JP2010099822A - マグネシウム合金製部材を有するチャック装置を備えた旋盤 - Google Patents

マグネシウム合金製部材を有するチャック装置を備えた旋盤 Download PDF

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Abstract

【課題】旋盤のチャック装置は鋼鉄製(スチール製)のため重量が大きく、片持ち支持構造チャック装置では一定以上の重量の被加工素材(被切削素材)の加工、切削が不可能であり、振動も生じていた。
【解決手段】チャック装置CKのチャック装置本体MBはマグネシウム合金AZ31材から構成され、チャック装置CKのバックプレートBPはマグネシウム合金AZ31材から構成されている普通旋盤1。
【選択図】図2

Description

本発明は、マグネシウム合金製部材を有するチャック装置を備えた旋盤に関し、特にマグネシウム合金製部材を有して被加工素材(被切削素材)を保持、支持するチャック装置を備えた旋盤に関するものである。
本発明は、マグネシウム合金製部材を有するスクロールチャック装置を備えた普通旋盤またはマグネシウム合金製部材を有するインデペンデントチャック装置等を備えた普通旋盤に関し、特にマグネシウム合金製部材を有して被加工素材(被切削素材)を固定するスクロールチャック装置またはマグネシウム合金製部材を有して被加工素材(被切削素材)を保持、支持するインデペンデントチャック装置等を備えた普通旋盤に関するものである。
本発明は、マグネシウム合金製チャック本体とこのマグネシウム合金製チャック本体と一体的に構成されたマグネシウム合金製バックプレートを有するスクロールチャック装置を備えた普通旋盤またはマグネシウム合金製チャック本体とこのマグネシウム合金製チャック本体と一体的に構成されたマグネシウム合金製バックプレートを有するインデペンデントチャック装置等を備えた普通旋盤に関し、特にマグネシウム合金製チャック本体とこのマグネシウム合金製チャック本体と一体的に構成されたマグネシウム合金製バックプレートを有して被加工素材(被切削素材)を保持、支持するスクロールチャック装置またはマグネシウム合金製チャック本体とこのマグネシウム合金製チャック本体と一体的に構成されたマグネシウム合金製バックプレートを有して被加工素材(被切削素材)を保持、支持するインデペンデントチャック装置等を備えた普通旋盤に関するものである。
普通旋盤に備えられたスクロールチャック装置またはインデペンデントチャック装置は、主軸に対して片持ち支持構造で構成されており、被加工素材(被切削素材)をこの片持ち支持構造のチャック装置で固定、保持する。従来の普通旋盤に備えられたスクロールチャック装置またはインデペンデントチャック装置は一般的に鋼鉄の材料から構成されている。結晶粒構造を有する鋼鉄製(スチール製)チャック装置はそれ自体大重量物であり、普通旋盤に大きな負荷振動をもたらす一要因になっていた。
このようなスクロールチャック装置またはインデペンデントチャック装置を備えた従来の普通旋盤においては、チャック装置が重量物であり、またチャック装置が主軸に対して片持ち支持構造である制約もあって、普通旋盤では一定以上の重量物の被加工素材(被切削素材)の加工、切削が不可能であった。さらに、一定以上の重量の被加工素材(被切削素材)の加工、切削するためには、このような重量の被加工素材(被切削素材)をチャック装置で保持、支持ができる普通旋盤の主軸に対する被加工素材(被切削素材)の片持ち支持重量の向上および被加工素材(被切削素材)の加工性の向上が必要であった。
また従来の普通旋盤のチャック装置は結晶粒構造を有する鋼鉄(スチール)材料で構成されているため耐アルカリ性が低かった。このため普通旋盤の加工作業に循環して使用する切削水(水溶性クーラント:冷却水)の耐用時間が短いものとなり、必然的に普通旋盤の加工作業用に多量の切削水(水溶性クーラント:冷却水)を必要としていた。
一方、従来の工具を挟持するチャック装置として、例えば下記特許文献1に示されているチャック装置が知られている。
