JP2010113687A - ファイルコピー装置、ファイルコピー方法およびファイルコピープログラム - Google Patents

ファイルコピー装置、ファイルコピー方法およびファイルコピープログラム Download PDF

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Abstract

【課題】上書されるファイルのバックアップ退避の手間を軽減することができ、特にフォルダ階層が複雑で且つ上書されるファイルが多数存在する場合における当該バックアップ退避の手間を大幅に軽減することができるファイルコピー装置、ファイルコピー方法およびファイルコピープログラムを提供することを課題とする。
【解決手段】本発明は、階層構造を有するフォルダ内に格納されているコピー対象ファイル群を当該階層構造を保持したまま所定のフォルダ内へコピーするにあたって、先に、当該コピー対象ファイル群を当該所定のフォルダ内に格納すると上書されるものである上書対象ファイルを当該所定のフォルダとは異なるフォルダ内へバックアップする。
【選択図】図2

Description

本発明は、ファイルコピー装置、ファイルコピー方法およびファイルコピープログラムに関するものである。
フォルダ階層単位でのファイルの一括コピーの操作は従来から可能であった。また、ファイル等のコピーやバックアップ等に関連する従来技術としては、例えば特許文献1〜5が挙げられる。
特開2001−142683号公報 特開2002−73338号公報 特開2005−209065号公報 特開2006−178645号公報 特開2007−102649号公報
しかしながら、従来技術によれば、上述した一括コピーの操作において上書されるファイルが存在する場合には、当該上書されるファイルのバックアップ退避を手動で行う必要があった、換言すると当該操作において当該バックアップ退避を同時に自動で行うことができなかったので、当該バックアップ退避に手間が掛かり、特にフォルダ階層が複雑で且つ上書されるファイルが多数存在する場合には当該バックアップ退避の手間は大きかったという問題点があった。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、上書されるファイルのバックアップ退避の手間を軽減することができ、特にフォルダ階層が複雑で且つ上書されるファイルが多数存在する場合における当該バックアップ退避の手間を大幅に軽減することができるファイルコピー装置、ファイルコピー方法およびファイルコピープログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかるファイルコピー装置は、コピー対象となる複数のファイルからなるファイル群であって階層構造を有するフォルダ内に格納されているものであるコピー対象ファイル群を、当該階層構造を保持したままコピーするファイル群コピー手段と、前記ファイル群コピー手段でコピーした結果生成されたファイル群であるコピー対象コピーファイル群を、所定のフォルダ内に格納するファイル群格納手段とを備えた制御部を備えたファイルコピー装置において、前記制御部は、前記所定のフォルダ内に格納されているファイルであって前記コピー対象ファイル群または前記コピー対象コピーファイル群を当該所定のフォルダ内に格納すると上書されるものである上書対象ファイルが存在するか否かを確認する上書確認手段と、前記上書確認手段で前記上書対象ファイルが存在すると確認された場合には、当該上書対象ファイルをコピーするファイルコピー手段と、前記ファイルコピー手段でコピーした結果生成されたファイルである上書対象コピーファイルを、前記所定のフォルダとは異なるフォルダ内に格納するファイル格納手段と、をさらに備え、前記ファイル群格納手段は、前記ファイルコピー手段で前記上書対象ファイルをコピーし終えてから、前記コピー対象コピーファイル群を前記所定のフォルダ内に格納することを特徴とする。
また、本発明にかかるファイルコピー装置は、前記に記載のファイルコピー装置において、情報を表示するための表示部をさらに備え、前記制御部は、前記上書対象ファイルに上書するファイルであって当該上書対象ファイルの最終更新日付よりも古い最終更新日付のものが前記コピー対象ファイル群または前記コピー対象コピーファイル群に含まれているか否かを確認する日付確認手段と、前記日付確認手段で前記古い最終更新日付のファイルが含まれていると確認された場合には、当該古い最終更新日付のファイルで前記上書対象ファイルを上書するか否かを選択させるための選択ボタンを含む所定のダイアログボックスを、前記表示部に出力する選択ダイアログボックス出力手段とをさらに備え、前記ファイル群格納手段は、前記選択ボタンが押下された結果、前記古い最終更新日付のファイルで前記上書対象ファイルを上書すると選択された場合には、前記コピー対象コピーファイル群に含まれている当該古い最終更新日付のファイルで、前記上書対象ファイルを上書することを特徴とする。
また、本発明にかかるファイルコピー装置は、前記に記載のファイルコピー装置において、情報を表示するための表示部をさらに備え、前記制御部は、前記上書対象ファイルが上書可能な状態であるか否かを確認する状態確認手段と、前記状態確認手段で前記上書対象ファイルが上書可能な状態でないと確認された場合には、当該上書対象ファイルを上書することができない旨のメッセージを含む所定のダイアログボックスを、前記表示部に出力する上書ダイアログボックス出力手段とをさらに備え、前記ファイル群格納手段は、前記状態確認手段で前記上書対象ファイルが上書可能な状態であると確認された場合には、前記コピー対象コピーファイル群に含まれている当該上書対象ファイルに上書するファイルで、当該上書対象ファイルを上書することを特徴とする。
また、本発明にかかるファイルコピー装置は、前記に記載のファイルコピー装置において、前記制御部は、当該制御部において行われている処理の進行状況に関するログファイルを作成するログファイル作成手段をさらに備えたことを特徴とする。
また、本発明はファイルコピー方法に関するものであり、本発明にかかるファイルコピー方法は、コピー対象となる複数のファイルからなるファイル群であって階層構造を有するフォルダ内に格納されているものであるコピー対象ファイル群を、当該階層構造を保持したままコピーするファイル群コピーステップと、前記ファイル群コピーステップでコピーした結果生成されたファイル群であるコピー対象コピーファイル群を、所定のフォルダ内に格納するファイル群格納ステップとを含む、制御部を備えた情報処理装置において実行されるファイルコピー方法において、前記制御部において実行される、前記所定のフォルダ内に格納されているファイルであって前記コピー対象ファイル群または前記コピー対象コピーファイル群を当該所定のフォルダ内に格納すると上書されるものである上書対象ファイルが存在するか否かを確認する上書確認ステップと、前記上書確認ステップで前記上書対象ファイルが存在すると確認された場合には、当該上書対象ファイルをコピーするファイルコピーステップと、前記ファイルコピーステップでコピーした結果生成されたファイルである上書対象コピーファイルを、前記所定のフォルダとは異なるフォルダ内に格納するファイル格納ステップと、をさらに含み、前記ファイル群格納ステップは、前記ファイルコピーステップで前記上書対象ファイルをコピーし終えてから、前記コピー対象コピーファイル群を前記所定のフォルダ内に格納することを特徴とする。
