JP2010071942A - 物体検出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の物体が近接している場合であっても各物体を精度良く検出することができる物体検出装置を提供する。
【解決手段】歩行者検出装置1は、レーザレーダ2、カメラ3、運転支援ECU4及び制動部5を備える。歩行者検出装置1は、第1の歩行者候補点群L1に対し、第1の歩行者候補点群L1の分布幅より小さい幅を有する第1の検出領域Tを設定し、第1の検出領域T内に位置する検出点P1〜P3を抽出することにより、歩行者M1の検出を行う。第1の検出領域T内に位置しない検出点P4〜P9は、第2、第3の歩行者候補点群L2,L3として順次抽出され、第1の歩行者候補点群L1と同様な処理が行われる。これにより、複数の歩行者が近接している場合であっても各歩行者を精度良く検出できる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、物体検出装置に関するものである。
従来、物体検出装置として、例えば特開2003−302470号公報に記載されるように、レーザレーダにより検出された検出点のうち、所定の幅以下の物体を歩行者候補として選択し、選択した歩行者候補の検出点及び赤外線画像に基づいて歩行者を検出するものが知られている。そして、この装置は、レーザレーダの検出情報から選択された歩行者候補を赤外線画像中に重畳マッピングし歩行者を検出することにより、歩行者検出の精度の向上を図ろうとするものである。
特開2003−302470号公報
しかしながら、上述した物体検出装置にあっては、複数の歩行者が近接した場合、検出点の分布幅が大きくなるので、その検出点が歩行者候補から外されて、又は複数の歩行者であることが認識されないおそれがある。その結果、検出精度が低下する問題があった。
そこで本発明は、このような技術課題を解決するためになされたものであって、複数の物体が近接している場合であっても各物体を精度良く検出することができる物体検出装置を提供することを目的とする。
すなわち本発明に係る物体検出装置は、物体の位置を検出するレーダと、自車両の周辺を撮像する撮像手段と、レーダにより検出された物体の検出点から第1の物体候補点群を抽出する第1の物体候補点群抽出手段と、第1の物体候補点群抽出手段により抽出された第1の物体候補点群と撮像手段により撮像された画像に基づき、第1の物体候補点群の分布幅よりも小さい幅を有する第1の検出領域を設定する第1の検出領域設定手段と、第1の物体候補点群のうち第1の検出領域内に位置する検出点を抽出し、抽出した検出点に基づき物体を検出する第1の物体検出手段と、第1の物体候補点群のうち第1の検出領域内に位置しない検出点を第2の物体候補点群として抽出する第2の物体候補点群抽出手段と、第2の物体候補点群抽出手段により抽出された第2の物体候補点群と撮像手段により撮像された画像に基づき、第2の検出領域を設定する第2の検出領域設定手段と、第2の物体候補点群のうち第2の検出領域内に位置する検出点を抽出し、抽出した検出点に基づき物体を検出する第2の物体検出手段と、を備えて構成されている。
この発明によれば、第1の物体候補点群抽出手段により抽出された第1の物体候補点群に対し、第1の物体候補点群の分布幅より小さい幅を有する第1の検出領域を設定し、この第1の検出領域内に位置する検出点を抽出し、抽出した検出点のみを対象として物体の検出を行う。そして、第1の検出領域内に位置しない検出点を第2の物体候補点群として抽出し、第1の物体候補点群と同様な処理を行う。このように第1又は第2の物体候補点群の全体についてではなく、これらの物体候補点群の一部の検出点を対象として体の検出を行っているので、複数の物体が近接している場合であっても各物体を精度良く検出することが可能となる。
また本発明に係る物体検出装置において、第1の検出領域設定手段は、第1の物体候補点群と撮像手段により撮像された画像に基づき第1の物体候補点群の分布幅よりも小さい幅を有する第1の矩形領域を生成し、自車両から第1の矩形領域の左右端を通る方位直線を求めることにより、第1の検出領域を設定し、第2の検出領域設定手段は、第2の物体候補点群と撮像手段により撮像された画像に基づき第2の物体候補点群の分布幅よりも小さい幅を有する第2の矩形領域を生成し、自車両から第2の矩形領域の左右端を通る方位直線を求めることにより、第2の検出領域を設定することが好適である。
