JP2008236495A - 電話システム - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、デジタル音楽信号を送受信するための無線機器を別途設けることなく、親機(電話機)から子機(携帯機器)へのデジタル音楽信号(音楽データ)の送信をスムーズに行うことができる電話システムを提供することを課題とする。
【解決手段】コードレス親子電話システム1は、携帯機器と、携帯機器を子機1b〜1dとして登録可能な親機1aと、を備える。親機1aは、登録した携帯機器に対して、定期的にビーコンを送信する送信手段と、前記送信手段により送信するビーコンに、音楽データを付加する付加手段と、を備え、前記携帯機器は、前記ビーコンから取得した前記音楽データを再生する再生手段を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、親機と子機を有する電話システムに関する。
従来、デジタルオーディオ機器またはISDN回線からのデジタル音楽信号(音楽データ)を、電話機の親機または子機が送受信し、この親機または子機から無線信号を介して子機または親機にデジタル音楽信号を送信し、受信した子機または親機が、内蔵のスピーカーで音楽を再生する技術が知られている(特許文献1参照)。
特開平7−212829号公報
しかしながら、従来の技術では、デジタル音楽信号を送受信するための無線機器を別途設けなければならないので、コストがかかるといった問題があった。
そこで、本発明は、デジタル音楽信号を送受信するための無線機器を別途設けることなく、親機(電話機)から子機(携帯機器)への音楽データの送信をスムーズに行うことができる電話システムを提供することを課題とする。
前記課題を解決する本発明は、携帯機器と、携帯機器を子機として登録可能な電話機と、を備える電話システムであって、前記電話機は、登録した携帯機器に対して、定期的にビーコンを送信する送信手段と、前記送信手段により送信するビーコンに、音楽データを付加する付加手段と、を備え、前記携帯機器は、前記ビーコンから取得した前記音楽データを再生する再生手段を備えることを特徴とする。
ここで、「ビーコン」とは、電話機と携帯機器とを同期させるために電話機から一定間隔で送信するパケットのことをいう。
本発明によれば、電話機から携帯機器に対して定期的に送信されるビーコンに、音楽データを付加するので、デジタル音楽信号を送受信するための無線機器を別途設けることなく、音楽データの送信がスムーズとなる。
また、前記付加手段で、前記音楽データを複数のスロットに付加するようにしてもよい。これによれば、データ量の大きな音楽データも、容易に送信することができる。
また、前記電話機の前記付加手段は、スロットごとに異なる音楽データを付加し、前記携帯機器の前記再生手段は、受信したビーコンに付加された音楽データの中から、所定のスロットに付加された音楽データを選択して再生するように構成されていてもよい。これによれば、特に、複数の携帯機器が子機として登録されている場合に、携帯機器ごとに異なる音楽を再生することができる。
また、ビーコンは、電話機から各携帯機器に対して一定間隔で送信されているため、一の携帯機器が電話機と通話中であっても、通話中でない他の携帯機器は、電話機からビーコンを受信するため、そのビーコンから取得した音楽データを、一の携帯機器の影響を受けることなく再生することができる。
本発明によれば、電話機から携帯機器に対して定期的に送信されるビーコンに、音楽データを付加するので、デジタル音楽信号を送受信するための無線機器を別途設けることなく、音楽データの送信をスムーズに行うことができる。
次に、本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。参照する図面において、図1は親機と子機とから構成されるコードレス親子電話システムの外観斜視図であり、図2はビーコンの構造を示す説明図であり、送信スロットを1つしか利用しない形態を示す図(a)と、送信スロットを3つ利用した形態を示す図(b)である。
図1に示すように、コードレス親子電話システム1は、電話機の一例としての親機1aと、親機1aと通信可能な複数の子機1b,1c,1dとを備えて構成されている。
