JP2011009871A - Mimo−ofdmaシステムにおけるチャネル割り当て方法及びチャネル割り当て装置 - Google Patents

Mimo−ofdmaシステムにおけるチャネル割り当て方法及びチャネル割り当て装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 本発明は,無線通信システムにおいて,スペクトラムの利用効率を高めることができるとともに公平な割り当てを行うことができるチャネル割り当て方法などを提供することを目的とする。
【解決手段】 本発明のチャネル割り当て方法は,MIMO−OFDMAシステムにおいてチャネルを割り当てるための方法である。この方法は,チャネルを割り当てる際に,複数のユーザー端末の各々に対して,無線リソースを割り当てるリソース割り当てステップを含む。このリソース割り当てステップでは,複数の等価なチャネルを求めるステップと,ソーティングを行うステップと,複数のユーザー端末の各々に対して,無線リソースとしての電力とサブキャリアーとを割り当てるステップと,ビットローディングを行うステップとが実行される。
【選択図】図2

Description

本発明は,チャネル割り当て方法及びチャネル割り当て装置などに関し,特に,MIMO−OFDMAシステムにおいて,複数のユーザー端末の各々に対してチャネルを割り当てるためのチャネル割り当て方法及びチャネル割り当て装置などに関する。
無線通信を行う際にアンテナが用いられる。SISO(single input single out)では,1本のアンテナを用いてデータの送受信が行われる。これに対して,MIMO(Multi Input Multi Output)では,単位時間あたりの通信量を多くするために,複数のアンテナを用いてデータの送受信が行われる。MIMOでは,特殊なアルゴリズムを用いて仮想並列伝送路を形成することで,干渉や減衰を防いでいる。MIMOで用いられるアルゴリズムでは,行列計算(マトリックス)と符号化技術とが採用されている。
また,無線通信方式としては,OFDMA(Orthogonal Frequency Division Multiplexing access:直交周波数分割多元接続方式)やTDMA(Time Division Multiple Access:時分割多重接続方式)が知られている。OFDMAやTDMAは,スペクトラム(周波数帯域)の利用効率を高めるための通信方式である。OFDMAでは,サブチャネルを複数のユーザー端末に共有させることで,スペクトラムの利用効率の向上を図っている。
上述したMIMOとOFDMA/TDMAとを組み合わせたMIMO−OFDMA/TDMAシステムが知られている(例えば,特許文献1参照。)。このMIMO−OFDMA/TDMAシステムでは,基地局(BS:base station)が,アップリンクチャネル及びダウンリンクチャネルの双方のために,ユーザー端末に対して無線リソースを割り当てる必要がある。ここで,無線リソースとしては,電力やサブキャリアーがある。ここで,サブキャリアーとは,サブチャネルを構成する構成要素の1つである。言い換えると,複数のサブキャリアーの集まりがサブチャネルである。
そして,MIMO−OFDMA型のチャネルには,空間次元という,もうひとつの新規な自由度を与えることができる。しかし,この自由度を十分に扱うことは,以下3つの理由により非常に困難である。
第1に,空間次元に沿うチャネルを見積もるのに適切なパラメーターを定義することが難しいことが挙げられる。第2に,どのようなときであっても,最適化対象が多数存在することが挙げられる。第3に,サブキャリアー割り当て用のマトリックスや電力割り当て用のマトリックスは平凡そのものであるため,最適化が難しいことが挙げられる。
以上のことから,MIMO−OFDMA/TDMAシステムにおいて,空間次元を扱うことで,スペクトラムの利用効率を最大限に引き出すことは,困難である。
ただし,上述した課題を解決するための試みもなされている。しかし,それらの試みにおいては,課題の単純化のために,複合的な最適化問題が,部分的な課題へと細分化されてしまっている。したがって,最適化が実現できたとしても,各部分的な課題に対応する1つの対象(例えば,サブキャリアー割り当てのみ,又は電力割り当てのみ)のみにとどまっている。これでは,MIMO−OFDMA/TDMAシステムにおいて,最適なパフォーマンスを実現できるはずがない。
すなわち,従来のMIMO−OFDMA/TDMAシステムでは,上述した電力の割り当てとサブキャリアーの割り当ての双方を十分に考慮することができなかった。そのため,チャネルにおけるスペクトラムの利用効率が十分に高いとはいえなかった。
