JP2010107890A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】感光体ドラムをエンドレスベルトに対して接離させることができながら、感光体ドラムへ精度よく駆動力を伝達することができる画像形成装置を提供すること。
【解決手段】
搬送ベルト24に接触される複数の感光体ドラム16と、各感光体ドラム16に対応して各感光体ドラム16と軸心を共有するように、それぞれ連結される各ドラムカップリング雄部材101を備え、搬送ベルト24から離間させる各感光体ドラム16と、それらの感光体ドラム16に対応する各ドラムカップリング雄部材101との連結を解除する。
【選択図】図17

Description

本発明は、電子写真方式のカラープリンタなどの画像形成装置に関する。
電子写真方式のカラープリンタなどの画像形成装置には、ブラック、イエロー、マゼンタ、シアンの4色に対応する感光体と搬送ベルトとが対向配置されている。
しかし、これらの感光体は、常時、搬送ベルトと接触しているため、例えば、ブラックのみの画像を形成する場合であっても、残りのイエロー、マゼンタ、シアンの感光体が劣化してしまうという不具合がある。
そこで、このような感光体の劣化を防止する画像形成装置として、たとえば、イエロー、マゼンタ、シアンの画像形成部を1つのカラー画像形成ユニットに、ブラックの画像形成部を1つのユニットに構成し、ブラックの画像を形成するときには、カラー画像形成ユニットを搬送ベルトから離間させるカラー画像記録装置が提案されている。(例えば、特許文献1参照。)。
特開平9−281770号公報
しかるに、特許文献1に記載の画像形成装置では、各感光体の端部には、ギヤ部が設けられている。そして、モータからのギヤ列を介してギヤ部に駆動が伝達されることにより、各感光体が駆動している。
そのため、カラー画像形成ユニットを搬送ベルトから離間させたときにもギヤ部に駆動を伝達し続けるために、複雑なギヤ列が構成されている。
また、そのような複雑なギヤ列の構成を回避するために、カラー画像形成ユニットを搬送ベルトから離間させたときに、同時にギヤ列も離間させ、ギヤ部への駆動伝達を解除することも考えられる。
しかし、その場合には、カラー画像形成ユニットを搬送ベルトから離間させる度に、ギヤ列のギヤ同士が接触、離間を繰り返し、ギヤが磨耗してしまうという不具合がある。
そこで、本発明の目的は、感光体ドラムをエンドレスベルトに対して接離させることができながら、感光体ドラムへ精度よく駆動力を伝達することができる画像形成装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、画像形成装置であって、装置本体と、前記装置本体内において、間隔を隔てて並列配置される複数の感光体ドラムと、各前記感光体ドラムに対して対向配置されるエンドレスベルトと、モノクロ画像を形成するモノクロモード、カラー画像を形成するカラーモードに対応して、少なくとも1つの前記感光体ドラムを、前記エンドレスベルトに対して接触または離間させる接離機構と、前記モノクロモード、前記カラーモードに対応して、各前記感光体ドラムに連結され、各前記感光体ドラムに駆動力を伝達または伝達解除する進退機構とを備え、前記進退機構は、各前記感光体ドラムに対応して、各前記感光体ドラムと軸心を共有するように、それぞれ連結される複数のカップリング部材を備え、各前記カップリング部材は、前記エンドレスベルトから離間される前記感光体ドラムとの連結が解除されることを特徴としている。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記感光体ドラムを前記装置本体に対して着脱するドラム着脱モードをさらに有することを特徴としている。
また、請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、前記進退機構は、往復移動部材を備え、前記往復移動部材は、前記ドラム着脱モードに対応する第1位置と、前記モノクロモードに対応する第2位置と、前記カラーモードに対応する第3位置とにスライド可能であることを特徴としている。
また、請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の発明において、前記往復移動部材が前記第1位置に配置されているときには、前記往復移動部材は、全ての前記感光体ドラムと、全ての前記カップリング部材との連結を解除し、前記接離機構は、全ての前記感光体ドラムを、前記エンドレスベルトに接触させ、前記往復移動部材が前記第2位置に配置されているときには、前記往復移動部材は、1つの前記感光体ドラムと、対応する前記カップリング部材とを連結させ、残りの前記感光体ドラムと、対応する前記カップリング部材との連結を解除し、前記接離機構は、1つの前記感光体ドラムを、前記エンドレスベルトに接触させながら、残りの前記感光体ドラムを、前記エンドレスベルトから離間させ、前記往復移動部材が前記第3位置に配置されているときには、前記往復移動部材は、全ての前記感光体ドラムと、全ての前記カップリング部材とを連結させ、前記接離機構は、全ての前記感光体ドラムを、前記エンドレスベルトに接触させることを特徴としている。
また、請求項5に記載の発明は、請求項3または4に記載の発明において、前記接離機構は、前記感光体ドラムの軸方向と直交する方向に揺動可能であり、揺動することによって、前記感光体ドラムを前記エンドレスベルトから離間させる当接部材を備え、前記往復移動部材は、前記感光体ドラムの軸線方向に投影したときに、前記当接部材に向かって突出する凸部を備え、前記当接部材は、前記往復移動部材が前記第2位置に配置されているときには、前記凸部の頂点と当接され、前記往復移動部材が前記第1位置または前記第3位置に配置されているときには、前記凸部の頂点との当接が解除されることを特徴としている。
請求項1に記載の発明によれば、各カップリング部材は、各感光体ドラムに対応して各感光体ドラムと軸心を共有するように、それぞれ連結されている。
そのため、感光体ドラムには、軸心を共有するカップリング部材によって、駆動力が入力される。
その結果、カップリング部材から感光体ドラムへ精度よく駆動力を伝達することができる。
また、対応する感光体ドラムがエンドレスベルトから離間されるときには、その連結が解除される。
そのため、感光体ドラムとカップリング部材との連結が解除されたときには、カップリング部材が駆動している状態であっても、エンドレスベルトから離間される感光体ドラムを停止させることができる。
その結果、感光体ドラムとカップリング部材とを連結または連結解除するという簡単な構成で、進退機構を備えることができる
また、請求項2に記載の発明によれば、感光体ドラムを装置本体に対して着脱するドラム着脱モードをさらに有する。
そのため、画像を形成するモードとは別のドラム着脱モードにおいて、感光体ドラムを着脱することができる。
その結果、画像形成動作が停止された状態で、感光体ドラムを着脱することができる。
また、請求項3に記載の発明によれば、進退機構に備えられる往復移動部材は、ドラム着脱モードに対応する第1位置と、モノクロモードに対応する第2位置と、カラーモードに対応する第3位置とにスライドする。
そのため、往復移動部材をスライドするという簡易な動作により、各モードを切り替えることができる。
また、請求項4に記載の発明によれば、往復移動部材を第1位置に配置させることにより、全ての感光体ドラムと全てのカップリング部材との連結を解除させるとともに、全ての感光体ドラムがエンドレスベルトに接触させることができる。
これにより、全ての感光体ドラムが停止された状態で、感光体ドラムを着脱することができる。
また、往復移動部材を第2位置に配置させることにより、1つの感光体ドラムと、対応するカップリング部材とを連結させ、残りの感光体ドラムと、対応するカップリング部材との連結を解除させるとともに、1つの感光体ドラムを、エンドレスベルトに接触させながら、残りの感光体ドラムを、エンドレスベルトから離間させることができる。
これにより、エンドレスベルトに接触される1つの感光体ドラムを画像形成可能にしながら、エンドレスベルトから離間される残りの感光体ドラムを停止させることができる。
