JP2010109543A - 携帯電子機器システム、及び置き台 - Google Patents

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JP2010109543A JP2008278047A JP2008278047A JP2010109543A JP 2010109543 A JP2010109543 A JP 2010109543A JP 2008278047 A JP2008278047 A JP 2008278047A JP 2008278047 A JP2008278047 A JP 2008278047A JP 2010109543 A JP2010109543 A JP 2010109543A
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Abstract

【課題】携帯電子機器が置き台に置かれた時に、表示部の表示内容を使用者が適切に読み取ることにある。
【解決手段】携帯充電システム100は、光の発光に伴い情報を表示するサブディスプレイ23を有する携帯電話機1と、携帯電話機1が保持される保持部72を有し、サブディスプレイ23が保持部72に対向するように携帯電話機1が置かれる充電台70と、を備える。そして、充電台70は、保持部72に形成され、置かれた携帯電話機1のサブディスプレイ23に対向する第1開口部75と、第1開口部75を介してサブディスプレイ23に対向するように充電台70の内部に設けられ、サブディスプレイ23からの前記光を所定方向に反射させるための反射板77と、反射板77による反射経路上に形成され、外部に臨む第2開口部76と、を有する。
【選択図】図4

Description

本発明は、携帯電子機器システム、及び置き台に関する。
携帯電子機器システムは、例えば、光の発光に伴い情報を表示する表示部が設けられた携帯電子機器と、前記携帯電子機器が置かれる置き台と、を備える(特許文献1参照)。携帯電子機器として、例えば無線通信可能な携帯電話がある。また、置き台として、例えば充電用置き台があり、携帯電子機器が置き台に置かれて携帯電子機器への充電が行われる。なお、置き台は、携帯電子機器を保持する保持部を有する。
特開2003−319048
ところで、携帯電子機器の薄型化やデザインの観点等から、携帯電子機器における表示部の配置が制限されている。このため、携帯電子機器の中には、置き台に置かれた時に表示部が保持部に対向するように、表示部が配置されたものがある。かかる場合には、携帯電子機器が置き台に置かれた時に、保持部が表示部を隠すことにより使用者が表示部を視認できないので、表示部の表示内容を使用者が読み取ることができない。
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、携帯電子機器が置き台に置かれた時に、表示部の表示内容を使用者が適切に読み取ることにある。
本発明に係る携帯電子機器システムは、光の発光に伴い情報を表示する表示部を有する携帯電子機器と、前記携帯電子機器が保持される保持部を有し、前記表示部が前記保持部に対向するように前記携帯電子機器が置かれる置き台と、を備える。そして、前記置き台は、前記保持部に形成され、置かれた前記携帯電子機器の前記表示部に対向する第1開口部と、前記第1開口部を介して前記表示部に対向するように前記置き台の内部に設けられ、前記表示部からの前記光を所定方向に反射させるための反射部材と、前記反射部材による反射経路上に形成され、外部に臨む第2開口部と、を有することを特徴とする。
さらに好適には、前記反射部材は、前記表示部の表示内容が投影される反射鏡であり、前記携帯電子機器が前記置き台に置かれていない時の前記表示部の表示状態に対して、前記携帯電子機器が前記置き台に置かれた時には反転状態にて表示させる表示制御部を備えることが望ましい。
さらに好適には、前記携帯電子機器が前記置き台に置かれた時に、前記表示制御部によって反転状態にて前記表示部に表示され、前記反射部材に投影された表示内容の投影状態が、前記携帯電子機器が前記置き台に置かれていない時の前記表示部の表示状態と、同じであることが望ましい。
さらに好適には、前記表示部の輝度の大きさを変更する輝度制御部を備え、前記輝度制御部は、前記携帯電子機器が前記置き台に置かれた時の前記表示部の輝度の大きさを、前記携帯電子機器が前記置き台に置かれていない時の前記表示部の輝度の大きさよりも、大きくすることが望ましい。
