JP2010108579A - 導光構造付きヘッドジンバルアセンブリおよび情報記録再生装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】製造コストを低減することが可能な導光構造付きヘッドジンバルアセンブリおよび情報記録再生装置を提供する。
【解決手段】一定方向に回転する磁気記録媒体の外側に配置されたピボット軸のまわりを回動可能に支持された回動部材に備えられる導光構造付きヘッドジンバルアセンブリ12であって、回動部材に支持される支持体40と、支持体の先端部に、磁気記録媒体の表面と対向するように取り付けられたスライダ2と、スライダに接続され、磁気記録媒体を加熱するための光をスライダに導入するための光導波路32と、光導波路に対して光束を入射させる光源20と、光源およびスライダに対して電力を供給する電気配線31と、を有し、支持体に光源が設けられている。
【選択図】図2

Description

本発明は、光を集光したスポット光を利用して磁気記録媒体に各種の情報を記録再生する導光構造付きヘッドジンバルアセンブリおよび情報記録再生装置に関するものである。
近年、コンピュータ機器におけるハードディスク等の容量増加に伴い、単一記録面内における情報の記録密度が増加している。例えば、磁気ディスクの単位面積当たりの記録容量を多くするためには、面記録密度を高くする必要がある。ところが、記録密度が高くなるにつれて、記録媒体上で1ビット当たりの占める記録面積が小さくなっている。このビットサイズが小さくなると、1ビットの情報が持つエネルギーが、室温の熱エネルギーに近くなり、記録した情報が熱揺らぎ等のために反転したり、消えてしまったりする等の熱減磁の問題が生じてしまう。
一般的に用いられてきた面内記録方式では、磁化の方向が記録媒体の面内方向に向くように磁気を記録する方式であるが、この方式では上述した熱減磁による記録情報の消失等が起こり易い。そこで、このような不具合を解消するために、記録媒体に対して垂直な方向に磁化信号を記録する垂直記録方式に移行しつつある。この方式は、記録媒体に対して、単磁極を近づける原理で磁気情報を記録する方式である。この方式によれば、記録磁界が記録膜に対してほぼ垂直な方向を向く。垂直な磁界で記録された情報は、記録膜面内においてN極とS極とがループを作り難いため、エネルギー的に安定を保ち易い。そのため、この垂直記録方式は、面内記録方式に対して熱減磁に強くなっている。
しかしながら、近年の記録媒体は、より大量且つ高密度情報の記録再生を行いたい等のニーズを受けて、さらなる高密度化が求められている。そのため、隣り合う磁区同士の影響や、熱揺らぎを最小限に抑えるために、保磁力の強いものが記録媒体として採用され始めている。そのため、上述した垂直記録方式であっても、記録媒体に情報を記録することが困難になっていた。
そこで、この不具合を解消するために、光を集光したスポット光、若しくは、光を集光した近接場光を利用して磁区を局所的に加熱して一時的に保磁力を低下させ、その間に書き込みを行うハイブリッド磁気記録方式が提供されている。特に、近接場光を利用する場合には、従来の光学系において限界とされていた光の波長以下となる領域における光学情報を扱うことが可能となる。よって、従来の光情報記録再生装置等を超える記録ビットの高密度化を図ることができる。
近接場光を利用した記録再生装置の構成は、磁気ディスク装置と略同一であり、磁気ヘッドに代わり、近接場光利用ヘッドを用いる。近接場光利用ヘッドは、光学的微小開口やナノメートルサイズの突起などからなる近接場光発生素子を持つ。近接場光発生素子は空気浮上技術を用いたスライダに搭載される。スライダはサスペンションの先端に取り付けられ、動圧により記録媒体に対して一定の高さで浮上する。これにより、近接場光発生素子は記録媒体上に存在する任意のデータマークへアクセスする。高速回転する記録媒体にスライダを追従させるため、近接場光利用ヘッドには記録媒体のうねりに対応して姿勢を安定させるフレクシャ機能をもたせている。このような構成の近接場光利用ヘッドは、ヘッドに光を供給するために光導波路などからなる光導入部を必要とする。ここでの光導波路は光ファイバも含む。電気配線に比べて配線の自由度が低い光導波路を用いて、いかに効率よく光を近接場光発生素子および記録媒体に導くかが、近接場光を利用した記録再生技術の重要な点である。
このような近接場光利用ヘッドにおいて、光導波路をスライダに接続し、メディア面に水平な方向に伝播している光導波路からの光を反射させて伝播方向を開口方向に向ける光反射面を用いて、微小なビームスポットを近接場光発生素子に入射させる手法が考慮されている(例えば、特許文献1、2参照)。
図13に近接場光利用ヘッドアセンブリ(ヘッドジンバルアセンブリ)100を用いた情報記録再生装置の概略を示す。近接場光利用ヘッドアセンブリ100は、光ファイバ103、サスペンションアーム104、フレクシャ105、スライダ106、近接場光発生素子(不図示)から構成される。近接場光発生素子を搭載するスライダ106を、記録媒体107の表面に数nmから数十nm程度まで近接した状態で記録媒体107を高速に回転させ、スライダ106が記録媒体107と常に一定の相対配置で浮上するために、フレクシャ105をサスペンションアーム104の先端部に形成している。
サスペンションアーム104は固定穴104aを介してボイスコイルモータ(不図示)に固定されており、ボイスコイルモータによって記録媒体107の半径方向に移動可能である。ここで、スライダ106は、記録媒体107に近接場光発光素子が対面するように配置されている。レーザ101からの光束をスライダ106まで導く光伝播部は、レンズ102とサスペンションアーム104に固定された光ファイバ103から構成されている。必要に応じて、レーザ101は回路系108により強度変調などをかけることもできる。
上述した近接場光利用ヘッドアセンブリでは、サスペンションアーム104からフレクシャ105を介してスライダ106を記録媒体107に向かって押し付ける力と、記録媒体107の回転に伴う風圧によりスライダ106を浮上させる力とが釣り合うことによって、スライダ106は記録媒体107に対して数nmから数十nm程度の間隙をもって安定に浮上している。サスペンションアーム104は、スライダ106方向に予め湾曲させられており、そのバネ力によってスライダ106への押し付け力を発生させている。記録再生装置の動作時は、サスペンションアーム104の湾曲は、スライダ106への押し付け力の反力のために緩和されている。
国際特許公開第00/28536号パンフレット 特開2001−297463号公報
