JP2010109620A - 通信端末 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来の同期再生方法においては、携帯電話などの通信端末特有の問題に関して、コンテンツ配信中の通話処理への対応が考慮されていないという問題があった。
【解決手段】本発明のコンテンツ配信側の通信端末(100)は、移動体通信網に接続されている基地局と移動体無線通信により通信を行う第1通信部(1)と、他端末と近距離無線通信により通信を行う第2通信部(2)と、再生視聴可能なデータを再生し、自端末で再生中の前記データを前記第2通信部により前記他端末に配信するように制御している際に、前記第1通信部への着呼に応じた通話を行う場合、自端末における前記データの再生を停止すると共に、該データ再生の停止に依存することなく、前記第2通信部により前記他端末への前記データの配信を継続するように制御する制御部(50)と、を備えることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

この発明は、近距離無線通信機能を備える通信端末に関する。
音楽や映像といったマルチメディアコンテンツの再生機能を備える携帯型の通信端末(例えば、携帯電話、PDAなど)が増えている。通常、このような通信端末は、図9のようにユーザが個人的にコンテンツを視聴するものであるため、二人のユーザが同じコンテンツ(例えば、音楽、映像など)を楽しむためには、例えば、図10のように、1つの通信端末につながるイヤホンを片耳ずつ二人で共有する必要がある。図10の場合、通信端末の小型画面を二人のユーザが共有することは難しく、さらに、各ユーザが音響(音楽/音声)のステレオ効果を享受することができない。
近年、通信端末の機能向上に伴い、通信端末は、自身が保持していないコンテンツであっても、IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)802.11関連規格やブルートゥース(登録商標)等の近距離無線通信機能を用いて、他の携帯端末からコンテンツを受信して再生することもできる(図11)。このように、ある通信端末が保持するコンテンツを、近距離無線通信機能によって他の通信端末に配信することにより、複数のユーザが、各自の通信端末で同じコンテンツを楽しむことが可能になる。
複数の通信端末間で上記のようなコンテンツの共有(コンテンツシェアリング)を行う場合、各通信端末におけるコンテンツの再生タイミングが同期していることが望ましい。かかる同期再生によって、例えば、各ユーザは同じタイミングで同じ音楽や映像を楽しむことができるため、ユーザ同士の一体感及び映像から受ける臨場感の向上が期待されるためである。各通信端末においてコンテンツを同期再生するためには、共有コンテンツの再生順序や、再生タイミングを各通信端末間で調整する必要がある。
このような共有コンテンツの同期再生技術として、例えば、PDAなどのコントローラ端末と、携帯電話やデジタルカメラなどの複数のプレーヤー端末との間で、各端末(コントローラ/プレーヤー)が個々に有するコンテンツデータを共有し、コントローラ端末が生成した再生データ順リストに従い当該コンテンツデータをコントローラ端末及び複数のプレーヤー端末で同時再生させるようにした、同期再生方法が提案されている(例えば、特許文献1)。
特開2007−13704号公報
ところが、上述の同期再生方法においては、携帯電話などの通信端末特有の問題に関して、コンテンツ配信中に配信側/受信側の通信端末に着信があった場合や、配信側/受信側で通話が終了した場合など、通話処理への対応が考慮されていないという問題があった。
特に、再生中のデータ(コンテンツ)をストリーミング転送することにより端末間で同期を取ってデータ再生を行うシェアリングにおいて、ストリーミング転送している配信側端末に着信があった場合、転送側端末が着信のためにシェアリングを行っていたデータの再生を停止するとストリーミング転送が停止し、受信側端末はシェアリングを行っていたデータを引き続き再生することができなかった。
上述した諸課題を解決すべく、本発明のコンテンツ配信側の通信端末は、
移動体通信網に接続されている基地局と移動体無線通信により通信を行う第1通信部と、
他端末と近距離無線通信により通信を行う第2通信部と、
再生視聴可能なデータを再生し、自端末で再生中の前記データを前記第2通信部により前記他端末に配信するように制御している際に、前記第1通信部への着呼に応じた通話を行う場合、自端末における前記データの再生を停止すると共に、該データ再生の停止に依存することなく、前記第2通信部により前記他端末への前記データの配信を継続するように制御する制御部と、
を備えることを特徴とする。
また、前記制御部は、前記データの配信先の前記他端末から該他端末が通話状態であることを示す通話状態信号を前記第2通信部により受信した場合、前記他端末への前記データの配信を停止するように制御することが望ましい。
