JP2010099670A - ダイカストマシンにおける射出シリンダの油圧回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】単位時間当たりに射出シリンダに供給できる圧油の量を減少させることなく、切替弁が破損するのを回避できる油圧回路を提供する。
【解決手段】圧油供給路30と、圧油排出路32と、パイロット圧油室36aに圧油が充填されたときは圧油供給路30を閉じ、圧油が排出されたときは開く主ロジック弁36と、パイロット圧油排出路38と、主ロジック弁36よりも容積の小さいパイロット圧油室40aを備え、パイロット圧油室40aに圧油が充填されたときはパイロット圧油排出路38を閉じ、圧油が排出されたときは開く従ロジック弁40と、パイロット圧油室40aに圧油を供給するパイロット圧油供給路42と、「パイロット圧油供給状態」および「パイロット圧油排出状態」を切り替える切替弁44と、パイロット圧油供給42およびパイロット圧油排出路38の間を連通する連通路46と、チェックバルブ47とで油圧回路10を構成することで上記課題を解決できる。
【選択図】図2

Description

本発明は、ダイカストマシンのプランジャを進退させる射出シリンダのピストン動作を制御する油圧回路に関する。
ダイカストマシンは、アキュームレータや油圧ポンプ等の圧油源から供給される圧油によって射出シリンダのピストンを前進させ、ピストンに取り付けられたプランジャによって溶融金属を金型キャビティに射出充填するための油圧回路を備えている(例えば、特許文献1)。
従来の油圧回路1は、図4に示すように、圧油源2からの圧油を射出シリンダ3に供給する圧油供給路4と、射出シリンダ3から油タンクXへ圧油を排出する圧油排出路5と、圧油供給路4を通流する圧油の流量を制御する流量制御弁6と、圧油源2から流量制御弁6を開閉するための圧油を供給する流量制御弁用配管6aに取り付けられ、開閉制御される方向切替弁6bと、圧油供給路4における流量制御弁6と圧油源2との間に取り付けられたロジック弁7(後に詳述)と、ロジック弁7に圧油源2からのパイロット圧油を供給するパイロット圧油供給路8と、ロジック弁7にパイロット圧油を供給する状態(以下、「パイロット圧油供給状態」という。)、およびロジック弁7からパイロット圧油排出路8aを経由して油タンクXへパイロット圧油を排出する状態(以下、「パイロット圧油排出状態」という。)を切り替える切替弁9とで構成されている。なお、図4は、「パイロット圧油供給状態」を示している。
ロジック弁7は、圧油源2から射出シリンダ3への圧油の供給をオン/オフするためのもので、パイロット圧油室7aを備えており、このパイロット圧油室7aにパイロット圧油が充填されたときは圧油供給路4を閉じて圧油の供給をオフにし、パイロット圧油室7aから圧油が排出されたときは圧油供給路4を開いて圧油の供給をオンにするようになっている。
この油圧回路1を用いて射出シリンダ3のピストン3aを前進させる際の動作について説明する。ピストン3aの前進開始時において、ピストン3aは後端(図4中の右側端)に引き込まれている。また、切替弁9は「パイロット圧油供給状態」となっており、パイロット圧油室7aにパイロット圧油が充填されていることから、ロジック弁7は圧油供給路4を閉じた状態になっている。
上記状態において、切替弁9のソレノイド9aをオンにして、切替弁9を「パイロット圧油排出状態」に切り替えると、ロジック弁7のパイロット圧油室7aに充填されていた圧油は切替弁9内を通過し、パイロット圧油排出路8aを経由して油タンクXへ排出され、パイロット圧油室7aから圧油が排出されることにより、ロジック弁7は圧油供給路4を開く。すると、圧油源2に貯留された圧油がロジック弁7を通り、流量制御弁用配管6aを介して供給された圧油により開状態となった流量制御弁6で流量制御された後、射出シリンダ3内に急速充填され、充填された圧油に押されてピストン3aが前進する。
特開2000−52021号公報
