JP2010112740A - セラミックヒータ、ガスセンサ素子及びガスセンサ - Google Patents

セラミックヒータ、ガスセンサ素子及びガスセンサ Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、マイグレーションパターンにより抵抗発熱体の耐久性をより向上させることを目的とする。
【解決手段】長手方向に延び、第1主面および第1主面と対向する第2主面を備える長板状のセラミック基体と、第1主面上に配置され長手方向先端側に配置された発熱部及び長手方向に延びるように第1主面上に配置され、発熱部に電流を供給する一対の発熱リード部を有する抵抗発熱体と、第2主面上に配置され、長手方向先端側に配置された導体部及び導体部と発熱リード部の一方とを接続する導体リード部、を有するマイグレーションパターンと、を備えるセラミックヒータは、第1主面と第2主面との対向方向に見たときに導体部の面積は発熱部の面積より大きい。
【選択図】図5

Description

本発明は、セラミックヒータ、ガスセンサ素子及びガスセンサに関するものである。
従来から、内燃機関等における排ガスに含まれる特定ガス成分の検出や、濃度の測定を行うガスセンサ素子を加温するために、セラミックヒータを備えたガスセンサが知られている。このセラミックヒータは抵抗発熱体とセラミック基体を備えているため、抵抗発熱体の通電時に、例えば、セラミックの焼結助剤として用いられたMgO,CaO等がイオン化して直流電界および高熱により低電位方向へ移動するいわゆるマイグレーションが発生し、抵抗発熱体に断線を引き起こす虞があった。この問題を解決するために、抵抗発熱体の低電位側から分岐させたマイグレーションパターンを抵抗発熱体上にセラミック層を介して配置することにより、イオン化成分の抵抗発熱体における低電位方向への移動を抑制し、抵抗発熱体の耐久性を向上させる技術が知られている(特許文献1)。また、マイグレーションパターンの形状を工夫し、マイグレーションパターン内部に生じた水蒸気によるヒータの損傷を抑制する技術が知られている(特許文献2)。
特許第2968111号公報 特開2005−135793号公報
しかし、マイグレーションパターンを備えたセラミックヒータであっても、セラミック基体内のイオン化成分と、抵抗発熱体およびマイグレーションパターンとの相対的な位置関係により、イオン化成分はマイグレーションパターン側へ移動せず、抵抗発熱体の低電位側へ移動することがあった。このことから、マイグレーションパターンにより抵抗発熱体の耐久性をより向上させることが必要であった。
本発明は、上記した従来の課題の少なくとも一部を解決するためになされた発明であり、マイグレーションパターンにより抵抗発熱体の耐久性をより向上させるセラミックヒータ、ガスセンサ素子及びガスセンサを提供することを目的とする。
本発明の第1の態様は、長手方向に延び、第1主面および該第1主面と対向する第2主面を備える長板状のセラミック基体と、前記第1主面上に配置され、前記長手方向先端側に配置された発熱部、及び前記長手方向に延びるように前記第1主面上に配置され、前記発熱部に電流を供給する一対の発熱リード部、を有する抵抗発熱体と、前記第2主面上に配置され、前記長手方向先端側に配置された導体部、及び前記導体部と前記発熱リード部の一方とを接続する導体リード部、を有するマイグレーションパターンと、を備えるセラミックヒータにおいて、前記第1主面と前記第2主面との対向方向に見たときに、前記導体部の面積は前記発熱部の面積より大きい。
本発明の第1の態様に係るセラミックヒータによれば、導体部の面積を発熱部の面積より大きくすることでセラミック基体内のイオン化成分をより多く導体部方向へ移動させることができる。よって、イオン化成分が発熱部の低電位方向へ移動することを抑制でき、抵抗発熱体の耐久性を向上させることができる。
本発明の第1の態様に係るセラミックヒータにおいて、前記発熱部は、蛇行形状をなし、前記導体部は、蛇行形状をなすと共に、前記対向方向に見たときに前記発熱部を含むように対向し、少なくとも一部において前記発熱部より幅が広いことが好ましい。これにより、導体部の面積を発熱部の面積より大きくすることができる。その上、発熱部に対応する部位に導体部を配置するため、発熱近傍におけるセラミック基体内のイオン化成分をも発熱部の低電位方向へ移動することを抑制でき、抵抗発熱体の耐久性をより向上させることができる。
本発明の第1の態様に係るセラミックヒータにおいて、前記導体部は、前記導体リード部と接続された一方の端部の幅よりも、他方の端部の幅が広いことが好ましい。他方の端部の発熱部は、電位の高い正極側となる。発熱部の正極側の電位差は大きくなるため、セラミック基体内に存在するイオン化成分が発熱部の低電位方向へ移動しやすいが、導体部の幅を広くすることでイオン化成分が発熱部の低電位方向へ移動することをより抑制できるため、抵抗発熱体の耐久性を向上させることができる。