また、往復移動部材を第3位置に配置させることにより、全ての感光体ドラムと全てのカップリング部材とを連結させながら、全ての感光体ドラムを、エンドレスベルトに接触させることができる。
これにより、全ての感光体ドラムを画像形成可能にすることができる。
すなわち、往復移動部材は、第1位置、第2位置または第3位置のいずれかに配置されることにより、往復移動部材による各感光体ドラムと各カップリング部材との連結または連結解除と、接離機構による各感光体ドラムとエンドレスベルトとの接触または離間とを連動させることができる。
その結果、往復移動部材は、簡易な構成で、進退機構と接離機構とを連動させることができる。
また、請求項5に記載の発明によれば、往復移動部材が第1位置に配置されると、当接部材と凸部の頂点との当接が解除される。そのため、当接部材は、感光体ドラムの軸方向と直交する方向に揺動されない。その結果、感光体ドラムは、エンドレスベルトから離間されない。
そして、往復移動部材が第2位置に配置されると、当接部材は、凸部の頂点と当接する。そのため、当接部材は、凸部の頂点からの応力を受け、感光体ドラムの軸方向と直交する方向に揺動する。すると、感光体ドラムは、エンドレスベルトから離間される。
そして、往復移動部材が第3位置に配置されると、上記第1位置の場合と同様に、当接部材と凸部の頂点との当接が解除される。そのため、当接部材は感光体ドラムの軸方向と直交する方向に揺動されない。その結果、感光体ドラムは、エンドレスベルトから離間されない。
すなわち、往復移動部材が第1位置、第2位置または第3位置のいずれかに配置されることにより、当接部材と、往復移動部材の凸部の頂点とが当接または当接解除され、当接部材と、凸部の頂点とが当接すると当接部材が揺動する。
そして、当接部材が揺動したときのみ、感光体ドラムをエンドレスベルトから離間させることができる。
その結果、往復移動部材の配置に応じて、感光体ドラムをエンドレスベルトに対して接触または離間させることができる。
1.カラーレーザプリンタの全体構成
図1は、本発明の画像形成装置の一例としてのカラーレーザプリンタの一実施形態を示す側断面図である。
このカラーレーザプリンタ1は、横置きタイプのタンデム型カラーレーザプリンタであって、装置本体の一例としての本体ケーシング2内に、用紙Pを給紙するための給紙部3と、給紙された用紙Pに画像を形成するための画像形成部4とを備えている。
(1)本体ケーシング
本体ケーシング2は、画像形成部4を収容する側面視略矩形状のボックス状に形成されており、その一方側壁には、後述するプロセスフレーム12を着脱させるためのフロントカバー5が設けられている。
なお、以下の説明において、フロントカバー5が設けられる側(図1における右側)を前側とし、その反対側(図1における左側)を後側とする。また、カラーレーザプリンタ1を前側から見たときを左右の基準とする。すなわち、図1の紙面手前側が左側であり、紙面奥側が右側である。
(2)給紙部
給紙部3は、用紙Pを収容する給紙トレイ6を備えている。給紙トレイ6は、本体ケーシング2内の底部に着脱自在に装着されている。給紙トレイ6の前端部上方には、給紙ローラ7と、Uターンパスからなる給紙パス(図示せず)とが配置されている。
給紙ローラ7の回転により、給紙トレイ6に収容されている用紙Pが給紙パス(図示せず)に向けて1枚ずつ給紙される。その後、用紙Pは、給紙パス(図示せず)から、画像形成部4(感光体ドラム16(後述)と搬送ベルト24(後述)との間)に向けて搬送される。
(3)画像形成部
画像形成部4は、スキャナ部8、プロセス部9、転写部10、および定着部11を備えている。
(3−1)スキャナ部
スキャナ部8は、本体ケーシング2の上部に配置されている。スキャナ部8は、鎖線で示すように、4つの感光体ドラム16(後述)に向けて、画像データに基づくレーザビームをそれぞれ出射し、感光体ドラム16(後述)を露光する。
(3−2)プロセス部
プロセス部9は、スキャナ部8の下方であって、給紙部3の上方に配置されており、感光体ユニットの一例としての1つのプロセスフレーム12と、各色に対応する4つのプロセスユニット13とを備えている。なお、プロセスフレーム12は、ドラムホルダの一例としても機能する。
プロセスフレーム12は、本体ケーシング2に対して、前後方向に沿ってスライド可能であり、着脱自在に設けられている。
プロセスユニット13は、前後方向に沿って並列配置されるように、プロセスフレーム12に組み付けられている。具体的には、前側から後側に向かって、ブラックプロセスユニット13K、イエロープロセスユニット13Y、マゼンタプロセスユニット13Mおよびシアンプロセスユニット13Cが、順次配置されている。
(3−2−1)プロセスユニット
各プロセスユニット13は、それぞれ、ドラムユニット14および現像カートリッジ15を備えている。
ドラムユニット14は、感光体の一例としての感光体ドラム16、スコロトロン型帯電器17およびクリーニングブレード18を備えている。
感光体ドラム16は、左右方向に沿って配置されている。
スコロトロン型帯電器17は、感光体ドラム16の斜め後側上方に、感光体ドラム16と間隔を隔てて対向配置されている。
クリーニングブレード18は、感光体ドラム16の後方において、感光体ドラム16と対向して接触するように配置されている。
現像カートリッジ15は、ドラムユニット14の前側に配置され、供給ローラ19、現像剤担持体の一例としての現像ローラ20および層厚規制ブレード21を備えている。
現像ローラ20は、感光体ドラム16に対して前側から接触するように配置されている。供給ローラ19は、現像ローラ20の前側に配置され、層厚規制ブレード21は、現像ローラ20の上側に配置されており、それらの上方の空間には、各色に対応するトナーが収容されている。
(3−2−2)プロセスユニットでの現像動作
現像カートリッジ15内のトナーは、供給ローラ19に供給され、さらに、現像ローラ20に供給され、供給ローラ19と現像ローラ20との間で正極性に摩擦帯電される。
現像ローラ20に供給されたトナーは、現像ローラ20の回転に伴って、層厚規制ブレード21によって厚さが規制され、一定厚さの薄層として現像ローラ20の表面に担持される。
一方、感光体ドラム16の表面は、感光体ドラム16の回転に伴って、スコロトロン型帯電器17により一様に正帯電された後、ドラムユニット14と現像カートリッジ15との間を通過するスキャナ部8からのレーザビーム(図1破線参照。)の高速走査により露光される。これにより、用紙Pに形成すべき画像に対応した静電潜像が感光体ドラム16の表面に形成される。
感光体ドラム16がさらに回転すると、現像ローラ20の表面に担持され、かつ、正帯電されているトナーが、感光体ドラム16の表面に形成されている静電潜像に供給される。これにより、感光体ドラム16の静電潜像は可視像化され、感光体ドラム16の表面には、反転現像によるトナー像が担持される。
(3−3)転写部
転写部10は、本体ケーシング2内において、給紙部3の上方であって、プロセス部9の下方において、前後方向に沿って配置されている。この転写部10は、駆動ローラ22、従動ローラ23、搬送ベルト24および転写ローラ25を備えている。
駆動ローラ22および従動ローラ23は、前後方向に間隔を隔てて対向配置されており、それらの周りに搬送ベルト24が巻回されている。
転写ローラ25は、各感光体ドラム16と、搬送ベルト24を挟んで対向するように、それぞれ設けられている。
そして、給紙部3から給紙された用紙Pは、搬送ベルト24によって、前側から後側に向かって、各感光体ドラム16と各転写ローラ25とが対向する転写位置を順次通過するように搬送される。その搬送中に、各感光体ドラム16に担持されている各色のトナー像が、用紙Pに順次転写され、カラー画像が形成される。
(3−4)定着部
定着部11は、転写部10の後方に配置され、加熱ローラ26、および加熱ローラ26に対向する加圧ローラ27を備えている。転写部10において、用紙Pに転写されたカラー画像は、用紙Pが加熱ローラ26と加圧ローラ27との間を通過する間に、加熱および加圧されることによって用紙Pに熱定着される。
(4)排紙
