JP2010106450A - 建設機械 - Google Patents

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Abstract

【課題】 作業者が円滑に建屋カバーに乗降できるようにする。
【解決手段】 作業装置21のロアブーム22に、足場部材11を足場として建屋カバー6に乗降する作業者が把持する手摺り39を取付ける。そして、ロアブーム22の右ウェブ板22Aに固定された配管固定ブラケット34と、この配管固定ブラケット34に固定されたアームシリンダ用固定配管30B、バケットシリンダ用固定配管31B、オフセットシリンダ用固定配管32Bとを、手摺り39の把持部39Bによって外側(右側方)から覆う構成とする。これにより、作業者が足場部材11を足場として建屋カバー6に乗降するときに、作業者の衣服等が配管固定ブラケット34、各固定用配管30B,31B,32B等に引掛かるのを確実に防止することができ、作業者は円滑に建屋カバー6を乗降することができる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、例えば油圧ショベル等の建設機械に関し、特に、エンジンおよび油圧源を収容する建屋カバーを備えた建設機械に関する。
一般に、建設機械の代表例としての油圧ショベルは、自走可能な下部走行体と、該下部走行体上に旋回可能に設けられた上部旋回体と、該上部旋回体の前部側に俯仰動可能に設けられ油圧アクチュエータによって作動する作業装置とにより大略構成されている。
そして、上部旋回体は、前部側に作業装置のブームが取付けられると共に後部側にエンジンおよび油圧源が搭載された旋回フレームと、該旋回フレームに設けられエンジンおよび油圧源を収容する建屋カバーと、作業装置の左側に位置して旋回フレームに設けられたキャブと、作業装置の右側に隣接して旋回フレームの前部右側に設けられたタンク、工具箱等とにより構成されている。
この場合、タンク、工具箱等は、建屋カバーに向けて階段状に連続する足場部材を構成し、建屋カバー内に収容されたエンジン等に対する点検作業を行うときには、作業者は、階段状に連続するタンク、工具箱等を足場として建屋カバーに乗降することができるようになっている。
また、上部旋回体の前部右側には、旋回フレームから上方に立上がる手摺りが設けられ、この手摺りの上端側は建屋カバーの上面よりも上方まで大きく突出している。そして、エンジン等に対する点検作業を行う作業者は、手摺りを把持しつつ、階段状に連続する工具箱、タンク等を足場として、建屋カバーに迅速かつ安全に乗降することができる構成となっている(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−329569号公報
しかし、上述した従来技術による油圧ショベルにおいては、上部旋回体に固定された手摺りの上端側が、建屋カバーの上面よりも上方まで大きく突出している。このため、例えばオフセット式の作業装置を上部旋回体の前部側に設けた場合には、ロアブームに対してアームおよびバケットを右側にオフセットした状態で、バケットを上部旋回体側に引寄せると、バケットが手摺りの上端側に干渉してしまう。
これに対し、手摺りの上端部の高さを低く設定した場合には、地上高さが高い建屋カバーの近傍を作業者が歩行するときに当該作業者が把持すべき手摺りがなく、作業者が建屋カバーを乗降するときの安定性が低下してしまうという問題がある。
一方、油圧ショベルの作業装置には、当該作業装置を作動させる複数の油圧シリンダ等の油圧アクチュエータに対し、油圧源からの圧油を給排する油圧配管が設けられている。そして、作業装置を構成するブームの右側面には、通常、金属管等からなる固定配管が固定され、この固定配管と上部旋回体に搭載されたコントロールバルブとの間を、油圧ホース等の可撓性配管によって接続する構成となっている。
このため、エンジン等に対する点検作業を行う作業者が、作業装置の右側に配設されたタンク、工具箱等を足場として建屋カバーに乗降するときに、作業者の衣服等がブームの右側面に固定された固定配管等に引掛かることにより、円滑な乗降が妨げられてしまうという問題がある。
本発明は上述した従来技術の問題に鑑みなされたもので、エンジン等の点検作業を行う作業者が、円滑に建屋カバーに乗降することができるようにした建設機械を提供することを目的としている。
上述した課題を解決するため本発明は、自走可能な下部走行体と、該下部走行体上に旋回可能に設けられた上部旋回体と、該上部旋回体に俯仰動可能に設けられ油圧アクチュエータによって作動する作業装置とからなり、前記上部旋回体は、支持構造体をなし前部側に前記作業装置が取付けられると共に後部側にエンジンおよび油圧源が搭載された旋回フレームと、該旋回フレームに設けられ前記エンジンおよび油圧源を収容する建屋カバーと、前記作業装置に対し左,右方向の一側に隣接して階段状に設けられ前記建屋カバーに乗降する作業者の足場となる足場部材とを備え、前記作業装置には、左,右方向の一側面に沿って配置され前記作業装置の油圧アクチュエータに前記油圧源からの圧油を給排する油圧配管を設けてなる建設機械に適用される。
