JP2010114961A - 電力通信装置、電力通信システム、電力通信方法、およびプログラム - Google Patents

電力通信装置、電力通信システム、電力通信方法、およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】電力通信装置、電力通信システム、電力通信方法、およびプログラムを提供すること。
【解決手段】指向性を有する複数の指向性アンテナ108A〜108Dと、指向性を有する複数の電力通信部109A〜109Dと、相手通信装置から送信される無線信号の受信が検出された指向性アンテナに応じ、前記複数の電力通信部のうちのいずれを前記相手通信装置との間での電力伝送に利用するかを制御する電力通信制御部と、を備える電力通信装置10。
【選択図】図8

Description

本発明は、電力通信装置、電力通信システム、電力通信方法、およびプログラムに関する。
WiMedia Distributed MAC Specificationには、各無線通信装置が所定の周期でビーコン信号を交換して、自律分散型無線ネットワークを構築する方法が記載されている。さらに、所定の周期でスーパーフレーム周期を形成し、スーパーフレーム周期の先頭部分に複数のビーコンスロットからなるビーコン期間を配置し、各無線通信装置が利用するビーコンスロットを決定する方法が記載されている。なお、ビーコンの送受信は、無指向性のアンテナにより行なわれることが想定されている。
また、近日、複数の電力通信装置の間で電力伝送を行なうための電力伝送技術が提案されている。電力伝送技術によれば、複数の電力通信装置が特定の位置関係を有するように配置された場合に、一方の電力通信装置から他方の電力通信装置への電力伝送が行なわれる。また、電力伝送技術によれば、例えば、数mの近距離の範囲内で、数ミリワット〜数百ミリワットの電力伝送を行なうことが可能である。なお、特許文献1には、複数の通信装置の存在位置を管理する方法が記載されている。
特開2005−62952号公報
しかし、上記の電力通信装置では、任意の方向に配置されている電力通信装置との間で電力伝送を行なうことが困難であるという問題があった。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、相手通信装置との間で指向性を適切に制御して電力伝送を行なうことが可能な、新規かつ改良された電力通信装置、電力通信システム、電力通信方法、およびプログラムを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、指向性を有する複数の指向性アンテナと、指向性を有する複数の電力通信部と、相手通信装置から送信される無線信号の受信が検出された指向性アンテナに応じ、前記複数の電力通信部のうちのいずれを前記相手通信装置との間での電力伝送に利用するかを制御する電力通信制御部と、を備える電力通信装置が提供される。
前記電力通信装置は、1のアンテナにおける無線信号の受信を検出する受信検出部と、前記1のアンテナを前記複数の指向性アンテナのうちで順次に切り替えるアンテナ制御部と、をさらに備えてもよい。
前記電力通信装置は、無指向性アンテナをさらに備え、前記アンテナ制御部は、前記1のアンテナを、前記複数の指向性アンテナおよび前記無指向性アンテナのうちで順次に切り替えてもよい。
前記電力通信制御部は、前記受信検出部により無線信号の受信が検出された指向性アンテナと指向方向が最も近い電力通信部を前記相手通信装置との間での電力伝送に利用してもよい。
前記電力通信装置は、無線信号の送信を前記無指向性アンテナから行なってもよい。
前記受信検出部は、前記相手通信装置から送信された無線信号に基づき、前記相手通信装置から以降に無線信号が送信される時間帯をさらに検出し、前記アンテナ制御部は、前記受信検出部により検出された時間帯に、前記1のアンテナを、前記相手通信装置から送信された無線信号の受信が検出された指向性アンテナに切り替えてもよい。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、第1の電力通信装置と、指向性を有する複数の指向性アンテナ、指向性を有する複数の電力通信部、および、前記第1の電力通信装置から送信される無線信号の受信が検出された指向性アンテナに応じ、前記複数の電力通信部のうちのいずれを前記第1の電力通信装置との間での電力伝送に利用するかを制御する電力通信制御部、を有する第二の電力通信装置と、を備える電力通信システムが提供される。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、相手通信装置が無線信号を送信するステップと、前記無線信号が複数の指向性アンテナのうちのいずれにおいて受信されたかを検出するステップと、受信が検出された指向性アンテナに応じ、指向性を有する複数の電力通信部のうちのいずれを前記相手通信装置との間での電力伝送に利用するかを制御するステップと、を含む電力通信方法が提供される。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、コンピュータに、相手通信装置から送信された無線信号が複数の指向性アンテナのうちのいずれにおいて受信されたかを検出するステップと、受信が検出された指向性アンテナに応じ、指向性を有する複数の電力通信部のうちのいずれを前記相手通信装置との間での電力伝送に利用するかを制御するステップと、を実行させるプログラムが提供される。