また、本発明にかかるファイルコピー方法は、前記に記載のファイルコピー方法において、前記情報処理装置は、情報を表示するための表示部をさらに備え、前記制御部において実行される、前記上書対象ファイルに上書するファイルであって当該上書対象ファイルの最終更新日付よりも古い最終更新日付のものが前記コピー対象ファイル群または前記コピー対象コピーファイル群に含まれているか否かを確認する日付確認ステップと、前記日付確認ステップで前記古い最終更新日付のファイルが含まれていると確認された場合には、当該古い最終更新日付のファイルで前記上書対象ファイルを上書するか否かを選択させるための選択ボタンを含む所定のダイアログボックスを、前記表示部に出力する選択ダイアログボックス出力ステップとをさらに含み、前記ファイル群格納ステップは、前記選択ボタンが押下された結果、前記古い最終更新日付のファイルで前記上書対象ファイルを上書すると選択された場合には、前記コピー対象コピーファイル群に含まれている当該古い最終更新日付のファイルで、前記上書対象ファイルを上書することを特徴とする。
また、本発明にかかるファイルコピー方法は、前記に記載のファイルコピー方法において、前記情報処理装置は、情報を表示するための表示部をさらに備え、前記制御部において実行される、前記上書対象ファイルが上書可能な状態であるか否かを確認する状態確認ステップと、前記状態確認ステップで前記上書対象ファイルが上書可能な状態でないと確認された場合には、当該上書対象ファイルを上書することができない旨のメッセージを含む所定のダイアログボックスを、前記表示部に出力する上書ダイアログボックス出力ステップとをさらに含み、前記ファイル群格納ステップは、前記状態確認ステップで前記上書対象ファイルが上書可能な状態であると確認された場合には、前記コピー対象コピーファイル群に含まれている当該上書対象ファイルに上書するファイルで、当該上書対象ファイルを上書することを特徴とする。
また、本発明にかかるファイルコピー方法は、前記に記載のファイルコピー方法において、前記制御部において実行される、当該制御部において行われている処理の進行状況に関するログファイルを作成するログファイル作成ステップをさらに含むことを特徴とする。
また、本発明はファイルコピープログラムに関するものであり、本発明にかかるファイルコピープログラムは、コピー対象となる複数のファイルからなるファイル群であって階層構造を有するフォルダ内に格納されているものであるコピー対象ファイル群を、当該階層構造を保持したままコピーするファイル群コピーステップと、前記ファイル群コピーステップでコピーした結果生成されたファイル群であるコピー対象コピーファイル群を、所定のフォルダ内に格納するファイル群格納ステップとを含む、制御部を備えた情報処理装置において実行させるためのファイルコピープログラムにおいて、前記制御部において実行させるための、前記所定のフォルダ内に格納されているファイルであって前記コピー対象ファイル群または前記コピー対象コピーファイル群を当該所定のフォルダ内に格納すると上書されるものである上書対象ファイルが存在するか否かを確認する上書確認ステップと、前記上書確認ステップで前記上書対象ファイルが存在すると確認された場合には、当該上書対象ファイルをコピーするファイルコピーステップと、前記ファイルコピーステップでコピーした結果生成されたファイルである上書対象コピーファイルを、前記所定のフォルダとは異なるフォルダ内に格納するファイル格納ステップと、をさらに含み、前記ファイル群格納ステップは、前記ファイルコピーステップで前記上書対象ファイルをコピーし終えてから、前記コピー対象コピーファイル群を前記所定のフォルダ内に格納することを特徴とする。
また、本発明にかかるファイルコピープログラムは、前記に記載のファイルコピープログラムにおいて、前記情報処理装置は、情報を表示するための表示部をさらに備え、前記制御部において実行させるための、前記上書対象ファイルに上書するファイルであって当該上書対象ファイルの最終更新日付よりも古い最終更新日付のものが前記コピー対象ファイル群または前記コピー対象コピーファイル群に含まれているか否かを確認する日付確認ステップと、前記日付確認ステップで前記古い最終更新日付のファイルが含まれていると確認された場合には、当該古い最終更新日付のファイルで前記上書対象ファイルを上書するか否かを選択させるための選択ボタンを含む所定のダイアログボックスを、前記表示部に出力する選択ダイアログボックス出力ステップとをさらに含み、前記ファイル群格納ステップは、前記選択ボタンが押下された結果、前記古い最終更新日付のファイルで前記上書対象ファイルを上書すると選択された場合には、前記コピー対象コピーファイル群に含まれている当該古い最終更新日付のファイルで、前記上書対象ファイルを上書することを特徴とする。
また、本発明にかかるファイルコピープログラムは、前記に記載のファイルコピープログラムにおいて、前記情報処理装置は、情報を表示するための表示部をさらに備え、前記制御部において実行させるための、前記上書対象ファイルが上書可能な状態であるか否かを確認する状態確認ステップと、前記状態確認ステップで前記上書対象ファイルが上書可能な状態でないと確認された場合には、当該上書対象ファイルを上書することができない旨のメッセージを含む所定のダイアログボックスを、前記表示部に出力する上書ダイアログボックス出力ステップとをさらに含み、前記ファイル群格納ステップは、前記状態確認ステップで前記上書対象ファイルが上書可能な状態であると確認された場合には、前記コピー対象コピーファイル群に含まれている当該上書対象ファイルに上書するファイルで、当該上書対象ファイルを上書することを特徴とする。
また、本発明にかかるファイルコピープログラムは、前記に記載のファイルコピープログラムにおいて、前記制御部において実行させるための、当該制御部において行われている処理の進行状況に関するログファイルを作成するログファイル作成ステップをさらに含むことを特徴とする。
この発明によれば、コピー対象となる複数のファイルからなるファイル群であって階層構造を有するフォルダ内に格納されているものであるコピー対象ファイル群を当該階層構造を保持したままコピーし、当該コピーした結果生成されたファイル群であるコピー対象コピーファイル群を所定のフォルダ内に格納するにあたって、当該所定のフォルダ内に格納されているファイルであってコピー対象ファイル群またはコピー対象コピーファイル群を当該所定のフォルダ内に格納すると上書されるものである上書対象ファイルが存在するか否かを確認し、当該上書対象ファイルが存在すると確認された場合には当該上書対象ファイルをコピーし、当該コピーした結果生成されたファイルである上書対象コピーファイルを当該所定のフォルダとは異なるフォルダ内に格納する。また、この発明によれば、当該上書対象ファイルをコピーし終えてから、当該コピー対象コピーファイル群を当該所定のフォルダ内に格納する。これにより、上書されるファイル(上書対象ファイル)のバックアップ退避の手間を軽減することができ、特にフォルダ階層が複雑で且つ上書されるファイル(上書対象ファイル)が多数存在する場合における当該バックアップ退避の手間を大幅に軽減することができるという効果を奏する。
