JP2010101683A - 距離計測装置および距離計測方法 - Google Patents

距離計測装置および距離計測方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2010101683A
JP2010101683A JP2008271913A JP2008271913A JP2010101683A JP 2010101683 A JP2010101683 A JP 2010101683A JP 2008271913 A JP2008271913 A JP 2008271913A JP 2008271913 A JP2008271913 A JP 2008271913A JP 2010101683 A JP2010101683 A JP 2010101683A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pattern light
light
image
dot pattern
spatial pattern
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008271913A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5251419B2 (ja
Inventor
Hidekazu Nishiuchi
秀和 西内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP2008271913A priority Critical patent/JP5251419B2/ja
Publication of JP2010101683A publication Critical patent/JP2010101683A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5251419B2 publication Critical patent/JP5251419B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】観測領域に存在する物体までの距離を確実に計測することができる距離計測装置および距離計測方法を提供する。
【解決手段】車両前方の観測領域に対して投光器10から空間パタン光を照射して、この空間パタン光を照射した観測領域の画像をカメラ20で撮像する。このカメラ20の撮像画像を演算ユニット30に入力し、その撮像画像上の各ドットパタン光をデコードしてその照射方向を検知するとともに、各ドットパタン光の画像上の座標位置からその撮像方向を検知する。そして、カメラ20の撮像画像上の各ドットパタン光の照射方向と、各ドットパタン光の撮像方向と、投光器10とカメラ20との相対位置関係とに基づいて、三角測量の原理により、観測領域に存在する物体までの距離を計測する。
【選択図】図2

