JP2006174063A - 画像データ生成装置、画像データ出力装置、画像データ生成方法、画像データ出力方法、及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents
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Abstract
【課題】 画像の色補正を容易に且つ確実に行えるようにする。
【解決手段】 出力装置に出力した画像の中から、入力装置の使用の結果に基づき、色情報を抽出したい画像を選択する第1の選択手段と、前記第1の選択手段で選択された画像内の特定領域を指定する色情報抽出特定領域指定手段と、指定した特定領域より色情報を抽出する色情報抽出手段と、前記入力装置の使用の結果に基づいて、抽出した色情報を適用したい画像を選択する第2の選択手段と、前記第2の選択手段で選択した画像中の色情報を適用したい色情報適用特定領域を指定する色情報適用特定領域指定手段と、前記第1の選択手段で選択した画像の画像データとは別のメタデータ領域又はメタデータファイルに、画像の属性情報として、抽出した色情報と、指定した色情報適用特定領域とを記録する記録手段とを備える画像データ生成装置等、を提供する。
【選択図】 図1
【解決手段】 出力装置に出力した画像の中から、入力装置の使用の結果に基づき、色情報を抽出したい画像を選択する第1の選択手段と、前記第1の選択手段で選択された画像内の特定領域を指定する色情報抽出特定領域指定手段と、指定した特定領域より色情報を抽出する色情報抽出手段と、前記入力装置の使用の結果に基づいて、抽出した色情報を適用したい画像を選択する第2の選択手段と、前記第2の選択手段で選択した画像中の色情報を適用したい色情報適用特定領域を指定する色情報適用特定領域指定手段と、前記第1の選択手段で選択した画像の画像データとは別のメタデータ領域又はメタデータファイルに、画像の属性情報として、抽出した色情報と、指定した色情報適用特定領域とを記録する記録手段とを備える画像データ生成装置等、を提供する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、画像データ生成装置、画像データ出力装置、画像データ生成方法、画像データ出力方法、及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関し、特に、画像の色補正を行うために用いて好適なものである。
最近、デジタルカメラで撮影した画像データとは別に、画像出力制御情報や印刷情報や画像処理情報などを画像ファイル内に記録して(画像データの入った画像ファイルとは別のファイルにそれらの情報を保存してもよい)、その画像ファイルをコンピュータなどの画面やプリンタに出力する際に、それらの情報を取り出し、情報に応じた加工を画像データに施し出力することで画像の出力を行うデバイスに最適な出力を得る技術が存在する(特許文献1〜3を参照)。
また、デジタルカメラのプリント用フォーマットとしてDPOF(Digital Print Order Format)があり、プリントしたい画像や枚数などの情報をあらかじめデジタルカメラ側で記録メディアに直接記録できる。さらに、Exif(Exchangeable Image File Format)という、撮影日付や撮影場所などの撮影情報を画像ファイルに付加した画像フォーマットが存在する。
また、特開2002−209425号公報(特許文献4)に記載されている技術では、抽出すべき被写体を含む画像と背景画像との2枚の画像を入力し、抽出した被写体を輪郭付近での背景画像との混合及び平滑化を行い、背景画像に合成する画像を得ることで、赤目補正などを行うことができる。
また、特開2002−288681号公報(特許文献5)に記載されている技術でもやはり先ず参照画像データと元画像データとの2枚の画像を入力する。ただし、特開2002−209425号公報に記載されている技術との違いは、2枚の画像には同一人物が必ず写っていなければならない。この参照データから顔のある部位を抽出して調整して、元画像にはめ込むことで、被写体の同一性を害することなく、顔の表情のみを簡単かつ自然に修正することができるものであり、赤目補正に適用可能である。
さらに、特開2002−247596号公報(特許文献6)では、画像中の赤目現象の生じている領域を特定して補正する技術が記載されている。
また、特開2002−209425号公報(特許文献4)に記載されている技術では、抽出すべき被写体を含む画像と背景画像との2枚の画像を入力し、抽出した被写体を輪郭付近での背景画像との混合及び平滑化を行い、背景画像に合成する画像を得ることで、赤目補正などを行うことができる。
また、特開2002−288681号公報(特許文献5)に記載されている技術でもやはり先ず参照画像データと元画像データとの2枚の画像を入力する。ただし、特開2002−209425号公報に記載されている技術との違いは、2枚の画像には同一人物が必ず写っていなければならない。この参照データから顔のある部位を抽出して調整して、元画像にはめ込むことで、被写体の同一性を害することなく、顔の表情のみを簡単かつ自然に修正することができるものであり、赤目補正に適用可能である。
さらに、特開2002−247596号公報(特許文献6)では、画像中の赤目現象の生じている領域を特定して補正する技術が記載されている。
従来、デジカメで撮影した赤目画像の補正は、目の色が人種により異なるため、自動補正は難しいという問題があった。
また、元画像を変更することなく赤目補正を行うためには、元画像を複製してからでないと行えないという問題があった。
また、赤目を補正する際や、目の色を変えたい場合に、好きなタレントの目の色にしたいとか、左右の目の色を変えたいなどの自在な設定ができないという問題があった。なおかつ、画像内に複数の人や動物が写っている場合への対応も難しいという問題があった。
また、参照画像を用いて処理を行う場合は、参照画像が消去される場合や、編集されてしまう場合が考えられ、参照したいデータが常に同じ状態にあるとは限らなかった。
また、組込み機器に色情報抽出処理などを行わせると、CPUのパワー不足やメモリ量の不足などできちんと動作しない場合があった。
また、元画像を変更することなく赤目補正を行うためには、元画像を複製してからでないと行えないという問題があった。
また、赤目を補正する際や、目の色を変えたい場合に、好きなタレントの目の色にしたいとか、左右の目の色を変えたいなどの自在な設定ができないという問題があった。なおかつ、画像内に複数の人や動物が写っている場合への対応も難しいという問題があった。
また、参照画像を用いて処理を行う場合は、参照画像が消去される場合や、編集されてしまう場合が考えられ、参照したいデータが常に同じ状態にあるとは限らなかった。
また、組込み機器に色情報抽出処理などを行わせると、CPUのパワー不足やメモリ量の不足などできちんと動作しない場合があった。
本発明は、以上のような問題点に鑑みてなされたものであり、画像の色補正を容易に且つ確実に行えるようにすることを目的とする。
上記課題を解決するために本発明は、画像を表示する出力装置を持ち、撮影した画像を選択するための入力装置を備え、画像や画像の属性情報を記録する記録装置を備える画像データ生成装置において、前記出力装置に、前記入力装置を使用して、画像を次々と出力させて色情報を抽出したい画像を選択する選択手段と、該選択手段により選択された画像内の特定領域を指定する色情報抽出特定領域指定手段と、該指定手段により指定された特定領域より色情報を抽出する色情報抽出手段とを備え、さらに前記入力装置を使用して、該色情報抽出手段により抽出された色情報を適用したい画像を選択する選択手段と、前記選択手段により選択された画像データ中の色情報を適用したい特定部分を指定する色情報適用特定領域指定手段と、該選択手段により選択された画像の画像データとは別の領域(以降メタデータ領域と呼ぶ)またはファイル(以降メタデータファイルと呼ぶ)に画像の属性情報として、前記色情報抽出手段で得られた色情報と、前記色情報適用特定領域指定手段で指定された特定領域とを記録する手段とを備える画像データ生成装置等、を提供する。
本発明によれば、画像ファイル内の画像データとは別の領域であるメタデータ領域またはメタデータファイルに、正常に撮れた画像を特定するファイル名や目の領域データ(特定領域)や目の色情報などを記録しておくことで、画像ファイルを開くときに、ユーザが操作をしなくても自動的にそれらの情報を取り出して、元画像を変更することなく、赤目を補正することができることが可能な効果がある。
また、指定するファイル名を好きな色の目を持つ人が写っている画像にすることで、好みの色の目に変更可能な効果がある。
また、相互にメタデータ領域にファイル名と特定領域を記録しておき、変化があれば通知することで、色情報を抽出する際にそのファイルが存在しない、または、特定領域が変化してしまって間違った色情報を抽出してしまうといった不具合が生じない効果がある。
また、組込み機器に適用する場合は、実際には機器ないで色情報抽出を行わず、参照情報のみをメタデータに記録しておき、PCなどの出力するアプリケーション側で、その参照情報より色情報を抽出することで、組込み機器側にはパワーのあるCPUや豊富なメモリを必要としない効果がある。
また、指定するファイル名を好きな色の目を持つ人が写っている画像にすることで、好みの色の目に変更可能な効果がある。
また、相互にメタデータ領域にファイル名と特定領域を記録しておき、変化があれば通知することで、色情報を抽出する際にそのファイルが存在しない、または、特定領域が変化してしまって間違った色情報を抽出してしまうといった不具合が生じない効果がある。