本発明の第1の態様に係るセラミックヒータにおいて、前記発熱部は、蛇行形状をなし、前記導体部は、自身の長さが前記発熱部より長い蛇行形状をなし、前記対向方向に見たときに、前記発熱部と前記導体部とが少なくとも50%以上対向することが好ましい。これにより、導体部の面積を発熱部の面積より大きくすることができる。その上、導体部の50%以上を発熱部と対応する位置に配置することで発熱部近傍におけるセラミック基体内のイオン化成分をも発熱部の低電位方向へ移動することを抑制でき、抵抗発熱体の耐久性をより向上させることができる。
本発明の第1の態様に係るセラミックヒータにおいて、前記導体部は、前記発熱部の正極側近傍に対応する前記第2主面上の領域において、その他の領域より第2主面上に占める面積が大きくなるように配置されることが好ましい。発熱部の正極側の電位差は大きくなるため、セラミック基体内に存在するイオン化成分が発熱部の低電位方向へ移動しやすいが、発熱部の正極側近傍に対応する領域の面積を大きくするように配置することで、イオン化成分が発熱部の低電位方向へ移動することをより抑制できるため、抵抗発熱体の耐久性を向上させることができる。
本発明の第1の態様に係るセラミックヒータは、固体電解質体、及び該固体電解質体上に設けられた一対の電極、を有する長板状の検出素子と、該検出素子に積層された長板状のセラミックヒータを備えるガスセンサ素子に適用される。また、本発明のガスセンサ素子は、ガスセンサ素子と該ガスセンサ素子を支持するためのハウジングとを有するガスセンサに適用される。
以下、本発明に係るヒータ、ヒータを用いたガスセンサ素子、および、ガスセンサ素子を用いたガスセンサについて、図面を参照しつつ、実施例に基づいて説明する。
A.第1の実施例
A1.ガスセンサの構成:
図1は、本発明の一実施例としてのガスセンサの構成を示した説明図である。図2は、本発明の一実施例としてのガスセンサ素子の外観を示した説明図である。なお、図1の上下方向、図2の左右方向をガスセンサ1(ガスセンサ素子10)の軸線O方向(1点鎖線で示す。)とする。また、図1の下側、図2の左側をガスセンサ1(ガスセンサ素子10)の先端側とし、図1の上側、図2の右側をガスセンサ1(ガスセンサ素子10)の基端側として説明する。
図1に示すガスセンサ1は、自動車の排気管(図示外)に取り付けられ、内部に保持するガスセンサ素子10の先端側が排気管内を流通する排気ガス中に晒されて、その排気ガス中の酸素濃度を検出する、いわゆる全領域空燃比センサである。ガスセンサ素子10からは、排気ガスの空燃比がリーンの場合には、理論空燃比に対し余剰となる酸素の量に応じた検出値(電流値)が得られ、リッチの場合には未燃焼ガスを完全燃焼させるのに必要な酸素の量に応じた検出値(電流値)が得られる。これら検出値をもとに、図示しないセンサ制御回路にて排気ガスの空燃比が求められてECU(電子制御ユニット)に対し出力され、空燃比フィードバック制御などに利用される。
ガスセンサ1は、ガスセンサ素子10と、セラミックホルダ30と、主体金具40と、外筒50と、リード線60と、保護外筒70等とを備える。ガスセンサ1は、ガスセンサ素子10をセラミックホルダ30内に保持し、そのセラミックホルダ30を自動車の排気管(図示外)に取り付けるための主体金具40内にて支持した構造を有する。
ガスセンサ素子10は、図2に示すように、軸線O方向に延び短冊状をなす検出素子100と、同様に軸線O方向に延び短冊状をなすヒータ素子200とが、先端(図中左側の端部)を揃えた状態で互いに貼り合わされ、略角柱状をなす積層体として一体化されている。なお、ガスセンサ素子10の詳細な構造については後述する。
図1に示すように、ガスセンサ素子10の軸線O方向基端側には、軸線Oと直交する断面が略コの字形状をなし軸線O方向に沿って延びる支持碍管18が、その凹部内に検出素子100を挟むようにして接着されている。この支持碍管18はアルミナ等の絶縁性セラミックスから形成され、後述するセラミックホルダ30内に充填されるガラス製のシール部材32と、固体電解質(例えば、ジルコニア)を主体とする検出素子100との熱膨張率差により、検出素子100にクラックが発生することを抑制するために設けられている。また、ガスセンサ素子10の軸線O方向略中央には、ガスセンサ素子10の周囲を取り巻くようにアルミナ製の絶縁碍管27が配置されており、接着部材28によって接着されている。