この場合にあっては、レーザにより検出された物体の検出点と撮像された物体の画像とを対応付けることが可能となるので、第1の検出領域と第2の検出領域を高精度に設定することができる。
本発明に係る物体検出装置において、第1の検出領域と第2の検出領域とは、それぞれ第1の物体候補点群の一端又は第2の物体候補点群の一端を含むことが好適である。
この場合にあっては、第1又は第2の物体候補点群の一端から他端に向けて物体検出の処理を順次行っていくことにより、検出処理の効率を向上することができる。
また本発明に係る物体検出装置において、第1の物体候補点群のうち第1の検出領域内に位置する検出点又は第2の物体候補点群のうち第2の検出領域内に位置する検出点に基づいて、物体の位置情報を算出する位置情報算出手段を更に備えることが好適である。
この場合にあっては、複数の物体が近接している場合であっても、各物体の位置を精度良く算出することが可能となる。
本発明によれば、複数の物体が近接している場合であっても各物体を精度良く検出することができる物体検出装置を提供することができる。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。本実施形態は、本発明に係る物体検出装置を車両に搭載される歩行者検出装置に適用したものである。
図1は、本発明の実施形態に係る歩行者検出装置の概略構成図である。この歩行者検出装置1は、車両周辺の歩行者の位置を検出し、検出した歩行者の位置情報を衝突防止などの運転支援装置に提供する。検出方向として、車両の全周方向でもよく、あるいは前方、側方、後方などの目的に応じた方向だけでもよい。
図1に示すように、歩行者検出装置1は、レーザレーダ2、カメラ3、運転支援ECU4及び制動部5を備えて構成されている。レーザレーダ2は、例えば車両前部に取り付けられ、車両の前方の歩行者の位置情報を検出する。具体的には、このレーザレーダ2は、一定周期で繰り返してレーザ光を前方に照射し、その反射光を検出することにより歩行者の位置情報を検出する。
また、レーザレーダ2は、所定角度(例えば0.8度)毎に上下左右方向に向きを変えながらレーザ光を照射している。このため、レーザレーダ2では、自車両に対して所定範囲内に位置する歩行者を検出し、複数の検出点が得られる。そして、このレーザレーダ2は、検出された複数の検出点を運転支援ECU4に送信する。
カメラ3は、自車両の周辺を撮像する撮像手段として機能している。このカメラ3は、例えばCCDカメラであり、車両の前部中央に配置されている。カメラ3は、車両の前方に位置する歩行者を撮像し、撮像した画像信号を運転支援ECU4に送信する。
運転支援ECU4は、車両全体の制御を行うものであり、例えばCPU、ROM、RAMを含むコンピュータを主体として構成されている。この運転支援ECU4は、レーザレーダ2及びカメラ3に接続され、レーザレーダ2から送信される歩行者の検出点を取得すると共に、カメラ3から送信される撮像画像を取得する。
制動部5は、例えば車両のブレーキ制御を行うものであり、歩行者と衝突すると判断される場合に運転支援ECU4から制御信号を受けて車両の強制的な制動を実行し、自車両を減速させる。
運転支援ECU4は、歩行者候補点群抽出部41、検出領域設定部42、及び歩行者検出部43を備えている。歩行者候補点群抽出部41は、特許請求の範囲に記載の第1の物体候補点群抽出手段として機能する。具体的には、この歩行者候補点群抽出部41は、レーザレーダ2に接続され、レーザレーダ2により検出された複数の歩行者の検出点を取得し、その検出点をグルーピング処理することにより、第1の歩行者候補点群を抽出する。
また、歩行者候補点群抽出部41は、特許請求の範囲に記載の第2の物体候補点群抽出手段として機能する。すなわち、歩行者候補点群抽出部41は、第1の歩行者候補点群のうち、後述する第1の検出領域内に位置しない検出点を第2の歩行者候補点群として抽出する。
