JP2010098688A - 基地局装置、端末局装置および通信システム - Google Patents

基地局装置、端末局装置および通信システム Download PDF

Info

Publication number
JP2010098688A
JP2010098688A JP2008270094A JP2008270094A JP2010098688A JP 2010098688 A JP2010098688 A JP 2010098688A JP 2008270094 A JP2008270094 A JP 2008270094A JP 2008270094 A JP2008270094 A JP 2008270094A JP 2010098688 A JP2010098688 A JP 2010098688A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
channel
channels
terminal station
reception quality
station apparatus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2008270094A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Onodera
毅 小野寺
Tomozo Nogami
智造 野上
Hiroshi Nakano
博史 中野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2008270094A priority Critical patent/JP2010098688A/ja
Publication of JP2010098688A publication Critical patent/JP2010098688A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

【課題】基地局装置がより高い周波数ダイバーシチ効果を得られるチャネル割り当てを実現する。
【解決手段】基地局装置は、異なる周波数帯域にそれぞれ属する複数のチャネルを組にして、チャネルを割り当てるスケジューリング部を備え、各端末局装置から報告された受信品質情報に基づいて、複数の周波数帯域に配置されたチャネルから前記各端末局装置へのチャネルの割り当てを決定し、チャネルの割り当て結果を表すスケジューリング情報を前記各端末局装置へ送信する。
【選択図】図2

