JP2010104727A - 生理用ショーツ - Google Patents

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Abstract

【課題】経血の後漏れおよび横漏れを防ぐと共に、着用時の締め付け感を緩和する。
【解決手段】前後身頃部12、13と股部14を有する本体11の外面側に、股部14の前端14aから後身頃部13の上端13aにかけて、本体11とは別体の引き上げ部材21を備えている。引き上げ部材21は、保持布22の内面側の幅方向両側に沿って全長にわたって左右一対のストレッチテープ23を取り付けてなり、股部14の最下端位置14eから股部14の後端14bにかけて臀裂に沿って配置される部分を細幅としている。引き上げ部材21の前端21aは股部14の前端14aに連結し、後端21bは後身頃部上端13aに連結して該両端間は本体11から遊離させている。引き上げ部材21と後身頃部上端13aとの連結位置は、後身頃部中心点13bより左右脇側ラインまでの各寸法Lに対して1/2Lから1/3Lの範囲の後身頃部中央領域Xとしている。
【選択図】図1

Description

本発明は生理用ショーツに関し、特に、吸収パッドのズレを発生させないように安定的に保持し、就寝時等に発生しやすい経血の後漏れ、横漏れの防止を図ると共に、着用時の身体への締め付け感の軽減を図るものに関する。
生理用ショーツは、通常、吸収パッドに予め貼着されている粘着テープを、股部内面に直接、あるいは、股部内面に取り付けられている防水布等に粘着させて股部に固定的に装着し、吸収パッドから経血が漏れた場合でも防水布により外部に漏れないようにしている。
しかしながら、前記のように吸収パッドを粘着テープを介して股部に固定しているだけである場合、衣類の股部が身体の股部よりズレると、吸収パッドも身体の股部からズレることとなる。かつ、就寝時の寝返りや運動時には身体の動きと衣類の股部とが離れた状態となりやすく、よって、吸収パッドも身体の股部からズレて隙間が生じ、この隙間から経血が漏れやすい問題がある。
さらに、身体の股部は比較的平面的であるが、臀部側の左右膨出部に挟まれた臀裂はV形状の立体形状であるため、吸収パッドは臀裂から浮いた状態となって隙間が発生してしまう。よって、就寝時には、この隙間を通って仰向き姿勢では経血の後漏れが発生しやすく、横向き姿勢では経血の横漏れが発生しやすい。
前記問題を解決するために、吸収パッドを身体の股部に押圧させることで吸収パッドと身体との密着性を高め、経血漏れを防ぐようにしたものが種々提案されている。
例えば、特開2004−254860号(特許文献1)では、図5(A)(B)に示すように、前身頃1aと後身頃1bの間に股部1cを設け、股部1cの後端から後身頃1bのウエストホール部1dにかけての中央領域に微伸縮部1eを設け、該微伸縮部1e以外の腹部、臀部を覆う箇所は良伸縮性生地で構成し、前記股部1cの幅方向中央部には引き上げ部1fを設け、該引き上げ部1fの後端を前記微伸縮部1eに連結すると共に、前端を、前身頃1aの中央領域の外側に取り付けたパワーネット等からなる固定部1gに連結したショーツ1が提案されている。
前記ショーツ1は、前記引き上げ部1fの後端も前端も伸縮力が微小な生地に固定されているため、該引き上げ部1fを中だるみさせることなく、身体の股部および臀裂に密着させることができ、それにより、経血漏れを防止できるとされている。また、身体の腹部や臀部を覆う部位の伸縮性を良好としていることにより、着用時の締め付け力を緩和できるとされている。
しかしながら、前記ショーツ1は、立ち姿勢では、前記引き上げ部1fと微伸縮部1eの引っ張り力により吸収パッドを臀裂に沿わせやすくなるが、仰向き姿勢のときには、臀部の膨出部が寝具に押しつけられてヒップの横幅が広がり、ショーツ1の臀裂に沿わせた部分も幅方向に引っ張られるため、それに伴い前記微伸縮部1eと引き上げ部1fは臀裂への食い込みから浮きあがりやすくなる。そのため、ショーツ1に粘着テープで固定された吸収パッドも幅方向に引っ張られて臀裂から浮いた状態となり、臀裂と吸収パッドとの間に隙間が生じるため、特に就寝時の経血漏れを有効に防止できない問題がある。
