JP2010103060A - 表示装置 - Google Patents

表示装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2010103060A
JP2010103060A JP2008276021A JP2008276021A JP2010103060A JP 2010103060 A JP2010103060 A JP 2010103060A JP 2008276021 A JP2008276021 A JP 2008276021A JP 2008276021 A JP2008276021 A JP 2008276021A JP 2010103060 A JP2010103060 A JP 2010103060A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
guide plate
light guide
end surface
display device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2008276021A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinsuke Nishioka
伸介 西岡
Mikio Morita
幹雄 森田
Shinji Koide
晋司 小出
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Panasonic Electric Works Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Electric Works Co Ltd filed Critical Panasonic Electric Works Co Ltd
Priority to JP2008276021A priority Critical patent/JP2010103060A/ja
Publication of JP2010103060A publication Critical patent/JP2010103060A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】点光源を備え且つ表示面全体の輝度の均一性が高い表示装置を提供する。
【解決手段】表示装置(誘導灯)は、透明なアクリル樹脂で形成され且つ上端面(一端面)2bに入射される光を厚み方向の一表面側に出射する導光板2と、導光板2の前記一表面側に配置された表示パネル3とを備える。そして、導光板2の上端面2bに対向して配置されるとともに発光ダイオード(点光源)42が、導光板2の厚み方向に直交し且つ導光板2の上端面2bに沿った長手方向における一端側に配置された発光ダイオード42から入射した光を導光板2の上端面2bの全体に導光する光源用導光板(導光部材)41を有し、光源用導光板41は、第1の端面41bと第2の端面41cとの間の距離が、前記長手方向における他端側に近づくほど小さくなる形に形成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、表示装置に関するものである。
従来から、図4(a)に示すように、前面が開口した直方体状の器具本体1’の内側に光源である直管型の冷陰極蛍光灯45’と、冷陰極蛍光灯45’の周囲に配設され且つ冷陰極蛍光灯45’から器具本体1’の前方以外の方向へ出射された光を前面側へ反射する反射板46’と、透光性のアクリル樹脂で形成され且つ表示面3a’に避難口へ誘導するためのシンボル(図示せず)が表記され器具本体1’の前面側に配設された表示パネル3’とを備える内照式の表示装置(誘導灯)が提供されている。
ところが、内照式の表示装置では、図4(b)に示すように、表示パネル3’の表示面3a’において、上下方向における中央部分が最も明るく、当該部分から上下方向の両側に離れるにつれて暗くなる形で輝度ムラが生じ外観が良くなかった。
これに対して、従来から、図5(a)(b)に示すように、透明なアクリル樹脂で形成され且つ一端面に対向配置された光源である冷陰極蛍光灯45”から前記一端面に入射される光を前面側に出射する矩形板状の導光板2”と、冷陰極蛍光灯45”の周囲に配設され且つ冷陰極蛍光灯45”から出射された光を前記一端面側へ反射する第1の反射板46a”と、導光板2”の前記一端面から入射した光を前面側へ反射する第2の反射板46b”と、透光性のアクリル樹脂で形成され且つ表示面3a”に前記シンボルが表記され導光板2”の前面側に配設された表示パネル3”とを備える導光板式の表示装置が提供されている。導光板式の表示装置では、内照式の表示装置に比べて表示パネル3”の表示面3a”の輝度ムラを抑制することができる。
導光板2”には、図6(a)に示すように、後面側に複数の横溝2a”が形成されており、当該複数の横溝2a”の互いの間隔が前記一端面から離れるにつれて互いの間隔が狭くなるように設定されているもの(以下、横溝方式と称す)がある。また、他の導光板2”として、図6(b)に示すように、後面側に光を拡散するための複数のドット2b”が形成されており、当該複数のドット2b”の単位面積当りの数が、前記一端面から離れるほど大きくなるように設定されているもの(以下、拡散方式と称す)がある。
