JP2010114844A - データ受信装置、及び、データ受信方法 - Google Patents

データ受信装置、及び、データ受信方法 Download PDF

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Abstract

【課題】再送信時のトラフィックを低減できるように、再送信するシンボルデータを特定するデータ受信装置を提供すること。
【解決手段】受信部21によって受信された伝送データに含まれるソースシンボル及びパリティシンボルのうち伝送データの復号に用いる有効シンボルデータを特定する有効シンボル特定部22と、受信部21によって受信された伝送データに含まれていないソースシンボルのうち復号に必要であり再送信の対象となる再送信ソースシンボルの個数を示すシンボル数を特定する再送信ソースシンボル数算出部23と、有効シンボル特定部22によって特定された有効シンボルデータと、記録装置5等に予め格納されている検査行列30の行列データとを用いて、再送信ソースシンボル数算出部23によって特定されたシンボル数分の再送信ソースシンボルを特定する再送信ソースシンボル特定部24とを備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、データ受信装置とデータ受信方法とに関する。
近年、大容量のデータを多数の受信者に効率良く配信する放送型コンテンツ配信技術が注目されている。放送型コンテンツ配信においては、伝送中におけるデータ消失に対する耐性を高めるために、FEC(ForwardError Correction)が利用される。放送型コンテンツ配信に用いられるFECの符号化方式としては、LDPC符号化(Low-Density Parity-Check)やRaptor符号化等のレートレス符号化方式が用いられる。レートレス符号化方式の場合、コンテンツデータが複数のソースシンボルデータに分割されると共に、ソースシンボルデータから排他的論理和(XOR)演算によってパリティシンボルデータが生成される。このソースシンボルデータとパリティシンボルデータとを合わせて符号化シンボルデータという。コンテンツデータを提供するコンテンツ提供サーバは、この符号化シンボルデータを伝送するが、コンテンツデータを受信する受信装置は、コンテンツ提供サーバから伝送された符号化シンボルデータの一部が伝送中にデータ消失する場合があるので、この符号化シンボルデータの全部又は一部を含む伝送データを受けることとなる。伝送データの復号に必要なシンボルデータ(ソースシンボルデータやパリティシンボルデータであり、以下同様。)が揃っている場合、符号化シンボルデータの全ソースシンボルデータを復元できる。復号に必要なシンボルデータが伝送データに含まれていない場合には、不足しているシンボルデータの再送信の要求をコンテンツ提供サーバに対し行い、この不足しているシンボルデータを取得できれば伝送データの復号が可能となる。特許文献1においては、受信装置の受信したシンボルデータの数をシンボルデータの再送信の要求時にコンテンツ提供サーバに報告することによって、コンテンツ提供サーバが再送信するシンボルデータの数が調節される。
特開2007−166469号公報
しかし、再送信時のトラフィックを低減するためには、復号が可能となる必要最低限のシンボルデータのみが再送信されなければならない。特にレートレス符号化の場合、再送信を要求するシンボルデータに応じて復号可能に必要なシンボルデータの数が異なるので、再送信時のトラフィックを低減するためには、復号に最も効率の良いシンボルデータを特定し、この特定したシンボルデータの再送信を要求しなければならない。特許文献1の場合、受信装置の受信したシンボルデータの数を送信者に通知するが、再送信を要求するシンボルデータは特定されないので、再送信時のトラフィックを低減できるとは限らない。本発明は、上記事情に鑑みて行われたものであり、再送信時のトラフィックを低減できるように、再送信するシンボルデータを特定するデータ受信装置を提供することである。
本発明のデータ受信装置は、複数のソースシンボルデータと、所定の符号化式データを用いて前記複数のソースシンボルデータから生成される複数のパリティシンボルデータとを含む符号化シンボルデータの一部又は全部を含む伝送データを、前記符号化シンボルデータを送信する送信装置から受信する受信手段を備えたデータ受信装置であって、前記受信手段によって受信された前記伝送データに含まれるソースシンボルデータ及びパリティシンボルデータのうち前記伝送データの復号に用いる有効シンボルデータを特定する第1の特定手段と、前記受信手段によって受信された前記伝送データに含まれていないソースシンボルデータのうち前記復号に必要であり再送信の対象となる再送信ソースシンボルデータの個数を示すシンボル数を、所定のアルゴリズムに従って特定する第2の特定手段と、前記第1の特定手段によって特定された前記有効シンボルデータと、予めメモリに格納されている前記符号化式データとを用いて、前記第2の特定手段によって特定された前記シンボル数分の前記再送信ソースシンボルデータを特定する第3の特定手段と、前記第3の特定手段によって特定された前記再送信ソースシンボルデータの送信要求を前記送信装置に行う送信要求手段とを備える、ことを特徴とする。
