JP6458577B2 - 画像測距装置 - Google Patents

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本発明は、画像測距装置に関する。
車両の走行制御に利用されるパラメータとして、自車両と、自車両の周囲に存在する対象物との間の距離がある。例えば、特許文献1には、自車両の車載カメラの撮像した画像を利用して、自車両から対象物までの距離を算出する距離計測装置が記載されている。この装置は、2台のカメラにより同じタイミングでそれぞれ取得された2枚の画像を利用して、ステレオ処理によって対象物までの距離を算出する。画像内における対象物の領域である物体領域から算出可能な全ての点に対応する視差を演算すると、演算負荷が高く処理時間が掛かることから、この距離計測装置は、物体領域に対して予め設定された注目点に対応する視差のみを算出する。
一方で、注目点の設定密度を一定にすると、画像に占める物体領域の面積が小さい場合に算出される視差の数が少なくなり、これらの視差から算出される当該物体領域の代表視差の精度が低下する。そこで、この距離計測装置は、画像に占める物体領域の面積が小さい場合には、画像に占める物体領域の面積が大きい場合よりも注目点の設定密度を高く設定する。
特開2009−180661号公報
ところで、画像を利用した測距の方法として、画像内の座標位置と三次元距離とを関連付けた情報を利用して、画像内における対象物に対して設定した基準点の座標位置を自車両から対象物までの距離(三次元距離)に換算する方法がある。この方法によれば、従来の距離計測装置のように複雑なステレオ処理を行うことが避けられる。しかしながら、従来の距離計測装置においても問題となったように、画像内における対象物の面積が小さい場合には、自車両から対象物までの距離の精度が低下してしまう。
そこで、本発明の画像測距装置は、画像内の座標位置と三次元距離とを関連付けた情報を利用する自車両から対象物までの距離の算出において、測距精度の向上を図ることを目的とする。
本発明の一形態は、自車両に搭載されたレーダの検出結果又は自車両に搭載された車載カメラの撮像した画像を利用して、自車両の周囲の対象物を検出する対象物検出部と、自車両に搭載された車載カメラを利用して、対象物を含む画像を取得する画像取得部と、対象物検出部の検出結果を利用して、画像内における対象物の領域である対象物領域を認識する対象物領域認識部と、対象物領域認識部の認識結果を利用して、画像内において対象物領域と接する領域であって画像内における対象物の影の領域である影領域を認識する影領域認識部と、対象物領域認識部の認識結果及び影領域認識部の認識結果を利用して、対象物領域と影領域との境界上に基準点を設定する基準点設定部と、画像内の座標位置と三次元距離と関連付けた情報を記憶した記憶部と、画像内における基準点の座標位置と記憶部の記憶した情報とを利用して、自車両から対象物までの距離を算出する距離算出部と、を備える。
本発明の画像測距装置によれば、画像内の座標位置と三次元距離とを関連付けた情報を利用する自車両から対象物までの距離の算出において、測距精度の向上を図ることができる。
本発明の一形態に係る画像測距装置を示すブロック図である。 (a)は自車両と対象物との関係を示す図であり、(b)は画像取得部において取得された画像の一例である。 画像測距装置の動作を示すフローチャートである。 (a)は画像取得部において取得された画像の一例であり、(b)は対象物領域を認識した結果を示す画像の一例であり、(c)は影領域を認識した結果を示す画像の一例であり、(d)は基準点を設定した結果を示す画像の一例である。 画像取得部において取得された画像の別の例を示す図である。
以下、添付図面を参照しながら本発明を実施するための形態を詳細に説明する。図面の説明において同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
