JP2010099014A - ポール接続装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数のポールが接続された状態でのポール間のガタツキや揺振を十分に減じ、複数のポールの伸長や継ぎ足しをガタツキや揺振なく安定して行うことができ、高枝切断具にも良好に適用することができるポール接続装置の提供を課題とする。
【解決手段】第1のポール100の先端に対して第2のポール200の後端が差し込まれた状態で両者の接続がなされるようにしたポール接続装置であって、前記第1のポール100に、縮径用の割溝121を形成した筒状先端部120と、該筒状先端部120を周囲から補強すると共に筒状先端部120を縮径させて前記差し込まれた状態の第2のポール200に密接させる受口構成体300とを備えている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、複数本のポールを相互に接続するポール接続装置に関する。本発明のポール接続装置は、例えば高い木の枝等を切る際に使用する高枝切断具のポール接続に用いることができる。
一般に長いポールを得る方法としては、1つのポールに次のポールを差し込むことで、ポールを次々と継ぎ足して長くする方法がある。
ところで、高枝を切る刃物である高枝切断具には長柄(ポール)が必要である。この高枝切断具としては、伸縮自在に形成した長柄の先端に鋸や鋏を取り付けたものがある。
特開平10−67001号公報には、伸縮自在とした長柄の先端に鋸刃を回動自在に取り付けた鋸が提供されている。
特開平10−67001号公報
上記従来の高枝切断具の場合、複数のポールを伸長して長くした状態で高枝を切る際、複数のポール間での隙間やガタ等が原因となって、先端の刃物の動きに不要な遊びや揺振が起き易く、切断作業に労を要し或いは困難となる問題があった。また刃物が正確に枝を捉え難くなって、所望位置での切断がうまくいかないという問題もあった。
また特許文献1に示すような鋸の場合は、ポール先端の鋸刃が回動自在であるので、高枝の方向や角度に対応した切断作業が容易となるが、複数のポールを伸長することによるポール間でのガタツキや揺振を解決するものではない。
そこで本発明は上記従来技術の問題を解消し、複数のポールが接続された状態でのポール間のガタツキや揺振を十分に減じ、複数のポールの伸長や継ぎ足しをガタツキや揺振なく安定して行うことができ、高枝切断具にも良好に適用することができるポール接続装置の提供を課題とする。
上記課題を達成するため本発明のポール接続装置は、第1のポールの先端に対して第2のポールの後端が差し込まれた状態で両者の接続がなされるようにしたポール接続装置であって、前記第1のポールに、縮径用の割溝を形成した筒状先端部と、該筒状先端部を周囲から補強すると共に筒状先端部を縮径させて前記差し込まれた状態の第2のポールに密接させる受口構成体とを備えていることを第1の特徴としている。
また本発明のポール接続装置は、上記第1の特徴に加えて、受口構成体は、第1のポールの筒状先端部にその周囲から被着して補強すると共にポールの差し込みを受けるポール受口を構成するリング状本体と、該リング状本体に取り付けられて前記筒状先端部を押圧自在として縮径を行うレバー体とを備えていることを第2の特徴としている。
また本発明のポール接続装置は、上記第2の特徴に加えて、レバー体の基部をリング状本体で軸支することで、レバー体をポールの長手方向に回動自在とすると共に、前記レバー体の基部の半径を円周方向に変化させてなる膨出部を設けることで、レバー体の一定の回動位置において前記基部の膨出部が第1のポールの筒状先端部を押圧、縮径させる構成としていることを第3の特徴としている。
また本発明のポール接続装置は、上記第1〜第3の何れかに記載の特徴に加えて、第2のポールに、ポール内から突出するようにしてバネ付勢された係合ピンを設け、第1のポール側に、前記係合ピンを受け入れる係合孔を設けたことを第4の特徴としている。
また本発明のポール接続装置は、上記第4の特徴に加えて、第2のポールを第1のポールに差し込む際において、第2のポールの係合ピンをポール内へ押し下げるための押下突部をレバー体に設けたことを第5の特徴としている。
また本発明のポール接続装置は、上記第4又は第5の特徴に加えて、第2のポールを第1のポールから抜き出す際において、第1のポールの係合孔に係合している第2のポールの係合ピンをポール内に押し下げるための押下突起片をリング状本体に取り付けてあることを第6の特徴としている。
また本発明のポール接続装置は、上記第1〜第6の何れかに記載の特徴に加えて、第1のポール及び第2のポールは断面が楕円形状からなる筒体で構成していることを第7の特徴としている。
