JP2010110538A - 収納具 - Google Patents

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Abstract

【課題】 収納具本体から引き出しを引き出す際、引き出し移動先の空間の障害物を退けなければ十分に引き出せない場合が多い。また、十分に引き出さなければ引き出しの奥側に収納した物を取り出しにくくなる。また、季節や気分によって引き出しの奥側と手前側の収納物を入れ替えたいことがあるが、このとき引き出しの脱落防止機構を解除して引き出しを完全に取り外して作業しようとすると、手が滑って引き出しをひっくり返し収納物を散乱させてしまうことがよくある。
【解決手段】 開口(2)から引き出し(3)が脱落しないようにしながら、引き出し(3)を引き出した状態で奥行き方向に対して垂直且つ引き出し(3)を通る軸線(4)を中心として収納具本体(1)及び引き出し(3)の相対回転を可能とする案内機構を開口(2)の内側及び引き出し(3)の間に備える。
【選択図】 図3

Description

本発明は、収納具に関する。
収納具においては、特許文献1の実施例のように収納具本体の開口から出し入れ可能に奥行き方向にスライド移動可能な引き出しを備え、引き出しが脱落しないように規制する機構が収納具本体の開口の内側及び引き出しの間に設けられているものが多い。
また、特許文献1の実施例のように収納具本体の複数の開口に対して複数の引き出しが積み重なるように配置されるものが多い。
特開2002−058556号公報
収納具本体から引き出しを引き出す際、引き出し移動先の空間の障害物を退けなければ十分に引き出せない場合が多い。また、十分に引き出さなければ引き出しの奥側に収納した物を取り出しにくくなる。また、季節や気分によって引き出しの奥側と手前側の収納物を入れ替えたいことがあるが、このとき引き出しの脱落防止機構を解除して引き出しを完全に取り外して作業しようとすると、手が滑って引き出しをひっくり返し収納物を散乱させてしまうことがよくある。
本発明の実施形態図等を用いて以下に説明するが、これは本発明の内容をより把握しやすいようにする為で、添付の特許請求の範囲を縮小するものではない。
発明1に係る収納具は、例えば図1から図6の組みのように、
収納具本体1の開口2から出し入れ可能に奥行き方向にスライド移動可能な引き出し3を備える収納具であって、
開口2から引き出し3が脱落しないようにしながら、引き出し3を引き出した図2のような状態で前記奥行き方向に対して垂直且つ引き出し3を通る軸線4を中心として収納具本体1及び引き出し3の相対回転を可能とする案内機構を開口2の内側及び引き出し3の間に備える、収納具である。
発明2に係る収納具は、発明1の収納具において、
引き出し3を引き出した図2のような状態で、軸線4を中心として収納具本体1及び引き出し3を少なくとも半回転の範囲で相対回転可能である、収納具である。
発明3に係る収納具は、発明1の収納具において、
引き出し3を引き出した図2のような状態で、軸線4を中心として収納具本体1及び引き出し3を少なくとも1回転の範囲で相対回転可能である、収納具である。
発明4に係る収納具は、発明1から3のいずれかの収納具において、
前記案内機構を、開口2の内側及び引き出し3の底面15の間に備える、収納具である。
発明5に係る収納具は、発明1から3のいずれかの収納具において、例えば図9の引き出し3を選択した場合のように、
前記案内機構を、開口2の内側及び引き出し3の外周部16の間に備える、収納具である。
発明6に係る収納具は、発明1から3のいずれかの収納具において、例えば図7の引き出し3を選択した場合のように、
前記案内機構を、開口2の内側及び引き出し3の上面17の間に備える、収納具である。
発明7に係る収納具は、発明1から6のいずれかの収納具において、
軸線4方向に見た例えば図6右図において引き出し3の外郭20は略四角形状である、収納具である。
発明8に係る収納具は、発明1から6のいずれかの収納具において、
軸線4方向に見た例えば図6右図において引き出し3の外郭20は略正方形状である、収納具である。
発明9に係る収納具は、発明7又は8の収納具において、
軸線4方向に見た例えば図2左図において収納具本体1の外郭19は略四角形状であり、
