JP2010117701A - 光学モジュール用レンズ - Google Patents
光学モジュール用レンズ Download PDFInfo
- Publication number
- JP2010117701A JP2010117701A JP2009158817A JP2009158817A JP2010117701A JP 2010117701 A JP2010117701 A JP 2010117701A JP 2009158817 A JP2009158817 A JP 2009158817A JP 2009158817 A JP2009158817 A JP 2009158817A JP 2010117701 A JP2010117701 A JP 2010117701A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lens
- molded body
- coating agent
- optical module
- resin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B1/00—Optical elements characterised by the material of which they are made; Optical coatings for optical elements
- G02B1/04—Optical elements characterised by the material of which they are made; Optical coatings for optical elements made of organic materials, e.g. plastics
- G02B1/041—Lenses
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29D—PRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
- B29D11/00—Producing optical elements, e.g. lenses or prisms
- B29D11/00865—Applying coatings; tinting; colouring
- B29D11/00894—Applying coatings; tinting; colouring colouring or tinting
- B29D11/00903—Applying coatings; tinting; colouring colouring or tinting on the surface
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B13/00—Optical objectives specially designed for the purposes specified below
- G02B13/001—Miniaturised objectives for electronic devices, e.g. portable telephones, webcams, PDAs, small digital cameras
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B19/00—Condensers, e.g. light collectors or similar non-imaging optics
- G02B19/0033—Condensers, e.g. light collectors or similar non-imaging optics characterised by the use
- G02B19/0047—Condensers, e.g. light collectors or similar non-imaging optics characterised by the use for use with a light source
- G02B19/0061—Condensers, e.g. light collectors or similar non-imaging optics characterised by the use for use with a light source the light source comprising a LED
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Ophthalmology & Optometry (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Lenses (AREA)
- Surface Treatment Of Optical Elements (AREA)
- Studio Devices (AREA)
Abstract
【解決手段】本発明の光学モジュール用レンズは、熱可塑性透明樹脂からなるレンズ状成形体の表面に、熱または光硬化性コート剤から形成された硬化層を有し、硬化層の厚みが1〜100μmであり、かつ、硬化層のTMA熱変形温度が300℃以上であり、下記式で表わされる硬化層の厚み率が、光学モジュール用レンズ中央部において、3〜15%の範囲にあることを特徴としている。硬化層の厚み率(%)=(硬化層の厚み/レンズの厚み)×100
【選択図】なし
Description
熱可塑性透明樹脂からなるレンズ状成形体の表面に、
熱または光硬化性コート剤から形成された硬化層を有する光学モジュール用レンズであって、
硬化層の厚みが1〜100μmであり、かつ、硬化層のTMA熱変形温度が250℃以上(ただし、TMA熱変形温度は、熱機械分析装置を用いて、昇温速度5℃/分、印加加重500mNで圧縮試験を行ったときの熱変形温度を表す)であり、
