JP2010110745A - 汚水の油処理方法および油分解吸着槽 - Google Patents

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Abstract

【課題】 アミン化合物やその誘導体を支持体に付着させた形で使用しているが、付着させることが出来るアミン化合物やその誘導体の量には限度があり、また付着させるのに手間が非常にかかっていた。 また、分散させるアミンの混合する割合や大きさ種類等によって、その効果にかなり違いがあった。
【解決手段】 微細にした乳化油処理剤341と一定の大きさの油吸着材342を、重量比で1:1〜10の割合で分散させた中を通過させるようにした。
【選択図】図2

Description

本発明は、汚水の油処理方法および油分解吸着槽に関する技術であって、更に詳細に述べるならば、乳化油処理剤と油吸着材油に関して、混合する割合や両者の大きさや種類等を選択するのに際して、どのような基準に基づいて選択して分散させたら、より高い性能を持った、また長期間持続することが出来る汚水の油処理方法および油分解吸着槽が可能であるという技術について述べたものである。
従来の、汚水の油処理方法および油分解吸着槽に関する技術としては、乳化油含有廃水の処理方法やエマルジョン化した油を分離する油分離吸着槽が見られる(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。
この場合、特許文献1には、乳化油含有廃水を処理するに際し、炭素数6〜60の炭化水素基を有するアミン化合物及び/又はその誘導体を支持体に付着担持せしめた処理材で処理して廃水中のエマルジョン粒子の粗粒化または破壊を行なわせしめた後、ポリプロピレン及び/又はポリスチレンの繊維よりなる油吸着材で処理することによって油水分離を行なう技術が記載されている。
特開昭54−6352
一方、特許文献2には、油を吸着する油吸着材と、エマルジョン化した油を破壊させるアミンを、筒と上下の蓋とその他の部品より構成された槽内に分散させた状態で充填させた技術か記載されている。
特開2002−86143
しかしながら、このような従来の、汚水の油処理方法および油分解吸着槽に類似する技術に関しては、以下に示すような課題があった。
先ず、乳化油含有廃水の処理方法に於いては、アミン化合物やその誘導体を支持体に付着させた形で使用しているが、付着させることが出来るアミン化合物やその誘導体の量には限度があり、また付着させるのに手間が非常にかかっていた。
また、エマルジョン化した油を分離する油分離吸着槽に於いては、分散させるアミンの混合する割合や大きさ種類等によって、その効果にかなり違いがあるという疑問を感じていた。
本発明は、微細にした乳化油処理剤341と一定の大きさの油吸着材342を、重量比で1:1〜10の割合で分散させた中を通過させることを特徴とし、更には、前記乳化油処理剤341は、0.001〜1.5mmの大きさであることを特徴とし、更には、前記油吸着材342は、3〜15×3〜15×5〜50mmの大きさであることを特徴とし、更には、前記乳化油処理剤341は、炭素数6〜60の炭化水素基を有するアミン化合物もしくはそれらの誘導体であることを特徴とすることによって、上記課題を解決したのである。
また、本発明は、0.001〜1.5mmの大きさの乳化油処理剤341と、一定の大きさの油吸着材342を混ぜ合わせて槽61に収納したことを特徴とし、更には、前記乳化油処理剤341と前記油吸着材342は、重量比で1:1〜10の割合であることを特徴とし、更には、前記油吸着材342は、3〜15×3〜15×5〜50mmの大きさであることを特徴とし、更には、前記乳化油処理剤341は、炭素数6〜60の炭化水素基を有するアミン化合物もしくはそれらの誘導体であることを特徴とし、更には、前記槽61は、前記槽61内で特定の流路を形成することを防止するように両端に空間部61aを設け、前記空間部61aの間に収納している微細な前記乳化油処理剤341が流出しないように乳化油処理剤流出防止手段を設けたことを特徴とし、更には、前記乳化油処理剤流出防止手段は、両端の前記空間部61aを形成しているパンチングプレート331の前記空間部61aと反対の側に不織布を位置させ、またはその近傍に前記乳化油処理剤341を混在させないで前記油吸着材342だけを収納する領域を確保したものであり、両者のうちの一方または両方を構成したことを特徴とすることによって、上記課題を解決したのである。