軸線4方向に見た例えば図2左図の収納具本体1の外郭19の略四角形状の角18付近を中心として開口2が設けられる、収納具である。
以上のように本発明では、収納具本体1から引き出し3をあまり引き出さなくても、軸線4を中心として引き出し3を相対回転させることで引き出し3の奥側と手前側の収納物をどちらも容易且つ収納物の散乱を防ぎながら取り出せるようになる。
また発明2では、本発明の効果に加えて、引き出し3の相対回転範囲をあまり気にせずに簡便に収納物を選択することが可能となる。
また発明3では、本発明の効果に加えて、引き出し3の相対回転範囲を気にせずに簡便に収納物を選択することが可能となる。
また発明4では、本発明の効果に加えて、引き出し3の上面17に案内機構が無いことによって、収納物を出し入れしやすいような設計が容易となる。
また発明5では、本発明の効果に加えて、引き出し3を開口2から最大限外に出すことによって、収納物を出し入れしやすくするような設計が容易となる。
また発明6では、本発明の効果に加えて、引き出し3を引き出した状態での引き出し3の脱落に耐する荷重を上げるような設計が容易となる。
また発明7では、本発明の効果に加えて、引き出し3の収納量を十分確保するような設計が容易となる。
また発明8では、本発明の効果に加えて、引き出し3の収納量を十分確保し、且つ引き出し3を軸線4中心に相対回転させ収納具本体1に入れた際の収まり具合が均一となるような設計が容易となる。
また発明9では、本発明の効果に加えて、部屋の角や机の角に収納具を設置するような場合に収まりがよく、且つ引き出し3を引き出しやすく、軸線4を中心として相対回転させやすいような設計が容易となる。
〔第1実施形態〕
図1から6において、収納具本体1は、樹脂製の上側部材5の接着面7に設けられた突起21及び穴22を、樹脂製の下側部材6の接着面8に設けられた穴23及び突起24にそれぞれ嵌め合わせ接着面7及び8を接着することによって立方体箱状になる。また、軸線4方向から見た例えば図1左図のように、収納具本体1の外郭19は正方形状であり、角18を中心として隣り合う二辺の部分が開口2となっている。
また、引き出し3は立方体箱状の樹脂製で、軸線4方向から見た例えば図6左図のように、引き出し3の外郭20は正方形状であり、外郭20の中心を通るように配置された軸線4を中心とする円柱状の突起26が底面15に設けられ、引き出し3をスライド移動させ相対回転させる際に指を掛ける為の穴11から14が外郭20の4つの角付近にそれぞれ設けられ、仕切りによって仕切られ収納物を収納する為の凹形状が上面17に設けられている。
開口2内側の下面10に設けられた溝形状25に突起26が案内される案内機構によって、図1のような引き出し3を入れた状態と図2のような引き出し3を出した状態の間で、収納具本体1の奥行き方向に正確且つ引き出し3が脱落しないように出し入れ可能であり、且つ図2のような状態から図3のような状態に引き出し3を軸線4中心に45度回転可能である。また、引き出し3は軸線4中心に複数回転可能である。
〔第2実施形態〕
第2実施形態は、第1実施形態の引き出し3を図7のものに変更したものである。
図7の引き出し3は、図6の引き出し3の上面17にも軸線4を中心とする円柱状の突起27を設けたものである。また、開口2内側の上面9には溝形状25とおよそ鏡像関係にあり突起27が案内される溝形状が新たに設けられている。ここで、突起26及び溝形状25を取り去っても、案内機構は機能する。
〔第3実施形態〕
第3実施形態は、第1実施形態の引き出し3を図8のものに変更したものである。
図8の引き出し3は、突起26を取り去り、底面15の縁部28以外が凹形状となるようにしたものである。
また、開口2内側の下面10の溝形状25が取り去られ、底面15の凹形状に案内される円柱状の突起が下面10の中心付近に新たに設けられている。
縁部28に下面10の突起が当たるまで引き出し3を引き出すと図2のような状態になり、縁部28に突起が案内されるように引き出し3を相対回転可能である。
〔第4実施形態〕
第4実施形態は、第2実施形態の引き出し3を図9のものに変更したものである。
