JP2010112977A - 駆動装置及びレンズ鏡筒 - Google Patents

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Abstract

【課題】 小型な可動部の保持部を提供することで、小型なレンズ鏡筒を提供する。
【解決手段】 駆動装置(100)は、被駆動体(30)と、非磁性体材料からなる筒状体(42)と、被駆動体(30)に取付けられ筒状体(42)の外側に有する移動可能な移動マグネット(21)と、該移動マグネットに電磁力を与えるために筒状体の内側に筒状体の軸方向に並べて配置された複数の電磁石用コイル(22)と、磁性体材料からなり筒状体の中心領域に配置されたセンターヨーク(41)と、筒状体を変形させる手段(10)と、を備える。
【選択図】 図1

Description

本発明はレンズなどの光学素子を駆動するための駆動装置、及びそれらを用いたカメラ、ビデオカメラなどのレンズ鏡筒に関する。
一般にオートフォーカス機能やズーム機能はフォーカス用可動レンズ、またはズーム用可動レンズなどの光学素子の位置を光軸方向に移動させている。また、ぶれ補正装置はレンズなどの光学素子及び撮像素子を光軸方向に垂直な平面で移動させている。これらの駆動装置は駆動速度が速いだけでなく位置制度、及び繰り返し位置精度が高い磁石とコイルを用いたリニア駆動装置を使用することで要求を解決してきた。特許文献1のリニアモータによれば、筒状のパイプの中にコイル、及びセンターコアを配置し、そのパイプの外周に可動磁石体を設置して、断線のおそれの少ないリニア駆動装置を提供している。また、特許文献2のリニアモータによれば、磁石を内蔵した内部パイプと、その内部パイプの外周径より大きな外周の外部パイプにコイルとを形成したリニアモータにおいて、内部パイプの外周と外部パイプの内周との間に加圧流体を供給することにより、案内機構を必要としない小型なリニアモータを提供している。
特許4068848号公報 特許3952190号公報
しかしながら、カメラ、ビデオカメラなどの撮像装置は小型化及び軽量化の需要に応えるため、さらなる小型化及び軽量化が求められている。特許文献1のリニアモータによれば、平面対向型(フラットベット型)リニアモータと比べ、効率が良く小型に形成できるものの位置計測するエンコーダが移動するに伴って、エンコーダヘッドに接続した配線が可動し、接触不要、及び断線の可能性がある。また、特許文献2のリニアモータによれば、案内機構が不必要で構造が簡単になり、小型化が可能であるが、回転方向のモーメントを打ち消すために2つのリニアモータを必要とするため、装置全体としての小型化が難しい。また、可動部を所定位置に移動させた後のリニアモータは、所定位置に配置を維持するように、フィードバック処理をしていた。
本発明は、かかる実情に鑑み、小型な可動部の保持部を提供することで、小型なレンズ鏡筒を実現しようとするものである。さらには接触不良及び断線しづらい駆動装置を提供することで、長時間の使用でも安定したレンズ鏡筒を実現しようとするものである。
課題を解決する手段として、以下の構成を備える。
第1の観点の駆動装置は、被駆動体と、非磁性体材料からなる筒状体と、被駆動体に取付けられ、筒状体の外側に有する移動可能な移動マグネットと、該移動マグネットに電磁力を与えるために筒状体の内側に筒状体の軸方向に並べて配置された複数の電磁石用コイルと、磁性体材料からなり筒状体の中心領域に配置されたセンターヨークと、筒状体を変形させる手段と、を備える。
本発明の駆動装置によれば、一体に形成した小型な可動部の保持部を提供することで、小型な駆動装置を提供することができる。さらに、接続配線も不動で可動部と干渉しないで設計することができるため、長時間の使用でも安定したレンズ鏡筒を提供することができる。
以下は、添付図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。
《第1実施形態》
