JP2010101961A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】I/O識別制御手段の異なる装置搭載時の制御不良及びI/O識別制御の不要な低速化を防ぎ汎用性を持たせる。
【解決手段】複数のInput手段から入力される検出信号または複数のOutput手段へ出力する駆動制御信号を伝達する1つのデータ線と、このデータ線の入出力を特定する信号と1つのI/O手段を特定する識別信号を伝達する識別信号線と、データ線のデータ有効期間及び識別信号線の有効期間を定める期間信号線と、識別信号から該当するI/O手段を識別しデータ線上のデータを該当するI/O手段のデータとして有効にするI/O識別制御手段10と、I/O識別制御手段10を制御するための制御信号を生成するコントローラ30と、識別信号線のデータ有効期間内に発生するパルス信号のみを抽出しコントローラ30に出力する帰還信号線とを備え、I/O識別制御手段10に識別信号線で識別されたI/O手段の帰還信号のみを帰還信号線の有効信号として送受信を行なう送受信部26を設けた。
【選択図】図15
【解決手段】複数のInput手段から入力される検出信号または複数のOutput手段へ出力する駆動制御信号を伝達する1つのデータ線と、このデータ線の入出力を特定する信号と1つのI/O手段を特定する識別信号を伝達する識別信号線と、データ線のデータ有効期間及び識別信号線の有効期間を定める期間信号線と、識別信号から該当するI/O手段を識別しデータ線上のデータを該当するI/O手段のデータとして有効にするI/O識別制御手段10と、I/O識別制御手段10を制御するための制御信号を生成するコントローラ30と、識別信号線のデータ有効期間内に発生するパルス信号のみを抽出しコントローラ30に出力する帰還信号線とを備え、I/O識別制御手段10に識別信号線で識別されたI/O手段の帰還信号のみを帰還信号線の有効信号として送受信を行なう送受信部26を設けた。
【選択図】図15
Description
本発明は、複数のInput/Output手段のデータ信号を1つの信号線に載せ共有(多重)化することで、Input/Output手段のデータ信号線数の削減した画像形成装置に関する。
引用文献1には、膨大となる画像形成装置からの出力線を削減して、検出手段、並びにアクチュエータの増減により画像形成システム構成が変更になった場合でも、信号線数を増大させることなく対応できるよう汎用性を持たせた画像形成装置が開示されている。
特開2008−158355公報
ところで、上記したような画像形成装置では、画像を形成するにあたり、装置の多くの個所の状態や動作状態を検出し、それに応じて装置内のアクチュエータを細かく制御する必要がある。
画像形成装置をそのような状態にするためには、画像形成制御手段(ボード)に入力される信号線及びボードから出力される信号線の数が膨大となり、装置が複雑化し小型化が困難になっている。
そこで、複数のセンサからの検出信号、または複数のアクチュエータへの駆動制御信号を1つの信号線を共有化して載せるI/O(Input/Output)制御法を用いることで、膨大となる画像形成装置のデータ入出力線を削減すると同時に、センサ並びにアクチュエータの増減により画像形成システム構成が変更になった場合でも、信号線数を増大させることなく対応できるよう、汎用性を持たせることが考えられる。
画像形成装置をそのような状態にするためには、画像形成制御手段(ボード)に入力される信号線及びボードから出力される信号線の数が膨大となり、装置が複雑化し小型化が困難になっている。
そこで、複数のセンサからの検出信号、または複数のアクチュエータへの駆動制御信号を1つの信号線を共有化して載せるI/O(Input/Output)制御法を用いることで、膨大となる画像形成装置のデータ入出力線を削減すると同時に、センサ並びにアクチュエータの増減により画像形成システム構成が変更になった場合でも、信号線数を増大させることなく対応できるよう、汎用性を持たせることが考えられる。
しかしながら、I/O制御法は、複数のI/O識別制御手段と接続する可能性があるため、信号線路長が長くなり、浮遊容量並びに負荷容量が増大するという問題点があった。
また、ある基準周波数の制御信号を用いた場合、あるシステム(装置)では動作しても、異なる装置では動作しないという問題が生じるおそれがあった。
また、それら容量を見込んで制御信号周波数を下げた場合は、不要な低速化を招く問題点があった。
本発明は、上記した問題点を鑑みてなされたものであり、I/O識別制御手段の異なる装置搭載時の制御不良、及び、I/O識別制御の不要な低速化を防ぎ、汎用性を持たせることができる画像形成装置を提供することを目的とする。
また、ある基準周波数の制御信号を用いた場合、あるシステム(装置)では動作しても、異なる装置では動作しないという問題が生じるおそれがあった。
また、それら容量を見込んで制御信号周波数を下げた場合は、不要な低速化を招く問題点があった。
本発明は、上記した問題点を鑑みてなされたものであり、I/O識別制御手段の異なる装置搭載時の制御不良、及び、I/O識別制御の不要な低速化を防ぎ、汎用性を持たせることができる画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、状態を検出する複数の検出手段と複数の駆動手段とを有する画像形成装置において、画像形成制御を行う画像形成制御手段と、前記複数の検出手段から前記画像形成制御手段へ入力される入力信号、または前記画像形成制御手段から前記複数の駆動手段へ出力する駆動制御信号を伝達する1つのデータ線と、前記データ線の入出力を特定する信号並びに前記複数の検出手段及び複数の駆動手段から1つの検出手段または1つの駆動手段を特定する識別信号を伝達する識別信号線と、前記データ線のデータ有効期間、及び前記識別信号線における信号の有効期間を定める期間信号線と、前記識別信号から該当する前記検出手段または前記駆動手段を識別し、前記データ線上のデータを該当する前記検出手段または前記駆動手段のデータとして有効にする識別制御手段と、前記識別制御手段を制御するための制御信号として、前記識別信号、及び前記期間信号を生成して送出するコントローラと、前記識別信号線のデータ有効期間内に発生するパルス信号のみを抽出し、前記コントローラに出力する帰還信号線と、を備え、前記識別制御手段は、前記識別信号線で識別された、前記検出手段または前記駆動手段の帰還信号のみを前記帰還信号線の有効信号として送受信を行なう送受信部を備えた画像形成装置を特徴とする。