以上の説明から明らかなように、本発明によって、以下に示すような効果をあげることが出来る。
第一に、微細にした乳化油処理剤と一定の大きさの油吸着材を、重量比で1:1〜10の割合で分散させた中を通過させることで、結果的に重量比で考えてみて、従来に比べより多くの乳化油処理剤を分散させることで、汚れのひどい汚水であっても、エマルジョン粒子の粗粒化または破壊に関する性能が高くなり且つ長期間持続することが出来るようになった。
第二に、乳化油処理剤は、0.001〜1.5mmの大きさであることで、結果的に大きさで考えてみて、従来に比べより小さい乳化油処理剤を分散させることで、汚れのひどい汚水であっても、エマルジョン粒子の粗粒化または破壊に関する性能が高くなり且つ長期間持続することが出来るようになった。
第三に、油吸着材は、3〜15×3〜15×5〜50mmの大きさであることで、結果的に大きさで考えてみて、従来に比べより小さい油吸着材を分散させることで、汚れのひどい汚水であっても、エマルジョン粒子の粗粒化または破壊に関する性能が高くなり且つ長期間持続することが出来るようになった。
第四に、乳化油処理剤は、炭素数6〜60の炭化水素基を有するアミン化合物もしくはそれらの誘導体であることで、結果的に炭素数の数から考えて、疎水性と親水性のバランスがエマルジョン粒子に対して好適に作用するようになった。
第五に、槽は、槽内で特定の流路を形成することを防止するように両端に空間部を設け、空間部の間に収納している微細な乳化油処理剤が流出しないように乳化油処理剤流出防止手段を設けたことで、特定の流路を形成して早期に槽全体が劣化することもなく、また乳化油処理剤を微細にして流出を防止することが出来るようになった。
第六に、乳化油処理剤流出防止手段は、両端の空間部を形成しているパンチングプレートの空間部と反対の側に不織布を位置させ、またはその近傍に乳化油処理剤を混在させないで油吸着材だけを収納する領域を確保したものであり、両者のうちの一方または両方を構成したことで、より具体的に乳化油処理剤を微細にして流出を防止することが出来るようになった。
以下、本発明の実施の形態を図面と共に詳細に説明する。
ここで、図1は、本願発明の全体を示した図であり、図2は、本願発明の油分解吸着槽の詳細図である。
図1に見られるように、10は圧縮空気を作るエアコンプレッサであり、モータ11とコンプレッサ12とエアタンク13から構成され、モータ11の回転をベルト14によってコンプレッサ12に伝達することで、大気を取り込みながらエアタンク13に圧縮空気を貯留している。
ここで、エアタンク13に貯留された圧縮空気は、圧縮空気配管111と、アフタークーラ20と、圧縮空気配管121と、ドライヤー30と、圧縮空気配管113と、エアフィルター40と、圧縮空気配管114を経由して圧縮空気を供給することが出来るようになっている。
この場合、アフタークーラ20とドライヤー30によって、圧縮空気を乾燥させ、エアフィルター40によって、異物を除去することで、乾燥した綺麗な圧縮空気を送り込むことが出来るようになっている。
一方、エアタンク13の下部からは、ドレン配管121と、手動によって開閉することが可能な弁122と、ドレン配管123と、何等かの信号によってドレン水を圧縮空気と共に排出する電動式のドレントラップ124と、ドレン配管125を経由して、ドレン集合管161に接続し、ドレン水を排出可能にしている。
また、アフタークーラ20からは、ドレン配管131と、手動によって開閉することが可能な弁132と、ドレン配管133と、何等かの信号によってドレン水を圧縮空気と共に排出する電動式のドレントラップ134と、ドレン配管135を経由して、ドレン集合管161に接続し、ドレン水を排出可能にしている。
