JP2006081671A - 引出し - Google Patents
引出し Download PDFInfo
- Publication number
- JP2006081671A JP2006081671A JP2004268575A JP2004268575A JP2006081671A JP 2006081671 A JP2006081671 A JP 2006081671A JP 2004268575 A JP2004268575 A JP 2004268575A JP 2004268575 A JP2004268575 A JP 2004268575A JP 2006081671 A JP2006081671 A JP 2006081671A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- drawer
- drawer box
- partition plate
- partition member
- partition
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Images
Landscapes
- Drawers Of Furniture (AREA)
Abstract
【課題】 引出し箱の撓みによるすれ桟からの外れ防止に寄与し、且つ、使い易い仕切り部材を備える引出しを提供する。
【解決手段】 引出し箱1の内面10の左右上端部2に相対して形成した二つの差込構造3(3a)を介して間口方向に対して平行に軸支される回動可能な仕切り部材4を備える引出しであって、仕切り部材4が、引出し箱1の底面5の方向に延設した仕切り板6を有し、且つ、仕切り板6の下端側が奥行方向に湾曲しているので、収納物が大きい場合は仕切り部材4の仕切り板6を回動させることで引出し箱1内での当該収納物の収納に必要な容量を確保でき、引出し箱の剛性を常に確保できるため、永続的に引出し箱1の撓み防止に寄与し得る。また、仕切り板6の下端側が奥行方向に湾曲しているので、収納物を引出し箱1から取り出す際、回動した仕切り板6の下端への引っかかりを効果的に防止できる。
【選択図】図2
【解決手段】 引出し箱1の内面10の左右上端部2に相対して形成した二つの差込構造3(3a)を介して間口方向に対して平行に軸支される回動可能な仕切り部材4を備える引出しであって、仕切り部材4が、引出し箱1の底面5の方向に延設した仕切り板6を有し、且つ、仕切り板6の下端側が奥行方向に湾曲しているので、収納物が大きい場合は仕切り部材4の仕切り板6を回動させることで引出し箱1内での当該収納物の収納に必要な容量を確保でき、引出し箱の剛性を常に確保できるため、永続的に引出し箱1の撓み防止に寄与し得る。また、仕切り板6の下端側が奥行方向に湾曲しているので、収納物を引出し箱1から取り出す際、回動した仕切り板6の下端への引っかかりを効果的に防止できる。
【選択図】図2
Description
本発明は、例えば、衣類収納用途等に好適に使用可能な引出しに関するものである。
従来より、厨房内のフロアキャビネットや洗面化粧台等には、上面が開放した箱型の引出しが備えられており、かかる引出し内部には種々の大きさのものが収納されている。このように大きさの異なるものを一つの引出し内に収納する場合、特に醤油や油の入った瓶など嵩型のものは、引出しの出し入れの際に転倒し易い等の問題点があり、これを解決する方策の一つとして、例えば、実開平5−76341号公報に開示するような仕切り部材を具備する引出しが提案されている。
これに対して、例えば、衣類収納用途に使用可能な樹脂製の引出しにおいても、従前より、箱が撓むことですれ桟から外れることを防止するため等の理由から、引出し箱中央部に差込み式の仕切り部材を設けていた。しかし、収納物の形状等により収納に支障が生ずる場合等においては、この仕切り部材が取り外されてしまうことも多く、かかる場合にも取り外されることなく使用可能で、永続的に引出し箱の撓み防止に寄与し得る仕切り部材を備える引出しが待望されていた。
実開平5−76341号公報
本発明は、上記背景技術に鑑みて発明されたものであり、その課題は、引出し箱の撓みによるすれ桟からの外れ防止に寄与し、且つ、使い易い仕切り部材を備える引出しを提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1に係る発明の引出しにあっては、引出し箱内面の左右上端部に相対して形成した二つの差込構造を介して間口方向に対して平行に軸支される回動可能な仕切り部材を備える引出しであって、前記仕切り部材が、前記引出し箱の底面方向に延設した仕切り板を有し、且つ、該仕切り板の下端側が奥行方向に湾曲していることを特徴とするものである。
請求項2に係る発明の引出しにあっては、請求項1記載の引出しにおいて、前記引出し箱内面の左右上端部の少なくともいずれか一方に、前記仕切り板の回動を制限するストッパー部を有することを特徴とするものである。
本発明の引出しでは、引出し箱内面の左右上端部に相対して形成した二つの差込構造を介して間口方向に対して平行に軸支される回動可能な仕切り部材を備える引出しであって、前記仕切り部材が、前記引出し箱の底面方向に延設した仕切り板を有し、且つ、該仕切り板の下端側が奥行方向に湾曲しているので、収納物が大きい場合は仕切り部材に延設した仕切り板を回動させることで引出し箱内での当該収納物の収納に必要な容量を確保でき、上記仕切り部材を取り外す必要がなく、引出し箱の剛性を常に確保することができるため、永続的に引出し箱の撓み防止に寄与し得ることとなる。また、仕切り板の下端側が奥行方向に湾曲しているので、収納物を引出し箱から取り出す際、回動した仕切り部材に延設した仕切り板の下端への引っかかりを効果的に防止することができることとなる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づき説明する。なお、本発明の引出しは、下記の実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