請求項2に記載の発明は、前記識別制御手段は、特定した特定検出手段の信号線を上記データに出力可能とする特定出力制御線を備え、前記送受信部は、前記コントローラが前記検出手段または前記駆動手段の識別制御を行なっていない期間の一部をデータ線開放期間として設定して、前記特定出力制御線により特定した前記検出手段のデータ信号をデータ線に出力し、前記コントローラが前記検出手段または前記駆動手段の識別制御を行っている期間は、前記特定検出手段のデータ信号を帰還信号線に出力することで前記特定検出手段のデータ信号を検出可能とする機能を備えた請求項1に記載の画像形成装置を特徴とする。
請求項3に記載の発明は、前記送受信部は、受信した前記制御信号並びに前記データ信号を波形整形する波形整形回路を備え、該波形整形回路で波形整形した後、制御部並びに制御信号線、データ線に出力する機能を有する請求項1または2に記載の画像形成装置を特徴とする。
請求項4に記載の発明は、前記識別制御手段は、基準信号生成回路を備え、前記識別信号線における識別信号に応じて前記基準信号生成回路による基準信号の生成/停止を制御する請求項1乃至3の何れか一項に記載の画像形成装置を特徴とする。
請求項3に記載の発明は、前記送受信部は、受信した前記制御信号並びに前記データ信号を波形整形する波形整形回路を備え、該波形整形回路で波形整形した後、制御部並びに制御信号線、データ線に出力する機能を有する請求項1または2に記載の画像形成装置を特徴とする。
請求項4に記載の発明は、前記識別制御手段は、基準信号生成回路を備え、前記識別信号線における識別信号に応じて前記基準信号生成回路による基準信号の生成/停止を制御する請求項1乃至3の何れか一項に記載の画像形成装置を特徴とする。
本発明によれば、識別制御手段に識別された検出手段の読取データと同期したパルス信号のみをコントローラに出力する送受信部を備えたことで、識別された検出手段に応じて信号線路長が変化してもデータを確実に獲得することができる。
以下、本発明の画像形成装置の実施の形態について説明する。
図1は、本発明が適用される画像形成装置の基本的なエンジン周りのシステム構成の一例を示す図である。
この図1に示す画像形成装置は、画像形成制御手段であるCPU31を備える画像形成制御ボード(以下、単に「制御ボード」と称する)51に、定着ユニット52、給紙カセット53、トナー濃度センサ54、紙サイズセンサ55、中間転写ユニット56、感光体ユニット57、現像ユニット58、温湿度センサ59及び接離センサ60等が接続されている。
制御ボード51には、複数の着脱(交換)ユニット、例えば定着ユニット52や現像ユニット58等があり、ユニットと装置本体との着脱状態を示す信号が、各ユニットに設けられたセンサ(検出手段)から制御ボード51へInput信号(入力信号)として入力される。他の入力信号としては、装置内外の温湿度を検出する温湿度センサ59、画像形成時に駆動される接離機構並びに記録媒体などの位置/状態情報を検出する接離センサ60、あるいはトナー濃度センサ54などからの検出信号がある。
紙サイズセンサ55や給紙カセット53のセンサなどは、信号線が複数ビットにもなり、信号線数を大きく増大させる。図示していないが、高圧電源からのフィードバック信号等もある。
図1は、本発明が適用される画像形成装置の基本的なエンジン周りのシステム構成の一例を示す図である。
この図1に示す画像形成装置は、画像形成制御手段であるCPU31を備える画像形成制御ボード(以下、単に「制御ボード」と称する)51に、定着ユニット52、給紙カセット53、トナー濃度センサ54、紙サイズセンサ55、中間転写ユニット56、感光体ユニット57、現像ユニット58、温湿度センサ59及び接離センサ60等が接続されている。
制御ボード51には、複数の着脱(交換)ユニット、例えば定着ユニット52や現像ユニット58等があり、ユニットと装置本体との着脱状態を示す信号が、各ユニットに設けられたセンサ(検出手段)から制御ボード51へInput信号(入力信号)として入力される。他の入力信号としては、装置内外の温湿度を検出する温湿度センサ59、画像形成時に駆動される接離機構並びに記録媒体などの位置/状態情報を検出する接離センサ60、あるいはトナー濃度センサ54などからの検出信号がある。
紙サイズセンサ55や給紙カセット53のセンサなどは、信号線が複数ビットにもなり、信号線数を大きく増大させる。図示していないが、高圧電源からのフィードバック信号等もある。
また、各ユニットには、モータ、ソレノイドやクラッチなどのアクチュエータが複数あり、制御ボード51からは、それらを駆動する駆動信号が駆動手段へOutput信号(出力信号)として出力される。
なお、本明細書では検出手段をInput手段、駆動手段をOutput手段と表記する場合がある。
近年、画像形成装置のカラー化や高性能/多機能化で、センサ(検出手段)からの入力信号やアクチュエータ(駆動手段)の増大でこれら信号線数は増大する傾向にある。
また、これらセンサやアクチュエータを使用するには、検出結果信号や駆動信号(データ信号)のほかに電源供給も必要となる。これら多数のセンサからの検出信号及びアクチュエータへの駆動信号を制御ボード51に入出力するために、多数の信号線及び電源線が必要であり、制御ボード51が大型化してしまう。
また、制御ボード51は、これら各ユニットや各種センサとは離れた位置に設置されるため、多数の信号線が装置内を這いまわり、装置の簡素化/小型化並びに低コスト化に対する大きな障壁となっている。
そこで、本実施の形態の画像形成装置では、装置内を這い回る検出手段からの検出信号または駆動手段への駆動信号を伝送するデータ信号線を削減した上で、装置の違いによるI/O手段の制御不良及び制御時間の不要な長期化を防ぐことを目的とするものである。
