JP2010117872A - 割込検出装置および情報処理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】メッセージ形式の割込み(MSI:Message Signaled Interrupt)の特性を利用して、割込処理を柔軟に行う。
【解決手段】PCIデバイス#A(310)がMSIを送信すると(801)、メモリ220にMSIの内容がライトされる(802)。ブリッジ装置100は、PCIデバイス#A(310)からメモリ220へのメッセージのアドレス情報を監視しており、所定のアドレス領域に該当するMSIを検出する(803)。このMSI検出を契機として、ブリッジ装置100は、新たなMSIを発行する(804)。新たなMSIのアドレス情報に従ってPCIデバイス#B(320)は当該MSIを受信する(805)。これにより、プロセッサによる割込処理を経ることなくデバイスの起動処理が行われる(806)。
【選択図】図8

Description

本発明は、割込検出装置に関し、特にアドレス情報を有する割込メッセージを検出する割込検出装置、および、その割込検出装置を有する情報処理システムに関する。
プロセッサ等において定常的な動作を行っている際、割込みを発生することにより定常的な動作を中断させて、別の処理に切り替えることができる。PCI(Peripheral Component Interconnect)バスを用いて構成されるコンピュータシステムでは、PCIデバイスからホストプロセッサに対する割込通知方式として、MSI(Message Signaled Interrupt)という方式がある。このMSIは、パケットベースのトランザクション層におけるメッセージ形式の割込みであり、ダブルワードのライトトランザクションとして実現される。このMSIを発行可能な PCIデバイスは、ホストプロセッサから書込みが可能なMSIアドレスレジスタおよびMSIデータレジスタを備える。ホストプロセッサは、あるPCIデバイスからの割込みをMSIとして受ける場合、そのPCIデバイスのMSIアドレスレジスタおよびMSIデータレジスタに、MSIを要求するアドレスおよびデータを設定する。PCIデバイスがMSIを発行する場合、そのPCIデバイスは、MSIアドレスレジスタに設定されたアドレスに対して、MSIデータレジスタに設定された値を書き込むPCIライトトランザクションを発行することにより、割込通知をする。ホストプロセッサは、指定したアドレスに対してデータの書込みがあったことを、割込コントローラ等により検知し、PCIデバイスから割込みが通知されたことを知り、通知されたMSIに対する割込ハンドラ処理を実行する。
従来のシステムでは、このMSIアドレスを割込検知領域になるように設定しておいて、この領域に該当するMSIを、プロセッサへの割込信号に変換することによって、MSIによる割込処理を行っている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2008−090375号公報(図5)
上述の従来技術では、MSIを割込信号に変換することによってプロセッサへの割込みを行っている。しかしながら、割込信号によりプロセッサへの割込みを通知した場合、通知先がそのプロセッサに限られてしまい、柔軟性に欠けるという問題がある。また、アドレス情報およびデータ値を有するというMSIの特性を十分に利用していないという問題がある。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、メッセージ形式の割込みの特性を利用して、割込処理を柔軟に行うことを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その第1の側面は、アドレス情報を有する第1の割込メッセージについて検出すべきアドレス領域を検出アドレス領域として保持する検出アドレス領域保持部と、第2の割込メッセージのアドレス情報を発行割込情報として保持する発行割込情報保持部と、上記第1の割込メッセージが上記検出アドレス領域に該当することを検出する割込メッセージ検出部と、上記第1の割込メッセージが上記検出アドレス領域に該当することが検出された場合に上記発行割込情報を有する上記第2の割込メッセージを発行する割込発行部とを具備する割込検出装置またはその割込検出装置を含む情報処理システムである。これにより、検出アドレス領域に該当する第1の割込メッセージを検出したことを契機として、第2の割込メッセージを発行させるという作用をもたらす。
また、この第1の側面において、上記発行割込情報保持部は、上記発行割込情報を複数保持し、上記割込発行部は、上記複数の発行割込情報に従って上記第2の割込メッセージを複数発行してもよい。これにより、検出アドレス領域に該当する第1の割込メッセージを検出したことを契機として、第2の割込メッセージを複数発行させるという作用をもたらす。
また、本発明の第2の側面は、アドレス情報およびデータ情報を有する第1の割込メッセージについて検出すべきアドレス領域を検出アドレス領域として保持する検出アドレス領域保持部と、第2の割込メッセージのアドレス情報およびデータ情報を発行割込情報として保持する発行割込情報保持部と、上記第1の割込メッセージが上記検出アドレス領域に該当することを検出する割込メッセージ検出部と、発行すべき割込の種類として上記第2の割込メッセージまたはプロセッサに対するプロセッサ割込信号の何れか一方を保持する割込種類保持部と、上記第1の割込メッセージが上記検出アドレス領域に該当することが検出された場合に、上記割込種類保持部に保持される種類が上記第2の割込メッセージであれば上記発行アドレス情報を有する上記第2の割込メッセージを発行し、上記割込種類保持部に保持される種類が上記プロセッサ割込信号であれば上記プロセッサに対して上記プロセッサ割込信号を発行する割込発行部とを具備する割込検出装置またはその割込検出装置を含む情報処理システムである。これにより、検出アドレス領域に該当する第1の割込メッセージを検出したことを契機として、割込種類保持部に保持された割込の種類に従って、第2の割込メッセージまたはプロセッサに対するプロセッサ割込信号を発行させるという作用をもたらす。