また、組込み機器に適用する場合は、実際には機器ないで色情報抽出を行わず、参照情報のみをメタデータに記録しておき、PCなどの出力するアプリケーション側で、その参照情報より色情報を抽出することで、組込み機器側にはパワーのあるCPUや豊富なメモリを必要としない効果がある。
次に、図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態を示す画像データ生成・出力装置の構成を説明するブロック図であり、デジタルカメラ、デジタルカムコーダの例を示している。
図1において、101は撮像部で、被写体を撮影して映像信号を出力する。102は主記憶装置で、撮像部101から出力される映像信号が入力される。主記憶装置102は、主に半導体メモリで構成される。103は出力部であり、液晶ディスプレイなどで構成される。撮像部101からの映像信号や主記憶装置102からの再生信号が入力され、入力された映像信号を画面上に表示する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態を示す画像データ生成・出力装置の構成を説明するブロック図であり、デジタルカメラ、デジタルカムコーダの例を示している。
図1において、101は撮像部で、被写体を撮影して映像信号を出力する。102は主記憶装置で、撮像部101から出力される映像信号が入力される。主記憶装置102は、主に半導体メモリで構成される。103は出力部であり、液晶ディスプレイなどで構成される。撮像部101からの映像信号や主記憶装置102からの再生信号が入力され、入力された映像信号を画面上に表示する。
104は画像処理部で、撮像部101からの映像信号や主記憶装置102からの再生信号を、制御部106からの制御信号に基づき処理して、入力された映像信号をキャプチャーし圧縮処理して静止画像データに変換する処理を行ったり、画像補正、特定領域の抽出などの画像処理を行ったりする。
105は入力部で、デジタルカメラの各種操作を行うボタンからの入力を扱う。
制御部106は、制御手順に従うプログラムを記憶しているプログラムメモリ1062を備え、装置の各構成要素をプログラムメモリ1062に記憶されているプログラムの制御手順に従いCPU1061が動作する。
105は入力部で、デジタルカメラの各種操作を行うボタンからの入力を扱う。
制御部106は、制御手順に従うプログラムを記憶しているプログラムメモリ1062を備え、装置の各構成要素をプログラムメモリ1062に記憶されているプログラムの制御手順に従いCPU1061が動作する。
107はI/F部で、画像処理部104から出力される圧縮画像データや制御部106から入力される画像データとメタデータとをファイルとしてリムーバブルメディア108に書き込む。
なお、リムーバブルメディア108は、CF(Compact Flash(登録商標))カードやSM(Smart Media(登録商標))カードやMMC(Multi Media Card)等のリムーバブルなメモリカードで構成され、入力される様々なデータをファイルとして記録する。また、109は通信部で、リムーバブルメディア108に画像データやメタデータを直接書き込まずに、この通信部109を通して外部に記録することも可能である。この通信部109における通信手段は有線・無線を問わない。
なお、リムーバブルメディア108は、CF(Compact Flash(登録商標))カードやSM(Smart Media(登録商標))カードやMMC(Multi Media Card)等のリムーバブルなメモリカードで構成され、入力される様々なデータをファイルとして記録する。また、109は通信部で、リムーバブルメディア108に画像データやメタデータを直接書き込まずに、この通信部109を通して外部に記録することも可能である。この通信部109における通信手段は有線・無線を問わない。
ここで、図2に示すフローチャートを用いて、本実施形態のデジタルカメラの動作の一例を説明する。
先ず、ステップS100において、すでに撮影されている画像を図1のリムーバブルメディア108や通信部109を通して取得し、最初の一枚を選択して、図1の出力部103で選択画像を再生する。
次に、ステップS101に移り、これ以上画像がないかどうかを確認する。もう再生する画像がない場合はEndに移り処理を終了する。一方、まだ再生する画像がある場合は、ステップS102に移り、選択した画像が色情報を抽出したい画像かどうかを判定する。
先ず、ステップS100において、すでに撮影されている画像を図1のリムーバブルメディア108や通信部109を通して取得し、最初の一枚を選択して、図1の出力部103で選択画像を再生する。
次に、ステップS101に移り、これ以上画像がないかどうかを確認する。もう再生する画像がない場合はEndに移り処理を終了する。一方、まだ再生する画像がある場合は、ステップS102に移り、選択した画像が色情報を抽出したい画像かどうかを判定する。
抽出したい画像でなければステップS103に移り、次の画像を選択し、色情報を抽出したい画像が選択されるまでステップS101〜S103を繰り返す。ステップS102で色情報を抽出したい画像であった場合は、ステップS104に移り、図1の入力部105により、色情報を抽出したい特定領域を指定する。
この特定領域の指定方法を詳しく述べる。図3に示すように始点((x,y)=(205,203))と終点((x,y)=(240,250))を設定し、その2点を対角とする四角形の領域が特定領域((x,y)-(width,height)=(205,203)-(35,47))となる。この四角形の指定方法は本実施形態の方法に限定されるものではなくどのような方法をとってもよい。
例を示すと、画面上に点が出現し、その点を図1の入力部105の各種ボタン操作で左右上下の任意の場所にずらしていき、決定ボタンを押すと先ず始点が設定される。そうすると、また画面上に点が出現し、始点と同様に任意の場所にずらし決定ボタンを押すと終点が設定され、その2点を対角とする四角形の領域が点線で示され領域が指定される。出力画面がタッチパネルなどの場合は、最初にタップした場所を始点とし、次にタップした場所を終点とすればよい。
例を示すと、画面上に点が出現し、その点を図1の入力部105の各種ボタン操作で左右上下の任意の場所にずらしていき、決定ボタンを押すと先ず始点が設定される。そうすると、また画面上に点が出現し、始点と同様に任意の場所にずらし決定ボタンを押すと終点が設定され、その2点を対角とする四角形の領域が点線で示され領域が指定される。出力画面がタッチパネルなどの場合は、最初にタップした場所を始点とし、次にタップした場所を終点とすればよい。
また、この特定領域の指定の範囲であるが、例えば赤目補正を目的とする場合には、虹彩の領域を特定する先行技術がいくつかあるため、おおざっぱに目全体が入るくらいに与えるだけで、それら先行技術により虹彩領域を特定することができる。そのためある程度大きな範囲で指定してもよい。しかし、本当にここの色を抽出したいということで狭く範囲を指定できる場合は、図4に示すように虹彩の中の狭い領域を指定してもよい。図4では、始点が(x,y)=(216,221)で、終点が(x,y)=(223,234)であり、特定領域は、(x,y)-(width,height)=(216,221)-(7,13)の狭い範囲であることを示している。
ステップS104で指定した特定領域をR1(図4を例とすると座標は、(216,221)-(7,13))とする。
次に、ステップS105に移り、特定領域R1内の色情報を抽出する。例えば、図4の特定領域R1内の色情報Cは、黒色なので、(R,G,B)=(0,0,0)である。
さらにステップS106に移り、今度は、色情報を適用したい画像を選択する為に、まず一枚の撮影画像を選択する。次に、ステップS107に移り、これ以上画像がないかどうかを確認する。もう再生する画像がない場合はEndに移り処理を終了する。一方、まだ再生する画像があれば、ステップS109に移り、色情報を適用したい画像かどうかを判定する。適用したい画像でなければステップS107に移り、次の画像を選択し、色情報を適用したい画像を選択するまでステップS107〜S109を繰り返す。
次に、ステップS105に移り、特定領域R1内の色情報を抽出する。例えば、図4の特定領域R1内の色情報Cは、黒色なので、(R,G,B)=(0,0,0)である。
さらにステップS106に移り、今度は、色情報を適用したい画像を選択する為に、まず一枚の撮影画像を選択する。次に、ステップS107に移り、これ以上画像がないかどうかを確認する。もう再生する画像がない場合はEndに移り処理を終了する。一方、まだ再生する画像があれば、ステップS109に移り、色情報を適用したい画像かどうかを判定する。適用したい画像でなければステップS107に移り、次の画像を選択し、色情報を適用したい画像を選択するまでステップS107〜S109を繰り返す。
ステップS108で色情報を適用したい画像であった場合は、ステップS110に移り、図1の入力部105により、色情報を適用したい特定領域を指定する。これをR2と呼ぶ。図5に示す画像を例にとると、特定領域R2の始点は、(x,y)=(260,177)で、終点は、(x,y)=(320,222)であるため、特定領域R2は、(x,y)-(width,height)=(260,177)-(60,45)となる。
そして、ステップS111に移り、色情報を適用したい画像のメタデータ領域に色情報Cと特定領域R2を記録して、処理を終了する。
そして、ステップS111に移り、色情報を適用したい画像のメタデータ領域に色情報Cと特定領域R2を記録して、処理を終了する。
色情報Cと特定領域R2の記録のされ方を図6に示す。図6(a)は画像ファイルを表している。図6(a)において、201はJPEGなどで圧縮された画像データそのものが格納される画像データ格納領域で、この例では、幅480pixel、高さ480pixelの図5に示した画像データが格納されている。