しかしながら、上述した従来のヘッドジンバルアセンブリにあっては、レーザがサスペンション外部(例えば、サスペンションを支持するアーム部)に取り付けられている。したがって、サスペンションをアーム部に組み付ける際に、レーザと光導波路(光ファイバ)とを光学的にアライメントする工程を伴う。このようにサスペンションをアーム部に組み付けた後に、レーザと光導波路とをアライメントすることは手間がかかり、製造コストが高くなるという問題があった。
そこで本発明は、このような事情を考慮してなされたもので、その目的は、製造コストを低減することが可能な導光構造付きヘッドジンバルアセンブリおよび情報記録再生装置を提供することである。
本発明は、前記課題を解決するために以下の手段を提供する。
本発明に係る導光構造付きヘッドジンバルアセンブリは、一定方向に回転する磁気記録媒体の外側に配置されたピボット軸のまわりを回動可能に支持された回動部材に備えられる導光構造付きヘッドジンバルアセンブリであって、前記回動部材に支持される支持体と、該支持体の先端部に、前記磁気記録媒体の表面と対向するように取り付けられたスライダと、該スライダに接続され、前記磁気記録媒体を加熱するための光を前記スライダに導入するための光導波路と、該光導波路に対して光束を入射させる光源と、該光源および前記スライダに対して電力を供給する電気配線と、を有し、前記支持体に前記光源が設けられていることを特徴としている。
本発明に係る導光構造付きヘッドジンバルアセンブリにおいては、光源が支持体に設けられているため、支持体を回動部材に取り付けた後の光源のアライメントを取り止めることができる。つまり、支持体を回動部材に取り付ける際には既に光源のアライメントが完了しているため、製造方法の効率化を図ることができ、製造コストを低減することができる。また、従来よりも光源をスライダに近い場所に設けることができるため、光導波路での光量の損失を低減することができ、光効率を向上することができる。さらに、スライダに光源を搭載する場合に比べて、光源の放熱を容易に行うことができるため、確実に性能を維持することができる。
本発明に係る導光構造付きヘッドジンバルアセンブリは、前記回動部材が、前記ピボット軸のまわりを回動可能に支持されたアーム部と、該アーム部の先端側に支持されるベースプレートと、該ベースプレートと連結されるとともに、前記ベースプレートの先端側に延出する延出部を有するヒンジプレートと、該ヒンジプレートの延出部と連結されるロードビームとを有し、前記支持体が、前記ロードビームに連結されるとともに、前記スライダが設けられているフレクシャであることを特徴としている。
本発明に係る導光構造付きヘッドジンバルアセンブリにおいては、スライダの磁気素子に電力を供給するためのフレキシブル回路基板(FPC)が回動部材を構成するロードビームに連結されたフレクシャに形成されるが、そのフレクシャ上に光源を配置している。つまり、FPC上に光源を配置するだけで実現することができるため、容易に組み立てることができ、製造コストを低減することができる。
また、本発明に係る導光構造付きヘッドジンバルアセンブリは、前記光源が、面発光レーザであることを特徴としている。
本発明に係る導光構造付きヘッドジンバルアセンブリにおいては、レーザ光を反射させて光導波路へレーザ光を導くことができるように反射鏡を所望の位置に配置し、そこに電気配線と導通をとりつつ、面発光レーザを配置するだけで実現することができるため、実装が容易であり、製造コストを低減することができる。
また、本発明に係る導光構造付きヘッドジンバルアセンブリは、前記光源が、端面発光レーザであることを特徴としている。
本発明に係る導光構造付きヘッドジンバルアセンブリにおいては、光源の端面に光導波路を接続すれば端面発光レーザから照射されるレーザ光を直接光導波路へ導くことができる。つまり、光量の損失を低減することができ、効率よくレーザ光をスライダへ導くことができる。
また、本発明に係る導光構造付きヘッドジンバルアセンブリは、前記光導波路が、光ファイバで構成されていることを特徴としている。
本発明に係る導光構造付きヘッドジンバルアセンブリにおいては、光ファイバを用いることでレーザ光を効率よくスライダへ導くことができるとともに、容易に実装することができる。
また、本発明に係る導光構造付きヘッドジンバルアセンブリは、前記光導波路は、光が進行するコアを有し、前記コアは、光の進行方向に直交する方向の断面形状を有し、前記断面形状は、該断面形状の中心部を通り前記断面形状の幅となる第1軸と、前記断面形状の中心部を通り前記第1軸に対して直交する第2軸と、を有し、前記第1軸および前記第2軸のそれぞれの長さは異なることを特徴としている。
本発明に係る導光構造付きヘッドジンバルアセンブリにおいては、スライダに対してある特定の方向の直線偏光を供給することができる。つまり、コアの断面形状を正方形以外の形状にするだけで、光がコア内の導波中に直線偏光を容易に維持することができる。
また、本発明に係る導光構造付きヘッドジンバルアセンブリは、前記断面形状は、前記第1軸と前記第2軸との比が1.1倍以上の長方形であることを特徴としている。
本発明に係る導光構造付きヘッドジンバルアセンブリにおいては、スライダに対してある特定の方向の直線偏光を供給することができる。つまり、コアの断面形状を長方形にし、さらに第1軸と第2軸との比を1.1倍以上の扁平形状にするだけで、光がコア内の導波中に直線偏光をより確実に維持することができる。
また、本発明に係る導光構造付きヘッドジンバルアセンブリは、前記光導波路は、光が進行するコアを有し、前記コアの両側に空間部が形成されていることを特徴としている。
本発明に係る導光構造付きヘッドジンバルアセンブリにおいては、スライダに対してある特定の方向の直線偏光を供給することができる。つまり、コアの両側に空間部を形成するだけで、光がコア内の導波中に直線偏光を容易に維持することができる。
また、本発明に係る導光構造付きヘッドジンバルアセンブリは、前記光導波路は、光が進行するコアを有し、前記コアの両側に、該コアの断面を圧縮する方向に応力を付与するための応力付与部が設けられていることを特徴としている。
本発明に係る導光構造付きヘッドジンバルアセンブリにおいては、スライダに対してある特定の方向の直線偏光を供給することができる。つまり、コアの両側に応力付与部を設けるだけで、光がコア内の導波中に直線偏光を容易に維持することができる。
また、本発明に係る導光構造付きヘッドジンバルアセンブリは、前記光導波路は、光が進行するコアと、該コアを覆うように設けられたクラッドと、を有し、前記クラッド表面に、前記コアの断面を圧縮する方向に応力を付与するための応力付与部材が設けられていることを特徴としている。
本発明に係る導光構造付きヘッドジンバルアセンブリにおいては、スライダに対してある特定の方向の直線偏光を供給することができる。つまり、コアを覆うクラッド表面に応力付与部材を設けるだけで、光がコア内の導波中に直線偏光を容易に維持することができる。