図5(a)(b)に示した構成の表示装置において、例えば、横溝方式の導光板2”を使用した場合、導光板2”の前記一端面から入射した光は、図5(c)に示すように、後面側に形成された横溝2a”で反射されて導光板2”の前面側に出射される。
ところで、表示装置には、省エネルギ化が求められるが、前述の導光板式の表示装置において省エネルギ化を実現するための阻害要因として、図7に示すように、「商用電源から供給される電力の電源回路における電力変換効率」、「光源の発光効率」の向上による光源の消費電力の低減、「第1の反射板46a”の反射効率」、「導光板2”への光の入射効率」、「第2の反射板46b”の導光板2”の後面および下端面における反射効率」、「導光板2”に入射された光を所望の方向へ出射する効率」がある。これらの各性能を向上させることができれば、省エネルギ化が実現できる。ここで、「第1の反射板46a”の反射効率」、「導光板2”への光の入射効率」、「第2の反射板46b”の導光板2”の後面および下端面における反射効率」、「導光板2”に入射された光を導光板2”の所望の方向へ出射する効率」の向上にあたっては、表示パネル3”の表示面3a”全体の輝度の均一性を維持することが前提となる。
ここにおいて、表示装置に使用される導光板2”には、前述のように、図6(a)に示すような横溝方式の導光板2”と、図6(b)に示すような拡散方式の導光板2”とがある。図6(c)に横溝方式の導光板2”を使用した表示装置の表示パネル3”の表示面3a”の前面側における配光特性を上方から見た図、図6(e)に同表示装置の表示パネル3”の表示面3a”の前面側における配光特性を側方から見た図を示す。また、図6(d)に拡散方式の導光板2”を使用した表示装置の表示パネル3”の表示面3a”の前面側における配光特性を上方から見た図、図6(f)に同表示装置の表示パネル3”の表示面3a”の前面側における配光特性を側方から見た図を示す。ここで、図6(c)乃至(f)に示す一点鎖線は、等光度曲線を表す。図6(a)に示す導光板2”を使用した表示装置と、図6(b)に示す導光板2”を使用した表示装置とでは、配光特性が異なり、表示装置から出射される全光束量が同じ場合、拡散方式の導光板2”を使用した表示装置(図6(f)の一点鎖線)に比べて、導光方式の導光板2”を使用した表示装置(図6(e)の一点鎖線)のほうが斜め前方の光度が大きい。つまり、導光方式の導光板2”を使用した表示装置は、拡散方式の導光板2”を使用した表示装置に比べて、導光板2”に入射した光を斜め前方へ出射する効率が高い。一方、天井等に取り付けられて使用される表示装置には、斜め前方の明るさが望まれ、斜め前方以外の方向への明るさは必要とされない場合がある。従って、当該表示装置において、横溝方式の導光板2”を使用することにより、光を所望の斜め前方へ出射する効率を向上させるとともに、光を斜め前方以外の方向へ出射する効率を抑えることができる。従って、斜め前方の光度を必要な大きさに設定しながら斜め前方以外の方向の光度を抑えることにより、拡散方式の導光板2”を使用した表示装置に比べて、表示装置から出射する全光束量を低減することができる。しかして、図7に示すように、「導光板2”に入射された光を所望の方向へ出射する効率」の向上により省エネルギ化を図れる。
ところで、近年では、発光ダイオードの設計・製造技術の進歩が大きく、発光効率の高い発光ダイオードが実現している。また、発光ダイオードは、一般的に、前述の冷陰極蛍光灯に比べて消費電力が小さくなりつつある。
また、図8に示すように、複数の発光ダイオード42”と、内側に発光ダイオード42”が収納される光源ホルダ43”と、透明のアクリル樹脂で形成され且つ一端面に対向配置された複数の発光ダイオード42”から前記一端面に入射される光を厚み方向の一表面側に出射する導光板2”と、前記一端面から入射して導光板2”の後面側に出射した光を前側へ反射する反射板8”と、導光板2”の前面側に配設され且つ導光板2”からの光を拡散するための光学シート21”と、光学シート21”の前面側に配設された表示パネル3”とを備える導光板式の表示装置が提案されている(特許文献1、2参照)。従って、図8に示す構成の表示装置のように、光源として消費電力の低い発光ダイオード42”を使用した表示装置であれば、図7に示した「光源の発光効率」の向上による光源の消費電力の低減により、省エネルギ化を図れる。
要するに、図8(a)に示す構成の表示装置に、いわゆる横溝式の導光板を使用するとともに光源として消費電力の低い発光ダイオードを使用することにより、「導光板に入射された光を所望の方向へ出射する効率」を向上できるとともに「光源の発光効率」の向上により光源の消費電力を低減することができるので、より大きな省エネルギ化が期待できる。
特開2008−98190号公報 特開2004−265813号公報