また,MIMO−OFDMA/TDMAシステムにおいて,複数のユーザー端末に対するスケジューリングが十分でなかった場合,複数のユーザー端末のうちのいくつかは,優れたチャネル応答をもつこととなり,相対的に,残りのユーザー端末は,チャネル応答が悪くなる。この場合,チャネル応答に優れたユーザー端末だけがいつも選ばれてデータの送受信を行うこととなる。それとは対称的に,チャネル応答の悪いユーザー端末は,データ送信の機会がほとんど得られなくなる。これらのようなことは,ユーザー端末に不公平をもたらすこととなる。
特表2008−501284号公報
そこで,本発明は,電力の割り当てとサブキャリアーの割り当ての双方を考慮することで,スペクトラムの利用効率を高めることができるとともに公平な割り当てを行うことができる割り当て方法及びチャネル割り当て装置などを提供することを目的とする。
本発明は,MIMO−OFDMAシステムにおいて,複数のユーザー端末の各々に対してチャネルを割り当てるためのチャネル割り当て方法に関する。このチャネル割り当て方法は,チャネルを割り当てる際に,複数のユーザー端末の各々に対して,無線リソースを割り当てるリソース割り当てステップを含む。
そして,このリソース割り当てステップは,MIMO型チャネルから,複数の等価なSISO型チャネルを求めるステップと,複数のユーザー端末の各々に用いられるチャネルについて,SINR又はSNRの値に基づいてソーティングを行うステップと,複数のユーザー端末の各々に対して,無線リソースとしての電力の割り当てと,無線リソースとしてのサブキャリアーの割り当てとを行うステップと,ビットローディングを行うことで,変調方式と符号化率との組み合わせであるMCSを決定するステップとを含んでいる。
これにより,MIMO−OFDMAシステムでは,決定されたMCSに従うことで,複数のユーザー端末のシンボル当たりのビット数又はデータレートが最大化される。このため,本発明では,スペクトラムの利用効率を高めることができる。また,電力の割り当てとサブキャリアーの割り当ての双方を考慮することで,公平な割り当てを行うことができる。
また,本発明の他の側面では,電力の割り当てとサブキャリアーの割り当てを行うステップが複数回実行される。この場合,割り当て方法は,さらに,電力の割り当てとサブキャリアーの割り当てを行うステップが実行される度に,複数のユーザー端末と,サブキャリアーとを関連付けたマッピングテーブルを作成するステップを含んでいる。そして,電力の割り当てとサブキャリアーの割り当てを行うステップでは,マッピングテーブルを参照して,電力の割り当てと,サブキャリアーの割り当てとが同時に行われる。これにより,システムリソースを有効に活用することができる。
また,本発明の他の側面では,ビットローディングを行うステップでは,サブキャリアーを構成する複数のリソースブロックの1つをユーザー端末に割り当てた後,残りのリソースブロックを,ユーザー端末のデータレートの最小値を最大化するように,割り当てる。これにより,リソースブロックの割り当てを早く行うことができる。
また,本発明の別の側面は,MIMO−OFDMAシステムにおいて,複数のユーザー端末の各々に対してチャネルを割り当てるためのチャネル割り当て装置に関する。このチャネル割り当て装置は,チャネルを割り当てる際に,複数のユーザー端末の各々に対して,無線リソースを割り当てるリソース割り当て手段を含んでいる。
そして,リソース割り当て手段は,MIMO型チャネルから,複数の等価なSISO型チャネルを求める手段と,複数のユーザー端末の各々に用いられるチャネルについて,SINR又はSNRの値に基づいてソーティングを行う手段と,複数のユーザー端末の各々に対して,無線リソースとしての電力の割り当てと,無線リソースとしてのサブキャリアーの割り当てとを行う手段と,ビットローディングを行うことで,変調方式と符号化率との組み合わせであるMCSを決定する手段とを含んでいる。
これにより,MIMO−OFDMAシステムでは,決定されたMCSに従うことで,複数のユーザー端末のシンボル当たりのビット数又はデータレートが最大化される。このため,本発明では,スペクトラムの利用効率を高めることができる。また,電力の割り当てとサブキャリアーの割り当ての双方を考慮することで,公平な割り当てを行うことができる。
本発明によれば,チャネル割り当てに際し,電力の割り当てとサブキャリアーの割り当ての双方が考慮される。これにより,公平な割り当てを行うことができるとともに,スペクトラムの利用効率を高めることができる。
