JP2010102958A - スパークプラグ及びその製法 - Google Patents

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Abstract

【課題】環状接地電極チップの肉厚を薄くしても環状接地電極チップの温度上昇を抑え寿命低下を抑制すると共に、接地電極本体と環状接地電極チップとの溶融接合の高い信頼性を確保する。
【解決手段】中心電極3と、中心電極3との間で火花を発生する接地電極5とを備え、
接地電極5の接地電極本体5aの先端部5bに中心電極3と対向する方向に貴金属からなる環状接地電極チップ5dが電気的に固定されるスパークプラグ1であって、接地電極本体5aの先端部5bに中心電極3側に突出した凸部5cを設け、当該凸部5cの外周に環状接地電極チップ5dを配置し、凸部5cと環状接地電極チップ5dはレーザ溶接により電気的接合されており、環状接地電極チップ5dの先端面5iは凸部5cの先端面5jより中心電極3側に位置させる。
【選択図】 図1

Description

本発明はスパークプラグ及びその製法に関わるもので、自動車用内燃機関のスパークプラグに好適である。
例えば自動車用内燃機関に使用されるスパークプラグにおいては、高速運転時など高温環境下で使用されている。このような環境下で使用寿命を延ばすために、特に接地電極の電極チップに白金−ロジウム(Pt−Rh)合金等の貴金属を使用している。
この貴金属からなる接地電極チップは下記特許文献1の図1に記載されているように、接地電極チップ52(下記特許文献1の図1では突出部52)の形状は円筒形環状を呈しており、その端面において接地電極5の接地母材51に電気的に溶接接合されている構造である。
近年スパークプラグにおいては、着火性の向上や高価な貴金属の使用量を低減させるために、貴金属の環状接地電極チップの肉厚を薄くしたい要求がある。
しかしながら下記特許文献1に記載された構造のスパークプラグにおいては、肉厚を薄くすると内燃機関運転時に環状接地電極チップ52の放電部(中心電極4側の端面)の温度が上昇して当該電極チップ52の消耗が加速され寿命が短くなるという課題があった。また、環状接地電極チップ52の肉厚が薄くなると、当該電極チップ52と接地母材51との溶接が難しくなり、特にレーザ溶接等で接合部を溶接すると溶接部に穴が開いたりして電極チップ52と接地母材51との溶接接合の信頼性が確保できないという課題があった。
特開2006−286469号公報
本発明は上記の点に鑑みてなされたもので、接地電極本体の先端部に中心電極側に凸部を形成し、当該凸部の外周に環状接地電極チップを配置し、環状接地電極チップと凸部とを接合することにより、環状接地電極チップの肉厚が薄い形状であっても当該環状接地電極チップの温度上昇を抑えて寿命低下を抑制できると共に、接地電極本体と環状接地電極チップとの高い接合信頼性を確保できるスパークプラグ及びその製法を提供することにある。
請求項1に係る発明では、中心電極と、前記中心電極との間で火花を発生する接地電極とを備え、前記接地電極の接地電極本体の先端部に前記中心電極と対向する方向に貴金属からなる環状接地電極チップが接合されるスパークプラグであって、
前記接地電極本体の先端部に前記中心電極側に突出した凸部が設けられ、前記凸部の外周に前記環状接地電極チップが配置、接合され、前記環状接地電極チップの先端面は前記凸部の先端面より前記中心電極側に位置していることを特徴とする。
上記構成によれば、環状接地電極チップの肉厚を薄くした場合でも環状接地電極チップからの放熱経路を多くすることができ、当該環状接地電極チップの温度上昇を抑えて寿命低下を抑制できる。また、接地電極本体の凸部の外周面と環状接地電極チップの内周面が接合されるため両者の接合の信頼性を高めることできる。また、前記環状接地電極チップの先端面は前記凸部の先端面より前記中心電極側に位置させているので、接地電極チップを環状にしている特性を損なうことはない。
請求項2に係る発明では、前記環状接地電極チップと前記凸部は互いに溶融接合されていることを特徴とする。
上記構成によれば、環状接地電極チップの接地電極本体への接合を確実且つ強固にすることができ、放熱特性も高まる。