図9の引き出し3は、突起26及び27を取り去り、軸線4と平行である軸線29を中心とする軸ピン30が外周部16に密着して外周部16を転がることが可能なように、8の字状のナイロン製ワイヤー31及び32が、外周部16を一周する溝形状及び軸ピン30の外周部を一周する溝形状にそれぞれ嵌り込んで張られている。
開口2内側の上面9の溝形状及び下面10の溝形状25にはそれぞれ軸ピン30の一端部33及び他端部34が案内される。ここで、軸ピン30の一端部33及び他端部34の一方が案内されるだけで、案内機構は機能する。また、ワイヤー31及び32の一方を取り去っても、案内機構は機能する。
〔その他の実施形態〕
第4実施形態において、上面9の溝形状及び下面10の溝形状25の代わりに、外郭19の角18に隣り合う2つの角のどちらかの付近の上面9及び下面10にそれぞれ軸ピン30の一端部33及び他端部34が隙間嵌合する穴を設け、収納具本体1及び引き出し3が軸線29を中心として相対回転可能とすることで、奥行き方向にスライド移動可能な案内機構を構成しても良いだろう。
第4実施形態において、ワイヤー31及び32を取り去り、外周部16を一周するようにT形スロットを設けて、このT形スロットに案内される部材を軸ピン30と接続して、案内機構としても良いだろう。
第1実施形態の引き出し3を入れた状態を第三角法で表す図 第1実施形態の引き出し3を出した状態を第三角法で表す図 第1実施形態の引き出し3を回転させた状態を第三角法で表す図 第1実施形態の収納具本体1の上側部材5を第三角法で表す図 第1実施形態の収納具本体1の下側部材6を第三角法で表す図 第1実施形態の引き出し3を第三角法で表す図 第2実施形態の引き出し3を第三角法で表す図 第3実施形態の引き出し3を第三角法で表す図 第4実施形態の引き出し3を第三角法で表す図 図9の軸ピン30付近拡大図
符号の説明
1. 収納具本体
2. 開口
3. 引き出し
4,29. 軸線
5. 上側部材
6. 下側部材
7,8. 接着面
9,17. 上面
10. 下面
11,12,13,14,22,23. 穴
15. 底面
16. 外周部
18. 角
19,20. 外郭
21,24,26,27. 突起
25. 溝形状
28. 縁部
30. 軸ピン
31,32. ワイヤー
33. 一端部
34. 他端部
本発明は、収納具に関する。
収納具においては、特許文献1の実施例のように収納具本体の開口から出し入れ可能に奥行き方向にスライド移動可能な引き出しを備え、引き出しが脱落しないように規制する機構が収納具本体の開口の内側及び引き出しの間に設けられているものが多い。
また、特許文献1の実施例のように収納具本体の複数の開口に対して複数の引き出しが積み重なるように配置されるものが多い。
特開2002−058556号公報
収納具本体から引き出しを引き出す際、引き出し移動先の空間の障害物を退けなければ十分に引き出せない場合が多い。また、十分に引き出さなければ引き出しの奥側に収納した物を取り出しにくくなる。また、季節や気分によって引き出しの奥側と手前側の収納物を入れ替えたいことがあるが、このとき引き出しの脱落防止機構を解除して引き出しを完全に取り外して作業しようとすると、手が滑って引き出しをひっくり返し収納物を散乱させてしまうことがよくある。
本発明の実施形態図等を用いて以下に説明するが、これは本発明の内容をより把握しやすいようにする為で、添付の特許請求の範囲を縮小するものではない。
発明1に係る収納具は、例えば図1から図6の組みのように、
収納具本体1の開口2から出し入れ可能に奥行き方向にスライド移動可能な引き出し3を備える収納具であって、
開口2から引き出し3が脱落しないようにしながら、引き出し3を引き出した図2のような状態で前記奥行き方向に対して垂直且つ引き出し3を通る軸線4を中心として収納具本体1及び引き出し3の相対回転を可能とする案内機構を開口2の内側及び引き出し3の間に備え
軸線4方向に見た例えば図6右図において引き出し3の外郭20は略四角形状であり、
軸線4方向に見た例えば図2左図において収納具本体1の外郭19は略四角形状であり、
軸線4方向に見た例えば図2左図の収納具本体1の外郭19の略四角形状の角18付近を中心として開口2が設けられ、
引き出し3の上面17には仕切りによって仕切られ収納物を収納する為の凹形状が複数設けられる、収納具である。
