JP2010102373A - 家庭用機器のエネルギー使用量登録方法、携帯機器およびプログラム - Google Patents

家庭用機器のエネルギー使用量登録方法、携帯機器およびプログラム Download PDF

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    • Y02P80/10Efficient use of energy, e.g. using compressed air or pressurized fluid as energy carrier

Abstract

【課題】低コストで小規模から実施することができるだけでなく、エネルギーの使用量のサーバへの不正アップロードを防ぐことができ、排出権取引に関する省エネ活動を適正に換金できる家庭用機器のエネルギー使用量登録方法、携帯機器およびプログラムを得ることを目的とする。
【解決手段】携帯機器は位置情報および携帯IDを管理サーバへ送信する。管理サーバは、携帯機器から送信された情報に基づいて携帯機器を認証し、認証結果を携帯機器へ送信する。携帯機器は、管理サーバから送信された認証結果が“OK”であった場合には消費電力を家庭用機器から収集すると共に計時を開始し、消費電力の管理サーバへのアップロードをユーザに指示させる。携帯機器は、アップロードの指示を受けた場合には、計時の開始から当該アップロードの指示までの経過時間を取得し、所定時間内であった場合には消費電力を管理サーバへ送信する。
【選択図】図4

Description

本発明は、家庭用機器のエネルギー使用量登録方法、携帯機器およびプログラムに関する。
従来、各家庭に設置されている各家庭用機器(家電)から、省エネ活動の成果としてのエネルギーの使用量を取得する方法としては、省エネ対象の家電にGPSモジュールや通信モジュール、当該家電のIDなどを搭載して、各家電からエネルギーの使用量をサーバに送信するといった方法その1が挙げられる。
また、(特許文献1)には、省エネルギーシステムの運転によるエネルギー使用量等を計測する計測器と接続された顧客の端末と、サーバと等が通信回線を介して接続されたシステムにおいて、計測器で計測したデータを当該計測器が端末経由でサーバへ送信する技術が開示されている。
また、(特許文献2)には、使用電力量測定器を有する電気製品と、当該電気製品と宅内電力供給線経由で通信可能に接続され且つ外部機器と通信可能に接続された電力使用量メータと、当該外部機器と通信可能に接続されたサーバと、を含むシステムにおいて、電気製品が使用電力量測定器で測定された電力使用量および機器固有IDを宅内電力供給線経由で電力使用量メータへ送信し、電力使用量メータが電力使用量および機器固有IDを受信し、受信した電力使用量および機器固有IDを外部機器へ送信し、外部機器が電力使用量および機器固有IDを受信し、受信した電力使用量および機器固有IDをサーバへ送信する技術が開示されている。
しかし、当該方法その1によれば、各家電に各種機能や情報を搭載しなければならないので、当該方法の実施には導入コストが掛かりその実施は現実的には困難であるという問題がある。また、(特許文献1)によれば、当該技術を実現するためには省エネルギーシステムの購入者においてさらに設備を整備しなければならないので、当該実現には大きなコストがかかるという問題がある。また、(特許文献2)によれば、宅内電力供給線通信機能と受信したデータをデータ格納部に蓄積する機能と外部通信機能とを有する新規な電力使用量メータを設置しなければならないので、当該技術の実現には大きなコストがかかるという問題がある。
なお、(特許文献3)には、機器ごとに異なる秘密鍵および機器の識別情報(あるいは機器の使用者の識別情報)を保持したGPS受信機能付きの携帯機器が、測位用衛星から受信した電波に基づき測定された位置・時刻情報に秘密鍵を用いてデジタル署名し、保持した識別情報および当該デジタル署名が付加された位置・時刻情報を通信相手先に送信する技術が開示されている。これにより、位置・時刻の情報が、本当に、使用者が使用するGPS受信機能付きの携帯機器で測定が行われた正当な情報であること確認あるいは証明することができる。
特開2001−338028号公報 特開2005−339187号公報 特開2004−80125号公報
そこで、コストに関する上述した問題を解決することができる方法として、携帯電話などのゲートウェイ端末と家電との間で近距離無線通信(例えばRFIDやBluetooth(登録商標)、QRコードなど)を行って各家電のエネルギーの使用量をゲートウェイ端末に集め、集めた使用量をゲートウェイ端末の通信機能を利用してサーバに送信する方法その2が考えられる。
しかしながら、当該方法その2によれば、送信した使用量が正規のユーザが使用している家電から集めたものであるかを確認することができないので、他人の家電の使用量を収集し、それを自宅に戻ってからサーバに送信すれば他人の家電の使用量をあたかも自分のものとしてサーバにアップロードすることができてしまう、つまりエネルギーの使用量のサーバへの不正アップロードが可能なため、排出権取引に関する省エネ活動を不正に換金できてしまうという問題点がある。なお、(特許文献3)に開示されている携帯機器を上述した方法その2に応用したとしても、依然として、送信した使用量が正規のユーザが使用している家電から集めたものであるかを確認することができないので、当該問題点を解決することはできない。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、低コストで小規模から実施することができるだけでなく、エネルギーの使用量のサーバへの不正アップロードを防ぐことができ、排出権取引に関する省エネ活動を適正に換金できる家庭用機器のエネルギー使用量登録方法、携帯機器およびプログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し上述した目的を達成するために、本発明は、家庭用機器と管理サーバと携帯機器とで構成され、携帯機器と家庭用機器とが通信可能で且つ携帯機器と管理サーバとが通信可能なシステムにおいて、下記[A11]〜[A14]および[A21]〜[A24]や、下記[B11]〜[B14]および[B21]〜[B24]、下記[C11]〜[C14]および[C21]〜[C24]を実行するものである。
[A11]携帯機器は、当該携帯機器の位置に関する位置情報を取得し、取得した位置情報および当該携帯機器を一意に識別するための当該携帯機器に記憶された携帯機器識別情報を管理サーバへ送信する。
[A12]管理サーバは、携帯機器から送信された位置情報および携帯機器識別情報を受信し、受信した位置情報および携帯機器識別情報ならびに携帯機器のユーザに関する当該管理サーバに記憶されたユーザ情報に基づいて、当該携帯機器識別情報が登録済みのものであり且つ当該位置情報が正しいものであるか否かを認証し、その認証結果を、受信した携帯機器識別情報に対応する携帯機器へ送信する。
[A13]携帯機器は、管理サーバから送信された認証結果を受信し、受信した認証結果が“携帯機器識別情報が登録済みのものであり且つ位置情報が正しいものである”というものであった場合には、家庭用機器で使用されたエネルギーの使用量を当該家庭用機器から収集し、その一方で計時を開始し、収集した使用量の管理サーバへのアップロードをユーザに指示させる。
[A14]携帯機器は、アップロードの指示を受けた場合には、計時の開始から当該アップロードの指示までの経過時間を取得し、取得した経過時間が所定時間内であった場合には、収集した使用量を管理サーバへ送信する。
[A21]携帯機器は、家庭用機器で使用されたエネルギーの使用量を当該家庭用機器から収集し、その一方で計時を開始し、収集した使用量の管理サーバへのアップロードをユーザに指示させる。
[A22]携帯機器は、アップロードの指示を受けた場合には、計時の開始から当該アップロードの指示までの経過時間を取得し、取得した経過時間が所定時間内であった場合には、当該携帯機器の位置に関する位置情報を取得し、取得した位置情報および当該携帯機器を一意に識別するための当該携帯機器に記憶された携帯機器識別情報を管理サーバへ送信する。
[A23]管理サーバは、携帯機器から送信された位置情報および携帯機器識別情報を受信し、受信した位置情報および携帯機器識別情報ならびに携帯機器のユーザに関する当該管理サーバに記憶されたユーザ情報に基づいて、当該携帯機器識別情報が登録済みのものであり且つ当該位置情報が正しいものであるか否かを認証し、その認証結果を、受信した携帯機器識別情報に対応する携帯機器へ送信する。
[A24]携帯機器は、管理サーバから送信された認証結果を受信し、受信した認証結果が“携帯機器識別情報が登録済みのものであり且つ位置情報が正しいものである”というものであった場合には、収集した使用量を管理サーバへ送信する。
[B11]携帯機器は、当該携帯機器の位置に関する位置情報を取得し、取得した位置情報および当該携帯機器を一意に識別するための当該携帯機器に記憶された携帯機器識別情報を管理サーバへ送信する。
[B12]管理サーバは、携帯機器から送信された位置情報および携帯機器識別情報を受信し、受信した位置情報および携帯機器識別情報ならびに携帯機器のユーザに関する当該管理サーバに記憶されたユーザ情報に基づいて、当該携帯機器識別情報が登録済みのものであり且つ当該位置情報が正しいものであるか否かを認証し、その認証結果を、受信した携帯機器識別情報に対応する携帯機器へ送信する。
[B13]携帯機器は、管理サーバから送信された認証結果を受信し、受信した認証結果が“携帯機器識別情報が登録済みのものであり且つ位置情報が正しいものである”というものであった場合には、家庭用機器で使用されたエネルギーの使用量を当該家庭用機器から収集し、収集した使用量の管理サーバへのアップロードをユーザに指示させる。
[B14]携帯機器は、アップロードの指示を受けた場合には、当該携帯機器と使用量が収集された家庭用機器との距離を検知し、検知した距離が所定距離内であった場合には、収集した使用量を管理サーバへ送信する。
[B21]携帯機器は、家庭用機器で使用されたエネルギーの使用量を当該家庭用機器から収集し、収集した使用量の管理サーバへのアップロードをユーザに指示させる。
[B22]携帯機器は、アップロードの指示を受けた場合には、当該携帯機器と使用量が収集された家庭用機器との距離を検知し、検知した距離が所定距離内であった場合には、当該携帯機器の位置に関する位置情報を取得し、取得した位置情報および当該携帯機器を一意に識別するための当該携帯機器に記憶された携帯機器識別情報を管理サーバへ送信する。
[B23]管理サーバは、携帯機器から送信された位置情報および携帯機器識別情報を受信し、受信した位置情報および携帯機器識別情報ならびに携帯機器のユーザに関する当該管理サーバに記憶されたユーザ情報に基づいて、当該携帯機器識別情報が登録済みのものであり且つ当該位置情報が正しいものであるか否かを認証し、その認証結果を、受信した携帯機器識別情報に対応する携帯機器へ送信する。
[B24]携帯機器は、管理サーバから送信された認証結果を受信し、受信した認証結果が“携帯機器識別情報が登録済みのものであり且つ位置情報が正しいものである”というものであった場合には、収集した使用量を管理サーバへ送信する。
[C11]携帯機器は、当該携帯機器の位置に関する位置情報を取得し、取得した位置情報および当該携帯機器を一意に識別するための当該携帯機器に記憶された携帯機器識別情報を管理サーバへ送信する。
[C12]管理サーバは、携帯機器から送信された位置情報および携帯機器識別情報を受信し、受信した位置情報および携帯機器識別情報ならびに携帯機器のユーザに関する当該管理サーバに記憶されたユーザ情報に基づいて、当該携帯機器識別情報が登録済みのものであり且つ当該位置情報が正しいものであるか否かを認証し、その認証結果を、位置等受信ステップで受信した携帯機器識別情報に対応する携帯機器へ送信する。
[C13]携帯機器は、管理サーバから送信された認証結果を受信し、受信した認証結果が“携帯機器識別情報が登録済みのものであり且つ位置情報が正しいものである”というものであった場合には、家庭用機器で使用されたエネルギーの使用量を複数の家庭用機器から収集し、収集した使用量の管理サーバへのアップロードをユーザに指示させる。
[C14]携帯機器は、アップロードの指示を受けた場合には、使用量を収集する順序に関する管理サーバに記憶された収集ルールを管理サーバから取得し、使用量を収集した時の収集順序が、取得した収集ルールと一致するか否かを判定し、その判定結果が“収集ルールと一致する”というものであった場合には、収集した使用量を管理サーバへ送信する。
[C21]携帯機器は、家庭用機器で使用されたエネルギーの使用量を複数の家庭用機器から収集し、収集した使用量の管理サーバへのアップロードをユーザに指示させる。
[C22]携帯機器は、アップロードの指示を受けた場合には、使用量を収集する順序に関する管理サーバに記憶された収集ルールを管理サーバから取得し、使用量を収集した時の収集順序が、取得した収集ルールと一致するか否かを判定し、その判定結果が“収集ルールと一致する”というものであった場合には、当該携帯機器の位置に関する位置情報を取得し、取得した位置情報および当該携帯機器を一意に識別するための当該携帯機器に記憶された携帯機器識別情報を管理サーバへ送信する。
[C23]管理サーバは、携帯機器から送信された位置情報および携帯機器識別情報を受信し、受信した位置情報および携帯機器識別情報ならびに携帯機器のユーザに関する当該管理サーバに記憶されたユーザ情報に基づいて、当該携帯機器識別情報が登録済みのものであり且つ当該位置情報が正しいものであるか否かを認証し、その認証結果を、受信した携帯機器識別情報に対応する携帯機器へ送信する。
[C24]携帯機器は、管理サーバから送信された認証結果を受信し、受信した認証結果が“携帯機器識別情報が登録済みのものであり且つ位置情報が正しいものである”というものであった場合には、収集した使用量を管理サーバへ送信する。
本発明によれば、低コストで小規模から実施することができるだけでなく、エネルギーの使用量のサーバへの不正アップロードを防ぐことができ、排出権取引に関する省エネ活動を適正に換金できる家庭用機器のエネルギー使用量登録方法、携帯機器およびプログラムが得られる。
第1の発明の家庭用機器のエネルギー使用量登録方法は、家庭用機器と、制御部および記憶部を有する管理サーバと、制御部および記憶部を有する携帯機器とで構成され、前記携帯機器と前記家庭用機器とが通信可能で且つ前記携帯機器と前記管理サーバとが通信可能なシステムにおいて実行される家庭用機器のエネルギー使用量登録方法であって、前記携帯機器の前記制御部は、当該携帯機器の位置に関する位置情報を取得する位置取得ステップと、前記携帯機器の前記制御部は、前記位置取得ステップで取得した前記位置情報および当該携帯機器を一意に識別するための当該携帯機器の前記記憶部に記憶された携帯機器識別情報を、前記管理サーバへ送信する位置等送信ステップと、前記管理サーバの前記制御部は、前記携帯機器から送信された前記位置情報および前記携帯機器識別情報を受信する位置等受信ステップと、前記管理サーバの前記制御部は、前記位置等受信ステップで受信した前記位置情報および前記携帯機器識別情報ならびに前記携帯機器のユーザに関する当該管理サーバの前記記憶部に記憶されたユーザ情報に基づいて、当該携帯機器識別情報が登録済みのものであり且つ当該位置情報が正しいものであるか否かを認証する認証ステップと、前記管理サーバの前記制御部は、前記認証ステップでの認証結果を、前記位置等受信ステップで受信した前記携帯機器識別情報に対応する前記携帯機器へ送信する結果送信ステップと、前記携帯機器の前記制御部は、前記管理サーバから送信された前記認証結果を受信する結果受信ステップと、前記携帯機器の前記制御部は、前記結果受信ステップで受信した前記認証結果が、前記携帯機器識別情報が登録済みのものであり且つ前記位置情報が正しいものであるというものであった場合には、前記家庭用機器で使用されたエネルギーの使用量を当該家庭用機器から収集し、その一方で計時を開始する使用量収集等実行ステップと、前記携帯機器の前記制御部は、前記使用量収集等実行ステップで収集した前記使用量の前記管理サーバへのアップロードを、前記ユーザに指示させる指示ステップと、前記携帯機器の前記制御部は、前記アップロードの指示を受けた場合には、前記計時の開始から当該アップロードの指示までの経過時間を取得する時間取得ステップと、前記携帯機器の前記制御部は、前記時間取得ステップで取得した前記経過時間が所定時間内であった場合には、前記使用量収集等実行ステップで収集した前記使用量を前記管理サーバへ送信する使用量送信ステップと、を含むことを特徴としたものである。
この構成により、低コストで小規模から実施することができるだけでなく、エネルギーの使用量のサーバへの不正アップロードを防ぐことができ、排出権取引に関する省エネ活動を適正に換金できるという作用を有する。
第2の発明の家庭用機器のエネルギー使用量登録方法は、前記の発明の家庭用機器のエネルギー使用量登録方法において、前記使用量収集等実行ステップにおいて、前記携帯機器の前記制御部は、前記場合には、さらに、前記携帯機器が前記家庭用機器から前記使用量を収集することができる時間である前記管理サーバの前記記憶部に記憶された収集可能時間および前記携帯機器が前記管理サーバへ前記使用量をアップロードすることができる時間である前記管理サーバの前記記憶部に記憶されたアップロード可能時間を、前記管理サーバから取得し、その一方で前記計時の開始から前記使用量の収集までの経過時間を取得し、前記指示ステップにおいて、前記携帯機器の前記制御部は、前記使用量収集等実行ステップで取得した前記経過時間が前記収集可能時間内であった場合には、前記アップロードを前記ユーザに指示させ、前記時間取得ステップにおいて、前記携帯機器の前記制御部は、前記場合には、前記計時の開始または前記使用量の収集から前記アップロードの指示までの経過時間を取得し、前記使用量送信ステップにおいて、前記携帯機器の前記制御部は、前記時間取得ステップで取得した前記経過時間が前記アップロード可能時間内であった場合には、前記使用量を前記管理サーバへ送信すること、を特徴としたものである。
この構成により、2つの制約時間を設けるので、エネルギーの使用量のサーバへの不正アップロードを一層効果的に防ぐことができるという作用を有する。
第3の発明の家庭用機器のエネルギー使用量登録方法は、家庭用機器と、制御部および記憶部を有する管理サーバと、制御部および記憶部を有する携帯機器とで構成され、前記携帯機器と前記家庭用機器とが通信可能で且つ前記携帯機器と前記管理サーバとが通信可能なシステムにおいて実行される家庭用機器のエネルギー使用量登録方法であって、前記携帯機器の前記制御部は、前記家庭用機器で使用されたエネルギーの使用量を当該家庭用機器から収集し、その一方で計時を開始する使用量収集等実行ステップと、前記携帯機器の前記制御部は、前記使用量収集等実行ステップで収集した前記使用量の前記管理サーバへのアップロードを、当該携帯機器のユーザに指示させる指示ステップと、前記携帯機器の前記制御部は、前記アップロードの指示を受けた場合には、前記計時の開始から当該アップロードの指示までの経過時間を取得する時間取得ステップと、前記携帯機器の前記制御部は、前記時間取得ステップで取得した前記経過時間が所定時間内であった場合には、当該携帯機器の位置に関する位置情報を取得する位置取得ステップと、前記携帯機器の前記制御部は、前記位置取得ステップで取得した前記位置情報および当該携帯機器を一意に識別するための当該携帯機器の前記記憶部に記憶された携帯機器識別情報を、前記管理サーバへ送信する位置等送信ステップと、前記管理サーバの前記制御部は、前記携帯機器から送信された前記位置情報および前記携帯機器識別情報を受信する位置等受信ステップと、前記管理サーバの前記制御部は、前記位置等受信ステップで受信した前記位置情報および前記携帯機器識別情報ならびに前記ユーザに関する当該管理サーバの前記記憶部に記憶されたユーザ情報に基づいて、当該携帯機器識別情報が登録済みのものであり且つ当該位置情報が正しいものであるか否かを認証する認証ステップと、前記管理サーバの前記制御部は、前記認証ステップでの認証結果を、前記位置等受信ステップで受信した前記携帯機器識別情報に対応する前記携帯機器へ送信する結果送信ステップと、前記携帯機器の前記制御部は、前記管理サーバから送信された前記認証結果を受信する結果受信ステップと、前記携帯機器の前記制御部は、前記結果受信ステップで受信した前記認証結果が、前記携帯機器識別情報が登録済みのものであり且つ前記位置情報が正しいものであるというものであった場合には、前記使用量収集等実行ステップで収集した前記使用量を前記管理サーバへ送信する使用量送信ステップと、を含むことを特徴としたものである。
この構成により、低コストで小規模から実施することができるだけでなく、エネルギーの使用量のサーバへの不正アップロードを防ぐことができ、排出権取引に関する省エネ活動を適正に換金できるという作用を有する。
第4の発明の家庭用機器のエネルギー使用量登録方法は、前記の発明の家庭用機器のエネルギー使用量登録方法において、前記使用量収集等実行ステップにおいて、前記携帯機器の前記制御部は、さらに、前記携帯機器が前記家庭用機器から前記使用量を収集することができる時間である前記管理サーバの前記記憶部に記憶された収集可能時間および前記携帯機器が前記管理サーバへ前記使用量をアップロードすることができる時間である前記管理サーバの前記記憶部に記憶されたアップロード可能時間を、前記管理サーバから取得し、その一方で前記計時の開始から前記使用量の収集までの経過時間を取得し、前記指示ステップにおいて、前記携帯機器の前記制御部は、前記使用量収集等実行ステップで取得した前記経過時間が前記収集可能時間内であった場合には、前記アップロードを前記ユーザに指示させ、前記時間取得ステップにおいて、前記携帯機器の前記制御部は、前記場合には、前記計時の開始または前記使用量の収集から前記アップロードの指示までの経過時間を取得し、前記位置取得ステップにおいて、前記携帯機器の前記制御部は、前記時間取得ステップで取得した前記経過時間が前記アップロード可能時間内であった場合には、前記位置情報を取得すること、を特徴としたものである。
この構成により、2つの制約時間を設けるので、エネルギーの使用量のサーバへの不正アップロードを一層効果的に防ぐことができるという作用を有する。
