JP2010109544A - 画像処理装置、画像処理方法、コンピュータプログラム及び記憶媒体 - Google Patents
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Abstract
【課題】画像同士の関連情報を利用し、関連した複数の画像を効率よく効果的に表示させることができる画像処理装置、その制御方法、プログラムコード及び記録媒体を提供することを目的とする。
【解決手段】1つのファイルに1つまたは複数の画像が含まれている画像ファイルから画像データと画像同士の位置情報を示す関連情報とを読み取り、画像を表示するためのレイアウト設定を行う。レイアウト設定手段の内容と上記関連情報とから、表示画像のレイアウトを決定するレイアウト決定手段を設け、画像を表示する。上記レイアウト決定手段は、1つのファイルに1つの画像が含まれる画像ファイルの画像と、1つのファイルに複数の画像が含まれる画像ファイルの画像で画像の配置を異ならせる。
【選択図】図1
【解決手段】1つのファイルに1つまたは複数の画像が含まれている画像ファイルから画像データと画像同士の位置情報を示す関連情報とを読み取り、画像を表示するためのレイアウト設定を行う。レイアウト設定手段の内容と上記関連情報とから、表示画像のレイアウトを決定するレイアウト決定手段を設け、画像を表示する。上記レイアウト決定手段は、1つのファイルに1つの画像が含まれる画像ファイルの画像と、1つのファイルに複数の画像が含まれる画像ファイルの画像で画像の配置を異ならせる。
【選択図】図1
Description
本発明は、複数の画像が1ファイルに保存されているファイルを表示する際に、1ファイルに1つの画像が含まれているファイルと異なる方法で画像を表示する画像処理装置、画像処理方法、コンピュータプログラム及び記録媒体に関する。
近年、デジタルカメラやデジタルビデオカメラ、スキャナ等で、デジタル画像を簡単に生成できる撮像装置が増えている。また、メモリカードやハードディスク等のメモリも大容量化し、生成したデジタル画像を大量に保存できる。
撮像装置の多くは、撮影日時や撮影条件と、ファイル名等の画像の状態を示す付加情報と、生成したデジタル画像とを、1つのファイルに保存する。
たとえば、ファイルの保存形式として、Exif(Exchangeable Image File Format)が知られている。上記Exifは、デジタルカメラ用の画像を保存するファイル形式であり、撮影日時等の付加情報、主画像の縮小画像(サムネイル)と、生成したデジタル画像である主画像とを1つのファイルに保存できる。
図5は、撮影日時や撮影条件、ファイル名等の画像の状態を示す付加情報と、生成したデジタル画像とを1つのファイルに保存するデータ構造であるExifのファイルのデータ構造50を示す図である。
図5において、Exifのファイルのデータ構造50は、画像の付加情報を示すヘッダ51と、主画像の縮小画像を示すサムネイル52と、生成したデジタル画像である主画像のデータ53とを、1つのファイル形式として保存する構成である。
このExifのファイルのデータ構造50を利用して、ホワイトバランスや露出のレベル等の撮影情報を変えて複数の画像を生成するオートブラケット撮影装置が増えている。また、撮影位置を変えて複数の画像を生成し、撮影後の画像を合成する付加情報を持つ画像を生成するパノラマ撮影装置が増えている。
さらに、大量の画像情報を扱うことができるように、図9に示すように、撮影日時や撮影条件、ファイル名等の画像の状態を示す付加情報と、生成したデジタル画像とを、複数結合し、1つのファイルに保存するデータ構造のファイル形式の画像が提案されている。
オートブラケット撮影装置、パノラマ撮影装置は、いずれも関連した複数の画像を生成する装置であり、保存する際には、関連情報を付加情報として、画像データと共に、図5または図9に示す形式のファイルに保存される。
図6は、画像同士で特に関連性の無い画像と、画像同士で関連のある複数の画像とを、1つの表示領域60に画像を表示させる従来のイメージを示す図である。
図6において、画像611、631、641は、他の画像と特に関連性の無い単独の画像であり、画像621〜629は、画像同士で関連のある複数の画像である。非表示領域65は、画像を表示できない領域である。
従来、関連した複数の画像を表示する方法としては、たとえば、パーソナルコンピュータ(PC)に接続されているメモリに、撮影した大量のデジタル画像を保存する。保存する際に、撮影日やファイル名、撮影条件等の撮影情報を関連情報として、関連する画像毎にフォルダに分けて保存する。画像を表示する際に、フォルダ毎に画像を表示させることによって、関連した画像毎に表示することができる。
図7は、関連のある複数の画像621〜629を、別フォルダに保存し、別フォルダの表示領域70に画像を表示させた図である。
上記記載の方法では、フォルダ毎に関連した画像をまとめて表示することは可能であるが、図7に示すように、撮影日や撮影順などに従って縦横方向に一定枚数毎に並べて表示されるだけである。したがって、関連のある複数の画像621〜629がどのように関連しているのかが、画面表示上で確認することは難しい。
これと同様に、−1、±0、+1の3段階で、露出を変化させてオートブラケット撮影した3枚の画像を表示させる場合、次の困難がある。つまり、撮影された3画像が同じフォルダに保存されていたとしても、3画像の各々が−1、±0、+1の3段階のどの条件で撮影されたかを、画面表示上で確認することは難しい。
これに対し、関連する複数の画像を表示させる方法が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
特許文献1記載の発明は、関連性を示すプレイリストからなるアルバム情報を作成することによって、複数の画像情報を効率よく閲覧させる方法である。
まず、複数のJPEG画像ファイルと、これらJPEG画像ファイルの関連性を示すプレイリストとからなるアルバム情報を作成する。操作入力部からの画像切換指示の入力に基づいて、記録媒体に記録されている複数のJPEG画像ファイルのうちで、プレイリストの画像関連性情報によって関連付けられたJPEG画像ファイルに係る画像を画像表示部に表示させる。JPEG(Joint Photographic Experts Group)は、撮影した画像データについての静止画像データの圧縮方式である。
しかし、上記記載の方法でも、フォルダ毎に関連した画像をまとめて表示することは可能であるが、それぞれの画像同士がどのように関連しているのかを、画面表示上で確認することは難しい。
この課題を解決するための方法として、パノラマ撮影された画像の位置情報を元に、パノラマ画像をひとかたまりにして表示する技術が開示されている。(たとえば、特許文献2参照)。
特開2008−53955号公報
特開2004−170800号公報
しかし、特許文献2記載の発明では、パノラマ画像もその他の画像もそれぞれ別々のファイルとして保存されているファイル形式に基づいて制御を行っている。そのため、図9に示すような1つのファイルに複数画像が保存されているようなファイル形式の画像と、図5に示す1つのファイルに1つの画像が保存されているファイル形式の画像が混在した場合での表示方法については開示されていない。このために、特許文献2記載の表示方法では、異なる形式のファイルの画像が混在して表示されるおそれがある。
