JP2010112920A - ケーブル区間事故検出装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ケーブル区間事故検出装置は、第1の電力ケーブル1Cのシースアース線を流れる第1のシース電流iS1と第2の電力ケーブル2Cのシースアース線を流れる第2のシース電流iS2との和電流の電流値が所定の整定値以上になると動作する過電流継電器11と、第1の架空分岐線1L’を流れる第1の架空分岐線事故電流I1に基づいて動作する第1の送電線継電器201と、第2の架空分岐線2L’を流れる第2の架空分岐線事故電流I2に基づいて動作する第2の送電線継電器202と、過電流継電器11が動作するとともに第1および第2の送電線継電器201,202の一方が動作することにより第1および第2の電力ケーブル1C,2Cでの事故発生を検出する事故検出装置30とを具備する。
【選択図】図1
Description
なお、図7では説明の簡単のために1相についてのみ示しており、実際には相ごとに架空線区間での事故であるかケーブル区間の事故であるかを判定している。
また、第1および第2の電力ケーブル1C,2Cを貫通させるとともに第1および第2の電力ケーブル1C,2Cと逆向きに第1および第2の電力ケーブル1C,2Cの第1および第2のシースアース線を貫通させた第1および第2の貫通型変流器1121,1122を第1および第2の電力ケーブル1C,2Cに設置して、第1および第2の電力ケーブル1C,2Cに流れる第1および第2の電力ケーブル事故電流i1,i2を検出する。
同様に、第2の事故検出装置1312は、第2の送電線継電器1202から入力される第2の変流器1112によって検出された第2の架空分岐線事故電流I2と第2の事故検出装置端末1322から光伝送で送信されてくる第2の貫通型変流器1122によって検出された第2の電力ケーブル事故電流i2とに基づいて、架空線区間(第2の送電線2L、第2の架空分岐線2CまたはB変電所母線)での事故であるかケーブル区間(第2の電力ケーブル2C)での事故であるかを判定する。
また、ケーブル区間事故検出装置として電流差動方式のものや故障標定システムなども提案されているが、高価であったり事故検出や事故判定する装置が複雑であったりするという問題がある。
また、第1および第2の区間事故検出装置1311,1312並びに第1および第2の区間事故検出装置端末1321,1322は、PCM電流差動継電器を活用したものであるため、非常に高価であるという問題があるとともに、第1および第2の事故検出装置1311,1312並びに第1および第2の事故検出装置端末1321,1322の点検はPCM電流差動継電器の点検と同等の内容となるため、この点検作業に時間がかかるという問題がある。
ここで、前記判定手段が、前記第1の電力ケーブルのシースアース線を流れる第1のシース電流と前記第2の電力ケーブルのシースアース線を流れる第2のシース電流との和電流に基づいて動作する過電流継電器であり、前記事故検出手段が、前記過電流継電器が動作するとともに前記第1または第2の送電線継電器が動作することにより前記第1または第2の電力ケーブルでの事故発生を検出してもよい。
前記判定手段が、前記第1の電力ケーブルの各相のシースアース線を流れる第1の各相シース電流(iS1R,iS1S,iS1T)の和電流である第1のシース和電流(iS1)と前記第2の電力ケーブルの各相シースアース線を流れる第2の各相シース電流(iS2R,iS2S,iS2T)の和電流である第2のシース和電流(iS2)との和電流(iS1+iS2)が所定の整定値以上になると動作して、過電流継電器動作信号(SOC)を出力する過電流継電器(11)であり、前記第1の送電線継電器が、前記第1の架空分岐線の各相を流れる第1の各相架空分岐線事故電流(I1R,I1S,I1T)に基づいて動作して、第1の送電線継電器動作信号(SLP1)を出力し、前記第2の送電線継電器が、前記第2の架空分岐線の各相を流れる第2の各相架空分岐線事故電流(I2R,I2S,I2T)に基づいて動作して、第2の送電線継電器動作信号(SLP2)を出力し、前記事故検出手段が、前記過電流継電器から前記過電流継電器動作信号が入力されるとともに前記第1の送電線継電器から前記第1の送電線継電器動作信号が入力されるか前記第2の送電線継電器から前記第2の送電線継電器動作信号が入力されることにより前記第1または第2の電力ケーブルでの事故発生を検出する事故検出装置(30)であってもよい。
前記事故検出装置が、前記過電流継電器動作信号、前記第1の送電線継電器動作信号および前記第2の送電線継電器動作信号の極性を反転した信号の論理積をとる第1の論理積回路(311)と、前記過電流継電器動作信号、前記第1の送電線継電器動作信号の極性を反転した信号および前記第2の送電線継電器動作信号の論理積をとる第2の論理積回路(312)とを備えてもよい。