Description

本発明は、端末局装置が測定した各チャネルの受信品質に基づいて、各端末局装置へのチャネルの割り当てを決定して通信を行う、基地局装置、端末局装置および通信システムに関する。
通信の効率(システムのトータルスループットや、受信エラーの発生を勘案した実質的な伝送速度)を改善する方法として、受信信号電力やSINR(Signal to Interference plus Noise power Ratio:受信信号電力対干渉および雑音電力比)等の伝搬路状態及び受信品質を示す指標を基に、変調方式や、チャネル符号化率、誤り訂正符号化方式、拡散率、コード多重数、送信電力等の通信パラメータを、適応的に選択する方式が提案されている(下記非特許文献1参照)。特に、変調方式やチャネル符号化率などの変調パラメータを適応的に選択する方式は、適応変調方式と呼ばれている。
また、基地局装置と複数の端末局装置とから構成され、基地局装置から端末局装置への通信(下りリンク)においてマルチキャリア通信を用いる通信システムでは、下りリンク信号の各端末局装置における各チャネルの受信品質に応じて、チャネルを各 端末局装置に割り当てるスケジューリングを行う方式、さらに下りリンクに対して、1つのサブキャリアまたは幾つかのサブキャリアからなるチャネル毎に、適応変調を行う方式が検討されている(下記非特許文献1、非特許文献2参照)。
尚、端末局装置の受信品質に基づいたスケジューリングや適応変調方式を採用した通信システムでは、割り当てや変調パラメータを決定するために、通信に使用するチャネルの受信信号電力やSINR等の伝搬路状態および受信品質を示す指標を通信相手に通知する必要がある。
また、次世代の通信方式では、より高速な通信を実現するために、広い周波数帯域を用いて通信を行うことが考えられている。しかしながら、既存の他のシステムが使用している周波数帯域を避けなければならないため、連続で広い周波数帯域を割り当てることが難しい。そのため、不連続に配置された周波数帯域を集めて1つのシステムで利用する周波数アグリゲーション(Spectrum aggregation)技術が提案されている(下記非特許文献3参照)。
岸山他「下りリンクVSF−OFCDMブロードバンド無線アクセスにおける適応変復調・チャネル符号化のスループット特性の実験結果」、電子情報通信学会技術研究報告、2003年5月、RCS2003−25 前原他「サブキャリア適応変調を用いたOFDM/TDD伝送方式の検討」、2001年電子情報通信学会総合大会、2001年3月、B−5−100、p.498 「LTE−Advanced − LTE evolution towards IMT−Advanced」、3GPP、Workshop、IMT−Advanced、REV−080030、2008年4月
しかしながら、複数の周波数帯域を集めて利用する場合、各周波数帯域における伝搬路の振る舞いや変動速度がそれぞれ異なる。このため、これら複数の周波数帯域に配置されたチャネルから各端末局装置へ割り当てるチャネルを決定する際に、この周波数帯域による伝搬路の違いを考慮したチャネルの割り当てが行われていなかった。
本発明は、各端末局装置から報告された受信品質情報に基づいて、基地局装置が複数の周波数帯域に配置されたチャネルから各端末局装置へのチャネルの割り当てを決定する際に、周波数帯域による伝搬路の違いを考慮して、より高い周波数ダイバーシチ効果を得られるチャネル割り当てを実現することを目的とする。
本発明の一観点によれば、複数の端末局装置に対して、複数の周波数帯域に属する複数のチャネルの中からチャネルを割り当てて通信を行う基地局装置であって、異なる周波数帯域にそれぞれ属する複数のチャネルを組にして、前記各端末局装置への通信にチャネルを割り当てるスケジューリング部と、前記チャネルの割り当て結果を表すスケジューリング情報を前記各端末局装置へ送信する無線送信部と、を備えることを特徴とする基地局装置が提供される。
前記スケジューリング部は、前記各端末局装置に対して、第1の周波数帯域に属する複数のチャネルから前記受信品質情報に基づいてチャネルを割り当て、さらに前記受信品質情報に基づいて、第2から第n(nは2以上の整数)までのそれぞれの周波数帯域に属する複数のチャネルから前記第1の周波数帯域で割り当てたチャネルと同数のチャネルを割り当てることが好ましい。第1の周波数帯域および第2の周波数帯域に同数のチャネルを割り当てると記載したが、周波数ダイバーシチ効果が十分得られる範囲内で割り当てるチャネルの数が少し異なっていても良い。
また、前記スケジューリング部は、前記各端末局装置に対して、第1の周波数帯域に属する複数のチャネルから前記受信品質情報に基づいてチャネルを割り当て、さらに前記第1の周波数帯域で割り当てたチャネルと予め組にされた他の複数の周波数帯域に属するチャネルを割り当てることが好ましい。さらに、前記スケジューリング部は、前記各端末局装置に対して、第1の周波数帯域に属する複数のチャネルから前記受信品質情報に基づいてチャネルを割り当て、さらに前記第1の周波数帯域で割り当てたチャネルと予め組にされた第2の周波数帯域に属するチャネルを割り当てることが好ましい。
前記スケジューリング部は、前記各端末局装置に対して、第1の周波数帯域に属する複数のチャネルから前記受信品質情報に基づいてチャネルを割り当て、さらに前記第1の周波数帯域で割り当てたチャネルと予め定めた規則によって対応づけられた他の複数の周波数帯域に属するチャネルを割り当てることが好ましい。
前記スケジューリング部は、前記各端末局装置に対して、第1の周波数帯域に属する複数のチャネルから前記受信品質情報に基づいてチャネルを割り当て、さらに、前記第1の周波数帯域で割り当てたチャネルと予め定めた規則によって対応づけられた第2の周波数帯域に属するチャネルを割り当てることが好ましい。前記スケジューリング情報は、前記割り当てられたチャネルの組それぞれについて、いずれか1つのチャネルに関する割り当て情報のみを含むことが好ましい。
本発明の他の観点によれば、複数の周波数帯域に属する複数のチャネルの中から基地局装置によって割り当てられたチャネルを介して基地局装置と通信を行う端末局装置であって、前記複数のチャネルの受信品質を測定する受信品質測定部と、異なる周波数帯域にそれぞれ属する複数のチャネルを組にして、前記各チャネルの受信品質測定結果に基づいて前記基地局装置へ割り当てを要求するチャネルを選択するチャネル選択部と、前記選択したチャネルの組に含まれる各チャネルを表す情報を含む受信品質情報を生成する受信品質情報生成部と、前記受信品質情報を送信する無線送信部と、を備えることを特徴とする端末局装置が提供される。ここで、各チャネルを表す情報とは、選択したチャネルの番号を指定する情報である。
前記受信品質情報生成部は、前記選択したチャネルの組に含まれる各チャネルのうち、いずれか1つのチャネルを表す情報を含む受信品質情報を生成することが好ましい。また、前記受信品質情報生成部は、前記選択したチャネルの組に含まれる各チャネルにおける前記受信品質測定結果を表す情報をさらに含む受信品質情報を生成することが好ましい。ここで、前記受信品質測定結果を表す情報は、受信品質を表す情報である。
また、前記受信品質情報生成部は、前記選択したチャネルの組に含まれる各チャネルにおける前記受信品質測定結果の平均値を表す情報をさらに含む受信品質情報を生成することが好ましい。
本発明の他の観点によれば、複数の周波数帯域に属する複数のチャネルの中から基地局装置によって割り当てられたチャネルを介して基地局装置と通信を行う端末局装置であって、前記基地局装置によって異なる周波数帯域にそれぞれ属する複数のチャネルを組にして割り当てられた、チャネルの割り当て結果を表すスケジューリング情報を受信する無線受信部と、前記チャネルの組によって伝送されたデータを1つのブロックとして誤り訂正復号を行う復号化部とを備えることを特徴とする端末局装置が提供される。
本発明の他の観点によれば、複数の周波数帯域に属する複数のチャネルの中から基地局装置によって割り当てられたチャネルを介して基地局装置と通信を行う端末局装置であって、前記基地局装置が送信した前記複数のチャネルの割り当て結果を表すスケジューリング情報を受信する無線受信部と、前記スケジューリング情報に示された自端末局装置に割り当てられたチャネルと、前記割り当てられたチャネルと予め組にされた他の周波数帯域に属するチャネルとによって伝送されたデータを1つのブロックとして誤り訂正復号を行う復号化部とを備えることを特徴とする端末局装置が提供される。
本発明の他の観点によれば、複数の周波数帯域に属する複数のチャネルの中から基地局装置によって割り当てられたチャネルを介して基地局装置と通信を行う端末局装置であって、前記基地局装置が送信した前記複数のチャネルの割り当て結果を表すスケジューリング情報を受信する無線受信部と、前記スケジューリング情報に示された自端末局装置に割り当てられたチャネルと、前記割り当てられたチャネルと予め定めた規則によって対応づけられた他の周波数帯域に属するチャネルとによって伝送されたデータを1つのブロックとして誤り訂正復号を行う復号化部とを備えることを特徴とする端末局装置が提供される。