セラミックホルダ30は軸線O方向に延びる円筒形状を備え、アルミナにより形成されている。セラミックホルダ30は先端側の円筒内部に段状の係止部33を備え、その先端側の外周面には周面が拡径されることにより形成された段部34を備える。セラミックホルダ30の内部には、基端側よりガスセンサ素子10が挿入され、係止部33にガスセンサ素子10の絶縁碍管27が係止されている。セラミックホルダ30内には、ガスセンサ素子10との間に基端側から滑石31の粉末と、ガラス製のシール部材32とが充填されている。これにより、ガスセンサ素子10は、先端側をセラミックホルダ30の先端から突出させた状態でセラミックホルダ30内に固定されている。
主体金具40は、筒形状を有し、内部にセラミックホルダ30の先端側部分を保持している。主体金具40は、ガスセンサ1を自動車の排気管(図示外)に取り付け固定するためのものであり、SUS430等の低炭素鋼により形成されている。主体金具40は、先端側外周に排気管への取り付け用の雄ねじ部41が形成されている。また、外周中央には取り付け用の工具が係合する工具係合部42が形成されており、その工具係合部42の先端面と雄ねじ部41の基端との間には、排気管に取り付けた際のガス抜けを防止するためのガスケット49が嵌挿されている。また、工具係合部42の基端側には、加締め部43が形成されている。
主体金具40は、雄ねじ部41付近の内周に段部44を備えている。主体金具40の基端側より主体金具40内に挿入されるセラミックホルダ30の段部34は、この段部44に係止されている。主体金具40の内周とセラミックホルダ30の外周との隙間には滑石リング24が装填され、さらに滑石リング24を基端側から押さえるように、リング状の留め具23が嵌め込まれている。そして、後述する筒状の外筒50の先端部分を留め具23との間で挟むようにして、主体金具40の加締め部43が加締められている。これにより、留め具23および滑石リング24を介し、セラミックホルダ30の段部34が主体金具40の段部44に向けて押圧され、主体金具40とセラミックホルダ30とが一体となる。主体金具40とセラミックホルダ30との間の気密は段部34,44間に介在されるリング状の板パッキンによって保持され、燃焼ガスの流出が防止される。
主体金具40の先端には、側面に複数の孔を有した有底円筒状で内外2重構造をなすプロテクタ19が嵌められている。プロテクタ19は、主体金具40の先端側の開口から突出しているガスセンサ素子10の先端部分を、排気ガス中のデポジット(燃料灰分やオイル成分など被毒性の付着物質)による汚損や、被水などによる折損等から保護している。
外筒50は、筒形状を有し、ステンレス(例えばSUS304)により形成されている。外筒50は、主体金具40の基端側に取り付けられ、主体金具40の基端から露出しているセラミックホルダ30の基端側の部分を囲い保護している。外筒50の基端側の周縁部51は内側に折れ曲げられている。この周縁部51は、外筒50の基端側の開口を閉塞するように配置される後述するセパレータ16が外筒50内に落下しないよう、Oリング52を介してセパレータ16を支えている。
保護外筒70は、筒形状を有し、ステンレス(例えばSUS304)により形成されている。保護外筒70は、外筒50の基端側に嵌着されて取り付けられ、嵌着部分は加締められている。保護外筒70内には、セパレータ16とゴムキャップ20が配設されている。セパレータ16は、後述するガスセンサ素子10の5本の電極端子105,106,107(図1では電極端子105,107のみを図示している。)および電極端子205,206(図1では電極端子205のみを図示している。)にそれぞれ接続される5本のリード端子25が互いに接触しないよう配置させると共に、自身の内部でガスセンサ1の外部へ引き出すための5本のリード線60と、各リード端子25とのそれぞれの接続部分を収容して保護している。ゴムキャップ20はセパレータ16の基端側で保護外筒70の開口を閉塞して筒内の気密を保持している。ゴムキャップ20には複数の挿通孔が設けられており、その挿通孔にはセパレータ16から引き出されるリード線60が気密に内挿されている。このゴムキャップ20は、保護外筒70の基端側の外側面から加締められて、セパレータ16を先端側に押圧した状態のまま固定されている。
A2.ガスセンサ素子の構成:
図3は、本発明の一実施例としてのガスセンサ素子の構成を示した説明図である。図4は、図3のA−A断面を例示した説明図である。図3の左右方向をガスセンサ1(ガスセンサ素子10)の軸線O方向(1点鎖線で示す。)とする。図3の左側をガスセンサ1(ガスセンサ素子10)の先端側とし、右側をガスセンサ1(ガスセンサ素子10)の基端側として説明する。また、以下の説明において、検出素子100を構成する各部材はそれぞれ短冊状をなし積層されるものであり、その積層方向において、ガスセンサ素子10として一体化された際に検出素子100側から見てヒータ素子200が配置された側となる各部材の面を、便宜上、「主面」と呼び、主面と反対側の面を「裏面」と呼ぶものとする。図3,図4では、各部材の紙面上側となる面が主面であり、紙面下側となる面が裏面である。また、ヒータ素子200を構成する各部材についても同様に、図3,図4において紙面上側となる面を「主面」と呼び、紙面下側となる面を「裏面」と呼ぶ。