磁気駆動装置100はフォーカス用可動レンズ、またはズーム用可動レンズなどの光学系を光軸方向(Y軸方向)に移動させることができる駆動装置である。
<全体構造>
図1(a)は本実施形態の磁気駆動装置100の構成を示した斜視図であり、図1(b)は(a)で示した磁気駆動装置100の光軸中心LCにおけるY−Z断面図である。なお、図1(b)では図面を見やすくするために(a)に図示された接続配線29及び外筒42の管状構造を図示していない。
磁気駆動装置100の主な構成は第1駆動部10と、第2駆動部20、ホルダ30と、案内軸40と、制御部90とで構成されている。
案内軸40は2本で構成され、第1案内軸40aと第2案内軸40bとを設置している。案内軸40は固定鏡筒(不図示)などの不動なフレームにその両端を固定している。第1案内軸40aは基準軸として設置され、ホルダ30が基準軸に沿って光軸中心LCの方向(Y軸方向)へ移動する。第2案内軸40bはホルダ30が第1案内軸40aを中心とした回転方向の動きを防ぐために設置されている。
図1(a)に示されるように、第1案内軸40aは第1駆動部10と第2駆動部20との駆動部を有している。第1案内軸40aは、その中心に鉄などの磁性体で形成された管状のヨーク41が設置され、その管状のヨーク41の空洞部(中心部)に接続配線29が配線されている。また、図1(b)に示されるように、ヨーク41の外周部に第1コイル12、第2コイル22が配置され、さらに、その外周を非磁性体材料で形成された管状の外筒42が形成されている。このため、接続配線29が外筒42でカバーされ、且つ第1コイル12、第2コイル22は不動であるため、コイルの断線、短絡といった可能性が低くまた他の部品と干渉することもない。
第2案内軸40bは回転方向の動きを防ぐためのガイドであり、外筒42で構成されている。第2案内軸40bの外筒42の材質は非磁性体材料である必要性がなく、変形しにくい軽量な材質で形成されるのが望ましい。なお、本実施形態では第1案内軸40aに第1駆動部10と第2駆動部20とを設置しているが、第2案内軸40bに設置する方法でもよい。また第2軸は円筒軸であっても構わないし基準軸となる構成でも構わない。また第2軸を基準軸とし駆動手段を有する第1軸を複数備え、駆動部の推力を増やす構成にしても構わない。
第1駆動部10は第1マグネット11と第1コイル12とで構成され、第2駆動部20は第2マグネット21と第2コイル22とで構成され、ヨーク41は共通に使用している。第1コイル12、及び第2コイル22はヨーク41に接着され、固定されている。管状のヨーク41に形成された中心部の空洞には接続配線29が施され、接続配線29はヨーク41に開けた貫通孔(不図示)を通り、それぞれ第1コイル12及び第2コイル22へ接続されている。なお、第1コイル12、及び第2コイル22と、ヨーク41とが短絡することを防止するためにヨーク41の外周を樹脂で形成しても良く、無くてもよい。また、接続配線29はヨーク41と外筒42との隙間に設置しても良い。
第1駆動部10は電磁アクチュエータとして使用され、外筒42を変形させることによりホルダ30を自己保持状態にする。第2駆動部20はリニアモータとして使用され、高速かつ繰り返し位置精度の高い駆動装置として用いられている。第1駆動部10の第1マグネット11は外筒42に配置されており、第2駆動部20の第2マグネット21はホルダ30に内蔵され、ホルダ30側に配置されている。
ホルダ30には2本の案内軸40を挿入する光軸中心LCに平行な2箇所のガイド孔33が形成されている。第1案内軸40aのガイド孔33には、ベアリング31と第2マグネット21とを収納する空間が形成されて、それぞれベアリング31と第2マグネット21とが設置されている。ホルダ30と案内軸40とはベアリング31により光軸中心LCと平行且つ円滑に移動することができる。このため、ホルダ30は第1案内軸40aに内蔵された第2駆動部20が駆動することで、光軸中心LCに沿って所定の位置へ移動することができる。ホルダ30の光軸中心LC部分には貫通孔が形成され、光学系のレンズ32を設置している。レンズ32は、フォーカス用可動レンズ又はズーム用可動レンズなどの光学系が設置される。また不図示ではあるが、2本の案内軸40にレンズ32を設置した複数のホルダ30を駆動する構成をとっても構わない。