この特許文献1に示されているチャック装置は、工具を挟持するもので、振動や衝撃を付与するハンマードリル、振動ドリル、ドライバードリル等の電動工具に使用されるチャック装置である。このチャック装置の本体の材料として、アルミニウム、マグネシウム、チタンおよびこれらの合金または合成樹脂もしくは繊維強化樹脂等の軽量部材が採用されている。
この特許文献1に示されているチャック装置は、チャック装置の本体をマグネシウム、マグネシウム合金等の軽量部材で構成しているため、軽量で実用性に優れている。しかしながら、このような小形で軽量である工具挟持用チャック装置は、工作機械である普通旋盤に採用されている片持ち支持構造のチャック装置とは機構面からも機能面からも相容れないものである。
特許第4053301号公報
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、その目的とするところは、旋盤の主軸に対する被加工素材(被切削素材)の片持ち支持重量を向上できるマグネシウム合金製部材を有するチャック装置を備えた旋盤を提供することにある。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、その目的とするところは、チャック装置による旋盤に生じる振動吸収力を大きくできるマグネシウム合金製部材を有するチャック装置を備えた旋盤を提供することにある。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、その目的とするところは、チャック装置のすべり性を向上できるマグネシウム合金製部材を有するチャック装置を備えた旋盤を提供することにある。
本発明では、上記目的を達成するために、マグネシウム合金製チャック本体と前記マグネシウム合金製チャック本体と一体的に構成されるマグネシウム合金製バックプレートからなるチャック装置で構成されるマグネシウム合金製部材を有するチャック装置を備えた旋盤を提案する。
本発明では、上記目的を達成するために、チャック装置のチャック装置本体はマグネシウム合金またはアルミニウム、亜鉛、マンガン、ジルコニウムの少なくとも一つを含むマグネシウム合金、またチャック装置のバックプレートはマグネシウム合金またはアルミニウム、亜鉛、マンガン、ジルコニウムの少なくとも一つを含むマグネシウム合金から構成されるチャック装置を備えた旋盤を提案する。
本発明では、上記目的を達成するために、チャック装置のチャック装置本体は少なくともアルミニウムと亜鉛を含むマグネシウム合金、好適にはマグネシウム合金AZ31材、またチャック装置のバックプレートは少なくともアルミニウムと亜鉛を含むマグネシウム合金、好適にはマグネシウム合金AZ31材から構成されるチャック装置を備えた旋盤を提案する。
本発明によれば、旋盤の主軸に対する被加工素材(被切削素材)の片持ち支持重量を増加したマグネシウム合金製部材を有するチャック装置を備えた旋盤を得ることができた。
本発明によれば、チャック装置に装着される被加工素材(被切削素材)の加工性を向上したマグネシウム合金製部材を有するチャック装置を備えた旋盤を得ることができた。
本発明によれば、チャック装置による旋盤の振動吸収力を向上したマグネシウム合金製部材を有するチャック装置を備えた旋盤を得ることができた。
本発明によれば、チャック装置の負荷振動を防止できるマグネシウム合金製部材を有するチャック装置を備えた旋盤を得ることができた。
本発明によれば、チャック装置に装着される被加工素材(被切削素材)の重量物を支持、保持できるマグネシウム合金製部材を有するチャック装置を備えた旋盤を得ることができた。
本発明によれば、旋盤の加工作業に使用する切削水(水溶性クーラント:冷却水)の使用量を最小限にできるマグネシウム合金製部材を有するチャック装置を備えた旋盤を得ることができた。
本発明によれば、チャック装置の耐腐食性を向上したマグネシウム合金製部材を有するチャック装置を備えた旋盤を得ることができた。
本発明によれば、チャック装置に装着される被加工素材(被切削素材)が加工し易い(切削し易い)マグネシウム合金製部材を有するチャック装置を備えた旋盤を得ることができた。
本発明によれば、チャック装置のすべり性を向上したマグネシウム合金製部材を有するチャック装置を備えた旋盤を得ることができた。
本発明によれば、チャック装置の耐摩擦性を向上したマグネシウム合金製部材を有するチャック装置を備えた旋盤を得ることができた。
