JP2010101221A - 触媒劣化診断装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】精度の良い触媒の診断を診断頻度を低下させることなく高い頻度で行う。
【解決手段】エンジン1の暖機が完了した後、エンジンの吸入空気量が所定の範囲内であると判断された場合、予め設定した条件が成立するまでの間に求められたリヤO2センサ24の出力値偏差の積算値tro2sgmのフロントO2センサ21の出力値偏差の積算値tfo2sgmに対する割合を、触媒22の劣化度合いを示す第1のパラメータとして算出する。更に、所定時間内での車速変動が、所定の範囲内に収まっていると判断された場合、リヤO2センサ24の出力値偏差の積算値tro2sgmを演算し、触媒22の劣化度合いを示す第2のパラメータとして、第1のパラメータを補正する触媒劣化診断値補正係数CATREVISEを演算設定する。そして、第1のパラメータに触媒劣化診断値補正係数CATREVISEを乗算した値を基に、触媒22の劣化を診断する。
【選択図】図2

Description

本発明は、エンジンの排気通路に設けられた触媒の劣化を診断する触媒劣化診断装置に関する。
従来より、エンジンの排気通路に設けられた触媒の劣化を診断する様々な技術が提案され、実用化されている。劣化のない触媒の場合、触媒の下流側に設けられたリヤO2センサの出力値は、図5(a)に示すように、比較的その変化が少なくなるが、劣化した触媒の場合、リヤO2センサの出力値は、図5(b)に示すように、変化が多く表れてくる。このことを利用して、例えば、特開平5−98948号公報では、触媒の劣化がある場合の所定期間におけるリヤO2センサの出力の軌跡長が、触媒劣化のない場合のそれよりも大きくなることを利用して触媒の劣化を判別する技術が開示されている。
特開平5−98948号公報
しかしながら、上述の特許文献1に開示される劣化診断の技術では、キャニスタを通じたエバポパージが導入されると(例えば、米国排気ガス規制に関する法規では排気ガス計測時に予めキャニスタにブタンをチャージすることになっている)、図5(c)の区間TLBに示すように、リヤO2センサの出力波形が図中上側である空燃比のリッチ側に張り付いてしまう。その結果、リヤO2センサの出力の軌跡長が劣化した触媒に特有の、大きな軌跡長を示さなくなるため、触媒の劣化を判別することが難しいという問題がある。このため、こうした触媒の劣化診断が困難な運転領域では触媒の劣化診断を止めることも考えられるが、これは診断頻度の低下に繋がり好ましくない。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、精度の良い触媒の診断を診断頻度を低下させることなく高い頻度で行うことができる触媒劣化診断装置を提供することを目的としている。
本発明は、エンジンの排気通路に設けられた触媒について、該触媒の劣化を診断する触媒劣化診断装置において、上記エンジンの暖機が完了した後、少なくとも、上記エンジンの吸入空気量が所定の範囲内であると判断された場合、上記触媒の劣化度合いを示す第1のパラメータを算出する為の条件が成立したとみなし、上記第1のパラメータの算出を実行する第1の触媒劣化診断手段と、少なくとも、所定時間内での車速変動が、所定の範囲内に収まっていると判断された場合、上記触媒の劣化度合いを示す第2のパラメータを算出する為の条件が成立したとみなし、上記第2のパラメータの算出を実行する第2の触媒劣化診断手段と、上記第1のパラメータと上記第2のパラメータとに基づいて、上記触媒の劣化診断を行う第3の触媒劣化診断手段とを備えたことを特徴としている。
本発明による触媒劣化診断装置によれば、精度の良い触媒の診断を診断頻度を低下させることなく高い頻度で行うことが可能となる。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。
図1〜図4は本発明の実施の一形態を示し、図1はエンジンの概略構成図、図2は触媒劣化診断プログラムのフローチャート、図3はリヤO2センサ出力値偏差積算値に対して設定される触媒劣化診断値補正係数のテーブルを示す説明図、図4は第2の診断処理の説明図である。
図1において、符号1はエンジンを示し、このエンジン1のシリンダヘッド2に形成された吸気ポート2aに吸気通路3が連通されている。吸気通路3の中途には、スロットル弁4が介装され、このスロットル弁4にスロットル開度を検出するスロットル開度センサ6が連設されている。
また、上述のスロットル弁4の上流側には、吸入空気量センサ7が介装され、この吸入空気量センサ7の上流にエアクリーナ8が取付けられている。