図1は,本発明の無線通信システムの構成を概略的に示す図である。 図2は,無線通信システムの基地局によって実行されるチャネル割り当て処理の処理手順を示すフローチャートである。 図3は,リソースブロックRBと水充填率Δb,kとの関係を模式的に示す図である。 図2のステップS20において行われるソーティング処理を含む処理を実行するためのアルゴリズムの一例を説明するための図である。 図2のステップS20のソーティング結果の一例を示す図である。 ステップS30において行われるリソースブロックRBの割り当て処理を実行するためのアルゴリズムの一例を説明するための図である。 ステップS30において行われるリソースブロックRBの割り当て処理を実行するためのアルゴリズムの一例を説明するための図である。 図8は,図2のステップS30の割り当て処理を詳細に説明するためのフローチャートである。 図9(a)〜(i)は,図8の各処理(ステップS301〜S309)を説明するための図である。 ステップS40において行われるビットローディング処理を実行するためのアルゴリズムの一例を説明するための図である。 図11は,本発明の第2の態様においてリソースブロックRBを割り当てるためのアルゴリズムの一例を説明するための図である。 図12は,本発明の第2の態様において残りのリソースブロックRBの割り当てとビットローディング処理を行うためのアルゴリズムの一例を説明するための図である。 図13(a)〜図13(h)は,図11に示すアルゴリズムを実行したときの具体例を説明するための図である。 図14(a)〜図14(e)は,図13に示した具体例に引き続いて,図12に示すアルゴリズムを実行したときの具体例を説明するための図である。
以下,図面を用いて本発明を実施するための形態を説明する。しかしながら,以下説明する形態はある例であって,当業者にとって自明な範囲で適宜修正することができる。
図1は,本発明の無線通信システムの構成を概略的に示す図である。
図1に示す無線通信システム1は,1つの基地局(Base station)10と,複数のユーザー端末20とを含んでいる。本明細書では,ユーザー端末20の総数をK個とし,各ユーザー端末を,20a,20b,20c,…,20k,…20Kと表すこととする。無線通信システム1は,本態様では,MIMOとOFDMAとを組み合わせたMIMO−OFDMAシステムである。
基地局10は,複数個(総数T)のアンテナを含み,複数のユーザー端末20(単に「ユーザー」ともいう)の各々に対してチャネルを割り当てるチャネル割り当て装置として機能する。具体的には,基地局10は,ユーザー端末20に対して無線リソースの割り当て(RRA)を行うことで,ユーザー端末20同士の無線通信を可能にする。無線リソースとしては,電力や,サブチャネル用のサブキャリアーがある。無線リソースの割り当ては,アップリンクチャネル及びダウンリンクチャネルの双方について行われる。本態様では,MIMOのデータ送信に固有モデル通信(EMT:Eigen Model Transmission)を適用し,それにより,対応する固有チャネルの全てに対してユーザー端末が割り当てられる。なお,チャネル割り当て装置の一例として基地局10を挙げたが,ユーザー端末20に対してチャネルを割り当てることが可能なデバイス又はコントローラーであればいかなるものであってもよい。
ユーザー端末20は,複数(総数R)のアンテナを含んでいる。ユーザー端末20は,無線通信可能なデバイスであればいかなるものであってもよく,例えば,携帯型のデバイス(移動端末)であってもよいし,据え置き型のデバイスであってもよい。ユーザー端末20は,基地局20によって割り当てられたチャネルを用いて,他のユーザー端末20との間で無線通信(データの送受信)を行う。
図2は,無線通信システム1の基地局10によって実行されるチャネル割り当て処理の処理手順を示すフローチャートである。本態様では,図2の処理によって,無線通信システム1において,1つの基地局10が,K個のユーザー端末20に対してチャネルを割り当てる。基地局10は,本態様によって,所定の電力制限のもと,通信時間間隔(TTI)の各々で,K個のユーザー端末(インデックスk)に対して,N個のサブキャリアー(インデックスn)と,電力とを,同時に不公平なく割り当てることが可能となっている。このような割り当て処理は,プログラム(アルゴリズム)に従って行われる。
まず,ステップS10では,基地局10は,MIMO型チャネルから,複数の等価なSISO型チャネルを求める。
ステップS10を行うために,まず,キャパシティCb,kを考える。このキャパシティCb,kは,下記式(1)のように表される。なお,キャパシティCのインデックスbは,リソースブロックRBのインデックスであり,1〜Bまでの整数値をとる(つまり,b={1,2,…,B})。リソースブロックRBとは,周波数及び空間次元にわたる1群のサブキャリアーをいい,各リソースブロックRBは,アクティブなユーザー端末20に割り当てられる。各リソースブロックRBは,B/N個のサブキャリアーを含んでいる。