この発明によれば、上書対象ファイルに上書するファイルであって当該上書対象ファイルの最終更新日付よりも古い最終更新日付のものがコピー対象ファイル群またはコピー対象コピーファイル群に含まれているか否かを確認し、古い最終更新日付のファイルが含まれていると確認された場合には、当該古い最終更新日付のファイルで上書対象ファイルを上書するか否かを選択させるための選択ボタンを含む所定のダイアログボックスを表示部に出力する。また、この発明によれば、選択ボタンが押下された結果、古い最終更新日付のファイルで上書対象ファイルを上書すると選択された場合には、コピー対象コピーファイル群に含まれている当該古い最終更新日付のファイルで、上書対象ファイルを上書する。これにより、上書対象ファイルを古い最終更新日付のファイルで自動的に上書することを確実に防ぐことができると共に、上書対象ファイルの最終更新日付よりも古い最終更新日付のファイルで当該上書対象ファイルを上書しようとしていることをユーザに知らせて当該ユーザに適切な対応を取らせることができるという効果を奏する。
この発明によれば、上書対象ファイルが上書可能な状態であるか否かを確認し、上書対象ファイルが上書可能な状態でないと確認された場合には、当該上書対象ファイルを上書することができない旨のメッセージを含む所定のダイアログボックスを表示部に出力する。また、この発明によれば、上書対象ファイルが上書可能な状態であると確認された場合には、コピー対象コピーファイル群に含まれている当該上書対象ファイルに上書するファイルで、当該上書対象ファイルを上書する。これにより、上書対象ファイルが上書可能な状態でないことをユーザに知らせて当該ユーザに適切な対応を取らせることができるという効果を奏する。
この発明によれば、制御部において行われている処理の進行状況に関するログファイルを作成する。これにより、ユーザは当該ログファイルを介して制御部での処理の進行状況を知ることができるという効果を奏する。
以下に、本発明にかかるファイルコピー装置、ファイルコピー方法およびファイルコピープログラムの実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、本実施の形態により本発明が限定されるものではない。
[1.構成]
本実施の形態にかかるファイルコピー装置100の構成について図1を参照して説明する。図1は、ファイルコピー装置100の構成の一例を示すブロック図である。
ファイルコピー装置100は、制御部102と通信インターフェース部104と記憶部106と入出力インターフェース部108とで構成されており、これら各部は任意の通信路を介して通信可能に接続されている。
通信インターフェース部104は、ルータ等の通信装置および専用線等の有線または無線の通信回線を介してファイルコピー装置100を、インターネットやLAN(Local Area Network)等のネットワーク200に通信可能に接続する。すなわち、通信インターフェース部104は、他の装置と通信回線を介してデータを通信する機能を有する。
入出力インターフェース部108は、入力装置112や出力装置114に接続する。ここで、出力装置114には、モニタ(家庭用テレビを含む)の他、スピーカやプリンタを用いることができる(なお、以下では、出力装置114をモニタ114として記載する場合がある。)。入力装置112には、キーボードやマウスやマイクの他、マウスと協働してポインティングデバイス機能を実現するモニタを用いることができる。
制御部102は、ファイルコピー装置100を統括的に制御するCPU(Central Processing Unit)等である。制御部102は、OS(Operating System)等の制御プログラム・各種の処理手順等を規定したプログラム・所要データなどを格納するための内部メモリを有し、これらのプログラムに基づいて種々の情報処理を実行する。制御部102は、機能概念的に、メインダイアログ出力部102aとファイル数確認部102bと上書確認部102cとファイルコピー部102dとファイル格納部102eと日付確認部102fと選択ダイアログ出力部102gと状態確認部102hと上書ダイアログ出力部102iとファイル群コピー部102jとファイル群格納部102kとログファイル作成部102mとを備えている。
メインダイアログ出力部102aは、メインダイアログボックスをモニタ114に出力する。メインダイアログボックスは、コピー元フォルダおよびコピー先フォルダのフォルダパスの指定をユーザに行わせたり、バックアップや上書コピー、圧縮、コピー除外フォルダなどの設定をユーザに行わせたりするためのものである。メインダイアログボックスの具体例については、[2.処理]の章で詳細に説明する。メインダイアログボックスを介して指定や設定された各種の情報は、後述する設定ファイル記憶部106aに格納されている設定ファイル(具体的にはINIファイル)に保持される。
ここで、本実施の形態において、ファイルには、例えばモジュールやプログラムなどに関するものも含まれる。コピー元ファイルは、コピーする対象となるファイルである。コピー元フォルダは、その下層に少なくとも1つのフォルダを持つような階層構造を有するフォルダである。コピー元フォルダ内には複数のコピー元ファイルが格納されている。コピー先フォルダは、コピー元ファイルのコピーであるコピー元コピーファイルの格納先となるフォルダである。コピー先ファイルは、コピー先フォルダ内に存在するファイルである。
ファイル数確認部102bは、コピー元フォルダ内に格納されているコピー元ファイルの数を確認する。
上書確認部102cは、コピー元ファイルまたはコピー元コピーファイルを階層構造を保持したままコピー先フォルダ内に格納すると上書されるコピー先ファイルである上書コピー先ファイル(具体的には、コピー元ファイルまたはコピー元コピーファイルのファイル名と同じファイル名のコピー先ファイルである同名コピー先ファイル)が当該コピー先フォルダ内に存在するか否かを確認する。
ファイルコピー部102dは、上書確認部102cで“上書コピー先ファイルが存在する”と確認された場合には、当該上書コピー先ファイルをコピーして、当該上書コピー先ファイルのコピーである上書コピー先コピーファイル(具体的には同名コピー先ファイルのコピーである同名コピー先コピーファイル)を生成する。
ファイル格納部102eは、ファイルコピー部102dで生成した上書コピー先コピーファイルを、コピー先フォルダとは異なるバックアップフォルダ(具体的には、後述する設定ファイル記憶部106aに格納されている設定ファイルに基づいて生成されたバックアップフォルダ)内に格納する。
日付確認部102fは、上書コピー先ファイルに上書するコピー元ファイルである上書コピー元ファイル(具体的には、同名コピー先ファイルに上書するコピー元ファイルである同名コピー元ファイル)であって当該上書コピー先ファイルの最終更新日付よりも古い最終更新日付のものが、コピー元フォルダ内に存在するか否かを確認する。
選択ダイアログ出力部102gは、日付確認部102fで“古い最終更新日付の上書コピー元ファイルが存在する”と確認された場合には、当該古い最終更新日付の上書コピー元ファイルで上書コピー先ファイルを上書するか否かを選択させるための選択ボタンを含む選択ダイアログボックスをモニタ114に出力する。選択ダイアログボックスの具体例については、[2.処理]の章で詳細に説明する。
状態確認部102hは、上書コピー先ファイルが上書可能な状態であるか否か(具体的には、上書コピー先ファイルが実行中であるか否か)を確認する。
上書ダイアログ出力部102iは、状態確認部102hで“上書コピー先ファイルが上書可能な状態でない”と確認された場合には、当該上書コピー先ファイルを上書することができない旨の警告メッセージを含む上書ダイアログボックスをモニタ114に出力する。上書ダイアログボックスの具体例については、[2.処理]の章で詳細に説明する。