下記式で表わされる硬化層の厚み率が、レンズ中央部において、3〜15%の範囲にあることを特徴とする光学モジュール用レンズ。
このような本発明の光学モジュール用レンズでは、前記熱可塑性透明樹脂が、環状オレフィン系樹脂、ポリカーボネート樹脂およびポリエステル樹脂よりなる群から選ばれる少なくとも1種を含むことが好ましく、前記熱可塑性透明樹脂が、ガラス転移温度(Tg)が120℃以上の環状オレフィン系樹脂であることも好ましい。
式(1):
レンズ状成形体の残留応力歪みの大きさ[MPa]=レンズ状成形体のレタデーション[nm]/(光弾性係数[cm2/N]×レンズ状成形体の中心部の厚み[mm])×10-8
本発明の光学モジュール用レンズでは、前記熱または光硬化性コート剤が、アクリル系光硬化性コート剤であることが好ましい。
本発明に係るレンズ状成形体は、熱可塑性透明樹脂をレンズ形状に成形してなる。
本発明で用いられる熱可塑性透明樹脂としては、レンズ形状に成形した際に透明性を有する熱可塑性樹脂を、特に限定なく用いることができ、具体的には光学用途に好適な環状
オレフィン系樹脂、ポリメチルメタクリレート樹脂等のアクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリエステル樹脂、ポリアリレート樹脂、ポリサルホン樹脂、ポリエーテルサルホン樹脂、ポリパラフェニレン樹脂、ポリアリーレンエーテルフォスフィンオキシド樹脂、ポリイミド樹脂、ポリエーテルイミド樹脂、ポリアミドイミド樹脂などを挙げることができる。
本発明で用いられる環状オレフィン系樹脂は、光学特性および成形性に優れれば特に限定しないが、好ましくはノルボルネン骨格を有する単量体を開環(共)重合し、さらに水素添加して得られる樹脂、ノルボルネン骨格を有する単量体単独で、もしくはα―オレフィンと付加(共)重合して得られる樹脂、芳香族オレフィンを付加(共)重合し、さらに水素添加して得られる樹脂が、耐熱性、機械的強度、加工性、透明性および生産性等に特に優れるため好適に用いられる
このような環状オレフィン系樹脂の例として、ノルボルネン骨格を有する単量体を開環(共)重合し、さらに水素添加して得られる樹脂としては、ARTON(JSR製)、ZEONEX、ZEONOR(日本ゼオン(株)製)等を挙げることができ、ノルボルネン骨格を有する単量体とα―オレフィンと付加(共)重合して得られる樹脂としてはAPEL(三井化学(株)製)、TOPAS(ポリプラスチックス(株)製)等を挙げることができ、芳香族オレフィンを付加(共)重合し、さらに水素添加して得られる樹脂としてはZEONEX E330R、E340R等を挙げることができるが、これらに限るものではない。
本発明で用いられるポリカーボネート樹脂は、光学特性および成形性に優れれば特に限定しないが、好ましくは、二価フェノールとカーボネート前駆体を反応させて得られる芳香族ポリカーボネート樹脂が用いられる。
−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン(ビスフェノールA)を主たる二価フェノール成分とし、カーボネート前駆体としてホスゲンを反応させることにより得られる芳香族ポリカーボネート樹脂が挙げられる。
るものではない。
本発明で用いられるポリエステル樹脂は、光学特性および成形性に優れれば、特に限定しないが、好ましくは、フルオレン骨格を有するジオールで構成されたジオール成分(9,9−ビス(ヒドロキシアリール)フルオレン骨格を有するジオールで構成されたジオール成分)と、例えばテレフタル酸のようなジカルボン酸成分とのエステル化反応により得られるポリエステル樹脂を含むことが好ましい。
オリゴマーおよびその水添体などが挙げられる。
本発明で用いられるレンズ状成形体は、上記熱可塑性透明樹脂を、または上記熱可塑性樹脂と上記添加剤とを含有する樹脂組成物を、(1)直接射出成形するか、または(2)射出成形、溶融押出し成形、キャスティング法等で樹脂シートやペレットを作成し、さらに熱プレス転写すること(熱プレス成形)によって好適に製造することができる。
本発明で用いられる熱可塑性透明樹脂のレンズ状成形体は、上記環状オレフィン系樹脂を、または上記環状オレフィン系樹脂と上記添加剤とを含有する樹脂組成物を、射出成形することにより製造することができる。射出成形に用いられる射出成形機は、たとえば、
シリンダーの方式としてはインライン方式、プリプラ方式; 駆動方式としては油圧式、
電動式、ハイブリッド式; 型締め方式としては直圧式、トグル式; 射出方向としては横型、縦型などが挙げられる。
本発明で用いられる熱可塑性透明樹脂のレンズ状成形体は、上記熱可塑性透明樹脂を、または上記熱可塑性透明樹脂と上記添加剤を含有する樹脂組成物を、上記射出成型または溶融押出し成型等により厚み0.3mm〜10mmのシート状や0.5〜5mm角のペレット状等に成型し、もしくは、上記熱可塑性透明樹脂または上記熱可塑性透明樹脂と上記添加剤を含有する樹脂組成物を溶媒に溶解させた樹脂溶液を、キャスティング法により厚み0.02〜0.3mmのシート状に成型した後乾燥させ、さらにそれらのシート状もしくはペレット状成型体を適当な金型内に入れ、プレス機によりレンズ状の金型形状を熱転写することにより製造することができる。
式(1):
レンズ状成形体の残留応力歪みの大きさ[MPa]=レンズ状成形体のレタデーション[nm]/(光弾性係数[cm2/N]×レンズ状成形体の中心部の厚み[mm])×10-8
熱可塑性透明樹脂からなる成形体の残留応力歪みを低くする方法としては、射出成形法であれば、例えば、シリンダー内の最高樹脂温度をDSC−Tg+160℃〜220℃の範囲で成形する方法が挙げられる。この温度範囲で成形した場合、残留応力歪みが小さく、コートして得られるレンズのリフロー工程前後の形状変化が15μm以下になり、優れた耐リフロー性を有するレンズが得られる。また、DSC−Tg+160℃以下では成形体の残留応力歪みが大きく耐リフロー性が低下することがあり、DSC−Tg+220℃以上では成形体が着色することがある。