そして、本発明に係る情報記録再生装置は、上述した導光構造付きヘッドジンバルアセンブリと、一定方向に回転する磁気記録媒体と、該磁気記録媒体の外側に配置されたピボット軸と、該ピボット軸のまわりを回動可能に形成されたアーム部と、該アーム部の基端側を支持すると共に、該アーム部を前記磁気記録媒体の表面に平行な方向に向けて移動させるアクチュエータと、前記磁気記録媒体を前記一定方向に回転させる回転駆動部と、前記スライダおよび前記光源の作動を制御する制御部と、を備えていることを特徴としている。
本発明に係る情報記録再生装置においては、ヘッドジンバルアセンブリの製造コストを低減することができるため、低コストで、かつ、光効率を向上することができる情報記録再生装置を提供することができる。
本発明に係る導光構造付きヘッドジンバルアセンブリによれば、光源が支持体に設けられているため、支持体を回動部材に取り付けた後の光源のアライメントを取り止めることができる。つまり、支持体を回動部材に取り付ける際には既に光源のアライメントが完了しているため、製造方法の効率化を図ることができ、製造コストを低減することができる。また、従来よりも光源をスライダに近い場所に設けることができるため、光導波路での光量の損失を低減することができ、光効率を向上することができる。さらに、スライダに光源を搭載する場合に比べて、光源の放熱を容易に行うことができるため、確実に性能を維持することができる。
本発明の実施形態における情報記録再生装置の概略構成図である。 本発明の第一実施形態におけるヘッドジンバルアセンブリの斜視図(裏面)である。 本発明の第一実施形態におけるジンバルの平面図である。 図3のB−B線に沿う断面図である。 図2のA部拡大図(平面図)である。 図5のC−C線に沿う断面図である。 図5のD−D線に沿う断面図である。 図5のE−E線に沿う断面図である。 本発明の実施形態における基部の側面図である。 本発明の第一実施形態におけるヘッドジンバルアセンブリの別の態様を示す斜視図(裏面)である。 本発明の第一実施形態におけるヘッドジンバルアセンブリの別の態様を示す部分断面図(図5のE−E線に相当)である。 本発明の第二実施形態におけるヘッドジンバルアセンブリの部分断面図(図5のE−E線に相当)である。 従来のヘッドジンバルアセンブリの概略構成図である。 本発明の実施形態における光電気複合配線の別の態様(1)を示す断面図(図7に相当)である。 本発明の実施形態における光電気複合配線の別の態様(2)を示す断面図(図7に相当)である。 本発明の実施形態における光電気複合配線の別の態様(3)を示す断面図(図7に相当)である。 本発明の実施形態における光電気複合配線の別の態様(4)を示す断面図(図7に相当)である。 本発明の実施形態における光電気複合配線の別の態様(5)を示す断面図(図7に相当)である。
(第一実施形態)
(情報記録再生装置)
以下、本発明に係る第一実施形態を、図1〜図11を用いて説明する。図1は、本発明に係る情報記録再生装置1の概略構成図である。なお、本実施形態の情報記録再生装置1は、垂直記録層を有するディスク(磁気記録媒体)Dに対して、垂直記録方式で書き込みを行う装置である。
図1に示すように、情報記録再生装置1は、キャリッジ11と、キャリッジ11の先端側に支持されたヘッドジンバルアセンブリ(HGA)12と、キャリッジ11の基端側からヘッドジンバルアセンブリ(HGA)12へ向かって延設された電気配線31と、ヘッドジンバルアセンブリ12をディスク面D1(ディスクDの表面)に平行なXY面内方向にスキャン移動させるアクチュエータ6と、ディスクDを回転軸Lを中心に回転させるスピンドルモータ7と、情報に応じて変調した電流をヘッドジンバルアセンブリ12のスライダ2に対して供給する制御部5と、これら各構成品を内部に収容するハウジング9と、を備えている。
ハウジング9は、アルミニウム等の金属材料からなる上部開口部を有する箱型形状のものであり、上面視四角形状の底部9aと、底部9aの周縁において底部9aに対して鉛直方向に立設する周壁(不図示)とで構成されている。そして、周壁に囲まれた内側には、上述した各構成品を収容する凹部が形成される。なお、図1においては、説明を分かりやすくするため、ハウジング9の周囲を取り囲む周壁を省略している。
このハウジング9には、ハウジング9の開口を塞ぐように図示しない蓋が着脱可能に固定されるようになっている。また、底部9aの平面視略中央部には、上記スピンドルモータ7が取り付けられており、該スピンドルモータ7に中心孔を嵌め込むことでディスクDが着脱自在に固定されている。
ディスクDの外側で、底部9aの一つの隅角部には、上述したアクチュエータ6が取り付けられている。このアクチュエータ6には、ピボット軸10を中心にXY面内方向で回動可能なキャリッジ11が取り付けられている。このキャリッジ11は、基端部から先端部に向けて(ディスクD方向に向けて)延設されたアーム部14と、アーム部14を基端部を介して片持ち状に支持する基部15とが、削り出し加工等により一体形成されたものである。基部15は、略直方体形状に形成されたものであり、ピボット軸10を中心に回動可能に支持されている。つまり、基部15はピボット軸10を介してアクチュエータ6に連結されており、このピボット軸10がキャリッジ11の回転中心となっている。
アーム部14は、基部15におけるアクチュエータ6が取り付けられた側面15aと反対側の側面(隅角部の反対側の側面)15bにおいて、基部15の上面の面方向(XY方向)と平行に延出する平板状のものであり、基部15の高さ方向(Z方向)に沿って略等間隔に3枚延出している。具体的には、アーム部14は、基端部から先端部に向かうにつれ先細るテーパ形状に形成されており、各アーム部14,14間に、ディスクDが挟み込まれるように配置される。つまり、アーム部14とディスクDとが、交互に配置されており、アクチュエータ6の駆動によってアーム部14がディスクDの表面に平行な方向(XY面内方向)に移動可能になっている。
なお、本実施形態では、キャリッジ11とヘッドジンバルアセンブリ12とで回動部材13を構成している。この回動部材13は、ディスクDの回転停止時にアクチュエータ6の駆動によって、ディスクD上から退避するようになっている。また、回動部材13は、ヘッドジンバルアセンブリ12のみで構成されていてもよい。
ヘッドジンバルアセンブリ12は、図示しない近接場光発生素子を有するスライダ2に、レーザ光源20からの光束を導いて近接場光(スポット光)を発生させ、該近接場光を利用してディスクDに各種情報を記録再生させるものである。なお、近接場光発生素子は、例えば、光学的微小開口や、ナノメートルサイズに形成された突起部等により構成されている。
図2は、スライダ2を上向きにした状態でヘッドジンバルアセンブリ12をスライダ2側から見た斜視図である。図3は、スライダ2を上向きにした状態でジンバル17を見た平面図である。図4は、図3のB−B線に沿う断面図であり、スライダ2を上向きにした状態におけるサスペンション3先端の断面図である。