図1は、画像測距装置1を示すブロック図である。画像測距装置1は、例えば、自動車などの車両に搭載され、画像測距装置1が搭載された自車両と当該自車両の周囲に存在する対象物との間の距離を測定する。対象物とは、例えば、歩行者、自転車、動物、他車両などである。自車両の周囲には、例えば、自車両の前方領域、自車両の後方領域及び側方領域が含まれる。画像測距装置1が測定した自車両と対象物との距離は、例えば、自車両の運転を支援する運転支援装置において利用される。運転支援装置では、例えば、自車両と対象物との距離を自車両と対象物との衝突回避支援などに利用する。
画像測距装置1は、画像を利用した測距に関する処理を行うECU[Engine Control Unit]2を備える。ECU2は、CPU[Central Processing Unit]、ROM[Read Only Memory]、RAM[Random Access Memory]などからなる電子制御ユニットである。ECU2では、ROMに記憶されたプログラムをRAMにロードし、CPUで実行することで、測距に関する処理を実行する。ECU2は、複数の電子制御ユニットから構成されていてもよい。ECU2は、車両外部情報取得部3と、表示部5と、音声発生部6と、アクチュエータ7とに接続されている。
車両外部情報取得部3は、自車両周囲の外部に関する情報を取得する機能を有する。具体的には、車両外部情報取得部3は、自車両周囲で死角領域を形成する構造物、他車両や歩行者や自転車などの移動する物体などの各種情報(物体情報)を取得する機能を有する。車両外部情報取得部3は、例えば、ステレオカメラや単眼カメラなどの車載カメラ3a、及び、ミリ波レーダなどのレーダ3bによって構成される。車両外部情報取得部3は、レーダ3bによって、他車両といった測距の対象物の有無を検出する。また、車両外部情報取得部3は、レーダ3bによって検出された対象物を含む画像を取得する。本実施形態において、車載カメラ3aによって撮像される範囲は、レーダ3bの探知範囲に含まれる。
表示部5は、例えばモニタやヘッドアップディスプレイなどによって構成され、運転支援のための情報を表示する機能を有する。音声発生部6は、スピーカーやブザーなどによって構成され、運転支援のための音声やブザー音を発する機能を有する。アクチュエータ7は、例えば、ブレーキアクチュエータと操舵アクチュエータ(電動パワーステアリングシステムアクチュエータ)とを有する。ブレーキアクチュエータは、自車両のブレーキ力をコントロールするアクチュエータであり、ECU2からの制御信号に応じてブレーキ力が制御される。操舵アクチュエータは、自車両の操舵トルクをコントロールする操舵アクチュエータであり、ECU2からの制御信号に応じて操舵トルクが制御される。
次に、ECU2の機能的構成について説明を行う。ECU2は、対象物検出部10と、画像取得部11と、対象物領域認識部12と、影領域認識部13と、基準点設定部14と、記憶部15と、距離算出部16と、を有する。以下に説明するECU2の機能の一部は、自車両と通信可能な情報管理センターなどの施設のコンピュータ又は携帯情報端末において実行されてもよい。
対象物検出部10は、自車両Nの前方に存在する対象物Mを検出する(図2(a)参照)。ここで、以下の説明では、自転車Mb及び当該自転車Mbに乗車する人Maが対象物Mであるとする。対象物検出部10は、例えば、車載カメラ3aの撮像した画像、或いは、車両外部情報取得部3が有するレーダ3bの検出結果を利用して対象物Mの有無を検出する。
画像取得部11は、車載カメラ3aを利用して、対象物検出部10において検出された対象物Mが含まれた画像17(図2(b)参照)を取得する。
対象物領域認識部12は、対象物検出部10の検出結果と周知の画像処理とを利用して、対象物領域A1(図2(b)参照)を認識する。ここで、対象物領域A1とは画像取得部11において取得された画像17内において対象物Mが占める領域をいう。対象物領域認識部12は、例えば、画像17に対してエッジ抽出処理及びパターン認識といった周知の画像処理を行うことによって、画像17に含まれた立体物が占めると仮定される複数の候補領域を抽出する。そして、対象物検出部10の検出結果を利用して、抽出された複数の候補領域から、測距対象である対象物Mの領域を対象物領域A1として認識する。
