JP2010183745A - 短絡保護装置 - Google Patents

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Koichi Nakanishi
康一 中西
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Abstract

【課題】高価な計器用変圧器を設置する必要なく送配電線の短絡保護を行うことができる短絡保護装置を提供する。
【解決手段】短絡保護装置10は、R相、S相およびT相電力ケーブル7R,7S,7Tを介して電力が供給されている母線1から分岐された第1および第2の送配電線21,22の各相に設置された変流器41R,41S,41T,42R,42S,42Tからそれぞれ入力される各相短絡電流IFR1,IFS1,IFT1,IFR2,IFS2,IFT2と、R相、S相およびT相電力ケーブル7R,7S,7TのR相、S相およびT相シース電流IRS,ISS,ITSとに基づいて、第1および第2の送配電線21,22における短絡事故発生の有無を検出するとともに短絡事故があった事故回線を特定する短絡事故判定回路12および事故回線特定回路13を具備する。
【選択図】図2

Description

本発明は、短絡保護装置に関し、特に、電力ケーブルを介して電力が供給されている母線から分岐された複数の送配電線の短絡保護に好適な短絡保護装置に関する。
従来、送配電線の短絡保護は、過電流要素のみまたは過電流要素および方向要素の両方により行われている。
たとえば、下記の特許文献1に開示されている短絡方向継電器では、入力電流と入力電圧との位相差を検出する方向要素と、入力電流の大きさを検出する過電流要素と、これら両要素により検出された位相差および電流の大きさから短絡事故の有無を判定し、「短絡事故有り」と判定されると保護動作出力を送出する判定部と、この判定部によって短絡事故が発生していると判定されたことを条件に入力電流から短絡事故電流の大きさを検出して短絡事故が継続しているか否かを判定し、事故継続していると判定されると保護動作出力を送出する事故継続検出手段と、判定部および事故継続検出手段から出力される保護動作出力を電力系統上の他の保護継電器との保護協調に必要な時限後に送出する時限装置とを備えることにより、保護協調上必要な時間だけ継続して事故の検出および保護動作出力を送出可能にしている。
なお、送配電線の地絡保護に関しては、電圧要素を用いなくても確実に事故回線を遮断する手法がある。
たとえば、下記の特許文献2に開示されている地絡回線選択保護継電装置では、電流検出器で検出された線路零相電流および中性点零相電流の比が1/回線数よりも大きいか否かを判定し、比が1/回線数よりも大きい場合に地絡事故発生と判定し遮断信号を判遮断器に供給して事故回線を母線から分離することにより、地絡事故時における事故点抵抗の大小にかかわらず確実に事故回線を遮断することができるようにしている。
また、下記の特許文献3に開示されている微地絡検出装置では、負荷機器が絶縁劣化して微地絡電流が主回路ケーブルに流れると、接地型変流器の2次側には主回路ケーブルの対地充電電流の不平衡分電流に微地絡電流が重畳した電流が流れるのに対して、シースアース線に設けられた接地型変流器では主回路ケーブルの対地充電電流の不平衡分電流のみが検出される結果、2つの接地型変流器の検出出力が比較判定装置で減算され、負荷機器の絶縁劣化に起因する微地絡電流のみが検出される構成を採用することにより、非接地系電源系統の配電線に接続される負荷機器などの絶縁劣化状態を高感度に検出することができるようにしている。
特開2000−92693号公報 特開平5−328588号公報 特開平5−076131号公報
しかしながら、従来の送配電線の短絡保護では、上記の特許文献1に開示されている短絡方向継電器のように過電流要素および方向要素の両方を用いて短絡事故の有無を判定するので、電圧要素(上記の特許文献1に開示されている短絡方向継電器における入力電圧)を取り込むための高価な計器用変圧器(PT)を設置する必要があるという問題があった。