一方、本出願人の先願に係る特開2004−321589号(特許文献2)は、図6(A)(B)に示すように、前身頃2b、後身頃2c、股部2dを有する本体2aと、該本体2aの外側で該本体2aから遊離させた状態で股部を押さえながら背面側へと引き上げるフィット材3を備えたショーツ2を提案している。フィット材3は、2本のストレッチテープ3a、3bからなり、該2本のテープ3a、3bを前後両側で分岐させて前側V字部3cと後側V字部3dを形成し、前側V字部3cの前端を恥骨近傍の股部2dの前端の左右両側に縫着し、後側V字部3dの後端(上端)を後身頃2cのウエスト部の左右脇側に縫着し、前後V字部3c、3dに挟まれた部分は2本のテープ3a、3bを互いに接合して一体部3eとし、該一体部3eを股部の最下端から臀裂に沿って位置させている。
前記ショーツ2は、フィット材3を本体2aから遊離させているうえ、臀裂に沿った部分には前記一体部3eを位置させているため、特に就寝時に臀部の膨出部が寝具に押し付けられてヒップが幅方向に広がっても、本体2aが幅方向に引っ張られるのみで、フィット材3はこの臀部の広がりの影響を受けずに済むため、臀裂からの浮きあがろうとする本体2aをフィット材3で外側から押さえ込むことができる。
しかしながら、前記フィット材3の後側V字部3dの上端は後身頃2cのウエスト部の左右脇側に縫着されているため、フィット材3の前後端の縫着部間の距離が長くなって該フィット材3の安定性が低下し、着用時に前記一体部3eが臀裂から逸れる虞がある。また、後側V字部3dの上端がウエスト部の左右脇側まで開いているため、該後側V字部3dの一体部3eに対する引き上げ力が強く作用しやすいうえ、該一体部3eは2本のテープ3a、3bを一体化しているため、該テープ3a、3bの引っ張り力が局部的に集中しやすく、肌当たりと体への締め付け感が強くなる点にも課題がある。
特開2004−254860号公報 特開2004−321589号公報
本発明は前記問題に鑑みてなされたもので、運動時や就寝時においても吸収パッドを安定的に股部および臀裂にフィットさせて経血の横漏れや後漏れを防止できると共に、着用時の締め付け感を緩和して良好な着心地が得られる生理用ショーツの提供を課題としている。
前記課題を解決するために、本発明は、前後身頃部と股部を有する伸縮性素材からなる本体と、前記股部と前身頃部との連結位置となる股部の前端から後身頃部の上端にかけた外面側に臀裂に沿って取り付ける別体の引き上げ部材を備え、
前記引き上げ部材は、保持布と、該保持布の内面側の幅方向両側に沿って全長にわたって取り付ける左右一対のストレッチテープとからなり、
前記保持布は、股部の最下端位置から股部の後端にかけて臀裂に沿って配置される部分を細幅とし、股部の最下端位置から股部前端にかけては拡幅形状とすると共に、股部の後端から後身頃部の上端にかけても拡幅形状とし、
前記引き上げ部材の一端は前記股部の前端に連結すると共に、他端は前記後身頃部の上端に連結して該両端間は前記本体の股部および後身頃部から遊離させ、
前記引き上げ部材と後身頃部上端との連結位置は、後身頃部中心点より左右脇側ラインまでの各寸法Lに対して1/2Lから1/3Lの範囲の後身頃部中央領域内としていることを特徴とする生理用ショーツを提供している。
このように、生理用ショーツの本体の外側に該本体から遊離させて前記引き上げ部材を取り付けているため、運動や就寝時の寝返り等の身体挙動によってショーツ本体が多少伸縮したり位置ずれしても、前記引き上げ部材は股部から臀裂に沿った位置にとどまり、吸収パッドを股部および臀裂に押し付けることができる。
特に、前記引き上げ部材の、股部の最下端位置から股部の後端にかけて配置される部分を、臀裂の窪みに収まる細幅部としているため、就寝時に仰向け姿勢となった場合に臀部が寝具に押し付けられてショーツ本体が幅方向に引っ張られて伸びたとしても、前記引き上げ部材は引っ張られることなく臀裂にフィットし、本体の臀裂部分が浮き上がらないように外側から引き上げて押さえることができるため、吸収パッドを股部および臀裂にピッタリとフィットさせて経血の横漏れや後漏れを有効に防止することができる。