ファイル群コピー部102jは、コピー元フォルダ内の複数のコピー元ファイルからなるコピー元ファイル群を当該コピー元フォルダの階層構造を保持したままコピーして、当該コピー元ファイル群のコピーであるコピー元コピーファイル群を生成する。
ファイル群格納部102kは、ファイル群コピー部102jで生成したコピー元コピーファイル群をコピー先フォルダ内に格納する。
ログファイル作成部102mは、制御部102において行われている処理の進行状況に関するログファイルを作成する。
記憶部106は、各種のデータベースやテーブルやファイルなどを格納する。記憶部106は、ストレージ手段であり、例えば、RAM・ROM等のメモリ装置や、ハードディスクのような固定ディスク装置、フレキシブルディスク、光ディスク等を用いることができる。記憶部106には、OS(Operating System)と協働してCPUに命令を与え各種処理を行うためのコンピュータプログラムが記録されている。記憶部106は、設定ファイル記憶部106aと、ログファイル記憶部106bとを備えている。設定ファイル記憶部106aは、メインダイアログボックスを介してユーザにより指定や設定された各種条件に関する設定ファイルを格納する。ログファイル記憶部106bは、ログファイル作成部102mで作成したログファイルを格納する。
[2.処理]
上述のように構成されたファイルコピー装置100が行うメイン処理の一例について図2〜図13を参照して詳細に説明する。図2は、メイン処理の一例を示すフローチャートである。なお、本メイン処理の説明では、本メイン処理に関するプログラムが収められている実行ファイル(EXEファイル)が格納されているフォルダに、設定ファイルも予め格納されているものとする。なお、設定ファイルが予め格納されていない場合には、実行ファイルが起動されると設定ファイルが自動的に作成される。また、本メイン処理の説明では、ログファイル作成部102mは、本メイン処理が開始されるとログファイルを作成(生成)し、本メイン処理の進行状況を監視しながら当該ログファイルを逐一更新するものとする。
まず、ユーザが入力装置112を操作して実行ファイルを起動すると、メインダイアログ出力部102aは、メインダイアログボックスをモニタ114に出力する(ステップSA−1)。ここで、当該メインダイアログボックスの一例について図3を参照して詳細に説明する。図3は、メインダイアログボックスの一例を示す図である。メインダイアログボックスMAは、コピー元フォルダのフォルダパスを入力可能に表示するためのエディットボックスMA1と、コピー元フォルダのフォルダパスを指定させるためのボタンMA2と、コピー先フォルダのフォルダパスを入力可能に表示するためのエディットボックスMA3と、コピー先フォルダのフォルダパスを指定させるためのボタンMA4と、バックアップや上書コピー、圧縮、コピー除外フォルダなどの設定を行わせるためのボタンMA5と、後述するステップSA−2以降の実行開始を選択させるためのボタンMA6と、本メイン処理の終了を選択させるためのボタンMA7と、を含んでいる。
ここで、コピー元フォルダのフォルダパスを指定するためにユーザが入力装置112を操作してウインドウをモニタ114に出力させる。ここで、当該ウインドウの一例について図4を参照して詳細に説明する。図4は、コピー元フォルダのフォルダパスを指定させるためのウインドウの一例を示す図である。ウインドウMBは、フォルダをその階層構造と共に表示するための表示領域MB1を含んでいる。ユーザが入力装置112を操作して表示領域MB1に表示されているフォルダの中からコピー元フォルダとする所望のフォルダ(例えば、納品する差分プログラム(差分モジュール、納品モジュール)が格納されているフォルダ)を選択すると、メインダイアログ出力部102aは、当該選択したフォルダのフォルダパスを図3のエディットボックスMA1に表示する。図3に戻り、ユーザが入力装置112を操作してボタンMA2を押下すると、メインダイアログ出力部102aは、コピー元フォルダのフォルダパスを指定させるためのダイアログボックスをモニタ114に出力する。ユーザが入力装置112を操作して当該ダイアログボックスに表示されているフォルダの中からコピー元フォルダとする所望のフォルダ(例えば、納品する差分プログラムが格納されているフォルダ)を選択すると、メインダイアログ出力部102aは、当該選択したフォルダのフォルダパスを図3のエディットボックスMA1に表示する。なお、コピー元フォルダのフォルダ構成はコピー先フォルダのフォルダ構成と同じであることが好ましい。
また、コピー先フォルダのフォルダパスを指定するためにユーザが入力装置112を操作してウインドウをモニタ114に出力させる。ここで、当該ウインドウの一例について図5を参照して詳細に説明する。ここで、当該ウインドウの一例について図5を参照して詳細に説明する。図5は、コピー先フォルダのフォルダパスを指定させるためのウインドウの一例を示す図である。ウインドウMCは、フォルダをその階層構造と共に表示するための表示領域MC1を含んでいる。ユーザが入力装置112を操作して表示領域MC1に表示されているフォルダの中からコピー先フォルダとする所望のフォルダ(例えば、納品する差分プログラムの納品先となる本番環境のフォルダ)を選択すると、メインダイアログ出力部102aは、当該選択したフォルダのフォルダパスを図3のエディットボックスMA3に表示する。図3に戻り、ユーザが入力装置112を操作してボタンMA4を押下すると、メインダイアログ出力部102aは、コピー先フォルダのフォルダパスを指定させるためのダイアログボックスをモニタ114に出力する。ユーザが入力装置112を操作して当該ダイアログボックスに表示されているフォルダの中からコピー先フォルダとする所望のフォルダ(例えば、納品する差分プログラムの納品先となる本番環境のフォルダ)を選択すると、メインダイアログ出力部102aは、当該選択したフォルダのフォルダパスを図3のエディットボックスMA3に表示する。なお、コピー先フォルダのフォルダ構成はコピー元フォルダのフォルダ構成と同じであることが好ましい。
また、ユーザが入力装置112を操作してボタンMA5を押下すると、メインダイアログ出力部102aは、バックアップや上書コピー、圧縮、コピー除外フォルダなどの設定を行わせるための設定ダイアログボックスをモニタ114に出力する。ここで、当該設定ダイアログボックスの一例について図6を参照して詳細に説明する。図6は、設定ダイアログボックスの一例を示す図である。設定ダイアログボックスMDは、バックアップの設定を行わせるための領域MD1と、上書コピーの設定を行わせるための領域MD2と、NTFS圧縮の設定を行わせるための領域MD3と、コピー除外フォルダの設定を行わせるための領域MD4と、当該設定ダイアログボックスMDにおける各種の設定の保存を選択させるためのボタンMD5と、当該設定ダイアログボックスMDにおける各種の設定のキャンセルを選択させるためのボタンMD6と、を含んでいる。領域MD1は、コピー実行前におけるコピー元フォルダおよびコピー先フォルダの階層構造を表示するための領域MD11と、パターンA(バックアップフォルダをコピー先フォルダ毎に生成すること)を選択させるためのラジオボタンMD12と、パターンAを選択した場合のコピー実行後におけるバックアップフォルダの階層構造を表示するための領域MD13と、パターンB(指定されたフォルダパスの場所にバックアップフォルダを生成すること)を選択させるためのラジオボタンMD14と、パターンBを選択した場合のコピー実行後におけるバックアップフォルダの階層構造を表示するための領域MD15と、バックアップフォルダのフォルダパスを入力可能に表示するためのエディットボックスMD16と、バックアップフォルダのフォルダパスを指定させるためのボタンMD17と、を含んでいる。