JP2010108417A - 無線検針システムおよび無線検針用ハンディターミナル - Google Patents

無線検針システムおよび無線検針用ハンディターミナル Download PDF

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Abstract

【課題】
作業者に操作されるハンディターミナルが、対応した親機と組み合わされたときにのみ
、作業者により入力されたコマンドに従い動作を行う、無線検針システムおよび無線検針
用ハンディターミナルを提供する。
【解決手段】
需要家に設置されている計量器107,108,109,110の検針データを無線電波
にて送信する子機103,104,105,106と、当該子機との間で無線通信を行う
親機102と、当該親機と通信を行うハンディターミナルとからなる無線検針システムに
おいて、親機102に個別の親機識別コードをもたせ、当該親機識別コードがハンディタ
ーミナル101の持つHT識別コードに対応するコードでない場合には、ハンディターミ
ナル101が作業者により入力されたコマンドに従い動作しないようにした。
【選択図】 図1

Description

本発明は被測定系の電力、ガス、水道等の使用量を検針する無線検針システムに関する
従来より、一般家庭や工場、事業所の電力、ガス、水道等の使用量を検針する無線検針
システムが普及してきている。当該無線検針システムは被測定系の使用量を測定する使用
量検出手段と、使用量検出手段で検出された使用量データを特定小電力無線にて通信する
無線子機と、無線子機から特定小電力無線にて送信された使用量データを受信しブルート
ゥース規格に従った無線に変換して通信する無線親機と、無線親機からブルートゥース規
格に従った無線にて送信された使用量データを受信するハンディターミナルとから構成さ
れている。(例えば特許文献1)
特開2004−348377公報(第10頁、図1)
近年、電気、ガス、水道の無線検針が行われるようになってきた。当該無線検針にはハン
ディターミナルが用いられるが、当該ハンディターミナルは持ち運ぶことが可能であり、
使用者が置き忘れることも考えられる。当該ハンディターミナルには需要者の電気、ガス
、水道の検針データが記憶されており当該記憶されているデータを解析すれば需要者の不
在等を判別することも可能であり、データのセキュリティを向上させることが必要である
。また、第三者が当該ハンディターミナルをデータ改ざん等の不正目的で操作することも
考えられる。従来の無線検針システムにおいて、ハンディターミナルを検針員等以外の第
三者でも操作することが可能であるという問題点があった。
本発明は前記問題点に鑑み、作業者により操作されるハンディターミナルが、対応した
親機と組み合わされたときにのみ、作業者により入力されたコマンドに従い動作を行う、
無線検針システムおよび無線検針用ハンディターミナルを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明による無線検針システムは、送信された第一の識別コ
ードを受信する第一の通信手段と、前記第一の通信手段により受信された第一の識別コー
ドが予め付与された第二の識別コードと対応するかの判断を行う判断手段と、前記判断手
段により、前記第一の識別コードが前記第二の識別コードと対応すると判断された場合に
は、使用量に関するデータを受信するよう指示するコマンドを送信し、使用量に関するデ
ータを受信するよう前記第一の通信手段を制御する第一の制御手段とを具備した無線検針
用ハンディターミナルと、予め設定された前記第一の識別コードを送信し、前記無線検針
用ハンディターミナルの第一の通信手段から送信された使用量に関するデータを受信する
よう指示する前記コマンドを受信する第二の通信手段と、無線信号を送受信する第一の無
線通信手段と、前記第二の通信手段が使用量に関するデータを受信するよう指示する前記
コマンドを受信した場合に、使用量に関するデータを受信するよう前記第一の無線通信手
段を制御し、使用量に関するデータを前記第二の通信手段から前記無線検針用ハンディタ
ーミナルの第一の通信手段に対し送信するよう制御する第二の制御手段とを具備した親機
と、使用電力、使用ガス、使用水のうちの少なくとも一つの使用量を検出する検出手段と
、前記検出手段により検出された使用量を、使用量に関するデータとして無線にて、前記
親機の第一の無線通信手段に対し送信する第二の無線通信手段とを具備したデータ送信装