本発明のデータ受信装置において、前記符号化式データと前記符号化シンボルデータとは、所定の複数の条件式を満たすように設定されており、前記有効シンボルデータを適用した前記複数の条件式は、前記有効シンボルデータのみによって満たされる式を含まない。
本発明のデータ受信装置において、前記第2の特定手段によって特定される前記シンボル数は、前記符号化シンボルデータに含まれる前記複数のソースシンボルデータの数から、前記第1の特定手段によって特定された前記有効シンボルデータの数を差し引いた値である。
本発明のデータ受信装置において、前記第3の特定手段は、前記有効シンボルデータと復号済みのシンボルデータとを適用した前記複数の条件式のうち前記有効シンボルデータに含まれる一のパリティシンボルデータを含む全ての式においてソースシンボルデータ又はパリティシンボルデータの復号が不可能である場合に、前記再送信ソースシンボルデータの特定を行う。
本発明のデータ受信装置において、前記第3の特定手段は、前記有効シンボルデータと復号済みのシンボルデータとを適用した前記複数の条件式のうち前記有効シンボルデータに含まれる一のパリティシンボルデータを含む一の式において、当該式が復号可能となるために不足しているソースシンボルデータを、前記再送信ソースシンボルデータとして特定する。
本発明のデータ受信装置において、前記第3の特定手段は、前記有効シンボルデータと復号済みのシンボルデータとを適用した前記複数の条件式のうち前記有効シンボルデータに含まれる一のパリティシンボルデータを含む式が複数の場合に、前記不足しているソースシンボルデータの数の最も少ない式を、前記一の式として用いる。
本発明のデータ受信方法は、複数のソースシンボルデータと、所定の符号化式データを用いて前記複数のソースシンボルデータから生成される複数のパリティシンボルデータとを含む符号化シンボルデータの一部又は全部を含む伝送データを、前記符号化シンボルデータを送信する送信装置から受信するデータ受信装置を用いたデータ受信方法であって、前記データ受信装置は、受信した前記伝送データに含まれるソースシンボルデータ及びパリティシンボルデータのうち前記伝送データの復号に用いる有効シンボルデータを特定する第1の特定ステップと、前記第1の特定ステップの後、前記データ受信装置は、受信した前記伝送データに含まれていないソースシンボルデータのうち前記復号に必要な再送信ソースシンボルデータの個数を示すシンボル数を特定する第2の特定ステップと、前記データ受信装置は、前記第1の特定ステップにおいて特定した前記有効シンボルデータと、前記データ受信装置のメモリに予め格納されている前記符号化式データとを用いて、前記第2の特定ステップにおいて特定した前記シンボル数分の前記再送信ソースシンボルデータを、所定のアルゴリズムに従って特定する第3の特定ステップと、前記データ受信装置は、前記第3の特定ステップにおいて特定した前記再送信ソースシンボルデータの送信要求を前記送信装置に行う送信要求ステップとを備える、ことを特徴とする。
本発明のデータ受信方法は、送信装置からデータを受信するデータ受信装置を用いたデータ受信方法であって、複数のソースシンボルデータと、所定の符号化式データを用いて前記複数のソースシンボルデータから生成される複数のパリティシンボルデータとを含む符号化シンボルデータの一部又は全部を含む伝送データを、前記符号化シンボルデータを送信する前記送信装置から前記データ受信装置が受信する受信ステップと、前記符号化シンボルデータに含まれており、前記受信ステップにおいて受信された前記伝送データに含まれていないソースシンボルデータを前記データ受信装置が特定する特定ステップと、前記特定ステップにおいて特定されたソースシンボルデータの送信要求を前記データ受信装置が前記送信装置に行う送信要求ステップとを備える、ことを特徴とする。
以上説明した本発明のデータ受信装置及びデータ受信方法によれば、復号に必要なソースシンボルが確実に特定できるので、復号に不要なソースシンボル更にはパリティシンボルの再送信が回避できる。よって、再送信時のトラフィックが低減できる。
本発明によれば、再送信時のトラフィックを低減できるように、再送信するシンボルデータを特定するデータ受信装置が提供できる。
以下、図面を参照して、本発明に係る好適な実施形態について詳細に説明する。なお、図面の説明において、可能な場合には、同一要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。実施形態に係るデータ受信装置1は、図1に示すように、通信ネットワークNを介してコンテンツ提供サーバ1a(送信装置)と通信可能となっている。データ受信装置1は、コンテンツ提供サーバ1aに対し、各種データ(コンテンツデータや、受信したデータを復号するのに必要なデータ等)の送信要求を行う。コンテンツ提供サーバ1aは、例えば放送型のコンテンツ配信装置である。コンテンツ提供サーバ1aは、データ受信装置1からの送信要求に応じて各種データをデータ受信装置1に送信する。