Description

本発明は、車両周囲の所定の観測領域に存在する物体までの距離を計測する距離計測装置および距離計測方法に関する。
従来、車両周囲の所定の観測領域に存在する物体までの距離を計測する距離計測装置としては、観測領域に照明光を照射するとともに当該観測領域の画像を2台のカメラで撮像し、三角測量の原理により観測領域に存在する物体までの距離を計測するものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平9−43362号公報
特許文献1に記載されているようなステレオカメラを用いた距離計測装置では、三角測量の原理により物体までの距離を計測するには、2台のカメラで撮像した各画像からそれぞれ同一の物体を検出することが前提となる。しかしながら、例えば、車両前方の観測領域に同じ形状の先行車が複数存在する場合など、観測領域内に同様の形状の物体が複数存在しているような状況では、2台のカメラの画像からそれぞれ検出した物体が同一の物体であるかどうかの対応付けが難しく、三角測量の原理による距離計測が困難になる場合があるという問題があった。
本発明は、以上のような従来技術の問題点に鑑みて創案されたものであって、観測領域に存在する物体までの距離を確実に計測することができる距離計測装置および距離計測方法を提供することを目的としている。
本発明は、車両周囲の所定の観測領域に対して空間パタン光を照射し、この空間パタン光が照射された観測領域の画像を撮像して、観測領域に存在する物体までの距離を計測する。空間パタン光は、複数のセルより構成されて、各セルごとに光源からの照射方向をコード化したドットパタン光を形成するようにしたものであり、光源からの光を空間変調することによって生成される。本発明では、この空間パタン光が照射された観測領域の画像を撮像し、画像上の各ドットパタン光をデコードして画像上における各ドットパタン光の照射方向を検知するとともに、画像上における各ドットパタン光の座標位置に基づいて各ドットパタン光の撮像方向を検知し、画像上における各ドットパタン光の照射方向と、各ドットパタン光の撮像方向と、光源位置と画像撮像位置との相対位置関係とに基づいて、観測領域に存在する物体までの距離を算出するようにしている。
本発明によれば、空間パタン光を照射した観測領域の画像から、空間パタン光を構成する各ドットパタン光の照射方向と、各ドットパタン光の撮像方向とが検知され、これら各ドットパタン光の照射方向および撮像方向と、光源位置と画像撮像位置との相対位置関係とに基づいて、観測領域に存在する物体までの距離が算出されるので、観測領域に存在する物体までの距離を確実に計測することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。
[本発明の基本原理]
まず、本発明の基本原理について、図1を参照して説明する。
本発明を適用した距離計測装置は、図1(a)に示すように、投光器10からの光を照射した観測領域の画像を1台のカメラ20で撮像し、このカメラ20による撮像画像を画像処理することにより、観測領域に存在する物体(標識Sや先行車両LV)までの距離を計測するものである。
このように1台のカメラ20の撮像画像を画像処理して物体までの距離を計測する場合、カメラ20の撮像画像上で画素ごとに検出される光が、投光器10からどのような方向で出射されて物体に照射されているのか、つまり、投光器10から出射されて物体に向かう光の成分と、物体にて反射してカメラ20の撮像面に結像する光成分との対応付けが必要となる。すなわち、投光器10から観測領域に照射される光を、光源からの照射方向が異なる複数のビームの集合として考えたときに、各ビームの照射方向(投光器10から出射する方向)と撮像方向(カメラ20に入射する方向)とをカメラ20による撮像画像から検知できれば、これら各ビームの照射方向および撮像方向と、投光器10とカメラ20との相対位置関係とをパラメータとして、三角測量の原理により、各ビームが照射された観測領域内の物体(標識Sや先行車両LV)までの距離を計測することができる。
ここで、各ビームの撮像方向は、カメラ20の撮像画像上で検出される各ビームの座標位置に基づいて検知することができる。一方、各ビームの照射方向は、観測領域に複数の物体が存在する状況においては、投光器10およびカメラ20の配置と、物体までの距離や高さの関係から、カメラ20の撮像画像上で各ビームがその照射方向の順序で並ぶとは限らないため、カメラ20の撮像画像から検知することが困難であった。例えば、図1(a)に示す例で、照射方向が上向きのものから順にビームB1、ビームB2、ビームB3、ビームB4とした場合、カメラ20の撮像画像上では、図1(b)に示すように、画像の上側からビームB2、ビームB1、ビームB3、ビームB4の順に各ビームが検出され、カメラ20の撮像画像上の各ビームの並び順が照射方向の順序と一致していない。このように、カメラ20の撮像画像上で検出される各ビームは、必ずしもその照射方向の順序に沿って並んでいないため、カメラ20の撮像画像から各ビームの照射方向を一意に特定することができない。
そこで、本発明では、投光器10から観測領域に対して空間パタン光を照射し、この空間パタン光が照射された観測領域の画像をカメラ20で撮像することで、このカメラ20の撮像画像から上述した各ビームに相当する個々の光の成分の照射方向を検知できるようにしている。ここで、空間パタン光とは、複数のセルを縦横にマトリクス状に配列して各セルごとに光源からの照射方向をコード化したドットパタン光を形成するようにしたものであり、光源からの光を空間変調することによって生成されるものである。つまり、空間パタン光は、上述した各ビームに相当する光成分のそれぞれに照射方向の情報を持たせるようにした照射光である。
例えば、図1(a)に示す例で、ビームB1、ビームB2、ビームB3、ビームB4をそれぞれ空間パタン光を構成する各セルのドットパタン光とした場合、カメラ20の撮像画像上では、図1(c)に示すように、各ビームに相当するドットパタン光が図1(b)と同じ並び順で検出される。ここで、各ドットパタン光は光源からの照射方向をコード化したものであるので、カメラ20の撮像画像から検出される各ドットパタン光をデコードすることにより、その照射方向を検知することができる。したがって、これら各ドットパタンの照射方向と、カメラ20の撮像画像上における座標位置から検知される各ドットパタンの撮像方向と、投光器10とカメラ20との相対位置関係とをパラメータとして、三角測量の原理により、各ドットパタンが照射された観測領域内の物体(標識Sや先行車両LV)までの距離を計測することができる。
[実施例]
次に、本発明を適用した距離計測装置の具体的な実施例について説明する。
本実施例の距離計測装置は、図2に示すように、車両Vのフロント部に設置された投光器(空間パタン光照射手段)10およびカメラ(撮像手段)20と、これら投光器10およびカメラ20と電気的に接続された演算ユニット30とを備えて構成され、投光器10から車両V前方の所定の観測領域に対して空間パタン光を照射し、この空間パタン光が照射された車両V前方の観測領域の画像をカメラ20により撮像して、カメラ20の撮像画像を演算ユニット30において画像処理することにより、車両V前方の観測領域に存在する先行車などの物体までの距離を計測する。
投光器10は、例えば図3に示すように、光源11と、コンデンサレンズ12と、投影レンズ13と、液晶光変調器14とを備えて構成される。この投光器10は、光源11から出射されてコンデンサレンズ12により投影レンズ13に集光される光を、液晶光変調器14によって空間変調することで空間パタン光を生成し、生成した空間パタン光を投影レンズ13により車両V前方の観測領域に投影する。
空間パタン光は、例えば図4に示すように、ある大きさの空間領域を1単位(セル)として、多数のセルを縦横にマトリクス状に配列した構成のパタン光であり、各セルごとに、光源11からの照射方向をコード化したドットパタン光を形成している。つまり、この空間パタン光では、各セルごとのドットパタン光をデコードすることによって、各ドットパタン光が光源11から観測領域に対してどのような照射方向で照射されているかを検知できるようになっている。
カメラ20は、レンズを通して入射される光をCCDやCMOSなどの撮像素子に結像して、画素ごとに数値化した画像信号として出力する。このカメラ20は、投光器10と鉛直方向に並ぶように車両Vのフロント部に設置されており、投光器10により空間パタン光が照射された車両V前方の観測領域を撮像対象とし、観測領域に対して照射された空間パタン光を構成する各セルのドットパタン光の反射光を撮像して、観測領域の画像信号として出力する。このカメラ20から出力された観測領域の画像信号は、演算ユニット30に入力される。