請求項3に係る発明では、前記凸部は2段形状であり、1段目の段部に前記環状接地電極チップが配置されていることを特徴とする。
上記構成によれば、環状接地電極チップの長さを短くでき、高価な貴金属の使用量を少なくできる。
請求項4に係る発明では、前記環状接地電極チップと前記2段形状の凸部との互いの溶融接合は、少なくとも前記環状接地電極チップの内周面と前記2段形状の凸部の2段目の外周面でなされていることを特徴とする。
上記構成によれば、肉厚の薄い環状接地電極チップであっても環状接地電極チップと凸部との周面での溶融接合であるため、両者の接合強度をより一層確実且つ強固にすることができる。
請求項5に係る発明では、前記凸部は前記接地電極本体と一体的に形成されていることを特徴とする。
上記構成によれば、凸部の接地電極本体への形成が容易に出ると共に、当該凸部の接地電極本体との接合信頼性を心配することなく放熱特性を高めることができる。
請求項6に係る発明では、中心電極と、前記中心電極との間で火花を発生する接地電極とを備え、前記接地電極の接地電極本体の先端部に前記中心電極と対向する方向に貴金属からなる環状接地電極チップが接合されるスパークプラグの製法であって、
前記接地電極本体の先端部に押し出し成形加工により前記中心電極側に突出すると共に環状接地電極チップの長さより短い長さの凸部を形成する工程と、前記凸部の外周に前記環状接地電極チップを配置し、前記環状接地電極チップと前記凸部とをレーザ溶接により溶融接合する工程を備えることを特徴とする。
上記構成によれば、凸部の接地電極本体への形成が容易であり且つ接地電極本体との接合性を心配することなく放熱特性を高めることができ、また、レーザ溶接が環状接地電極チップの側方からでき接地電極本体の凸部と環状接地電極チップとの溶融接合を高い信頼性で強固に行うことできる。
以下本発明になるスパークプラグの実施形態を図に基づき説明する。第1実施形態を示す図1、2、3において、スパークプラグ1は筒状の絶縁碍子2と、この絶縁碍子2の内部に装着された中心電極3と、絶縁碍子2の外周に取り付けられた金属製取付け金具4と、この取付け金具4の先端に接合された接地電極5を備えている。
取付け金具4の外周には内燃機関(図示せず)への取付け用ネジ4aが設けられ、中心電極本体3aの先端にはイリジウム−ロジウム合金等の貴金属からなる中心電極チップ3bが接合されている。そして中心電極本体3aと中心電極チップ3bで中心電極3を構成している。
接地電極5は接地電極本体5aの根元部5lが取付け金具4の先端に接合され、接地電極本体5aの先端部5bが中心電極3と対向する位置になるよう屈曲した形状をなし、先端部5bには中心電極チップ3bと対向し中心電極3側に突出した凸部5cを有している。この凸部5cは円形の横断面を有し、接地電極本体5aを押し出し成形することにより一体的に形成されている。
図2に示すように、接地電極本体5aの先端部5bに形成した凸部5cの外周には白金−ロジウム合金等の貴金属からなり円筒形の環状接地電極チップ5dが装着配置してある。凸部5cの外周面5eと接地電極チップ5dの内周面5fは接しており、接地電極チップ5dの端面5gは接地電極本体5aに当接している。そして接地電極本体5a、凸部5c、環状接地電極チップ5dで接地電極5を構成している。
凸部5cの高さは接地電極チップ5dの長さL1より短く、すなわち接地電極チップ5dの先端面5iは凸部5cの先端面5jより中心電極3側に位置している。これは接地電極チップ5dの先端面5iは放電面であるため、この先端面5iのみで放電を確実に行わせるために段差L2を設定している。本例では接地電極チップ5dの長さL1は0.5〜1.2mm、段差L2は0.2mm以上に設定している。
上記した凸部5cと接地電極チップ5dはレーザ溶接により、接地電極チップ5dの内周面5fと凸部5cの外周面5e、及び接地電極チップ5dの端面5gと接地電極本体5aがそれぞれ互いに溶融した状態で接合され図3に示すように溶融接合部Yを形成する。 レーザ溶接は接地電極チップ5dの全周に亘り溶融接合される。レーザ光線Xは接地電極チップ5dの外周から接地電極チップ5dの外周面5hに対しほぼ直交して(接地電極本体5a側に少し向かった方向)照射される。その結果、接地電極チップ5dは凸部5cと接地電極本体5aとの2面で溶融接合される。