また本発明のポール接続装置は、上記第1〜第7の何れかに記載の特徴に加えて、刃物を先端に備えた高枝切断具の複数本のポールの接続に用いられることを第8の特徴としている。
請求項1に記載のポール接続装置によれば、第1のポールの先端に対して第2のポールの後端が差し込まれた状態で両者の接続がなされるようにしたポール接続装置であって、前記第1のポールに、縮径用の割溝を形成した筒状先端部と、該筒状先端部を周囲から補強すると共に筒状先端部を縮径させて前記差し込まれた状態の第2のポールに密接させる受口構成体とを備えているので、
第2のポールの後端が第1のポールの筒状先端部に差し込まれた状態において、受口構成体により、前記割溝を形成した筒状先端部を周囲から補強することができると共に、その割溝により筒状先端部を縮径させて第2のポールに密接させることができる。
これにより第1のポールと第2のポールとは、接続状態において、相互間に生じる隙間が解消され、ポール間でのガタツキや揺振が解消される。
よって請求項1に記載のポール接続装置によれば、複数ポールを伸長し或いは継ぎ足す場合において、ポール間にガタツキや揺振が生じない、安定したポール接続を達成することができる。
また請求項2に記載のポール接続装置によれば、請求項1に記載の構成による作用効果に加えて、受口構成体は、第1のポールの筒状先端部にその周囲から被着して補強すると共にポールの差し込みを受けるポール受口を構成するリング状本体と、該リング状本体に取り付けられて前記筒状先端部を押圧自在として縮径を行うレバー体とを備えているので、
受口構成体のリング状本体が第1のポールの筒状先端部の周囲に被着されることで、割溝を形成した筒状先端部が第2のポールの差し込みに対して拡径したり破損等することなく、確実に補強される。またリング状本体がポールの差し込みを受けるポール受口となることで、第2のポールが差し込まれる際に、その差し込みを誘導、ガイドするポール受口として、堅固で安定した受口を提供することができる。
また受口構成体のレバー体を操作することで、筒状先端部を自在に押圧して縮径することができ、差し込まれた第2のポールに対して第1のポールの筒状先端部を周囲から十分に密接させることができる。これによってポール間でのガタツキや揺振、接合の遊びを十分に低減することができる。
また請求項3に記載のポール接続装置によれば、請求項2に記載の構成による作用効果に加えて、レバー体の基部をリング状本体で軸支することで、レバー体をポールの長手方向に回動自在とすると共に、前記レバー体の基部にその半径を円周方向に変化させてなる膨出部を設けることで、レバー体の一定の回動位置において前記基部の膨出部が第1のポールの筒状先端部を押圧、縮径させる構成としているので、
第2のポールを第1のポールに差し込んだ状態で、レバー体をポールの長手方向に一定の回動位置まで回動操作することによって、レバー体の基部の膨出部で第1のポールの筒状先端部を押圧し、縮径させることができる。そしてこの縮径により筒状先端部を第2のポールに対してその周囲から密接させることができる。
よって請求項3に記載のポール接続装置によれば、レバー体をポールの長手方向に回動操作するだけで、簡単、確実に第1のポールと第2のポールとの間でのガタツキや揺振、接合の遊びを低減することができる。
また請求項4に記載のポール接続装置によれば、請求項1〜3の何れかに記載の構成による作用効果に加えて、第2のポールに、ポール内から突出するようにしてバネ付勢された係合ピンを設け、第1のポール側に、前記係合ピンを受け入れる係合孔を設けたので、
第2のポールが第1のポールに差し入れられた際に、第2ポールの係合ピンが第1ポールの係合孔の位置に一致して係合することで、第1のポールと第2のポールとの接続を完了させ、同時に両者を相互に所定の位置関係に位置決めすることができる。
また請求項5に記載のポール接続装置によれば、上記請求項4に記載の構成による作用効果に加えて、第2のポールを第1のポールに差し込む際において、第2のポールの係合ピンをポール内へ押し下げるための押下突部をレバー体に設けたので、
レバー体による梃子の原理を利用して、軽い力で確実に、バネ付勢された係合ピンを押し下げることができる。
よって、第1のポールの内径とそれに差し込まれる第2のポールの外径との寸法差を小差として、差し込みによる大きな隙間、ガタツキが出ないように構成した場合においても、そのようなポール間の隙間を小さい構成としたときの係合ピンの押し下げ作業の困難さを解消して、係合ピンの押し下げ作業を困難なく、軽い力で確実に行うことができ、スムーズに第2のポールを第1のポールに差し込むことができる。