本発明の他の観点によれば、複数の周波数帯域に属する複数のチャネルを用いて基地局装置から端末局装置への通信を行う通信システムであって、前記基地局装置は、異なる周波数帯域にそれぞれ属する複数のチャネルを組にして、前記各端末局装置への通信にチャネルを割り当てるスケジューリング部と、前記チャネルの割り当て結果を表すスケジューリング情報を前記各端末局装置へ送信する無線送信部と、を備え、前記端末局装置は、前記複数のチャネルの受信品質を測定する受信品質測定部と、異なる周波数帯域にそれぞれ属する複数のチャネルを組にして、前記各チャネルの受信品質測定結果に基づいて前記基地局装置へ割り当てを要求するチャネルを選択するチャネル選択部と、前記選択したチャネルの組に含まれる各チャネルを表す情報を含む受信品質情報を生成する受信品質情報生成部と、前記受信品質情報を送信する無線送信部と、を備えることを特徴とする通信システムが提供される。
本発明の他の観点によれば、複数の周波数帯域に属する複数のチャネルを用いて基地局装置から端末局装置への通信を行う通信システムであって、前記基地局装置は、異なる周波数帯域にそれぞれ属する複数のチャネルを組にして、前記各端末局装置への通信にチャネルを割り当てるスケジューリング部と、前記チャネルの割り当て結果を表すスケジューリング情報を前記各端末局装置へ送信する無線送信部と、を備え、前記端末局装置は、前記基地局装置が送信した前記スケジューリング情報を受信する無線受信部と、前記チャネルの組によって伝送されたデータを1つのブロックとして誤り訂正復号を行う復号化部と、を備えることを特徴とする通信システムが提供される。
本発明の他の観点によれば、複数の周波数帯域に属する複数のチャネルを用いて基地局装置から端末局装置への通信を行う通信システムであって、前記基地局装置は、異なる周波数帯域にそれぞれ属する複数のチャネルを予め組にし、前記各端末局装置への通信に前記チャネルの組を割り当てるスケジューリング部と、前記チャネルの割り当て結果を表すスケジューリング情報を前記各端末局装置へ送信する無線送信部と、を備え、前記端末局装置は、前記スケジューリング情報を受信する無線受信部と、前記スケジューリング情報に示された自端末局装置に割り当てられたチャネルと、前記割り当てられたチャネルと予め組にされた他の周波数帯域に属するチャネルとによって伝送されたデータを1つのブロックとして誤り訂正復号を行う復号化部と、を備えることを特徴とする通信システムが提供される。
本発明の別の観点によれば、複数の周波数帯域に属する複数のチャネルを用いて基地局装置から端末局装置への通信を行う通信方法であって、異なる周波数帯域にそれぞれ属する複数のチャネルを組にして、前記各端末局装置への通信にチャネルを割り当てるステップと、前記チャネルの割り当て結果を表すスケジューリング情報を前記各端末局装置へ送信するステップと、を備え、前記端末局装置は、前記複数のチャネルの受信品質を測定するステップと、異なる周波数帯域にそれぞれ属する複数のチャネルを組にして、前記各チャネルの受信品質測定結果に基づいて前記基地局装置へ割り当てを要求するチャネルを選択するステップと、前記選択したチャネルの組に含まれる各チャネルを表す情報を含む受信品質情報を生成するステップと、前記受信品質情報を送信するステップと、を備える
ことを特徴とする通信方法が提供される。
本発明は、上記に記載の通信方法をコンピュータに実行させるためのプログラムであっても良く、該プログラムを記録するコンピュータ読み取り可能な記録媒体であっても良い。該プログラム無は、インターネットなどの伝送媒体によって取得されるものであっても良い。
本発明によれば、各端末局装置から報告された受信品質情報に基づいて、基地局装置が複数の周波数帯域に配置されたチャネルから各端末局装置へのチャネルの割り当てを決定する際に、周波数帯域による伝搬路の違いを考慮して、より高い周波数ダイバーシチ効果を得られるチャネル割り当てを実現する基地局装置、端末局装置および通信システムを提供することができる。
以下に、基地局装置から端末局装置への下りリンクの通信に、直交周波数分割多重(Orthogonal Frequency Division Multiplex。以下OFDMと記す)を用いた多元接続方式である直交周波数分割多元接続(Orthogonal Frequency Division Multiple Access。以下、「OFDMA」と記す。)システムを採用し、少なくとも1つのサブキャリアからなるチャネル毎に適応スケジューリング(各端末局装置に対するチャネルの割り当て)を行うセルラーシステムにおいて、複数のチャネルから構成される周波数帯域を複数個集めて通信を行う周波数アグリゲーション方式を適用したシステムについて、本発明を適用した実施例を挙げて説明する。
尚、以下の各実施の形態における説明では、受信品質情報としてパイロットシンボルに基づき算出した指標、例えば、SINR(Signal to Interference plus Noise power Ratio:受信信号電力対干渉および雑音電力比)を用いる場合を例として説明する。
[第1の実施の形態]
以下に、本発明の第1の実施の形態による通信技術について図面を参照しながら説明を行う。図1は、本実施の形態における通信技術における、下りリンクのチャネルの周波数配置の一例を示した図である。図1では、周波数の離れた複数の搬送波で伝送される複数の周波数帯域を下りリンクの通信に使用し、各周波数帯域は複数のチャネルから構成されている。図1では、チャネル1からチャネル16の16個のチャネルが周波数の低い方から順に配置されている場合の例を示している。
図1(a)は、各チャネルを伝送する複数の搬送波(搬送波周波数fc1、fc2:fc1<fc2)毎に周波数帯域B1、B2を定義した場合の例を示す図であり、周波数帯域B1にはチャネル1からチャネル8まで、周波数帯域B2にはチャネル9からチャネル16まで、が含まれている。
さらに、図1(b)は、各チャネルを伝送する複数の搬送波(搬送波周波数fc1、fc2、fc3:fc1<fc2<fc3)について、各周波数帯域が同じ帯域幅(チャネル数)となるように定義した場合の例を示し、周波数帯域b1にはチャネル1からチャネル4まで、周波数帯域b2にはチャネル5からチャネル8まで、周波数帯域b3にはチャネル9からチャネル12まで、周波数帯域b4にはチャネル13からチャネル16まで、が含まれる。
尚、周波数帯域の定義は上記の例に限られるものではなく、周波数の近接するチャネルを含むように定義すれば、チャネルを伝送する搬送波や含まれるチャネル数が異なっていても良い。
以下の実施の形態では、図1(a)の構成例を参照して説明する。図2は、本実施の形態における基地局装置200の一構成例を示す概略ブロック図である。図3は、本実施の形態における端末局装置300の一構成例を示す概略ブロック図である。図2に示すように、基地局装置200は、制御情報が入力される第1の符号化部201、下りリンクデータが入力される第2の符号化部202、第1の符号化部201の出力を受ける第1の変調部203、第2の符号化部202の出力を受ける第2の変調部204、パイロット生成部205、マッピング部206、周波数時間変換部207、GI(Guard Interval:ガード期間)挿入部208、無線送信部209、アンテナ部210、無線受信部211、復調部212、復号化部213、受信品質情報記憶部214、スケジューリング部215、を有する。
図3に示すように、端末局装置300は、アンテナ部301、無線受信部302、GI除去部303、時間周波数変換部304、デマッピング部305、第1の復調部306、第2の復調部307、受信品質測定部308、第1の復号化部309、第2の復号化部310、チャネル選択部311、受信品質情報生成部312、符号化部313、変調部314、無線送信部315、を有する。
基地局装置200での下りリンクの送信動作について図2を参照しながら説明する。第1の符号化部201は、端末局装置へ通知する制御情報、およびスケジューリング部215による下りリンクのスケジューリング結果であるスケジューリング情報を予め定めた符号化率によって誤り訂正符号化して符号化制御情報を生成し、出力する。
第1の変調部203は、第1の符号化部201で生成した符号化制御情報を予め定めた変調方式で変調して制御情報の変調シンボルを生成し、出力する。
第2の符号化部202は、下りリンクで送信する下りリンクデータに対してスケジューリング情報に基づいて誤り訂正符号化を行い、符号化データを出力する。
第2の変調部204は、第2の符号化部202で生成した符号化データをスケジューリング情報に基づいて変調し、下りリンクデータの変調シンボルを出力する。
パイロット生成部205は、端末局装置における受信品質測定のために送信信号へ挿入するパロットシンボルを生成し、出力する。
マッピング部206は、第1の変調部203で生成した制御情報の変調シンボルおよびパイロット生成部205で生成したパイロットシンボルを予め定めたマッピング位置(各チャネルの各サブキャリア、およびOFDMシンボル)へ割り当て(マッピングし)、第2の変調部204で生成した下りリンクデータの変調シンボルをスケジューリング情報に基づいて各チャネルの各サブキャリアへ割り当て、送信シンボルを出力する。