202は、その画像データとは別の領域で、色情報や特定領域の座標などのメタデータが格納されるメタデータ格納領域である。このメタデータ格納領域202の内容をもう少し詳しく表したものが図6(b)である。本実施形態ではどのような形式でメタデータを格納してもよいが、ここではXML形式で記述した。
202は、その画像データとは別の領域で、色情報や特定領域の座標などのメタデータが格納されるメタデータ格納領域である。このメタデータ格納領域202の内容をもう少し詳しく表したものが図6(b)である。本実施形態ではどのような形式でメタデータを格納してもよいが、ここではXML形式で記述した。
metadataタグの中に、色情報タグと特定領域タグとが存在し、色情報タグの中にさらにRedとGreenとBlueというタグが存在する。RedとGreenとBlueのタグのそれぞれ値を持ち、図6(b)の場合は、Red=0,Green=0,Blue=0と黒色を表している。これらは、色の三原色を表しているため、例えば、Red=255,Green=255,Blue=0の場合は、黄色を表す事になる。
また、特定領域タグの中にさらに、座標タグと単位タグがあり、座標タグの中にさらに、xとyとwidthとheightタグが存在し、単位タグより単位がpixelの特定領域の座標を取り出すことができる。この図6(b)の場合では、特定領域は、(x,y)-(width,height)=(260,177)-(60,45)の領域を表していて、画像の左上を原点として、横に260pixel、縦に177pixel移動を行ったところから、幅60pixel、高さ45pixelの四角形の領域であることが分かる。
また、この図6では、一つの画像ファイル内にメタデータと画像データとが入っているが、メタデータと画像データとを別ファイルに分けて、2つのファイルを何らかの手段(例えば、拡張子以外のファイル名を同じにして拡張子を違えるという手がある。)で関係付ける方法をとってもよい。この場合は、色情報と特定領域の座標などのメタデータはメタデータファイルに記録される。しかし、一つのファイルにメタデータと画像データとが入っているほうが、ファイルのコピーなどの流通を考えた場合、取り扱いが簡単であると思われる。
なお、本実施形態では、デジタルカメラの装置で行っているが、同様な手順で、コンピュータ上の画像編集ソフトにおいて、マウスなどの入力装置により特定領域を指定して色情報を取得し、画像ファイルのメタデータに色情報と特定領域とを記録することで、コンピュータ上でもメタデータ付き画像ファイルを作成することが可能である。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。本実施形態は、色情報を抽出したファイル名を、色情報を適用するファイルのメタデータに記録する点が第1の実施形態と異なるだけである。したがって、本実施形態の説明において、第1の実施形態と同一の部分についての詳細な説明を省略する。
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。本実施形態は、色情報を抽出したファイル名を、色情報を適用するファイルのメタデータに記録する点が第1の実施形態と異なるだけである。したがって、本実施形態の説明において、第1の実施形態と同一の部分についての詳細な説明を省略する。
図7のフローチャートを用いて、本実施形態のデジタルカメラの動作の一例を説明する。
ステップS100〜S103に関しては、第1の実施形態と同様である(図2を参照)。
ただし、第1の実施形態では、ステップS102において、選択した画像が色情報を抽出したい画像であった場合に、ステップS104に移っていたが、本実施形態では、ステップS201を行ってからステップS104に移る。
ステップS100〜S103に関しては、第1の実施形態と同様である(図2を参照)。
ただし、第1の実施形態では、ステップS102において、選択した画像が色情報を抽出したい画像であった場合に、ステップS104に移っていたが、本実施形態では、ステップS201を行ってからステップS104に移る。
ステップS201では、色情報を抽出したい画像のファイル名を取得し、このファイル名をFとする。続いて、ステップS104〜S111の処理に移るが、これらの処理に関しては、第1の実施形態と同様である。そして、ステップS111の後、ステップS202に移る。ステップS202では、ステップS201で取得したファイル名Fを、色情報を適用したい画像のメタデータ格納領域に、ステップS111と同様にして記録することで、色情報を抽出した画像を後で即座に探すことが可能になる。このステップS202の後、処理を終了する。
メタデータ格納領域にどのようにファイル名Fが記録されるかを、図8を用いて説明する。
第1の実施形態で説明した図6(b)のMetadataタグの中に、色情報抽出ファイル名タグが追加され、図8に示されるように、色情報抽出ファイル名タグの値として"/DCIM/100CANON/IMG_0005.JPG"が記録される。このタグの情報を読み出すことで、色情報を抽出した画像を容易に特定することが可能になる。
第1の実施形態で説明した図6(b)のMetadataタグの中に、色情報抽出ファイル名タグが追加され、図8に示されるように、色情報抽出ファイル名タグの値として"/DCIM/100CANON/IMG_0005.JPG"が記録される。このタグの情報を読み出すことで、色情報を抽出した画像を容易に特定することが可能になる。
(第3の実施形態)
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。本実施形態は、色情報を抽出せず、色情報を抽出する場所である特定領域と、色情報を適用する場所である特定領域のみをメタデータに記録する点が第2の実施形態と異なるだけである。したがって、本実施形態の説明において、第1及び第2の実施形態と同一の部分についての詳細な説明を省略する。
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。本実施形態は、色情報を抽出せず、色情報を抽出する場所である特定領域と、色情報を適用する場所である特定領域のみをメタデータに記録する点が第2の実施形態と異なるだけである。したがって、本実施形態の説明において、第1及び第2の実施形態と同一の部分についての詳細な説明を省略する。
図9のフローチャートを用いて、本実施形態のデジタルカメラの動作の一例を説明する。
ステップS100〜S103、S201、S104に関しては、第2の実施形態と同様である(図2、図7を参照)。
本実施形態では、第2の実施形態で説明した図7のステップS105のように、特定領域R1内の色情報の抽出を行わない。そのため、後のステップS106〜S110までは、第2の実施形態と同様であるが、図7のステップS111で行っていた色情報Cを記録する処理もまた行わない。その代わりに、ステップS110の後は、ステップS301に移り、色情報を適用したい画像のメタデータ領域に、ステップS201で取得した色情報を抽出したい画像のファイル名Fと特定領域R1と特定領域R2とを記録して、処理を終了する。
ステップS100〜S103、S201、S104に関しては、第2の実施形態と同様である(図2、図7を参照)。
本実施形態では、第2の実施形態で説明した図7のステップS105のように、特定領域R1内の色情報の抽出を行わない。そのため、後のステップS106〜S110までは、第2の実施形態と同様であるが、図7のステップS111で行っていた色情報Cを記録する処理もまた行わない。その代わりに、ステップS110の後は、ステップS301に移り、色情報を適用したい画像のメタデータ領域に、ステップS201で取得した色情報を抽出したい画像のファイル名Fと特定領域R1と特定領域R2とを記録して、処理を終了する。
これにより、メタデータを記録する装置には、色情報抽出処理を組み込む必要がなくなる。そのため、以降の実施形態で述べるが、メタデータを読み込み色情報を適用するアプリケーションが、色情報を抽出したい画像のファイル名からその画像を取り出し、特定領域R1内から色情報を抽出する処理を持たなければならない。
メタデータ領域にどのようにメタデータが記録されるかを、図10を用いて説明する。
metadataタグの中には、特定領域タグと色情報抽出ファイル名タグが存在する。特定領域タグの中には、抽出側タグと適用側タグとが存在する。抽出側の特定領域R1の座標は、抽出側タグ中の座標タグの中のxタグ、yタグ、widthタグ、heightタグに記録される。抽出する画像を図4に示すような画像であるとすると、特定領域の座標は、(x,y)-(width,height)=(216,221)-(7,13)であるので、
<x> 216 </x>
<y> 221 </y>
<width> 7 </width>
<height> 13 </height>
と記述される。単位はpixelであるので、単位タグで、<単位>pixel</単位>と記述される。
metadataタグの中には、特定領域タグと色情報抽出ファイル名タグが存在する。特定領域タグの中には、抽出側タグと適用側タグとが存在する。抽出側の特定領域R1の座標は、抽出側タグ中の座標タグの中のxタグ、yタグ、widthタグ、heightタグに記録される。抽出する画像を図4に示すような画像であるとすると、特定領域の座標は、(x,y)-(width,height)=(216,221)-(7,13)であるので、
<x> 216 </x>
<y> 221 </y>
<width> 7 </width>
<height> 13 </height>