制御部90は撮像装置の本体部分に設置されるか、磁気駆動装置100の周辺に設置される。制御部90は、ホルダ30の位置情報に基づいて第1駆動部10及び第2駆動部20を制御し、ホルダ30の移動又は自己保持状態(固定)を行うことができる。制御部90の詳細は後述する。
次に、第1駆動部10及び第2駆動部20の構造について説明する。
<第1駆動部10の構造>
図2は第1案内軸40aの外筒42を分割しその内部構造を示した斜視図である。 図3は第1案内軸40aの断面図であり、図3(a)は外筒42の変形前の第1案内軸40aを示し、図3(b)は外筒42の変形後の第1案内軸40aを示した図である。
第1案内軸40aは第1駆動部10と第2駆動部20とが設置されているため、最初に第1駆動部10について説明する。
第1案内軸40aは上述したとおり、共通のヨーク41と第1マグネット11と第1コイル12とから形成されている。ヨーク41に2箇所の第1コイル12が設置されその周りに外筒42がカバーされ、外筒42に第1マグネット11が接合されている。
図3(a)に示されるように第1案内軸40aのヨーク41の両端は固定鏡筒(不図示)など不動な壁面45に固定されている。外筒42の一端(図3では右側)は壁面45に固定され、もう一端は固定されていない。固定されていない一端に第1マグネット11が接着されている。
第1駆動部10は、投入された電流により磁界が発生し、第1マグネット11がY軸方向に移動することにより、例えば図の右側(+Y軸方向)に移動することで、外筒42の両端から力が加わり、中央部が膨らみ図3(b)で示される形状となる。つまり、外筒42の中央部が膨らみ、ホルダ30または第2マグネット21と接触し、接触抵抗が増すことでホルダ30を自己保持状態にすることができる。なお、図3(b)では説明しやすいように、第1マグネット11及びホルダ30を除去し、外筒42の変形を誇張して図示してある。
第1駆動部10の駆動方法は電磁アクチュエータの駆動方法と同様である。第1駆動部10は円筒状の第1マグネット11の両端部がS及びNに着磁されており、2個の第1コイル12に電流を流すことにより磁界を発生させ、第1マグネット11と引き合い、または反発しあうことで、第1マグネット11をY軸方向に移動することができる。
本実施形態では第1駆動部10に通電して駆動させることでホルダ30を自己保持状態していた。逆に、通電してない状態(初期状態)において、図3(b)に示された形状の外筒42を用い、ホルダ30の移動が必要な場合に第1駆動部10を駆動させ、第1マグネット11を図の左側に移動させ、ホルダ30を移動自在の状態にさせることもできる。この場合には電源が未投入の撮像装置において、第1案内軸40aがホルダ30を自己保持状態にすることが可能となり、ホルダ30の移動による破損を防ぐことができる。また、撮像装置はホルダ30の移動が必要な場合のみに、第1駆動部10に電流を流すため、省電力化が可能となる。なお、本実施形態で使用する外筒42は端部より中央部が変形しやすいように、中央付近を端部より薄く形成するとよい。
<第2駆動部20の構造>
第2駆動部20は上述したとおり、ヨーク41と、円筒状の第2マグネット21と、第2コイル22と、から形成されている。また、第2マグネット21はホルダ30の内部に接着されている。図4は第1案内軸40aを中心とした第2駆動部20のY−Z断面を図示した図である。
円筒状の第2マグネット21はY軸方向に沿ってS極及びN極に着磁し、1つのマグネットを並べた。なお、第1マグネット11は磁石として性能の高い、ネオジウム磁石などを使用することで磁力の強度を大きくすることができる。また、第1マグネット11は一体成形した磁石に限らず、分割したものを組み合わせた磁石でも良い。