ここで、図1は、本発明の一実施形態である引出しAの構成の概略を模式的に示す斜視図である。一方、図2は、本発明の一実施形態である引出しAの構成部品の概略を模式的に示すもので、(a)は、引出し箱1の斜視図、(b)は、仕切り部材4の正面図、(c)は、仕切り部材4の側面図である。さらに、図3は、本発明の一実施形態である引出しAの使用状態の概略を模式的に例示するもので、(a)は、仕切り区画9内に収納可能な程度に小さい収納物14を収納した状態を示す縦断面図〔図1のX−X‘を含む垂直面における〕、(b)は、仕切り区画9内に収納可能な範囲を超えて大きい収納物14aを収納した状態を示す縦断面図〔図1のX−X‘を含む垂直面における〕である。
すなわち、本実施形態の引出しAは、図1、図2に示すように、引出し箱1の内面10の左右上端部2(ここでは、左側上端部2L、右側上端部2R)に相対して形成した二つの差込構造3である差込穴部3a(ここでは、左差込穴部3aL、右差込穴部3aR)を介して間口方向に対して平行に軸支される回動可能な仕切り部材4を備える引出しであって、この仕切り部材4が、前記引出し箱1の底面5の方向に延設した仕切り板6を有し、且つ、この仕切り板6の下端側に奥行方向に湾曲している湾曲部7を具備する結果、仕切り板6の下端側が奥行方向に湾曲しているものである。
本実施形態の引出しAは、このように、引出し箱1の内面10の左側上端部2L、右側上端部2Rに相対して形成した二つの差込構造3である左差込穴部3aL、右差込穴部3aRを介して間口方向に対して平行に軸支される回動可能な仕切り部材4を備え、且つ、この仕切り部材4が、引出し箱1の底面5の方向に延設した仕切り板6を有するので、収納物14が仕切り部材4により形成された仕切り区画9内に収納可能な程度に小さいときは、仕切り部材4は、通常の仕切り部材と同様に機能し得る(図3(a)参照)。一方、タオル、衣類等に代表される収納物14aが、仕切り区画9内に収納可能な範囲を超えて大きい場合には、仕切り部材4に延設した仕切り板6を回動させることで引出し箱1内での当該収納物14aの収納に必要な容量を確保できるため、仕切り部材4を取り外す必要がなく、引出し箱1の剛性を常に確保することができる結果、永続的に引出し箱1の撓み防止に寄与し得ることとなる(図3(b)参照)。
さらに、この場合、仕切り板6の下端側に奥行方向に湾曲している湾曲部7を具備する結果、仕切り板6の下端側が奥行方向に湾曲しているので、収納物14aを引出し箱から取り出す際、回動した仕切り部材4に延設した仕切り板6の下端への引っかかりを効果的に防止することができることとなる(図3(b)参照)。
また、本実施形態の引出しAでは、引出し箱1の内面10の左右上端部2の少なくともいずれか一方(図1乃至図3では、右側上端部2R)に、仕切り板6の回動を制限するストッパー部13を有するので、仕切り部材4に延設した仕切り板6の回動が、このストッパー部13により引出し箱1の内面10の上端部2で止まる結果、引出し箱1を引出す際に、収納物14aが上側へ引っかかる等の不具合を効果的に防止することができることとなる。
以上のように、本発明の引出しでは、引出し箱内面の左右上端部に相対して形成した二つの差込構造を介して間口方向に対して平行に軸支される回動可能な仕切り部材を備える引出しであって、前記仕切り部材が、前記引出し箱の底面方向に延設した仕切り板を有し、且つ、該仕切り板の下端側が奥行方向に湾曲しているので、収納物が大きい場合は仕切り部材に延設した仕切り板を回動させることで引出し箱内での当該収納物の収納に必要な容量を確保でき、上記仕切り部材を取り外す必要がなく、引出し箱の剛性を常に確保することができるため、永続的に引出し箱の撓み防止に寄与し得ることとなる。また、仕切り板の下端側が奥行方向に湾曲しているので、収納物を引出し箱から取り出す際、回動した仕切り部材に延設した仕切り板の下端への引っかかりを効果的に防止することができることとなる。
1 引出し箱
2 上端部(内面10)
2L 左側上端部(内面10)
2R 右側上端部(内面10)
3 差込構造
3a 差込穴部
3aL 左差込穴部
3aR 右差込穴部
4 仕切り部材
5 底面(引出し箱1)
6 仕切り板(仕切り部材4)
7 湾曲部(仕切り板6)
8 脱落防止ストッパー
9 仕切り区画
10 内面(引出し箱1)
11 前板
12 取っ手
13 ストッパー部
14 収納物
14a 収納物
A 引出し
2 上端部(内面10)
2L 左側上端部(内面10)
2R 右側上端部(内面10)
3 差込構造
3a 差込穴部
3aL 左差込穴部
3aR 右差込穴部
4 仕切り部材
5 底面(引出し箱1)
6 仕切り板(仕切り部材4)
7 湾曲部(仕切り板6)
8 脱落防止ストッパー
9 仕切り区画
10 内面(引出し箱1)
11 前板
12 取っ手
13 ストッパー部
14 収納物
14a 収納物
A 引出し
Claims (2)
- 引出し箱内面の左右上端部に相対して形成した二つの差込構造を介して間口方向に対して平行に軸支される回動可能な仕切り部材を備える引出しであって、前記仕切り部材が、前記引出し箱の底面方向に延設した仕切り板を有し、且つ、該仕切り板の下端側が奥行方向に湾曲していることを特徴とする引出し。