また、前記制御部は、前記通話状態信号により、前記他端末における前記データの再生時間を示す他端末再生時間を取得し、前記他端末から該他端末の通話終了を示す通話終了信号を前記第2通信部により受信した場合、前記他端末に対し、前記他端末再生時間に基づき前記データの配信を再開するように制御することが望ましい。
また、前記制御部は、前記第1通信部への着呼に応じた前記通話により自端末における前記データの再生を停止する場合、自端末における前記データの再生時間を示す自端末再生時間を記憶し、前記通話終了時に、前記自端末再生時間に基づき前記データの再生を再開すると共に、前記自端末再生時間に基づき前記データを前記第2通信部により前記他端末に配信するように制御することが望ましい。
さらに、上述した諸課題を解決すべく、本発明のコンテンツ受信側の通信端末は、
移動体通信網に接続されている基地局と移動体無線通信により通信を行う第1通信部と、
他端末と近距離無線通信により通信を行う第2通信部と、
前記第2通信部により受信した前記他端末から配信される再生視聴可能なデータの再生を行っている際に、前記第1通信部への着呼に応じた通話を行う場合、前記第2通信部により、前記他端末に対し、前記データの配信を停止させる通話状態信号を送信するように制御する制御部と、
を備えることを特徴とする。
また、前記制御部は、前記通話状態信号に、自端末における前記データの再生時間の情報を含めることが望ましい。
本発明によれば、再生中のデータ(コンテンツ)を配信(ストリーミング転送)する配信側通信端末に着信があったとしても、配信側通信端末はストリーミング転送を続けることができ、受信側通信端末はシェアリングを行っていたデータの再生を続けることができる。
以下に、諸図面を参照しながら、本発明の一実施形態による通信端末を詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の一実施形態にかかる通信端末100の機能ブロック図である。通信端末100は第三者と携帯電話網(移動体通信網)を利用して通話するための送受信部1(第1通信部)と、ブルートゥース(登録商標)等のように近距離に位置する他の通信端末200とデータを送受信するための近距離送受信部2(第2通信部)と、通信端末100のモード変更や電話番号、文字入力に使用するキー入力部3(例えば数字キー/上下キー等)と、アドレス帳のデータ、自端末のプロフィール、音楽や動画像コンテンツデータなどを格納する記憶部4と、音声を入力するマイク5と、通信端末100の状態・状況などあらゆる文字、絵、画像情報をユーザに知らせる表示部6(例えば液晶ディスプレイ等)と、携帯電話網を介して送受信部1より得られた音声データ、記憶部4に格納されている音楽や音声データ、および近距離送受信部2から得られた音楽や音声をユーザに報知するためのスピーカ7と、記憶部4や近距離送受信部2からの音楽データを再生する音楽再生部8と、携帯電話網を介して送受信部1より得られた音声データ、記憶部4に格納されている音楽や音声データや近距離送受信部2から得られた音楽や音声をユーザにイヤホンを介して報知するためのイヤホン部9と、記憶部4や近距離送受信部2からの動画像データを再生する動画像再生部10と、これらの制御を統括する制御部50から構成されている。送受信部1は、例えば、CDMA EV―DO等の携帯電話網の無線信号の送受信(移動体無線通信)に対応した、任意の好適なインターフェース機器から構成され、近距離送受信部2は、IEEE802.11g及びブルートゥース(登録商標)等の近距離無線信号の送受信(近距離無線通信)に対応した、任意の好適なインターフェース機器から構成される。また、音楽再生部8、動画再生部10及び制御部50は、例えば、CPU(中央処理装置)等の任意の好適なプロセッサで構成されるものであり、音楽再生部8、動画再生部10及び制御部50の各機能は、当該プロセッサ上で実行されるソフトウェアや、又は各機能の処理に特化した専用のプロセッサ(例えばDSP(デジタルシグナルプロセッサ))によって構成することができる。なお、本発明に係る通信端末100は、音楽再生部8、動画再生部10及び制御部50を、それぞれ独立したプロセッサによって構成してもよく、また、音楽再生部8および動画再生部10を、制御部50が実行する1つの機能としてソフトウェア的に構成することも可能である。また、記憶部4は、例えば、揮発性メモリ(SRAM等)、不揮発性メモリ(EEPROM等)、又は他の好適な記憶媒体から構成される。
なお、近距離送受信部2は、好ましくは不特定多数の端末に配信しないような登録端末にのみ配信可能な方法が良い。また、端末を登録(認証)すること自体が煩わしいので、近距離送受信部2による通信の可否を、アドレス帳に登録されている端末固有の番号、例えば電話番号やメールアドレス等と関連付けると使い勝手が向上する。