そして、請求項1の発明の特徴は、前記作業装置には前記足場部材を足場として前記建屋カバーに乗降する作業者が把持する手摺りを設け、前記手摺りは、前記油圧配管の途中部位を覆った状態で前記作業装置に固定され、前記作業装置の一側面に位置する部位を前記作業者が把持する把持部として構成したことにある。
請求項2の発明は、前記手摺りは、前記作業装置の上面に対向し当該上面に取付けられる上側取付部と、該上側取付部から折曲げられて前記作業装置の前記一側面に沿って延び、前記油圧配管の途中部位を外側から覆う前記把持部とにより構成したことにある。
請求項3の発明は、前記作業装置の上面には前記手摺りの上側を固定する第1の固定部材を設け、前記作業装置の前記一側面には前記手摺りの把持部を固定する第2の固定部材を設ける構成としたことにある。
請求項4の発明は、前記作業装置の前記一側面には前記油圧配管の一部を固定するための配管固定ブラケットを設け、前記手摺りの上側は前記第1の固定部材に固定し、前記手摺りの把持部は前記配管固定ブラケットを前記第2の固定部材として固定する構成としたことにある。
請求項5の発明は、前記油圧配管は、前記上部旋回体側から前記作業装置側へと延びた可撓性を有する可撓性配管と、前記作業装置の前記一側面に取付けられ一端側が前記可撓性配管の先端に接続された金属管からなる固定配管とからなり、前記配管固定ブラケットは、前記可撓性配管が前記作業装置と平行して前記上部旋回体側から前記作業装置側に延びるように前記固定配管の一端側を固定し、前記手摺りの把持部は、前記配管固定ブラケットと前記固定配管とを外側から覆う構成としたことにある。
請求項1の発明によれば、エンジン等の点検作業を行うときに、作業者は、作業装置に設けた手摺りの把持部を把持しつつ建屋カバーの近傍を歩行することができるので、足場部材を足場として迅速かつ安全に建屋カバーに乗降することができる。一方、手摺りは、作業装置の一側面に沿って配置された油圧配管の途中部位を覆った状態で作業装置に固定されるので、足場部材を足場として作業者が建屋カバーに乗降するときに、作業装置の一側面に固定された油圧配管に作業者の衣服等が引掛かるのを手摺りによって防止することができる。この結果、作業者は地上と建屋カバーとの間を円滑に乗降することができ、エンジン等の点検作業を行うときの作業性を高めることができる。
請求項2の発明によれば、手摺りの上側取付部を作業装置の上面に取付けた状態で、手摺りの把持部が作業装置の一側面に沿って延びるようになる。これにより、作業装置の一側面に沿って配置された油圧配管の途中部位を、手摺りの把持部によって確実に覆うことができ、この油圧配管に作業者の衣服等が引掛かるのを確実に防止することができる。また、建屋カバーに乗降する作業者が、作業装置の一側面に配置された油圧配管の途中部位を誤って把持するのを抑えることができ、油圧配管を保護することができる。
請求項3の発明によれば、作業装置の上面に設けた第1の固定部材によって手摺りの上側を固定し、作業装置の一側面に設けた第2の固定部材によって手摺りの把持部を固定することにより、作業装置に対して手摺りを強固に取付けることができるので、作業者が手摺りを把持しつつ建屋カバーを乗降するときの安全性を高めることができる。
請求項4の発明によれば、油圧配管の一部を固定するための配管固定ブラケットを作業装置の一側面に設け、この配管固定ブラケットを第2の固定部材として、手摺りの把持部を取付けることにより、手摺りの把持部を作業装置に取付けるためだけのブラケット等を不要とすることができる。このように、配管固定ブラケットに対し、油圧配管と手摺りの把持部とを兼用して取付けることにより、部品点数を削減することができ、作業装置全体の構成を簡素化することができる。
請求項5の発明によれば、作業装置の一側面に設けた配管固定ブラケットを用いて固定配管の一端側を固定することにより、この固定配管の一端側に接続される可撓性配管を、作業装置と平行して上部旋回体側から作業装置側へと延ばすことができる。これにより、上部旋回体に対して作業装置が俯仰動したときに、可撓性配管は作業装置に対して平行な姿勢を保ちつつ作業装置の動作に追従して変形することができる。この結果、作業装置の俯仰動に追従して可撓性配管が変形するときの方向を制限し、可撓性配管が上部旋回体側に設けられた部材と不用意に接触するのを抑えることができるので、可撓性配管の寿命を延ばすことができる。
以下、本発明に係る建設機械の実施の形態を、油圧ショベルに適用した場合を例に挙げ、添付図面を参照しつつ詳細に説明する。