置とを有することを特徴とする。
本発明によれば、作業者により操作されるハンディターミナルが、対応した親機と組み
合わされたときにのみ、作業者により入力されたコマンドに従い動作を行う、無線検針シ
ステムおよび無線検針用ハンディターミナルを提供することができる。
以下、本発明の実施例を説明する。
[実施例1]
本発明による無線検針システムの実施例1について図1を参照して説明する。
本無線検針システム100は一例としてハンディターミナル101、親機102、子機
103、104、105、106、計量器107、108、109、110からなるもの
とする。ハンディターミナル101ならびに親機102は可搬式であり、検針員等の作業
者により持ち運ばれる。
101はハンディターミナルで、市販のハンディターミナル、ポケットコンピュータ、パ
ーソナルコンピュータがこれに該当する。ハンディターミナル101の内部構成を図2に
示す。
201は操作部でキーボードスイッチ等により構成されており、作業者により外部から操
作される。
202は表示部で液晶表示装置等により構成されており、作業者により操作部201から
入力されたコマンドや計量器から収集された検針データを表示する。
203は無線通信部でブルートゥース規格に従った無線電波送受信回路や特定小電力無線
等の無線電波送受信回路により構成されており、後述する制御部206に制御され、親機
102との間で電波の送受信を行う。なお、本構成例では無線通信を行う無線通信部とし
たが、RS232C等の有線通信を行う通信回路により構成されていてもよい。
204は記憶部でRAMのような半導体メモリにより構成されており、後述する制御部2
06により制御され、親機102を介して無線通信部203が受信した計量器107、1
08、109、110にかかる検針データならびに予め設定されたHT識別コードを記憶
する。
205は電源部で、リチウム電池等を有する電源回路により構成されており、ハンディタ
ーミナル101内の各部に電源電圧を供給する。
206は制御部で、マイクロコンピュータ等により構成されており、操作部201から入
力されたコマンドに応じ、表示部202の表示動作、無線通信部203の通信動作、記憶
部204の記憶動作等の動作を制御する。
また制御部206は、操作部201からHT識別コード送信を指示するコードが入力され
たと判断した場合、記憶部204に予め設定されているHT識別コードを無線通信部20
3から送信するよう制御する。さらに制御部206は、親機102から受信した親機識別
コードと記憶部204に予め設定されているHT識別コードが対応するかの判断を行い、
対応すると判断した場合、操作部201から入力されたコマンドに従い動作する。一方、
制御部206は、親機102から受信した親機識別コードと記憶部204に予め設定され
ているHT識別コードが対応しないと判断した場合、操作部201から入力されたHT識
別コード送信を指示するコード以外のコマンドを無視し動作しない。
親機102の親機識別コードと記憶部204に予め設定されているHT識別コードが対応
すると判断された場合であって、操作部201から検針動作を指示するコマンドが入力さ
れたと判断された場合、制御部206は、無線通信部203から検針データ送信を指示す
るコマンドを親機102に対し送信する。その後、制御部206は、親機102から送信
された、計量器107、108、109、110にかかる電力、ガス、水道等の使用量に
関する検針データを受信するよう無線通信部203を、当該検針データを記憶するよう記
憶部204を制御する。
また、親機102の親機識別コードと記憶部204に予め設定されているHT識別コード
が対応すると判断された場合であって、操作部201から表示動作を指示するコマンドが
入力されたと判断された場合、制御部206は、計量器107、108、109、110
にかかる電力、ガス、水道等の使用量に関する検針データを表示するよう表示部202を
制御する。
102は親機で後述する各部により構成されており、計量器107、108、109、
110にかかる検針データを子機103、104、105、106を介し無線電波により
受信し、さらに、同検針データをハンディターミナル101に対し無線電波にて送信する
。親機102の内部構成を図3に示す。
301は無線通信部でブルートゥース規格に従った無線電波送受信回路や特定小電力無線
等の無線電波送受信回路により構成されており、後述する制御部306に制御され、ハン