また第1のポールと第2のポールとの係合ピンによる係合を強固にするために、係合ピンのバネ付勢力を強固に構成した場合においても、その強いバネ付勢力に抗して、係合ピンの押し下げ作業を困難なく、軽い力で確実に行うことができ、スムーズに第2のポールを第1のポールに差し込むことができる。
また請求項6に記載のポール接続装置によれば、上記請求項4又は5に記載の構成による作用効果に加えて、第2のポールを第1のポールから抜き出す際において、第1のポールの係合孔に係合している第2のポールの係合ピンをポール内に押し下げるための押下突起片をリング状本体に取り付けてあるので、
第2のポールを第1のポールから抜き出す際に、リング状本体に取り付けられている押下突起片を用いて係合ピンの押し下げ作業を行うことで、容易に係合ピンを押し下げることが可能となり、係合孔からの脱出作業をスムーズに行うことができる。
よって第2のポールが第1のポールに差し込まれた状態において、差し込み隙間が小さく、大きなガタツキが出ないように構成されている場合においても、そのようなポール間の隙間が小さい場合における係合ピンの押し下げ作業の困難さを解消することが可能となり、第2のポールのスムーズな抜き出しを可能とすることができる。
また係合ピンのバネ付勢力を強固にしている場合においても、その強いバネ付勢力に抗して、係合ピンの押し下げ作業を容易にすることが可能となり、第2のポールを第1のポールからスムーズに抜き出すことが可能となる。
また請求項7に記載のポール接続装置によれば、上記請求項1〜6の何れかに記載の構成による作用効果に加えて、第1のポール及び第2のポールは断面が楕円形状からなる筒体で構成しているので、
第1のポールに第2のポールを差し込む際、断面形状が円ではなく楕円形状であるので両者間での円周方向の位置合わせが容易となり、差し込み作業をスムーズに行うことができる。
また請求項8に記載のポール接続装置によれば、記請求項1〜7の何れかに記載の構成による作用効果に加えて、刃物を先端に備えた高枝切断具の複数本のポールの接続に用いられることにより、
高枝切断作業等の作業を行う高枝切断具として、複数のポール間でのガタツキや揺振が十分に低減され、無駄な動きが少なく、正確で安定した切断作業を軽負荷で行える高枝切断具を提供することができる。
以下の図面を参照して、本発明の実施形態に係るポール接続装置について説明する。
図1は本発明の実施形態に係るポール接続装置の分解斜視図、図2は第1のポールに受口構成体を被着した状態を示す正面図、図3は第1のポールに受口構成体を被着した状態を示す縦断面図、図4は第2のポールの横断面図、図5は第2のポールの縦断面図、図6は受口構成体の分解平面図、図7は本実施形態に係るポール接続装置の1操作を示す斜視図、図8は押下突起片の斜視図、図9は第2のポールを第1のポールに差し込む途中の状態を示す縦断面図、図10は第2のポールの差し込みが完了した状態を示す縦断面図、図11は本実施形態に係るポール接続装置を適用した高枝切断具の例を示す斜視図である。
先ず図1を参照して、本発明のポール接続装置は、第1のポール100と、第2のポール200と、受口構成体300とからなる。
図2、図3も参照して、前記第1のポール100は、ポール本体110の先端に筒状先端部120を備えている。該筒状先端部120はポール本体110の先端に外嵌合された状態で、ネジ等の結合具130で結合される。
前記筒状先端部120には、その先端から長手方向(軸方向)に複数の割溝121が形成されている。この割溝121は筒状先端部120を縮径させるためのものである。本実施形態では2つの割溝121を相互に180度離れた位置に形成し、筒状先端部120に加わる後述の押圧力の方向に対して割溝121の対向する面が直角となるようにしている。これによって、押圧力が加わることで前記割溝121が閉じ、筒状先端部120の縮径がなされる。勿論、前記割溝121の数は2つに限定されるものではない。
筒状先端部120には、後述する係合ピン240を受け入れる係合孔122が設けられている。
ポール本体110及び筒状先端部120は、断面を楕円形状とした筒体を用いている。ここで楕円形状とは、完全な楕円形状の他、楕円形状に近い、或いは類するものを含む概念である。断面を楕円形状とするメリットは、短径と長径とがあるので、ポール接続の際の円周方向の位置合わせが容易になることである。
なお、第1のポール100の前記ポール本体110及び筒状先端部120は、その楕円形状の長径側の頂部の一方を平坦頂部114、124とし、筒状先端部120の平坦頂部124に前記係合孔122を設けている。