図中、1は建設機械の代表例としての油圧ショベルを示し、この油圧ショベル1は、左,右一対の履帯2A,2Aを有する自走可能なクローラ式の下部走行体2と、該下部走行体2上に旋回可能に搭載された上部旋回体3と、該上部旋回体3の前部側に俯仰動可能に設けられた後述するオフセット式の作業装置21とにより大略構成され、この作業装置21によって、例えば道路脇の側溝等の掘削作業を行うものである。
そして、下部走行体2は、トラックフレーム2Aと、左,右一対の履帯2B(右側のみ図示)とにより構成され、上部旋回体3は、後述の旋回フレーム4、カウンタウエイト5、建屋カバー6、キャブ7、燃料タンク8、作動油タンク9、右前カバー10等により構成されている。
4は上部旋回体3のベースとなる旋回フレームで、該旋回フレーム4は、図2および図3に示すように、厚肉な鋼板等により形成された底板4Aと、該底板4A上に立設され左,右方向で対面しつつ前,後方向に延びた左,右の縦板4B,4Bと、底板4Aを挟んで左,右に配置された左,右のサイドフレーム4C(右側のみ図示)とを備えて構成され、強固な支持構造体をなしている。そして、左,右の縦板4Bの前端側には、後述する作業装置21のロアブーム22が上,下方向に回動可能にピン結合され、左,右の縦板4Bの後端側には、作業装置21との重量バランスをとるカウンタウエイト5が取付けられている。また、右サイドフレーム4Cの前端部には、後述する第1ステップ12が固定されると共に、後述する車体側手摺り16の下端部が固定されている。
6はカウンタウエイト5の前側に位置して旋回フレーム4の後部側に設けられた建屋カバーで、該建屋カバー6は、エンジンおよび油圧ポンプ等の油圧源(いずれも図示せず)を収容するものである。ここで、建屋カバー6の上面6A側にはエンジンカバー6Bが開,閉可能に設けられ、建屋カバー6内に収容されたエンジン等の点検作業等を行うときには、作業者は、建屋カバー6の上面6Aに上がってエンジンカバー6Bを開くことができる構成となっている。
7は建屋カバー6の前側に位置して旋回フレーム4の前部左側に配設されたキャブで、該キャブ7は運転室を画成するものである。そして、キャブ7内には、下部走行体2の走行を制御する走行レバー(図示せず)、後述の作業装置21を操作する操作レバー(図示せず)等が配置されている。
8は建屋カバー6の前側に位置して旋回フレーム4の右側に配設された燃料タンクで、該燃料タンク8は、エンジンに供給される燃料を貯溜するものである。9は建屋カバー6の前側に位置して燃料タンク8の左側に隣接して配設された作動油タンクで、該作動油タンク9は、油圧ショベル1に搭載された各種油圧アクチュエータに供給される作動油を貯溜するものである。ここで、燃料タンク8の上面と作動油タンク9の上面とは、建屋カバー6の上面6Aとほぼ同一平面を形成している。
10は燃料タンク8および作動油タンク9の前側に位置して旋回フレーム4の前部右側に設けられた右前カバーで、該右前カバー10は、後述する作業装置21の右側(左,右方向の一側)に配置され、油圧ショベル1に搭載された各種油圧アクチュエータへの圧油の給排を制御するコントロールバルブ(図示せず)等を収容するものである。ここで、右前カバー10は、前端側から斜め上向きに傾斜しつつ後方に向けて延びた前面板10Aと、該前面板10Aを右側方から覆う右側面板10Bとにより大略構成され、前面板10Aには、後述の第2ステップ13,第3ステップ14,第4ステップ15が設けられている。
11は後述する作業装置21の右側(左,右方向の一側)に隣接して階段状に設けられた足場部材で、該足場部材11は、エンジン等の点検作業を行う作業者が、地面と建屋カバー6との間を乗降するときの足場を構成するものである。そして、足場部材11は、後述の各ステップ12,13,14,15、によって構成されている。
12は旋回フレーム4を構成する右サイドフレーム4Cの前端部に設けられた第1ステップで、該第1ステップ12は、後述の各ステップ13,14,15と共に足場部材11を構成し、この足場部材11のうち最下段の足場を構成するものである。ここで、第1ステップ12は扁平な矩形の箱状に形成され、その上面には滑止め用の多数の突起が設けられている。そして、第1ステップ12は、右サイドフレーム4Cの右前端部に溶接によって固着され、前方に向けて水平に突出している。
13,14,15は右前カバー10の前面板10Aに設けられた第2,第3,第4ステップで、該各ステップ13,14,15は、上,下方向にほぼ一定の間隔をもって階段状に配置されている。ここで、第2,第3,第4ステップ13,14,15は、それぞれ矩形の箱状に形成され、その上面には滑止め用の多数の突起が設けられている。そして、これら第2,第3,第4ステップ13,14,15は、右前カバー10を構成する前面板10Aに溶接によって固着され、前方に向けて水平に突出している。
この場合、第1ステップ12から第4ステップ15は、階段状に連続して配置され、建屋カバー6内に収容されたエンジン等に対する点検作業を行う場合には、作業者は、各ステップ12〜15に順番に足を運ぶことにより、迅速かつ容易に建屋カバー6上に上がることができる構成となっている。