ディターミナル101との間で電波の送受信を行う。なお、本構成例では無線通信を行う
無線通信部としたが、RS232C等の有線通信を行う通信回路により構成されていても
よい。
302は表示部で発光ダイオード等により構成されており、親機102とハンディターミ
ナル101間の通信状態、親機102と子機103、104、105、106間の通信状
態等を表示する。
303は無線通信部で特定小電力無線等の無線電波送受信回路により構成されており、後
述する制御部306に制御され、子機103、104、105、106との間で電波の送
受信を行う。
304は記憶部でRAMのような半導体メモリにより構成されており、後述する制御部3
06により制御され、子機103、104、105、106を介して無線通信部303が
受信した計量器107、108、109、110にかかる検針データを記憶する。
305は電源部で、リチウム電池等を有する電源回路により構成されており、親機102
内の各部に電源電圧を供給する。電源部305は動作/非動作を制御部306に制御され
る。
306は制御部で、マイクロコンピュータ等により構成されており、無線通信部301の
通信動作、表示部302の表示動作、無線通信部303の通信動作、記憶部304の記憶
動作、電源305の動作の制御を行う。
制御部306は無線通信部301が検針データ送信を指示するコマンドを受信したかの判
断を行い、受信したと判断した場合は無線通信部303から検針データ送信を指示するコ
マンドを子機103、104、105、106に対し送信する。その後、制御部306は
、子機103、104、105、106から送信された電力、ガス、水道等の使用量に関
する検針データを受信し、当該検針データを記憶部304に記憶させ、無線通信部301
を介し送信する。
また制御部306は、無線通信部301がハンディターミナル101のHT識別コードを
受信したと判断した場合、記憶部304に予め設定されている親機識別コードを無線通信
部301から送出するよう制御する。さらに制御部306は受信したハンディターミナル
101のHT識別コードと記憶部304に予め設定されている親機識別コードが対応する
かの判断を行い、対応すると判断した場合は電源305を動作させ、ハンディターミナル
101から送信されるコマンドに従い動作する。一方、受信したハンディターミナル10
1のHT識別コードと記憶部304に予め設定されている親機識別コードが対応しないと
判断した場合は、電源305を非動作とし、スタンバイ状態となる。なお電源305は、
無線通信部301によりハンディターミナル101からのHT識別コードが受信された場
合に、非動作状態から動作状態へと移行する。
103、104、105、106は子機で後述する各部により構成されており、それぞ
れ計量器107、108、109、110からの検針データを受信し、計量器107、1
08、109、110にかかる検針データを親機102に対し無線電波により送信する。
子機103の内部構成を図4に示す。なお子機104、105、106も同様の内部構成
となっている。
401は無線通信部で特定小電力無線等の無線電波送受信回路により構成されており、後
述する制御部406に制御され、親機102との間で電波の送受信を行う。
402は表示部で発光ダイオード等により構成されており、子機103と親機102間の
通信状態、子機103と計量器107間の通信状態等を表示する。
403は有線通信部でカレントループ等のインタフェース回路等により構成されており、
後述する制御部406に制御され、計量器107との間で通信を行う。
404は記憶部でRAMのような半導体メモリにより構成されており、後述する制御部4
06により制御され、計量器107から送信された検針データを記憶する。
405は電源部で、リチウム電池等を有する電源回路により構成されており、子機103
内の各部に電源電圧を供給する。
406は制御部で、マイクロコンピュータ等により構成されており、無線通信部401の
通信動作、表示部402の表示動作、有線通信部403の通信動作、記憶部404の記憶
動作の制御を行う。
制御部406は無線通信部401が検針データ送信を指示するコマンドを受信したかの判
断を行い、受信したと判断した場合は有線通信部403から検針データ送信を指示するコ
マンドを計量器107に対し送信する。その後、制御部406は、計量器107から送信
された電力、ガス、水道等の使用量に関する検針データを受信し、当該検針データを記憶
部404に記憶させ、無線通信部401を介し送信する。