図2は、ユーザA(配信側)の通信端末100からユーザB(受信側)の通信端末200に音楽(コンテンツ)が配信(例えばストリーミング転送)されており、ユーザAおよびユーザBがそれぞれの通信端末100(以下、「配信側通信端末100」という。)および通信端末200(以下、「受信側通信端末200」という。)でコンテンツ(例えば音楽)を同時に楽しんでいる状況において、配信側のユーザAに対して、発信者Cから電話の着信があった場合の処理シーケンスを示す図である。なお、ユーザAの配信側通信端末100の構成は上記の通りであり、ユーザBの受信側通信端末200は、配信側通信端末100に相当する構成を有するものである。即ち、受信側通信端末200は、配信側通信端末100の送受信部1、近距離送受信部2、キー入力部3、記憶部4、マイク5、表示部6、スピーカ7、音楽再生部8、イヤホン部9、動画再生部10および制御部50とに相当する、送受信部201、近距離送受信部202、キー入力部203、記憶部204、マイク205、表示部206、スピーカ207、音楽再生部208、イヤホン部209、動画再生部210および制御部250を備えている。
ユーザAは、例えば表示部6に表示された音楽リスト等を参照しながら、キー入力部3を通じて、記憶部4に予め格納しておいた音楽データの再生操作を行う。制御部50は、キー入力部3を通じてユーザの指示を取得すると、音楽再生部8に信号を送り、ユーザが指定する音楽データの再生処理を行わせる。音楽再生部8は、記憶部4からユーザが指定する音楽データを取得して再生処理を行い、当該再生処理結果(音楽の内容)を、スピーカ7又はイヤホン部9を通じてユーザAに報知する。通常、イヤホンがイヤホン部9に挿入されている場合には、音楽の報知はイヤホン部9を通じて行われ、イヤホンがイヤホン部9に挿入されていない場合には、音楽の報知はスピーカ7を通じて行われる。
ユーザBがユーザAに近づき、ユーザAに対して口頭で音楽データのシェアリング許可を求めると、ユーザAは、自身の配信側通信端末100が、自端末で再生中の音楽を受信側通信端末200に対して配信するように、キー入力部3を通じてコンテンツシェアリングのための操作を行う。かかるキー入力部3の入力指示に従い、制御部50は、近距離送受信部2を起動させて、配信側通信端末100を、受信側通信端末200からの信号を待ち受ける状態にする制御を行う。
受信側のユーザBは、自身の受信側通信端末200のキー入力部203を操作し、制御部250によって近距離送受信部202を起動させる。近距離送受信部202は、周囲に同じ近距離送受信方式に対応した通信端末が存在するかスキャンし、制御部250は、検出された通信端末の一覧を表示部206に表示させる。ユーザBが、キー入力部203により表示部206上の一覧から配信側通信端末100を選択すると、制御部250は、近距離送受信部202を通じて、記憶部204に記憶された自端末に関するプロファイルデータ(例えば、自端末の電話番号、メールアドレス、端末所持者の氏名など)の一部をパスキー(例えばPINコード)として配信側通信端末100に送信する。なお、近距離送受信部202によって検出された通信端末が1台しか存在しないときは、制御部250は、ユーザBによる配信側通信端末100の選択を待つことなく、配信側通信端末100にパスキーを送信することもできる。
配信側通信端末100において、制御部50は、近距離送受信部2を通じて受信側通信端末200からのパスキーを取得し、当該パスキーから、ユーザBが、記憶部4に記憶されている所定のデータ(例えばアドレス帳など、ユーザAが事前に保持しているユーザBの情報)に登録済みのユーザであるかを判定する。判定の結果、例えばアドレス帳に登録済みのユーザであることが確認できると、制御部50は、ユーザAが視聴している音楽データをユーザBも視聴できるようにするため、近距離送受信部2を通じて、受信側通信端末200への当該音楽データの配信を開始する。
なお、配信側通信端末100が受信側通信端末200に音楽データの配信を行っている間に、受信側通信端末200から配信側通信端末100に対して定期的に信号を送信することで、配信側通信端末100は、受信側通信端末200に正しく配信がおこなわれていることを確認することが出来る。配信側通信端末100が受信側通信端末200からの信号を一定時間以上受信できない場合には、制御部50は音楽データの配信を中止すると共に、近距離送受信部2の動作を停止させ、無駄な電力消費を防ぐことが出来る。