領域MD2は、“バックアップフォルダに同一名ファイルが存在した場合上書すること”を選択させるためのチェックボックスMD21と、“コピーするファイルが既に存在した場合上書すること”を選択させるためのチェックボックスMD22と、を含んでいる。前回と同じフォルダへバックアップを取る設定になっていて既にバックアップフォルダ内に同一ファイルが存在したときに上書する場合には、ユーザはチェックボックスMD21を選択すればよい。図3のエディットボックスMA3に表示されたフォルダパスのフォルダへメインのファイルをコピーするときに上書する場合には、ユーザは、チェックボックスMD22を選択すればよい。領域MD3は、“新規作成するバックアップフォルダをNTFS圧縮すること”を選択させるためのチェックボックスMD31と、“バックアップコピーするファイルをNTFS圧縮すること”を選択させるためのチェックボックスMD32と、を含んでいる。チェックボックスMD31が選択された場合には、バックアップを取ると同時にフォルダの圧縮属性がONになる。チェックボックスMD32が選択された場合には、バックアップを取ると同時にファイルの圧縮属性がONになる。領域MD4は、コピー元フォルダの直下にあるフォルダであってコピー対象外とするもののフォルダ名を入力可能に表示するエディットボックスMD41を含んでいる。
図3に戻り、ユーザが入力装置112を操作してボタンMA6を押下すると、メインダイアログ出力部102aは、後述するステップSA−2以降の実行開始を選択させるための確認ダイアログボックスをモニタ114に出力する。ここで、当該確認ダイアログボックスの一例について図7を参照して詳細に説明する。図7は、確認ダイアログボックスの一例を示す図である。確認ダイアログボックスMEは、メインダイアログボックスMAおよび設定ダイアログボックスMDにおける各種の設定内容を表示するための領域ME1と、領域ME1に表示されている設定内容でのステップSA−2以降の実行開始を選択させるためのボタンME2と、領域ME1に表示されている設定内容でのステップSA−2以降の実行キャンセルを選択させるためのボタンME3と、を含んでいる。
図2に戻り、ユーザが入力装置112を操作して図7のボタンME2を押下すると、制御部102は、図7の領域ME1に表示されている設定内容を設定ファイルに記録して当該設定ファイルを更新し、ファイル数確認部102bは、当該更新した設定ファイルに記述されているコピー元フォルダのフォルダパスを参照して、当該コピー元フォルダ内に存在するコピー元ファイルの数を確認する(ステップSA−2:件数チェック処理)。また、制御部102は、設定ファイルに記述されているコピー元フォルダのフォルダパスを参照して、当該コピー元フォルダ内にログファイルが存在するか否か(すなわち、当該コピー元フォルダ内に以前に本メイン処理を実行した形跡があるか否か)を確認する。なお、制御部102は、“コピー元フォルダ内にログファイルが存在する”と確認した場合には、本メイン処理を続行するか否かを選択させるための続行ダイアログボックスをモニタ114に出力する。ここで、当該続行ダイアログボックスの一例について図8を参照して詳細に説明する。図8は、続行ダイアログボックスの一例を示す図である。続行ダイアログボックスMFは、“前回処理を実行したコピー元フォルダが指定されています。続行してよろしいですか?続行した場合、ログファイルは末尾に追記されます。”といったような警告メッセージを表示するための領域MF1と、本メイン処理の続行を選択させるためのボタンMF2と、本メイン処理のキャンセルを選択させるためのボタンMF3と、を含んでいる。
図2に戻り、“コピー元フォルダ内にログファイルが存在しない”と確認した場合またはユーザが入力装置112を操作して図8のボタンMF2を押下した場合には、制御部102の各部は、コピー先フォルダ内に存在する同名コピー先ファイルのバックアップ処理を実行する(ステップSA−3:バックアップ処理)。ここで、当該バックアップ処理の一例について図9を参照して詳細に説明する。図9は、バックアップ処理の一例を示すフローチャートである。
まず、上書確認部102cは、設定ファイルに記述されているコピー元フォルダのフォルダパスおよびコピー先フォルダのフォルダパスを参照して、当該コピー元フォルダ内の各々のコピー元ファイルごとに、同名コピー先ファイル(当該コピー元ファイルと同名のコピー先ファイル)が当該コピー先フォルダ内に存在するか否かを確認する(ステップSB−1)。
つぎに、ステップSB−1で“同名コピー先ファイルがコピー先フォルダ内に存在する”と確認した場合(ステップSB−2:Yes)であってバックアップフォルダが存在しないとき(ステップSB−3:No)には、制御部102は、設定ファイルに記述されているバックアップの設定を参照して、バックアップフォルダを生成する(ステップSB−4)。具体的には、図6の設定ダイアログボックスMDにおいてパターンAが選択された場合には、制御部102は、コピー先フォルダ内の各々のフォルダ内に、図3のエディットボックスMA1に表示されたフォルダパスのフォルダと同名のバックアップフォルダを、図6の領域MD13に表示したように生成する。また、図6の設定ダイアログボックスMDにおいてパターンBが選択された場合には、制御部102は、図6のエディットボックスMD16に表示されたフォルダパス(バックアップフォルダの生成先として指定されたフォルダパス)の場所に、図3のエディットボックスMA3に表示されたフォルダパスのフォルダと同名のバックアップフォルダを、図6の領域MD14に表示したように生成する。
図9に戻り、ファイルコピー部102dは、ステップSB−1で存在が確認された同名コピー先ファイルをコピーして同名コピー先コピーファイルを生成し、ファイル格納部102eは、当該生成した同名コピー先コピーファイルをバックアップフォルダ内に格納する(ステップSB−5)。
つぎに、制御部102は、全てのコピー元ファイルについてバックアップが必要か否かの確認(具体的には同名コピー先ファイルが存在するか否かの確認)を完了したか否かを確認し、“全てのコピー元ファイルについてバックアップ要否の確認を完了していない(換言すると、バックアップ要否の確認を行っていないコピー元ファイルが存在する)”と確認した場合(ステップSB−6:No)には、制御部102は、本バックアップ処理をステップSB−1へ戻して残りのコピー元ファイルのバックアップ要否を確認する。一方、“全てのコピー元ファイルについてバックアップ要否の確認を完了した”と確認した場合(ステップSB−6:Yes)には、制御部102は本バックアップ処理を終了する。
これにて、本バックアップ処理の説明を終了する。
図2に戻り、制御部102の各部は、コピー元フォルダ内に格納されているコピー元ファイルのコピー処理を実行する(ステップSA−4:コピー処理)。ここで、当該コピー処理の一例について図10を参照して詳細に説明する。図10は、コピー処理の一例を示すフローチャートである。