本発明は、1つのファイルに1つまたは複数の画像が含まれている画像ファイルを読み取る画像ファイル読取手段と、上記画像の画像情報を読み取る画像情報読取手段と、上記画像情報から、画像同士の位置情報を示す関連情報を読み取る関連情報読取手段と、上記画像を表示するためのレイアウトを設定するレイアウト設定手段と、上記レイアウト設定手段の内容と上記関連情報とに応じて、表示画像のレイアウトを決定するレイアウト決定手段と、上記レイアウト決定手段に従って画像を表示する画像表示手段とを有する画像処理装置において、上記レイアウト決定手段は、1つのファイルに1つの画像が含まれている画像ファイルの画像と、1つのファイルに複数の画像が含まれている画像ファイルの画像とで、画像の配置を異ならせることを特徴とする画像処理装置。
本発明によれば、1つのファイルに1つまたは複数の画像が含まれているファイルの画像を表示する際に、関連情報として画像同士の空間的な相対位置を利用して画像をレイアウトするので、画像を見やすく表示、印刷させることができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、ファイル形式によらず、関連した複数の画像を効率よく効果的に表示させることができるという効果を奏する。
発明を実施するための最良の形態は、次の実施例である。
<1−1>実施例1の画像処理装置の概略
図1は、本発明の実施例1である画像処理装置PD1の機能構成例を示すブロック図である。
図1は、本発明の実施例1である画像処理装置PD1の機能構成例を示すブロック図である。
画像処理装置PD1は、画像情報抽出部12と、関連情報抽出部13と、画像レイアウト設定部15と、画像レイアウト生成部16とを有する。また、画像処理装置PD1に、画像読取部11、レイアウト指定部14、画像表示部17が接続されている。
次に、画像処理装置PD1の処理概要について説明する。
図8は、画像処理装置PD1の動作手順を示すフローチャートである。
S81で、画像読取部11が、デジタルカメラ等の撮像装置で撮影された画像情報A1であって、メモリに格納されている画像情報A1を読み込み、この読み取った画像情報A1を、画像情報抽出部12と関連情報抽出部13とに送信する。
図5は、撮影日時や撮影条件、ファイル名等の画像の状態を示す付加情報と、生成したデジタル画像とを1つのファイルに保存しているデータ構造を示す図である。
画像情報A1は、図5に示すように、付加情報と撮影情報とを1つのファイルに保存しているデータ構造のファイルであり、または、図9に示すデータ構造のファイルである。
図9は、撮影日時や撮影条件、ファイル名等の画像の状態を示す付加情報と、生成したデジタル画像とを、複数結合し、1つのファイルに保存するデータ構造を示す図である。
ファイルのデータ構造90は、図5に示すファイルのデータ構造50を複数結合し、複数の画像同士の関連情報を、ヘッダファイルに含み、1つのファイルにしたファイルである。ファイルのデータ構造90は、ヘッダ91、94と、主画像のデータ93、96と、サムネイル92、95とを、1つのファイル形式として保存する。ヘッダ91、94は、画像の付加情報であり、主画像のデータ93、96は、生成したデジタル画像であり、サムネイル92、95は、主画像の縮小画像である。また、ヘッダ91、94には、複数の画像同士の関連情報が含まれている。
S82で、画像情報抽出部12が、画像読取部11から受信した画像情報A1から、画像情報A2を抽出し、画像レイアウト生成部16に送信する。画像情報A2は、図5に示すサムネイル52、主画像のデータ53、または、図9に示すサムネイル92、95、主画像のデータ93、96である。
S83で、関連情報抽出部13が、画像読取部11から受信した画像情報A1から、関連情報B1を抽出し、画像レイアウト設定部15に送信する。関連情報B1は、図5に示すヘッダ51に含まれている付加情報、または、図9に示すヘッダ91、94に含まれている付加情報である。
S84で、レイアウト指定部14が、画像表示部17に表示するための画像レイアウト数、レイアウトサイズ等のレイアウト指定情報E1を、画像レイアウト設定部15に送信する。
S85で、画像レイアウト設定部15が、関連情報抽出部13から受信した関連情報B1と、レイアウト指定部14から受信したレイアウト指定情報E1とを利用して、画像レイアウト情報C1を設定し、画像レイアウト生成部16に送信する。
上記関連情報B1は、画像同士の空間的な相対位置を示す情報である。空間的な相対位置は、具体的には、関連する画像を画像表示部に表示する際または印刷する際における画像の並べ方を意味する。
画像レイアウト情報C1は、画像表示部17に画像情報A2を表示させるための画像の配置位置や画像のサイズ等のレイアウト設定情報である。
S86で、画像情報抽出部12から受信した画像情報A2と、画像レイアウト設定部15から受信した画像レイアウト情報C1とに従って、画像表示部17に表示するための表示画像情報D1を、画像レイアウト生成部16が決定して生成する。レイアウト生成部でレイアウト決定することによって生成された表示画像情報D1を、画像表示部17に送信する。
S87で、画像レイアウト生成部16から受信した表示画像情報D1を、画像表示部17が、ディスプレイ上に表示する。
<1−2>画像処理装置PD1の詳細
以下、実施例1における画像処理装置PD1の詳細について説明する。
以下、実施例1における画像処理装置PD1の詳細について説明する。
<1−2−1>画像読取部11
画像読取部11は、デジタルカメラ等の撮像装置で撮影された画像情報A1であって、メモリに格納されている画像情報A1を読み込み、画像情報A1を、画像情報抽出部12と関連情報抽出部13とに送信する。
画像読取部11は、デジタルカメラ等の撮像装置で撮影された画像情報A1であって、メモリに格納されている画像情報A1を読み込み、画像情報A1を、画像情報抽出部12と関連情報抽出部13とに送信する。
画像情報A1は、画像情報を含む1つまたは複数のファイルで構成されている。
次に、図6で、画像情報A1の説明を行う。
図6は、表示領域に各画像ファイルのサムネイル画像を配置している図である。
つまり、図6は、表示領域60に、サムネイル画像611、621〜629、631、641を配置している図である。
画像情報A1は、4つのファイル6A、6B、6C、6Dで構成されている。
ファイル6Aは、サムネイル画像611を含む画像ファイルである。ファイル6Bは、サムネイル画像621〜629を含む画像ファイルである。ファイル6Cは、サムネイル画像631を含む画像ファイルである。ファイル6Dは、サムネイル画像641を含む画像ファイルである。
ファイル6A、6C、6Dは、たとえば、図5に示す付加情報が含まれているヘッダ51、主画像の縮小画像を示すサムネイル52、主画像のデータ53、1画像分のファイルのデータ構造で構成されている。
ファイル6Bは、図9に示すように、図5に示す1画像分のファイルのデータ構造を9つ含んだデータ構造で構成されている。ファイル6Bは、さらに、9つのデータ構造同士の関連情報B1(図9の91、94)を含んだデータ構造で構成されている。
たとえば、PCやデジタルカメラ、ハードディスク等のメモリに保存されているファイル6A、ファイル6B、ファイル6C、ファイル6Dの複数の画像ファイルを、画像情報A1とし、画像読取部11が受信する。受信した画像情報A1を、画像情報抽出部12と関連情報抽出部13とに送信する。
付加情報は、たとえば、Exifのヘッダファイルに含まれている情報である。Exifのヘッダファイルには、画像の幅や高さ、ビット深度、圧縮の種類、画像方向等の画像データの構成に関するタグ情報が含まれている。また、Exifのヘッダファイルには、再生階調カーブ特性、白色点の色度座標値等の画像データの特性に関するタグ情報が含まれ、ファイル変更日時、画像タイトル、入力機器のメーカ名等の保存する際のファイル情報が含まれている。
関連情報B1は、たとえば、画像の空間的な相対位置関係を示す情報である。空間的な相対位置関係は、たとえば、パノラマ撮影した際の1つまたは複数の画像配置、配置順序、画像の重なる度合いを占めすオーバーラップ情報、画像同士の間隔、画像同士の水平、垂直のズレ量等の画像同士の位置関係を示す情報である。