(1)第1および第2の電力ケーブルのシースアース線を流れる第1および第2のシース電流の和電流が所定の値以上になるとともに第1または第2の送電線継電器が動作すると第1または第2の電力ケーブルでの事故発生を検出するので、事故検出方法の容易化が図れる。
(2)PCM電流差動継電器を活用する必要がないので、事故検出装置の点検作業の容易化が図れる。
(3)第1および第2の電力ケーブルのシースアース線を流れる第1および第2のシース電流の和電流を検出することにより第1または第2の電力ケーブルでの事故発生を検出することができるので、電力ケーブルの各相に貫通型変流器を設置する必要がない。
(4)第1および第2の電力ケーブルの各相のシース電流の和電流を検出するのに2個の変流器を使用すればよいので、6個の貫通型変流器を使用する従来のケーブル区間事故検出装置に比べて低価格化が図れる。
本発明の一実施例によるケーブル区間事故検出装置は、図1に示すように、A変電所とC変電所との間に敷設された第1および第2の架空送電線1L,2L(平衡2回線送電線を構成する。)から分岐された第1および第2の架空分岐線1L’,2L’の一部に第1および第2の電力ケーブル1C,2Cが接続されている電力系統において第1および第2の電力ケーブル1C,2Cで発生した事故を検出するためのものであり、第1および第2のシース電流検出用変流器101,102と過電流継電器(OC)11と第1のR相、S相およびT相変流器111R,111S,111Tと第2のR相、S相およびT相変流器112R,112S,112Tと第1および第2の送電線継電器(LP)201,202と事故検出装置30とを具備する。
なお、図1および図3乃至図6では、図面の簡単のために、第1および第2の架空送電線1L,2LとB変電所母線とはR相のみ示している。
第2のシース電流検出用変流器102は、第2のR相、S相およびT相電力ケーブル2CR,2CS,2CTのシースアース線をそれぞれ流れる第2のR相、S相およびT相シース電流iS2R,iS2S,iS2Tの和(以下、「第2のシース和電流iS2」と称する。)を検出するためのものである。
第1および第2のシース電流検出用変流器101,102は和接続されている。
第2のR相、S相およびT相変流器112R,112S,112Tは、第2のR相、S相およびT相架空分岐線2LR’,2LS’,2LT’のB変電所側(平衡2回線送電線と反対側)に設置されており、第2のR相、S相およびT相架空分岐線2LR’,2LS’,2LT’をそれぞれ流れる第2のR相、S相およびT相架空分岐線事故電流I2R,I2S,I2Tをそれぞれ検出するためのものである。
第2の送電線継電器202は、第2のR相、S相およびT相変流器112R,112S,112Tからそれぞれ入力される第2のR相、S相およびT相架空分岐線事故電流I2R,I2S,I2Tに基づいて動作して、ハイレベルの第2の送電線継電器動作信号SLP2を出力する。
これを実現するために、事故検出装置30は、図2に示すように、過電流継電器動作信号SOC、第1の送電線継電器動作信号SLP1および第2の送電線継電器動作信号SLP2の極性を反転した信号の論理積をとる第1の論理積回路311と、過電流継電器動作信号SOC、第1の送電線継電器動作信号SLP1の極性を反転した信号および第2の送電線継電器動作信号SLP2の論理積をとる第2の論理積回路312とを備える。
なお、第1の論理積回路311からは、第1の電力ケーブル1Cで事故が発生したことを示すハイレベルの第1の電力ケーブル事故検出信号S1Lが出力され、また、第2の論理積回路312からは、第2の電力ケーブル2Cで事故が発生したことを示すハイレベルの第2の電力ケーブル事故検出信号S2Lが出力される。
第1のR相電力ケーブル1CRで地絡事故が発生すると、図3に実線の太矢印で示すように、第1の架空送電線1LのR相から第1のR相架空分岐線1LR’および第1のR相電力ケーブル1CRを介して事故点に向かって大きな事故電流が流れるとともに、第2の架空送電線2LのR相から第2のR相架空分岐線2LR’、第2のR相電力ケーブル2CR、第2のR相架空分岐線2LR’、B変電所母線のR相、第1のR相架空分岐線1LR’および第1のR相電力ケーブル1CRを介して事故点に向かって大きな事故電流が流れる。
このため、第1のR相変流器111Rには、大きな第1のR相架空分岐線事故電流I1Rが内部方向に流れ、また、第2のR相変流器112Rには、大きな第2のR相架空分岐線事故電流I2Rが外部方向に流れる。
一方、第2の送電線継電器202は、第2のR相変流器112Rから入力される第2のR相架空分岐線事故電流I2Rの向きが外部方向であるために動作せず、ロウレベルの第2の送電線継電器動作信号SLP2を出力したままとなる。