図2に示すように、ヘッドジンバルアセンブリ12は、上記スライダ2をディスクDから浮上させるサスペンションとして機能するものであり、スライダ2と、金属性材料により薄い板状に形成され、ディスク面D1に平行なXY方向に移動可能なサスペンション3と、スライダ2に接続される光導波路32と、光導波路32に対して光束を入射させるレーザ光源20と、を備えている。なお、サスペンション3は、スライダ2をディスク面D1に平行で且つ互いに直交する2軸(X軸、Y軸)回りに回動自在な状態、即ち、2軸を中心として捻れることができるようにサスペンション3の下面に固定させるジンバル手段16を備えている。
スライダ2は、ディスクDとサスペンション3との間に配置された状態で、サスペンション3の下面に後述するジンバル17を挟んで支持されている。スライダ2は、先端側に固定された再生素子(不図示)と、該再生素子に隣接して固定された記録素子(不図示)とを備えている。また、スライダ2は、記録素子を間に挟んで再生素子の反対側に、レーザ光源20から出射された光束を集光させる図示しない集光レンズ(光学系)と、該集光レンズによって集光された光束から近接場光を発生させる上記近接場光発生素子とを有している。つまり、スライダ2には、先端部に再生素子、記録素子、近接場光発生素子が並んだ状態で配置されている。
また、スライダ2の下面は、ディスク面D1に対向する浮上面2aとなっている。この浮上面2aは、回転するディスクDによって生じた空気流の粘性から、浮上するための圧力を発生させる面であり、ABS(Air Bearing Surface)と呼ばれている。具体的には、スライダ2をディスク面D1から離そうとする正圧とスライダ2をディスク面D1に引き付けようとする負圧とを調整して、スライダ2を最適な状態で浮上させるように設計されている。
スライダ2は、この浮上面2aによってディスク面D1から浮上する力を受けているとともに、サスペンション3によってディスクD側に押さえ付けられる力を受けている。そしてスライダ2は、この両者の力のバランスによって、ディスク面D1から浮上するようになっている。
サスペンション3は、平面視略四角状に形成されたベースプレート22と、ベースプレート22の裏面(下面)に取り付けられるとともに、先端部がベースプレート22から延出するように形成されたヒンジプレート23と、ヒンジプレート23の延出部に連結された平面視略三角状のロードビーム24と、を備えている。
ベースプレート22は、ステンレス等の厚みの薄い金属材料によって構成されており、基端側には厚さ方向に貫通する開口22aが形成されている。そして、この開口22aを介してベースプレート22がアーム部14の先端に固定されるようになっている。ベースプレート22の下面には、ステンレス等の金属材料により構成されたシート状のヒンジプレート23が配置されている。このヒンジプレート23は、ベースプレート22の下面の全面に亘って形成された平板状のものであり、その先端部分はベースプレート22の先端からベースプレート22の長手方向に沿って延出する延出部23aが形成されている。延出部23aは、ヒンジプレート23の幅方向両端部から2本延出しており、その先端部分には幅方向内側、つまり互いの延出部23aに向かう方向に幅が拡大する拡大部23bが形成されている。この拡大部23bの上面には、ロードビーム24が連結されている。
ロードビーム24は、ベースプレート22と同様にステンレス等の厚みの薄い金属材料によって構成されており、その基端がベースプレート22の先端との間に間隙を有した状態でヒンジプレート23に連結されている。これにより、ヒンジプレート23はベースプレート22とロードビーム24との間で屈曲して、ディスク面D1に垂直なZ方向に向けて撓み易くなっている。つまり、ヒンジプレート23の延出部23aが湾曲するように構成されている。
また、ロードビーム24の先端側には、フレクシャ25が設けられている。フレクシャ25は、ステンレス等の金属材料により構成されたシート状のものであり、シート状に形成されることで厚さ方向に撓み変形可能に構成されている。フレクシャ25は、ロードビーム24の先端側に固定され、外形が上面視略六角形状に形成されたジンバル17を有している。
図3、図4に示すように、ジンバル17は、中間付近から先端にかけてディスク面D1に向けて厚さ方向に僅かながら反るように形成されている。そして、この反りが加わった先端側がロードビーム24に接触しないように、基端側から略中間付近にかけてロードビーム24に固定されている。
また、この浮いた状態のジンバル17の先端側には、周囲がコ形状に刳り貫かれた切欠部26が形成されており、この切欠部26に囲まれた部分には連結部17aによって片持ち状に支持されたパッド部(舌片部)17bが形成されている。つまり、このパッド部17bは、連結部17aによってジンバル17の先端側から基端側に向けて張出し形成されており、その周囲に切欠部26を備えている。これにより、パッド部17bはジンバル17の厚さ方向に撓みやすくなっており、このパッド部17bのみがサスペンション3の下面と平行になるように角度調整されている。そして、このパッド部17bに上記スライダ2が載置固定されている。つまり、スライダ2は、パッド部17bを介してロードビーム24にぶら下がった状態となっている。
また、ロードビーム24の先端には、パッド部17bおよびスライダ2の略中心に向かって突出する突起部19が形成されている。この突起部19の先端は、丸みを帯びた状態となっている。そして突起部19は、スライダ2がディスクDから受ける風圧によりロードビーム24側に浮上したときに、パッド部17bの表面(上面)に点接触するようになっている。この浮上する力は、突起部19からロードビーム24に伝わって、該ロードビーム24を撓ませるように作用する。また、ディスクDのうねり等により、スライダ2にXY方向に向かう風圧が加わったときに、スライダ2およびパッド部17bは、突起部19を中心としてX軸およびY軸の2軸回りに捩じれるようになっている。これにより、ディスクDのうねりによるZ方向の変位(ディスク面D1に略直交する方向への変位)を吸収することができ、スライダ2の姿勢が安定するようになっている。なお、これら突起部19とパッド部17bを有するジンバル17とが、ジンバル手段16を構成している。