以上説明したように本発明にかかる電力通信装置、電力通信システム、電力通信方法、およびプログラムによれば、相手通信装置との間で指向性を適切に制御して電力伝送を行なうことができる。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
また、以下に示す項目順序に従って当該「発明を実施するための最良の形態」を説明する。
1.本実施形態にかかる無線通信システムの概要
[無線通信システムの構成例]
[時分割制御について]
[ビーコン、および各情報エレメントの構成]
2.背景
3.本実施形態にかかる無線通信装置の構成
4.本実施形態にかかる無線通信装置の動作
5.まとめ、および補足
<1.本実施形態にかかる無線通信システムの概要>
[無線通信システムの構成例]
まず、図1を参照して本実施形態にかかる無線通信システム1の構成例を説明する。
図1は、本実施形態にかかる無線通信システム1の構成を示した説明図である。無線通信システム1は、無線通信装置10A〜10Eを備える。各無線通信装置10A〜10Eは、各々の電波到達範囲12A〜12Eに含まれる無線通信装置と自律分散的に通信することができる。また、各無線通信装置10A〜10Eは、電力伝送を行なう電力通信装置としての機能も有する。
具体的には、無線通信装置10Aは、電波到達範囲12Aに含まれる無線通信装置10Bと通信可能である。また、無線通信装置10Bは、電波到達範囲12Bに含まれる無線通信装置10Aおよび10Cと通信可能である。また、無線通信装置10Cは、電波到達範囲12Cに含まれる無線通信装置10B、10Dおよび10Eと通信可能である。
同様に、無線通信装置10Dは、電波到達範囲12Dに含まれる無線通信装置10Cと通信可能である。また、無線通信装置10Eは、電波到達範囲12Eに含まれる無線通信装置10Cと通信可能である。
より詳細には、図1においては、無線通信装置10Cの約90°の方向に無線通信装置10Dが存在し、約180°の方向に無線通信装置10Eが存在し、約270°の方向に無線通信装置10Bが存在する例を示している。
また、このような各無線通信装置10A〜10Eは、所定周期で通信管理情報の一例としてのビーコンを送受信して自律分散的な無線通信システム1を構成する。そして、無線通信システム1を構成する各無線通信装置10A〜10Eは各種データを送受信することができる。各種データとしては、音楽、講演およびラジオ番組などの音楽データや、映画、テレビジョン番組、ビデオプログラム、写真、文書、絵画および図表などの映像データや、ゲームおよびソフトフェアなどの任意のデータが挙げられる。
なお、以下では無線通信装置10A〜10Eを特に区別する必要が無い場合は単に無線通信装置10と、電波到達範囲12A〜12Eを特に区別する必要が無い場合は単に電波到達範囲12と総称する。
また、無線通信装置10は、PC(Personal Computer)、家庭用映像処理装置(DVDレコーダ、ビデオデッキなど)、携帯電話、PHS(Personal Handyphone System)、携帯用音楽再生装置、携帯用映像処理装置、PDA(Personal Digital Assistant)、家庭用ゲーム機器、携帯用ゲーム機器、家電機器などの情報処理装置であってもよい。また、無線通信装置10は、アプリケーション機器として機能するこれら情報処理装置に外部接続されても、内蔵されてもよい。
[時分割制御について]
以上、自律分散型の無線通信システム1の構成例を説明した。続いて、無線通信システム1における時分割制御のためのスーパーフレームについて図2を参照して説明する。
図2は、スーパーフレームの構成例を示した説明図である。スーパーフレーム周期は、所定の時間(例えば、約65ms)により定義され、256個のメディアアクセススロット(MAS;Media Access Slot)に細分化されている。一の無線ネットワークを構成する無線通信装置10は、該スーパーフレーム周期を所定周期のフレームとして共有し、上記細分化されたMASを単位としてメッセージの転送が行われる。
さらに、スーパーフレームの先頭には、ビーコンにより管理情報の送受信を行うための管理領域としてのビーコン期間(BP)があり、所定の間隔をおいてビーコンスロット(BS)が配置されている。また、無線通信装置10毎に、固有のビーコンスロットが設定され、周囲の無線通信装置10との間で、ネットワークの管理やアクセス制御を行うためのパラメータが交換される。図2においては、ビーコン期間として、BS0〜BS8の9個のビーコンスロットが設定されている例を示している。なお、ビーコン期間として設定されていない期間は、通常、データ伝送領域として利用される。
[ビーコン、および各情報エレメントの構成]
続いて、無線通信装置10により送受信されるビーコン、およびビーコンに含まれる各情報エレメントの構成について図3〜図7を参照して説明する。
図3は、ビーコンのフレーム構成例を示した説明図である。図3に示したように、ビーコンは、プリアンブル41、PHYヘッダ42、MACヘッダ43、ヘッダーチェックシーケンス(HCS)44、ビーコンペイロード(Beacon Payload)45、およびフレームチェックシーケンス(FCS)46を含む。