本発明の光学モジュール用レンズは、上述した熱可塑性透明樹脂からなるレンズ状成形体の表面に、熱または光硬化性コート剤から形成された硬化層を有する。
硬化層を形成する熱または光硬化性コート剤としては、レンズ成形体上で熱および光により硬化して、耐熱性が高く透明な硬化層を形成できる熱、光硬化性樹脂組成物であれば特に限定されないが、好ましくは、シリコーン系コート剤、アクリル系コート剤、エポキシコート剤より選ばれるコート剤が用いられる。
の効果が十分でない。また、硬化層のTMA熱変形温度は、耐はんだリフロー性向上の観点から270℃以上あることがより好まく、300℃以上であることが特に好ましい。本発明において、TMA熱変形温度は、熱機械分析装置を用いて、昇温速度5℃/分、印加加重500mNで圧縮試験を行ったときの熱変形温度を表す。
シリコーン系コート剤としては、シリコーンを含有している熱または硬化型コート剤であれば特に限定されないが、通常、アルキル基および/もしくはフェニル基含有のポリシ
ロキサンオリゴマーもしくはポリマーを含有するシリコーン系コート剤が用いられる。上記のようなシリコーン系コート剤は、良好なコート性と、硬化層が高いTMA熱変形温度を有するため優れるため好ましい。このようなシリコーン系コート剤の例として、信越化学工業製のシリコーン系コート剤である製品名KR−220L、KR242A、KR−271、KR−282、KR−300、KR−311、KC−89、KR−500、KR−212、KR−213、KR−9218、KR400、KR−251、KR-255、K
R-114A、KC-89、KR-300などがあげられるが、これに限定されるものでは
ない。
アクリル系コート剤としては、アクリル系モノマーを含有している熱、光硬化性コート剤であれば特に限定されない。
マーが用いられる。
リレート、トリシクロデカンジメタノールジ(メタ)アクリレート等が挙げられる。
ミジノプロパン)塩酸塩、4,4'−アゾビス(4−シアノワレリアン酸)、アゾビスイ
ソブチロニトリル等のアゾ化合物、t−ブチルパーオキシイソブチレート、t−ブチルパーオキシピバレート等のパーオキシエステル類、ジイソプロピルパーオキシジカーボネート、ジ−2−エチルヘキシルパーオキシジカーボネート等のパーオキシジカーボネート、ジイソプロピルベンゼンハイドロパーオキサイド等のハイドロパーオキサイド類、過硫酸カリウム、過硫酸アンモニウム等の無機過酸化物が用いられる。また、金属イオン等の酸化還元反応によりそれらを活性化して用いてもよい。
オレノン、べンズアルデヒド、フルオレン、アントラキノン、トリフェニルアミン、カルバゾール、3−メチルアセトフェノン、4−クロロベンゾフェノン、4,4'−ジメトキ
シベンゾフェノン、4,4'−ジアミノベンゾフェノン、ミヒラーケトン、ベンゾインプ
ロピルエーテル、ベンゾインエチルエーテル、ベンジルジメチルケタール、1−(4−イソプロピルフェニル)−2−ヒドロキシ−2−メチルプロパン−1−オン、2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニルプロパン−1−オン、チオキサントン、ジエチルチオキサントン、2−イソプロピルチオキサントン、2−クロロチオキサントン、2−メチル−1−[4−(メチルチオ)フェニル]−2−モルホリノ−プロパン−1−オン、2,4,6
−トリメチルベンゾイルジフェニルフォスフィンオキサイド、ビス−(2,6−ジメトキシベンゾイル)−2,4,4−トリメチルペンチルフォスフィンオキシド等が挙げられる。
本発明に係るエポキシ系コート剤としては、エポキシ基含有重合体もしくはオリゴマーを有するコート剤であればとくに限定されない。
およびR5はそれぞれ独立に非置換または置換の1価の炭化水素基を示す。)
上記のエポキシ系コート剤の硬化剤として、公知公例のアミン系、酸無水物系もしくは金属系の硬化触媒が添加される。通常、エポキシコート剤に対する硬化触媒の添加量は、0.001重量%〜20重量%、好ましくは0.005重量%〜10重量%である。硬化
触媒が上記の範囲であると、効率よく速やかに硬化が進行し、かつ硬化液の保存安定性にも優れる。
本発明において、熱可塑性透明樹脂からなるレンズ状成形体上に、光および熱硬化性コート剤からなる硬化層を形成する方法は特に限定されず、例えばレンズ状成形体の表面にコート剤を、溶液浸漬、溶液塗布、溶液噴霧等により塗工し、その後光および熱により硬化する方法が挙げられる。また、シート、ストランド、ペレット形状の熱可塑性透明樹脂の成形前駆体の表面に、上記手法により硬化層を形成した後、さらに、プレス成形、インプリント成形のような2次成形を行うことでレンズを得ても良い。これらの手法は、成形
方法やレンズ形状、用いる材料の種類などに応じて適宜選ぶことができる。
上記熱または光硬化性コート剤により形成される硬化層の厚み率が1%未満の場合、耐熱性向上の効果が小さく、耐はんだリフロー性が著しく低下する場合がある。また厚み率が15%を超えると、レンズの光学性能に与える影響が大きくなる。また、硬化層の厚みむらが小さいほうが耐熱性、熱変形、光学特性の点でより好ましい。
また、光照射による硬化後、さらに硬化反応を促進するため、成形体を加熱してもよい。その加熱温度としては、熱可塑性透明樹脂のTg−5℃以下の温度で硬化することが望ましい、より好ましくは、Tg−10℃以下である。
千住金属工業株式会社製リフロー炉(STR−2010N2M−III型)を用い下記の通りに実施した。
(温度設定)
リフロー温度設定について、JEDEC規格J-STD-020Dに準拠して以下の通りに設定した。
各加温ゾーンの温度設定
第1ゾーン:305℃