図4は上記凸部5cの形成方法を示す。図4(a)に示す真っ直ぐな板状の接地電極本体5aの先端部5bに押出しプレス成形を施すことにより、図4(b)に示すように凸部5cを接地電極本体5aと一体的に形成する。この押し出し成形による一体成形法を採用すれば、凸部5cを容易に製造でき、また接地電極本体5aとの接合信頼性を心配する必要がなくなる。
また、上記凸部5cは図5に示すように、別個に作製した接地電極本体5aと同材料等の凸部5cを真っ直ぐな板状の接地電極本体5aの先端部5bに電気抵抗溶接等で接合してもよく、簡単な装置でできる。
また、本例では図3で説明したように接地電極チップ5dは凸部5cと接地電極本体5aとの2面で溶融接合しているので、図6において矢印で示すように放電、燃焼により高温度になる接地電極チップ5dの放熱経路を凸部5cと接地電極本体5aとの全接合面での2系統にすることができ、接地電極チップ5dの肉厚が薄くても温度上昇を抑制できる。
以上第1実施形態によるスパークプラグ1においては、接地電極本体5aの先端部5bに中心電極3側に突出した凸部5cを設け、この凸部5cの外周に環状接地電極チップ5dを配置し、凸部5cと環状接地電極チップ5dを溶融接合し、環状接地電極チップ5dの先端面5iを凸部5cの先端面5jより中心電極3側に位置させている。したがって環状接地電極チップ5dは内周面5fが凸部5cの外周面5eと、端部5gが接地電極本体5aと溶融接合されている為、肉厚を薄くした場合でも環状接地電極チップ5dからの放熱経路が多くなり環状接地電極チップ5dの温度上昇を抑えて寿命低下を抑制でき、また、両者の接合の信頼性を高めることできる。尚、環状接地電極チップ5dの先端面5iは凸部5cの先端面5jより中心電極3側に位置させているので、接地電極チップ5dを環状にしている特性を損なうことはない。
また、凸部5cを接地電極本体5aと一体的に形成しているから、凸部5cは容易に製造でき接地電極本体5aとの接合信頼性を心配する必要がなくなる。
図7は上記第1実施形態におけるスパークプラグ1において、真っ直ぐな板状の接地電極本体5aの先端部5bへの凸部5cの形成から環状接地電極チップ5dの溶融接合に至る製法を示す。図7(a)に示す板状の接地電極本体5aの先端部5bに押し出し成形加工を施し、図7(b)に示すように接地電極本体5aの先端部5bに一体的に凸部5cを形成する。次に図7(c)に示すように予め作製された環状接地電極チップ5dを凸部5cの外周に配置しセットする。その後、レーザ溶接により環状接地電極チップ5dの内周面5fと凸部5cの外周面5e、及び環状接地電極チップ5dの端面5gと接地電極本体5aを溶融接合し図7(d)に示すように溶融接合部Yを形成する。その後接地電極本体5aを折り曲げて取り付け金具4(図1参照)に接合する。
上記製法によれば凸部5cは接地電極本体5aの先端部5bへの接合性を心配することなく容易に形成でき、また、レーザ溶接により環状接地電極チップ5dの端面5gを接地電極本体5aに接合するだけでなく、環状接地電極チップ5dの内周面5fも凸部5cの外周面5eと溶融接合する為、高い接合信頼性を確保することができる。
図8、9は本発明によるスパークプラグ1の第2実施形態を示し、凸部5cの変形例である。図8に示すように凸部5cは2段形状を呈しており、1段目の段部5kに環状接地電極チップ5dを当接配置すると共に2段目の外周に配置した例である。接地電極本体5aから環状接地電極チップ5dの先端面5iまでの長さL1及び段差L2の長さは図2で説明した第1実施形態の例と同寸法である。従って環状接地電極チップ5d自体の長さL3は上記第1実施形態における環状接地電極チップ5dより短くすることができ、高価な貴金属の使用量を少なくすることができる。
そして、2段形状の凸部5cと環状接地電極チップ5dは、環状接地電極チップ5dの内周面5fと凸部5cの2段目の外周面5e、及び環状接地電極チップ5dの端面5gと凸部5cの1段目段部5kでレーザ溶接により環状接地電極チップ5dの全周に亘り溶融接合され、図9に示すように溶融接合部Yを形成する。