ところが、切替弁9が「パイロット圧油排出状態」に切り替わった瞬間、ロジック弁7内のポペット7bが衝撃的に後退移動し、それまでパイロット圧油室7aに高圧で充填されていた圧油が、大気開放された油タンクXに向けて一気にパイロット圧油供給路8に流れ込むことにより、時間幅が極めて短く、かつ、圧油源2の圧力よりもはるかに高圧のサージ圧力が発生し、最悪の場合、当該サージ圧力によってパイロット圧油供給路8に取り付けられた切替弁9が破損するおそれがあった。
ところで、排出される圧油の量が多くなり、パイロット圧油供給路8の配管口径が大きいほど、つまり、ロジック弁7が大きいほど、このサージ圧力は大きくなる傾向にあることから、ロジック弁7を小さくすることにより、発生するサージ圧力を小さくして切替弁9が破損するのを回避することが考えられる。
しかし、ロジック弁7を小さくすることは、圧油源2からの圧油を射出シリンダ3に供給する圧油供給路4を狭くすることに他ならず、圧油供給路4が狭くなると単位時間当たりに射出シリンダ3に供給できる圧油の量が減少し、ピストン3aの前進速度を十分に速くすることができず、成形品の品質が低下するという別の問題が生じてしまう。
また、パイロット圧油供給路8やパイロット圧油排出路8aに、公知のサージ吸収シリンダSを取り付け、上記サージ圧力を緩和することが試みられたが、当該サージ圧力の時間幅は上述のように極めて短いことから、サージ吸収シリンダSではこのサージ圧力に追従して応答することができなかった。
本発明は、このような従来技術の問題に鑑みて開発されたものである。それゆえに本発明の主たる課題は、単位時間当たりに射出シリンダに供給できる圧油の量を減少させることなく、切替弁に作用するサージ圧力を小さくすることによって該切替弁の破損を回避することのできる、ダイカストマシンにおける射出シリンダの油圧回路を提供することにある。
請求項1に記載した発明は、「射出シリンダCに圧油源49からの圧油を供給する圧油供給路30と、
前記射出シリンダCから排出された圧油を油タンク50に戻す圧油排出路32と、
前記圧油供給路30に取り付けられ、パイロット圧油室36aを備えており、前記パイロット圧油室36aに圧油が充填されたときは前記圧油供給路30を閉じ、前記パイロット圧油室36aから圧油が排出されたときは前記圧油供給路30を開く主ロジック弁36と、
前記主ロジック弁36の前記パイロット圧油室36aから排出された圧油を前記油タンク50に戻すパイロット圧油排出路38と、
前記パイロット圧油排出路38に取り付けられ、前記主ロジック弁36の前記パイロット圧油室36aよりも容積の小さいパイロット圧油室40aを備えており、前記パイロット圧油室40aに圧油が充填されたときは前記パイロット圧油排出路38を閉じ、前記パイロット圧油室40aから圧油が排出されたときは前記パイロット圧油排出路38を開く従ロジック弁40と、
前記従ロジック弁40の前記パイロット圧油室40aに前記圧油源49からの圧油を供給するパイロット圧油供給路42と、
前記パイロット圧油供給路42に取り付けられ、前記従ロジック弁40の前記パイロット圧油室40aに圧油を供給する『パイロット圧油供給状態』、および前記従ロジック弁40の前記パイロット圧油室40aから排出された圧油を前記油タンク50に戻す『パイロット圧油排出状態』を交互に切り替える切替弁44と、
前記従ロジック弁40と前記切替弁44との間の前記パイロット圧油供給路42と、前記主ロジック弁36と前記従ロジック弁40との間の前記パイロット圧油排出路38とを連通する連通路46と、
前記連通路46において、圧油を前記パイロット圧油排出路38に供給する向きに取り付けられたチェックバルブ47とを備えていることを特徴とするダイカストマシン12における射出シリンダCの油圧回路10」である。
この油圧回路10を用いて射出シリンダCのピストンPを前進させる際の動作について説明すると、図2に示すように、ピストンPの前進開始時において、ピストンPは後端(図中の右側端)に引き込まれている。また、切替弁44は「パイロット圧油供給状態」となっており、従ロジック弁40のパイロット圧油室40aに圧油が充填されていることから、パイロット圧油排出路38は閉じられている。