演算ユニット30は、所定の処理プログラムに従って動作するマイクロコンピュータやフレームメモリなどを備えて構成され、カメラ20により撮像された車両V前方の観測領域の画像に対して画像処理を行って、観測領域に存在する先行車などの物体までの距離を算出する。この演算ユニット30は、その構成を機能的に捉えると、図5に示すように、投光駆動部31と、光抽出部32と、境界認識部33と、照射方向検知部34と、撮像方向検知部35と、距離算出部36と、警報出力判定部37とを備えた構成とされる。なお、演算ユニット30は、マイクロコンピュータの代わりに、各処理機能を回路として組み込んだASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programable Gate Array)などを用いて構成するようにしてもよい。
投光駆動部31は、投光器10を駆動制御して、例えば、投光器10から観測領域に対して空間パタン光を間欠的に照射(点滅照射)させる。
光抽出部32は、投光器10の点灯時、つまり空間パタン光が照射されているときにカメラ20により撮像された観測領域の画像と、投光器10の消灯時、つまり空間パタン光が照射されていないときにカメラ20により撮像された観測領域の画像との差分を各画素ごとに求めるデジタルフィルタ処理を行って、カメラ20の撮像画像から、空間パタン光を構成する各セルのドットパタン光のみを抽出する。
境界認識部33は、光抽出部32により抽出されたカメラ20の撮像画像上の各ドットパタン光を、カメラ20の撮像画像において車両V近傍の位置から順に既知のドットパタンと照合し、空間パタン光を構成する各セルの境界位置を認識する。
観測領域の路面に投影された空間パタン光は、カメラ20の撮像画像上では、図6に示すように、各セルのドットパタン光のドットが並ぶ方位やドット間隔が、車両Vに近い位置に対応する画像下側から、車両Vから離れた位置に対応する画像上側にかけて次第に広がった形状となって検出される。そして、このカメラ20の撮像画像上における空間パタン光の形状は、車両Vの路面に対するピッチ角によって変化し、加速や減速、路面状況などによって車両Vの路面に対するピッチ角が変わると、カメラ20の撮像画像上における空間パタン光の形状も変わってくる。そこで、本実施例の距離計測装置では、境界認識部33において、このカメラ20の撮像画像上における空間パタン光の各ドットパタン光を、車両Vに近い位置に対応する画像下側から順に既知のドットパタンと照合することで、空間パタン光を構成する各セルの境界位置を認識し、各ドットパタン光の区分けを行えるようにしている。すなわち、空間パタン光を構成する各セルのドットパタン光のパタン形状は予め分かっているので、カメラ20の撮像画像上で検出された空間パタン光について、車両Vに近い位置に対応する画像下側から順に既知のドットパタンと照合していく。ここで、空間パタン光の各セルは上述したようにマトリクス状に配列されているので、カメラ20の撮像画像上において車両Vに近い位置のドットパタン光を既知のドットパタンと対応付けできれば、当該ドットパタン光を形成しているセルの境界を認識してその投影形状を推定することができ、また、当該セルに隣接するセルが存在する位置やその投影形状を推定することができる。そして、このような対応付けを車両Vの近傍位置から順次行っていくことで、車両Vの路面に対するピッチ角に応じて画像上における空間パタン光の形状が変化していても、空間パタン光を構成する各セルの境界位置を確実に認識することができる。
ここで、図7に示すように、空間パタン光が照射される車両V前方に車両Vからの距離が異なる2つの物体Ob1,Ob2が存在する場合について考える。本実施例では、投光器10とカメラ20とが鉛直方向に並ぶように車両Vに設置されているので、図7(a)に示すように、車両V上方向から見た場合には空間パタン光の照射方向と撮像方向とが一致しており、カメラ20の撮像画像上における空間パタン光は、車両の左右方向に対応する横方向においては、各ドットパタンが照射方向の順に並んで検出される。一方、図7(b)に示すように、車両Vの側面方向から見た場合には空間パタン光の照射方向と撮像方向とが一致していないため、カメラ20の撮像画像上における空間パタン光は、車両から近接離間する方向に対応する縦方向においては、各ドットパタンが照射方向の順に並ばずに順序が入れ替わって検出されることがある。つまり、カメラ20の撮像画像上における空間パタン光において、ドットパタン光がその照射順序と一致せずに順序が入れ替わるのは空間パタン光の縦方向のみにおいてであり、マトリクス状の1つの列の各セルについて縦方向に沿ってドットパタン光を順次検索していけば、その列の既知のドットパタンと一致するドットパタン光を検出することができる。したがって、境界認識部33においてカメラ20の撮像画像上の空間パタン光を構成する各セルの境界位置を認識する処理を行う際は、縦方向に並ぶ各セルの境界位置を車両Vの近傍位置から順次認識していくようにすれば、効率よく処理を行うことができる。
照射方向検知部34は、カメラ20の撮像画像上における空間パタン光について、境界認識部33によって区分けされた各セルごとに、各セルのドットパタン光をデコードしてその照射方向を検知する。すなわち、照射方向検知部34は、例えば下記の表1に示すように、マトリクス状に配列された各セルごとに唯一のパタンとして予め定めたドットパタンのコード番号と、このドットパタンが割り当てられたセルの位置とを対応付けたコード変換表などを用い、空間パタン光を構成する各セルごとに、カメラ20の撮像画像上で検出された各ドットパタン光の照射方向を求めて、その情報を距離算出部36に出力する。
Figure 2010101683
なお、表1は、横方向にl個、縦方向にm個のセルが配列された空間パタン光の例である。
撮像方向検知部35は、カメラ20の撮像画像上における空間パタン光について、境界認識部33によって区分けされた各セルごとに、ドットパタン光の画像上の座標位置をもとにその撮像方向を検知して、各ドットパタン光の撮像方向の情報を距離算出部36に出力する。
距離算出部36は、照射方向検知部34からの各ドットパタン光の照射方向の情報と、撮像方向検知部35からの各ドットパタン光の撮像方向の情報と、車両Vに設置されている投光器10とカメラ20との相対位置関係(既知の情報)とに基づいて、三角測量の原理により、各ドットパタン光の反射位置までの距離を各々計算する。そして、距離が同じ反射位置のかたまり(クラスタ)を1つの物体として認識し、当該物体(例えば先行車)までの距離情報を出力する。この距離算出部36から出力された距離情報は、例えば、車両V内部に設置されたモニタなどに入力され、先行車までの距離としてモニタ上に表示される。また、距離算出部36からの距離情報は、警報出力判定部37での警報出力の判定にも用いられる。
警報出力判定部37は、距離算出部36から出力される距離情報の時間変化を観測し、車両V前方の観測領域に存在する先行車などの物体が、車両Vに対して所定距離以下にまで近付いたと判定した場合に、車両V内部に設置されたスピーカから警報を出力させる。
図8は、本実施例の距離計測装置の動作を説明する図であり、距離計測装置の電源がオンされている間、演算ユニット30において所定周期で繰り返し実行される一連の処理を示すフローチャートである。以下、この図8のフローを参照しながら、本実施例の距離計測装置の動作を説明する。
本実施例の距離計測装置は、演算ユニット30において図8のフローが開始されると、まず、ステップS101において、投光器10をオンして車両前方の観測領域に対して空間パタン光を照射し、ステップS102において、空間パタン光が照射された観測領域の画像をカメラ20により撮像して、その撮像画像を演算ユニット30内部のフレームメモリに保存する。
次に、ステップS103において、投光器10をオフして観測領域に対する空間パタン光の照射を停止し、ステップS104において、空間パタン光が照射されていない観測領域の画像をカメラ20により撮像して、その撮像画像を演算ユニット30内部のフレームメモリに保存する。
そして、ステップS105において、ステップS102で保存した撮像画像とステップS104で保存した撮像画像との差分を求め、カメラ20の撮像画像から、空間パタン光を構成する各セルのドットパタン光のみを抽出する。
次に、ステップS106において、ステップS105で抽出した撮像画像上のドットパタン光を車両近傍の位置から順に既知のドットパタンと照合し、空間パタン光を構成する各セルの境界位置を撮像画像の縦方向に沿って順次認識して、撮像画像上の全てのドットパタン光を各セルごとに区分けする。
次に、ステップS107において、ステップS106で区分けした各セルごとに、撮像画像上の各セルのドットパタン光をデコードしてその照射方向を検知する。