以上のように本発明では、収納具本体1から引き出し3をあまり引き出さなくても、軸線4を中心として引き出し3を相対回転させることで引き出し3の奥側と手前側の収納物をどちらも容易且つ収納物の散乱を防ぎながら取り出せるようになり、且つ引き出し3の収納量を十分確保するような設計が容易となり、且つ部屋の角や机の角に収納具を設置するような場合に収まりがよく、且つ引き出し3を引き出しやすく、軸線4を中心として相対回転させやすいような設計が容易となる。
〔第1実施形態〕
図1から6において、収納具本体1は、樹脂製の上側部材5の接着面7に設けられた突起21及び穴22を、樹脂製の下側部材6の接着面8に設けられた穴23及び突起24にそれぞれ嵌め合わせ接着面7及び8を接着することによって立方体箱状になる。また、軸線4方向から見た例えば図1左図のように、収納具本体1の外郭19は正方形状であり、角18を中心として隣り合う二辺の部分が開口2となっている。
また、引き出し3は立方体箱状の樹脂製で、軸線4方向から見た例えば図6左図のように、引き出し3の外郭20は正方形状であり、外郭20の中心を通るように配置された軸線4を中心とする円柱状の突起26が底面15に設けられ、引き出し3をスライド移動させ相対回転させる際に指を掛ける為の穴11から14が外郭20の4つの角付近にそれぞれ設けられ、仕切りによって仕切られ収納物を収納する為の凹形状が上面17に設けられている。
開口2内側の下面10に設けられた溝形状25に突起26が案内される案内機構によって、図1のような引き出し3を入れた状態と図2のような引き出し3を出した状態の間で、収納具本体1の奥行き方向に正確且つ引き出し3が脱落しないように出し入れ可能であり、且つ図2のような状態から図3のような状態に引き出し3を軸線4中心に45度回転可能である。また、引き出し3は軸線4中心に複数回転可能である。
〔第2実施形態〕
第2実施形態は、第1実施形態の引き出し3を図7のものに変更したものである。
図7の引き出し3は、図6の引き出し3の上面17にも軸線4を中心とする円柱状の突起27を設けたものである。また、開口2内側の上面9には溝形状25とおよそ鏡像関係にあり突起27が案内される溝形状が新たに設けられている。ここで、突起26及び溝形状25を取り去っても、案内機構は機能する。
〔第3実施形態〕
第3実施形態は、第1実施形態の引き出し3を図8のものに変更したものである。
図8の引き出し3は、突起26を取り去り、底面15の縁部28以外が凹形状となるようにしたものである。
また、開口2内側の下面10の溝形状25が取り去られ、底面15の凹形状に案内される円柱状の突起が下面10の中心付近に新たに設けられている。
縁部28に下面10の突起が当たるまで引き出し3を引き出すと図2のような状態になり、縁部28に突起が案内されるように引き出し3を相対回転可能である。
〔第4実施形態〕
第4実施形態は、第2実施形態の引き出し3を図9のものに変更したものである。
図9の引き出し3は、突起26及び27を取り去り、軸線4と平行である軸線29を中心とする軸ピン30が外周部16に密着して外周部16を転がることが可能なように、8の字状のナイロン製ワイヤー31及び32が、外周部16を一周する溝形状及び軸ピン30の外周部を一周する溝形状にそれぞれ嵌り込んで張られている。
開口2内側の上面9の溝形状及び下面10の溝形状25にはそれぞれ軸ピン30の一端部33及び他端部34が案内される。ここで、軸ピン30の一端部33及び他端部34の一方が案内されるだけで、案内機構は機能する。また、ワイヤー31及び32の一方を取り去っても、案内機構は機能する。
〔その他の実施形態〕
第4実施形態において、上面9の溝形状及び下面10の溝形状25の代わりに、外郭19の角18に隣り合う2つの角のどちらかの付近の上面9及び下面10にそれぞれ軸ピン30の一端部33及び他端部34が隙間嵌合する穴を設け、収納具本体1及び引き出し3が軸線29を中心として相対回転可能とすることで、奥行き方向にスライド移動可能な案内機構を構成しても良いだろう。
第4実施形態において、ワイヤー31及び32を取り去り、外周部16を一周するようにT形スロットを設けて、このT形スロットに案内される部材を軸ピン30と接続して、案内機構としても良いだろう。
