JP2010117082A - 浴室乾燥機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ステップモータを用いたオープン制御という高速で簡易な制御手法を用いつつ、浴室に設置された場合であってもダンパを狙いの位置に確実に配置することができる浴室乾燥機を提供すること。
【解決手段】 この浴室乾燥機DMは、ダンパ16の目標停止位置16bbに対して特定位置16baが予め定められた量だけオフセットするようにダンパ位置検出センサS1を配置し、ダンパ16の停止位置を変更する際に、ダンパモータM1に対して制御パルス信号を出力して第1送り制御を実行し、当該第1送り制御の実行中にダンパ位置検出センサS1からダンパ16が特定位置に到達したことを示す位置センサ信号が正規に出力されたか否かを判定し、位置センサ信号が正規に出力された場合には、第1送り制御に代えて、予め決定された数の制御パルス信号を出力する第2送り制御を実行する。
【選択図】図10

Description

本発明は、浴室乾燥機に関する。
このような浴室乾燥機として、浴室の空気を吸引してヒータを経由させて浴室方向に空気を噴出する循環モードと、浴室の空気を吸引して浴室外へと排出する換気モードとを実行可能なように、換気口と循環吹出口とを揺動式のダンパで切り替えるものが知られている(例えば、下記特許文献1参照)。
このような揺動式のダンパでは、ダンパが揺動する際の動作抵抗が大きいため、高出力のDCモータとポテンショメータとを用いてクローズ制御を行うのが一般的である。このような浴室乾燥機では、高出力のDCモータを用いるために浴室乾燥機の小型化が困難であったり、雰囲気温度の変化に応じたポテンショメータの抵抗変化によって位置測定精度が低下したりといった課題を有している。このような課題を解決するために、比較的抵抗の少ない回転式のダンパを用いて、ステップモータを利用したオープン制御を行う浴室乾燥機も提案されている。
特開2007−285237号公報
ところで、浴室乾燥機が設置される浴室は、温度や湿度の変化が激しいばかりでなく、シャンプーやボディーソープといった粘性の高い石鹸類が飛散して付着したり、女性用のヘアースプレーの飛沫が付着したりして、ダンパが停止位置で固着してしまう場合がある。このようにダンパが停止位置で固着してしまうと、モータによって駆動しようとしても、固着状態から一旦開放されるまでには脱調が発生する場合がある。ステップモータを利用したオープン制御において、ステップモータに予め定められた数の制御パルス信号を出力するものとすれば、ステップモータはその出力された制御パルス信号の数に応じて回転しようとするから、上述した脱調の問題を解決しようとすれば、脱調によって減少する回転分を見込んで制御パルス信号の出力数を増やす必要がある。しかしながら、ダンパが常に停止位置で固着してしまうとは限らず、制御パルス信号の出力数を増やしたものの固着が発生しなければ、ダンパを目標位置に正確に位置させることができない。
そこで本発明では、ステップモータを用いたオープン制御という高速で簡易な制御手法を用いつつ、浴室に設置された場合であってもダンパを狙いの位置に確実に配置することができる浴室乾燥機を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本願請求項1に係る発明である浴室乾燥機は、浴室の空気を吸引しヒータを経由させて浴室方向に空気を噴出する循環モードと、浴室の空気を吸引し浴室外に排出する換気モードと、を備える浴室乾燥機において、浴室の天井に固定される本体と、前記本体内の一側に格納された送風機と、前記送風機の吹出口と対面するように前記本体内の他側に設けられた換気口と、前記本体内の他側で前記換気口より浴室側となる下部に設けられた循環吹出口と、前記送風機の吹出口と前記換気口及び前記循環吹出口とを連通する二股分岐部を備える送風通路と、前記循環吹出口内に配置されたヒータと、前記換気口に繋がる通路と前記循環吹出口に繋がる通路とのそれぞれに流れ込む空気分配量を調整するダンパと、前記ダンパを駆動するステップモータと、前記ダンパが特定位置にあることを検出する位置センサと、前記ステップモータを制御する制御手段と、を備え、前記ダンパの目標停止位置に対して前記特定位置が予め定められた量だけオフセットするように前記位置センサを配置し、前記制御手段は、前記ダンパの停止位置を変更する際に、前記ステップモータに対して制御パルス信号を出力して第1送り制御を実行し、当該第1送り制御の実行中に前記位置センサから前記ダンパが特定位置に到達したことを示す位置センサ信号が正規に出力されたか否かを判定し、前記位置センサ信号が正規に出力された場合には、前記第1送り制御に代えて、予め決定された数の制御パルス信号を出力する第2送り制御を実行することを特徴とする。