第2ゾーン:240℃
第3ゾーン:240℃
第4ゾーン:245℃
第5ゾーン:318℃
(リフロー炉内の実側温度)
余熱領域(150℃〜200℃):100秒、
鉛フリーはんだ溶融温度(217℃)以上の温度領域:114秒
255℃以上の温度領域:34秒
最大温度:265℃
室温→最大温度までの加熱時間:5分05秒
鉛フリーはんだ溶融温度(217℃)→255℃までの昇温速度:1.4℃/秒
255℃→はんだ溶融温度(217℃)までの冷却速度:1.7℃/秒
(リフロー炉通過試験)
炉内の温度が安定した後、ガラスエポキシ基板上に成形体サンプルを乗せ、イミドテープでサンプルを固定し、成形体に直接熱がかかるようリフロー炉のコンベアに上向きに乗せ炉内を通過させた。この操作を3回実施した。
(試験評価)
リフロー炉を通過させた成型体サンプルを、形状測定器(Talor Hobson Precision製、Form Taly Surf Series 2)で成形体の形状変化を確認し、変化が大きいものを評価×(形状変化50μ以上)、変化が小さいもの(形状変化10〜50μ)を評価○、変化が非常に小さいもの(形状変化10μ以下)を評価◎とした。
熱および光硬化樹脂を形成した成形体を、株式会社アルテコ製のエポキシ硬化剤(主剤
R-2007と硬化剤H-1004の2:1の混合物)中に沈めた後、一晩静置させてエポ
キシを硬化ささせ、成形体を含むサンプルブロックを調製した。このサンプルブロックを成形体中心部の断面が観察できるようにライカ(株)製試料トリミング装置(EM
TRIM型)を用いて切削し、断面観察用の試料を調製した。
モ
ード(真空度30Pa)、フィラメント加熱電流70μA、加速電圧15kVで30倍〜1000倍の倍率で観察、もしくはキーエンス(株)製デジタルマイクロスコープ(VHX−900型)を用い10〜100倍の倍率で観察し、レンズ中心部分における透明樹脂層の厚みと表面硬化層の厚み(一方の面の厚み)を計測し、下記式によりその硬化層の厚み率を求めた。
(3)硬化層のTMA熱変形温度測定
熱および光硬化性コート剤もしくはその希釈溶液を、硬化後の厚みが50μ〜100μとなるように、PETフィルム上にアプリケーターを用いてキャスティングし硬化させた。PETフィルムから硬化層を剥離し、フィルム上の硬化物サンプルを得た。熱機械装置(TMA;Thermal Mechanical Analysis)/SS6100(セイコーインスツルメント社製)を用いて、5mm角に調製したサンプルを、25℃から500℃まで5℃/minで昇温しながら、印加荷重を500mNとして、面方向に圧縮試験を行った。該サンプルの収縮量を記録し、サンプルの軟化により収縮量が急激に増大し始める温度を接線法にて求め、その温度をTMA熱変形温度とした。
王子計測機器(株)製の微小面積自動複屈折計(KOBRA−CCD/XY30P)を用いて得られた成形体の複屈折位相差分布を測定波長585.2nmにおいて分解能73.1μmと
なるように測定した。式1と光学レンズの中央部0.134mm^2のレタデーションの平均値、光弾性定数(F4520:3×10^−8cm^2/N)、中央部のレンズ厚み(0.59mm)より光学レンズの応力歪みを算出した。
式(1):
熱可塑性透明樹脂からなるレンズ状成形体の残留応力歪みの大きさ[MPa]=熱可塑性透明樹脂からなるレンズ状成形体のレタデーション[nm]/(熱可塑性透明樹脂の光弾性係数[cm2/N]×熱可塑性透明樹脂からなるレンズ状成形体の中心部の厚み[mm
])×10-8
[製造例1]
環状オレフィン系熱可塑性透明樹脂としてJSR(株)製ARTON-F4520(D
SC-Tg:160℃)を、射出成形機(ファナック社製S−200i 50B、シリン
ダー径22mm、ノズル径2.5mm、型締め50ton)を用い、図1に示すような、中心厚み0.59mmの光学モジュール用レンズを表1に示す成形条件で射出成形した。なお、計量時のスクリュー回転数は25rpm、背圧は65kgf/cm2、成形サイクルは50secで行った。樹脂温度はシリンダー内の最高樹脂温度を表す。また、成形条件
設定後30ショット成形を行い、その後に得られたレンズを製品とし、成形体(A)を得た。成形体(A)の中心部の残留歪は43MPaであった。
製造例1において、樹脂温度が310℃となるようにシリンダー温度条件を変更した以外は、製造例1と同様にして、図1に示すような中心厚み0.59mmのレンズを表1に示す成形条件で射出成形した。成形条件設定後30ショット成形を行い、その後得られたレンズを製品とし、成形体(B)を得た。成形体(B)の中心部の残留歪は101MPaであった。
環状オレフィン系熱可塑性透明樹脂としてJSR(株)製ARTON−D4540(DSC-Tg:128℃)を、製造例1と同様に、図1に示すような中心厚み0.59mm
のレンズを表1に示す成形条件で射出成形した。成形条件設定後30ショット成形を行い、その後得られたレンズを製品とし、成形体(C)を得た。
環状オレフィン系熱可塑性透明樹脂として日本ゼオン(株)製ZEONOR-E48R
(DSC-Tg:139℃)を製造例1と同様に、図1に示すような中心厚み0.59m
mのレンズを表1に示す成形条件で射出成形した。成形条件設定後30ショット成形を行い、その後得られたレンズを製品とし、成形体(D)を得た。
環状オレフィン系熱可塑性透明樹脂として三井化学(株)製APEL-5014ML(
DSC-Tg:135℃)を製造例1と同様に、図1に示すような中心厚み0.59mm
のレンズを表1に示す成形条件で射出成形した。成形条件設定後30ショット成形を行い、その後得られたレンズを製品とし、成形体(E)を得た。
ポリカーボネート系熱可塑性透明樹脂として帝人化成(株)製PANLITE AD5
5
03(DSC-Tg:150℃)を製造例1と同様に、図1に示すような中心厚み0.5