と記述される。単位はpixelであるので、単位タグで、<単位>pixel</単位>と記述される。
また、適用側の特定領域R2の座標も、適用側タブ中の座標タグの中のxタグ、yタグ、widthタグ、heightタグに記録される。適用する画像を図5に示すような画像であるとすると、特定領域の座標は、(x,y)-(width,height)=(260,177)-(60,45)であるので、
<x> 260 </x>
<y> 177 </y>
<width> 60 </width>
<height> 45 </height>
と記述される。単位はpixelであるので、単位タグで、<単位>pixel</単位>と記述される。
また、色情報抽出ファイル名タグには、値として抽出画像である図4のファイル名"/DCIM/100CANON/IMG_0005.JPG"が記録される。
<x> 260 </x>
<y> 177 </y>
<width> 60 </width>
<height> 45 </height>
と記述される。単位はpixelであるので、単位タグで、<単位>pixel</単位>と記述される。
また、色情報抽出ファイル名タグには、値として抽出画像である図4のファイル名"/DCIM/100CANON/IMG_0005.JPG"が記録される。
これらのメタデータから、色情報を適用するアプリケーションが、色情報を抽出したい画像のファイル名からその画像を取り出し、特定領域R1内から色情報を抽出して、色情報を適用する画像の特定領域R2に色を適用することが可能になる。
デジタルカメラなどの組み込みデバイス側でCPUの負荷がかかる処理や、メモリを消費するような処理を行いたくない場合には、色情報抽出処理をこのデバイス上で必要としない本実施形態の構成は有効であると思われる。
デジタルカメラなどの組み込みデバイス側でCPUの負荷がかかる処理や、メモリを消費するような処理を行いたくない場合には、色情報抽出処理をこのデバイス上で必要としない本実施形態の構成は有効であると思われる。
(第4の実施形態)
次に、本発明の第4の実施形態について説明する。本実施形態は、複数の特定領域を持つ点が第1〜第3の実施形態と異なる。したがって、本実施形態の説明において、第1〜第3の実施形態と同一の部分についての詳細な説明を省略する。
次に、本発明の第4の実施形態について説明する。本実施形態は、複数の特定領域を持つ点が第1〜第3の実施形態と異なる。したがって、本実施形態の説明において、第1〜第3の実施形態と同一の部分についての詳細な説明を省略する。
図11は、ファイル名がIMG_0007.JPGという画像であり、2人の人物が写っている。そして、それぞれ人物の目の色が違っている。
図12のフローチャートを用いて、本実施形態のデジタルカメラの動作の一例を説明する。
ステップS100〜S103、S201に関しては、第2の実施と同様である(図2、図7を参照)。そして、ステップS201からステップS401に移る。
図12のフローチャートを用いて、本実施形態のデジタルカメラの動作の一例を説明する。
ステップS100〜S103、S201に関しては、第2の実施と同様である(図2、図7を参照)。そして、ステップS201からステップS401に移る。
ステップS401では、特定領域の番号を表す変数iを1とする。
次に、ステップS104'に移る。このステップS104'では、第2の実施形態のステップS104とほぼ同様に特定領域を指定するが、指定した特定領域は変数iを用いてR1[i]と表される。
次に、ステップS104'に移る。このステップS104'では、第2の実施形態のステップS104とほぼ同様に特定領域を指定するが、指定した特定領域は変数iを用いてR1[i]と表される。
次に、ステップS105'に移る。このステップS105'もまた第2の実施形態のステップS105とほぼ同様に色情報を抽出するが、特定領域R1[i]から抽出した色情報はC[i]となる。図11に示す画像を例に挙げて説明すると、まず特定領域R1[1]は、(x,y)-(width,height)=(136,144)-(8,9)であり、抽出される色情報C[1]は、緑色でRed=0,Green=255,Blue=0の値となる。
次に、ステップS402に移り、抽出したい特定領域がまだあるかどうかを判定する。抽出したい特定領域がまだある場合(図11に示す画像の例では、まだ女性の目の色情報が欲しい)は、ステップS403に移り、変数iの値を一つ増やし、抽出したい特定領域がなくなるまで、ステップS104'、S105'、S402、S403の処理を繰り返す。
図11に示す画像の例では、特定領域R1[2]は、(x,y)-(width,height)=(280,164)-(8,9)であり、抽出される色情報C[2]は、青色で、Red=0,Green=0,Blue=255の値となる。ステップS402で抽出したい特定領域がもうない場合は、ステップS106に移る。ステップS106〜S109に関しては第2の実施形態とまったく同様な処理である。
ステップS108で色情報を適用したい画像であれば、ステップS202に移り、ステップS201で取得したファイル名F(図11に示す画像では"IMG_0007.JPG")を、色情報を適用したい画像のメタデータ格納領域に記録する。これにより、色情報を抽出した画像を後で即座に探すことが可能になる。
次に、ステップS404に移る。ステップS404では、特定領域の番号を表す変数jを1とする。
次に、ステップS110'に移る。このステップS110'では、第2の実施形態のステップS110とほぼ同様に特定領域を指定するが、指定した特定領域は変数jを用いてR2[j]と表される。
次に、ステップS404に移る。ステップS404では、特定領域の番号を表す変数jを1とする。
次に、ステップS110'に移る。このステップS110'では、第2の実施形態のステップS110とほぼ同様に特定領域を指定するが、指定した特定領域は変数jを用いてR2[j]と表される。
次に、ステップS405に移り、抽出された色情報のどの番号のものをこの特定領域に適用するかを決定する。決定した番号をXとすると、色情報は、C[X]のものをこの特定領域R2[j]に適用することになる。図13に示す画像を例に挙げて説明すると、まず特定領域R2[1]は、(x,y)-(width,height)=(140,160)-(68,52)であり(このようにおおざっぱに範囲を示せば、先行技術で示した赤目領域を自動抽出する技術により赤目部分をさらに特定することが容易である)、この領域内の赤目に適用したい色情報は、図11に示す画像の女性側の目の色情報なので、X=2のC[2]の青色である。
次に、ステップS406に移り、色情報を適用したい画像のメタデータ格納領域に、色情報番号X(図13に示す画像の例では、2)と、色情報C[X](図13に示す画像の例では、C[2]の青色)と、特定領域R2[j](図13に示す画像の例では、R2[1]の(140,160)-(68,52))を記録する。
次に、ステップS407に移り、適用したい特定領域がまだあるかどうかを判定する。適用したい特定領域がまだある場合(図13に示す画像の例では、まだ男性の赤目を補正したい)は、ステップS408に移り、変数jの値を一つ増やし、適用したい特定領域がなくなるまでステップS110'、S405、S406、S407、S408の処理を繰り返す。
図13に示す画像の例では、特定領域R2[2]は、(x,y)-(width,height)=(280,128)-(80,40)であり、この領域内の赤目に適用したい色情報は、図11に示す画像の男性の目の色情報なので、X=1のC[1]の緑色である。そこで、色情報を適用したい画像のメタデータ格納領域に、色情報番号X(図13に示す画像の例では、1)と色情報C[X](図13に示す画像の例では、C[1]の緑色)と特定領域R2[j](図13では、R2[2]の(280,128)-(80,40))を記録する。
そして、ステップS407で、適用したい特定領域がもうないと判定されると処理が終了する。
そして、ステップS407で、適用したい特定領域がもうないと判定されると処理が終了する。
本実施形態で、メタデータ格納領域にどのようにメタデータが記録されるかを、図14を用いて説明する。
metadataタグの中には、特定領域タグと色情報抽出ファイル名タグが存在する。特定領域タグの中には、抽出側タグと適用側タグとが存在する。抽出側の色情報番号2が適用側の最初の特定領域に適用されるため、抽出側タグID=2に、青色(Red=0, Green=0, Blue=255)の情報が書かれ、適用側タグID=1の色情報番号タグの中に2が記述され、座標タグには、図13に示す画像の女性の方の赤目の領域である特定領域座標((x,y)-(width,height)=(140,160)-(68,52))が記述される。単位はpixelであるので、単位タグで、<単位>pixel</単位>と記述される。
metadataタグの中には、特定領域タグと色情報抽出ファイル名タグが存在する。特定領域タグの中には、抽出側タグと適用側タグとが存在する。抽出側の色情報番号2が適用側の最初の特定領域に適用されるため、抽出側タグID=2に、青色(Red=0, Green=0, Blue=255)の情報が書かれ、適用側タグID=1の色情報番号タグの中に2が記述され、座標タグには、図13に示す画像の女性の方の赤目の領域である特定領域座標((x,y)-(width,height)=(140,160)-(68,52))が記述される。単位はpixelであるので、単位タグで、<単位>pixel</単位>と記述される。