さらに好適には、前記表示部の隣には、照明部材が設けられ、前記照明部材の点灯及び消灯を制御する照明制御部を備え、前記照明制御部は、前記携帯電子機器が前記置き台に置かれた時に、前記照明部材を点灯させることが望ましい。
また、情報を表示する表示部が設けられた携帯電子機器が保持される保持部を有し、前記表示部が前記保持部に対向するように前記携帯電子機器が置かれる置き台は、前記保持部に形成され、置かれた前記携帯電子機器の前記表示部に対向する第1開口部と、前記第1開口部よりも前記置き台の内部側に設けられ、前記表示部の表示内容を所定方向に反射させるための反射部材と、前記反射部材による反射経路上に形成され、外部に臨む第2開口部と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、携帯電子機器が置き台に置かれた時に、表示部の表示内容を使用者が適切に読み取ることが可能となる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を用いて説明する。
==携帯電子機器システムの構成==
図1は、本実施形態の携帯電子機器システムの一例である携帯充電システム100の全体構成ブロック図である。
携帯充電システム100は、携帯電子機器の一例である携帯電話機1と、置き台の一例である充電台70を有する。以下においては、携帯電話機1の構成と、充電台70の構成について、説明する。
<<携帯電話機1の構成>>
図2は、携帯電話機1を示した斜視図である。図3は、携帯電話機1の背面側を示した図である。携帯電話機1は、操作部側筐体2と、表示部側筐体3と、連結部4と、検出器群18と、制御部50等を備えている。
操作部側筐体2は、フロントケース2a側に、操作部11と、マイクロフォン12とを有する。操作部11は、各々所定の機能が割り当てられた複数の操作キーから構成されている。例えば、複数の操作キーは、操作部側筐体2と表示部側筐体3の開閉状態や各種モード、或いは起動されているアプリケーション等の種類に応じて所定の機能が割り当てられている。そして、携帯電話機1の使用者が各キーを押圧することにより、各キーに割り当てられている機能に応じた動作が実行される。マイクロフォン12は、使用者が通話時に発した音声が入力されるマイクの機能を有する。
なお、操作部筐体2の側面には、外部機器(例えば、ホスト装置)と通信を行うためのインターフェースと、所定の機能が割り当てられているサイドキーと、外部メモリの挿入及び取り出しが行われるインターフェースとが、設けられている。
表示部側筐体3は、メインディスプレイ21とスピーカ22とを有する。メインディスプレイ21は、各種情報を表示するためのものである。このメインディスプレイ21は、液晶パネルと、この液晶パネルを駆動する駆動回路と、液晶パネルの背面側から光を照射するバックライト等の光源部とから構成されている。スピーカ22は、通話時の相手側の音声を出力するレシーバの機能を有する。
なお、操作部側筐体2の背面側(すなわち、リアケース2b側)には、図3に示すように、表示部の一例であるサブディスプレイ23と、照明部材の一例であるライト25とが設けられている。
サブディスプレイ23は、メインディスプレイ21と同様に、光の発光に伴い情報を表示する。サブディスプレイ23は、使用者に報知するための各種の情報を表示する。例えば、サブディスプレイ23が時刻に関する情報を表示することにより、充電台70に置かれた携帯電話機1を時計の代わりに使用できる。また、サブディスプレイ23も、液晶パネルや光源部等から構成されている。ただし、サブディスプレイ23は、有機EL等で構成されていることとしても良い。
ライト25は、サブディスプレイ23の隣に設けられている。このライト25は、点灯することにより、サブディスプレイ23及びその周辺部を明るくする。なお、部品点数の削減の観点から、ライト25は、カメラ用のライトとして兼用されても良い。
連結部4は、ヒンジ機構を有し、操作部側筐体2と表示部側筐体3を開閉可能に連結している。これにより、使用者が、ヒンジ機構を介して連結された操作部側筐体2と表示部側筐体3とを、相対的に動かすことが可能となっている。つまり、使用者は、操作部側筐体2と表示部側筐体3とが開いた状態(開状態)と、操作部側筐体2と表示部側筐体3とが折り畳まれた状態(閉状態)とにすることができる。
検出器群18は、携帯電話機1の状態を検出するためのものである。この検出器群18は、例えば、携帯電話機1が充電台70に置かれたことを検出するためのセンサーを有する。
制御部50は、携帯電話機1の制御を行うためのものであり、CPU51と、メモリ52と、通信処理部53と、音響処理部54と、表示処理部55と、電源回路57とを有する。