周波数時間変換部207は、マッピング部206が出力した送信シンボルを周波数時間変換、例えば高速逆フーリエ変換(Inverse Fast Fourier Transform:IFFT)してOFDMの時間信号に変換し出力する。
GI挿入部208は、周波数時間変換部207で生成されたOFDMの時間信号にガード期間GIを付加する。
無線送信部209は、ガード期間を付加されたOFDMの時間信号をアナログ信号へ変換し、無線周波数へアップコンバートして、アンテナ部210より端末局装置300に送信する。
尚、本実施の形態では、第1の変調部203から無線送信部209まで(図2の一点鎖線で囲まれた部分)を各周波数帯域または各搬送波に対応してそれぞれ設けている場合の例を示しているが、一括して処理するように構成しても良い。
端末局装置300での下りリンクの受信動作と、上りリンクでの受信品質情報の送信(通知)動作について図3を参照しながら説明する。
基地局装置200から送信された信号を、アンテナ部301を経て無線受信部302が受信し、無線周波数からダウンコンバートし、さらにデジタル信号へと変換し、OFDMの時間信号を出力する。
GI除去部303は、OFDMの時間信号からガード期間GIを除去し、ガード期間GIを除去したOFDMの時間信号を出力する。
時間周波数変換部304は、GI除去部303から出力されたOFDMの時間信号を時間周波数変換、例えば高速フーリエ変換(Fast Fourier Transform:FFT)することにより、変調シンボルを出力する。
デマッピング部305は、予め定めたマッピング位置から下りリンクの制御情報の変調シンボルとパイロットシンボルを、その他から下りリンクデータの変調シンボルをそれぞれ分離し、出力する。
第1の復調部306は、デマッピング部305から出力された制御情報の変調シンボルを、予め定めた変調方式に基づいて復調し、符号化制御情報を出力する。
第1の復号化部309は、第1の復調部306で復調した符号化制御情報に対して、予め定めた符号化率に基づいて誤り訂正復号化を行い、下りリンクの制御情報およびスケジューリング情報を出力する。
第2の復調部307は、デマッピング部305から出力された下りリンクデータの変調シンボルを、第1の復号化部309から出力された下りリンクのスケジューリング情報に基づいて復調し、符号化データを出力する。
第2の復号化部310は、第2の復調部307で復調した符号化データに対して、第2の復号化部309から出力された下りリンクのスケジューリング情報に基づいて誤り訂正復号化を行い、下りリンクデータを出力する。
受信品質測定部308は、デマッピング部305から出力されたパイロットシンボルに基づいて各チャネルの受信品質(SINR)を測定し出力する。
チャネル選択部311は、受信品質測定部308から出力された各チャネルの受信品質の測定結果(以下、単に「受信品質」と記す。)の良好なチャネルから、基地局装置200に受信品質を通知するチャネルを所定数選択し、選択したチャネルを示す選択チャネル情報と選択したチャネルの受信品質を出力する。
受信品質情報生成部312は、チャネル選択部311が出力した選択チャネル情報と受信品質を基地局装置200へ通知するための受信品質情報を生成し、出力する。
符号化部313は、受信品質情報生成部312の出力した受信品質情報に対して、予め定めた符号化率に基づいて誤り訂正符号化を行い、符号化受信品質情報を出力する。
変調部314は、符号化部313で生成した符号化受信品質情報を予め定めた変調方式に基づいて変調し、受信品質情報シンボルを出力する。
無線送信部315は、受信品質情報シンボルをアナログ信号へ変換し、無線周波数へアップコンバートして、アンテナ部301から基地局装置200へ送信する。
尚、本実施の形態では、無線受信部302から受信品質測定部308まで(図3の一点鎖線で囲まれた部分)を各周波数帯域または各搬送波に対応してそれぞれ設けている場合の例を示しているが、一括して処理するように構成しても良い。
また、本実施の形態では、受信品質情報を単独で基地局装置200へ通知する場合の例を説明したが、上りリンクデータに多重して、あるいは、上りリンクデータの一部として送信する構成としても良い。このとき、上りリンクデータの符号化率、変調方式に基づいて受信品質情報の誤り訂正符号化、変調を行っても良い。
さらに、本実施の形態では、各端末局装置が受信品質の良好なチャネルから所定数だけ選択した、一部のチャネルのみについての受信品質情報を基地局装置200へ通知する場合の例を説明したが、本発明はこれに限られるものではなく、選択数は可変でも良いし、異なる基準によって所定数だけ選択したチャネルに関する受信品質情報を通知しても良いし、各端末局装置が全てのチャネルに関する受信品質情報を通知しても良いし、予め定めた一部のチャネルに関する受信品質情報を通知しても良い。
基地局装置200での上りリンクでの受信品質情報の受信動作について図2を用いて説明する。
端末局装置300から送信された信号を、アンテナ部210を経て無線受信部211が受信し、無線周波数からダウンコンバートし、さらにデジタル信号へと変換し、受信品質情報シンボルを出力する。
復調部212は、受信品質情報シンボルを予め定めた変調方式に基づいて復調し、符号化受信品質情報を出力する。
復号化部213は、復調部212の出力した符号化受信品質情報を、予め定めた符号化率に基づいて誤り訂正復号化を行い、受信品質情報を出力する。
受信品質情報記憶部214は、復号化部213の出力した受信品質情報を記憶する。
スケジューリング部215は、受信品質情報記憶部214に記憶された各端末局装置の受信品質情報に基づいて、各端末局装置宛の下りリンクデータのチャネルへの割り当て、変調方式、および符号化率などを決定し、チャネルの割り当て結果と各チャネルの変調方式および符号化率を表すスケジューリング情報として出力する。なお、スケジューリング部215の詳細な動作は後述する。
尚、本実施の形態では、下りリンクの制御情報およびスケジューリング情報の誤り訂正符号化の符号化率、変調方式、およびマッピング位置と、パイロットシンボルのマッピング位置、および上りリンクの受信品質情報の誤り訂正符号化の符号化率、変調方式について、予め定めておく場合の例について説明した。但し、別途基地局装置から端末局装置へ通知される信号または情報などに基づいてこれらの情報が特定できるようにしても良い。
図4は、基地局装置200におけるスケジューリング部215の動作手順例を示すフローチャート図である。尚、図4に示す例では、2つの周波数帯域(第1の周波数帯域および第2の周波数帯域)に属するチャネルを割り当てる場合の例を示している。
まず、図4(a)の動作手順の例について説明する。スケジューリング部215は、各端末局装置について以下の処理を繰り返す(ステップS401からステップS405のループ)。第1の周波数帯域に属する未割り当てのチャネルのうち、割り当てようとする端末局装置から通知された受信品質が最も良好なチャネルから、該端末局装置が必要とするチャネル割り当て数の半分を割り当てる(ステップS402)。第2の周波数帯域に属する未割り当てのチャネルのうち、割り当てようとする端末局装置から通知された受信品質が最も良好なチャネルから、第1の周波数帯域で割り当てたチャネルと同数のチャネルを割り当てる(ステップS403)。
ステップS402およびステップS403で割り当てた各チャネルの受信品質に基づいて、該チャネルの変調方式および符号化率を決定する(ステップS404)。最後に、チャネルの割り当て結果と、各チャネルの変調方式および符号化率をスケジューリング情報として出力する(ステップS406)。
次に、図4(b)の動作手順の例について説明する。スケジューリング部215は、各端末局装置について以下の処理を繰り返す(ステップS411からステップS415のループ)。
第1の周波数帯域に属する未割り当てのチャネルのうち、割り当てようとする端末局装置から通知された受信品質が最も良好なチャネルから、該端末局装置が必要とするチャネル割り当て数の半分を割り当てる(ステップS412)。第2の周波数帯域に属する未割り当てのチャネルから、S412において割り当てた第1の周波数帯域に属するチャネルの受信品質に最も近い受信品質が通知されているチャネルを、第1の周波数帯域で割り当てたチャネルと同数割り当てる(ステップS413)。ステップS412およびステップS413で割り当てた各チャネルの受信品質の平均値に基づいて、該チャネルの変調方式および符号化率を決定する(ステップS414)。最後に、チャネルの割り当て結果と、各チャネルの変調方式および符号化率をスケジューリング情報として出力する(ステップS416)。
上記の例では、第1の周波数帯域および第2の周波数帯域に同数のチャネルを割り当てる場合について説明したが、周波数ダイバーシチ効果が十分得られる範囲内で割り当てるチャネルの数が異なっていても良い。