コンテンツ提供サーバ1aは、データ受信装置1に送信するコンテンツデータ(コンテンツデータは、複数のソースシンボルデータを含む)を、LDPC符号化方式やRaptor符号化方式等のFECのレートレス符号化方式によって送信前に符号化し、この符号化後のデータ(符号化シンボルデータ)をデータ受信装置1に送信する(このコンテンツ提供サーバ1aによって生成された符号化シンボルデータは、コンテンツ提供サーバ1aとは異なる他の送信装置によってデータ受信装置1に送信されてもよい)。この符号化シンボルデータは、コンテンツデータに対応する複数のソースシンボルデータと、この複数のソースシンボルデータから生成される複数のパリティシンボルデータとを含む複数のシンボルデータの集合である。以下、ソースシンボルデータをソースシンボルといい、パリティシンボルデータをパリティシンボルといい、符号化シンボルデータを符号化シンボルという。
パリティシンボルは、コンテンツデータに対応する複数のソースシンボルと、検査行列(以下、図5に示す検査行列30を用いて説明する)の行列データ(符号化式データ)とを用いて決定される。検査行列30の行列データは、コンテンツ提供サーバ1aの内蔵メモリとデータ受信装置1の内蔵メモリ(後述の記録装置5又はRAM4、ROM3)とに予め格納されており、データ受信装置1とコンテンツ提供サーバ1aとに共有されている。
図5に、検査行列の一例として6行12列の検査行列30を示す。検査行列30は、後述の符号化シンボル33に含まれる全ソースシンボルs[1]〜s[6]と全パリティシンボルp[1]〜p[6]との総数“12”だけの列成分を有する。検査行列30は、行方向に並べて配置された6行6列の第1行列31と6行6列の第2行列32とを含むLDPC符号Staircase検査行列である。第1行列31は、行毎に3個の“1”と3個の“0”とを含むと共に、列毎に3個の“1”と3個の“0”とを含む。第2行列32は、n行n列目の要素、n行n−1列目の要素(nは“2〜6”の整数)と、1行1列目の要素とが“1”となっており、他の要素は全て“0”となっている行列である。
符号化シンボル33に含まれる全ソースシンボルs[1]〜s[6]の数は6個であり、これら6個のソースシンボルから生成され有効シンボル特定部22に含まれる全パリティシンボルp[1]〜p[6]の数も6個となっている。符号化シンボル33は、6個のソースシンボルと6個のパリティシンボルとによって構成される列ベクトルを成す。図5に示すベクトル方程式からわかるように、6個のパリティシンボルp[1]〜p[6]は、検査行列30に符号化シンボル33を右から乗じて得られる列ベクトルがゼロベクトルとなるように設定される。図5に示すベクトル方程式は、図6に示す条件式41〜条件式46の集合と等価である。図5に示すベクトル方程式の第1行目〜第6行目のそれぞれの要素は、順に、条件式41〜条件式46となっている。例えば、図5に示すベクトル方程式の第1行目の要素は条件式41であり、第2行目の要素は条件式42である。全パリティシンボルp[1]〜p[6]は、符号化シンボル33に含まれる全ソースシンボルs[1]〜s[6]と全パリティシンボルp[1]〜p[6]とが条件式41〜条件式46の全てを満たすように決定されたものである。
次に、図2及び図3を参照して、データ受信装置1の構成を説明する。データ受信装置1は、図2に示すように、物理的には、CPU2、ROM3、RAM4、記録装置5及通信装置6を有しており、これらはバス7に接続されている。CPU2は、ROM3や記録装置5等の内蔵メモリに格納された所定のコンピュータプログラム(例えば、図4に示すフローチャートの処理を実行するためのコンピュータプログラム)をRAM4にロードして実行することにより、データ受信装置1を統括的に制御する。記録装置5は、書き込み/読み出しが自在なメモリであり、コンピュータプログラム、検査行列30の行列データ、符号化シンボル33及び後述の有効シンボル等の各種シンボルデータ等を格納する。符号化シンボル33のソースシンボル及びパリティシンボルの総数は、検査行列30の列の数と同数の“12”である。なお、検査行列30の行列データと、符号化シンボル33及び後述の有効シンボル等の各種シンボルデータとの何れかは、RAM4に格納される構成であってもよい。また、検査行列30の行列データは、ROM3に格納されていてもよい。通信装置6は、通信ネットワークNを介してコンテンツ提供サーバ1a等の外部通信装置と通信を行うためのインターフェース等を有する。
データ受信装置1は、図3に示すように、機能的には、受信部21(受信手段)、有効シンボル特定部22(第1の特定手段)、再送信ソースシンボル数算出部23(第2の特定手段)、再送信ソースシンボル特定部24(第3の特定手段)、再送信要求部25(送信要求手段)、送信部26、復号部27を含む。これら図3に示す受信部21〜復号部27は、CPU2がROM3や記録装置5等の内蔵メモリに格納された上記コンピュータプログラムを実行し、図2に示すデータ受信装置1の各構成部を動作させることによって実現される機能である。CPU2は、上記コンピュータプログラムを実行することによって(特に、図3に示す上記受信部21〜復号部27を用いて)、図4のフローチャートに示す通信制御装置1の行う処理を実行する。