検出領域設定部42は、特許請求の範囲に記載の第1の検出領域設定手段として機能する。具体的には、この検出領域設定部42は、歩行者候補点群抽出部41により抽出された第1の歩行者候補点群とカメラ3により撮像された歩行者の画像に基づき、第1の歩行者候補点群の分布幅より小さい幅を有する第1の検出領域を設定する。
また、検出領域設定部42は、特許請求の範囲に記載の第2の検出領域設定手段として機能する。具体的には、検出領域設定部42は、歩行者候補点群抽出部41により抽出された第2の歩行者候補点群とカメラ3により撮像された歩行者の画像に基づき、第2の歩行者候補点群の分布幅より小さい幅を有する第2の検出領域を設定する。
歩行者検出部43は、特許請求の範囲に記載の第1の物体検出手段として機能する。すなわち、この歩行者検出部43は、第1の歩行者候補点群のうち第1の検出領域内に位置する検出点を抽出し、その抽出した検出点に基づいて歩行者を検出する。また、歩行者検出部43は、特許請求の範囲に記載の第2の物体検出手段として機能する。すなわち、歩行者検出部43は、第2の歩行者候補点群のうち第2の検出領域内に位置する検出点を抽出し、その抽出した検出点に基づいて歩行者を検出する。
また、運転支援ECU4は、位置情報算出部44を備える。この位置情報算出部44は、第1の検出領域内に位置する検出点又は第2の検出領域内に位置する検出点に基づいて、歩行者の位置情報をそれぞれ算出する。
次に、本実施形態に係る歩行者検出装置1の動作について説明する。図2は、本実施形態に係る歩行者検出装置の動作を示すフローチャートである。図3は、歩行者検出装置の動作を説明するための図である。以下の説明において、図3(a)に示すように3名の歩行者M1〜M3が近接している状態を想定して説明する。
図2に示す制御処理は、例えばイグニッションオンされてから所定の周期(例えば、100〜1000ms)で繰り返し実行される。初めに、S10の処理では、検出点の取得が行われる。このとき、歩行者候補点群抽出部41は、レーザレーダ2により検出された複数の歩行者の検出点を取得する。
S10の処理に続くS11の処理では、グルーピング処理が行われる。このとき、歩行者候補点群抽出部41は、S10の処理で取得した複数の歩行者の検出点に対しグルーピング処理を行い、第1の歩行者候補点群L1を抽出する。グルーピング手法として、例えば2個の検出点間の距離が閾値未満の場合にはその2個の検出点を同じグループとする。図3に示す例では、レーザレーダ2により検出された複数の検出点がグルーピング処理され結果、検出点P1〜P9からなる第1の歩行者候補点群L1が抽出される。
S11の処理に続くS12の処理では、水平面上座標変換が行われる。このとき、第1の歩行者候補点群L1の検出点P1〜P9は、カメラ3のレンズ中心を原点とした水平面上の対応位置に座標変換される。
S12の処理に続くS13の処理では、撮像画像の取得が行われる。このとき、検出領域設定部42は、カメラ3で撮像された歩行者の画像を取得する。図3に示す例では、歩行者M1〜M3の画像が取得される。
S13の処理に続くS14の処理では、画像上座標変換が行われる。このとき、第1の歩行者候補点群の検出点P1〜P9は、S12の処理で取得された画像上の対応位置に座標変換される(図3(a)参照)。
S14の処理に続くS15の処理では、矩形領域の生成が行われる。このとき、処理領域設定部42は、S14の処理で座標変換された検出点P1〜P9に基づき、第1の歩行者候補点群L1の分布幅よりも小さい幅を有する矩形領域を生成する。図3(b)に示すように、検出点P1〜P3を含む第1の矩形領域S1が生成される。
S15の処理に続くS16の処理では、画像認識が行われる。このとき、処理領域設定部42は、検出点P1〜P3が存在する場所に歩行者の画像を検索し、歩行者M1の画像の認識を実施する。歩行者の画像の検索手法として、例えば、予め用意された所定の歩行者画像テンプレートとのマッチングにより行う。
S16の処理に続くS17の処理では、矩形領域左右端の位置決定が行われる。このとき、処理領域設定部42は、歩行者M1であると認識できた第1の矩形領域S1の左右端a1,a2の位置を決定する。
S17の処理に続くS18の処置では、水平面上座標変換が行われる。このとき、第1の矩形領域S1の左右端a1,a2の位置の座標変換が実施される。具体的には、第1の矩形領域S1の左右端の位置a1,a2の左右方向の位置が求められ、この左右端a1,a2の位置が、検出点P1〜P9と同一座標軸上であってカメラ3のレンズ中心を原点とした水平面上の対応位置に座標変換される。