第5の発明の家庭用機器のエネルギー使用量登録方法は、家庭用機器と、制御部および記憶部を有する管理サーバと、制御部および記憶部を有する携帯機器とで構成され、前記携帯機器と前記家庭用機器とが通信可能で且つ前記携帯機器と前記管理サーバとが通信可能なシステムにおいて実行される家庭用機器のエネルギー使用量登録方法であって、前記携帯機器の前記制御部は、当該携帯機器の位置に関する位置情報を取得する位置取得ステップと、前記携帯機器の前記制御部は、前記位置取得ステップで取得した前記位置情報および当該携帯機器を一意に識別するための当該携帯機器の前記記憶部に記憶された携帯機器識別情報を、前記管理サーバへ送信する位置等送信ステップと、前記管理サーバの前記制御部は、前記携帯機器から送信された前記位置情報および前記携帯機器識別情報を受信する位置等受信ステップと、前記管理サーバの前記制御部は、前記位置等受信ステップで受信した前記位置情報および前記携帯機器識別情報ならびに前記携帯機器のユーザに関する当該管理サーバの前記記憶部に記憶されたユーザ情報に基づいて、当該携帯機器識別情報が登録済みのものであり且つ当該位置情報が正しいものであるか否かを認証する認証ステップと、前記管理サーバの前記制御部は、前記認証ステップでの認証結果を、前記位置等受信ステップで受信した前記携帯機器識別情報に対応する前記携帯機器へ送信する結果送信ステップと、前記携帯機器の前記制御部は、前記管理サーバから送信された前記認証結果を受信する結果受信ステップと、前記携帯機器の前記制御部は、前記結果受信ステップで受信した前記認証結果が、前記携帯機器識別情報が登録済みのものであり且つ前記位置情報が正しいものであるというものであった場合には、前記家庭用機器で使用されたエネルギーの使用量を当該家庭用機器から収集する使用量収集実行ステップと、前記携帯機器の前記制御部は、前記使用量収集実行ステップで収集した前記使用量の前記管理サーバへのアップロードを、前記ユーザに指示させる指示ステップと、前記携帯機器の前記制御部は、前記アップロードの指示を受けた場合には、当該携帯機器と前記使用量収集実行ステップで前記使用量が収集された前記家庭用機器との距離を検知する距離検知ステップと、前記携帯機器の前記制御部は、前記距離検知ステップで検知した前記距離が所定距離内であった場合には、前記使用量収集実行ステップで収集した前記使用量を前記管理サーバへ送信する使用量送信ステップと、を含むことを特徴としたものである。
この構成により、低コストで小規模から実施することができるだけでなく、エネルギーの使用量のサーバへの不正アップロードを防ぐことができ、排出権取引に関する省エネ活動を適正に換金できるという作用を有する。
第6の発明の家庭用機器のエネルギー使用量登録方法は、前記の発明の家庭用機器のエネルギー使用量登録方法において、前記使用量収集実行ステップにおいて、前記携帯機器の前記制御部は、前記場合には、複数の前記家庭用機器に対して前記使用量の収集を実行し、前記距離検知ステップにおいて、前記携帯機器の前記制御部は、前記場合には、前記使用量収集実行ステップで前記使用量が収集された複数の前記家庭用機器に対して当該携帯機器と当該家庭用機器との距離の検知を実行し、前記使用量収集実行ステップで収集した前記使用量と当該検知した前記距離とを対応付けて保持し、前記使用量送信ステップにおいて、前記携帯機器の前記制御部は、前記距離検知ステップで検知した各々の前記距離が前記所定距離内であるか否かを判定し、当該所定距離内であると判定された前記距離と対応付けて保持している前記使用量を前記管理サーバへ送信すること、を特徴としたものである。
この構成により、複数の家庭用機器に対するエネルギー使用量の収集を先に済ませてから当該収集した複数のエネルギー使用量を一括してアップロードするので、当該収集から当該アップロードまでの処理を簡便にすることができるという作用を有する。
第7の発明の家庭用機器のエネルギー使用量登録方法は、家庭用機器と、制御部および記憶部を有する管理サーバと、制御部および記憶部を有する携帯機器とで構成され、前記携帯機器と前記家庭用機器とが通信可能で且つ前記携帯機器と前記管理サーバとが通信可能なシステムにおいて実行される家庭用機器のエネルギー使用量登録方法であって、前記携帯機器の前記制御部は、前記家庭用機器で使用されたエネルギーの使用量を当該家庭用機器から収集する使用量収集実行ステップと、前記携帯機器の前記制御部は、前記使用量収集実行ステップで収集した前記使用量の前記管理サーバへのアップロードを、当該携帯機器のユーザに指示させる指示ステップと、前記携帯機器の前記制御部は、前記アップロードの指示を受けた場合には、当該携帯機器と前記使用量収集実行ステップで前記使用量が収集された前記家庭用機器との距離を検知する距離検知ステップと、前記携帯機器の前記制御部は、前記距離検知ステップで検知した前記距離が所定距離内であった場合には、当該携帯機器の位置に関する位置情報を取得する位置取得ステップと、前記携帯機器の前記制御部は、前記位置取得ステップで取得した前記位置情報および当該携帯機器を一意に識別するための当該携帯機器の前記記憶部に記憶された携帯機器識別情報を、前記管理サーバへ送信する位置等送信ステップと、前記管理サーバの前記制御部は、前記携帯機器から送信された前記位置情報および前記携帯機器識別情報を受信する位置等受信ステップと、前記管理サーバの前記制御部は、前記位置等受信ステップで受信した前記位置情報および前記携帯機器識別情報ならびに前記ユーザに関する当該管理サーバの前記記憶部に記憶されたユーザ情報に基づいて、当該携帯機器識別情報が登録済みのものであり且つ当該位置情報が正しいものであるか否かを認証する認証ステップと、前記管理サーバの前記制御部は、前記認証ステップでの認証結果を、前記位置等受信ステップで受信した前記携帯機器識別情報に対応する前記携帯機器へ送信する結果送信ステップと、前記携帯機器の前記制御部は、前記管理サーバから送信された前記認証結果を受信する結果受信ステップと、前記携帯機器の前記制御部は、前記結果受信ステップで受信した前記認証結果が、前記携帯機器識別情報が登録済みのものであり且つ前記位置情報が正しいものであるというものであった場合には、前記使用量収集実行ステップで収集した前記使用量を前記管理サーバへ送信する使用量送信ステップと、を含むことを特徴としたものである。
この構成により、低コストで小規模から実施することができるだけでなく、エネルギーの使用量のサーバへの不正アップロードを防ぐことができ、排出権取引に関する省エネ活動を適正に換金できるという作用を有する。
第8の発明の家庭用機器のエネルギー使用量登録方法は、前記の発明の家庭用機器のエネルギー使用量登録方法において、前記使用量収集実行ステップにおいて、前記携帯機器の前記制御部は、複数の前記家庭用機器に対して前記使用量の収集を実行し、前記距離検知ステップにおいて、前記携帯機器の前記制御部は、前記場合には、前記使用量収集実行ステップで前記使用量が収集された複数の前記家庭用機器のうちの少なくとも1つの前記家庭用機器に対して当該携帯機器と当該家庭用機器との距離の検知を実行し、前記使用量収集実行ステップで収集した前記使用量と当該検知した前記距離とを対応付けて保持し、前記位置取得ステップにおいて、前記携帯機器の前記制御部は、前記距離検知ステップで検知した各々の前記距離が前記所定距離内であるか否かを判定し、当該検知した前記距離が当該所定距離内であると判定された場合には、前記位置情報を取得し、前記使用量送信ステップにおいて、前記携帯機器の前記制御部は、前記場合には、前記位置取得ステップで前記所定距離内であると判定された前記距離と対応付けて保持している前記使用量を前記管理サーバへ送信すること、を特徴としたものである。
この構成により、複数の家庭用機器に対するエネルギー使用量の収集を先に済ませてから当該収集した複数のエネルギー使用量を一括してアップロードするので、当該収集から当該アップロードまでの処理を簡便にすることができるという作用を有する。
第9の発明の家庭用機器のエネルギー使用量登録方法は、家庭用機器と、制御部および記憶部を有する管理サーバと、制御部および記憶部を有する携帯機器とで構成され、前記携帯機器と前記家庭用機器とが通信可能で且つ前記携帯機器と前記管理サーバとが通信可能なシステムにおいて実行される家庭用機器のエネルギー使用量登録方法であって、前記携帯機器の前記制御部は、当該携帯機器の位置に関する位置情報を取得する位置取得ステップと、前記携帯機器の前記制御部は、前記位置取得ステップで取得した前記位置情報および当該携帯機器を一意に識別するための当該携帯機器の前記記憶部に記憶された携帯機器識別情報を、前記管理サーバへ送信する位置等送信ステップと、前記管理サーバの前記制御部は、前記携帯機器から送信された前記位置情報および前記携帯機器識別情報を受信する位置等受信ステップと、前記管理サーバの前記制御部は、前記位置等受信ステップで受信した前記位置情報および前記携帯機器識別情報ならびに前記携帯機器のユーザに関する当該管理サーバの前記記憶部に記憶されたユーザ情報に基づいて、当該携帯機器識別情報が登録済みのものであり且つ当該位置情報が正しいものであるか否かを認証する認証ステップと、前記管理サーバの前記制御部は、前記認証ステップでの認証結果を、前記位置等受信ステップで受信した前記携帯機器識別情報に対応する前記携帯機器へ送信する結果送信ステップと、前記携帯機器の前記制御部は、前記管理サーバから送信された前記認証結果を受信する結果受信ステップと、前記携帯機器の前記制御部は、前記結果受信ステップで受信した前記認証結果が、前記携帯機器識別情報が登録済みのものであり且つ前記位置情報が正しいものであるというものであった場合には、前記家庭用機器で使用されたエネルギーの使用量を複数の前記家庭用機器から収集する使用量収集ステップと、前記携帯機器の前記制御部は、前記使用量収集ステップで収集した前記使用量の前記管理サーバへのアップロードを、前記ユーザに指示させる指示ステップと、前記携帯機器の前記制御部は、前記アップロードの指示を受けた場合には、前記使用量を収集する順序に関する前記管理サーバの前記記憶部に記憶された収集ルールを、前記管理サーバから取得するルール取得ステップと、前記携帯機器の前記制御部は、前記使用量収集ステップで前記使用量を収集した時の収集順序が前記ルール取得ステップで取得した前記収集ルールと一致するか否かを判定する判定ステップと、前記携帯機器の前記制御部は、前記判定ステップでの判定結果が、前記収集ルールと一致するというものであった場合には、前記使用量収集ステップで収集した前記使用量を前記管理サーバへ送信する使用量送信ステップと、を含むことを特徴としたものである。
この構成により、低コストで小規模から実施することができるだけでなく、エネルギーの使用量のサーバへの不正アップロードを防ぐことができ、排出権取引に関する省エネ活動を適正に換金できるという作用を有する。
第10の発明の家庭用機器のエネルギー使用量登録方法は、家庭用機器と、制御部および記憶部を有する管理サーバと、制御部および記憶部を有する携帯機器とで構成され、前記携帯機器と前記家庭用機器とが通信可能で且つ前記携帯機器と前記管理サーバとが通信可能なシステムにおいて実行される家庭用機器のエネルギー使用量登録方法であって、前記携帯機器の前記制御部は、前記家庭用機器で使用されたエネルギーの使用量を複数の前記家庭用機器から収集する使用量収集ステップと、前記携帯機器の前記制御部は、前記使用量収集ステップで収集した前記使用量の前記管理サーバへのアップロードを、当該携帯機器のユーザに指示させる指示ステップと、前記携帯機器の前記制御部は、前記アップロードの指示を受けた場合には、前記使用量を収集する順序に関する前記管理サーバの前記記憶部に記憶された収集ルールを、前記管理サーバから取得するルール取得ステップと、前記携帯機器の前記制御部は、前記使用量収集ステップで前記使用量を収集した時の収集順序が前記ルール取得ステップで取得した前記収集ルールと一致するか否かを判定する判定ステップと、前記携帯機器の前記制御部は、前記判定ステップでの判定結果が、前記収集ルールと一致するというものであった場合には、当該携帯機器の位置に関する位置情報を取得する位置取得ステップと、前記携帯機器の前記制御部は、前記位置取得ステップで取得した前記位置情報および当該携帯機器を一意に識別するための当該携帯機器の前記記憶部に記憶された携帯機器識別情報を、前記管理サーバへ送信する位置等送信ステップと、前記管理サーバの前記制御部は、前記携帯機器から送信された前記位置情報および前記携帯機器識別情報を受信する位置等受信ステップと、前記管理サーバの前記制御部は、前記位置等受信ステップで受信した前記位置情報および前記携帯機器識別情報ならびに前記ユーザに関する当該管理サーバの前記記憶部に記憶されたユーザ情報に基づいて、当該携帯機器識別情報が登録済みのものであり且つ当該位置情報が正しいものであるか否かを認証する認証ステップと、前記管理サーバの前記制御部は、前記認証ステップでの認証結果を、前記位置等受信ステップで受信した前記携帯機器識別情報に対応する前記携帯機器へ送信する結果送信ステップと、前記携帯機器の前記制御部は、前記管理サーバから送信された前記認証結果を受信する結果受信ステップと、前記携帯機器の前記制御部は、前記結果受信ステップで受信した前記認証結果が、前記携帯機器識別情報が登録済みのものであり且つ前記位置情報が正しいものであるというものであった場合には、前記使用量収集ステップで収集した前記使用量を前記管理サーバへ送信する使用量送信ステップと、を含むことを特徴としたものである。
この構成により、低コストで小規模から実施することができるだけでなく、エネルギーの使用量のサーバへの不正アップロードを防ぐことができ、排出権取引に関する省エネ活動を適正に換金できるという作用を有する。
第11の発明の携帯機器は、家庭用機器および管理サーバと通信可能な、制御部および記憶部を有する携帯機器であって、前記記憶部は、当該携帯機器を一意に識別するための携帯機器識別情報を記憶した識別情報記憶手段を備え、前記制御部は、当該携帯機器の位置に関する位置情報を取得する位置取得手段と、前記位置取得手段で取得した前記位置情報および前記識別情報記憶手段に記憶された前記携帯機器識別情報を、前記管理サーバへ送信する位置等送信手段と、前記携帯機器識別情報が登録済みのものであり且つ前記位置情報が正しいものであるか否かに関する前記管理サーバから送信された認証結果を受信する結果受信手段と、前記結果受信手段で受信した前記認証結果が、前記携帯機器識別情報が登録済みのものであり且つ前記位置情報が正しいものであるというものであった場合には、前記家庭用機器で使用されたエネルギーの使用量を当該家庭用機器から収集し、その一方で計時を開始する使用量収集等実行手段と、前記使用量収集等実行手段で収集した前記使用量の前記管理サーバへのアップロードを、ユーザに指示させる指示手段と、前記アップロードの指示を受けた場合には、前記計時の開始から当該アップロードの指示までの経過時間を取得する時間取得手段と、前記時間取得手段で取得した前記経過時間が所定時間内であった場合には、前記使用量収集等実行手段で収集した前記使用量を前記管理サーバへ送信する使用量送信手段と、を備えたことを特徴としたものである。
この構成により、低コストで小規模から実施することができるだけでなく、エネルギーの使用量のサーバへの不正アップロードを防ぐことができ、排出権取引に関する省エネ活動を適正に換金できるという作用を有する。
第12の発明の携帯機器は、前記の発明の携帯機器において、前記使用量収集等実行手段は、前記場合には、さらに、前記携帯機器が前記家庭用機器から前記使用量を収集することができる時間である前記管理サーバに記憶された収集可能時間および前記携帯機器が前記管理サーバへ前記使用量をアップロードすることができる時間である前記管理サーバに記憶されたアップロード可能時間を、前記管理サーバから取得し、その一方で前記計時の開始から前記使用量の収集までの経過時間を取得し、前記指示手段は、前記使用量収集等実行手段で取得した前記経過時間が前記収集可能時間内であった場合には、前記アップロードを前記ユーザに指示させ、前記時間取得手段は、前記場合には、前記計時の開始または前記使用量の収集から前記アップロードの指示までの経過時間を取得し、前記使用量送信手段は、前記時間取得手段で取得した前記経過時間が前記アップロード可能時間内であった場合には、前記使用量を前記管理サーバへ送信すること、を特徴としたものである。
この構成により、2つの制約時間を設けるので、エネルギーの使用量のサーバへの不正アップロードを一層効果的に防ぐことができるという作用を有する。
第13の発明の携帯機器は、家庭用機器および管理サーバと通信可能な、制御部および記憶部を有する携帯機器であって、前記記憶部は、当該携帯機器を一意に識別するための携帯機器識別情報を記憶した識別情報記憶手段を備え、前記制御部は、前記家庭用機器で使用されたエネルギーの使用量を当該家庭用機器から収集し、その一方で計時を開始する使用量収集等実行手段と、前記使用量収集等実行手段で収集した前記使用量の前記管理サーバへのアップロードを、ユーザに指示させる指示手段と、前記アップロードの指示を受けた場合には、前記計時の開始から当該アップロードの指示までの経過時間を取得する時間取得手段と、前記時間取得手段で取得した前記経過時間が所定時間内であった場合には、当該携帯機器の位置に関する位置情報を取得する位置取得手段と、前記位置取得手段で取得した前記位置情報および前記識別情報記憶手段に記憶された前記携帯機器識別情報を、前記管理サーバへ送信する位置等送信手段と、前記携帯機器識別情報が登録済みのものであり且つ前記位置情報が正しいものであるか否かに関する前記管理サーバから送信された認証結果を受信する結果受信手段と、前記結果受信手段で受信した前記認証結果が、前記携帯機器識別情報が登録済みのものであり且つ前記位置情報が正しいものであるというものであった場合には、前記使用量収集等実行手段で収集した前記使用量を前記管理サーバへ送信する使用量送信手段と、を備えたことを特徴としたものである。
この構成により、低コストで小規模から実施することができるだけでなく、エネルギーの使用量のサーバへの不正アップロードを防ぐことができ、排出権取引に関する省エネ活動を適正に換金できるという作用を有する。
第14の発明の携帯機器は、前記の発明の携帯機器において、前記使用量収集等実行手段は、さらに、前記携帯機器が前記家庭用機器から前記使用量を収集することができる時間である前記管理サーバに記憶された収集可能時間および前記携帯機器が前記管理サーバへ前記使用量をアップロードすることができる時間である前記管理サーバに記憶されたアップロード可能時間を、前記管理サーバから取得し、その一方で前記計時の開始から前記使用量の収集までの経過時間を取得し、前記指示手段は、前記使用量収集等実行手段で取得した前記経過時間が前記収集可能時間内であった場合には、前記アップロードを前記ユーザに指示させ、前記時間取得手段は、前記場合には、前記計時の開始または前記使用量の収集から前記アップロードの指示までの経過時間を取得し、前記位置取得手段は、前記時間取得手段で取得した前記経過時間が前記アップロード可能時間内であった場合には、前記位置情報を取得すること、を特徴としたものである。
この構成により、2つの制約時間を設けるので、エネルギーの使用量のサーバへの不正アップロードを一層効果的に防ぐことができるという作用を有する。
第15の発明の携帯機器は、家庭用機器および管理サーバと通信可能な、制御部および記憶部を有する携帯機器であって、前記記憶部は、当該携帯機器を一意に識別するための携帯機器識別情報を記憶した識別情報記憶手段を備え、前記制御部は、当該携帯機器の位置に関する位置情報を取得する位置取得手段と、前記位置取得手段で取得した前記位置情報および前記識別情報記憶手段に記憶された前記携帯機器識別情報を、前記管理サーバへ送信する位置等送信手段と、前記携帯機器識別情報が登録済みのものであり且つ前記位置情報が正しいものであるか否かに関する前記管理サーバから送信された認証結果を受信する結果受信手段と、前記結果受信手段で受信した前記認証結果が、前記携帯機器識別情報が登録済みのものであり且つ前記位置情報が正しいものであるというものであった場合には、前記家庭用機器で使用されたエネルギーの使用量を当該家庭用機器から収集する使用量収集実行手段と、前記使用量収集実行手段で収集した前記使用量の前記管理サーバへのアップロードを、ユーザに指示させる指示手段と、前記アップロードの指示を受けた場合には、当該携帯機器と前記使用量収集実行手段で前記使用量が収集された前記家庭用機器との距離を検知する距離検知手段と、前記距離検知手段で検知した前記距離が所定距離内であった場合には、前記使用量収集実行手段で収集した前記使用量を前記管理サーバへ送信する使用量送信手段と、を備えたことを特徴としたものである。
この構成により、低コストで小規模から実施することができるだけでなく、エネルギーの使用量のサーバへの不正アップロードを防ぐことができ、排出権取引に関する省エネ活動を適正に換金できるという作用を有する。
第16の発明の携帯機器は、前記の発明の携帯機器において、前記使用量収集実行手段は、前記場合には、複数の前記家庭用機器に対して前記使用量の収集を実行し、前記距離検知手段は、前記場合には、前記使用量収集実行手段で前記使用量が収集された複数の前記家庭用機器に対して当該携帯機器と当該家庭用機器との距離の検知を実行し、前記使用量収集実行手段で収集した前記使用量と当該検知した前記距離とを対応付けて保持し、前記使用量送信手段は、前記距離検知手段で検知した各々の前記距離が前記所定距離内であるか否かを判定し、当該所定距離内であると判定された前記距離と対応付けて保持している前記使用量を前記管理サーバへ送信すること、を特徴としたものである。
この構成により、複数の家庭用機器に対するエネルギー使用量の収集を先に済ませてから当該収集した複数のエネルギー使用量を一括してアップロードするので、当該収集から当該アップロードまでの処理を簡便にすることができるという作用を有する。
第17の発明の携帯機器は、家庭用機器および管理サーバと通信可能な、制御部および記憶部を有する携帯機器であって、前記記憶部は、当該携帯機器を一意に識別するための携帯機器識別情報を記憶した識別情報記憶手段を備え、前記制御部は、前記家庭用機器で使用されたエネルギーの使用量を当該家庭用機器から収集する使用量収集実行手段と、前記使用量収集実行手段で収集した前記使用量の前記管理サーバへのアップロードを、ユーザに指示させる指示手段と、前記アップロードの指示を受けた場合には、当該携帯機器と前記使用量収集実行手段で前記使用量が収集された前記家庭用機器との距離を検知する距離検知手段と、前記距離検知手段で検知した前記距離が所定距離内であった場合には、当該携帯機器の位置に関する位置情報を取得する位置取得手段と、前記位置取得手段で取得した前記位置情報および前記識別情報記憶手段に記憶された前記携帯機器識別情報を、前記管理サーバへ送信する位置等送信手段と、前記携帯機器識別情報が登録済みのものであり且つ前記位置情報が正しいものであるか否かに関する前記管理サーバから送信された認証結果を受信する結果受信手段と、前記結果受信手段で受信した前記認証結果が、前記携帯機器識別情報が登録済みのものであり且つ前記位置情報が正しいものであるというものであった場合には、前記使用量収集実行手段で収集した前記使用量を前記管理サーバへ送信する使用量送信手段と、を備えたことを特徴としたものである。
この構成により、低コストで小規模から実施することができるだけでなく、エネルギーの使用量のサーバへの不正アップロードを防ぐことができ、排出権取引に関する省エネ活動を適正に換金できるという作用を有する。
第18の発明の携帯機器は、前記の発明の携帯機器において、前記使用量収集実行手段は、複数の前記家庭用機器に対して前記使用量の収集を実行し、前記距離検知手段は、前記場合には、前記使用量収集実行手段で前記使用量が収集された複数の前記家庭用機器のうちの少なくとも1つの前記家庭用機器に対して当該携帯機器と当該家庭用機器との距離の検知を実行し、前記使用量収集実行手段で収集した前記使用量と当該検知した前記距離とを対応付けて保持し、前記位置取得手段は、前記距離検知手段で検知した各々の前記距離が前記所定距離内であるか否かを判定し、当該検知した前記距離が当該所定距離内であると判定された場合には、前記位置情報を取得し、前記使用量送信手段は、前記場合には、前記位置取得手段で前記所定距離内であると判定された前記距離と対応付けて保持している前記使用量を前記管理サーバへ送信すること、を特徴としたものである。