筒状先端部120は、例えばステンレス鋼等の金属を用いて構成することができる。勿論、他の材料での製作も可能である。またポール本体110は、例えばグラスファイバーを用いて構成することができる。しかしプラスチック、金属、その他を用いてもよい。
図4、図5も参照して、前記第2のポール200は、その後端に筒状後端部220を備えている。この筒状後端部220には割溝は形成されていない。
筒状後端部220はポール本体210の後端に内嵌合された状態で、ネジ等の結合具230で結合されている。
筒状後端部220は、前記筒状先端部120と同様に、例えばステンレス鋼等の金属を用いて構成することができる。勿論、他の材料での製作も可能である。またポール本体210は、前記第1のポール100のポール本体110と同質材で構成するのが好ましい。
ポール本体210及び筒状後端部220は、断面を楕円形状とした筒体を用いている。ここで楕円形状とは、完全な楕円形状の他、楕円形状に近い、或いは類するものを含む概念である。断面を楕円形状とするメリットは既に述べた。
第2のポール200には、係合ピン240を設けている。
係合ピン240は、第2のポール200内から突出するようにバネ付勢されて設けられている。即ち係合ピン240は、第2のポール200内に固定具242によって固定された板バネ241に取り付けられて、第2のポール200の挿通孔211、221から突出して設けられている。
前記係合ピン240を板バネ241のバネ付勢力に抗して第2のポール200内に押し下げることで、第2のポール200を第1のポール100内に差し込むことが可能となる。
前記挿通孔211は第2のポール200のポール本体210に設けられる挿通孔で、前記挿通孔221は筒状後端部220に設けられる挿通孔である。この挿通孔211、221は、ポール本体210と筒状後端部220とが結合される際に位置合わせされ、1つの連通孔とされる。
なお第2のポール200の前記ポール本体210及び筒状後端部220は、前記第1のポール100の場合と同様に、その楕円形状の長径側の頂部の一方を平坦頂部214、224とし、それら平坦頂部214、224に前記係合ピン240を突出させる挿通孔211、221を設けている。
図6〜図9も参照して、前記受口構成体300は、第2のポール200の差し込みを受け入れる第1のポール100の受口を構成するものである。この受口構成体300は、筒状先端部120を周囲から補強すると共に、筒状先端部120を縮径させて第2のポール200に密着させる機能を果たすものである。
受口構成体300は、リング状本体310とレバー体320とを備えている。
前記リング状本体310は、短筒状を呈し、第1のポール100の筒状先端部120の周囲から被着される。このリング状本体310は、例えば分割線311で2分割されたものを用い、この分割体を筒状先端部120の両側からあてがい、結合ネジ302等の結合手段を結合用孔301に通してネジ固定して分割体同士を締め付けることで、両者を一体化し、同時に筒状先端部120の周囲に密着した状態に被着されるようにする。勿論、リング状本体310は2分割ではなく、リングの1箇所で分断されて拡開するものであっても可能である。この場合においてもリング状本体310を筒状先端部120に被着することができる。
リング状本体310には、前記第2のポール200の係合ピン240と係合させるための係合孔312が設けられている。この係合孔312は前記第1のポール100の筒状先端部120の係合孔122と位置合わせされた状態で、1つの連通孔となる。
リング状本体310の楕円形状長径側の頂部の一方を平坦頂部313としている。この平坦頂部313は前記筒状先端部120の平坦頂部124に対応し、リング状本体310を筒状先端部120に取り付けた際に、リング状本体310の平坦頂部313が筒状本体120の平坦頂部124に密接することになる。リング状本体310の後述する左右一対の軸受部315、315間、即ち前記平坦頂部313の前方は、その頂部が切欠き状態に、開放されている。
平坦頂部313の中央を前記分割線311が軸方向に通っている。
リング状本体310の筒の一対の開口のうち、レバー体320が取り付けられている側の開口は、筒状先端部120に被着された状態でのポール受口314を構成する。このポール受口314から第2のポール200が差し込まれることになる。
前記第1のポール100の筒状先端部120の先端の位置は、ポール受口314から少しだけ奥まった位置となる。
前記レバー体320は、その基部321でリング状本体310に軸支されている。
即ち、リング状本体310に左右一対の軸受部315、315を設け、その間に前記レバー体320の基部321を差し入れた状態で、軸支を行っている。