また、従来の送配電線の地絡保護では、上記の特許文献2に開示されている地絡回線選択保護継電装置のように電圧要素を用いずに地絡事故の有無を判定することはできるが、送配電線の短絡事故時には中性点抵抗器(NGR)には電流が流れないので、このような手法を送配電線の短絡保護に適用することはできない。
さらに、上記の特許文献3に開示されている微地絡検出装置では、シースアース線に設けられた接地型変流器は主回路ケーブルの対地充電電流の不平衡分電流のみを検出するためのものであり、送配電線の短絡保護に適用することにはできない。
本発明の目的は、高価な計器用変圧器を設置する必要なく送配電線の短絡保護を行うことができる短絡保護装置を提供することにある。
本発明の短絡保護装置は、各相電力ケーブルを介して電力が供給されている母線から分岐された送配電線を短絡事故から保護するための短絡保護装置であって、前記送配電線の各相に設置された変流器からそれぞれ入力される各相短絡電流と、前記各相電力ケーブルの各相シース電流とに基づいて、前記送配電線における短絡事故の有無を判定する判定手段を具備することを特徴とする。
ここで、前記短絡保護装置が、前記送配電線の短絡保護を過電流要素および方向要素の両方により行う短絡保護継電器であってもよい。
また、本発明の短絡保護装置は、各相電力ケーブル(7R,7S,7T)を介して電力が供給されている母線(1)から分岐された複数の送配電線(21,22)を短絡事故から保護するための短絡保護装置(10)であって、前記複数の送配電線の各相に設置された変流器(41R,41S,41T,42R,42S,42T)からそれぞれ入力される各相短絡電流(IFR1,IFS1,IFT1,IFR2,IFS2,IFT2)と、前記各相電力ケーブルの各相シース電流(IRS,ISS,ITS)とに基づいて、前記送配電線における短絡事故の有無を検出するとともに短絡事故があった事故回線を特定する短絡事故検出手段(12,13)を具備することを特徴とする。
ここで、前記短絡事故検出手段が、前記各相短絡電流に基づいて前記複数の送配電線に短絡事故が発生したと判定する短絡事故判定手段(12)と、前記各相シース電流および前記各相短絡電流の位相に基づいて事故回線を特定する事故回線特定手段(13)とを備えてもよい。
前記短絡事故判定手段によって前記複数の送配電線に短絡事故が発生したと判定されたことを条件に、前記複数の送配電線のうち前記事故回線特定手段によって事故回線として特定された送配電線の各相に設置されている遮断器(31R,31S,31T,32R,32S,32T)を一括遮断するためのトリップ信号(TR)を生成するリレー出力手段(14)をさらに具備してもよい。
前記各相シース電流を検出するためのシース電流検出用変流器(201〜203)が、該各相電力ケーブルの金属シースを接地する接地線にそれぞれ設置されていてもよい。
本発明の短絡保護装置は、以下に示す効果を奏する。
(1)母線電圧などの電圧要素の代わりに、母線に電力を供給している各相電力ケーブルの各相シース電流を用いるので、電圧要素を取り込むための高価な計器用変圧器を設置する必要がない。
(2)計器用変圧器を設置する必要がないため高圧接触部をなくすことができるので、作業の安全性を向上させることができる。
上記の目的を、母線に電力を供給している各相電力ケーブルの各相シース電流を電圧要素の代わりに用いて送配電線における短絡事故を検出することにより実現した。
以下、本発明の短絡保護装置の実施例について、図面を参照して説明する。
本発明の一実施例による短絡保護装置10は、図1に示すように、母線1から分岐された第1の送配電線21のR相、S相およびT相にそれぞれ設置された第1のR相、S相およびT相変流器41R,41S,41Tからそれぞれ入力される第1のR相、S相およびT相短絡電流IFR1,IFS1,IFT1と、母線1から分岐された第2の送配電線22のR相、S相およびT相にそれぞれ設置された第2のR相、S相およびT相変流器42R,42S,42Tからそれぞれ入力される第2のR相、S相およびT相短絡電流IFR2,IFS2,IFT2と、母線1に電力を供給するR相、S相およびT相電力ケーブル7R,7S