16は足場部材11の右側方に位置して上部旋回体3の前部右側に設けられた車体側手摺りで、該車体側手摺り16は、足場部材11を足場として建屋カバー6に乗降する作業者が把持するものである。ここで、車体側手摺り16は、例えばパイプ材等を折曲げることにより形成され、上,下方向に延びている。
そして、車体側手摺り16の下端側は、第1ステップ12の近傍に配置され、旋回フレーム4を構成する右サイドフレーム4Cの前端部にボルト等を用いて固定されている。また、車体側手摺り16の上端側は、第3ステップ14の近傍に配置され、右前カバー10の前面板10Aにボルト等を用いて固定されている。
この場合、車体側手摺り16の上端部16Aは、建屋カバー6の上面6Aよりも低い位置に設定され、後述する作業装置21のロアブーム22に対してアーム25およびバケット26を右側にオフセットした状態でバケット26を上部旋回体3側に引寄せたとしても、バケット26が車体側手摺り16の上端部16Aと干渉しない構成となっている。
次に、21は上部旋回体3の前部側に俯仰動可能に設けられた作業装置を示し、この作業装置21は、例えば道路脇の側溝等を掘削するのに好適に用いられるオフセット式の作業装置となっている。
ここで、作業装置21は、基端側が旋回フレーム4に俯仰動可能に取付けられたロアブーム22と、該ロアブーム22の先端側に左,右方向に揺動可能に取付けられたアッパブーム23と、該アッパブーム23の先端側に左,右方向に揺動可能に取付けられたアーム支持体24と、該アーム支持体24に上,下方向に回動可能に取付けられたアーム25と、該アーム25の先端側に上,下方向に回動可能に取付けられたバケット26とを備えている。
一方、旋回フレーム4とロアブーム22との間には、旋回フレーム4に対してロアブーム22を回動させるブームシリンダ27が設けられ、ロアブーム22とアッパブーム23との間には、ロアブーム22に対してアッパブーム23を揺動させるオフセットシリンダ(図示せず)が設けられ、アーム支持体24とアーム25との間には、アーム支持体24に対してアーム25を回動させるアームシリンダ28が設けられ、アーム25とバケット26との間には、アーム25に対してバケット26を回動させるバケットシリンダ29が設けられている。そして、これらブームシリンダ27、オフセットシリンダ(図示せず)、アームシリンダ28、バケットシリンダ29は、作業装置21を作動させる油圧アクチュエータを構成している。
また、ロアブーム22とアーム支持体24との間には、両者間を連結するリンクロッド(図示せす)が設けられ、このリンクロッドは、オフセットシリンダによりアッパブーム23がロアブーム22に対して左,右方向に揺動するときに、アーム支持体24に取付けられたアーム25を、ロアブーム22に対して常に平行に保つものである。
ここで、ロアブーム22は、左,右方向の一側に位置する右ウェブ板22Aと、左,右方向の他側に位置し右ウェブ板22Aと間隔をもって対面する左ウェブ板22Bと、これら右ウェブ板22A、左ウェブ板22Bを挟んで上,下方向で対面する上フランジ板22Cと、下フランジ板22Dとによって囲まれた角筒体として形成されている。
そして、ロアブーム22の基端側は、旋回フレーム4の左,右の縦板4Bに上,下方向に回動可能にピン結合され、ロアブーム22の先端側には、アッパブーム23の基端側が左,右方向に揺動可能にピン結合されている。また、ロアブーム22の右ウェブ板22Aには、後述する配管固定ブラケット34が設けられ、ロアブーム22の上フランジ板22Cには、後述する第1の固定部材33が設けられる構成となっている。
30は上部旋回体3に搭載された油圧源(図示せず)からの圧油をアームシリンダ28に給排する2本のアームシリンダ用油圧配管で、これら各アームシリンダ用油圧配管30は、右前カバー10内に収容されたコントロールバルブ(図示せず)とアームシリンダ28のロッド側油室およびボトム側油室との間を接続するものである。
ここで、アームシリンダ用油圧配管30は、右前カバー10側(上部旋回体3側)から作業装置21側へと延びた可撓性配管としてのアームシリンダ用ホース30Aと、後述する配管固定ブラケット34を用いてロアブーム22の右ウェブ板22Aに固定された金属管からなるアームシリンダ用固定配管30Bとにより大略構成されている。そして、アームシリンダ用固定配管30Bの一端側30B1は、アームシリンダ用ホース30Aの先端30A1に接続され、アームシリンダ用固定配管30Bの他端側は、ロアブーム22の右ウェブ板22Aに沿って上フランジ板22C側に導出された後、該上フランジ板22Cに沿ってアッパブーム23の近傍部位まで延びている。
31は油圧源からの圧油をバケットシリンダ29に給排する2本のバケットシリンダ用油圧配管で、これら各バケットシリンダ用油圧配管31は、右前カバー10内に収容されたコントロールバルブとバケットシリンダ29のロッド側油室およびボトム側油室との間を接続するものである。