トナー像が定着した用紙Pは、Uターンパスからなる排紙パス(図示せず)を通過して、排紙ローラ28に向けて搬送され、排紙ローラ28によって、本体ケーシング2の上面に形成された排紙トレイ29上に排紙される。
2.プロセス部の詳細
図2は、図1に示されるプロセスフレームの斜視図である。図3は、図2に示されるプロセスフレームの分解斜視図である。図4は、プロセスフレームにカラーのドラムユニットが装着された状態を示す斜視図である。図5は、図4に示されるプロセスフレームにブラックのプロセスカートリッジが装着される状態を示す斜視図である。図6は、ブラックのプロセスカートリッジの位置決めを説明する説明図である。
(1)プロセスユニットの詳細
プロセスユニット13は、図2および図3に示し、上述したように、左右方向において間隔を隔てて対向配置される1対のユニット側壁31、両ユニット側壁31の間に架設されるドラムユニット14、および、ユニット側壁31に着脱自在に支持される現像カートリッジ15を備えている。
両ユニット側壁31(以下、ユニット側壁31について、左右方向における配置に言及する時には、左側のユニット側壁31を左側ユニット側壁31L、右側のユニット側壁31を右側ユニット側壁31Rとする。)は、左右方向に厚みを有する側面視矩形状の平板である。また、両ユニット側壁31には、その左右方向内面において、現像カートリッジ15の左右方向両端部を受け入れ可能な現像ガイド溝32が形成され、その左右方向外面において、ストッパ33が設けられ、その上端縁において、円弧部分の一例としての突条34が設けられている。
現像ガイド溝32は、両ユニット側壁31の前端部において、両ユニット側壁31の上端縁から下端部近傍にわたって側面視略矩形状に切り欠かれている。
ストッパ33は、両ユニット側壁31の左右方向外面から左右方向外側に向かって突出する円柱形状のリブであり、両ユニット側壁31の前端部において、上下方向略中央に配置されている。
突条34は、両ユニット側壁31の上端縁から上側に向かって延びる平板であり、感光体ドラム16と中心軸線を共有する側面視円弧形状に形成されている。また、突条34は、両ユニット側壁31の後端部から中央部にわたって形成されている。
また、左側ユニット側壁31Lには、後端部の下側において、感光体ドラム16に本体ケーシング2からの駆動力を入力するためのドラムカップリング部35が設けられている。また、左側ユニット側壁31Lには、前端部の上側において、現像カップリング部(後述)を受け入れ可能な現像カップリング支持溝36が形成されている。
ドラムカップリング部35は、ドラムカップリングカバー38と、ドラムカップリングカバー38によって回転自在に支持されるドラムカップリング雌部材37とを備えている。
ドラムカップリングカバー38は、左側ユニット側壁31Lの左面から左方に向かって突出する円筒状に形成されている。
ドラムカップリング雌部材37は、感光体ドラム16の左端部に相対回転不能に連結されている。
現像カップリング支持溝36は、左方から右方に向かって投影したときに現像ガイド溝32と重なる位置において、左側ユニット側壁31Lの上端縁から下方に向かって切欠かれる、上方が開放された側面視U字状に形成されている。
また、右側ユニット側壁31Rには、感光体ドラム16の右端部を相対回転可能に支持するドラム支持部材(図示せず)が設けられている。ドラム支持部材(図示せず)は、ドラムカップリングカバー38と同一の円筒状をなし、右側ユニット側壁31Rの右面から右側に向かって突出している。
また、右側ユニット側壁31Rには、複数の電極39が配置されている。各電極39には、プロセスユニット13への給電のために、本体ケーシング2内に設けられた本体側電極(図示せず)が接続される。
ドラムユニット14は、感光体ドラム16と、スコロトロン型帯電器17と、クリーニングブレード18と、それらを収容するドラム仕切壁41とを備えている。
感光体ドラム16は、両ユニット側壁31の間において、回転自在に支持されている。
スコロトロン型帯電器17は、感光体ドラム16の斜め後側上方において、両ユニット側壁31の間に架設されている(図1参照)。
クリーニングブレード18は、感光体ドラム16の後方において、両ユニット側壁31の間に架設されている(図1参照)。
ドラム仕切壁41は、下方が開放される筒状をなし、両ユニット側壁31の間に架設され、両ユニット側壁31と一体的に形成されている。これにより、両ユニット側壁31とドラム仕切壁41とは感光体ドラム16を被覆する筐体の一例を構成する。
また、ドラムユニット14の上面には、ユニット把持部40が一体的に形成されている。
現像カートリッジ15は、供給ローラ19と、現像ローラ20と、それらを収容する現像フレーム42とを備えている。
供給ローラ19および現像ローラ20は、現像フレーム42の下端部において、供給ローラ19が前側、現像ローラ20が後側となるように隣接配置され、現像フレーム42に回転自在に支持されている(図1参照)。
現像フレーム42は、左右方向に延び、現像ローラ20が対向する後側下端部が開放されるボックス形状に形成されている。
また、現像フレーム42の左端部には、上下方向中央部において、供給ローラ19および現像ローラ20に本体ケーシング2からの駆動力を入力するための現像カップリング部43が設けられている。
現像カップリング部43は、現像カップリングカバー45と、現像カップリングカバー45によって回転自在に支持される現像カップリング雌部材44とを備えている。
現像カップリングカバー45は、現像フレーム42の左端面から左方に向かって突出する円筒状に形成されている。
現像カップリング雌部材44は、供給ローラ19および現像ローラ20を駆動するギヤ部(図示せず)に連結されている。
現像カートリッジ15をドラムユニット14に装着するには、現像ローラ20が下方に配置され、現像カップリング部43が左方に配置されるように、現像フレーム42の上側を把持し、現像カートリッジ15の左右方向両端部が、両ユニット側壁31の現像ガイド溝32にそれぞれ嵌合するように、かつ、現像カップリング部43が、現像カップリング支持溝36に嵌合するように、位置を合わせて、上方から現像カートリッジ15をドラムユニット14へ挿入する。
すると、現像カートリッジ15の左右方向両端部が、現像ガイド溝32に嵌合し、下方に向かって案内される。
そして、現像カートリッジ15の左右方向両端部の下端縁が、現像ガイド溝32の下端縁に当接し、現像カップリング部43が、現像カップリング支持溝36に嵌合される。
これにより、現像カートリッジ15のドラムユニット14への装着が完了される。
(2)プロセスフレームの詳細
プロセスフレーム12は、4つのプロセスユニット13を下方から一括して支持するユニット支持枠51と、ユニット支持枠51の左右方向両側に設けられた1対の側板52とを備えている。
ユニット支持枠51は、4つのプロセスユニット13の周囲を取り囲むように、枠状に形成されており、左右1対のフレーム側壁53、フロントビーム54およびリヤビーム55を一体的に備えている。
また、ユニット支持枠51は、フロントビーム54とリヤビーム55との間において、両フレーム側壁53間に架設されるブラック仕切り板61を備えている。
ブラック仕切り板61は、ブラックプロセスユニット13Kに対応するブラック装着部62と、ブラック装着部62の後方においてブラック以外の3つのプロセスユニット13に対応するカラー装着部63とを仕切っている。
すなわち、ブラック装着部62は、両フレーム側壁53、フロントビーム54およびブラック仕切り板61によって区画されており、カラー装着部63は、両フレーム側壁53、リヤビーム55およびブラック仕切り板61によって区画されている。
また、両フレーム側壁53間には、カラー装着部63に対応する部分において、2枚の仕切り板59が架設されている。各仕切り板59は、左右方向および上下方向に延び、その左右方向両端部は、両フレーム側壁53において、互いに隣り合うドラム支持溝56間に接続されている。
そして、ブラック仕切り板61および各仕切り板59によって、フロントビーム54、リヤビーム55および左右1対の両フレーム側壁53に囲まれる空間は、前後方向に略4等分されている。
なお、ユニット側壁31、現像ガイド溝32およびブラック仕切り板61は、各仕切り板59よりも上方に長く形成されている。