次に、ステップS108において、ステップS106で区分けした各セルごとに、ドットパタン光の画像上の座標位置をもとにその撮像方向を検知する。
次に、ステップS109において、ステップS107で検知した各セルのドットパタン光の照射方向と、ステップS108で検知した各セルのドットパタン光の撮像方向と、投光器10とカメラ20との相対位置関係とに基づいて、三角測量の原理により、車両から各ドットパタン光の反射位置までの距離を各々算出する。
次に、ステップS110において、ステップS109において算出した各ドットパタン光の反射位置までの距離の情報をもとに、同等の距離の反射位置をクラスタリングして1つの物体として認識する。
次に、ステップS111において、ステップS110で認識した物体までの距離の情報を、車両内部のモニタに表示させる。
次に、ステップS112において、ステップS110で認識した物体を、その形状をもとにして時系列で追跡し、物体までの距離の時間変化を観測する。
そして、ステップS113において、車両からの距離が所定距離以下となるまで車両に近付いた物体が存在するか否かを判定し、車両に近付いた物体がある場合には、ステップS114において車両内部のスピーカから警報を出力して、一周期分の処理を終了する。
以上説明したように、本実施例の距離計測装置は、車両前方の観測領域に対して投光器10から空間パタン光を照射して、この空間パタン光を照射した観測領域の画像をカメラ20で撮像し、その撮像画像上の各ドットパタン光をデコードしてその照射方向を検知するとともに、各ドットパタン光の画像上の座標位置からその撮像方向を検知する。そして、カメラ20の撮像画像上の各ドットパタン光の照射方向と、各ドットパタン光の撮像方向と、投光器10とカメラ20との相対位置関係とに基づいて、三角測量の原理により、観測領域に存在する物体までの距離を計測するようにしている。したがって、この距離計測装置によれば、1つのカメラ20の撮像画像をもとに観測領域に存在する物体までの距離を計測することができ、例えばステレオカメラを用いた距離計測装置のように2台のカメラの撮像画像間での同一物体の対応付けが不要となるので、観測領域に存在する物体までの距離を確実に計測することができる。
また、本実施例の距離計測装置によれば、カメラ20の撮像画像から空間パタン光を構成する各セルのドットパタン光のみを抽出した後に、各ドットパタン光の照射方向や撮像方向を検知するようにしているので、空間パタン光以外の光が処理に悪影響を及ぼす不都合を有効に防止することができ、物体までの距離の計測を精度良く行うことができる。
また、本実施例の距離計測装置によれば、カメラ20の撮像画像から抽出したドットパタン光を車両近傍位置から順に既知のドットパタンと照合することで、空間パタン光を構成する各セルの境界位置を認識するようにしているので、車両の路面に対するピッチ角の変動などの影響を受けることなく、カメラ20の撮像画像上における空間パタン光の各セルの区分けを確実に行うことができる。
さらに、本実施例の距離計測装置によれば、カメラ20の撮像画像上で各セルの境界位置を認識する処理を、車両に近接離間する方向に対応する画像の縦方向に沿って行い、縦方向に並ぶ各セルの境界位置を車両近傍位置から順次認識するようにしているので、各セルの境界位置を認識する処理を効率よく行うことができる。
なお、以上説明した実施例は、本発明の一適用例を例示したものであり、本発明の技術的範囲が以上の実施例で説明した内容に限定されることを意図するものではない。つまり、本発明の技術的範囲は、以上の実施例として開示した具体的な技術事項に限らず、この開示から容易に導きうる様々な変形、変更、代替技術なども含むものである。
例えば、以上説明した実施例では、投光器10からの空間パタン光を点滅させて、投光器10点灯時のカメラ20の撮像画像と投光器10消灯時のカメラ20の撮像画像との差分を求めることで、カメラ20の撮像画像から空間パタン光を構成する各セルのドットパタン光のみを抽出するようにしているが、この処理は以下に示すような処理での代替が可能である。すなわち、図9に示すように、投光器10がある周波数(太陽光等の外来光にはない周期的照度変調の周波数)で照射強度を変化させながら空間パタン光を照射し、カメラ20で連続的に撮像される撮像画像から、投光器10による照射強度の変化周波数と同期して輝度変化を示すものを時間軸上のパタンマッチング処理により抽出することで、カメラ20の撮像画像から空間パタン光を構成する各セルのドットパタン光のみを抽出することができる。
この場合は、図8に示したフローチャートのステップS101〜ステップS105の処理に代えて、図10のフローチャートで示す処理が行われる。すなわち、まずステップS201において、投光器10からの空間パタン光の照射回数が所定の照射周期回数に達したか否かを判定する。そして、空間パタン光の照射回数が照射周期回数に達していなければ、ステップS202において、照射周期番号k番目の照射強度で投光器10から空間パタン光を照射し、ステップS203において、空間パタン光が照射された観測領域の画像をカメラ20により撮像して、その撮像画像を保存する。この処理を、空間パタン光の照射回数が照射周期回数に達するまで繰り返し、照射周期回数に達したら、ステップS204において、ステップS203で保存した照射周期回数分の撮像画像を時系列で追って撮像画像の各画素ごとに輝度の変化を観測し、その輝度変化が空間パタン光の照射強度の周期変化と一致する画素を、空間パタン光を構成する各セルのドットパタン光が照射された位置として抽出する。
また、以上の実施例では、空間パタン光を構成する各セルのドットパタン光をデコードする際に、ドットパタン光を構成する全てのドットが画像上で検出できているものとして説明しているが、実際には、物体の輪郭位置に投影されるセルでは当該セルが物体の輪郭によってその途中で分断され、ドットパタン光の一部が遮蔽されて検出できない場合もある。そこで、このような物体の輪郭位置に投影されるセルにおいてもその照射方向を検知できるようにするために、空間パタン光を構成する各ドットパタン光を、例えば情報通信の分野などにおいて広く使用されている誤り訂正符号(ECC:error correcting code)を用いてコード化するようにしてもよい。この場合、ドットパタン光の照射方向を示す情報記号ビットに検査記号ビットが付加された誤り訂正符号でドットパタン光がコード化されるので、ドットパタン光の一部が遮蔽されることで情報記号ビットの欠落が生じても、誤り訂正によってその欠落部分を補完して、当該ドットパタン光の照射方向を検知することができる。
また、以上の実施例では、空間パタン光を構成する各セルを1つの単位とし、各セルのドットパタン光をデコードすることで各セルごとにその照射方向を検知するようにしているが、ドットパタン光を構成する各ドットごとにその照射方向を検知することも可能である。すなわち、各セルが横方向にn個、縦方向にm個のドットで構成され、各セルの横方向の照射幅がN、縦方向の照射幅がMであり、ドットパタン光としてコード化された各セルの照射方向が当該セルの中心位置の照射方向を表しているとすると、セルの左上のドットをドット(0,0)としたときのドット(x、y)の照射方向は、コード化されたセルの照射方向を、横方向:N・[x−(n−1)/2]、縦方向:M・[y−(m−1)/2]角度だけオフセットした照射方向となる。このように、ドットパタン光を構成する各ドットの照射方向は、ドットパタン光をデコードして求めたセルの照射方向から各々計算できるので、ドットパタン光を構成する各ドットごとにその照射方向を検知することが可能であり、このような処理を行うことによって、距離計測をより高密度に行うことが可能となる。
本発明の基本原理を説明する図である。 本発明を適用した距離計測装置の概略構成を示す模式図である。 投光器の構成を示す模式図である。 投光器から照射される空間パタン光の一例を示す図である。 演算ユニットの機能的な構成を示すブロック図である。 路面に投影された空間パタン光をカメラで撮像したときの撮像画像を示す図である。 車両前方に2つの物体が存在する状況において、空間パタン光を構成する各セルのドットパタン光の照射方向と撮像方向との関係を説明する図である。 本発明を適用した距離計測装置の動作を説明する図であり、距離計測装置の電源がオンされている間、演算ユニットにおいて所定周期で繰り返し実行される一連の処理を示すフローチャートである。 空間パタン光の照射強度を周期的に変化させた例を説明する図である。 空間パタン光の照射強度を周期的に変化させる場合の処理を示すフローチャートである。
符号の説明
10 投光器(空間パタン光照射手段)
20 カメラ(撮像手段)
30 演算ユニット
32 光抽出部(光抽出手段)
33 境界認識部(境界認識手段)
34 照射方向検知部(照射方向検知手段)
35 撮像方向検知部(撮像方向検知手段)
36 距離算出部(距離算出手段)