CPU51は、携帯電話機1全体の制御を行うための演算処理装置である。メモリ52は、CPU51のプログラムを格納する領域や作業領域等を確保するためのものである。そして、CPU51及びメモリ52は、操作部11等からの信号に基づいて所定の演算を行い、各処理部や電源回路57の制御を実行する。
通信処理部53は、アンテナ14を介して遠距離無線通信を行うために、音響データや画像データ等の各種データを変調・復調する。音響処理部54は、CPU51からの音響データを電気信号に変換して通話用のスピーカ22に出力する。また、音響処理部54は、マイクロフォン12からの電気信号を音響データに変換してCPU51に出力する。表示処理部55は、CPU51からの画像データを画像信号に変換して、メインディスプレイ21又はサブディスプレイ23へ出力する。
電源回路57は、操作部側筐体2に設けられた充電端子29が充電台70の給電端子73(後述)に接触した状態で(図4参照)、充電台70から給電された電力を、バッテリ58に充電する。
<<充電台70の構成>>
図4は、携帯電話機1が置かれた充電台70を示す断面図である。図5は、携帯電話機1が置かれた充電台70を示す上面図である。図6(A)と図6(B)は、サブディスプレイ23の表示状態を示す図である。具体的には、図6(A)は、携帯電話機1が充電台70に置かれた時に、図3に示す表示(「13:54」)を左右上下に反転させた状態を示す図である。図6(B)は、携帯電話機1が充電台70に置かれた時に、図3に示す表示(「13:54」)を左右に反転させた状態を示す図である。
充電台70は、図4に示すように、ケース71と、保持部72と、給電端子73と、第1開口部75と、第2開口部76と、反射部材の一例である反射板77等を有する。
ケース71は、充電台70の筐体を構成する。保持部72は、ケース71の上面に形成されており、置かれた携帯電話機1を保持する。具体的には、保持部72は、操作部側筐体2と表示部側筐体3のうちの対向する操作部側筐体2を保持する。給電端子73は、携帯電話機1のバッテリ58を充電する際に用いられる端子である。携帯電話機1が保持部72に保持されたときに、給電端子73が充電端子29に接触した状態で、バッテリ58が充電される。
第1開口部75は、携帯電話機1が充電台70に置かれた時にサブディスプレイ23が対向する保持部72に形成されている。具体的には、第1開口部75は、保持部72の、充電台70の長手方向一端側に形成されている。この第1開口部75は、携帯電話機1が充電台70に置かれていない時には、外部に臨んでいる。一方で、携帯電話機1が充電台70に置かれた時には、第1開口部75はサブディスプレイ23に対向している。具体的には、第1開口部75は矩形状の貫通穴75aを有し、この貫通穴75aが、サブディスプレイ23に対向している。また、貫通穴75aの大きさは、矩形状のサブディスプレイ23よりも大きい。
第2開口部76は、ケース71において保持部72よりも長手方向他端側に形成されている。この第2開口部76は、携帯電話機1が充電台70に置かれている時にも、外部に臨んでいる。また、第2開口部76は、充電台70の短手方向において、第1開口部75と同じ位置に位置している。そして、開口部76は、図4に示すように反射板77の反射経路上に形成されている。また、第2開口部76は、矩形状の貫通穴76aを有しており、この貫通穴76aの大きさは、貫通穴75aとほぼ同じ大きさである。
反射板77は、充電台70の内部(具体的には、保持部72の下方)に設けられ、サブディスプレイ23からの光を所定方向に反射させる。本実施形態における反射板77は、長手方向一端側に位置する第1反射板77aと、長手方向他端側に位置する第2反射板77bから構成されている。
第1反射板77aは、第1開口部75の下方に設けられている。このため、第1反射板77aは、第1開口部75を介してサブディスプレイ23に対向する。また、第1反射板77aは、例えば鏡から構成された反射鏡である。これにより、サブディスプレイ23の表示内容が、第1反射板77aに投影される(すなわち、鏡像として映し出される)。また、第1反射板77aは、貫通穴75aに対して斜めに設けられている。このため、サブディスプレイ23が発する光は、第1反射板77aによって所定方向に反射される(具体的には、長手方向他端側に位置する第2反射板77bに向かって反射される)。