また、本発明の第3の側面は、プロセッサおよびメモリを含む少なくとも1つのプロセッサシステムと、少なくとも1つの周辺機器と、上記プロセッサシステムと上記周辺機器との間に直列または並列に複数接続されるブリッジ装置とを具備する情報処理システムであって、上記ブリッジ装置は、上記周辺機器からのアドレス情報を有する第1の割込メッセージについて検出すべきアドレス領域を検出アドレス領域として保持する検出アドレス領域保持部と、第2の割込メッセージのアドレス情報を発行割込情報として保持する発行割込情報保持部と、上記第1の割込メッセージが上記検出アドレス領域に該当することを検出する割込メッセージ検出部と、上記第1の割込メッセージが上記検出アドレス領域に該当することが検出された場合に上記発行割込情報を有する上記第2の割込メッセージを上記プロセッサシステムまたは上記周辺機器に対して発行する割込発行部とを備える情報処理システムである。これにより、各ブリッジ装置において検出アドレス領域に該当する第1の割込メッセージを検出したことを契機として、第2の割込メッセージを連鎖的に発行させるという作用をもたらす。
本発明によれば、メッセージ形式の割込みの特性を利用して、割込処理を柔軟に行うことができるという優れた効果を奏し得る。
以下、本発明を実施するための最良の形態(以下、実施の形態と称する)について説明する。説明は以下の順序により行う。
1.第1の実施の形態(1台のブリッジ装置による情報処理システムの例)
2.第2の実施の形態(複数台のブリッジ装置による情報処理システムの例)
<1.第1の実施の形態>
[1台のブリッジ装置による情報処理システムの構成例]
図1は、本発明の第1の実施の形態における情報処理システムの一構成例を示す図である。この情報処理システムは、ブリッジ装置100と、プロセッサシステム200と、PCI(Peripheral Component Interconnect)デバイス310乃至330とを備えている。
ブリッジ装置100は、プロセッサシステム200側のプロセッサバス290とPCIデバイス310乃至330側のPCIバス190との間に接続され、パケットフォーマットや電気特性の変換を行うことにより両者の橋渡しを行うものである。このブリッジ装置100は、通過するメッセージ形式の割込みを検出することにより、新たなメッセージ形式の割込みまたはプロセッサ割込みを発生する。
プロセッサシステム200は、プロセッサ210およびメモリ220を、プロセッサバス290を介して相互に接続したものである。プロセッサ210は、プロセッサシステム200としての処理を行うものである。メモリ220は、プロセッサ210による処理に必要なプログラムやデータ等を保持するものである。
PCIデバイス310乃至330は、プロセッサシステム200の周辺機器であり、各種入出力デバイスや、DMA(Direct Memory Access)コントローラ等として実現される。ここでは、3台のPCIデバイス310乃至330を想定したが、これに限定されるものではなく、PCIデバイスは任意の台数をPCIバス190上に接続することができる。任意の台数のPCIデバイスを総称してPCIデバイス300と称する。なお、PCIデバイス300は、特許請求の範囲に記載の周辺機器の一例である。
図2は、本発明の第1の実施の形態におけるPCIデバイス300に含まれるメッセージ生成機構の一例を示す図である。PCIデバイス300の各々は、PCIにおいて規定されるメッセージ形式の割込み(MSI:Message Signaled Interrupt)を生成する。このPCIデバイス300の各々は、MSIレジスタ311と、メッセージ生成部317とを備えている。
MSIレジスタ311は、PCIデバイスからMSIを発行するために必要な情報を保持するレジスタである。このMSIレジスタ311は、PCI規格ではMSIケーパビリティ構造(MSI Capability Structure)と呼ばれる。このMSIレジスタ311は、機能識別子312と、次ポインタ313と、メッセージ制御314と、メッセージアドレス315と、メッセージデータ316とを保持する。
機能識別子(Capability ID)312は、このメッセージの機能を示す識別子を保持するレジスタである。MSIの場合、機能識別子312には「05h」(hは直前の数字が16進数であることを意味する。以下同様)が設定される。
次ポインタ(Next Pointer)313は、次の項目(item)へのポインタを保持するレジスタである。最終項目の場合、この次ポインタ313は、空きを示す「NULL」が設定される。
メッセージ制御(Message Control)314は、システムソフトウェアに提供される制御情報を保持するレジスタである。このメッセージ制御314には、64ビットアドレッシングの有無や、複数メッセージ(Multiple Message)に関する制御情報などが設定される。
メッセージアドレス(Message Address)315は、このMSIのアドレス情報を保持するレジスタである。このメッセージアドレス315に保持されるアドレス情報としては、このPCIデバイス300から発行されるMSIの宛先アドレスが設定される。なお、ここでは、32ビットアドレッシングの場合を想定してメッセージアドレス315を32ビット幅としているが、システムによっては64ビットアドレッシングを行うことも可能である。その場合、このメッセージアドレス315も64ビット幅が確保される。
メッセージデータ(Message Data)316は、このMSIのデータ値を保持するレジスタである。このメッセージデータ316に保持されるデータ値としては、このPCIデバイス300のデバイス識別子などが設定される。
メッセージ生成部317は、メッセージアドレス315に保持されるアドレス情報とメッセージデータ316に保持されるデータ値とからMSIのメッセージを生成するものである。
このPCIデバイス300により生成されたMSIは、PCIバス190に出力され、また、必要に応じてブリッジ装置100を介してプロセッサバス290に出力される。ブリッジ装置100は、このMSIのアドレス情報を監視し、予め定められたアドレス領域(以下、検出アドレス領域と称する。)に該当するMSIを検出する。
図3は、PCIバスにおけるMSIメッセージのイメージ例を示す図である。MSIメッセージは、例えばPCIバスであれば、AD(Address and Data)と呼ばれる信号線によって、1サイクル当り32ビットずつ伝達される。
図3(a)は32ビットアドレッシングの場合の例である。まず、アドレスフェーズにおいてMSIの32ビットのメッセージアドレス702が転送される。そして、データフェーズにおいてMSIの16ビットのメッセージデータ703が転送される。