Figure 2011009871
ここで,上記式(1)において,電力ps,k,nは,下記式(2)を満たす。なお,下記式(2)において,(Δb,k−δk 2/λs,k,n+=max(0,Δb,k−δk 2/λs,k,n)である。
s,k,n=(Δb,k−δk 2/λs,k,n+
…(2)
上記式(1)における記号について説明する。
s,k,nは,ユーザー端末20k(インデックスk)のサブキャリアーnに対応する,空間次元sでの電力である。なお,空間次元のインデックスsは,1からSまでの整数値をとる。pk,nは,ユーザー端末20kのリソースブロックRBbに対する電力である。pkは,ユーザー端末20kの総電力である。
λは,チャネル用マトリックスHの固有値であり,λ1,k,n>λs,k,n>…>λS,k,nの関係を満たす。上記マトリックスHは,周波数領域チャネル用のものであり,ユーザー端末20のインデックスkとサブキャリアーのインデックスnで表され,Hk,nと表記する。このマトリックスHの行をRとし,列をTとする(R×T)。また,固有値λのインデックスに用いたSは,マトリックスHの階数(rank)を示すものであり,ユーザー端末20のインデックスkとサブキャリアーのインデックスnで表され,Sk,nと表記する。
Δb,kは,後述する水充填率(water filling factor)を示すものである。δk 2は,ユーザー端末20kの雑音電力を示すものである。
そして,本態様では,上記式(1)が上記式(2)を満たす場合,等価なMIMO型チャネルは,下記式(3)のように定義することができる。
Figure 2011009871
図3は,リソースブロックRBと水充填率Δb,kとの関係を模式的に示す図である。図3を用いて,1つのリソースブロックRBに対して水を満たすこと(つまり電力の割り当て)について考えることとする。
MIMO型チャネルの見積もりは,リソースブロックRBの割り当ての前に行われる。これは,1つのリソースブロックRB用の電力がまだ定まっていないからである。この段階では,総電力が各リソースブロックRBに対して与えられると仮定する。この仮定は,水充填率Δb,kを用いて下記式(4)によって表される。
Figure 2011009871
そして,上記式(4)から,等価なSISO型チャネルを求めることができる。ここで,アップリンクの場合には,符号Pを,符号Pkで置き換えればよい。
続くステップS20では,複数のユーザー端末の各々に用いられるチャネルについて,SINR(信号対干渉雑音比)の値に基づいてソーティングを行う。具体的には,このソーティングは,各リソースブロックRBに対して行われる。このソーティングを行うためのアルゴリズムの一例を図4に示す。なお,図4に示すアルゴリズムには,ステップS10の処理を行うためのアルゴリズムも含まれている。
なお,図4に示すアルゴリズムや後述するアルゴリズムを実行するにあたり,入力値の設定が必要となる。入力値としては,各ユーザー端末20kのチャネルマトリックスHk,n,固有値λs,k,n,各ユーザー端末20kの通信用総電力Pk,サブキャリアーの総数N,リソースブロックの総数B,各ユーザー端末20kの雑音電力δk 2,目標とする総ビットレート,及び,全ユーザー端末に対する目標とするビットレートの少なくとも1つの設定が必要となる。また,アルゴリズムを実行した結果としての出力値としては,リソースブロックRBの割り当てのセットAk,各ユーザー端末20kの各リソースブロックRBの各空間次元sに対する電力割り当てps,k,n,サブキャリアーと空間次元との関係を示すマッピングに対するデータストリームが挙げられる。
図4から分かるように,ソーティングは,マトリックスHの行において,ステップS10で求めた等価なチャネルのSINRに関して,降順で,ユーザー端末20kのリソースブロックRBに対して行われる。
ソーティング結果の一例を図5に示す。図5に示す例は,2つのユーザー端末(User1,User2)に対して,4つのリソースブロックRBを割り当てたときの結果に対応している。図5から分かるように,ソーティング結果は,ユーザー端末のインデックスkと,リソースブロックRBのインデックスbと,SINRの値の大きさとの関係を示すものとなる。
続いて,ステップS30では,複数のユーザー端末の各々に対して,リソースブロックRBの割り当てを行う。具体的には,アップリンク用チャネルに関するリソースブロックRBの割り当ては,無線通信システム1の通信レート(アップリンク)が最大となるように,図6に示すアルゴリズムに従って行われる。