第2反射板77bは、第2開口部76の下方において設けられており、外部から見える構成となっている。また、第2反射板77bは、充電台70の短手方向において、第1反射板77と同じ位置になっている。そして、第2反射板77bが第1反射板77aに対向しているため、第1反射板77aに映し出された鏡像が第2反射板77bに更に映し出される。また、第2反射板77bも、第1反射板77aからの光を更に反射させる。ここで、第2反射板77bは、反射させた光が第2開口部76を通過するように、貫通穴76bに対して傾いて設けられている。
上記の構成によって、サブディスプレイ23からの光が、第1開光部75を通過した後に、第1反射板77a及び第2反射板77bによって反射されて、第2開口部76を通過する。これにより、第2反射板77bに映し出された鏡像(サブディスプレイ23の表示内容)を、使用者が第2開口部76を介して視認できる。この結果、サブディスプレイ23が保持部72に対向した状態で携帯電話機1が充電台70に置かれたときでも、使用者はサブディスプレイ23の表示内容を読み取ることができる。
<<制御部50のサブディスプレイ23等の制御について>>
上述した構成により、携帯電話機1が充電台70に置かれたときでもサブディスプレイ23の表示内容をより読み取り易いように、制御部50は、主に充電台70による携帯電話機1への充電中に、以下に説明する3つの制御を行う。
まず、制御部50は、サブディスプレイ23の輝度の大きさを変更する輝度制御部の機能を有する。具体的には、制御部50は、携帯電話機1が充電台70に置かれた時のサブディスプレイ23の輝度の大きさを、携帯電話機1が充電台70に置かれていない時のサブディスプレイ23の輝度の大きさよりも、大きくする。これにより、サブディスプレイ23が明るく表示されるので、反射板77に映し出される鏡像が明るくなる。この結果、サブディスプレイ23による表示内容を使用者が読み取りやすくなる。
2番目に、制御部50は、ライト25の点灯及び消費を制御する照明制御部の機能を有する。具体的には、制御部50は、携帯電話機1が充電台70に置かれた時に、ライト25を点灯させる。これにより、サブディスプレイ23の周辺部が明るくなるので、反射板77に映し出される鏡像が明るく。この結果、サブディスプレイ23による表示内容を使用者が読み取りやすくなる。
3番目に、制御部50は、携帯電話機1が充電台70に置かれていない時のサブディスプレイ23の表示状態に対して、携帯電話機1が充電台70に置かれた時には反転状態にて表示させる表示制御部の機能を有する。
具体的には、制御部50は、図3に示す表示(「13:54」)を、図6(A)や図6(B)に示すように反転表示させる。すなわち、本実施形態のように反射板77a及び反射板77bが設けられている場合には、図6(A)に示すように上下左右に反転表示させる。この結果、反射板77bに投影された鏡像が、図5にように映し出される。一方で、反射板77aのみが設けられている場合には、図6(B)に示すように左右に反転表示させる。この結果、反射板77aに投影された鏡像が、図5にように映し出される。
すなわち、携帯電話機1が充電台70に置かれた時に、制御部50によって反転状態にてサブディスプレイ23に表示され、第2反射板77bに投影された表示内容の投影状態が、携帯電話機1が充電台70に置かれていない時のサブディスプレイ23の表示状態と、同じとなる。これにより、サブディスプレイ23の表示内容を反射板77に正しく投影できるので、サブディスプレイ23による表示内容を使用者が正しく読み取りやすくなる。
<<本実施形態に係る携帯充電システム1の有効性について>>
上述したように、本実施形態に係る充電台70は、図4に示すように、(1)保持部72に形成され、置かれた携帯電話機1のサブディスプレイ23に対向する第1開口部75と、(2)第1開口部75を介してサブディスプレイ23に対向するように充電台70の内部に設けられ、サブディスプレイ23からの前記光を所定方向に反射させるための反射板77と、(3)反射板77による反射経路上に形成され、外部に臨む第2開口部76と、を有する。
かかる充電台70によれば、サブディスプレイ23が保持部72に対向していても、サブディスプレイ23の表示内容が第1開口部75を介して反射板77に投影される。また、反射板77の反射経路上に第2開口部76が形成されているため、サブディスプレイ23からの光が、反射板77に反射されて第2開口部76を通過する。そして、反射板77に投影された鏡像を、使用者が第2開口部76を介して視認できるので、充電台70に置かれた携帯電話機1のサブディスプレイ23の表示内容を、使用者が適切に読み取ることが可能となる。
==充電に伴う携帯電話機1の動作==