Claims (9)

  1. 光源からの光を空間変調し、複数のセルより構成されて各セルごとに光源からの照射方向をコード化したドットパタン光が形成される空間パタン光を生成して、当該空間パタン光を車両周囲の所定の観測領域に対して照射する空間パタン光照射手段と、
    前記空間パタン光が照射された観測領域の画像を撮像する撮像手段と、
    前記撮像手段で撮像した画像上の各ドットパタン光をデコードして、画像上における各ドットパタン光の照射方向を検知する照射方向検知手段と、
    前記撮像手段で撮像した画像上における各ドットパタン光の座標位置に基づいて、各ドットパタン光の撮像方向を検知する撮像方向検知手段と、
    前記照射方向検知手段で検知した各ドットパタン光の照射方向と、前記撮像方向検知手段で検知した各ドットパタン光の撮像方向と、前記空間パタン光照射手段と前記撮像手段との相対位置関係とに基づいて、前記観測領域に存在する物体までの距離を算出する距離算出手段と、を備えることを特徴とする距離計測装置。
  2. 前記撮像手段で撮像した画像から前記空間パタン光を構成する各ドットパタン光のみを抽出する光抽出手段をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の距離計測装置。
  3. 前記空間パタン光照射手段は、前記空間パタン光を点滅させながら照射し、
    前記光抽出手段は、前記空間パタン光の点灯時の画像と消灯時の画像との差分を求めることで、前記空間パタン光を構成する各ドットパタン光のみを抽出することを特徴とする請求項2に記載の距離計測装置。
  4. 前記空間パタン光照射手段は、周期的に照射強度を変化させながら前記空間パタン光を照射し、
    前記光抽出手段は、前記撮像手段が連続的に撮像した画像から前記空間パタン光の周期的な照射強度変化と同期した輝度変化を示す画素を抽出することで、前記空間パタン光を構成する各ドットパタン光のみを抽出することを特徴とする請求項2に記載の距離計測装置。
  5. 前記撮像手段で撮像した画像上の各ドットパタン光を画像における車両近傍の位置から順に既知のドットパタンと照合して、前記空間パタン光を構成する各セルの境界位置を認識する境界認識手段をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の距離計測装置。
  6. 前記空間パタン光照射手段の光源と前記撮像手段とが鉛直方向に並ぶように車両に設置されており、
    前記境界認識手段は、車両に近接離間する方向を前記空間パタン光の縦方向としたときに、縦方向に並ぶ各セルの境界位置を車両近傍位置から順次認識することを特徴とする請求項5に記載の距離計測装置。
  7. 前記空間パタン光を構成する各ドットパタン光は、誤り訂正符号を用いて光源からの照射方向がコード化されていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の距離計測装置。
  8. 前記距離算出手段は、前記空間パタン光を構成する各ドットパタン光の各ドットごとに、各ドットが照射されている位置までの距離を算出することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の距離計測装置。
  9. 光源からの光を空間変調し、複数のセルより構成されて各セルごとに光源からの照射方向をコード化したドットパタン光が形成される空間パタン光を生成して、当該空間パタン光を車両周囲の所定の観測領域に対して照射するステップと、
    前記空間パタン光が照射された観測領域の画像を撮像するステップと、
    撮像した画像上の各ドットパタン光をデコードして、画像上における各ドットパタン光の照射方向を検知するステップと、
    撮像した画像上における各ドットパタン光の座標位置に基づいて、各ドットパタン光の撮像方向を検知するステップと、
    前記画像上における各ドットパタン光の照射方向と、各ドットパタン光の撮像方向と、前記光源の位置と前記画像の撮像位置との相対位置関係とに基づいて、前記観測領域に存在する物体までの距離を算出するステップと、を有することを特徴とする距離計測方法。
JP2008271913A 2008-10-22 2008-10-22 距離計測装置および距離計測方法 Active JP5251419B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008271913A JP5251419B2 (ja) 2008-10-22 2008-10-22 距離計測装置および距離計測方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008271913A JP5251419B2 (ja) 2008-10-22 2008-10-22 距離計測装置および距離計測方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010101683A true JP2010101683A (ja) 2010-05-06
JP5251419B2 JP5251419B2 (ja) 2013-07-31

Family

ID=42292457

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008271913A Active JP5251419B2 (ja) 2008-10-22 2008-10-22 距離計測装置および距離計測方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5251419B2 (ja)