この構成により、複数の家庭用機器に対するエネルギー使用量の収集を先に済ませてから当該収集した複数のエネルギー使用量を一括してアップロードするので、当該収集から当該アップロードまでの処理を簡便にすることができるという作用を有する。
第19の発明の携帯機器は、家庭用機器および管理サーバと通信可能な、制御部および記憶部を有する携帯機器であって、前記記憶部は、当該携帯機器を一意に識別するための携帯機器識別情報を記憶した識別情報記憶手段を備え、前記制御部は、当該携帯機器の位置に関する位置情報を取得する位置取得手段と、前記位置取得手段で取得した前記位置情報および前記識別情報記憶手段に記憶された前記携帯機器識別情報を、前記管理サーバへ送信する位置等送信手段と、前記携帯機器識別情報が登録済みのものであり且つ前記位置情報が正しいものであるか否かに関する前記管理サーバから送信された認証結果を受信する結果受信手段と、前記結果受信手段で受信した前記認証結果が、前記携帯機器識別情報が登録済みのものであり且つ前記位置情報が正しいものであるというものであった場合には、前記家庭用機器で使用されたエネルギーの使用量を複数の前記家庭用機器から収集する使用量収集手段と、前記使用量収集手段で収集した前記使用量の前記管理サーバへのアップロードを、ユーザに指示させる指示手段と、前記アップロードの指示を受けた場合には、前記使用量を収集する順序に関する前記管理サーバに記憶された収集ルールを前記管理サーバから取得するルール取得手段と、前記使用量収集手段で前記使用量を収集した時の収集順序が前記ルール取得手段で取得した前記収集ルールと一致するか否かを判定する判定手段と、前記判定手段での判定結果が、前記収集ルールと一致するというものであった場合には、前記使用量収集手段で収集した前記使用量を前記管理サーバへ送信する使用量送信手段と、を備えたことを特徴としたものである。
この構成により、低コストで小規模から実施することができるだけでなく、エネルギーの使用量のサーバへの不正アップロードを防ぐことができ、排出権取引に関する省エネ活動を適正に換金できるという作用を有する。
第20の発明の携帯機器は、家庭用機器および管理サーバと通信可能な、制御部および記憶部を有する携帯機器であって、前記記憶部は、当該携帯機器を一意に識別するための携帯機器識別情報を記憶した識別情報記憶手段を備え、前記制御部は、前記家庭用機器で使用されたエネルギーの使用量を複数の前記家庭用機器から収集する使用量収集手段と、前記使用量収集手段で収集した前記使用量の前記管理サーバへのアップロードを、ユーザに指示させる指示手段と、前記アップロードの指示を受けた場合には、前記使用量を収集する順序に関する前記管理サーバに記憶された収集ルールを前記管理サーバから取得するルール取得手段と、前記使用量収集手段で前記使用量を収集した時の収集順序が前記ルール取得手段で取得した前記収集ルールと一致するか否かを判定する判定手段と、前記判定手段での判定結果が、前記収集ルールと一致するというものであった場合には、当該携帯機器の位置に関する位置情報を取得する位置取得手段と、前記位置取得手段で取得した前記位置情報および前記識別情報記憶手段に記憶された前記携帯機器識別情報を、前記管理サーバへ送信する位置等送信手段と、前記携帯機器識別情報が登録済みのものであり且つ前記位置情報が正しいものであるか否かに関する前記管理サーバから送信された認証結果を受信する結果受信手段と、前記結果受信手段で受信した前記認証結果が、前記携帯機器識別情報が登録済みのものであり且つ前記位置情報が正しいものであるというものであった場合には、前記使用量収集手段で収集した前記使用量を前記管理サーバへ送信する使用量送信手段と、を備えたことを特徴としたものである。
この構成により、低コストで小規模から実施することができるだけでなく、エネルギーの使用量のサーバへの不正アップロードを防ぐことができ、排出権取引に関する省エネ活動を適正に換金できるという作用を有する。
第21の発明のプログラムは、家庭用機器および管理サーバと通信可能な、制御部および記憶部を有する携帯機器に実行させるためのプログラムであって、当該携帯機器の前記制御部に実行させるための、当該携帯機器の位置に関する位置情報を取得する位置取得ステップと、前記位置取得ステップで取得した前記位置情報および当該携帯機器を一意に識別するための当該携帯機器の前記記憶部に記憶された携帯機器識別情報を、前記管理サーバへ送信する位置等送信ステップと、前記携帯機器識別情報が登録済みのものであり且つ前記位置情報が正しいものであるか否かに関する前記管理サーバから送信された認証結果を受信する結果受信ステップと、前記結果受信ステップで受信した前記認証結果が、前記携帯機器識別情報が登録済みのものであり且つ前記位置情報が正しいものであるというものであった場合には、前記家庭用機器で使用されたエネルギーの使用量を当該家庭用機器から収集し、その一方で計時を開始する使用量収集等実行ステップと、前記使用量収集等実行ステップで収集した前記使用量の前記管理サーバへのアップロードを、ユーザに指示させる指示ステップと、前記アップロードの指示を受けた場合には、前記計時の開始から当該アップロードの指示までの経過時間を取得する時間取得ステップと、前記時間取得ステップで取得した前記経過時間が所定時間内であった場合には、前記使用量収集等実行ステップで収集した前記使用量を前記管理サーバへ送信する使用量送信ステップと、を含むことを特徴としたものである。
この構成により、低コストで小規模から実施することができるだけでなく、エネルギーの使用量のサーバへの不正アップロードを防ぐことができ、排出権取引に関する省エネ活動を適正に換金できるという作用を有する。
第22の発明のプログラムは、前記の発明のプログラムにおいて、前記使用量収集等実行ステップは、前記場合には、さらに、前記携帯機器が前記家庭用機器から前記使用量を収集することができる時間である前記管理サーバに記憶された収集可能時間および前記携帯機器が前記管理サーバへ前記使用量をアップロードすることができる時間である前記管理サーバに記憶されたアップロード可能時間を、前記管理サーバから取得し、その一方で前記計時の開始から前記使用量の収集までの経過時間を取得し、前記指示ステップは、前記使用量収集等実行ステップで取得した前記経過時間が前記収集可能時間内であった場合には、前記アップロードを前記ユーザに指示させ、前記時間取得ステップは、前記場合には、前記計時の開始または前記使用量の収集から前記アップロードの指示までの経過時間を取得し、前記使用量送信ステップは、前記時間取得ステップで取得した前記経過時間が前記アップロード可能時間内であった場合には、前記使用量を前記管理サーバへ送信すること、を特徴としたものである。
この構成により、2つの制約時間を設けるので、エネルギーの使用量のサーバへの不正アップロードを一層効果的に防ぐことができるという作用を有する。
第23の発明のプログラムは、家庭用機器および管理サーバと通信可能な、制御部および記憶部を有する携帯機器に実行させるためのプログラムであって、当該携帯機器の前記制御部に実行させるための、前記家庭用機器で使用されたエネルギーの使用量を当該家庭用機器から収集し、その一方で計時を開始する使用量収集等実行ステップと、前記使用量収集等実行ステップで収集した前記使用量の前記管理サーバへのアップロードを、ユーザに指示させる指示ステップと、前記アップロードの指示を受けた場合には、前記計時の開始から当該アップロードの指示までの経過時間を取得する時間取得ステップと、前記時間取得ステップで取得した前記経過時間が所定時間内であった場合には、当該携帯機器の位置に関する位置情報を取得する位置取得ステップと、前記位置取得ステップで取得した前記位置情報および当該携帯機器を一意に識別するための当該携帯機器の前記記憶部に記憶された携帯機器識別情報を、前記管理サーバへ送信する位置等送信ステップと、前記携帯機器識別情報が登録済みのものであり且つ前記位置情報が正しいものであるか否かに関する前記管理サーバから送信された認証結果を受信する結果受信ステップと、前記結果受信ステップで受信した前記認証結果が、前記携帯機器識別情報が登録済みのものであり且つ前記位置情報が正しいものであるというものであった場合には、前記使用量収集等実行ステップで収集した前記使用量を前記管理サーバへ送信する使用量送信ステップと、を含むことを特徴としたものである。
この構成により、低コストで小規模から実施することができるだけでなく、エネルギーの使用量のサーバへの不正アップロードを防ぐことができ、排出権取引に関する省エネ活動を適正に換金できるという作用を有する。
第24の発明のプログラムは、前記の発明のプログラムにおいて、前記使用量収集等実行ステップは、さらに、前記携帯機器が前記家庭用機器から前記使用量を収集することができる時間である前記管理サーバに記憶された収集可能時間および前記携帯機器が前記管理サーバへ前記使用量をアップロードすることができる時間である前記管理サーバに記憶されたアップロード可能時間を、前記管理サーバから取得し、その一方で前記計時の開始から前記使用量の収集までの経過時間を取得し、前記指示ステップは、前記使用量収集等実行ステップで取得した前記経過時間が前記収集可能時間内であった場合には、前記アップロードを前記ユーザに指示させ、前記時間取得ステップは、前記場合には、前記計時の開始または前記使用量の収集から前記アップロードの指示までの経過時間を取得し、前記位置取得ステップは、前記時間取得ステップで取得した前記経過時間が前記アップロード可能時間内であった場合には、前記位置情報を取得すること、を特徴としたものである。
この構成により、2つの制約時間を設けるので、エネルギーの使用量のサーバへの不正アップロードを一層効果的に防ぐことができるという作用を有する。
第25の発明のプログラムは、家庭用機器および管理サーバと通信可能な、制御部および記憶部を有する携帯機器に実行させるためのプログラムであって、当該携帯機器の前記制御部に実行させるための、当該携帯機器の位置に関する位置情報を取得する位置取得ステップと、前記位置取得ステップで取得した前記位置情報および当該携帯機器を一意に識別するための当該携帯機器の前記記憶部に記憶された携帯機器識別情報を、前記管理サーバへ送信する位置等送信ステップと、前記携帯機器識別情報が登録済みのものであり且つ前記位置情報が正しいものであるか否かに関する前記管理サーバから送信された認証結果を受信する結果受信ステップと、前記結果受信ステップで受信した前記認証結果が、前記携帯機器識別情報が登録済みのものであり且つ前記位置情報が正しいものであるというものであった場合には、前記家庭用機器で使用されたエネルギーの使用量を当該家庭用機器から収集する使用量収集実行ステップと、前記使用量収集実行ステップで収集した前記使用量の前記管理サーバへのアップロードを、ユーザに指示させる指示ステップと、前記アップロードの指示を受けた場合には、当該携帯機器と前記使用量収集実行ステップで前記使用量が収集された前記家庭用機器との距離を検知する距離検知ステップと、前記距離検知ステップで検知した前記距離が所定距離内であった場合には、前記使用量収集実行ステップで収集した前記使用量を前記管理サーバへ送信する使用量送信ステップと、を含むことを特徴としたものである。
この構成により、低コストで小規模から実施することができるだけでなく、エネルギーの使用量のサーバへの不正アップロードを防ぐことができ、排出権取引に関する省エネ活動を適正に換金できるという作用を有する。
第26の発明のプログラムは、前記の発明のプログラムにおいて、前記使用量収集実行ステップは、前記場合には、複数の前記家庭用機器に対して前記使用量の収集を実行し、前記距離検知ステップは、前記場合には、前記使用量収集実行ステップで前記使用量が収集された複数の前記家庭用機器に対して当該携帯機器と当該家庭用機器との距離の検知を実行し、前記使用量収集実行ステップで収集した前記使用量と当該検知した前記距離とを対応付けて保持し、前記使用量送信ステップは、前記距離検知ステップで検知した各々の前記距離が前記所定距離内であるか否かを判定し、当該所定距離内であると判定された前記距離と対応付けて保持している前記使用量を前記管理サーバへ送信すること、を特徴としたものである。
この構成により、複数の家庭用機器に対するエネルギー使用量の収集を先に済ませてから当該収集した複数のエネルギー使用量を一括してアップロードするので、当該収集から当該アップロードまでの処理を簡便にすることができるという作用を有する。
第27の発明のプログラムは、家庭用機器および管理サーバと通信可能な、制御部および記憶部を有する携帯機器に実行させるためのプログラムであって、当該携帯機器の前記制御部に実行させるための、前記家庭用機器で使用されたエネルギーの使用量を当該家庭用機器から収集する使用量収集実行ステップと、前記使用量収集実行ステップで収集した前記使用量の前記管理サーバへのアップロードを、ユーザに指示させる指示ステップと、前記アップロードの指示を受けた場合には、当該携帯機器と前記使用量収集実行ステップで前記使用量が収集された前記家庭用機器との距離を検知する距離検知ステップと、前記距離検知ステップで検知した前記距離が所定距離内であった場合には、当該携帯機器の位置に関する位置情報を取得する位置取得ステップと、前記位置取得ステップで取得した前記位置情報および当該携帯機器を一意に識別するための当該携帯機器の前記記憶部に記憶された携帯機器識別情報を、前記管理サーバへ送信する位置等送信ステップと、前記携帯機器識別情報が登録済みのものであり且つ前記位置情報が正しいものであるか否かに関する前記管理サーバから送信された認証結果を受信する結果受信ステップと、前記結果受信ステップで受信した前記認証結果が、前記携帯機器識別情報が登録済みのものであり且つ前記位置情報が正しいものであるというものであった場合には、前記使用量収集実行ステップで収集した前記使用量を前記管理サーバへ送信する使用量送信ステップと、を含むことを特徴としたものである。
この構成により、低コストで小規模から実施することができるだけでなく、エネルギーの使用量のサーバへの不正アップロードを防ぐことができ、排出権取引に関する省エネ活動を適正に換金できるという作用を有する。
第28の発明のプログラムは、前記の発明のプログラムにおいて、前記使用量収集実行ステップは、複数の前記家庭用機器に対して前記使用量の収集を実行し、前記距離検知ステップは、前記場合には、前記使用量収集実行ステップで前記使用量が収集された複数の前記家庭用機器のうちの少なくとも1つの前記家庭用機器に対して当該携帯機器と当該家庭用機器との距離の検知を実行し、前記使用量収集実行ステップで収集した前記使用量と当該検知した前記距離とを対応付けて保持し、前記位置取得ステップは、前記距離検知ステップで検知した各々の前記距離が前記所定距離内であるか否かを判定し、当該検知した前記距離が当該所定距離内であると判定された場合には、前記位置情報を取得し、前記使用量送信ステップは、前記場合には、前記位置取得ステップで前記所定距離内であると判定された前記距離と対応付けて保持している前記使用量を前記管理サーバへ送信すること、を特徴としたものである。
この構成により、複数の家庭用機器に対するエネルギー使用量の収集を先に済ませてから当該収集した複数のエネルギー使用量を一括してアップロードするので、当該収集から当該アップロードまでの処理を簡便にすることができるという作用を有する。
第29の発明のプログラムは、家庭用機器および管理サーバと通信可能な、制御部および記憶部を有する携帯機器に実行させるためのプログラムであって、当該携帯機器の前記制御部に実行させるための、当該携帯機器の位置に関する位置情報を取得する位置取得ステップと、前記位置取得ステップで取得した前記位置情報および当該携帯機器を一意に識別するための当該携帯機器の前記記憶部に記憶された携帯機器識別情報を、前記管理サーバへ送信する位置等送信ステップと、前記携帯機器識別情報が登録済みのものであり且つ前記位置情報が正しいものであるか否かに関する前記管理サーバから送信された認証結果を受信する結果受信ステップと、前記結果受信ステップで受信した前記認証結果が、前記携帯機器識別情報が登録済みのものであり且つ前記位置情報が正しいものであるというものであった場合には、前記家庭用機器で使用されたエネルギーの使用量を複数の前記家庭用機器から収集する使用量収集ステップと、前記使用量収集ステップで収集した前記使用量の前記管理サーバへのアップロードを、ユーザに指示させる指示ステップと、前記アップロードの指示を受けた場合には、前記使用量を収集する順序に関する前記管理サーバに記憶された収集ルールを前記管理サーバから取得するルール取得ステップと、前記使用量収集ステップで前記使用量を収集した時の収集順序が前記ルール取得ステップで取得した前記収集ルールと一致するか否かを判定する判定ステップと、前記判定ステップでの判定結果が、前記収集ルールと一致するというものであった場合には、前記使用量収集ステップで収集した前記使用量を前記管理サーバへ送信する使用量送信ステップと、を含むことを特徴としたものである。
この構成により、低コストで小規模から実施することができるだけでなく、エネルギーの使用量のサーバへの不正アップロードを防ぐことができ、排出権取引に関する省エネ活動を適正に換金できるという作用を有する。
第30の発明のプログラムは、家庭用機器および管理サーバと通信可能な、制御部および記憶部を有する携帯機器に実行させるためのプログラムであって、当該携帯機器の前記制御部に実行させるための、前記家庭用機器で使用されたエネルギーの使用量を複数の前記家庭用機器から収集する使用量収集ステップと、前記使用量収集ステップで収集した前記使用量の前記管理サーバへのアップロードを、ユーザに指示させる指示ステップと、前記アップロードの指示を受けた場合には、前記使用量を収集する順序に関する前記管理サーバに記憶された収集ルールを前記管理サーバから取得するルール取得ステップと、前記使用量収集ステップで前記使用量を収集した時の収集順序が前記ルール取得ステップで取得した前記収集ルールと一致するか否かを判定する判定ステップと、前記判定ステップでの判定結果が、前記収集ルールと一致するというものであった場合には、当該携帯機器の位置に関する位置情報を取得する位置取得ステップと、前記位置取得ステップで取得した前記位置情報および当該携帯機器を一意に識別するための当該携帯機器の前記記憶部に記憶された携帯機器識別情報を、前記管理サーバへ送信する位置等送信ステップと、前記携帯機器識別情報が登録済みのものであり且つ前記位置情報が正しいものであるか否かに関する前記管理サーバから送信された認証結果を受信する結果受信ステップと、前記結果受信ステップで受信した前記認証結果が、前記携帯機器識別情報が登録済みのものであり且つ前記位置情報が正しいものであるというものであった場合には、前記使用量収集ステップで収集した前記使用量を前記管理サーバへ送信する使用量送信ステップと、を含むことを特徴としたものである。
この構成により、低コストで小規模から実施することができるだけでなく、エネルギーの使用量のサーバへの不正アップロードを防ぐことができ、排出権取引に関する省エネ活動を適正に換金できるという作用を有する。
つぎに、上述した発明にかかる家庭用機器のエネルギー使用量登録方法、携帯機器およびプログラムの実施の形態(以下、本実施の形態と記す場合がある。)を図面に基づいて詳細に説明する。なお、本実施の形態により上述した発明が限定されるものではない。
[1.本実施の形態の概要]
本実施の形態の概要について図1を参照して説明する。図1は本実施の形態の概要を示す図である。図1において、符号1は携帯機器であり、符号2は管理サーバであり、符号3は家庭用機器である。
本実施の形態にかかるシステムは、携帯電話などの携帯機器1と、管理サーバ2と、家電などの宅内に設置されている家庭用機器(家電)3と、で構成されている。携帯機器1と管理サーバ2とはネットワーク経由で通信可能であり、携帯機器1と家庭用機器3とは通信可能である。
本実施の形態にかかるシステムにおいて、形態機器1のユーザが当該形態機器1を操作して家電3からのエネルギー使用量の取得を指示すると、当該指示を受けた形態機器1は、GPS機能で当該形態機器1の位置情報を取得し、取得した位置情報を当該形態機器1に記憶した携帯IDと共に管理サーバ2へ送信する。
つぎに、管理サーバ2は、形態機器1から送信された位置情報および携帯IDを受信し、受信した位置情報および携帯IDならびに当該管理サーバ2に記憶したユーザ情報に基づいて、当該携帯IDが登録済みのものであり且つ当該位置情報が正しいものであるか否かを認証する。そして、管理サーバ2は、その認証結果を、受信した携帯IDに対応する形態機器1へ送信する。
つぎに、形態機器1は、管理サーバから送信された認証結果を受信し、受信した認証結果が“携帯IDが登録済みのものであり且つ位置情報が正しいものである”というものであった場合には、家電3で使用されたエネルギー使用量を当該家電3から取得し、その一方で計時を開始する。そして、形態機器1は、収集したエネルギー使用量の管理サーバ2へのアップロードをユーザに指示させる。
つぎに、形態機器1のユーザが当該形態機器1を操作して当該アップロードを指示すると、当該指示を受けた形態機器1は、計時の開始から当該指示までの経過時間(換言すると、エネルギー使用量の取得からその送信までにかかる時間)を取得し、取得した経過時間が所定時間(例えば1分など)内であった場合には、取得した使用量を管理サーバ2へ送信する。
そして、管理サーバ2は、形態機器1から送信された使用量を受信し、それを記憶する。
また、本実施の形態にかかるシステムにおいて、形態機器1のユーザが当該形態機器1を操作して家電3からのエネルギー使用量の取得を指示すると、当該指示を受けた形態機器1は、家電3で使用されたエネルギー使用量を当該家電3から取得し、その一方で計時を開始する。そして、形態機器1は、収集したエネルギー使用量の管理サーバ2へのアップロードをユーザに指示させる。
つぎに、形態機器1のユーザが当該形態機器1を操作して当該アップロードを指示すると、当該指示を受けた形態機器1は、計時の開始から当該指示までの経過時間(換言すると、エネルギー使用量の取得からその送信までにかかる時間)を取得し、取得した経過時間が所定時間(例えば1分など)内であった場合には、GPS機能で当該形態機器1の位置情報を取得し、取得した位置情報を当該形態機器1に記憶した携帯IDと共に管理サーバ2へ送信する。
つぎに、管理サーバ2は、形態機器1から送信された位置情報および携帯IDを受信し、受信した位置情報および携帯IDならびに当該管理サーバ2に記憶したユーザ情報に基づいて、当該携帯IDが登録済みのものであり且つ当該位置情報が正しいものであるか否かを認証する。そして、管理サーバ2は、その認証結果を、受信した携帯IDに対応する形態機器1へ送信する。
つぎに、形態機器1は、管理サーバから送信された認証結果を受信し、受信した認証結果が“携帯IDが登録済みのものであり且つ位置情報が正しいものである”というものであった場合には、取得した使用量を管理サーバ2へ送信する。
そして、管理サーバ2は、形態機器1から送信された使用量を受信し、それを記憶する。