両フレーム側壁53(以下、フレーム側壁53について、左右方向における配置に言及する時には、左側のフレーム側壁53を左側フレーム側壁53L、右側のフレーム側壁53を右側フレーム側壁53Rとする。)は、左右方向において間隔を隔てて、対向配置されている。
両フレーム側壁53には、各プロセスユニット13のドラムカップリング部35またはドラム支持部材(図示せず)に対応する位置において、上方が開放された側面視略U字状のドラム支持溝56が、4つ、前後方向に略等間隔で形成されている。
左側フレーム側壁53Lのドラム支持溝56は、ドラムカップリングカバー38を受け入れ可能に形成されている。また、右側フレーム側壁53Rのドラム支持溝56は、ドラム支持部材(図示せず)を受け入れ可能に形成されている。
また、両フレーム側壁53におけるブラック装着部62に対応する部分には、ドラム支持溝56の前方において、ブラックプロセスユニット13Kのストッパ33に対応する位置に、ストッパ支持溝64が形成されている。ストッパ支持溝64は、上方が開放された側面視U字状に形成されており、ストッパ33を受け入れる。
また、両フレーム側壁53の下端縁には、左右方向内方に向かって突出するユニット支持レール65が前後方向すべてにわたって形成されている。
ユニット支持レール65は、プロセスユニット13をプロセスフレーム12に装着したときに、プロセスユニット13のユニット側壁31と当接するように形成されている。
フロントビーム54は、左右方向に延びる側断面視略U字状に形成され、両フレーム側壁53の前端部間に架設されている。また、フロントビーム54の前面には、第1フレーム把持部57が一体的に形成されている。
リヤビーム55は、左右方向に延びる側断面視略U字状に形成され、両フレーム側壁53の後端部間に架設されている。また、リヤビーム55の前側上面には、第2フレーム把持部58が一体的に形成されている。
両側板52(以下、側板52について、左右方向における配置に言及する時には、左側の側板52を左側側板52L、右側の側板52を右側側板52Rとする。)は、金属板を打ち抜き加工およびプレス加工することにより形成されている。両側板52は、前後方向に延びる側面視略矩形状をなし、その前端部および後端部は、それぞれフロントビーム54およびリヤビーム55と左右方向において対向している。
また、両側板52は、上下方向途中において、正面視略クランク形状に屈曲しており、その上部は、その下部よりも左右方向外側に配置されている。詳しくは、両側板52の上部は、上方から下方に向かって投影したときに、プロセスユニット13のドラムカップリング部35およびドラム支持部材(図示せず)の左右方向端部よりも左右方向外側に配置されている。
両側板52には、そのブラック装着部62に対応する部分の下部において、フレーム側壁53のドラム支持溝56と対向する位置に、上方が開放された側面視U字状のブラック支持穴71が形成されている。なお、ブラック支持穴71は、両側板52の下部から屈曲部にわたって形成されている。
また、ブラック支持穴71の下端部には、その円弧形状に沿うように、左右方向外側に向かって延びるブラック支持部72が形成されている。ブラック支持部72は、両側板52と一体的に形成されており、ドラムカップリング部35およびドラム支持部材(図示せず)の左右方向端部を下方から支持する。
また、両側板52には、そのカラー装着部63に対応する部分の下端部において、フレーム側壁53の各ドラム支持溝56に対応する位置に、側面視円形のドラム保持穴73が、3つ、形成されている。
ブラック支持穴71およびドラム保持穴73は、前後方向に沿って略等間隔を隔てて並列配置されており、ドラムカップリングカバー38およびドラム支持部材(図示せず)を受け入れ可能に形成されている。
また、両側板52には、各プロセスユニット13のストッパ33を受け入れるストッパ嵌合穴74が形成されている。
ストッパ嵌合穴74は、前後方向に等間隔を隔てて、4つ、形成されている。最前方のストッパ嵌合穴74は、ブラックプロセスユニット13Kのストッパ33に対応し、両側板52の下端部から屈曲部にわたって側面視矩形状に切欠かれている。残りのストッパ嵌合穴74は、ブラック以外のプロセスユニット13に対応し、側面視において前後方向に延びる長穴である。
また、両側板52は、その上部において、左右方向外側に向かって突出する突出部75と、その下端縁において前後方向に沿って延びるレール部76とを備えている。
突出部75は、本体ケーシング2の揺動レバー83(後述)とともに接離機構を構成し、両側板52の後端部において、上端部に配置され、円柱形状に形成されている。
レール部76は、両側板52の下端縁から連続して左右方向内方に向かって突出するように、形成されている。また、レール部76の前端部は、前方に向かうに従って上方に傾斜するように、屈曲されている。
また、左側側板52Lには、現像ガイド溝32に対向する位置に、右側側板52Rには、電極39に対向する位置に切欠部78が形成されている。
左側側板52Lの切欠部77は、現像ローラ20の外周面に対応するように、上方が開放された側面視U字状に形成されており、右側側板52Rの切欠部78は、側面視において全ての電極39を露出するような前後方向長さを有する側面視略矩形状に形成されている。
(3)プロセスフレームへのプロセスユニットの組み付け
プロセスユニット13をプロセスフレーム12に組み付けるには、まず、イエロープロセスユニット13Y、マゼンタプロセスユニット13Mおよびシアンプロセスユニット13Cのブラック以外のプロセスユニット13を、ユニット支持枠51のカラー装着部63に組み付ける。
それらブラック以外のプロセスユニット13をカラー装着部63に組み付けるには、プロセスユニット13のユニット把持部40を把持して、プロセスユニット13の前端部および後端部が仕切り板59に沿うように、かつ、ドラムカップリング部35がドラム支持溝56に嵌合するように、位置を合わせて、上方からプロセスユニット13をカラー装着部63へ挿入する。
すると、プロセスユニット13の両ユニット側壁31の下端部が、両フレーム側壁53のユニット支持レール65に当接して、プロセスユニット13がカラー装着部63に配置される。
そして、ブラック以外のプロセスユニット13をカラー装着部63に順次配置した後、プロセスフレーム12に左右の側板52を組み付ける。
プロセスフレーム12に左右の側板52を組み付けるには、ブラック以外のプロセスユニット13のドラムカップリング部35またはドラム支持部材(図示せず)が、側板52のドラム保持穴73に嵌合されるように、かつ、ユニット支持枠51のドラム支持溝56が、左右方向に投影したときに、側板52のブラック支持穴71と重なるように、側板52をユニット支持枠51に対して位置決めし、組み付ける。
すると、図4に示すように、ブラック以外のプロセスユニット13がプロセスフレーム12に対して着脱不能に支持される。これにより、ブラック以外のプロセスユニット13に備えられる感光体ドラム16は、側板52の間において、側板52に対して回転自在かつ着脱不能に支持される。すなわち、ブラック以外のプロセスユニット13に備えられる感光体ドラム16は、プロセスフレーム12に固定される。
また、各プロセスユニット13のストッパ33は、対応するストッパ嵌合穴74に対して、左右方向内側から外側に向かって挿通される。
また、左側側板52Lの切欠部77は、プロセスユニット13の現像カップリング部43と左右方向において対向している。また、右側側板52Rの切欠部78は、プロセスユニット13の電極39と左右方向において対向している。これにより、現像カップリング部43および電極39は、左右方向において、露出される。
次いで、ブラックプロセスユニット13Kを、ブラック装着部62に装着する。
ブラックプロセスユニット13Kを、ブラック装着部62に装着するには、図5に示すように、ブラック以外のプロセスユニット13を、カラー装着部63に配置したのと同様にして装着する。すなわち、ブラックプロセスユニット13Kの前端部がフロントビーム54に、後端部がブラック仕切り板61に沿うように、かつ、ドラムカップリング部35がブラック支持穴71に、ストッパ33がストッパ嵌合穴74に嵌合するように、位置を合わせて(図6参照)、上方からブラックプロセスユニット13Kをブラック装着部62へ挿入する。