Cited By (44)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012026180A1 (ja) * 2010-08-25 2012-03-01 三洋電機株式会社 情報取得装置および物体検出装置
JP2012047469A (ja) * 2010-08-24 2012-03-08 Nissan Motor Co Ltd 距離計測装置及び距離計測方法
WO2012042976A1 (ja) * 2010-09-28 2012-04-05 三洋電機株式会社 物体検出装置および情報取得装置
WO2012137674A1 (ja) * 2011-04-08 2012-10-11 三洋電機株式会社 情報取得装置、投射装置および物体検出装置
WO2012137673A1 (ja) * 2011-04-05 2012-10-11 三洋電機株式会社 情報取得装置、投射装置および物体検出装置
WO2012144339A1 (ja) * 2011-04-19 2012-10-26 三洋電機株式会社 情報取得装置および物体検出装置
WO2012144340A1 (ja) * 2011-04-20 2012-10-26 三洋電機株式会社 情報取得装置および物体検出装置
WO2012147495A1 (ja) * 2011-04-28 2012-11-01 三洋電機株式会社 情報取得装置および物体検出装置
WO2012147496A1 (ja) * 2011-04-25 2012-11-01 三洋電機株式会社 物体検出装置および情報取得装置
WO2012176623A1 (ja) * 2011-06-24 2012-12-27 三洋電機株式会社 物体検出装置および情報取得装置
WO2013015146A1 (ja) * 2011-07-27 2013-01-31 三洋電機株式会社 物体検出装置および情報取得装置
WO2013015145A1 (ja) * 2011-07-22 2013-01-31 三洋電機株式会社 情報取得装置および物体検出装置
WO2013031448A1 (ja) * 2011-08-26 2013-03-07 三洋電機株式会社 物体検出装置および情報取得装置
WO2013031447A1 (ja) * 2011-08-26 2013-03-07 三洋電機株式会社 物体検出装置および情報取得装置
WO2013046928A1 (ja) * 2011-09-29 2013-04-04 三洋電機株式会社 情報取得装置および物体検出装置
WO2013046927A1 (ja) * 2011-09-28 2013-04-04 三洋電機株式会社 情報取得装置および物体検出装置
WO2014080937A1 (ja) * 2012-11-21 2014-05-30 三菱電機株式会社 画像生成装置
WO2015125301A1 (ja) * 2014-02-24 2015-08-27 日産自動車株式会社 自己位置算出装置及び自己位置算出方法
WO2015125298A1 (ja) * 2014-02-24 2015-08-27 日産自動車株式会社 自己位置算出装置及び自己位置算出方法
WO2015125297A1 (ja) * 2014-02-24 2015-08-27 日産自動車株式会社 自己位置算出装置及び自己位置算出方法
WO2015125300A1 (ja) * 2014-02-24 2015-08-27 日産自動車株式会社 自己位置算出装置及び自己位置算出方法
WO2015125296A1 (ja) * 2014-02-24 2015-08-27 日産自動車株式会社 自己位置算出装置及び自己位置算出方法
WO2015125299A1 (ja) * 2014-02-24 2015-08-27 日産自動車株式会社 自己位置算出装置及び自己位置算出方法
JP2015184956A (ja) * 2014-03-25 2015-10-22 日産自動車株式会社 自己位置算出装置及び自己位置算出方法
WO2016020970A1 (ja) * 2014-08-04 2016-02-11 日産自動車株式会社 自己位置算出装置及び自己位置算出方法
JP2016206042A (ja) * 2015-04-24 2016-12-08 オムロンオートモーティブエレクトロニクス株式会社 車載用距離計測装置
WO2016199323A1 (ja) * 2015-06-09 2016-12-15 三菱電機株式会社 画像生成装置、画像生成方法、及びパターン光生成装置
JP2018032401A (ja) * 2016-08-24 2018-03-01 ドクター エンジニール ハー ツェー エフ ポルシェ アクチエンゲゼルシャフトDr. Ing. h.c. F. Porsche Aktiengesellschaft 車両の環境中の物体を捕捉する方法
WO2019182881A1 (en) * 2018-03-20 2019-09-26 Magik Eye Inc. Distance measurement using projection patterns of varying densities
US10488192B2 (en) 2015-05-10 2019-11-26 Magik Eye Inc. Distance sensor projecting parallel patterns
US10679076B2 (en) 2017-10-22 2020-06-09 Magik Eye Inc. Adjusting the projection system of a distance sensor to optimize a beam layout
CN111678488A (zh) * 2020-06-17 2020-09-18 深圳地平线机器人科技有限公司 测距方法、装置、计算机可读存储介质及电子设备
US10885761B2 (en) 2017-10-08 2021-01-05 Magik Eye Inc. Calibrating a sensor system including multiple movable sensors
US10931883B2 (en) 2018-03-20 2021-02-23 Magik Eye Inc. Adjusting camera exposure for three-dimensional depth sensing and two-dimensional imaging
US11002537B2 (en) 2016-12-07 2021-05-11 Magik Eye Inc. Distance sensor including adjustable focus imaging sensor
US11019249B2 (en) 2019-05-12 2021-05-25 Magik Eye Inc. Mapping three-dimensional depth map data onto two-dimensional images
US11199397B2 (en) 2017-10-08 2021-12-14 Magik Eye Inc. Distance measurement using a longitudinal grid pattern
US11320537B2 (en) 2019-12-01 2022-05-03 Magik Eye Inc. Enhancing triangulation-based three-dimensional distance measurements with time of flight information
US11475584B2 (en) 2018-08-07 2022-10-18 Magik Eye Inc. Baffles for three-dimensional sensors having spherical fields of view
US11474245B2 (en) 2018-06-06 2022-10-18 Magik Eye Inc. Distance measurement using high density projection patterns
US11474209B2 (en) 2019-03-25 2022-10-18 Magik Eye Inc. Distance measurement using high density projection patterns
US11483503B2 (en) 2019-01-20 2022-10-25 Magik Eye Inc. Three-dimensional sensor including bandpass filter having multiple passbands
US11580662B2 (en) 2019-12-29 2023-02-14 Magik Eye Inc. Associating three-dimensional coordinates with two-dimensional feature points
US11688088B2 (en) 2020-01-05 2023-06-27 Magik Eye Inc. Transferring the coordinate system of a three-dimensional camera to the incident point of a two-dimensional camera

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004191092A (ja) * 2002-12-09 2004-07-08 Ricoh Co Ltd 3次元情報取得システム
JP2005070980A (ja) * 2003-08-21 2005-03-17 Ricoh Co Ltd バーコード読み取り装置、バーコード読み取り方法及びバーコード読み取りプログラム
JP2005246033A (ja) * 2004-02-04 2005-09-15 Sumitomo Osaka Cement Co Ltd 状態解析装置
JP2007256090A (ja) * 2006-03-23 2007-10-04 Nissan Motor Co Ltd 車両用環境認識装置及び車両用環境認識方法
JP2008067362A (ja) * 2006-08-10 2008-03-21 Nissan Motor Co Ltd 画像処理装置および画像処理方法

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004191092A (ja) * 2002-12-09 2004-07-08 Ricoh Co Ltd 3次元情報取得システム
JP2005070980A (ja) * 2003-08-21 2005-03-17 Ricoh Co Ltd バーコード読み取り装置、バーコード読み取り方法及びバーコード読み取りプログラム
JP2005246033A (ja) * 2004-02-04 2005-09-15 Sumitomo Osaka Cement Co Ltd 状態解析装置
JP2007256090A (ja) * 2006-03-23 2007-10-04 Nissan Motor Co Ltd 車両用環境認識装置及び車両用環境認識方法
JP2008067362A (ja) * 2006-08-10 2008-03-21 Nissan Motor Co Ltd 画像処理装置および画像処理方法