ここで、バケットシリンダ用油圧配管31は、右前カバー10側から作業装置21側へと延びた可撓性配管としてのバケットシリンダ用ホース31Aと、配管固定ブラケット34を用いてロアブーム22の右ウェブ板22Aに固定された金属管からなるバケットシリンダ用固定配管31Bとにより大略構成されている。そして、バケットシリンダ用固定配管31Bの一端側31B1は、バケットシリンダ用ホース31Aの先端31A1に接続され、バケットシリンダ用固定配管31Bの他端側は、ロアブーム22の右ウェブ板22Aに沿って上フランジ板22C側に導出された後、該上フランジ板22Cに沿ってアッパブーム23の近傍部位まで延びている。
32は油圧源からの圧油をオフセットシリンダ(図示せず)に給排する2本のオフセットシリンダ用油圧配管で、これら各オフセットシリンダ用油圧配管32は、右前カバー10内に収容されたコントロールバルブとオフセットシリンダのロッド側油室およびボトム側油室との間を接続するものである。
ここで、オフセットシリンダ用油圧配管32は、右前カバー10側から作業装置21側へと延びた可撓性配管としてのオフセットシリンダ用ホース32Aと、配管固定ブラケット34を用いてロアブーム22の右ウェブ板22Aに固定された金属管からなるオフセットシリンダ用固定配管32Bとにより大略構成されている。そして、オフセットシリンダ用固定配管32Bの一端側32B1は、オフセットシリンダ用ホース32Aの先端32A1に接続され、オフセットシリンダ用固定配管32Bの他端側は、ロアブーム22の右ウェブ板22A、上フランジ板22Cに沿って左ウェブ板22B側に導出された後、該左ウェブ板22Bに沿ってオフセットシリンダ(図示せず)の近傍部位まで延びる構成となっている。
33はロアブーム22の上フランジ板22Cに設けられた第1の固定部材で、該第1の固定部材33は、後述する手摺り39の上側を固定するものである。ここで、第1の固定部材33は、図5等に示すように断面L型に折曲げられた板体からなり、ロアブーム22の上フランジ板22Cに溶接され、上フランジ板22Cから上方に突出している。そして、第1の固定部材33の上端面33Aは、ロアブーム22の上フランジ板22Cと間隔をもって対面し、この上端面33Aには、後述する手摺り39の上側取付部39Aが取付けられる構成となっている。
34はロアブーム22の右ウェブ板22Aに設けられた第2の固定部材としての配管固定ブラケットで、該配管固定ブラケット34は、上述したアームシリンダ用固定配管30B、バケットシリンダ用固定配管31B、オフセットシリンダ用固定配管32Bを固定すると共に、後述する手摺り39の把持部39Bを固定するものである。ここで、配管固定ブラケット34は、図5等に示すように略断面J型に折曲げられた上面板34A、下面板34B、右側面板34C等からなる板体によって形成され、ロアブーム22の右ウェブ板22Aに溶接されることにより、右ウェブ板22Aから右側方に突出している。
そして、配管固定ブラケット34の上面板34Aには、配管クランプ35,36が着脱可能に取付けられ、図4に示すように、配管クランプ35と上面板34Aとの間でアームシリンダ用固定配管30Bの一端側30B1を挟持し、配管クランプ36と上面板34Aとの間でオフセットシリンダ用固定配管32Bの一端側32B1を挟持する構成となっている。
また、配管固定ブラケット34の下面板34Bには、配管クランプ37が着脱可能に取付けられ、配管クランプ37と下面板34Bとの間でバケットシリンダ用固定配管31Bの一端側31B1を挟持する構成となっている。さらに、配管固定ブラケット34の右側面板34Cには、手摺りクランプ38が着脱可能に取付けられ、右側面板34Cと手摺りクランプ38との間で後述する手摺り39の把持部39Bを挟持する構成となっている。
ここで、配管固定ブラケット34は、ロアブーム22の右ウェブ板22Aから右側方に離間した位置で、アームシリンダ用固定配管30Bの一端側30B1、バケットシリンダ用固定配管31Bの一端側31B1、オフセットシリンダ用固定配管32Bの一端側32B1を固定している。
これにより、図3及び図4に示すように、オフセットシリンダ用固定配管32Bの一端側32B1に接続されるオフセットシリンダ用ホース32Aを、ロアブーム22と平行して右前カバー10側(上部旋回体3側)から作業装置21側へと延ばすことができる構成となっている。
これと同様に、アームシリンダ用固定配管30Bの一端側30B1に接続されるアームシリンダ用ホース30Aを、ロアブーム22と平行して右前カバー10側から作業装置21側へと延ばすことができ、バケットシリンダ用固定配管31Bの一端側31B1に接続されるバケットシリンダ用ホース31Aを、ロアブーム22と平行して右前カバー10側から作業装置21側へと延ばすことができる構成となっている。なお、図3においては、オフセットシリンダ用ホース32Aの下方にアームシリンダ用ホース30A、バケットシリンダ用ホース31Aが配置されている。