107、108、109、110は計量器で後述する各部により構成されており、需要
家の電気、ガス、水道等の使用量を計量し検針データとして、それぞれ子機103、10
4、105、106に対し送信する。計量器107の内部構成を図5に示す。なお計量器
108、109、110も同様の内部構成となっている。
501は有線通信部でカレントループ等のインタフェース回路等により構成されており、
後述する制御部506に制御され、子機103との間で通信を行う。
502は表示部で液晶表示装置等により構成されており、需要家にて使用された電気、ガ
ス、水道等の使用量にかかる検針データを表示する。
503は検出部で、需要家の電気使用量を測定する電力使用量測定装置、需要家のガス使
用量を測定するガス使用量測定装置、需要家の水道使用量を測定する水道使用量測定装置
等により構成されており、後述する制御部506に対し需要家にて使用された電気、ガス
、水道等の使用量にかかるデータを出力する。
504は記憶部でRAMのような半導体メモリにより構成されており、後述する制御部5
06により制御され、需要家にて使用された電気、ガス、水道等の使用量にかかる検針デ
ータを記憶する。
505は電源部で、リチウム電池等を有する電源回路により構成されており、計量器10
7内の各部に電源電圧を供給する。
506は制御部で、マイクロコンピュータ等により構成されており、有線通信部501の
通信動作、表示部502の表示動作、記憶部504の記憶動作の制御を行う。制御部50
6は検出部503で検出された電力、ガス、水道等の使用量にかかるデータを検針データ
に編集し、当該検針データを記憶部504に記憶させ、表示部502に表示させる。また
、制御部506は有線通信部501が検針データ送信を指示するコマンドを受信したかの
判断を行い、受信したと判断した場合は有線通信部501を介し検針データを送信する。
次に、本実施例の動作を図6に示すハンディターミナル101のプログラムフロー図を参
照しつつ説明する。本プログラムはハンディターミナル101の制御部206内の図示し
ないプログラムメモリ内に記憶され、制御部206の動作を制御している。
ハンディターミナル101は検針員等の作業者により持ち運ばれ、ハンディターミナル1
01に予め設定されたHT識別コードに対応した親機識別コードが設定された親機102
と組み合わされることにより、各需要家に設置された計量器の検針データを収集すること
ができる。ハンディターミナル101は、ハンディターミナル101に予め設定されたH
T識別コードに対応した親機識別コードが設定された親機と組み合わされていない場合、
作業者により検針動作、表示動作を指示するコマンドが入力されても動作をしない。親機
102は、検針員等の作業者がハンディターミナル101とともに検針時に持ち運べるよ
うにしてもよいし、検針の対象となる需要家に設置されている子機の近傍に取付けられる
ものであってもよい。例えば、マンション等の集合住宅の場合、多数の子機に対し1台の
親機をマンション入り口付近に取り付けておいてもよい。
まず、検針作業を開始する前に、検針員等の作業者によりハンディターミナル101と親
機102は組み合わされ、ハンディターミナル101の操作部102から、HT識別コー
ドの送信を指示するコードが入力される。ハンディターミナル101の制御部206は、
操作部201からHT識別コードの送信を指示するコード入力があったかの判断を行う(
ステップ601)。
HT識別コードの送信を指示するコード入力があったと判断されなかった場合、制御部2
06は当該コード入力があったかの判断を繰り返す。
HT識別コードの送信を指示するコード入力があったと判断された場合、制御部206は
記憶部204に記憶されているHT識別コードを無線通信部203から、親機102に送
信する(ステップ602)。無線通信部203はブルートゥース規格に従った無線電波送
受信回路や特定小電力無線等の無線電波送受信回路により構成されており、制御部206
に制御され電波にてHT識別コードを送信する。親機102の無線通信部301は、ブル
ートゥース規格に従った無線電波送受信回路や特定小電力無線等の無線電波送受信回路に
より構成されており、ハンディターミナル101の無線通信部203から電波にて送信さ
れたHT識別コードを受信し、親機102の電源305を動作状態とする。その後、親機
102の制御部306は親機102の記憶部304に記憶されている親機識別コードを無
線通信部301から送信する。