しかしながら、図8(a)に示す構成の表示装置に、いわゆる横溝方式の導光板2”を使用した場合、複数の点光源である発光ダイオード42”を導光板2”の前記一端面の長手方向に沿って並設するため、前記一端面における複数の発光ダイオード42”に対向する発光部と、隣接する各発光ダイオード42”の間に対応する非発光部とで、導光板2”の前記一端面に入射する光の強度に差異が生じる。すると、表示パネル3”の表示面3a”における隣接する各発光ダイオード42”の間の非発光部に対応する部分に影(図8(b)の一点鎖線のハッチング部分)が生じ、表示パネル3”の表示面3a”全体の輝度の均一性が低下することがあった。また、図8(a)に示す構成の表示装置に、いわゆる拡散方式の導光板2”を使用した場合でも、表示パネル3”の表示面3a”における隣接する各発光ダイオード42”の間の非発光部に対応する部分に影(図8(c)の一点鎖線のハッチング部分)が生じ、表示パネル3”の表示面3a”全体の輝度の均一性が低下することがあった。
本願発明は、前記事由に鑑みて為されたものであり、その目的は、点光源を備え且つ表示面全体の輝度の均一性が高い表示装置を提供することにある。
請求項1の発明は、透光性材料で形成され且つ一端面に入射される光を厚み方向の一表面側に出射する導光板と、導光板の前記一表面側に配置され且つ導光板の前記一表面から出射される光を表示面から前面側へ出射するための表示パネルとを備え、導光板の前記一端面に対向して配置されるとともに導光板の前記一端面に沿った長手方向における一端側に配置された点光源から入射した光を導光板の前記一端面の全体に導光する導光部材を有することを特徴とする。
この発明によれば、点光源を備える表示装置において、複数の点光源を導光板の前記一端面の長手方向に沿って並設した場合に比べて、導光板の前記一端面全体における入射光強度の均一性を高めることができるので、表示パネルの表示面全体の輝度の均一性を向上させることができる。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記導光部材は、透光性材料で形成され、前記導光板の前記一端面に平行する前記導光板側の第1の端面と、前記導光板側とは反対側の第2の端面との間の距離が、前記長手方向における他端側に近づくほど短くなる形に形成されてなる光源用導光板であることを特徴とする。
この発明によれば、前記導光部材を構成する光源用導光板の第2の端面が、第1の端面と第2の端面との間の距離が前記長手方向における他端側に近づくほど短くなる形で傾斜していることにより、前記長手方向における他端側に近づくほど光源用導光板の第2の端面での光の反射角が小さくなるとともに光源用導光板の第1の端面への入射角が小さくなるので、前記長手方向における他端側ほど前記光源用導光板の内側から光を出射しやすくなっているので、第1の端面において前記点光源から遠い前記長手方向における他端側においても出射光の強度が減衰することがなく、前記導光板の前記一端面全体における入射光強度の均一性を高めることができるので、前記表示パネルの前記表示面全体の輝度の均一性を向上させることができる。
請求項1の発明によれば、点光源を備える表示装置において、複数の点光源を導光板の前記一端面の長手方向に沿って並設した場合に比べて、導光板の前記一端面における入射光強度の均一性を高めることができるので、表示パネルの表示面全体の輝度の均一性を向上させることができる。
(実施形態1)
以下、本実施形態について図1および図2に基づいて説明する。
本実施形態の表示装置は、誘導灯として使用される表示装置であって、前面が開口した直方体状の器具本体1を備え、器具本体1の前面の開口の大部分を覆う形で表示ユニット30が配設され、器具本体1の前面の開口のうち表示ユニット30に覆われない部分を覆う形で表示ユニット30の上縁に沿って点光源である発光ダイオード42を有する光源ユニット40が配設されている。
表示ユニット30は、透光性材料である透明アクリル樹脂で形成された矩形板状の導光板2と、導光板2の前面側に配置された矩形板状の表示パネル3(図2参照)と、導光板2の後面側と、導光板2の下端面を覆う形で配設された反射板(図示せず)と、導光板2、表示パネル3および反射板を保持する合成樹脂で形成されたパネルケース31とを備えている。ここで、導光板2の上端面2bが導光板2の内部に光を入射する一端面を構成しており、導光板2の内部に入射した光は、導光板2の厚み方向の一表面および反射板による反射を繰り返しながら導光板2の内部を伝播するとともに、導光板2の前面から出射される。なお、表示ユニット30は、器具本体1の左右両側壁の内面に突設された被係合片18にパネルケース31の後面に突設された係合片31dが係合した形で器具本体1の前面側に取り付けられる。
導光板2は、透明なアクリル樹脂からなり、上下方向において下側ほど厚みが薄くなるように形成されており、後面には、断面鋸刃形状の横溝2aが上下方向に沿って複数形成されている。ここに、導光板2の上下方向で隣接する横溝2a,2a同士の間隔は、導光板2の上端面2bから下端面側へ遠ざかるほど狭くなるように設定されている。
