JP2010110100A - ロータシャフト - Google Patents
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Abstract
【解決手段】回転電機のロータに用いるロータシャフト3は、筒形状を有するインナシャフト4と、インナシャフト4の外周に配設されるアウタシャフト5とに分割して構成されている。アウタシャフト5は、インナシャフト4を挿嵌固定させる挿嵌穴50を有する内筒部51と、内筒部51の外周側に配設され、磁気回路を形成するための磁性体54を取り付ける磁性体取付外筒部53とを有する。アウタシャフト5の内筒部51は、ロータシャフト3に回転荷重が入力される側の軸方向端部のみが、インナシャフト4に対してTIG溶接によって接合されている。
【選択図】図2
Description
このように、インナシャフト94とアウタシャフト95とは、大きな回転トルクに耐え得るだけの締結強度を十分に有しているとは言えなかった。
該ロータシャフトは、筒形状を有するインナシャフトと、該インナシャフトの外周に配設されるアウタシャフトとに分割して構成されており、
該アウタシャフトは、上記インナシャフトを挿嵌固定させる挿嵌穴を有する内筒部と、該内筒部の外周側に配設され、磁気回路を形成するための磁性体を取り付ける磁性体取付外筒部とを有し、
上記アウタシャフトの上記内筒部は、上記ロータシャフトに回転荷重が入力される側の軸方向端部のみが、上記インナシャフトに対してTIG溶接又はEBWによって接合されていることを特徴とするロータシャフトにある(請求項1)。
また、上記ロータシャフトには、例えば、加速の際に内燃機関(エンジン)からの入力が上記ロータシャフトを伝わり、該ロータシャフトを回転させようとして該ロータシャフトに接合されている電磁鋼板の慣性質量が働くことによって回転荷重が入力される。よって、上記ロータシャフトに回転荷重が入力される側とは、上述したような回転荷重が入力される側のことをいう。
また、EBW(Electron Beam Welding:電子ビーム溶接)を用いた場合には、均一な処理を行うことができることや溶接時における他部位への熱の影響による歪みが少ないこと等の利点がある。
この場合には、上記インナシャフトと上記アウタシャフトとの締結強度を効果的に向上させるという効果を十分に得ることができる。
この場合には、上記インナシャフトと上記アウタシャフトとを容易に締結することができる。そして、上述したTIG溶接又はEBWによる接合効果と相俟って、両者の締結強度をより一層向上させることができる。
なお、上記インナシャフトと上記アウタシャフトとは、上述の焼き嵌め以外の手法を用いて締結することもできる。
本例のロータシャフト3は、図1〜図3に示すごとく、回転電機1のロータ2に用いるものであり、筒形状を有するインナシャフト4と、インナシャフト4の外周に配設されるアウタシャフト5とに分割して構成されている。アウタシャフト5は、インナシャフト4を挿嵌固定させる挿嵌穴50を有する内筒部51と、内筒部51の外周側に配設され、磁気回路を形成するための磁性体54を取り付ける磁性体取付外筒部53とを有する。
そして、アウタシャフト5の内筒部51は、ロータシャフト3に回転荷重が入力される側の軸方向端部のみが、インナシャフト4に対してTIG溶接によって接合されている。
以下、これを詳説する。
また、回転電機1においては、ステータ6に配設した界磁巻線61と、ロータ2に配設した磁性体54とによって、ロータ2を回転させる磁気回路又は発電を行う磁気回路が形成される。
本例では、図3に示すごとく、内筒部51の入力側端部511の先端が、インナシャフト4の外周面402に対して、周方向に等間隔で複数箇所(3点)の溶接部wにおいて、TIG溶接によって接合されている。
なお、内筒部51の入力側端部511は、TIG溶接に代えてEBWによって接合することもできる。また、インナシャフト4の外周面402の全周において溶接してもよい。
本例のロータシャフト3において、アウタシャフト5の内筒部51は、ロータシャフト3に回転荷重が入力される側の軸方向端部である入力側端部511のみが、インナシャフト4に対してTIG溶接によって接合されている。これにより、インナシャフト4とアウタシャフト5との締結強度を効果的に向上させることができ、優れた耐回転トルク性を得ることができる。
なお、TIG溶接に代えて、EBWを用いた場合には、均一な処理を行うことができることや溶接時における他部位への熱の影響による歪みが少ないこと等の効果を得ることができる。
4 インナシャフト
5 アウタシャフト
50 挿嵌穴
51 内筒部
53 磁性体取付外筒部
54 磁性体
Claims (3)
- 回転電機のロータに用いるロータシャフトにおいて、
該ロータシャフトは、筒形状を有するインナシャフトと、該インナシャフトの外周に配設されるアウタシャフトとに分割して構成されており、
該アウタシャフトは、上記インナシャフトを挿嵌固定させる挿嵌穴を有する内筒部と、該内筒部の外周側に配設され、磁気回路を形成するための磁性体を取り付ける磁性体取付外筒部とを有し、
上記アウタシャフトの上記内筒部は、上記ロータシャフトに回転荷重が入力される側の軸方向端部のみが、上記インナシャフトに対してTIG溶接又はEBWによって接合されていることを特徴とするロータシャフト。 - 請求項1において、上記アウタシャフトの上記内筒部は、上記軸方向端部が上記インナシャフトの全周において又は周方向に等間隔で複数箇所において、TIG溶接又はEBWによって接合されていることを特徴とするロータシャフト。
- 請求項1又は2において、上記インナシャフトは、上記アウタシャフトにおける上記内筒部の上記挿嵌穴内に焼き嵌めされていることを特徴とするロータシャフト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2008279156A JP2010110100A (ja) | 2008-10-30 | 2008-10-30 | ロータシャフト |
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JP2008279156A JP2010110100A (ja) | 2008-10-30 | 2008-10-30 | ロータシャフト |
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JP2010110100A true JP2010110100A (ja) | 2010-05-13 |
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Family Applications (1)
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JP2008279156A Pending JP2010110100A (ja) | 2008-10-30 | 2008-10-30 | ロータシャフト |
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JP (1) | JP2010110100A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104218708A (zh) * | 2014-10-11 | 2014-12-17 | 南车株洲电力机车研究所有限公司 | 一种能够快速更换转轴的永磁电机转子结构 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6422489A (en) * | 1987-07-17 | 1989-01-25 | Toyota Motor Corp | Method for welding hollow cylindrical members |
JP2007166862A (ja) * | 2005-12-16 | 2007-06-28 | Otics Corp | ロータシャフト |
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2008
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Patent Citations (2)
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JPS6422489A (en) * | 1987-07-17 | 1989-01-25 | Toyota Motor Corp | Method for welding hollow cylindrical members |
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