また、MACヘッダ43は、図3に示したように、フレーム制御情報401、受信側の無線通信装置を識別する届け先アドレス402、送信側の無線通信装置を識別する送り元アドレス403を含む。さらに、MACヘッダ43は、シーケンス番号などのシーケンス制御情報404、およびアクセス制御に必要なパラメータが記載されたアクセス制御情報405を含む。
また、ビーコンペイロード45には、図3に示したように、ビーコンパラメータ410、任意の情報エレメント(その1)411〜情報エレメント(そのN)412が必要に応じて配置される。なお、ここでの「N」は、ビーコンに付加されて送信される情報エレメントの数を示しており、送信ビーコンごとに異なる値をとってもよい。また、各情報エレメントは、必要に応じて追加、削除が行なわれてビーコンフレームが構成されてもよい。例えば、ビーコンは、図4に示すビーコン期間利用情報エレメント(BPO IE)や、図5および図6に示す電力伝送に関する情報エレメントなどを含んでもよい。
図4は、ビーコン期間利用情報エレメントの構成例を示した説明図である。図4に示したように、ビーコン期間利用情報エレメントは、当該情報エレメントがビーコン期間利用情報エレメントであることを示すエレメントID(Element ID)421、当該情報エレメントの情報長(Length)422を含む。また、ビーコン期間利用情報エレメントは、ビーコン期間の長さを示すBP長(BP Length)423、ビーコンスロットの利用状況を示すビーコンスロット情報ビットマップ(Beacon Slot Info Bitmap)424を含む。さらに、ビーコン期間利用情報エレメントには、受信のあったデバイスアドレス(DevAddr1〜DevAddrN)425〜426が付加されている。
図5は、電力供給可能情報エレメントの構成例を示した説明図である。当該電力供給可能情報エレメントは、電力供給機能が備わっている無線通信装置10において、自装置の電力供給に関する能力を、周囲に存在する他の無線通信装置10に対して公開するために利用される。
具体的には、電力供給可能情報エレメントは、図5に示したように、当該情報エレメントが電力供給可能情報エレメントであることを示すエレメントID(Element ID)431、当該情報エレメントの情報長(Length)432を含む。また、電力供給可能情報エレメントは、自装置の対応している電力供給方式を示す電力供給タイプ(Power Supply Type)433、供給可能な最大電力(Available Power level)434を含む。
なお、電力供給タイプ433に記載される電力供給方式としては、電磁誘導方式、電場共鳴方式、磁場共鳴方式、および電波受信方式などがあげられる。電磁誘導方式は、送信側と受信側の双方がコイルを用い、コイルの間における磁束の変化によって生じる起電力を利用する方式であり、例えば電動歯ブラシの充電に利用されている。
電場共鳴方式は、送信側と受信側の双方が誘電体を用い、双方の誘電体の間に生じる電場の共鳴現象を利用する方式である。また、磁場共鳴方式は、送信側と受信側の双方にRC共振器を設け、双方のRC共振器の間に生じる磁場の共鳴現象を利用する方式である。また、電波受信方式は、送信側から送信された高周波信号を、受信側において共振回路で共振させ、さらに整流することにより直流電力に変換する方式である。
図6は、電力伝送要求情報エレメントの構成例を示した説明図である。当該電力伝送要求情報エレメントは、自装置の電力が不足した場合等に、周囲の無線通信装置10に対して電力供給を依頼するための情報エレメントである。
具体的には、電力伝送要求情報エレメントは、図6に示したように、当該情報エレメントが電力伝送要求情報エレメントであることを示すエレメントID(Element ID)441、当該情報エレメントの情報長(Length)442を含む。また、電力伝送要求情報エレメントは、電力の供給元の無線通信装置10を指定する要求デバイスアドレス(Request DevAddr)443、要求する電力量を示す要求電力量(Request Power)444を含む。さらに、電力伝送要求情報エレメントは、電力供給を要求する頻度(例えば、3スーパーフレームに1回など)を示した要求稼働比率(Request Duty Cycle)445を含む。
図7は、送信MAS通知情報エレメントの構成例を示した説明図である。当該送信MAS通知情報エレメントは、特定の無線通信装置10宛にデータを送信する場合に、宛先の無線通信装置10の特定と、送信を行なうMASを1つの情報エレメントで指定できるように構成されている。
具体的には、送信MAS通知情報エレメントは、図7に示したように、当該情報エレメントが送信MAS通知情報エレメントであることを示すエレメントID(Element ID)451、当該情報エレメントの情報長(Length)452を含む。また、送信MAS通知情報エレメントは、受信先となる無線通信装置10を指定する対象デバイスアドレス(Target DevAddr)453を含む。さらに、送信MAS通知情報エレメントは、送信可能なMASをビットマップ形式で示した送信可能MASビットマップ(Transmit Availability MAS Bitmap)454を含む。