また、前記引き上げ部材と後身頃部上端との連結箇所を、後身頃部中心点より左右脇側ラインまでの各寸法Lに対して1/2Lから1/3Lの範囲の後身頃部中央領域とすることにより、該引き上げ部材の前端の連結位置から後端の連結位置までの距離、特に沿端距離が長くなりすぎることを抑制でき、引き上げ部材の安定感と密着性を高めて該引き上げ部材が股部や臀裂から位置ずれすることをより確実に防止することができる。
さらに、テープのみで押さえ機能を発揮していた前記従来例と異なり、テープが該テープよりも幅広の保持布と一体化して押さえ機能を発揮することにより、テープ自体の引っ張り力を緩和することができる。よって、ストレッチテープの肌当たりおよび締め付け感をソフトにし、着心地を良好なものとすることができる。
前記保持布は、円弧状の凸部と凹部を交互に連続させた波部を幅方向の両端縁に設けた端始末不要の伸縮性素材からなり、
前記左右一対の各ストレッチテープの外縁を、前記波部の凹部の最深部に沿って位置させて、ストレッチテープの外縁より波部の凸部を突出させ、
前記引き上げ部材は、その幅方向の両側の波部の凸部からなる最外側部の伸長力F1、該最外側部に隣接する前記ストレッチテープの取付部の伸長力F2、該左右のストレッチテープに挟まれた中央部の伸長力F3を、F2>F3>F1としていることが好ましい。
このように、保持布の端部を波形状とすることにより、直線形状とした場合に比して該端部の伸長力を弱めることができ、特に臀裂の窪みにフィットした前記細幅部の端部が反り返ることを防止できる。また、保持布の端部を波形状とすることに加え、該保持布に端始末不要の生地を用いることにより、引き上げ部材の輪郭が外衣に現れにくくなるうえ、本体との視覚的一体性が生じ、前記生理用ショーツが特異形状であることへの抵抗感を軽減することができる。
また、前記引き上げ部材の伸長力を「強」「中」「弱」の3段階に分け、左右ストレッチテープで挟まれた部分の伸長力は中程度として該部分の身体挙動への追従性を高めると共に、幅方向両端部の伸長力を「弱」として該部分を身体の立体形状に沿いやすくしているため、身体挙動によって引き上げ部材が引き攣れたり皺等が発生することを防止でき、着用感を向上させることができる。
前記左右一対のストレッチテープは全長にわたって互いに接合しないように前記保持布に取り付けると共に、
該左右一対のストレッチテープは、前記保持布の前記後側拡幅部では、該保持布と共に連結する後身頃部の上端に対して内角が40〜80度の範囲となるように傾斜させる一方、保持布の前記細幅部では隙間をあけて略平行配置し、かつ、保持布の前記前側拡幅部では、該前側拡幅部の下端から上端にかけて互いに離反方向へ傾斜させ、
前記前側拡幅部の上端の連結位置となる股部前端位置では、前記左右のストレッチテープの前端が位置する前記保持布の幅方向両端を股部の幅方向両端との隙間をあけて配置していることが好ましい。
このように、前記左右一対のストレッチテープを、前記引き上げ部材の長さ方向の全長にわたって互いに隙間をあけて設けることにより、引き上げ部材の長さ方向のいずれの箇所においてもストレッチテープの引っ張り力が局所的に集中することを抑制できる。
また、後側拡幅部に取り付けられる左右ストレッチテープの、後身頃部の上端に対する内角を40〜80度の範囲内としているのは、40度未満では左右ストレッチテープの左右への開き角度が大きくなるため、前記細幅部に対して引き上げ力が強く作用して締め付け感が強くなりすぎ、80度を超えると、左右ストレッチテープの左右への開き角度が小さくなるため、前記細幅部に対する引き上げ力が弱くなりすぎることに因る。
さらに、前側拡幅部に取り付けられる左右ストレッチテープも、股部最下端位置から股部前端にかけて互いに離反方向に傾斜させているため、左右のストレッチテープが股部の幅方向両側を押さえることができる。よって、脚を動かして本体の股部に捻じれが生じた場合でも、脚の付け根の形状に沿って股部両側で吸収パッドを位置決めして押さえることができ、股部の側方からの横漏れを有効に防止できる。
さらにまた、引き上げ部材の前端で、保持布の幅方向両端を股部の両端から隙間をあけて配置することにより、厚みを増大させずに肌当たりに違和感を発生させない。即ち、本体の股部の両端縁に、前記保持布の縫着と本体の縫着および本体生地の端始末とが重なると、該重なりにより厚みが増大し、ゴロつき感などの不快感や視覚的に違和感を発生させることになるが、本発明では前記隙間をあけて重ならないようにしている。