配信側通信端末100が受信側通信端末200に音楽データの配信を行っている間に、発信者CがユーザAに対して携帯電話網を利用して発呼してくると、配信側通信端末100は、当該電話呼の着信処理を行う。まず、送受信部1が発信者Cからの呼び出しの信号を受信すると、制御部50は、記憶部4に記憶された着信音(着信音楽)をスピーカ7、イヤホン9又は図示していない報知装置(振動装置や照明装置など)により報知すると共に、必要に応じて、呼び出し信号から発信者Cの情報を抽出し、表示部6に発信者Cの電話番号を表示させたり、記憶部4に記憶されたアドレス帳に発信者Cが登録されている場合には、発信者Cの名前などを表示部6に表示させる。ユーザAは、スピーカ7又はイヤホン9等により着信の報知が行われると、キー入力部3を操作して、発信者Cとの通話を開始する。このとき、制御部50は、送受信部1を通じて着呼信号を発信者Cの通信端末(図示せず)に送ると共に、音楽再生部8の機能を停止させ、スピーカ7又はイヤホン9からの音楽報知を停止する。一方、制御部50は、受信側通信端末200に対しては、近距離送受信部2を通じた音楽配信を継続する。そのため、ユーザBはユーザAに着呼があったことを感じる事はない。このとき、制御部50は、音声データのどのタイミング(再生時間)まで音楽データを再生したかという情報(以降、「配信側再生時間」という。)を記憶部4に記憶しておくと、通話終了後、音楽データ再生を再開した際に、再生中止前との連続性を考慮して音楽データの再生を行うことが可能になる。なお、設定によっては、制御部50は、受信側通信端末200に対して、ユーザAが着呼した旨を示す信号を通知することも可能である。着信処理が完了すると、ユーザAは、マイク5およびスピーカ7又はイヤホン9を使用し、発信者Cと通話することができる。なお、当然ながら、この会話はユーザBへ、近距離通信によって漏洩する事はない。
ユーザAと発信者Cとの通話が終了すると、制御部50は、キー入力部3からユーザAの終話操作を取得し、音楽再生部8を起動して、ユーザBへ継続配信している音楽データの再生処理を再開させる。なお、ユーザAが発信者C通話している間に、ユーザBに継続配信している音楽データの再生が終了した場合には、制御部50は、設定に応じて、受信側通信端末200に対し、引き続き同じ音楽データを連続配信したり、記憶部4に記憶されている他の音楽データの中からランダムに選択した音楽データを配信したりすることができる。
図3は、ユーザAが発信者Cと通話しており、且つ、配信側通信端末100が受信側通信端末200に音楽データを配信している状況で、受信側のユーザBに対して、発信者Dから電話の着信があった場合の処理シーケンスを示す図である。
発信者DがユーザBに対して携帯電話網を利用して発呼してくると、受信側通信端末200は、電話呼の着信処理を行う。まず、送受信部201が発信者Dからの呼び出しの信号を受信すると、制御部250は、記憶部204に記憶された着信音(着信音楽)をスピーカ207、イヤホン209又は図示していない報知装置(振動装置や照明装置など)により報知すると共に、必要に応じて、呼び出し信号から発信者Dの情報を抽出し、表示部206に発信者Dの電話番号を表示させたり、記憶部204に記憶されたアドレス帳に発信者Dが登録されている場合には、発信者Dの名前などを表示部206に表示させる。ユーザCは、スピーカ207又はイヤホン209等により着信の報知が行われると、キー入力部203を操作して、発信者Dとの通話を開始する。このとき、制御部250は、送受信部201を通じて着呼信号を発信者Dの通信端末(図示せず)に送ると共に、音楽再生部208の機能を停止させ、スピーカ207又はイヤホン209からの音楽報知を停止する。一方、制御部250は、配信側通信端末100に対しては、配信側通信端末100による音楽配信を一時停止させるため、自端末(受信側通信端末200)が通話状態であることを示す通話状態信号を送信する。制御部250は、当該通話状態信号に、音声データのどのタイミング(再生時間)まで音楽データを再生したかという情報(以降、「受信側再生時間」という。)を含めて送信してもよい。また、制御部250は、当該受信側再生時間を記憶部204に記憶しておくこともできる。配信側通信端末100では、近距離送受信部2が受信側通信端末200から通話状態信号を受信すると、制御部50は、受信側通信端末200への音楽配信を停止する。当該通話状態信号に受信側再生時間が含まれている場合には、配信側通信端末100は、当該通話状態信号に含まれる受信側再生時間を取得して記憶部4に記憶し、受信側再生時間が含まれていない場合でも、通話状態信号を受信したタイミングを基に受信側再生時間を取得して、記憶部4に記憶することが出来る。なお、受信側通信端末200において着信処理が完了すると、ユーザBは、マイク205およびスピーカ207又はイヤホン209を使用し、発信者Dと通話することができる。当然ながら、この会話はユーザBへ、近距離通信によって漏洩する事はない。
ユーザBと発信者Dとの通話が終了すると、制御部250は、キー入力部203からユーザBの終話操作を取得し、配信側通信端末100に対して、音楽配信の再開を促すため、自端末(受信側通信端末200)が通話終了したことを示す通話終了信号を送信する。配信側通信端末100では、近距離送受信部2がユーザBから通話終了信号を受信すると、制御部50は、受信側再生時間又は配信側再生時間に基づき、受信側通信端末200への音楽配信を再開する。受信側通信端末200の制御部250は、音楽再生部208を起動して、ユーザAから配信が再開された音楽データの再生処理を再開させる。当該再生処理結果(音楽の内容)は、スピーカ207又はイヤホン部209を通じてユーザBに報知される。