<2.背景>
ここで、本実施形態の背景を説明する。WiMedia Distributed MAC Specificationには、各無線通信装置が所定の周期でビーコン信号を交換して、自律分散型無線ネットワークを構築する方法が記載されている。さらに、所定の周期でスーパーフレーム周期を形成し、スーパーフレーム周期の先頭部分に複数のビーコンスロットからなるビーコン期間を配置し、各無線通信装置が利用するビーコンスロットを決定する方法が記載されている。
しかし、WiMedia Distributed MAC Specificationに記載されている方法では、全ての無線通信装置が無指向性のアンテナを用いてお互いの存在を把握するため、通信範囲の広さか限られていた。また、各無線通信装置は、周囲の無線通信装置の存在方向を判断することができなかった。
一方、近日、複数の電力通信装置の間で電力伝送を行なうための電力伝送技術が提案されている。電力伝送技術によれば、複数の電力通信装置が特定の位置関係を有するように配置された場合に、一方の電力通信装置から他方の電力通信装置への電力伝送が行なわれる。また、電力伝送技術によれば、例えば、数mの近距離の範囲内で、数ミリワット〜数百ミリワットの電力伝送を行なうことが可能である。
ここで、上記の電力伝送技術では、電力の供給元装置と受領先装置が事前に対応付けられている必要があり、任意の受領先装置に対して電力を伝送するには、別途、電力の供給元装置と受領先装置との認証を行なう必要があった。しかし、ある機器認証方法では、相手側装置に設定されている固有の識別情報を事前に設定しておく必要があった。このため、ユーザに識別情報の入力画面における設定操作を強いることになり、ユーザにとって手間であるという問題があった。
なお、各電力通信装置に、特定の電力通信装置とのみ電力を交換できるような設定を事前にしておく方法が考えられていた。この場合、電力伝送が無駄に行なわれてしまう場合を防止できるが、任意の電力通信装置に電力を伝送できないという制限が伴ってしまう。また、本実施形態に関連する電力通信装置では、任意の方向に配置されている電力通信装置との間で電力伝送を行なうことが困難であるという問題があった。
そこで、上記事情を一着眼点にして本実施形態にかかる電力通信装置10を創作するに至った。本実施形態にかかる電力通信装置10によれば、相手通信装置との間で指向性を適切に制御して電力伝送を行なうことができる。以下、このような電力通信装置10について図8〜図14を参照して詳細に説明する。
<3.本実施形態にかかる無線通信装置の構成>
図8は、本実施形態にかかる無線通信装置10の構成を示した機能ブロック図である。図8に示したように、無線通信装置10は、無線受信処理部101と、受信ビーコン解析部102と、ネットワーク管理部103と、送信ビーコン設定部104と、無線送信処理部105と、無指向性アンテナ106と、を備える。さらに、無線通信装置10は、アンテナ制御部107と、複数の指向性アンテナ108A〜108Dと、複数の電力通信部109A〜109Dと、駆動電源装置110と、電力伝送制御部111と、を備える。
無線受信処理部101は、無指向性アンテナ106または指向性アンテナ108A〜108Dのいずれかにより受信された無線信号(例えば、ビーコン)を処理する。具体的には、無線受信処理部101は、無線信号をベースバンドにダウンコンバージョンし、さらにコンスタレーションに基づいてビット列に変換する。この無線受信処理部101は、無指向性アンテナ106または指向性アンテナ108A〜108Dのいずれかによる無線信号の受信を検出する受信検出部としての機能を包含する。
受信ビーコン解析部102は、無線受信処理部101により処理されたビーコンを解析する。ネットワーク管理部103は、ビーコンを受信したアンテナ、およびビーコンに記載されているパラメータなどに基づき、周囲に存在する無線通信装置10を管理する。なお、ネットワーク管理部103による管理の具体例については図12を参照して後述する。
送信ビーコン設定部104は、自装置から送信するためのビーコンに記載するパラメータの設定を行う。例えば、送信ビーコン設定部104は、必要に応じ、電力伝送要求情報エレメントのパラメータを設定してビーコンに付加する。
無線送信処理部105は、送信ビーコン設定部104により設定されたビーコンを高周波信号に変換し、無指向性アンテナ106から送信させる。なお、ビーコンは、複数の指向性アンテナ108A〜108Dのいずれかから送信されてもよい。
無指向性アンテナ106は、指向性を有さず、周囲で送信された無線信号を受信したり、無線信号を送信したりする。指向性アンテナ108A〜108Dは、指向性を有し、特定の方向から送信された無線信号を受信したり、特定の方向へ無線信号を送信したりする。
アンテナ制御部107は、このような無指向性アンテナ106および指向性アンテナ108A〜108Dのうちのいずれを通信に利用するかを制御する。例えば、アンテナ制御部107は、データの送信先の無線通信装置10の存在方向が既知である場合、無線通信装置10の存在方向に対応する指向性アンテナ108の利用を設定してもよい。また、アンテナ制御部107は、データの送信元の無線通信装置10の存在方向が既知である場合、無線通信装置10の存在方向に対応する指向性アンテナ108の利用を設定してもよい。また、アンテナ制御部107によるビーコン期間における受信アンテナの制御例については、図10および図11を参照して後述する。