更に、吸気通路3の吸気ポート2aの直上流には、インジェクタ9が臨まされている。このインジェクタ9は、図示しない燃料ラインを介して燃料タンク10に連通されており、図示しないプレッシャレギュレータにより所定の圧力に調圧された燃料がインジェクタ9に供給される。
燃料タンク10の上部には、第1の蒸発燃料パージ通路11の一端が臨まされ、この第1の蒸発燃料パージ通路11の他端が活性炭等からなる吸着部を備えたキャニスタ12に臨まされている。
更に、このキャニスタ12に第2の蒸発燃料パージ通路13の一端が臨まされ、この第2の蒸発燃料パージ通路13の他端が吸気通路3におけるスロットル弁4の下流に開口されている。
また、キャニスタ12には大気に連通する新気導入口が設けられており、この新気導入口からの新気と上述の吸着部に蓄積された蒸発燃料との蒸発燃料混合気が第2の蒸発燃料パージ通路13へと導かれる。
更に、上述の第2の蒸発燃料パージ通路13の中途には、蒸発燃料混合気の流量(パージ量)を制御するキャニスタパージコントロール(CPC)弁14が介装されている。
このCPC弁14は、後述する電子制御装置30から出力される駆動パルスのデューティ比に応じて弁開度が比例的に制御されるデューティソレノイドバルブであり、例えば、本実施の形態においては、デューティ比0%(駆動パルスOFF)で全閉、デューティ比100%(連続通電)で全開となる。
また、エンジン1のシリンダブロック1aに形成された冷却水通路18には、冷却水温センサ19が臨まされ、シリンダヘッド2の排気ポート2bに連通する排気通路20に、触媒22が介装されている。この触媒22の上流と下流とにフロントO2センサ21、リヤO2センサ24が臨まされ、そして、この両O2センサ21,24の出力値に基づき、いわゆるデュアルO2センサ(DOS)制御によりエンジンの空燃比を制御するものとなっている。
上述の各センサ6、7、19、21、24及びクランク角を検出するクランク角センサ23、触媒22の温度を検出する触媒温度センサ25、車速を検出する車速センサ26からの信号が電子制御装置(ECU)30に入力される。この電子制御装置30は周知のマイクロコンピュータ、及びその周辺回路で構成されている。そして、電子制御装置30は、各センサ6、7、19、21、23、24からの信号を処理し、燃料噴射量、蒸発燃料のパージ量等を設定すると共に、燃料噴射量に対応する駆動信号をインジェクタ9に出力し、また、蒸発燃料のパージ量に相当する所定デューティ比の駆動信号をCPC弁14へ出力する。
更に、ECU30は、上述の各入力信号を基に、後述する触媒劣化診断プログラムに従って、触媒22の劣化診断を実行する。
具体的には、エンジン1の暖機が完了した後、少なくとも、エンジンの吸入空気量が所定の範囲内であると判断された場合、予め設定した条件が成立するまでの間、リヤO2センサ24の出力値偏差の積算値tro2sgmのフロントO2センサ21の出力値偏差の積算値tfo2sgmに対する割合を、触媒22の劣化度合いを示す第1のパラメータ(触媒劣化診断値CHANT)として算出する(第1の触媒劣化診断手段)。
更に、少なくとも、所定時間内での車速変動が、所定の範囲内に収まっていると判断された場合、リヤO2センサ24の出力値偏差の積算値tro2sgmを演算し、このリヤO2センサ24の出力値偏差の積算値tro2sgmを基に、触媒22の劣化度合いを示す第2のパラメータとしての、上述の触媒劣化診断値CHANTを補正する触媒劣化診断値補正係数CATREVISEを演算設定する(第2の触媒劣化診断手段)。
そして、触媒劣化診断値CHANTに触媒劣化診断値補正係数CATREVISEを乗算した値を予め設定しておいた判定閾値CDTと比較することにより、触媒22の劣化を診断するようになっている(第3の触媒劣化診断手段)。
次に、ECU30で実行される触媒劣化診断プログラムを図2のフローチャートで説明する。
まず、S101で行われる第1の診断処理について説明する。この第1の診断処理では、エンジン1の暖機が完了した後に、排気ガスの流れが一定で、車両が安定走行していると判断され、且つ、少なくとも、エンジンの吸入空気量が所定の範囲内であると判断された場合、触媒22の劣化度合いを示す第1のパラメータを算出する。具体的には、車速が設定速(例えば60km/h)以上、且つ、触媒温度が設定温度(例えば500°C)以上、且つ、吸入空気量が設定範囲(例えば10g/s以上40g/s以下)、且つ、非アイドル状態等の条件が成立する場合に、車両が安定走行していると判断する。そして、吸入空気量が設定範囲(例えば15g/s以上40g/s以下)内、且つ、フロントO2センサ21の出力値偏差の積算値tfo2sgmが設定値になるまでの間に求められた、リヤO2センサ24の出力値偏差の積算値tro2sgmのフロントO2センサ21の出力値偏差の積算値tfo2sgmに対する割合を、第1のパラメータとなる触媒劣化診断値CHANTとして演算する。