図3(b)は64ビットアドレッシングの場合の例である。まず、最初のアドレスフェーズにおいてMSIのMSB側の32ビット(第32ビット目から第63ビット目)のメッセージアドレス701が転送される。次に、2番目のアドレスフェーズにおいてMSIのLSB側の32ビット(第0ビット目から第31ビット目)のメッセージアドレス702が転送される。そして、データフェーズにおいてMSIの16ビットのメッセージデータ703が転送される。
図4は、本発明の第1の実施の形態におけるブリッジ装置100の一構成例を示す図である。このブリッジ装置100は、MSI検出部110と、ブリッジ制御レジスタ120と、MSI検出領域取得部130と、MSI発行デバイスヒント情報設定部140と、割込発行状態管理部150と、割込発行部160とを備えている。
MSI検出部110は、PCIバス190からプロセッサバス290に転送されるMSIのメッセージアドレス702(または701)を監視し、検出アドレス領域に該当するMSIを検出するものである。なお、MSI検出部110は、特許請求の範囲に記載の割込メッセージ検出部の一例である。
ブリッジ制御レジスタ120は、ブリッジ装置100における制御に必要な情報を保持するレジスタである。このブリッジ制御レジスタ120には、MSI検出部110において検出すべきアドレス領域や、割込発行部160から発行されるMSIのアドレス情報やデータ値などが保持されるが、その詳細は次図を用いて後述する。
MSI検出領域取得部130は、MSI検出部110において検出すべきアドレス領域に関する情報をブリッジ制御レジスタ120から取得して、MSI検出部110に供給するものである。
MSI発行デバイスヒント情報設定部140は、MSI検出部110において検出されたMSIについて、そのMSIを発行したPCIデバイス300を特定するためのヒント情報をブリッジ制御レジスタ120に設定するものである。このヒント情報としては、例えば、メッセージデータ703に保持されたデバイス識別子などが想定される。
割込発行状態管理部150は、プロセッサ210への割込みの発行状態を管理するものである。この割込発行状態管理部150は、検出アドレス領域に該当するMSIが検出された際、発行すべき割込みの種類を特定し、その割込みがプロセッサ210への割込みであれば既にプロセッサ210に発行されている割込みの状態に応じた動作を行う。すなわち、割込発行状態管理部150は、プロセッサ210において割込処理中であれば、割込処理の完了通知を待つ。また、割込発行状態管理部150は、プロセッサ210において割込処理中でなければ、メモリ220に適切なMSIがライトされていることを確認した上でプロセッサ210に対する割込みを割込発行部160に指示する。
割込発行部160は、割込発行状態管理部150からの指示に従って、MSIまたはプロセッサ割込みを発行するものである。MSIを発行する場合、そのMSIのアドレス情報に応じて、PCIバス190またはプロセッサバス290にMSIが転送される。プロセッサ割込みの場合、プロセッサバス290を経由して割込みを発行することを想定しているが、プロセッサバス290に対する割込み専用線を別途設けて割込みを発行するようにしてもよい。なお、割込発行部160は、特許請求の範囲に記載の割込発行部の一例である。
図5は、本発明の第1の実施の形態におけるブリッジ制御レジスタ120の一構成例を示す図である。このブリッジ制御レジスタ120には、MSIベースアドレスレジスタ121と、MSIリミットアドレスレジスタ122と、デバイスヒント情報レジスタ123と、割込種類選択レジスタ124と、割込処理中レジスタ125と、次MSIアドレスレジスタ126と、次MSIデータレジスタ127と、次MSIイネーブルレジスタ128とが含まれる。
MSIベースアドレスレジスタ121は、MSI検出部110において検出すべきアドレス領域の先頭アドレスであるベースアドレスを保持するレジスタである。MSIリミットアドレスレジスタ122は、MSI検出部110において検出すべきアドレス領域の末尾アドレスであるリミットアドレスを保持するレジスタである。すなわち、検出アドレス領域は、MSIベースアドレスレジスタ121およびMSIリミットアドレスレジスタ122により規定されることになる。MSI検出領域取得部130は、MSIベースアドレスレジスタ121およびMSIリミットアドレスレジスタ122からそれぞれアドレス情報およびデータ値を取得して、MSI検出部110に供給する。なお、MSIベースアドレスレジスタ121およびMSIリミットアドレスレジスタ122は、特許請求の範囲に記載の検出アドレス領域保持部の一例である。
デバイスヒント情報レジスタ123は、MSI検出部110において検出されたMSIを発行したPCIデバイス300を特定するためのヒント情報を保持するレジスタである。このデバイスヒント情報レジスタ123は、MSI発行デバイスヒント情報設定部140によって設定され、プロセッサ210などにより参照される。プロセッサ210は、受けた割込みのトリガとなるMSIを発行したPCIデバイス300を特定する際、このヒント情報を利用することにより、探索の手間を軽減することができる。
割込種類選択レジスタ124は、割込発行部160から発行される割込みの種類として、MSIまたはプロセッサ割込みの何れかの選択を保持するレジスタである。割込発行状態管理部150および割込発行部160は、この割込種類選択レジスタ124に保持される内容に応じた動作を行う。すなわち、割込発行状態管理部150は、割込みがプロセッサ210への割込みであれば既にプロセッサ210に発行されている割込みが処理中であれば、割込処理の完了通知を待つ。また、この場合、プロセッサ210において割込処理中でなければ、メモリ220に適切なMSIがライトされていることを確認した上でプロセッサ210に対する割込みを割込発行部160に指示する。また、割込発行部160は、割込種類選択レジスタ124に保持される内容に応じてMSIまたはプロセッサ割込みを発行する。なお、割込種類選択レジスタ124は、特許請求の範囲に記載の割込種類保持部の一例である。
割込処理中レジスタ125は、プロセッサ210に対して割込みが発行されている最中か否かを保持するレジスタである。この割込処理中レジスタ125は、割込発行部160によってプロセッサ210への割込みが発行された際に「処理中である」旨が設定され、プロセッサ210から割込処理完了の通知がされた際に「処理中ではない」旨が設定される。この割込処理中レジスタ125は、割込発行状態管理部150により参照され、プロセッサ210への割込みの際に割込処理中であれば、割込処理の完了通知がされるまで待機される。