親機1aは、電話回線26を介して接続される相手側装置との間で、電話動作、ファクシミリ動作や電子メールの送受信を行う通信装置である。この親機1aの本体2の側部には、受話器3が取り付けられている。
本体2の上面前部には、数値や文字などを入力する入力ボタンやコマンドを入力するコマンド入力ボタンなどの複数のボタンを備えた操作パネル4が設けられている。この操作パネル4の左上端部にはコマンド入力ボタンの一つである設定ボタン4aが設けられている。設定ボタン4aは、各種の設定やコマンドを入力する入力画面を液晶表示器(以下単に「LCD」と略す)5に表示させるためのボタンであり、この設定ボタン4aが操作者により押下されると入力画面がLCD5に表示される。
操作パネル4の中央部には、上記したLCD5が設けられている。このLCD5は、親機1aにより実行される処理や、親機1aと電話回線26を介して接続されている相手側装置との通信状態を表示する表示器であり、タッチパネルで構成されている。親機1aが、操作パネル4上に設けられた設定ボタン4aやテンキー4b等のボタンにより操作されると、その操作状態や操作手順などがLCD5へ表示される。
操作パネル4およびLCD5の後部には原稿挿入口6が設けられている。ファクシミリ送信される原稿は、この原稿挿入口6に挿入され、読み取りが行われた後に、本体2の前面に設けられた原稿排出口7から排出される。原稿挿入口6の後部には記録紙ホルダ装着部9が設けられており、この記録紙ホルダ装着部9には、複数枚の記録紙を積層収納可能な記録紙ホルダ10が着脱可能に取り付けられている。記録紙ホルダ10から供給され印刷に使用された記録紙は、原稿排出口7の下方に設けられた記録紙排出口8から排出される。
また、本体2には、子機1b〜1dと各種信号やデータの送受信を行うための接続手段としてアンテナ18が設けられている。そして、親機1aから定期的にビーコンが、子機1b〜1dに対して送信されるようになっている。ここで、「ビーコン」とは、電話機と携帯機器とを同期させるために電話機から一定間隔で送信するパケットのことをいう。そして、このビーコンは、子機1b〜1dが待ち受け状態であるときに送信される。待ち受け状態の子機1b〜1dはこのビーコンを受信する。なお、このビーコンは、公知の技術であるため、その詳細は説明しないが、簡単に説明すると、図2に示すような構造となっている。すなわち、図2(a)に示すように、ビーコンとして例えば4つの送信スロットTS1,TS2,TS3,TS4からなる送信フレームTF(パケット)が、一定間隔(受信フレームRF分の時間)で、各子機1b〜1dに送信されるようになっている。各送信スロットTS1,TS2,TS3,TS4は、所定量のデータが割り当てられる領域であり、本実施形態では、データ量に応じて各送信スロットTS1,TS2,TS3,TS4に音楽データが割り当てられるようになっている。すなわち、データ量が少ない場合には、例えば図2(a)に示すように、送信スロットTS1にのみ音楽データが割り当てられ、データ量が多い場合には、例えば図2(b)に示すように、3つの送信スロットTS1,TS2,TS3に音楽データが割り当てられる。
なお、断続的に送信される各送信フレームTFの間は、1つの送信フレームTFと同じ時間分の受信フレームRFとして設定され、この受信フレームRFは、4つの受信スロットRS1,RS2,RS3,RS4で構成される。そして、各受信スロットRS1〜RS4には、子機1b〜1dから送信される信号(例えば子機1b〜1dの操作に起因して子機1b〜1dから発せられる信号)などが割り当てられる。すなわち、子機1b〜1dの送信スロットの4つのうち、一つを使用して信号が親機1aへ送られ、親機1aは受信スロットRS1〜RS4で受けるようになっている。
図1に示すように、子機1b〜1dは、親機1aとの間でデータの送受信を行うためのアンテナ33(図3参照)を備えた携帯機器である。この子機1b〜1dは、親機1aを介して電話回線26に接続できるように構成されている。この子機1b〜1dからの外線発呼は、コマンドを親機1aに送信し、そのコマンドに基づいた動作を親機1aに実行させることにより実行される。