第2実施形態では、環状接地電極チップ5dが凸部5cの1段目の段部5kに配置しているので、第1実施形態に比べて環状接地電極チップ5dは接地電極本体5aから離れた位置にあり、レーザ溶接の照射方向を環状接地電極チップ5dに対して図9に示すように真横から照射できるので、特に環状接地電極チップ5dの内周面5fと凸部5cの2段目の外周面5eとの溶融接合を効率的にでき、両者を強固に接合できる。その他の作用については第1実施形態の場合と同様である。
図10は上記2段形状の凸部5cの形成方法を示す。図10(a)に示す真っ直ぐな板状の接地電極本体5aの先端部5bから押出しプレス成形を施すことにより、図10(b)に示すように2段形状の凸部5cを接地電極本体5aと一体的に形成する。この押し出し成形による一体成形法を採用すれば、2段形状の凸部5cは接地電極本体5aとの接合信頼性を心配する必要がなく且つ容易に形成できる。
また、上記2段形状の凸部5cは図11に示すように、別個に作製した接地電極本体5aと同材料等の2段形状の凸部5cを真っ直ぐな接地電極本体5aの先端部5bに電気抵抗溶接等で接合してもよく、簡単な装置でできる。
図12は上記第2実施形態におけるスパークプラグ1において、真っ直ぐな板状の接地電極本体5aの先端部5bへの2段形状の凸部5cの形成から環状接地電極チップ5dの溶融接合に至る製法を示す。図12(a)に示す板状の接地電極本体5aの先端部5bに押し出し成形加工を施し、図12(b)に示すように接地電極本体5aの先端部5bに一体的に2段形状の凸部5cを形成する。次に図12(c)に示すように予め作製された環状接地電極チップ5dを2段形状の凸部5cの2段目の外周に配置しセットする。その後、レーザ溶接により環状接地電極チップ5dの内周面5fと2段形状の凸部5cの2段目の外周面5e、及び環状接地電極チップ5dの端面5gと2段形状の凸部5cの1段目の段部5kをそれぞれ溶融接合し、図12(d)に示すように溶融接合部Yを形成する。その後接地電極本体5aを折り曲げて取り付け金具4(図1参照)に接合する。
上記製法では2段形状の凸部5cの接地電極本体5aの先端部5bへの形成が容易にでき、また、レーザ溶接が環状接地電極チップ5dの真横方向からできる為、接地電極本体5aの2段形状の凸部5cと環状接地電極チップ5dとの溶融接合をより高い信頼性で強固に行うことできる。
なお、上記第1、2実施形態におけるレーザ溶接による溶融接合は、少なくとも環状接地電極チップ5dの内周面5fと凸部5cの外周面5eとに施されていることが必要である。
また、上記環状接地電極チップ5dは円筒形状の例であったが、その形状は種々のものが考えられる。図13には上記環状接地電極チップ5dの断面形状の変形例を示す。図13(a)に示す環状接地電極チップ5dは断面が四角形で、内周面5fも四角面を呈している。図13(b)に示す環状接地電極チップ5dは断面が三角形で、内周面5fも三角面を呈している。図13(c)に示す環状接地電極チップ5dは断面が四角形で、内周面5fは円面を呈している。図13(d)に示す環状接地電極チップ5dは断面が三角形で、内周面5fは円面を呈している。このように環状接地電極チップ5dの断面形状は種々の形状が考えられる。そして内周面5fの形状に応じ上記凸部5cの断面形状を対応させればよい。断面形状が円形で、内周面も円面の環状接地電極チップ5dが作製上、材料使用量の面でも最もよい。
また、縦断面形状においても種々の形状が考えられる。図14には上記環状接地電極チップ5dの縦断面形状の変形例で凸部5cの外周に配置した例を示す。図14(a)に示すものは環状接地電極チップ5dの先端面5iが凸部5cの先端面5jの周囲を覆っている形状であり、放電面を大きくとることができ環状接地電極チップ5dの寿命を長くできる。図14(b)に示すものは環状接地電極チップ5dの内周面5fをその先端面5iが幅広くなるようにテーパ形状にした例であり、やはり放電面を大きくとることができ環状接地電極チップ5dの寿命を長くできる。図14(c)に示すものは環状接地電極チップ5dの外周面5hをその端面5gが幅広くなるようにテーパ形状にした例であり、凸部5cの段部5kとの接合面を大きくとることができ、接合強度や熱伝達面積を大きくすることができる。