なお、本明細書では検出手段をInput手段、駆動手段をOutput手段と表記する場合がある。
近年、画像形成装置のカラー化や高性能/多機能化で、センサ(検出手段)からの入力信号やアクチュエータ(駆動手段)の増大でこれら信号線数は増大する傾向にある。
また、これらセンサやアクチュエータを使用するには、検出結果信号や駆動信号(データ信号)のほかに電源供給も必要となる。これら多数のセンサからの検出信号及びアクチュエータへの駆動信号を制御ボード51に入出力するために、多数の信号線及び電源線が必要であり、制御ボード51が大型化してしまう。
また、制御ボード51は、これら各ユニットや各種センサとは離れた位置に設置されるため、多数の信号線が装置内を這いまわり、装置の簡素化/小型化並びに低コスト化に対する大きな障壁となっている。
そこで、本実施の形態の画像形成装置では、装置内を這い回る検出手段からの検出信号または駆動手段への駆動信号を伝送するデータ信号線を削減した上で、装置の違いによるI/O手段の制御不良及び制御時間の不要な長期化を防ぐことを目的とするものである。
図2は、本発明が適用される画像形成装置の主要な構成を示した図である。
本実施の形態の画像形成装置では、画像形成装置のエンジン周りの制御を司る制御ボード51とI/O識別制御手段10とが3つの信号線(期間信号線、識別信号線、データ線)により接続される。制御ボード51からは識別信号と期間信号がI/O識別制御手段10に入力される。また、データ線を介して複数の検出手段A、B、・・・Xの検出結果が検出データとしてI/O識別制御手段10から制御ボード51に入力され、複数の駆動手段1、2、・・・Nの駆動制御信号が駆動制御データとして制御ボード51からI/O識別制御手段10に出力される。
また、複数の検出手段A、B、・・・X及び駆動手段1、2、・・・Nと、その近傍に設置されたI/O識別制御手段10との間では、複数の検出手段A、B、・・・Xの夫々が検出すべき対象の状態を検出した結果である2値データ(「1」または「0」)、またはADコンバータ(ADC)の複数ビットのシリアルデータと、複数の駆動手段1、2・・・Nの夫々が駆動すべき対象への駆動信号が送受信される。
本実施の形態の画像形成装置では、画像形成装置のエンジン周りの制御を司る制御ボード51とI/O識別制御手段10とが3つの信号線(期間信号線、識別信号線、データ線)により接続される。制御ボード51からは識別信号と期間信号がI/O識別制御手段10に入力される。また、データ線を介して複数の検出手段A、B、・・・Xの検出結果が検出データとしてI/O識別制御手段10から制御ボード51に入力され、複数の駆動手段1、2、・・・Nの駆動制御信号が駆動制御データとして制御ボード51からI/O識別制御手段10に出力される。
また、複数の検出手段A、B、・・・X及び駆動手段1、2、・・・Nと、その近傍に設置されたI/O識別制御手段10との間では、複数の検出手段A、B、・・・Xの夫々が検出すべき対象の状態を検出した結果である2値データ(「1」または「0」)、またはADコンバータ(ADC)の複数ビットのシリアルデータと、複数の駆動手段1、2・・・Nの夫々が駆動すべき対象への駆動信号が送受信される。
図3は、I/O識別制御手段の制御信号のタイミングの一例を示した図である。
I/O識別制御手段10では、期間信号のp1〜p4の間でI/O手段の識別制御を行う。また、期間信号p1〜p2の間で識別信号の状態を判定し、データの入出力を特定するためのIn/Out判定期間を定める。また、期間信号p2〜p3の間でI/O手段を識別するための識別信号のパルスを有効とする識別有効期間、期間信号p3〜p4の間でデータ線のデータを有効とする期間をそれぞれ定める。
期間信号と、期間信号p1からp4までの間に生成される識別信号並びにデータ信号からなる一連の信号群をパケットと呼ぶことにする。
また、I/O識別制御手段10は、In/Out判定期間における識別信号線の状態によって、データ線のデータ有効期間におけるデータの入出力を制御する。In/Out期間における識別信号線にパルス信号を生成した場合は、識別信号で識別された該当駆動手段の駆動データ(出力信号)として制御ボード51がデータ線のデータを該当駆動手段に出力する。パルスを生成しない場合は、データ線のデータは制御ボード51への入力信号で該当手段は検出手段となり、データ有効期間に制御ボード51が該当検出手段の検出信号としてデータを取り込む。
またI/O識別制御手段10は、識別有効期間内に発生する識別信号のパルス数をカウントすることで識別を要するI/O手段群の中から、該当するI/O手段を識別する。
In/Out判定期間を識別期間の直前に設けることで、識別信号(識別するためのパルス数)を検出手段と駆動手段で共用することができる。識別信号のパルス数を抑え識別期間を短くできると同時に、制御ブロックのカウンタ規模を小さく出来る。例えば、識別パルス数がnの時、検出手段nまたは駆動手段nとなり、In/Out期間の識別信号によって、検出手段nまたは駆動手段nのどちらかを識別する。
I/O識別制御手段10では、期間信号のp1〜p4の間でI/O手段の識別制御を行う。また、期間信号p1〜p2の間で識別信号の状態を判定し、データの入出力を特定するためのIn/Out判定期間を定める。また、期間信号p2〜p3の間でI/O手段を識別するための識別信号のパルスを有効とする識別有効期間、期間信号p3〜p4の間でデータ線のデータを有効とする期間をそれぞれ定める。
期間信号と、期間信号p1からp4までの間に生成される識別信号並びにデータ信号からなる一連の信号群をパケットと呼ぶことにする。
また、I/O識別制御手段10は、In/Out判定期間における識別信号線の状態によって、データ線のデータ有効期間におけるデータの入出力を制御する。In/Out期間における識別信号線にパルス信号を生成した場合は、識別信号で識別された該当駆動手段の駆動データ(出力信号)として制御ボード51がデータ線のデータを該当駆動手段に出力する。パルスを生成しない場合は、データ線のデータは制御ボード51への入力信号で該当手段は検出手段となり、データ有効期間に制御ボード51が該当検出手段の検出信号としてデータを取り込む。