表示パネル3は、透光性のアクリル製樹脂で形成され、導光板2からの光を表示面3aから前面側へ出射する。また、表示パネル3の表示面3aには避難口へ誘導するためのシンボル(図示せず)が表記されている。
パネルケース31は、合成樹脂で形成され、左右方向の幅寸法が器具本体1の左右方向の幅寸法と略等しく、上下方向の幅寸法が器具本体1の上下方向の幅寸法よりも小さい平面視矩形状の取付ベース31aと、取付ベース31aの前面の周部において上辺を除いた3辺に沿って前方へ連続一体に突設された保持枠31bとを備えている。また、保持枠31bのうち左右両端部に設けられた部位の内面には、導光板2、表示パネル3および反射板を摺動自在に保持するための案内溝31cが形成されている。なお、保持枠31bの左右両端部に設けられた部位うち、上側に後述の発光ダイオード42が配置される側の一端部に設けられた部位の厚みが、他端部に設けられた部位の厚みに比べて厚さ寸法が大きくなるように設定されている。
光源ユニット40は、細長の光源ホルダ43の内側に後述の光源用導光板41および点光源である発光ダイオード42が収納されてなる。また、光源ホルダ43は、合成樹脂で形成されている。なお、光源ユニット40は、器具本体1の両側壁の内面における上端部に設けられた被係合部(図示せず)に光源ホルダ43の後面に突設された第2の係合片43aが係合した形で器具本体1の前面側に取り付けられる。
器具本体1の内部には、発光ダイオード42を点灯させるための電源回路(図示せず)を有する点灯装置5が配設されている。また、器具本体1の内部には、商用電源(図示せず)の停電時に点灯装置5へ給電するための非常用電源たる蓄電池を有する非常用電源ブロック6が配設されている。ここに、点灯装置5は、商用電源に接続される端子台7に電線(図示せず)を介して接続されるとともに、非常用電源ブロック6にも電線(図示せず)を介して接続されており、通常は商用電源により給電されて発光ダイオード42を点灯させて、商用電源の停電時には蓄電池により給電されて発光ダイオード42を点灯させるように構成されている。
ところで、本実施形態の表示装置には、導光板2の上端面2bに対向して配置されるとともに点光源である発光ダイオード42が、導光板2の上端面2bに沿った長手方向における一端側に配置され、発光ダイオード42から入射した光を導光板2の上端面2b側に導光する導光部材である光源用導光板41が設けられている。
光源用導光板41は、透明なアクリル樹脂で形成され、厚さ寸法が導光板2と略同じ厚さ寸法に設定されている。また、導光板2の上端面2bと平行する第1の端面42bと、導光板2側とは反対側の第2の端面41cとの間の距離が、前記長手方向における他端側に近づくほど小さくなる形に形成されている。つまり、光源用導光板41の第2の端面41cは、光源用導光板41の第1の端面41bに対して傾斜している。ここで、光源用導光板41は、図1(b)に示すように、光源用導光板41の前記長手方向における前記一端側に、発光ダイオード42からの光(図1(b)の矢印A)が入射する第3の端面41aが形成されており、第3の端面41aから光源用導光板41に入射した光は、第1の端面41b全体から出射される(図1(b)の矢印B)。光源用導光板41の第1の端面41bは、細長の長方形状であり、光源用導光板41と発光ダイオード42とで線状光源4を構成している。
また、光源用導光板41の第2の端面41cには、断面鋸刃状に形成され且つ光源用導光板41の内側を導光する光を光源用導光板41の第1の端面41b側へ反射する光反射用溝41eが形成されている。なお、本実施形態では、光源用導光板41の第2の端面41cに断面鋸刃状の光反射溝41eを形成する場合について説明したが、これに限定されず、光を拡散させるドットを形成してもよい。
点光源である発光ダイオード42としては、白色発光ダイオードが使用され、例えば、セラミックス基板42aに凹部(図示せず)を形成し、当該凹部の内側にGaN系化合物半導体を利用した発光ダイオード素子(図示せず)を配設するとともに、黄色蛍光体からなる蛍光物質を含む透光性のシリコーン樹脂(図示せず)を充填することで形成される白色発光ダイオードが使用されている。なお、発効ダイオード42の構成は、本実施形態で説明したものに限定されない。また、本実施形態では、点光源として発光ダイオード42を使用する例について説明したが、これに限定されるものではなく、例えば、有機EL光源等を使用してもよい。
本実施形態の表示装置では、従来の表示装置のように、複数の点光源である発光ダイオード42”を導光板2”の上端面の長手方向に沿って並設した場合に比べて、導光板2の上端面2b全体における入射光強度の均一性を高めることができるので、表示パネル3の表示面3a全体の輝度の均一性を向上させることができる。