更に、ドライヤー30からは、ドレン配管141と、手動によって開閉することが可能な弁142と、ドレン配管143と、何等かの信号によってドレン水を圧縮空気と共に排出する電動式のドレントラップ144と、ドレン配管145を経由して、ドレン集合管161に接続し、ドレン水を排出可能にしている。
加えて、エアフィルター40からは、ドレン配管151と、手動によって開閉することが可能な弁152と、ドレン配管153と、何等かの信号によってドレン水を圧縮空気と共に排出する電動式のドレントラップ154と、ドレン配管155を経由して、ドレン集合管161に接続し、ドレン水を排出可能にしている。
ここで、ドレン集合管161からは、逆止弁162と、ドレン集合管163と、油や各種の異物を分離する油水分離装置210を経由して清水管173より清水を排出することが出来るようになっている。 この場合、逆止弁162は、ドレン集合管161からドレン集合管163にはドレン水を通すが、ドレン集合管163からドレン集合管161にはドレン水を逆流させないようになっている。また、清水管173より排出される清水は、河川にそのまま排出することが出来る位に清浄になっている。
尚、油水分離装置210は、油水分離槽50と二つの油分解吸着槽60から構成され、油水分離槽50と油分解吸着槽60の間は清水管171で接続し、二つの油分解吸着槽60の間は清水管172で接続している。 但し、油分解吸着槽60は、二つに限定される必要はなく、一つでも、三つでも、それ以上でも構わない。
この場合、油水分離槽50は、密閉した油水分離槽本体50aの内部を、上部では気体である圧縮空気が自由に出入り可能な状態に下部では液体であるドレン水が自由に出入り可能な状態に連通することが出来るように仕切板50dで仕切られ、油浮上分離室50bと水貯槽室50cの二つの室を形成している。
そして、油浮上分離室50bの上部には、ドレン集合管163に継手50hを介して接続した入口管50eの他方の端部が液面より高く位置し、ドレン水が流れ込むようになっている。 従って、油浮上分離室50bでは、液面に水より軽い油が浮上し、底部に水より重い異物が沈殿するようになっている。
一方、水貯槽室50cでは、液面に出口管50fの端部である管端50gが位置していて、油浮上分離室50bと水貯槽室50cの間の下部の連通している部分より水より軽い油と水より重い異物が取り除かれた比較的綺麗なドレン水が流れて来るようになっているのである。ここで、出口管50fは、継手50iを介して清水管171に接続している。従って、水貯槽室50cの液面に集まった油の除かれた比較的綺麗なドレン水が出口管50fに送り込まれ、清水管171を経由して油分解吸着槽60に送り込まれるようになっている。
尚、図2に見られるように、油分解吸着槽60は、乳化油処理剤341と油吸着材342を収納している槽61と、槽61を地面に固定する架台321と、槽61を架台321に固定する四本のナット305から構成されている。
また、槽61は、筒301と、上下の二つの蓋302と、筒301内部の流体が外部に洩れるのを防止する上下の二つのOリング303と、Oリング303と筒301を挟んでいる上下の二つの蓋302を貫通している四本のボルト304と、ボルト304の両端で筒301と上下の二つのOリング303と蓋302を固定する八個のナット305と、清水管171、172、173に接続する上下の二つのホース継手310から構成されている。
更に、ホース継手310は、継手本体311と、ナット312とスリーブ313から構成され、継手本体311の雄ネジの部分が蓋302の中央部と螺合によって接続し固定している。 この場合、このホース継手310は、清水管171、172、173にスリーブ313がくい込み、継手本体311とナット312にスリーブ313が挟まれた状態で、継手本体311とナット312が螺合によって結合し、清水管171、172、173がホース継手310を介して油分解吸着槽60に固定するようになっている。 尚、清水管171、172、173は、鋼管やゴムホースやビニールホースを使用することが考えられる。
加えて、筒301の内部には、内部を流体である比較的綺麗なドレン水が流れることである期間の間使用すると機能が低下する為に交換の必要があり交換可能な、油を吸着する油吸着材342や、エマルジョン化した油を破壊して破壊した油を粗大化させる乳化油処理剤341が収納されている。