次MSIアドレスレジスタ126は、割込発行部160から発行されるMSIのアドレス情報を保持するレジスタである。次MSIデータレジスタ127は、割込発行部160から発行されるMSIのデータ値を保持するレジスタである。次MSIイネーブルレジスタ128は、割込発行部160からMSIを発行することを許可するか否かを保持するレジスタである。割込発行部160は、これら次MSIアドレスレジスタ126、次MSIデータレジスタ127および次MSIイネーブルレジスタ128に従って、次のMSIを発行する。なお、次MSIアドレスレジスタ126および次MSIデータレジスタ127は、特許請求の範囲に記載の発行割込情報保持部の一例である。
図6は、本発明の第1の実施の形態におけるMSI検出部110の一構成例を示す図である。このMSI検出部110は、監視アドレスレジスタ111と、比較器112および113と、論理積演算器114とを備えている。
監視アドレスレジスタ111は、PCIバス190からプロセッサバス290に転送されるMSIのメッセージアドレス702(または701)を監視して、監視アドレスとして保持するレジスタである。この監視アドレスレジスタ111に保持された監視アドレスは、比較器112および113に供給される。
比較器112および113は、監視アドレスレジスタ111に保持された監視アドレスが検出アドレス領域に該当するか否を検出するものである。比較器112は、監視アドレスレジスタ111に保持された監視アドレスとMSIベースアドレスレジスタ121から取得されたベースアドレスとを比較する。そして、監視アドレスがベースアドレス以上である場合に論理「真」を出力し、それ以外の場合には論理「偽」を出力する。比較器113は、監視アドレスレジスタ111に保持された監視アドレスとMSIリミットアドレスレジスタ122から取得されたリミットアドレスとを比較する。そして、監視アドレスがリミットアドレス以下である場合に論理「真」を出力し、それ以外の場合には論理「偽」を出力する。
論理積演算器114は、比較器112および113の出力の論理積(AND)を生成するものである。したがって、監視アドレスレジスタ111に保持された監視アドレスがベースアドレス以上、かつ、リミットアドレス以下である場合に、検出アドレス領域に該当するMSIが検出される。
図7は、本発明の第1の実施の形態における割込発行状態管理部150および割込発行部160の周辺の構成例を示す図である。
割込発行状態管理部150には、割込種類選択レジスタ124および割込処理中レジスタ125の内容が供給される。また、割込発行部160には、割込種類選択レジスタ124、次MSIアドレスレジスタ126、次MSIデータレジスタ127および次MSIイネーブルレジスタ128の内容が供給される。
割込発行状態管理部150は、MSI検出部110において検出アドレス領域に該当するMSIが検出されると、割込種類選択レジスタ124の内容を参照する。割込種類選択レジスタ124の内容がMSIを示している場合、割込発行状態管理部150は割込発行部160にMSIを発行するよう指示する。一方、割込種類選択レジスタ124の内容がプロセッサ割込みを示している場合、割込発行状態管理部150はさらに割込処理中レジスタ125の内容を参照する。その結果、プロセッサ210において割込処理中であれば、割込処理の完了通知を待つ。プロセッサ210において割込処理中でなければ、メモリ220に適切なMSIがライトされていることを確認した上でプロセッサ210に対する割込みを割込発行部160に指示する。
割込発行部160は、割込発行状態管理部150からの指示により、割込種類選択レジスタ124の内容に応じてMSIまたはプロセッサ割込みを発行する。MSIを発行する際、割込発行部160は、次MSIイネーブルレジスタ128を参照し、MSIの発行が可能であれば、次MSIアドレスレジスタ126および次MSIデータレジスタ127に従ってMSIを発行する。一方、プロセッサ割込みを発行する際には、割込処理中レジスタ125を「処理中である」と設定した上で、プロセッサ210に割込みを発行する。
なお、割込発行部160から発行されるMSIのアドレス情報がMSI検出部110のアドレス領域に該当する場合、MSI検出部110においてさらにMSI検出対象となり、無限ループを生じるおそれがある。このようなループを回避するためには、MSI検出部110の検出アドレス領域に該当しないように次MSIアドレスレジスタ126を設定するか、次MSIアドレスレジスタ126の内容を検出アドレス領域から除外することが考えられる。
[1台のブリッジ装置による情報処理システムの動作例]
図8は、本発明の第1の実施の形態における情報処理システムのMSIの発行例を示す図である。ここでは、割込種類選択レジスタ124に「MSI」が設定されているものとする。
PCIデバイス#A(310)がMSIを送信すると(801)、PCIバス190およびプロセッサバス290を経由して、メモリ220にMSIの内容がライトされる(802)。ブリッジ装置100のMSI検出部110は、PCIバス190とプロセッサバス290との間のメッセージのアドレス情報を監視している。その結果、ブリッジ装置100は、MSIベースアドレスレジスタ121およびMSIリミットアドレスレジスタ122により指定されるアドレス領域に該当するMSIを検出する(803)。
割込種類選択レジスタ124に「MSI」が設定されているため、ブリッジ装置100の割込発行状態管理部150は、割込発行部160に対してMSIの発行を指示する。これにより、ブリッジ装置100の割込発行部160は、MSIを発行する(804)。このとき、MSIのメッセージアドレス702(または701)には次MSIアドレスレジスタ126の内容が設定され、MSIのメッセージデータ703には次MSIデータレジスタ127の内容が設定される。
次MSIアドレスレジスタ126のアドレスがPCIデバイス#B(320)を示している場合、MSIは、PCIデバイス#B(320)において受信される(805)。このMSIを契機として、例えば、PCIデバイス#B(320)の起動処理が行われる(806)。
図9は、本発明の第1の実施の形態における情報処理システムのプロセッサ割込みの発行例を示す図である。ここでは、割込種類選択レジスタ124に「プロセッサ割込み」が設定されているものとする。
PCIデバイス#A(310)がMSIを送信すると(811)、PCIバス190およびプロセッサバス290を経由して、メモリ220にMSIの内容がライトされる(812)。ブリッジ装置100のMSI検出部110は、PCIバス190とプロセッサバス290との間のメッセージのアドレス情報を監視している。その結果、ブリッジ装置100は、MSIベースアドレスレジスタ121およびMSIリミットアドレスレジスタ122により指定されるアドレス領域に該当するMSIを検出する(813)。