図10は、複数の画像を撮影した場合における画像配置情報を示す図である。
画像配置情報10A、10B、10C、10Dは、画像配置情報の一例である。
画像配置情報10Aは、左上の画像配置101、右上の画像配置102、左下の画像配置103、右下の画像配置104の順で撮影されたことを示す。
同様に10B、10C、10Dは、画像配置101〜109の順に撮影されたことを示す画像配置情報を示す。
画像配置情報は、上記例では、撮影順によって画像配置の関係を示す情報としているが、それぞれの画像の配置の位置関係が分かる情報であれば、特に限定しない。また、画像の付属情報として、X軸Y軸を用いた座標による画像の位置関係を示すフラグを付けてもよい。たとえば、10Aの101を、(1,1)で示すことができる。
実施例1における関連情報B1は、図10に示す画像配置101〜107で示す数値であるとする。
<1−2−2>画像情報抽出部12
画像情報抽出部12は、画像読取部11から受信した1つまたは複数のファイルが含まれている画像情報A1から、画像情報A2を抽出し、画像レイアウト生成部16に送信する。
画像情報抽出部12は、画像読取部11から受信した1つまたは複数のファイルが含まれている画像情報A1から、画像情報A2を抽出し、画像レイアウト生成部16に送信する。
画像情報抽出部12は、たとえば、ファイル6A、ファイル6B、ファイル6C、ファイル6Dを含む画像情報A1から、ファイル毎に、図5、図9に示すファイルのデータ構造50、90を解析する。
ファイル毎に解析したファイルのデータ構造のヘッダファイルから、画像幅、高さ、圧縮の種類等の付加情報を抽出し、保存されている画像のフォーマットに従い、画像を解凍する。画像情報A2は、たとえば、ファイル6A、ファイル6B、ファイル6C、ファイル6Dの各画像ファイルの各サムネイル画像であるとする。画像情報A2に含まれている画像情報は、ファイル6Aの主画像である画像611のサムネイル画像であり、また、画像情報A2に含まれている画像情報は、ファイル6Bの主画像である画像621〜629の9枚のサムネイル画像である。さらに、画像情報A2に含まれている画像情報は、ファイル6Cの主画像である画像631のサムネイル画像とファイル6Dの主画像である画像641のサムネイル画像とである。
<1−2−3>関連情報抽出部13
関連情報抽出部13は、画像読取部11から受信した1つまたは複数のファイルが含まれている画像情報A1の各ファイルから、関連情報B1を抽出し、画像レイアウト設定部15に送信する。
関連情報抽出部13は、画像読取部11から受信した1つまたは複数のファイルが含まれている画像情報A1の各ファイルから、関連情報B1を抽出し、画像レイアウト設定部15に送信する。
関連情報抽出部13は、たとえば、ファイル6A、ファイル6B、ファイル6C、ファイル6Dを含む画像情報A1から、ファイル毎に、図5、図9に示されるファイルのデータ構造50、90を解析する。
関連情報抽出部13は、ファイル毎に解析したファイルのデータ構造のヘッダファイルから、画像同士の関連情報B1を抽出する。
関連情報B1は、たとえば、ファイル6A、ファイル6B、ファイル6C、ファイル6Dの各画像ファイルの関連情報であるとする。ファイル6A、ファイル6C、ファイル6Dは、画像同士の関連情報B1が無いとする。
ファイル6Bは、複数の画像621〜629が含まれ、さらに、画像同士の画像配置情報10Dである関連情報B1が含まれる。画像621〜629は、画像配置情報10Dに従い撮影した情報である。
画像配置情報10Dの各画像配置101〜109が、画像621〜629に割り当てられる。たとえば、右上の画像配置101に、画像621が割り当てられ、中央の画像配置109に、画像629が割り当てられる。
関連情報B1は、ファイル6Bのように、1つのファイルに含まれている複数画像同士の関連情報であるが、画像同士の関連情報であれば、別ファイルの画像同士の関連情報であってもよい。
<1−2−4>レイアウト指定部14
レイアウト指定部14は、画像表示部17に表示するための画像レイアウト数、レイアウトサイズ等のレイアウト指定情報E1を、画像レイアウト設定部15に送信する。
レイアウト指定部14は、画像表示部17に表示するための画像レイアウト数、レイアウトサイズ等のレイアウト指定情報E1を、画像レイアウト設定部15に送信する。
レイアウト指定部14は、レイアウト指定情報E1として設定する。レイアウト指定情報E1は、画像表示部17で表示する際に、図6に示すように、表示領域60が横側に4画像レイアウトする場合における横幅に配置可能なレイアウト数の制限指定や、表示領域60に表示させる画像サイズの制限等の情報である。設定されたレイアウト指定情報E1を、画像レイアウト設定部15に送信する。
<1−2−5>画像レイアウト設定部15
画像レイアウト設定部15は、関連情報抽出部13から受信した関連情報B1と、レイアウト指定部14から受信したレイアウト指定情報E1とを利用して、画像レイアウト情報C1を設定し、画像レイアウト生成部16に送信する。
画像レイアウト設定部15は、関連情報抽出部13から受信した関連情報B1と、レイアウト指定部14から受信したレイアウト指定情報E1とを利用して、画像レイアウト情報C1を設定し、画像レイアウト生成部16に送信する。
画像レイアウト設定部15は、ファイル毎に、関連情報B1が含まれているか否かを判定する。
関連情報B1が含まれているファイルに、空間的な相対位置関係に従って、画像をレイアウト設定する。関連情報B1が含まれていないファイルに、関連情報B1が含まれているファイルのレイアウト設定とは異なるレイアウト設定を行う。
画像レイアウト設定部15は、関連情報B1に従い、画像のレイアウト数、レイアウトの位置、サイズ等、表示させるための情報を変更した画像レイアウト情報を設定する。たとえば、ファイル6A、ファイル6B、ファイル6C、ファイル6Dの画像を順に画像表示する際に、関連情報B1が含まれていないファイルの画像と、関連情報B1が含まれているファイルの画像とについて、配置する行をずらして画像レイアウト設定する。また、関連情報B1が含まれているファイルの画像は、空間的な相対位置関係に従って、画像レイアウト設定する。
図11は、ファイル6Aの画像611、ファイル6Bの画像621〜629、ファイル6Cの画像631、ファイル6Dの画像641を配置する際に、関連情報B1を利用して画像レイアウト設定した例を示す図である。
従来の画像レイアウト設定では、関連情報B1を利用しない。したがって、図6に示すように、表示領域60が横側に4画像レイアウトできるレイアウト指定情報E1である場合、画像611から始まり、画像621〜629、画像631、画像641を、連続した画像として4画像毎に行をずらして配置する。
図11では、関連情報B1を利用する。したがって、表示領域60が横側に4画像レイアウトできるレイアウト指定情報E1の場合でも、関連情報B1を具備する画像621〜629は、関連情報B1を具備しない画像611や画像631、画像641とは異なる行に画像をレイアウトする。さらに、図10の画像配置情報10Dの各画像配置101〜109が、画像621〜629に割り当てられる。たとえば、右上の画像配置101に、画像621が割り当てられ、中央の画像配置109に、画像629が割り当てられる。
実施例1では、関連情報B1を、図10に示す10Dの撮影位置としているが、空間的な相対位置関係であれば、特に限定しない。たとえば、関連情報B1は、撮影する向きに従って設定した空間的な相対位置関係や、画像を保存する際に設定した空間的な相対位置関係である。
図12は、実施例1において、関連情報B1を用いて、画像レイアウトを設定したイメージ図である。