影領域認識部13は、対象物領域認識部12の認識結果を利用して、影領域A2(図2(b)参照)を認識する。ここで影領域A2とは、画像17内において対象物領域A1と接する領域であって画像17内における対象物Mの影Kの領域をいう。影領域認識部13は、画像17を構成する各ピクセルが有する輝度や色度を利用して、画像17における複数の影候補領域を認識する。そして、影領域認識部13は、対象物領域認識部12の認識結果を利用して、複数の影候補領域から対象物Mの影領域A2を認識する。例えば、影領域認識部13は、対象物領域認識部12の近傍に存在する影領域を、対象物Mの影領域A2として選択してもよい。また、影領域認識部13は、太陽や街路灯などの光源の位置を利用して、対象物領域認識部12の近傍であって、光源の位置から予想される範囲に存在する影領域を対象物Mの影領域A2として選択してもよい。影領域認識部13は、例えば、周知の画像処理によって光源の位置を認識する。
基準点設定部14は、対象物領域認識部12の認識結果及び影領域認識部13の認識結果を利用して、対象物領域A1と影領域A2との境界L上に基準点P1(図2(b)参照)を設定する。ここで、基準点P1とは、対象物Mまでの距離を得るための基準となる点である。
基準点設定部14は、対象物領域認識部12の認識結果及び影領域認識部13の認識結果を利用して、対象物領域A1と影領域A2の境界Lを認識する。境界Lは、例えば、対象物領域A1と影領域A2の複数の接点を通る直線である。境界Lは、対象物領域A1と影領域A2の接点が三箇所以上ある場合、各接点との距離が最小となる直線としてもよい。そして、基準点設定部14は、この境界L上における任意の位置に基準点P1を設定する。
記憶部15は、画像17内の座標位置と三次元距離とを関連付けた情報を記憶する。ここで座標位置とは、画像17内において、2次元座標系に基づいて特定される位置を示す情報をいう。例えば、画像17内の位置は、画像17の横方向をX軸方向とし、画像の縦方向をY軸方向とすると共に、画像17の左辺の最下点を原点OPと設定した場合、x座標及びy座標によって示される。また、三次元距離とは、三次元空間(3次元座標系)における自車両N(車載カメラ3a)からの距離をいう。ここで、図2(a)に示す距離Dは、自車両Nの車載カメラ3aから対象物Mと路面Rが接触する点P1aまでの自車両Nの進行方向に沿った三次元距離である。点P1aは、三次元空間における路面R上の点であって、対象物Mと路面Rが接触する点のうち最も自車両Nに近い点である。
座標位置と三次元距離とを関連付けた情報とは、座標位置を三次元距離に換算するための情報をいう。換言すると、路面R上に設定された基準点P1の座標位置は、記憶部15に記録された情報によって、対象物Mが接触している路面R上の点P1aまでの路面Rに沿った三次元距離と対応付けられている。ここで、座標位置と三次元距離との関係について説明する。図2に示されるように、車載カメラ3aは、自車両Nに対して固定され、自車両Nの走行中において、路面Rを基準とした車載カメラ3aの高さと車載カメラ3aの画角とが維持される。そうすると、例えば、自車両Nと対象物Mとの相対位置が変化しない場合には、対象物Mは画像17中の同じ位置に存在する。従って、画像17における座標位置と自車両Nからの距離Dとの関係を実測又は設計により予め得ておけば、画像17における座標位置を利用して、自車両Nから対象物Mまでの距離Dを算出することが可能になる。座標位置と三次元距離とを関連付けた情報は、例えば、座標位置を独立変数とし、三次元距離を従属変数とした関数であってもよい。また、座標位置と三次元距離とを関連付けた情報は、例えば、座標位置に対応する三次元距離が組み合わされた変換テーブル等のデータベースであってもよい。