また、ロアブーム22と平行して右前カバー10側から作業装置21側へと延びたアームシリンダ用ホース30A、バケットシリンダ用ホース31A、オフセットシリンダ用ホース32Aは、図2に示すように、互いに接触しないように異なる曲率をもって円弧状に湾曲している。
これにより、ロアブーム22が旋回フレーム4に対して俯仰動したときに、アームシリンダ用ホース30A、バケットシリンダ用ホース31A、オフセットシリンダ用ホース32Aは、ロアブーム22に対して常に平行な姿勢を保ちつつ、かつ互いに接触することなく、ロアブーム22の動作に追従して変形することができる構成となっている。
次に、39はロアブーム22に設けられた手摺りを示し、該手摺り39は、建屋カバー6内に収容されたエンジン等の点検作業を行う作業者が、足場部材11を足場として建屋カバー6に乗降するときに把持するものである。
ここで、手摺り39は、図5等に示すように、パイプ材等を用いて略U型の枠状に形成され、ロアブーム22の上フランジ板22Cに対向しつつ左,右方向に延びる一対の上側取付部39A,39Aと、該各上側取付部39Aから下向きに折曲げられロアブーム22の右ウェブ板22Aに沿って延びる略U型の把持部39Bと、該把持部39B内に設けられた2本の補強材39Cとにより大略構成されている。
そして、手摺り39の各上側取付部39Aにはボルト挿通孔39Dが穿設され、該ボルト挿通孔39Dに挿通したボルト40を、ロアブーム22の上フランジ板22Cに設けた第1の固定部材33の上端面33Aにナット等を用いて締込むことにより、手摺り39の上側取付部39Aが第1の固定部材33に固定される構成となっている。
また、手摺り39の把持部39Bの下端側は、ロアブーム22の右ウェブ板22Aに設けられた配管固定ブラケット34の右側面板34Cに当接し、この配管固定ブラケット34の右側面板34Cにボルト41を用いて取付けられる手摺りクランプ38によって、配管固定ブラケット34に固定される構成となっている。
このように、手摺り39は、ロアブーム22の上フランジ板22Cに設けられた第1の固定部材33に上側取付部39Aが固定され、ロアブーム22の右ウェブ板22Aに設けられた配管固定ブラケット34(第2の固定部材)に把持部39Bの下端側が固定されることにより、ロアブーム22に対して3点支持される。これにより、手摺り39をロアブーム22に対して強固に取付けることができ、足場部材11を足場として建屋カバー6に乗降する作業者が安心して手摺り39を把持することができる構成となっている。
一方、ロアブーム22に手摺り39を取付けた状態で、図3および図4に示すように、把持部39Bの上端側はロアブーム22の上フランジ板22Cよりも上方に配置され、把持部39Bの下端側はロアブーム22の下フランジ板22Dよりも下方まで延びている。これにより、ロアブーム22の右ウェブ板22Aに配管固定ブラケット34を用いて固定されたアームシリンダ用固定配管30B、バケットシリンダ用固定配管31B、オフセットシリンダ用固定配管32Bと、配管固定ブラケット34とを、手摺り39の把持部39Bによって外側(右側方)から覆うことができる構成となっている。
本実施の形態による油圧ショベル1は、上述の如き構成を有するもので、この油圧ショベル1は、下部走行体2によって作業現場まで自走した後、上部旋回体3を旋回させつつ作業装置21を俯仰動させることにより、土砂の掘削作業等を行なう。
ここで、油圧ショベル1は、ロアブーム22に手摺り39を設けることにより、上部旋回体3に設けた車体側手摺り16の上端部16Aを、建屋カバー6の上面6Aよりも低い位置に配置する構成としている。これにより、例えば道路脇の側溝等を掘削するときに、作業装置21のロアブーム22に対してアーム25およびバケット26を右側にオフセットした状態で、バケット26を上部旋回体3側に引寄せたとしても、バケット26が車体側手摺り16に干渉することがない。この結果、オフセット式の作業装置21を用いた掘削作業を円滑に行うことができる。
次に、油圧ショベル1の始業点検等において、建屋カバー6内のエンジン等を点検する作業について説明する。
エンジン等に対する点検作業を行う場合には、先ず、油圧ショベル1を図1に示す休車姿勢とする。即ち、作業装置21のアッパブーム23を地面に対して略平行に延ばし、アーム25を地面に対して略垂直に配置してバケット26を地面に接地させた姿勢とし、エンジンを停止させる。
この状態で、作業者は、車体側手摺り16を把持しつつ、下部走行体2の履帯2Aの上面に上がり、履帯2Aの上面から足場部材11を構成する第1ステップ12へと踏み進む。そして、作業者は、ロアブーム22に設けられた手摺り39の把持部39Bを把持しつつ、第1ステップ12から階段状に連続する第2ステップ13,第3ステップ14,第5ステップ15を順次踏み進み、第4ステップ15から燃料タンク8または作動油タンク9の上面を経て建屋カバー6の上面6Aに到達する。