これ以降、ユーザA(配信側)がユーザB(受信側)にコンテンツを配信している状況において、ユーザA及びユーザBそれぞれに着信があった場合の、コンテンツの再生態様を5つのケースに分けて説明する。ケース1乃至3は、ユーザBに対するコンテンツの連続性を優先した受信側優先の再生態様である。一般に、配信側のユーザAは、受信側のユーザBに比べコンテンツを視聴できる機会が多いと考えられるため、受信側優先の再生態様が好ましい。一方、ケース4および5はユーザAに対するコンテンツの連続性を優先した配信側優先の再生態様である。なお、配信側通信端末100及び受信側通信端末200における各動作の詳細は上記の通りであり、以降の説明では、各動作を簡略に記載するものとする。
図4は、ユーザAが通話中にユーザBにも着信があり、ユーザBが先に終話した場合の処理を示す図である。
(ケース1)
配信側通信端末100が受信側通信端末200に音楽データを配信中、音楽データの再生が4分まで進んだ時点(配信側再生時間:4分)で、ユーザAに対して第三者から着信があった。配信側通信端末100は音楽再生を停止して通話処理を行うと共に、配信側通信端末100は受信側通信端末200への音楽データ配信を継続する。ユーザBに対する音楽データの再生が5分まで進んだ時点(受信側再生時間:5分)で、ユーザBに対して第三者から着信があると、受信側通信端末200は、配信側通信端末100に対して通話状態信号を送信する。配信側通信端末100は、受信側通信端末200からの通話状態信号を取得して音楽データの配信を停止すると共に、ユーザBの受信側再生時間(5分)を記憶部4に記憶させる。この場合、近距離送受信部2及び202は、配信側通信端末100と受信側通信端末200との間の近距離無線通信のリンクを継続又は解除することができ、リンクを継続する場合には、消費電力量は増加するが再接続時の処理遅延が少なく、一方、リンクを一度解除する場合には、消費電力の削減に貢献するが、再接続に時間がかかることになる。ユーザAとユーザBが共に通話をしている状態から、ユーザBの通話がユーザAより先に終了すると、受信側通信端末200は、配信側通信端末100に対して通話終了信号を送信する。配信側通信端末100は、受信側通信端末200からの通話終了信号を取得すると、記憶部4に記憶されたユーザBの受信側再生時間(5分)が示す位置から、受信側通信端末200への音楽データの配信を再開する。これにより、ユーザBは、自身の通話終了後に、通話終了前の状態から継続して音楽再生を楽しむことができる。ユーザBに対する音楽データの再生が6分まで進んだ時点で、ユーザAの通話が終了すると、配信側通信端末100の音楽再生部8は、ユーザBに対する再生時間に合わせ、6分目以降の音楽データの再生を再開する。これにより、ユーザAはユーザBと共に、6分目以降の音楽データを楽しむことが出来る。この場合、ユーザAの配信側再生時間が4分であり、通話終了後の音楽再生時間が6分であるため、ユーザAにおいては、音楽再生の連続性が途切れることになるが、ユーザBについては、音楽再生の連続性が維持される。この場合、例えば、配信側通信端末100において、音楽再生部8は、6分目以降の音楽データから通常の再生を行うほかに、4分目以降の音楽データの再生速度を速めながら再生させ、ユーザBに対する再生位置に追いつくように再生させることができる。再生速度の早め方は、一定時間後に通常再生できるように速度を可変させる方法と再生速度を倍速等に固定しユーザBとの同時再生までの時間を可変させる方法が考えられる。また、曲と曲の間にある無音部(ブランキング区間)を検出し、無音部が2ヶ所あれば1曲抜くことで同時再生までの再生速度コントロールの時間を短縮させることも出来る。
図5および図6は、ユーザAが通話中にユーザBにも着信があり、ユーザAが先に終話した場合の処理を示す図である。
(ケース2)
配信側通信端末100が受信側通信端末200に音楽データを配信中、音楽データの再生が3分まで進んだ時点(配信側再生時間:3分)で、ユーザAに対して第三者から着信があった。配信側通信端末は音楽生成を停止して通話処理を行うと共に、配信側通信端末100は受信側通信端末200への音楽データ配信を継続する。ユーザBに対する音楽データの再生が5分まで進んだ時点(受信側再生時間:5分)で、ユーザBに対して第三者から着信があると、受信側通信端末200は、配信側通信端末100に対して通話状態信号を送信する。配信側通信端末100は、受信側通信端末200からの通話状態信号を取得して音楽データの配信を停止すると共に、ユーザBの受信側再生時間(5分)を記憶部4に記憶させる。ユーザAとユーザBが共に通話をしている状態から、ユーザAの通話がユーザBより先に終了すると、配信側通信端末100は、自端末の配信側再生時間(3分)から音楽の再生を再生する。