割込種類選択レジスタ124に「プロセッサ割込み」が設定されているため、ブリッジ装置100の割込発行状態管理部150は、メモリ220からMSIをリードして、ライト(812)が正常に完了していることを確認する(815)。これにより、プロセッサ割込みの処理の際に、メモリ220にMSIが存在することを保証する。そして、ブリッジ装置100の割込発行部160は、プロセッサ210に対してプロセッサ割込みを発行する(816)。その際、ブリッジ装置100の割込処理中レジスタ125には、「処理中である」旨が設定される。
プロセッサ210は、プロセッサ割込みを検出すると(817)、メモリ220に記憶されているMSIのデータ値を参照して割込処理を実行する(818)。そして、割込処理が完了すると、割込処理完了通知をブリッジ装置100に通知する(819)。これにより、ブリッジ装置100の割込処理中レジスタ125には、「処理中ではない」旨が設定される。
図10は、本発明の第1の実施の形態による情報処理システムにおいて複数のMSIが発生した場合の動作例を示す図である。ここでは、割込種類選択レジスタ124に「プロセッサ割込み」が設定されているものとする。
ここでは、PCIデバイス#A(310)は4つのMSI(A乃至D)を送信するものと仮定する(831、837、838、841)。ブリッジ装置100のMSI検出部110がMSI_Aを検出すると(832)、ブリッジ装置100の割込発行状態管理部150は、メモリ220からMSIをリードして(833)、MSI_Aのライトが正常に完了していることを確認する(834)。そして、ブリッジ装置100の割込発行部160は、プロセッサ210に対してプロセッサ割込みを発行する(835)。その際、ブリッジ装置100の割込処理中レジスタ125には、「処理中である」旨が設定される。この間、後続のMSIが送信されても、プロセッサ割込みの発行は行われず、ブリッジ装置100の割込発行状態管理部150において、最新のMSIに関する情報が保持される。
プロセッサ210は、ブリッジ装置100からプロセッサ割込みの指示を受信すると、割込処理を実行する(836)。プロセッサ210は、各MSIの割込処理を完了するたびに、メモリ220に保持されるMSIに関する情報をクリアしていく。ここでは、3つのMSI(A乃至C)の割込処理が行われるものとし、その後、割込処理完了通知がブリッジ装置100に通知されるものと仮定する。ブリッジ装置100は、割込処理完了通知を受けた際、メモリ220からリードを行い(843)、最新のMSI(MSI_D)がメモリ220にライトされていることを確認する(844)。そして、ブリッジ装置100の割込発行部160は、プロセッサ210に対してプロセッサ割込みを発行する(845)。プロセッサ210は、ブリッジ装置100からプロセッサ割込みの指示を受信すると、割込処理を実行し(846)、完了すると割込処理完了通知をブリッジ装置100に通知する。
このように、この動作例では、割込処理中レジスタ125が「処理中である」旨を示している間はプロセッサ割込みの発行をしないように制御することにより、無駄な割込処理の起動を抑止することができる。もっとも、このような制御が不要なシステムにおいては、MSIを検出するたびにプロセッサ割込みを発行するようにしても構わない。
[MSI検出を契機として複数のMSIを発行する場合の変形例]
図11は、本発明の第1の実施の形態の変形例におけるブリッジ制御レジスタ120の一部の構成例を示す図である。この変形例では、ブリッジ制御レジスタ120の次MSIアドレスレジスタ126、次MSIデータレジスタ127および次MSIイネーブルレジスタ128を複数組、備えることを想定する。なお、これ以外のレジスタについては図5により説明したものと同様である。
MSI検出部110において検出アドレス領域に該当するMSIが検出されると、最初に最も番号の若い組、すなわち次MSIアドレスレジスタ126−1、次MSIデータレジスタ127−1および次MSIイネーブルレジスタ128−1が参照される。次MSIイネーブルレジスタ128−1がこのMSIの発行を許可する旨を示していれば、次MSIアドレスレジスタ126−1をメッセージアドレス702(または701)に設定する。そして、次MSIデータレジスタ127−1をメッセージデータ703に設定し、MSIを発行する。次MSIイネーブルレジスタ128−1がこのMSIの発行を許可しない旨を示していれば、このMSIは発行されない。
続いて、2番目に番号の若い組、すなわち次MSIアドレスレジスタ126−2、次MSIデータレジスタ127−2および次MSIイネーブルレジスタ128−2が割込発行部160において参照される。次MSIイネーブルレジスタ128−2がこのMSIの発行を許可する旨を示していれば、次MSIアドレスレジスタ126−2をメッセージアドレス702(または701)に設定する。そして、次MSIデータレジスタ127−2をメッセージデータ703に設定し、MSIを発行する。次MSIイネーブルレジスタ128−2がこのMSIの発行を許可しない旨を示していれば、このMSIは発行されない。
続いて、3番目に番号の若い組、すなわち次MSIアドレスレジスタ126−3、次MSIデータレジスタ127−3および次MSIイネーブルレジスタ128−3が割込発行部160において参照される。次MSIイネーブルレジスタ128−3がこのMSIの発行を許可する旨を示していれば、次MSIアドレスレジスタ126−3をメッセージアドレス702(または701)に設定する。そして、次MSIデータレジスタ127−3をメッセージデータ703に設定し、MSIを発行する。次MSIイネーブルレジスタ128−3がこのMSIの発行を許可しない旨を示していれば、このMSIは発行されない。
このようにして、番号の若い組から順に各レジスタが参照され、複数のMSIが順次発行されていく。ここでは3組のレジスタを用いた例について説明したが、レジスタの組数はこれに限定されるものではない。
図12は、本発明の第1の実施の形態の変形例における情報処理システムによる複数のMSIの発行例を示す図である。ここでは、割込種類選択レジスタ124に「MSI」が設定されているものとする。
PCIデバイス#A(310)がMSI_Aを送信すると(851)、PCIバス190およびプロセッサバス290を経由して、メモリ220にMSI_Aの内容がライトされる。ブリッジ装置100のMSI検出部110は、PCIバス190とプロセッサバス290との間のメッセージのアドレス情報を監視しており、検出アドレス領域に該当するMSI_Aを検出する(852)。