以上説明したように、本実施の形態では、ユーザAが自宅の家電3から正規にエネルギー使用量を取得した場合、当該取得からアップロードまでの時間は1分程度あれば十分と想定し、当該想定した時間で、エネルギー使用量の取得からアップロードまでの時間に制限を設ける。つまり、本実施の形態では、携帯IDおよび位置情報にさらに時間情報を加えて認証を行う。これにより、例えばユーザAがユーザBの家にある家電3のエネルギー使用量をユーザAの形態機器1で収集し、収集したエネルギー使用量をユーザBの家からユーザAの家へ移動後に当該形態機器1から管理サーバ2へアップロードしようとした場合、当該移動にはある程度の時間がかかるので、当該形態機器1は、当該アップロードしようとしたエネルギー使用量を、不正データと判断して管理サーバ2へ送信しなくすることができる。つまり、エネルギー使用量の不正アップロードを防ぐことができ、排出権取引に関する省エネ活動を適正に換金できる。
[2.システム構成]
本実施の形態にかかるシステム(以下、本システムと記す場合がある。)の構成について、図2および図3を参照して説明する。
[2−1.物理構成]
図2は本システムの物理構成の一例を示すブロック図である。図2において、符号1は携帯機器であり、符号10はCPUであり、符号11はメモリであり、符号12は入力部であり、符号13は表示部であり、符号14はタイマーであり、符号15はネットワーク通信部であり、符号16はGPS受信機であり、符号17は無線タグリーダであり、符号18は距離検知用の無線通信部である。図2において、符号2は管理サーバであり、符号20はCPUであり、符号21はメモリであり、符号22は外部記憶装置であり、符号23はネットワーク通信部であり、符号24は入力部であり、符号25は表示部である。図2において、符号3は家庭用機器であり、符号30はCPUであり、符号31はメモリであり、符号32は入力部であり、符号33は無線タグであり、符号34は電力計測部であり、符号35は無線通信部である。
本システムは、携帯機器1と管理サーバ2と家庭用機器3とで構成されている。
携帯機器1は、CPU10とメモリ11と入力部12と表示部13とタイマー14とネットワーク通信部15とGPS受信機16と無線タグリーダ17と無線通信部18とを備える。CPU10は携帯機器1を統括的に制御する。メモリ11は情報を記憶する。入力部12は具体的には操作ボタンであり、ユーザに情報を入力させるためのものである。表示部13は具体的には液晶画面であり、ユーザに情報を表示するためのものである。タイマー14は時間を計測する。ネットワーク通信部15は管理サーバ2とネットワーク経由で通信するためのものである。GPS受信機16は携帯機器1の位置を計測する。無線タグリーダ17は、家庭用機器3が備える無線タグ33に格納されている情報を無線で読み取る。無線通信部18は、具体的にはZigBee(物理層のインターフェースにIEEE802.15.4が使われている家電向けの短距離無線通信規格)や特定小電力無線、Wi−Fi(無線LANの標準規格)などであり、家庭用機器3が備える無線通信部35と通信して携帯機器1と家庭用機器3との距離を検知するためのものである。
管理サーバ2は、CPU20とメモリ21と外部記憶装置22とネットワーク通信部23と入力部24と表示部25とを備える。CPU20は管理サーバ2を統括的に制御する。メモリ21は情報を記憶する。外部記憶装置22は具体的にはハードディスクである。ネットワーク通信部23は携帯機器1とネットワーク経由で通信するためのものである。入力部24は具体的にはキーボードであり、ユーザに情報を入力させるためのものである。表示部25は具体的にはモニタであり、ユーザに情報を表示するためのものである。
家庭用機器3は、CPU30とメモリ31と入力部32と無線タグ33と電力計測部34と無線通信部35とを備える。CPU30は家庭用機器3を統括的に制御する。メモリ31は情報を記憶する。入力部32は具体的には操作ボタンや操作パネルであり、ユーザに情報を入力させるためのものである。無線タグ33は情報を格納し、格納している情報を無線タグリーダ17へ送信する。電力計測部34は、家庭用機器3で使用された電力(例えばガスや水道などの使用量でもよい。)を計測する。無線通信部35は、具体的にはZigBee(物理層のインターフェースにIEEE802.15.4が使われている家電向けの短距離無線通信規格)や特定小電力無線、Wi−Fi(無線LANの標準規格)などであり、携帯機器1が備える無線通信部18と通信して家庭用機器3と携帯機器1との距離を検知するためのものである。
[2−2.機能構成]
図3は本システムの機能構成の一例を示すブロック図である。図3において、符号1は携帯機器であり、符号10aは位置情報取得手段であり、符号10bはサーバ認証制御手段であり、符号10cはエネルギー使用量収集制御手段であり、符号10dはアップロード指示手段であり、符号10eはアップロード実行手段であり、符号10fは家庭用機器通信手段であり、符号10gは時間計測制御手段であり、符号10hはサーバ通信手段であり、符号10iは距離検知手段であり、符号10jは取得ルール確認手段であり、符号10kは制限時間取得手段である。図3において、符号11aは携帯ID記憶手段であり、符号11bはエネルギー使用量記憶手段である。図3において、符号2は管理サーバであり、符号20aは認証手段であり、符号20bは排出量計測手段である。図3において、符号21aは制限時間記憶手段であり、符号21bは取得ルール記憶手段である。図3において、符号3は家庭用機器であり、符号30aはエネルギー使用量計測手段であり、符号30bは携帯機器通信手段であり、符号30cは電界強度計測手段である。図3において、符号31aは家電ID記憶手段であり、符号31bはエネルギー使用量記憶手段である。
[2−2−1.携帯機器1の機能構成]
図2で示したCPU10は、図3に示すように、機能概念的に、位置情報取得手段10aとサーバ認証制御手段10bとサーバ通信手段10hとエネルギー使用量収集制御手段10cと家庭用機器通信手段10fと時間計測制御手段10fと制限時間取得手段10gと距離検知手段10iとアップロード指示手段10dと取得ルール確認手段10jとアップロード実行手段10eとを備えている。また、図2で示したメモリ11は、図3に示すように、機能概念的に、携帯ID記憶手段11aとエネルギー使用量記憶手段11bとを備えている。
携帯ID記憶手段11aは、携帯機器1を一意に識別するための携帯機器識別情報としての携帯IDを記憶する。エネルギー使用量記憶手段11bは、家庭用機器3を一意に識別するための家庭用機器識別情報としての家電IDと、当該家電IDに対応する家庭用機器3で使用したエネルギー使用量と、計時の開始からエネルギー使用量の収集までの経過時間/計時の開始またはエネルギー使用量の収集からアップロードの指示までの経過時間と、当該エネルギー使用量の収集順序を一意に識別するための収集順序識別情報としての順番と、を相互に関連付けて記憶する。
[2−2−1−1.CPU10の機能構成(その1)]
CPU10は、ユーザから入力部12を介してエネルギー使用量の収集開始の指示を受けると、位置情報取得手段10aを起動する。
位置情報取得手段10aは、GPS受信機16を制御して、形態機器1の位置に関する位置情報を取得する。位置情報取得手段10aは、当該取得した位置情報をサーバ認証制御手段10bへ転送する。なお、GPS受信機16は、測位用衛星または携帯電話基地局から発信されている電波に基づいて形態機器1の位置を計測する。
サーバ認証制御手段10bは、位置情報取得手段10aから転送された位置情報および携帯ID記憶手段11aに記憶されている携帯IDを、管理サーバ2へ送信すべくサーバ通信手段10hへ転送する。サーバ認証制御手段10bは、サーバ通信手段10hから転送された携帯機器1に関する認証結果(具体的には携帯IDが登録済みのものであり且つ位置情報が正しいものであるか否かに関する認証結果)を、エネルギー使用量収集制御手段10cへ転送する。
エネルギー使用量収集制御手段10cは、サーバ認証制御手段10bから転送された認証結果が“携帯IDが登録済みのものであり且つ位置情報が正しいものである”、つまり“認証OK”というものであった場合には、家庭用機器通信手段10fを制御して、家庭用機器3で使用したエネルギー使用量および家庭用機器3の家電IDを収集(取得)する。エネルギー使用量収集制御手段10cは、認証結果が“認証OK”というものであった場合には、時間計測制御手段10gを制御して計時を開始する。エネルギー使用量収集制御手段10cは、当該収集(取得)したエネルギー使用量および家電IDをエネルギー使用量記憶手段11bに格納すると共に、当該収集(取得)したエネルギー使用量の管理サーバ2へのアップロードの指示依頼をアップロード指示手段10dへ転送する。
さらに、エネルギー使用量収集制御手段10cは、認証結果が“認証OK”というものであった場合には、家庭用機器通信手段10fを制御して、複数の家庭用機器3から、エネルギー使用量および家電IDを収集する。エネルギー使用量収集制御手段10cは、当該収集したエネルギー使用量および家電IDならびに当該収集の順番をエネルギー使用量記憶手段11bに格納する。エネルギー使用量収集制御手段10cは、複数の当該順番の並びである収集順序(取得順序)を取得ルール確認手段10jへ転送し、アップロードの指示依頼をアップロード指示手段10dへ転送する。
アップロード指示手段10dは、エネルギー使用量収集制御手段10cから転送されたアップロードの指示依頼を受信すると、当該エネルギー使用量収集制御手段10cで収集(取得)したエネルギー使用量(具体的にはエネルギー使用量記憶手段11bに格納されているエネルギー使用量)の管理サーバ2へのアップロードをユーザに指示させる。具体的には、アップロード指示手段10dは、エネルギー使用量を管理サーバ2へアップロードするか否かに関してユーザが入力部12で指示可能に表示部13に表示し、ユーザからのアップロードの指示に関するアクションを待つ。アップロード指示手段10dは、入力部12を介して当該アップロードの指示を受けた場合には、当該指示を受けたこと示すアップロードの指示通知を時間計測制御手段10gへ転送する。
また、アップロード指示手段10dは、入力部12を介してアップロードの指示を受けた場合には、アップロードの指示通知を距離検知手段10iへ転送する。
さらに、アップロード指示手段10dは、入力部12を介してアップロードの指示を受けた場合には、アップロードの指示通知を取得ルール確認手段10jへ転送する。
アップロード実行手段10eは、時間計測制御手段10gから転送された計時の開始からアップロードの指示までの経過時間(具体的にはエネルギー使用量記憶手段11bに格納されている計時の開始からアップロードの指示までの経過時間)が所定時間内であるか否かを判定する。アップロード実行手段10eは、当該判定の結果が“所定時間内である”というものであった場合には、エネルギー使用量収集制御手段10cで収集(取得)したエネルギー使用量および家電ID(具体的にはエネルギー使用量記憶手段11bに格納されているエネルギー使用量および家電ID)を、管理サーバ2へアップロード(送信)すべくサーバ通信手段10hへ転送する。
また、アップロード実行手段10eは、距離検知手段10iから転送された距離が所定距離内であるか否かを判定する。アップロード実行手段10eは、当該判定の結果が“所定距離内である”というものであった場合には、エネルギー使用量収集制御手段10cで収集したエネルギー使用量および家電ID(具体的にはエネルギー使用量記憶手段11bに格納されているエネルギー使用量および家電ID)を、管理サーバ2へアップロードすべくサーバ通信手段10hへ転送する。
さらに、アップロード実行手段10eは、取得ルール確認手段10jから転送された収集順序に関する判定の結果が“取得ルールと一致する”というものであった場合には、エネルギー使用量収集制御手段10cで収集したエネルギー使用量および家電ID(具体的にはエネルギー使用量記憶手段11bに格納されているエネルギー使用量および家電ID)を、管理サーバ2へアップロードすべくサーバ通信手段10hへ転送する。
家庭用機器通信手段10fは、無線タグリーダ17を制御して、無線タグ33からエネルギー使用量および家電IDを収集(取得)する。家庭用機器通信手段10fは、当該収集(取得)したエネルギー使用量および家電IDを、エネルギー使用量収集制御手段10cへ転送する。
時間計測制御手段10gは、タイマー14を制御して計時を開始する。時間計測制御手段10gは、アップロード指示手段10dから転送されたアップロードの指示通知を受信すると、タイマー14を制御して、計時の開始からアップロードの指示までの経過時間を計測する。時間計測制御手段10gは、当該計測した経過時間を、エネルギー使用量記憶手段11bに格納すると共にアップロード実行手段10eへ転送する。
サーバ通信手段10hは、ネットワーク通信部15を制御して、CPU10が備えている各手段から転送された情報を管理サーバ2へ送信する。サーバ通信手段10hは、ネットワーク通信部15を制御して、管理サーバ2から送信された情報を受信する。サーバ通信手段10hは、当該受信した情報を、CPU10が備えている各手段へ転送する。
距離検知手段10iは、アップロード指示手段10dから転送されたアップロードの指示通知を受信すると、無線通信部18を制御して家庭用機器3の無線通信部35へ電波を送信し、無線通信部18を制御して当該送信した電波に対し当該無線通信部35から送信された電界強度を受信し、当該受信した電界強度に基づいて携帯機器1と家庭用機器3との距離を検知し、当該検知した距離をアップロード実行手段10eへ転送する。
取得ルール確認手段10jは、アップロード指示手段10dから転送されたアップロードの指示通知を受信すると、携帯機器1がエネルギー使用量を家庭用機器3から取得する順序に関する取得ルールの提供依頼を、管理サーバ2へ送信すべくサーバ通信手段10hへ転送する。取得ルール確認手段10jは、エネルギー使用量収集制御手段10cから転送された収集順序(取得順序)が、サーバ通信手段10hから転送された取得ルールと一致するか否かを確認(判定)する。取得ルール確認手段10jは、当該判定の結果をアップロード実行手段10eへ転送する。
ここで、エネルギー使用量収集制御手段10cは、認証結果が“認証OK”というものであった場合には、制限時間取得手段10kを制御して、携帯機器1が家庭用機器3からエネルギー使用量を収集することができる時間である“収集可能時間”および携帯機器1が管理サーバ2へエネルギー使用量をアップロードすることができる時間である“アップロード可能時間”を、管理サーバ2から取得してもよい。エネルギー使用量収集制御手段10cは、認証結果が“認証OK”というものであった場合には、時間計測制御手段10gを制御して、計時の開始からエネルギー使用量の収集までの経過時間である“収集経過時間”を取得してもよい。エネルギー使用量収集制御手段10cは、当該取得した収集可能時間をアップロード指示手段10dへ転送し、当該取得したアップロード可能時間をアップロード実行手段10eへ転送してもよい。エネルギー使用量収集制御手段10cは、当該取得した収集経過時間を、エネルギー使用量記憶手段11bに格納すると共にアップロード指示手段10dへ転送してもよい。
なお、制限時間取得手段10kは、収集可能時間およびアップロード可能時間の提供依頼を、管理サーバ2へ送信すべくサーバ通信手段10hへ転送する。制限時間取得手段10kは、サーバ通信手段10hから転送された収集可能時間およびアップロード可能時間を、エネルギー使用量収集制御手段10cへ転送する。
また、アップロード指示手段10dは、エネルギー使用量収集制御手段10cから転送された収集経過時間(具体的にはエネルギー使用量記憶手段11bに格納されている収集経過時間)がエネルギー使用量収集制御手段10cから転送された収集可能時間内であるか否かを判定してもよい。アップロード指示手段10dは、当該判定の結果が“収集可能時間内である”というものであった場合には、エネルギー使用量の管理サーバ2へのアップロードをユーザに指示させてもよい。
また、アップロード実行手段10eは、時間計測制御手段10gから転送された計時の開始またはエネルギー使用量の収集からアップロードの指示までの経過時間である“アップロード経過時間”がエネルギー使用量収集制御手段10cから転送されたアップロード可能時間内であるか否かを判定してもよい。アップロード実行手段10eは、当該判定の結果が“アップロード可能時間内である”というものであった場合には、エネルギー使用量および家電IDをサーバ通信手段10hへ転送してもよい。
さらに、時間計測制御手段10gは、タイマー14を制御して収集経過時間を計測してもよい。時間計測制御手段10gは、当該計測した収集経過時間をエネルギー使用量収集制御手段10cへ転送してもよい。時間計測制御手段10gは、アップロード指示手段10dから転送されたアップロードの指示通知を受信すると、タイマー14を制御してアップロード経過時間を計測してもよい。時間計測制御手段10gは、当該計測したアップロード経過時間を、エネルギー使用量記憶手段11bに格納すると共にアップロード実行手段10eへ転送してもよい。
また、エネルギー使用量収集制御手段10cは、認証結果が“認証OK”というものであった場合には、家庭用機器通信手段10eを制御して複数の家庭用機器3からエネルギー使用量を収集してもよい。
また、アップロード実行手段10eは、距離検知手段10iから転送された各々の距離が所定距離内であるか否かを判定してもよい。アップロード実行手段10eは、当該所定距離内であると判定された距離と対応付けてエネルギー使用量記憶手段11bに格納しているエネルギー使用量および家電IDを、サーバ通信手段10hへ転送してもよい。
さらに、距離検知手段10iは、アップロード指示手段10dから転送されたアップロードの指示通知を受信すると、エネルギー使用量収集制御手段10cでエネルギー使用量が収集された複数の家庭用機器3に対して携帯機器1と家庭用機器3との距離を検知し、当該検知した各々の距離をエネルギー使用量記憶手段11bに格納しているエネルギー使用量および家電IDと対応付け、当該対応付けられた複数の距離をアップロード実行手段10eへ転送してもよい。
[2−2−1−2.CPU10の機能構成(その2)]
CPU10は、ユーザから入力部12を介してエネルギー使用量の収集開始の指示を受けると、エネルギー使用量収集制御手段10cを起動する。
エネルギー使用量収集制御手段10cは、家庭用機器通信手段10fを制御して、家庭用機器3で使用したエネルギー使用量および家庭用機器3の家電IDを収集(取得)する。エネルギー使用量収集制御手段10cは、時間計測制御手段10gを制御して計時を開始する。エネルギー使用量収集制御手段10cは、当該収集(取得)したエネルギー使用量および家電IDをエネルギー使用量記憶手段11bに格納すると共に、当該収集(取得)したエネルギー使用量の管理サーバ2へのアップロードの指示依頼をアップロード指示手段10dへ転送する。
さらに、エネルギー使用量収集制御手段10cは、家庭用機器通信手段10fを制御して、複数の家庭用機器3から、エネルギー使用量および家電IDを収集する。エネルギー使用量収集制御手段10cは、当該収集したエネルギー使用量および家電IDならびに当該収集の順番をエネルギー使用量記憶手段11bに格納する。エネルギー使用量収集制御手段10cは、複数の当該順番の並びである収集順序(取得順序)を取得ルール確認手段10jへ転送し、アップロードの指示依頼をアップロード指示手段10dへ転送する。
アップロード指示手段10dは、エネルギー使用量収集制御手段10cから転送されたアップロードの指示依頼を受信すると、当該エネルギー使用量収集制御手段10cで収集(取得)したエネルギー使用量(具体的にはエネルギー使用量記憶手段11bに格納されているエネルギー使用量)の管理サーバ2へのアップロードをユーザに指示させる。具体的には、アップロード指示手段10dは、エネルギー使用量を管理サーバ2へアップロードするか否かに関してユーザが入力部12で指示可能に表示部13に表示し、ユーザからのアップロードの指示に関するアクションを待つ。アップロード指示手段10dは、入力部12を介して当該アップロードの指示を受けた場合には、当該指示を受けたこと示すアップロードの指示通知を時間計測制御手段10gへ転送する。
また、アップロード指示手段10dは、入力部12を介してアップロードの指示を受けた場合には、アップロードの指示通知を距離検知手段10iへ転送する。
さらに、アップロード指示手段10dは、入力部12を介してアップロードの指示を受けた場合には、アップロードの指示通知を取得ルール確認手段10jへ転送する。
アップロード実行手段10eは、時間計測制御手段10gから転送された計時の開始からアップロードの指示までの経過時間(具体的にはエネルギー使用量記憶手段11bに格納されている計時の開始からアップロードの指示までの経過時間)が所定時間内であるか否かを判定する。アップロード実行手段10eは、当該判定の結果が“所定時間内である”というものであった場合には、位置情報取得手段10aを制御して携帯機器1の認証を開始する。アップロード実行手段10eは、サーバ認証制御手段10bから転送された携帯機器1に関する認証結果(具体的には携帯IDが登録済みのものであり且つ位置情報が正しいものであるか否かに関する認証結果)が“携帯IDが登録済みのものであり且つ位置情報が正しいものである”、つまり“認証OK”というものであった場合には、エネルギー使用量収集制御手段10cで収集(取得)したエネルギー使用量および家電ID(具体的にはエネルギー使用量記憶手段11bに格納されているエネルギー使用量および家電ID)を、管理サーバ2へアップロード(送信)すべくサーバ通信手段10hへ転送する。
また、アップロード実行手段10eは、距離検知手段10iから転送された距離が所定距離内であるか否かを判定する。アップロード実行手段10eは、当該判定の結果が“所定距離内である”というものであった場合には、位置情報取得手段10aを制御して携帯機器1の認証を開始する。アップロード実行手段10eは、サーバ認証制御手段10bから転送された携帯機器1に関する認証結果が“認証OK”というものであった場合には、エネルギー使用量収集制御手段10cで収集(取得)したエネルギー使用量および家電IDを、管理サーバ2へアップロード(送信)すべくサーバ通信手段10hへ転送する。
さらに、アップロード実行手段10eは、取得ルール確認手段10jから転送された収集順序に関する判定の結果が“取得ルールと一致する”というものであった場合には、位置情報取得手段10aを制御して携帯機器1の認証を開始する。アップロード実行手段10eは、サーバ認証制御手段10bから転送された携帯機器1に関する認証結果が“認証OK”というものであった場合には、エネルギー使用量収集制御手段10cで収集したエネルギー使用量および家電IDを、管理サーバ2へアップロードすべくサーバ通信手段10hへ転送する。
位置情報取得手段10aは、GPS受信機16を制御して、形態機器1の位置に関する位置情報を取得する。位置情報取得手段10aは、当該取得した位置情報をサーバ認証制御手段10bへ転送する。なお、GPS受信機16は、測位用衛星または携帯電話基地局から発信されている電波に基づいて形態機器1の位置を計測する。