また、抽出側の色情報番号1が適用側の次の特定領域に適用されるため、抽出側タグID=1に、緑色(Red=0, Green=255, Blue=0)の情報が書かれ、適用側タグID=2の色情報番号タグの中に1が記述され、座標タグには、図13に示す画像の男性の方の赤目の領域である特定領域座標((x,y)-(width,height)=(280,128)-(80,40))が記述される。単位はpixelであるので、単位タグで、<単位>pixel</単位>と記述される。
また、色情報抽出ファイル名タグには、値として抽出画像である図11に示す画像のファイル名"/DCIM/100CANON/IMG_0007.JPG"が記録される。
これらのメタデータから、色情報を適用するアプリケーションが、色情報を適用する画像の複数の特定領域にそれぞれ適した色を適用することが可能になる。
また、色情報抽出ファイル名タグには、値として抽出画像である図11に示す画像のファイル名"/DCIM/100CANON/IMG_0007.JPG"が記録される。
これらのメタデータから、色情報を適用するアプリケーションが、色情報を適用する画像の複数の特定領域にそれぞれ適した色を適用することが可能になる。
(第5の実施形態)
次に、本発明の第5の実施形態について説明する。本実施形態では、第1の実施形態のようにして記録されたメタデータを用いて、アプリケーションが画像を表示するようにしており、その他は第1の実施形態と同様である。したがって、本実施形態の説明において、第1の実施形態と同一の部分についての詳細な説明を省略する。
次に、本発明の第5の実施形態について説明する。本実施形態では、第1の実施形態のようにして記録されたメタデータを用いて、アプリケーションが画像を表示するようにしており、その他は第1の実施形態と同様である。したがって、本実施形態の説明において、第1の実施形態と同一の部分についての詳細な説明を省略する。
図1に示したリムーバブルメディア108や通信部109を介して記録されたメタデータ付きの画像データ、または、画像データファイルとそれに関連付けられたメタデータファイルをコンピュータ上のアプリケーションで読み出し、画像を表示する際に、メタデータの情報に従って画像データに画像処理を行い表示することで、元画像データを変更することなく、画像補正を行った結果を表示することができる。
例えば、図5に示す画像のように、女性の目が赤目になってしまっている画像データが図6(a)に示す画像データ格納領域201に入っており、図6(b)に示すメタデータが図6(a)に示すメタデータ格納領域202に入っている場合、メタデータを処理できるアプリケーションが、まずメタデータから、色情報が黒色(Red=0,Green=0,Blue=0)で、特定領域が(x,y)-(width,height)=(260,177)-(60,45)であると読み出す。
この黒色という色情報は、第1の実施形態に示した様に、もともと同一人物の正常に撮影できた目の色から抽出した情報であるため、赤目になってしまった領域である特定領域にこの黒色を適用することで、その人の本来の目の色で補正して表示することが可能になる。この様にすれば、目の色は人種などにより違うので、どの色で補正してよいか難しかった赤目補正が、本人の正常に撮れた写真の目の色から抽出した色で補正するため、正確な目の色で補正がなされる。
(第6の実施形態)
次に、本発明の第6の実施形態について説明する。本実施形態は、第5の実施形態とほとんど同様であるが、第2の実施形態で記録されたメタデータからは、色情報抽出ファイル名タグの値として、色情報を抽出したファイル名を得ることが可能であるため、アプリケーションがこのファイル名をユーザに通知することで、色情報を抽出した画像を容易に特定することが可能になり、再度正常に撮れた画像を探す手間がはぶけ、図2、図7、図9、図12の各フローチャートにおいて、ステップS106〜S109の処理をなくすことができる。なお、その他の部分は、第5の実施形態と同様であるので詳細な説明を省略する。
次に、本発明の第6の実施形態について説明する。本実施形態は、第5の実施形態とほとんど同様であるが、第2の実施形態で記録されたメタデータからは、色情報抽出ファイル名タグの値として、色情報を抽出したファイル名を得ることが可能であるため、アプリケーションがこのファイル名をユーザに通知することで、色情報を抽出した画像を容易に特定することが可能になり、再度正常に撮れた画像を探す手間がはぶけ、図2、図7、図9、図12の各フローチャートにおいて、ステップS106〜S109の処理をなくすことができる。なお、その他の部分は、第5の実施形態と同様であるので詳細な説明を省略する。
(第7の実施形態)
次に、本発明の第7の実施形態について説明する。本実施形態も第5の実施形態とほとんど同様であるが、第3の実施形態のように、実際の色情報は抽出されておらず、抽出するファイル名と色情報を抽出する場所である特定領域と、色情報を適用する場所である特定領域とがメタデータとして記録されている場合に(図10を参照)、抽出する画像ファイルを例えば、自分の気に入った目の色を持つ有名人の写真とし、その目の部分を色情報抽出特定領域にし、自分が写っている写真を、色情報を適用する画像とすれば、色情報適用特定領域を自分の目の領域(別に赤目になっていなくてもよい)とすることで、自分の目を有名人の目の色に変更することが可能になる。
次に、本発明の第7の実施形態について説明する。本実施形態も第5の実施形態とほとんど同様であるが、第3の実施形態のように、実際の色情報は抽出されておらず、抽出するファイル名と色情報を抽出する場所である特定領域と、色情報を適用する場所である特定領域とがメタデータとして記録されている場合に(図10を参照)、抽出する画像ファイルを例えば、自分の気に入った目の色を持つ有名人の写真とし、その目の部分を色情報抽出特定領域にし、自分が写っている写真を、色情報を適用する画像とすれば、色情報適用特定領域を自分の目の領域(別に赤目になっていなくてもよい)とすることで、自分の目を有名人の目の色に変更することが可能になる。
また、目だけでなく、例えば、特定領域をネクタイの領域にすることでネクタイの色を、髪の毛の領域にすることで髪の毛の色を変更するといった応用例も考えられる。
この際、抽出される画像ファイルのメタデータに、色情報を抽出する場所である特定領域と色情報を適用するファイル名を図15に示すようにして記録しておくことで、抽出される画像ファイルが削除される場合や、抽出される画像ファイルの特定領域が編集されて位置がずれてしまった場合などに、適用するファイルに削除されたことや編集されたことを通知することが可能になる。
この際、抽出される画像ファイルのメタデータに、色情報を抽出する場所である特定領域と色情報を適用するファイル名を図15に示すようにして記録しておくことで、抽出される画像ファイルが削除される場合や、抽出される画像ファイルの特定領域が編集されて位置がずれてしまった場合などに、適用するファイルに削除されたことや編集されたことを通知することが可能になる。
削除通知がきた場合は、色情報抽出をやめることを示すために、図16に示すように色情報を適用する画像のメタデータの色情報適用ファイル名タグにdelete="on"を付加する。また編集通知がきた場合も、色情報抽出をやめることを示すために、図17に示すように色情報を適用する画像のメタデータの色座標タグ内にedit="on"を付加する。これにより、色情報を適用しようとする際に抽出(参照)ファイルが存在しないことや、色情報抽出部分が編集されて、違う色情報を抽出してしまうことを避けることが可能になる。
(本発明の他の実施形態)
上述した実施形態の機能を実現するべく各種のデバイスを動作させるように、該各種デバイスと接続された装置あるいはシステム内のコンピュータに対し、前記実施形態の機能を実現するためのソフトウェアのプログラムコードを供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(CPUあるいはMPU)に格納されたプログラムに従って前記各種デバイスを動作させることによって実施したものも、本発明の範疇に含まれる。
上述した実施形態の機能を実現するべく各種のデバイスを動作させるように、該各種デバイスと接続された装置あるいはシステム内のコンピュータに対し、前記実施形態の機能を実現するためのソフトウェアのプログラムコードを供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(CPUあるいはMPU)に格納されたプログラムに従って前記各種デバイスを動作させることによって実施したものも、本発明の範疇に含まれる。
また、この場合、前記ソフトウェアのプログラムコード自体が上述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコード自体、及びそのプログラムコードをコンピュータに供給するための手段、例えば、かかるプログラムコードを格納した記録媒体は本発明を構成する。かかるプログラムコードを記憶する記録媒体としては、例えばフレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。
また、コンピュータが供給されたプログラムコードを実行することにより、上述の実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードがコンピュータにおいて稼働しているOS(オペレーティングシステム)あるいは他のアプリケーションソフト等と共同して上述の実施形態の機能が実現される場合にもかかるプログラムコードは本発明の実施形態に含まれることは言うまでもない。
さらに、供給されたプログラムコードがコンピュータの機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに格納された後、そのプログラムコードの指示に基づいてその機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって上述した実施形態の機能が実現される場合にも本発明に含まれることは言うまでもない。