まず、制御部102は、コピー元ファイルが同名コピー元ファイルであるか否か(換言すると、コピー元ファイルに対し、当該コピー元ファイルのファイル名と同じファイル名のコピー先ファイルが存在するか否か)を確認し、“コピー元ファイルが同名コピー元ファイルでない”と確認した場合(ステップSC−1:No)には、ファイル群コピー部102jは当該コピー元ファイルをコピーしてコピー元コピーファイルを生成し、ファイル群格納部102kは当該生成したコピー元コピーファイルをコピー先フォルダ内に格納する(ステップSC−2)。そして、制御部102は本コピー処理をステップSC−15へ進める。
一方、“コピー元ファイルが同名コピー元ファイルである”と確認した場合(ステップSC−1:Yes)には、日付確認部102fは、当該同名コピー元ファイルの最終更新日付より同名コピー先ファイルの最終更新日付が新しいか否か(換言すると、当該同名コピー元ファイルの最終更新日付が同名コピー先ファイルの最終更新日付より古いか否か)を確認する(ステップSC−3)。
つぎに、ステップSC−3で“同名コピー元ファイルの最終更新日付より同名コピー先ファイルの最終更新日付が新しい”と確認した場合(ステップSC−4:Yes)であって予め用意された上書選択フラグの状態が初期状態(デフォルト)であったとき(ステップSC−5:デフォルト)には、選択ダイアログ出力部102gは、古い最終更新日付の同名コピー元ファイルで新しい最終更新日付の同名コピー先ファイルを上書するか否かを選択させるための選択ダイアログボックスをモニタ114に出力する(ステップSC−6)。ここで、当該選択ダイアログボックスの一例について図11を参照して詳細に説明する。図11は、選択ダイアログボックスの一例を示す図である。選択ダイアログボックスMGは、“更新日付の古いファイルを上書きコピーしようとしています。コピーしても良いですか?”といったような警告メッセージならびに当該警告メッセージの対象となる同名コピー元ファイルおよび同名コピー先ファイルのファイルパスおよび最終更新日付を表示するための領域MG1と、同名コピー元ファイルを同名コピー先ファイルに上書コピーすることを選択させるためのボタンMG2と、本コピー処理において警告メッセージの対象となる同名コピー元ファイルを同名コピー先ファイルに全て上書コピーすることを選択させるためのボタンMG3と、同名コピー元ファイルを同名コピー先ファイルに上書コピーしないことを選択させるためのボタンMG4と、本コピー処理において警告メッセージの対象となる同名コピー元ファイルを同名コピー先ファイルに全て上書コピーしないことを選択させるためのボタンMG5と、本コピー処理を中断することを選択させるためのボタンMG6と、を含んでいる。上書選択フラグは、ボタンMG3(“すべてはい”のボタン)が押された状態またはボタンMG5(“すべていいえ”のボタン)が押された状態を識別するためのフラグであり、当該上書選択フラグには、例えば、デフォルトの状態では“0”が、ボタンMG3が押下された状態では“1”が、ボタンMG5が押下された状態では“2”が割り当てられる。
図10に戻り、上書選択フラグの状態が図11のボタンMG3が押された状態であった場合(ステップSC−5:「すべてはい」)には制御部102は本コピー処理をステップSC−10へ進め、上書選択フラグの状態が図11のボタンMG5が押された状態であった場合(ステップSC−5:「すべていいえ」)には制御部102は本コピー処理をステップSC−15へ進める。
つぎに、押下されたボタンが図11のボタンMG3(“すべてはい”のボタン)であった場合(ステップSC−7:Yes)には制御部102は上書選択フラグの状態をボタンMG3が押された状態に更新し、押下されたボタンが図11のボタンMG5(“すべていいえ”のボタン)であった場合(ステップSC−7:Yes)には制御部102は上書選択フラグの状態をボタンMG5が押された状態に更新する(ステップSC−8)。
つぎに、押下されたボタンが図11のMG6(“コピー中断”のボタン)であった場合(ステップSC−9:「コピー中断」)には制御部102は本コピー処理および本メイン処理を途中終了し、押下されたボタンが図11のボタンMG2(“はい”のボタン)またはボタンMG3(“すべてはい”のボタン)であった場合(ステップSC−9:「はい」or「すべてはい」)には制御部102は本コピー処理をステップSC−10へ進め、押下されたボタンが図11のボタンMG4(“いいえ”のボタン)またはボタンMG5(“すべていいえ”のボタン)であった場合(ステップSC−9:「いいえ」or「すべていいえ」)には制御部102は本コピー処理をステップSC−15へ進める。なお、本コピー処理および本メイン処理が途中終了された場合には、ユーザはログファイルを開いて処理がどこまで進んだのかを確認することが望ましい。
つぎに、状態確認部102hは、同名コピー先ファイルが上書可能な状態であるか否か(具体的には、同名コピー先ファイルが実行中であるか否か)を確認する(ステップSC−10)。
つぎに、ステップSC−10で“同名コピー先ファイルが上書可能な状態でない”と確認した場合(ステップSC−11:No)には、上書ダイアログ出力部102iは、上書ダイアログボックスをモニタ114に出力する(ステップSC−12)。ここで、当該上書ダイアログボックスの一例について図12を参照して詳細に説明する。図12は、上書ダイアログボックスの一例を示す図である。上書ダイアログボックスMHは、“エラーNo.70 書き込みできません。(cmdExecute_Click:メイン処理)”といったような警告メッセージおよび当該警告メッセージの対象となる同名コピー先ファイルのファイルパスを表示するための領域MH1と、当該同名コピー先ファイルの上書可能状態の確認を再試行することを選択させるためのボタンMH2と、本コピー処理のキャンセルを選択させるためのボタンMH3と、を含んでいる。
図10に戻り、押下されたボタンが図12のボタンMH2(“再試行”のボタン)であった場合(ステップSC−13:「再試行」)には、制御部102は本コピー処理をステップSC−10へ戻し、押下されたボタンが図12のボタンMH3(“キャンセル”のボタン)であった場合(ステップSC−13:「キャンセル」)には、制御部102は本コピー処理および本メイン処理を途中終了する。なお、本コピー処理および本メイン処理が途中終了された場合、ユーザは、ログファイルを開いて処理がどこまで進んだのかを確認することが望ましい。
つぎに、ステップSC−10で“同名コピー先ファイルが上書可能な状態である”と確認した場合(ステップSC−11:Yes)には、ファイル群コピー部102jは、同名コピー元ファイルをコピーして同名コピー元コピーファイルを生成し、ファイル群格納部102kは、当該生成した同名コピー元コピーファイルをコピー先フォルダ内に格納する(ステップSC−14)。
つぎに、制御部102は、予め用意した処理完了件数カウンタを更新する(具体的には、当該処理完了件数カウンタの値を1だけインクリメントする)(ステップSC−15)。ここで、処理完了件数カウンタは、本コピー処理の完了件数を管理するための変数であり、例えばデフォルトとして0が割り当てられている。