第2コイル22はヨーク41を軸として円筒状に巻きまわされたU相、V相、及びW相が3相結線で形成されている。本実施形態では、例えば図4のY軸方向の左からU相、V相、及びW相と配置され、これを3組用意して結線してある。なお、第2コイル22は移動距離に必要な分だけ用意すればよく、また、結線方法も3相結線だけでなく、3相結線以上または2相結線でもよい。
<第1駆動部10と第2駆動部20の制御>
図5は制御部90の固定制御系91と駆動制御系92との制御系を示した図である。制御部90は、第1駆動部10を制御する固定制御系91と第2駆動部20を制御する駆動制御系92とで構成されている。固定制御系91は第1スイッチ制御部93で構成され、駆動制御系92は第2スイッチ制御部94と、位置検出演算部95と、3相指令変換制御部96とで構成されている。先に第1駆動部10を制御する固定制御系91について説明し、第2駆動部20を制御する駆動制御系92については後述する。
制御部90の固定制御系91は制御部90からホルダ30の固定(自己保持)の指示があると、第1スイッチ制御部93に伝え、スイッチSW0をオンにする。スイッチSW0がオンになると、固定制御系91が制御する電流アンプ部APから第1コイル12に電流を流し、第1マグネット11を+Y軸方向移動させ、ホルダ30を固定する。また、制御部90からから固定解除の指示があると、固定制御系91はスイッチSW0をオフにして電流を遮断するか、または第1コイル12に逆電流を流した後に電流の供給を停止することで、第1マグネット11を−Y軸方向移動させ、ホルダ30の固定(自己保持)を解除させる。なお、電流を増幅する電流アンプ部APは過電流保護のため電流をセンスする直列抵抗Rが配置され、その電流アンプ部APは第1スイッチ制御部93と接続されている。
第2駆動部20の制御は制御部90の駆動制御系92を用いる。駆動制御系92は第2スイッチ制御部94と、位置検出演算部95と、3相指令変換制御部96とで構成されている。制御部90から所定位置への移動の指示があると、位置検出演算部95はエンコーダ50(後述する)からの検出結果から、第2マグネット21の位置情報を取得して、所望の位置までの距離、及び方向を演算する。スイッチ制御部94は演算結果より、制御対象の第2コイル22の選択論理を制御している。具体的に、第2スイッチ制御部94は第2コイル22との間に結線された複数のスイッチ部SW(スイッチSW1からスイッチSW9まで)をオンオフ制御して第2コイル22に電流Iu、Iv及びIwを通電することで磁界が発生する。これにより、制御部90は第2マグネット21に接続したホルダ30を所望の位置へ移動することが可能となる。3相指令変換制御部96は演算結果より駆動指令電圧が与えられると、U相、V相、及びW相に対してそれぞれの電流アンプ部APに3相指令値を与える。なお、制御部90は所定位置に配置されたかを各検出部の値からフィードバック処理してもよい。
駆動制御系92で使用する電流アンプ部APも過電流保護のため電流をセンスする直列抵抗Rが配置され、その電流アンプ部APは第2スイッチ制御部94と接続される。
図6は第2スイッチ制御部94によるオンオフ制御を図示している。図6の列方向には第2コイル22に対応するスイッチSW番号を表記し、行方向には駆動部10の距離La(単位mm)を表記している。第2スイッチ制御部94は各第2コイル22の3相コイルに対して、所定位置ごとにスイッチングしている。なお、表の○はコイルへ通電可能な状態を示し、×は通電不可な状態を示している。また、第2スイッチ制御部94は電源状態が監視でき、電源停止時には各スイッチが電流アンプと遮断され全てのスイッチ同士が導通状態になる。これによりコイルショートモードとなり、第2マグネット21と第2コイル22との相対的な動きで発生する逆起電流により第2マグネット21に電磁気的なダンパーを発生させ、移動を停止することができる。所定位置での第2マグネット21の静止は第1駆動部10を用いて固定し、第2駆動部20の通電を遮断させている。なお、図6は図4で示されたヨーク41に配置する第2コイル22のコイルピッチPcが10mmで設計された場合を示している。