図3に示すように、ヒータ素子200は、絶縁性を有するアルミナを主体とする絶縁基体210,220、230が順に重ねて積層された構造を有する。ヒータ素子200は、絶縁基体210,220との間に、白金、パラジウム、タングステンやモリブデン等の高融点金属からなるマイグレーションパターン240を挟み、絶縁基体220、230との間にマイグレーションパターン240と同じ金属からなる発熱抵抗体250を挟んだ構造となっている。発熱抵抗体250は、ヒータ素子200内でつながった1本の導電パターンからなる。発熱抵抗体250は、発熱がなされるように断面積が小さくされ、また、蛇行形状に形成されたパターンからなる発熱部251を有する。その発熱部251はヒータ素子200の先端側(図3における左手側)に配設され、発熱部251の両端にそれぞれ接続される2本の発熱リード部252は、発熱部251より大きな断面積を有するように形成されると共に、絶縁基体220,230の短手方向に並列し長手方向に沿って基端側(図3における右手側)まで延設されている。なお、ヒータ素子200は、特許請求の範囲における「セラミックヒータ」に相当し、絶縁基体220が、特許請求の範囲における「セラミック基体」に相当する。また、絶縁基体220の主面が、特許請求の範囲における「第2主面」に相当し、裏面が「第1主面」に相当する。
マイグレーションパターン240も発熱抵抗体250と同じく、ヒータ素子200内でつながった1本の導電パターンからなる。マイグレーションパターン240は、絶縁基体220を介して発熱抵抗体250とおよそ対応する形状を備える。マイグレーションパターン240は、発熱抵抗体250の発熱部251と対向する位置に蛇行形状に形成されたパターンからなる導体部241を備える。また、発熱抵抗体250の2本の発熱リード部252と対向する位置に導電リード部242を備え、絶縁基体220,230の短手方向に並列し長手方向に沿って基端側方向(図3における右手側)に延設されている。2本の導電リード部242のうち一方は、絶縁基体220,230の基端側まで達さないように他方の導電リード部242より短く形成されている。絶縁基体220,230の基端側の発熱抵抗体250と対向する位置には、導電リード部242の一方と、導電リード部242と絶縁された絶縁リード部243が配置されている。
発熱抵抗体250の2本の発熱リード部252は、基端側(発熱抵抗体250の末端)において、絶縁基体220に形成されたビアホール221、222内に介在されるビア導体261、262を介し、一方は導電リード部242(絶縁基体220,230の基端側まで達している側)の基端と接続され、他方は絶縁リード部243と接続されている。これにより、マイグレーションパターン240は発熱抵抗体250の一方の発熱リード部252と同電位となっている。ヒータ素子200の基端側には、電極取出用の2本の電極端子205,206が、この導電リード部242の基端と絶縁リード部243にそれぞれ接続された状態で絶縁基体210,220間に挟み込まれ、ヒータ素子200の基端から外部に突出されている。
検出素子100は、絶縁性を有するアルミナを主体とする絶縁基体110,116,124と、ジルコニアを主体とする固体電解質体114,120,122とが、ヒータ素子200に対向配置される側から絶縁基体110、固体電解質体114、絶縁基体116、固体電解質体120,122、絶縁基体124の順に重ねて積層された構造を有する。そして、固体電解質体114および固体電解質体120の各両面には、それぞれ、白金を主体とする導電パターンからなる一対の電極130,135および一対の電極140,145が形成されている。図3に示すように、各絶縁基体110,116,124と各固体電解質体114,120,122は、いずれも細長い短冊状の板体として形成されている。