電波にて送信された親機識別コードは、ハンディターミナル101の無線通信部203に
て受信される。制御部206は、無線通信部203にて受信された親機識別コードがHT
識別コードに対応するかの判断を行う(ステップ603)。親機識別コードがHT識別コ
ードに対応すると判断された場合、ハンディターミナル101の操作部201から作業者
により入力された各種コマンドを受付け、検針動作、表示動作を指示するコマンドに従っ
て動作を行う。
親機識別コードがHT識別コードに対応しないと判断された場合、検針動作、表示動作を
指示するコマンドが入力されても、当該コマンドに従って動作をせず(ステップ606)
HT識別コードの送信を指示するコード入力があったかの判断に戻る(ステップ601)
なお、親機102の制御部306は、ハンディターミナル101の無線通信部203から
送出されたHT識別コードと、親機102の記憶部304に記憶されている親機識別コー
ドが対応しなかった場合、低消費電力化のため電源305を非動作状態とする。
親機識別コードがHT識別コードに対応すると判断された場合(ステップ603)、ハン
ディターミナル101の操作部201から作業者により入力された各種コマンドを受付け
、検針動作、表示動作を指示するコマンドに従って動作を行うが、制御部206は、操作
部201が操作されずに予め設定された一定時間を経過したかの判断を行う(ステップ6
05)。操作部201が操作されずに一定時間を経過したと判断されない場合は、ステッ
プ602から604を繰り返す。
当該ステップ602から604を繰り返す動作により、ハンディターミナル101が対応
する親機識別コードが設定されていない親機と組み合わされた場合、ステップ603にて
対応する親機識別コードであると判断されないため、操作部201から検針動作、表示動
作を指示するコマンドが入力されても、当該コマンドに従って動作をせず(ステップ60
6)HT識別コードの送信を指示するコード入力があったかの判断に戻る(ステップ60
1)。
操作部201が操作されずに一定時間経過したと判断された場合は、検針動作、表示動作
を指示するコマンドが入力されても、当該コマンドに従って動作をせず(ステップ606
)HT識別コードの送信を指示するコード入力があったかの判断に戻る(ステップ601
)。
ハンディターミナル101の制御部206により、親機識別コードがHT識別コードに対
応すると判断された場合(ステップ603)、制御部206は、作業者により操作部20
1から入力された各種コマンドに従って動作を行う。
以下に例として、ハンディターミナル101の操作部201から作業者により検針動作を
指示するコマンドが入力された場合の動作を図1,2,3,4,5に基づき説明する。
ハンディターミナル101の操作部201から検針動作を指示するコマンドが入力された
と判断された場合、ハンディターミナル101の制御部206は、無線通信部203から
無線電波にて検針データ送信を指示するコマンドを親機102に対し送信する。
次に、親機102の制御部306は、親機102の無線通信部301が無線電波にて検針
データ送信を指示するコマンドを受信したかの判断を行い、受信したと判断した場合は無
線通信部303から無線電波にて検針データ送信を指示するコマンドを子機103に対し
送信する。
次に、子機103の制御部406は、子機103の無線通信部401が無線電波にて検針
データ送信を指示するコマンドを受信したかの判断を行い、受信したと判断した場合は有
線通信部403から検針データ送信を指示するコマンドを計量器107に対し送信する。
計量器107の制御部506は、計量器107の検出部503で検出された電力、ガス、
水道等の使用量にかかるデータを検針データに編集し、当該検針データを記憶部504に
記憶させ、表示部502に表示させている。計量器107の制御部506は、有線通信部
501が検針データ送信を指示するコマンドを受信したかの判断を行い、受信したと判断
した場合は有線通信部501を介し検針データを送信する。
その後、子機103の制御部406は、計量器107から送信された電力、ガス、水道
等の使用量に関する検針データを有線通信部403を介し受信し、当該検針データを子機
103の記憶部404に記憶させ、無線通信部401を介し送信する。
親機102の制御部306は、子機103の無線通信部401から送信された計量器1
07にかかる電力、ガス、水道等の使用量に関する検針データを無線受信部303を介し
受信し、当該検針データを親機102の記憶部304に記憶させ、無線通信部301を介