子機1b〜1dは、その筐体前面に操作パネル37とLCD38とを備えている。操作パネル37の中央部には、数値や文字などを入力する複数のテンキー37aが設けられている。テンキー37aの上方左側には、スタートキー44が備えられている。スタートキー44は、電話回線26の閉結および開放を実行するためのボタンである。
子機1b〜1dの筐体の下方には、音声信号(使用者の発話)を電気信号に変換するマイク35が設けられ、また子機1b〜1dの筐体の上方には電気信号を音声信号に変換するスピーカ36が設けられている。これにより子機1b〜1dは、親機1aまたは、電話回線26を介して発呼側装置(相手側装置)と通話を行うことができる。また、子機1b〜1dは、充電台50に着脱可能に設置されている。
次に、親機1aおよび子機1b〜1dの電気的構成を説明する。参照する図面において、図3は、親機および子機の電気的構成を示したブロック図である。
親機1aには、CPU11、ROM12、RAM13、EEPROM14、リアルタイムクロック(以下単に「RTC」と略す)15、音声LSI17、コードレスユニット51、ネットワーク・コントロール・ユニット(以下単に「NCU」と称す)19、モデム20、バッファ21、スキャナ22、符号化部23、復号化部24、プリンタ25、操作パネル4、LCD5、アンプ27およびミュージックサーバ60が設けられ、これらはバスライン29を介して互いに接続されている。
NCU19は回線制御を行うためのものであり、親機1aはこのNCU19を介して電話回線26に接続されている。NCU19は、交換機から送信される呼出信号や各種信号を受信するとともに、親機1aの操作パネル4上または子機1b〜1dの操作パネル37上の入力ボタンの操作に応じた発信時のダイヤル信号を交換機へ送信したり、電話回線26の閉結時において、アナログ音声信号の送受信などのデータ通信を行うものである。また、NCU19は受話器3と接続されている。
CPU11は、NCU19を介して送受信される各種信号やROM12に記憶されたプログラムに従って、バスライン29により接続された各部を制御し、ファクシミリ動作や電話動作などのデータ通信を実行するものである。
ROM12は、この親機1aで実行される制御プログラム等を格納した書換不能なメモリであり、本実施形態においては、子機1b〜1dに対してビーコンを定期的に送信する送信プログラムや、ミュージックサーバ60から取得した音楽データをビーコンに付加する付加プログラムなどを格納している。なお、付加プログラムでは、付加する音楽データの量が1つの送信スロットTS1に収まらない場合には、余ったデータをその他の送信スロットTS2〜TS4に順次割り当てて付加するようになっている。すなわち、この付加プログラムは、音楽データが所定量以上であるときに、複数の送信スロットTS1〜TS4に音楽データを付加するようになっている。ここで、送信プログラムが送信手段の一例に相当し、付加プログラムが付加手段の一例に相当している。
EEPROM14は、書換可能な不揮発性のメモリであり、このEEPROM14へ記憶されたデータは電源オフ後も保持される。なお、このEEPROM14には、設定ボタン4aやテンキー4b等のボタンの操作により適宜子機1b〜1dとして登録される携帯機器の情報(例えば、識別番号)などが記憶される。
RAM13は、各種のデータを一時的に記憶するためのメモリであり、例えば、復号化されたファクシミリデータを一時的に記憶する。なお、記憶されたファクシミリデータは、その後、プリンタ25に出力される。出力されたファクシミリデータは、プリンタ25によって記録紙に印刷された後に、RAM13から消去される。
RTC15は、年月日や曜日、時間、分、秒の計時を行うICである。受信したファクシミリデータなどには、このRTC15の値に基づいて、受信した日付と時刻とのデータが付加され、受信時間による管理を行うことができるようになっている。このRTC15には、親機1aの電源をオフにした場合のバックアップ用の電圧を供給するバッテリー回路15aが接続さている。RTC15は、このバッテリー回路15aにより、親機1aの電源をオフした後でも計時を継続することができる。