<位置検出装置>
第2駆動部20は第2マグネット21を所望の位置に配置するためにエンコーダ50を設置して位置情報を取得する必要がある。図7(a)はエンコーダ50を第2案内軸40bに設置した場合を示し、図7(b)はエンコーダ50を第1案内軸40aに設置した場合を示した図である。
図7(a)に示された、第2案内軸40bにエンコーダ50を設置する場合は、第2案内軸40bの一端を壁面45と回転自在に設置し、もう一端をエンコーダ50に設置させる。エンコーダ50は壁面45に接続され固定されている。第2案内軸40bにはネジ山51が形成され、第2案内軸40bが貫通するホルダ30にはネジ山51と噛み合うネジ溝(不図示)が形成されている。これにより、エンコーダ50はホルダ30がY軸方向に移動することで、第2案内軸40bを回転させることができ、回転量に応じてパルスを発生させて、計測することで正確な回転量を検出することができる。
図7(b)に示された、第1案内軸40aにエンコーダ50を設置する場合は、第1案内軸40aのヨーク41の両端を壁面45に固定し、外筒42の一端に第1ギヤ53を設置して、もう一端に第1駆動部10の第1マグネット11を固定する。外筒42はヨーク41を中心とした回転自在な構造とし、第1ギヤ53側の外筒42はY軸方向に移動不可能な構造となっている。また、第1案内軸40aにはネジ山51が形成され、第1案内軸40aが貫通するホルダ30にはネジ山51と噛み合うネジ溝(不図示)が形成されている。また、第1ギヤ53と噛み合う第2ギヤ54が設置され、回転軸55を接続してエンコーダ50と接続されている。これにより、エンコーダ50はホルダ30のY軸方向への移動により、外筒42が回転し、回転量に応じてパルスを発生させて、正確な回転量を検出することができる。
位置検出演算部95には、エンコーダ50の検出する回転角がネジ山51に形成されるピッチによって異なってくるため、あらかじめそのピッチ情報を登録しておく。なお、ネジ山51のリード角は大きく設計することで、ネジ山511回転あたりのホルダ30の移動量が大きくなる。
<第1ねじり駆動部の構造>
図8(a)に示される第1ねじり駆動部15は図3(a)で示した第1駆動部10の変形例である。第1ねじり駆動部15は第1駆動部10の構成とほぼ同じであり、形状と動作方向が異なる。第1ねじり駆動部15は第1マグネット16と第1コイル17で構成されている。第1駆動部10は第1マグネット11がY軸方向に移動していたが、第1ねじり駆動部15は第1マグネット16がY軸を中心とした回転方向に駆動している。
図8(b)は第1ねじり駆動部15の斜視図であり、構成をわかりやすくするために、外筒42を除去して図示してある。図8(c)は第1ねじり駆動部15のX−Z断面の構成を示した図である。
第1ねじり駆動部15の第1マグネット16は矩形形状で形成され、外筒42の外周形状に合致する扇形形状で形成されている。また、第1マグネット16は外筒42の外周方向でS極及びN極に着磁され、外筒42に接着されている。
第1コイル17は扁平コイルを矩形に巻きまわされ、第1マグネット16に対向する面でヨーク41に接着されている。第1コイル17への接続配線29はヨーク41に形成された中心部の空洞を伝い、制御部90に接続されている。図8(c)に示されるように、第1コイル17に給電され、電流が流れることで磁界が発生し、対向する第1マグネット16と引き合い又は反発しあうことで、第1マグネット16がY軸を中心とした回転方向に移動することができる。第1ねじり駆動部15側の外筒42は壁面45に固定されてないため、接着された第1マグネット16の回転により外筒42がねじれ、外筒42の形状を変化させることができる。
