JP2010110463A - 遊技機の不正開放防止装置 - Google Patents

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Abstract


【課題】遊技機の改造を何ら行う必要がなく、また、鍵穴から不正を働くことができない遊技機の不正開放防止装置を提供する。
【解決手段】前面枠の一端が前方に開閉可能に枢着された遊技機の不正開放防止装置において、索条4が捲回されたリール巻取装置1を遊技機の裏面側に配設し、前面枠が開放される側の遊技機の側部には、先端に前面枠当接部23を有するL字形の錠止部材2を前後方向にスライド可能に配設したうえに、この錠止部材2の後端を1リール巻取装置の索条4に接続して、リール巻取装置1の索条4の巻き取りによって錠止部材2を後方にスライドさせて、前面枠当接部23が前面枠を開放不能に錠止するようにするとともに、前記前面枠当接部23の内側に突起24を設けて、この突起24を鍵穴に差し込んで鍵穴を封鎖した不正開放防止装置。
【選択図】図4

Description

本発明は、パチンコ機やパチスロ機などの遊技機において、合鍵等を用いて前面枠を開き、遊技機が不正に改造されるのを防止するための、遊技機の不正開放防止装置に関するものである。
パチンコ機等の遊技機においては、大当たりの発生回数などの遊技の内容が記憶された遊技基板が内蔵されているが、遊技基板を交換したりして大当たりの発生回数を増大させるなどの不正行為を働く事犯が頻発している。
上記した不正行為を防止するための遊技機の不正開放防止装置として、出願人の出願に係る特許文献1に開示されたものがある。このものは、チェーンやワイヤなどの索条が捲回されたリール巻取装置を台枠に設けたうえに、索条の先端を前面枠の裏側に掛止したものである。リール巻取装置は、リールが索条を捲き取る方向には回転するが、ロック機構により索条を引き出す方向には回転できないように構成されている。したがって、リール巻取装置により索条を捲き取ることによって、前面枠を後方に引っ張り遊技機を閉鎖状態に維持して不正行為を防止することができる。
しかしながら、このような外部から内部に索条を挿入する構造のものにおいては、遊技機の完成後に索条取付など錠止のための改造作業を行う必要があった。また、このような改造を行った遊技機においては、改めて検査機関に認証変更届けを提出して許認可を受ける必要があった。また、このように前面枠を開放不能にした場合においても、鍵穴から針金等の可撓性のある細物を差し込んで不正を働く者がいる。
特許第3039772号公報
本発明は、上記した従来の問題点に鑑み、遊技機の改造を何ら行う必要がなく、また、鍵穴への針金等の差し込みを不可能とした遊技機の不正開放防止装置を提供するためになされたものである。
本発明の遊技機の不正開放防止装置は、前面枠の一端が前方に開閉可能に枢着された遊技機の不正開放防止装置において、
索条が捲回されたリール巻取装置を遊技機の裏面側に配設し、前面枠が開放される側の遊技機の側部には、先端に前面枠当接部を有する錠止部材を前後方向にスライド可能に配設したうえに、
この錠止部材の後端をリール巻取装置の索条に接続して、リール巻取装置の索条の巻き取りによって錠止部材を後方にスライドさせて、前面枠当接部が前面枠を開放不能に錠止するようにするとともに、
前記前面枠当接部の内側に突起を設けて、この突起を鍵穴に差し込んで鍵穴を封鎖したことを特徴とするものである。
上記した発明において、錠止部材の先端に、左右にスライド可能に前面枠当接部を設け、この前面枠当接部に、折り畳み可能に突起を設けることができる。
請求項1に係る発明は、鍵穴に突起を差し込んだうえにリール巻取装置によって索条を捲き取って錠止部材を後方に引っ張るので、前面枠当接部により前面枠を押さえつけて不正開放を防止するとともに、突起で鍵穴を塞いで不正行為を防止することができる。
請求項2に係る発明は、前面枠当接部をスライドさせて鍵穴との位置調整を行うことができる。また、突起を折り畳み可能なものとしたので、突起が作業の邪魔になることがない。
以下に、本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の遊技機の不正防止装置の概略構成を説明する図であって、1は電動ロック機構を備えたリール巻取装置、2は錠止部材である。リール巻取装置1は、遊技機島の島枠3にネジ固定されている。このリール巻取装置1から、チェーン、ワイヤ、ワイヤロープなどの索条4が引き出されている。
図2には、遊技機の側面図を示す。この遊技機においては、遊技機本体7の前面に前面枠5が前方に開閉可能に枢着されている。前面枠5が開放される側の台間柱(遊技機間の柱)31を貫通して、錠止部材2が前後方向にスライド可能に配設されている。錠止部材2の後端はリール巻取装置1の索条4に接続されている。索条4は錠止部材2の後端では、板状の主部21と同じ方向に伸びて張設されているが、滑車32により方向転換されてリール巻取装置1に巻き取られる(図1)。
錠止部材2は、台間柱31に水平に挿通される板状の主部21と、先端を遊技機の前面側に突出して形成した前面枠当接部23と、鍵穴に差し込まれる突起24とを有する。