前記軸受部315、315は、前記平坦頂部313の前方、即ち前記リング状本体310のポール受口314に近い位置に、左右一対で設けられる。そしてこの軸受部315、315には貫通する軸孔316を設ける。この軸孔316は前記結合ネジ302によるリング状本体310結合用孔301の1つとして兼用することができる。
一方、前記レバー体320の基部321にも貫通孔322が設けられ、該貫通孔322に対して筒状ピン323が貫通して装着されるようにしている。
前記軸受部315、315を貫通する軸孔316の大きさは、前記筒状ピン323が入る大きさとし、筒状ピン323が軸孔316に入った状態で、更に前記結合ネジ302を筒状ピン323に貫通させ、且つ貫通孔322に通すことで、レバー体320の軸支を行う。
以上により、レバー体320は、第1のポール100の前記平坦頂部114、124に対応する位置において、第1のポール100の長手方向(軸方向)に回動自在とされる。このときレバー体320は筒状ピン323に対して回動自在となり、筒状ピン323は結合ネジ302に対して回動自在となる。なお筒状ピン323は、レバー体320と固定状態であってもよい。
前記レバー体320の基部321は、貫通孔322を中心軸とした半径をもつ略円柱形状に形成する。そして略円柱形状の基部321の半径を円周方向に変化させて、その一部を膨出部321aとしている。この膨出部321aはレバー体320を回動させた際に、その一定の回動位置で前記筒状先端部120の平坦頂部124に当接し、これを押圧して縮径させる役割を果たす。膨出部321a以外の他の基部321の部分は半径が膨出部321よりも小さく、筒状先端部120を押圧して縮径させることがない。
更に説明すると、前記レバー体320は、第1のポール100の長手方向に前方回動A及び後方回動Bすることができる構成とされている。そして後方回動Bの終点位置は、前記レバー体320のレバーの先端が第1のポール100の筒状先端部120の平坦頂部124に略接触する付近とし、その終点位置でレバー体320が安定して停止するようにしている。また前記終点位置において、レバー体320の前記膨出部321aが筒状先端部120に当接し、これを押圧、縮径する。
前記膨出部321aが当接して押圧する筒状先端部120の平坦頂部124の位置は、前記一対の割溝121、121に対して、双方から円周方向に90度の位置にある。
なお膨出部321aは、その筒状先端部120との当接面を平坦面に構成している。これによって膨出部321aを、筒状先端部120の平坦頂部124に対して、安定した接触状態で当接、押圧させることが可能となる。またレバー体320を、その後方回動Bの終点位置において、安定した回動停止状態にさせることが可能となる。よって終点位置で停止しているレバー体320を、その停止状態を解除して前方回動Aさせるには多少の力を要することになる。
レバー体320には、第2のポール200の係合ピン240を押し下げるための押下突部324を設けている。
図9を参照して、この押下突部324を設ける位置は、第2のポール200の係合ピン240が第1のポール100の受口(受口構成体300のポール受口314)に当接して停止している状態において、前記レバー体320を前方回動Aさせたときにその押下突部324が係合ピン240の頭部に丁度押し当る位置である。この位置はレバー体320の基部321から少し離れた位置となる。押下突部324が係合ピン240の頭部に押し当った状態で更にレバー体320を前方回動させることで、梃子の原理を利用して、係合ピン240を板バネ241によるバネ付勢力に抗して容易に第2のポール200内に押し下げることができる。
係合ピン240が第2のポール200内に押し下げられた状態では、第2のポール200を容易に第1ポール100内に差し込んでゆくことができる。
第2のポール200の係合ピン240が第1のポール100側の係合孔122、リング状本体310の係合孔312に一致するまで差し込まれることで、両者が係合し、第1のポール100と第2のポール200との相互の接続がなる。
次に、レバー体320をその終点位置(図10参照)、即ち前記レバー体320の先端が第1のポール100の筒状先端部120の平坦頂部124に略接触する付近、まで後方回動Bさせると、その終点位置でレバー体320の前記膨出部321aが第1のポール100の筒状先端部120に当接してこれを押圧し、縮径する。これによって、筒状先端部120が第2のポール200の筒状後端部220のその周囲から密接し、相互にガタツキのない接続が達成される。