また、通電してない状態(初期状態)において、図3(b)で示されたような中央付近が膨らんだ外筒42を用い、第1ねじり駆動部15を駆動させて外筒42をねじり、中央付近の膨らみを除去させ、ホルダ30を移動自在の状態にさせることができる。外筒42のねじり回転は第1ねじり駆動部15を用いて駆動させていたが、モータとギヤを用いて外筒42の端部を回転させてもよい。
<外筒の形状>
第1駆動部10又は第1ねじり駆動部15により外筒が変形しやすいように、本実施形態で用いた外筒42はホルダ30の移動付近において、その外被厚が薄く形成されていた。しかし、図9(a)に示す外筒61、図9(b)に示す外筒62、図9(c)に示す外筒63を用いてもよい。
図9(a)に示す外筒61は円筒状であり、その外周に螺旋状のスリット65が形成されている。スリット65は外筒61を貫通させるか、溝として形成しても良い。外筒61はY軸に対して回転方向の力が加わると、外筒61の外周径が変化し、ホルダ30の固定(自己保持)、または固定解除をすることができる
図9(b)に示す外筒62は円筒状であり、その外周に直線状のスリット66が形成されている。スリット65は外筒62を貫通させるか、溝として形成しても良い。外筒61はY軸に対して回転方向及び、Y軸方向の力が加わると、外筒62の外周径が変化し、ホルダ30の固定(自己保持)又は固定解除をすることができる
図9(c)に示す外筒63は四角柱形状であり、その外周面の一面に2本の溝67を形成されている。溝67は外筒63を貫通させても良い。例えば、図9(c)では第1駆動部10を外筒63の一端(図面左側)に設置させている。ヨーク41は、例えば四角柱形状で形成され、それにコイルを巻きまわすことにより矩形の第1コイル12を形成し、矩形の第1マグネット11は2本の溝67の間に設置する。第1駆動部10を駆動させると、第1マグネット11はY軸方向に移動し、2本の溝67に挟まれた外筒63が変形する。このように磁気駆動装置100は円柱形状で形成しなくてもよい。なお、2本の溝67に挟まれた外筒63に強磁性体材料のマグネット接合部68を形成することで、通常は外筒63が第2マグネット21と接触してホルダ30(図1参照)を固定(自己保持)し、変形した際にマグネット接合部68が第2マグネット21から離れて、ホルダ30が移動可能にすることもできる。
以上の構成により磁気駆動装置100はホルダ固定部、及び位置検出装置を同一構成に組み込むことができるため、小型化と軽量化を実現できる。また、接続配線29が案内軸内に配置されることで可動部との接触もなく、固定して引き回すことができるため、長時間の使用においても安定して磁気駆動装置100を稼動させることができる。
《第2実施形態》
第1実施形態ではフォーカス用可動レンズ、またはズーム用可動レンズなどの光学系を光軸方向(Y軸方向)に移動させていた。本実施形態の磁気駆動装置200は光軸方向(Y軸方向)と交差する方向(X軸方向及びZ軸方向)に移動させ、例えば手振れ防止機構として使用している。図10は磁気駆動装置200の構成を示した斜視図である。本実施形態においてはホルダ230に光学系補正用の手振れ補正レンズ232を設置したレンズシフト方式の手振れ防止機構を示しているが、ホルダ230に撮像素子であるセンサを設置することで、センサシフト方式の手振れ防止機構を形成することができる。以下は代表してホルダ230に光学系のレンズを設置した磁気駆動装置200について説明する。
磁気駆動装置200の主な構成は、第1実施形態で示した磁気駆動装置100をX軸方向とZ軸方向とに1台ずつ設置した構成である。なお、位置検出装置においては非接触方式の位置検出装置を使用している。非接触方式の位置検出装置を使用する理由は、手振れ防止機構においては高速にホルダ230が移動する必要があるため、高速に位置及び距離を計測する必要があり、且つ高い繰り返し精度が必要とされるため、接点のない非接触方式の位置検出装置を使用している。なお、本実施形態で使用する同一な部品及び機構については同一符号を用い、それらの詳細な説明は省略する。