この場合、液体である比較的綺麗なドレン水が、筒301内の流れに垂直な断面上の各点で均一に流れるように、筒301の両端部である入口側と出口側には空間部301aを確保しているのである。 従って、空間部301aを確保するために、数多くの小さな穴を空けたパンチングプレート331を、蓋302との間に、筒301より小径の円筒状の隙間筒332を位置させることによって支え、乳化油処理剤341と油吸着材342を二つのパンチングプレート331の間の中央部に収納するようにしている。
また、油吸着材342は、油等の異物を吸収するに従って抵抗が大きくなり、圧縮されながら片側に押付けられることでエマルジョン化した油の破壊や油吸着の機能が低下していく。 そこで、このことを少しでも防止するために、液体の流れを垂直に遮るように、筒301の略中央部に数多くの小さな穴を空けた中間多孔板333を配設し、中間多孔板333を支えるため、中間多孔板333とパンチングプレート331の間に筒301より小径の円筒状の保持筒334を配設することによって、圧縮防止手段333、334を構成している。
尚、筒301の内部には、図2に示すように、乳化油処理剤341と油吸着材342の両者を分散して散らばるような状態で収納している。 その際、微細にした乳化油処理剤341と一定の大きさの油吸着材342を、重量比で1:1〜10の割合で分散させた中を通過させることが望ましく、1:1〜5の割合が更に望ましく、1:1〜3の割合が最も望ましい。 ところで、望ましい、更に望ましい、最も望ましいという中での数値の違っている理由は、エマルジョン化した油の破壊という乳化油処理剤341の機能と、油を吸着するという油吸着材342の機能のバランスを考え実際に確認した結果、乳化油処理剤341と油吸着材342の重量比が1:1であることを限界に、当然のことであるが、油吸着材342の割合が大きい程エマルジョン化した油の破壊に対する効果が小さく、前述の値がその境界であったということである。 一方、重量比で1:1という限界を設けとのは、油吸着という機能の面での限界を示したものであり、これ以上油吸着剤342の割合が小さくなると油吸着の能力不足に」なるということである。
一方、本発明に用いられる乳化油処理剤341について言えばアミン化合物またはその誘導体が考えられ、アミン化合物またはその誘導体が25℃であるとき固体状のものであることが好ましいが、その化合物が25℃で非固体状であっても、他の化合物との混合体で固体状になる化合物でも構わない。 つまり、化合物は、一種類単独で使用しても、二種類以上併用しても良い。
ところで、これらのアミン化合物やその誘導体は、好ましくは、一級アミン、二級アミン、三級アミン、およびその誘導体であり、より好ましくは、一級アミン、二級アミン、およびその誘導体、特に好ましくは、一級アミン(例えば、ステアリルアミン)、およびその誘導体である。
尚、アミン化合物としては、例えば、ヘキシルアミン、ヘプチルアミン、オクチルアミン、ノニルアミン、デジルアミン、ラウリルアミン、ミリスチルアミン、パルミチルアミン、オレイルアミン、ステアリルアミン等の一級アミン、または、これらの炭化水素鎖を有するジアミン、トリアミン等の二級アミン、および、三級アミン、あるいは、そのピクラート、種々の塩(例えば、塩酸、硫酸、リン酸、炭酸、酢酸等の塩)、さらに、これらの炭化水素鎖を有する一級アミン、および、二級アミンの酸アミド、アミジン類、尿素類、および、チオ尿素類や一級アミンのシツフ塩基物等がある。
更には、アミドとしては、p−トルエンスルホニルーN−ステアリルアミドなどのスルホンアミド類やN−ステアリルアセトアミドが好ましい。 また、これらの炭化水素鎖を有する四級アンモニウム塩、ベタイン等が挙げられる。 例えば、ステアリルプロピレンジアミン、半硬化牛脂ジアミン等の多価アミンを用いることも出来る。 さらに、硬化牛脂アミン、ココナットアミン等の炭素数の異なる炭化水素鎖を有するアミン類の混合物を用いることも可能である。