図6から分かるように,ステップS30では,まず,リソースブロックRBの割り当てを行い,続いて,SINR(又はSNR)が最大のユーザー端末20を選択し,その後,リソースブロックRBの全てに対して割り当てた電力を更新し,最終的に,各リソースブロックRBに総電力を割り当てる。これにより,各固有チャネルに割り当てる電力ps,k,nが定まることとなる。
続いて,無線通信システム1の通信レート(ダウンリンク)が最大となるように,ダウンリンク用チャネルに関するリソースブロックRBを,図7に示すアルゴリズムに従って割り当てる。
図7に示すアルゴリズムは,まず,各ユーザー端末20に対して電力の割り当てを行い,続いて,リソースブロックRBに対して割り当てた電力を更新し,最終的に,水充填率Δk,bを計算し,最終的に,各固有チャネルに割り当てる電力ps,k,nを定める,というものである。
ステップS30の処理を,図8及び図9を用いて詳細に説明する。図8は,図2のステップS30の割り当て処理を詳細に説明するためのフローチャートである。図9(a)〜(i)は,図8の各処理(ステップS301〜S309)を説明するための図である。なお,図8及び図9を用いた説明では,2つのユーザー端末20(User1,User2)に対して4つのリソースブロックRBを割り当てる場合を例に挙げている。
図8において,まず,ステップS301では,各ユーザー端末20のポイント(図9(a)に示す矢印のポインター:(b)k)を,SINRが最大値をとる1番目のリソースブロックRBに合わせる。図9(a)に示す例では,まだ,全部で4つのリソースブロックRBが割り当てられていない。なお,図7に示したアルゴリズム中の*(b)kは,セットAにおいて,図9に示すようなポインター(b)kが示すリソースブロックRBのインデックスに対応している。
続くステップS302では,図9(b)に示すように,ユーザー端末1のリソースブロックRB3に対して電力の割り当てを行うとともに,ユーザー端末2のリソースブロックRB2に対して電力の割り当てを行う。
ステップS303では,ユーザー端末1,2について,電力pとチャネルのSINRとの積pλ/δ2(下記式(5),(6)参照)を比較する。なお,比較対象は,SINRであってもよい。その比較の結果,最大値をとる方を選択する。図9(c)に示す例では,ユーザー端末1のリソースブロックRB3が選択される。そして,リソースブロックRB3は,ユーザー端末1に対して割り当てられる。
ユーザー端末1: p1,1λ1,1/δ1 2 …(5)
ユーザー端末2: p2,1λ2,1/δ2 2 …(6)
ステップS304では,割り当てられていないリソースブロックRBのポイントを移動させる。図9(d)に示す例では,ユーザー端末1のリソースブロックRB1と,ユーザー端末2のリソースブロックRB2がまだ割り当てられていないので,それらにポイントが合わせられる。
ステップS305では,図9(e)に示すように,ユーザー端末1のリソースブロックRB1に電力を割り当てるとともに,ユーザー端末2のリソースブロック2に電力を割り当てる。
ステップS306では,ユーザー端末1のリソースブロックRB1のSINRと,ユーザー端末2のリソースブロック2のSINRとを比較する。なお,比較対象は,ステップS303と同様に電力とSINRの積であってもよい。その比較の結果,SINRが最大値をとるリソースブロックRBを選択する。図9(f)に示す例では,ユーザー端末1のリソースブロックRB1が選択される。結果として,リソースブロックRB1は,ユーザー端末1に属することとなる。
ステップS307では,ステップS304と同様に,割り当てられていないリソースブロックRBのポイントを移動させる。図9(g)に示す例では,ユーザー端末1のリソースブロックRB2と,ユーザー端末2のリソースブロックRB2がまだ割り当てられていないので,それらにポイントが合わせられる。
ステップS308では,ステップS307でポイントを合わせた2つのリソースブロックRBのSINRを,ステップS306と同様に,比較する。その比較の結果,SINRが最大値をとるリソースブロックRBを選択する。図9(h)に示す例では,ユーザー端末2のリソースブロックRB2が選択される。結果として,リソースブロックRB2は,ユーザー端末2に属することとなる。
ステップS309では,ステップS307〜S308の処理と同等の処理を繰り返すことで,残り全てのリソースブロックRBを割り当てる(図9(i)参照。)。