,7Tの各相シース電流(すなわち、R相、S相およびT相電力ケーブル7R,7S,7Tの金属シースを接地する接地線にそれぞれ設置された第1乃至第3のシース電流検出用変流器201〜203からそれぞれ入力されるR相、S相およびT相シース電流IRS,ISS,ITS)とに基づいて、第1および第2の送配電線21,22に発生した短絡事故を検出するとともに、短絡事故が発生した事故回線を特定し、特定した事故回線(第1または第2の送配電線21,22)のR相、S相およびT相にそれぞれ設置された遮断器(第1のR相、S相およびT相遮断器31R,31S,31Tまたは第2のR相、S相およびT相遮断器32R,32S,32T)を一括遮断する。
短絡保護装置10は、図2に示すように、リレー入力回路11と、短絡事故判定回路12と、事故回線特定回路13と、リレー出力回路14と、整定回路15と、整定指令入出力回路16と、伝送制御回路17とを具備する。
リレー入力回路11は、入力変換器、バンドパスフィルタ、サンプリングホールド回路、マルチプレクサ回路およびアナログ/ディジタル変換器を備え、第1のR相、S相およびT相変流器41R,41S,41Tからそれぞれ入力される第1のR相、S相およびT相短絡電流IFR1,IFS1,IFT1、第2のR相、S相およびT相変流器42R,42S,42Tからそれぞれ入力される第2のR相、S相およびT相短絡電流IFR2,IFS2,IFT2並びに第1乃至第3のシース電流検出用変流器201〜203からそれぞれ入力されるR相、S相およびT相シース電流IRS,ISS,ITSを、短絡事故判定回路12および事故回線特定回路13における処理を行うためのディジタルデータに変換する。
短絡事故判定回路12は、リレー入力回路11から入力されるディジタルデータに変換された第1のR相、S相およびT相短絡電流IFR1,IFS1,IFT1並びに第2のR相、S相およびT相短絡電流IFR2,IFS2,IFT2に基づいて短絡事故が発生したと判定すると、短絡事故発生信号をリレー出力回路14に出力する。
すなわち、短絡事故判定回路12は、短絡事故が発生すると事故相(短絡事故が発生した送配電線の相)の短絡電流が増加するため、第1のR相、S相およびT相短絡電流IFR1,IFS1,IFT1並びに第2のR相、S相およびT相短絡電流IFR2,IFS2,IFT2の電流値(または、電流変化量)が電流整定値以上になると第1および第2の送配電線21,22に短絡事故が発生したと判定して、短絡事故発生信号をリレー出力回路14に出力する。
事故回線特定回路13は、リレー入力回路11から入力されるディジタルデータに変換された第1のR相、S相およびT相短絡電流IFR1,IFS1,IFT1、第2のR相、S相およびT相短絡電流IFR2,IFS2,IFT2並びにR相、S相およびT相シース電流IRS,ISS,ITSに基づいて事故回線(第1または第2の送配電線21,22)を特定し、特定した事故回線を示す事故回線特定信号をリレー出力回路14に出力する。
すなわち、事故回線特定回路13は、短絡電流が進み相から遅れ相に向かって流れることから遅れ相側の短絡電流の向きが反転すること、および、R相、S相およびT相シース電流IRS,ISS,ITSが母線1のR相、S相およびT相の電圧(以下、「R相母線電圧VR、S相母線電圧VSおよびT相母線電圧VT」と称する。)に対して90°だけ位相が進んだ波形をしていること(すなわち、θ(IRS)=θ(VR)+90°、θ(ISS)=θ(VS)+90°、θ(ITS)=θ(VT)+90°)に着目して、R相母線電圧VR、S相母線電圧VSおよびT相母線電圧VT(電圧要素)の代わりにR相、S相およびT相シース電流IRS,ISS,ITSを用いて第1のR相、S相およびT相短絡電流IFR1,IFS1,IFT1並びに第2のR相、S相およびT相短絡電流IFR2,IFS2,IFT2の位相(または、第1のR相、S相およびT相短絡電流IFR1,IFS1,IFT1並びに第2のR相、S相およびT相短絡電流IFR2,IFS2,IFT2の電流変化ベクトルの位相)を求め、求めた位相と位相整定値とを比較して、事故回線を特定する。