図12に示すように、関連情報B1を具備しない画像611と関連情報B1を具備する画像621〜629とを同じ行にし、縦側の画像611の行の2、3行目を空白にして表示するようにしてもよい。
図13は、関連情報B1を具備する画像の画像同士の間隔と、関連情報B1を具備しない画像の間隔とを異ならせて、画像レイアウト設定したイメージ図である。
図13に示すように、関連情報B1がある画像の画像同士の間隔と、関連情報B1がない画像の間隔とを異ならせて、画像レイアウト設定するようにしてもよい。
図14は、関連情報B1を具備する画像同士を結合して、画像レイアウト設定したイメージ図である。
図14に示すように、関連情報B1が、画像同士のオーバーラップ情報から、画像同士を結合処理し、関連情報B1を具備しない画像とは異なる画像レイアウト設定するようにしてもよい。図14に示す例において、画像同士を結合していることがわかるように、結合している境界線に線を引くようにしてもよい。
図15は、関連情報B1を具備する画像同士を結合し、サイズを変更して画像レイアウト設定したイメージ図である。
結合した画像621〜629は、結合した境界に線を引き、また、結合した画像の全体のサイズが、関連情報B1を具備しない画像611、631、641と同じサイズ、または同じサイズに近い画像サイズに変倍処理する。この変倍処理した結果を、図15に示すよう、画像レイアウト設定してもよい。
図16は、関連情報B1を具備する画像の画像同士を囲むように、枠線160を引き、画像レイアウト設定したイメージ図である。
結合した画像621〜629を、関連情報B1を具備しない画像611、631、641のそれぞれと同じサイズ、または同じサイズに近い画像サイズに変倍処理し、結合した画像621〜629を囲むように、枠線160を引いて画像レイアウト設定してもよい。
上記のように、関連情報B1であるか否かを示す情報と、関連情報B1を具備する画像同士の空間的な相対的な位置関係とに基づいて、画像レイアウト設定する。画像レイアウト設定部15は、上記設定した画像レイアウト情報C1を、画像レイアウト生成部16に送信する。
<1−2−6>画像レイアウト生成部16
画像レイアウト生成部16は、画像情報抽出部12から受信した画像情報A2と、画像レイアウト設定部15から受信した画像レイアウト情報C1とに従って、画像表示部17で表示するための表示画像情報D1を生成する。そして、生成した表示画像情報D1を、画像表示部17に送信する。
画像レイアウト生成部16は、画像情報抽出部12から受信した画像情報A2と、画像レイアウト設定部15から受信した画像レイアウト情報C1とに従って、画像表示部17で表示するための表示画像情報D1を生成する。そして、生成した表示画像情報D1を、画像表示部17に送信する。
画像レイアウト生成部16は、たとえば、画像情報抽出部12から受信した画像情報A2が、輝度、色差情報の色空間で設定された画像であるとする。そして、画像表示部17で表示する色空間設定が、RGB(光の三原色、加法混色)である場合、画像情報A2を色空間変換し、画像表示部17の色空間設定に合わせる処理を行う。
また、画像レイアウト生成部16は、画像レイアウト情報C1に従って、画像情報A2に含まれている各画像ファイルの画像レイアウト情報を生成する。たとえば、図11〜16に示す画像レイアウト情報を生成する。生成した画像レイアウト情報を、表示画像情報D1とし、画像表示部17に送信する。
<1−2−7>画像表示部17
画像表示部17は、画像レイアウト生成部16から受信した表示画像情報D1を、ディスプレイに表示する。
画像表示部17は、画像レイアウト生成部16から受信した表示画像情報D1を、ディスプレイに表示する。
画像表示部17は、レイアウトした画像を表示する装置であれば、他の構成でもよい。たとえば、PCに接続されているディスプレイ、デジタルカメラやプリンタの設定画面等に使用される表示部であってもよい。
実施例1によれば、保存されている画像の空間的な相対位置情報を、関連情報として利用し、関連情報に従って、1つまたは複数の画像を、効率よく効果的に表示させることができる。
<2−1>実施例2の画像処理装置PD2の概略
実施例2は、関連情報B1を具備する画像が、横5画像、縦5画像の空間的な相対位置関係で構成されている場合でも、横並び4つの画像を表示可能な表示領域に表示することができる実施例である。
実施例2は、関連情報B1を具備する画像が、横5画像、縦5画像の空間的な相対位置関係で構成されている場合でも、横並び4つの画像を表示可能な表示領域に表示することができる実施例である。
実施例1は、指定された表示領域に、保存されている画像の空間的な相対位置情報を関連情報として利用し、関連情報に従って、複数の画像を効率よく効果的に表示することができる。
実施例1では、たとえば、図11に示すような、表示領域60に、横並び4つの画像を表示できるレイアウト指定情報E1である場合、関連情報B1を具備する画像621〜629は、横3画像、縦3画像の空間的な相対位置関係で構成されている。したがって、横3画像、縦3画像を表示させることはできる。しかし、関連情報B1を具備する画像が、横5画像、縦5画像の空間的な相対位置関係で構成されている場合、横並び4つの画像を表示できる表示領域には、そのままでは表示できないという問題がある。
実施例2は、関連情報B1を具備する画像が、横5画像、縦5画像の空間的な相対位置関係で構成されている場合でも、横並び4つの画像を表示できる表示領域に表示することができる実施例である。
図2は、本発明の実施例2である画像処理装置PD2の機能構成例を示すブロック図である。
実施例2である画像処理装置PD2は、実施例1である画像処理装置PD1において、デフォルト設定切替部21が付加された実施例である。
つまり、画像処理装置PD2は、画像情報抽出部12と、関連情報抽出部13と、画像レイアウト設定部15と、画像レイアウト生成部16とを有する。また、画像処理装置PD2は、画像読取部11と、レイアウト指定部14と、画像表示部17と、デフォルト設定切替部21とを有する。
画像処理装置PD2において、画像読取部11、画像情報抽出部12、関連情報抽出部13、レイアウト指定部14、画像レイアウト生成部16、画像表示部17は、実施例1と同様な処理部である。実施例2に関して、実施例1と同様な処理部に関しては、説明を省略する。
また、画像処理装置PD2の動作手順は、図8に示すフローチャートにおいて、画像レイアウト設定(S85)以外は、実施例1と同様である。
実施例2では、S85で、関連情報抽出部13から受信した関連情報B1と、レイアウト指定部14から受信したレイアウト指定情報E1とを利用して、画像レイアウト設定部15が、画像レイアウト情報C1を設定し、画像レイアウト生成部16に送信する。
実施例1と異なる処理は、画像レイアウト情報C1を設定する際にレイアウト指定部14から受信したレイアウト指定情報E1の条件に適さない場合、デフォルト設定切替部21で設定した画像レイアウト設定に従い、画像レイアウト情報C1を変更する処理である。
<2−2>実施例2の画像処理部の詳細
<2−2−1>画像レイアウト設定部15
画像レイアウト設定部15は、実施例1と同様に、関連情報抽出部13から受信した関連情報B1と、レイアウト指定部14から受信したレイアウト指定情報E1とを利用して、画像レイアウト情報C1を設定し、画像レイアウト生成部16に送信する。ただし、関連情報B1に含まれている空間的な相対位置関係から想定した画像レイアウトと、レイアウト指定情報E1の画像をレイアウトさせる条件に適さない場合、次のように想定する。
<2−2−1>画像レイアウト設定部15
画像レイアウト設定部15は、実施例1と同様に、関連情報抽出部13から受信した関連情報B1と、レイアウト指定部14から受信したレイアウト指定情報E1とを利用して、画像レイアウト情報C1を設定し、画像レイアウト生成部16に送信する。ただし、関連情報B1に含まれている空間的な相対位置関係から想定した画像レイアウトと、レイアウト指定情報E1の画像をレイアウトさせる条件に適さない場合、次のように想定する。