電力通信部109A〜109Dは、指向性を有し、特定の方向から伝送される電力を受領したり、特定の方向へ電力を伝送したりする。駆動電源装置110は、電力通信部109へ電力を供給し、また、電力通信部109から電力を受領する。
電力伝送制御部111は、相手通信装置から送信されるビーコンを受信した指向性アンテナ108に応じ、電力通信部109A〜109Dのいずれを相手通信装置との間での電力伝送に利用するかを制御する電力通信制御部として機能する。例えば、電力伝送制御部111は、相手通信装置との間での電力伝送に利用すると決定した電力通信部109に、駆動電源装置110から供給される電力の伝送を行なわせる。
図9は、指向性アンテナ108A〜108Dおよび電力通信部109A〜109Dの指向性について模式的に示した説明図である。図9中の、アンテナ・電力交換方向―Aは、指向性アンテナ108Aおよび電力通信部109Aの指向方向を示し、アンテナ・電力交換方向―Bは、指向性アンテナ108Bおよび電力通信部109Bの指向方向を示す。同様に、アンテナ・電力交換方向―Cは、指向性アンテナ108Cおよび電力通信部109Cの指向方向を示し、アンテナ・電力交換方向―Dは、指向性アンテナ108Dおよび電力通信部109Dの指向方向を示す。
なお、図9においては、指向性アンテナ108A〜108Dと電力通信部109A〜109Dの指向方向が一致する例を示しているが、指向性アンテナ108A〜108Dと電力通信部109A〜109Dの指向方向は異なってもよい。また、指向性アンテナ108の数、および電力通信部109の数は4に限定されず、2以上の任意の数であってもよい。さらに、指向性アンテナ108の数と電力通信部109の数は異なってもよい。
次に、図10および図11を参照し、アンテナ制御部107による受信アンテナの制御例を説明する。
図10は、アンテナ制御部107による受信アンテナの制御例を示した説明図である。図10に示したように、アンテナ制御部107は、各スーパーフレームのビーコン期間において、受信に利用するアンテナを指向性アンテナ108A〜108Dのうちで順次に切替えることにより、受信方向を切替える。
より具体的には、アンテナ制御部107は、スーパーフレームごとに、受信方向A、受信方向B、受信方向C、受信方向Dと切替えることにより、全方位からの受信を実現できる。アンテナ制御部107は、このようなビーコン全方位受信周期である4スーパーフレームが経過すると、受信方向を再度受信方向Aに切替え、指向性アンテナ108の切替による受信方向の切替を継続する。なお、図10においては、各スーパーフレームのビーコン期間で受信方向を切替える例を示したが、複数のスーパーフレームのビーコン期間にわたって受信方向を維持してもよい。
図11は、アンテナ制御部107による受信アンテナの他の制御例を示した説明図である。図11に示したように、アンテナ制御部107は、各スーパーフレームのビーコン期間において、受信に利用するアンテナを、指向性アンテナ108A〜108Dおよび無指向性アンテナ106のうちで順次に切替えることにより、受信方向を切替えてもよい。
より具体的には、アンテナ制御部107は、スーパーフレームごとに、受信方向A、無指向、受信方向B、無指向、受信方向C、無指向、受信方向D、無指向、と切替えてもよい。かかる構成においては、2スーパーフレームごとに無指向性アンテナ106による受信が行なわれるため、周囲の各無線通信装置10から送信されたビーコンを、2スーパーフレーム周期で受信することが可能となる。
続いて、ネットワーク管理部103による周囲の無線通信装置10の管理について具体的に説明する。
図12は、ネットワーク管理部103により管理される管理テーブルの具体例を示した説明図である。より詳細には、当該管理テーブルは、図1に示した無線通信装置10Cのネットワーク管理部103により管理される管理テーブルを想定している。-図12に示したように、ネットワーク管理部103は、ビーコンスロット番号ごとに、ビーコンスロットの利用状態、利用装置のアドレス、移動表示(ムーバブルマーカ表示の有無)、アプリケーションパラメータなどを対応付けて管理する。
さらに、本実施形態においては、ネットワーク管理部103は、指向性アンテナ108A〜108Dのいずれによりビーコンが受信されたかに基づき、全方位を360°とした場合のビーコンの受信方向を判定し、ビーコンスロット番号ごとに管理する。
例えば、ネットワーク管理部103は、指向性アンテナ108Aによりビーコンが受信された場合には受信方向を0°と判定し、指向性アンテナ108Bによりビーコンが受信された場合には受信方向を90°と判定してもよい。同様に、ネットワーク管理部103は、指向性アンテナ108Cによりビーコンが受信された場合には受信方向を180°と判定し、指向性アンテナ108Dによりビーコンが受信された場合には受信方向を270°と判定してもよい。
また、ネットワーク管理部103は、複数の指向性アンテナ108によりビーコンが受信された場合、複数の指向性アンテナ108の指向方向の中間値を受信方向として判定してもよい。例えば、ネットワーク管理部103は、指向性アンテナ108Aおよび108Bによりビーコンが受信された場合には受信方向を45°と判定してもよい。