すると、ブラック支持穴71およびストッパ嵌合穴74は、上方が開放されているので、ブラックプロセスユニット13Kは、プロセスフレーム12に対して着脱自在に支持される。これにより、ブラックプロセスユニット13Kに備えられる感光体ドラム16は、側板52の間において、側板52に対して回転自在かつ着脱自在に支持される。すなわち、ブラックプロセスユニット13Kに備えられる感光体ドラム16は、プロセスフレーム12に対して着脱自在に設けられる。
これにより、各プロセスユニット13のプロセスフレーム12への組み付けおよび装着が完了される。
3.本体ケーシングの詳細
図7は、プロセスフレームが脱離された状態の本体ケーシングを示す斜視図である。図8は、図7に示される本体ケーシングの内部を説明するための説明図である。図13は、プロセスフレームの装着が完了した状態を示す底面図である。
本体ケーシング2は、図7および図8に示すように、搬送ベルト24を挟んで対向配置される左右1対のケーシング側壁81、両ケーシング側壁81間に架設される位置決め部の一例としての基準軸82、両ケーシング側壁81にわたって設けられる当接部材の一例としての揺動レバー83、押圧部材103、および、左側ケーシング側壁81Lの左側に配置される進退機構の一例としての直動カム機構84を備えている。
両ケーシング側壁81は、図8に示すように、それぞれ、フレーム支持部85とブラック位置決め板86を備えている。また、両ケーシング側壁81には、フレームガイド溝87が形成されている。
フレーム支持部85は、両ケーシング側壁81の下端部において、左右方向内面から左右方向内側に向かって膨出するように、前後方向に沿ってそれぞれ設けられている。また、フレーム支持部85の前端部には、上方に向かって膨出する側断面視円弧形状の膨出部88が形成されている。
ブラック位置決め板86は、膨出部88の後方において、フレーム支持部85の上面から上方に向かって突出する側面視略矩形状の平板である。また、ブラック位置決め板86の上端部は、上端縁から下方に向かって、上方が開放される側面視V字状に切欠かれている。ブラック位置決め板86は、プロセスフレーム12が本体ケーシング2に装着されたときに、側板52のブラック支持部72を受け入れ可能な位置に配置されている(図6参照)。
フレームガイド溝87は、両ケーシング側壁81の上下方向略中央において、前後方向に沿って延び、プロセスフレーム12の突出部75を受け入れ可能に形成されている。
また、フレームガイド溝87の前端部には、側面視略クランク形状の段部108が形成されている。フレームガイド溝87の後端部には、フレームガイド溝87よりも上下方向に幅広な揺動ガイド溝89が形成されている。
揺動ガイド溝89は、側面視矩形状に形成されており、後で詳述するが、プロセスフレーム12が本体ケーシング2に装着されるときには、突出部75を受け入れて、プロセスフレーム12が揺動されるときには、突出部75の上下方向における移動を案内する。これにより、プロセスフレーム12の揺動範囲を制限する。
また、両ケーシング側壁81には、図7および図8に示すように、現像カップリング部43または電極39に対応する位置において、貫通穴90が形成されている。左側ケーシング側壁81Lの貫通穴90は、現像カップリング部43の形状に対応して、側面視円形に形成されており、右側ケーシング側壁81Rの貫通穴90は、全ての電極39を露出するような大きさの側面視矩形状に形成されている。
基準軸82は、金属などから棒状に形成されており、両ケーシング側壁81の後端部下方において架設されている。基準軸82には、プロセスフレーム12の本体ケーシング2への装着が完了したときに、プロセスフレーム12の後端部の下端面が当接する。
揺動レバー83は、プロセスフレーム12の突出部75とともに接離機構を構成し、揺動軸91と、揺動軸91の両端部に、それぞれ相対回転不能に連結される1対のレバー部材92とを備えている。
揺動軸91は、アーム状に形成されており、両ケーシング側壁81の後端部において、上下方向略中央に配置されている。また、揺動軸91の両端部は、両ケーシング側壁81に貫通形成されている挿通穴93に回転自在に挿通され、両ケーシング側壁81よりも左右方向外側に突出している。
レバー部材92は、棒状に形成されており、両ケーシング側壁81の左右方向外側において、その後端部が揺動軸91に連結されている。これにより、レバー部材92の前端部は、揺動軸91を支点として、左右方向と直交する上下方向に揺動する。
押圧部材103は、図8に示すように、両ケーシング側壁81の内側において、1対として設けられ、本体ケーシング2に支持されているリブ104、上下方向にスライド可能な押圧突起105、および、リブ104と押圧突起105との間に配置される圧縮ばね106とを備えている。
リブ104は、ブラック位置決め板86の上方やや前方に配置されており、図示しない支持フレームにより本体ケーシング2に対して位置固定されている。
押圧突起105は、リブ104と間隔を隔てて、リブ104の真下に配置されている。押圧突起105は、プロセスフレーム12が本体ケーシング2に装着されたときに、プロセスユニット13の突条34を上方から押圧するように、配置されている。
直動カム機構84は、左側ケーシング側壁81Lの外面に配置され、往復移動部材の一例としての直動カム94と、各感光体ドラム16に対して駆動を伝達する4つの駆動伝達ギヤ部95とを備えている。
直動カム94は、側面視略矩形状の平板から形成されている。直動カム94は、後で詳述するが、前後方向に移動可能である。
また、直動カム94の上端縁には、その後端部において、上方に向かって突出する側面視略三角形状の凸部107が形成されている。
凸部107は、その上端部が水平に形成されており、揺動レバー83のレバー部材92が、凸部107の上端部と当接したときには、レバー部材92を上方に押し上げるように、配置されている。
また、直動カム94には、図13に示すように、前後方向に沿って延び、プロセスフレーム12の前後方向長さとほぼ同等の前後方向長さを有する長穴が形成されており、その長穴を取り囲むように、長穴の周縁から左方に向かって突出する筒部96が一体的に形成されている。
筒部96には、各駆動伝達ギヤ部95に対応して、筒部96の左端縁から左方に向かって突出する4つの退避部97と、退避部97の後方において傾斜部98とが連続して一体的に形成されている。
退避部97は、最も前方の退避部97(ブラックプロセスユニット13Kに対応)の前後方向長さが、他の3つの退避部97よりも短く形成されている。
傾斜部98は、退避部97の後端部から後方へ向かうに従って次第に突出長さが短くなるように形成されている。
駆動伝達ギヤ部95は、ギヤ99、シャフト100、カップリング部材の一例としてのドラムカップリング雄部材101とを備えている。
ギヤ99には、本体ケーシング2に設けられる図示しないモータからの駆動力が入力される。
シャフト100は、ギヤ99と一体的に形成され、ギヤ99から、右方に向かって突出している。
ドラムカップリング雄部材101は、その右端部が、ドラムカップリング雌部材37に対して、連結可能に形成されており、その左端部が、シャフト100を相対回転不能に受入可能な筒状に形成されている。また、ドラムカップリング雄部材101の左端縁には、筒部96の上下方向長さよりも大径なフランジ部102が形成されている。
また、ギヤ99とフランジ部102との間には、図示しない圧縮ばねが装着されている。これにより、ドラムカップリング雄部材101は、右方に向かって付勢される。
4.プロセスフレームの装着
図9は、プロセスフレームを本体ケーシングに装着する装着動作を示す斜視図であって、プロセスフレームの突出部が、フレームガイド溝の段部に位置した状態を示す。図10は、図9に続くプロセスフレームの装着動作を示す斜視図であって、プロセスフレームの後端部を持ち上げた状態を示す。図11は、図10に示される本体ケーシングの内部を説明する説明図である。図12は、図10に続くプロセスフレームの装着動作を示す斜視図であって、プロセスフレームの装着が完了した状態を示す。