また、光源用導光板41の第2の端面41cは、前述のように、光源用導光板41の第1の端面41bに対して傾斜していることにより、導光板2の上端面2bに沿った長手方向における他端側に近づくほど光源用導光板41の第2の端面41cでの光の反射角が小さくなるとともに光源用導光板41の第1の端面41bへの光の入射角が小さくなるので、前記長手方向の他端側ほど光源用導光板41の内部から光を出射しやすくなり、第1の端面41bにおいて発光ダイオード42から遠い前記長手方向の他端側においても光源用導光板41の第1の端面41bからの出射光の強度が減衰することがなく、導光板2の上端面2c全体における入射光強度の均一性を更に高めることができる。
更に、光源用導光板41の厚み方向の両側表面41f,41fと、第2の端面41cと、第3の端面41aに対向する第4の端面41dとは、反射率が高くなっている。従って、光源用導光板41の内側を導光してきた光は、光源用導光板41の第2の端面41cで反射されるとともに、光源用導光板41の厚み方向の両側表面41f,41fと、第4の端面41dとにおいて、光源用導光板41の内側に反射され、外側へ漏れ出すことが防止することができる。しかして、発光ダイオード42から光源用導光板41に入射した光を光源用導光板41の第1の端面41bから出射する効率を更に向上させることができるので、省エネルギ化を図ることができる。
本実施形態の表示装置では、点光源として発光ダイオード42を使用するので、一般の冷陰極蛍光灯を光源に使用した表示装置に比べて、消費電力が小さいから、省エネルギ化が図れる。
ところで、図8に示す構成の表示装置では、点光源である複数の発光ダイオード42”を導光板2”の上端面の長手方向に沿って一直線上に配置した構成としている。この場合、表示パネル3”の表示面3a”全体の輝度の均一性を向上させるために、発光ダイオード42”の数を増やして、隣接する各発光ダイオード42”,42”の間隔を狭くすることで、複数の発光ダイオード42”の間に生じる非発光部を小さくする必要がある。この場合、部品点数が増加するので、コスト上昇を招く可能性が大きい。
これに対して、本実施形態の表示装置は、発光ダイオード42が少なくとも1個あればよく、部品点数を削減することができるので、コスト低減を図ることができる。
また、本実施形態の表示装置では、前述のように、一般の冷陰極蛍光灯を使用した表示装置に比べて、消費電力が小さいので、非常用電源ブロック6(図2参照)の有する蓄電池の容量を低減することができる。従って、非常用電源ブロック6の有する蓄電池を充電に使用される電力消費量を小さくすることができるので、省エネルギ化を図ることができる。
(実施形態2)
本実施形態の表示装置の基本構成は、実施形態1と略同じであり、図3に示すように、金属で形成され且つ内面全体に反射面44aが形成された円筒部材の側壁に円筒部材の軸方向に沿って細長のスリット44bが形成された導光部材44を備え、導光部材44が導光板2の上端面2bに対向して配置される点が相違する。ここで、導光板2の上端面2bが導光板2の内部に光を入射する一端面を構成している。
ここにおいて、点光源である発光ダイオード42から導光部材44の内側へ入射した光は、導光部材44の内面全体に形成された反射面44aで反射を繰り返しながら、導光部材44の内側を導光するとともに、導光部材44の内側を導光する光の一部がスリット44bから導光板2の上端面2b側へ出射される(図3(a)(b)の矢印)。即ち、点光源である発光ダイオード42と導光部材44とで、細長のスリット44b全体から光を出射する線状光源4を構成している。
本実施形態の表示装置では、従来の表示装置のように、複数の点光源である発光ダイオード42”を導光板2”の上端面の長手方向に沿って並設した場合に比べて、導光板2の上端面2b全体における入射光強度の均一性を高めることができるので、表示パネル3の表示面3a全体の輝度の均一性を向上させることができる。
なお、上記各実施形態では、誘導灯として使用される表示装置について説明したが、これに限定されるものではなく、例えば、サインとして使用される表示装置であってもよい。
実施形態1の表示装置を示し、(a)は要部概略正面図、(b)は要部概略斜視図、(c)は動作説明図である。 同上の分解斜視図である。 実施形態2の表示装置を示し、(a)は要部概略正面図、(b)は要部概略断面図である。 従来例を示し、(a)は概略断面図、(b)は動作説明図である。 他の従来例を示し、(a)は概略正面図、(b)は概略断面図、(c)は動作説明図である。 同上の表示装置について、(a)は横溝方式の導光板の概略正面図、(b)は拡散方式の導光板の概略正面図、(c),(e)は横溝方式の導光板を使用した場合の配光特性を示す図、(d),(f)は拡散方式の導光板を使用した場合の配光特性を示す図である。 同上の課題を説明するための図である。 他の従来例を示し、(a)は概略分解斜視図、(b)は横溝方式の導光板を使用した表示装置の動作説明図、(c)は拡散方式の導光板を使用した表示装置の動作説明図である。
符号の説明
1 器具本体
2 導光板
2b 上端面(一端面)
3 表示パネル
4 線状光源
5 点灯装置
6 非常用電源ブロック
30 表示ユニット
40 光源ユニット
41 光源用導光板(導光部材)
41b 第1の端面
41c 第2の端面
41e 光反射用溝
42 発光ダイオード(点光源)