本発明によれば、位置センサが配置されている位置までダンパを移動するように第1送り制御を実行するので、例えばダンパが停止位置において固着しているような場合であっても、固着を見込んで出力するパルス信号の数を多く出力することで、第1送り制御によってダンパを確実に特定位置まで移動させることができる。第1送り制御の実行中にダンパが特定位置に到達したことを示す位置センサ信号が正規に出力された場合には、第1送り制御に代えて第2送り制御を実行するので、第1送り制御において出力するパルス信号の数を多く見込んでも、特定位置において第2送り制御へと切り替えることができる。第1送り制御によってダンパは固着状態から解放されているので、第1送り制御に引き続いて実行される第2送り制御においては、予め決定された数の制御パルス信号に対応した角度だけステップモータを確実に回転させることができる。特定位置は目標停止位置とは予め定められた量だけオフセットしているので、その予め定められた量と第2送り制御において出力される制御パルス信号の数とを対応させることで、ダンパを目標停止位置へと確実に移動させることができる。従って、ステップモータのオープン制御の簡易性及び高速性といったメリットを維持しつつ、浴室乾燥機において発生しやすいダンパの固着の問題も確実に解決し、ダンパを目標停止位置に高い精度で停止させることが可能となり、高い性能と高い安全性を確保することができる。
また、本願請求項2に係る浴室乾燥機では、前記第1送り制御における前記制御パルス信号の出力数は、前記第2送り制御における前記制御パルス信号の出力数よりも多いことを特徴とする。
この態様では、第1送り制御における制御パルス信号の出力数を第2送り制御における出力数よりも多くしているので、ダンパの停止位置精度を極めて高めることができる。例えば停止位置でダンパが固着していて、その影響によってステップモータの脱調があったとしても、第1送り制御によって確実にダンパを特定位置まで移動させることができる。よって脱調の影響を無かったものとすることができる。さらに、その上で第2送り制御によってダンパの停止位置を微調整するような形で目標位置までダンパを移動させることができるため、極めて安定的で、かつ正確にダンパを目標停止位置まで移動させることができる。
また、本願請求項3に係る浴室乾燥機では、前記換気モードにおける前記ダンパの停止位置を前記第1送り制御の開始位置とし、前記循環モードにおける前記ダンパの目標停止位置に対して特定位置を循環吹出口側に配置し、前記第2送り制御によって前記ダンパが前記循環吹出口側に流れ込ませる風量が増えるように構成されていることを特徴とする。
この態様では、他のモードに切替える際の開始の基点となる位置を、換気モードにおけるダンパの停止位置としたことによって、モードの切換時に仮に脱調があったとしても、第1送り制御によっても第2送り制御によってもダンパを常に循環吹出口を少しでも開放させるように移動させることができる。その結果として、脱調による停止位置に誤差が生じたとしても、循環吹出口に配置されたヒータへ風量を少しでも多く供給することが可能となるため、高温異常とならない状況に確実にすることができる。
また、本願請求項4に係る浴室乾燥機では、前記循環モードに対応する前記ダンパの特定位置が、前記循環吹出口に繋がる通路を全開するように設けられていることを特徴とする。
この態様では、循環モードに対応するダンパの特定位置を、循環吹出口に繋がる通路を全開するように設けているので、第1送り制御から第2送り制御に切り替わるタイミングで循環吹出口に繋がる通路を全開することができる。従って、循環吹出口に配置されたヒータへ確実に風を当てることができ、暖房性能を確保すると共にヒータの一部に風が当たらず温度が上昇してしまうような事態を回避できる。
また、本願請求項5に係る浴室乾燥機では、前記ダンパが前記換気口と所定の干渉量を持って前記換気口を閉じるように構成されているとともに、前記第2送り制御によって前記ダンパが回転される回転量が、前記ダンパと前記換気口との前記干渉量よりも小さくなるように構成されている。
この態様では、ダンパと換気口を閉じた状態とできる干渉量よりも、第2送り制御によってダンパが回転する角度を小さくしているので、微調整を行う第2送り制御においてダンパが所定の角度回転しない脱調が生じたとしても、換気口を確実に閉じた状態に維持させることが可能となる。このように、性能面及び安全面で支障がない形で機械系によるバックアップを設けていることになり、ステップモータによるオープン制御を行っても、高い性能と高い安全性を確保することができる。
また、本願請求項6に係る浴室乾燥機では、浴室の空気を吸引し、その吸引した一部の空気をヒータを経由させて浴室方向に噴出し、残部の空気は浴室外に排出する衣類乾燥モードを備え、前記ダンパは、前記二股分岐部に配置され、前記換気口に繋がる通路及び前記循環吹出口に繋がる通路を開閉自在に覆うように回転軸周りに回転する回転式のダンパであって、前記換気モードにおける目標停止位置と、前記循環モードにおける目標停止位置と、前記衣類乾燥モードにおける目標停止位置とが順に設定されており、それぞれの目標停止位置に向けて前記ダンパが回転する際には、常に前記換気モードにおける目標停止位置側から回転することを特徴とする。
この態様によれば、換気モードにおける目標停止位置と、循環モードにおける目標停止位置と、衣類乾燥モードにおける目標停止位置とが順に設定されており、それぞれのモードにおいてそれぞれの目標停止位置に向うように回転式のダンパを用いているので、換気モードでは循環吹出口は全閉且つ換気口は全開し、循環モードでは循環吹出口は全開且つ換気口は全閉し、衣類乾燥モードでは循環吹出口は全開且つ換気口を一部開することで各モードを実行でき、回転式のダンパの特性を活かして空気の分配性能を最適なものとすることができる。更に、換気モードにおける目標停止位置と衣類乾燥モードにおける目標停止位置との間に循環モードにおける目標停止位置が設定されており、この中間的な位置にダンパを位置させる際に、本発明特有の第1送り制御と第2送り制御との組み合わせによるオープン制御を行っているので、中間的な位置であってもダンパを的確に配置することができる。従って、循環モードにおいてヒータに通電をしても、ヒータにムラ無く風を当てることができるので、高温異常とならない状況に確実にすることができる。