音声LSI17は、NCU19によって受信されたアナログ音声信号をデジタル音声信号に変換するとともに、この親機1aの内部で生成されたデジタル音声信号をアナログ音声信号に変換してNCU19に出力するものである。
アンテナ18は、親機1aと子機1b〜1dとの間でデータの送受信を行うためのものであり、子機1b〜1dへと送信されるビーコンや音楽データなどの各種信号は、コードレスユニット51およびアンテナ18を介して送信される。一方、子機1b〜1dから親機1aへ送信されるデータや各種信号は、アンテナ18を介して受信される。受信されたデータは、コードレスユニット51を経由してCPU11に入力される。
コードレスユニット51は、ビーコンや音楽データなどを電波として送受するためのユニットである。このコードレスユニット51は、図示せぬデジタル/アナログ変換器を有している。
モデム20は、画像データや電子メールデータの変調および復調を実行するものであるとともに、伝送制御用の各種手順信号を送受信するものである。
バッファ21は、他のファクシミリ装置との間で送受信される符号化されたファクシミリデータやスキャナ22により読み取られた原稿の画像データを一時的に格納するものである。
スキャナ22は、原稿挿入口6に挿入された原稿の画像を読み取るためのものであり、符号化部23は、スキャナ22により読み取られた原稿画像の符号化を行うものである。
復号化部24は、バッファ21に記憶された受信したファクシミリデータを読み出して、これを復号化するものであり、復号化されたデータは、RAM13に一旦記憶された後、プリンタ25により記録用紙に順次印刷される。
操作パネル4は、上記したように使用者がこの親機1aの設定等の各種の操作を行うためのものである。例えば、使用者が操作パネル4を適宜操作することで、所定の携帯機器を子機として登録することが可能となっている。また、使用者が操作パネル4を適宜操作することで、音楽データが付加されたビーコンの配信先(子機1b〜1dの少なくとも1つ)の選択や、ミュージックサーバ60内の音楽データの選択や、配信モードの選択などが可能となっている。ここで、配信モードとは、着信前に音楽を再生していた子機1b〜1dによる通話終了後に移行するモードであり、本実施形態では、着信前に再生していた音楽を再び再生させる再生モードと、音楽の再生を行っていない通常の状態に戻す待ち受けモードとの2種類のモードのことをいう。
アンプ27は、そのアンプ27に接続されたスピーカ28を鳴動して、呼出音、音声メッセージ、音楽などを出力するためのものである。
ミュージックサーバ60は、外部からFM電波を受信可能な構造となっているとともに、メモリーカードインターフェース(以下、単に「I/F」と略す)61を介してメモリカード62から音楽データ(デジタルデータ)を受信可能な構造となっている。そして、このミュージックサーバ60は、操作パネル4の操作により、電源がON・OFFされるようになっており、電源がONにされたときに、FM電波で送信されるFM変調されたアナログ音楽データを所定の機器で、復調して音楽データ(デジタルデータ)に変換した後記憶部に一時的に保存し、または、メモリカード62から音楽データ(デジタルデータ)を取り込んで、記憶部に一時的に保存する。なお、このミュージックサーバ60の記憶部内の音楽データは、CPU11によって適宜取り出され、このCPU11は、取り出した音楽データを、子機1b〜1dへ伝送するためのデータ列に変換して、ビーコンに付加してコードレスユニット51に出力する。
次に、子機1b〜1dにおける電気的構成について子機1bを用いて説明する。なお、子機1c,1dは、子機1bと同様に構成されるのでその説明は省略する。
子機1bは、CPU30、ROM31、RAM32、コードレスユニット34、操作パネル37、LCD38を備え、これらは互いに接続されている。
CPU30は、使用者により入力された信号や、コードレスユニット34を介して親機1aから送信される各種信号やROM31に記憶されたプログラムなどに従って各部を制御し、電話動作など(親機1aとのデータ通信を含む)を実行するものである。