尚、上記2つの動作手順でのループにおける各端末局装置へのチャネル割り当ては、各端末局装置宛の下りリンクデータ量および要求品質に基づいて各端末局装置間の優先順位を決定し、優先順位の高い端末局装置から実行するのが好ましいが、これに限られるものではない。例えば、上記優先順位を考慮した上で、端末局装置毎に1組のチャネルずつ順番に割り当てていくループを必要チャネル数に達するまで繰り返す処理としても良いし、上記優先度を考慮した上で全体としての伝送容量が最大になるように(ループを回さずに)各端末局装置への割り当てを決定する処理としても良い。
また、3つ以上の周波数帯域を使用する場合でも、異なる2つ以上の周波数帯域に属するチャネルを同時に割り当てることにより、本実施の形態による技術は同様に適用可能である。
図5は、2つの周波数帯域に配置された16個のチャネルからなる下りリンクにおいて、2つの端末局装置T1と端末局装置T2に対してチャネルの割り当てを決定する場合の一例を示す図である。
図5(a)は、周波数方向のチャネル配置を示した図である。低い方の搬送波周波数fc1に対して第1の周波数帯域を形成し、その第1の周波数帯域にはチャネル1からチャネル8までが属する。高い方の搬送波周波数fc2に対して第2の周波数帯域を形成し、その第2の周波数帯域にはチャネル9からチャネル16までが属している。
図5(b)は、各端末局装置が基地局装置へ通知してきた受信品質情報の一例を示した図である。この例では各端末局装置は16個のチャネルから6個を選択して、その選択した6個のチャネルに関する受信品質情報を基地局装置に通知するものとする。端末局装置T1(実線)と端末局装置T2(点線)とが、それぞれ6個のチャネルについて図のような受信品質を通知している様子を示している。
スケジューリング部215は、図5(b)に示した受信品質情報に基づいて、図4(a)の手順に従う場合、次のようにチャネルの割り当てを決定する。尚、ここで、各端末局装置にチャネルを4個ずつ割り当てる必要がある場合を想定する。
まず端末局装置T1についてチャネルの割り当てを行う。
(1)第1の周波数帯域に属し、端末局装置T1が受信品質情報を通知してきたチャネ ル(チャネル2、チャネル4およびチャネル5)の中で受信品質の良好な方か ら2個(割り当てる必要のあるチャネル数4個の半分)、すなわちチャネル2 とチャネル5を端末局装置T1に割り当てる。
(2)第2の周波数帯域に属し、端末局装置T1が受信品質情報を通知してきたチャネ ル(チャネル9、チャネル12およびチャネル16)の中で受信品質の良好な 方から2個(割り当てる必要のあるチャネル数4個の半分)、すなわちチャネ ル16とチャネル9を端末局装置T1に割り当てる。
上記のようにして第1の周波数帯域と第2の周波数帯域に属するチャネルを同時に割り当てる。
次に端末局装置T2についてチャネルの割り当てを行う。
(3)第1の周波数帯域に属し、端末局装置T2が受信品質情報を通知してきたチャネ ル(チャネル2、チャネル4およびチャネル8)かつ未割り当てのチャネルの 中で受信品質の良好な方から2個(割り当てる必要のあるチャネル数4個の半 分)、すなわちチャネル4とチャネル8を端末局装置T2に割り当てる。
(4)第2の周波数帯域に属し、端末局装置T2が受信品質情報を通知してきたチャネ ル(チャネル10、チャネル12およびチャネル15)かつ未割り当てのチャ ネルの中で受信品質の良好な方から2個(割り当てる必要のあるチャネル数4 個の半分)、すなわちチャネル15とチャネル10を端末局装置T2に割り当 てる。
上記のようにして第1の周波数帯域と第2の周波数帯域に属するチャネルを同時に割り当てる。
上記の結果、チャネルの割り当ては図5(c)のようになる。スケジューリング部215はさらに、割り当てられたチャネルに対応する受信品質情報に基づいて、割り当てられたチャネルの変調方式と符号化率を選択する。
また、第2の符号化部202では、上記のスケジューリングの結果、第1の周波数帯域と第2の周波数帯域とに属する複数のチャネルを組にして伝送するように割り当てられたデータについて、1つのブロックとして誤り訂正符号化を行う。
さらに端末局装置300の第2の復調部307では、上記の複数のチャネルの組によって伝送されてきたデータを1つのブロックとして誤り訂正復号を行う。
このように、本実施の形態によれば、各端末局装置から報告された受信品質情報に基づいて基地局装置が複数の周波数帯域に配置されたチャネルから各端末局装置へのチャネルの割り当てを決定する際に、複数の周波数帯域に属するチャネルを同時に(組にして)各端末局装置に割り当てる。これにより、各周波数帯域による伝搬路の違いを利用した周波数ダイバーシチ効果を得ることが可能となり、より誤り率特性の良い下りリンクのデータ通信が実現できる。
[第2の実施の形態]
本実施の形態における基地局装置200の構成は図2と同じであるが、スケジューリング部215での動作が異なる。また、端末局装置300の構成も図3と同じである。
以下、第1の実施の形態と異なる部分について説明する。
本実施の形態では、異なる周波数帯域に属するチャネルについて、予め定めた規則に基づいて一意に対応づけられるチャネルの組を定義し、その組に対して割り当てを決定する。
図6は、本実施の形態における基地局装置200のスケジューリング部215の動作手順の一例を示すフローチャート図である。尚、図6の例では、2つの周波数帯域(第1の周波数帯域および第2の周波数帯域)に属するチャネルを割り当てる場合の例を示している。
スケジューリング部215は、各端末局装置について以下の処理を繰り返す(ステップS601からステップS605のループ)。第1の周波数帯域に属する未割り当てのチャネルのうち、割り当てようとする端末局装置から通知された受信品質が最も良好なチャネルから、該端末局装置が必要とするチャネル割り当て数の半分を割り当てる(ステップS602)。ステップS602で割り当てた第1の周波数帯域に属するチャネルそれぞれに対して、予め定めた規則に基づいて一意に対応づけられる第2の周波数帯域に属するチャネルを求め、それらのチャネルを該端末局装置に割り当てる(ステップS603)。ステップS602およびステップS603で割り当てた各チャネルの受信品質またはその平均値に基づいて、該チャネルの変調方式および符号化率を決定する(ステップS604)。
最後に、チャネルの割り当て結果と、各チャネルの変調方式および符号化率をスケジューリング情報として出力する(ステップS606)。
尚、上記動作手順でのループにおける各端末局装置へのチャネル割り当ては、各端末局装置宛の下りリンクデータ量および要求品質に基づいて各端末局装置間の優先順位を決定し、優先順位の高い端末局装置から実行するのが好ましいが、これに限られるものではない。例えば、上記優先順位を考慮した上で、端末局装置毎に1組のチャネルずつ順番に割り当てていくループを必要チャネル数に達するまで繰り返す処理としても良いし、上記優先度を考慮した上で全体としての伝送容量が最大になるように(ループを回さずに)各端末局装置への割り当てを決定する処理としても良い。
また、3つ以上の周波数帯域を使用する場合でも、異なる2つ以上の周波数帯域に属するチャネルの間で一意に対応づける規則を予め定めることにより、本実施の形態による技術は同様に適用することが可能である。
本実施の形態においては、各端末局装置に通知するスケジューリング情報に組となるチャネルの一方についての割り当て情報が含まれれば、もう一方のチャネルを端末局装置において特定することが可能であるため、割り当て情報を削減することも可能である。
さらに、組となる複数のチャネルに対して、それらのチャネルの受信品質の平均値などにより共通する1種類の変調方式および符号化率を選択する場合、これらの複数のチャネルにおける変調方式および符号化率を通知するための情報も1個に削減できる。
また、端末局装置300のチャネル選択部311において、基地局装置200に受信品質を通知するチャネルを選択する際に、上記のチャネルの組で選択を行うのが好ましい。このとき、チャネルの組の受信品質測定結果の平均値が良好な組から選択を行うのが好ましいが、これに限られるものではない。
また、受信品質情報生成部312では、これらチャネルの組について、一方の選択チャネル情報のみを含めるように受信品質情報を生成する。
さらに、チャネルの組について受信品質測定結果の平均値を通知する場合は、受信品質情報生成部312はチャネルの各組について1個の受信品質(上記平均値)のみを含めるように受信品質情報を生成する。
図7は、2つの周波数帯域に配置された16個のチャネルからなる下りリンクにおいて、2つの端末局装置T1と端末局装置T2とに対してチャネルの割り当てを決定する場合の一例を示す図である。
図7(a)は、周波数方向のチャネル配置を示した図である。低い方の搬送波周波数fc1に対して第1の周波数帯域を形成し、その第1の周波数帯域にはチャネル1からチャネル8までが属する。高い方の搬送波周波数fc2に対して第2の周波数帯域を形成し、その第2の周波数帯域にはチャネル9からチャネル16までが属している。この例では、チャネル1とチャネル9、チャネル2とチャネル10、以下同様にしてチャネル8とチャネル16のように、第1の周波数帯域に属するチャネルnと第2の周波数帯域に属するチャネル(n+8)を組とする場合を示している。