前記保持布の前記後側拡幅部には、前記左右のストレッチテープに挟まれた中央部の後側上端からV形状あるいは円弧形状の切欠部を設け、該引き上げ部材の後端中央を前記後身頃部の上端に連結せず遊離させていることが好ましい。
このように、左右ストレッチテープに挟まれた後側拡幅部の上端中央に本体から遊離させた切欠部を設けることにより、後側拡幅部の前記細幅部に対する引き上げ力を適度に緩和することができ、締め付け感をさらに軽減することができる。
前記引き上げ部材と前記本体とは、色、柄が同一の素材より形成していることが好ましい。これにより、本体と引き上げ部材の視覚的一体性を高めることができ、前記生理用ショーツの特異形状に対する抵抗感をより軽減することができる。
前記生理用ショーツは、穿き込み部の少ないショーツ(所謂「ローライズタイプ」のショーツ)とすることが好ましい。即ち、ローライズタイプのショーツは背面側においてもウエスト位置が低くなるため、引き上げ部材の長さを短くすることができ、該引き上げ部材の安定性および密着性をより高めることができる。
前記ストレッチテープは、厚みの薄いもの等、外衣に響きにくいものが好ましい。
上述したように、本発明によれば、股部から臀裂に沿って配置される引き上げ部材を本体から遊離させて取り付けていることにより、該引き上げ部材は、運動や就寝時の寝返り等の身体挙動によるショーツ本体の伸縮や変形の影響を受けることなく、股部から臀裂に安定的に位置して本体を引き上げ、吸収パッドを身体にフィットさせることができるため、経血の横漏れや後漏れを有効に防止できる。
また、前記引き上げ部材と後身頃部上端との連結箇所を、後身頃部中心点より左右脇側ラインまでの各寸法Lに対して1/2Lから1/3Lの範囲の後身頃部中央領域内とすることにより、該引き上げ部材と本体との前後連結部に挟まれた遊離部分の長さが長くなりすぎることを抑制でき、引き上げ部材の安定感と密着性を高めることができる。
さらに、左右一対のストレッチテープが各テープよりも幅広の保持布と一体化して押さえ機能を発揮することにより、ストレッチテープの締め付け力を緩和することができる。よって、ストレッチテープの肌当たりおよび締め付け感をソフトにし、着心地を良好なものとすることができる。
また、引き上げ部材の伸長力を部位によって「強」「中」「弱」の3段階に分け、左右ストレッチテープに挟まれた部分の伸長力を中程度として該部分の身体挙動への追従性を高めると共に、幅方向両端部の伸長力を「弱」として身体の立体形状に沿わせやすくしているため、身体挙動によって皺等が発生したり前記両端部が反り返ることを防止し、着用感を向上させることができる。
さらにまた、後身頃部上端に保持布と共に取り付ける左右ストレッチテープの後身頃部上端に対する内角を40〜80度の範囲内とすることにより、左右ストレッチテープの細幅部に対する適度な引き上げ力を確保することと、左右ストレッチテープによる不快な締め付け感を緩和して着用感を向上させることを両立させることができる。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
図1乃至図3は、本発明の第一実施形態にかかる生理用ショーツ10を示す。
生理用ショーツ10は、穿き込み部の少ないローライズタイプのショーツであり、図1(A)(B)に示すように、前身頃部12、後身頃部13、股部14とからなる本体11の外面側に、別体の引き上げ部材21を臀裂に沿って取り付けている。
前記本体11は、端始末不要で伸縮性を有するフリーカット素材からなる。該本体11は、前身頃部12と後身頃部13とを脇線で縫着し、前身頃部12の下端と後身頃部13の下端を股部14の前後端14a、14bと縫着し、前後身頃部12、13に囲まれた胴周り開口15と、前後身頃部12、13と股部14とで囲まれた左右の脚周り開口16を設けている。
前記胴周り開口15の内側周縁にはストレッチテープ17を縫着している。また、前記股部14の左右両端14c、14dに沿った内側にも、図2に示すようにストレッチテープ18を縫着している。
前記前身頃部12の上端12aと前記後身頃部13の上端13aは、ローライズ用にウエストラインよりも所要寸法低く位置させている。