さらに圧油源49からの圧油は、パイロット圧油供給路42から分岐した連通路46およびチェックバルブ47を順方向に通過してパイロット圧油排出路38に流入するが、上述のように、パイロット圧油排出路38は従ロジック弁40によって閉じられていることから、パイロット圧油排出路38に流入した圧油は主ロジック弁36のパイロット圧油室36aに充填される。パイロット圧油室36aに圧油が充填されると、圧油供給路30が閉じられて圧油源49からの圧油が射出シリンダCに流入しないようになっている。
上記状態において、切替弁44を「パイロット圧油排出状態」に切り替えると、図3に示すように、従ロジック弁40はパイロット圧油排出路38を開くことになり、パイロット圧油排出路38が開かれると、主ロジック弁36のパイロット圧油室36aから油タンク50へ圧油が排出され、主ロジック弁36は、圧油供給路30を開くことになる。すると、圧油源49に貯留された圧油が圧油供給路30を通って急速に射出シリンダCに充填され、充填された圧油に押されてピストンPが前進する。
本発明に係る油圧回路10では、主ロジック弁36のパイロット圧油室36aに充填されていた圧油は、切替弁44を通過することなく、パイロット圧油排出路38を通って油タンク50まで導かれ、従ロジック弁40のパイロット圧油室40aに充填されていた少量の圧油のみが切替弁44を通過して油タンク50に導かれる。
このため、切替弁44には、主ロジック弁36よりも小さい従ロジック弁40から発生する小さなサージ圧力が作用するだけであり、主ロジック弁36から発生する大きなサージ圧力が切替弁44に作用するのを回避できることから、小さな従ロジック弁40を用いて発生するサージ圧力を切替弁44の耐圧範囲内に抑えて切替弁44が破損するのを回避しつつ、大きな主ロジック弁36を用いて圧油供給路30の口径を大きくすることにより、単位時間当たりに十分な量の圧油を射出シリンダCに供給することができる。
本発明によれば、単位時間当たりに射出シリンダに供給できる圧油の量を減少させることなく、切替弁に作用するサージ圧力を小さくすることによって該切替弁の破損を回避することのできる、ダイカストマシンにおける射出シリンダの油圧回路を提供することができる。
以下、図示実施例を用いて本発明を詳述する。図1は、本発明の油圧回路10が適用されるダイカストマシン12の要部を示した概略図である。また、図2は、本発明の油圧回路10油圧回路(ピストン後退時)の要部を示す回路図であり、図3は、本発明の油圧回路10油圧回路(ピストン前進時)の要部を示す回路図である。図1中、14は固定ダイプレート、16は移動ダイプレート、18は固定金型、20は移動金型、22は金型キャビティをそれぞれ示す。
このうち固定ダイプレート14には、その内部が金型キャビティ22に連通する筒状のスリーブ24が装着されており、スリーブ24の上部には注湯口24aが設けられている。また、このスリーブ24の内部には、プランジャ26が摺動自在に挿入されており、このプランジャ26には、これをスリーブ24の内部で進退移動させる射出シリンダCが接続されている。
射出シリンダCは、密閉円筒状のシリンダ本体28を有しており、このシリンダ本体28の内部には、ピストンPが軸方向へ摺動自在に収容されている。このため、該シリンダ本体28の内部空間は、ピストン突出側圧油室R1(図1中の右側)とピストン没入側圧油室R2(図1中の左側)とに二分されている。また、ピストンPのピストン没入側圧油室R2側には、一端が該ピストンPに連設され、他端がシリンダ本体28の外部へと突出すると共にプランジャロッド26aを介してプランジャ26に接続される長尺のピストンロッドPrが取り付けられている。
そして、射出シリンダCには、図2および図3に示すような油圧回路10が接続されている。この油圧回路10は、大略、圧油供給路30、圧油排出路32、流量制御弁34、方向切替弁35、主ロジック弁36、パイロット圧油排出路38、従ロジック弁40、パイロット圧油供給路42、切替弁44、連通路46、チェックバルブ47、および制御手段48で構成されている。
圧油供給路30は、一端が射出シリンダCのピストン突出側圧油室R1に連通接続されているとともに、他端が圧油源49としてのアキュームレータ(もちろん、油圧ポンプなどでもよい)に接続されており、ピストン突出側圧油室R1に圧油を供給する流路である。