画像情報A1は、図6に示す関連情報B1を具備しない画像611、631、641と、関連情報B1を具備する画像621〜629とを想定する。また、関連情報B1は、画像621〜629が、横3画像、縦3画像の空間的な相対位置関係であることを示す情報である。さらに、レイアウト指定情報E1は、横並び2画像しか表示できない情報であることを想定する。
画像レイアウト設定部15は、関連情報B1とレイアウト指定情報E1とから、関連情報B1の空間的な相対位置関係で、画像レイアウトできるかどうかを判定する。今回の想定では、関連情報Bである横3画像の空間的な相対位置関係に対し、レイアウト指定情報E1である横並び2画像という条件から、関連情報B3の通りの空間的な相対位置関係に画像をレイアウトすることができない。
図17は、関連情報の空間的な相対位置関係から想定した画像レイアウトが、画像をレイアウトさせる条件に適さない場合に対応した画像レイアウト設定のイメージ図である。
図17に示すように、関連情報B1を具備する画像621〜629の内で、横並び2列分の画像までを、関連情報B1の空間的な相対位置関係に従い、画像レイアウト設定する。そして、残りの1列分を、横並び2列分の画像を配置した次の行から、関連情報B1の空間的な相対位置関係に従って、画像レイアウト設定する。
関連情報B1の空間的な相対位置関係から想定した画像レイアウトと、レイアウト指定部14から受信したレイアウト指定情報E1とが、画像をレイアウトさせる条件に適している場合、図11に示す画像レイアウトに設定する。たとえば、関連情報B1が最大でも横3列の画像の空間的な相対位置関係である場合、レイアウト指定情報E1が、横並び3列分以上の画像を配置できれば、条件に適しているので、図11のようにレイアウト設定が行える。
また、関連情報B1の空間的な相対位置関係から想定した画像レイアウトと、レイアウト指定部14から受信したレイアウト指定情報E1とが、画像をレイアウトさせる条件に適していない場合、図17に示す画像レイアウトに設定する。たとえば、関連情報B1が横3列の画像の空間的な相対位置関係である場合に、レイアウト指定情報E1が、横並び2列分の画像しか配置できない場合、条件に適していないので、図17に示すように、レイアウト設定を変更する。
<2−2−2>デフォルト設定切替部21
デフォルト設定切替部21は、関連情報B1の空間的な相対位置関係から想定した画像レイアウトと、レイアウト指定部14から受信したレイアウト指定情報E1とが、画像をレイアウトさせる条件に適しているか否かによって、予めレイアウト方法を指定する。
デフォルト設定切替部21は、関連情報B1の空間的な相対位置関係から想定した画像レイアウトと、レイアウト指定部14から受信したレイアウト指定情報E1とが、画像をレイアウトさせる条件に適しているか否かによって、予めレイアウト方法を指定する。
図18は、関連情報の空間的な相対位置関係から想定した画像レイアウトが、画像をレイアウトさせる条件に適さない場合に対応する画像レイアウトを設定するイメージ図である。
図18に示すように、関連情報B1を具備する画像621〜629を結合し、画像サイズを、関連情報B1を具備しない画像611、631、641と同じサイズまたは近いサイズまで画像変倍し、画像レイアウトを設定する。
デフォルト設定切替部21は、図17、図18に示すように、画像をレイアウトさせる条件に適さない場合に設定する画像レイアウトを、様々に想定できる。よって、画像をレイアウトさせる条件に適さない場合の画像レイアウトを予め設定する。予め設定しておく方法として、プログラム上に予め設定するようにしてもよく、表示する画像やレイアウト設定に応じて、GUI等のユーザインタフェースを介して、ユーザが設定するようにしてもよい。
実施例1では、関連情報の空間的な相対位置関係から想定した画像レイアウトが、画像をレイアウトさせる条件に適していなければ、画像レイアウトを設定できない。そこで、実施例2において、画像をレイアウトさせる条件に適していない場合に対応する画像レイアウトを予め設定する。そして、条件に適している場合と適していない場合とで、画像レイアウト設定を自動的に切り替える。これによって、ユーザビリティ性の高い画像レイアウト設定ができる。
上記のように、実施例2では、関連情報の空間的な相対位置関係から想定した画像レイアウトが、画像をレイアウトさせる条件に適していなければ、画像レイアウト設定できない。しかし、実施例2では、画像をレイアウトさせる条件に適していなくても、対応する画像レイアウトを予め設定しておく。
そして、条件に適している場合と適していない場合とで、画像レイアウト設定を自動的に切り替えるので、ユーザビリティ性の高い画像レイアウト設定ができる。
<3−1>実施例3の画像処理装置PD3の概略
次に、本発明の実施例3である画像処理装置PD3について説明する。
次に、本発明の実施例3である画像処理装置PD3について説明する。
実施例1、2は、いずれも画像を表示させるための画像レイアウト設定であるが、画面表示に限る必要はない。たとえば、画像を印刷させるための印刷レイアウト設定である。
図3は、本発明の実施例3である画像処理装置PD3の機能構成例を示すブロック図である。
画像処理装置PD3は、画像情報抽出部12と、関連情報抽出部13と、画像レイアウト決定を行うための画像レイアウト設定部15と、画像レイアウト生成部16とを有する。また、画像処理装置PD3に、画像読取部11と、デフォルト設定切替部21と、印刷設定部31と、画像印刷部32とが接続されている。
画像処理装置PD3における画像読取部11、画像情報抽出部12、関連情報抽出部13、デフォルト設定切替部21は、実施例1、実施例2におけるそれらと同様である。実施例3の説明において、実施例1と実施例2と同様な構成要素の説明を省略する。
図19は、画像処理装置PD3の動作手順を示すフローチャートである。
S191で、画像読取部11が、デジタルカメラ等の撮像装置で撮影されメモリに格納されている画像情報A1を読み込み、画像情報A1を、画像情報抽出部12と関連情報抽出部13とに送信する。画像情報A1は、図5に示すように、付加情報と撮影情報とを1つのファイルに保存するデータ構造のファイルであり、または、図9に示すデータ構造のファイルである。
S192で、画像情報抽出部12が、画像読取部11から受信した画像情報A1から、画像情報A2を抽出し、画像レイアウト生成部16に送信する。画像情報A2は、図5に示すサムネイル52または、主画像のデータ53、または、図9に示すサムネイル92、95、主画像のデータ93、96である。
S193で、関連情報抽出部13が、画像読取部11から受信した画像情報A1から、関連情報B1を抽出し、画像レイアウト設定部15に送信する。関連情報B1は、図5に示すヘッダ51に含まれている付加情報または、図9に示すヘッダ91、94に含まれている付加情報である。
S194で、印刷設定部31が、画像印刷部32で画像を印刷するための画像レイアウト数、レイアウトサイズ等の印刷設定情報F1を、画像レイアウト設定部15に送信する。
S195で、画像レイアウト設定部15が、関連情報抽出部13から受信した関連情報B1と、印刷設定部31から受信した印刷設定情報F1とを利用して、画像レイアウト情報C1を設定し、画像レイアウト生成部16に送信する。
画像レイアウト情報C1は、画像同士の空間的な相対位置である。
上記関連情報B1は、画像同士の空間的な相対位置を示す情報である。
画像レイアウト情報C1は、画像印刷部32で画像情報A2を印刷させるための画像の配置位置や画像のサイズ等のレイアウト設定情報である。