本発明によれば、軽量なチャック装置を取り付けられるマグネシウム合金製部材を有するチャック装置を備えた旋盤を得ることができた。
本発明によれば、六方晶結晶構造材料で構成されたチャック装置を取り付けられるマグネシウム合金製部材を有するチャック装置を備えた旋盤を得ることができた。
本発明によれば、チャック装置に装着される被加工素材(被切削素材)を小さな遠心力でもって加工できるマグネシウム合金製部材を有するチャック装置を備えた旋盤を得ることができた。
本発明によれば、チャック装置の主軸に対する取り付け精度と精度維持を向上できるマグネシウム合金製部材を有するチャック装置を備えた旋盤を得ることができた。
本発明によれば、チャック装置に装着される被加工素材(被切削素材)を最大加工能力(最大切削能力)で常時作業する必要のないマグネシウム合金製部材を有するチャック装置を備えた旋盤を得ることができた。
本発明によれば、作業者の労働環境を改善したマグネシウム合金製部材を有するチャック装置を備えた旋盤を得ることができた。
本発明のマグネシウム合金製部材を有するチャック装置を備えた旋盤としては、三つ爪チャック構成のスクロールチャック装置を備えた普通旋盤または四つ爪チャック構成のマグネシウム合金製部材を有するインデペンデントチャック装置を備えた普通旋盤等がある。
本発明のマグネシウム合金製部材を有するチャック装置を備えた旋盤において、マグネシウム合金製部材を使用する構成要素としては、例えばマグネシウム合金チャック装置製本体とマグネシウム合金製バックプレートがある。場合により、チャック装置に載置されるマグネシウム合金製チャック装置本体とマグネシウム合金製バックプレート以外の構成要素、いいかえればマグネシウム合金製チャック装置本体とマグネシウム合金製バックプレートの空間に収納されるギヤ機構等をマグネシウム合金で構成してもよい。
本発明のマグネシウム合金製部材を有するチャック装置を備えた旋盤において、マグネシウム合金は、アルミニウム、亜鉛、マンガン、ジルコニウム、希土類元素などの1種類以上の添加元素を含むマグネシウム合金、またはアルミニウム、亜鉛、マンガン、ジルコニウムの少なくとも一つを含むマグネシウム合金、あるいは少なくともアルミニウムと亜鉛を含むマグネシウム合金、特にマグネシウム合金AZ31材(Mg約96%、Al約3%、Zn約1%を含有するMg合金)を好適に採用できる。
本発明のマグネシウム合金製部材を有するチャック装置を備えた旋盤の一実施例を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施例を示すマグネシウム合金製部材を有するチャック装置を備えた旋盤の概略図である。図1において、普通旋盤1はその基礎となるベッド2で往復台と往復台と切削工具支持台3を正確に平行移動させる案内面となっている。ベッド2の左側に主軸台4が位置している。このベッド2と主軸台4には、モータ5、プーリ6、主軸7および軸受装置8等が内蔵されている。主軸台4の右外方で主軸7の右端部周辺にスクロールチャック装置CKが取り付けられている。スクロールチャック装置CKは、主軸7に対して片持ち支持構造で取り付けられている。このスクロールチャック装置CKに、例えば円筒ワークである被加工素材(被切削素材)が固定される。
モ−タ5の駆動力がプーリ6に伝達され、軸受装置8に支持されたスクロールチャック装置CKと被加工素材(被切削素材)が一体的に回転し、切削工具支持台3に取り付けられている切削工具により被加工素材(被切削素材)を加工、切削する。この実施例に示されている普通旋盤1は、森精機会社製造の型式MS−650であり、主軸7に本発明による改良したスクロールチャック装置CKを取り付けている。
図2は、本発明の一実施例を示すマグネシウム合金製部材を有するチャック装置を備えた旋盤のスクロールチャック装置の断面図である。スクロールチャック装置CKは、主としてマグネシウム合金製チャック装置本体MBとマグネシウム合金製バックプレートBPから構成されている。マグネシウム合金製バックプレートBPは、マグネシウム合金製チャック装置本体MBに挿入、固定され、両者は一体的に構成された入れ子構造であるスクロールチャック装置CKの大部分を占めている。