圧油排出路32は、一端が射出シリンダCのピストン没入側圧油室R2に連通接続されているとともに、他端が油タンク50に接続されており、ピストンPが前進(図1中の左方向へ移動)する際、ピストン没入側圧油室R2に充填されていた圧油を油タンク50へと戻す流路である。
流量制御弁34は、圧油供給路30に取り付けられ、該圧油供給路30を通流する圧油の量を制御するためのもので、本実施例の油圧回路10では、この流量制御弁34として、パルスモータやサーボモータ駆動により、弁開度を圧油供給路30の全閉から全開まで制御して所望の流量に即座に対応することができる高速応答性を有する制御弁が使用されている。前記制御された弁開度における弁開閉は、方向切替弁35からの圧油供給・遮断と内蔵バネの弾発力とのバランスによって行われる。
方向切替弁35は、油圧源49に接続され、流量制御弁34に至る流量制御弁用配管35aに取り付けられており、制御手段48によって開閉制御されるようになっている。
主ロジック弁36は、圧油供給路30において流量制御弁34の上流側に取り付けられており、圧油を受け入れるパイロット圧油室36aを備え、このパイロット圧油室36aに圧油が充填されたときは圧油供給路30を閉じ、パイロット圧油室36aから圧油が排出されたときは圧油供給路30を開く機能を有する弁である。
主ロジック弁36は、円錐状の先端部36b1および円柱状の本体部36b2を有し、内部に空間Xが設けられたケーシング36bと、空間Xを左右方向に摺動し、当該空間Xをパイロット圧油室36a(図中右側の空間)と圧油通流室36c(図中左側の空間)とに仕切るピストン36dと、ピストン36dの左側面から突設され、先端面が先端部36b1の頂部内面と面一となるように形成されたニードル36eと(ピストン36dとニードル36eとでポペット36jが形成されている。)、ピストン36dをケーシング36bの底面から離間する方向に押圧する押圧部材36fとで構成されている。なお、本実施例では、押圧部材36fとしてバネが用いられているが、ピストン36dをケーシング36bの底面から離間する方向へ押圧することができれば、これに限られず、他の材料を用いることができる。
また、ケーシング36bは、その頂部における、ニードル36eの先端面に対応する位置に設けられた被開閉孔36gと、本体部36b2の側面における被開閉孔36g側に設けられた圧油通流孔36hと、底面に設けられたパイロット圧油通流孔36iとを有しており、後述するように、ニードル36eの先端が被開閉孔36gから離間しているときは、圧油通流孔36hから圧油通流室36cを通って被開閉孔36gへ(もちろん、その逆も可能)圧油が通流できるようになっている。本実施例では、ケーシング36bの圧油通流孔36hと被開閉孔36gとが圧油供給路30に接続されている。
パイロット圧油排出路38は、一端が主ロジック弁36のパイロット圧油通流孔36iに接続されているとともに、他端が油タンク50に接続されており、主ロジック弁36のパイロット圧油室36aに充填された圧油を油タンク50に排出する流路である。
従ロジック弁40は、パイロット圧油排出路38に取り付けられ、主ロジック弁36と同様に、圧油を受け入れるパイロット圧油室40aを備えており、このパイロット圧油室40aに圧油が充填されたときはパイロット圧油排出路38を閉じ、パイロット圧油室40aから圧油が排出されたときはパイロット圧油排出路38を開く機能を有する弁である。
この従ロジック弁40の大きさは、主ロジック弁36に比べて小さく設定されており、そのパイロット圧油室40aの容積も主ロジック弁36のパイロット圧油室36aに比べて小さいが、これ以外の機能等は主ロジック弁36と同じであるから、同一機能を有する部分については同じアルファベットを付し、各部分の説明は、主ロジック弁36の説明を援用する。
パイロット圧油供給路42は、一端が従ロジック弁40のパイロット圧油通流孔40iに接続されているとともに、他端が圧油源49に接続されており、圧油源49からの圧油を従ロジック弁40のパイロット圧油室40aに供給する流路である。