プロセスフレーム12を本体ケーシング2に装着するには、まず、プロセスフレーム12の第1フレーム把持部57および第2フレーム把持部58を把持し、プロセスフレーム12の突出部75を、本体ケーシング2のフレームガイド溝87の前端部に対して、前側から嵌合させる。そして、第1フレーム把持部57を把持して、プロセスフレーム12を、後方に向かって押し込む。
すると、図9に示すように、突出部75は、フレームガイド溝87に案内され、フレームガイド溝87の段部108に当接する。
このとき、プロセスフレーム12は、後端部が前端部よりも下方に位置するように斜めになっており、その下端縁のレール部76は、本体ケーシング2の外部に配置されている。
次いで、第1フレーム把持部57を把持したまま、第2フレーム把持部58を把持し、第2フレーム把持部58を上方へ持ち上げる。
すると、図10に示すように、突出部75は、フレームガイド溝87の段部108を上方に向かって移動する。
そして、プロセスフレーム12を水平にすると、プロセスフレーム12の下端部の後端部が本体ケーシング2内に挿入される。
このとき、図11に示すように、プロセスフレーム12のレール部76が本体ケーシング2の膨出部88に当接し、プロセスフレーム12の後端部は、膨出部88によって下方から支持される。
次いで、プロセスフレーム12をさらに後方に向かって押し込む。すると、突出部75がフレームガイド溝87に沿って後方に向かって案内される。
そして、図12に示すように、突出部75が揺動ガイド溝89内に配置されると、プロセスフレーム12の装着が完了される。
5.プロセス部の動作
図14は、図12に示される本体ケーシングの内部を説明する説明図である。図15は、図12に対応し、(a)は、左側断面図、(b)は、左側面図である。図16は、直動カムが第2位置に配置された状態を示す斜視図である。図17は、図16に対応する底面図である。図18は、図16に示される本体ケーシングの内部を説明する説明図である。図19は、図16に対応し、(a)は、左側断面図、(b)は、左側面図である。図20は、直動カムが第3位置に配置された状態を示す斜視図である。図21は、図20に対応する底面図である。図22は、図20に示される本体ケーシングの内部を説明する説明図である。
プロセスフレーム12の本体ケーシング2への装着が完了されたときには、図12に示すように、突出部75は、揺動ガイド溝89の下端縁に配置され、両ケーシング側壁81よりも左右方向外側に突出している。また、このとき、直動カム94は、ドラム着脱位置である第1位置に配置されており、凸部107は、レバー部材92の後方に配置されている。
また、ドラムカップリング部35は、左右方向において、直動カム94の筒部96と対向している。これにより、ドラムカップリング部35は、左右方向において、筒部96から露出している。
また、現像カップリング部43は、左右方向において、左側ケーシング側壁81Lの貫通穴90と対向している。これにより、現像カップリング部43は、左右方向において、貫通穴90から露出している。なお、図示しないカップリング雄部材が貫通穴90に挿通され、現像カップリング雌部材44に連結されることにより、現像カップリング部43に駆動が伝達される。
また、電極39は、左右方向において、右側ケーシング側壁81Rの貫通穴90と対向している。これにより、電極39は、左右方向において、貫通穴90から露出している。
また、図13に示すように、全てのドラムカップリング雄部材101のフランジ部102は、直動カム94の退避部97と当接し、全てのドラムカップリング雄部材101は、左方に退避している。すなわち、直動カム94は、全ての感光体ドラム16のドラムカップリング雌部材37と、全てのドラムカップリング雄部材101との連結を解除している。
また、図14に示すように、レール部76は、膨出部88との当接が解除されている。また、ブラック支持部72は、ブラック位置決め板86に当接し、ブラック位置決め板86によって、下方から支持されている。また、プロセスフレーム12の後端部は基準軸82と当接し、基準軸82によって、下方から支持されている。これにより、プロセスフレーム12は、本体ケーシング2内において、水平に配置されている。
そして、図15(a)に示すように、全ての感光体ドラム16は、搬送ベルト24に接触している。
また、図15(b)に示すように、押圧部材103の押圧突起105は、上方から突条34に当接し、下方に向かって突条34を押圧している。詳しくは、押圧部材103は、感光体ドラム16とストッパ33との間に向かって、両ユニット側壁31およびドラム仕切壁41を押圧している。
また、レール部76は、上下方向において、フレーム支持部85と間隔を隔てて対向配置されている。
これにより、カラーレーザプリンタ1は、感光体ドラム16を本体ケーシング2に対して着脱可能なドラム着脱モードになっている。
次いで、直動カム94が前方に移動すると、図12および図16に示すように、レバー部材92は、凸部107に当接し、凸部107の前側の斜面に沿って上方に向かって揺動される。そして、レバー部材92が揺動すると、レバー部材92の上端縁は、突出部75に下方から当接し、レバー部材92は、突出部75を上方に持ち上げる。
また、同時に、図13および図17に示すように、ブラックプロセスユニット13Kに対応するドラムカップリング雄部材101のフランジ部102は、筒部96の退避部97との当接が解除され、傾斜部98の傾斜に沿って、右方へ進出する。
そして、直動カム94が、モノクロ画像形成位置である第2位置に配置されると、図16に示すように、レバー部材92の前端部は、凸部107の上端部と当接する。そして、このとき、レバー部材92は、突出部75を、揺動ガイド溝89の上端部まで持ち上げている。
これにより、図18および図19(b)に示すように、プロセスフレーム12は、ブラックプロセスユニット13Kの感光体ドラム16の軸心を支点として、その後端部が上方に揺動される。
そして、図19(a)に示すように、ブラックプロセスユニット13Kの感光体ドラム16は、搬送ベルト24と接触しており、ブラック以外のプロセスユニット13の感光体ドラム16は、搬送ベルト24と上下方向に対向するように、搬送ベルト24から離間している。
また、このとき、図17に示すように、ブラックプロセスユニット13Kに対応するドラムカップリング雄部材101は、ブラックプロセスユニット13Kのドラムカップリング雌部材37と中心軸線を共有するように連結される。そして、ブラック以外のプロセスユニット13に対応するドラムカップリング雄部材101は、左方に退避しており、それぞれ、ドラムカップリング雌部材37との連結が解除されている。
これにより、カラーレーザプリンタ1は、モノクロ画像を形成するモノクロモードになる。
そして、モノクロモードにおいて、各ギヤ99に駆動力が入力されると、ブラックの感光体ドラム16には、駆動が伝達され、ブラック以外の感光体ドラム16には駆動が伝達されないので、黒色の画像を形成することができる。なお、このとき、ブラック以外の感光体ドラム16に対応するドラムカップリング雄部材101は、感光体ドラム16との連結を解除されたまま回転している。
次いで、直動カム94がさらに前方に移動すると、図16および図20に示すように、レバー部材92は、凸部107の後側の斜面に沿って下方に向かって揺動される。そして、レバー部材92が下方に揺動すると、それに伴い、突出部75が下方に向かって移動する。
また、同時に、図17および図21に示すように、全てのドラムカップリング雄部材101のフランジ部102は、筒部96の退避部97との当接が解除され、傾斜部98の傾斜に沿って、右方へ進出する。
そして、直動カム94がカラー画像形成位置である第3位置に配置されると、図20に示すように、レバー部材92の前端部は、凸部107との当接を解除される。そして、このとき、突出部75は、再び、揺動ガイド溝89の下端部に配置される。
これにより、図22に示すように、プロセスフレーム12の後端部は、再び、基準軸82と当接し、プロセスフレーム12は、水平に配置される。そして、このとき、ドラム着脱モードと同様に、全ての感光体ドラム16は、搬送ベルト24に接触している。