Cited By (88)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012047469A (ja) * 2010-08-24 2012-03-08 Nissan Motor Co Ltd 距離計測装置及び距離計測方法
WO2012026180A1 (ja) * 2010-08-25 2012-03-01 三洋電機株式会社 情報取得装置および物体検出装置
JP5143314B2 (ja) * 2010-08-25 2013-02-13 三洋電機株式会社 情報取得装置および物体検出装置
US8351042B1 (en) 2010-09-28 2013-01-08 Sanyo Electric Co., Ltd. Object detecting device and information acquiring device
WO2012042976A1 (ja) * 2010-09-28 2012-04-05 三洋電機株式会社 物体検出装置および情報取得装置
CN102741648A (zh) * 2010-09-28 2012-10-17 三洋电机株式会社 物体检测装置以及信息取得装置
JP5138120B2 (ja) * 2010-09-28 2013-02-06 三洋電機株式会社 物体検出装置および情報取得装置
JP5143312B2 (ja) * 2011-04-05 2013-02-13 三洋電機株式会社 情報取得装置、投射装置および物体検出装置
CN102822623A (zh) * 2011-04-05 2012-12-12 三洋电机株式会社 信息取得装置、投射装置及物体检测装置
WO2012137673A1 (ja) * 2011-04-05 2012-10-11 三洋電機株式会社 情報取得装置、投射装置および物体検出装置
WO2012137674A1 (ja) * 2011-04-08 2012-10-11 三洋電機株式会社 情報取得装置、投射装置および物体検出装置
CN102859319A (zh) * 2011-04-19 2013-01-02 三洋电机株式会社 信息获取装置以及物体检测装置
WO2012144339A1 (ja) * 2011-04-19 2012-10-26 三洋電機株式会社 情報取得装置および物体検出装置
JP5138116B2 (ja) * 2011-04-19 2013-02-06 三洋電機株式会社 情報取得装置および物体検出装置
WO2012144340A1 (ja) * 2011-04-20 2012-10-26 三洋電機株式会社 情報取得装置および物体検出装置
JP5138119B2 (ja) * 2011-04-25 2013-02-06 三洋電機株式会社 物体検出装置および情報取得装置
WO2012147496A1 (ja) * 2011-04-25 2012-11-01 三洋電機株式会社 物体検出装置および情報取得装置
CN102859320A (zh) * 2011-04-28 2013-01-02 三洋电机株式会社 信息取得装置以及物体检测装置
WO2012147495A1 (ja) * 2011-04-28 2012-11-01 三洋電機株式会社 情報取得装置および物体検出装置
JP5214062B1 (ja) * 2011-04-28 2013-06-19 三洋電機株式会社 情報取得装置および物体検出装置
WO2012176623A1 (ja) * 2011-06-24 2012-12-27 三洋電機株式会社 物体検出装置および情報取得装置
WO2013015145A1 (ja) * 2011-07-22 2013-01-31 三洋電機株式会社 情報取得装置および物体検出装置
WO2013015146A1 (ja) * 2011-07-27 2013-01-31 三洋電機株式会社 物体検出装置および情報取得装置
WO2013031448A1 (ja) * 2011-08-26 2013-03-07 三洋電機株式会社 物体検出装置および情報取得装置
WO2013031447A1 (ja) * 2011-08-26 2013-03-07 三洋電機株式会社 物体検出装置および情報取得装置
WO2013046927A1 (ja) * 2011-09-28 2013-04-04 三洋電機株式会社 情報取得装置および物体検出装置
WO2013046928A1 (ja) * 2011-09-29 2013-04-04 三洋電機株式会社 情報取得装置および物体検出装置
WO2014080937A1 (ja) * 2012-11-21 2014-05-30 三菱電機株式会社 画像生成装置
CN104813141A (zh) * 2012-11-21 2015-07-29 三菱电机株式会社 图像生成装置
US9709387B2 (en) 2012-11-21 2017-07-18 Mitsubishi Electric Corporation Image generation device for acquiring distances of objects present in image space
JPWO2015125298A1 (ja) * 2014-02-24 2017-03-30 日産自動車株式会社 自己位置算出装置及び自己位置算出方法
CN105993041B (zh) * 2014-02-24 2017-10-31 日产自动车株式会社 自身位置计算装置以及自身位置计算方法
WO2015125300A1 (ja) * 2014-02-24 2015-08-27 日産自動車株式会社 自己位置算出装置及び自己位置算出方法
WO2015125296A1 (ja) * 2014-02-24 2015-08-27 日産自動車株式会社 自己位置算出装置及び自己位置算出方法
WO2015125299A1 (ja) * 2014-02-24 2015-08-27 日産自動車株式会社 自己位置算出装置及び自己位置算出方法
US10043080B2 (en) 2014-02-24 2018-08-07 Nissan Motor Co., Ltd. Self-position calculating apparatus and self-position calculating method
US10026196B2 (en) 2014-02-24 2018-07-17 Nissan Motor Co., Ltd. Apparatuses and methods for self-position calculation of a vehicle using a light projector and a camera
CN105981086A (zh) * 2014-02-24 2016-09-28 日产自动车株式会社 自身位置计算装置以及自身位置计算方法
CN105993042A (zh) * 2014-02-24 2016-10-05 日产自动车株式会社 自身位置计算装置以及自身位置计算方法
CN105993041A (zh) * 2014-02-24 2016-10-05 日产自动车株式会社 自身位置计算装置以及自身位置计算方法
CN106030681A (zh) * 2014-02-24 2016-10-12 日产自动车株式会社 自身位置计算装置以及自身位置计算方法
CN106030680A (zh) * 2014-02-24 2016-10-12 日产自动车株式会社 自身位置计算装置以及自身位置计算方法
WO2015125297A1 (ja) * 2014-02-24 2015-08-27 日産自動車株式会社 自己位置算出装置及び自己位置算出方法
CN105993042B (zh) * 2014-02-24 2017-10-20 日产自动车株式会社 自身位置计算装置以及自身位置计算方法
EP3113149A4 (en) * 2014-02-24 2017-03-15 Nissan Motor Co., Ltd Local location computation device and local location computation method
WO2015125298A1 (ja) * 2014-02-24 2015-08-27 日産自動車株式会社 自己位置算出装置及び自己位置算出方法
JPWO2015125301A1 (ja) * 2014-02-24 2017-03-30 日産自動車株式会社 自己位置算出装置及び自己位置算出方法
JPWO2015125300A1 (ja) * 2014-02-24 2017-03-30 日産自動車株式会社 自己位置算出装置及び自己位置算出方法
JPWO2015125297A1 (ja) * 2014-02-24 2017-03-30 日産自動車株式会社 自己位置算出装置及び自己位置算出方法
JPWO2015125296A1 (ja) * 2014-02-24 2017-03-30 日産自動車株式会社 自己位置算出装置及び自己位置算出方法
US9778029B2 (en) 2014-02-24 2017-10-03 Nissan Motor Co., Ltd. Self-position calculating apparatus and self-position calculating method
US9684837B2 (en) 2014-02-24 2017-06-20 Nissan Motor Co., Ltd. Self-location calculating device and self-location calculating method
WO2015125301A1 (ja) * 2014-02-24 2015-08-27 日産自動車株式会社 自己位置算出装置及び自己位置算出方法
US9721170B2 (en) 2014-02-24 2017-08-01 Nissan Motor Co., Ltd. Self-location calculating device and self-location calculating method
CN106030681B (zh) * 2014-02-24 2017-09-05 日产自动车株式会社 自身位置计算装置以及自身位置计算方法
CN106030680B (zh) * 2014-02-24 2017-09-19 日产自动车株式会社 自身位置计算装置以及自身位置计算方法
US9772627B2 (en) 2014-02-24 2017-09-26 Nissan Motor Co., Ltd. Self-position calculating apparatus and self-position calculating method
JP2015184956A (ja) * 2014-03-25 2015-10-22 日産自動車株式会社 自己位置算出装置及び自己位置算出方法
WO2016020970A1 (ja) * 2014-08-04 2016-02-11 日産自動車株式会社 自己位置算出装置及び自己位置算出方法
JPWO2016020970A1 (ja) * 2014-08-04 2017-05-25 日産自動車株式会社 自己位置算出装置及び自己位置算出方法
US9933252B2 (en) 2014-08-04 2018-04-03 Nissan Motor Co., Ltd. Self-position calculating apparatus and self-position calculating method
JP2016206042A (ja) * 2015-04-24 2016-12-08 オムロンオートモーティブエレクトロニクス株式会社 車載用距離計測装置
US10488192B2 (en) 2015-05-10 2019-11-26 Magik Eye Inc. Distance sensor projecting parallel patterns
JPWO2016199323A1 (ja) * 2015-06-09 2017-11-02 三菱電機株式会社 画像生成装置、画像生成方法、及びパターン光生成装置
CN108271407A (zh) * 2015-06-09 2018-07-10 三菱电机株式会社 图像生成装置、图像生成方法以及图案光生成装置
WO2016199323A1 (ja) * 2015-06-09 2016-12-15 三菱電機株式会社 画像生成装置、画像生成方法、及びパターン光生成装置
US10533846B2 (en) 2015-06-09 2020-01-14 Mitsubishi Electric Corporation Image generation device, image generating method, and pattern light generation device
DE112015006609B4 (de) 2015-06-09 2021-10-21 Mitsubishi Electric Corporation Bilderzeugungsgerät, Bilderzeugungsverfahren und Musterlichterzeugungsgerät
CN108271407B (zh) * 2015-06-09 2020-07-31 三菱电机株式会社 图像生成装置、图像生成方法以及图案光生成装置
JP2018032401A (ja) * 2016-08-24 2018-03-01 ドクター エンジニール ハー ツェー エフ ポルシェ アクチエンゲゼルシャフトDr. Ing. h.c. F. Porsche Aktiengesellschaft 車両の環境中の物体を捕捉する方法
US11002537B2 (en) 2016-12-07 2021-05-11 Magik Eye Inc. Distance sensor including adjustable focus imaging sensor
US11199397B2 (en) 2017-10-08 2021-12-14 Magik Eye Inc. Distance measurement using a longitudinal grid pattern
US10885761B2 (en) 2017-10-08 2021-01-05 Magik Eye Inc. Calibrating a sensor system including multiple movable sensors
US10679076B2 (en) 2017-10-22 2020-06-09 Magik Eye Inc. Adjusting the projection system of a distance sensor to optimize a beam layout
US11381753B2 (en) 2018-03-20 2022-07-05 Magik Eye Inc. Adjusting camera exposure for three-dimensional depth sensing and two-dimensional imaging
US10931883B2 (en) 2018-03-20 2021-02-23 Magik Eye Inc. Adjusting camera exposure for three-dimensional depth sensing and two-dimensional imaging
US11062468B2 (en) 2018-03-20 2021-07-13 Magik Eye Inc. Distance measurement using projection patterns of varying densities
WO2019182881A1 (en) * 2018-03-20 2019-09-26 Magik Eye Inc. Distance measurement using projection patterns of varying densities
US11474245B2 (en) 2018-06-06 2022-10-18 Magik Eye Inc. Distance measurement using high density projection patterns
US11475584B2 (en) 2018-08-07 2022-10-18 Magik Eye Inc. Baffles for three-dimensional sensors having spherical fields of view
US11483503B2 (en) 2019-01-20 2022-10-25 Magik Eye Inc. Three-dimensional sensor including bandpass filter having multiple passbands
US11474209B2 (en) 2019-03-25 2022-10-18 Magik Eye Inc. Distance measurement using high density projection patterns
US11019249B2 (en) 2019-05-12 2021-05-25 Magik Eye Inc. Mapping three-dimensional depth map data onto two-dimensional images
US11320537B2 (en) 2019-12-01 2022-05-03 Magik Eye Inc. Enhancing triangulation-based three-dimensional distance measurements with time of flight information
US11580662B2 (en) 2019-12-29 2023-02-14 Magik Eye Inc. Associating three-dimensional coordinates with two-dimensional feature points
US11688088B2 (en) 2020-01-05 2023-06-27 Magik Eye Inc. Transferring the coordinate system of a three-dimensional camera to the incident point of a two-dimensional camera
CN111678488B (zh) * 2020-06-17 2022-04-15 深圳地平线机器人科技有限公司 测距方法、装置、计算机可读存储介质及电子设备
CN111678488A (zh) * 2020-06-17 2020-09-18 深圳地平线机器人科技有限公司 测距方法、装置、计算机可读存储介质及电子设备