9mmのレンズを表1に示す成形条件で射出成形した。成形条件設定後30ショット成形を行い、その後、得られたレンズを製品とし、成形体(F)を得た。
フルオレン基含有ポリエステル系熱可塑性透明樹脂として、大阪ガスケミカル(株)製
ポリエステルOKP4(DSC-Tg:121℃)を製造例1と同様に、図1に示すよう
な中心厚み0.59mmのレンズを表1に示す成形条件で射出成形した。成形条件設定後30ショット成形を行い、その後得られたレンズを製品とし、成形体(G)を得た。
熱硬化性シリコーン系コート剤として信越化学工業(株)製KR−242A液と、硬化剤として信越化学工業(株)製D220液を95/5の重量比で混合した。得られた硬化液(以下、シリコーン液Aともいう)の硬化物のTMA熱変形温度は432℃であった。成形体(A)をシリコーン液Aに1s浸漬し、恒温機(ヤマト科学(株)製「WINDY
OVEN(WFO−450SD型)」(商品名))で150℃×2h硬化させた。硬化
後のシリコーン硬化層の厚み率は10.0%であった。得られた成形体の耐はんだリフロー性の評価結果を表2に示す。
光硬化性アクリル系コート剤として、1,9−ノナンジオールジアクリレートの30部、イソボルニルアクリレートの45部、トリメチロールプロパントリアクリレートの25部、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトンの3部を混合調整した。得られた硬化液(以下、アクリル液Aともいう)の硬化物のTMA熱変形温度は264℃であった。成形体(A)をこのアクリル液Aに1s浸漬し、その後、UV露光機(岩崎電気(株)製US2−X0405型、光源250w水銀灯)でN2下積算光量が1000mJ/cm2となるように露光させた。硬化後のアクリル硬化層の厚み率は5.0%であった。得られた成形体の耐はんだリフロー性の評価結果を表2に示す。
実施例2において、光硬化性アクリル系コート剤として、1,9−ノナンジオールジアクリレートの30部、トリシクロデカンジメタノールジアクリレートの45部、トリメチロールプロパントリアクリレートの25部、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトンの3部を混合調整した硬化液(以下、アクリル液Bともいう)を使用した以外は同様にして成形体を得た。硬化後のアクリル硬化層の厚み率は6.8%であった。また、アクリル液Bの硬化物のTMA熱変形温度は411℃であった。得られた成形体の耐はんだリフロー性の評価結果を表2に示す。
実施例2において、光硬化性アクリル系コート剤として、1,9−ノナンジオールジアクリレートの30部、1−アダマンチルメタアクリレートの45部、トリメチロールプロパントリアクリレートの25部、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトンの3部を混合調整した硬化液(以下、アクリル液Cともいう)を使用した以外は同様にして成形体を得た。硬化後のアクリル硬化層の厚み率は5.1%であった。また、アクリル液Cの硬化物のTMA熱変形温度は311℃であった。得られた成形体の耐はんだリフロー性の評価結果を表2に示す。
熱硬化性エポキシ系樹脂としてJSR(株)製AWS131−Aと硬化剤として川研ファインケム(株)製アルミキレートDの20%IPA溶液を98/2の重量比で混合した
。得られた硬化液(以下、エポキシ液Aともいう)の硬化物のTMA熱変形温度は363℃であった。このエポキシ液Aに成形体(A)を1s浸漬し、恒温機(ヤマト科学(株)製「WINDY OVEN(WFO−450SD型)」(商品名))で100℃×2h、ついで150℃×3h硬化させた。硬化後のエポキシ硬化層の厚み率は4.2%であった。得られた成形体の耐はんだリフロー性の評価結果を表2に示す。
実施例2において、成形体(A)の代わりに成形体(B)を使用した以外は、同様にして成形体を作成した。硬化後のアクリル硬化層の厚み率は5.1%であった。得られた成形体の耐はんだリフロー性の評価結果を表2に示す。
実施例3において、成形体(A)の代わりに成形体(B)を使用した以外は、同様にして成形体を作成した。硬化後のアクリル硬化層の厚み率は6.8%であった。得られた成形体の耐はんだリフロー性の評価結果を表2に示す。
実施例4において、成形体(A)の代わりに成形体(B)を使用した以外は、同様にして成形体を作成した。硬化後のアクリル硬化層の厚み率は5.0%であった。得られた成形体の耐はんだリフロー性の評価結果を表2に示す。
実施例1において、成形体(A)の代わりに成形体(C)を使用した以外は、同様にして成形体を作成した。硬化後のシリコーン硬化層の厚み率は8.8%であった。得られた成形体の耐はんだリフロー性の評価結果を表2に示す。
実施例2において、成形体(A)の代わりに成形体(C)を使用した以外は、同様にして成形体を作成した。硬化後のアクリル硬化層の厚み率は5.2%であった。得られた成形体の耐はんだリフロー性の評価結果を表2に示す。
実施例5において、成形体(A)の代わりに成形体(C)を使用した以外は、同様にして成形体を作成した。硬化後のエポキシ硬化層の厚み率は9.5%であった。得られた成形体の耐はんだリフロー性の評価結果を表2に示す。
実施例1において、成形体(A)の代わりに成形体(D)を使用した以外は、同様にして成形体を作成した。硬化後のシリコーン硬化層の厚み率は8.5%であった。得られた成形体の耐はんだリフロー性の評価結果を表2に示す。
実施例2において、成形体(A)の代わりに成形体(D)を使用した以外は、同様にして成形体を作成した。硬化後のアクリル硬化層の厚み率は5.3%であった。得られた成形体の耐はんだリフロー性の評価結果を表2に示す。
実施例5において、成形体(A)の代わりに成形体(D)を使用した以外は、同様にして成形体を作成した。硬化後のエポキシ硬化層の厚み率は4.1%であった。得られた成形体の耐はんだリフロー性の評価結果を表2に示す。