なお、R相、S相およびT相シース電流IRS,ISS,ITSは、短絡事故が発生しても1/2程度しか減少しないので、R相母線電圧VR、S相母線電圧VSおよびT相母線電圧VTの代わりにR相、S相およびT相シース電流IRS,ISS,ITSを用いても事故回線を特定することができる。
リレー出力回路14は、短絡事故判定回路12から短絡事故発生信号が入力されるとともに事故回線特定回路13から事故回線特定信号が入力されると、事故回線のR相、S相およびT相にそれぞれ設置された遮断器を一括遮断するためのトリップ信号TRを生成する。
すなわち、リレー出力回路14は、短絡事故判定回路12から短絡事故発生信号が入力されたことを条件として、第1の送配電線21を事故回線として特定する事故回線特定信号が入力されると第1のR相、S相およびT相遮断器31R,31S,31T(図1参照)を一括遮断するためのトリップ信号TRを生成し、また、第2の送配電線22を事故回線として特定する事故回線特定信号が入力されると第2のR相、S相およびT相遮断器32R,32S,32T(図1参照)を一括遮断するためのトリップ信号TRを生成する。
整定回路15は、伝送制御回路17および整定指令入出力回路16を介して外部から受け取った整定指令信号に基づいて、短絡事故判定回路12の電流整定値および事故回線特定回路13の位相整定値を定める整定処理を行う。
次に、図1に示した第1の送配電線21においてR相−S相間の短絡事故が発生したときの短絡保護装置10の動作について、図3を参照して説明する。
第1の送配電線21においてR相−S相間の短絡事故が発生すると、図3に破線の矢印で示すように、第1の送配電線21のR相およびS相に第1のR相短絡電流IFR1および第1のS相短絡電流IFS1がそれぞれ流れる。このとき、第1のR相短絡電流IFR1は内部方向(母線1から第1の送配電線21の末端への方向)に流れ、第1のS相短絡電流IFS1は外部方向(第1の送配電線21の末端から母線1への方向)に流れる。
短絡保護装置10の短絡事故判定回路12は、第1のR相短絡電流IFR1および第1のS相短絡電流IFS1の電流値が電流整定値以上になると、短絡事故が発生したと判定して、短絡事故発生信号をリレー出力回路14に出力する。
また、事故回線特定回路13は、R相、S相およびT相シース電流IRS,ISS,ITSを用いて第1のR相、S相およびT相短絡電流IFR1,IFS1,IFT1並びに第2のR相、S相およびT相短絡電流IFR2,IFS2,IFT2の位相を求め、求めた位相と位相整定値とを比較する。この例の場合には、第1のS相短絡電流IFS1の位相が位相整定値内に入らないため、事故回線特定回路13は、第1の送電線21において短絡事故が発生したと判定して、第1の送電線21を事故回線と特定した旨を示す事故回線特定信号をリレー出力回路14に出力する。
リレー出力回路14は、短絡事故判定回路12から短絡事故発生信号が入力されるとともに、事故回線特定回路13から第1の送電線21を事故回線と特定した旨を示す事故回線特定信号が入力されると、第1の送電線21のR相、S相およびT相にそれぞれ設置された第1のR相、S相およびT相遮断器31R,31S,31Tを一括遮断するためのトリップ信号TRを生成する。
これにより、第1のR相、S相およびT相遮断器31R,31S,31Tが一括遮断されて、第1の送電線21が母線1から切り離される。
以上の説明では、母線1から第1および第2の送配電線21,22が分岐されている電力系統を例として説明したが、母線1から分岐されている送配電線の本数は3本以上であってもよい。
また、母線1から第1および第2の送配電線21,22が分岐されている電力系統を短絡事故から保護するための短絡保護装置10について説明したが、たとえば短絡方向継電器、距離継電器および回線選択継電器などにおいても、R相母線電圧VR、S相母線電圧VSおよびT相母線電圧VTの代わりにR相、S相およびT相シース電流IRS,ISS,ITSを用いることにより、同様にして、短絡事故から送配電線を保護することができる。なお、この場合には、図2に示した短絡事故判定回路12および事故回線特定回路13の代わりに、送配電線のR相、S相およびT相に設置されたR相、S相およびT相変流器からそれぞれ入力されるR相、S相およびT相短絡電流IFR,IFS,IFTを電流要素にするとともに第1乃至第3のシース電流検出用変流器201〜203からそれぞれ入力されR相、S相およびT相シース電流IRS,ISS,ITSを電圧要素の代わりとして短絡事故の有無を判定する判定回路を使用すればよい。