磁気駆動装置200は、X軸方向のX軸磁気駆動装置250とZ軸方向のZ軸磁気駆動装置260とホルダ230と制御部90とで構成されている。X軸磁気駆動装置250はZ軸と平行に設置した固定フレーム210に、X軸に平行な2本のX案内軸211を設置し、X案内軸211を軸としてX軸方向に移動可能な移動フレーム212が設置してある。Z軸磁気駆動装置260は移動フレーム212に、Z軸に平行な2本のZ案内軸213を設置し、Z案内軸213を軸としてZ軸方向に移動可能なホルダ230が設置してある。ホルダ230の中心は貫通孔が形成されており、その内部に手振れ補正レンズ232が設置されている。また、固定フレーム210にはX軸方向の位置を検出するX軸位置検出器240が設置され、移動フレーム212にはZ軸方向の位置を検出するZ軸位置検出器241が設置される。X軸位置検出器240及びZ軸位置検出器241は、例えばレーザなどの光学式検出器を用い、可動体と非接触で位置を検出することができる。
X軸位置検出器240は固定フレーム210に接合されて形成し、Z軸位置検出器241は移動フレーム212に接合されて形成されている。また、X軸位置検出器240は移動フレーム212上の対向する面にX軸エンコーダスケール245を配置し、Z軸位置検出器241はホルダ230上の対向する面にZ軸エンコーダスケール246を配置している。X軸位置検出器240及びZ軸位置検出器241は各エンコーダスケールに反射した位置を検出することで、正確な位置を計測することができる。
X軸磁気駆動装置250には、図1で示された第1駆動部10と第2駆動部20とが設置され、一方のX案内軸211の内部には、ヨーク41と第1コイル12と第2コイル22とが内蔵され、X案内軸211の外筒に第1マグネット11が接続されている。また、移動フレーム212に、第2マグネット21が内蔵され、移動フレーム212がX軸方向に移動することができる。
同様に、Z軸磁気駆動装置260にも図1で示された第1駆動部10と、第2駆動部20とが設置され、一方のZ案内軸213の内部には、ヨーク41と第1コイル12と第2コイル22とが内蔵され、Z案内軸213の外筒に第1マグネット11が接続されている。また、ホルダ230に、第2マグネット21が内蔵され、ホルダ230がZ軸方向に移動することができる。つまり、X軸磁気駆動装置250とZ軸磁気駆動装置260とにより、ホルダ230はZ−X平面を制御されて、任意の位置に高速で移動可能となる。
制御部90は、左右方向及び上下方向の振動を検知する角速度センサ(不図示)からの情報に基づいて、X軸磁気駆動装置250とZ軸磁気駆動装置260とを制御し、ホルダ230を光軸方向に対して上下左右の振動方向を除去する方向へ、所定量を移動させることにより、光学系のブレを除去している。
以上に示したように、磁気駆動装置は可動子の固定(自己保持)と駆動部とを同一な案内軸に形成することができるため、磁気駆動装置の外形を小型化することができ、接続配線に干渉しないように設計することができるため、撮像装置の小型化と、長時間の使用に耐えうる撮像装置を提供することが可能である。
(a)は、磁気駆動装置100の構成を示した斜視図である。 (b)は、(a)で示した磁気駆動装置100の光軸中心LCにおけるY−Z断面図である 第1案内軸40aの外筒42を分割しその内部構造を示した斜視図である。 (a)は、外筒42の変形前の第1案内軸40aを示した断面構成図である。 (b)は、外筒42の変形後の第1案内軸40aを示した断面構成図である。 第1案内軸40aを中心とした第2駆動部20のY−Z断面を図示した図である。 制御部90の固定制御系91と、駆動制御系92との制御系を示した図である。 第2スイッチ制御部94によるオンオフ制御を図示している (a)は、エンコーダ50を第2案内軸40bに設置した場合を示し多図である。 (b)は、エンコーダ50を第1案内軸40aに設置した場合を示した図である。 (a)は、第1駆動部10の変形例である第1ねじり駆動部15を示した図である。 (b)は、第1ねじり駆動部15の斜視図である。 (c)は、第1ねじり駆動部15のX−Z断面の構成を示した図である。 (a)は外筒61を示した図であり、(b)は外筒62を示した図であり、(c)は外筒63を示した図である。 磁気駆動装置200の構成を示した斜視図である。