このため、第1および第2のシース電流検出用変流器101,102の2次側から、大きな第1および第2のシース和電流iS1,iS2が過電流継電器11に流れ込む方向に出力される。
その結果、第1のR相電力ケーブル1CR(ケーブル区間)で事故が発生したことを検出することができる。
第2のR相電力ケーブル2CRで地絡事故が発生すると、図4に実線の太矢印で示すように、第1の架空送電線1LのR相から第1のR相架空分岐線1LR’、第1のR相電力ケーブル1CR、第1のR相架空分岐線1LR’、B変電所母線のR相、第2のR相架空分岐線2LR’および第2のR相電力ケーブル2CRを介して事故点に向かって大きな事故電流が流れるとともに、第2の架空送電線2LのR相から第2のR相架空分岐線2LR’および第2のR相電力ケーブル2CRを介して事故点に向かって大きな事故電流が流れる。
このため、第1のR相変流器111Rには、大きな第1のR相架空分岐線事故電流I1Rが外部方向に流れ、また、第2のR相変流器112Rには、大きな第2のR相架空分岐線事故電流I2Rが内部方向に流れる。
一方、第1の送電線継電器201は、第1のR相変流器111Rから入力される第1のR相架空分岐線事故電流I1Rの向きが外部方向であるために動作せず、ロウレベルの第1の送電線継電器動作信号SLP1を出力したままとなる。
このため、第1および第2のシース電流検出用変流器101,102の2次側から、大きな第1および第2のシース和電流iS1,iS2が過電流継電器11に流れ込む方向に出力される。
その結果、第2のR相電力ケーブル2CR(ケーブル区間)で事故が発生したことを検出することができる。
B変電所母線のR相で地絡事故が発生すると、図5に実線の太矢印で示すように、第1の架空送電線1LのR相から第1のR相架空分岐線1LR’、第1のR相電力ケーブル1CR、第1のR相架空分岐線1LR’およびB変電所母線のR相を介して事故点に向かって大きな事故電流が流れるとともに、第2の架空送電線2LのR相から第2のR相架空分岐線2LR’、第2のR相電力ケーブル2CR、第2のR相架空分岐線2LR’およびB変電所母線のR相を介して事故点に向かって大きな事故電流が流れる。
このため、第1のR相変流器111Rには、大きな第1のR相架空分岐線事故電流I1Rが外部方向に流れ、また、第2のR相変流器112Rには、大きな第2のR相架空分岐線事故電流I2Rが外部方向に流れる。
同様に、第2の送電線継電器202は、第2のR相変流器112Rから入力される第2のR相架空分岐線事故電流I2Rの向きが外部方向であるために動作せず、ロウレベルの第2の送電線継電器動作信号SLP2を出力したままとなる。
このため、第1および第2のシース電流検出用変流器101,102の2次側から、大きな第1および第2のシース和電流iS1,iS2が過電流継電器11に流れ込む方向に出力される。
その結果、B変電所母線のR相(架空線区間)で発生した地絡事故によって事故検出装置30から出力される第1および第2の電力ケーブル事故検出信号S1L,S2Lがハイレベルとなることはない。
第1の架空送電線1LのR相で地絡事故が発生すると、図6に実線の太矢印で示すように、第1の架空送電線1LのR相には事故点に向かって大きな事故電流が流れるとともに、第2の架空送電線2LのR相から第2のR相架空分岐線2LR’、第2のR相電力ケーブル2CR、第2のR相架空分岐線2LR’、B変電所母線のR相、第1のR相架空分岐線1LR’、第1のR相電力ケーブル1CR、第1のR相架空分岐線1LR’および第1の架空送電線1LのR相を介して事故点に向かって大きな事故電流が流れる。
このため、第1のR相変流器111Rには、大きな第1のR相架空分岐線事故電流I1Rが内部方向に流れ、また、第2のR相変流器112Rには、大きな第2のR相架空分岐線事故電流I2Rが外部方向に流れる。
一方、第2の送電線継電器202は、第2のR相変流器112Rから入力される第2のR相架空分岐線事故電流I2Rの向きが外部方向であるために動作せず、ロウレベルの第2の送電線継電器動作信号SLP2を出力したままとなる。
このため、第1のシース電流検出用変流器101の2次側から出力される第1のシース和電流iS1は、第2のシース電流検出用変流器102の2次側に流れ込む。
その結果、第1の架空送電線1LのR相(架空線区間)で発生した地絡事故によって事故検出装置30から出力される第1および第2の電力ケーブル事故検出信号S1L,S2Lがハイレベルとなることはない。
11 過電流継電器
111R,111S,111T 第1のR相、S相およびT相変流器
112R,112S,112T 第2のR相、S相およびT相変流器
201,202 第1および第2の送電線継電器
30 事故検出装置
311,312 第1および第2の論理積回路
1111,1112 第1および第2の変流器
1121,1122 第1および第2の貫通型変流器