さて、本発明に用いられるアミン化合物に関して効果的であるといわれるものは、分子中に疎水性の炭化水素鎖と親水性の基とを有する構造になっているが、これはこの疎水性部分と親水性部分とのバランスがエマルジョン粒子に対して好適に作用するからなのである。 この場合、アミン化合物のHLB価は比較的低い値のものが有効に作用するので、一般的に炭素数6未満の有機化合物では、疎水性部分の占める比率が小さく、エマルジョン粒子に対して好適な疎水性、親水性のバランスが得られないものと考えられる。一方、炭素数60を超えると、疎水性部分の比率が高すぎるので、やはり同様にエマルジョン粒子に対して好適な親水性を付与することが出来ないものと考えられるのである。
その際、乳化油処理剤341の大きさとしては、0.001〜1.5mmの大きさであることが望ましく、0.001〜1.2mmの大きさであることが更に望ましく、0.001〜1.0mmの大きさであることが最も望ましい。 この場合、一つの例として0.001〜1.5mmの記載は色々の意味を持たせることが出来るが、0.001〜1.5mmの間の特定の寸法近傍に限定した大きさの乳化油処理剤341だけを中心に使用するというよりは、0.001〜1.5mmの範囲の各種の寸法のものが混在しているのが望ましい。 即ち、全てが小さい粒子にまとまれば、耐久性の点で劣るというのが確認された結果である。 ところで、望ましい、更に望ましい、最も望ましいという中での数値の違っている理由は、エマルジョン化した油の破壊という乳化油処理剤341の機能を耐久性と併せて考えた場合、乳化油処理剤341大きい粒子も必要であるが限度が有り、前述の値がその確認された限界であったということである。
また、油吸着材342に使用している吸着材としては、ポリプロピレンやポリスチレン等の不織布を含む繊維よりなるものが考えられる。 但し、油吸着材342に使用している吸着材に関しては、前述のものに限定する必要は無く、油吸着の機能を持っていて水不溶性のものであれば、活性炭やおがくずなども考えられるし、更にその他のものでもかまわない。
一方、油吸着材342は、3〜15×3〜15×5〜50mmの大きさであることが望ましく、4〜12×4〜12×10〜40mmの大きさであることが更に望ましく、5×5×5〜20mmの大きさであることが最も望ましい。 ところで、望ましい、更に望ましい、最も望ましいという中での数値の違っている理由は、油吸着という油吸着材342の機能を耐久性と併せて考えた場合、全般的に大きさの揃っていることが望ましいが、前述の値がその確認された限界であったということである。
ここで、槽61を構成している筒301に関しては、外部から内部の状況を目視可能なようにガラス製やプラスチック製等の透明の材料を使用したり、外部から内部の状況を目視可能なようにガラス製やプラスチック製等の透明の材料をはめ込む等のことも考えられる。
この場合、乳化油処理剤341は、その働きによって時には微小の油が水と結合してエマルジョン化した水をエマルジョン破壊することで油と水の結合を解き放ち、その後、分離した油は油吸着材342に吸着されるようになっているのである。 従って、乳化油処理剤341と油吸着材342が散在することによって、エマルジョン化した油から油を完全に分離し吸着することによって除去が可能となったのである。
尚、槽61の構造としては、送り込まれた液体である比較的綺麗なドレン水が、清水管171、172に接続している流入口から槽61に流入し清水管172、173に接続している流出口から流出するまでの間に、槽61内を均一に流れるように、槽61の両端部である入口側と出口側には乳化油処理剤341と油吸着材342が収納されていない空間部61aを確保している。
従って、両端の空間部61aを確保するために、液体である比較的綺麗なドレン水が通過し易いように数多くの小さな穴を形成しているパンチングプレート331を二枚用意し、そのパンチングプレート331と槽61の両端との間に槽61より小径の円筒状の隙間筒332を配設することによってパンチングプレート331を支え、乳化油処理剤341と油吸着材342を、二つのパンチングプレート331の間に収納するようにしているのである。