し送信する。
ハンディターミナル101の制御部206は、親機102の無線通信部301から送信さ
れた、計量器107にかかる電力、ガス、水道等の使用量に関する検針データを無線通信
部203を介して受信し、当該検針データを記憶部204に記憶させる。
以上、計量器107にかかる検針動作について述べたが、計量器108,109,110
についても同様の手順により検針動作が行われる。
ハンディターミナル101の制御部206により、親機識別コードがHT識別コードに対
応すると判断された場合(ステップ603)、制御部206は、作業者により操作部20
1から入力された各種コマンドに従って動作を行う。
以下に、例としてハンディターミナル101の操作部201から作業者により、表示動作
を指示するコマンドが入力された場合の動作を図2に基づき説明する。
ハンディターミナル101の操作部201から表示動作を指示するコマンドが入力された
と判断された場合、ハンディターミナル101の制御部206は、記憶部204に記憶さ
れている計量器107,108,109,110にかかる電力、ガス、水道等の使用量に
関する検針データを表示部202に表示させる。また、プリンタ(図中不示)に検針デー
タを印字させるようにしてもよい。
本実施例を用いれば、作業者により操作されるハンディターミナルが、対応した親機と組
み合わされたときにのみ、作業者により入力されたコマンドに従い動作を行う、無線検針
システムおよび無線検針用ハンディターミナルを提供することができる。
本実施例を用いれば、親機102に設定された親機識別コードがハンディターミナル1
01に設定されたHT識別コードに対応したコードである場合にのみ、ハンディターミナ
ル101は、作業者により入力されたコマンドに従って動作を行う。ハンディターミナル
101が単体で使用された場合や、対応する親機コードが設定されていない親機と組み合
わされて使用された場合、ハンディターミナル101は、作業者により入力されたコマン
ドに従って動作を行わない。この場合、作業者はハンディターミナル101に需要家の検
針データの表示動作、検針動作をさせることができないため、検針員等以外の第三者には
検針データが取得されにくく、データセキュリティを向上させることができる。また検針
員等の作業者により一定時間、ハンディターミナル101の操作部201に入力がなされ
なかった場合、ハンディターミナル101は作業者により入力されたコマンドに従って動
作を行わないためデータセキュリティを向上させることができる。
以上のように本発明を用いれば、作業者により操作されるハンディターミナルが、対応し
た親機と組み合わされたときにのみ、作業者により入力されたコマンドに従い動作を行う
、無線検針システムおよび無線検針用ハンディターミナルを提供することができる。
本発明による無線検針システムの構成を示す図 本発明の無線検針システムにかかるハンディターミナルの内部構成を示す図 本発明の無線検針システムにかかる親機の内部構成を示す図 本発明の無線検針システムにかかる子機の内部構成を示す図 本発明の無線検針システムにかかる計量器の内部構成を示す図 本発明の無線検針システムにかかるハンディターミナルのプログラムを示す図
符号の説明
100 無線検針システム
101 ハンディターミナル
102 親機
103、104、105、106 子機
107、108、109、110 計量器
201 操作部
202 表示部
203 無線通信部
204 記憶部
205 電源
206 制御部
301 無線通信部
302 表示部
303 無線通信部
304 記憶部
305 電源
306 制御部
401 無線通信部
402 表示部
403 有線通信部
404 記憶部
405 電源
406 制御部
501 有線通信部
502 表示部
503 検出部
504 記憶部
505 電源
506 制御部

Claims (8)

  1. 送信された第一の識別コードを受信する第一の通信手段と、
    前記第一の通信手段により受信された第一の識別コードが予め付与された第二の識別コー
    ドと対応するかの判断を行う判断手段と、
    前記判断手段により、前記第一の識別コードが前記第二の識別コードと対応すると判断さ
    れた場合には、使用量に関するデータを受信するよう指示するコマンドを送信し、使用量
    に関するデータを受信するよう前記第一の通信手段を制御する第一の制御手段と
    を具備した無線検針用ハンディターミナルと、