このようにして、建屋カバー6の上面6Aに達した作業者は、エンジンカバー6Bを開くことにより、建屋カバー6内に収容されたエンジン等に対する点検作業を行う。そして、点検作業が終了した後には、作業者は、建屋カバー6の上面6Aから足場部材11の第4ステップ15へと移動し、ロアブーム22に設けられた手摺り39の把持部39Bを把持しつつ、各ステップ15,14,13,12を順次踏み進んで下部走行体2の履帯2Aに到達した後、車体側手摺り16を把持しつつ履帯2Aから地面に降りる。
このように、エンジン等に対する点検作業を行う作業者が、足場部材11を足場として建屋カバー6に乗降するときに、作業者は、ロアブーム22に設けられた手摺り39の把持部39Bを常に把持することができるので、迅速かつ安全に建屋カバー6に乗降することができる。
また、手摺り39の各上側取付部39Aを、第1の固定部材33を介してロアブーム22の上フランジ板22Cに取付けた状態で、手摺り39の把持部39Bは、ロアブーム22の右ウェブ板22Aに沿って上,下方向に延び、その上端側は上フランジ板22Cよりも上方に配置され、その下端側は下フランジ板22Dよりも下方まで突出している。
これにより、ロアブーム22の右ウェブ板22Aに固定された配管固定ブラケット34と、この配管固定ブラケット34に固定されたアームシリンダ用固定配管30B、バケットシリンダ用固定配管31B、オフセットシリンダ用固定配管32Bとを、手摺り39の把持部39Bによって外側(右側方)から確実に覆うことができる。
この結果、作業者が足場部材11を足場として建屋カバー6に乗降するときに、作業者の衣服等が配管固定ブラケット34、各固定用配管30B,31B,32B等に引掛かるのを確実に防止することができ、作業者は円滑に建屋カバー6を乗降することができる。また、建屋カバー6に乗降する作業者が、アームシリンダ用固定配管30B、バケットシリンダ用固定配管31B、オフセットシリンダ用固定配管32B等を誤って把持するのを抑えることができ、これら固定用配管30B,31B,32Bを保護することができる。
また、手摺り39は、ロアブーム22の上フランジ板22Cに設けられた第1の固定部材33に上側取付部39Aが固定され、ロアブーム22の右ウェブ板22Aに設けられた配管固定ブラケット34(第2の固定部材)に把持部39Bの下端側が固定されることにより、ロアブーム22に対して3点支持される。これにより、手摺り39をロアブーム22に対して強固に取付けることができ、足場部材11を足場として建屋カバー6に乗降する作業者が安心して手摺り39を把持することができ、作業者が建屋カバー6を乗降するときの安全性を高めることができる。
また、ロアブーム22の右ウェブ板22Aには、アームシリンダ用固定配管30Bの一端側30B1、バケットシリンダ用固定配管31Bの一端側31B1、オフセットシリンダ用固定配管32Bの一端側32B1を固定するための配管固定ブラケット34を設け、手摺り39の把持部39Bは、この配管固定ブラケット34に手摺りクランプ38を用いて固定されている。このように、配管固定ブラケット34を利用して手摺り39の把持部39Bを固定することにより、この把持部39Bをロアブーム22の右ウェブ板22Aに取付けるためだけのブラケット等を不要とすることができる。この結果、部品点数を削減することができ、作業装置21全体の構成を簡素化することができる。
さらに、配管固定用ブラケット34は、ロアブーム22の右ウェブ板22Aから右側方に離間した位置で、アームシリンダ用固定配管30Bの一端側30B1、バケットシリンダ用固定配管31Bの一端側31B1、オフセットシリンダ用固定配管32Bの一端側32B1を固定している。これにより、オフセットシリンダ用固定配管32Bの一端側32B1に接続されるオフセットシリンダ用ホース32A、アームシリンダ用固定配管30Bの一端側30B1に接続されるアームシリンダ用ホース30A、バケットシリンダ用固定配管31Bの一端側31B1に接続されるバケットシリンダ用ホース31Aを、それぞれロアブーム22と平行して右前カバー10側(上部旋回体3側)から作業装置21側へと延ばすことができる(図3及び図4参照)。
このため、ロアブーム22が旋回フレーム4に対して俯仰動したときに、アームシリンダ用ホース30A、バケットシリンダ用ホース31A、オフセットシリンダ用ホース32Aは、ロアブーム22に対して常に平行な姿勢を保ちつつ、ロアブーム22の動作に追従して変形することができる。この結果、ロアブーム22の俯仰動に追従してアームシリンダ用ホース30A、バケットシリンダ用ホース31A、オフセットシリンダ用ホース32Aが変形するときの方向を制限し、これら各ホース30A,31A,32Aが上部旋回体3側に設けられた部材と不用意に接触するのを抑えることができるので、各ホース30A,31A,32Aの寿命を延ばすことができる。