図7(b)は、各端末局装置が基地局装置へ通知してきた受信品質情報の一例を示した図である。この例では各端末局装置は16個のチャネルから3個の組となる6個のチャネルを選択して、その選択した6個のチャネルに関する受信品質情報を基地局装置に通知するものとする。端末局装置T1(実線)と端末局装置T2(点線)とがそれぞれ6個のチャネルについて図のような受信品質を通知している様子を示している。
スケジューリング部215は、図7(b)に示した受信品質情報に基づいて、図6の手順に従い、以下のようにチャネルの割り当てを決定する。尚、ここで、各端末局装置にチャネルを4個ずつ割り当てる必要がある場合を想定する。
まず端末局装置T1についてチャネルの割り当てを行う。
(1)第1の周波数帯域に属し、端末局装置T1が受信品質情報を通知してきたチャネ ル(チャネル2、チャネル4およびチャネル5)の中で受信品質の良好な方か ら2個(割り当てる必要のあるチャネル数4個の半分)、すなわちチャネル2 とチャネル5を端末局装置T1に割り当てる。
(2)第2の周波数帯域に属し、(1)で割り当てたチャネルと組になるチャネル、す なわちチャネル10とチャネル13を端末局装置T1に割り当てる。
上記のようにして第1の周波数帯域と第2の周波数帯域とに属するチャネルを同時に割り当てる。
次に、端末局装置T2についてチャネルの割り当てを行う。
(3)第1の周波数帯域に属し、端末局装置T2が受信品質情報を通知してきたチャネ ル(チャネル2、チャネル3およびチャネル8)かつ未割り当てのチャネルの 中で受信品質の良好な方から2個(割り当てる必要のあるチャネル数4個の半 分)、すなわちチャネル3とチャネル8を端末局装置T2に割り当てる。
(4)第2の周波数帯域に属し、(3)で割り当てたチャネルと組になるチャネル、す なわちチャネル11とチャネル16を端末局装置T2に割り当てる。
上記のようにして第1の周波数帯域と第2の周波数帯域とに属するチャネルを同時に割り当てる。
上記の処理の結果、チャネルの割り当ては図7(c)に示すようになる。
スケジューリング部215は、さらに、割り当てられたチャネルに対応する受信品質情報に基づいて、割り当てられたチャネルの変調方式と符号化率とを選択する。
また、第2の符号化部202では、上記のスケジューリングの結果、第1の周波数帯域と第2の周波数帯域とに属する複数のチャネルの組で伝送するように割り当てられたデータについて、1つのブロックとして誤り訂正符号化を行う。
さらに端末局装置300の第2の復調部307では、基地局装置200から送信されたスケジューリング情報に示された自端末局装置に割り当てられたチャネルと、その割り当てられたチャネルと予め組にされたチャネルとによって伝送されてきたデータを1つのブロックとして誤り訂正復号を行う。
このように、本実施の形態によれば、各端末局装置から報告された受信品質情報に基づいて基地局装置が複数の周波数帯域に配置されたチャネルから各端末局装置へのチャネルの割り当てを決定する際に、複数の周波数帯域に属するチャネルを同時に(組にして)各端末局装置に割り当てる。これにより、各周波数帯域による伝搬路の違いを利用した周波数ダイバーシチ効果を得ることが可能となり、より誤り率特性の良い下りリンクのデータ通信が実現できる。
以上のように上記各実施の形態では、
1)下りリンクの伝送システム:マルチキャリア伝送システム(特にOFDMA伝送システム)であり、
2)チャネル構成:少なくとも1つのサブキャリアを備え、
3)受信品質情報の単位:チャネル単位であり、
4)下りリンクの適応スケジューリング(チャネルの端末局装置への割り当て)および適応変調:チャネル毎またはチャネルをさらに時間方向に分割したリソースブロック毎である、としたセルラーシステムに、受信品質としてパイロットシンボルに基づき算出したSINRを用いて本発明を説明した。
しかしながら、本発明の適用できる、変調方式、チャネル構成、受信品質情報および適応変調の単位、適応スケジューリング、および受信品質は上記に限定されるものではない。
例えば、下りリンクの伝送システムとして拡散技術を用いたMC−CDMA(Multi Carrier-Code Division Multiple Access)システムを、適応変調および適応スケジューリングの単位は、MIMO(Multiple Input Multiple Output)などのSDMA(Space Division Multiple Access:空間分割多元接続)において送信アンテナあるいは固有モードが示す複数のチャネル、CDMAにおける複数のコードチャネル、あるいは、これらの組み合わせとしてのチャネルなど、複数のチャネルを用いて通信を行なう他のシステムであっても、チャネル毎に受信品質が異なる可能性があるシステムにおいて、本発明を適用することができる。
また、受信品質としては、
1)RSSI(Received Signal Strength Indicator)、SNR、SIR(Signal to Interference power Ratio:受信信号電力対干渉電力比)、CNR(Carrier to Noise power Ratio:搬送波電力対雑音電力比)、CIR(Carrier to Interference power Ratio:搬送波電力対干渉電力比)、CINR(Carrier to Interference plus Noise power Ratio:搬送波電力対干渉電力および雑音電力比)、など受信信号電力や搬送波電力に関連して受信品質を示す指標、
2)変調方式とチャネル符号化率の組み合わせであるMCS(Modulation and Coding Scheme)や伝送レートなどの変調パラメータ等の伝搬路状態に応じて選択された変調パラメータなどの伝送速度にかかわる指標、であれば何を用いても良い。
また、上記の各実施の形態では、基地局装置と端末局装置とから構成されるFDD(Frequency Division Duplex:周波数分割複信)を採用する通信システムであり、下りリンクの通信においてOFDMの適応変調システムを想定し、上りリンクの通信ではOFDMと適応変調は行わないシステムを想定しているが、これに限定されるものではない。
さらに、本発明は、複数の無線通信装置のいずれかがスケジューリング機能と適応変調を実施し、他の無線通信装置が受信品質情報送信機能を実施することができる関係にある無線通信装置同士へ適用することができる。
尚、2つの無線通信装置間で、チャネルの受信品質情報を通知する側(受信品質情報送信機能を有する側)を端末局装置、通知された受信品質情報に基づいて各端末局装置への送信データを各チャネルに割り当て適応変調を行う側(スケジューリング機能を行う側)を基地局装置として説明したが、一つの無線通信装置が両方の機能を有する場合もあり得る。
本明細書では、無線通信装置は、無線通信を行なう装置であり、基地局装置、端末局装置、無線機、携帯端末局装置、携帯電話等を含むものである。
また、本実施の形態で説明した機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより各部の処理を行ってもよい。尚、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。
また、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また前記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであっても良い。
本発明は、通信装置に利用可能である。
本発明の第1の実施の形態における通信技術における、下りリンクのチャネルの周波数配置の一例を示した図である。 本実施の形態における基地局装置の一構成例を示す概略ブロック図である。 本実施の形態における端末局装置の一構成例を示す概略ブロック図である。 基地局装置におけるスケジューリング部215の動作手順例を示すフローチャート図である。 2つの周波数帯域に配置された16個のチャネルからなる下りリンクにおいて、2つの端末局装置T1と端末局装置T2に対してチャネルの割り当てを決定する場合の一例を示す図である。 本発明の第2の実施の形態における基地局装置のスケジューリング部の動作手順の一例を示すフローチャート図である。 2つの周波数帯域に配置された16個のチャネルからなる下りリンクにおいて、2つの端末局装置T1と端末局装置T2とに対してチャネルの割り当てを決定する場合の一例を示す図である。
符号の説明
200…基地局装置、201…第1の符号化部、202…第2の符号化部、203…第1の変調部、204…第2の変調部、205…パイロット生成部、206…マッピング部、207…周波数時間変換部、208…GI(Guard Interval:ガード期間)挿入部、209…無線送信部、210…アンテナ部、211…無線受信部、212…復調部、213…復号化部、214…受信品質情報記憶部、215…スケジューリング部、300…端末局装置、301…アンテナ部、302…無線受信部、303…GI除去部、304…時間周波数変換部、305…デマッピング部、306…第1の復調部、307…第2の復調部、308…受信品質測定部、309…第1の復号化部、310…第2の復号化部、311…チャネル選択部、312…受信品質情報生成部、313…符号化部、314…変調部、315…無線送信部。