- 前記引出し箱内面の左右上端部の少なくともいずれか一方に、前記仕切り板の回動を制限するストッパー部を有することを特徴とする請求項1記載の引出し。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004268575A JP2006081671A (ja) | 2004-09-15 | 2004-09-15 | 引出し |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004268575A JP2006081671A (ja) | 2004-09-15 | 2004-09-15 | 引出し |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006081671A true JP2006081671A (ja) | 2006-03-30 |
Family
ID=36160629
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004268575A Withdrawn JP2006081671A (ja) | 2004-09-15 | 2004-09-15 | 引出し |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006081671A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021069815A (ja) * | 2019-10-31 | 2021-05-06 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 引き出し |
JP2021069816A (ja) * | 2019-10-31 | 2021-05-06 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 引き出し |
WO2021084966A1 (ja) * | 2019-10-31 | 2021-05-06 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 引き出し |
-
2004
- 2004-09-15 JP JP2004268575A patent/JP2006081671A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021069815A (ja) * | 2019-10-31 | 2021-05-06 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 引き出し |
JP2021069816A (ja) * | 2019-10-31 | 2021-05-06 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 引き出し |
WO2021084966A1 (ja) * | 2019-10-31 | 2021-05-06 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 引き出し |
CN114502037A (zh) * | 2019-10-31 | 2022-05-13 | 松下知识产权经营株式会社 | 抽屉 |
JP7417890B2 (ja) | 2019-10-31 | 2024-01-19 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 引き出し |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
USD541045S1 (en) | Cash box/security case | |
US8646857B2 (en) | Refrigerator and/or freezer | |
KR20100000391U (ko) | 보조상판이 구비된 식탁 | |
JP2006081671A (ja) | 引出し | |
JP6034173B2 (ja) | 折畳み容器 | |
JP2008074496A (ja) | 折り畳みコンテナー | |
US20070090243A1 (en) | Shelf shipping clip | |
US20060131472A1 (en) | Tool kit | |
JP2011167449A (ja) | 物品掛け具 | |
JP3173909U (ja) | フラップテーブル | |
JP3206152U (ja) | 木製バッグ | |
JP2008148954A (ja) | キャビネット | |
JP5289988B2 (ja) | キッチンキャビネット用引き出し | |
JP2001286357A (ja) | 引き出し付き収納家具 | |
JP3583316B2 (ja) | バスケット | |
JP2012192035A (ja) | 収納空間構造 | |
KR200378562Y1 (ko) | 뚜껑이 구비된 절첩식 상자 | |
JP2004173788A (ja) | 収納キャビネット | |
JP3129209U (ja) | 商品ケース | |
KR200409722Y1 (ko) | 스토퍼 기능을 갖는 사물함 수납장 | |
JP2006254939A (ja) | ハンドバッグの収納容器 | |
JP6376595B2 (ja) | キャビネット | |
JP4505209B2 (ja) | 引出し用筆記具トレー装置 | |
JP2008239188A (ja) | 折り畳み容器 | |
JP2007076684A (ja) | 収容容器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060725 |
|
A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20070713 |