータと、該コンパレータの出力が入力されるインバータと、該インバータの出力に基づいて第三の端子に信号を出力する出力回路を備えた電圧検出回路であって、
    前記出力回路は、前記第三の端子と前記第一の端子または前記第二の端子の間に直列に接続されたデプレッション型Nchトランジスタと第一のデプレッション型Pchトランジスタと第二のデプレッション型Pchトランジスタとを備え、
    前記デプレッション型Nchトランジスタのソースと前記第一のデプレッション型Pchトランジスタのソースが接続され、前記第一のデプレッション型Pchトランジスタのドレインが前記第二の端子に接続され、前記デプレッション型Nchトランジスタのゲートが前記インバータの出力に接続され、前記第一のデプレッション型Pchトランジスタのゲートが前記インバータの入力に接続され、前記デプレッション型Nchトランジスタのドレインが前記第二のデプレッション型Pchトランジスタのドレインに接続され、前記第二のデプレッション型Pchトランジスタのゲートが前記第二の端子に接続され、前記第二のデプレッション型Pchトランジスタのソースが前記第三の端子に接続されていることを特徴とする電圧検出回路。
  6. 請求項4または5に記載の電圧検出回路において、
    前記第三の端子は抵抗を介してプルアップされていることを特徴とする電圧検出回路。
  7. 請求項3記載の電圧検出回路において、
    前記デプレッション型Nchトランジスタのソースと前記デプレッション型Pchトランジスタのソースが接続され、前記デプレッション型Nchトランジスタのドレインが前記第一の端子に接続され、前記デプレッション型Nchトランジスタのゲートが前記インバータの入力に接続され、前記デプレッション型Pchトランジスタのゲートが前記インバータの出力に接続され、前記デプレッション型Pchトランジスタのドレインが前記第三の端子に接続されていることを特徴とする電圧検出回路。
  8. 請求項7記載の電圧検出回路において、
    前記第三の端子は抵抗を介してプルダウンされていることを特徴とする電圧検出回路。
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