図4は、水平面上の位置関係を示す図である。図4に示すように、撮像画像Gが自車両Cと歩行者M1〜M3との間であって、カメラ3の倍率設定等により定まる所定位置に配置されたものとして、座標変換が行われる。なお、図4では、分かり易くするために撮像画像Gを立体的に傾斜させて示している。
S18の処理に続くS19の処置では、方位直線の算出が行われる。このとき、処理領域設定部42は、S18の処理で座標変換が行われた第1の矩形領域S1の左右端a1,a2の方位直線b1,b2を算出する。図4に示すように、この方位直線b1,b2の算出処理では、座標軸の原点であるカメラ3のレンズ中心Oと、第1の矩形領域S1の左右端の位置a1,a2とを通る直線が算出される。そして、この算出された直線が、方位直線b1,b2とされる。
S19の処理に続くS20の処理では、検出領域の設定が行われる。このとき、処理領域設定部42は、S19の処理で算出された方位直線b1と方位直線b2により挟まれる領域を第1の検出領域Tとして設定する。
S20の処理に続くS21の処理では、検出点が検出領域に位置するか否かの判定が行われる。このとき、歩行者検出部43は、第1の歩行者候補点群L1を構成する検出点P1〜P9が第1の検出領域T内に位置するか否かを判定する。検出点が第1の検出領域T内に位置すると判定された場合に、処理がS22に進む。検出点P1〜P9のうち検出点P1〜P3は、第1の検出領域T内に位置するので、検出点P1〜P3は抽出され、S22の処理が行われる。一方、検出点が第1の検出領域T内に位置しないと判定された場合に、処理がS14に戻る。
S22の処理では、重心位置の求めが行われる。このとき、位置情報算出部44は、S21の処理で抽出された検出点P1〜P3に基づいて、重心位置を算出する。
S22の処理に続くS23の処理では、歩行者位置の算出が行われる。このとき、位置情報算出部44は、S22の処理で算出された重心位置に基づいて歩行者位置を算出する。これにより、歩行者M1が検出される。
S21の処理では、検出点P1〜P9のうち検出点P4〜P9が第1の検出領域T内に位置しないので、これらの検出点P4〜P9は第2の歩行者候補点群L2として抽出される(図3(c)参照)。そして、この第2の歩行者候補点群L2は、同様にS14〜S23の処理が実施される。図3(c)に示すように、検出点P4〜P9は、画像上座標変換の処理(S14)が行われ、検出点P4〜P6を含む第2の矩形領域S2が生成される(S15)。更に、S16〜S23の処理が行われ、歩行者M2が検出される。
なお、第1の矩形領域S1と第2の矩形領域S2とは、それぞれ第1の歩行者候補点群L1の一端又は第2の歩行者候補点群L2の一端を含む領域であることが好ましい。この場合にあっては、第1の歩行者候補点群L1又は第2の歩行者候補点群L2の一端から他端に向けて歩行者検出の処理を順次行っていくことにより、検出処理の効率を向上することができる。
第2の歩行者候補点群L2を構成する検出点P4〜P9のうち、検出点P7〜P9が第2の検出領域内に位置しないので、これらの検出点P7〜P9は第3の歩行者候補点群L3として抽出される(図3(d)参照)。そして、この第3の歩行者候補点群L3は、第2の歩行者候補点群L2と同様にS14〜S23の処理が実施される。図3(d)に示すように、検出点P7〜P9は、画像上へ座標変換の処理が行われ(S14)、検出点P7〜P9を含む第3の矩形領域S3が生成される(S15)。更に、S16〜S23の処理が行われ、歩行者M3が検出される。そして、すべての検出点に対し処理を終えたら、一連の制御処理を終了する。
本実施形態に係る歩行者検出装置1によれば、歩行者検出点P1〜P9からなる第1の歩行者候補点群L1に対し、まず第1の歩行者候補点群L1の分布幅より小さい幅を有する第1の矩形領域S1を生成し、この第1の矩形領域S1を利用して第1の検出領域Tを設定する。そして、第1の検出領域T内に位置する検出点P1〜P3を抽出し、抽出した検出点P1〜P3のみを対象として歩行者M1の検出を行う。