1201,1202 第1および第2の送電線継電器
1311,1312 第1および第2の事故検出装置
1321,1322 第1および第2の事故検出装置端末
1L,2L 第1および第2の架空送電線
1L’,2L’ 第1および第2の架空分岐線
1LR’,1LS’,1LT’ 第1のR相、S相およびT相架空分岐線
2LR’,2LS’,2LT’ 第2のR相、S相およびT相架空分岐線
1C,2C 第1および第2の電力ケーブル
1CR,1CS,1CT 第1のR相、S相およびT相電力ケーブル
2CR,2CS,2CT 第2のR相、S相およびT相電力ケーブル
I1,I2 第1および第2の架空分岐線事故電流
i1,i2 第1および第2の電力ケーブル事故電流
I1R,I1S,I1T 第1のR相、S相およびT相架空分岐線事故電流
I2R,I2S,I2T 第2のR相、S相およびT相架空分岐線事故電流
iS1R,iS1S,iS1T 第1のR相、S相およびT相シース電流
iS2R,iS2S,iS2T 第2のR相、S相およびT相シース電流
iS1,iS2 第1および第2のシース和電流
SOC 過電流継電器動作信号
SLP1,SLP2 第1および第2の送電線継電器動作信号
S1L,S2L 第1および第2の電力ケーブル事故検出信号
Claims (4)
- 平衡2回線送電線を構成する第1および第2の架空送電線(1L,2L)から分岐された第1および第2の架空分岐線(1L’,2L’)の一部に第1および第2の電力ケーブル(1C,2C)が接続されている電力系統において該第1および第2の電力ケーブルで発生した事故を検出するためのケーブル区間事故検出装置であって、
前記第1の電力ケーブルのシースアース線を流れる第1のシース電流と前記第2の電力ケーブルのシースアース線を流れる第2のシース電流との和電流の電流値が所定の値以上であるか否かを判定する判定手段と、
前記第1の架空分岐線を流れる第1の架空分岐線事故電流に基づいて動作する第1の送電線継電器(201)と、
前記第2の架空分岐線を流れる第2の架空分岐線事故電流に基づいて動作する第2の送電線継電器(202)と、
前記判定手段で前記和電流の電流値が前記所定の値以上であると判定されるとともに前記第1または第2の送電線継電器が動作することにより前記第1または第2の電力ケーブルでの事故発生を検出する事故検出手段と、
を具備することを特徴とする、ケーブル区間事故検出装置。 - 前記判定手段が、前記第1の電力ケーブルのシースアース線を流れる第1のシース電流と前記第2の電力ケーブルのシースアース線を流れる第2のシース電流との和電流に基づいて動作する過電流継電器であり、
前記事故検出手段が、前記過電流継電器が動作するとともに前記第1または第2の送電線継電器が動作することにより前記第1または第2の電力ケーブルでの事故発生を検出する、
ことを特徴とする、請求項1記載のケーブル区間事故検出装置。 - 前記判定手段が、前記第1の電力ケーブルの各相のシースアース線を流れる第1の各相シース電流(iS1R,iS1S,iS1T)の和電流である第1のシース和電流(iS1)と前記第2の電力ケーブルの各相シースアース線を流れる第2の各相シース電流(iS2R,iS2S,iS2T)の和電流である第2のシース和電流(iS2)との和電流(iS1+iS2)が所定の整定値以上になると動作して、過電流継電器動作信号(SOC)を出力する過電流継電器(11)であり、
前記第1の送電線継電器が、前記第1の架空分岐線の各相を流れる第1の各相架空分岐線事故電流(I1R,I1S,I1T)に基づいて動作して、第1の送電線継電器動作信号(SLP1)を出力し、
前記第2の送電線継電器が、前記第2の架空分岐線の各相を流れる第2の各相架空分岐線事故電流(I2R,I2S,I2T)に基づいて動作して、第2の送電線継電器動作信号(SLP2)を出力し、
前記事故検出手段が、前記過電流継電器から前記過電流継電器動作信号が入力されるとともに前記第1の送電線継電器から前記第1の送電線継電器動作信号が入力されるか前記第2の送電線継電器から前記第2の送電線継電器動作信号が入力されることにより前記第1または第2の電力ケーブルでの事故発生を検出する事故検出装置(30)である、
ことを特徴とする、請求項1または2記載のケーブル区間事故検出装置。 - 前記事故検出装置が、
前記過電流継電器動作信号、前記第1の送電線継電器動作信号および前記第2の送電線継電器動作信号の極性を反転した信号の論理積をとる第1の論理積回路(311)と、
前記過電流継電器動作信号、前記第1の送電線継電器動作信号の極性を反転した信号および前記第2の送電線継電器動作信号の論理積をとる第2の論理積回路(312)と、
を備えることを特徴とする、請求項3記載のケーブル区間事故検出装置。
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