前記受口構成体300のリング状本体310に対して押下突起片400が取り付けられている。押下突起片400は、第2のポール200を第1のポール100から抜き出す際に、係合している係合ピン240を、ポール内に押し下げるためのものである。
押下突起片400は、一対のリング411を備えた脚部410を有する。前記リング411は軸受部315の空洞部分317に装入された状態で、前記筒状ピン323に回動自在に装着されている。そして脚部410は、軸受部315に設けられた切欠部318を介して外部に導出するように取り付けられている。外部に導出された押下突起片400には、前記係合孔122、312に対向する部分に突起420が設けられている。突起420が設けられる面の反対面は指押面430とされている。
前記押下突起片400は、レバー体320が後方回動Bの終点位置(図10参照)にあるときには、少し湾曲したレバー体320の下の空間に収容された状態となる。
図7を参照して、係合ピン240を係合孔122、312からその係合を外すには、先ずレバー体320を前方回動Aさせて開いた状態とし、次に指で押下突起片400の指押面430を押せばよい。これによって押下突起片400の突起420が係合ピン240に当り、これを押し下げる。
ポール接続装置によるポール接続について、図9、図10を参照して、更に説明する。
先ず連結する時は、第2のポール200の後端となる筒状後端部220を第1のポール100の先端に取り付けられた受口構成体300に差し込んでゆく。すると第2のポール200の係合ピン240が受口構成体300のポール受口314に突っ掛かって、止まる。このときレバー体320を前方回動Aし、レバー体320の押下突部324で前記係合ピン240を第2のポール200内に押し下げる。これにより第2のポール200をスムーズに第1のポール100内に差し込むことができ、係合ピン240が第1のポール100側の係合孔122、リング状本体310の係合孔312に係合される。次にレバー体320を、第1のポール100と略並行となる終点位置まで後方回動Bさせる。これによりレバー体320の膨出部321aが筒状先端部120に当接して押圧し、筒状先端部120の割溝121が縮められることで筒状先端部120が縮径されて、第2のポール200の周囲から密接する状態とされて接続が完了する。
なお図10に示すように、接続が完了した時点では、第1のポール100のポール本体110の先端と第2のポール200のポール本体210の先端とが丁度当接するようにしている。
一方、第2のポール200を第1のポールから外す場合は、図10の状態から、先ずレバー体320を終点位置から前方回動Aさせる。これにより押下突起片400が露出すると共に、前記膨出部321aによる筒状先端部120の縮径が解除される。次に押下突起片400を用いて、これを指で押し、係合ピン240を押し下げる。係合ピン240を押し下げた状態で第2のポール200を引き抜くことで、取り外しが完了する。
図11は本発明のポール接続装置を高枝切断具Tに適用した例を示す。この高枝接続具Tは、3本のポール500、600、700を用いている。即ち、グリップ501を設けた第1ポール500と、中継ぎの第2ポール600と、刃物701を備えた第3ポール700からなっている。勿論、第1ポール500に第3ポール700を直接接続することもできる。この場合は、第1ポール500が上記において説明した第1のポール100に相当し、第3ポール700が上記第2のポール200に相当する。また第1ポール500、第2ポール600、第3ポール700を全て接続する場合は、第1ポール500と第2ポール600との関係では、第1ポール500が上記第1のポール100に相当し、第2ポール600が上記第2のポール200に相当する一方、第2ポール600と第3ポール700との関係では、第2ポール600が上記第1のポール100に相当し、第3ポール700が上記第2ポール200に相当することになる。
第1ポール500は、ポール本体510と筒状先端部520とからなり、ポール本体510にはグリップ501が設けられている。また筒状先端部520に受口構成体800が設けられている。前記ポール本体510は上記ポール本体110に相当し、筒状先端部520は上記筒状先端部120に相当し、受口構成体800は上記受口構成体300に相当し、それら部材の構成及び作用効果は相当する部材において既に説明したものと同じである。
第2ポール600には、上記ポール本体210に相当するポール本体610と、上記筒状後端部220に相当する図示しない筒状後端部と、上記筒状先端部120に相当する筒状先端部620と、上記受口構成体300に相当する受口構成体800とが設けられている。これらの各部材の構成、作用効果は相当する部材において既に説明したものと同じである。