本発明になるスパークプラグ1の第1実施形態の要部を示す一部断面正面図。 (a)、(b)は図1における接地電極5の正面断面図、下面図。 図2の接地電極5に溶接を施した状態を示す断面図。 (a)、(b)はそれぞれ第1実施形態のスパークプラグ1の接地電極5に凸部5cを形成する工程図。 第1実施形態のスパークプラグ1の接地電極5に凸部5cを形成する他の工程図。 本発明になるスパークプラグ1の第1実施形態の作用説明に供するもので、接地電極5の断面図。 (a)、(b)、(c)、(d)はそれぞれ本発明になる第1実施形態のスパークプラグ1の製法に供する工程図。 本発明になるスパークプラグ1の第2実施形態の要部を示す接地電極5の正面断面図。 図8の接地電極5に溶接を施した状態を示す断面図。 (a)、(b)はそれぞれ第2実施形態のスパークプラグ1の接地電極5に凸部5cを形成する工程図。 第2実施形態のスパークプラグ1の接地電極5に凸部5cを形成する他の工程図。 (a)、(b)、(c)、(d)はそれぞれ本発明になる第2実施形態のスパークプラグ1の製法に供する工程図。 (a)、(b)、(c)、(d)はそれぞれ本発明になるスパークプラグ1における環状接地電極チップ5dの他の例を示す断面図。 (a)、(b)、(c)はそれぞれ本発明になるスパークプラグ1における環状接地電極チップ5dの他の例を示すと共に接地電極5の凸部5cの外周に配置した状態を示す断面図。
符号の説明
1 スパークプラグ
2 絶縁碍子
3 中心電極
3a 中心電極本体
3b 中心電極チップ
4 取り付け金具
5 接地電極
5a 接地電極本体
5b 接地電極本体5aの先端部
5c 凸部
5d 環状接地電極チップ
5e 凸部5cの外周面
5f 環状接地電極チップ5dの内周面
5g 環状接地電極チップ5dの端面
5h 環状接地電極チップ5dの外周面
5i 環状接地電極チップ5dの先端面
5j 凸部5cの先端面
5k 凸部5cの段部
5l 接地電極本体5aの根元部
L1 環状接地電極チップ5dの長さ
L2 環状接地電極チップ5dと凸部5cとの段差
X レーザ溶接方向
Y 溶融接合部

Claims (6)

  1. 中心電極と、
    前記中心電極との間で火花を発生する接地電極とを備え、
    前記接地電極の接地電極本体の先端部に前記中心電極と対向する方向に貴金属からなる環状接地電極チップが接合されるスパークプラグであって、
    前記接地電極本体の先端部に前記中心電極側に突出した凸部が設けられ、
    前記凸部の外周に前記環状接地電極チップが配置、接合され、
    前記環状接地電極チップの先端面は前記凸部の先端面より前記中心電極側に位置していることを特徴とするスパークプラグ。
  2. 前記環状接地電極チップと前記凸部の接合は互いに溶融接合されていることを特徴とする請求項1記載のスパークプラグ。
  3. 前記凸部は2段形状であり、1段目の段部に前記環状接地電極チップが配置されていることを特徴とする請求項1又は2記載のスパークプラグ。
  4. 前記環状接地電極チップと前記2段形状の凸部との互いの溶融接合は、少なくとも前記環状接地電極チップの内周面と前記2段形状の凸部の2段目の外周面でなされていることを特徴とする請求項3記載のスパークプラグ。
  5. 前記凸部は前記接地電極本体と一体的に形成されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載のスパークプラグ。
  6. 中心電極と、
    前記中心電極との間で火花を発生する接地電極とを備え、
    前記接地電極の接地電極本体の先端部に前記中心電極と対向する方向に貴金属からなる環状接地電極チップが接合されるスパークプラグの製法であって、
    前記接地電極本体の先端部に押し出し成形加工により前記中心電極側に突出すると共に環状接地電極チップの長さより短い長さの凸部を形成する工程と、
    前記凸部の外周に前記環状接地電極チップを配置し、前記環状接地電極チップと前記凸部とをレーザ溶接により溶融接合する工程を備えることを特徴とするスパークプラグの製法。

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