但し、隙間筒332は円筒状のものに限定する必要は全くなく、空間部61aを確保出来れば、複数本の支柱やその支柱を螺合等によってパンチングプレート331と一体にしたもの等、どのような形状のものでも構わない。 尚、パンチングプレート331としては、数多くの小さな穴を形成したものであれば何でも良いし、セラミック樹脂等のものも考えられる。
また、乳化油処理剤341と油吸着材342、特に油吸着材342は、油等の異物を吸着するに従って抵抗が大きくなり、圧縮されながら下流に向かって押し付けられることで、更に抵抗が大きくなると同時にエマルジョン化した油の破壊や油吸着の機能も順次低下していく。
そこで、このことを少しでも防止するために、液体である比較的綺麗なドレン水の流れを垂直に遮ることが出来るように槽61の略中央部に液体が通過し易いように数多くの小さな穴を形成した中間多孔板333を配設し、中間多孔板333を支えるため、中間多孔板333とパンチングプレート331の間に槽61より小径の円筒状の保持筒334を配設することによって乳化油処理剤341や油吸着材342が圧縮されるのを防止することも考えられる。
但し、中間多孔板333の位置に関しては、槽61の略中央部に多少前後しても何等構わない。 また、保持筒334は円筒状のものに限る必要はなく、数本のボルトで固定する等中間多孔板333を支持出来れば、角柱等どのような形状のものでも方式でも構わない。
更に、槽61には、空間部61aの間の中心部に収納している微細な乳化油処理剤341が油分解吸着槽60より流出しないように、乳化油処理剤流出防止手段を設けているのである。
この場合、乳化油処理剤流出防止手段としては、両端の空間部61aを形成しているパンチングプレート331の空間部61aと反対の側に断面と同じ形状の不織布を位置させたり、またはその近傍に乳化油処理剤341を混在させないで油吸着材342だけを収納する領域を確保したもの等であり、両者のうちの一方または両方を構成することが考えられる。
本発明による、汚水の油処理方法および油分解吸着槽は前述したように構成されており、以下にその動作についてその内容を説明する。
一般的に、油を含有した汚水としては、何等かのトラブルによって河川に流出した油を回収した水、海上を航行している船が沈没やその他のトラブルによってその船から海に流出した油を回収した海水、工場で発生した各種の廃液、圧縮空気が露化することで発生したドレン水、空調装置より発生した水等が考えられる。 ここに、これ等の汚水から油を分離して清浄水とすることに色々な方策を講じているのであるが、その内容を述べようとしているのである。
ここで、一つの例として、圧縮空気が露化することで発生したドレン水から油を分離する方法を示す。
先ず、エアコンプレッサ10を構成しているモータ11を作動させると、モータ11の回転運動はベルト14を介してコンプレッサ12に伝えられそれによって大気を吸引して圧縮空気をエアタンク13に貯留する。 ここで、貯留された圧縮空気は、圧縮空気配管111と、アフタークーラ20と、圧縮空気配管112と、ドライヤー30と、圧縮空気配管113と、エアフィルター40を経由して圧縮空気配管114に乾燥した綺麗な圧縮空気を送っている。 但し、その乾燥した綺麗な圧縮空気は、図1には具体的に示していないが、エアーモーターやエアーシリンダー等の各種のアクチュエーターを作動させることが可能となっている。
一方、エアタンク13やアフタークーラ20やドライヤー30やエアフィルター40で圧縮空気より発生したドレン水は圧縮空気と共に、ドレン配管121、131、141、151と、弁122、132、142、152と、ドレン配管123、133、143、153と、ドレントラップ124、134、144、154と、ドレン配管125、135、145、155を経由して、全てドレン集合管161で合流し、更に逆止弁162とドレン集合管163を経由して油水分離装置210に送られ、油水分離装置210では油を含む各種の異物を除去し清水として下流に送りながら処理を進め、最終的には清水管173とを経由して河川にそのまま排出しても問題のないような綺麗な清浄水にすることが出来るようになっている。
尚、ドレントラップ124、134、144、154の作動に関しては、一定の時間毎に一定の時間の間開放したり、特定の場所で(具体的に図示していないが)ドレン水の存在を確認したら一定の時間の間開放するようなことが考えられる。