なお、図2に示すスクロールチャック装置CKは、マグネシウム合金製チャック装置本体MBとマグネシウム合金製バックプレートBP以外のマグネシウム合金製チャック装置本体MBとマグネシウム合金製バックプレートBPの間に通常収納される公知の構成部品である例えばギヤ機構は省略して図示していない。
図3は、本発明の一実施例を示すマグネシウム合金製部材を有するチャック装置を備えた旋盤のスクロールチャック装置の平面図である。図3は、スクロールチャック装置CKのマグネシウム合金製チャック装置本体MBの平面図でもある。図4は、図3のIV−IV線に沿った断面図であり、スクロールチャック装置CKのマグネシウム合金製チャック装置本体MB単体の断面図である。図5は、図3のV−V線に沿った断面図であり、スクロールチャック装置CKのマグネシウム合金製チャック装置本体MB単体の断面図である。
図3、図4および図5で示されるスクロールチャック装置CKのマグネシウム合金製チャック装置本体MBは、マグネシウム合金AZ31材(Mg約96%、Al約3%、約Zn1%を含有する六方晶結晶構造を持つMg合金)で構成されている。このマグネシウム合金製チャック装置本体MBは、機械加工または鋳造工程で製作される。
このマグネシウム合金製チャック装置本体MBはハウジング11、三つのスライド部12と三つの爪13を有している。隣接する二つのスライド部12の間に、チャック開閉用ギヤの操作孔14が形成されている。ハウジング11は、その中央にワーク挿入孔15、またマグネシウム合金製バックプレートBPの固定孔16、旋盤1本体の主軸7への固定孔17を有する。
上述したスクロールチャック装置CKのマグネシウム合金製チャック装置本体MBは、一箇所のハンドルを回転して三つの爪13を同時に開閉して、スクロールチャック装置CKと被加工素材(被切削素材)の同心を出している。このスクロールチャック装置CKの動作、操作は公知であるので特にここではその説明を省略する。
上述したスクロールチャック装置CKのマグネシウム合金製チャック装置本体MBの大きさ(寸法)は、例えば直径162mm、横幅65mmである。また、マグネシウム合金チャック装置本体MBの重量は、約3kgと軽量であり、従来のチャック装置の鋼鉄製チャック装置本体の重量と比較しての約四分の一の重量であり軽量となっている。
図6は、本発明の一実施例を示すマグネシウム合金製部材を有するチャック装置を備えた旋盤のスクロールチャック装置のマグネシウム合金製バックプレートの平面図である。図7は、図6のVII−VII線に沿ったスクロールチャック装置CKのマグネシウム合金製バックプレートBP単体の断面図である。
図6および図7で示されるスクロールチャック装置CKのマグネシウム合金製バックプレートBPは、マグネシウム合金AZ31材(Mg約96%、Al約3%、Zn約1%を含有する六方晶結晶構造を持つMg合金)で構成されている。このマグネシウム合金製バックプレートBPは、機械加工または鋳造工程で製作される。
このマグネシウム合金製バックプレートBPはマグネシウム合金製チャック装置本体MBの挿入、固定され、両者は一体的に構成された入れ子構造であるスクロールチャック装置CKを構成する。このマグネシウム合金製バックプレートBPは、主としてマグネシウム合金製バックプレート本体21とマグネシウム合金製ガイド22から構成されている。マグネシウム合金製バックプレート本体21は、六つのギヤ固定孔23を有している。
上述したスクロールチャック装置CKのマグネシウム合金製バックプレートBPの重量は、約1.6kgで、従来のチャック装置の鋼鉄製バックプレートの重量と比較して約四分の一の重量となり軽量なマグネシウム合金製バックプレートBPである。
ここで、本発明の一実施例を示すマグネシウム合金製部材を有するチャック装置を備えた旋盤の普通旋盤1の主軸7に装着、取り付ける被加工素材(被切削素材)の積載重量に関して検討する。本発明の一実施例を示すマグネシウム合金製部材を有するチャック装置を備えた普通旋盤1において、マグネシウム合金製チャック装置本体MBとマグネシウム合金製バックプレートBPから構成されるスクロールチャック装置CKは、従来の鋼鉄製のスクロールチャック装置に比較して約8kgの軽量化を達成できた。