本発明の一実施例による短絡保護装置10について説明するための図である。 図1に示した短絡保護装置10の構成を示すブロック図である。 図1に示した第1の送配電線21においてR相−S相間の短絡事故が発生したときの短絡保護装置10の動作について説明するための図である。
1 母線
1,22 第1および第2の送配電線
1R,31S,31T 第1のR相、S相およびT相遮断器
2R,32S,32T 第2のR相、S相およびT相遮断器
1R,41S,41T 第1のR相、S相およびT相変流器
2R,42S,42T 第2のR相、S相およびT相変流器
R,7S,7T R相、S相およびT相電力ケーブル
10 短絡保護装置
11 リレー入力回路
12 短絡事故判定回路
13 事故回線特定回路
14 リレー出力回路
15 整定回路
16 整定指令入出力回路
17 伝送制御回路
201〜203 第1乃至第3のシース電流検出用変流器
FR1,IFS1,IFT1 第1のR相、S相およびT相短絡電流
FR2,IFS2,IFT2 第2のR相、S相およびT相短絡電流
RS,ISS,ITS R相、S相およびT相シース電流
R,VS,VT R相、S相およびT相母線電圧
TR トリップ信号

Claims (6)

  1. 各相電力ケーブルを介して電力が供給されている母線から分岐された送配電線を短絡事故から保護するための短絡保護装置であって、
    前記送配電線の各相に設置された変流器からそれぞれ入力される各相短絡電流と、前記各相電力ケーブルの各相シース電流とに基づいて、前記送配電線における短絡事故の有無を判定する判定手段を具備することを特徴とする、短絡保護装置。
  2. 前記短絡保護装置が、前記送配電線の短絡保護を過電流要素および方向要素の両方により行う短絡保護継電器であることを特徴とする、請求項1記載の短絡保護装置。
  3. 各相電力ケーブル(7R,7S,7T)を介して電力が供給されている母線(1)から分岐された複数の送配電線(21,22)を短絡事故から保護するための短絡保護装置(10)であって、
    前記複数の送配電線の各相に設置された変流器(41R,41S,41T,42R,42S,42T)からそれぞれ入力される各相短絡電流(IFR1,IFS1,IFT1,IFR2,IFS2,IFT2)と、前記各相電力ケーブルの各相シース電流(IRS,ISS,ITS)とに基づいて、前記送配電線における短絡事故の有無を検出するとともに短絡事故があった事故回線を特定する短絡事故検出手段(12,13)を具備することを特徴とする、短絡保護装置。
  4. 前記短絡事故検出手段が、
    前記各相短絡電流に基づいて前記複数の送配電線に短絡事故が発生したと判定する短絡事故判定手段(12)と、
    前記各相シース電流および前記各相短絡電流の位相に基づいて事故回線を特定する事故回線特定手段(13)と、
    を備えることを特徴とする、請求項3記載の短絡保護装置。
  5. 前記短絡事故判定手段によって前記複数の送配電線に短絡事故が発生したと判定されたことを条件に、前記複数の送配電線のうち前記事故回線特定手段によって事故回線として特定された送配電線の各相に設置されている遮断器(31R,31S,31T,32R,32S,32T)を一括遮断するためのトリップ信号(TR)を生成するリレー出力手段(14)をさらに具備することを特徴とする、請求項4記載の短絡保護装置。
  6. 前記各相シース電流を検出するためのシース電流検出用変流器(201〜203)が、該各相電力ケーブルの金属シースを接地する接地線にそれぞれ設置されていることを特徴とする、請求項1乃至5記載の短絡保護装置。
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