サーバ認証制御手段10bは、位置情報取得手段10aから転送された位置情報および携帯ID記憶手段11aに記憶されている携帯IDを、管理サーバ2へ送信すべくサーバ通信手段10hへ転送する。サーバ認証制御手段10bは、サーバ通信手段10hから転送された携帯機器1に関する認証結果(具体的には携帯IDが登録済みのものであり且つ位置情報が正しいものであるか否かに関する認証結果)を、アップロード実行手段10eへ転送する。
家庭用機器通信手段10fは、無線タグリーダ17を制御して、無線タグ33からエネルギー使用量および家電IDを収集(取得)する。家庭用機器通信手段10fは、当該収集(取得)したエネルギー使用量および家電IDを、エネルギー使用量収集制御手段10cへ転送する。
時間計測制御手段10gは、タイマー14を制御して計時を開始する。時間計測制御手段10gは、アップロード指示手段10dから転送されたアップロードの指示通知を受信すると、タイマー14を制御して、計時の開始からアップロードの指示までの経過時間を計測する。時間計測制御手段10gは、当該計測した経過時間を、エネルギー使用量記憶手段11bに格納すると共にアップロード実行手段10eへ転送する。
サーバ通信手段10hは、ネットワーク通信部15を制御して、CPU10が備えている各手段から転送された情報を管理サーバ2へ送信する。サーバ通信手段10hは、ネットワーク通信部15を制御して、管理サーバ2から送信された情報を受信する。サーバ通信手段10hは、当該受信した情報を、CPU10が備えている各手段へ転送する。
距離検知手段10iは、アップロード指示手段10dから転送されたアップロードの指示通知を受信すると、無線通信部18を制御して家庭用機器3の無線通信部35へ電波を送信し、無線通信部18を制御して当該送信した電波に対し当該無線通信部35から送信された電界強度を受信し、当該受信した電界強度に基づいて携帯機器1と家庭用機器3との距離を検知し、当該検知した距離をアップロード実行手段10eへ転送する。
取得ルール確認手段10jは、アップロード指示手段10dから転送されたアップロードの指示通知を受信すると、携帯機器1がエネルギー使用量を家庭用機器3から取得する順序に関する取得ルールの提供依頼を、管理サーバ2へ送信すべくサーバ通信手段10hへ転送する。取得ルール確認手段10jは、エネルギー使用量収集制御手段10cから転送された収集順序(取得順序)が、サーバ通信手段10hから転送された取得ルールと一致するか否かを確認(判定)する。取得ルール確認手段10jは、当該判定の結果をアップロード実行手段10eへ転送する。
ここで、エネルギー使用量収集制御手段10cは、制限時間取得手段10kを制御して、携帯機器1が家庭用機器3からエネルギー使用量を収集することができる時間である“収集可能時間”および携帯機器1が管理サーバ2へエネルギー使用量をアップロードすることができる時間である“アップロード可能時間”を、管理サーバ2から取得してもよい。エネルギー使用量収集制御手段10cは、時間計測制御手段10gを制御して、計時の開始からエネルギー使用量の収集までの経過時間である“収集経過時間”を取得してもよい。エネルギー使用量収集制御手段10cは、当該取得した収集可能時間をアップロード指示手段10dへ転送し、当該取得したアップロード可能時間をアップロード実行手段10eへ転送してもよい。エネルギー使用量収集制御手段10cは、当該取得した収集経過時間を、エネルギー使用量記憶手段11bに格納すると共にアップロード指示手段10dへ転送してもよい。
なお、制限時間取得手段10kは、収集可能時間およびアップロード可能時間の提供依頼を、管理サーバ2へ送信すべくサーバ通信手段10hへ転送する。制限時間取得手段10kは、サーバ通信手段10hから転送された収集可能時間およびアップロード可能時間を、エネルギー使用量収集制御手段10cへ転送する。
また、アップロード指示手段10dは、エネルギー使用量収集制御手段10cから転送された収集経過時間(具体的にはエネルギー使用量記憶手段11bに格納されている収集経過時間)がエネルギー使用量収集制御手段10cから転送された収集可能時間内であるか否かを判定してもよい。アップロード指示手段10dは、当該判定の結果が“収集可能時間内である”というものであった場合には、エネルギー使用量の管理サーバ2へのアップロードをユーザに指示させてもよい。
また、アップロード実行手段10eは、時間計測制御手段10gから転送された計時の開始またはエネルギー使用量の収集からアップロードの指示までの経過時間である“アップロード経過時間”がエネルギー使用量収集制御手段10cから転送されたアップロード可能時間内であるか否かを判定してもよい。アップロード実行手段10eは、当該判定の結果が“アップロード可能時間内である”というものであった場合には、位置情報取得手段10aを制御して携帯機器1の認証を開始してもよい。
さらに、時間計測制御手段10gは、タイマー14を制御して収集経過時間を計測してもよい。時間計測制御手段10gは、当該計測した収集経過時間をエネルギー使用量収集制御手段10cへ転送してもよい。時間計測制御手段10gは、アップロード指示手段10dから転送されたアップロードの指示通知を受信すると、タイマー14を制御してアップロード経過時間を計測してもよい。時間計測制御手段10gは、当該計測したアップロード経過時間を、エネルギー使用量記憶手段11bに格納すると共にアップロード実行手段10eへ転送してもよい。
また、エネルギー使用量収集制御手段10cは、家庭用機器通信手段10eを制御して複数の家庭用機器3からエネルギー使用量を収集してもよい。
また、アップロード実行手段10eは、距離検知手段10iから転送された各々の距離が所定距離内であるか否かを判定してもよい。アップロード実行手段10eは、当該転送された距離が当該所定距離内であると判定された場合には、位置情報取得手段10aを制御して携帯機器1の認証を開始してもよい。アップロード実行手段10eは、サーバ認証制御手段10bから転送された携帯機器1に関する認証結果が“認証OK”というものであった場合には、当該所定距離内であると判定された距離と対応付けてエネルギー使用量記憶手段11bに格納しているエネルギー使用量および家電IDを、サーバ通信手段10hへ転送してもよい。
さらに、距離検知手段10iは、アップロード指示手段10dから転送されたアップロードの指示通知を受信すると、エネルギー使用量収集制御手段10cでエネルギー使用量が収集された複数の家庭用機器3のうちの少なくとも1つの家庭用機器3に対して携帯機器1と家庭用機器3との距離を検知し、当該検知した各々の距離をエネルギー使用量記憶手段11bに格納しているエネルギー使用量および家電IDと対応付け、当該対応付けられた複数の距離をアップロード実行手段10eへ転送してもよい。
[2−2−2.管理サーバ2の機能構成]
図2で示したCPU20は、図3に示すように、機能概念的に、認証手段20aと排出量計測手段20bとを備えている。図2で示したメモリ21は、図3に示すように、機能概念的に、制限時間記憶手段21aと取得ルール記憶手段21bとを備えている。
メモリ21は携帯機器1のユーザに関するユーザ情報を記憶する。制限時間記憶手段21aは収集可能時間およびアップロード可能時間を記憶する。取得ルール記憶手段21bは取得ルールを記憶する。
CPU20は、ネットワーク通信部23を制御して、携帯機器1から送信された情報を受信する。CPU20は、当該受信した情報を、CPU20が備える各手段へ転送する。CPU20は、ネットワーク通信部23を制御して、CPU20が備える各手段から転送された情報を携帯機器1へ送信する。
認証手段20aは、CPU20から転送された位置情報および携帯IDならびにメモリ21に記憶されている携帯機器1のユーザに関するユーザ情報に基づいて、当該携帯IDが登録済みのものであり且つ当該位置情報が正しいものであるか否かを認証する。認証手段20aは、当該認証の結果を携帯機器1へ送信すべくCPU20へ転送する。
排出量計測手段20bは、CPU20から転送されたエネルギー使用量に基づいて、二酸化炭素の排出量を計測する。
[2−2−3.家庭用機器3の機能構成]
図2で示したCPU30は、図3に示すように、機能概念的に、エネルギー使用量計測手段30aと携帯機器通信手段30bと電界強度計測手段30cとを備えている。図2で示したメモリ31は、図3に示すように、機能概念的に、家電ID記憶手段31aとエネルギー使用量記憶手段31bとを備えている。
家電ID記憶手段31aは家庭用機器を一意に識別するための家庭用機器識別情報としての家電IDを記憶する。エネルギー使用量記憶手段31bは、エネルギー使用量計測手段30aで計測したエネルギー使用量を記憶する。
エネルギー使用量計測手段30aは、電力計測部34を制御して、家庭用機器3で使用したエネルギー使用量(具体的には電力量)を計測する。エネルギー使用量計測手段30aは、当該計測したエネルギー使用量をエネルギー使用量記憶手段31bに格納する。エネルギー使用量計測手段30aは、当該計測したエネルギー使用量および家電ID記憶手段31aに格納されている家電IDを、無線タグ33に格納する。
携帯機器通信手段30bは、無線タグ33を制御して、当該無線タグ33に格納されているエネルギー使用量および家電IDを携帯機器1(具体的には無線タグリーダ17)へ発信する。
電界強度計測手段30cは、無線通信部35を制御して携帯機器1の無線通信部18から送信された電波を受信し、当該受信した電波に基づいて電界強度を計測し、無線通信部35を制御して当該計測した電界強度を当該無線通信部18へ送信する。
[3.システムの処理]
本システムで行われる処理の一例について、図4から図14を参照して説明する。
[3−1.処理(その1)]
図4は、本システムで行われる処理(その1)の一例を示すフローチャートである。
まず、ユーザが携帯機器1の入力部12を操作して消費電力の収集開始を指示すると、CPU10は位置情報取得手段10aを起動し、位置情報取得手段10aはGPS受信機16を制御して当該携帯機器1の位置情報を取得し、当該取得した位置情報をサーバ認証制御手段10bへ転送する(ステップSA1)。
つぎに、サーバ認証制御手段10bはステップSA1で転送された位置情報および携帯ID記憶手段11aに記憶されている携帯IDをサーバ通信手段10hへ転送し、サーバ通信手段10hはネットワーク通信部15を制御して当該転送された位置情報および携帯IDを管理サーバ2へ送信する(ステップSA2)。
つぎに、CPU20はネットワーク通信部23を制御して携帯機器1から送信された位置情報および携帯IDを受信し、当該受信した位置情報および携帯IDを認証手段20aへ転送し、認証手段20aは当該転送された位置情報および携帯IDならびにメモリ21に記憶されているユーザ情報に基づいて、当該携帯IDが登録済みのものであり且つ当該位置情報が正しいものであるか否かを認証し、当該認証の結果をCPU20へ転送する(ステップSA3)。
つぎに、CPU20は、ステップSA3で転送された認証結果が“携帯IDが登録済みのものであり且つ位置情報が正しいものである”というものでなかった場合(ステップSA4:No)には、ネットワーク通信部23を制御して、ステップSA3で受信した携帯IDに対応する携帯機器1へ“認証NG”を意味する認証結果を送信する(ステップSA5)。また、CPU20は、当該認証結果が“携帯IDが登録済みのものであり且つ位置情報が正しいものである”というものであった場合(ステップSA4:Yes)には、ネットワーク通信部23を制御して、当該受信した携帯IDに対応する携帯機器1へ“認証OK”を意味する認証結果を送信する(ステップSA6)。
つぎに、サーバ通信手段10hはネットワーク通信部15を制御して管理サーバ2から送信された認証結果を受信し、当該受信した認証結果をサーバ認証制御手段10bへ転送し、サーバ認証制御手段10bは当該転送された認証結果をエネルギー使用量収集制御手段10cへ転送し、エネルギー使用量収集制御手段10cは当該転送された認証結果が“認証OK”を意味するものであった場合(ステップSA7:Yes)には時間計測制御手段10gを制御して時間の計測を開始する(ステップSA8)。なお、エネルギー使用量収集制御手段10cは、当該認証結果が“認証OK”を意味するものでなかった場合(ステップSA7:No)には認証エラーということで本処理を終了させる。
つぎに、エネルギー使用量収集制御手段10cは家庭用機器通信手段10fを制御して家庭用機器3で消費した消費電力および当該家庭用機器3の家電IDを収集し、当該収集した消費電力および家電IDをエネルギー使用量記憶手段11bに格納すると共にアップロードの指示依頼をアップロード指示手段10dへ転送する(ステップSA9)。
つぎに、アップロード指示手段10dはステップSA9で転送されたアップロードの指示依頼を受信すると、ステップSA9で収集した消費電力の管理サーバ2へのアップロードをユーザに指示させる(ステップSA10)。
つぎに、アップロード指示手段10dはアップロードの指示を受けた場合にはアップロードの指示通知を時間計測制御手段10gへ転送し、時間計測制御手段10gは当該転送された指示通知を受信するとタイマー14を制御してステップSA8で時間の計測を開始した時から当該指示通知を受信した時までの経過時間を計測し、当該計測した経過時間をエネルギー使用量記憶手段11bに格納すると共にアップロード実行手段10eへ転送し、アップロード実行手段10eは当該転送された経過時間が所定の制限時間内であるか否かを判定し、当該判定の結果が“所定の制限時間内である”というものでなかった場合(ステップSA11:No)にはステップSA9でエネルギー使用量記憶手段11bに格納した消費電力および家電IDをアップロード失敗ということでエネルギー使用量記憶手段11bからリセット(消去)し(ステップSA12)、当該判定の結果が“所定の制限時間内である”というものであった場合(ステップSA11:Yes)にはステップSA9でエネルギー使用量記憶手段11bに格納した消費電力および家電IDを正常アップロードということでサーバ通信手段10hへ転送し、サーバ通信手段10hはネットワーク通信部15を制御して当該転送された消費電力および家電IDを管理サーバ2へアップロードする(ステップSA13)。
そして、CPU20はネットワーク通信部23を制御して携帯機器1から送信された消費電力および家電IDを受信し(ステップSA14)、当該受信した消費電力および家電IDをメモリ21に記録する(ステップSA15)。
以上説明したように、本処理は、携帯機器1側で時間を計測してアップロードの可否を判断する場合の一例であったが、図5に示すように、管理サーバ2側で時間を計測してアップロードの可否を判断してもよい。図5は、本システムで行われる処理(その1)の別の一例を示すフローチャートである。なお、ここでは、上述した説明と重複するものを省略する場合がある。
CPU20は、ステップSB3で転送された認証結果が“携帯IDが登録済みのものであり且つ位置情報が正しいものである”というものであった場合(ステップSB4:Yes)には、時間の計測を開始し(ステップSB6)、ネットワーク通信部23を制御してステップSB3で受信した携帯IDに対応する携帯機器1へ“認証OK”を意味する認証結果を送信する(ステップSB7)。
エネルギー使用量収集制御手段10cは当該転送された認証結果が“認証OK”を意味するものであった場合(ステップSB8:Yes)には家庭用機器通信手段10fを制御して家庭用機器3で消費した消費電力および当該家庭用機器3の家電IDを収集し、当該収集した消費電力および家電IDをエネルギー使用量記憶手段11bに格納すると共にアップロードの指示依頼をアップロード指示手段10dへ転送する(ステップSB9)。
アップロード指示手段10dはアップロードの指示を受けた場合にはアップロードの指示通知をアップロード実行手段10eへ転送し、アップロード実行手段10eは当該転送されたアップロードの指示通知を受信すると、ステップSB9でエネルギー使用量記憶手段11bに格納した消費電力および家電IDをサーバ通信手段10hへ転送し、サーバ通信手段10hはネットワーク通信部15を制御して当該転送された消費電力および家電IDを管理サーバ2へアップロードする(ステップSB11)。
CPU20はネットワーク通信部23を制御して携帯機器1から送信された消費電力および家電IDを受信し(ステップSB12)、ステップSB6で時間の計測を開始した時から当該受信した時までの経過時間を計測し、当該計測した経過時間が所定の制限時間内であるか否かを判定し、当該判定の結果が“所定の制限時間内である”というものでなかった場合(ステップSB13:No)には当該受信した消費電力および家電IDをリセット(消去)すると共にネットワーク通信部23を制御してアップロードNGを意味するアップロード結果を携帯機器1へ送信し(ステップSB14)、当該判定の結果が“所定の制限時間内である”というものであった場合(ステップSB13:Yes)には当該消費電力および当該家電IDをメモリ21に記録し(ステップSB15)、ネットワーク通信部23を制御してアップロードOKを意味するアップロード結果を携帯機器1へ送信する(ステップSB16)。
サーバ通信手段10hはネットワーク通信部15を制御して管理サーバ2から送信されたアップロード結果を受信し、当該受信したアップロード結果をアップロード実行手段10eへ転送し、アップロード実行手段10eは当該転送されたアップロード結果が“アップロードOK”を意味するものでなかった場合(ステップSB17:No)にはステップSB9でエネルギー使用量記憶手段11bに格納した消費電力および家電IDをアップロード失敗ということでエネルギー使用量記憶手段11bからリセット(消去)する(ステップSB18)。
[3−2.処理(その2)]
図6は、本システムで行われる処理(その2)の一例を示すフローチャートである。なお、ここでは、上述した説明と重複するものを省略する場合がある。
エネルギー使用量収集制御手段10cは当該転送された認証結果が“認証OK”を意味するものであった場合(ステップSC7:Yes)には制限時間取得手段10kを制御して消費電力の取得可能時間および消費電力の送信可能時間を管理サーバ2から取得し、当該取得した取得可能時間をアップロード指示手段10dへ転送すると共に当該取得した送信可能時間をアップロード実行手段10eへ転送する(ステップSC8)。
エネルギー使用量収集制御手段10cは時間計測制御手段10gを制御して時間の計測を開始する(ステップSC9)。
エネルギー使用量収集制御手段10cは家庭用機器通信手段10fを制御して家庭用機器3で消費した消費電力および当該家庭用機器3の家電IDを収集し、時間計測制御手段10gを制御してステップSC9で時間の計測を開始した時から当該収集した時までの経過時間である“取得経過時間”を取得し、当該収集した消費電力および家電IDならびに当該取得した取得経過時間をエネルギー使用量記憶手段11bに格納すると共にアップロードの指示依頼をアップロード指示手段10dへ転送する(ステップSC10)。
アップロード指示手段10dはステップSC10で転送されたアップロードの指示依頼を受信すると、ステップSC10でエネルギー使用量記憶手段11bに格納した取得経過時間がステップSC8で転送された取得可能時間内であるか否かを判定し、当該判定の結果が“取得可能時間内である”というものであった場合(ステップSC11:Yes)には、ステップSC10で収集した消費電力の管理サーバ2へのアップロードをユーザに指示させる(ステップSC12)。なお、アップロード指示手段10dは、当該判定の結果が“取得可能時間内である”というものでなかった場合(ステップSC11:No)にはステップSC10でエネルギー使用量記憶手段11bに格納した消費電力および家電IDをアップロード失敗ということでエネルギー使用量記憶手段11bからリセット(消去)する(ステップSC15)。
アップロード指示手段10dはアップロードの指示を受けた場合にはアップロードの指示通知を時間計測制御手段10gへ転送し、時間計測制御手段10gは当該転送されたアップロードの指示通知を受信するとタイマー14を制御してステップSC9で時間の計測を開始した時またはステップSC10で消費電力を収集した時から当該指示通知を受信した時までの経過時間である“送信経過時間”を計測し、当該計測した送信経過時間をエネルギー使用量記憶手段11bに格納すると共にアップロード実行手段10eへ転送し、アップロード実行手段10eは、当該転送された送信経過時間がステップSC8で転送された送信可能時間内であるか否かを判定し、当該判定の結果が“送信可能時間内である”というものであった場合(ステップSC13:Yes)にはステップSC10でエネルギー使用量記憶手段11bに格納した消費電力および家電IDを正常アップロードということでサーバ通信手段10hへ転送し(ステップSC14)、当該判定の結果が“送信可能時間内である”というものでなかった場合(ステップSC13:No)にはステップSC10でエネルギー使用量記憶手段11bに格納した消費電力および家電IDをアップロード失敗ということでエネルギー使用量記憶手段11bからリセット(消去)する(ステップSC15)。
以上説明したように、本処理は、収集した消費電力の採用の判断や消費電力のアップロードの可否の判断を時間に基づいて行う場合の一例であったが、これらの判断を距離に基づいて行ってもよい。
[3−3.処理(その3)]
図7は、本システムで行われる処理(その3)の一例を示すフローチャートである。なお、ここでは、上述した説明と重複するものを省略する場合がある。
エネルギー使用量収集制御手段10cは当該転送された認証結果が“認証OK”を意味するものであった場合(ステップSD7:Yes)には家庭用機器通信手段10fを制御して家庭用機器3で消費した消費電力および当該家庭用機器3の家電IDを収集し、当該収集した消費電力および家電IDをエネルギー使用量記憶手段11bに格納すると共に、アップロードの指示依頼をアップロード指示手段10dへ転送する(ステップSD8)。
アップロード指示手段10dはエネルギー使用量収集制御手段10cから転送されたアップロードの指示依頼を受信すると、ステップSD8で収集した消費電力の管理サーバ2へのアップロードをユーザに指示させる(ステップSD9)。
アップロード指示手段10dはアップロードの指示を受けた場合にはアップロードの指示通知を距離検知手段10iへ転送して距離検知手段10iに携帯機器1と家庭用機器3との間の距離を検出させる(ステップSD10)。
アップロード実行手段10eはステップSD10で距離検知手段10iから転送された距離が一定距離内であるか否かを判定し、当該判定の結果が“一定距離内である”というものでなかった場合(ステップSD11:No)にはステップSD8でエネルギー使用量記憶手段11bに格納した消費電力および家電IDをアップロード失敗ということでエネルギー使用量記憶手段11bからリセット(消去)し(ステップSD12)、当該判定の結果が“一定距離内である”というものであった場合(ステップSD11:Yes)にはステップSD8でエネルギー使用量記憶手段11bに格納した消費電力および家電IDを正常アップロードということでサーバ通信手段10hへ転送し、サーバ通信手段10hはネットワーク通信部15を制御して当該転送された消費電力および家電IDを管理サーバ2へアップロードする(ステップSD13)。