ここで、触媒劣化診断値CHANTの演算は、以下の通り行われる。フロントO2センサ21の出力値をfo2sadsm、リヤO2センサ24の出力値をro2sadsmとして、今回の値を添字「n」で示し、前回の値を添字「n−1」で示すと、フロントO2センサ21の出力値偏差dtfo2sadsgmは、以下の(1)式により、演算される。
dtfo2sadsgm(n)=|fo2sadsm(n)−fo2sadsm(n-1)|
…(1)
また、フロントO2センサ21の出力値偏差の積算値tfo2sgmは、以下の(2)式により、演算される。
tfo2sgm(n)=tfo2sgm(n-1)+dtfo2sadsgm(n) …(2)
そして、この最新のフロントO2センサ21の出力値偏差の積算値tfo2sgm(n)を、フロントO2センサ21の出力値偏差の積算値tfo2sgmとする。
また、リヤO2センサ24の出力値偏差dtro2sadsgmは、以下の(3)式により、演算される。
dtro2sadsgm(n)=|ro2sadsm(n)−ro2sadsm(n-1)|
…(3)
リヤO2センサ24の出力値偏差の積算値tro2sgmは、以下の(4)式により、演算される。
tro2sgm(n)=tro2sgm(n-1)+dtro2sadsgm(n) …(4)
そして、この最新のリヤO2センサ24の出力値偏差の積算値tro2sgm(n)を、リヤO2センサ24の出力値偏差の積算値tro2sgmとする。
こうして演算した、リヤO2センサ24の出力値偏差の積算値tro2sgmのフロントO2センサ21の出力値偏差の積算値tfo2sgmに対する割合を触媒劣化診断値CHANTとして演算する。すなわち、
CHANT=tro2sgm/tfo2sgm …(5)
劣化のない触媒の場合、触媒の下流側に設けられたリヤO2センサ24の出力値は、図5(a)に示すように、比較的その変化が少なくなるので、結果として、リヤO2センサ24の出力値偏差の積算値tro2sgmが小さくなって触媒劣化診断値CHANTが小さな値となる。しかし、劣化した触媒の場合、リヤO2センサ24の出力値は、図5(b)に示すように、変化が多く表れてくるので、結果として、リヤO2センサ24の出力値偏差の積算値tro2sgmが大きくなって触媒劣化診断値CHANTが大きな値となる。尚、触媒劣化診断値CHANTを、リヤO2センサ24の出力値偏差の積算値tro2sgmのフロントO2センサ21の出力値偏差の積算値tfo2sgmに対する割合としているのは、運転条件の変動誤差を吸収するためである。
次に、S102で行われる第2の診断処理について説明する。この第2の診断処理では、第1の診断処理にて車両が安定走行していると判断されている間に、少なくとも、所定時間内での車速変動が、所定の範囲内に収まっていると判断された場合、触媒22の劣化度合いを示す第2のパラメータを算出する。具体的には、吸入空気量が設定範囲(例えば10g/s以上60g/s以下)内、且つ、車速変動が設定幅(例えば、±0.1km/h)以内、且つ、非アイドル状態等の条件が成立する場合に、車速変動が少なく車両が瞬間的には安定して走行していると見なし、この条件が成立している状態が設定累積時間(例えば、30秒)に達するまで(すなわち、図4(a)においては、ta1+ta2+ta3+ta4=30、或いは、図4(b)においては、tb1+tb2+tb3+tb4=30となるまで)、リヤO2センサ24の出力値偏差の積算値tro2sgmを演算する。そして、このリヤO2センサ24の出力値偏差の積算値tro2sgmを基に、上述の触媒劣化診断値CHANTを補正する第2のパラメータとして触媒劣化診断値補正係数CATREVISEを、例えば、図3に示すマップを補間計算付で参照して設定する。
前述したように、劣化のない触媒の場合、触媒の下流側に設けられたリヤO2センサ24の出力値は、図4(a)に示すように、比較的その変化が少なくなり、結果として、リヤO2センサ24の出力値偏差の積算値tro2sgmが小さくなる。しかし、劣化した触媒の場合、リヤO2センサ24の出力値は、図4(b)に示すように、変化が多く表れてくるので、結果として、リヤO2センサ24の出力値偏差の積算値tro2sgmが大きくなる。
次いで、S103に進むと、S101で演算した触媒劣化診断値CHANTに、S102で設定した触媒劣化診断値補正係数CATREVISEが乗算され、最終的に触媒22の劣化を診断するための、最終診断値CHANTLAが演算される。すなわち、CHANTLA=CHANT・CATREVISEとなる。