前記股部14の内側には、図2に示すように防水布19を取り付けている。該防水布19は、前後両端を股部14と縫着H3、H4しているが、左右両端を含むその他の箇所は股部14と縫着せず遊離させている。
前記引き上げ部材21は、図1および図3に示すように、前記本体11の股部14の前端14aから後身頃部13の上端13aにかけて配置される保持布22に、該保持布22の幅方向両端に沿った全長にわたって厚みが薄く細幅の左右一対のストレッチテープ23を縫着してなる。
前記引き上げ部材21の前端21aは、前記保持布22と左右ストレッチテープ23を前記本体11の股部14の前端14aに縫着H1し、後端21bは、保持布22の後述する切欠部27を挟む左右両側部21c、21dとストレッチテープ23とを後身頃部13の上端13aと縫着H2しているが、該引き上げ部材21の前後縫着部H1、H2間と、切欠部27を設けた後端中央部は、股部14および後身頃部13に縫着せず遊離させている。
前記引き上げ部材21の後端21bと後身頃部13の上端13aとの縫着部H2は、後身頃部13の上端中心点13bより左右脇線ラインまでの各寸法Lに対して1/2Lから1/3Lの範囲の後身頃部中央領域X内に位置させている。
前記保持布22は、図1(A)(B)および図3(A)に示すように、股部14の最下端位置14eから後端14bにかけて配置される部分を細幅部24とし、股部最下端位置14eから股部前端14aにかけて配置される部分を細幅部24から拡幅した逆三角形状の前側拡幅部25とし、股部後端14bから後身頃部上端13aにかけて配置される部分を細幅部24から拡幅した逆三角形状の後側拡幅部26としている。該後側拡幅部26には、左右ストレッチテープ23に挟まれた中央部の上端から円弧状の切欠部27を設けている。
前記保持布22は前記本体11と同一素材からなり、色および柄も前記本体11と同一としている。
前記保持布22の幅方向両端縁は、円弧状の凸部28と凹部29を交互に連続させた波形状とし、左右一対のストレッチテープ23は、図3(B)に示すように、各ストレッチテープ23の外縁23aが、前記凹部29の最深部29aに沿って位置するように縫着し、該ストレッチテープ23の外縁23aより前記凸部28を突出させている。これにより、引き上げ部材21は、幅方向両端の前記凸部28からなる最外側部Aの伸長力F1と、左右ストレッチテープ23を取り付けた部分Bの伸長力F2と、該左右ストレッチテープ23に挟まれた中央部Cの伸長力F3を、F2>F3>F1としている。
前記左右ストレッチテープ23は、引き上げ部材21の全長にわたって互いに接合せず、隙間をあけて取り付けている。具体的には、図3(A)に示すように、前記保持布22の前記細幅部24では、左右ストレッチテープ23を隙間をあけて略平行に配置し、前記前側拡幅部25では、該前側拡幅部25の下端から上端にかけて互いに離反方向に傾斜させ、前記後側拡幅部26では、該後側拡幅部26の下端から上端にかけて互いに離反方向に傾斜させている。この後側拡幅部26における左右ストレッチテープ23の傾斜角度は、図1(A)に示すように、後身頃部13の上端13aに対して内角θ1が40度から80度の範囲内となるように傾斜させている。
前記引き上げ部材21の前端21aの前記縫着部H1では、前記左右ストレッチテープ23の前端が位置する保持布22の幅方向両端22a、22bを、前記股部14の幅方向両端14c、14dの前端14f、14gから隙間をあけた内側に配置している。
前記構成の生理用ショーツ10は、本体11とは別体からなる引き上げ部材21を、前端21aと後端21bの縫着部H1、H2間を本体11から遊離させて取り付けているうえ、前記引き上げ部材21の股部から臀裂にかけて配置される部分を細幅部24としているため、運動中や就寝中に本体11が伸縮変形したり位置ずれした場合でも、引き上げ部材21は臀裂の窪みに収まってフィットし続けることができる。特に、就寝中に仰向け姿勢となった場合、臀部の膨らみが押し潰されることに伴い本体11が横方向に引っ張られて臀裂から浮きあがろうとしても、臀裂の窪みにフィットした前記引き上げ部材21が本体11を外側から押さえつけて臀裂からの浮き上がりを抑制するため、本体11の股部14の内側に固着した吸収パッドを臀裂に沿った山折れ状態に維持してピッタリと隙間なく臀裂に密着させることができる。