また、本願請求項7に係る浴室乾燥機では、前記制御手段は、前記第1送り制御及び前記第2送り制御の実行中における前記送風機の回転数を、前記循環モード及び前記換気モードにおける前記送風機の回転数よりも低下させることを特徴とする。
この態様によれば、第1送り制御及び第2送り制御の実行中における送風機の回転数を低下させることで、送風機から送出される風がダンパの動きに影響を与えず且つ使用者には動作音が聞こえる程度に送風機の回転数を低下させることができ、ダンパの動きに対する影響を抑制することができると共に、使用者に違和感を与えずにモード変更を行うことができる。
本発明によれば、ステップモータを用いたオープン制御という高速で簡易な制御手法を用いつつ、浴室に設置された場合であってもダンパを狙いの位置に確実に配置することができる浴室乾燥機を提供することができる。
以下、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施の形態について説明する。説明の理解を容易にするため、各図面において同一の構成要素に対しては可能な限り同一の符号を付して、重複する説明は省略する。
本発明の実施形態に係る浴室乾燥機は、浴室の空気を吸引しヒータを経由させて浴室方向に空気を噴出する循環モードと、浴室の空気を吸引し浴室外に排出する換気モードと、を備えると共に、浴室以外の第二室である洗面所等の換気も行うことができるものである。この浴室乾燥機の配置態様について図1を参照しながら説明する。図1に示すように、浴室乾燥機DMは、浴室BRの天井に取り付けられるものである。浴室乾燥機DMは、浴室BRの空気を吸引しヒータ(図1においては明示しない)を経由させて浴室BR方向に空気を噴出することができる。また、浴室乾燥機DMは、浴室BR内の空気を吸引し、ダクトD1を通して浴室外に排出することもできる。また、浴室乾燥機DMは、洗面所SRの天井に設けられた吸引口SR1に繋がるダクトSR2を通して、洗面所SR内の空気を吸引し、ダクトD1を通して浴室外に排出することもできる。
続いて、浴室乾燥機DMの外観について、図2を参照しながら説明する。図2(a)は浴室乾燥機DMの背面側斜視図であり、図2(b)は浴室乾燥機DMの正面側斜視図である。浴室乾燥機DMは、正面側のカバー30と、背面及び側面を覆う本体ケース10とを備えている。
図2(a)に示すように、本体ケース10の側面には、換気時に空気を排出するための換気口12が設けられており、その反対側には第二室としての洗面所から空気を吸い込む浴室外吸引口11が設けられている。さらに、本体ケース10の背面の開口部には、本体ケース10内部に収容されている送風機を回転させるための送風機モータFMが露出している。さらに、図2(b)に示すように、カバー30には、浴室内の空気を吸い込む浴室吸引口13と、加熱した空気を吹き出す循環吹出口14とが設けられている。
ここで、浴室乾燥機DMの内部を説明するため、浴室外吸引口11から換気口12に沿った方向の断面図を図3に示す。図3に示すように、本体ケース10内には、浴室吸引口13から順に、隔壁部材20と、送風機15と、ダンパ16と、が配置されている。送風機15は、送風機モータFMの回転に応じて回転し、吸引口151から空気を吸い込んで、吹出口152から空気を噴出するように構成されている。
送風機15の吹出口の先には、ダンパ16が配置されている。ダンパ16は、回転式のロータリーダンパであって、送風機15の吹出口152から噴出された空気を、換気風路101及び循環風路102のいずれか若しくは双方に方向付けて送り出す役割を果たしている。ダンパ16は、ステップモータであるダンパモータM1によって駆動され、送風機15から噴出された空気を振り分けるように回転する。ダンパ16の回転位置を検出するためにホールICであるダンパ位置検出センサS1が配置されている。ダンパ16の位置制御については後述する。
図3に示すように、換気風路101は、送風機15の吹出口152と換気口12とを連通し、循環風路102は、送風機15の吹出口152と循環吹出口14とを連通している。従って、換気風路101及び循環風路102からなる送風通路は、それぞれに空気を分岐する二股分岐部を形成しており、その二股分岐部に相当する位置にダンパ16が配置されている。
循環風路102の先に繋がる循環吹出口14には、ヒータケース17に収容されたヒータ18が配置されている。ヒータ18よりも下流側にはルーバー19が配置されている。
上述したように、ダンパ16によって、送風機15の吹出口152から噴出された空気は、各風路に振り分けられている。ダンパ16の位置と、換気モード、循環モード、及び衣類乾燥モードの各モードとの対応関係について、図4〜図7を参照しながら説明する。図4は、浴室乾燥機DMの浴室外吸引口11から換気口12に沿った方向の断面図を概略的に示す図である。図5は、換気モードにおけるダンパ16の位置を示す図である。図6は、循環モードにおけるダンパ16の位置を示す図である。図7は、衣類乾燥モードにおけるダンパ16の位置を示す図である。