ステップS310では,最終的な水充填率Δを用いて,各リソースブロックRBの電力を更新するとともに,各リソースブロックRBのサブキャリアーに対する電力も更新する。
図2の処理に戻り,ステップS40では,ビットローディング処理が行われる。ビットローディング処理は,図10に示すアルゴリズムに従って行われ,このアルゴリズムによって,複数(総数M)のMCSの中から,1つのMCSが決定される。ここで,MCS(moduration/coding scheme)とは,ユーザー端末20の変調方式と符号化率との組み合わせをいう。本態様では,MCSは,MIMOの多様化(diversity)やMIMOの多重化(multiplexity)と同等である。
図10から分かるように,ビットローディングの際には,データストリームの数を考慮したマッピングテーブルを用いて,MCSの選択を行うことが好ましい。マッピングテーブルは,電力とサブキャリアーとをユーザー端末に対して割り当てる度に生成される。その情報は,TTI(transmission time interval:通信時間間隔)のヘッダーに書き込まれる。その後,無線通信システム1は,次のTTIに関するデータを,今回のTTIで規定されている構造にしたがって用意する。必要に応じてマッピングテーブルを参照することにより,システムリソースが効率的に利用されることとなる。
また,ビットローディング処理によって,MCSを選択した後は,スループット改善値を算出し,スループットの改善値に応じて,固有チャネルをMIMOの多様性にグルーピングするか,MIMOの多重化にグルーピングするかを決定している。ここで,2つの固有チャネルをグルーピングした後においては,SINRは,確定したマッピングテーブルに基づいて定める。例えば,2つのデータストリームのマッピングテーブルに対するSINRを,それら2つのストリームのSINRの平均値として定義した場合,本態様では,グルーピング後のSINRは同じ定義に従うようになっている。
ここで,図2のステップS40におけるビットローディング処理の具体例を説明する。まず,4×4のMIMO型チャネルを考えることとする。このチャネルには,4つの固有チャネルが含まれており,それらに対応する固有値λ1〜λ4は,λ1>λ2>λ3>λ4の関係を満たしている。なお,この具体例では,単純説明のため,符号化については考慮していない。
最初に,固有値λ4を考慮し,対応する固有チャネル4がBPSK(binary phase shift keying:二相位相変調方式)をサポート可能である場合,スループット改善値ΔR4を1ビット/sとする。
続いて,λ4+λ3を考慮する。ここで,λ4+λ3といった「+」を含む表現は,2つの固有値の和を意味するものではなく,これら2つに対応する固有チャネルを1つのグループにグルーピングすることを意味する。そして,固有値λ3に対応する固有チャネル3が,QPSK(quadrature phase shift keying:四相位相変調方式)をスループットが最大となるようにサポート可能であり,かつ,λ4+λ3に対応するチャネルもQPSKをサポート可能である場合,ΔR{4,3}−ΔR{3}を「0」とする。
λ4+λ2を考慮する。固有値λ2に対応する固有チャネル2がQPSKをスループットが最大となるようにサポート可能である場合であって,一方で,λ4+λ2に対応するチャネルが16QAM(16 quadrature amplitude modulation)をサポート可能である場合,ΔR{4,2}−ΔR{2}を,2(=4−2)ビット/sとする。
λ4+λ1を考慮する。固有値λ1に対応する固有チャネル1が16QAMをスループットが最大となるようにサポート可能である場合であって,一方で,λ4+λ1に対応するチャネルが16QAMをサポート可能である場合,ΔR{4,1}−ΔR{1}を,「0」とする。
上述したスループット改善率を比較すると,ΔR{4,2}−ΔR{2}が最大値をとる。そこで,固有値λ4に対応する固有チャネル4を,固有チャネル2に,つまり,MIMOの多様性に属するようにグルーピングする。
続いて,固有値λ3と,λ4+λ2と,固有値λ1とだけを考慮する。
固有値λ3に対応する固有チャネル3がQPSKをサポート可能であり,かつ,λ4+λ2及びλ1に対応するチャネルにグルーピングされてもMCSを変更しない場合,固有値λ3に対応する固有チャネル3は,MIMOの多重化に用いられて,QPSKでの独立的なデータストリーム通信が可能となる。
続いて,λ4+λ2と,固有値λ1を考慮する。
λ4+λ2に対応するチャネルが16QAMをサポート可能,すなわち,スループット改善値ΔR2が4ビット/sである場合であって,かつ,固有値λ1が8QAMをサポート可能,すなわち,スループット改善値ΔR1が3ビット/sである場合において,λ4+λ2+λ1に対応するチャネルが64QAMをサポート可能であるときは,ΔR{4,2,1}−ΔR{1}を,5(=8−3)ビット/sとする。