第1実施形態の引き出し3を入れた状態を第三角法で表す図 第1実施形態の引き出し3を出した状態を第三角法で表す図 第1実施形態の引き出し3を回転させた状態を第三角法で表す図 第1実施形態の収納具本体1の上側部材5を第三角法で表す図 第1実施形態の収納具本体1の下側部材6を第三角法で表す図 第1実施形態の引き出し3を第三角法で表す図 第2実施形態の引き出し3を第三角法で表す図 第3実施形態の引き出し3を第三角法で表す図 第4実施形態の引き出し3を第三角法で表す図 図9の軸ピン30付近拡大図
1. 収納具本体
2. 開口
3. 引き出し
4,29. 軸線
5. 上側部材
6. 下側部材
7,8. 接着面
9,17. 上面
10. 下面
11,12,13,14,22,23. 穴
15. 底面
16. 外周部
18. 角
19,20. 外郭
21,24,26,27. 突起
25. 溝形状
28. 縁部
30. 軸ピン
31,32. ワイヤー
33. 一端部
34. 他端部
本発明は、収納具に関する。
収納具においては、特許文献1の実施例のように収納具本体の開口から出し入れ可能に奥行き方向にスライド移動可能な引き出しを備え、引き出しが脱落しないように規制する機構が収納具本体の開口の内側及び引き出しの間に設けられているものが多い。
また、特許文献1の実施例のように収納具本体の複数の開口に対して複数の引き出しが積み重なるように配置されるものが多い。
特開2002−058556号公報
収納具本体から引き出しを引き出す際、引き出し移動先の空間の障害物を退けなければ十分に引き出せない場合が多い。また、十分に引き出さなければ引き出しの奥側に収納した物を取り出しにくくなる。また、季節や気分によって引き出しの奥側と手前側の収納物を入れ替えたいことがあるが、このとき引き出しの脱落防止機構を解除して引き出しを完全に取り外して作業しようとすると、手が滑って引き出しをひっくり返し収納物を散乱させてしまうことがよくある。
本発明の実施形態図等を用いて以下に説明するが、これは本発明の内容をより把握しやすいようにする為で、添付の特許請求の範囲を縮小するものではない。
発明1に係る収納具は、例えば図1から図6の組みのように、
収納具本体1の開口2から出し入れ可能に奥行き方向にスライド移動可能な引き出し3を備える収納具であって、
開口2から引き出し3が脱落しないようにしながら、引き出し3を引き出した図2のような状態で前記奥行き方向に対して垂直且つ引き出し3を通る軸線4を中心として収納具本体1及び引き出し3の相対回転を可能とする案内機構を開口2の内側及び引き出し3の間に備え、
軸線4方向に見た例えば図6右図において引き出し3の外郭20は略四角形状であり、
軸線4方向に見た例えば図2左図において収納具本体1の外郭19は略四角形状であり、
軸線4方向に見た例えば図2左図の収納具本体1の外郭19の略四角形状の角18付近を中心として開口2が設けられ、
引き出し3の上面17には仕切りによって仕切られ収納物を収納する為の凹形状が複数設けられ、
例えば図3のように引き出し3の外郭20の略四角形状の角を中心として隣り合う二辺を貫通する穴11が前記凹形状を避けるように設けられる、収納具である。
以上のように本発明では、収納具本体1から引き出し3をあまり引き出さなくても、軸線4を中心として引き出し3を相対回転させることで引き出し3の奥側と手前側の収納物をどちらも容易且つ収納物の散乱を防ぎながら取り出せるようになり、且つ引き出し3の収納量を十分確保するような設計が容易となり、且つ部屋の角や机の角に収納具を設置するような場合に収まりがよく、且つ引き出し3を引き出しやすく、軸線4を中心として相対回転させやすいような設計が容易となる。
〔第1実施形態〕
図1から6において、収納具本体1は、樹脂製の上側部材5の接着面7に設けられた突起21及び穴22を、樹脂製の下側部材6の接着面8に設けられた穴23及び突起24にそれぞれ嵌め合わせ接着面7及び8を接着することによって立方体箱状になる。また、軸線4方向から見た例えば図1左図のように、収納具本体1の外郭19は正方形状であり、角18を中心として隣り合う二辺の部分が開口2となっている。
また、引き出し3は立方体箱状の樹脂製で、軸線4方向から見た例えば図6左図のように、引き出し3の外郭20は正方形状であり、外郭20の中心を通るように配置された軸線4を中心とする円柱状の突起26が底面15に設けられ、引き出し3をスライド移動させ相対回転させる際に指を掛ける為の穴11から14が外郭20の4つの角付近にそれぞれ設けられ、仕切りによって仕切られ収納物を収納する為の凹形状が上面17に設けられている。