実施例1において、成形体(A)の代わりに成形体(E)を使用した以外は、同様にして成形体を作成した。硬化後のシリコーン硬化層の厚み率は9.3%であった。得られた成形体の耐はんだリフロー性の評価結果を表2に示す。
実施例2において、成形体(A)の代わりに成形体(E)を使用した以外は、同様にして成形体を作成した。硬化後のアクリル硬化層の厚み率は5.1%であった。得られた成形体の耐はんだリフロー性の評価結果を表2に示す。
実施例5において、成形体(A)の代わりに成形体(E)を使用した以外は、同様にして成形体を作成した。硬化後のエポキシ硬化層の厚み率は4.2%であった。得られた成形体の耐はんだリフロー性の評価結果を表2に示す。
実施例1において、成形体(A)の代わりに成形体(F)を使用した以外は、同様にして成形体を作成した。硬化後のシリコーン硬化層の厚み率は8.8%であった。得られた成形体の耐はんだリフロー性の評価結果を表2に示す。
実施例2において、成形体(A)の代わりに成形体(F)を使用した以外は、同様にして成形体を作成した。硬化後のアクリル硬化層の厚み率は5.1%であった。得られた成形体の耐はんだリフロー性の評価結果を表2に示す。
実施例5において、成形体(A)の代わりに成形体(F)を使用した以外は、同様にして成形体を作成した。硬化後のエポキシ硬化層の厚み率は4.1%であった。得られた成形体の耐はんだリフロー性の評価結果を表2に示す。
実施例1において、成形体(A)の代わりに成形体(G)を使用した以外は、同様にして成形体を作成した。硬化後のシリコーン硬化層の厚み率は9.3%であった。得られた成形体の耐はんだリフロー性の評価結果を表2に示す。
実施例2において、成形体(A)の代わりに成形体(G)を使用した以外は、同様にして成形体を作成した。硬化後のアクリル硬化層の厚み率は10.8%であった。得られた成形体の耐はんだリフロー性の評価結果を表2に示す。
実施例5において、成形体(A)の代わりに成形体(G)を使用した以外は、同様にして成形体を作成した。硬化後のエポキシ硬化層の厚み率は4.4%であった。得られた成形体の耐はんだリフロー性の評価結果を表2に示す。
成形体(A)に何の硬化樹脂も施さない、成形体(A)そのものの耐はんだリフロー試験の評価結果を表3に示す。
成形体(B)に何の硬化樹脂も施さない、成形体(B)そのものの耐はんだリフロー試験の評価結果を表3に示す。
成形体(C)に何の硬化樹脂も施さない、成形体(C)そのものの耐はんだリフロー試験の評価結果を表3に示す。
成形体(D)に何の硬化樹脂も施さない、成形体(D)そのものの耐はんだリフロー試験の評価結果を表3に示す。
成形体(E)に何の硬化樹脂も施さない、成形体(E)そのものの耐はんだリフロー試験の評価結果を表3に示す。
成形体(F)に何の硬化樹脂も施さない、成形体(F)そのものの耐はんだリフロー試験の評価結果を表3に示す。
成形体(G)に何の硬化樹脂も施さない、成形体(G)そのものの耐はんだリフロー試験の評価結果を表3に示す。
実施例1において、シリコーン液Aをn−ブタノールで10倍に希釈した液(以下、シリコーン液Bともいう)を使用した以外は、同様にして成形体を得た。硬化後のシリコーン層の厚み率は1%以下であった。また、シリコーン液Bの硬化物のTMA熱変形温度は422℃であった。得られた成形体の耐はんだリフロー性の評価結果を表3に示す。
実施例2において、アクリル液Aをメチルエチルケトンで10倍に希釈した液(以下、アクリル液Dともいう)を使用した以外は、同様にして成形体を得た。硬化後のアクリル層の厚み率は1%以下であった。また、アクリル液Dの硬化物のTMA熱変形温度は365℃であった。得られた成形体の耐はんだリフロー性の評価結果を表3に示す。
実施例5において、エポキシ液Aをn−ブタノールで20倍に希釈した液(以下、エポキシ液Bともいう)を使用した以外は、同様にして成形体を得た。硬化後のエポキシ層の厚み率は1%以下であった。エポキシ液Bの硬化物のTMA熱変形温度は352℃であった。得られた成形体の耐はんだリフロー性の評価結果を表3に示す。
実施例2において、光硬化性アクリル系コート剤として、ネオペンチルグリコールジアクリレートの15部、トリシクロデカンジメタノールジアクリレートの10部、イソボルニルアクリレートの30部、トリメチロールプロパントリアクリレートの25部、分子量2000のポリウレタンオリゴマーのジアクリレート体の40部、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトンの3部を混合した混合液を、メチルエチルケトンで70%に希釈調整した硬化液(以下、アクリル液Eともいう)を使用した以外は、同様にして成形体を得た。硬化後のアクリル層の厚み率は5.1%であった。また、アクリル液Eの硬化物のTMA熱変形温度は206℃であった。得られた成形体の耐はんだリフロー性の評価結果を表3に示す。
Claims (8)
- 熱可塑性透明樹脂からなるレンズ状成形体の表面に、
熱または光硬化性コート剤から形成された硬化層を有する光学モジュール用レンズであって、
硬化層の厚みが1〜100μmであり、かつ、硬化層のTMA熱変形温度が250℃以上(ただし、TMA熱変形温度は、熱機械分析装置を用いて、昇温速度5℃/分、印加加重500mNで圧縮試験を行ったときの熱変形温度を表す)であり、
下記式で表わされる硬化層の厚み率が、レンズ中央部において、3〜15%の範囲にあることを特徴とする光学モジュール用レンズ。
硬化層の厚み率(%)=(硬化層の厚み/レンズの厚み)×100 - 前記熱可塑性透明樹脂が、環状オレフィン系樹脂、ポリカーボネート樹脂およびポリエステル樹脂よりなる群から選ばれる少なくとも1種を含むことを特徴とする請求項1に記載の光学モジュール用レンズ。
- 前記熱可塑性透明樹脂が、ガラス転移温度(Tg)が120℃以上の環状オレフィン系樹脂であることを特徴とする請求項1または2に記載の光学モジュール用レンズ。