その後、ユーザAに対する音楽データの再生が4分まで進んだ時点で、ユーザBの通話が終了すると、受信側通信端末200は、配信側通信端末100に対して通話終了信号を送信する。配信側通信端末100は、受信側通信端末200からの通話終了信号を取得すると、記憶部4に記憶されたユーザBの受信側再生時間(5分)が示す位置から、受信側通信端末200への音楽データの配信を再開する。これにより、ユーザBは、自身の通話終了後に、通話終了前の状態から継続して音楽再生を楽しむことができる。このとき、配信側通信端末100は、自端末における再生時間を、ユーザBの受信側再生時間(5分)に合わせる。これにより、ユーザAはユーザBと共に、5分目以降の音楽データを楽しむことが出来る。この場合、ユーザBが通話を終了した時点のユーザAの音楽再生時間は4分であり、ユーザBの通話終了後に音楽再生時間が5分の位置に移動するため、ユーザAにおいては、音楽再生の連続性が途切れることになるが、ユーザBについては、音楽再生の連続性が維持される。このとき、配信側通信端末100において、音楽再生部8は、4分目から5分目にジャンプして同時再生させるか、再生速度を高速にコントロールさせることで同時再生させることが出来る。なお、ジャンプ又は再生速度を高速にコントロールする場合は、ユーザAにジャンプを報知することが望ましい。
(ケース3)
配信側通信端末100が受信側通信端末200に音楽データを配信中、音楽データの再生が3分まで進んだ時点で(配信側再生時間:3分)、ユーザAに対して第三者から着信があった。配信側通信端末100は音楽再生を停止して通話処理を行うと共に、配信側通信端末100は受信側通信端末200への音楽データ配信を継続する。ユーザBに対する音楽データの再生が4分まで進んだ時点(受信側再生時間:4分)で、ユーザBに対して第三者から着信があると、受信側通信端末200は、配信側通信端末100に対して通話状態信号を送信する。配信側通信端末100は、受信側通信端末200からの通話状態信号を取得して音楽データの配信を停止すると共に、ユーザBの受信側再生時間(4分)を記憶部4に記憶させる。ユーザAとユーザBが共に通話をしている状態から、ユーザAの通話がユーザBより先に終了すると、配信側通信端末100は、自端末の配信側再生時間(3分)から音楽の再生を再生する。その後、ユーザAに対する音楽データの再生が6分まで進んだ時点で、ユーザBの通話が終了すると、受信側通信端末200は、配信側通信端末100に対して通話終了信号を送信する。配信側通信端末100は、受信側通信端末200からの通話終了信号を取得すると、記憶部4に記憶されたユーザBの受信側再生時間(4分)が示す位置から、受信側通信端末200への音楽データの配信を再開する。これにより、ユーザBは、自身の通話終了後に、通話終了前の状態から継続して音楽再生を楽しむことができる。このとき、配信側通信端末100は、自端末における再生時間を、ユーザBの受信側再生時間(4分)に合わせる。これにより、ユーザAはユーザBと共に、4分目以降の音楽データを楽しむことが出来る。この場合、ユーザBが通話を終了した時点のユーザAの音楽再生時間は6分であり、ユーザBの通話終了後に音楽再生時間が4分の位置に移動するため、ユーザAにおいては、音楽再生の連続性が途切れることになるが、ユーザBについては、音楽再生の連続性が維持される。このとき、配信側通信端末100において、音楽再生部8は、6分目か4分目にジャンプして同時再生させるか、再生速度を低速にコントロールさせることで同時再生させることが出来る。なお、ジャンプ又は再生速度を低速にコントロールする場合は、ユーザAにジャンプを報知することが望ましい。
このように、ケース1乃至3に示す実施形態によれば、ユーザA(配信側)がユーザB(受信側)にコンテンツを配信している状況において、ユーザA及びユーザBそれぞれに着信があった場合でも、配信側通信端末100は、自端末におけるコンテンツ再生を停止すると共に、該コンテンツ再生の停止に依存することなく、受信側通信端末200へのコンテンツ配信を継続するように制御するため、配信側通信端末100の通信処理によらず、受信側通信端末100はコンテンツの視聴を継続することができる。また、配信側通信端末100は、受信側通信端末200から受信側通信端末200が通話状態であることを示す通話状態信号を受信した場合、受信側通信端末200へのコンテンツの配信を停止するため、受信側通信端末200がコンテンツ視聴をできない場合の、不要なコンテンツ転送を防ぐことができる。また、配信側通信端末100は、前記通話状態信号により、受信側通信端末200におけるコンテンツの再生時間を示す他端末再生時間を取得し、受信側通信端末200から受信側通信端末200の通話終了を示す通話終了信号を受信した場合、受信側通信端末200に対し、他端末再生時間に基づきコンテンツ配信を再開するため、受信側通信端末200は、通話前と通話後とでコンテンツ再生の連続性を維持することができる。