固体電解質体114の主面(上記したようにヒータ素子200側となる面)上に形成される電極130は、固体電解質体114の先端側(図中左手側)から基端側(図中右手側)に延びるリード部132を有し、その先端部分には幅広の電極部131が形成されている。またリード部132基端側の基端部133は、固体電解質体114に形成されたビアホール115内に介在されるビア導体134を介し、固体電解質体114の主面と反対側の裏面上に形成される中継電極139に接続されている。固体電解質体114の裏面上には、電極130と対となる電極135が形成されており、電極130と同様に、固体電解質体114の先端側から基端側に延びるリード部137と、リード部の先端部分にて幅広に形成された電極部136とを有する。電極部136は、固体電解質体114を挟んで電極部131と対向する位置に配置されている。そして、リード部137基端側の基端部138は、固体電解質体114の基端にて、電極130に接続された中継電極139と並列に配置されている。中継電極139と電極135の基端部138とは、それぞれ、電極取出用の2本の電極端子105と電極端子106とに接続されており、その電極端子105,106は、固体電解質体114と固体電解質体120との間に、絶縁基体116と共に挟み込まれ、検出素子100の基端から外部に突出されている。
絶縁基体110は固体電解質体114の主面側に配設され、上記電極130を固体電解質体114との間に挟み込んでいる。その絶縁基体110の先端側で、上記電極部131が配置される位置には、自身の厚み方向に貫通する開口部111が設けられている。そして、この開口部111内には、絶縁基体110と同様にアルミナを主体とし多孔質となるように形成されたポーラス層112が設けられている。固体電解質体114上に形成される電極130の電極部131は、このポーラス層112を介し、外気と連通されるように構成されている。
固体電解質体114の裏面側には、上記電極135を固体電解質体114との間に挟み込んだ状態で、絶縁基体116が配設される。この絶縁基体116の先端側で、上記電極部136が配置される位置にも、自身の厚み方向に貫通する開口部117が設けられている。絶縁基体116の厚み方向両側に積層配置される固体電解質体114と固体電解質体120とによって開口部117は閉じられ、内部がガス検出室126として構成される。電極135の電極部136は、このガス検出室126内に配置されている。また、開口部117の側壁のうち、絶縁基体116の短手方向両側の側壁には拡散律速部118が設けられている。拡散律速部118はアルミナからなる多孔質体として形成され、この拡散律速部118を介し、検出素子100の周囲の排気ガスをガス検出室126内に導入できるように構成されている。拡散律速部118は、排気ガス導入の際に、ガス検出室126内への排気ガスの流入量を規制するために設けられている。
次に、固体電解質体120は、絶縁基体110の裏面側に配設される。固体電解質体120の主面上には、電極130,135と同様に、固体電解質体120の先端側から基端側に延びるリード部142と、リード部の先端部分にて幅広に形成された電極部141とを有する電極140が形成されている。電極部141は、ガス検出室126内に露出されている。一方、固体電解質体120上のリード部142基端側の基端部143は、固体電解質体114上の電極135の基端部138と対向する位置に配置されると共に、電極端子106と接続されている。つまり、電極135と電極140とは同電位となっている。また、固体電解質体120の主面とは反対側の裏面上にも電極140と対となる電極145が形成されており、同様に、固体電解質体120の先端側から基端側に延びるリード部147と、リード部の先端部分にて幅広に形成された電極部146とを有する。電極部146は、固体電解質体120を挟んで電極部141と対向する位置に配置されている。そして、リード部147基端側の基端部148は、固体電解質体120の基端に配置され、電極取出用の電極端子107と接続されている。電極端子107は、固体電解質体120と固体電解質体122との間に挟み込まれ、検出素子100の基端側から外部に突出されている。
固体電解質体120の裏面側には、上記電極145を固体電解質体120との間に挟み込んだ状態で、固体電解質体122が配設されている。さらに、固体電解質体122の裏面側に、絶縁基体124が配設されている。このように検出素子100は、間に電極を挟んだ状態で固体電解質体と絶縁基体とを積層した積層体であり、各部材の原形となる部材を上記のように積層した後に焼成することで一体となった検出素子100として形成されている。なお、積層体の側面は、図示しない絶縁性の保護膜によって覆われ保護されると共に、固体電解質体114,120,122が外気に晒されないように構成されている。
検出素子100とヒータ素子200との間には、セメント部104が配設されている。このセメント部104の先端75は、ポーラス層112よりも基端側に位置されている。このセメント部104を介し、検出素子100とヒータ素子200とが積層体として一体となったガスセンサ素子10が作製される。
A3.ガスセンサ素子の機能:
ガスセンサ素子10によって、排気ガス中の特定ガス(第1の実施の形態では酸素)の濃度を検出するしくみについて、簡単に説明する。ジルコニアからなる固体電解質体は、室温では絶縁性を示すが高温環境下(例えば600℃以上)では活性化され、酸素イオン導電性を示す。この性質を用い、固体電解質体を隔てた2室それぞれに白金電極を設けると、酸素分圧の高い側から低い側へ分圧平衡となるように酸素が移動し、このとき両電極間に電流が流れる。これは、白金電極を触媒として酸素分子が還元され、電極から電子を受け取って酸素イオン化し、固体電解質体内を移動して対となる電極に電子を運搬することによるものである。
図4に示すように、電極145から電極140に向けて電流を流し、両電極140,145間の電位が、酸素が運搬されるときとされないときとの境目の電圧を基準とし、その電圧が維持されるように、電極130と電極135との間に印加する電圧を制御する。ガス検出室126内に流入した排気ガスの空燃比がリッチであった場合、排気ガス中には酸素がほとんどなく、電極130,135間では検出素子100の外部からガス検出室126内に酸素を汲み入れる向きに電子が移動されるように制御される。一方、ガス検出室126内に流入した排気ガスの空燃比がリーンであった場合、排気ガス中には多くの酸素が存在するため、電極130,135間ではガス検出室126から外部へ酸素を汲み出す向きに電子が移動されるように制御される。このとき得られる電流の向きと大きさから、上記境目の電圧を示すときの空燃比(理論空燃比)に対する排気ガスの空燃比を検出することができるのである。
ヒータ素子200におけるマイグレーションパターン240の機能について説明する。ヒータ素子200において、上述のように、固体電解質体を高温環境下(例えば600℃以上)により活性化させるため、電極端子205を負極に、電極端子206を正極として発熱抵抗体250に電流を流して、発熱部251により固体電解質体を加温する。このとき、アルミナを主体とする絶縁基体220の焼結助剤として用いられたMgO,CaO等は発熱抵抗体250への通電によりMg2+やCa2+等にイオン化し、電位の低い負極側方向に移動する。このとき、マイグレーションパターン240は発熱抵抗体250の負電極側と同電位であるため、これらのイオン化成分は発熱抵抗体250の低電位側に移動せず、マイグレーションパターン240に移動する。これにより、イオン化成分が発熱抵抗体250の低電位側に偏在することを抑制でき、イオン化成分の偏在による絶縁基体230等のクラックの発生、発熱抵抗体250への外気の浸入、それに伴う発熱抵抗体250の酸化、断線を抑制することができる。
A4.導体部の形状:
図5は第1の実施例に係る導体部と発熱部との位置関係を示した説明図である。図5はガスセンサ素子10の先端側を図3における上側(絶縁基体210側)から対向方向に見た図であり、説明のため、絶縁基体210、220は外縁のみを示し、また、導体部241と発熱部251は互いに透過するように示している。
図5に示すように、導体部241は、絶縁基体220の主面上に配置されている。導体部241は、絶縁基体220の裏面上に配置された発熱部251の形状と対応した蛇行形状を備えている。また、発熱部251の外形が導体部241の外形の内側に収まるように形成されている。つまり、導体部241が発熱部251を含むように対向している。そして、発熱部251における幅w1より導体部241の幅w2が広くなっている。その結果、導体部241の面積Smは、発熱部251の面積Shより大きくなっている。
以上の第1の実施例に係るヒータ素子200によれば、導体部241の面積Smを発熱部251の面積Shより大きくすることで、絶縁基体220内の各部に存在するMg2+やCa2+等のイオン化成分が、導体部241による直流電界の影響を受けやすくなり、導体部241方向へ容易に移動することができる。よって、イオン化成分が発熱部251の低電位方向へ移動することを抑制し、発熱抵抗体250の耐久性を向上させることができる。
第1の実施例に係るヒータ素子200によれば、導体部241が発熱部251を含むように対向しており、導体部241の幅w2が発熱部251の幅w1より広くなるように形成されている。これにより、導体部241の面積Smを発熱部251の面積Shより大きくすることができる。その上、発熱部251近傍における絶縁基体220内の各部に存在するMg2+やCa2+等のイオン化成分をも導体部241方向に移動することができる。よって、イオン化成分が発熱部251の低電位方向へ移動することを抑制し、発熱抵抗体250の耐久性を向上させることができる。
B.第2の実施例:
第2の実施例では導体部241の幅員が一定ではないヒータ素子200について説明する。第2の実施例に係るガスセンサ素子10の構成およびガスセンサ素子10を用いたガスセンサ1の構成については第1の実施例と同様であり、導体部241の形状のみが異なる。よって、第2の実施例については、第1の実施例と異なる形態のみ説明し、その他の説明は省略又は簡略する。なお、第2の実施例において第1の実施例と同一の符号を付した構成要素は、第1の実施例の各構成要素と同一である。