図7は、充電に伴う携帯電話機1の動作を説明するためのフローチャートである。本フローチャートは、使用者が携帯電話機1を充電台70に置くタイミングから始まる。
まず、制御部50は、検出器群(センサー等)によって、携帯電話機1が充電台70に置かれたか否かを判断する(ステップS2)。そして、携帯電話機1が充電台70に置かれた場合には(ステップS2:Yes)、制御部50は、サブディスプレイ23に表示させる情報の反転処理を行う(ステップS4)。すなわち、携帯電話機1が充電台70に置かれていない時に図6(A)のように表示させる情報を、予め反転表示させる処理を行う。
その後、制御部50は、サブディスプレイ23に反転表示させる(ステップS6)。すなわち、制御部50は、図6(B)に示すように左右上下に反転表示させる。そして、反転表示された情報(ここでは、時刻に関する情報)が、二つの反射板77a、77bによって左右上下に反転される。この結果、反射板77bに投影された鏡像(図5)が、図6(A)に示す表示状態と同じとなる。このように、反転表示させることにより、反射板77bに投影される鏡像を制御できるので、使用者に読み取らせる多様な表示を実現できる。
次に、制御部50は、サブディスプレイ23の輝度を大きくする処理を行う(ステップS8)。これにより、サブディスプレイ23が明るく表示されるので、反射板77に映し出される鏡像が明るくなる。
次に、制御部50は、サブディスプレイ23の隣に設けられたライト25を点灯させる(ステップS10)。これにより、サブディスプレイ23の周辺部が明るくなるので、反射板77に映し出される鏡像が明るくなる。
そして、制御部50は、携帯電話機1が充電台70から抜かれたと判断するまで(ステップS12:No)、換言すれば充電が完了するまで、上記の動作(ステップS6〜S10)を継続して実行する。これにより、携帯電話機1が充電台70にセットされている間(充電中)は、反射板77に鏡像が表示されることとなるので、使用者がサブディスプレイ23の表示内容を正しく読み取ることができる。
なお、上記においては、サブディスプレイ23の輝度を大きくする動作(ステップS8)と、ライト25を点灯させる動作(ステップS10)を、両方実行させることとしたが、いずれか一方のみを実行しても良い。また、両方の動作を実行させないこととしても良い(例えば、使用者に、両方の動作を実行させるか否かを選択させるようにしても良い)。
さらに、サブディスプレイ23に反転表示(ステップS6)した後に、輝度を大きくする動作と、かつ、ライト25を点灯させる動作を実行したが、これら二つの動作を反転表示と同時に実行させることとしても良い。
==その他の実施形態==
一実施形態としての携帯充電システム等を説明したが、上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることは言うまでもない。特に、以下に述べる実施形態であっても、本発明に含まれるものである。
また、上記実施の形態においては、携帯電子機器として携帯電話機1について説明しているが、これに限定されず、PHS(登録商標:Personal Handy Phone System)、PDA(Personal Digital Assistant)、ポータブルナビゲーション装置、ノートパソコン等であっても良い。
また、上記実施の形態においては、携帯電話機1として折り畳み式の携帯電話機を例に挙げて説明しているが、これに限定されない。例えば、ストレート式等の折り畳まない携帯電話機であっても良い。つまり、表示部が置き台に対向する構成の携帯電話機であれば、如何なる形態であっても良い。
また、上記実施の形態においては、置き台として充電台70を例に挙げて説明したが、これに限定されない。例えば、置き台が充電機能を有しないこととしても良い。
また、上記実施の形態においては、反射部材として二つの反射板(すなわち、第1反射板77aと第2反射板77b)を例に挙げて説明したが、これに限定されない。例えば、反射部材として一つの第1反射板77aのみを設けることとしても良い。かかる場合には、第1反射板77aの反射経路上に、第2開口部76を形成すれば良い。
また、上記実施の形態においては、保持部72に対向するサブディスプレイ23の表示内容を読み取ることとしたが、これに限定されない。例えば、メインディスプレイ21が保持部72に対向する場合にも、第1開口部75と第2開口部76と反射板77を設けることによって、使用者がメインディスプレイ21の表示内容を正しく読み取ることができる。