S196で、画像情報抽出部12から受信した画像情報A2と、画像レイアウト設定部15から受信した画像レイアウト情報C1とに従って、画像印刷部32が印刷するための出力画像情報G1を生成する。生成された出力画像情報G1を、画像印刷部32に送信する。
S197で、画像印刷部32が、印刷設定部31で設定した印刷設定情報F1に従い、画像レイアウト生成部16から受信した出力画像情報G1を印刷する。
<3−2>実施例3の画像処理部の詳細
<3−2−1>印刷設定部31
印刷設定部31は、画像印刷部32で画像を印刷するための画像レイアウト数、レイアウトサイズ等、印刷設定情報F1を画像レイアウト設定部15に送信する。
<3−2−1>印刷設定部31
印刷設定部31は、画像印刷部32で画像を印刷するための画像レイアウト数、レイアウトサイズ等、印刷設定情報F1を画像レイアウト設定部15に送信する。
印刷設定情報F1は、たとえば、用紙の種類、印刷品質、用紙サイズ、印刷の向き、ページレイアウト、フチあり/なし、画像補正処理、両面印刷設定、印刷部数等の印刷に係る情報であり、画像レイアウト設定部15に送信する。
<3−2−2>画像レイアウト設定部15
画像レイアウト設定部15は、関連情報抽出部13から受信した関連情報B1と、印刷設定部31から受信した印刷設定情報F1とを利用し、画像レイアウト情報C1を設定し、画像レイアウト生成部16に送信する。
画像レイアウト設定部15は、関連情報抽出部13から受信した関連情報B1と、印刷設定部31から受信した印刷設定情報F1とを利用し、画像レイアウト情報C1を設定し、画像レイアウト生成部16に送信する。
画像レイアウト設定部15は、実施例1、実施例2のレイアウト指定情報E1が、印刷設定情報F1のページレイアウト情報であるとした場合の処理と同様に処理する。実施例3において、実施例1と実施例2と同様な構成要素については、その説明を省略する。
実施例1、実施例2の他に、印刷設定部31から受信された印刷設定情報F1によって、印刷レイアウト決定を行うための画像レイアウト設定処理を変更する。
実施例3の例として、たとえば、関連情報B1と印刷設定情報F1とである印刷品質に応じて、画像レイアウト設定を変更する。用紙の種類によっては、品質の良い用紙と品質の良くない用紙とが存在する。品質が良くない用紙の種類である場合、印刷される際に画像が粗くなることが想定される。この場合、画像によっては、小さくし過ぎると見難くなることがある。そこで、用紙の種類の品質が良い場合、図18に示すように、関連情報B1を具備する画像621〜629を結合して縮小する画像レイアウトとする。用紙の種類の品質が良くない場合、図17に示すように、結合せずに印刷できる関連情報B1を具備する画像621〜629を印刷する画像レイアウトとする。
さらには、関連情報B1と印刷設定情報F1とである用紙サイズに応じて、画像レイアウト設定を変更する。用紙のサイズによっては、印字する画像を小さくし過ぎると見難くなることがある。そこで、用紙のサイズが大きい場合、図18に示すように、関連情報B1を具備する画像621〜629を結合して縮小する画像レイアウトとする。用紙のサイズが小さい場合、図17に示すように、結合せずに印刷できる関連情報B1を具備する画像621〜629を印刷する画像レイアウトとする。
さらには、印刷時の画像品位の設定において、高品位な印刷設定である場合、図18に示すように、関連情報B1を具備する画像621〜629を結合して縮小する画像レイアウトとする。印刷品位が低い場合、図17に示すように、結合せずに印刷できる関連情報B1を具備する画像621〜629を印刷する画像レイアウトとする。
実施例3の他の例として、たとえば、関連情報B1と印刷設定情報F1とである用紙に印刷できる横と縦の画像レイアウト数に応じて、画像レイアウト設定を変更する。画像レイアウト設定を変更する内容を、図20と図21とを用いて説明する。
図20は、実施例3において、関連情報B1と印刷設定情報F1とを用いずに、画像レイアウトを設定したイメージ図である。
図21は、実施例3において、関連情報B1と印刷設定情報F1とを用いて、画像レイアウトを設定したイメージ図である。
図20、21において、印刷用紙200、210に対し、画像付属情報2011と関連情報B1のある画像2021〜2032を印字する処理を行う。画像付属情報2011は、関連情報B1の内容を示す情報であるとする。印刷用紙200、210は、図20、図21で同じサイズとする。画像付属情報2011の領域は、図20、図21で同じサイズとする。画像付属情報2011は、図20と図21の画像2021〜2032の各画像サイズが同じであることを比較しやすいように記載しているだけで、特に印刷させる必要もない。関連情報B1は、横が4画像、縦が3画像の計12画像であるとする。図20の画像レイアウトで印刷できる画像数は、横が3画像、縦が4画像の計12画像であるとする。図21の画像レイアウトで印刷できる画像数は、横が4画像、縦が3画像の計12画像であるとする。
図20のレイアウト設定では、関連情報B1は、横が4画像であるので、関連する画像の位置関係を保持できない。図21のレイアウト設定では、関連する画像の位置関係を保持したまま、レイアウトできる。そこで、画像レイアウト設定部15では、保持しているレイアウト設定から、位置関係が保持されるレイアウトを自動的に選択する。この場合、図21のレイアウトが設定されるので、位置関係が保持される。
保持しているレイアウト設定で、図20、図21では、位置関係を保持されない関連情報B1の画像の場合、図22に示すように、関連する画像どうしを結合させるレイアウトを予め用意し、選択してもよい。
図22は、実施例3において、関連情報B1と印刷設定情報F1とを用いて、関連する画像どうしを結合させる画像レイアウトを設定したイメージ図である。
画像レイアウト設定部15は、関連情報抽出部13から受信した関連情報B1と、印刷設定部31から受信した印刷設定情報F1とを利用し、自動的に画像レイアウト情報C1を設定する処理部である。
<3−2−3>画像レイアウト生成部16
画像レイアウト生成部16は、画像情報抽出部12から受信した画像情報A2と、画像レイアウト設定部15から受信した画像レイアウト情報C1とに従って、画像印刷部32で印刷するための出力画像情報G1を生成する。そして、画像レイアウト生成部16は、生成した出力画像情報G1を、画像印刷部32に送信する。
画像レイアウト生成部16は、画像情報抽出部12から受信した画像情報A2と、画像レイアウト設定部15から受信した画像レイアウト情報C1とに従って、画像印刷部32で印刷するための出力画像情報G1を生成する。そして、画像レイアウト生成部16は、生成した出力画像情報G1を、画像印刷部32に送信する。
たとえば、画像情報抽出部12から受信した画像情報A2が輝度、色差情報の色空間で設定されている画像であるとする。そして、画像印刷部32で印刷する色空間設定がCMY(色素の三原色、減法混色)であれば、画像レイアウト生成部16は、画像情報A2を色空間変換し、画像印刷部32の色空間設定に合わせる。
また、画像レイアウト生成部16は、画像レイアウト情報C1に従って、画像情報A2に含まれている各画像ファイルの画像レイアウト情報を生成する。たとえば、図11〜図16に示すような画像レイアウト情報を生成する。生成した画像レイアウト情報を出力画像情報G1とし、画像印刷部32に送信する。
<3−2−4>画像印刷部32
画像印刷部32は、印刷設定部31が設定した印刷設定情報F1に従い、画像レイアウト生成部16から受信した出力画像情報G1を印刷する。
画像印刷部32は、印刷設定部31が設定した印刷設定情報F1に従い、画像レイアウト生成部16から受信した出力画像情報G1を印刷する。