- 前記コート剤が、シリコーン系コート剤、アクリル系コート剤、エポキシ系コート剤より選ばれる少なくとも1種からなることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の光学モジュール用レンズ。
- 前記熱可塑性透明樹脂からなるレンズ状成形体の、下記式(1)で表されるレンズ状成形体の残留応力歪みが、レンズ中央部において80MPa以下であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の光学モジュール用レンズ。
式(1):
レンズ状成形体の残留応力歪みの大きさ[MPa]=レンズ状成形体のレタデーション[nm]/(光弾性係数[cm2/N]×レンズ状成形体の中心部の厚み[mm])×10-8 - 前記熱または光硬化性コート剤が、アクリル系光硬化性コート剤であることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の光学モジュール用レンズ。
- 前記光学モジュール用レンズが、携帯型情報通信機器のカメラモジュール用の撮像レンズであることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の光学モジュール用レンズ。
- 前記光学モジュール用レンズが、LEDライトモジュール用の集光レンズであることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の光学モジュール用レンズ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009158817A JP2010117701A (ja) | 2008-10-17 | 2009-07-03 | 光学モジュール用レンズ |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008269209 | 2008-10-17 | ||
JP2009158817A JP2010117701A (ja) | 2008-10-17 | 2009-07-03 | 光学モジュール用レンズ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010117701A true JP2010117701A (ja) | 2010-05-27 |
Family
ID=42218226
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009158817A Pending JP2010117701A (ja) | 2008-10-17 | 2009-07-03 | 光学モジュール用レンズ |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2010117701A (ja) |
KR (1) | KR20100043007A (ja) |
CN (1) | CN101726772A (ja) |
TW (1) | TW201017206A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015040945A (ja) * | 2013-08-21 | 2015-03-02 | コニカミノルタ株式会社 | 車載カメラ用レンズユニット |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111897033A (zh) * | 2020-07-14 | 2020-11-06 | 江西联益光学有限公司 | 镜头模组、车载面板组件及其制造方法 |
KR102570612B1 (ko) * | 2020-08-18 | 2023-08-24 | 김식 | 렌즈의 결합력을 향상시킨 안경테의 보조림 제조방법 |
CN112622218A (zh) * | 2020-12-04 | 2021-04-09 | 无锡鑫巨宏智能科技有限公司 | 一种精密光学镜头注塑成型工艺 |
CN112946919A (zh) * | 2021-04-22 | 2021-06-11 | 上海康耐特光学有限公司 | 一种贴合式功能性树脂镜片及其制备方法和应用 |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05157901A (ja) * | 1991-07-03 | 1993-06-25 | Canon Inc | プラスチックレンズ |
JPH09183894A (ja) * | 1995-12-28 | 1997-07-15 | Teijin Chem Ltd | 芳香族ポリカーボネート樹脂組成物 |
JP2004294842A (ja) * | 2003-03-27 | 2004-10-21 | Jsr Corp | Ledランプ用レンズ |
JP2005331858A (ja) * | 2004-05-21 | 2005-12-02 | Fuji Photo Film Co Ltd | 光学ユニット |
JP2008037101A (ja) * | 2006-07-13 | 2008-02-21 | Nippon Steel Chem Co Ltd | フィルム積層体及びその製造方法 |
JP2008216973A (ja) * | 2007-02-05 | 2008-09-18 | Sharp Corp | 光学部品およびその製造方法 |
-
2009
- 2009-07-03 JP JP2009158817A patent/JP2010117701A/ja active Pending
- 2009-07-27 TW TW098125177A patent/TW201017206A/zh unknown