Claims (20)

  1. 複数の端末局装置に対して、複数の周波数帯域に属する複数のチャネルの中からチャネルを割り当てて通信を行う基地局装置であって、
    異なる周波数帯域にそれぞれ属する複数のチャネルを組にして、前記各端末局装置への通信にチャネルを割り当てるスケジューリング部と、
    前記チャネルの割り当て結果を表すスケジューリング情報を前記各端末局装置へ送信する無線送信部と
    を備えることを特徴とする基地局装置。
  2. 前記スケジューリング部は、
    前記各端末局装置に対して、第1の周波数帯域に属する複数のチャネルから前記受信品質情報に基づいてチャネルを割り当て、
    さらに前記受信品質情報に基づいて、第2から第n(nは2以上の整数)までのそれぞれの周波数帯域に属する複数のチャネルから前記第1の周波数帯域で割り当てたチャネルと同数のチャネルを割り当てることを特徴とする請求項1に記載の基地局装置。
  3. 前記スケジューリング部は、
    前記各端末局装置に対して、第1の周波数帯域に属する複数のチャネルから前記受信品質情報に基づいてチャネルを割り当て、
    さらに前記第1の周波数帯域で割り当てたチャネルと予め組にされた他の複数の周波数帯域に属するチャネルを割り当てることを特徴とする請求項1に記載の基地局装置。
  4. 前記スケジューリング部は、
    前記各端末局装置に対して、第1の周波数帯域に属する複数のチャネルから前記受信品質情報に基づいてチャネルを割り当て、
    さらに前記第1の周波数帯域で割り当てたチャネルと予め組にされた第2の周波数帯域に属するチャネルを割り当てることを特徴とする請求項1に記載の基地局装置。
  5. 前記スケジューリング部は、
    前記各端末局装置に対して、第1の周波数帯域に属する複数のチャネルから前記受信品質情報に基づいてチャネルを割り当て、
    さらに前記第1の周波数帯域で割り当てたチャネルと予め定めた規則によって対応づけられた他の複数の周波数帯域に属するチャネルを割り当てることを特徴とする請求項1に記載の基地局装置。
  6. 前記スケジューリング部は、
    前記各端末局装置に対して、第1の周波数帯域に属する複数のチャネルから前記受信品質情報に基づいてチャネルを割り当て、
    さらに、前記第1の周波数帯域で割り当てたチャネルと予め定めた規則によって対応づけられた第2の周波数帯域に属するチャネルを割り当てることを特徴とする請求項1に記載の基地局装置。
  7. 前記スケジューリング情報は、
    前記割り当てられたチャネルの組それぞれについて、いずれか1つのチャネルに関する割り当て情報のみを含むことを特徴とする請求項1から6までのいずれか1項に記載の基地局装置。
  8. 複数の周波数帯域に属する複数のチャネルの中から基地局装置によって割り当てられたチャネルを介して基地局装置と通信を行う端末局装置であって、
    前記複数のチャネルの受信品質を測定する受信品質測定部と、
    異なる周波数帯域にそれぞれ属する複数のチャネルを組にして、前記各チャネルの受信品質測定結果に基づいて前記基地局装置へ割り当てを要求するチャネルを選択するチャネル選択部と、
    前記選択したチャネルの組に含まれる各チャネルを表す情報を含む受信品質情報を生成する受信品質情報生成部と、
    前記受信品質情報を送信する無線送信部と
    を備えることを特徴とする端末局装置。
  9. 前記受信品質情報生成部は、
    前記選択したチャネルの組に含まれる各チャネルのうち、いずれか1つのチャネルを表す情報を含む受信品質情報を生成することを特徴とする請求項8に記載の端末局装置。
  10. 前記受信品質情報生成部は、
    前記選択したチャネルの組に含まれる各チャネルにおける前記受信品質測定結果を表す情報をさらに含む受信品質情報を生成することを特徴とする請求項8または9に記載の端末局装置。
  11. 前記受信品質情報生成部は、
    前記選択したチャネルの組に含まれる各チャネルにおける前記受信品質測定結果の平均値を表す情報をさらに含む受信品質情報を生成することを特徴とする請求項8または9に記載の端末局装置。
  12. 複数の周波数帯域に属する複数のチャネルの中から基地局装置によって割り当てられたチャネルを介して基地局装置と通信を行う端末局装置であって、
    前記基地局装置によって異なる周波数帯域にそれぞれ属する複数のチャネルを組にして割り当てられた、チャネルの割り当て結果を表すスケジューリング情報を受信する無線受信部と、
    前記チャネルの組によって伝送されたデータを1つのブロックとして誤り訂正復号を行う復号化部と
    を備えることを特徴とする端末局装置。
  13. 複数の周波数帯域に属する複数のチャネルの中から基地局装置によって割り当てられたチャネルを介して基地局装置と通信を行う端末局装置であって、
    前記基地局装置が送信した前記複数のチャネルの割り当て結果を表すスケジューリング情報を受信する無線受信部と、
    前記スケジューリング情報に示された自端末局装置に割り当てられたチャネルと、前記割り当てられたチャネルと予め組にされた他の周波数帯域に属するチャネルとによって伝送されたデータを1つのブロックとして誤り訂正復号を行う復号化部と
    を備えることを特徴とする端末局装置。
  14. 複数の周波数帯域に属する複数のチャネルの中から基地局装置によって割り当てられたチャネルを介して基地局装置と通信を行う端末局装置であって、
    前記基地局装置が送信した前記複数のチャネルの割り当て結果を表すスケジューリング情報を受信する無線受信部と、
    前記スケジューリング情報に示された自端末局装置に割り当てられたチャネルと、前記割り当てられたチャネルと予め定めた規則によって対応づけられた他の周波数帯域に属するチャネルとによって伝送されたデータを1つのブロックとして誤り訂正復号を行う復号化部と
    を備えることを特徴とする端末局装置。
  15. 複数の周波数帯域に属する複数のチャネルを用いて基地局装置から端末局装置への通信を行う通信システムであって、
    前記基地局装置は、
    異なる周波数帯域にそれぞれ属する複数のチャネルを組にして、前記各端末局装置への通信にチャネルを割り当てるスケジューリング部と、
    前記チャネルの割り当て結果を表すスケジューリング情報を前記各端末局装置へ送信する無線送信部と、を備え、
    前記端末局装置は、
    前記複数のチャネルの受信品質を測定する受信品質測定部と、
    異なる周波数帯域にそれぞれ属する複数のチャネルを組にして、前記各チャネルの受信品質測定結果に基づいて前記基地局装置へ割り当てを要求するチャネルを選択するチャネル選択部と、
    前記選択したチャネルの組に含まれる各チャネルを表す情報を含む受信品質情報を生成する受信品質情報生成部と、
    前記受信品質情報を送信する無線送信部と、を備える
    ことを特徴とする通信システム。
  16. 複数の周波数帯域に属する複数のチャネルを用いて基地局装置から端末局装置への通信を行う通信システムであって、
    前記基地局装置は、
    異なる周波数帯域にそれぞれ属する複数のチャネルを組にして、前記各端末局装置への通信にチャネルを割り当てるスケジューリング部と、
    前記チャネルの割り当て結果を表すスケジューリング情報を前記各端末局装置へ送信する無線送信部と、を備え、
    前記端末局装置は、
    前記基地局装置が送信した前記スケジューリング情報を受信する無線受信部と、
    前記チャネルの組によって伝送されたデータを1つのブロックとして誤り訂正復号を行う復号化部と、を備える
    ことを特徴とする通信システム。
  17. 複数の周波数帯域に属する複数のチャネルを用いて基地局装置から端末局装置への通信を行う通信システムであって、
    前記基地局装置は、
    異なる周波数帯域にそれぞれ属する複数のチャネルを予め組にし、前記各端末局装置への通信に前記チャネルの組を割り当てるスケジューリング部と、
    前記チャネルの割り当て結果を表すスケジューリング情報を前記各端末局装置へ送信する無線送信部と、を備え、
    前記端末局装置は、
    前記スケジューリング情報を受信する無線受信部と、
    前記スケジューリング情報に示された自端末局装置に割り当てられたチャネルと、前記割り当てられたチャネルと予め組にされた他の周波数帯域に属するチャネルとによって伝送されたデータを1つのブロックとして誤り訂正復号を行う復号化部と、を備える
    ことを特徴とする通信システム。
  18. 複数の周波数帯域に属する複数のチャネルを用いて基地局装置から端末局装置への通信を行う通信方法であって、
    前記基地局装置は、
    異なる周波数帯域にそれぞれ属する複数のチャネルを組にして、前記各端末局装置への通信にチャネルを割り当てるステップと
    前記チャネルの割り当て結果を表すスケジューリング情報を前記各端末局装置へ送信するステップと、を備え、
    前記端末局装置は、
    前記複数のチャネルの受信品質を測定するステップと、
    異なる周波数帯域にそれぞれ属する複数のチャネルを組にして、前記各チャネルの受信品質測定結果に基づいて前記基地局装置へ割り当てを要求するチャネルを選択するステップと、
    前記選択したチャネルの組に含まれる各チャネルを表す情報を含む受信品質情報を生成するステップと、
    前記受信品質情報を送信するステップと、を備える
    ことを特徴とする通信方法。
  19. 請求項18に記載の通信方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  20. 請求項19に記載のプログラムを記録するコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
JP2008270094A 2008-10-20 2008-10-20 基地局装置、端末局装置および通信システム Pending JP2010098688A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008270094A JP2010098688A (ja) 2008-10-20 2008-10-20 基地局装置、端末局装置および通信システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008270094A JP2010098688A (ja) 2008-10-20 2008-10-20 基地局装置、端末局装置および通信システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2010098688A true JP2010098688A (ja) 2010-04-30