画像印刷部32は、PCやデジタルカメラ等が生成した文字データや画像データを、用紙に印字するプリンタである。プリンタは、インクを飛ばして対象物に印字させるインクジェットプリンタ、固体染料インクを昇華させ、対象物に転写する熱転写プリンタ等、文字データや画像データを用紙に印字する。
実施例3によれば、保存されている画像の空間的な相対位置情報を関連情報として利用し、印刷設定内容に応じて印刷レイアウトを切り替える。これによって、1つのファイルに複数の画像が含まれている画像ファイルの画像を、見やすいレイアウトで印刷することができる。
<4−1>実施例4の概略
実施例1、2、3は、それぞれ図1、図2、図3に示す各部(画像読取部11、レイアウト指定部14、画像表示部17、デフォルト設定切替部21、印刷設定部31、画像印刷部32を除く)を、ハードウェアによって構成する実施例である。実施例4は、その一部または全部を、ソフトウェアによって構成する実施例である。実施例4において、ソフトウェアを、PC等のコンピュータが有するメモリに格納し、このコンピュータが有するCPU等が、上記ソフトウェアを用いて処理を実行することによって、コンピュータは、図1、図2、図3に示す装置が有する機能を実現する。
実施例1、2、3は、それぞれ図1、図2、図3に示す各部(画像読取部11、レイアウト指定部14、画像表示部17、デフォルト設定切替部21、印刷設定部31、画像印刷部32を除く)を、ハードウェアによって構成する実施例である。実施例4は、その一部または全部を、ソフトウェアによって構成する実施例である。実施例4において、ソフトウェアを、PC等のコンピュータが有するメモリに格納し、このコンピュータが有するCPU等が、上記ソフトウェアを用いて処理を実行することによって、コンピュータは、図1、図2、図3に示す装置が有する機能を実現する。
図4は、画像出力装置、画像読取装置に適用可能なコンピュータのハードウェア構成例を示すブロック図である。
コンピュータ40に、画像読取装置4a、画像出力装置4bが接続されている。画像読取装置4aは、図1、図2、図3に示す画像読取部11として機能する。また、画像出力装置4bは、図3に示す画像印刷部32として機能する。
次に、コンピュータ40を構成する各部について説明する。
CPU42は、RAM44やROM43に格納されているコンピュータプログラムやデータを用いて、コンピュータ40全体の制御を行うとともに、画像出力装置、画像読取装置が行うものとして、上記各処理を実行する。
ROM43には、コンピュータ40の設定データやブートプログラム等が格納されている。
RAM44は、二次記憶装置45からロードされたコンピュータプログラムやデータを一時的に記憶するためのエリア、I/O IF49を介して、画像出力装置4bから入力される画像データ等を一時的に記憶するエリアを有する。さらに、RAM44は、CPU42が各処理を実行する際に用いるワークエリアも有する。すなわち、RAM44は、各種のエリアを適宜提供することができる。
二次記憶装置45は、ハードディスクドライブ装置に代表される大容量情報記憶装置である。二次記憶装置45には、OS(オペレーティングシステム)がCPU42に実現させるためのコンピュータプログラムやデータが格納されている。また、二次記憶装置45には、図1に示す各部(画像読取部11を除く)、図2に示す各部(画像読取部11、レイアウト指定部14を除く)の機能を、CPU42に実現させるためのコンピュータプログラムやデータが格納されている。二次記憶装置45に保存されているコンピュータプログラムやデータは、CPU42による制御に従って、RAM44に適宜ロードされ、CPU42による処理対象となる。
ディスプレイ46は、CRTや液晶画面等によって構成され、CPU42による処理結果を、画像や文字等で表示することができる。たとえば、図1に示すレイアウト指定部14が、レイアウトを指定するためや、図3に示す印刷設定部31が印刷設定を指定するためのGUIを表示する。
キーボード47、マウス48は、ユーザが操作することによって、各種の指示をCPU42に入力することができるポインティングデバイスの例である。
たとえば、図1に示すレイアウト指定部14が、画像レイアウトを指定する場合、ユーザは、キーボード47やマウス48を用いて指定すればよい。また、図3に示す印刷設定部31が印刷設定を指定する場合、ユーザは、キーボード47やマウス48を用いて指定すればよい。
I/O IF49には、画像読取装置4a、画像出力装置4bが接続され、コンピュータ40は、I/O IF49を介して、画像読取装置4aから画像情報を取得し、また、画像出力装置4bに画像情報を転送する。バス41は、上記各部を繋ぐバスである。
画像読取装置4aは、1つのファイルに1つまたは複数の画像が含まれている画像ファイルを読み取る画像ファイル読取手段の例である。CPU42は、上記画像の画像情報を読み取る画像情報読取手段の例であり、上記画像情報から画像同士の位置情報を示す関連情報を読み取る関連情報読取手段の例である。画像レイアウト設定部15は、上記画像を表示するためのレイアウトを設定するレイアウト設定手段の例である。画像レイアウト生成部16は、上記レイアウト設定手段の内容と上記関連情報とに応じて、表示画像のレイアウトを決定するレイアウト決定手段の例である。画像表示部17は、上記レイアウト決定手段に従って画像を表示する画像表示手段の例である。
また、上記レイアウト決定手段は、1つのファイルに1つの画像が含まれている画像ファイルの画像と、1つのファイルに複数の画像が含まれている画像ファイルの画像とで、画像の配置を異ならせる手段である。さらに、上記レイアウト設定手段の内容は、横に配置可能な画像数、画像の位置、表示画像のサイズ、画像同士の間隔のうちの少なくとも1つ、または組み合わせである。しかも、上記レイアウト決定手段は、1つのファイルに複数の画像が含まれているファイルの画像については、上記レイアウト設定手段による設定に従わない画像の配置を決定する手段である。
そして、上記印刷設定手段の内容は、印刷設定手段で設定された印刷品質、用紙の種類、用紙のサイズ、印刷の向きを含むページレイアウトのうちの少なくとも1つ、または組み合わせの情報である。
なお、コンピュータ40のハードウェア構成については、図4に示す構成に限定する必要がなく、同等の機能を実現しうる構成であれば、他の構成を採用するようにしてもよい。
本発明の実施例5は、上記各実施例の機能を実現するソフトウェアのプログラムコード(コンピュータプログラム)を記録した記録媒体(または記憶媒体)であり、これを、システムまたは装置に供給する。このような記憶媒体は、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体である。そして、そのシステムまたは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が、記憶媒体に格納されているプログラムコードを読み出し、実行する。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が、上記実施例の機能を実現し、そのプログラムコードを記憶している記憶媒体は、本発明を構成する。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することによって、そのプログラムコードの指示に基づいて、コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)等が、実際の処理の一部または全部を実行する。この処理によって、上記実施例の機能が実現される場合も含まれる。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カードや、コンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれたとする。その後、そのプログラムコードの指示に基づいて、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに具備されているCPU等が、実際の処理の一部または全部を実行し、その処理によって、上記実施例の機能が実現される。