錠止部材2として、図3に示すようなものを用いることができる。図示のものは、板状の主部21を有し、先端が内向きに直角方向に折り曲げられてL字状に形成されている。L字状の先端部22には、遊技機の横方向にスライド可能にして前面枠当接部23が挿着されている。そして、この前面枠当接部23の内側には、遊技機に向けて突出させた突起24が設けられている。前面枠当接部23をスライドさせることによって、鍵穴との横方向の位置調整が可能である。突起24の太さ、長さは鍵穴の形状に対応したものとすることができる。
図3の錠止部材2は、窓26を通ってネジ27により固定される突片28を有している。突片28は、遊技機の前後方向にスライド可能である。ネジ27を緩めて錠止部材2の高さを鍵穴に対応する位置に調整し、前面枠当接部23の横方向位置を調整して突起24を鍵穴に差し込む。その後突片28をスライドさせて台間柱31の後ろ側側面に当接させたうえ、リール巻取装置1により錠止部材2を後方に引っ張り、ネジ27を締め付けることによって、前面枠当接部23が前面枠5に当接され、かつ突起24が鍵穴に差し込まれているので、錠止部材2と突起24とにより二重に前面枠5の不正開放を防止することができる。
また、錠止部材2として、図4に示すものを用いることができる。図4に示す錠止部材2は、台間柱31に設けた錠止部材2の挿通孔33を上下方向に長いものとしてあるので、鍵穴の高さに対応して前面枠当接部22の上下方向の位置を調整することができる。なお、前面枠当接部22を金属製としたような場合には、前面枠5に疵がついたりするので、これを防止するためスポンジ、ゴム板などのクッション体25を前面枠当接部23に配置するのが望ましい。
図5、6に、リール巻取装置1の内部構造を示す。リール巻取装置1は、支軸11に装飾された巻取リール12と、爪車13とを有する。巻取リール12には、索条4の一端が止着されて捲回されている。巻取リール12は、ゼンマイバネ15により索条4を捲き取る方向に付勢されている。
6は電動ロック機構であり、爪部材61とソレノイド62とからなる。爪部材61は、支軸63を中心に上下方向に回動するが、ソレノイド62が通電状態では、プランジャ64が後退しており、爪部材61の後端が自重により降下し先端が上昇している。これによって爪車13の外周の凹部14には、爪部材61の先端が、図5に示すように、斜めに入り込んでいて、図において右回りの回転を規制する。この状態では巻取リール12は、索条4を捲き取る左回りには回転できるが、爪部材61のロック作用により索条4を引き出す右回りには回転することができない。
また、図6に示す突起24は、図示のように折り畳み可能なものとしたので、組み付け作業時に引っかかりなど邪魔になることはない。なお、錠止部材2は角棒などであってもよく、特に材質、形状は問わないが、容易に変形、破壊されない材質であることが好ましい。
以上のように構成された不正開放防止装置においては、営業時間中に前面枠71を開放する必要が生じた場合には、ソレノイド62の通電を停止してプランジャ64を突出させると爪部材61の先端が凹部14から外れるので、索条4を引き出すことができて、前面枠71を開放することができる。
一方、ソレノイド62を作動させプランジャ64を後退させることにより爪部材61の先端が凹部14に食い込み巻取リール12の逆回転を阻止するので、前面枠当接部22に当接された状態の錠止部材2を引き出すことはできない。したがって、営業時間外に不審者が前面枠5を開放して不正を働こうとしても不正を働くことはできない。
本発明の不正開放防止装置は、前面枠当接部に設けた突起を鍵穴に差し込んだうえで前面枠を開放不能にロックするので、前面枠を開放したり、鍵穴から針金などを差し込んだりして不正を働くことができない、という利点がある。
本発明の遊技機の不正開放防止装置の説明図である。 錠止部材を台間柱に挿通した状態を示す説明図である。 錠止部材の斜視図である。 別の錠止部材の斜視図である。 リール巻取機の内部構造を示す正面図である。 リール巻取機の内部構造を示す平面図である。 遊技機の正面図(a)、平面図(b)、側面図(c)である。
符号の説明
1 リール巻取装置、2 錠止部材、4 索条、23 前面枠当接部、24 突起、51 鍵穴

Claims (2)

  1. 前面枠の一端が前方に開閉可能に枢着された遊技機の不正開放防止装置において、
    索条が捲回されたリール巻取装置を遊技機の裏面側に配設し、前面枠が開放される側の遊技機の側部には、先端に前面枠当接部を有する錠止部材を前後方向にスライド可能に配設したうえに、
    この錠止部材の後端をリール巻取装置の索条に接続して、リール巻取装置の索条の巻き取りによって錠止部材を後方にスライドさせて、前面枠当接部が前面枠を開放不能に錠止するようにするとともに、
    前記前面枠当接部の内側に突起を設けて、この突起を鍵穴に差し込んで鍵穴を封鎖したことを特徴とする遊技機の不正開放防止装置。
  2. 錠止部材の先端に、左右にスライド可能に前面枠当接部を設け、この前面枠当接部に、折り畳み可能に突起を設けた請求項1に記載の遊技機の不正開放防止装置。

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