図4に示すように、ダンパ16は、循環風路102を完全に塞ぐ第一位置16aから換気風路101を完全に塞ぐ第二位置16b、更には換気風路101の下方を部分的に開放し上方を塞ぐ第三位置16cまで回転するように構成されている。図5に示すように、ダンパ16が第一位置16aに位置している場合には、循環風路102をダンパ16によって完全に塞ぐようになっており、送風機15の吹出口152から吹き出された空気は全て換気風路101へと流れ、換気口12から排出される。従って、この場合のモードは、浴室BR内の空気を換気する換気モードとなる。
図6に示すように、ダンパ16が第二位置16bに位置している場合には、換気風路101をダンパ16によって完全に塞ぐようになっており、送風機15の吹出口152から吹き出された空気は全て循環風路102へと流れ、循環吹出口14から浴室BR内へと循環される。従って、この場合のモードは、浴室BR内の空気を循環する循環モードとなる。
図7に示すように、ダンパ16が第三位置16cに位置している場合には、換気風路101の上方を塞いで浴室BR側の下方を開放するようになっており、送風機15の吹出口152から吹き出された空気は一部が換気風路101へと流れ、残部が循環風路102へと流れる。従って、送風機15から吹き出された空気の一部が換気口12から排出され、残部が循環吹出口14から浴室BR内へと循環される。従って、この場合のモードは、浴室BR内の空気の一部を循環しつつ換気も行う衣類乾燥モードとなる。
上述したようなダンパ16の位置制御や、送風機15の送風制御、ヒータ18への通電等を制御する制御部CU(本発明の制御手段に対応する)は、本体ケース10に取り付けられている。この制御部CUを含む制御系について、図8を参照しながら説明する。図8は、本発明の実施の形態にかかる浴室乾燥機DMの制御ブロック図である。
制御部CUは、演算処理を行うCPUや、情報を記憶するメモリを備えている。使用者の操作により、リモコン400は制御部CUに操作信号を送信する。制御部CUは、受信したその操作信号に基づいて、送風機モータFMを駆動させて送風機15を回転駆動させたり、ダンパモータM1を駆動させてダンパ16の停止位置を変更したり、ヒータ18を駆動させたりすることができる。
図9は、リモコン400の外観図である。リモコン400は、使用者が浴室乾燥機DMを操作するためのユーザインタフェースである。リモコン400のパネル410には、浴室乾燥機DMが実行できる複数の運転モードのそれぞれに対応した運転モードスイッチが設けられている。具体的には、暖房モードスイッチ420、衣類乾燥モードスイッチ430、換気モードスイッチ440の3つの運転モードスイッチが設けられており、使用者は浴室乾燥機DMに実行させたい運転モードに対応した運転モードスイッチを投入する。
また、パネル410には液晶表示部450が設けられており、運転時間や、循環吹出口14から吹き出す空気の温度、運転開始時刻、運転終了時刻など、浴室乾燥機DMの運転の設定に関する諸情報が表示される。更に、液晶表示部450には、異常の発生等の運転上の諸情報も表示される。また、パネル410にはスピーカ490が設けられており、異常発生時に鳴動して報知音を発する。使用者は、指示スイッチ460a、460bを用いて液晶表示部450に表示されるカーソルを移動させ、さらに確定スイッチ470を投入するなどして、各設定を適宜変更することができる。この他、パネル410には浴室乾燥機DMの運転を終了させるときに投入する終了スイッチ480が設けられている。
図8に戻り、制御部CUについての説明を続ける。制御部CUは、リモコン400からの操作信号を受け付けてダンパモータM1を駆動させる場合に、ダンパ位置検出センサS1から入力されるダンパ16の位置情報を示す信号を用いて制御を行う。
ダンパ位置検出センサS1が検出するダンパ16の3位置について図10を参照しながら説明する。既に説明したように、ダンパ16は、換気モードに対応した第1位置16aと、循環モードに対応した第2位置16bと、衣類乾燥モードに対応した第3位置16cに対応するように制御部CUによって制御される。ダンパ16がこれらの位置に移動する場合の位置基準として、第1位置16a側に突き当て基準161が、第3位置16c側に突き当て基準162が、それぞれ設けられている。
ダンパ16の扇形を成す円弧の中心と回転中心を結ぶ線をダンパ16の位置を特定するための基準とすると、換気モードに対応した第1位置16aにおけるダンパ16の停止位置16abに対して、ダンパ位置検出センサS1が検出する特定位置16aaは突き当て基準162側に位置するように配置されている。また、循環モードに対応した第2位置16bにおけるダンパ16の停止位置16bbに対して、ダンパ位置検出センサS1が検出する特定位置16baは突き当て基準161側に位置するように配置されている。また、衣類乾燥モードに対応した第3位置16cにおけるダンパ16の停止位置16cbに対して、ダンパ位置検出センサS1が検出する特定位置16caは突き当て基準161側に位置するように配置されている。