この場合、油水分離装置210に於いては、先ずエアタンク13アフタークーラ20ややドライヤー30やエアフィルター40からのドレン水や圧縮空気は、ドレン集合管161と逆止弁162とドレン集合管163を経由して油水分離装置210を構成している油水分離槽50に送られるものであり、継手50hと入口管50eを通って液面より高い所に送り込まれたドレン水と圧縮空気の内、ドレン水は油水分離槽50にひとまず貯留され、圧縮空気は液面より上部に滞留していることになる。
尚、油水分離槽50に貯留されたドレン水は、油浮上分離室50bで、水より軽い油を水面に浮かせ、水より重い各種の異物を底部に沈殿させ、油浮上分離室50bと水貯槽室50cの間の下部の連通している部分を通って油や各種の異物を除去された比較的綺麗なドレン水が水貯槽室50cに送り込むようになっている。
ここで、水貯槽室50cに送り込まれた比較的綺麗なドレン水は、水貯槽室50cに配設した出口管50fの端部である管端50gより上部に溜まると、油水分離槽50の上部に滞留している圧縮空気の力により、出口管50fと清水管171を経由して油分解吸着槽60に送り込まれる。 この場合、圧縮空気の力は、油分解吸着槽60が密閉した状態になっているために、ドレン水が清水管173より排出される迄、ドレン水の移動を助けている。
但し、油水分離槽50の油浮上分離室50b等で油や各種異物は分離されるが、エマルジョン化した油は比較的綺麗なドレン水の中に溶け込んだ状態であるために、そのまま油分解吸着槽60に送り込まれる。
そこで、油分解吸着槽60では、このエマルジョン化した油が乳化油処理剤341に触れることで油を比較的綺麗なドレン水より離脱させ、更に離脱した油が粗大化していく。そして、粗大化した油が油吸着材342に吸着されていくことで比較的綺麗なドレン水の清浄度が向上していく。
このようにして、比較的綺麗なドレン水の量や汚れ具合によっては、この油分解吸着槽60を一つでも三つでもそれ以上の複数個接続するようなことも可能となっているのである。
最後に、油分解吸着槽60に於いては、先ず清水管171、172より送り込まれた比較的綺麗なドレン水は、油分解吸着槽60に流入し、乳化油処理剤341と油を吸着する油吸着材342を概ね均一に混在させた状態で収納された中で、乳化油処理剤341と油吸着材342をランダムに経由することで、乳化油処理剤341ではエマルジョン化した油の比較的綺麗なドレン水と油の結合を解き放つことでエマルジョン破壊を行い、更に離脱した油を油吸着材342に吸着させ、このような処理をランダムに何度も行うことによって比較的綺麗なドレン水の清浄度を向上させ、その後に清水管172、173に送り込んでいるのである。
Figure 2010110745
処理水は、水質汚濁防止法の全国廃水基準である5ppmをクリアしている。
この場合、乳化油処理剤342としてステアリルアミンを使用し、乳化油処理剤342と油吸着材342の重量比は1:3、乳化油処理剤342の大きさは0.001〜1.0mm、油吸着材342の大きさは5×5×10mmのものを使用している。
この発明は、汚水の油処理方法および油分解吸着槽に関する技術であって、更に詳細に述べるならば、乳化油処理剤と油吸着材油に関して、混合する割合や両者の大きさや種類等を選択するのに際して、どのような基準に基づいて選択して分散させたら、より高い性能を持った、また長期間持続することが出来る汚水の油処理方法および油分解吸着槽が可能であるという技術について述べたものであり、エマルジョン化した油の含んでいる汚水を処理するのに、非常に有効である。
本願発明の全体を示した図 本願発明の油分解吸着槽の詳細図
符号の説明
10・・・・・・エアコンプレッサ
11・・・・・・モータ
12・・・・・・コンプレッサ
13・・・・・・エアタンク
14・・・・・・ベルト
20・・・・・・アフタークーラ
30・・・・・・ドライヤー
40・・・・・・エアフィルター
50・・・・・・油水分離槽
50a・・・・・油水分離槽本体
50b・・・・・油浮上分離室
50c・・・・・水貯槽室
50d・・・・・仕切板
50e・・・・・入口管