上記プログラムコードを上記記憶媒体に記憶すると、その記憶媒体には、上記フローチャートに対応するプログラムコードが格納される。
なお、上記記憶媒体は、CD、DVD、HD、光ディスク、磁気ディスク、半導体メモリ等である。
また、上記異なる画像レイアウト情報は、上記画像情報の位置、上記画像情報のサイズ、上記画像情報同士の間隔のいずれかまたは組み合わせの情報である。上記画像レイアウト情報設定手段は、上記結合させた画像情報の境界線部分に、線を追加する手段である。上記レイアウト指定情報が、上記複数の画像情報の空間的な相対位置から画像レイアウト情報を生成できる場合と、生成できない場合とで、処理を切り替えるレイアウト切替手段を備える手段である。上記画像情報と上記画像レイアウト情報とから、出力画像情報を生成する出力画像情報生成手段が設けられている。印刷設定部31は、画像を印刷するために印刷設定情報を設定する。
さらに、上記実施例において、上記手段を工程に置き換えると、上記実施例を画像処理方法の発明として把握することができる。
PD1、PD2、PD3…画像処理装置、
11…画像読取部、
12…画像情報抽出部、
13…関連情報抽出部、
14…レイアウト指定部、
15…画像レイアウト指定部、
16…画像レイアウト生成部、
17…画像表示部、
21…デフォルト設定切替部、
31…印刷設定部、
A1、A2…画像情報、
B1…関連情報、
C1…画像レイアウト情報、
D1…表示画像情報、
E1…レイアウト指定情報、
F1…印刷設定情報。
11…画像読取部、
12…画像情報抽出部、
13…関連情報抽出部、
14…レイアウト指定部、
15…画像レイアウト指定部、
16…画像レイアウト生成部、
17…画像表示部、
21…デフォルト設定切替部、
31…印刷設定部、
A1、A2…画像情報、
B1…関連情報、
C1…画像レイアウト情報、
D1…表示画像情報、
E1…レイアウト指定情報、
F1…印刷設定情報。
Claims (8)
- 1つのファイルに1つまたは複数の画像が含まれている画像ファイルを読み取る画像ファイル読取手段と、上記画像の画像情報を読み取る画像情報読取手段と、上記画像情報から画像同士の位置情報を示す関連情報を読み取る関連情報読取手段と、上記画像を表示するためのレイアウトを設定するレイアウト設定手段と、上記レイアウト設定手段の内容と上記関連情報とに応じて、表示画像のレイアウトを決定するレイアウト決定手段と、上記レイアウト決定手段に従って画像を表示する画像表示手段とを有する画像処理装置において、
上記レイアウト決定手段は、1つのファイルに1つの画像が含まれている画像ファイルの画像と、1つのファイルに複数の画像が含まれている画像ファイルの画像とで、画像の配置を異ならせることを特徴とする画像処理装置。 - 請求項1において、
上記レイアウト設定手段の内容は、横に配置可能な画像数、画像の位置、表示画像のサイズ、画像同士の間隔のうちの少なくとも1つ、または組み合わせであり、
上記レイアウト決定手段は、1つのファイルに複数の画像が含まれているファイルの画像については、上記レイアウト設定手段による設定に従わない画像の配置を決定する手段であることを特徴とする画像処理装置。 - 1つのファイルに1つまたは複数の画像が含まれている画像ファイルを読み取る画像ファイル読取手段と、上記画像の画像情報を読み取る画像情報読取手段と、上記画像情報から画像同士の位置情報を示す関連情報を読み取る関連情報読取手段と、上記画像の印刷を行うための印刷設定手段と、上記印刷設定手段の内容と上記関連情報とから、印刷レイアウトを決定する印刷レイアウト決定手段と、上記印刷レイアウト決定手段に従って画像を印刷する画像印刷手段とを有する画像処理装置において、
上記印刷レイアウト決定手段は、1つのファイルに1つの画像が含まれている画像ファイルの画像と、1つのファイルに複数の画像が含まれている画像ファイルの画像とで、画像の配置を異ならせる手段であることを特徴とする画像処理装置。 - 請求項3において、
上記印刷設定手段の内容は、印刷設定手段で設定された印刷品質、用紙の種類、用紙のサイズ、印刷の向きを含むページレイアウトのうちの少なくとも1つ、または組み合わせの情報であることを特徴とする画像処理装置。 - 1つのファイルに1つまたは複数の画像が含まれている画像ファイルを読み取る画像ファイル読取工程と、上記画像の画像情報を読み取る画像情報読取工程と、上記画像情報から画像同士の位置情報を示す関連情報を読み取る関連情報読取工程と、上記画像を表示するためのレイアウトを設定するレイアウト設定工程と、上記レイアウト設定工程の内容と上記関連情報とから、表示画像のレイアウトを決定するレイアウト決定工程と、上記レイアウト決定工程に従って画像を表示する画像表示工程とを備える画像処理方法において、
上記レイアウト決定工程は、1つのファイルに1つの画像が含まれている画像ファイルの画像と、1つのファイルに複数の画像が含まれている画像ファイルの画像とで、画像の配置を異ならせる工程であることを特徴とする画像処理方法。 - 1つのファイルに1つまたは複数の画像が含まれている画像ファイルを読み取る画像ファイル読取工程と、上記画像の画像情報を読み取る画像情報読取工程と、上記画像情報から画像同士の位置情報を示す関連情報を読み取る関連情報読取工程と、上記画像の印刷を行うための印刷設定工程と、上記印刷設定工程の内容と上記関連情報とから、印刷レイアウトを決定する印刷レイアウト決定工程と、上記印刷レイアウト決定工程に従って画像を印刷する画像印刷工程とを備える画像処理方法において、
上記印刷レイアウト決定工程は、1つのファイルに1つの画像が含まれている画像ファイルの画像と、1つのファイルに複数の画像が含まれている画像ファイルの画像とで、画像の配置を異ならせる工程であることを特徴とする画像処理方法。 - 請求項1または請求項3に記載の画像処理装置が有する各手段としてコンピュータを機能させるコンピュータプログラム。
- 請求項7に記載のコンピュータプログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008278055A JP2010109544A (ja) | 2008-10-29 | 2008-10-29 | 画像処理装置、画像処理方法、コンピュータプログラム及び記憶媒体 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012213963A (ja) * | 2011-04-01 | 2012-11-08 | Seiko Epson Corp | 印刷装置及び印刷方法 |
JP2019080194A (ja) * | 2017-10-25 | 2019-05-23 | オリンパス株式会社 | 画像処理装置、画像処理方法、画像処理プログラム |
-
2008
- 2008-10-29 JP JP2008278055A patent/JP2010109544A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2012213963A (ja) * | 2011-04-01 | 2012-11-08 | Seiko Epson Corp | 印刷装置及び印刷方法 |
JP2019080194A (ja) * | 2017-10-25 | 2019-05-23 | オリンパス株式会社 | 画像処理装置、画像処理方法、画像処理プログラム |
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