つぎに、制御部102は、コピー元ファイル全件の本コピー処理が完了したか否かを処理完了件数カウンタで確認し、“コピー元ファイル全件の本コピー処理が完了していない”と確認した場合(ステップSC−16:No)には、制御部102は本コピー処理をステップSC−1へ戻し、“コピー元ファイル全件の本コピー処理が完了した”と確認した場合(ステップSC−16:Yes)には、制御部102は、本メイン処理が完了した旨を表示するための完了ダイアログボックスをモニタ114に出力して本コピー処理を正常終了する。ここで、当該完了ダイアログボックスの一例について図13を参照して詳細に説明する。図13は、完了ダイアログボックスの一例を示す図である。完了ダイアログボックスMJは、“処理が完了しました。ログファイルにて実行内容の確認をしてください。ログファイルを開きますか?”といったようなメッセージおよびログファイルの出力先(格納先)のファイルパスを表示するための領域MJ1と、当該ログファイルを開くことを選択させるためのボタンMJ2と、当該ログファイルを開かないことを選択させるためのボタンMJ3と、を含んでいる。ボタンMJ2が選択された場合には、制御部102はログファイルをモニタ114に出力する。
これにて、本コピー処理の説明を終了する。
以上、本メイン処理の説明を終了する。
[3.本実施の形態のまとめ、および他の実施の形態]
本実施の形態によれば、階層構造を有するコピー元フォルダ内に格納されている複数のコピー元ファイルを当該階層構造を保持したままコピー先フォルダ内にコピーするにあたって、先に、当該コピー先フォルダ内に格納されている同名コピー先ファイルが存在するか否かを確認し、当該同名コピー先ファイルが存在すると確認された場合には当該同名コピー先ファイルをバックアップフォルダにコピーする。そして、本実施の形態によれば、当該同名コピー先ファイルのバックアップが完了してから、コピー元ファイルを当該コピー先フォルダ内に格納する。これにより、同名コピー先ファイルのバックアップ退避の手間を軽減することができ、特にフォルダ階層が複雑で且つ同名コピー先ファイルが多数存在する場合における当該バックアップ退避の手間を大幅に軽減することができる。具体的には、差分モジュールの納品作業の平準化と作業時間短縮を実現することができると共に、納品モジュールのバックアップを効率よく行うことができる。
また、本実施の形態によれば、同名コピー先ファイルの最終更新日付よりも古い最終更新日付の同名コピー元ファイルがコピー元フォルダ内に含まれているか否かを確認し、古い最終更新日付の同名コピー元ファイルが含まれていると確認された場合には、当該古い最終更新日付の同名コピー元ファイルで新しい最終更新日付の同名コピー先ファイルを上書するか否かを選択させるための選択ボタンを含む選択ダイアログボックスMGをモニタ114に出力する。そして、本実施の形態によれば、当該選択ボタンが押下された結果、古い最終更新日付の同名コピー元ファイルで新しい最終更新日付の同名コピー先ファイルを上書すると選択された場合には、当該同名コピー元ファイルで当該同名コピー先ファイルを上書する。これにより、同名コピー先ファイルを古い最終更新日付の同名コピー元ファイルで自動的に上書することを確実に防ぐことができると共に、同名コピー先ファイルの最終更新日付よりも古い最終更新日付の同名コピー元ファイルで当該同名コピー先ファイルを上書しようとしていることをユーザに知らせて当該ユーザに適切な対応を取らせることができる。
また、本実施の形態によれば、同名コピー先ファイルが上書可能な状態であるか否かを確認し、同名コピー先ファイルが上書可能な状態でないと確認された場合には、当該同名コピー先ファイルを上書することができない旨の警告メッセージを含むダイアログボックスMHをモニタ114に出力する。そして、本実施の形態によれば、同名コピー先ファイルが上書可能な状態であると確認された場合には、当該同名コピー先ファイルに上書する同名コピー元ファイルで、当該同名コピー先ファイルを上書する。これにより、同名コピー先ファイルが上書可能な状態でないことをユーザに知らせて当該ユーザに適切な対応を取らせることができる。
また、本実施の形態によれば、制御部102において行われている処理の進行状況に関するログファイルを作成する。これにより、ユーザは当該ログファイルを介して制御部102での処理の進行状況を知ることができる。
最後に、本発明は、上述した実施の形態以外にも、特許請求の範囲に記載した技術的思想の範囲内において種々の異なる実施の形態にて実施されてよいものである。例えば、実施の形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。また、本明細書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各処理の登録データやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。また、ファイルコピー装置100に関して、図示の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。また、装置の分散・統合の具体的形態は図示するものに限られず、その全部または一部を、各種の付加等に応じて又は機能負荷に応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
また、本発明にかかるファイルコピープログラムは、後述するコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されており、必要に応じてファイルコピー装置100に機械的に読み取られる。すなわち、ROMまたはHDなどの記憶部106などには、OSと協働してCPUに命令を与え、各種処理を行うためのコンピュータプログラムが記録されている。このコンピュータプログラムは、RAM等にロードされることによって実行され、CPUと協働して制御部102を構成する。ここで、この「記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、EPROM、EEPROM、CD−ROM、MO、DVD等の任意の「可搬用の物理媒体」や、各種コンピュータシステムに内蔵されるROM、RAM、HD等の任意の「固定用の物理媒体」、あるいは、LAN、WAN、インターネットに代表されるネットワークを介してプログラムを送信する場合の通信回線や搬送波のように、短期にプログラムを保持する「通信媒体」を含むものとする。また、「プログラム」とは、任意の言語や記述方法にて記述されたデータ処理方法であり、ソースコードやバイナリコード等の形式を問わない。なお、「プログラム」は必ずしも単一的に構成されるものに限られず、複数のモジュールやライブラリとして分散構成されるものや、OSに代表される別個のプログラムと協働してその機能を達成するものをも含む。なお、実施の形態に示した各装置において記録媒体を読み取るための具体的な構成、読み取り手順、あるいは、読み取り後のインストール手順等については、周知の構成や手順を用いることができる。
以上説明したように、本発明にかかるファイルコピー装置、ファイルコピー方法およびファイルコピープログラムは、情報処理産業等の様々な分野で幅広く実施することができ、特に、差分モジュールの納品や納品モジュールのバックアップなどにおいて極めて有用である。
ファイルコピー装置100の構成の一例を示すブロック図である。 メイン処理の一例を示すフローチャートである。 メインダイアログボックスの一例を示す図である。 コピー元フォルダのフォルダパスを指定させるためのウインドウの一例を示す図である。 コピー先フォルダのフォルダパスを指定させるためのウインドウの一例を示す図である。 設定ダイアログボックスの一例を示す図である。 確認ダイアログボックスの一例を示す図である。 続行ダイアログボックスの一例を示す図である。 バックアップ処理の一例を示すフローチャートである。 コピー処理の一例を示すフローチャートである。 選択ダイアログボックスの一例を示す図である。 上書ダイアログボックスの一例を示す図である。 完了ダイアログボックスの一例を示す図である。