101 撮像部
102 主記憶装置
103 出力部
104 画像処理部
105 入力部
106 制御部
107 I/F部
108 リムーバブルメディア
109 通信部
102 主記憶装置
103 出力部
104 画像処理部
105 入力部
106 制御部
107 I/F部
108 リムーバブルメディア
109 通信部
Claims (33)
- 画像を表示する出力装置と、撮影された画像を選択するための入力装置と、画像や画像の属性情報を記録する記録装置とを備える画像データ生成装置において、
前記出力装置に画像を次々と出力させ、画像を出力させた後における前記入力装置のユーザによる使用の結果に基づいて、色情報を抽出したい画像を選択する第1の選択手段と、
前記第1の選択手段により選択された画像内の特定領域を指定する色情報抽出特定領域指定手段と、
前記色情報抽出特定領域指定手段により指定された特定領域より色情報を抽出する色情報抽出手段と、
ユーザによる前記入力装置の使用の結果に基づいて、前記色情報抽出手段により抽出された色情報を適用したい画像を選択する第2の選択手段と、
前記第2の選択手段により選択された画像中の色情報を適用したい色情報適用特定領域を指定する色情報適用特定領域指定手段と、
前記第1の選択手段により選択された画像の画像データとは別のメタデータ領域、またはメタデータファイルに、画像の属性情報として、前記色情報抽出手段により抽出された色情報と、前記色情報適用特定領域指定手段により指定された色情報適用特定領域とを記録する記録手段とを備えることを特徴とする画像データ生成装置。 - 前記第1の選択手段により選択された画像のファイル名を取得するファイル名取得手段と、
前記記録手段は、前記色情報を適用したい画像のメタデータ領域またはメタデータファイルに、画像の属性情報として、前記ファイル名取得手段により取得されたファイル名を記録することを特徴とする請求項1に記載の画像データ生成装置。 - 前記色情報を複数持つと共に、前記色情報適用特定領域を複数持ち、どの色情報をどの色情報適用特定領域に適用するかを関連付ける関連付け手段を備え、
前記記録手段は、前記色情報を適用したい画像のメタデータ領域またはメタデータファイルに画像の属性情報として、前記関連付け手段により関連付けられた内容を示す関連情報と、前記色情報と、前記色情報適用特定領域とを複数記録することを特徴とする請求項1に記載の画像データ生成装置。 - 画像を表示する出力装置と、撮影された画像を選択するための入力装置と、画像や画像の属性情報を記録する記録装置とを備える画像データ生成装置において、
前記出力装置に画像を次々と出力させ、画像を出力させた後における前記入力装置のユーザによる使用の結果に基づいて、色情報を抽出したい画像を選択する第1の選択手段と、
前記第1の選択手段により選択された画像のファイル名を取得するファイル名取得手段と、
前記第1の選択手段により選択された画像内の色情報抽出特定領域を指定する色情報抽出特定領域指定手段と、
前記色情報抽出特定領域指定手段により指定された特定領域より色情報を抽出する色情報抽出手段と、
ユーザによる前記入力装置の使用の結果に基づいて、前記色情報抽出手段により抽出された色情報を適用したい画像を選択する第2の選択手段と、
前記第2の選択手段により選択された画像中の色情報を適用したい色情報適用特定領域を指定する色情報適用特定領域指定手段と、
前記第1の選択手段により選択された画像の画像データとは別のメタデータ領域またはメタデータファイルに、画像の属性情報として、前記ファイル名取得手段で取得されたファイル名と、前記色情報抽出特定領域指定手段により指定された色情報抽出特定領域と、前記色情報適用特定領域指定手段により指定された色情報適用特定領域とを記録する記録手段とを備えることを特徴とする画像データ生成装置。 - 前記色情報抽出特定領域を複数持つと共に、前記色情報適用特定領域を複数持ち、どの色情報抽出特定領域をどの色情報適用特定領域に適用するかを関連付ける関連付け手段を備え、
前記記録手段は、前記色情報を適用したい画像のメタデータ領域またはメタデータファイルに画像の属性情報として、前記関連付け手段により関連付けられた内容を示す関連情報と、前記色情報抽出特定領域と、前記色情報適用特定領域とを複数記録することを特徴とする請求項4に記載の画像データ生成装置。 - 前記第2の選択手段により選択された画像のファイル名を取得するファイル名取得手段を備え、
前記記録手段は、前記色情報抽出特定領域と、前記ファイル名取得手段により取得されたファイル名とを、前記色情報を抽出したい画像のメタデータ領域またはメタデータファイルに、画像の属性情報として記録することを特徴とする請求項4に記載の画像データ生成装置。 - 色情報を抽出したい画像が削除される場合、前記色情報を抽出したい画像のメタデータ領域またはメタデータファイルに記録されている色情報適用ファイル名を取得する色情報適用ファイル名取得手段と、
前記色情報適用ファイル名取得手段により取得された色情報適用ファイル名に基づいて、色情報適用ファイルを取得する色情報適用ファイル取得手段と、
前記色情報適用ファイル取得手段により取得された色情報適用ファイルに含まれる画像のメタデータ領域またはメタデータファイル内の色情報抽出ファイル名情報の属性に、削除された旨の項目を記録する記録手段とを備えることを特徴とする画像データ生成装置。 - 色情報を抽出したい画像が編集される場合、前記色情報を抽出したい画像のメタデータ領域またはメタデータファイルに記録されている色情報適用ファイル名を取得する色情報適用ファイル名取得手段と、
前記色情報を抽出したい画像中の色情報抽出特定領域を取得する色情報抽出特定領域取得手段と、
前記色情報抽出特定領域取得手段により取得された色情報抽出特定領域が編集されたかを判定する判定手段と、
前記色情報抽出特定領域と関係ない部分が編集された場合は何もせず、前記色情報抽出特定領域が編集されていた場合には、前記色情報適用ファイル名取得手段により取得された色情報適用ファイル名に基づいて、色情報適用ファイルを取得する色情報適用ファイル取得手段と、
前記色情報適用ファイル取得手段により取得された色情報適用ファイルに含まれる画像のメタデータ領域またはメタデータファイル内の色情報抽出特定領域情報の属性に、編集された旨の項目を記録する記録手段とを備えることを特徴とする画像データ生成装置。 - 画像を出力する際に、画像データのメタデータ領域またはメタデータファイルに記録されている色情報を取得する色情報取得手段と、
前記色情報を適用したい画像中の色情報適用特定領域を取得する色情報適用特定領域取得手段と、
前記色情報取得手段と色情報適用特定領域取得手段により、前記色情報と前記色情報適用特定領域がともに取得されたかどうかを判定する判定手段と、
前記色情報と前記色情報適用特定領域がともに取得されていなければ、そのまま画像に修正を加えず、前記色情報と前記色情報適用特定領域がともに取得されていれば、前記色情報で、前記色情報適用特定領域の色を修正する修正手段と、
前記修正手段により修正された後の画像を出力する出力手段とを備えることを特徴とする画像データ出力装置。 - 前記画像データのメタデータ領域またはメタデータファイルに記録されている色情報抽出ファイル名を取得する色情報抽出ファイル名取得手段と、
前記色情報抽出ファイル名取得手段により色情報抽出ファイル名が取得されない場合には何もせず、色情報抽出ファイル名が取得された場合はその取得された色情報抽出ファイル名を提示する提示手段とを備えることを特徴とする請求項9に記載の画像データ出力装置。 - 前記修正手段は、前記色情報取得手段により取得された色情報と、前記色情報を抽出したい画像中の色情報抽出特定領域と、それらを関連付ける情報のメタデータとが複数存在した場合に、それらを関連付ける情報に従って、前記色情報抽出特定領域に前記色情報を複数回適用して画像を修正することを特徴とする請求項9に記載の画像データ出力装置。
- 画像を出力する際に、色情報を適用したい画像のメタデータ領域またはメタデータファイルに記録されている色情報抽出ファイル名を取得する色情報抽出ファイル名取得手段と、
前記色情報を適用したい画像中の色情報適用特定領域を取得する色情報適用特定領域取得手段と、
前記色情報を抽出したい画像中の色情報抽出特定領域を取得する色情報抽出特定領域取得手段と、
前記色情報抽出ファイル名取得手段と、前記色情報抽出特定領域取得手段と、前記色情報適用特定領域取得手段とにより取得される、前記色情報抽出ファイル名と、前記色情報抽出特定領域と、前記色情報適用特定領域とが存在するかどうかを判定する判定手段と、
前記前記色情報抽出ファイル名と、前記色情報抽出特定領域と、前記色情報適用特定領域とが存在しなければ、そのまま画像に修正を加えず、前記色情報抽出ファイル名と、前記色情報抽出特定領域と、前記色情報適用特定領域とが存在すれば、前記色情報抽出ファイル名から抽出したい画像を取得する画像取得手段と、
前記画像取得手段により取得された画像内の色情報抽出特定領域の中より色情報を取得する色情報取得手段と、
前記色情報で、前記色情報を適用したい画像データ中の色情報適用特定領域内の色を修正する修正手段と、
前記修正手段により修正された後の画像を出力する出力手段とを備えることを特徴とする画像データ出力装置。 - 前記修正手段は、前記色情報取得手段により取得された色情報と、前記色情報抽出特定領域と、それらを関連付ける関連付け情報のメタデータとが複数存在した場合に、前記関連付け情報に従って、前記色情報抽出特定領域に前記色情報を複数回適用して画像を修正することを特徴とする請求項12に記載の画像データ出力装置。