ダンパ16を第1位置16aから第2位置16bまで移動させ、ダンパ16の停止位置を変更する際に、制御部CUはダンパモータM1に対して制御パルス信号を出力して第1制御を実行する。この第1制御の実行によってダンパ16は第1位置16aから第2位置16bに向けて移動する。ダンパ16が循環モードに対応した特定位置16baを通過すると、第1送り制御から第2送り制御へと切り替わる。この第1送り制御から第2送り制御への切り替えの際に、ダンパ16の最も突き当て基準161側の端面は図中L1を通過するように構成されている。このL1を挟んでラビリンス構造が形成されており、その形成範囲は図中r1であり、本実施形態の場合約15度の角度に対応する範囲で形成されている。特定位置16baと停止位置16bbとの間は図中r3に対応しており、本実施形態の場合約8度の角度に対応する範囲で形成されている。従って、図中L1を通過してからダンパ16の最も突き当て基準161側の端面は、図中r2に対応して移動し、このr2とr3とは同じ角度(約8度)をなしている。従って、例えば第2送り制御で8度分の進みが得られなかった場合であっても、図中r1に形成されているラビリンス構造の範囲が図中r2よりも広いため、必ずダンパ16は換気口12に繋がる通路を塞いで循環吹出口14側へと空気を送り出すことができる。
続いて、ダンパ16の制御フローを詳細に説明する。図11は、ダンパ位置の初期設定に関するフローチャートである。この初期設定では、ダンパ位置検出センサS1の初期設定を行っている。図11の説明においては、フラグFが「0」の場合は初期状態であることを示し、フラグFが「1」の場合はゼロ点設定を行うシーケンスであることを示し、フラグFが「2」の場合は信号エラーが検出されていることを示している。
ステップS01では、浴室乾燥機DMのシステム電源が投入されたか判断する。システム電源の投入は、浴室乾燥機DMの電源コードがコンセントに差し込まれたことや、浴室乾燥機DMが配線済みであってブレーカが投入されたことを検知して判断する。浴室乾燥機DMのシステム電源が投入されなければリターンし、投入されていればステップS02の処理に進む。
ステップS02では、フラグFが「1」となっているか判断する。フラグFが「1」となっていればステップS04の処理に進み、フラグFが「1」となっていなければステップS03の処理に進む。ステップS03では、フラグFが「2」となっているか判断する。フラグFが「2」となっていればステップS07の処理に進み、フラグFが「2」となっていなければステップS04の処理に進む。
ステップS04では、ダンパ16の最大回転範囲である150度分に30度分を加算した数の制御パルス信号を、ダンパ16が換気側(第1位置16a側)に回転するように出力する。このように、ダンパ16の最大回転範囲である150度分に30度分を加算するのは、ダンパ16が固着してダンパモータM1が脱調を起こしたとしても、ダンパ16を確実に換気位置(第1位置16a)に移動させ、突き当て基準161に当接するように制御するためである。
ステップS05では、ダンパ位置検出センサS1が、ダンパ16が換気位置(第1位置16a)に移動したことを検知できたかを判断する。この判断は、ダンパ位置検出センサS1によってダンパ16が特定位置16aaに位置したことを検出したか否かによってなされる。ダンパ16が換気位置(第1位置16a)に移動したことを検出できればステップS06の処理に進み、検出できなければステップS20の処理に進む。
ステップS20では、フラグFが「1」となっているか判断する。フラグFが「1」となっていれば、ステップS04からステップS05に至る処理を2回行ってもなお、ダンパ16が換気位置(第1位置16a)に位置しなかったことになるので、ステップS21の処理に進み、イニシャルエラーとして処理する。フラグFが「1」となっていなければ、ステップS22の処理に進み、フラグFを「1」としてステップS02の処理に戻る。
ステップS06では、ステップS05の判断でダンパ16が換気位置(第1位置16a)に移動したことを検出できているので、そのダンパ16の位置を原点0に設定する。ステップS06に続くステップS07では、ダンパ16の最大回転範囲である150度分に30度分を加算した数の制御パルス信号を、ダンパ16が乾燥側(第3位置16c側)に回転するように出力する。このように、ダンパ16の最大回転範囲である150度分に30度分を加算するのは、ダンパ16が固着してダンパモータM1が脱調を起こしたとしても、ダンパ16を確実に乾燥位置(第3位置16c)に移動させ、突き当て基準162に当接するように制御するためである。
ステップS07の処理において出力した制御パルス信号に応じてダンパ16は乾燥位置(第3位置16c)に移動するはずであるが、何らかの故障等がある場合には所定の時間内で乾燥位置(第3位置16c)まで移動できないので、所定の時間内に乾燥位置(第3位置16c)まで移動するか判断する(ステップS08)。ステップS08の処理において、ダンパ16が所定の時間内に乾燥位置(第3位置16c)まで移動すればステップS09の処理に進み、ダンパ16が所定の時間内に乾燥位置(第3位置16c)まで移動できなければステップS23の処理に進む。
ステップS23では、フラグFが「2」となっているか判断する。フラグFが「2」となっていれば、ステップS04からステップS05に至る処理を2回行ってもなお、ダンパ位置検出センサS1がダンパ16の位置を検出しなかったことになるので、ステップS24の処理に進み、イニシャルエラーとして処理する。フラグFが「2」となっていなければ、ステップS25の処理に進み、フラグFを「2」としてステップS03の処理に戻る。