従って、従来の最大積載荷重をさらに約8kg上回る被加工素材(被切削素材)の重量物をチャック装置に装着、取り付けて加工(切削)できる。このように、本発明のスクロールチャック装置CKを普通旋盤1に採用すれば、スクロールチャック装置CKに装着できる被加工素材(被切削素材)の積載量を約8kgも増加でき、この増加した積載荷重を有する被加工素材(被切削素材)をスクロールチャック装置CKに取り付け、保持、支持できる。
上述した本発明のマグネシウム合金製部材を有するチャック装置を備えた旋盤の一実施例によれば、スクロールチャック装置CKを主としてマグネシウム合金本体MBとマグネシウム合金製バックプレートBPから構成したので、普通旋盤1の主軸7に対する被加工素材(被切削素材)の片持ち支持重量を約8kg増加したマグネシウム合金製部材を有するチャック装置を備えた旋盤を得ることができた。
本発明のマグネシウム合金製部材を有するチャック装置を備えた旋盤の一実施例によれば、スクロールチャック装置CKを主としてマグネシウム合金製チャック装置本体MBとマグネシウム合金製バックプレートBPから構成したので、一定以上の重量の被加工素材(被切削素材)を普通旋盤1の主軸7に支持、保持できるので、被加工素材(被切削素材)の積載重量範囲を拡張できるので、被加工素材(被切削素材)の加工範囲を拡大したマグネシウム合金製部材を有するチャック装置を備えた旋盤を得ることができた。
本発明のマグネシウム合金製部材を有するチャック装置を備えた旋盤の一実施例によれば、スクロールチャック装置CKを主としてマグネシウム合金製チャック装置本体MBとマグネシウム合金製バックプレートBPから構成したので、普通旋盤1のチャック装置による振動吸収力を大きくしたマグネシウム合金製部材を有するチャック装置を備えた旋盤を得ることができた。
本発明のマグネシウム合金製部材を有するチャック装置を備えた旋盤の一実施例によれば、スクロールチャック装置CKを主としてマグネシウム合金製チャック装置本体MBとマグネシウム合金製バックプレートBPから構成したので、普通旋盤1のチャック装置による負荷振動を小さくできるマグネシウム合金製部材を有するチャック装置を備えた旋盤を得ることができた。
本発明のマグネシウム合金製部材を有するチャック装置を備えた旋盤の一実施例によれば、スクロールチャック装置CKを主としてマグネシウム合金製チャック装置本体MBとマグネシウム合金製バックプレートBPから構成したので、普通旋盤1の主軸7に大重量の被加工素材(被切削素材)を支持、保持できるマグネシウム合金製部材を有するチャック装置を備えた旋盤を得ることができた。
本発明のマグネシウム合金製部材を有するチャック装置を備えた旋盤の一実施例によれば、スクロールチャック装置CKを主としてマグネシウム合金製チャック装置本体MBとマグネシウム合金製バックプレートBPから構成したので、六方晶結晶構造を有するマグネシウム合金AZ31材(Mg約96%、Al約3%、Zn約1%を含有するMg合金)の採用により、普通旋盤1の工作作業に使用する切削水(水溶性クーラント:冷却水)を使用量を最小限にできるマグネシウム合金製部材を有するチャック装置を備えた旋盤を得ることができた。
本発明のマグネシウム合金製部材を有するチャック装置を備えた旋盤の一実施例によれば、スクロールチャック装置CKを主としてマグネシウム合金製チャック装置本体MBとマグネシウム合金製バックプレートBPから構成したので、高い耐腐食性のスクロールチャック装置CKを持つマグネシウム合金製部材を有するチャック装置を備えた旋盤を得ることができた。
本発明のマグネシウム合金製部材を有するチャック装置を備えた旋盤の一実施例によれば、スクロールチャック装置CKを主としてマグネシウム合金製チャック装置本体MBとマグネシウム合金製バックプレートBPから構成したので、普通旋盤1の主軸7に取り付けた被加工素材(被切削素材)が加工し易い(切削し易い)マグネシウム合金製部材を有するチャック装置を備えた旋盤を得ることができた。
本発明のマグネシウム合金製部材を有するチャック装置を備えた旋盤の一実施例によれば、スクロールチャック装置CKを主としてマグネシウム合金製チャック装置本体MBとマグネシウム合金製バックプレートBPから構成したので、スクロールチャック装置CKのすべり性が向上したマグネシウム合金製部材を有するチャック装置を備えた旋盤を得ることができた。