次に、第1の検出領域T内に位置しない検出点P4〜P9を第2の歩行者候補点群L2として抽出し、第1の歩行者候補点群L1と同様な処理を行うことにより歩行者M2を検出する。更に、第2の検出領域内に位置しない検出点P7〜P9を第3の歩行者候補点群L3として抽出し、第2の歩行者候補点群L2と同様な処理を行うことにより歩行者M3を検出する。このように第1又は第2の歩行者候補点群L1,L2の全体についてではなく、これらの歩行者候補点群の一部の検出点を対象として抽出し歩行者の検出を行っているので、複数の歩行者M1〜M3が近接している場合であっても各歩行者を精度良く検出することが可能となる。
なお、上述した実施形態は本発明に係る物体検出装置の一例を説明したものであり、本発明に係る物体検出装置は実施形態に記載したものに限定されるものではない。本発明に係る物体検出装置は、各請求項に記載した要旨を変更しないように実施形態に係る物体検出装置を変形し、又は他のものに適用したものであってもよい。
例えば、上記の実施形態では、自車両の前方の互いに近接する歩行者M1〜M3について説明を行ったが、自車両の側方や後方の互いに近接する歩行者にも適用される。また、上記実施形態では、レーダの例として、レーザレーダを用いて説明したが、ミリ波レーダなどでもよい。
本発明の実施形態に係る歩行者検出装置の概略構成図である。 本実施形態に係る歩行者検出装置の動作を示すフローチャートである。 歩行者検出装置の動作を説明するための図である。 水平面上の位置関係を示す図である。
符号の説明
1…歩行者検出装置(物体検出装置)、2…レーザレーダ、3…カメラ(撮像手段)、4…運転支援ECU、41…歩行者候補点群抽出部、42…検出領域設定部、43…歩行者検出部、44…位置情報算出部。

Claims (4)

  1. 物体の位置を検出するレーダと、
    自車両の周辺を撮像する撮像手段と、
    前記レーダにより検出された前記物体の検出点から第1の物体候補点群を抽出する第1の物体候補点群抽出手段と、
    前記第1の物体候補点群抽出手段により抽出された前記第1の物体候補点群と前記撮像手段により撮像された画像に基づき、前記第1の物体候補点群の分布幅よりも小さい幅を有する第1の検出領域を設定する第1の検出領域設定手段と、
    前記第1の物体候補点群のうち前記第1の検出領域内に位置する検出点を抽出し、抽出した検出点に基づき物体を検出する第1の物体検出手段と、
    前記第1の物体候補点群のうち前記第1の検出領域内に位置しない検出点を第2の物体候補点群として抽出する第2の物体候補点群抽出手段と、
    前記第2の物体候補点群抽出手段により抽出された前記第2の物体候補点群と前記撮像手段により撮像された画像に基づき、第2の検出領域を設定する第2の検出領域設定手段と、
    前記第2の物体候補点群のうち前記第2の検出領域内に位置する検出点を抽出し、抽出した検出点に基づき物体を検出する第2の物体検出手段と、
    を備えることを特徴とする物体検出装置。
  2. 前記第1の検出領域設定手段は、前記第1の物体候補点群と前記撮像手段により撮像された画像に基づき前記第1の物体候補点群の分布幅よりも小さい幅を有する第1の矩形領域を生成し、自車両から前記第1の矩形領域の左右端を通る方位直線を求めることにより、前記第1の検出領域を設定し、
    前記第2の検出領域設定手段は、前記第2の物体候補点群と前記撮像手段により撮像された画像に基づき前記第2の物体候補点群の分布幅よりも小さい幅を有する第2の矩形領域を生成し、自車両から前記第2の矩形領域の左右端を通る方位直線を求めることにより、前記第2の検出領域を設定する請求項1に記載の物体検出装置。
  3. 前記第1の矩形領域と前記第2の矩形領域とは、それぞれ前記第1の物体候補点群の一端又は前記第2の物体候補点群の一端を含む請求項2に記載の物体検出装置。
  4. 前記第1の物体候補点群のうち前記第1の検出領域内に位置する検出点又は前記第2の物体候補点群のうち前記第2の検出領域内に位置する検出点に基づいて、物体の位置情報を算出する位置情報算出手段を更に備える請求項1〜3のいずれか一項に記載の物体検出装置。
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