- 画像を出力する際に、色情報を適用したい画像のメタデータ領域またはメタデータファイルに記録されている色情報抽出ファイル名の属性を取得する属性取得手段と、
前記属性取得手段により取得された属性が削除された場合は、画像の修正を行わずに出力する出力手段とを備えることを特徴とする画像データ出力装置。 - 画像を出力する際に、色情報を適用したい画像のメタデータ領域またはメタデータファイルに記録されている色情報抽出特定領域の属性を取得する属性取得手段と、
前記属性取得手段により取得された属性が編集された場合は、画像の修正を行わずに出力する出力手段手段とを備えることを特徴とする画像データ出力装置。 - 画像を出力装置に表示する工程と、撮影された画像をユーザによる入力装置の選択操作に基づいて入力する工程と、画像や画像の属性情報を記録装置に記録する工程とを備える画像データ生成方法において、
前記出力装置に画像を次々と出力させ、画像を出力させた後における前記入力装置のユーザによる使用の結果に基づいて、色情報を抽出したい画像を選択する第1の選択工程と、
前記第1の選択工程により選択された画像内の特定領域を指定する色情報抽出特定領域指定工程と、
前記色情報抽出特定領域指定工程により指定された特定領域より色情報を抽出する色情報抽出工程と、
ユーザによる前記入力装置の使用の結果に基づいて、前記色情報抽出手段により抽出された色情報を適用したい画像を選択する第2の選択工程と、
前記第2の選択工程により選択された画像中の色情報を適用したい色情報適用特定領域を指定する色情報適用特定領域指定工程と、
前記第1の選択工程により選択された画像の画像データとは別のメタデータ領域、またはメタデータファイルに、画像の属性情報として、前記色情報抽出工程により抽出された色情報と、前記色情報適用特定領域指定工程により指定された色情報適用特定領域とを記録する記録工程とを備えることを特徴とする画像データ生成方法。 - 前記第1の選択工程により選択された画像のファイル名を取得するファイル名取得工程と、
前記記録工程は、前記色情報を適用したい画像のメタデータ領域またはメタデータファイルに、画像の属性情報として、前記ファイル名取得手段により取得されたファイル名を記録することを特徴とする請求項16に記載の画像データ生成方法。 - 前記色情報を複数持つと共に、前記色情報適用特定領域を複数持ち、どの色情報をどの色情報適用特定領域に適用するかを関連付ける関連付け工程を備え、
前記記録工程は、前記色情報を適用したい画像のメタデータ領域またはメタデータファイルに画像の属性情報として、前記関連付け工程により関連付けられた内容を示す関連情報と、前記色情報と、前記色情報適用特定領域とを複数記録することを特徴とする請求項16に記載の画像データ生成方法。 - 画像を出力装置に表示する工程と、撮影された画像をユーザによる入力装置の選択操作に基づいて入力する工程と、画像や画像の属性情報を記録装置に記録する工程とを備える画像データ生成方法において、
前記出力装置に画像を次々と出力させ、画像を出力させた後における前記入力装置のユーザによる使用の結果に基づいて、色情報を抽出したい画像を選択する第1の選択工程と、
前記第1の選択工程により選択された画像のファイル名を取得するファイル名取得工程と、
前記第1の選択工程により選択された画像内の色情報抽出特定領域を指定する色情報抽出特定領域指定工程と、
前記色情報抽出特定領域指定工程により指定された特定領域より色情報を抽出する色情報抽出工程と、
ユーザによる前記入力装置の使用の結果に基づいて、前記色情報抽出工程により抽出された色情報を適用したい画像を選択する第2の選択工程と、
前記第2の選択工程により選択された画像中の色情報を適用したい色情報適用特定領域を指定する色情報適用特定領域指定工程と、
前記第1の選択工程により選択された画像の画像データとは別のメタデータ領域またはメタデータファイルに、画像の属性情報として、前記ファイル名取得工程で取得されたファイル名と、前記色情報抽出特定領域指定工程により指定された色情報抽出特定領域と、前記色情報適用特定領域指定工程により指定された色情報適用特定領域とを記録する記録工程とを備えることを特徴とする画像データ生成方法。 - 前記色情報抽出特定領域を複数持つと共に、前記色情報適用特定領域を複数持ち、どの色情報抽出特定領域をどの色情報適用特定領域に適用するかを関連付ける関連付け工程を備え、
前記記録工程は、前記色情報を適用したい画像のメタデータ領域またはメタデータファイルに画像の属性情報として、前記関連付け工程により関連付けられた内容を示す関連情報と、前記色情報抽出特定領域と、前記色情報適用特定領域とを複数記録することを特徴とする請求項19に記載の画像データ生成方法。 - 色情報を抽出したい画像が編集される場合、前記色情報を抽出したい画像のメタデータ領域またはメタデータファイルに記録されている色情報適用ファイル名を取得する色情報適用ファイル名取得工程と、
前記色情報を抽出したい画像中の色情報抽出特定領域を取得する色情報抽出特定領域取得工程と、
前記色情報抽出特定領域取得工程により取得された色情報抽出特定領域が編集されたかを判定する判定工程と、
前記色情報抽出特定領域と関係ない部分が編集された場合は何もせず、前記色情報抽出特定領域が編集されていた場合には、前記色情報適用ファイル名取得工程により取得された色情報適用ファイル名に基づいて、色情報適用ファイルを取得する色情報適用ファイル取得工程と、
前記色情報適用ファイル取得工程により取得された色情報適用ファイルに含まれる画像のメタデータ領域またはメタデータファイル内の色情報抽出特定領域情報の属性に、編集された旨の項目を記録する記録工程を備えることを特徴とする画像データ生成方法。 - 画像を出力する際に、画像データのメタデータ領域またはメタデータファイルに記録されている色情報を取得する色情報取得工程と、
前記色情報を適用したい画像中の色情報適用特定領域を取得する色情報適用特定領域取得工程と、
前記色情報取得工程と色情報適用特定領域取得工程により、前記色情報と前記色情報適用特定領域がともに取得されたかどうかを判定する判定工程と、
前記色情報と前記色情報適用特定領域がともに取得されていなければ、そのまま画像に修正を加えず、前記色情報と前記色情報適用特定領域がともに取得されていれば、前記色情報で、前記色情報適用特定領域の色を修正する修正工程と、
前記修正工程により修正された後の画像を出力する出力工程とを備えることを特徴とする画像データ出力方法。 - 画像を出力する際に、色情報を適用したい画像のメタデータ領域またはメタデータファイルに記録されている色情報抽出ファイル名を取得する色情報抽出ファイル名取得工程と、
前記色情報を適用したい画像中の色情報適用特定領域を取得する色情報適用特定領域取得工程と、
前記色情報を抽出したい画像中の色情報抽出特定領域を取得する色情報抽出特定領域取得工程と、
前記色情報抽出ファイル名取得工程と、前記色情報抽出特定領域取得工程と、前記色情報適用特定領域取得工程とにより取得される、前記色情報抽出ファイル名と、前記色情報抽出特定領域と、前記色情報適用特定領域とが存在するかどうかを判定する判定工程と、
前記前記色情報抽出ファイル名と、前記色情報抽出特定領域と、前記色情報適用特定領域とが存在しなければ、そのまま画像に修正を加えず、前記色情報抽出ファイル名と、前記色情報抽出特定領域と、前記色情報適用特定領域とが存在すれば、前記色情報抽出ファイル名から抽出したい画像を取得する画像取得工程と、
前記画像取得工程により取得された画像内の色情報抽出特定領域の中より色情報を取得する色情報取得工程と、
前記色情報で、前記色情報を適用したい画像データ中の色情報適用特定領域内の色を修正する修正工程と、
前記修正工程により修正された後の画像を出力する出力工程とを備えることを特徴とする画像データ出力方法。 - 画像を出力する際に、色情報を適用したい画像のメタデータ領域またはメタデータファイルに記録されている色情報抽出ファイル名の属性を取得する属性取得工程と、
前記属性取得工程により取得された属性が削除された場合は、画像の修正を行わずに出力する出力工程とを備えることを特徴とする画像データ出力方法。 - 画像を出力する際に、色情報を適用したい画像のメタデータ領域またはメタデータファイルに記録されている色情報抽出特定領域の属性を取得する属性取得工程と、
前記属性取得工程により取得された属性が編集された場合は、画像の修正を行わずに出力する出力工程工程とを備えることを特徴とする画像データ出力方法。 - 画像を出力装置に表示する工程と、撮影された画像をユーザによる入力装置の選択操作に基づいて入力する工程と、画像や画像の属性情報を記録装置に記録する工程とをコンピュータに実行させるコンピュータプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体において、
前記出力装置に画像を次々と出力させ、画像を出力させた後における前記入力装置のユーザによる使用の結果に基づいて、色情報を抽出したい画像を選択する第1の選択工程と、
前記第1の選択工程により選択された画像内の特定領域を指定する色情報抽出特定領域指定工程と、
前記色情報抽出特定領域指定工程により指定された特定領域より色情報を抽出する色情報抽出工程と、
ユーザによる前記入力装置の使用の結果に基づいて、前記色情報抽出手段により抽出された色情報を適用したい画像を選択する第2の選択工程と、
前記第2の選択工程により選択された画像中の色情報を適用したい色情報適用特定領域を指定する色情報適用特定領域指定工程と、