図2に戻り、フレクシャ25には、基部15に向かって延設された支持体40が形成されている。つまり、支持体40は、ジンバル17に一体形成されたシート状のものであり、サスペンション3に沿って基部15に向かって延設されている。また、支持体40は、サスペンション3が変形した際に、サスペンション3の変形に追従するように構成されている。支持体40は、アーム部14上から側面に回りこんで、アーム部14の基部15に至るまで引き回されている。さらに、支持体40は、ベースプレート22の開口22a上を通過しないように一部屈曲しながら基部15方向へ延設されている。そして、支持体40には、電気配線31と光導波路32とが一体になった光電気複合配線33およびレーザ光源20が支持されている。このようにレーザ光源20をサスペンション3上に配された支持体40上に設けることで、光源のアライメントをサスペンション3の製造時に行うことができる。
光電気複合配線33は、フレクシャ25上の先端部近傍において光導波路32と電気配線31とに分岐し、それぞれがスライダ2に接続されている。ここで、光導波路32はレーザ光源20からそのまま長手方向に延設されてスライダ2に接続されている。一方、電気配線31は、光電気複合配線33から斜め方向に延設され、ジンバル17の周縁部に沿って配され、連結部17aの方向からスライダ2に接続されている。
次に、レーザ光源20について説明する。図5は、図2のA部拡大平面図である。図6は、図5のC−C線に沿う断面図である。図7は、図5のD−D線に沿う断面図である。図8は、図5のE−E線に沿う断面図である。
図5に示すように、支持体40におけるレーザ光源20が配される箇所は、長手方向と平面視で直交する方向に膨出した膨出部41が形成されている。また、支持体40の表面には絶縁性を有するベース被膜43が形成されており、このベース被膜43上に電気配線31や光電気複合配線33が形成されている。
図6に示すように、本実施形態では、キャリッジ11の基部15に設けられたターミナル基板30から電気配線31が延設されている。この電気配線31は、ターミナル基板30の表面からアーム部14の側面を通って、支持体40上に引き回されている。電気配線31は、6本の電気配線31aを有し、その内の2本がレーザ光源20へ接続され、残りの4本がスライダ2へ接続される。また、6本の電気配線31aは、クラッド(被膜)34で覆われている。つまり、6本の電気配線31aは、ターミナル基板30とレーザ光源20との間において、その基端側から先端に至るまで一体的に形成されている。このように、電気配線31が撓み変形可能な支持体40上に形成されているため、スライダ2の移動時やサスペンション3の変形時などには、電気配線31が支持体40とともに追従するように変形する。これにより、電気配線31の断線などを防ぐことができる。
図7に示すように、レーザ光源20とスライダ2との間には、4本の電気配線31aとレーザ光源20から発光された光をスライダ2へ導く光導波路32とが形成されている。この4本の電気配線31aと光導波路32とで光電気複合配線33を形成している。また、電気配線31aおよび光導波路32は、クラッド34で覆われている。つまり、スライダ2に対応する1本の光導波路32と4本の電気配線31aとは、レーザ光源20とスライダ2近傍との間において、その基端側から先端に至るまで一体的に形成されている。このように、光電気複合配線33が撓み変形可能な支持体40上に形成されているため、電気配線31と同様、スライダ2の移動時やサスペンション3の変形時などには、光電気複合配線33が支持体40とともに追従するように変形する。これにより、光電気複合配線33の断線などを防ぐことができる。
光電気複合配線33に形成されている光導波路32は、厚さが例えば3〜10μmで形成され、レーザ光源20から出射された光束を全反射条件で導くコア35と、厚さが例えば数十μmで形成され、コア35の屈折率より低い屈折率の材料からなり、コア35に密着してコア35を封止するクラッド34とを有している。そして、レーザ光源20から出射された光束はコア35とクラッド34との間の屈折率の違いにより全反射条件でスライダ2の集光レンズまで導かれるようになっている。
なお、クラッド34およびコア35として使用される材料の組み合わせの一例を記載すると、例えばPMMA(メタクリル酸メチル樹脂)により、厚さが3〜10μmでコアを形成し、フッ素含有重合体により、厚さが数十μmでクラッドを形成する組み合わせが考えられる。また、コアおよびクラッドをともにエポキシ樹脂(例えば、コア屈折率1.522〜1.523、クラッド屈折率1.518〜1.519)で構成したり、フッ素化ポリイミドで構成したりすることも可能である。また、コアとクラッドとの屈折率差が大きいほど、コア内に光束を閉じ込める力が大きくなるので、コアとクラッドとを構成する樹脂材料の配合等を調整して、両者の屈折率差を大きくすることが好ましい。例えば、フッ素化ポリイミドの場合、フッ素含有量を調整したり、放射光等のエネルギー照射によって、屈折率を制御することができる。
また、電気配線31aは、アルミニウムや銅などからなり、クラッド34内にコア35とともに閉じ込められている。
光電気複合配線33のうち、光導波路32の構成材料に樹脂材料を用いることで、光電気複合配線33を半導体プロセスにより製造することが可能である。
半導体プロセスを利用した本実施形態の光電気複合配線33の製造方法について、より具体的に説明する。まず支持体40上にポリイミドなどの絶縁性を有するベース被膜43を形成する。次に、ベース被膜43上にクラッド34の構成材料を塗布した後、フォトリソグラフィ技術などによりパターニングする。続いて、クラッド34上にスパッタ法、CVD法などにより電気配線31aの構成材料を成膜し、複数の電気配線31aとしてパターニングする。そして、電気配線31aの間、つまりクラッド34のYZ平面における中心にコア35の構成材料を塗布した後、パターニングし、再びクラッド34の構成材料を塗布する。その後、パターニングすることで、本実施形態の光電気複合配線33を形成することが可能である。
このように、光導波路32と電気配線31aとを樹脂材料からなるクラッド34により一体的に形成することで、これらを半導体プロセスにて一括して形成することができる。そして、半導体プロセスを利用して光電気複合配線33を製造することで、光導波路32と電気配線31aとを別体で形成する場合に比べて、量産の容易さから製造効率を向上させた上で、加工精度を向上させることができる。また、製造コストの低減を図ることができる。
図7に示すように、光電気複合配線33は、クラッド34の幅方向(YZ平面)における断面視中心に光導波路32のコア35が配置され、光導波路32の両側方から光導波路32を挟むように電気配線31aが二本ずつ配されている。つまり、光電気複合配線33は、コア35を中心にして対称に構成されている。このように、コア35と電気配線31aとが、ともにクラッド34により封止されることで、光導波路32と電気配線31aと一体的に形成された光電気複合配線33として構成されている。