50f・・・・・出口管
50g・・・・・管端
50h・・・・・継手
50i・・・・・継手
60・・・・・・油分解吸着槽
61・・・・・・槽
61a・・・・・空間部
111・・・・・圧縮空気配管
112・・・・・圧縮空気配管
113・・・・・圧縮空気配管
114・・・・・圧縮空気配管
121・・・・・ドレン配管
122・・・・・弁
123・・・・・ドレン配管
124・・・・・ドレントラップ
125・・・・・ドレン配管
131・・・・・ドレン配管
132・・・・・弁
133・・・・・ドレン配管
134・・・・・ドレントラップ
135・・・・・ドレン配管
141・・・・・ドレン配管
142・・・・・弁
143・・・・・ドレン配管
144・・・・・ドレントラップ
145・・・・・ドレン配管
151・・・・・ドレン配管
152・・・・・弁
153・・・・・ドレン配管
154・・・・・ドレントラップ
155・・・・・ドレン配管
161・・・・・ドレン集合管
162・・・・・逆止弁
163・・・・・ドレン集合管
171・・・・・清水管
172・・・・・清水管
173・・・・・清水管
210・・・・・油水分離装置
301・・・・・筒
302・・・・・蓋
303・・・・・Oリング
304・・・・・ボルト
305・・・・・ナット
310・・・・・ホース継手
311・・・・・継手本体
312・・・・・ナット
313・・・・・スリーブ
321・・・・・架台
331・・・・・パンチングプレート
332・・・・・隙間筒
333・・・・・中間多孔板(圧縮防止手段)
334・・・・・保持筒(圧縮防止手段)
341・・・・・乳化油処理剤
342・・・・・油吸着材

Claims (10)

  1. 微細にした乳化油処理剤(341)と一定の大きさの油吸着材(342)を、重量比で1:1〜10の割合で分散させた中を通過させることを特徴とする汚水の油処理方法。
  2. 前記乳化油処理剤(341)は、0.001〜1.5mmの大きさであることを特徴とする請求項1に記載の汚水の油処理方法。
  3. 前記油吸着材(342)は、3〜15×3〜15×5〜50mmの大きさであることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の汚水の油処理方法。
  4. 前記乳化油処理剤(341)は、炭素数6〜60の炭化水素基を有するアミン化合物もしくはそれらの誘導体であることを特徴とする請求項1ないし請求項3の何れか1項に記載の汚水の油処理方法。
  5. 0.001〜1.5mmの大きさの乳化油処理剤(341)と、一定の大きさの油吸着材(342)を混ぜ合わせて槽(61)に収納したことを特徴とする汚水の油分解吸着槽。
  6. 前記乳化油処理剤(341)と前記油吸着材(342)は、重量比で1:1〜10の割合であることを特徴とする請求項5に記載の汚水の油分解吸着槽。
  7. 前記油吸着材(342)は、3〜15×3〜15×5〜50mmの大きさであることを特徴とする請求項5または請求項6に記載の汚水の油分解吸着槽。
  8. 前記乳化油処理剤(341)は、炭素数6〜60の炭化水素基を有するアミン化合物もしくはそれらの誘導体であることを特徴とする請求項5ないし請求項7の何れか1項に記載の汚水の油分解吸着槽。
  9. 前記槽(61)は、前記槽(61)内で特定の流路を形成することを防止するように両端に空間部(61a)を設け、前記空間部(61a)の間に収納している微細な前記乳化油処理剤(341)が流出しないように乳化油処理剤流出防止手段を設けたことを特徴とする請求項5ないし請求項8の何れか1項に記載の汚水の油分解吸着槽。
  10. 前記乳化油処理剤流出防止手段は、両端の前記空間部(61a)を形成しているパンチングプレート(331)の前記空間部(61a)と反対の側に不織布を位置させ、またはその近傍に前記乳化油処理剤(341)を混在させないで前記油吸着材(342)だけを収納する領域を確保したものであり、両者のうちの一方または両方を構成したことを特徴とする請求項9に記載の汚水の油分解吸着槽。
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