また、受信側通信端末200は、着信があった場合、配信側通信端末100にコンテンツ配信を停止させる通話状態信号を送信するため、受信側通信端末200がコンテンツ視聴をできない場合の、不要なコンテンツ転送を防ぐことができる。また、受信側通信端末200は、当該通話状態信号に自端末における前記コンテンツの再生時間の情報を含めることにより、配信側通信端末100に、自端末におけるコンテンツの再生状況を指示することができる。
図7は、ユーザAが通話中にユーザBにも着信があり、ユーザBが先に終話した場合の処理を示す図である。
(ケース4)
配信側通信端末100が受信側通信端末200に音楽データを配信中、音楽データの再生が4分まで進んだ時点(配信側再生時間:4分)で、ユーザAに対して第三者から着信があった。配信側通信端末100は音楽再生を停止して通話処理を行うと共に、配信側通信端末100は受信側通信端末200への音楽データ配信を継続する。ユーザBに対する音楽データの再生が5分まで進んだ時点(受信側再生時間:5分)で、ユーザBに対して第三者から着信があると、受信側通信端末200は、配信側通信端末100に対して通話状態信号を送信する。配信側通信端末100は、受信側通信端末200からの通話状態信号を取得して音楽データの配信を停止すると共に、ユーザBの受信側再生時間(5分)を記憶部4に記憶させる。ユーザAとユーザBが共に通話をしている状態から、ユーザBの通話がユーザAより先に終了すると、受信側通信端末200は、配信側通信端末100に対して通話終了信号を送信する。配信側通信端末100は、受信側通信端末200からの通話終了信号を取得すると、記憶部4に記憶されたユーザBの受信側再生時間(5分)が示す位置から、受信側通信端末200への音楽データの配信を再開する。これにより、ユーザBは、自身の通話終了後に、通話終了前の状態から継続して音楽再生を楽しむことができる。ユーザBに対する音楽データの再生が6分まで進んだ時点で、ユーザAの通話が終了すると、配信側通信端末100の音楽再生部8は、自端末の再生時間である配信側再生時間(4分)以降の音楽データの再生を再開する。このとき、配信側通信端末100は、受信側通信端末200に対しても、配信側再生時間(4分)以降の音楽データを配信する。これにより、ユーザAは、ユーザBと共に、4分目以降の音楽データを楽しむことが出来る。この場合、ユーザAが通話を開始した時点では、ユーザBの音楽再生時間は6分であり、ユーザAの通話終了後の音楽再生時間が4分であるため、ユーザBにおいては、音楽再生の連続性が途切れることになるが、ユーザAについては、音楽再生の連続性が維持される。このとき、受信側通信端末200において、音楽再生部208は、6分目か4分目にジャンプして同時再生させるか、再生速度を低速にコントロールさせることで同時再生させることが出来る。なお、ジャンプ又は再生速度を低速にコントロールする場合は、ユーザBにジャンプを報知することが望ましい。例えば、静止画像などを順番に表示させるスライドショーのような使い方の場合が想定される。
図8は、ユーザAが通話中にユーザBにも着信があり、ユーザAが先に終話した場合の処理を示す図である。
(ケース5)
配信側通信端末100が受信側通信端末200に音楽データを配信中、音楽データの再生が3分まで進んだ時点(配信側再生時間:3分)で、ユーザAに対して第三者から着信があった。配信側通信端末100は音楽再生を停止して通話処理を行うと共に、配信側通信端末100は受信側通信端末200への音楽データ配信を継続する。ユーザBに対する音楽データの再生が5分まで進んだ時点(受信側再生時間:5分)で、ユーザBに対して第三者から着信があると、受信側通信端末200は、配信側通信端末100に対して通話状態信号を送信する。配信側通信端末100は、受信側通信端末200からの通話状態信号を取得して音楽データの配信を停止すると共に、ユーザBの受信側再生時間(5分)を記憶部4に記憶させる。ユーザAとユーザBが共に通話をしている状態から、ユーザAの通話がユーザBより先に終了すると、配信側通信端末100は、自端末の再生時間である配信側再生時間(3分)から音楽の再生を再生する。その後、ユーザAに対する音楽データの再生が4分まで進んだ時点で、ユーザBの通話が終了すると、受信側通信端末200は、配信側通信端末100に対して通話終了信号を送信する。配信側通信端末100は、受信側通信端末200からの通話終了信号を取得すると、自端末における再生時間(4分)から、受信側通信端末200への音楽データの配信を再開する。これにより、ユーザAはユーザBと共に、4分目以降の音楽データを楽しむことが出来る。この場合、ユーザBが通話を終了した時点の音楽再生時間は5分であり、通話終了後に音楽再生時間が4分の位置に移動するため、ユーザBにおいては、音楽再生の連続性が途切れることになるが、ユーザAについては、音楽再生の連続性が維持される。このとき、受信側通信端末200において、音楽再生部208は、5分目か4分目にジャンプして同時再生させるか、再生速度を低速にコントロールさせることで同時再生させることが出来る。なお、ジャンプ又は再生速度を低速にコントロールする場合は、ユーザBにジャンプを報知することが望ましい。