割込種類選択レジスタ124に「MSI」が設定されているため、ブリッジ装置100の割込発行状態管理部150は、割込発行部160に対してMSIの発行を指示する。これにより、ブリッジ装置100の割込発行部160は、MSI_Bを発行する(853)。このとき、MSI_Bのメッセージアドレス702(または701)には次MSIアドレスレジスタ126−1の内容が設定され、MSI_Bのメッセージデータ703には次MSIデータレジスタ127−1の内容が設定される。
次MSIアドレスレジスタ126−1のアドレスがPCIデバイス#B(320)を示している場合、MSI_Bは、PCIデバイス#B(320)において受信される(854)。このMSI_Bを契機として、例えば、PCIデバイス#B(320)の起動処理が行われる(855)。また、ブリッジ装置100の割込発行部160は、PCIデバイス#B(320)内のレジスタ領域からデータをリードすることにより(856)、MSI_Bの発行が完了したことを確認する(857)。なお、バスの機能として、アクセスの順序が保証される場合には、このような発行の確認処理は不要である。
続いて、ブリッジ装置100の割込発行部160は、MSI_Cを発行する(858)。このとき、MSI_Cのメッセージアドレス702(または701)には次MSIアドレスレジスタ126−2の内容が設定され、MSI_Cのメッセージデータ703には次MSIデータレジスタ127−2の内容が設定される。
次MSIアドレスレジスタ126−2のアドレスがPCIデバイス#C(330)を示している場合、MSI_Cは、PCIデバイス#C(330)において受信される(859)。このPCIデバイス#C(330)は、DMA転送制御装置であることを想定する。MSI_Cを契機として、例えば、PCIデバイス#C(330)においてDMA転送の転送元アドレスが設定される(861)。また、ブリッジ装置100の割込発行部160は、PCIデバイス#C(330)内のレジスタ領域からデータをリードすることにより(862)、MSI_Cの発行が完了したことを確認する(863)。
続いて、ブリッジ装置100の割込発行部160は、MSI_Dを発行する(864)。このとき、MSI_Dのメッセージアドレス702(または701)には次MSIアドレスレジスタ126−3の内容が設定され、MSI_Dのメッセージデータ703には次MSIデータレジスタ127−3の内容が設定される。
次MSIアドレスレジスタ126−3のアドレスがPCIデバイス#C(330)を示している場合、MSI_Dは、PCIデバイス#C(330)において受信される(865)。このMSI_Dを契機として、例えば、PCIデバイス#C(330)においてDMA転送の転送先アドレスが設定される(866)。また、ブリッジ装置100の割込発行部160は、PCIデバイス#C(330)内のレジスタ領域からデータをリードすることにより(867)、MSI_Dの発行が完了したことを確認する(868)。
この図ではこれ以降の処理は省略しているが、DMA転送の場合、さらに転送サイズの設定がされ、DMA処理の開始が指示される。
この変形例により、ブリッジ装置100から発行されるMSIの数とその内容とが任意にプログラム可能となる。これは、ブリッジ装置100から発行されるMSIから複数のプロセッサへの割込みとする場合や、デバイスを起動するために複数のレジスタに設定が必要な場合などに特に有効である。
[本発明の適用例]
図13は、本発明の第1の実施の形態の具体的な適用例を示す図である。この情報処理システムの例は、セル(Cell:Cell Broadband Engine)20と、セルブリッジ10と、PCIe(Peripheral Component Interconnect Express)デバイス31乃至34と、PCIeスイッチ35とを備えている。
セル20は、マルチコアCPUであり、1つのPPE(PowerPC Processor Element)21と、複数のSPE(Synergistic Processor Element)22と、メモリ23と、IIC(Internal Interrupt Controller)24とを備えている。セル20内の各構成要素は、プロセッサバス29によって相互に接続される。PPE21は、汎用プロセッサコアであり、セル20全体の制御を主目的とする。SPE22は、マルチプロセッサコアであり、算術演算を主目的とする。SPE22の各々は、ローカルストレージを備えている。メモリ23は、セル20のメインストレージである。IIC24は、内部割込みコントローラである。このセル20は、図1により説明したプロセッサシステム200に相当する。
セルブリッジ10は、セル20に対応したブリッジシステムであり、ブリッジ装置11と、仮想PCIバス19とを備える。ブリッジ装置11は、セル20のプロセッサバス29と、仮想PCIバス19との間に接続され、パケットフォーマットや電気特性の変換を行うことにより両者の橋渡しを行うものである。このセルブリッジ10は、図1により説明したブリッジ装置100に相当する。仮想PCIバス19は、PCIeデバイス31および32や、PCIeスイッチ35を接続するものである。
PCIeデバイス31乃至34は、PCIeインターフェースを有する周辺機器である。PCIeデバイス31乃至34は、セルブリッジ10の仮想PCIバス19に接続されてもよく、また、PCIeスイッチ35を介して階層的に接続されてもよい。PCIeスイッチ35は、複数のPCIeデバイスのインターフェースを1つに絞り込むためのものである。
このような構成において、ブリッジ装置11はPCIeデバイス31乃至34からセル20に対して送信されるMSIを監視する。そして、検出アドレス領域に該当するMSIが検出されると、ブリッジ装置11は新たなMSIまたはプロセッサ割込みを発行する。セル20において、SPE22はMSIを直接受け付けることができるが、PPE21はMSIを受け付ける機能を有していない。したがって、MSIがメモリ23にライトされた後、ブリッジ装置11からIIC24に対して割込みパケットが発行される。プロセッサ割込みを受けたIIC24は、PPE21に対して割込みを通知する。これにより、PPE21はメモリ23にライトされたMSIを確認する。
なお、セル20のプロセッサバス29では、MSIのメモリの書込みと割込みパケットの順序は保証される。したがって、この情報処理システムの例においては、MSIのライト確認は不要である。