- 2009-07-30 CN CN200910165548A patent/CN101726772A/zh active Pending
- 2009-07-30 KR KR1020090069818A patent/KR20100043007A/ko not_active Application Discontinuation
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05157901A (ja) * | 1991-07-03 | 1993-06-25 | Canon Inc | プラスチックレンズ |
JPH09183894A (ja) * | 1995-12-28 | 1997-07-15 | Teijin Chem Ltd | 芳香族ポリカーボネート樹脂組成物 |
JP2004294842A (ja) * | 2003-03-27 | 2004-10-21 | Jsr Corp | Ledランプ用レンズ |
JP2005331858A (ja) * | 2004-05-21 | 2005-12-02 | Fuji Photo Film Co Ltd | 光学ユニット |
JP2008037101A (ja) * | 2006-07-13 | 2008-02-21 | Nippon Steel Chem Co Ltd | フィルム積層体及びその製造方法 |
JP2008216973A (ja) * | 2007-02-05 | 2008-09-18 | Sharp Corp | 光学部品およびその製造方法 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015040945A (ja) * | 2013-08-21 | 2015-03-02 | コニカミノルタ株式会社 | 車載カメラ用レンズユニット |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
TW201017206A (en) | 2010-05-01 |
KR20100043007A (ko) | 2010-04-27 |
CN101726772A (zh) | 2010-06-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5716672B2 (ja) | 感光性樹脂組成物、感光性樹脂ワニス、感光性樹脂フィルム、及び感光性樹脂硬化物 | |
US8013091B2 (en) | Resin for optical component, raw material composition used for resin for optical component, and optical component | |
EP2013004A4 (en) | POLYMERIZABLE COMPOSITIONS FOR OPTICAL ARTICLES | |
WO2013146346A1 (ja) | 半硬化物、硬化物およびそれらの製造方法、光学部品、硬化樹脂組成物 | |
JP2013238837A (ja) | 感光性ドライフィルム、ならびにそれを用いた保護膜およびタッチパネル用絶縁膜 | |
JP2010117701A (ja) | 光学モジュール用レンズ | |
JPWO2017188290A1 (ja) | アクリル系熱可塑性樹脂組成物、成形体、フィルムとその製造方法、および積層体 | |
JP2017125185A (ja) | メタクリル系樹脂、メタクリル系樹脂組成物、フィルム | |
JP2012087251A (ja) | 耐衝撃性アクリル系樹脂組成物、成形体及び車両用部材 | |
WO2016098856A1 (ja) | 樹脂シート製造用硬化型組成物 | |
JP2011186140A (ja) | 光学モジュール用レンズ | |
JP2006193660A (ja) | 樹脂組成物及びこれを用いた光学部材 | |
WO2013146344A1 (ja) | 複合レンズおよびその製造方法 | |
JP2007327031A (ja) | 樹脂組成物及びその硬化物を用いた光学部材 | |
JP2007276310A (ja) | メタクリル系樹脂積層品の製造方法 | |
JP7028172B2 (ja) | 熱硬化型組成物 | |
JP6418053B2 (ja) | 樹脂シートの製造方法 | |
JP7072452B2 (ja) | 光硬化性組成物 | |
JP7120240B2 (ja) | 樹脂シート及びこれを製造するための硬化型組成物 | |
JP2013043902A (ja) | 硬化性樹脂組成物及び硬化物 | |
TW201706319A (zh) | (甲基)丙烯酸酯樹脂及光學構件 | |
JP2017014396A (ja) | 活性エネルギー線硬化性樹脂組成物及びそれを用いた成形体 | |
WO2021149763A1 (ja) | 樹脂シート製造用硬化型組成物 | |
JP6866606B2 (ja) | 樹脂シートの製造方法 | |
JP7543025B2 (ja) | 光硬化性組成物、硬化物、及びレンズ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20120406 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20120411 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130719 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130730 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20131203 |