また、引き上げ部材21には左右一対のストレッチテープ23を取り付けているため、該引き上げ部材21は着用者の体型や挙動に応じて伸縮して身体への押さえ機能を発揮するため、吸収パッドを身体の股部および臀裂に無理なくフィットさせることができる。
これらにより、前記生理用ショーツ10は、運動中や就寝中の経血の後漏れや横漏れを有効に防止することができる。
また、前記生理用ショーツ10をローライズタイプとして後身頃部13の上端13aをウエストラインよりも低く設定していると共に、引き上げ部材21の後端21bと後身頃部13の上端13aとの縫着部H2を前記後身頃部中央領域X内に設定していることにより、引き上げ部材21の本体11からの遊離部分の距離、特に該遊離部分の沿端距離が長くなることを抑制でき、該引き上げ部材21の安定感を高めて臀裂から位置ずれしにくくすることができる。
さらに、左右一対のストレッチテープ23を保持布22に縫着し、該ストレッチテープ23の押さえ機能を保持布22と一体で発揮させていると共に、左右のストレッチテープ23を保持布22の全長にわたって幅方向に隙間をあけて配置していることにより、ストレッチテープのみで押さえる場合や左右のストレッチテープを接合して形成した一体部で押さえる場合に比して、ストレッチテープ23による締め付け感を緩和でき、肌あたりもソフトにすることができる。
さらにまた、前記引き上げ部材21は、その伸長力を部位によって「強」「中」「弱」の3段階に変えているため、左右ストレッチテープ23を取り付けた部分Bは強い伸長力で吸収パッドを身体へピッタリと密着させることができる一方、左右のストレッチテープ23で挟まれた間の前記中央部Cは中程度の伸長力として身体挙動への追従性を高めることができ、該引き上げ部材21の最外側部Aは伸長力を「弱」として身体の立体形状に沿わせやすくすることができる。よって、身体挙動によって引き上げ部材21に皺等が発生して着用感が低下することを防止することができる。
また、保持布22の幅方向両端部を波形状としていることによっても、引き上げ部材21の幅方向両端部の伸長力を弱め、該両端部の反り返り等を有効に防ぐことができる。
さらに、前記後側拡幅部26に取り付けた左右ストレッチテープ23の、後身頃部13の上端13aに対する内角θ1を40〜80度の範囲内としているため、左右ストレッチテープ23が左右に開きすぎて細幅部24に対する引き上げ力が強くなりすぎることも、左右ストレッチテープ23の開き角度が小さすぎて細幅部24に対する引き上げ力が弱まりすぎることもなく、細幅部24に対して適度な引き上げ力を作用させることができるため、前記生理用ショーツ10の股部および臀裂への優れたフィット感と良好な着用感を両立させることができる。
また、後側拡幅部26の上端中央に本体から遊離させた切欠部27を設けていることにより、該後側拡幅部26による細幅部24に対する引き上げ作用を緩和することができるため、この点からも締め付け感を軽減することができる。
さらに、前側拡幅部25に取り付けた左右ストレッチテープ23は、股部最下端位置14eから股部前端14aにかけて互いに離反方向に傾斜させているため、この左右のストレッチテープ23によって吸収パッドを股部両側で位置決めして押さえることができ、股部の側方からの横漏れを有効に防止できる。
さらにまた、引き上げ部材21の前端21aでは、保持布22の幅方向両端22a、22bを股部14の左右両端14c、14dの前端14f、14gから隙間をあけて配置することにより、股部の両側端縁の厚さを増大させず、着用感を損なわないようにすることができる。
また、前記保持布22を端始末不要の素材で形成すると共に、該保持布22の幅方向両端部を前記波形状とし、かつ、該保持布22と本体11とを同一色、同一柄の同一素材で形成しているため、本体11と引き上げ部材21との視覚的一体性を高めることができ、前記生理用ショーツ10の特異形状に対する違和感等を緩和することができると共に、引き上げ部材21が外衣に響くことも防止できる。