符号の説明
10 … 第1駆動部、15 … 第1ねじり駆動部
11、16 … 第1マグネット
12、17 … 第1コイル
20 … 第2駆動マグネット
21 … 第2マグネット
22 … 第2 コイル
29 … 接続配線
30 … ホルダ
31 … ベアリング
32 … レンズ
33 … ガイド孔
40 … 案内軸(40a … 第1案内軸、40b … 第2案内軸)
41 … ヨーク
42、61,62,63 … 外筒
45 … 壁面
50 … エンコーダ
51 … ネジ山
53 … 第1ギヤ
54 … 第2 ギヤ
55 … 回転軸
65 … 螺旋状スリット、66 … 直線状スリット、67 … 溝
68 … マグネット接合部
90 … 制御部(91 … 固定制御系、92 … 駆動制御系)
93 … 第1スイッチ制御部
94 … 第2スイッチ制御部
95 … 位置検出演算部
96 … 3相指令変換制御部
100、200 … 磁気駆動装置
210 … 固定フレーム
211 … X案内軸
212 … 移動フレーム
213 … Z案内軸
230 … ホルダ
232 … 補正レンズ
240 … X軸位置検出器
241 … Z軸位置検出器
245 … X軸エンコーダスケール
246 … Z軸エンコーダスケール
250 … X軸磁気駆動装置
260 … Z軸磁気駆動装置
AP … 電流アンプ部
LC … 光軸中心
R … 直列抵抗
SW … スイッチ

Claims (7)

  1. 被駆動体と、
    非磁性体材料からなる筒状体と、
    前記被駆動体に取付けられ、前記筒状体の外側に有する移動可能な移動マグネットと、該移動マグネットに電磁力を与えるために前記筒状体の内側に前記筒状体の軸方向に並べて配置された複数の電磁石用コイルと、
    磁性体材料からなり前記筒状体の中心領域に配置されたセンターヨークと、
    前記筒状体を変形させる手段と、
    を備えることを特徴とする駆動装置。
  2. 前記筒状体を変形させる手段は、前記センターヨーク軸上に配置された変形用コイルと筒状体に装着された変形用マグネットとにより構成されていることを特徴とする請求項第1記載の駆動装置。
  3. 前記筒状体の回転角を検出する検出手段を有し、
    前記検出手段が検出した回転角は前記移動マグネットの位置情報に対応していることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の駆動装置。
  4. 前記筒状体を変形させる手段は、前記筒状体の外側表面と前記移動マグネットの内側表面との接触抵抗を高めることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載の駆動装置。
  5. 前記筒状体の変形可能な部位に強磁性体を装着し、前記移動マグネットは強磁性体に接触可能な状態であり、前記移動マグネットが固定される際には前記移動マグネットと前記強磁性体とが接触し、前記移動マグネットが移動する際には前記筒状体を変形させる手段は前記強磁性体を移動マグネットから離すことを特徴とした請求項1ないし請求項4のいずれか一項に記載の駆動装置。
  6. 可動レンズを鏡筒の軸心に沿って駆動するレンズ鏡筒であって、
    前記被駆動体は前記鏡筒内に配設された可動レンズを有し、
    請求項1ないし請求項11のいずれか一項に記載の駆動装置を内部に有することを特徴とするレンズ鏡筒。
  7. 前記筒状体を変形させる手段が前記筒状体を変形させた際に、前記可動レンズが移動可能になり、前記筒状体を変形させる手段が前記筒状体を変形させないときは前記可動レンズを自己保持状態にすることを特徴とする請求項6に記載のレンズ鏡筒。
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