距離算出部16は、画像17内における基準点P1の座標位置と記憶部15の記憶した情報とを利用して、自車両Nから対象物Mまでの距離Dを算出する。距離算出部16は、基準点設定部14において設定された基準点P1の位置座標を取得する。次に、距離算出部16は、記憶部15を参照して、基準点P1の位置座標を三次元距離に変換する関数又は変換テーブルを取得する。そして、距離算出部16は、関数又は変換テーブルを利用して、位置座標から距離Dを算出する。
次に、画像測距装置1の動作について図3を参照しつつ説明する。図3は、一実施形態に係る画像測距装置1の動作を示すフローチャートである。図3に示されたフローチャートは、例えば、自車両Nの走行中に繰り返し実行される。また、運転者が自車両Nの運転を終了した場合には、図3に示されたフローチャートを終了する。
画像測距装置1は、ステップS1において、車両外部情報取得部3により自車両Nの周囲の車両外部情報を取得する。次に、ECU2は、ステップS2において、車両外部情報を利用して、対象物検出部10により対象物Mの検出を行う。具体的には、対象物検出部10は、車両外部情報取得部3において取得された車両外部情報を利用して、対象物Mが検出されないと判定した場合(S2:NO)には、ステップS1,S2を再び実施する。対象物検出部10は、対象物Mが検出されたと判定した場合(S2:YES)には、次のステップS3に移行する。
画像測距装置1のECU2は、ステップS3において、画像取得部11により画像17の取得を行う(図4(a)参照)。続いて、ECU2は、ステップS4において、対象物領域認識部12により対象物領域A1の認識を行う(図4(b)参照)。具体的には、対象物領域認識部12は、車両外部情報を利用して、画像17における対象物領域A1を認識する。
画像測距装置1のECU2は、ステップS5において影領域認識部13により影領域A2の認識を行う(図4(c)参照)。具体的には、影領域認識部13は、対象物領域A1の認識結果を利用して、画像17における対象物Mの影領域A2の認識処理を実行する。そして、影領域認識部13が画像17における影領域A2を認識できた場合(S5:YES)には、次のステップS8に移行する。一方、影領域認識部13が画像17における影領域A2を認識できなかった場合(S5:NO)には、別の次のステップS6に移行する。
まず、ステップS5の結果がNOであった場合、画像測距装置1のECU2は、ステップS6において、画像17内にて路面が占める路面領域を認識する。路面領域の認識は、例えば、周知の画像処理によって行うことができる。続いて、ECU2は、ステップS7において、基準点を設定する。具体的には、ECU2は、対象物領域A1と、路面領域とを利用して、周知の画像処理によって対象物領域A1と路面との境界を認識する。続いて、ECU2は、境界において、最も自車両Nに近い点(すなわち、境界線において画像17の下端に最も近い点)を基準点に設定する。
一方、ステップS5の結果がYESであった場合、画像測距装置1のECU2は、ステップS8において、基準点設定部14により対象物領域A1と影領域A2との境界L上に基準点P1を設定する。具体的には、基準点設定部14は、対象物領域A1と、影領域A2とを利用して、対象物領域A1と影領域A2との境界Lを認識する。続いて、ECU2は、境界Lにおいて、最も自車両Nに近い点(すなわち、境界線において画像17の下端に最も近い点)を基準点P1に設定する。画像測距装置1のECU2は、ステップS9において、距離算出部16により基準点P1の座標位置を取得する。なお、ステップS9では、基準点設定部14により基準点P1の座標位置を取得してもよい。
画像測距装置1のECU2は、ステップS10において、距離算出部16により自車両Nから対象物Mまでの距離Dを算出する。距離算出部16は、記憶部15に記録されている座標位置と三次元距離とを関連付けた情報を利用して、基準点P1の位置座標を三次元距離に変換することにより、自車両Nから対象物Mまでの距離Dを算出する。