このように、ケース4およびケース5に示す実施形態によれば、ユーザA(配信側)がユーザB(受信側)にコンテンツを配信している状況において、ユーザA及びユーザBそれぞれに着信があった場合でも、配信側通信端末100は、着呼に応じてコンテンツの再生を停止する場合、自端末における前記データの再生時間を示す自端末再生時間を記憶し、通話終了時に、当該自端末再生時間に基づきコンテンツの再生を再開すると共に、自端末再生時間に基づきコンテンツを受信側通信端末200に配信するため、配信側通信端末100は、通話前と通話後とでコンテンツ再生の連続性を維持することができる。
本発明を諸図面や実施例に基づき説明してきたが、当業者であれば本開示に基づき種々の変形や修正を行うことが容易であることに注意されたい。従って、これらの変形や修正は本発明の範囲に含まれることに留意されたい。例えば、各構成要素は論理的に矛盾しないように再配置可能であり、複数の構成要素を1つに組み合わせたり、或いは分割したりすることが可能である。
本実施例では音楽配信を前提に説明しているが、動画像、静止画像でも連続的に(順番)に楽しむシステムであれば、同様の効果が得られることが判る。なお、受信側の通信端末は、コンテンツの同期再生終了後に、配信されたコンテンツを消去することにより、記憶容量の増大を防止することができる。
本発明の一実施形態に係る通信端末を示す図である。 本発明の一実施形態に係る動作シーケンスを示す図である。 本発明の一実施形態に係る動作シーケンスを示す図である。 本発明の一実施形態に係る同期再生態様を示す図である。 本発明の一実施形態に係る同期再生態様を示す図である。 本発明の一実施形態に係る同期再生態様を示す図である。 本発明の一実施形態に係る同期再生態様を示す図である。 本発明の一実施形態に係る同期再生態様を示す図である。 1人のユーザが1つの通信端末のコンテンツを視聴する様子を示す図である。 2人のユーザが1つの通信端末のコンテンツを視聴する様子を示す図である。 2人のユーザが各自の通信端末にてコンテンツを視聴する様子を示す図である。
符号の説明
1 送受信部
2 近距離送受信部
3 キー入力部
4 記憶部
5 マイク
6 表示部
7 スピーカ
8 音楽再生部
9 イヤホン部
10 動画像再生部
50 制御部
100 通信端末

Claims (6)

  1. 移動体通信網に接続されている基地局と移動体無線通信により通信を行う第1通信部と、
    他端末と近距離無線通信により通信を行う第2通信部と、
    再生視聴可能なデータを再生し、自端末で再生中の前記データを前記第2通信部により前記他端末に配信するように制御している際に、前記第1通信部への着呼に応じた通話を行う場合、自端末における前記データの再生を停止すると共に、該データ再生の停止に依存することなく、前記第2通信部により前記他端末への前記データの配信を継続するように制御する制御部と、
    を備える通信端末。
  2. 前記制御部は、前記データの配信先の前記他端末から該他端末が通話状態であることを示す通話状態信号を前記第2通信部により受信した場合、前記他端末への前記データの配信を停止するように制御する、請求項1に記載の通信端末。
  3. 前記制御部は、前記通話状態信号により、前記他端末における前記データの再生時間を示す他端末再生時間を取得し、前記他端末から該他端末の通話終了を示す通話終了信号を前記第2通信部により受信した場合、前記他端末に対し、前記他端末再生時間に基づき前記データの配信を再開するように制御する、請求項2に記載の通信端末。
  4. 前記制御部は、前記第1通信部への着呼に応じた前記通話により自端末における前記データの再生を停止する場合、自端末における前記データの再生時間を示す自端末再生時間を記憶し、前記通話終了時に、前記自端末再生時間に基づき前記データの再生を再開すると共に、前記自端末再生時間に基づき前記データを前記第2通信部により前記他端末に配信するように制御する、請求項2又は3に記載の通信端末。
  5. 移動体通信網に接続されている基地局と移動体無線通信により通信を行う第1通信部と、
    他端末と近距離無線通信により通信を行う第2通信部と、
    前記第2通信部により受信した前記他端末から配信される再生視聴可能なデータの再生を行っている際に、前記第1通信部への着呼に応じた通話を行う場合、前記第2通信部により、前記他端末に対し、前記データの配信を停止させる通話状態信号を送信するように制御する制御部と、を備える通信端末。
  6. 前記制御部は、前記通話状態信号に、自端末における前記データの再生時間の情報を含める、請求項5記載の通信端末。
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