またI/O識別制御手段10は、識別有効期間内に発生する識別信号のパルス数をカウントすることで識別を要するI/O手段群の中から、該当するI/O手段を識別する。
In/Out判定期間を識別期間の直前に設けることで、識別信号(識別するためのパルス数)を検出手段と駆動手段で共用することができる。識別信号のパルス数を抑え識別期間を短くできると同時に、制御ブロックのカウンタ規模を小さく出来る。例えば、識別パルス数がnの時、検出手段nまたは駆動手段nとなり、In/Out期間の識別信号によって、検出手段nまたは駆動手段nのどちらかを識別する。
図4は、本発明が適用されるI/O識別制御手段の機能ブロック図である。
この図4に示すコントローラ11は、期間信号を受けて、図3に示す/Reset信号、Detect信号、In/Out期間信号を生成する。また図示していないがコントローラ11は、検出手段のデータを有効とするアウトプットイネーブル信号(O.E)等も生成する。
判定手段(judge)12は、In/Out期間における識別信号線のパルスの有無によって、データ線のデータ有効期間におけるデータの入出力を制御する。
カウンタ13は、コントローラ11で生成された/Reset信号、Detect信号で定まる識別信号有効期間内に、識別線の識別データであるパルス数をカウントしカウント値をデコーダ14へ出力する。
判定手段12がデータ線のデータを入力と判定した場合には、デコーダ14はカウンタ値に従い複数のデータ線(inA〜inX)から予め定められた1つの検出手段のデータを識別選択する。選択された検出データは、前述のO.E信号によって制御ボード51に接続されたデータ線上にデータ有効期間出力される。
I/O識別制御手段10は、上述のようにデータ線を共有することで、複数のI/O手段のデータを制御ボード51と授受する。つまりデータ線を共有するために、識別選択されたI/O手段のデータ線のみをデータ線と接続するようにしている。
この図4に示すコントローラ11は、期間信号を受けて、図3に示す/Reset信号、Detect信号、In/Out期間信号を生成する。また図示していないがコントローラ11は、検出手段のデータを有効とするアウトプットイネーブル信号(O.E)等も生成する。
判定手段(judge)12は、In/Out期間における識別信号線のパルスの有無によって、データ線のデータ有効期間におけるデータの入出力を制御する。
カウンタ13は、コントローラ11で生成された/Reset信号、Detect信号で定まる識別信号有効期間内に、識別線の識別データであるパルス数をカウントしカウント値をデコーダ14へ出力する。
判定手段12がデータ線のデータを入力と判定した場合には、デコーダ14はカウンタ値に従い複数のデータ線(inA〜inX)から予め定められた1つの検出手段のデータを識別選択する。選択された検出データは、前述のO.E信号によって制御ボード51に接続されたデータ線上にデータ有効期間出力される。
I/O識別制御手段10は、上述のようにデータ線を共有することで、複数のI/O手段のデータを制御ボード51と授受する。つまりデータ線を共有するために、識別選択されたI/O手段のデータ線のみをデータ線と接続するようにしている。
図5は、I/O識別制御手段に備えられているデータ共有制御の機能図である。
I/O識別制御手段10には、多重化制御回路21が備えられている。多重化制御回路21は、制御ボード51から送出される識別信号によって識別選択されるI/O手段のデータ線のみをデータ線に接続する。例えば、センサであるSens1が識別選択されるとスイッチSW0をONする。識別選択しない時は全てのI/O手段の接続スイッチをOffする。基準信号生成回路22はモータ駆動パルスを生成する。
I/O識別制御手段10には、多重化制御回路21が備えられている。多重化制御回路21は、制御ボード51から送出される識別信号によって識別選択されるI/O手段のデータ線のみをデータ線に接続する。例えば、センサであるSens1が識別選択されるとスイッチSW0をONする。識別選択しない時は全てのI/O手段の接続スイッチをOffする。基準信号生成回路22はモータ駆動パルスを生成する。
図6はI/O識別制御手段の制御信号を生成するコントローラの構成を示した図である。
コントローラ30は、識別対象とするI/O手段を指示するCPU31と、CPU31によって設定されるパラメータに基づいて、CPU31が指示したI/O手段を制御するのに必要な制御信号を生成するI/O識別制御信号生成部32とから成る。
CPU31は、指示するI/O手段を識別制御するための制御信号を生成するのに必要なパラメータを、識別制御開始と同時にI/O識別制御信号生成部32に設けた複数のレジスタ33に順次設定する。全てのパラメータ設定が終了すると設定完了をI/O識別制御信号生成部32に通知する。
I/O識別制御信号生成部32には、複数のレジスタ33が用意され、CPU31が設定するパラメータをレジスタ33に保持する。レジスタ33の設定が終了すると、レジスタ値に基づいてI/O識別制御手段10の制御信号を生成して出力する。
具体的には、I/O識別制御信号生成部32は、レジスタ33に周波数の設定パラメータを保持するためのレジスタを割り当てておき、割り当てられたレジスタ33に書き込まれた値に従い周波数(識別制御期間)の異なる制御信号を生成する。
コントローラ30は、識別対象とするI/O手段を指示するCPU31と、CPU31によって設定されるパラメータに基づいて、CPU31が指示したI/O手段を制御するのに必要な制御信号を生成するI/O識別制御信号生成部32とから成る。
CPU31は、指示するI/O手段を識別制御するための制御信号を生成するのに必要なパラメータを、識別制御開始と同時にI/O識別制御信号生成部32に設けた複数のレジスタ33に順次設定する。全てのパラメータ設定が終了すると設定完了をI/O識別制御信号生成部32に通知する。