Claims (2)

  1. 透光性材料で形成され且つ一端面に入射される光を厚み方向の一表面側に出射する導光板と、導光板の前記一表面側に配置され且つ導光板の前記一表面から出射される光を表示面から前面側へ出射するための表示パネルとを備え、導光板の前記一端面に対向して配置されるとともに導光板の前記一端面に沿った長手方向における一端側に配置された点光源から入射した光を導光板の前記一端面の全体に導光する導光部材を有することを特徴とする表示装置。
  2. 前記導光部材は、透光性材料で形成され、前記導光板の前記一端面に平行する前記導光板側の第1の端面と、前記導光板側とは反対側の第2の端面との間の距離が、前記長手方向における他端側に近づくほど短くなる形に形成されてなる光源用導光板であることを特徴とする請求項1記載の表示装置。




































JP2008276021A 2008-10-27 2008-10-27 表示装置 Pending JP2010103060A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008276021A JP2010103060A (ja) 2008-10-27 2008-10-27 表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008276021A JP2010103060A (ja) 2008-10-27 2008-10-27 表示装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2010103060A true JP2010103060A (ja) 2010-05-06

Family

ID=42293527

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008276021A Pending JP2010103060A (ja) 2008-10-27 2008-10-27 表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2010103060A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013122729A1 (en) * 2012-02-17 2013-08-22 3M Innovative Properties Company Backlight system
WO2013122728A1 (en) * 2012-02-17 2013-08-22 3M Innovative Properties Company Anamorphic light guide
CN108227219A (zh) * 2016-12-21 2018-06-29 三星电子株式会社 光束扩展器、背光单元和包括该背光单元的全息显示装置
JP2020087893A (ja) * 2018-11-30 2020-06-04 パナソニックIpマネジメント株式会社 光源ユニット及びこれを備えた表示装置
JP7473880B2 (ja) 2020-08-28 2024-04-24 東芝ライテック株式会社 誘導灯