そして,上述したスループット改善率(ΔR2と,ΔR1と,ΔR{4,2,1}−ΔR{1})を比較すると,ΔR{4,2,1}−ΔR{1}が最大値をとる。そこで,固有チャネル4,2を,固有チャネル1にグルーピングする。
最終的なマッピングとしては,固有チャネル4,2,1が同じグループにグルーピングされて,64QAMでのデータストリーム通信が可能となる。一方で,固有チャネル3は,QPSK信号での通信が可能となる。
上述した態様(第1の態様)によれば,等価なSISO型チャネルが,SISO型チャネルのRRA用のアルゴリズムの全てをMIMOシステムに容易に適用できるように取得される。また,等価なSISO型チャネルでは,電力割り当て後において,MIMO型チャネルのキャパシティが同等に最適化されている。そして,サブキャリアーの割り当て及び電力の割り当てが同時に行われるので,最適化されたグルーピングを実現することができる。したがって,無線通信システム1のスループットを最大化させてスペクトラムの利用効率を高めることができるとともに,公平な割り当てを行うことで,ユーザー端末20間に公平さをもたらすことができる。
また,上述した態様では,MIMOの多重化技術及び多様化技術を利用することができる。多様性に関する適切なマッピング方法を用いて,多重化に関して強い固有チャネルを選択することで実現される。アルゴリズムの最適化によって,符号化及び変調にも順応することができる。
また,上記態様では,時刻tにおけるサブキャリアーnの各々に割り当てられる電力割り当て分pnに基づいて,M個のMCSのうちの1つが選択される。ここで,MCSは,MIMOの通信スキーム(多重化又は多様化)と同様である。このMCSの選択は,シンボル当たりのビット数が最大となるように行われるとともに,例えば,BER(bit error rate:ビット誤り率)といったQoS(クオリティオブサービス)が要求されたレベルを満足するように行われる。また,QoSを高めても十分な通信距離を確保することができる。
次に,第2の態様について説明する。本態様でも,第1の態様の無線通信システム1と同様のシステムにおいて,MIMO型チャネルから,複数の等価なSISO型チャネルが求められる。
第2の態様では,ユーザー端末20のデータレートの最小値を最大化するように,リソースブロックRBの割り当てが行われる。本態様においてリソースブロックRBを割り当てるためのアルゴリズムの一例を図11に示す。
図11に示すアルゴリズムが実行されると,各ユーザー端末20に対して,たった1つのリソースブロックRBが割り当てられることとなる。
続いて,残りのリソースブロックRBについては,ビットローディング処理とともに行われる。このアルゴリズムの一例を図12に示す。図12から分かるように,このアルゴリズムでは,まず,リソースブロックRBの割り当てを行い,続いて,SINR(又はSNR)が最大のユーザー端末20を選択し,その後,リソースブロックRBに対して電力を割り当てる。電力の割り当ての際には,リソースブロックRBに対して割り当てた電力の更新と,水充填率Δの計算と,各固有チャネルに対する電力の計算と,ビットローディング処理とが行われる。これにより,上述したデータレートが実現されることとなる。
図13(a)〜図13(h)は,図11に示すアルゴリズムを実行したときの具体例を説明するための図である。図13(a)〜図13(h)に示すステップ番号(S1〜S8)は,図11に示すアルゴリズムの処理手順に対応する。図13(a)〜図13(h)に示す例では,3つのユーザー端末20(User1,User2,User3)に対して,6つのリソースブロックRBを割り当てた場合が示されている。
図13(a)〜図13(h)から分かるように,本態様では,各ユーザー端末20に対して,リソースブロックRBが割り当てられる。なお,本態様では,ユーザー端末20に対して,1つのリソースブロックRBを既に割り当てた後には,他のリソースブロックRBを割り当てないようになっている。したがって,本態様では,既にリソースブロックRBを割り当てたユーザー端末20に対しては,結果として性質が良いリソースブロックRBであっても割り当てられることはないようになっている。これにより,リソースブロックの割り当てを早く行うことができる。
図14(a)〜図14(e)は,図13に示した具体例に引き続いて,図12に示すアルゴリズム(残りのリソースブロックRBを割り当てる処理)を実行したときの具体例を説明するための図である。図14(a)〜図14(e)に示すステップ番号(S9〜S13)は,図12に示すアルゴリズムの処理手順に対応するものであり,図13に示したステップ番号と連番になっている。