前記第1の選択工程により選択された画像の画像データとは別のメタデータ領域、またはメタデータファイルに、画像の属性情報として、前記色情報抽出工程により抽出された色情報と、前記色情報適用特定領域指定工程により指定された色情報適用特定領域とを記録する記録工程とを更にコンピュータに実行させるコンピュータプログラムを記録したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。 - 画像を出力装置に表示する工程と、撮影された画像をユーザによる入力装置の選択操作に基づいて入力する工程と、画像や画像の属性情報を記録装置に記録する工程とをコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体において、
前記出力装置に画像を次々と出力させ、画像を出力させた後における前記入力装置のユーザによる使用の結果に基づいて、色情報を抽出したい画像を選択する第1の選択工程と、
前記第1の選択工程により選択された画像のファイル名を取得するファイル名取得工程と、
前記第1の選択工程により選択された画像内の色情報抽出特定領域を指定する色情報抽出特定領域指定工程と、
前記色情報抽出特定領域指定工程により指定された特定領域より色情報を抽出する色情報抽出工程と、
ユーザによる前記入力装置の使用の結果に基づいて、前記色情報抽出工程により抽出された色情報を適用したい画像を選択する第2の選択工程と、
前記第2の選択工程により選択された画像中の色情報を適用したい色情報適用特定領域を指定する色情報適用特定領域指定工程と、
前記第1の選択工程により選択された画像の画像データとは別のメタデータ領域またはメタデータファイルに、画像の属性情報として、前記ファイル名取得工程で取得されたファイル名と、前記色情報抽出特定領域指定工程により指定された色情報抽出特定領域と、前記色情報適用特定領域指定工程により指定された色情報適用特定領域とを記録する記録工程とを更にコンピュータに実行させるコンピュータプログラムを記録したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。 - 色情報を抽出したい画像が削除される場合、前記色情報を抽出したい画像のメタデータ領域またはメタデータファイルに記録されている色情報適用ファイル名を取得する色情報適用ファイル名取得工程と、
前記色情報適用ファイル名取得工程により取得された色情報適用ファイル名に基づいて、色情報適用ファイルを取得する色情報適用ファイル取得工程と、
前記色情報適用ファイル取得工程により取得された色情報適用ファイルに含まれる画像のメタデータ領域またはメタデータファイル内の色情報抽出ファイル名情報の属性に、削除された旨の項目を記録する記録工程とをコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラムを記録したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。 - 色情報を抽出したい画像が編集される場合、前記色情報を抽出したい画像のメタデータ領域またはメタデータファイルに記録されている色情報適用ファイル名を取得する色情報適用ファイル名取得工程と、
前記色情報を抽出したい画像中の色情報抽出特定領域を取得する色情報抽出特定領域取得工程と、
前記色情報抽出特定領域取得工程により取得された色情報抽出特定領域が編集されたかを判定する判定工程と、
前記色情報抽出特定領域と関係ない部分が編集された場合は何もせず、前記色情報抽出特定領域が編集されていた場合には、前記色情報適用ファイル名取得工程により取得された色情報適用ファイル名に基づいて、色情報適用ファイルを取得する色情報適用ファイル取得工程と、
前記色情報適用ファイル取得工程により取得された色情報適用ファイルに含まれる画像のメタデータ領域またはメタデータファイル内の色情報抽出特定領域情報の属性に、編集された旨の項目を記録する記録工程とをコンピュータに実行させるコンピュータプログラムを記録したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。 - 画像を出力する際に、画像データのメタデータ領域またはメタデータファイルに記録されている色情報を取得する色情報取得工程と、
前記色情報を適用したい画像中の色情報適用特定領域を取得する色情報適用特定領域取得工程と、
前記色情報取得工程と色情報適用特定領域取得工程により、前記色情報と前記色情報適用特定領域がともに取得されたかどうかを判定する判定工程と、
前記色情報と前記色情報適用特定領域がともに取得されていなければ、そのまま画像に修正を加えず、前記色情報と前記色情報適用特定領域がともに取得されていれば、前記色情報で、前記色情報適用特定領域の色を修正する修正工程と、
前記修正工程により修正された後の画像を出力する出力工程とをコンピュータに実行させるコンピュータプログラムを記録したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。 - 画像を出力する際に、色情報を適用したい画像のメタデータ領域またはメタデータファイルに記録されている色情報抽出ファイル名を取得する色情報抽出ファイル名取得工程と、
前記色情報を適用したい画像中の色情報適用特定領域を取得する色情報適用特定領域取得工程と、
前記色情報を抽出したい画像中の色情報抽出特定領域を取得する色情報抽出特定領域取得工程と、
前記色情報抽出ファイル名取得工程と、前記色情報抽出特定領域取得工程と、前記色情報適用特定領域取得工程とにより取得される、前記色情報抽出ファイル名と、前記色情報抽出特定領域と、前記色情報適用特定領域とが存在するかどうかを判定する判定工程と、
前記前記色情報抽出ファイル名と、前記色情報抽出特定領域と、前記色情報適用特定領域とが存在しなければ、そのまま画像に修正を加えず、前記色情報抽出ファイル名と、前記色情報抽出特定領域と、前記色情報適用特定領域とが存在すれば、前記色情報抽出ファイル名から抽出したい画像を取得する画像取得工程と、
前記画像取得工程により取得された画像内の色情報抽出特定領域の中より色情報を取得する色情報取得工程と、
前記色情報で、前記色情報を適用したい画像データ中の色情報適用特定領域内の色を修正する修正工程と、
前記修正工程により修正された後の画像を出力する出力工程とをコンピュータに実行させるコンピュータプログラムを記録したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。 - 画像を出力する際に、色情報を適用したい画像のメタデータ領域またはメタデータファイルに記録されている色情報抽出ファイル名の属性を取得する属性取得工程と、
前記属性取得工程により取得された属性が削除された場合は、画像の修正を行わずに出力する出力工程とをコンピュータに実行させるコンピュータプログラムを記録したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。 - 画像を出力する際に、色情報を適用したい画像のメタデータ領域またはメタデータファイルに記録されている色情報抽出特定領域の属性を取得する属性取得工程と、
前記属性取得工程により取得された属性が編集された場合は、画像の修正を行わずに出力する出力工程工程とをコンピュータに実行させるコンピュータプログラムを記録したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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JP2004363376A JP2006174063A (ja) | 2004-12-15 | 2004-12-15 | 画像データ生成装置、画像データ出力装置、画像データ生成方法、画像データ出力方法、及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体 |
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JP2004363376A Pending JP2006174063A (ja) | 2004-12-15 | 2004-12-15 | 画像データ生成装置、画像データ出力装置、画像データ生成方法、画像データ出力方法、及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体 |
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Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008067134A (ja) * | 2006-09-08 | 2008-03-21 | Seiko Epson Corp | 画像処理装置、印刷装置、画像処理方法、および、画像処理プログラム |
KR101310224B1 (ko) * | 2006-11-22 | 2013-09-24 | 삼성전자주식회사 | 디지털 촬영장치의 제어방법 및 이 방법을 채용한 디지털촬영장치 |
KR101368845B1 (ko) | 2007-07-27 | 2014-02-28 | 삼성전자주식회사 | 휴대용 단말기에서 카메라를 이용한 색상추출 방법 및 장치 |
KR101378618B1 (ko) | 2012-05-10 | 2014-03-26 | 주식회사 팬택 | 영상 처리 장치 및 방법 |
KR101385963B1 (ko) | 2007-12-10 | 2014-04-16 | 삼성전자주식회사 | 칼라 보정 기능을 갖는 이미지 처리 장치 및 칼라 보정방법 |
-
2004
- 2004-12-15 JP JP2004363376A patent/JP2006174063A/ja active Pending
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