受信部21は、通信装置6を用いてコンテンツ提供サーバ1aから伝送データ(ソースシンボルやパリティシンボル等を含む)を受信する。伝送データは、コンテンツ提供サーバ1aから送信された符号化シンボルが通信ネットワークN等を伝送し、データ受信装置1によって受信されるデータであり、符号化シンボルの一部又は全部を含む。伝送データが符号化シンボルの一部を含む場合は、通信ネットワークN等を伝送中にデータ欠損が生じた場合に対応し、伝送データが符号化シンボルの全部を含む場合は、通信ネットワークN等を伝送中にデータ欠損が生じなかった場合に対応する。
有効シンボル特定部22は、受信部21によって受信された伝送データを記録装置5又はRAM4に格納する。有効シンボル特定部22は、伝送データが有効シンボルデータ(以下、単に有効シンボルという)を含むか否かを特定する。有効シンボルは、伝送データに含まれており、この伝送データの復号(伝送データに対応する符号化シンボルに含まれる全ソースシンボルを取得すること)に用いるソースシンボルやパリティシンボルの集合である。有効シンボルに含まれるソースシンボルやパリティシンボルのそれぞれは、有効シンボルに含まれる他のソースシンボルやパリティシンボルから復号されない(取得されない)ものとなっている。すなわち、図6に示す条件式41〜条件式46のうち、この有効シンボルに含まれるソースシンボルやパリティシンボルのみによって満たされる式(未知数を含まない式)はない。有効シンボル特定部22は、有効シンボルの要素の総数(有効シンボルに含まれるソースシンボル及びパリティシンボルの総数)を計数し、この計数結果を示す計数値データを、記録装置5又はRAM4に格納する。
再送信ソースシンボル数算出部23は、伝送データを復号(取得)する(すなわち、符号化シンボルに含まれているが伝送データに含まれていないソースシンボルを復号する)ために必要となるソースシンボル(再送信ソースシンボル)の数(シンボル数)を以下の方法によって計数する。すなわち、再送信ソースシンボル数算出部23は、シンボル数を、符号化シンボルに含まれるソースシンボルの総数(図5の場合、第1行列31の列の数“6”)から、有効シンボル特定部22によって計数される有効シンボルの要素の数を差し引いた値として計数する。
再送信ソースシンボル特定部24は、記録装置5又はRAM4に格納されている有効シンボル及び検査行列30を用いて、再送信ソースシンボル数算出部23によって計数されたシンボル数分の再送信ソースシンボルを特定し、記録装置5又はRAM4に格納する。再送信ソースシンボル特定部24は、再送信ソースシンボルの特定を、図4に示すフローチャート(所定のアルゴリズム)に従って行う。
再送信要求部25は、再送信ソースシンボル特定部24によって特定された再送信ソースシンボルの再送信要求データを作成し、送信部26は、通信装置6を用いて、再送信要求部25によって作成された再送信ソースシンボルの再送信要求データを通信ネットワークNを介してコンテンツ提供サーバ1aに送信する。
復号部27は、有効シンボル特定部22によって記録装置5又はRAM4に格納された伝送データと、上記したように送信部26によって送信された再送信要求データに応じてコンテンツ提供サーバ1aから送信され、受信部21によって受信され、有効シンボル特定部22を介して記録装置5又はRAM4に格納された再送信ソースシンボルと、記録装置5又はRAM4に格納されている検査行列30の行列データとに基づいて(すなわち、有効シンボルの全要素の適用された図6に示す条件式41〜条件式46を用いて)(又は、記録装置5又はRAM4に格納された伝送データにデータ欠損が無い場合、この伝送データと、検査行列30の行列データとに基づいて)、符号化シンボルに含まれる全ソースシンボルを復号(取得)する。
図4を参照して、実施形態に係るデータ受信方法を説明する。図4に示すフローチャートは、再送信ソースシンボル特定部24によって行われる。以下、検査行列30及び符号化シンボル33は、図5に示すものを想定する。この場合、符号化シンボル33に含まれる全ソースシンボルはs[1]〜s[6]であり、全パリティシンボルはp[1]〜p[6]である。また、伝送データには、少なくとも一つのパリティシンボルが含まれており、有効シンボルの要素の総数は、符号化シンボルに含まれるソースシンボルの総数を越えない場合を想定する。