前記引き上げ部材21は、図4に示す変形例1のように、保持布22の前記切欠部27を略V形状としてもよい。また、この変形例1のように、保持布22の幅方向両端部を直線状としてもよい。その場合、図4に示すように、左右一対のストレッチテープ23を保持布22の前記直線状の両端縁22c、22dよりも所要寸法内側に縫着し、該ストレッチテープ23の外縁23aよりも外側に保持布22の両端部を突出させることにより、引き上げ部材21の最外側部Aに伸長力が弱い部分を形成している。
なお、本発明は前記実施形態および変形例に限定されるものではない。
本発明の第一実施形態に係る生理用ショーツを示し、(A)は背面図であり、(B)は正面図である。 図1に示す生理用ショーツの股部の内面側を示す平面図である。 図1に示す引き上げ部材の内面側を示し、(A)は全体図であり、(B)は要部拡大図である。 第1実施形態の変形例1に係る生理用ショーツを示す背面図である。 従来例を示す図である。 他の従来例を示す図である。
符号の説明
10 生理用ショーツ
11 本体
12 前身頃部
13 後身頃部
14 股部
21 引き上げ部材
22 保持布
23 ストレッチテープ
24 細幅部
25 前側拡幅部
26 後側拡幅部

Claims (5)

  1. 前後身頃部と股部を有する伸縮性素材からなる本体と、前記股部と前身頃部との連結位置となる股部の前端から後身頃部の上端にかけた外面側に臀裂に沿って取り付ける別体の引き上げ部材を備え、
    前記引き上げ部材は、保持布と、該保持布の内面側の幅方向両側に沿って全長にわたって取り付ける左右一対のストレッチテープとからなり、
    前記保持布は、股部の最下端位置から股部の後端にかけて臀裂に沿って配置される部分を細幅とし、股部の最下端位置から股部前端にかけては拡幅形状とすると共に、股部の後端から後身頃部の上端にかけても拡幅形状とし、
    前記引き上げ部材の一端は前記股部の前端に連結すると共に、他端は前記後身頃部の上端に連結して該両端間は前記本体の股部および後身頃部から遊離させ、
    前記引き上げ部材と後身頃部上端との連結位置は、後身頃部中心点より左右脇側ラインまでの各寸法Lに対して1/2Lから1/3Lの範囲の後身頃部中央領域内としていることを特徴とする生理用ショーツ。
  2. 前記保持布は、円弧状の凸部と凹部を交互に連続させた波部を幅方向の両端縁に設けた端始末不要の伸縮性素材からなり、
    前記左右一対の各ストレッチテープの外縁を、前記波部の凹部の最深部に沿って位置させて、ストレッチテープの外縁より波部の凸部を突出させ、
    前記引き上げ部材は、その幅方向の両側の波部の凸部からなる最外側部の伸長力F1、該最外側部に隣接する前記ストレッチテープの取付部の伸長力F2、該左右のストレッチテープに挟まれた中央部の伸長力F3を、F2>F3>F1としている請求項1に記載の生理用ショーツ。
  3. 前記左右一対のストレッチテープは全長にわたって互いに接合しないように前記保持布に取り付けると共に、
    該左右一対のストレッチテープは、前記保持布の前記後側拡幅部では、該保持布と共に連結する後身頃部の上端に対して内角が40〜80度の範囲となるように傾斜させる一方、保持布の前記細幅部では隙間をあけて略平行配置し、かつ、保持布の前記前側拡幅部では、該前側拡幅部の下端から上端にかけて互いに離反方向へ傾斜させ、
    前記前側拡幅部の上端の連結位置となる股部前端位置では、前記左右のストレッチテープの前端が位置する前記保持布の幅方向両端を股部の幅方向両端との隙間をあけて配置している請求項1または請求項2に記載の生理用ショーツ。
  4. 前記保持布の前記後側拡幅部に、前記左右のストレッチテープに挟まれた中央部の後側上端からV形状あるいは円弧形状の切欠部を設け、前記引き上げ部材の後端中央を前記後身頃部の上端に連結せず遊離させている請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の生理用ショーツ。
  5. 前記引き上げ部材と前記本体とは、色、柄が同一の素材より形成している請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の生理用ショーツ。
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