以上説明したように、本処理は、収集した消費電力を個々に管理サーバ2へアップロードする場合の一例であったが、図8に示すように、収集した複数の消費電力をまとめて管理サーバ2へアップロードしてもよい。図8は、本システムで行われる処理(その3)の別の一例を示すフローチャートである。なお、ここでは、上述した説明と重複するものを省略する場合がある。
エネルギー使用量収集制御手段10cは家庭用機器通信手段10fを制御して複数の家庭用機器3(例えばある宅に設置されている全ての家庭用機器3)に対してステップSE8を繰り返し行い(ステップSE9:Yes)、複数の家庭用機器3に対してステップSE8を終えると(ステップSE9:No)、ステップSE8で収集した消費電力の管理サーバ2へのアップロードの指示依頼をアップロード指示手段10dへ転送する。
アップロード指示手段10dは、エネルギー使用量収集制御手段10cから転送されたアップロードの指示依頼を受信すると、ステップSE8で収集した消費電力の管理サーバ2へのアップロードをユーザに指示させる(ステップSE10)。
アップロード指示手段10dはアップロードの指示を受けた場合にはアップロードの指示通知を距離検知手段10iへ転送して距離検知手段10iに、ステップSE8で消費電力が収集された家庭用機器3に対して携帯機器1と家庭用機器3との間の距離を検出させる(ステップSE11)。
アップロード実行手段10eはステップSE11で距離検知手段10iから転送された複数の距離のそれぞれが一定距離内であるか否かを判定し、当該判定の結果が“一定距離内である”というものでなかった場合(ステップSE12:No)には当該判定の結果を受けた距離と対応付けてエネルギー使用量記憶手段11bに格納した消費電力および家電IDをアップロード失敗ということでエネルギー使用量記憶手段11bからリセットし(ステップSE13)、当該判定の結果が“一定距離内である”というものであった場合(ステップSE12:Yes)には当該判定の結果を受けた距離と対応付けてエネルギー使用量記憶手段11bに格納した消費電力および家電IDを正常アップロードということで複数まとめてサーバ通信手段10hへ転送し、サーバ通信手段10hはネットワーク通信部15を制御して当該転送された複数の消費電力および家電IDを管理サーバ2へアップロードする(ステップSE14)。
以上説明したように、本処理は、アップロードの可否を距離に基づいて判断する場合の一例であったが、アップロードの可否を時間に基づいて判断してもよい。
[3−4.処理(その4)]
図9は、本システムで行われる処理(その4)の一例を示すフローチャートである。なお、ここでは、上述した説明と重複するものを省略する場合がある。
エネルギー使用量収集制御手段10cは当該転送された認証結果が“認証OK”を意味するものであった場合(ステップSF7:Yes)には家庭用機器通信手段10fを制御して家庭用機器3で消費した消費電力および当該家庭用機器3の家電IDを収集し、当該収集した消費電力および家電IDならびに当該収集の順番をエネルギー使用量記憶手段11bに格納する(ステップSF8)。
エネルギー使用量収集制御手段10cは家庭用機器通信手段10fを制御して、複数の家庭用機器3(例えばある宅に設置されている全ての家庭用機器3)に対してステップSF8を繰り返し行い(ステップSF9:No)、複数の家庭用機器3に対してステップSF8を終えると(ステップSF9:Yes)、ステップSF8で収集した消費電力の管理サーバ2へのアップロードの指示依頼をアップロード指示手段10dへ転送する。
アップロード指示手段10dは、エネルギー使用量収集制御手段10cから転送されたアップロードの指示依頼を受信すると、ステップSF8で収集した消費電力の管理サーバ2へのアップロードをユーザに指示させる(ステップSF10)。
アップロード指示手段10dはアップロードの指示を受けた場合にはアップロードの指示通知を取得ルール確認手段10jへ転送し、取得ルール確認手段10jは当該転送されたアップロードの指示通知を受信すると取得ルールの提供依頼サーバ通信手段10hへ転送し、当該提供依頼に対してサーバ通信手段10hから転送された取得ルールを受信して取得し、当該取得した取得ルールをアップロード実行手段10eへ転送する(ステップSF11)。
アップロード実行手段10eは、繰り返し行われたステップSF8でエネルギー使用量記憶手段11bに格納した複数の順番の並びである取得順序がステップSF11で転送された取得ルールと一致しているか否かを判定し、当該判定の結果が“一致している”というものでなかった場合(ステップSF12:No)にはステップSF8でエネルギー使用量記憶手段11bに格納した消費電力および家電IDをアップロード失敗ということでエネルギー使用量記憶手段11bからリセットし(ステップSF13)、当該判定の結果が“一致している”というものであった場合(ステップSF12:Yes)にはステップSF8でエネルギー使用量記憶手段11bに格納した消費電力および家電IDを正常アップロードということで複数まとめてサーバ通信手段10hへ転送し、サーバ通信手段10hはネットワーク通信部15を制御して当該転送された複数の消費電力および家電IDを管理サーバ2へアップロードする(ステップSF14)。
[3−5.処理(その5)]
図10は、本システムで行われる処理(その5)の一例を示すフローチャートである。なお、ここでは、上述した説明と重複するものを省略する場合がある。
まず、ユーザが携帯機器1の入力部12にある“収集開始ボタン”を押下して消費電力の収集開始を指示すると、当該指示を受けたCPU10はエネルギー使用量収集制御手段10cを起動し(ステップSG1)、エネルギー使用量収集制御手段10cは時間計測制御手段10gを制御して時間の計測を開始する(ステップSG2)。
つぎに、エネルギー使用量収集制御手段10cは家庭用機器通信手段10fを制御して家庭用機器3で消費した消費電力および当該家庭用機器3の家電IDを収集し、当該収集した消費電力および家電IDをエネルギー使用量記憶手段11bに格納すると共にアップロードの指示依頼をアップロード指示手段10dへ転送する(ステップSG3)。
つぎに、アップロード指示手段10dはステップSG3で転送されたアップロードの指示依頼を受信すると、ステップSG3で収集した消費電力の管理サーバ2へのアップロードをユーザに指示させる(ステップSG4)。
つぎに、アップロード指示手段10dはアップロードの指示を受けた場合にはアップロードの指示通知を時間計測制御手段10gへ転送し、時間計測制御手段10gは当該転送された指示通知を受信するとタイマー14を制御してステップSG2で時間の計測を開始した時から当該指示通知を受信した時までの経過時間を計測し、当該計測した経過時間をエネルギー使用量記憶手段11bに格納すると共にアップロード実行手段10eへ転送し、アップロード実行手段10eは当該転送された経過時間が所定の制限時間内であるか否かを判定し、当該判定の結果が“所定の制限時間内である”というものであった場合(ステップSG5:Yes)には位置情報取得手段10aを制御して携帯機器1の認証を開始し、位置情報取得手段10aはGPS受信機16を制御して当該携帯機器1の位置情報を取得し、当該取得した位置情報をサーバ認証制御手段10bへ転送する(ステップSG6)。
つぎに、サーバ認証制御手段10bはステップSG6で転送された位置情報および携帯ID記憶手段11aに記憶されている携帯IDをサーバ通信手段10hへ転送し、サーバ通信手段10hはネットワーク通信部15を制御して当該転送された位置情報および携帯IDを管理サーバ2へ送信する(ステップSG7)。
そして、サーバ通信手段10hはネットワーク通信部15を制御して管理サーバ2から送信された認証結果を受信し、当該受信した認証結果をサーバ認証制御手段10bへ転送し、サーバ認証制御手段10bは当該転送された認証結果をアップロード実行手段10eへ転送し、アップロード実行手段10eは当該転送された認証結果が“認証OK”を意味するものであった場合(ステップSG12:Yes)にはステップSG3でエネルギー使用量記憶手段11bに格納した消費電力および家電IDを正常アップロードということでサーバ通信手段10hへ転送し、サーバ通信手段10hはネットワーク通信部15を制御して当該転送された消費電力および家電IDを管理サーバ2へアップロードする(ステップSG13)。
なお、アップロード実行手段10eは、当該判定の結果が“所定の制限時間内である”というものでなかった場合(ステップSG5:No)や、当該認証結果が“認証OK”を意味するものでなかった場合(ステップSA7:No)には、ステップSG3でエネルギー使用量記憶手段11bに格納した消費電力および家電IDをアップロード失敗または認証エラーということでエネルギー使用量記憶手段11bからリセット(消去)する(ステップSG14)。
以上説明したように、本処理は、携帯機器1側で時間を計測してアップロードの可否を判断する場合の一例であったが、管理サーバ2側で時間を計測してアップロードの可否を判断してもよい。
[3−6.処理(その6)]
図11は、本システムで行われる処理(その6)の一例を示すフローチャートである。なお、ここでは、上述した説明と重複するものを省略する場合がある。
ユーザが携帯機器1の入力部12にある“収集開始ボタン”を押下して消費電力の収集開始を指示すると、当該指示を受けたCPU10はエネルギー使用量収集制御手段10cを起動し(ステップSH1)、エネルギー使用量収集制御手段10cは制限時間取得手段10kを制御して消費電力の取得可能時間および消費電力の送信可能時間を管理サーバ2から取得し、当該取得した取得可能時間をアップロード指示手段10dへ転送すると共に当該取得した送信可能時間をアップロード実行手段10eへ転送する(ステップSH2)。
アップロード指示手段10dはアップロードの指示を受けた場合にはアップロードの指示通知を時間計測制御手段10gへ転送し、時間計測制御手段10gは当該転送されたアップロードの指示通知を受信するとタイマー14を制御してステップSH3で時間の計測を開始した時またはステップSH4で消費電力を収集した時から当該指示通知を受信した時までの経過時間である“送信経過時間”を計測し、当該計測した送信経過時間をエネルギー使用量記憶手段11bに格納すると共にアップロード実行手段10eへ転送し、アップロード実行手段10eは、当該転送された送信経過時間がステップSH2で転送された送信可能時間内であるか否かを判定し、当該判定の結果が“送信可能時間内である”というものであった場合(ステップSH7:Yes)には位置情報取得手段10aを制御して携帯機器1の認証を開始し、位置情報取得手段10aはGPS受信機16を制御して当該携帯機器1の位置情報を取得し、当該取得した位置情報をサーバ認証制御手段10bへ転送する(ステップSH8)。
なお、アップロード指示手段10dは、当該判定の結果が“取得可能時間内である”というものでなかった場合(ステップSH5:No)には、ステップSH4でエネルギー使用量記憶手段11bに格納した消費電力および家電IDをアップロード失敗ということでエネルギー使用量記憶手段11bからリセット(消去)し、アップロード実行手段10eは、当該判定の結果が“送信可能時間内である”というものでなかった場合(ステップSH7:No)や、当該認証結果が“認証OK”を意味するものでなかった場合(ステップSH14:No)には、ステップSH4でエネルギー使用量記憶手段11bに格納した消費電力および家電IDをアップロード失敗または認証エラーということでエネルギー使用量記憶手段11bからリセット(消去)する(ステップSH16)。
以上説明したように、本処理は、収集した消費電力の採用の判断や消費電力のアップロードの可否の判断を時間に基づいて行う場合の一例であったが、これらの判断を距離に基づいて行ってもよい。
[3−7.処理(その7)]
図12は、本システムで行われる処理(その7)の一例を示すフローチャートである。なお、ここでは、上述した説明と重複するものを省略する場合がある。
ユーザが携帯機器1の入力部12にある“収集開始ボタン”を押下して消費電力の収集開始を指示すると、当該指示を受けたCPU10はエネルギー使用量収集制御手段10cを起動し(ステップSI1)、エネルギー使用量収集制御手段10cは家庭用機器通信手段10fを制御して家庭用機器3で消費した消費電力および当該家庭用機器3の家電IDを収集し、当該収集した消費電力および家電IDをエネルギー使用量記憶手段11bに格納すると共に、アップロードの指示依頼をアップロード指示手段10dへ転送する(ステップSI2)。
アップロード実行手段10eはステップSI4で距離検知手段10iから転送された距離が一定距離内であるか否かを判定し、当該判定の結果が“一定距離内である”というものであった場合(ステップSI5:Yes)には位置情報取得手段10aを制御して携帯機器1の認証を開始し、位置情報取得手段10aはGPS受信機16を制御して当該携帯機器1の位置情報を取得し、当該取得した位置情報をサーバ認証制御手段10bへ転送する(ステップSI6)。
なお、アップロード実行手段10eは、当該判定の結果が“一定距離内である”というものでなかった場合(ステップSI5:No)や、当該認証結果が“認証OK”を意味するものでなかった場合(ステップSI12:No)には、にはステップSI2でエネルギー使用量記憶手段11bに格納した消費電力および家電IDをアップロード失敗または認証エラーということでエネルギー使用量記憶手段11bからリセット(消去)する(ステップSI14)。
以上説明したように、本処理は、収集した消費電力を個々に管理サーバ2へアップロードする場合の一例であったが、図13に示すように、収集した複数の消費電力をまとめて管理サーバ2へアップロードしてもよい。図13は、本システムで行われる処理(その7)の別の一例を示すフローチャートである。なお、ここでは、上述した説明と重複するものを省略する場合がある。
エネルギー使用量収集制御手段10cは家庭用機器通信手段10fを制御して複数の家庭用機器3(例えばある宅に設置されている全ての家庭用機器3)に対してステップSJ2を繰り返し行い(ステップSJ3:Yes)、複数の家庭用機器3に対してステップSJ2を終えると(ステップSJ3:No)、ステップSJ2で収集した消費電力の管理サーバ2へのアップロードの指示依頼をアップロード指示手段10dへ転送する。
アップロード指示手段10dはアップロードの指示を受けた場合にはアップロードの指示通知を距離検知手段10iへ転送して距離検知手段10iに、ステップSJ2で消費電力が収集された複数の家庭用機器3のうちの少なくとも1つの家庭用機器3に対して携帯機器1と家庭用機器3との間の距離を検出させる(ステップSJ5)。
アップロード実行手段10eはステップSJ5で距離検知手段10iから転送された複数の距離のそれぞれが一定距離内であるか否かを判定し、当該転送された距離が“一定距離内である”と判定された場合(ステップSJ6:Yes)には位置情報取得手段10aを制御して携帯機器1の認証を開始し、位置情報取得手段10aはGPS受信機16を制御して当該携帯機器1の位置情報を取得し、当該取得した位置情報をサーバ認証制御手段10bへ転送する(ステップSJ7)。
アップロード実行手段10eは当該認証結果が“認証OK”を意味するものであった場合(ステップSJ13:Yes)には、“一定距離内である”との判定を受けた距離と対応付けてエネルギー使用量記憶手段11bに格納した消費電力および家電IDを正常アップロードということで複数まとめてサーバ通信手段10hへ転送し、サーバ通信手段10hはネットワーク通信部15を制御して当該転送された複数の消費電力および家電IDを管理サーバ2へアップロードする(ステップSJ14)。
なお、アップロード実行手段10eは、当該転送された距離が“一定距離内である”と判定されなかった場合(ステップSJ6:No)や、当該認証結果が“認証OK”を意味するものでなかった場合(ステップSJ13:No)には、ステップSJ2でエネルギー使用量記憶手段11bに格納した消費電力および家電IDをアップロード失敗または認証エラーということでエネルギー使用量記憶手段11bからリセットする(ステップSJ15)。
以上説明したように、本処理は、アップロードの可否を距離に基づいて判断する場合の一例であったが、アップロードの可否を時間に基づいて判断してもよい。
[3−8.処理(その8)]
図14は、本システムで行われる処理(その8)の一例を示すフローチャートである。なお、ここでは、上述した説明と重複するものを省略する場合がある。
アップロード実行手段10eは、繰り返し行われたステップSK2でエネルギー使用量記憶手段11bに格納した複数の順番の並びである取得順序がステップSK5で転送された取得ルールと一致しているか否かを判定し、当該判定の結果が“一致している”というものであった場合(ステップSK6:Yes)には位置情報取得手段10aを制御して携帯機器1の認証を開始し、位置情報取得手段10aはGPS受信機16を制御して当該携帯機器1の位置情報を取得し、当該取得した位置情報をサーバ認証制御手段10bへ転送する(ステップSK7)。
アップロード実行手段10eは、当該認証結果が“認証OK”を意味するものであった場合(ステップSK12:Yes)には、ステップSK2でエネルギー使用量記憶手段11bに格納した消費電力および家電IDを正常アップロードということで複数まとめてサーバ通信手段10hへ転送し、サーバ通信手段10hはネットワーク通信部15を制御して当該転送された複数の消費電力および家電IDを管理サーバ2へアップロードする(ステップSK13)。
なお、アップロード実行手段10eは、当該判定の結果が“一致している”というものでなかった場合(ステップSK6:No)や、当該認証結果が“認証OK”を意味するものでなかった場合(ステップSK12:No)には、ステップSK2でエネルギー使用量記憶手段11bに格納した消費電力および家電IDをアップロード失敗または認証エラーということでエネルギー使用量記憶手段11bからリセットする(ステップSK14)。
[4.本実施の形態のまとめ]
以上、本実施の形態について詳細に説明したが、本実施の形態によれば、消費電力の取得からアップロードまでの時間に制限を設けることで、当該消費電力の不正アップロードを効果的に防ぐことができ、排出権取引に関する省エネ活動を適正に換金できる。また、本実施の形態によれば、携帯機器1は消費電力のアップロードに先行して、管理サーバ2でユーザ・位置認証(携帯ID、家電IDおよび位置情報による認証)を実施した時刻近傍(前後)の一定時間有効となる家庭用機器3ごとのRFIDリーダアクセス許容時間およびアップロード許容時間を獲得する手段を備え、家庭用機器3からの消費電力の取得および当該取得した消費電力のアップロードのそれぞれに対し時間的制約を持たせるので、当該消費電力の不正アップロードを一層効果的に防ぐことができ、排出権取引に関する省エネ活動を適正に換金できる。
また、本実施の形態によれば、該当する家庭用機器3が一定距離内にいることを検出する家電距離検知手段を携帯機器側に設け、消費電力のアップロード時(若しくはその近傍時間内)に先立って実行された距離検知結果に基づき制限を設けるので、当該消費電力の不正アップロードを効果的に防ぐことができ、排出権取引に関する省エネ活動を適正に換金できる。また、本実施の形態によれば、アップロード対象の複数の家庭用機器3を登録することができるエントリーテーブルを携帯機器1側に設け、ユーザによる一度のアップロード操作によりエントリーテーブルに従って各家庭用機器3の家電距離検知/アップロードの処理を連続的に実施することができる手段を備えるので、アップロード時(近傍時刻)に家電距離検知処理を行うことで複数の消費電力の取得を先に済ましてから当該複数の消費電力のアップロードを一括して行うことができ、ユーザ側にとって簡便なシステムを提供することができる。
また、本実施の形態によれば、複数の家庭用機器3の消費電力をアップロードする際、当該アップロードのルールを予め設定することで、どの家庭用機器3から順番に消費電力をアップロードし、次の家庭用機器3の消費電力をアップロードするまでの時間に制限を設け、全ての消費電力が正しいルールに基づいてアップロードされた場合にのみ当該アップロードされた全ての消費電力を正しいものと判断するので、当該消費電力の不正アップロードを効果的に防ぐことができ、排出権取引に関する省エネ活動を適正に換金できる。
本発明にかかる家庭用機器のエネルギー使用量登録方法、携帯機器およびプログラムは、電気通信事業分野など産業上の様々な分野において有用であり、特に省エネ活動に基づく排出権取引サービスに適している。
本実施の形態の概要を示す図 本システムの物理構成の一例を示すブロック図 本システムの機能構成の一例を示すブロック図 本システムで行われる処理(その1)の一例を示すフローチャート 本システムで行われる処理(その1)の別の一例を示すフローチャート 本システムで行われる処理(その2)の一例を示すフローチャート 本システムで行われる処理(その3)の一例を示すフローチャート 本システムで行われる処理(その3)の別の一例を示すフローチャート 本システムで行われる処理(その4)の一例を示すフローチャート 本システムで行われる処理(その5)の一例を示すフローチャート 本システムで行われる処理(その6)の一例を示すフローチャート 本システムで行われる処理(その7)の一例を示すフローチャート 本システムで行われる処理(その7)の別の一例を示すフローチャート 本システムで行われる処理(その8)の一例を示すフローチャート
符号の説明
1 携帯機器
2 管理サーバ
3 家庭用機器(家電)
10 CPU
10a 位置情報取得手段
10b サーバ認証制御手段
10c エネルギー使用量収集制御手段
10d アップロード指示手段
10e アップロード実行手段
10f 家庭用機器通信手段
10g 時間計測制御手段
10h サーバ通信手段
10i 距離検知手段
10j 取得ルール確認手段
10k 制限時間取得手段
11 メモリ
11a 携帯ID記憶手段
11b エネルギー使用量記憶手段
12 入力部
13 表示部
14 タイマー
15 ネットワーク通信部
16 GPS受信機
17 無線タグリーダ
18 無線通信部(距離検知用)
20 CPU
20a 認証手段
20b 排出量計測手段
21 メモリ
21a 制限時間記憶手段
21b 取得ルール記憶手段
22 外部記憶装置
23 ネットワーク通信部
24 入力部
25 表示部
30 CPU
30a エネルギー使用量計測手段
30b 携帯機器通信手段
30c 電界強度計測手段
31 メモリ
31a 家電ID記憶手段
31b エネルギー使用量記憶手段
32 入力部
33 無線タグ
34 電力計測部
35 無線通信部(距離検知用)

Claims (30)

  1. 家庭用機器と、制御部および記憶部を有する管理サーバと、制御部および記憶部を有する携帯機器とで構成され、前記携帯機器と前記家庭用機器とが通信可能で且つ前記携帯機器と前記管理サーバとが通信可能なシステムにおいて実行される家庭用機器のエネルギー使用量登録方法であって、
    前記携帯機器の前記制御部は、当該携帯機器の位置に関する位置情報を取得する位置取得ステップと、
    前記携帯機器の前記制御部は、前記位置取得ステップで取得した前記位置情報および当該携帯機器を一意に識別するための当該携帯機器の前記記憶部に記憶された携帯機器識別情報を、前記管理サーバへ送信する位置等送信ステップと、