開口2内側の下面10に設けられた溝形状25に突起26が案内される案内機構によって、図1のような引き出し3を入れた状態と図2のような引き出し3を出した状態の間で、収納具本体1の奥行き方向に正確且つ引き出し3が脱落しないように出し入れ可能であり、且つ図2のような状態から図3のような状態に引き出し3を軸線4中心に45度回転可能である。また、引き出し3は軸線4中心に複数回転可能である。
〔第2実施形態〕
第2実施形態は、第1実施形態の引き出し3を図7のものに変更したものである。
図7の引き出し3は、図6の引き出し3の上面17にも軸線4を中心とする円柱状の突起27を設けたものである。また、開口2内側の上面9には溝形状25とおよそ鏡像関係にあり突起27が案内される溝形状が新たに設けられている。ここで、突起26及び溝形状25を取り去っても、案内機構は機能する。
〔第3実施形態〕
第3実施形態は、第1実施形態の引き出し3を図8のものに変更したものである。
図8の引き出し3は、突起26を取り去り、底面15の縁部28以外が凹形状となるようにしたものである。
また、開口2内側の下面10の溝形状25が取り去られ、底面15の凹形状に案内される円柱状の突起が下面10の中心付近に新たに設けられている。
縁部28に下面10の突起が当たるまで引き出し3を引き出すと図2のような状態になり、縁部28に突起が案内されるように引き出し3を相対回転可能である。
第1実施形態の引き出し3を入れた状態を第三角法で表す図 第1実施形態の引き出し3を出した状態を第三角法で表す図 第1実施形態の引き出し3を回転させた状態を第三角法で表す図 第1実施形態の収納具本体1の上側部材5を第三角法で表す図 第1実施形態の収納具本体1の下側部材6を第三角法で表す図 第1実施形態の引き出し3を第三角法で表す図 第2実施形態の引き出し3を第三角法で表す図 第3実施形態の引き出し3を第三角法で表す図
1. 収納具本体
2. 開口
3. 引き出し
4. 軸線
5. 上側部材
6. 下側部材
7,8. 接着面
9,17. 上面
10. 下面
11,12,13,14,22,23. 穴
15. 底面
16. 外周部
18. 角
19,20. 外郭
21,24,26,27. 突起
25. 溝形状
28. 縁部

Claims (9)

  1. 収納具本体の開口から出し入れ可能に奥行き方向にスライド移動可能な引き出しを備える収納具であって、
    前記開口から前記引き出しが脱落しないようにしながら、前記引き出しを引き出した状態で前記奥行き方向に対して垂直且つ前記引き出しを通る軸線を中心として前記収納具本体及び前記引き出しの相対回転を可能とする案内機構を前記開口の内側及び前記引き出しの間に備える、収納具。
  2. 前記相対回転の可能範囲は、少なくとも半回転である、
    請求項1に記載の収納具。
  3. 前記相対回転の可能範囲は、少なくとも1回転である、
    請求項1に記載の収納具。
  4. 前記案内機構を、前記開口の内側及び前記引き出しの底面の間に備える、
    請求項1から請求項3のいずれかに記載の収納具。
  5. 前記案内機構を、前記開口の内側及び前記引き出しの外周部の間に備える、
    請求項1から請求項3のいずれかに記載の収納具。
  6. 前記案内機構を、前記開口の内側及び前記引き出しの上面の間に備える、
    請求項1から請求項3のいずれかに記載の収納具。
  7. 前記軸線方向に見た図において前記引き出しの外郭は略四角形状である、
    請求項1から請求項6のいずれかに記載の収納具。
  8. 前記軸線方向に見た図において前記引き出しの外郭は略正方形状である、
    請求項1から請求項6のいずれかに記載の収納具。
  9. 前記軸線方向に見た図において前記収納具本体の外郭は略四角形状であり、
    前記軸線方向に見た図の前記収納具本体の外郭の略四角形状の角付近を中心として前記開口が設けられる、
    請求項7又は請求項8に記載の収納具。
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