第3ポール700には、上記ポール本体210に相当するポール本体710と、上記筒状後端部220に相当する図示しない筒状後端部が設けられている。またポール本体710の先端には刃物701が取り付けられている。これらの各部材の構成、作用効果は相当する部材において既に説明したものと同じである。
この高枝切断具Tを用いることで、接続されたポール間のガタツキや揺振を十分に減じ、切断作業が容易でスムーズに、また正確且つ安定して行うことができる。
本発明の実施形態に係るポール接続装置の分解斜視図である。 第1のポールに受口構成体を被着した状態を示す正面図である。 第1のポールに受口構成体を被着した状態を示す縦断面図である。 第2のポールの横断面図である。 第2ポールの縦断面図である。 受口構成体の分解平面図である。 本実施形態に係るポール接続装置の1操作を示す斜視図である。 押下突起片の斜視図である。 第2のポールを第1のポールに差し込む途中の状態を示す縦断面図である。 第2のポールの差し込みが完了した状態を示す縦断面図である。 本実施形態に係るポール接続装置を適用した高枝切断具の例を示す斜視図である。
符号の説明
100 第1ポール
110 ポール本体
114 平坦頂部
120 筒状先端部
121 割溝
122 係合孔
124 平坦頂部
130 結合具
200 第2のポール
210 ポール本体
211 挿通孔
214 平坦頂部
220 筒状後端部
221 挿通孔
224 平坦頂部
230 結合具
240 係合ピン
241 板バネ
242 固定具
300 受口構成体
301 結合用孔
302 結合ネジ
310 リング状本体
311 分割線
312 係合孔
313 平坦頂部
314 ポール受口
315 軸受部
316 軸孔
317 空洞部分
318 切欠部
320 レバー体
321 基部
321a 膨出部
322 貫通孔
323 筒状ピン
324 押下突部
400 押下突起片
410 脚部
411 リング
420 突起
430 指押面
500 第1ポール
501 グリップ
510 ポール本体
520 筒状先端部
600 第2ポール
610 ポール本体
620 筒状先端部
700 第3ポール
701 刃物
710 ポール本体
800 受口構成体
A 前方回動
B 後方回動
T 高枝切断具

Claims (8)

  1. 第1のポールの先端に対して第2のポールの後端が差し込まれた状態で両者の接続がなされるようにしたポール接続装置であって、前記第1のポールに、縮径用の割溝を形成した筒状先端部と、該筒状先端部を周囲から補強すると共に筒状先端部を縮径させて前記差し込まれた状態の第2のポールに密接させる受口構成体とを備えていることを特徴とするポール接続装置。
  2. 受口構成体は、第1のポールの筒状先端部にその周囲から被着して補強すると共にポールの差し込みを受けるポール受口を構成するリング状本体と、該リング状本体に取り付けられて前記筒状先端部を押圧自在として縮径を行うレバー体とを備えていることを特徴とする請求項1に記載のポール接続装置。
  3. レバー体の基部をリング状本体で軸支することで、レバー体をポールの長手方向に回動自在とすると共に、前記レバー体の基部にその半径を円周方向に変化させてなる膨出部を設けることで、レバー体の一定の回動位置において前記基部の膨出部が第1のポールの筒状先端部を押圧、縮径させる構成としていることを特徴とする請求項2に記載のポール接続装置。
  4. 第2のポールに、ポール内から突出するようにしてバネ付勢された係合ピンを設け、第1のポール側に、前記係合ピンを受け入れる係合孔を設けたことを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載のポール接続装置。
  5. 第2のポールを第1のポールに差し込む際において、第2のポールの係合ピンをポール内へ押し下げるための押下突部をレバー体に設けたことを特徴とする請求項4に記載のポール接続装置。
  6. 第2のポールを第1のポールから抜き出す際において、第1のポールの係合孔に係合している第2のポールの係合ピンをポール内に押し下げるための押下突起片をリング状本体に取り付けてあることを特徴とする請求項4又は5に記載のポール接続装置。
  7. 第1のポール及び第2のポールは断面が楕円形状からなる筒体で構成していることを特徴とする請求項1〜6の何れかに記載のポール接続装置。
  8. 刃物を先端に備えた高枝切断具の複数本のポールの接続に用いられることを特徴とする請求項1〜7の何れかに記載のポール接続装置。
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