    前記管理サーバの前記制御部は、前記携帯機器から送信された前記位置情報および前記携帯機器識別情報を受信する位置等受信ステップと、
    前記管理サーバの前記制御部は、前記位置等受信ステップで受信した前記位置情報および前記携帯機器識別情報ならびに前記携帯機器のユーザに関する当該管理サーバの前記記憶部に記憶されたユーザ情報に基づいて、当該携帯機器識別情報が登録済みのものであり且つ当該位置情報が正しいものであるか否かを認証する認証ステップと、
    前記管理サーバの前記制御部は、前記認証ステップでの認証結果を、前記位置等受信ステップで受信した前記携帯機器識別情報に対応する前記携帯機器へ送信する結果送信ステップと、
    前記携帯機器の前記制御部は、前記管理サーバから送信された前記認証結果を受信する結果受信ステップと、
    前記携帯機器の前記制御部は、前記結果受信ステップで受信した前記認証結果が、前記携帯機器識別情報が登録済みのものであり且つ前記位置情報が正しいものであるというものであった場合には、前記家庭用機器で使用されたエネルギーの使用量を当該家庭用機器から収集し、その一方で計時を開始する使用量収集等実行ステップと、
    前記携帯機器の前記制御部は、前記使用量収集等実行ステップで収集した前記使用量の前記管理サーバへのアップロードを、前記ユーザに指示させる指示ステップと、
    前記携帯機器の前記制御部は、前記アップロードの指示を受けた場合には、前記計時の開始から当該アップロードの指示までの経過時間を取得する時間取得ステップと、
    前記携帯機器の前記制御部は、前記時間取得ステップで取得した前記経過時間が所定時間内であった場合には、前記使用量収集等実行ステップで収集した前記使用量を前記管理サーバへ送信する使用量送信ステップと、
    を含むことを特徴とする家庭用機器のエネルギー使用量登録方法。
  2. 前記使用量収集等実行ステップにおいて、前記携帯機器の前記制御部は、前記場合には、さらに、前記携帯機器が前記家庭用機器から前記使用量を収集することができる時間である前記管理サーバの前記記憶部に記憶された収集可能時間および前記携帯機器が前記管理サーバへ前記使用量をアップロードすることができる時間である前記管理サーバの前記記憶部に記憶されたアップロード可能時間を、前記管理サーバから取得し、その一方で前記計時の開始から前記使用量の収集までの経過時間を取得し、
    前記指示ステップにおいて、前記携帯機器の前記制御部は、前記使用量収集等実行ステップで取得した前記経過時間が前記収集可能時間内であった場合には、前記アップロードを前記ユーザに指示させ、
    前記時間取得ステップにおいて、前記携帯機器の前記制御部は、前記場合には、前記計時の開始または前記使用量の収集から前記アップロードの指示までの経過時間を取得し、
    前記使用量送信ステップにおいて、前記携帯機器の前記制御部は、前記時間取得ステップで取得した前記経過時間が前記アップロード可能時間内であった場合には、前記使用量を前記管理サーバへ送信すること、
    を特徴とする請求項1に記載の家庭用機器のエネルギー使用量登録方法。
  3. 家庭用機器と、制御部および記憶部を有する管理サーバと、制御部および記憶部を有する携帯機器とで構成され、前記携帯機器と前記家庭用機器とが通信可能で且つ前記携帯機器と前記管理サーバとが通信可能なシステムにおいて実行される家庭用機器のエネルギー使用量登録方法であって、
    前記携帯機器の前記制御部は、前記家庭用機器で使用されたエネルギーの使用量を当該家庭用機器から収集し、その一方で計時を開始する使用量収集等実行ステップと、
    前記携帯機器の前記制御部は、前記使用量収集等実行ステップで収集した前記使用量の前記管理サーバへのアップロードを、当該携帯機器のユーザに指示させる指示ステップと、
    前記携帯機器の前記制御部は、前記アップロードの指示を受けた場合には、前記計時の開始から当該アップロードの指示までの経過時間を取得する時間取得ステップと、
    前記携帯機器の前記制御部は、前記時間取得ステップで取得した前記経過時間が所定時間内であった場合には、当該携帯機器の位置に関する位置情報を取得する位置取得ステップと、
    前記携帯機器の前記制御部は、前記位置取得ステップで取得した前記位置情報および当該携帯機器を一意に識別するための当該携帯機器の前記記憶部に記憶された携帯機器識別情報を、前記管理サーバへ送信する位置等送信ステップと、
    前記管理サーバの前記制御部は、前記携帯機器から送信された前記位置情報および前記携帯機器識別情報を受信する位置等受信ステップと、
    前記管理サーバの前記制御部は、前記位置等受信ステップで受信した前記位置情報および前記携帯機器識別情報ならびに前記ユーザに関する当該管理サーバの前記記憶部に記憶されたユーザ情報に基づいて、当該携帯機器識別情報が登録済みのものであり且つ当該位置情報が正しいものであるか否かを認証する認証ステップと、
    前記管理サーバの前記制御部は、前記認証ステップでの認証結果を、前記位置等受信ステップで受信した前記携帯機器識別情報に対応する前記携帯機器へ送信する結果送信ステップと、
    前記携帯機器の前記制御部は、前記管理サーバから送信された前記認証結果を受信する結果受信ステップと、
    前記携帯機器の前記制御部は、前記結果受信ステップで受信した前記認証結果が、前記携帯機器識別情報が登録済みのものであり且つ前記位置情報が正しいものであるというものであった場合には、前記使用量収集等実行ステップで収集した前記使用量を前記管理サーバへ送信する使用量送信ステップと、
    を含むことを特徴とする家庭用機器のエネルギー使用量登録方法。
  4. 前記使用量収集等実行ステップにおいて、前記携帯機器の前記制御部は、さらに、前記携帯機器が前記家庭用機器から前記使用量を収集することができる時間である前記管理サーバの前記記憶部に記憶された収集可能時間および前記携帯機器が前記管理サーバへ前記使用量をアップロードすることができる時間である前記管理サーバの前記記憶部に記憶されたアップロード可能時間を、前記管理サーバから取得し、その一方で前記計時の開始から前記使用量の収集までの経過時間を取得し、
    前記指示ステップにおいて、前記携帯機器の前記制御部は、前記使用量収集等実行ステップで取得した前記経過時間が前記収集可能時間内であった場合には、前記アップロードを前記ユーザに指示させ、
    前記時間取得ステップにおいて、前記携帯機器の前記制御部は、前記場合には、前記計時の開始または前記使用量の収集から前記アップロードの指示までの経過時間を取得し、
    前記位置取得ステップにおいて、前記携帯機器の前記制御部は、前記時間取得ステップで取得した前記経過時間が前記アップロード可能時間内であった場合には、前記位置情報を取得すること、
    を特徴とする請求項3に記載の家庭用機器のエネルギー使用量登録方法。
  5. 家庭用機器と、制御部および記憶部を有する管理サーバと、制御部および記憶部を有する携帯機器とで構成され、前記携帯機器と前記家庭用機器とが通信可能で且つ前記携帯機器と前記管理サーバとが通信可能なシステムにおいて実行される家庭用機器のエネルギー使用量登録方法であって、
    前記携帯機器の前記制御部は、当該携帯機器の位置に関する位置情報を取得する位置取得ステップと、
    前記携帯機器の前記制御部は、前記位置取得ステップで取得した前記位置情報および当該携帯機器を一意に識別するための当該携帯機器の前記記憶部に記憶された携帯機器識別情報を、前記管理サーバへ送信する位置等送信ステップと、
    前記管理サーバの前記制御部は、前記携帯機器から送信された前記位置情報および前記携帯機器識別情報を受信する位置等受信ステップと、
    前記管理サーバの前記制御部は、前記位置等受信ステップで受信した前記位置情報および前記携帯機器識別情報ならびに前記携帯機器のユーザに関する当該管理サーバの前記記憶部に記憶されたユーザ情報に基づいて、当該携帯機器識別情報が登録済みのものであり且つ当該位置情報が正しいものであるか否かを認証する認証ステップと、
    前記管理サーバの前記制御部は、前記認証ステップでの認証結果を、前記位置等受信ステップで受信した前記携帯機器識別情報に対応する前記携帯機器へ送信する結果送信ステップと、
    前記携帯機器の前記制御部は、前記管理サーバから送信された前記認証結果を受信する結果受信ステップと、
    前記携帯機器の前記制御部は、前記結果受信ステップで受信した前記認証結果が、前記携帯機器識別情報が登録済みのものであり且つ前記位置情報が正しいものであるというものであった場合には、前記家庭用機器で使用されたエネルギーの使用量を当該家庭用機器から収集する使用量収集実行ステップと、
    前記携帯機器の前記制御部は、前記使用量収集実行ステップで収集した前記使用量の前記管理サーバへのアップロードを、前記ユーザに指示させる指示ステップと、
    前記携帯機器の前記制御部は、前記アップロードの指示を受けた場合には、当該携帯機器と前記使用量収集実行ステップで前記使用量が収集された前記家庭用機器との距離を検知する距離検知ステップと、
    前記携帯機器の前記制御部は、前記距離検知ステップで検知した前記距離が所定距離内であった場合には、前記使用量収集実行ステップで収集した前記使用量を前記管理サーバへ送信する使用量送信ステップと、
    を含むことを特徴とする家庭用機器のエネルギー使用量登録方法。
  6. 前記使用量収集実行ステップにおいて、前記携帯機器の前記制御部は、前記場合には、複数の前記家庭用機器に対して前記使用量の収集を実行し、
    前記距離検知ステップにおいて、前記携帯機器の前記制御部は、前記場合には、前記使用量収集実行ステップで前記使用量が収集された複数の前記家庭用機器に対して当該携帯機器と当該家庭用機器との距離の検知を実行し、前記使用量収集実行ステップで収集した前記使用量と当該検知した前記距離とを対応付けて保持し、
    前記使用量送信ステップにおいて、前記携帯機器の前記制御部は、前記距離検知ステップで検知した各々の前記距離が前記所定距離内であるか否かを判定し、当該所定距離内であると判定された前記距離と対応付けて保持している前記使用量を前記管理サーバへ送信すること、
    を特徴とする請求項5に記載の家庭用機器のエネルギー使用量登録方法。
  7. 家庭用機器と、制御部および記憶部を有する管理サーバと、制御部および記憶部を有する携帯機器とで構成され、前記携帯機器と前記家庭用機器とが通信可能で且つ前記携帯機器と前記管理サーバとが通信可能なシステムにおいて実行される家庭用機器のエネルギー使用量登録方法であって、
    前記携帯機器の前記制御部は、前記家庭用機器で使用されたエネルギーの使用量を当該家庭用機器から収集する使用量収集実行ステップと、
    前記携帯機器の前記制御部は、前記使用量収集実行ステップで収集した前記使用量の前記管理サーバへのアップロードを、当該携帯機器のユーザに指示させる指示ステップと、
    前記携帯機器の前記制御部は、前記アップロードの指示を受けた場合には、当該携帯機器と前記使用量収集実行ステップで前記使用量が収集された前記家庭用機器との距離を検知する距離検知ステップと、
    前記携帯機器の前記制御部は、前記距離検知ステップで検知した前記距離が所定距離内であった場合には、当該携帯機器の位置に関する位置情報を取得する位置取得ステップと、
    前記携帯機器の前記制御部は、前記位置取得ステップで取得した前記位置情報および当該携帯機器を一意に識別するための当該携帯機器の前記記憶部に記憶された携帯機器識別情報を、前記管理サーバへ送信する位置等送信ステップと、
    前記管理サーバの前記制御部は、前記携帯機器から送信された前記位置情報および前記携帯機器識別情報を受信する位置等受信ステップと、
    前記管理サーバの前記制御部は、前記位置等受信ステップで受信した前記位置情報および前記携帯機器識別情報ならびに前記ユーザに関する当該管理サーバの前記記憶部に記憶されたユーザ情報に基づいて、当該携帯機器識別情報が登録済みのものであり且つ当該位置情報が正しいものであるか否かを認証する認証ステップと、
    前記管理サーバの前記制御部は、前記認証ステップでの認証結果を、前記位置等受信ステップで受信した前記携帯機器識別情報に対応する前記携帯機器へ送信する結果送信ステップと、
    前記携帯機器の前記制御部は、前記管理サーバから送信された前記認証結果を受信する結果受信ステップと、
    前記携帯機器の前記制御部は、前記結果受信ステップで受信した前記認証結果が、前記携帯機器識別情報が登録済みのものであり且つ前記位置情報が正しいものであるというものであった場合には、前記使用量収集実行ステップで収集した前記使用量を前記管理サーバへ送信する使用量送信ステップと、
    を含むことを特徴とする家庭用機器のエネルギー使用量登録方法。
  8. 前記使用量収集実行ステップにおいて、前記携帯機器の前記制御部は、複数の前記家庭用機器に対して前記使用量の収集を実行し、
    前記距離検知ステップにおいて、前記携帯機器の前記制御部は、前記場合には、前記使用量収集実行ステップで前記使用量が収集された複数の前記家庭用機器のうちの少なくとも1つの前記家庭用機器に対して当該携帯機器と当該家庭用機器との距離の検知を実行し、前記使用量収集実行ステップで収集した前記使用量と当該検知した前記距離とを対応付けて保持し、
    前記位置取得ステップにおいて、前記携帯機器の前記制御部は、前記距離検知ステップで検知した各々の前記距離が前記所定距離内であるか否かを判定し、当該検知した前記距離が当該所定距離内であると判定された場合には、前記位置情報を取得し、
    前記使用量送信ステップにおいて、前記携帯機器の前記制御部は、前記場合には、前記位置取得ステップで前記所定距離内であると判定された前記距離と対応付けて保持している前記使用量を前記管理サーバへ送信すること、
    を特徴とする請求項7に記載の家庭用機器のエネルギー使用量登録方法。
  9. 家庭用機器と、制御部および記憶部を有する管理サーバと、制御部および記憶部を有する携帯機器とで構成され、前記携帯機器と前記家庭用機器とが通信可能で且つ前記携帯機器と前記管理サーバとが通信可能なシステムにおいて実行される家庭用機器のエネルギー使用量登録方法であって、
    前記携帯機器の前記制御部は、当該携帯機器の位置に関する位置情報を取得する位置取得ステップと、
    前記携帯機器の前記制御部は、前記位置取得ステップで取得した前記位置情報および当該携帯機器を一意に識別するための当該携帯機器の前記記憶部に記憶された携帯機器識別情報を、前記管理サーバへ送信する位置等送信ステップと、
    前記管理サーバの前記制御部は、前記携帯機器から送信された前記位置情報および前記携帯機器識別情報を受信する位置等受信ステップと、
    前記管理サーバの前記制御部は、前記位置等受信ステップで受信した前記位置情報および前記携帯機器識別情報ならびに前記携帯機器のユーザに関する当該管理サーバの前記記憶部に記憶されたユーザ情報に基づいて、当該携帯機器識別情報が登録済みのものであり且つ当該位置情報が正しいものであるか否かを認証する認証ステップと、
    前記管理サーバの前記制御部は、前記認証ステップでの認証結果を、前記位置等受信ステップで受信した前記携帯機器識別情報に対応する前記携帯機器へ送信する結果送信ステップと、
    前記携帯機器の前記制御部は、前記管理サーバから送信された前記認証結果を受信する結果受信ステップと、
    前記携帯機器の前記制御部は、前記結果受信ステップで受信した前記認証結果が、前記携帯機器識別情報が登録済みのものであり且つ前記位置情報が正しいものであるというものであった場合には、前記家庭用機器で使用されたエネルギーの使用量を複数の前記家庭用機器から収集する使用量収集ステップと、
    前記携帯機器の前記制御部は、前記使用量収集ステップで収集した前記使用量の前記管理サーバへのアップロードを、前記ユーザに指示させる指示ステップと、
    前記携帯機器の前記制御部は、前記アップロードの指示を受けた場合には、前記使用量を収集する順序に関する前記管理サーバの前記記憶部に記憶された収集ルールを、前記管理サーバから取得するルール取得ステップと、
    前記携帯機器の前記制御部は、前記使用量収集ステップで前記使用量を収集した時の収集順序が前記ルール取得ステップで取得した前記収集ルールと一致するか否かを判定する判定ステップと、
    前記携帯機器の前記制御部は、前記判定ステップでの判定結果が、前記収集ルールと一致するというものであった場合には、前記使用量収集ステップで収集した前記使用量を前記管理サーバへ送信する使用量送信ステップと、
    を含むことを特徴とする家庭用機器のエネルギー使用量登録方法。
  10. 家庭用機器と、制御部および記憶部を有する管理サーバと、制御部および記憶部を有する携帯機器とで構成され、前記携帯機器と前記家庭用機器とが通信可能で且つ前記携帯機器と前記管理サーバとが通信可能なシステムにおいて実行される家庭用機器のエネルギー使用量登録方法であって、
    前記携帯機器の前記制御部は、前記家庭用機器で使用されたエネルギーの使用量を複数の前記家庭用機器から収集する使用量収集ステップと、
    前記携帯機器の前記制御部は、前記使用量収集ステップで収集した前記使用量の前記管理サーバへのアップロードを、当該携帯機器のユーザに指示させる指示ステップと、
    前記携帯機器の前記制御部は、前記アップロードの指示を受けた場合には、前記使用量を収集する順序に関する前記管理サーバの前記記憶部に記憶された収集ルールを、前記管理サーバから取得するルール取得ステップと、
    前記携帯機器の前記制御部は、前記使用量収集ステップで前記使用量を収集した時の収集順序が前記ルール取得ステップで取得した前記収集ルールと一致するか否かを判定する判定ステップと、
    前記携帯機器の前記制御部は、前記判定ステップでの判定結果が、前記収集ルールと一致するというものであった場合には、当該携帯機器の位置に関する位置情報を取得する位置取得ステップと、
    前記携帯機器の前記制御部は、前記位置取得ステップで取得した前記位置情報および当該携帯機器を一意に識別するための当該携帯機器の前記記憶部に記憶された携帯機器識別情報を、前記管理サーバへ送信する位置等送信ステップと、
    前記管理サーバの前記制御部は、前記携帯機器から送信された前記位置情報および前記携帯機器識別情報を受信する位置等受信ステップと、
    前記管理サーバの前記制御部は、前記位置等受信ステップで受信した前記位置情報および前記携帯機器識別情報ならびに前記ユーザに関する当該管理サーバの前記記憶部に記憶されたユーザ情報に基づいて、当該携帯機器識別情報が登録済みのものであり且つ当該位置情報が正しいものであるか否かを認証する認証ステップと、
    前記管理サーバの前記制御部は、前記認証ステップでの認証結果を、前記位置等受信ステップで受信した前記携帯機器識別情報に対応する前記携帯機器へ送信する結果送信ステップと、
    前記携帯機器の前記制御部は、前記管理サーバから送信された前記認証結果を受信する結果受信ステップと、
    前記携帯機器の前記制御部は、前記結果受信ステップで受信した前記認証結果が、前記携帯機器識別情報が登録済みのものであり且つ前記位置情報が正しいものであるというものであった場合には、前記使用量収集ステップで収集した前記使用量を前記管理サーバへ送信する使用量送信ステップと、
    を含むことを特徴とする家庭用機器のエネルギー使用量登録方法。
  11. 家庭用機器および管理サーバと通信可能な、制御部および記憶部を有する携帯機器であって、
    前記記憶部は、
    当該携帯機器を一意に識別するための携帯機器識別情報を記憶した識別情報記憶手段
    を備え、
    前記制御部は、
    当該携帯機器の位置に関する位置情報を取得する位置取得手段と、
    前記位置取得手段で取得した前記位置情報および前記識別情報記憶手段に記憶された前記携帯機器識別情報を、前記管理サーバへ送信する位置等送信手段と、
    前記携帯機器識別情報が登録済みのものであり且つ前記位置情報が正しいものであるか否かに関する前記管理サーバから送信された認証結果を受信する結果受信手段と、
    前記結果受信手段で受信した前記認証結果が、前記携帯機器識別情報が登録済みのものであり且つ前記位置情報が正しいものであるというものであった場合には、前記家庭用機器で使用されたエネルギーの使用量を当該家庭用機器から収集し、その一方で計時を開始する使用量収集等実行手段と、
    前記使用量収集等実行手段で収集した前記使用量の前記管理サーバへのアップロードを、ユーザに指示させる指示手段と、
    前記アップロードの指示を受けた場合には、前記計時の開始から当該アップロードの指示までの経過時間を取得する時間取得手段と、
    前記時間取得手段で取得した前記経過時間が所定時間内であった場合には、前記使用量収集等実行手段で収集した前記使用量を前記管理サーバへ送信する使用量送信手段と、
    を備えたことを特徴とする携帯機器。
  12. 前記使用量収集等実行手段は、前記場合には、さらに、前記携帯機器が前記家庭用機器から前記使用量を収集することができる時間である前記管理サーバに記憶された収集可能時間および前記携帯機器が前記管理サーバへ前記使用量をアップロードすることができる時間である前記管理サーバに記憶されたアップロード可能時間を、前記管理サーバから取得し、その一方で前記計時の開始から前記使用量の収集までの経過時間を取得し、
    前記指示手段は、前記使用量収集等実行手段で取得した前記経過時間が前記収集可能時間内であった場合には、前記アップロードを前記ユーザに指示させ、
    前記時間取得手段は、前記場合には、前記計時の開始または前記使用量の収集から前記アップロードの指示までの経過時間を取得し、
    前記使用量送信手段は、前記時間取得手段で取得した前記経過時間が前記アップロード可能時間内であった場合には、前記使用量を前記管理サーバへ送信すること、
    を特徴とする請求項11に記載の携帯機器。
  13. 家庭用機器および管理サーバと通信可能な、制御部および記憶部を有する携帯機器であって、
    前記記憶部は、
    当該携帯機器を一意に識別するための携帯機器識別情報を記憶した識別情報記憶手段
    を備え、
    前記制御部は、
    前記家庭用機器で使用されたエネルギーの使用量を当該家庭用機器から収集し、その一方で計時を開始する使用量収集等実行手段と、
    前記使用量収集等実行手段で収集した前記使用量の前記管理サーバへのアップロードを、ユーザに指示させる指示手段と、
    前記アップロードの指示を受けた場合には、前記計時の開始から当該アップロードの指示までの経過時間を取得する時間取得手段と、
    前記時間取得手段で取得した前記経過時間が所定時間内であった場合には、当該携帯機器の位置に関する位置情報を取得する位置取得手段と、
    前記位置取得手段で取得した前記位置情報および前記識別情報記憶手段に記憶された前記携帯機器識別情報を、前記管理サーバへ送信する位置等送信手段と、
    前記携帯機器識別情報が登録済みのものであり且つ前記位置情報が正しいものであるか否かに関する前記管理サーバから送信された認証結果を受信する結果受信手段と、