ROM31は、この子機1bで実行される制御プログラム等を格納した書換不能なメモリである。本実施形態においては、このROM31には、親機1aから送信されてくるビーコンから音楽データを取得する取得プログラムや、ビーコンから取得した音楽データをスピーカ36に出力して再生させる再生プログラムなどが格納されている。ここで、再生プログラムは、再生手段の一例に相当する。
RAM32は、各種のデータを一時的に記憶するためのメモリである。
アンテナ33は、子機1bと親機1aとの間での電波の送受信を行うものであり、コードレスユニット34、マイク35、スピーカ36と接続されている。親機1aから送信されたアナログ音声信号は、アンテナ33に受信された後、スピーカ36に出力され、マイク35から入力されたアナログ音声信号(使用者の発話)は、アンテナ33から親機1aへと送信される。また、親機1aから送信されるビーコンは、アンテナ33で受信された後、コードレスユニット34を介してCPU30に送信される。そして、CPU30は、ビーコンを受信すると、そのビーコンに音楽データが付加されているか否かを判断し、付加されている場合に、ビーコンから音楽データを取得して、コードレスユニット34によりアナログ音楽データに変換し、スピーカ36に出力するようになっている。
コードレスユニット34は、音楽データや音声信号やデータ信号を電波として送受するためのユニットである。コードレスユニット34は親機1aとの間でデータの送受信を行うためのものであり、子機1bから親機1aへと送信される各種信号は、このコードレスユニット34からアンテナ33を介して送信され、一方、親機1aから子機1bへ送信される各種信号は、アンテナ33に受信された後、コードレスユニット34を介してCPU30に入力される。なお、このコードレスユニット34は、図示せぬデジタル/アナログ変換器を有している。
この子機1bは、コネクタ49を介して充電台50と接続されるように構成されている。そして、コネクタ49で充電台50と接続されることにより、子機1bは、外部電源からの電源供給を受ける。供給された電源は、コネクタ49を経由して子機1bに内蔵される電源ユニット48へ供給される。電源ユニット48には2次電池が備えられており、供給された電源により該2次電池は充電される。子機1bは、この電源ユニット48から電源供給を受けるので、充電台50から取り上げて操作する場合においても、(電源ユニット48に備えられた2次電池により)電源が保証される。
なお、LCD38および操作パネル37は、親機1aと同じ機能を有している。すなわち、使用者がLCD38を見ながら、操作パネル37を適宜操作することで、前記した音楽データの配信先の選択や、ミュージックサーバ60内の音楽データの選択や、配信モードの選択などが可能となっている。
次に、図4のフローチャートを参照して、上述のように構成されたコードレス親子電話システム1による音楽の再生方法について説明する。参照する図面において、図4は、コードレス親子電話システムによる音楽再生処理について説明するフローチャートである。
図4に示すように、まず、通常状態のステップS1においては、主に親機1aのCPU11が、各子機1b〜1dに対して定期的にビーコンを送信している。また、このステップS1では、定期的にステップS2に移行する制御がなされている。
ステップS2では、親機1aのCPU11が、ON状態となるミュージックサーバ60から発せられる信号を受信したか否かを判断することで、ミュージックサーバ60が使用されているか否かを判断する。ステップS2において、ミュージックサーバ60が使用されていると判断した場合には(S2;Yes)、親機1aのCPU11は、親機1aの操作パネル4の所定の設定開始ボタンの押圧によって設定開始ボタンから出力される信号を受信したか否かを判断することで、親機1aから各種設定が行われようとしているか否かを判断する(S3)。
ステップS3において、親機1aから各種設定が行われないと判断した場合には(No)、親機1aのCPU11は、子機1b〜1dの所定の設定開始ボタンの押圧によって親機1aに送信される設定に関する信号を受信したか否かを判断することで、子機1b〜1dから各種設定が行われようとしているか否かを判断する(S4)。ステップS4において、子機1b〜1dから各種設定が行われないと判断した場合には(No)、親機1aのCPU11はステップS2の処理に戻る。