図12に示したように、ビーコンスロット0と1は、シグナリング用のスロットであるので、定常的なビーコンが受信されない。また、ビーコンスロット2は、通常のビーコンスロットとして無線通信装置10B(アドレス=0x2222)が利用中であり、受信方向として270°が対応付けられている。
また、ビーコンスロット3は、自装置である無線通信装置10C(アドレス=0x3333)が利用しているビーコンスロットとして登録されている。また、ビーコンスロット4は、通常のビーコンスロットとして無線通信装置10D(アドレス=0x4444)が利用中であり、受信方向として90°が対応付けられている。
また、ビーコンスロット5は、通常のビーコンスロットとして無線通信装置10E(アドレス=0x5555)が利用中であり、受信方向として180°が対応付けられている。
また、ネットワーク管理部103は、ビーコンスロット6が利用されていることを、ビーコンスロット2を利用する無線通信装置10Bから送信されるビーコン期間利用情報エレメントによって把握することができる。すなわち、ネットワーク管理部103は、自装置から2ホップ先に存在する無線通信装置10Aの存在は、1ホップ先の無線通信装置10Bから送信されるビーコンを受信することにより把握することができる。
このため、ビーコンスロット6は、利用状況として隣接検出、アドレスとして0x1111、受信方向として範囲外を示す値、アプリケーションパラメータとして不明、が対応付けられる。また、ビーコンスロット7および8は、現在利用されておらず、他の無線通信装置10が新たに現れた場合に利用される。
電力伝送制御部111は、上記の管理テーブルに基づいて、相手通信装置との間での電力伝送に利用する電力通信部109を制御する。例えば、電力伝送制御部111は、相手通信装置のアドレスと管理テーブルにおいて対応付けられている受信方向に指向方向が最も近似する電力通信部109を電力伝送に利用する。かかる構成によれば、相手通信装置の方向へ電力を伝送、あるいは相手通信装置の方向から電力を受領できるため、電力伝送の効率化を図ることができる。
<4.本実施形態にかかる無線通信装置の動作>
以上、図8〜図12を参照し、本実施形態にかかる無線通信装置10の構成について説明した。続いて、図13および図14を参照し、本実施形態にかかる無線通信装置10の動作について説明する。
図13は、本実施形態にかかる無線通信装置10の動作の流れを示したシーケンス図である。図13においては、無線通信装置10Cと無線通信装置10Bが、定期的に交換するビーコンの情報エレメントによって電力伝送を開始するシーケンスを示している。以下、具体的に説明する。
まず、無線通信装置10Cが電力供給可能情報エレメントを含むビーコンを送信し(S201)、無線通信装置10Bもビーコンを送信する(S202)。そして、無線通信装置10Cおよび無線通信装置10Bのネットワーク管理部103は、受信方向や受信したビーコンに含まれるアドレスなどのパラメータを管理テーブルに記載する。なお、無線通信装置10Bおよび10Cは、ビーコンの送信を無指向性アンテナ106で行ないつつ、ビーコンの受信をスーパーフレームごとに指向性アンテナ108A〜108Dのうちで切替えて行なう。
その後、無線通信装置10Bにおいて電力が必要と判断されると(S203)、送信ビーコン設定部104が、管理テーブルから電力供給が可能な無線通信装置10を検索するする(S204)。
そして、無線通信装置10Cがビーコンを送信し(S205)、無線通信装置10Bが電力供給が可能な無線通信装置10への電力伝送要求情報エレメントを含むビーコンを送信する(S206)。なお、無線通信装置10Cは、所定の周期で電力供給可能情報エレメントを含むビーコンを送信するため、S205において送信されるビーコンには電力供給可能情報エレメントが含まれていない。
無線通信装置10Cの電力伝送制御部111は、電力伝送要求情報エレメントを含むビーコンが受信されると、管理テーブルを参照し、電力の受領先となる無線通信装置10Bの存在方向に対応する電力通信部109の利用を設定する(S207)。同様に、無線通信装置10Bも、無線通信装置10Cの存在方向に対応する電力通信部109の利用を設定する(S208)。
その後、利用が設定された無線通信装置10Cの電力通信部109が無線通信装置10Bへの電力伝送を開始する(S210)。
さらに次のスーパーフレーム周期が到来すると、無線通信装置10Cは、電力供給状況が更新された電力供給可能情報エレメントを含むビーコンを送信する(S211)。また、無線通信装置10Bは、電力伝送の継続を要求する電力伝送要求情報エレメントを含むビーコンを継続して送信する(S212)。なお、図13においては、無線通信装置10Bが電力伝送を要求する間にわたって電力伝送要求情報エレメントを含むビーコンを送信する例を示しているが、無線通信装置10Bは、電力伝送の終了タイミングを無線通信装置10Cとの間で決めておいてもよい。
その後、無線通信装置10Cおよび10Bは、指向性アンテナ108A〜108Dのいずれによりビーコンが受信されたかに基づいて受信方向の判定を行なう(S213、S214)。そして、無線通信装置10Cおよび10Bは、他方を指向方向に含む電力通信部109を利用して電力伝送を行なう(S215)。