    前記結果受信手段で受信した前記認証結果が、前記携帯機器識別情報が登録済みのものであり且つ前記位置情報が正しいものであるというものであった場合には、前記使用量収集等実行手段で収集した前記使用量を前記管理サーバへ送信する使用量送信手段と、
    を備えたことを特徴とする携帯機器。
  14. 前記使用量収集等実行手段は、さらに、前記携帯機器が前記家庭用機器から前記使用量を収集することができる時間である前記管理サーバに記憶された収集可能時間および前記携帯機器が前記管理サーバへ前記使用量をアップロードすることができる時間である前記管理サーバに記憶されたアップロード可能時間を、前記管理サーバから取得し、その一方で前記計時の開始から前記使用量の収集までの経過時間を取得し、
    前記指示手段は、前記使用量収集等実行手段で取得した前記経過時間が前記収集可能時間内であった場合には、前記アップロードを前記ユーザに指示させ、
    前記時間取得手段は、前記場合には、前記計時の開始または前記使用量の収集から前記アップロードの指示までの経過時間を取得し、
    前記位置取得手段は、前記時間取得手段で取得した前記経過時間が前記アップロード可能時間内であった場合には、前記位置情報を取得すること、
    を特徴とする請求項13に記載の携帯機器。
  15. 家庭用機器および管理サーバと通信可能な、制御部および記憶部を有する携帯機器であって、
    前記記憶部は、
    当該携帯機器を一意に識別するための携帯機器識別情報を記憶した識別情報記憶手段
    を備え、
    前記制御部は、
    当該携帯機器の位置に関する位置情報を取得する位置取得手段と、
    前記位置取得手段で取得した前記位置情報および前記識別情報記憶手段に記憶された前記携帯機器識別情報を、前記管理サーバへ送信する位置等送信手段と、
    前記携帯機器識別情報が登録済みのものであり且つ前記位置情報が正しいものであるか否かに関する前記管理サーバから送信された認証結果を受信する結果受信手段と、
    前記結果受信手段で受信した前記認証結果が、前記携帯機器識別情報が登録済みのものであり且つ前記位置情報が正しいものであるというものであった場合には、前記家庭用機器で使用されたエネルギーの使用量を当該家庭用機器から収集する使用量収集実行手段と、
    前記使用量収集実行手段で収集した前記使用量の前記管理サーバへのアップロードを、ユーザに指示させる指示手段と、
    前記アップロードの指示を受けた場合には、当該携帯機器と前記使用量収集実行手段で前記使用量が収集された前記家庭用機器との距離を検知する距離検知手段と、
    前記距離検知手段で検知した前記距離が所定距離内であった場合には、前記使用量収集実行手段で収集した前記使用量を前記管理サーバへ送信する使用量送信手段と、
    を備えたことを特徴とする携帯機器。
  16. 前記使用量収集実行手段は、前記場合には、複数の前記家庭用機器に対して前記使用量の収集を実行し、
    前記距離検知手段は、前記場合には、前記使用量収集実行手段で前記使用量が収集された複数の前記家庭用機器に対して当該携帯機器と当該家庭用機器との距離の検知を実行し、前記使用量収集実行手段で収集した前記使用量と当該検知した前記距離とを対応付けて保持し、
    前記使用量送信手段は、前記距離検知手段で検知した各々の前記距離が前記所定距離内であるか否かを判定し、当該所定距離内であると判定された前記距離と対応付けて保持している前記使用量を前記管理サーバへ送信すること、
    を特徴とする請求項15に記載の携帯機器。
  17. 家庭用機器および管理サーバと通信可能な、制御部および記憶部を有する携帯機器であって、
    前記記憶部は、
    当該携帯機器を一意に識別するための携帯機器識別情報を記憶した識別情報記憶手段
    を備え、
    前記制御部は、
    前記家庭用機器で使用されたエネルギーの使用量を当該家庭用機器から収集する使用量収集実行手段と、
    前記使用量収集実行手段で収集した前記使用量の前記管理サーバへのアップロードを、ユーザに指示させる指示手段と、
    前記アップロードの指示を受けた場合には、当該携帯機器と前記使用量収集実行手段で前記使用量が収集された前記家庭用機器との距離を検知する距離検知手段と、
    前記距離検知手段で検知した前記距離が所定距離内であった場合には、当該携帯機器の位置に関する位置情報を取得する位置取得手段と、
    前記位置取得手段で取得した前記位置情報および前記識別情報記憶手段に記憶された前記携帯機器識別情報を、前記管理サーバへ送信する位置等送信手段と、
    前記携帯機器識別情報が登録済みのものであり且つ前記位置情報が正しいものであるか否かに関する前記管理サーバから送信された認証結果を受信する結果受信手段と、
    前記結果受信手段で受信した前記認証結果が、前記携帯機器識別情報が登録済みのものであり且つ前記位置情報が正しいものであるというものであった場合には、前記使用量収集実行手段で収集した前記使用量を前記管理サーバへ送信する使用量送信手段と、
    を備えたことを特徴とする携帯機器。
  18. 前記使用量収集実行手段は、複数の前記家庭用機器に対して前記使用量の収集を実行し、
    前記距離検知手段は、前記場合には、前記使用量収集実行手段で前記使用量が収集された複数の前記家庭用機器のうちの少なくとも1つの前記家庭用機器に対して当該携帯機器と当該家庭用機器との距離の検知を実行し、前記使用量収集実行手段で収集した前記使用量と当該検知した前記距離とを対応付けて保持し、
    前記位置取得手段は、前記距離検知手段で検知した各々の前記距離が前記所定距離内であるか否かを判定し、当該検知した前記距離が当該所定距離内であると判定された場合には、前記位置情報を取得し、
    前記使用量送信手段は、前記場合には、前記位置取得手段で前記所定距離内であると判定された前記距離と対応付けて保持している前記使用量を前記管理サーバへ送信すること、
    を特徴とする請求項17に記載の携帯機器。
  19. 家庭用機器および管理サーバと通信可能な、制御部および記憶部を有する携帯機器であって、
    前記記憶部は、
    当該携帯機器を一意に識別するための携帯機器識別情報を記憶した識別情報記憶手段
    を備え、
    前記制御部は、
    当該携帯機器の位置に関する位置情報を取得する位置取得手段と、
    前記位置取得手段で取得した前記位置情報および前記識別情報記憶手段に記憶された前記携帯機器識別情報を、前記管理サーバへ送信する位置等送信手段と、
    前記携帯機器識別情報が登録済みのものであり且つ前記位置情報が正しいものであるか否かに関する前記管理サーバから送信された認証結果を受信する結果受信手段と、
    前記結果受信手段で受信した前記認証結果が、前記携帯機器識別情報が登録済みのものであり且つ前記位置情報が正しいものであるというものであった場合には、前記家庭用機器で使用されたエネルギーの使用量を複数の前記家庭用機器から収集する使用量収集手段と、
    前記使用量収集手段で収集した前記使用量の前記管理サーバへのアップロードを、ユーザに指示させる指示手段と、
    前記アップロードの指示を受けた場合には、前記使用量を収集する順序に関する前記管理サーバに記憶された収集ルールを前記管理サーバから取得するルール取得手段と、
    前記使用量収集手段で前記使用量を収集した時の収集順序が前記ルール取得手段で取得した前記収集ルールと一致するか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段での判定結果が、前記収集ルールと一致するというものであった場合には、前記使用量収集手段で収集した前記使用量を前記管理サーバへ送信する使用量送信手段と、
    を備えたことを特徴とする携帯機器。
  20. 家庭用機器および管理サーバと通信可能な、制御部および記憶部を有する携帯機器であって、
    前記記憶部は、
    当該携帯機器を一意に識別するための携帯機器識別情報を記憶した識別情報記憶手段
    を備え、
    前記制御部は、
    前記家庭用機器で使用されたエネルギーの使用量を複数の前記家庭用機器から収集する使用量収集手段と、
    前記使用量収集手段で収集した前記使用量の前記管理サーバへのアップロードを、ユーザに指示させる指示手段と、
    前記アップロードの指示を受けた場合には、前記使用量を収集する順序に関する前記管理サーバに記憶された収集ルールを前記管理サーバから取得するルール取得手段と、
    前記使用量収集手段で前記使用量を収集した時の収集順序が前記ルール取得手段で取得した前記収集ルールと一致するか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段での判定結果が、前記収集ルールと一致するというものであった場合には、当該携帯機器の位置に関する位置情報を取得する位置取得手段と、
    前記位置取得手段で取得した前記位置情報および前記識別情報記憶手段に記憶された前記携帯機器識別情報を、前記管理サーバへ送信する位置等送信手段と、
    前記携帯機器識別情報が登録済みのものであり且つ前記位置情報が正しいものであるか否かに関する前記管理サーバから送信された認証結果を受信する結果受信手段と、
    前記結果受信手段で受信した前記認証結果が、前記携帯機器識別情報が登録済みのものであり且つ前記位置情報が正しいものであるというものであった場合には、前記使用量収集手段で収集した前記使用量を前記管理サーバへ送信する使用量送信手段と、
    を備えたことを特徴とする携帯機器。
  21. 家庭用機器および管理サーバと通信可能な、制御部および記憶部を有する携帯機器に実行させるためのプログラムであって、
    当該携帯機器の前記制御部に実行させるための、
    当該携帯機器の位置に関する位置情報を取得する位置取得ステップと、
    前記位置取得ステップで取得した前記位置情報および当該携帯機器を一意に識別するための当該携帯機器の前記記憶部に記憶された携帯機器識別情報を、前記管理サーバへ送信する位置等送信ステップと、
    前記携帯機器識別情報が登録済みのものであり且つ前記位置情報が正しいものであるか否かに関する前記管理サーバから送信された認証結果を受信する結果受信ステップと、
    前記結果受信ステップで受信した前記認証結果が、前記携帯機器識別情報が登録済みのものであり且つ前記位置情報が正しいものであるというものであった場合には、前記家庭用機器で使用されたエネルギーの使用量を当該家庭用機器から収集し、その一方で計時を開始する使用量収集等実行ステップと、
    前記使用量収集等実行ステップで収集した前記使用量の前記管理サーバへのアップロードを、ユーザに指示させる指示ステップと、
    前記アップロードの指示を受けた場合には、前記計時の開始から当該アップロードの指示までの経過時間を取得する時間取得ステップと、
    前記時間取得ステップで取得した前記経過時間が所定時間内であった場合には、前記使用量収集等実行ステップで収集した前記使用量を前記管理サーバへ送信する使用量送信ステップと、
    を含むことを特徴とするプログラム。
  22. 前記使用量収集等実行ステップは、前記場合には、さらに、前記携帯機器が前記家庭用機器から前記使用量を収集することができる時間である前記管理サーバに記憶された収集可能時間および前記携帯機器が前記管理サーバへ前記使用量をアップロードすることができる時間である前記管理サーバに記憶されたアップロード可能時間を、前記管理サーバから取得し、その一方で前記計時の開始から前記使用量の収集までの経過時間を取得し、
    前記指示ステップは、前記使用量収集等実行ステップで取得した前記経過時間が前記収集可能時間内であった場合には、前記アップロードを前記ユーザに指示させ、
    前記時間取得ステップは、前記場合には、前記計時の開始または前記使用量の収集から前記アップロードの指示までの経過時間を取得し、
    前記使用量送信ステップは、前記時間取得ステップで取得した前記経過時間が前記アップロード可能時間内であった場合には、前記使用量を前記管理サーバへ送信すること、
    を特徴とする請求項21に記載のプログラム。
  23. 家庭用機器および管理サーバと通信可能な、制御部および記憶部を有する携帯機器に実行させるためのプログラムであって、
    当該携帯機器の前記制御部に実行させるための、
    前記家庭用機器で使用されたエネルギーの使用量を当該家庭用機器から収集し、その一方で計時を開始する使用量収集等実行ステップと、
    前記使用量収集等実行ステップで収集した前記使用量の前記管理サーバへのアップロードを、ユーザに指示させる指示ステップと、
    前記アップロードの指示を受けた場合には、前記計時の開始から当該アップロードの指示までの経過時間を取得する時間取得ステップと、
    前記時間取得ステップで取得した前記経過時間が所定時間内であった場合には、当該携帯機器の位置に関する位置情報を取得する位置取得ステップと、
    前記位置取得ステップで取得した前記位置情報および当該携帯機器を一意に識別するための当該携帯機器の前記記憶部に記憶された携帯機器識別情報を、前記管理サーバへ送信する位置等送信ステップと、
    前記携帯機器識別情報が登録済みのものであり且つ前記位置情報が正しいものであるか否かに関する前記管理サーバから送信された認証結果を受信する結果受信ステップと、
    前記結果受信ステップで受信した前記認証結果が、前記携帯機器識別情報が登録済みのものであり且つ前記位置情報が正しいものであるというものであった場合には、前記使用量収集等実行ステップで収集した前記使用量を前記管理サーバへ送信する使用量送信ステップと、
    を含むことを特徴とするプログラム。
  24. 前記使用量収集等実行ステップは、さらに、前記携帯機器が前記家庭用機器から前記使用量を収集することができる時間である前記管理サーバに記憶された収集可能時間および前記携帯機器が前記管理サーバへ前記使用量をアップロードすることができる時間である前記管理サーバに記憶されたアップロード可能時間を、前記管理サーバから取得し、その一方で前記計時の開始から前記使用量の収集までの経過時間を取得し、
    前記指示ステップは、前記使用量収集等実行ステップで取得した前記経過時間が前記収集可能時間内であった場合には、前記アップロードを前記ユーザに指示させ、
    前記時間取得ステップは、前記場合には、前記計時の開始または前記使用量の収集から前記アップロードの指示までの経過時間を取得し、
    前記位置取得ステップは、前記時間取得ステップで取得した前記経過時間が前記アップロード可能時間内であった場合には、前記位置情報を取得すること、
    を特徴とする請求項23に記載のプログラム。
  25. 家庭用機器および管理サーバと通信可能な、制御部および記憶部を有する携帯機器に実行させるためのプログラムであって、
    当該携帯機器の前記制御部に実行させるための、
    当該携帯機器の位置に関する位置情報を取得する位置取得ステップと、
    前記位置取得ステップで取得した前記位置情報および当該携帯機器を一意に識別するための当該携帯機器の前記記憶部に記憶された携帯機器識別情報を、前記管理サーバへ送信する位置等送信ステップと、
    前記携帯機器識別情報が登録済みのものであり且つ前記位置情報が正しいものであるか否かに関する前記管理サーバから送信された認証結果を受信する結果受信ステップと、
    前記結果受信ステップで受信した前記認証結果が、前記携帯機器識別情報が登録済みのものであり且つ前記位置情報が正しいものであるというものであった場合には、前記家庭用機器で使用されたエネルギーの使用量を当該家庭用機器から収集する使用量収集実行ステップと、
    前記使用量収集実行ステップで収集した前記使用量の前記管理サーバへのアップロードを、ユーザに指示させる指示ステップと、
    前記アップロードの指示を受けた場合には、当該携帯機器と前記使用量収集実行ステップで前記使用量が収集された前記家庭用機器との距離を検知する距離検知ステップと、
    前記距離検知ステップで検知した前記距離が所定距離内であった場合には、前記使用量収集実行ステップで収集した前記使用量を前記管理サーバへ送信する使用量送信ステップと、
    を含むことを特徴とするプログラム。
  26. 前記使用量収集実行ステップは、前記場合には、複数の前記家庭用機器に対して前記使用量の収集を実行し、
    前記距離検知ステップは、前記場合には、前記使用量収集実行ステップで前記使用量が収集された複数の前記家庭用機器に対して当該携帯機器と当該家庭用機器との距離の検知を実行し、前記使用量収集実行ステップで収集した前記使用量と当該検知した前記距離とを対応付けて保持し、
    前記使用量送信ステップは、前記距離検知ステップで検知した各々の前記距離が前記所定距離内であるか否かを判定し、当該所定距離内であると判定された前記距離と対応付けて保持している前記使用量を前記管理サーバへ送信すること、
    を特徴とする請求項25に記載のプログラム。
  27. 家庭用機器および管理サーバと通信可能な、制御部および記憶部を有する携帯機器に実行させるためのプログラムであって、
    当該携帯機器の前記制御部に実行させるための、
    前記家庭用機器で使用されたエネルギーの使用量を当該家庭用機器から収集する使用量収集実行ステップと、
    前記使用量収集実行ステップで収集した前記使用量の前記管理サーバへのアップロードを、ユーザに指示させる指示ステップと、
    前記アップロードの指示を受けた場合には、当該携帯機器と前記使用量収集実行ステップで前記使用量が収集された前記家庭用機器との距離を検知する距離検知ステップと、
    前記距離検知ステップで検知した前記距離が所定距離内であった場合には、当該携帯機器の位置に関する位置情報を取得する位置取得ステップと、
    前記位置取得ステップで取得した前記位置情報および当該携帯機器を一意に識別するための当該携帯機器の前記記憶部に記憶された携帯機器識別情報を、前記管理サーバへ送信する位置等送信ステップと、
    前記携帯機器識別情報が登録済みのものであり且つ前記位置情報が正しいものであるか否かに関する前記管理サーバから送信された認証結果を受信する結果受信ステップと、
    前記結果受信ステップで受信した前記認証結果が、前記携帯機器識別情報が登録済みのものであり且つ前記位置情報が正しいものであるというものであった場合には、前記使用量収集実行ステップで収集した前記使用量を前記管理サーバへ送信する使用量送信ステップと、
    を含むことを特徴とするプログラム。
  28. 前記使用量収集実行ステップは、複数の前記家庭用機器に対して前記使用量の収集を実行し、
    前記距離検知ステップは、前記場合には、前記使用量収集実行ステップで前記使用量が収集された複数の前記家庭用機器のうちの少なくとも1つの前記家庭用機器に対して当該携帯機器と当該家庭用機器との距離の検知を実行し、前記使用量収集実行ステップで収集した前記使用量と当該検知した前記距離とを対応付けて保持し、
    前記位置取得ステップは、前記距離検知ステップで検知した各々の前記距離が前記所定距離内であるか否かを判定し、当該検知した前記距離が当該所定距離内であると判定された場合には、前記位置情報を取得し、
    前記使用量送信ステップは、前記場合には、前記位置取得ステップで前記所定距離内であると判定された前記距離と対応付けて保持している前記使用量を前記管理サーバへ送信すること、
    を特徴とする請求項27に記載のプログラム。
  29. 家庭用機器および管理サーバと通信可能な、制御部および記憶部を有する携帯機器に実行させるためのプログラムであって、
    当該携帯機器の前記制御部に実行させるための、
    当該携帯機器の位置に関する位置情報を取得する位置取得ステップと、
    前記位置取得ステップで取得した前記位置情報および当該携帯機器を一意に識別するための当該携帯機器の前記記憶部に記憶された携帯機器識別情報を、前記管理サーバへ送信する位置等送信ステップと、
    前記携帯機器識別情報が登録済みのものであり且つ前記位置情報が正しいものであるか否かに関する前記管理サーバから送信された認証結果を受信する結果受信ステップと、
    前記結果受信ステップで受信した前記認証結果が、前記携帯機器識別情報が登録済みのものであり且つ前記位置情報が正しいものであるというものであった場合には、前記家庭用機器で使用されたエネルギーの使用量を複数の前記家庭用機器から収集する使用量収集ステップと、
    前記使用量収集ステップで収集した前記使用量の前記管理サーバへのアップロードを、ユーザに指示させる指示ステップと、
    前記アップロードの指示を受けた場合には、前記使用量を収集する順序に関する前記管理サーバに記憶された収集ルールを前記管理サーバから取得するルール取得ステップと、
    前記使用量収集ステップで前記使用量を収集した時の収集順序が前記ルール取得ステップで取得した前記収集ルールと一致するか否かを判定する判定ステップと、
    前記判定ステップでの判定結果が、前記収集ルールと一致するというものであった場合には、前記使用量収集ステップで収集した前記使用量を前記管理サーバへ送信する使用量送信ステップと、
    を含むことを特徴とするプログラム。
  30. 家庭用機器および管理サーバと通信可能な、制御部および記憶部を有する携帯機器に実行させるためのプログラムであって、
    当該携帯機器の前記制御部に実行させるための、
    前記家庭用機器で使用されたエネルギーの使用量を複数の前記家庭用機器から収集する使用量収集ステップと、
    前記使用量収集ステップで収集した前記使用量の前記管理サーバへのアップロードを、ユーザに指示させる指示ステップと、
    前記アップロードの指示を受けた場合には、前記使用量を収集する順序に関する前記管理サーバに記憶された収集ルールを前記管理サーバから取得するルール取得ステップと、
    前記使用量収集ステップで前記使用量を収集した時の収集順序が前記ルール取得ステップで取得した前記収集ルールと一致するか否かを判定する判定ステップと、
    前記判定ステップでの判定結果が、前記収集ルールと一致するというものであった場合には、当該携帯機器の位置に関する位置情報を取得する位置取得ステップと、
    前記位置取得ステップで取得した前記位置情報および当該携帯機器を一意に識別するための当該携帯機器の前記記憶部に記憶された携帯機器識別情報を、前記管理サーバへ送信する位置等送信ステップと、
    前記携帯機器識別情報が登録済みのものであり且つ前記位置情報が正しいものであるか否かに関する前記管理サーバから送信された認証結果を受信する結果受信ステップと、
    前記結果受信ステップで受信した前記認証結果が、前記携帯機器識別情報が登録済みのものであり且つ前記位置情報が正しいものであるというものであった場合には、前記使用量収集ステップで収集した前記使用量を前記管理サーバへ送信する使用量送信ステップと、
    を含むことを特徴とするプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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