ステップS09では、ダンパ位置検出センサS1が、換気モードに対応した第1位置16aに対応する特定位置16aa、循環モードに対応した第2位置16bに対応する特定位置16ba、衣類乾燥モードに対応した第3位置16cに対応する停止位置16cb、の3位置を検出したか判断する。3位置を検出すればステップS10の処理に進み、3位置を検出しなければステップS08の判断に戻る。
ステップS10では、ステップS06で設定した原点0から、換気モードに対応した第1位置16aに対応する特定位置16aa、循環モードに対応した第2位置16bに対応する特定位置16ba、衣類乾燥モードに対応した第3位置16cに対応する停止位置16cb、の3位置それぞれまでの制御パルス信号数を記憶する。
ステップS11では、ダンパ16の最大回転範囲である150度分に30度分を加算した数の制御パルス信号を、ダンパ16が換気側(第1位置16a側)に回転するように出力する。このように、ダンパ16の最大回転範囲である150度分に30度分を加算するのは、ダンパ16を確実に換気位置(第1位置16a)に移動させ、突き当て基準161に当接するように制御するためである。
ステップS12では、ダンパ位置検出センサS1が、ダンパ16が換気位置(第1位置16a)に移動したことを検知できたかを判断する。この判断は、ダンパ位置検出センサS1によってダンパ16が特定位置16aaに位置したことを検出したか否かによってなされる。ダンパ16が換気位置(第1位置16a)に移動したことを検出できればステップS13の処理に進み、検出できなければステップS23(前述参照)の処理に進む。
ステップS12において、ダンパ16が換気位置(第1位置16a)に移動したことを検出できれば、初期設定が正常に行われたものとしてフラグFを「0」に設定する(ステップS13)。その後、ステップS10において記憶した、循環モードに対応した第2位置16bに対応する特定位置16baまでの制御パルス信号数に、第2送り量として特定位置16baから停止位置16bbまでの移動距離に対応して定められる制御パルス信号数(本実施形態の場合は、8度分の制御パルス信号数)を加えて出力し、ダンパ16を第2位置16bへと移動させる(ステップS14)。
続いて、ダンパ16の通常制御について、図12を参照しながら説明する。図12は、ダンパ16の通常制御フローを示すフローチャートである。図12の説明においては、フラグFが「0」の場合は通常状態であることを示し、フラグFが「1」の場合はエラー状態であることを示している。
ステップS31では、フラグFが「1」となっているか判断する。フラグFが「1」となっていればステップS50の処理に進み、フラグFが「1」となっていなければステップS32の処理に進む。ステップS32では、運転モードが変更されているか判断する。運転モードが変更されていなければリターンし、運転モードが変更されていればステップS33の処理に進む。
ステップS33では、ダンパ16が現在位置しているところから原点0へ戻る回転角度に相当する制御パルス信号数に30度分の制御パルス信号数を加算した数の制御パルス信号を、ダンパ16が換気側(第1位置16a側)に回転するように出力する。
ステップS34では、所定時間内にダンパ位置検出センサS1が、ダンパ16が換気位置(第1位置16a)に移動したことを検知できたかを判断する。ダンパ16が所定時間内に換気位置(第1位置16a)に移動したことを検知できなければ、ステップS40に進みフラグFを「1」としてリトライモードとしてリターンする。ダンパ16が所定時間内に換気位置(第1位置16a)に移動したことを検知できれば、ステップS35の処理に進む。
ステップS35では、運転モードが換気モードであるか判断する。運転モードが換気モードであればダンパ16を移動させる必要がないので、リターンする。運転モードが換気モードでなければ、ステップS36の処理に進む。
ステップS36では、選択された運転モード(循環モード(暖房モード)又は衣類乾燥モード)に応じた制御パルス信号数に、所定の制御パルス信号数(本実施形態の場合は、第2送り量である8度分に相当する制御パルス信号数)を加えた制御パルス信号数を決定する。ステップS37では、ステップS36において決定した制御パルス信号数を出力する(本発明の第1送り制御に相当する)。
ステップS38では、所定時間内に選択された運転モード(循環モード(暖房モード)又は衣類乾燥モード)に対応する特定位置16ba又は特定位置16caがダンパ位置検出センサS1によって検出されたか判断する。所定時間内に対応する特定位置16ba又は特定位置16caが検出されなければステップS40の処理に進み(前述参照)、検出されればステップS39の処理に進む。
ステップS39では、所定時間内に選択された運転モード(循環モード(暖房モード)又は衣類乾燥モード)に対応する特定位置16ba又は特定位置16caがダンパ位置検出センサS1によって検出された時点で、ステップS37で出力した制御パルス信号に対応した制御を停止し、新たにダンパ16が8度分回転するのに相当する制御パルス信号を出力する(本発明の第2送り制御に相当する)。これによって、ダンパ16は、特定位置16ba又は特定位置16caから停止位置16bb又は停止位置16cbへと確実に回転し、第2位置16b又は第3位置16cへと配置される。
ステップS31の判断において、フラグFが「1」となっていれば、ステップS50として、ダンパ16の最大回転範囲である150度分に30度分を加算した数の制御パルス信号を、ダンパ16が換気側(第1位置16a側)に回転するように出力する。このように、ダンパ16の最大回転範囲である150度分に30度分を加算するのは、ダンパ16を確実に換気位置(第1位置16a)に移動させるためである。