Family

ID=42260031

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008270094A Pending JP2010098688A (ja) 2008-10-20 2008-10-20 基地局装置、端末局装置および通信システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2010098688A (ja)

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004208234A (ja) * 2002-12-26 2004-07-22 Matsushita Electric Ind Co Ltd 無線通信装置及び無線通信方法
WO2007043108A1 (ja) * 2005-09-30 2007-04-19 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha 無線通信システムおよび無線通信方法
WO2007126014A1 (ja) * 2006-04-28 2007-11-08 Panasonic Corporation マルチキャリア通信に用いられる無線通信基地局装置および無線通信方法
WO2008001728A1 (fr) * 2006-06-26 2008-01-03 Panasonic Corporation Dispositif de station de base de communication radio et procédé d'attribution de blocs de ressources
JP2008236434A (ja) * 2007-03-20 2008-10-02 Ntt Docomo Inc 基地局、ユーザ装置、送信方法及び受信方法
JP2009534873A (ja) * 2006-04-24 2009-09-24 日本電気株式会社 局所スケジューリング及び分散スケジューリングの制御方法及び装置

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004208234A (ja) * 2002-12-26 2004-07-22 Matsushita Electric Ind Co Ltd 無線通信装置及び無線通信方法
WO2007043108A1 (ja) * 2005-09-30 2007-04-19 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha 無線通信システムおよび無線通信方法
JP2009534873A (ja) * 2006-04-24 2009-09-24 日本電気株式会社 局所スケジューリング及び分散スケジューリングの制御方法及び装置
WO2007126014A1 (ja) * 2006-04-28 2007-11-08 Panasonic Corporation マルチキャリア通信に用いられる無線通信基地局装置および無線通信方法
WO2008001728A1 (fr) * 2006-06-26 2008-01-03 Panasonic Corporation Dispositif de station de base de communication radio et procédé d'attribution de blocs de ressources
JP2008236434A (ja) * 2007-03-20 2008-10-02 Ntt Docomo Inc 基地局、ユーザ装置、送信方法及び受信方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9763251B2 (en) Apparatus and method for enhancing features of uplink reference signals
AU2006276391B2 (en) Apparatus and method for adaptive channel quality feedback in a multicarrier wireless network
RU2554539C2 (ru) Устройство базовой станции радиосвязи и способ радиосвязи, используемые для связи с множеством несущих
US8451791B2 (en) Allocation of uplink reference signals in a mobile communication system
JP5183219B2 (ja) 無線送信方法、無線送信装置、無線受信方法、及び無線受信装置
JP5386493B2 (ja) 無線通信装置及び無線通信システム
KR20070082569A (ko) 직교 주파수 분할 다중 접속 방식 시스템에서 무선리소스를 할당하는 방법 및 장치
JP2006191533A (ja) 通信端末装置、制御局及びマルチキャリア通信方法
KR20200040905A (ko) 무선 통신 시스템에서 위상 추적 기준 신호를 로케이팅하기 위한 장치 및 방법
US20100110986A1 (en) Base station device, terminal device, communication system and communication method
US8259664B2 (en) Method and apparatus for resource allocation in a communication system
US8422443B2 (en) Base station apparatus, terminal apparatus and communication system
US9161333B2 (en) Systems and methods for wireless communication system channel allocation using intentional delay distortion
JP5199820B2 (ja) 端末局装置および通信システム
KR20100095129A (ko) 무선 통신 시스템에서 채널 자원 할당 정보 시그널링 방법 및 이를 위한 장치
JP5105622B2 (ja) 無線通信装置、無線通信システム、無線通信方法、報告情報送信方法およびスケジューリング方法
JP2010098688A (ja) 基地局装置、端末局装置および通信システム
JP2010272906A (ja) 無線通信装置、無線通信方法、無線通信システム
JP2010098525A (ja) 基地局装置および通信システム
JP2011009871A (ja) Mimo−ofdmaシステムにおけるチャネル割り当て方法及びチャネル割り当て装置
KR20090097062A (ko) 직교주파수 분할 다중 접속 기반 셀룰러 시스템에서 부분주파수 재사용을 고려한 부채널을 구성하는 장치 및 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110803

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20121031

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121106

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20130312