切替弁44は、主ロジック弁36および従ロジック弁40にパイロット信号として与えられる圧油の通流方向を切り替えるための弁で、二位置四方弁44aと、この二位置四方弁44aを切り替え操作するソレノイド44bとを備えている。
そして、切替弁44のソレノイド44bがオフのときは、図2に示すように、二位置四方弁44aのAポートとPポートとが連通されているとともに、BポートおよびTポートはどのポートにも接続されておらずそれぞれ閉塞された状態になっており、ソレノイド44bをオンにしたときには、図3に示すように、二位置四方弁44aのAポートとTポートとが連通されるとともに、BポートとPポートとが連通されるようになっている。
また、二位置四方弁44aのAポートには、従ロジック弁40のパイロット圧油室40aに向かうパイロット圧油供給路42が接続されており、Pポートには、圧油源49からのパイロット圧油供給路42が接続されており、Tポートには、油タンク50に向かう圧油排出路54が接続されている。
連通路46は、一端がパイロット圧油供給路42における従ロジック弁40および切替弁44の間と、パイロット圧油排出路38における主ロジック弁36および従ロジック弁40の間とを互いに連通する流路である。
チェックバルブ47は、連通路46において、圧油をパイロット圧油排出路38に供給する向きに(つまり、この向きを順方向とし、逆方向であるパイロット圧油排出路38からパイロット圧油供給路42に向けて圧油が通流しないように)取り付けられた逆止弁である。
制御手段48は、射出シリンダCが所定の動作を行うように流量制御弁34や切替弁44などの動作を制御するものであり、シーケンサ48aと操作部48bと表示部48cとを備えている。
シーケンサ48aは、配線60a、60b、60cのそれぞれに接続された流量制御弁34、切替弁44、および方向切替弁35などに対し、所定のプログラムに基づいた命令信号(パルス信号など)を発信して、射出シリンダCの動作を制御するものである。また、操作部48bは、射出シリンダCの起動や停止を行うスイッチやシーケンサ48aのプログラムを変更するためのキーボードやタッチパネルなどが配置されたものであり、表示部48cは、シーケンサ48aによる射出シリンダCの制御状況などをグラフィック表示するものである。
さらに、上述のように構成された油圧回路10には、射出シリンダCのピストンPの公知の復帰回路(図示せず)が、圧油供給路30や圧油排出路32その他の配管系に一体として設けられており、復帰時には、圧油がピストン没入側圧油室R2に供給されるとともに、ピストン突出側圧油室R1の圧油が油タンク50に戻される。
次に、上述した油圧回路10を用いた射出シリンダCの制御方法について説明する。まず始めに、射出シリンダCのピストンPは、図2に示すように、後退した(図中右側端に寄った)スタート位置にあり、切替弁44のソレノイド44bはオフになり、方向切替弁35のソレノイド35bはオンになっている。
このとき、切替弁44の二位置四方弁44aのAポートとPポートとは互いに連通された状態になっていることから、圧油源49からの圧油は、パイロット圧油供給路42を通流して従ロジック弁40のパイロット圧油室40aに充填されており、パイロット圧油室40aに充填された圧油はピストン40dを図中左方向に押圧し、さらに押圧部材40fの押圧力がピストン40dに加わることにより、ニードル40eがケーシング40bの被開閉孔40gを閉塞する。これにより、パイロット圧油排出路38が閉じられる。
なお、押圧部材40fの押圧力がピストン40dに加えられているのは、ピストン40dには、パイロット圧油供給路42から供給される圧油の圧力が図中右から作用し、その一方で、パイロット圧油供給路42から分岐した連通路46〜パイロット圧油排出路38の順に通流してきた圧油の圧力が被開閉孔40gからニードル40eの先端に図中左から作用するが、この左右方向からの圧力は理論上同じであることから、仮に押圧部材40fからの押圧力がなければピストン40dが動かず、パイロット圧油室40aに圧油を充填することができないおそれがあるからである。