また、図3に戻り、光電気複合配線33は、サスペンション3の先端、具体的にはジンバル17の中間位置において電気配線31と光導波路32とに分岐している。具体的には、光導波路32は、光電気複合配線33の先端側における分岐地点Cからジンバル17の長手方向に沿って延設されており、ジンバル17の切欠き部26を跨いでスライダ2の基端側に直接接続されている。光導波路32は、光電気複合配線33の分岐地点Cにおいてジンバル17の下面から離間されており、分岐地点Cからスライダ2の基端側に向かうにつれ、パッド部17bとジンバル17との間を架け渡すように僅かながら浮いた状態で延在している。つまり、ジンバル17の下面において、光導波路32は略直線的(曲率半径が略無限大)に延在した状態でスライダ2の基端面側に引き回されている。スライダ2の基端面側に引き回された光導波路32は、スライダ2内で集光レンズを介してスライダ2の先端面側に設けられた近接場光発生素子に接続されている。
一方、分岐地点Cにおいて、電気配線31はジンバル17の外周部分に向けて屈曲されており、ジンバル17の外周部分、つまり切欠き部26の外側から引き回されている。そして、切欠き部26の外側から引き回された電気配線31は、連結部17a上を通ってスライダ2の先端面側に接続されている。すなわち、電気配線31は、スライダ2の先端面側に設けられた再生素子や記録素子に対して、スライダ2の外部から直接接続されている。
次に、図8に示すように、電気配線31aとレーザ光源20とは、レーザ光源20の底面20aにおいてハンダなどを用いて電気的に接続されている。また、本実施形態のレーザ光源20は、端面発光型レーザを用いており、レーザ光源20の側面20bに光導波路32が配されており、レーザ光源20から発光された光が光導波路32のコア35内を進み、スライダ2へ導かれるように構成されている。
図9は、キャリッジ11の基部15の側面図である。
図1,9に示すように、キャリッジ11の基部15における側面15cには、ターミナル基板30が配置されている。このターミナル基板30は、ハウジング9に設けられた制御部5とスライダ2およびレーザ光源20とを電気的に接続する際の中継点となるものであり、その表面には、各種制御回路(不図示)が形成されている。制御部5とターミナル基板30とは可撓性を有するフラットケーブル4により電気的に接続されている一方、ターミナル基板30とスライダ2とは、電気配線31により接続されている。電気配線31は、キャリッジ11毎に設けられたスライダ2の数に対応して設けられており、フラットケーブル4を介して制御部5から出力された信号が、電気配線31を介してスライダ2およびレーザ光源20に出力されるようになっている。
次に、このように構成された情報記録再生装置1により、ディスクDに各種の情報を記録再生する手順について以下に説明する。
まず、スピンドルモータ7を駆動させてディスクDを所定方向に回転させる。次いで、アクチュエータ6を作動させて、ピボット軸10を回転中心としてキャリッジ11を回動させ、キャリッジ11を介してヘッドジンバルアセンブリ12をXY方向にスキャンさせる。これにより、ディスクD上の所望する位置にスライダ2を位置させることができる。
ここで、キャリッジ11の基部15が、ピボット軸10まわりを回動可能に構成されているため、アーム部14は、ピボット軸10を回転中心としてディスク面D1に平行な方向に移動する。
次いで、レーザ光源20から光束を光導波路32に入射させて、光束をスライダ2に導く。スライダ2の集光レンズに光束を供給するレーザ光源20が、サスペンション3上に配された支持体40上に設けられている。この時、光導波路32の内部を伝播される光束は、スライダ2内で集光レンズによって集光され、スポットサイズが徐々に絞り込まれる。これにより、近接場光発生素子の周囲には、近接場光が滲み出るように発生する。
そして、近接場光が入射されたディスクDは、この近接場光によって局所的に加熱されて一時的に保磁力が低下する。一方、制御部5によってスライダ2の記録素子に電流が供給されると、電磁石の原理によりディスクDに対して垂直方向の記録磁界を発生させることができる。その結果、近接場光と記録素子で発生した記録磁界とを協働させたハイブリッド磁気記録方式により情報の記録を行うことができる。
これに対して、ディスクDに記録された情報を再生する場合には、記録素子に隣接して固定されている再生素子が、ディスクDから漏れ出ている磁界を受けて、その大きさに応じて電気抵抗が変化する。よって、再生素子の電圧が変化する。これにより制御部5は、ディスクDから漏れ出た磁界の変化を電圧の変化として検出することができる。そして制御部5は、この電圧の変化から信号の再生を行うことで、情報の再生を行うことができる。このように、スライダ2を利用してディスクDに対して各種の情報を記録再生することができる。
ここで、スライダ2は、サスペンション3によって支持されているとともに、所定の力でディスクD側に押さえ付けられている。また、これと同時にスライダ2は、浮上面2aがディスクDに対向しているので、回転するディスクDによって生じる風圧の影響を受けて浮上する力を受けている。この両者の力のバランスによって、スライダ2はディスクD上から離間した位置に浮遊している状態となっている。
この際スライダ2は、風圧を受けてサスペンション3側に押されるため、スライダ2を固定するジンバル17のパッド部17bとサスペンション3に形成された突起部19とが、点接触した状態となる。そして、この浮上する力は、突起部19を介してサスペンション3に伝わり、該サスペンション3をディスク面D1に垂直なZ方向に向けて撓ませるように作用する。これにより、上述したようにスライダ2は浮上する。なお、サスペンション3には、ベースプレート22とロードビーム24とがヒンジプレート23を介して連結されているため、ベースプレート22とロードビーム24との間で撓み易くなっている。
またスライダ2は、ディスクDのうねりに起因して発生する風圧(XY方向に向かう風圧)を受けたとしても、ジンバル手段16、即ち、突起部19の先端に点接触したパッド部17bを介してXY軸回りに捩じれるようになっている。そのため、うねりによるZ方向への変位を吸収することができ、浮上している際のスライダ2の姿勢を安定にすることができる。
本実施形態によれば、レーザ光源20を回動部材13(キャリッジ11およびヘッドジンバルアセンブリ12)に支持される支持体40上に設けたため、従来行っていたサスペンション3をアーム部14に取り付けた後の光源のアライメントを取り止めることができる。つまり、サスペンション3をアーム部14に取り付ける際には既に光源のアライメントが完了しているため、ヘッドジンバルアセンブリ12の生産効率を向上することができ、製造コストを低減することができる。また、従来よりもレーザ光源20をスライダ2に近い場所に設けることができるため、光導波路32での光量の損失を低減することができ、光効率を向上することができる。さらに、スライダ2にレーザ光源20を搭載する場合に比べて、光源の放熱を容易に行うことができるため、確実に性能を維持することができる。