ステップS51では、ダンパ位置検出センサS1が、ダンパ16が換気位置(第1位置16a)に移動したことを検知できたかを判断する。この判断は、ダンパ位置検出センサS1によってダンパ16が特定位置16aaに位置したことを検出したか否かによってなされる。ダンパ16が換気位置(第1位置16a)に移動したことを検出できればステップS52の処理に進み、検出できなければステップS58の処理に進み、イニシャルエラーとして処理する。
ステップS52では、運転モードが換気モードであるか判断する。運転モードが換気モードであればダンパ16を移動させる必要がないので、ステップS57の処理に進み、フラグFを「0」としてリターンする。運転モードが換気モードでなければ、ステップS53の処理に進む。
ステップS53では、選択された運転モード(循環モード(暖房モード)又は衣類乾燥モード)に応じた制御パルス信号数に、所定の制御パルス信号数(本実施形態の場合は、第2送り量である8度分に相当する制御パルス信号数)を加えた制御パルス信号数を決定する。ステップS54では、ステップS53において決定した制御パルス信号数を出力する(本発明の第1送り制御に相当する)。
ステップS55では、所定時間内に選択された運転モード(循環モード(暖房モード)又は衣類乾燥モード)に対応する特定位置16ba又は特定位置16caがダンパ位置検出センサS1によって検出されたか判断する。所定時間内に対応する特定位置16ba又は特定位置16caが検出されなければステップS58の処理に進み(前述参照)、検出されればステップS56の処理に進む。
ステップS56では、所定時間内に選択された運転モード(循環モード(暖房モード)又は衣類乾燥モード)に対応する特定位置16ba又は特定位置16caがダンパ位置検出センサS1によって検出された時点で、ステップS54で出力した制御パルス信号に対応した制御を停止し、新たにダンパ16が8度分回転するのに相当する制御パルス信号を出力する(本発明の第2送り制御に相当する)。これによって、ダンパ16は、特定位置16ba又は特定位置16caから停止位置16bb又は停止位置16cbへと確実に回転し、第2位置16b又は第3位置16cへと配置される。
続いて、浴室乾燥機DMの動作の一例を説明するために、図13に示すタイミングチャートを参照しながら説明する。図13は、循環モード(暖房モード)から換気モードへ切り替える際のタイミングチャートである。図13では、浴室乾燥機DMを構成する送風機15、ヒータ18、ダンパ16、リモコン400のLEDそれぞれの動作を示している。ヒータ18は、ヒータ18a、ヒータ18b、コモンヒータ18cの3つのヒータによって構成されているので、図13ではそれらを区分して表示している。
t0では、リモコン400がONされて、暖房モードが選択される。この操作に応じてリモコン400のLEDが点灯する。t1では、送風機15が低速で回転開始すると共に、ダンパ16が換気モードに対応する第1位置16aへと移動される(上述した制御を参照)。ダンパ16は循環モード(暖房モード)に対応する第2位置16bに配置されている場合であっても、その位置制御を正確なものとするために第1位置16aへと回転される。また、t1においては、コモンヒータ18cに通電が開始される。
t2において、ダンパ16が循環モード(暖房モード)に対応する第2位置16bまで移動すると、送風機15が通常速度で回転開始され、ヒータ18aに通電が開始される。t3では、更にヒータ18bに通電が開始される。このt3以降の状態で、循環モード(暖房モード)に対応する制御が完了する。
t4において循環モード(暖房モード)から換気モードへと切り替える指示がリモコン400においてなされる。このt4におけるリモコン400の操作に応じて、ヒータ18a及びヒータ18bへの通電が停止される。コモンヒータ18cは、t4とt5との間において通電が停止される。
t5においては、送風機15の回転が抑制される。t5の後のt6において、ダンパ16が換気モードに対応する第1位置16aへと回転される。ダンパ16が回転した後のt7において、送風機15の回転抑制が解除され、通常速度での回転が開始される。このようにダンパ16の回転中において送風機15の回転を抑制するのは、送風機15からの送風によってダンパ16の位置制御が影響を受けにくくするためである。
t8において、リモコン400がOFFされると、送風機15の回転が停止され、リモコン400のLEDが消灯する。t8の後のt9において、ダンパ16は待機位置である第2位置16bへと回転される。このように、ダンパ16の待機位置を循環モード(暖房モード)に対応した第2位置16bとしているのは、ダンパ16が固着し難いようにするためである。更に、ダンパ16の待機位置を循環モード(暖房モード)に対応した第2位置16bとすることで、換気口12を塞ぐことになり、待機中に台風のように風雨が極めて強い状態となっても、その風雨が浴室内に入り込まないようにすることができる。