I/O識別制御信号生成部32には、複数のレジスタ33が用意され、CPU31が設定するパラメータをレジスタ33に保持する。レジスタ33の設定が終了すると、レジスタ値に基づいてI/O識別制御手段10の制御信号を生成して出力する。
具体的には、I/O識別制御信号生成部32は、レジスタ33に周波数の設定パラメータを保持するためのレジスタを割り当てておき、割り当てられたレジスタ33に書き込まれた値に従い周波数(識別制御期間)の異なる制御信号を生成する。
I/O識別制御信号生成部32は、基準クロックと分周器を有しており、基準クロックを分周した複数の基準信号(クロック)の中から、周波数を設定するレジスタ33により設定された基準信号に基づいて制御信号を生成する。このようにI/O識別制御信号生成部32は、選択した基準クロックを用いて計数を行い、予め設定されたカウント値に従いパルスを生成することで、図3に示すような各制御信号(パルス)を生成する。
例えば、周波数設定パラメータ格納用のレジスタ33は、2ビットで構成され、レジスタ33の値によって、図7に示すように基準クロックを変更して制御信号を生成する。このとき、基準クロックの周波数は、CLK0>CLK1>CLK2>CLK3となっており、CPU31が周波数設定レジスタ33に設定した値に基づいて選択したCLKを用いて制御信号を生成する。
例えば、周波数設定パラメータ格納用のレジスタ33は、2ビットで構成され、レジスタ33の値によって、図7に示すように基準クロックを変更して制御信号を生成する。このとき、基準クロックの周波数は、CLK0>CLK1>CLK2>CLK3となっており、CPU31が周波数設定レジスタ33に設定した値に基づいて選択したCLKを用いて制御信号を生成する。
図8は、本実施形態のI/O識別制御手段の制御信号のタイミングの一例を模式的に示した図であり、(a)はCLK1、(b)はCLK0、(c)はCLK3をそれぞれ用いた例が示されている。実験ではCLK0=12MHz、CLK1=6MHz、CLK2=3MHz、CLK3=1.5MHzとした。
なお、本実施形態では、基準クロックを変更することで制御信号の周波数変更を実現しているが、基準クロックはそのままで制御信号パルスを生成するためのカウント値を変更することで、制御信号の周波数変更を行うようにしてもよい。
なお、本実施形態では、基準クロックを変更することで制御信号の周波数変更を実現しているが、基準クロックはそのままで制御信号パルスを生成するためのカウント値を変更することで、制御信号の周波数変更を行うようにしてもよい。
[第1の実施の形態]
第1の実施の形態では、I/O識別制御手段10がI/O手段の1つであるADC41を識別制御する場合、制御信号の1つである期間信号のP3〜P4(データ有効)期間に生成する識別信号のパルスをADC転送パルスとして用い、転送パルスでデータ線上にADCのデータを読み出す。
コントローラ30は、転送パルスとして用いたパルスの立下りエッジでデータ線上のデータを読取る。
第1の実施の形態では、I/O識別制御手段10がI/O手段の1つであるADC41を識別制御する場合、制御信号の1つである期間信号のP3〜P4(データ有効)期間に生成する識別信号のパルスをADC転送パルスとして用い、転送パルスでデータ線上にADCのデータを読み出す。
コントローラ30は、転送パルスとして用いたパルスの立下りエッジでデータ線上のデータを読取る。
図9は、ADC(パラレル型)データ読み取り時の制御信号タイミングの一例を示した図である。
I/O識別制御手段10が、データ有効期間における識別信号パルスから図9に示すsclkを抽出し、転送パルスとして生成して接続されたADC41に出力する。
ADC41は、リーディングパルス(ここでは3パルス)後のデータを出力する。I/O識別制御手段10は、リーディングパルス後のパルスでADC41のパラレルデータ(mビット)を出力データ用レジスタにラッチする。
レジスタにラッチされたADCデータは、ラッチ後のsclkパルスの立ち上がりエッジに同期して上位ビットより順次データ線に読み出される。データ線に読み出されたデータをコントローラ30がデータ有効期間における識別信号パルスの立下りエッジで読み込むことで、ADC41のデータを取得する。このとき線路長によってデータ到達までの遅延量に違いが発生する。
I/O識別制御手段10が、データ有効期間における識別信号パルスから図9に示すsclkを抽出し、転送パルスとして生成して接続されたADC41に出力する。
ADC41は、リーディングパルス(ここでは3パルス)後のデータを出力する。I/O識別制御手段10は、リーディングパルス後のパルスでADC41のパラレルデータ(mビット)を出力データ用レジスタにラッチする。
レジスタにラッチされたADCデータは、ラッチ後のsclkパルスの立ち上がりエッジに同期して上位ビットより順次データ線に読み出される。データ線に読み出されたデータをコントローラ30がデータ有効期間における識別信号パルスの立下りエッジで読み込むことで、ADC41のデータを取得する。このとき線路長によってデータ到達までの遅延量に違いが発生する。
図9に示すR1_sig_dataのように識別信号のデータ有効期間での転送パルス(データ読み込みパルス)幅>遅延量D1の時は、データを正確に読取ることができる。
しかし、線路長が長く、コントローラ30が識別信号パルスを出力し、そのパルスを用いてI/O識別制御手段10が転送パルスを生成し、データ線上にADCデータを出力した後、コントローラ側のデータ線端にADCデータが到達するまでの時間(遅延量D2)>転送パルス幅の場合は、正しいデータを読取ることが出来ない。
そこで、第1の実施の形態では、I/O識別制御手段10が識別信号から抽出した転送パルス(R_sclk)をコントローラ30へ出力する制御線(帰還信号線)と、有効な帰還信号を前記帰還信号線に出力制御する信号送受信部をI/O識別制御手段10に設けるようにしている。
しかし、線路長が長く、コントローラ30が識別信号パルスを出力し、そのパルスを用いてI/O識別制御手段10が転送パルスを生成し、データ線上にADCデータを出力した後、コントローラ側のデータ線端にADCデータが到達するまでの時間(遅延量D2)>転送パルス幅の場合は、正しいデータを読取ることが出来ない。