そして、無線通信装置10Bは、電力を不要になった場合(S216)、電力伝送要求情報エレメントを含まないビーコンを送信する(S218)。無線通信装置10Cは、無線通信装置10Bからのビーコンに電力伝送要求情報エレメントが含まれなくなったため、電力伝送を停止する(S219)。
図14は、本実施形態にかかる無線通信装置10の動作の流れを示したフローチャートである。まず、無線通信装置10は、電源が投入されると、周囲の無線通信装置10から送信されるビーコンを受信し、スーパーフレーム周期やビーコン送信スロットの設定など、ネットワーク動作の初期設定を行う(S301)。
そして、無線通信装置10のアンテナ制御部107は、ビーコン期間の先頭位置が到来した場合に(S302)、利用する指向性アンテナ108を設定する(S303)。そして、アンテナ制御部107は、周囲の無線通信装置10に対する方向制御が必要であれば(S304)、指向性アンテナ108の切替えを行なう(S305)。具体的には、アンテナ制御部107は、ビーコン期間のうち、シグナリングスロットや、空きスロットでは、無指向性アンテナ106、または全ての指向性アンテナ108の利用を設定してもよい。
さらに、アンテナ制御部107は、ビーコン期間内で(S306)、自装置のビーコンスロットであれば(S307)、利用するアンテナを無指向性アンテナ106に設定する(S308)。その結果、ビーコンは無指向性アンテナ106から送信される(S309)。
また、自装置のビーコンスロット以外であれば、無線受信処理部101がビーコン受信処理を行ない(S310)、ビーコン受信があれば(S311)、利用中の指向性アンテナ108に応じた受信方向の値をネットワーク管理部103が管理テーブルに記載する(S312)。
さらに、無線通信装置10は、受信した情報エレメントを獲得して解析し(S313)、自装置宛の電力伝送要求情報エレメントが含まれていれば(S314)、自装置から電力供給が可能であるか判断する(S315)。そして、自装置から電力供給が可能である場合、電力伝送制御部111が、受領先の無線通信装置10の存在方向を管理テーブルを参照して判定し(S316)、利用する電力通信部109を設定し(S317)、電力伝送を開始する(S318)。
また、無線通信装置10は、自装置宛の送信MAS通知情報エレメントが含まれていれば(S319)、送信が記載されているMASのタイミングに受信の設定を行なう(S320)。
一方、無線通信装置10は、ビーコン期間以外のタイミングでは、電力が必要になった場合(S321)、電力受領が可能か否かを判断し(S322)、可能であれば電力供給が可能な周囲の無線通信装置10を管理テーブルから検索する(S323)。
そして、無線通信装置10は、電力供給を可能な無線通信装置10が存在したら(S324)、その無線通信装置10への電力伝送要求情報エレメントをビーコンに設定する(S325)。さらに、電力伝送制御部111が、電力供給元となる無線通信装置10の存在方向を管理テーブルを参照して判定し(S326)、利用する電力通信部109を設定し(S327)、電力の受領処理を行なう(S328)。
また、無線通信装置10は、例えば接続されているアプリケーション機器からデータ送信要求を受理した場合には(S329)、管理テーブルから送信先の無線通信装置10を検索する(S330)。そして、無線通信装置10は、管理テーブルに送信先の無線通信装置10が存在すれば(S331)、送信MAS通知情報エレメントを構築する(S332)。
そして、無線通信装置10のアンテナ制御部107は、自装置の送信タイミングが到来した場合には(S333)、例えば無指向性アンテナ106の利用を設定し(S334)、無指向性アンテナ106からデータ送信が行なわれる(S335)。また、アンテナ制御部107は、ビーコンの交換により設定された自装置の受信タイミングが到来した場合には(S336)、データの送信元となる無線通信装置の存在方向を管理テーブルを参照して判定する(S337)。そして、アンテナ制御部107が指向性アンテナ108A〜108Dのいずれかの利用を設定し(S338)、データの受信処理が行なわれる(S339)。なお、これら一連の処理はS302に戻って繰り返し実行される。
<5.まとめ、および補足>
以上説明したように、本実施形態にかかる無線通信装置10は、相手通信装置との位置関係を定期的にビーコンを交換し合うことにより把握し、相手通信装置の方向に応じた電力通信部109を利用して電力伝送を行なうことが可能である。このため、無線通信装置10は、相手通信装置が存在する方向へ効率的に電力伝送を行なうことができる。また、無線通信装置10は、相手通信装置から伝送される電力を効率的に受領することができる。
具体的には、本実施形態にかかる無線通信装置10は、異なる方向への指向性を有する複数の指向性アンテナ108A〜108Dを備え、ビーコン期間に利用する指向性アンテナ108を切替えることにより、相手通信装置の方向を判定することができる。
また、無線通信装置10は、電力伝送を開始した後、相手通信装置のビーコンによる確認ができなくなった場合に、その電力伝送を解除することによって、無用な電力の放出を回避することができる。