そして、S104に進むと、最終診断値CHANTLAを用いた触媒22の劣化判定処理が行われ、最終診断値CHANTLAが予め設定しておいた判定閾値CDT以上の場合、触媒は劣化しているものと判定し、最終診断値CHANTLAが予め設定しておいた判定閾値CDT未満の場合、触媒は正常であると判定する。
触媒劣化診断値補正係数CATREVISEを設定するマップは、図3に示すように、予め、tro2sgm=8のときに触媒劣化診断値補正係数CATREVISE=1.0となるように定め、0≦tro2sgm<8では、0≦CATREVISE<1.0として、触媒劣化診断値CHANTをより小さく補正して、正常な触媒と判定され易くなるように設定されている。また、8<tro2sgm≦50では、1.0<CATREVISE≦2.5として、触媒劣化診断値CHANTをより大きく補正して、劣化した触媒と判定され易くなるように設定されている。
このため、図5(c)の区間TLBに示すように、エバポパージ等の影響により、リヤO2センサ24の出力波形が図中上側である空燃比のリッチ側に張り付いてしまい、触媒が劣化しているにも拘わらず、リヤO2センサ24の出力値偏差の積算値tro2sgmが小さくなり、触媒劣化診断値CHANTの値が小さくなるような状況においても、他の条件で設定された、触媒劣化診断値補正係数CATREVISEにより、触媒劣化診断値CHANTは、大きな値へと補正されるので、精度良く触媒が劣化していることが判定されることになる。
このように、本発明の実施の形態によれば、エンジン1の暖機が完了した後、少なくとも、エンジンの吸入空気量が所定の範囲内であると判断された場合、予め設定した条件が成立するまでの間に求められたリヤO2センサ24の出力値偏差の積算値tro2sgmのフロントO2センサ21の出力値偏差の積算値tfo2sgmに対する割合を、触媒22の劣化度合いを示す第1のパラメータ(触媒劣化診断値CHANT)として算出する。更に、少なくとも、所定時間内での車速変動が、所定の範囲内に収まっていると判断された場合、リヤO2センサ24の出力値偏差の積算値tro2sgmを演算し、このtro2sgmを基に、触媒22の劣化度合いを示す第2のパラメータとしての、触媒劣化診断値補正係数CATREVISEを演算設定する。そして、触媒劣化診断値CHANTに触媒劣化診断値補正係数CATREVISEを乗算した値を予め設定しておいた判定閾値CDTと比較することにより、触媒22の劣化を診断する。このため、外乱によって誤診断しやすい運転領域を排除して診断頻度を低下させることもなく、精度の良い触媒の劣化診断を行うことが可能となる。
エンジンの概略構成図 触媒劣化診断プログラムのフローチャート リヤO2センサ出力値偏差積算値に対して設定される触媒劣化診断値補正係数のテーブルを示す説明図 第2の診断処理の説明図 正常触媒及び劣化した触媒でのリヤO2センサの出力値とエバポパージの影響を示す説明図
符号の説明
1 エンジン
7 吸入空気量センサ
20 排気通路
21 フロントO2センサ
22 触媒
24 リヤO2センサ
25 触媒温度センサ
26 車速センサ
30 ECU(第1の触媒劣化診断手段、第2の触媒劣化診断手段、第3の触媒劣化診断手段)

Claims (3)

  1. エンジンの排気通路に設けられた触媒について、該触媒の劣化を診断する触媒劣化診断装置において、
    上記エンジンの暖機が完了した後、少なくとも、上記エンジンの吸入空気量が所定の範囲内であると判断された場合、上記触媒の劣化度合いを示す第1のパラメータを算出する為の条件が成立したとみなし、上記第1のパラメータの算出を実行する第1の触媒劣化診断手段と、
    少なくとも、所定時間内での車速変動が、所定の範囲内に収まっていると判断された場合、上記触媒の劣化度合いを示す第2のパラメータを算出する為の条件が成立したとみなし、上記第2のパラメータの算出を実行する第2の触媒劣化診断手段と、
    上記第1のパラメータと上記第2のパラメータとに基づいて、上記触媒の劣化診断を行う第3の触媒劣化診断手段と、
    を備えたことを特徴とする触媒劣化診断装置。
  2. 上記第2のパラメータは、上記第1のパラメータを補正する補正係数であることを特徴とする請求項1記載の触媒劣化診断装置。
  3. 上記第3の触媒劣化診断手段は、上記第1のパラメータに上記補正係数を乗算した値に基づいて、最終的に上記触媒の劣化診断を行うことを特徴とする請求項2記載の触媒劣化診断装置。
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