このように、本発明の第1の実施の形態によれば、MSI検出部110において検出アドレス領域に該当するMSIを検出した際に、割込発行部160が新たなMSIを発行することにより、割込処理を柔軟に行うことができる。すなわち、MSIを割込信号に変換せずに新たなMSIとして通知することができるため、プロセッサによる割込処理を経ることなく高速にデバイスの起動等を行うことができる。また、変形例のように1つのMSI検出を契機として複数のMSIを順次発行することができるため、任意の数および内容によりMSIを発行することができる。
<2.第2の実施の形態>
[複数台のブリッジ装置による情報処理システムの構成例]
図14は、本発明の第2の実施の形態における情報処理システムの一構成例を示す図である。この情報処理システムは、3つのブリッジ装置#A乃至#C(101乃至103)と、2つのプロセッサシステム#Aおよび#B(201および202)と、4つのPCIデバイス310乃至340とを備えている。
ブリッジ装置#A(101)および#B(102)は、PCIバス190とプロセッサシステム#A(201)との間に直列に接続されている。また、ブリッジ装置#C(103)は、PCIバス190とプロセッサシステム#B(202)との間に接続されている。プロセッサシステム#A(201)および#B(202)とPCIバス190との関係として見れば、ブリッジ装置#A(101)および#B(102)とブリッジ装置#C(103)とは互いに並列に接続されていることになる。
この構成例において、ブリッジ装置#A乃至#C(101乃至103)は、他から発行されたMSIを検出したことを契機として、新たなMSIを発行する。これにより、連鎖的なMSIの発行を可能とする。以下、この構成例における動作について説明する。
[複数台のブリッジ装置による情報処理システムの動作例]
図15は、本発明の第2の実施の形態における情報処理システムのMSIの発行例を示す図である。
PCIデバイス#A(310)がMSI_Aを送信すると(871)、プロセッサシステム#A(201)内のメモリにMSI_Aの内容がライトされる。ブリッジ装置#Aおよび#B(101および102)のMSI検出部110は、PCIバス190とプロセッサシステム#A(201)との間のメッセージのアドレス情報を監視している。その結果、ブリッジ装置#B(102)は、検出アドレス領域に該当するMSI_Aを検出する(872)。ブリッジ装置#B(102)の割込種類選択レジスタ124に「MSI」が設定されていると仮定すると、ブリッジ装置#B(102)の割込発行状態管理部150は、割込発行部160に対してMSIの発行を指示する。これにより、ブリッジ装置#B(102)の割込発行部160は、プロセッサシステム#B(202)にMSI_Bを発行する(873)。
一方、ブリッジ装置#A(101)も、検出アドレス領域に該当するMSI_Aを検出する(874)。ブリッジ装置#A(101)の割込種類選択レジスタ124に「プロセッサ割込み」が設定されていると仮定すると、プロセッサシステム#A(201)内のメモリからMSI_Aをリードして、ライトが正常に完了していることを確認する(875)。そして、ブリッジ装置#A(101)の割込発行部160は、プロセッサシステム#A(201)に対してプロセッサ割込みを発行する(876)。
また、ブリッジ装置#C(103)は、検出アドレス領域に該当するMSI_Bを検出する(881)。ブリッジ装置#C(103)の割込種類選択レジスタ124に「プロセッサ割込み」が設定されていると仮定すると、プロセッサシステム#B(202)内のメモリからMSI_Bをリードして、ライトが正常に完了していることを確認する(882)。そして、ブリッジ装置#C(103)の割込発行部160は、プロセッサシステム#B(202)に対してプロセッサ割込みを発行する(883)。これにより、プロセッサシステム#B(202)は割込処理を実行する。
その後、PCIデバイス#C(330)がMSI_Cを発行し、PCIデバイス#D(340)がMSI_Dを発行した場合、プロセッサシステム#B(202)には複数のMSIが発行されることになる。この場合の処理は、既に図10により説明したものと同様であるため、ここでは説明を省略する。
このように、本発明の第2の実施の形態によれば、複数のブリッジ装置#A乃至#C(101乃至103)のそれぞれにおいてMSIを検出して新たなMSIを発行することにより、連鎖的にMSIを生成することができる。
なお、本発明の実施の形態では、ブリッジ装置100をプロセッサバス290とPCIバス190との間に接続する例について説明したが、これに限定されず、PCIバスのツリー上の任意の位置に挿入してもよい。
また、本発明の実施の形態では、PCIバスを例に挙げて説明したが、これをPCIバスとソフトウェア上の互換性を有するPCI−XやPCIeバスに置き換えて実装してもよい。また、PCIに限定することなく、任意のバスを用いてもよい。
また、本発明の実施の形態では、検出アドレス領域として、MSIベースアドレスレジスタ121およびMSIリミットアドレスレジスタ122により規定される一連の領域を例に挙げて説明した。本発明はこれに限定されず、複数のアドレス領域を検出アドレス領域としてもよい。
なお、本発明の実施の形態は本発明を具現化するための一例を示したものであり、上述のように特許請求の範囲における発明特定事項とそれぞれ対応関係を有する。ただし、本発明は実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変形を施すことができる。
また、本発明の実施の形態において説明した処理手順は、これら一連の手順を有する方法として捉えてもよく、また、これら一連の手順をコンピュータに実行させるためのプログラム乃至そのプログラムを記憶する記録媒体として捉えてもよい。この記録媒体として、例えば、CD(Compact Disc)、MD(MiniDisc)、DVD(Digital Versatile Disk)、メモリカード、ブルーレイディスク(Blu-ray Disc(登録商標))等を用いることができる。