なお、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、本明細書の無線通信装置10の処理における各ステップは、必ずしもシーケンス図またはフローチャートとして記載された順序に沿って時系列に処理する必要はない。例えば、無線通信装置10の処理における各ステップは、並列的あるいは個別に実行される処理(例えば、並列処理あるいはオブジェクトによる処理)を含んでもよい。
また、無線通信装置10に内蔵されるCPU、ROMおよびRAMなどのハードウェアを、上述した無線通信装置10の各構成と同等の機能を発揮させるためのコンピュータプログラムも作成可能である。また、該コンピュータプログラムを記憶させた記憶媒体も提供される。また、図8の機能ブロック図で示したそれぞれの機能ブロックをハードウェアで構成することで、一連の処理をハードウェアで実現することもできる。
本実施形態にかかる無線通信システムの構成を示した説明図である。 スーパーフレームの構成例を示した説明図である。 ビーコンのフレーム構成例を示した説明図である。 ビーコン期間利用情報エレメントの構成例を示した説明図である。 電力供給可能情報エレメントの構成例を示した説明図である。 電力伝送要求情報エレメントの構成例を示した説明図である。 送信MAS通知情報エレメントの構成例を示した説明図である。 本実施形態にかかる無線通信装置の構成を示した機能ブロック図である。 指向性アンテナおよび電力通信部の指向性について模式的に示した説明図である。 アンテナ制御部による受信アンテナの制御例を示した説明図である。 アンテナ制御部による受信アンテナの他の制御例を示した説明図である。 ネットワーク管理部により管理される管理テーブルの具体例を示した説明図である。 本実施形態にかかる無線通信装置の動作の流れを示したシーケンス図である。 本実施形態にかかる無線通信装置の動作の流れを示したフローチャートである。
符号の説明
101 無線受信処理部
103 ネットワーク管理部
104 送信ビーコン設定部
105 無線送信処理部
106 無指向性アンテナ
107 アンテナ制御部
108 指向性アンテナ
109 電力通信部
110 駆動電源装置
111 電力伝送制御部

Claims (9)

  1. 指向性を有する複数の指向性アンテナと;
    指向性を有する複数の電力通信部と;
    相手通信装置から送信される無線信号の受信が検出された指向性アンテナに応じ、前記複数の電力通信部のうちのいずれを前記相手通信装置との間での電力伝送に利用するかを制御する電力通信制御部と;
    を備える、電力通信装置。
  2. 1のアンテナにおける無線信号の受信を検出する受信検出部と;
    前記1のアンテナを前記複数の指向性アンテナのうちで順次に切り替えるアンテナ制御部と;
    をさらに備える、請求項1に記載の電力通信装置。
  3. 前記電力通信装置は、
    無指向性アンテナをさらに備え、
    前記アンテナ制御部は、前記1のアンテナを、前記複数の指向性アンテナおよび前記無指向性アンテナのうちで順次に切り替える、請求項2に記載の電力交換装置。
  4. 前記電力通信制御部は、前記受信検出部により無線信号の受信が検出された指向性アンテナと指向方向が最も近い電力通信部を前記相手通信装置との間での電力伝送に利用する、請求項3に記載の電力通信装置。
  5. 無線信号の送信を前記無指向性アンテナから行う、請求項4に記載の電力通信装置。
  6. 前記受信検出部は、前記相手通信装置から送信された無線信号に基づき、前記相手通信装置から以降に無線信号が送信される時間帯をさらに検出し、
    前記アンテナ制御部は、前記受信検出部により検出された時間帯に、前記1のアンテナを、前記相手通信装置から送信された無線信号の受信が検出された指向性アンテナに切り替える、請求項5に記載の電力通信装置。
  7. 第1の電力通信装置と;
    指向性を有する複数の指向性アンテナ、
    指向性を有する複数の電力通信部、および、
    前記第1の電力通信装置から送信される無線信号の受信が検出された指向性アンテナに応じ、前記複数の電力通信部のうちのいずれを前記第1の電力通信装置との間での電力伝送に利用するかを制御する電力通信制御部、
    を有する第二の電力通信装置と;
    を備える、電力通信システム。
  8. 相手通信装置が無線信号を送信するステップと;
    前記無線信号が複数の指向性アンテナのうちのいずれにおいて受信されたかを検出するステップと;
    受信が検出された指向性アンテナに応じ、指向性を有する複数の電力通信部のうちのいずれを前記相手通信装置との間での電力伝送に利用するかを制御するステップと;
    を含む、電力通信方法。
  9. コンピュータに、
    相手通信装置から送信された無線信号が複数の指向性アンテナのうちのいずれにおいて受信されたかを検出するステップと;
    受信が検出された指向性アンテナに応じ、指向性を有する複数の電力通信部のうちのいずれを前記相手通信装置との間での電力伝送に利用するかを制御するステップと;
    を実行させる、プログラム。



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