また、スライダ2の磁気素子に電力を供給するためのフレキシブル回路基板(FPC)を回動部材13を構成するロードビーム24に連結されたフレクシャ25(支持体40)に形成し、そのフレクシャ25上にレーザ光源20を配置した。つまり、FPC上にレーザ光源20を配置するだけで実現することができるため、容易に所望のヘッドジンバルアセンブリ12を組み立てることができ、製造コストを低減することができる。
また、レーザ光源20に端面発光レーザを用いたため、レーザ光源20の側面20bに光導波路32を接続すれば端面発光レーザから照射されるレーザ光を直接光導波路32へ導くことができる。つまり、光量の損失を低減することができ、効率よくレーザ光をスライダへ導くことができる。
そして、情報記録再生装置1は、上述したヘッドジンバルアセンブリ12を用いているため、低コストで、かつ、光効率を向上することができる。
なお、上記実施形態に示したように光導波路32が光電気複合配線33に形成されるのではなく、図10、図11に示すように、光導波路32が光電気複合配線33とは別体に設けられていてもよく、光導波路32としては、コアとクラッドを有する光ファイバ50を用いてもよい。光導波路32として使用される材料の一例を記載すると、例えば、石英(SiO)でコアを形成し、フッ素をドープした石英でクラッドを形成する組み合わせが考えられる。この場合には、光束の波長が400nmのときに、コアの屈折率が1.47となり、クラッドの屈折率が1.47未満となるため好ましい。また、ゲルマニウムをドープした石英でコアを形成し、石英でクラッドを形成する組み合わせも考えられる。この場合には、光束の波長が400nmのときに、コアの屈折率が1.47より大きくなり、クラッドの屈折率が1.47となるため、好ましい。特に、コアとクラッドとの屈折率差が大きいほど、コア内に光束を閉じ込める力が大きくなるため、コアに酸化タンタル(Ta:波長が550nmのときに屈折率が2.16)を用い、クラッドに石英などを用いて、両者の屈折率差を大きくすることがより好ましい。また、赤外領域の光束を利用する場合には、赤外光に対して透明な材料であるシリコン(Si:屈折率が約4.0)でコアを形成することも有効である。
このように光導波路32として光ファイバ50を用いることで、レーザ光を効率よくスライダ2へ導くことができるとともに、容易に実装することができる。なお、光ファイバ50を用いる際には、光ファイバ50の撓みを防止するために、フレクシャ25に支持部材51を設けて光ファイバ50を支持するようにしてもよい。
また、電気配線31aとレーザ光源20との電気的な接続は、上述の実施形態のように電気配線31aとレーザ光源20とを直接はんだ接合などにより接続してもよいし、図11に示すように電気配線31aとレーザ光源20との間に導電材料からなる電極52を形成して電気的に接続するようにしてもよい。このように電極52を介して接続することにより、レーザ光源20を電気配線31(FPC)の上面に載置するだけで導通をとることができ、生産効率を向上することができる。
(第二実施形態)
次に、本発明に係る第二実施形態を、図12を用いて説明する。なお、本実施形態は、第一実施形態とレーザ光源の構成が異なるだけであり、その他の構成については略同一であるため、同一箇所には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
図12に示すように、本実施形態のレーザ光源120は面発光レーザ(VCSEL:Vertical Cavity Surface Emitting Laser(垂直共振器型))を用いている。つまり、レーザ光源120の底面120aから光を発光するものを採用している。このレーザ光源120を用いた場合、電気配線31aと底面120aとの間に導電材料からなる電極152を形成して電気的に接続している。また、レーザ光源120の底面120aの発光部に当接するように反射鏡110が設けられている。反射鏡110は、レーザ光源120から発せられた光が反射して光導波路32へ導かれるように角度調整されている。
本実施形態によれば、レーザ光源120を回動部材13(キャリッジ11およびヘッドジンバルアセンブリ12)に支持される支持体40上に設けたため、サスペンション3をアーム部14に取り付けた後の光源のアライメントを取り止めることができる。つまり、サスペンション3をアーム部14に取り付ける際には既に光源のアライメントが完了しているため、ヘッドジンバルアセンブリ12の生産効率を向上することができ、製造コストを低減することができる。また、従来よりもレーザ光源120をスライダ2に近い場所に設けることができるため、光導波路32での光量の損失を低減することができ、光効率を向上することができる。さらに、スライダ2にレーザ光源120を搭載する場合に比べて、光源の放熱を容易に行うことができるため、確実に性能を維持することができる。
また、スライダ2の磁気素子に電力を供給するためのフレキシブル回路基板(FPC)を回動部材13を構成するロードビーム24に連結されたフレクシャ25(支持体40)に形成し、そのフレクシャ25上にレーザ光源120を配置した。つまり、FPC上にレーザ光源120を配置するだけで実現することができるため、容易にヘッドジンバルアセンブリ12を組み立てることができ、製造コストを低減することができる。
本実施形態によれば、レーザ光源120として面発光レーザを採用したため、レーザ光を反射させて光導波路32へレーザ光を導くことができるように反射鏡110を所望の位置に配置し、そこに電気配線31aと導通をとりつつ、レーザ光源120を配置するだけで実現することができるため、実装が容易であり、製造コストを低減することができる。
そして、情報記録再生装置1は、上述したヘッドジンバルアセンブリ12を用いているため、低コストで、かつ、光効率を向上することができる。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、上述した実施形態に種々の変更を加えたものを含む。すなわち、上述した実施形態で挙げた構成や形状等はほんの一例に過ぎず、適宜変更が可能である。
例えば、上述の実施形態では、アーム部の片面側のみにヘッドジンバルアセンブリが設けられている構成について説明したが、各ディスク間に差し入れられるアーム部の両面に、各ディスクに対向するようにそれぞれヘッドジンバルアセンブリを設けるような構成も可能である。この場合、アーム部の両面側に設けられたヘッドジンバルアセンブリの各スライダにより、各スライダに対向するディスク面の情報の記録再生を行うことができる。つまり、1つのアーム部により2枚のディスクの情報を記録再生することができるため、情報記録再生装置の記録容量の増加および装置の小型化を図ることができる。