まず、再送信ソースシンボル特定部24は、各種パラメータ(パラメータK,J,L,R,i)の初期設定を行う(ステップS1)。パラメータK,J,L,R,iのそれぞれの値を示す各データは、記録装置5又はRAM4に更新可能に格納されている。パラメータKには、符号化シンボルに含まれるソースシンボルの総数(復号の対象となるソースシンボルの総数であり、図5の場合、第1行列31の列の数“6”)が設定される。パラメータJには、有効シンボル特定部22によって計数された有効シンボルの要素の総数が設定される。パラメータLには、再送信ソースシンボル数算出部23によって計数された再送信ソースシンボルの総数(シンボル数)、すなわち、パラメータKの値からパラメータLの値を差し引いた値が設定される。パラメータRには“0”が設定され、パラメータiには“1”が設定される。パラメータiは、符号化シンボルに含まれるパリティシンボルを識別するための値であり、図5の場合、“1〜6”(“6”は、符号化シンボルに含まれるパリティシンボルの総数)の何れかである。
再送信ソースシンボル特定部24は、ステップS1の後、又は、ステップS4の後に、ステップS2に進み、パラメータLの値がパラメータRの値よりも大きいか否かを判定する。再送信ソースシンボル特定部24は、ステップS2において、パラメータLの値がパラメータRの値よりも大きいと判定した場合(ステップS2;No)、処理を終了して後段の処理(不図示)に進み、パラメータLの値がパラメータRの値以下であると判定した場合(ステップS2;Yes)、ステップS3に進む。
再送信ソースシンボル特定部24は、ステップS3において、p[i]が、有効シンボル特定部22によって特定され記録装置5又はRAM4に格納された有効シンボルに含まれているか否かを判定する(ステップS3)。再送信ソースシンボル特定部24は、p[i]が有効シンボルに含まれていないと判定した場合(ステップS3;No)、ステップS4に進み、パラメータiを“1”だけ加算した後に(ステップS4)、再びステップS2に進む。また、再送信ソースシンボル特定部24は、p[i]が有効シンボルに含まれていると判定した場合(ステップS3;Yes)、ステップS5に進む。
再送信ソースシンボル特定部24は、ステップS5において、有効シンボルの全要素及び復号済みの全シンボル(ソースシンボル、パリティシンボル)を適用(代入)した条件式41〜条件式46のうちp[i](有効シンボルに含まれる)を含む式の全てにおいて、ソースシンボル又はパリティシンボルの復号が不可能であるか否かを判定する(ステップS5)。ここで、ソースシンボル又はパリティシンボルの復号が可能な式とは、条件式41〜条件式46に含まれる一の式であって、一のソースシンボル又はパリティシンボルを除く他の全シンボルが既知(この既知とは、有効シンボルに含まれているか、又は、復号済み、であることを意味する)となっている式(この一のソースシンボル又はパリティシンボルのみが未知数となっている式)である。なお、ステップS5におけるp[i]は有効シンボルに含まれる。
再送信ソースシンボル特定部24は、ステップS5において、有効シンボルの全要素及び復号済みの全シンボル(ソースシンボル、パリティシンボル)を適用(代入)した条件式41〜条件式46のうちp[i](有効シンボルに含まれる)を含む少なくとも一の式において、ソースシンボル又はパリティシンボルの復号が可能であると判定した場合(ステップS5;No)、ステップS4に進み、パラメータiの値を“1”だけ加算した後に(ステップS4)、再びステップS2に進む。再送信ソースシンボル特定部24は、ステップS5において、有効シンボルの全要素及び復号済みの全シンボル(ソースシンボル、パリティシンボル)を適用(代入)した条件式41〜条件式46のうちp[i](有効シンボルに含まれる)を含む式の全てにおいて、ソースシンボル又はパリティシンボルの復号が不可能であると判定した場合(ステップS5;Yes)、ステップS6に進む。
再送信ソースシンボル特定部24は、ステップS6において、有効シンボルの全要素及び復号済みの全シンボル(ソースシンボル、パリティシンボル)を適用(代入)した条件式41〜条件式46のうちp[i](有効シンボルに含まれる)を含む一の式において、この式が復号可能となるために不足している一組の不足ソースシンボル(この一組の不足ソースシンボルによってこの特定した一の式における未知数が“1”となり、この特定した式が復号可能となる)を、一組の再送信ソースシンボルに特定し、ステップS7に進む(ステップS6)。ここで、再送信ソースシンボル特定部24は、有効シンボルの全要素及び復号済みの全シンボル(ソースシンボル、パリティシンボル)を適用(代入)した条件式41〜条件式46のうちp[i](有効シンボルに含まれる)を含む式が複数の場合、この複数の式のうち不足ソースシンボルの総数(式毎の総数)の最も少ない式において、この式が復号可能となるために不足している一組の不足ソースシンボル(この一組の不足ソースシンボルによってこの特定した一の式における未知数が1となり、この特定した式が復号可能となる)を、一組の再送信ソースシンボルに特定し、ステップS7に進む。なお、ステップS6におけるp[i]は有効シンボルに含まれる。