なお、上述した実施の形態では、旋回フレーム4の右サイドフレーム4Cに設けた第1ステップ12と、上部旋回体4の右前カバー10に階段状に設けた第2〜第4ステップ13〜15とによって足場部材11を構成した場合を例示している。しかし、本発明はこれに限るものではなく、例えば高さ寸法が異なる工具箱、タンク等を前,後方向に隣接して配置することにより、階段状に連続する足場部材を構成してもよい。
また、上述した実施の形態では、左,右の履帯2Aを有するクローラ式の油圧ショベル1に適用した場合を例示している。しかし、本発明はこれに限らず、例えばホイール式の油圧ショベル等の他の建設機械にも広く適用することができる。
本発明の実施の形態による油圧ショベルを示す正面図である。 油圧ショベルのロアブーム、足場部材、手摺り等を示す斜視図である。 ロアブーム、油圧配管、手摺り等を図1中の矢示III−III方向からみた拡大平面図である。 図1中のロアブーム、油圧配管、手摺り等を拡大して示す要部拡大の正面図である。 ロアブーム、第1の固定部材、配管固定ブラケット、手摺り等を拡大して示す一部破断の斜視図である。
符号の説明
1 油圧ショベル(建設機械)
2 下部走行体
3 上部旋回体
4 旋回フレーム
6 建屋カバー
21 作業装置
22 ロアブーム
22A 右ウェブ板(一側面)
22C 上フランジ板(上面)
27 ブームシリンダ(油圧アクチュエータ)
28 アームシリンダ(油圧アクチュエータ)
29 バケットシリンダ(油圧アクチュエータ)
30 アームシリンダ用油圧配管
30A アームシリンダ用ホース(可撓性配管)
30A1,31A1,32A1 先端
30B アームシリンダ用固定配管
30B1,31B1,32B1 一端側
31 バケットシリンダ用油圧配管
31A バケットシリンダ用ホース(可撓性配管)
31B バケットシリンダ用固定配管
32 オフセットシリンダ用油圧配管
32A オフセットシリンダ用ホース(可撓性配管)
32B オフセットシリンダ用固定配管
33 第1の固定部材
34 配管固定ブラケット(第2の固定部材)
39 手摺り
39A 上側取付部
39B 把持部

Claims (5)

  1. 自走可能な下部走行体と、該下部走行体上に旋回可能に設けられた上部旋回体と、該上部旋回体に俯仰動可能に設けられ油圧アクチュエータによって作動する作業装置とからなり、
    前記上部旋回体は、支持構造体をなし前部側に前記作業装置が取付けられると共に後部側にエンジンおよび油圧源が搭載された旋回フレームと、該旋回フレームに設けられ前記エンジンおよび油圧源を収容する建屋カバーと、前記作業装置に対し左,右方向の一側に隣接して階段状に設けられ前記建屋カバーに乗降する作業者の足場となる足場部材とを備え、
    前記作業装置には、左,右方向の一側面に沿って配置され前記作業装置の油圧アクチュエータに前記油圧源からの圧油を給排する油圧配管を設けてなる建設機械において、
    前記作業装置には前記足場部材を足場として前記建屋カバーに乗降する作業者が把持する手摺りを設け、
    前記手摺りは、前記油圧配管の途中部位を覆った状態で前記作業装置に固定され、前記作業装置の一側面に位置する部位を前記作業者が把持する把持部として構成したことを特徴とする建設機械。
  2. 前記手摺りは、前記作業装置の上面に対向し当該上面に取付けられる上側取付部と、該上側取付部から折曲げられて前記作業装置の前記一側面に沿って延び、前記油圧配管の途中部位を外側から覆う前記把持部とにより構成してなる請求項1に記載の建設機械。
  3. 前記作業装置の上面には前記手摺りの上側を固定する第1の固定部材を設け、前記作業装置の前記一側面には前記手摺りの把持部を固定する第2の固定部材を設ける構成としてなる請求項1または2に記載の建設機械。
  4. 前記作業装置の前記一側面には前記油圧配管の一部を固定するための配管固定ブラケットを設け、
    前記手摺りの上側は前記第1の固定部材に固定し、前記手摺りの把持部は前記配管固定ブラケットを前記第2の固定部材として固定する構成としてなる請求項3に記載の建設機械。
  5. 前記油圧配管は、前記上部旋回体側から前記作業装置側へと延びた可撓性を有する可撓性配管と、前記作業装置の前記一側面に取付けられ一端側が前記可撓性配管の先端に接続された金属管からなる固定配管とからなり、
    前記配管固定ブラケットは、前記可撓性配管が前記作業装置と平行して前記上部旋回体側から前記作業装置側に延びるように前記固定配管の一端側を固定し、
    前記手摺りの把持部は、前記配管固定ブラケットと前記固定配管とを外側から覆う構成としてなる請求項4に記載の建設機械。
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