親機1aから各種設定が行われると判断した場合や(S3;Yes)、子機1b〜1dから各種設定が行われると判断した場合には(S4;Yes)、親機1aのCPU11は、親機1aの操作パネル4や、子機1b〜1dの操作パネル37の操作により子機1b〜1dから送られてくる各種信号に基づいて各種設定を選択する。具体的には、親機1aのCPU11は、配信先の子機の選択や(S5)、配信モードの選択や(S6)、音楽データの選択(S7)を行う。例えば、親機1aのCPU11は、3機の子機1b〜1dのうちの子機1bを選択し、2種類の配信モード(再生モード、待ち受けモード)のうちの再生モードを選択し、ミュージックサーバ60の記憶部内に記憶されている複数の音楽データの中から所定のデータを選択する。
ステップS7の後は、親機1aのCPU11は、選択した音楽データを、音声LSI17を介してスピーカ28で再生するとともに、選択した音楽データをビーコンに付加し、そのビーコンを配信先の子機に対して送信する。ここで、選択した音楽データのデータ量が大きい場合には、親機1aのCPU11は、音楽データをビーコンに付加する際、複数の送信スロットTS1〜TS4に順次割り当てる。これにより、親機1aと配信先の子機とで所定の音楽が良好に再生されることとなる(S8)。
そして、このような再生中においては、親機1aのCPU11が、電話回線26を介して外部の交換機から所定の呼出信号を受信したか否かを判断することで、親機1aに着信があったか否かを判断する(S9)。ステップS9において、着信がないと判断した場合には(No)、親機1aのCPU11が、親機1aの操作パネル4または子機1b〜1dの操作パネル37の所定の停止ボタンの押圧によって停止ボタンから出力される所定の信号を受信したか否かを判断することで、使用者によって再生の終了処理が行われたか否かを判断する(S10)。ステップS9において着信があったと判断した場合や(Yes)、ステップS10において終了処理が行われたと判断した場合には(Yes)、親機1aのCPU11が、ミュージックサーバ60の電源をOFFとすることで、親機1aおよび子機1b〜1dでの音楽の再生を終了させる(S11)。
ステップS11の後や、ステップS2でNoと判断された後は、親機1aのCPU11や子機1b〜1dのCPU30は、親機1aから着信信号を受信したか否かを判断する(S12)。ここで、ステップS11からステップS12への移行の処理(すなわち、ビーコンによる通信から通話用の無線電波による通信への移行)や、ステップS12〜S14までの処理(電話モード)は、公知の技術であるため、詳細な説明は省略する。
ステップS12において着信信号を受信したと判断した場合には、子機1b〜1dのCPU30は、スピーカ36に着信音情報を出力して、スピーカ36から着信音を発生させる(S13)。その後、子機1b〜1dのCPU30は、スタートキー44(図1参照)が押されて通話可能となったか否かを判断し(S14)、通話可能と判断した場合に、その子機による通話が開始される(S15)。また、ステップS14において通話可能でないと判断した場合(例えば所定時間押されないか、相手先から切断された場合)には、子機1b〜1dのCPU30は、ステップS8の処理に戻る。
ステップS15において通話していた使用者が、再度スタートキー44を押して子機1b〜1dを充電台50に置くことで電話を切ると、子機1b〜1dのCPU30は、通話が終了したと判断する(S16)。そして、ステップS16の後は、親機1aのCPU11は、ステップS6で選択した配信モードへ移行する。すなわち、配信モードとして再生モードが選択されている場合にはステップS7に移行し、待ち受けモードが選択されている場合にはステップS1に移行する。
以上によれば、本実施形態において以下のような効果を得ることができる。
親機1aから子機1b〜1dに対して定期的に送信されるビーコンに、音楽データを付加するので、音楽データ(デジタル音楽信号)を送受信するための無線機器を別途設けることなく、音楽データの送信をスムーズに行うことができる。