そこで、第1の実施の形態では、I/O識別制御手段10が識別信号から抽出した転送パルス(R_sclk)をコントローラ30へ出力する制御線(帰還信号線)と、有効な帰還信号を前記帰還信号線に出力制御する信号送受信部をI/O識別制御手段10に設けるようにしている。
図10に示すように、I/O識別制御手段10から画像形成手段51のコントローラへ出力するが、複数のI/O識別制御手段10が存在する場合に、識別されたADC41が接続されたI/O識別制御手段10で生成される帰還信号のみを帰還信号線に出力する。
帰還信号は図11に示すように、データ有効期間のみの信号である。
識別されたADCが接続されたI/O識別制御手段からの帰還信号線とデータ線の線路長は同一となり、帰還信号線のパルスとデータ線のデータは位相遅れが同じなので、例えば線路長が長い、R2_sig_dataのような大きな遅延が発生したADCデータに対しても帰還信号線の信号をデータ読取パルス(R_sclk)に用いることで、図9に示すように帰還信号線のパルスの立下りエッジでコントローラがADC出力データを正確に読み込むことができる。
帰還信号は図11に示すように、データ有効期間のみの信号である。
識別されたADCが接続されたI/O識別制御手段からの帰還信号線とデータ線の線路長は同一となり、帰還信号線のパルスとデータ線のデータは位相遅れが同じなので、例えば線路長が長い、R2_sig_dataのような大きな遅延が発生したADCデータに対しても帰還信号線の信号をデータ読取パルス(R_sclk)に用いることで、図9に示すように帰還信号線のパルスの立下りエッジでコントローラがADC出力データを正確に読み込むことができる。
図12は、帰還信号接続の様子を模式的に示した図である。
この図12において、I/O識別制御手段10bに識別されたADCが接続されている場合、I/O識別制御手段10bの送受信部26bのみが制御部25bで生成した帰還信号を帰還信号線に出力する。なお、コントローラ30は、識別制御対象がADC以外の場合には、帰還信号を用いないようにする。
このように第1の実施の形態では、I/O識別制御手段10に識別されたInput手段の読取データと同期したパルス信号のみをコントローラ30に出力する送受信部26を設けることで、識別されたInput手段に応じて信号線路長が変化してもデータを確実に獲得できるようになる。
この図12において、I/O識別制御手段10bに識別されたADCが接続されている場合、I/O識別制御手段10bの送受信部26bのみが制御部25bで生成した帰還信号を帰還信号線に出力する。なお、コントローラ30は、識別制御対象がADC以外の場合には、帰還信号を用いないようにする。
このように第1の実施の形態では、I/O識別制御手段10に識別されたInput手段の読取データと同期したパルス信号のみをコントローラ30に出力する送受信部26を設けることで、識別されたInput手段に応じて信号線路長が変化してもデータを確実に獲得できるようになる。
[第2の実施の形態]
従来のI/O識別制御の機能は、図5に示すように画像形成制御手段である制御ボード51が意図したタイミングで(スイッチをONにして)I/O手段とのデータの授受を行なっていた為、制御ボード51は、意図しないタイミングで発生する検出(センサー)信号を検出することができなかった。ここで、断続的、または意図しないタイミングで発生する検出信号を特定Input手段信号と呼ぶことにする。
そこで、第2の本実施形態では、I/O識別制御手段10を制御する制御ボード51のコントローラ30に特定Input手段の出力制御信号を生成する機能を追加すると共、コントローラ30とI/O識別制御手段間10との間に特定Input手段の出力制御線を設け、特定Input手段の出力制御信号を用いることで、上記不具合を解消するようにした。
従来のI/O識別制御の機能は、図5に示すように画像形成制御手段である制御ボード51が意図したタイミングで(スイッチをONにして)I/O手段とのデータの授受を行なっていた為、制御ボード51は、意図しないタイミングで発生する検出(センサー)信号を検出することができなかった。ここで、断続的、または意図しないタイミングで発生する検出信号を特定Input手段信号と呼ぶことにする。
そこで、第2の本実施形態では、I/O識別制御手段10を制御する制御ボード51のコントローラ30に特定Input手段の出力制御信号を生成する機能を追加すると共、コントローラ30とI/O識別制御手段間10との間に特定Input手段の出力制御線を設け、特定Input手段の出力制御信号を用いることで、上記不具合を解消するようにした。
図13は、I/O識別制御手段の制御信号のタイミングの一例を示した図、図14は、第2の実施の形態のI/O識別制御手段に備えられているデータ共有制御の機能図である。
この図13に示すように、制御ボード51のコントローラ30は、識別制御の未実施期間に不定期に信号を発生する特定Input手段のデータ線が接続可能となるデータ線開放期間を設定し、特定Input手段の出力制御線に出力制御信号(パルス)を出力する。
I/O識別制御終了から特定Input手段の出力制御信号のパルス発生までの期間(=データ線開放期間)、特定Input手段のデータ信号は、データ線に出力され信号検出が可能となる。
この図13に示すように、制御ボード51のコントローラ30は、識別制御の未実施期間に不定期に信号を発生する特定Input手段のデータ線が接続可能となるデータ線開放期間を設定し、特定Input手段の出力制御線に出力制御信号(パルス)を出力する。
I/O識別制御終了から特定Input手段の出力制御信号のパルス発生までの期間(=データ線開放期間)、特定Input手段のデータ信号は、データ線に出力され信号検出が可能となる。
また、図14に示すように制御ボード51のコントローラ30から特定Input手段出力制御信号がI/O識別制御手段10に出力される。