    予め設定された前記第一の識別コードを送信し、前記無線検針用ハンディターミナルの第
    一の通信手段から送信された使用量に関するデータを受信するよう指示する前記コマンド
    を受信する第二の通信手段と、
    無線信号を送受信する第一の無線通信手段と、
    前記第二の通信手段が使用量に関するデータを受信するよう指示する前記コマンドを受信
    した場合に、使用量に関するデータを受信するよう前記第一の無線通信手段を制御し、使
    用量に関するデータを前記第二の通信手段から前記無線検針用ハンディターミナルの第一
    の通信手段に対し送信するよう制御する第二の制御手段と
    を具備した親機と、
    使用電力、使用ガス、使用水のうちの少なくとも一つの使用量を検出する検出手段と、
    前記検出手段により検出された使用量を、使用量に関するデータとして無線にて、前記親
    機の第一の無線通信手段に対し送信する第二の無線通信手段と
    を具備したデータ送信装置と
    を有することを特徴とする無線検針システム。
  2. 前記無線検針用ハンディターミナルは、使用量に関するデータを出力する出力手段を具
    備し、
    前記判断手段により、前記第一の識別コードが前記第二の識別コードと対応すると判断さ
    れた場合に、前記第一の制御手段が前記出力手段に使用量に関するデータを出力するよう
    制御することを特徴とする請求項1記載の無線検針システム。
  3. 前記無線検針用ハンディターミナルの第一の通信手段は無線電波通信手段であり、前記親
    機の第二の通信手段は無線電波通信手段であることを特徴とする請求項1乃至2のいずれ
    か1項記載の無線検針システム。
  4. 前記無線検針用ハンディターミナルの第一の通信手段はブルートゥース規格に従った無線
    電波通信回路からなり、前記親機の第二の通信手段はブルートゥース規格に従った無線電
    波通信回路からなることを特徴とする請求項1乃至2のいずれか1項記載の無線検針シス
    テム。
  5. 前記親機は、前記無線検針用ハンディターミナルに予め設定された前記第二の識別コード
    を取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された前記第二の識別コードが、前記第一の識別コードと対応す
    るかの判断を行う識別手段と、
    前記識別手段により前記第二の識別コードが前記第一の識別コードと対応すると判断され
    た場合は動作状態に、前記第二の識別コードが前記第一の識別コードと対応しないと判断
    された場合は非動作状態に制御される電源部と
    を具備したことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項記載の無線検針システム。
  6. 作業者により動作コマンドが入力される操作部と、
    外部から無線信号にて送信される第一の識別コードを受信する無線通信手段と、
    前記無線通信手段により受信された前記第一の識別コードが予め付与された第二の識別コ
    ードと対応するかの判断を行うコード判断手段と、
    前記コード判断手段により、前記第一の識別コードが前記第二の識別コードと対応すると
    判断された場合には、前記操作部から入力された動作コマンドに従い動作を実行し、前記
    第一の識別コードが前記第二の識別コードと対応しないと判断された場合には、前記操作
    部から入力された動作コマンドを無視するよう制御する制御手段と
    を具備したことを特徴とする無線検針用ハンディターミナル。
  7. 前記無線通信手段は、ブルートゥース規格に従った無線電波通信回路からなることを特徴
    とする請求項101記載の無線検針用ハンディターミナル。
  8. 前記操作部から入力がされない時間を計時する計時手段と、
    前記計時手段により計時された時間が、予め設定された一定値を超過したかを判断する時
    間判断手段と、
    前記計時手段により計時された時間が、予め設定された一定値を超過したと前記時間判断
    手段により判断された場合は、前記操作部から入力された動作コマンドを前記制御手段が
    無視するよう制御することを特徴とする請求項6乃至7のいずれか1項記載の無線検針用
    ハンディターミナル。
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