音楽データが所定量以上であるときには、複数の送信スロットTS1〜TS4に音楽データを付加するので、データ量が大きい場合であっても容易に対応することができる。
なお、本発明は前記実施形態に限定されることなく、以下に例示するように様々な形態で利用できる。
前記実施形態では、データ量が大きいときに複数の送信スロットTS1〜TS4を使用することとしたが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、各送信スロットTS1〜TS4ごとに異なる音楽データを付加してもよい。なお、この場合は、子機1b〜1dのCPU30は、各送信スロットTS1〜TS4に付加された音楽データの中から、所定の送信スロットに付加された音楽データを選択して再生するようにしてもよい。例えば、ビーコンの送信スロットTS1に第1の音楽データを付加し、送信スロットTS2に第2の音楽データを付加し、送信スロットTS3に第3の音楽データを付加し、子機1bにおいては送信スロットTS1のデータのみを選択して再生し、子機1cにおいては送信スロットTS2のデータのみを選択して再生し、子機1dにおいては送信スロットTS3のデータのみを選択して再生するようにすればよい。これによれば、子機1b〜1dごとに異なる音楽を再生することができる。なお、子機1b〜1dのCPU30によって音楽データを選択して再生する方法としては、例えば、各送信スロットTS1〜TS4内のデータを1度全部取り込んだ後、子機1b〜1d内で選別したデータのみをスピーカ36に出力する方法や、所定の送信スロット内のデータのみを受信する方法などがある。
前記実施形態では、ビーコンに付加する音楽データとして、音楽データを採用したが、本発明はこれに限定されず、映像データを配信して、子機で視聴する構成であってもよい。
前記実施形態では、I/F61を介してミュージックサーバ60に接続されるメモリカード62から音楽データを取得したが、本発明はこれに限定されず、例えばUSB端子を介してミュージックサーバ60に接続される記憶媒体などから音楽データを取得してもよい。また、インターネットを介して配信される音楽データを取得してもよい。
親機と子機とから構成されるコードレス親子電話システムの外観斜視図である。 ビーコンの構造を示す説明図であり、送信スロットを1つしか利用しない形態を示す図(a)と、送信スロットを3つ利用した形態を示す図(b)である。 親機および子機の電気的構成を示したブロック図である。 コードレス親子電話システムによる音楽再生処理について説明するフローチャートである。
符号の説明
1 コードレス親子電話システム
1a 親機
1b〜1d 子機
11 CPU
12 ROM
28 スピーカ
30 CPU
31 ROM
36 スピーカ
60 ミュージックサーバ
61 メモリーカードインターフェース
62 メモリカード

Claims (4)

  1. 携帯機器と、携帯機器を子機として登録可能な電話機と、を備える電話システムであって、
    前記電話機は、
    登録した携帯機器に対して、定期的にビーコンを送信する送信手段と、
    前記送信手段により送信するビーコンに、音楽データを付加する付加手段と、を備え、
    前記携帯機器は、前記ビーコンから取得した前記音楽データを再生する再生手段を備えることを特徴とする電話システム。
  2. 前記付加手段は、前記音楽データを複数のスロットに付加することを特徴とする請求項1に記載の電話システム。
  3. 前記電話機の前記付加手段は、スロットごとに異なる音楽データを付加し、
    前記携帯機器の前記再生手段は、受信したビーコンに付加された音楽データの中から、所定のスロットに付加された音楽データを選択して再生することを特徴とする請求項2に記載の電話システム。
  4. 前記電話機は、複数の携帯機器を子機としてそれぞれ登録可能であることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の電話システム。
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