I/O識別制御手段10は、多重化制御回路21及び検出保持回路23を備え、多重化制御回路21は、I/O識別制御が終了すると、特定Input手段のスイッチswDをOnとする。また、多重化制御回路21は、特定Input手段の出力制御信号にパルスを検知するとスイッチswDをOffにする。
特定Input手段の信号(データ)は、エッジ検出保持回路23を介してスイッチswDに接続される。エッジ検出保持回路23は、特定Input手段のデータに変化があるとその値を保持する。
制御ボード51のコントローラ30は、データ線開放期間の終了時点で特定Input手段の信号を検出する。エッジ検出保持回路23のデータは、データ線開放期間が終了するとクリアされる。そして、第2の実施形態では、上記I/O識別制御手段10に設けた送受信部26により、帰還信号線を上記特定Input手段の信号検出に用いるようにした。
I/O識別制御手段10は、多重化制御回路21及び検出保持回路23を備え、多重化制御回路21は、I/O識別制御が終了すると、特定Input手段のスイッチswDをOnとする。また、多重化制御回路21は、特定Input手段の出力制御信号にパルスを検知するとスイッチswDをOffにする。
特定Input手段の信号(データ)は、エッジ検出保持回路23を介してスイッチswDに接続される。エッジ検出保持回路23は、特定Input手段のデータに変化があるとその値を保持する。
制御ボード51のコントローラ30は、データ線開放期間の終了時点で特定Input手段の信号を検出する。エッジ検出保持回路23のデータは、データ線開放期間が終了するとクリアされる。そして、第2の実施形態では、上記I/O識別制御手段10に設けた送受信部26により、帰還信号線を上記特定Input手段の信号検出に用いるようにした。
図15は、第2の実施の形態のI/O識別制御手段に備えられているデータ共有制御の機能動作の一例を示した図である。
識別制御でADC41が選択されると、多重化制御回路21で生成した帰還信号(R.CLK)を、信号送受信部(送受信部)26がスイッチswRにより帰還信号線に出力する。
識別制御でADC41が選択されないと帰還信号線には信号が流れていないので、この期間に特定Input手段のデータ信号を出力するようにする。
識別制御期間のデータ有効期間中(図13のp3からp4の間)にADC21が選択されない場合、予め定めた特定Input手段の信号を帰還信号線に出力する。図15では送受信部26がスイッチswSをOnにして識別制御期間だけ出力する。
このように第2の実施の形態では、I/O識別制御動作中に使用していない制御線(帰還信号線)を有効に使用することで、特定Input手段のデータ信号の検出機会を多くし、割り込み処理の実行遅延を低減することができる。
識別制御でADC41が選択されると、多重化制御回路21で生成した帰還信号(R.CLK)を、信号送受信部(送受信部)26がスイッチswRにより帰還信号線に出力する。
識別制御でADC41が選択されないと帰還信号線には信号が流れていないので、この期間に特定Input手段のデータ信号を出力するようにする。
識別制御期間のデータ有効期間中(図13のp3からp4の間)にADC21が選択されない場合、予め定めた特定Input手段の信号を帰還信号線に出力する。図15では送受信部26がスイッチswSをOnにして識別制御期間だけ出力する。
このように第2の実施の形態では、I/O識別制御動作中に使用していない制御線(帰還信号線)を有効に使用することで、特定Input手段のデータ信号の検出機会を多くし、割り込み処理の実行遅延を低減することができる。
[第3の実施の形態]
第3の実施の形態のI/O識別制御手段10は、画像形成装置の構成または配置レイアウトに応じて機能ユニット毎または配置レイアウト毎にI/O手段をある程度まとめた状態で設ける。
I/O手段をある程度まとめた結果、図16に示すように、装置内をI/O識別制御手段10a、10b、10cがシリーズに繋がるような構成、或いは図17に示すようにI/O識別制御手段10a、10b、10cがスター状に繋がる構成の場合、またI/O数が少ない場合は、一つのI/O識別制御手段で間に合う場合もある。
このように画像形成装置によってI/O識別制御手段の構成、並びに接続形態が異なるので、線路長及びI/O識別制御手段の接続数の違いによる信号線の容量ばらつきで、制御信号受信端(I/O識別制御手段側)での制御信号劣化が生じる。
そこで、本実施形態の送受信部26には、受信した制御信号並びにデータ信号を波形整形した後、各信号線及び制御部に信号を出力する機能を設けるようにした。
このように構成すれば、信号線路に複数の識別制御手段が接続された場合でも、I/O識別制御手段10に接続された全てのI/O手段とコントローラ30との間で、信号の送受信を確実に行なうことが可能になる。
第3の実施の形態のI/O識別制御手段10は、画像形成装置の構成または配置レイアウトに応じて機能ユニット毎または配置レイアウト毎にI/O手段をある程度まとめた状態で設ける。
I/O手段をある程度まとめた結果、図16に示すように、装置内をI/O識別制御手段10a、10b、10cがシリーズに繋がるような構成、或いは図17に示すようにI/O識別制御手段10a、10b、10cがスター状に繋がる構成の場合、またI/O数が少ない場合は、一つのI/O識別制御手段で間に合う場合もある。
このように画像形成装置によってI/O識別制御手段の構成、並びに接続形態が異なるので、線路長及びI/O識別制御手段の接続数の違いによる信号線の容量ばらつきで、制御信号受信端(I/O識別制御手段側)での制御信号劣化が生じる。
そこで、本実施形態の送受信部26には、受信した制御信号並びにデータ信号を波形整形した後、各信号線及び制御部に信号を出力する機能を設けるようにした。
このように構成すれば、信号線路に複数の識別制御手段が接続された場合でも、I/O識別制御手段10に接続された全てのI/O手段とコントローラ30との間で、信号の送受信を確実に行なうことが可能になる。
[第4の実施の形態]
I/O識別制御手段10には、アクチュエータとしてのモータを駆動する際に要する駆動パルスを生成するための基準信号生成回路22が搭載されている。