ステップS6又はステップS9の後、再送信ソースシンボル特定部24は、ステップS6において特定した式にステップS6において特定した一組の再送信ソースシンボルを適用(代入)した場合に(又は、ステップS9において特定した式にステップS9において特定した一組の再送信ソースシンボルを適用(代入)した場合に)、この特定した式に含まれている新たなパリティシンボルが復号できるようになるか否かを判定する(ステップS7)。再送信ソースシンボル特定部24は、ステップS6又はステップS9において特定した式から新たなパリティシンボルが復号できると判定した場合(ステップS7;Yes)、ステップS9に進む。
再送信ソースシンボル特定部24は、ステップS9において、有効シンボルの全要素及び復号済みの全シンボル(ソースシンボル、パリティシンボル)を適用(代入)した条件式41〜条件式46のうち、この復号される新たなパリティシンボルを含む他の式を特定し、この特定した式における一組の不足ソースシンボルを、一組の再送信ソースシンボルに特定し、ステップS7に進む(ステップS9)。
再送信ソースシンボル特定部24は、ステップS6において特定した式から新たなパリティシンボルが復号できないと判定した場合(ステップS7;No)、また、ステップS9までに(現時点までに)特定された再送信ソースシンボルの総数がパラメータLの値以上となった場合、ステップS8に進む。再送信ソースシンボル特定部24は、ステップS8において、パラメータRの値に、ステップS6(更には、ステップS9)において特定した再送信ソースシンボルの総数を加え(ステップS8)、ステップS4に進む。
次に、有効シンボルがs[2],s[4],p[2],p[4]の場合における、図4に示すフローチャートの処理を説明する。まず、再送信ソースシンボル特定部24は、ステップS1において、パラメータK,J,L,R,iを、それぞれ“6”、“4”、“2”、“0”、“1”に設定する。再送信ソースシンボル特定部24は、ステップS2において、L(=2)>R(=0)であると判定するので(ステップS2;Yes)、ステップS3に進む。再送信ソースシンボル特定部24は、ステップS3において、p[1](i=1)が有効シンボルに含まれていないと判定するので(ステップS3;No)、ステップS4に進んでパラメータiの値を“2”に設定(“1”を加算)し(ステップS4)、ステップS2に進む。再送信ソースシンボル特定部24は、ステップS2において、再び、L(=2)>R(=0)であると判定し(ステップS2;Yes)、ステップS3に進む。再送信ソースシンボル特定部24は、ステップS3において、p[2](i=2)が有効シンボルに含まれていると判定し(ステップS3;Yes)、ステップS5に進む。再送信ソースシンボル特定部24は、ステップS5において、p[2]を含む条件式42及び条件式43の全てにおいてソースシンボル又はパリティシンボルの復号が不可能であると判定し(ステップS5;Yes)、ステップS6に進む。
条件式42の不足ソースシンボルは、s[3]、s[5]、s[6]であり、条件式42における不足ソースシンボルの総数は“3”となる。条件式43の不足ソースシンボルはs[5]であり、条件式43における不足ソースシンボルの総数は“1”である。そこで、再送信ソースシンボル特定部24は、ステップS6において、条件式43を不足ソースシンボルの総数が最小の式に特定し、条件式43の一組の不足ソースシンボルs[5]を、一組の再送信ソースシンボルに特定し(ステップS6)、ステップS7に進む。再送信ソースシンボル特定部24は、ステップS7において、ステップS6において特定した条件式43に、ステップS6において特定した一組の再送信ソースシンボルs[5]を用いた場合、復号(取得)されていないp[3]が復号(取得)できると判定するので(ステップS7;Yes)、ステップS9に進む。
この復号されるp[3]を含む他の条件式44に含まれる不足ソースシンボルは、s[1]、s[6]である。そこで、再送信ソースシンボル特定部24は、ステップS9において、p[3]を含む他の条件式44を特定し、この条件式44に含まれる一組の不足ソースシンボルs[1](s[6]であってもよい)を、一組の再送信ソースシンボルに設定し、ステップS7に進む。再送信ソースシンボル特定部24は、ステップS9の後、ステップS7において、ステップS9において特定した条件式44に、ステップS9において特定した一組の再送信ソースシンボルs[1]を用いても、復号されていない新たなパリティシンボルを復号(取得)できないので(ステップS7;No)、ステップS8に進む。
再送信ソースシンボル特定部24は、ステップS7の後、ステップS8において、パラメータR(=0)の値に、ステップS6において特定した再送信ソースシンボルの総数“1”と、ステップS9において特定した再送信ソースシンボルの総数“1”とを加え(すなわち、この時点でパラメータRの値は“2”となる)(ステップS8)、ステップS4に進む(ステップS8)。ステップS8の後、再送信ソースシンボル特定部24は、ステップS4の処理を行ってステップS2に進み、ステップS2において、R=L(パラメータR,Lの値は何れも2である)であると判定し(ステップS2;No)、処理を終了する。