上述した画像測距装置1では、距離算出部16が画像17内の座標位置と三次元距離とを関連付けた情報を利用して、基準点P1の座標位置を自車両N(車載カメラ3a)から対象物Mまでの距離Dに換算する。基準点P1は、画像17内における対象物領域A1及び影領域A2の境界L上に設定される。この境界Lは路面R上に形成されるので、基準点P1は路面R上に設定されているといえる。これにより、画像測距装置1では、路面R上に設定された基準点P1を利用することで、従来の測距方法により自転車Mbに乗った人Maの背中(対象物Mのうちカメラが認識しやすい広さの部位)に設定された基準点を利用するような場合、すなわち路面Rから離れて宙に浮いた基準点を利用する場合と比べて、自車両Nから対象物Mまでの距離Dを算出する精度を向上させることができる。従って、画像測距装置1によれば、画像17内の座標位置と三次元距離とを関連付けた情報を利用する自車両Nから対象物Mまでの距離の算出において、測距精度の向上を図ることができる。
また、対象物の測距処理において、対象物が細い棒状の立体物や、比較的柔らかい立体物である場合には、ミリ波レーダなどのレーダでは、充分な測距精度が得られない場合があり得る。上述した画像測距装置1によれば、画像を利用して対象物までの測距を行うので、細い棒状の立体物や、比較的柔らかい立体物であっても測距精度の向上を図ることができる。例えば、図5に示されるように、細い脚と柔らかい胴体とを有する鹿などの動物19であっても、動物19が占める対象物領域19aと、動物19の影19bが占める影領域19cとを認識し、対象物領域19aと影領域19cとの境界に基準点P2を設定することにより、動物19までの測距精度の向上を図ることができる。
また、前述した特許文献1に示される従来の距離計測装置のように、画像に占める対象物の面積が小さい場合に注目点及び対応点の設定密度を高く設定するためには解像度の高い画像が要求される。解像度の高い画像を得るため構成及び当該画像を処理する構成は、高い性能が要求されるためコスト面において不利である。一方、画像測距装置1によれば、特許文献1の距離計測装置に要求されるような構成及び性能を必要としないので、製造コストの増加を抑制することができる。
本発明は、前述した実施形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能である。
例えば、上記画像測距装置1では、レーダ3bを利用して対象物Mの有無を検出していたが、対象物Mの有無は、車載カメラ3aによって撮像された画像を利用して検出してもよい。また、対象物Mを検出するための画像を取得するカメラと、対象物領域A1及び影領域A2を認識するための画像を取得するカメラとは、同一のカメラであってもよいし、別のカメラであってもよい。
1…画像測距装置、2…ECU、3…車両外部情報取得部、3a…車載カメラ、3b…レーダ、10…対象物検出部、11…画像取得部、12…対象物領域認識部、13…影領域認識部、14…基準点設定部、15…記憶部、16…距離算出部、N…自車両、M…対象物、A1…対象物領域、A2…影領域、P1,P2…基準点。

Claims (1)

  1. 自車両に搭載されたレーダの検出結果又は前記自車両に搭載された車載カメラの撮像した画像を利用して、前記自車両の周囲の対象物を検出する対象物検出部と、
    前記自車両に搭載された車載カメラを利用して、前記対象物を含む画像を取得する画像取得部と、
    前記対象物検出部の検出結果を利用して、前記画像内における前記対象物の領域である対象物領域を認識する対象物領域認識部と、
    前記対象物領域認識部の認識結果を利用して、前記画像内において前記対象物領域と接する領域であって前記画像内における前記対象物の影の領域である影領域を認識する影領域認識部と、
    前記対象物領域認識部の認識結果及び前記影領域認識部の認識結果を利用して、前記対象物領域と前記影領域との境界上に基準点を設定する基準点設定部と、
    前記画像内の座標位置と三次元距離と関連付けた情報を記憶した記憶部と、
    前記画像内における前記基準点の座標位置と前記記憶部の記憶した前記情報とを利用して、前記自車両から前記対象物までの距離を算出する距離算出部と、
    を備える、画像測距装置。
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