そこで、第4の実施の形態では、識別されるIDNoに応じて、前記基準信号の停止/生成を管理できるようにした。
従来は電源Onで常に駆動に必要な周波数の駆動パルスを生成するように制御していた基準信号生成回路22を、本実施形態では識別制御信号によりモータが識別制御対象に該当した場合のみ駆動パルスを生成するよう、図15に示すよう制御部25により基準信号生成回路22の基準信号の生成/停止を制御するようにした。
このようにすれば、識別制御されないI/O手段の不要信号を遮断することで、装置の省電力化並びに識別制御の誤動作低減を図ることができる。
I/O識別制御手段10には、アクチュエータとしてのモータを駆動する際に要する駆動パルスを生成するための基準信号生成回路22が搭載されている。
そこで、第4の実施の形態では、識別されるIDNoに応じて、前記基準信号の停止/生成を管理できるようにした。
従来は電源Onで常に駆動に必要な周波数の駆動パルスを生成するように制御していた基準信号生成回路22を、本実施形態では識別制御信号によりモータが識別制御対象に該当した場合のみ駆動パルスを生成するよう、図15に示すよう制御部25により基準信号生成回路22の基準信号の生成/停止を制御するようにした。
このようにすれば、識別制御されないI/O手段の不要信号を遮断することで、装置の省電力化並びに識別制御の誤動作低減を図ることができる。
10…I/O識別制御手段、11…コントローラ、12…判定手段、13…カウンタ、14…デコーダ、21…多重化制御回路、22…基準信号生成回路、23…検出保持回路、24…波形整形回路、25…制御部、26…送受信部、30…コントローラ、31…CPU、32…I/O識別制御信号生成部、33…レジスタ、41…ADC、42…モータ、51…画像形成手段(制御ボード)、52…定着ユニット、53…給紙カセット、54…トナー濃度センサ、55…紙サイズセンサ、56…中間転写ユニット、57…感光体ユニット、58…現像ユニット、59…温湿度センサ、60…接離センサ
Claims (4)
- 状態を検出する複数の検出手段と複数の駆動手段とを有する画像形成装置において、
画像形成制御を行う画像形成制御手段と、
前記複数の検出手段から前記画像形成制御手段へ入力される入力信号、または前記画像形成制御手段から前記複数の駆動手段へ出力する駆動制御信号を伝達する1つのデータ線と、
前記データ線の入出力を特定する信号並びに前記複数の検出手段及び複数の駆動手段から1つの検出手段または1つの駆動手段を特定する識別信号を伝達する識別信号線と、
前記データ線のデータ有効期間、及び前記識別信号線における信号の有効期間を定める期間信号線と、
前記識別信号から該当する前記検出手段または前記駆動手段を識別し、前記データ線上のデータを該当する前記検出手段または前記駆動手段のデータとして有効にする識別制御手段と、
前記識別制御手段を制御するための制御信号として、前記識別信号、及び前記期間信号を生成して送出するコントローラと、
前記識別信号線のデータ有効期間内に発生するパルス信号のみを抽出し、前記コントローラに出力する帰還信号線と、を備え、
前記識別制御手段は、前記識別信号線で識別された、前記検出手段または前記駆動手段の帰還信号のみを前記帰還信号線の有効信号として送受信を行なう送受信部を備えたことを特徴とする画像形成装置。 - 前記識別制御手段は、特定した特定検出手段の信号線を上記データに出力可能とする特定出力制御線を備え、
前記送受信部は、前記コントローラが前記検出手段または前記駆動手段の識別制御を行なっていない期間の一部をデータ線開放期間として設定して、前記特定出力制御線により特定した前記検出手段のデータ信号をデータ線に出力し、前記コントローラが前記検出手段または前記駆動手段の識別制御を行っている期間は、前記特定検出手段のデータ信号を帰還信号線に出力することで前記特定検出手段のデータ信号を検出可能とする機能を備えたことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記送受信部は、受信した前記制御信号並びに前記データ信号を波形整形する波形整形回路を備え、該波形整形回路で波形整形した後、制御部並びに制御信号線、データ線に出力する機能を有することを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
- 前記識別制御手段は、基準信号生成回路を備え、前記識別信号線における識別信号に応じて前記基準信号生成回路による基準信号の生成/停止を制御することを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008271022A JP2010101961A (ja) | 2008-10-21 | 2008-10-21 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008271022A JP2010101961A (ja) | 2008-10-21 | 2008-10-21 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2010101961A true JP2010101961A (ja) | 2010-05-06 |
Family
ID=42292688
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008271022A Pending JP2010101961A (ja) | 2008-10-21 | 2008-10-21 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2010101961A (ja) |
-
2008
- 2008-10-21 JP JP2008271022A patent/JP2010101961A/ja active Pending
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