また、上述の実施形態では、スライダを浮上させた空気浮上タイプの情報記録再生装置を例に挙げて説明したが、この場合に限られず、ディスク面に対向配置されていればディスクとスライダとが接触していても構わない。つまり、本発明のスライダは、コンタクトスライダタイプのスライダであっても構わない。この場合であっても、同様の作用効果を奏することができる。
また、上述の実施形態では、光電気複合配線33に形成したコア35の断面形状は正方形であったが、図14に示すように、コア135の断面形状が長方形になるように形成してもよい。なお、コア135の長方形断面の長軸は、支持体40の表面に平行になるように形成しているが、図15に示すように、コア135の長軸が支持体40の表面に垂直になるように形成してもよい。
つまり、コア135の長方形断面の長軸と短軸との比が1倍を超えていれば、光がコア135内の導波中に直線偏光を維持することができる。ここで、コア135の長方形断面の長軸と短軸との比は、1.1倍以上であることがより好ましい。例えば、フォトリソグラフィによりコア135を作製する場合には、コア材の厚みを変更すれば所望の形状のコア135を作製することができる。なお、上述ではコア135の断面形状を長方形にした場合の説明をしたが、楕円形などの扁平形状であればよい。
なお、直線偏光が維持できれば上述した構造に限られず、図16に示すように、コア35の両側に空間部(トンネル部)150を形成したり、図17に示すように、コア35の周囲にコア部断面を圧縮する方向に応力を加えるための応力付与部160を形成したりしてもよい。なお、応力付与部160は、クラッド34と熱膨張率が異なる材料を配することで形成することができる。また、応力付与部160は、クラッド34の特定領域にイオンビームを照射して形成することもできる。また、空間部150や応力付与部160がコア35の左右側に設けられている場合の図示をしたが、上下側に設けてもよい。
また、図18に示すように、クラッド34の上面に応力付与部材170を配置してコア部断面を圧縮するように構成してもよい。いずれの方法を採用しても、光がコア35内の導波中に直線偏光を維持することができる。
そして、本実施形態では近接場光を利用した情報記録再生装置の場合で説明したが、スポット光を利用した情報記録再生装置に採用してもよい。
1…情報記録再生装置 2…スライダ 3…サスペンション 5…制御部 6…アクチュエータ 7…スピンドルモータ(回転駆動部) 10…ピボット軸 12…ヘッドジンバルアセンブリ 13…回動部材 14…アーム部 20,120…レーザ光源(光源) 22…ベースプレート 23…ヒンジプレート 23a…延出部 24…ロードビーム 25…フレクシャ 31…電気配線 32…光導波路 35…コア 40…支持体 50…光ファイバ 135…コア D…磁気記録媒体 D1…ディスク面(表面)

Claims (11)

  1. 一定方向に回転する磁気記録媒体の外側に配置されたピボット軸のまわりを回動可能に支持された回動部材に備えられる導光構造付きヘッドジンバルアセンブリであって、
    前記回動部材に支持される支持体と、
    該支持体の先端部に、前記磁気記録媒体の表面と対向するように取り付けられたスライダと、
    該スライダに接続され、前記磁気記録媒体を加熱するための光を前記スライダに導入するための光導波路と、
    該光導波路に対して光束を入射させる光源と、
    該光源および前記スライダに対して電力を供給する電気配線と、を有し、
    前記支持体に前記光源が設けられていることを特徴とする導光構造付きヘッドジンバルアセンブリ。
  2. 前記回動部材が、前記ピボット軸のまわりを回動可能に支持されたアーム部と、該アーム部の先端側に支持されるベースプレートと、該ベースプレートと連結されるとともに、前記ベースプレートの先端側に延出する延出部を有するヒンジプレートと、該ヒンジプレートの延出部と連結されるロードビームとを有し、
    前記支持体が、前記ロードビームに連結されるとともに、前記スライダが設けられているフレクシャであることを特徴とする請求項1に記載の導光構造付きヘッドジンバルアセンブリ。
  3. 前記光源が、面発光レーザであることを特徴とする請求項1または2に記載の導光構造付きヘッドジンバルアセンブリ。
  4. 前記光源が、端面発光レーザであることを特徴とする請求項1または2に記載の導光構造付きヘッドジンバルアセンブリ。
  5. 前記光導波路が、光ファイバで構成されていることを特徴とする請求項4に記載の導光構造付きヘッドジンバルアセンブリ。
  6. 前記光導波路は、光が進行するコアを有し、
    前記コアは、光の進行方向に直交する方向の断面形状を有し、
    前記断面形状は、該断面形状の中心部を通り前記断面形状の幅となる第1軸と、前記断面形状の中心部を通り前記第1軸に対して直交する第2軸と、を有し、
    前記第1軸および前記第2軸のそれぞれの長さは異なることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の導光構造付きヘッドジンバルアセンブリ。
  7. 前記断面形状は、前記第1軸と前記第2軸との比が1.1倍以上の長方形であることを特徴とする請求項6に記載の導光構造付きヘッドジンバルアセンブリ。
  8. 前記光導波路は、光が進行するコアを有し、
    前記コアの両側に空間部が形成されていることを特徴とする請求項1〜4、6、7のいずれかに記載の導光構造付きヘッドジンバルアセンブリ。
  9. 前記光導波路は、光が進行するコアを有し、
    前記コアの両側に、該コアの断面を圧縮する方向に応力を付与するための応力付与部が設けられていることを特徴とする請求項1〜4、6、7のいずれかに記載の導光構造付きヘッドジンバルアセンブリ。
  10. 前記光導波路は、光が進行するコアと、該コアを覆うように設けられたクラッドと、を有し、
    前記クラッド表面に、前記コアの断面を圧縮する方向に応力を付与するための応力付与部材が設けられていることを特徴とする請求項1〜4、6、7のいずれかに記載の導光構造付きヘッドジンバルアセンブリ。
  11. 前記1〜10のいずれかに記載の導光構造付きヘッドジンバルアセンブリと、
    一定方向に回転する磁気記録媒体と、
    該磁気記録媒体の外側に配置されたピボット軸と、
    該ピボット軸のまわりを回動可能に形成されたアーム部と、
    該アーム部の基端側を支持すると共に、該アーム部を前記磁気記録媒体の表面に平行な方向に向けて移動させるアクチュエータと、
    前記磁気記録媒体を前記一定方向に回転させる回転駆動部と、
    前記スライダおよび前記光源の作動を制御する制御部と、を備えていることを特徴とする情報記録再生装置。
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