携帯充電システム100の全体構成ブロック図である。 携帯電話機1を示した斜視図である。 携帯電話機1の背面側を示した図である。 携帯電話機1が置かれた充電台70を示す断面図である。 携帯電話機1が置かれた充電台70を示す上面図である。 図6(A)と図6(B)は、サブディスプレイ23の表示状態を示す図である。 充電に伴う携帯電話機1の動作を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
1 携帯電話機、
2 操作部側筐体、
3 表示部側筐体、
4 連結部、
11 操作部、
12 マイクロフォン、
14 アンテナ、
18 検出器群、
21 メインディスプレイ、
22 スピーカ、
23 サブディスプレイ、
24 カメラモジュール、
25 ライト、
29 充電端子、
50 制御部、
51 CPU、
52 メモリ、
53 通信処理部、
54 音響処理部、
55 表示処理部、
57 電源回路、
58 バッテリ、
70 充電台、
71 ケース、
72 保持部、
73 給電端子、
75 第1開口部、
75a 貫通穴、
76 第2開口部、
76a 貫通穴、
77 反射板、
77a 第1反射板、
77b 第2反射板、
100 携帯充電システム、

Claims (6)

  1. 光の発光に伴い情報を表示する表示部を有する携帯電子機器と、
    前記携帯電子機器が保持される保持部を有し、前記表示部が前記保持部に対向するように前記携帯電子機器が置かれる置き台と、
    を備える携帯電子機器システムであって、
    前記置き台は、
    前記保持部に形成され、置かれた前記携帯電子機器の前記表示部に対向する第1開口部と、
    前記第1開口部を介して前記表示部に対向するように前記置き台の内部に設けられ、前記表示部からの前記光を所定方向に反射させるための反射部材と、
    前記反射部材による反射経路上に形成され、外部に臨む第2開口部と、
    を有することを特徴とする携帯電子機器システム。
  2. 請求項1に記載の携帯電子機器システムであって、
    前記反射部材は、前記表示部の表示内容が投影される反射鏡であり、
    前記携帯電子機器が前記置き台に置かれていない時の前記表示部の表示状態に対して、前記携帯電子機器が前記置き台に置かれた時には反転状態にて表示させる表示制御部を備えることを特徴とする携帯電子機器システム。
  3. 請求項2に記載の携帯電子機器システムであって、
    前記携帯電子機器が前記置き台に置かれた時に、前記表示制御部によって反転状態にて前記表示部に表示され、前記反射部材に投影された表示内容の投影状態が、
    前記携帯電子機器が前記置き台に置かれていない時の前記表示部の表示状態と、同じであることを特徴とする携帯電子機器システム。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の携帯電子機器システムであって、
    前記表示部の輝度の大きさを変更する輝度制御部を備え、
    前記輝度制御部は、前記携帯電子機器が前記置き台に置かれた時の前記表示部の輝度の大きさを、前記携帯電子機器が前記置き台に置かれていない時の前記表示部の輝度の大きさよりも、大きくすることを特徴とする携帯電子機器システム。
  5. 請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の携帯電子機器システムであって、
    前記表示部の隣には、照明部材が設けられ、
    前記照明部材の点灯及び消灯を制御する照明制御部を備え、
    前記照明制御部は、前記携帯電子機器が前記置き台に置かれた時に、前記照明部材を点灯させることを特徴とする携帯電子機器システム。
  6. 光の発光に伴い情報を表示する表示部が設けられた携帯電子機器が保持される保持部を有し、前記表示部が前記保持部に対向するように前記携帯電子機器が置かれる置き台であって、
    前記保持部に形成され、置かれた前記携帯電子機器の前記表示部に対向する第1開口部と、
    前記第1開口部を介して前記表示部に対向するように前記置き台の内部に設けられ、前記表示部からの前記光を所定方向に反射させるための反射部材と、
    前記反射部材による反射経路上に形成され、外部に臨む第2開口部と、
    を備えることを特徴とする置き台。
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JP2015220887A (ja) * 2014-05-19 2015-12-07 任天堂株式会社 充電システムおよび充電台

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