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11231320A (ja) * 1998-02-12 1999-08-27 Enplas Corp サイドライト型面光源装置及び液晶表示装置
JPH11312402A (ja) * 1998-04-30 1999-11-09 Matsushita Electric Works Ltd 照明器具
JP2001057106A (ja) * 1999-08-19 2001-02-27 Minebea Co Ltd 面状照明装置
JP2008524831A (ja) * 2004-12-22 2008-07-10 松下電器産業株式会社 半導体発光装置、照明モジュール、および照明装置、並びに半導体発光装置の製造方法、および半導体発光素子の製造方法

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11231320A (ja) * 1998-02-12 1999-08-27 Enplas Corp サイドライト型面光源装置及び液晶表示装置
JPH11312402A (ja) * 1998-04-30 1999-11-09 Matsushita Electric Works Ltd 照明器具
JP2001057106A (ja) * 1999-08-19 2001-02-27 Minebea Co Ltd 面状照明装置
JP2008524831A (ja) * 2004-12-22 2008-07-10 松下電器産業株式会社 半導体発光装置、照明モジュール、および照明装置、並びに半導体発光装置の製造方法、および半導体発光素子の製造方法

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013122729A1 (en) * 2012-02-17 2013-08-22 3M Innovative Properties Company Backlight system
WO2013122728A1 (en) * 2012-02-17 2013-08-22 3M Innovative Properties Company Anamorphic light guide
TWI581040B (zh) * 2012-02-17 2017-05-01 3M新設資產公司 背光系統
US9817173B2 (en) 2012-02-17 2017-11-14 3M Innovative Properties Company Anamorphic light guide
US9823404B2 (en) 2012-02-17 2017-11-21 3M Innovative Properties Company Backlight system
CN108227219A (zh) * 2016-12-21 2018-06-29 三星电子株式会社 光束扩展器、背光单元和包括该背光单元的全息显示装置
EP3339964A3 (en) * 2016-12-21 2018-10-24 Samsung Electronics Co., Ltd. Backlight unit and holographic display device including the same
US10459288B2 (en) 2016-12-21 2019-10-29 Samsung Electronics Co., Ltd. Backlight unit and holographic display device including the same
JP2020087893A (ja) * 2018-11-30 2020-06-04 パナソニックIpマネジメント株式会社 光源ユニット及びこれを備えた表示装置
JP7133788B2 (ja) 2018-11-30 2022-09-09 パナソニックIpマネジメント株式会社 光源ユニット及びこれを備えた表示装置
JP7473880B2 (ja) 2020-08-28 2024-04-24 東芝ライテック株式会社 誘導灯

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2009099271A (ja) 中空式面照明装置
JP2007234385A (ja) バックライト装置
JP2009016087A (ja) 導光部材、該導光部材を用いた照明装置、及び導光方法
JP2007059285A (ja) 照明器具
JP2009026708A (ja) 光源装置
JP2009252380A (ja) 中空式面照明装置
JP2008293767A (ja) 発光装置
WO2013129362A1 (ja) Led蛍光照明装置
JP2009181814A (ja) 光源装置
JP2009080993A (ja) 面発光装置
JP2010103060A (ja) 表示装置
JP2009187718A (ja) 光源装置
JP6198120B2 (ja) 発光モジュール及びそれを用いた照明装置
KR100971707B1 (ko) 바 형상의 발광장치
JP2015002138A (ja) 照明装置、タスクライト及び壁面取付照明装置
JP2010522961A (ja) 汎用照明システムおよび照明器具
JP2009181916A (ja) 光源装置
JP2012243680A (ja) 照明装置
JP2012243679A (ja) 照明装置
JP6041082B2 (ja) 照明装置
JP2008123725A (ja) 照明装置
JP5383758B2 (ja) 照明装置
TWI409412B (zh) Led照明裝置
JP5950529B2 (ja) 面光源装置およびそれを備える表示装置
JP6048935B2 (ja) 照明装置

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20100715

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20111020

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20120112

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20121220

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130122

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130325

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131001

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131202

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140325

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140526

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20141007

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20141111