また、このとき、図21に示すように、全てのドラムカップリング雄部材101は、対応するドラムカップリング雌部材37と中心軸線を共有するように連結されている。
これにより、カラーレーザプリンタ1は、カラー画像を形成するカラーモードになる。
そして、カラーモードにおいて、各ギヤ99に駆動力が入力されると、全ての感光体ドラム16に駆動が伝達され、カラー画像を形成することができる。
6.作用効果
(1)このカラーレーザプリンタ1によれば、図5に示すように、4つの感光体ドラム16を備え、各感光体ドラム16は、ブラック以外のプロセスユニット13に備えられる感光体ドラム16がプロセスフレーム12に固定され、ブラックプロセスユニット13Kに備えられる感光体ドラム16がプロセスフレーム12に対して着脱自在に設けられている。
そのため、ブラック以外の感光体ドラム16をプロセスフレーム12に固定したまま、ブラックの感光体ドラム16を着脱し、交換することができる。
その結果、ブラック以外の感光体ドラム16の使用頻度が低く、ブラックの感光体ドラム16の使用頻度が高い場合には、使用頻度の低いブラック以外の感光体ドラム16の相対配置を維持しつつ、使用頻度の高いブラックの感光体ドラム16を効率よくメンテナンスすることができる。
従って、精度のよい画像形成を確保しつつ、使用頻度に応じて、効率よく感光体ドラム16をメンテナンスすることができる。
(2)また、このカラーレーザプリンタ1によれば、図5に示すように、ブラック以外の感光体ドラム16は、プロセスフレーム12の両側板52の間において、着脱不能に支持されている。
そのため、ブラック以外の感光体ドラム16は、隣接する感光体ドラム16の間の間隔を、より一層精度よく保つことができる。
(3)また、このカラーレーザプリンタ1によれば、図5に示すように、ブラックの感光体ドラム16は、プロセスフレーム12の両側板52の間において、着脱自在に支持されている。
そのため、ブラックの感光体ドラム16は、隣接する感光体ドラム16の間の間隔を精度よく保ちながら、着脱することができる。
(4)また、このカラーレーザプリンタ1によれば、図1に示すように、ブラックの感光体ドラム16は、プロセスフレーム12の前側に設けられている。
そのため、プロセスフレーム12を前側から着脱するときに、ブラックの感光体ドラム16は、手前側に配置される。
その結果、プロセスフレーム12からブラックの感光体ドラム16を取り外しやすくなり、交換作業の容易化を図ることができる。
(5)また、このカラーレーザプリンタ1によれば、図19に示すように、前端部にブラックの感光体ドラム16を備えるプロセスフレーム12を、ブラックの感光体ドラム16の軸心を支点として、その後端部を上方に揺動させることにより、ブラック以外の感光体ドラム16を、搬送ベルト24から離間することができる。
そのため、プロセスフレーム12に備えられるブラック以外の感光体ドラム16を、全ての感光体ドラム16の相対配置を維持しながら、一体的に離間することができる。
その結果、隣接する感光体ドラム16との間の間隔を保ちながら、ブラック以外の感光体ドラム16を、搬送ベルト24から離間させることができる。
従って、感光体ドラム16の劣化を適切に防止することができつつ、精度のよい画像形成を確保することができる。
(6)また、このカラーレーザプリンタ1によれば、前後方向に沿って、プロセスフレーム12をスライドさせることができる。
そのため、4つの感光体ドラム16を一体的に操作することができる。
(7)また、このカラーレーザプリンタ1によれば、図14に示すように、プロセスフレーム12の後側に、プロセスフレーム12を揺動させるための揺動レバー83および突出部75(接離機構)が配置されている。
そのため、プロセスフレーム12の後端部に対して容易に接離機構を作用させることができる。
その結果、プロセスフレーム12を容易に揺動させることができる。
(8)具体的には、このカラーレーザプリンタ1によれば、図19に示すように、左右方向と直交する方向に揺動可能な揺動レバー83が、プロセスフレーム12の後端部において、左右方向外側に向かって突出する突出部75に、当接し、揺動することにより、プロセスフレーム12を揺動させることができる。
そのため、簡易な接離機構でプロセスフレーム12を揺動させることができる。
(9)また、このカラーレーザプリンタ1によれば、図15に示すように、各感光体ドラム16が全て搬送ベルト24に接触しているときには、プロセスフレーム12の後端部は、基準軸82に当接する。これにより、プロセスフレーム12は、搬送ベルト24に対して、位置決めされる。
その結果、各感光体ドラム16が搬送ベルト24に対して位置決めされ、各感光体ドラム16と搬送ベルト24との確実かつ適切な接触を確保することができる。
(10)また、このカラーレーザプリンタ1によれば、押圧部材103は、図15に示すように、ユニット側壁31の円弧形状の突条34を押圧する。そして、突条34は、図6に示すように、感光体ドラム16と中心軸線を共有する。
そのため、押圧部材103が突条34を押圧すると、その中心軸線に向かう押圧力は、常に感光体ドラム16へと作用する。
その結果、プロセスフレーム12を揺動させることによって、押圧部材103と突条34とが当接する位置が変動したとしても、押圧力を常に感光体ドラム16に向かって作用させることができる。
(11)具体的には、このカラーレーザプリンタ1によれば、押圧部材103は、図15に示すように、ブラックの感光体ドラム16と、ブラックの感光体ドラム16と間隔を隔てて配置されるストッパ33との間に向かってユニット側壁31を押圧する。
そのため、押圧部材103は、感光体ドラム16とストッパ33との両方に押圧力を作用させることができる。
その結果、プロセスフレーム12を揺動させたときにも、常に感光体ドラム16を位置固定することができる。
(12)また、このカラーレーザプリンタ1によれば、カラーモードでは、各ドラムカップリング雄部材101は、各感光体ドラム16に対応して各感光体ドラム16と軸心を共有するように、それぞれ連結されている。
そのため、感光体ドラム16には、軸心を共有するドラムカップリング雄部材101によって、駆動力が入力される。
その結果、ドラムカップリング雄部材101から感光体ドラム16へ精度よく駆動力を伝達することができる。
また、モノクロモードにおいて、ブラック以外の感光体ドラム16が搬送ベルト24から離間されるときには、その連結が解除される。
そのため、ブラック以外の感光体ドラム16とドラムカップリング雄部材101との連結が解除されたときには、ドラムカップリング雄部材101が回転している状態であっても、搬送ベルト24から離間される感光体ドラム16を停止させることができる。
その結果、感光体ドラム16とドラムカップリング雄部材101とを連結または連結解除するという簡単な構成で、直動カム機構84を備えることができる。
(13)また、このカラーレーザプリンタ1によれば、感光体ドラム16を本体ケーシング2に対して着脱するドラム着脱モードをさらに有する。
そのため、画像を形成するモード(カラーモードおよびモノクロモード)とは別のドラム着脱モードにおいて、感光体ドラム16を備えるプロセスフレーム12を着脱することができる。
その結果、画像形成動作が停止された状態で、プロセスフレーム12を着脱することができる。
(14)また、このカラーレーザプリンタ1によれば、直動カム機構84に備えられる直動カム94は、ドラム着脱モードに対応する第1位置と、モノクロモードに対応する第2位置と、カラーモードに対応する第3位置とにスライドする。
そのため、直動カム94をスライドするという簡易な動作により、各モードを切り替えることができる。
(15)また、このプリンタによれば、直動カム94を第1位置に配置させることにより、全ての感光体ドラム16と全てのドラムカップリング雄部材101との連結を解除させるとともに、全ての感光体ドラム16を搬送ベルト24に接触させることができる。
これにより、全ての感光体ドラム16が停止された状態で、プロセスフレーム12を着脱することができる。