次に、実施形態に係るデータ受信装置1の作用・効果を説明する。以下、図5に示す検査行列30及び符号化シンボル33と、有効シンボルs[2]、s[4]、p[2]、p[4]とを用いて説明する。データ受信装置1は、複数のソースシンボルs[1]〜s[6]と、検査行列30を用いて複数のソースシンボルs[1]〜s[6]から生成される複数のパリティシンボルp[1]〜p[6]とを含む符号化シンボル33の一部又は全部を含む伝送データを、符号化シンボル33を生成するコンテンツ提供サーバ1aから受信する受信部21を備える。データ受信装置1は、有効シンボル特定部22、再送信ソースシンボル数算出部23、再送信ソースシンボル特定部24及び再送信要求部25を備える。有効シンボル特定部22は、受信部21によって受信された伝送データに含まれるソースシンボル及びパリティシンボルのうち伝送データの復号に用いる有効シンボル(s[2]、s[4]、p[2]、p[4])を特定する。再送信ソースシンボル数算出部23は、受信部21によって受信された伝送データに含まれていないソースシンボルのうち復号に必要であり再送信の対象となる再送信ソースシンボルの個数を示すシンボル数(パラメータLの値)を特定する。再送信ソースシンボル特定部24は、有効シンボル特定部22によって特定された有効シンボルと、記録装置5又はRAM4に予め格納されている検査行列30の行列データとを用いて、再送信ソースシンボル数算出部23によって特定されたシンボル数だけの再送信ソースシンボルを、図4に示すフローチャート(所定のアルゴリズム)に従って特定する。再送信要求部25は、再送信ソースシンボル特定部24によって特定されたシンボル数分の再送信ソースシンボルの送信要求を、コンテンツ提供サーバ1aに行う(第1の態様)。
更に、第1の態様において、検査行列30と符号化シンボル33とは、所定の複数の条件式41〜条件式46を満たすように設定されており、有効シンボルを適用した条件式41〜条件式46は、有効シンボルのみによって満たされる式を含まない(第2の態様)。
更に、第1又は第2の態様において、再送信ソースシンボル数算出部23によって特定されるシンボル数は、符号化シンボル33に含まれる全ソースシンボルs[1]〜s[6]の数(パラメータKの値)“6”から、有効シンボル特定部22によって特定された有効シンボルの数(パラメータJの値)を差し引いた値である。
更に、第1〜第3の態様のうち何れか一の態様において、再送信ソースシンボル特定部24は、有効シンボルと復号済みのシンボルとを適用した条件式41〜条件式46のうち有効シンボルに含まれる一のパリティシンボルp[i](“i”は“1〜6”)を含む全ての式においてソースシンボル又はパリティシンボルの復号が不可能である場合に、再送信ソースシンボルの特定を行う(第4の態様)。
更に、第4の態様において、再送信ソースシンボル特定部24は、有効シンボルと復号済みのシンボルとを適用した条件式41〜条件式46のうち有効シンボルに含まれる一のパリティシンボルp[i]を含む一の式において、当該式が復号可能となるために不足している不足ソースシンボルを、再送信ソースシンボルとして特定する(第5の態様)。
更に、第5の態様において、再送信ソースシンボル特定部24は、有効シンボルと復号済みのシンボルとを適用した条件式41〜条件式46のうち有効シンボルに含まれる一のパリティシンボルp[i]を含む式が複数の場合に、不足ソースシンボルの数の最も少ない式を、上記一の式として用いる。
実施形態に係るデータ受信装置1によれば、復号に必要な再送信ソースシンボルの個数を示すシンボル数が再送信ソースシンボル数算出部23によって特定され、このシンボル数分の再送信ソースシンボルが再送信ソースシンボル特定部24によって特定される。このように、復号に必要なシンボルが確実に特定できるので、復号に不要なシンボルの再送信が回避できる。よって、再送信時のトラフィックが低減できる。
実施形態に係るデータ受信装置を含む装置構成を示す図である。 実施形態に係るデータ受信装置の構成を示す図である。 実施形態に係るデータ受信装置の構成を示す図である。 実施形態に係るデータ受信装置の動作を説明するためのフローチャートである。 実施形態で用いるLDPC符号化を説明するための図である。 実施形態で用いるLDPC符号化を説明するための図である。
符号の説明
1…データ受信装置、1a…コンテンツ提供サーバ、2…CPU、3…ROM、4…RAM、5…記録装置、6…通信装置、7…バス、21…受信部、22…有効シンボル特定部、23…再送信ソースシンボル数算出部、24…再送信ソースシンボル特定部、25…再送信要求部、26…送信部、27…復号部、30…検査行列、31…第1行列、32…第2行列、33…符号化シンボル、N…通信ネットワーク

Claims (8)

  1. 複数のソースシンボルデータと、所定の符号化式データを用いて前記複数のソースシンボルデータから生成される複数のパリティシンボルデータとを含む符号化シンボルデータの一部又は全部を含む伝送データを、前記符号化シンボルデータを送信する送信装置から受信する受信手段を備えたデータ受信装置であって、
    前記受信手段によって受信された前記伝送データに含まれるソースシンボルデータ及びパリティシンボルデータのうち前記伝送データの復号に用いる有効シンボルデータを特定する第1の特定手段と、