本発明のマグネシウム合金製部材を有するチャック装置を備えた旋盤の一実施例によれば、スクロールチャック装置CKを主としてマグネシウム合金製チャック装置本体MBとマグネシウム合金製バックプレートBPから構成したので、耐摩擦性の高いスクロールチャック装置CKを持つマグネシウム合金製部材を有するチャック装置を備えた旋盤を得ることができた。
本発明のマグネシウム合金製部材を有するチャック装置を備えた旋盤の一実施例によれば、スクロールチャック装置CKを主としてマグネシウム合金製チャック装置本体MBとマグネシウム合金製バックプレートBPから構成したので、軽量のスクロールチャック装置CKを持つマグネシウム合金製部材を有するチャック装置を備えた旋盤を得ることができた。
本発明のマグネシウム合金製部材を有するチャック装置を備えた旋盤の一実施例によれば、スクロールチャック装置CKを主としてマグネシウム合金製チャック装置本体MBとマグネシウム合金製バックプレートBPから構成したので、六方晶結晶構造を有するスクロールチャック装置CKが構成できるマグネシウム合金製部材を有するチャック装置を備えた旋盤を得ることができた。
本発明のマグネシウム合金製部材を有するチャック装置を備えた旋盤の一実施例によれば、スクロールチャック装置CKを主としてマグネシウム合金製チャック装置本体MBとマグネシウム合金製バックプレートBPから構成したので、普通旋盤1の主軸7に取り付ける被加工素材(被切削素材)を小さな遠心力でもって加工できるマグネシウム合金製部材を有するチャック装置を備えた旋盤を得ることができた。
本発明のマグネシウム合金製部材を有するチャック装置を備えた旋盤の一実施例によれば、スクロールチャック装置CKを主としてマグネシウム合金製チャック装置本体MBとマグネシウム合金製バックプレートBPから構成したので、スクロールチャック装置CKの主軸7に対する取り付け精度と精度維持を向上できるマグネシウム合金製部材を有するチャック装置を備えた旋盤を得ることができた。
本発明のマグネシウム合金製部材を有するチャック装置を備えた旋盤の一実施例によれば、スクロールチャック装置CKを主としてマグネシウム合金製チャック装置本体MBとマグネシウム合金製バックプレートBPから構成したので、普通旋盤1の主軸7の取り付けた被加工素材(被切削素材)を常時最大加工能力(最大切削能力)で作業しないマグネシウム合金製部材を有するチャック装置を備えた旋盤を得ることができた。
本発明のマグネシウム合金製部材を有するチャック装置を備えた旋盤の一実施例によれば、スクロールチャック装置CKを主としてマグネシウム合金製チャック装置本体MBとマグネシウム合金製バックプレートBPから構成したので、被加工素材(被切削素材)の最大負荷荷重(最大積載能力)の限界を伸ばすことができ、作業者にとって余裕ある加工作業ができるため労働環境を改善したマグネシウム合金製部材を有するチャック装置を備えた旋盤を得ることができた。
本発明の一実施例を示すマグネシウム合金製部材を有するチャック装置を備えた旋盤の概略図。 本発明の一実施例を示すマグネシウム合金製部材を有するチャック装置を備えた旋盤のスクロールチャック装置の断面図。 本発明の一実施例を示すマグネシウム合金製部材を有するチャック装置を備えた旋盤のスクロールチャック装置の平面図。 図3のIV−IV線に沿った断面図。 図3のV−V線に沿った断面図であり、スクロールチャック装置のマグネシウム合金製チャック装置本体MBの断面図。 本発明の一実施例を示すマグネシウム合金製部材を有するチャック装置を備えた旋盤のスクロールチャック装置のマグネシウム合金製バックプレートの平面図。 図6のVII−VII線に沿ったスクロールチャック装置のマグネシウム合金製バックプレートの断面図。
符号の説明
1・・・普通旋盤
CK・・・スクロールチャック装置
MB・・・マグネシウム合金製チャック装置本体
BP・・・マグシウム合金製バックプレート。

Claims (13)

  1. マグネシウム合金製チャック装置本体と前記マグネシウム合金製チャック装置本体と一体的に構成されるマグネシウム合金製バックプレートからなるチャック装置で構成されるマグネシウム合金製部材を有するチャック装置を備えた旋盤。