Also Published As

Publication number Publication date
JP5251419B2 (ja) 2013-07-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5251419B2 (ja) 距離計測装置および距離計測方法
US8929608B2 (en) Device and method for recognizing three-dimensional position and orientation of article
US10477160B2 (en) Information processing apparatus, and information processing method
JP4127545B2 (ja) 画像処理装置
JP2010061567A (ja) 物体検出装置
ATE527620T1 (de) Verfahren und system zur automatischen detektion von objekten vor einem kraftfahrzeug
JP6191204B2 (ja) 自動車車体の外観検査装置および外観検査方法
JP5342413B2 (ja) 画像処理方法
US20140112580A1 (en) Eyelid detection device
JP2023101522A (ja) 撮像装置、情報処理装置、撮像方法、およびプログラム
JP2008160635A (ja) カメラ状態検出方法
JP2010071942A (ja) 物体検出装置
JP2009103464A (ja) 距離計測装置、距離計測方法および車両
JP2013134176A (ja) 撮像装置および撮像方法
KR20150118810A (ko) 차대 번호 인식 시스템
JP4645292B2 (ja) 車載物体検出装置、および物体検出方法
JP2013106238A (ja) マーカの検出および追跡装置
JP5642785B2 (ja) 車両の周辺監視装置
US10007857B2 (en) Method for the three-dimensional detection of objects
JP5751416B2 (ja) 距離測定装置
JP2006155400A (ja) 画像抽出装置
JP2012181757A (ja) 光学情報読み取り装置
JP2021124330A (ja) 液面検出方法及び液面検出装置
JP6638614B2 (ja) 光学的情報読取装置
JP2012221271A (ja) 対象物認識システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110928

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20121116

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121219

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130214

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130319

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130401

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5251419

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160426

Year of fee payment: 3