図6は、第2の実施例に係る導体部341と発熱部251との位置関係を示した説明図である。図6は図5と同様に、ガスセンサ素子10の先端側を図3における上側(絶縁基体210側)から対向方向に見た図であり、説明のため、絶縁基体210、220は外縁のみを示し、また、導体部341と発熱部251は互いに透過するように示している。
図6に示すように、導体部341は、第1の実施例の導体部241と同様に、絶縁基体220の主面上において、発熱部251と対応する蛇行形状を有しており、発熱部251の外形が導体部341の外形の内側に収まるように形成されている。そして、導体部341は2つの幅w3、w4を有しており、電極端子205と接続している端部側が幅w3であり、反対側の端部にむかう途中で幅が広くなり、幅w4となるように形成されている。つまり、導体部341は、発熱部251の正極側近傍と対応する部分において幅がw4となっている。このとき、幅w3は発熱部251の幅w1より若干広く、幅w4は幅w3より広くなるように形成されている。
第2の実施例によれば、ヒータ素子200における導体部341は、導電リード部242と接続された一方の端部の幅よりも他方の端部の幅が広く形成されていればよい。具体的には、第2の実施例に係るヒータ素子200は、電極端子205と接続している端部側の幅より、反対の端部側の幅が広くなっている。そのため、発熱部251の電位の高い正極側近傍では発熱部251の電位差が大きいため、絶縁基体220内に存在するイオン化成分が発熱部251の低電位方向へ移動しやすいが、導体部341の幅を大きくすることでイオン化成分が発熱部251の低電位方向へ移動するのを抑制でき、発熱抵抗体250の耐久性を向上させることができる。
C.第3の実施例:
第3の実施例では蛇行形状の導体部441の長さが発熱部251の長さより長いヒータ素子200について説明する。第3の実施例に係るガスセンサ素子10の構成およびガスセンサ素子10を用いたガスセンサ1の構成については第1の実施例と同様であり、導体部441の長さおよび形状のみが異なる。よって、第3の実施例については、第1の実施例と異なる形態のみ説明し、その他の説明は省略又は簡略する。なお、第3の実施例において第1の実施例と同一の符号を付した構成要素は、第1の実施例の各構成要素と同一である。
図7は、第3の実施例に係る導体部441と発熱部251との位置関係を示した説明図である。図7は図5と同様に、ガスセンサ素子10の先端側を図3における上側(絶縁基体210側)から対向方向に見た図であり、説明のため、絶縁基体210、220は外縁のみを示し、また、導体部441と発熱部251は互いに透過するように示している。
図7に示すように、導体部441は、蛇行形状を有している。また、導体部441の幅w5は発熱部251の幅w1よりも若干広くなるように形成されている。そして、導体部441は、発熱部251より長さが長いため、蛇行の折り返し数が発熱部251より多い。さらに、導体部441は、発熱部251の正極側近傍では蛇行間隔が狭く絶縁基体220の主面上において密となるように形成されている。
図8は、第3の実施例に係る導体部441と発熱部251との重なりを示した説明図である。図7において、発熱部251上に配置された導体部441の部分の面積を面積A、発熱部251上ではない導体部441の部分の面積を面積Bとした場合、本実施例では、
A/(A+B)≧0.5
となるように形成されている。すなわち、少なくとも導体部441の50%以上が発熱部251と対向する位置に配置されている。
第3の実施例に係るヒータ素子200によれば、導体部441が発熱部251よりも長い蛇行形状をなし、導体部441と発熱部251とが50%以上対向するように形成されている。これにより、導体部241の面積Smを発熱部251の面積Shより大きくすることができる。その上、発熱部251近傍における絶縁基体220内のイオン化成分をも発熱部251の低電位方向へ移動することを抑制できる。
第3の実施例に係るヒータ素子200によれば、導体部441は、発熱部251の正極側近傍では蛇行間隔が狭く絶縁基体220の主面上において密となるように形成されているため、電位の高い発熱部251の正極側の近傍において基体内のイオン化成分をより導体部方向へ移動させることができる。
D.変形例
本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の態様で実施可能である。
D1.変形例1:
図9は変形例に係る導体部541と発熱部251との位置関係を示した説明図である。第2の実施例では、図6に示すように、導体部341は2つの幅w3、w4を有しているとしたが、図9に示すとおり、導体部541の幅w4は反対側の端部にむかう方向に徐々に拡幅される形状としてもよい。
D2.変形例2:
第2の実施例では、導体部341は、電極端子205と接続している端部側から反対側の端部にむかう途中で幅員が広くなるように形成されているが、一部において発熱部251より幅員が狭くなるように形成されていてもよい。
D3.変形例3:
第2の実施例では、導体部341の幅員は発熱部251の幅員と同じか、広くなるように形成されているが、一部において発熱部251より幅員が狭く形成されていてもよい。
D4.変形例4:
第3の実施例では、導体部441は蛇行状に形成されているが、蛇行する方向は一定である必要はなく、また、蛇行しない形状であってもよい。
上記以外の種々の態様で、実現可能であり、図1に示す酸素センサに限らず、特定のガス成分の検知、あるいは、特定のガス成分の濃度の測定を行う種々のガスセンサを採用可能である。例えば、空燃比センサを採用してもよく、また、窒素酸化物(NOx)の濃度を測定するセンサを採用してもよい。
本発明の一実施例としてのガスセンサの構成を示した説明図である。 本発明の一実施例としてのガスセンサ素子の外観を示した説明図である。 本発明の一実施例としてのガスセンサ素子の構成を示した説明図である。 図3のA−A断面を例示した説明図である。 第1の実施例に係る導体部と発熱部との位置関係を示した説明図である。 第2の実施例に係る導体部と発熱部との位置関係を示した説明図である。 第3の実施例に係る導体部と発熱部との位置関係を示した説明図である。 第3の実施例に係る導体部と発熱部との重なりを示した説明図である。 変形例に係る導体部と発熱部との位置関係を示した説明図である。
符号の説明
1…ガスセンサ
10…ガスセンサ素子
20…ゴムキャップ
30…セラミックホルダ
40…主体金具
50…外筒
60…リード線
70…保護外筒
100…検出素子
110,116,124…絶縁基体
114,120,122…固体電解質体
130,135,140,145…電極
200…ヒータ素子
210,220,230…絶縁基体
240…マイグレーションパターン
250…発熱抵抗体

Claims (7)

  1. 長手方向に延び、第1主面および該第1主面と対向する第2主面を備える長板状のセラミック基体と、
    前記第1主面上に配置され、前記長手方向先端側に配置された発熱部、及び前記長手方向に延びるように前記第1主面上に配置され、前記発熱部に電流を供給する一対の発熱リード部、を有する抵抗発熱体と、
    前記第2主面上に配置され、前記長手方向先端側に配置された導体部、及び前記導体部と前記発熱リード部の一方とを接続する導体リード部、を有するマイグレーションパターンと、を備えるセラミックヒータにおいて、
    前記第1主面と前記第2主面との対向方向に見たときに前記導体部の面積は前記発熱部の面積より大きいセラミックヒータ。
  2. 請求項1に記載のセラミックヒータにおいて、
    前記発熱部は、蛇行形状をなし、
    前記導体部は、蛇行形状をなすと共に、前記対向方向に見たときに前記発熱部を含むように対向し、少なくとも一部において前記発熱部より幅が広いセラミックヒータ。
  3. 請求項2に記載のセラミックヒータにおいて、
    前記導体部は、前記導体リード部と接続された一方の端部の幅よりも、他方の端部の幅が広いセラミックヒータ。
  4. 請求項1に記載のセラミックヒータにおいて、
    前記発熱部は、蛇行形状をなし、
    前記導体部は、自身の長さが前記発熱部より長い蛇行形状をなし、前記対向方向に見たときに、前記発熱部と前記導体部とが少なくとも50%以上対向するセラミックヒータ。
  5. 請求項4に記載のセラミックヒータにおいて、
    前記導体部は、前記発熱部の正極側近傍に対応する前記第2主面上の領域において、その他の領域より第2主面上に占める面積が大きくなるように配置されているセラミックヒータ。
  6. 固体電解質体、及び該固体電解質体上に設けられた一対の電極、を有する長板状の検出素子と、該検出素子に積層された長板状のセラミックヒータを備えるガスセンサ素子であって、
    前記セラミックヒータは請求項1から請求項5のいずれかに記載のセラミックヒータであるガスセンサ素子。
  7. ガスセンサ素子と、該ガスセンサ素子を支持するためのハウジングを有するガスセンサであって、
    前記ガスセンサ素子は、請求項6に記載のガスセンサ素子であるガスセンサ。
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