また、直動カム94を第2位置に配置させることにより、ブラックの感光体ドラム16と、対応するドラムカップリング雄部材101とを連結させ、ブラック以外の感光体ドラム16と、対応するドラムカップリング雄部材101との連結を解除させるとともに、ブラックの感光体ドラム16を、搬送ベルト24に接触させながら、ブラック以外の感光体ドラム16を、搬送ベルト24から離間させることができる。
これにより、搬送ベルト24に接触されるブラックの感光体ドラム16を画像形成可能にしながら、搬送ベルト24から離間されるブラック以外の感光体ドラム16を停止させることができる。
また、直動カム94を第3位置に配置させることにより、全ての感光体ドラム16と全てのドラムカップリング雄部材101とを連結させながら、全ての感光体ドラム16を、搬送ベルト24に接触させることができる。
これにより、全ての感光体ドラム16を画像形成可能にすることができる。
すなわち、直動カム94は、第1位置、第2位置または第3位置のいずれかに配置されることにより、直動カム94による各感光体ドラム16と各ドラムカップリング雄部材101との連結または連結解除と、接離機構(揺動レバー83および突出部75)による各感光体ドラム16と搬送ベルト24との接触または離間とを連動させることができる。
その結果、直動カム94は、簡易な構成で、直動カム機構84と接離機構とを連動させることができる。
(16)また、このカラーレーザプリンタ1によれば、直動カム機構84が第1位置に配置されると、揺動レバー83と凸部107の上端部との当接が解除される。そのため、揺動レバー83は、上方に揺動されない。その結果、感光体ドラム16は、搬送ベルト24から離間されない。
そして、直動カム94が第2位置に配置されると、揺動レバー83は、凸部107の上端部と当接する。そのため、揺動レバー83は、凸部107の上端部からの応力を受け、上方に揺動する。すると、感光体ドラム16は、搬送ベルト24から離間される。
そして、直動カム94が第3位置に配置されると、上記第1位置の場合と同様に、揺動レバー83と凸部107の上端部との当接が解除される。そのため、揺動レバー83は上方に揺動されない。その結果、感光体ドラム16は、搬送ベルト24から離間されない。
すなわち、直動カム94が第1位置、第2位置または第3位置のいずれかに配置されることにより、揺動レバー83と、直動カム94の凸部107の上端部とが当接または当接解除され、揺動レバー83と、凸部107の上端部とが当接すると揺動レバー83が揺動する。
そして、揺動レバー83が揺動したときのみ、感光体ドラム16を搬送ベルト24から離間させることができる。
その結果、直動カム94の配置に応じて、感光体ドラム16を搬送ベルト24に対して接触または離間させることができる。
本発明の画像形成装置の一例としてのカラーレーザプリンタの一実施形態を示す側断面図である。 図1に示されるプロセスフレームの斜視図である。 図2に示されるプロセスフレームの分解斜視図である。 プロセスフレームにカラーのドラムユニットが装着された状態を示す斜視図である。 図4に示されるプロセスフレームにブラックのプロセスカートリッジが装着される状態を示す斜視図である。 ブラックのプロセスカートリッジの位置決めを説明する説明図である。 プロセスフレームが脱離された状態の本体ケーシングを示す斜視図である。 図7に示される本体ケーシングの内部を説明するための説明図である。 プロセスフレームを本体ケーシングに装着する装着動作を示す斜視図であって、プロセスフレームの突出部が、フレームガイド溝の段部に位置した状態を示す。 図9に続くプロセスフレームの装着動作を示す斜視図であって、プロセスフレームの後端部を持ち上げた状態を示す。 図10に示される本体ケーシングの内部を説明する説明図である。 図10に続くプロセスフレームの装着動作を示す斜視図であって、プロセスフレームの装着が完了した状態を示す。 プロセスフレームの装着が完了した状態を示す底面図である。 図12に示される本体ケーシングの内部を説明する説明図である。 図12に対応し、(a)は、左側断面図、(b)は、左側面図である。 直動カムが第2位置に配置された状態を示す斜視図である。 図16に対応する底面図である。 図16に示される本体ケーシングの内部を説明する説明図である。 図16に対応し、(a)は、左側断面図、(b)は、左側面図である。 直動カムが第3位置に配置された状態を示す斜視図である。 図20に対応する底面図である。 図20に示される本体ケーシングの内部を説明する説明図である。
符号の説明
1 カラーレーザプリンタ
2 本体ケーシング
16 感光体ドラム
24 搬送ベルト
75 突出部
82 基準軸
83 揺動レバー
84 直動カム機構
94 直動カム
101 ドラムカップリング雄部材
103 押圧部材
107 凸部

Claims (5)

  1. 装置本体と、
    前記装置本体内において、間隔を隔てて並列配置される複数の感光体ドラムと、
    各前記感光体ドラムに対して対向配置されるエンドレスベルトと、
    モノクロ画像を形成するモノクロモード、カラー画像を形成するカラーモードに対応して、少なくとも1つの前記感光体ドラムを、前記エンドレスベルトに対して接触または離間させる接離機構と、
    前記モノクロモードまたは前記カラーモードに対応して、各前記感光体ドラムに連結され、各前記感光体ドラムに駆動力を伝達または伝達解除する進退機構とを備え、
    前記進退機構は、各前記感光体ドラムに対応して、各前記感光体ドラムと軸心を共有するように、それぞれ連結される複数のカップリング部材を備え、
    各前記カップリング部材は、前記エンドレスベルトから離間される前記感光体ドラムとの連結が解除されることを特徴とする、画像形成装置。
  2. 前記感光体ドラムを前記装置本体に対して着脱するドラム着脱モードをさらに有することを特徴とする、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記進退機構は、往復移動部材を備え、
    前記往復移動部材は、
    前記ドラム着脱モードに対応する第1位置と、
    前記モノクロモードに対応する第2位置と、
    前記カラーモードに対応する第3位置とにスライド可能であることを特徴とする、請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記往復移動部材が前記第1位置に配置されているときには、
    前記往復移動部材は、全ての前記感光体ドラムと、全ての前記カップリング部材との連結を解除し、
    前記接離機構は、全ての前記感光体ドラムを、前記エンドレスベルトに接触させ、
    前記往復移動部材が前記第2位置に配置されているときには、
    前記往復移動部材は、1つの前記感光体ドラムと、対応する前記カップリング部材とを連結させ、残りの前記感光体ドラムと、対応する前記カップリング部材との連結を解除し、
    前記接離機構は、1つの前記感光体ドラムを、前記エンドレスベルトに接触させながら、残りの前記感光体ドラムを、前記エンドレスベルトから離間させ、
    前記往復移動部材が前記第3位置に配置されているときには、
    前記往復移動部材は、全ての前記感光体ドラムと、全ての前記カップリング部材とを連結させ、
    前記接離機構は、全ての前記感光体ドラムを、前記エンドレスベルトに接触させることを特徴とする、請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記接離機構は、
    前記感光体ドラムの軸方向と直交する方向に揺動可能であり、揺動することによって、前記感光体ドラムを前記エンドレスベルトから離間させる当接部材を備え、
    前記往復移動部材は、
    前記感光体ドラムの軸線方向に投影したときに、前記当接部材に向かって突出する凸部を備え、
    前記当接部材は、
    前記往復移動部材が前記第2位置に配置されているときには、前記凸部の頂点と当接され、
    前記往復移動部材が前記第1位置または前記第3位置に配置されているときには、前記凸部の頂点との当接が解除されることを特徴とする、請求項3または4に記載の画像形成装置。
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