本発明の第1の実施の形態における情報処理システムの一構成例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態におけるPCIデバイス300に含まれるメッセージ生成機構の一例を示す図である。 PCIバスにおけるMSIメッセージのイメージ例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態におけるブリッジ装置100の一構成例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態におけるブリッジ制御レジスタ120の一構成例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態におけるMSI検出部110の一構成例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態における割込発行状態管理部150および割込発行部160の周辺の構成例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態における情報処理システムのMSIの発行例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態における情報処理システムのプロセッサ割込みの発行例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態による情報処理システムにおいて複数のMSIが発生した場合の動作例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態の変形例におけるブリッジ制御レジスタ120の一部の構成例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態の変形例における情報処理システムによる複数のMSIの発行例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態の具体的な適用例を示す図である。 本発明の第2の実施の形態における情報処理システムの一構成例を示す図である。 本発明の第2の実施の形態における情報処理システムのMSIの発行例を示す図である。
符号の説明
10 セルブリッジ
11、100、101、102、103 ブリッジ装置
20 セル
31〜34 PCIeデバイス
35 PCIeスイッチ
110 MSI検出部
111 監視アドレスレジスタ
112、113 比較器
114 論理積演算器
120 ブリッジ制御レジスタ
121 MSIベースアドレスレジスタ
122 MSIリミットアドレスレジスタ
123 デバイスヒント情報レジスタ
124 割込種類選択レジスタ
125 割込処理中レジスタ
126 次MSIアドレスレジスタ
127 次MSIデータレジスタ
128 次MSIイネーブルレジスタ
130 MSI検出領域取得部
140 MSI発行デバイスヒント情報設定部
150 割込発行状態管理部
160 割込発行部
200、201、202 プロセッサシステム
210 プロセッサ
220 メモリ
300〜340 PCIデバイス
311 MSIレジスタ
317 メッセージ生成部

Claims (5)

  1. アドレス情報を有する第1の割込メッセージについて検出すべきアドレス領域を検出アドレス領域として保持する検出アドレス領域保持部と、
    第2の割込メッセージのアドレス情報を発行割込情報として保持する発行割込情報保持部と、
    前記第1の割込メッセージが前記検出アドレス領域に該当することを検出する割込メッセージ検出部と、
    前記第1の割込メッセージが前記検出アドレス領域に該当することが検出された場合に前記発行割込情報を有する前記第2の割込メッセージを発行する割込発行部と
    を具備する割込検出装置。
  2. 前記発行割込情報保持部は、前記発行割込情報を複数保持し、
    前記割込発行部は、前記複数の発行割込情報に従って前記第2の割込メッセージを複数発行する
    請求項1記載の割込検出装置。
  3. アドレス情報およびデータ情報を有する第1の割込メッセージについて検出すべきアドレス領域を検出アドレス領域として保持する検出アドレス領域保持部と、
    第2の割込メッセージのアドレス情報およびデータ情報を発行割込情報として保持する発行割込情報保持部と、
    前記第1の割込メッセージが前記検出アドレス領域に該当することを検出する割込メッセージ検出部と、
    発行すべき割込の種類として前記第2の割込メッセージまたはプロセッサに対するプロセッサ割込信号の何れか一方を保持する割込種類保持部と、
    前記第1の割込メッセージが前記検出アドレス領域に該当することが検出された場合に、前記割込種類保持部に保持される種類が前記第2の割込メッセージであれば前記発行アドレス情報を有する前記第2の割込メッセージを発行し、前記割込種類保持部に保持される種類が前記プロセッサ割込信号であれば前記プロセッサに対して前記プロセッサ割込信号を発行する割込発行部と
    を具備する割込検出装置。
  4. プロセッサおよびメモリを含むプロセッサシステムと、周辺機器と、前記プロセッサシステムと前記周辺機器との間を接続するブリッジ装置とを具備する情報処理システムであって、
    前記ブリッジ装置は、
    前記周辺機器からのアドレス情報を有する第1の割込メッセージについて検出すべきアドレス領域を検出アドレス領域として保持する検出アドレス領域保持部と、
    第2の割込メッセージのアドレス情報を発行割込情報として保持する発行割込情報保持部と、
    前記第1の割込メッセージが前記検出アドレス領域に該当することを検出する割込メッセージ検出部と、
    前記第1の割込メッセージが前記検出アドレス領域に該当することが検出された場合に前記発行割込情報を有する前記第2の割込メッセージを前記プロセッサシステムまたは前記周辺機器に対して発行する割込発行部とを備える
    情報処理システム。
  5. プロセッサおよびメモリを含む少なくとも1つのプロセッサシステムと、少なくとも1つの周辺機器と、前記プロセッサシステムと前記周辺機器との間に直列または並列に複数接続されるブリッジ装置とを具備する情報処理システムであって、
    前記ブリッジ装置は、
    前記周辺機器からのアドレス情報を有する第1の割込メッセージについて検出すべきアドレス領域を検出アドレス領域として保持する検出アドレス領域保持部と、
    第2の割込メッセージのアドレス情報を発行割込情報として保持する発行割込情報保持部と、
    前記第1の割込メッセージが前記検出アドレス領域に該当することを検出する割込メッセージ検出部と、
    前記第1の割込メッセージが前記検出アドレス領域に該当することが検出された場合に前記発行割込情報を有する前記第2の割込メッセージを前記プロセッサシステムまたは前記周辺機器に対して発行する割込発行部とを備える
    情報処理システム。
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