図14(a)〜図14(e)から分かるように,ビットローディング処理が行われて,データレートの最小値を最大化するように,残りのリソースブロックRBの割り当てが行われる。
上述したように,第2の態様によれば,電力の割り当てと,リソースブロックRBの割り当ての双方を考慮するので,第1の態様と同等の効果を奏することができる。また,上記態様では,MCSの選択は,データレートが最大となるように行うことができる。
本発明は,無線通信(例えば,IEEE 802.15に規定されるWPAN(Wireless Personal Area Network)),特に,MIMO/OFDMAなどの分野で好適に利用されうる。また,本発明は,次世代型のモバイル通信システム(例えば,IEEE 802.16に規定されるWPAN(Wireless Metropolitan Area Network))に好適に利用されうる。
1 無線ネットワーク
10 基地局(Base station)
20,20a,20b,20c,20k,20K ユーザー端末

Claims (4)

  1. MIMO−OFDMAシステムにおいて,複数のユーザー端末の各々に対してチャネルを割り当てるためのチャネル割り当て方法であって,
    前記チャネルを割り当てる際に,前記複数のユーザー端末の各々に対して,無線リソースを割り当てるリソース割り当てステップを含み,
    前記リソース割り当てステップは,
    MIMO型チャネルから,複数の等価なSISO型チャネルを求めるステップと,
    前記複数のユーザー端末の各々に用いられるチャネルについて,SINR又はSNRの値に基づいてソーティングを行うステップと,
    前記複数のユーザー端末の各々に対して,前記無線リソースとしての電力の割り当てと,前記無線リソースとしてのサブキャリアーの割り当てとを行うステップと,
    ビットローディングを行うことで,変調方式と符号化率との組み合わせであるMCSを決定するステップと,
    を含み,
    これにより,前記MIMO−OFDMAシステムでは,決定されたMCSに従うことで,前記複数のユーザー端末のシンボル当たりのビット数又はデータレートが最大化される,
    チャネル割り当て方法。
  2. 前記電力の割り当てと前記サブキャリアーの割り当てを行うステップは,複数回実行され,
    前記割り当て方法は,さらに,
    前記電力の割り当てと前記サブキャリアーの割り当てを行うステップが実行される度に,
    前記複数のユーザー端末と,前記サブキャリアーとを関連付けたマッピングテーブルを作成するステップ
    を含み,
    前記電力の割り当てと前記サブキャリアーの割り当てを行うステップでは,
    前記マッピングテーブルを参照して,前記電力の割り当てと,前記サブキャリアーの割り当てとが同時に行われる,
    請求項1に記載のチャネル割り当て方法。
  3. 前記ビットローディングを行うステップでは,
    前記サブキャリアーを構成する複数のリソースブロックの1つをユーザー端末に割り当てた後,
    残りのリソースブロックを,ユーザー端末のデータレートの最小値を最大化するように,割り当てる,
    請求項1に記載のチャネル割り当て方法。
  4. MIMO−OFDMAシステムにおいて,複数のユーザー端末の各々に対してチャネルを割り当てるためのチャネル割り当て装置であって,
    前記チャネルを割り当てる際に,前記複数のユーザー端末の各々に対して,無線リソースを割り当てるリソース割り当て手段を含み,
    前記リソース割り当て手段は,
    MIMO型チャネルから,複数の等価なSISO型チャネルを求める手段と,
    前記複数のユーザー端末の各々に用いられるチャネルについて,SINR又はSNRの値に基づいてソーティングを行う手段と,
    前記複数のユーザー端末の各々に対して,前記無線リソースとしての電力の割り当てと,前記無線リソースとしてのサブキャリアーの割り当てとを行う手段と,
    ビットローディングを行うことで,変調方式と符号化率との組み合わせであるMCSを決定する手段と,
    を含み,
    これにより,前記MIMO−OFDMAシステムでは,決定されたMCSに従うことで,前記複数のユーザー端末のシンボル当たりのビット数又はデータレートが最大化される,
    チャネル割り当て装置。
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