さらに圧油源49からの圧油は、パイロット圧油供給路42から分岐した連通路46およびチェックバルブ47を順方向に通過してパイロット圧油排出路38に流入するが、上述のように、パイロット圧油排出路38は従ロジック弁40において閉じられていることから、パイロット圧油排出路38に流入した圧油は主ロジック弁36のパイロット圧油室36aに充填される。パイロット圧油室36aに圧油が充填されると、ピストン36dは図中左方向に押圧され、さらに押圧部材36fの押圧力がピストン36dに加わることにより、ニードル36eがケーシング36bの被開閉孔36gを閉塞させ、圧油供給路30が閉じられることによって、圧油源49からの圧油が射出シリンダCのピストン突出側圧油室R1に流入しないようになっている。なお、押圧部材36fの押圧力がピストン36dに加えられているのは、上記従ロジック弁40における説明と同様の理由である。
また、この状態で、方向切替弁35は閉になっており、流量制御弁34も閉になっている。
作業員が制御手段48に対してピストン前進動作を指示すると、制御手段48のシーケンサ48aは、配線60bを介して切替弁44のソレノイド44bにオン信号を送信し、該オン信号をうけたソレノイド44bが作動することにより、図3に示すように、二位置四方弁44aのAポートとTポートとが連通されるとともに、BポートとPポートとが連通された状態になる。
すると、従ロジック弁40のパイロット圧油室40aに充填されていた圧油は、パイロット圧油供給路42を逆流し、二位置四方弁44aのAポートからTポートに通過した後、圧油排出路54を通って油タンク50に導かれる。
このように、パイロット圧油室40aに充填されていた圧油が排出されると、従ロジック弁40のニードル40eが図中右方向に移動して被開閉孔40gが開き、主ロジック弁36のパイロット圧油室36aに充填されていた圧油(および主ロジック弁36と従ロジック弁40との間におけるパイロット圧油排出路38中の圧油)が従ロジック弁40の被開閉孔40g〜圧油通流室40c〜圧油通流孔40hをこの順に通過した後、パイロット圧油排出路38を通って油タンク50に導かれる。
パイロット圧油室36aに充填されていた圧油が排出されると、主ロジック弁36のニードル36eが図中右方向に移動して被開閉孔36gが開き、圧油源49の圧油が主ロジック弁36の圧油通流孔36h〜圧油通流室36c〜被開閉孔36gをこの順に通過した後、圧油供給路30を通り、流量制御弁34を介して(シーケンサ48aからオフ信号を受けて方向切替弁35が開になり、流量制御弁34に流量制御弁用配管35aを介して圧油が供給されることにより、流量制御弁34は制御された弁開度になっている。)射出シリンダCのピストン突出側圧油室R1に供給され、ピストンPが前進することによってスリーブ24内の溶融金属が金型キャビティ22内に射出される。
本実施例に係る油圧回路10では、主ロジック弁36のパイロット圧油室36aに充填されていた圧油は、切替弁44を通過することなく、パイロット圧油排出路38を通って油タンク50まで導かれ、従ロジック弁40のパイロット圧油室40aに充填されていた少量の圧油のみが切替弁44を通過して油タンク50に導かれるようになっている。
このように、切替弁44には、主ロジック弁36よりも小さい従ロジック弁40から発生する小さなサージ圧力が作用するだけであり、主ロジック弁36から発生する大きなサージ圧力が切替弁44に作用するのを回避できることから、小さな従ロジック弁40を用いて発生するサージ圧力を切替弁44の耐圧範囲内に抑えて切替弁44が破損するのを回避しつつ、大きな主ロジック弁36を用いて圧油供給路30の口径を大きくすることにより、単位時間当たりに十分な量の圧油を射出シリンダCに供給することができる。
なお、図2および図3において二点鎖線で示すように、圧油排出路32に公知のサージ吸収シリンダSを取り付けるようにしてもよい。上述のように、ロジック弁36、40から発生するサージ圧力の時間幅は非常に短いことから、サージ吸収シリンダSでそのサージ圧力を吸収することはできないが、射出シリンダCのピストンPが前進する際に、ピストン没入側圧油室R2から油タンク50に向けて排出される圧油の流れに起因する、圧油排出路32におけるサージ圧力の時間幅はやや長いので、サージ吸収シリンダSの効果が期待できるからである。また、圧油排出路32にサージ吸収シリンダSを取り付ける場合は、できるだけ射出シリンダC寄りに取り付けることが好適である。