本実施形態の浴室乾燥機の配置態様を説明するための図である。 本実施形態の浴室乾燥機の外観を説明するための図である。 浴室乾燥機の内部を説明するための図である。 浴室乾燥機内部のダンパの動作を説明するための図である。 浴室乾燥機内部のダンパの動作を説明するための図である。 浴室乾燥機内部のダンパの動作を説明するための図である。 浴室乾燥機内部のダンパの動作を説明するための図である。 浴室乾燥機の制御的な構成を説明するための図である。 図8に示すリモコンを説明するための図である。 ダンパの位置制御を説明するための図である。 ダンパの位置制御を説明するためのフローチャートである。 ダンパの位置制御を説明するためのフローチャートである。 ダンパの位置制御を説明するためのタイミングチャートである。
符号の説明
10:本体ケース
11:浴室外吸引口
12:換気口
13:浴室吸引口
14:循環吹出口
15:送風機
16:ダンパ
16a:第一位置
16aa:特定位置
16ab:停止位置
16b:第二位置
16ba:特定位置
16bb:停止位置
16c:第三位置
16ca:特定位置
16cb:停止位置
17:ヒータケース
18:ヒータ
18a:ヒータ
18b:ヒータ
18c:コモンヒータ
19:ルーバー
20:隔壁部材
30:カバー
101:換気風路
102:循環風路
151:吸引口
152:吹出口
400:リモコン
410:パネル
420:換気モードスイッチ
430:暖房モードスイッチ
440:衣類乾燥モードスイッチ
450:液晶表示部
460a:指示スイッチ
470:確定スイッチ
480:終了スイッチ
490:スピーカ
BR:浴室
CU:制御部
D1:ダクト
DM:浴室乾燥機
FM:送風機モータ
M1:ダンパモータ
S1:ダンパ位置検出センサ
SR:洗面所
SR1:吸引口
SR2:ダクト

Claims (7)

  1. 浴室の空気を吸引しヒータを経由させて浴室方向に空気を噴出する循環モードと、浴室の空気を吸引し浴室外に排出する換気モードと、を備える浴室乾燥機において、
    浴室の天井に固定される本体と、
    前記本体内の一側に格納された送風機と、
    前記送風機の吹出口と対面するように前記本体内の他側に設けられた換気口と、
    前記本体内の他側で前記換気口より浴室側となる下部に設けられた循環吹出口と、
    前記送風機の吹出口と前記換気口及び前記循環吹出口とを連通する二股分岐部を備える送風通路と、
    前記循環吹出口内に配置されたヒータと、
    前記換気口に繋がる通路と前記循環吹出口に繋がる通路とのそれぞれに流れ込む空気分配量を調整するダンパと、
    前記ダンパを駆動するステップモータと、
    前記ダンパが特定位置にあることを検出する位置センサと、
    前記ステップモータを制御する制御手段と、を備え、
    前記ダンパの目標停止位置に対して前記特定位置が予め定められた量だけオフセットするように前記位置センサを配置し、
    前記制御手段は、前記ダンパの停止位置を変更する際に、前記ステップモータに対して制御パルス信号を出力して第1送り制御を実行し、当該第1送り制御の実行中に前記位置センサから前記ダンパが特定位置に到達したことを示す位置センサ信号が正規に出力されたか否かを判定し、前記位置センサ信号が正規に出力された場合には、前記第1送り制御に代えて、予め決定された数の制御パルス信号を出力する第2送り制御を実行することを特徴とする浴室乾燥機。
  2. 前記第1送り制御における前記制御パルス信号の出力数は、前記第2送り制御における前記制御パルス信号の出力数よりも多いことを特徴とする請求項1に記載の浴室乾燥機。
  3. 前記換気モードにおける前記ダンパの停止位置を前記第1送り制御の開始位置とし、
    前記循環モードにおける前記ダンパの目標停止位置に対して特定位置を前記循環吹出口側に配置し、
    前記第2送り制御によって前記ダンパが前記循環吹出口側に流れ込ませる風量が増えるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の浴室乾燥機。
  4. 前記循環モードに対応する前記ダンパの特定位置が、前記循環吹出口に繋がる通路を全開するように設けられていることを特徴とする請求項1に記載の浴室乾燥機。
  5. 前記ダンパが前記換気口と所定の干渉量を持って前記換気口を閉じるように構成されているとともに、前記第2送り制御によって前記ダンパが回転される回転量が、前記ダンパと前記換気口との前記干渉量よりも小さくなるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の浴室乾燥機。
  6. 浴室の空気を吸引し、その吸引した一部の空気をヒータを経由させて浴室方向に噴出し、残部の空気は浴室外に排出する衣類乾燥モードを備え、
    前記ダンパは、
    前記二股分岐部に配置され、前記換気口に繋がる通路及び前記循環吹出口に繋がる通路を開閉自在に覆うように回転軸周りに回転する回転式のダンパであって、
    前記換気モードにおける目標停止位置と、前記循環モードにおける目標停止位置と、前記衣類乾燥モードにおける目標停止位置とが順に設定されており、
    それぞれの目標停止位置に向けて前記ダンパが回転する際には、常に前記換気モードにおける目標停止位置側から回転することを特徴とする請求項1に記載の浴室乾燥機。
  7. 前記制御手段は、前記第1送り制御及び前記第2送り制御の実行中における前記送風機の回転数を、前記循環モード及び前記換気モードにおける前記送風機の回転数よりも低下させることを特徴とする請求項1に記載の浴室乾燥機。
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