  2. 請求項1において、前記チャック装置の前記マグネシウム合金製チャック装置本体はアルミニウム、亜鉛、マンガン、ジルコニウムの少なくとも一つを含むマグネシウム合金から構成されることを特徴とするマグネシウム合金製部材を有するチャック装置を備えた旋盤。
  3. 請求項1において、前記チャック装置の前記マグネシウム合金製バックプレートはアルミニウム、亜鉛、マンガン、ジルコニウムの少なくとも一つを含むマグネシウム合金から構成されることを特徴とするマグネシウム合金製部材を有するチャック装置を備えた旋盤。
  4. 請求項1において、前記チャック装置の前記マグネシウム合金製チャック装置本体はアルミニウム、亜鉛、マンガン、ジルコニウムの少なくとも一つを含むマグネシウム合金から構成され、前記チャック装置の前記マグネシウム合金製バックプレートはアルミニウム、亜鉛、マンガン、ジルコニウムの少なくとも一つを含むマグネシウム合金から構成されることを特徴とするマグネシウム合金製部材を有するチャック装置を備えた旋盤。
  5. 請求項1において、前記チャック装置の前記マグネシウム合金製チャック装置本体は少なくともアルミニウムと亜鉛を含むマグネシウム合金から構成されることを特徴とするマグネシウム合金製部材を有するチャック装置を備えた旋盤。
  6. 請求項1において、前記チャック装置の前記マグネシウム合金製バックプレートは少なくともアルミニウムと亜鉛を含むマグネシウム合金から構成されることを特徴とするマグネシウム合金製部材を有するチャック装置を備えた旋盤。
  7. 請求項1において、前記チャック装置の前記マグネシウム合金製チャック装置本体は少なくともアルミニウムと亜鉛を含むマグネシウム合金から構成され、前記チャック装置の前記マグネシウム合金製バックプレートは少なくともアルミニウムと亜鉛を含むマグネシウム合金から構成されることを特徴とするマグネシウム合金製部材を有するチャック装置を備えた旋盤。
  8. 請求項1において、前記チャック装置の前記マグネシウム合金製チャック装置本体はマグネシウム合金AZ31材から構成されることを特徴とするマグネシウム合金製部材を有するチャック装置を備えた旋盤。
  9. 請求項1において、前記チャック装置の前記マグネシウム合金製バックプレートはマグネシウム合金AZ31材から構成されることを特徴とするマグネシウム合金製部材を有するチャック装置を備えた旋盤。
  10. 請求項1において、前記チャック装置の前記マグネシウム合金製チャック装置本体はマグネシウム合金AZ31材から構成され、前記チャック装置の前記マグネシウム合金製バックプレートはマグネシウム合金AZ31材から構成されることを特徴とするマグネシウム合金製部材を有するチャック装置を備えた旋盤。
  11. 旋盤の主軸に装着されるチャック装置において、前記チャック装置がアルミニウム、亜鉛、マンガン、ジルコニウムの少なくとも一つを含むマグネシウム合金から構成されることを特徴とする旋盤のチャック装置。
  12. 旋盤の主軸に装着されるチャック装置、前記チャック装置はチャック装置本体と前記チャック装置本体と一体的に形成されるバックプレートからなるものにおいて、前記チャック装置の前記チャック装置本体がアルミニウム、亜鉛、マンガン、ジルコニウムの少なくとも一つを含むマグネシウム合金から構成されることを特徴とする旋盤のチャック装置。
  13. 旋盤の主軸に装着されるチャック装置、前記チャック装置はチャック装置本体と前記チャック装置本体と一体的に形成されるバックプレートからなるものにおいて、前記チャック装置の前記バックプレートがアルミニウム、亜鉛、マンガン、ジルコニウムの少なくとも一つを含むマグネシウム合金から構成されることを特徴とする旋盤のチャック装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN103949901A (zh) * 2014-04-24 2014-07-30 西安双特智能传动有限公司 一种精车卡盘定位车削夹具及其定位车削方法

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