また、図2および図3に示すように、パイロット圧油排出路38と圧油排出路54とは、途中で合流することなく、互いに独立して油タンク50に接続するのが好適である。仮に圧油排出路54をパイロット圧油排出路38に合流させた場合、主ロジック弁36や射出シリンダCのピストン没入側圧油室R2で発生したサージ圧力が、圧油排出路32やパイロット圧油排出路38から圧油排出路54に伝達し、最悪の場合、切替弁44を破損するおそれがあるからである。もちろん、油タンク50とは別の第2油タンク(図示せず)を用意し、圧油排出路54のみをその第2油タンクに接続するようにしてもよい。
本発明の油圧回路が適用されるダイカストマシンの要部を示した概略図である。 本発明の油圧回路(ピストン後退時)の要部を示す回路図である。 本発明の油圧回路(ピストン前進時)の要部を示す回路図である。 従来技術を示す図である。
符号の説明
10…油圧回路
12…ダイカストマシン
14…固定ダイプレート
16…移動ダイプレート
18…固定金型
20…移動金型
22…金型キャビティ
24…スリーブ
26…プランジャ
28…シリンダ本体
30…圧油供給路
32…圧油排出路
34…流量制御弁
36…主ロジック弁
36a…パイロット圧油室
36b…ケーシング
36c…圧油通流室
36d…ピストン
36e…ニードル
36f…押圧部材
36g…被開閉孔
36h…圧油通流孔
36i…パイロット圧油通流孔
38…パイロット圧油排出路
40…従ロジック弁
40a…パイロット圧油室
40b…ケーシング
40c…圧油通流室
40d…ピストン
40e…ニードル
40f…押圧部材
40g…被開閉孔
40h…圧油通流孔
40i…パイロット圧油通流孔
42…パイロット圧油供給路
44…切替弁
44a…二位置四方弁
44b…ソレノイド
46…連通路
47…チェックバルブ
48…制御手段
48a…シーケンサ
48b…操作部
48c…表示部
49…圧油源
50…油タンク
54…圧油排出路
60…配線

Claims (1)

  1. 射出シリンダに圧油源からの圧油を供給する圧油供給路と、
    前記射出シリンダから排出された圧油を油タンクに戻す圧油排出路と、
    前記圧油供給路に取り付けられ、パイロット圧油室を備えており、前記パイロット圧油室に圧油が充填されたときは前記圧油供給路を閉じ、前記パイロット圧油室から圧油が排出されたときは前記圧油供給路を開く主ロジック弁と、
    前記主ロジック弁の前記パイロット圧油室から排出された圧油を前記油タンクに戻すパイロット圧油排出路と、
    前記パイロット圧油排出路に取り付けられ、前記主ロジック弁の前記パイロット圧油室よりも容積の小さいパイロット圧油室を備えており、前記パイロット圧油室に圧油が充填されたときは前記パイロット圧油排出路を閉じ、前記パイロット圧油室から圧油が排出されたときは前記パイロット圧油排出路を開く従ロジック弁と、
    前記従ロジック弁の前記パイロット圧油室に前記圧油源からの圧油を供給するパイロット圧油供給路と、
    前記パイロット圧油供給路に取り付けられ、前記従ロジック弁の前記パイロット圧油室に圧油を供給するパイロット圧油供給状態、および前記従ロジック弁の前記パイロット圧油室から排出された圧油を前記油タンクに戻すパイロット圧油排出状態を交互に切り替える切替弁と、
    前記従ロジック弁と前記切替弁との間の前記パイロット圧油供給路と、前記主ロジック弁と前記従ロジック弁との間の前記パイロット圧油排出路とを連通する連通路と、
    前記連通路において、圧油を前記パイロット圧油排出路に供給する向きに取り付けられたチェックバルブとを備えていることを特徴とするダイカストマシンにおける射出シリンダの油圧回路。
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