    前記受信手段によって受信された前記伝送データに含まれていないソースシンボルデータのうち前記復号に必要であり再送信の対象となる再送信ソースシンボルデータの個数を示すシンボル数を特定する第2の特定手段と、
    前記第1の特定手段によって特定された前記有効シンボルデータと、予めメモリに格納されている前記符号化式データとを用いて、前記第2の特定手段によって特定された前記シンボル数分の前記再送信ソースシンボルデータを、所定のアルゴリズムに従って特定する第3の特定手段と、
    前記第3の特定手段によって特定された前記再送信ソースシンボルデータの送信要求を前記送信装置に行う送信要求手段と
    を備える、ことを特徴とするデータ受信装置。
  2. 前記符号化式データと前記符号化シンボルデータとは、所定の複数の条件式を満たすように設定されており、
    前記有効シンボルデータを適用した前記複数の条件式は、前記有効シンボルデータのみによって満たされる式を含まない、ことを特徴とする請求項1に記載のデータ受信装置。
  3. 前記第2の特定手段によって特定される前記シンボル数は、前記符号化シンボルデータに含まれる前記複数のソースシンボルデータの数から、前記第1の特定手段によって特定された前記有効シンボルデータの数を差し引いた値である、ことを特徴とする請求項1又は2に記載のデータ受信装置。
  4. 前記第3の特定手段は、前記有効シンボルデータと復号済みのシンボルデータとを適用した前記複数の条件式のうち前記有効シンボルデータに含まれる一のパリティシンボルデータを含む全ての式においてソースシンボルデータ又はパリティシンボルデータの復号が不可能である場合に、前記再送信ソースシンボルデータの特定を行う、ことを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載のデータ受信装置。
  5. 前記第3の特定手段は、前記有効シンボルデータと復号済みのシンボルデータとを適用した前記複数の条件式のうち前記有効シンボルデータに含まれる一のパリティシンボルデータを含む一の式において、当該式が復号可能となるために不足しているソースシンボルデータを、前記再送信ソースシンボルデータとして特定する、ことを特徴とする請求項4に記載のデータ受信装置。
  6. 前記第3の特定手段は、前記有効シンボルデータと復号済みのシンボルデータとを適用した前記複数の条件式のうち前記有効シンボルデータに含まれる一のパリティシンボルデータを含む式が複数の場合に、前記不足しているソースシンボルデータの数の最も少ない式を、前記一の式として用いる、ことを特徴とする請求項5に記載のデータ受信装置。
  7. 複数のソースシンボルデータと、所定の符号化式データを用いて前記複数のソースシンボルデータから生成される複数のパリティシンボルデータとを含む符号化シンボルデータの一部又は全部を含む伝送データを、前記符号化シンボルデータを送信する送信装置から受信するデータ受信装置を用いたデータ受信方法であって、
    前記データ受信装置は、受信した前記伝送データに含まれるソースシンボルデータ及びパリティシンボルデータのうち前記伝送データの復号に用いる有効シンボルデータを特定する第1の特定ステップと、
    前記第1の特定ステップの後、前記データ受信装置は、受信した前記伝送データに含まれていないソースシンボルデータのうち前記復号に必要な再送信ソースシンボルデータの個数を示すシンボル数を特定する第2の特定ステップと、
    前記データ受信装置は、前記第1の特定ステップにおいて特定した前記有効シンボルデータと、前記データ受信装置のメモリに予め格納されている前記符号化式データとを用いて、前記第2の特定ステップにおいて特定した前記シンボル数分の前記再送信ソースシンボルデータを、所定のアルゴリズムに従って特定する第3の特定ステップと、
    前記データ受信装置は、前記第3の特定ステップにおいて特定した前記再送信ソースシンボルデータの送信要求を前記送信装置に行う送信要求ステップと
    を備える、ことを特徴とするデータ受信方法。
  8. 送信装置からデータを受信するデータ受信装置を用いたデータ受信方法であって、
    複数のソースシンボルデータと、所定の符号化式データを用いて前記複数のソースシンボルデータから生成される複数のパリティシンボルデータとを含む符号化シンボルデータの一部又は全部を含む伝送データを、前記符号化シンボルデータを送信する前記送信装置から前記データ受信装置が受信する受信ステップと、
    前記符号化シンボルデータに含まれており、前記受信ステップにおいて受信された前記伝送データに含まれていないソースシンボルデータを前記データ受信装置が特定する特定ステップと、
    前記特定ステップにおいて特定されたソースシンボルデータの送信要求を前記データ受信装置が前記送信装置に行う送信要求ステップと
    を備える、ことを特徴とするデータ受信方法。
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