符号の説明
100 ファイルコピー装置
102 制御部
102a メインダイアログ出力部
102b ファイル数確認部
102c 上書確認部
102d ファイルコピー部
102e ファイル格納部
102f 日付確認部
102g 選択ダイアログ出力部
102h 状態確認部
102i 上書ダイアログ出力部
102j ファイル群コピー部
102k ファイル群格納部
102m ログファイル作成部
104 通信インターフェース部
106 記憶部
106a 設定ファイル記憶部
106b ログファイル記憶部
108 入出力インターフェース部
112 入力装置
114 出力装置
200 ネットワーク

Claims (6)

  1. コピー対象となる複数のファイルからなるファイル群であって階層構造を有するフォルダ内に格納されているものであるコピー対象ファイル群を、当該階層構造を保持したままコピーするファイル群コピー手段と、前記ファイル群コピー手段でコピーした結果生成されたファイル群であるコピー対象コピーファイル群を、所定のフォルダ内に格納するファイル群格納手段とを備えた制御部を備えたファイルコピー装置において、
    前記制御部は、
    前記所定のフォルダ内に格納されているファイルであって前記コピー対象ファイル群または前記コピー対象コピーファイル群を当該所定のフォルダ内に格納すると上書されるものである上書対象ファイルが存在するか否かを確認する上書確認手段と、
    前記上書確認手段で前記上書対象ファイルが存在すると確認された場合には、当該上書対象ファイルをコピーするファイルコピー手段と、
    前記ファイルコピー手段でコピーした結果生成されたファイルである上書対象コピーファイルを、前記所定のフォルダとは異なるフォルダ内に格納するファイル格納手段と、
    をさらに備え、
    前記ファイル群格納手段は、前記ファイルコピー手段で前記上書対象ファイルをコピーし終えてから、前記コピー対象コピーファイル群を前記所定のフォルダ内に格納すること
    を特徴とするファイルコピー装置。
  2. 情報を表示するための表示部をさらに備え、
    前記制御部は、
    前記上書対象ファイルに上書するファイルであって当該上書対象ファイルの最終更新日付よりも古い最終更新日付のものが前記コピー対象ファイル群または前記コピー対象コピーファイル群に含まれているか否かを確認する日付確認手段と、
    前記日付確認手段で前記古い最終更新日付のファイルが含まれていると確認された場合には、当該古い最終更新日付のファイルで前記上書対象ファイルを上書するか否かを選択させるための選択ボタンを含む所定のダイアログボックスを、前記表示部に出力する選択ダイアログボックス出力手段と
    をさらに備え、
    前記ファイル群格納手段は、前記選択ボタンが押下された結果、前記古い最終更新日付のファイルで前記上書対象ファイルを上書すると選択された場合には、前記コピー対象コピーファイル群に含まれている当該古い最終更新日付のファイルで、前記上書対象ファイルを上書すること
    を特徴とする請求項1に記載のファイルコピー装置。
  3. 情報を表示するための表示部をさらに備え、
    前記制御部は、
    前記上書対象ファイルが上書可能な状態であるか否かを確認する状態確認手段と、
    前記状態確認手段で前記上書対象ファイルが上書可能な状態でないと確認された場合には、当該上書対象ファイルを上書することができない旨のメッセージを含む所定のダイアログボックスを、前記表示部に出力する上書ダイアログボックス出力手段と
    をさらに備え、
    前記ファイル群格納手段は、前記状態確認手段で前記上書対象ファイルが上書可能な状態であると確認された場合には、前記コピー対象コピーファイル群に含まれている当該上書対象ファイルに上書するファイルで、当該上書対象ファイルを上書すること
    を特徴とする請求項1または2に記載のファイルコピー装置。
  4. 前記制御部は、
    当該制御部において行われている処理の進行状況に関するログファイルを作成するログファイル作成手段
    をさらに備えたこと
    を特徴とする請求項1から3のいずれか1つに記載のファイルコピー装置。
  5. コピー対象となる複数のファイルからなるファイル群であって階層構造を有するフォルダ内に格納されているものであるコピー対象ファイル群を、当該階層構造を保持したままコピーするファイル群コピーステップと、前記ファイル群コピーステップでコピーした結果生成されたファイル群であるコピー対象コピーファイル群を、所定のフォルダ内に格納するファイル群格納ステップとを含む、制御部を備えた情報処理装置において実行されるファイルコピー方法において、
    前記制御部において実行される、
    前記所定のフォルダ内に格納されているファイルであって前記コピー対象ファイル群または前記コピー対象コピーファイル群を当該所定のフォルダ内に格納すると上書されるものである上書対象ファイルが存在するか否かを確認する上書確認ステップと、
    前記上書確認ステップで前記上書対象ファイルが存在すると確認された場合には、当該上書対象ファイルをコピーするファイルコピーステップと、
    前記ファイルコピーステップでコピーした結果生成されたファイルである上書対象コピーファイルを、前記所定のフォルダとは異なるフォルダ内に格納するファイル格納ステップと、
    をさらに含み、
    前記ファイル群格納ステップは、前記ファイルコピーステップで前記上書対象ファイルをコピーし終えてから、前記コピー対象コピーファイル群を前記所定のフォルダ内に格納すること
    を特徴とするファイルコピー方法。
  6. コピー対象となる複数のファイルからなるファイル群であって階層構造を有するフォルダ内に格納されているものであるコピー対象ファイル群を、当該階層構造を保持したままコピーするファイル群コピーステップと、前記ファイル群コピーステップでコピーした結果生成されたファイル群であるコピー対象コピーファイル群を、所定のフォルダ内に格納するファイル群格納ステップとを含む、制御部を備えた情報処理装置において実行させるためのファイルコピープログラムにおいて、
    前記制御部において実行させるための、
    前記所定のフォルダ内に格納されているファイルであって前記コピー対象ファイル群または前記コピー対象コピーファイル群を当該所定のフォルダ内に格納すると上書されるものである上書対象ファイルが存在するか否かを確認する上書確認ステップと、
    前記上書確認ステップで前記上書対象ファイルが存在すると確認された場合には、当該上書対象ファイルをコピーするファイルコピーステップと、
    前記ファイルコピーステップでコピーした結果生成されたファイルである上書対象コピーファイルを、前記所定のフォルダとは異なるフォルダ内に格納するファイル格納ステップと、
    をさらに含み、
    前記ファイル群格納ステップは、前記ファイルコピーステップで前記上書対象ファイルをコピーし終えてから、前記コピー対象コピーファイル群を前記所定のフォルダ内に格納すること
    を特徴とするファイルコピープログラム。
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