JP2010098345A - 無線装置コネクタの防水構造 - Google Patents

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JP2010098345A JP2008264884A JP2008264884A JP2010098345A JP 2010098345 A JP2010098345 A JP 2010098345A JP 2008264884 A JP2008264884 A JP 2008264884A JP 2008264884 A JP2008264884 A JP 2008264884A JP 2010098345 A JP2010098345 A JP 2010098345A
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Hiroyuki Yasuda
宏幸 安田
Yuko Shimazaki
有功 嶋崎
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Abstract

【課題】
防水パッキンの圧面を確保しつつ、変形量を減少させ、防水、防塵性能を向上させると共に、経時的な劣化を抑制した無線装置コネクタの防水構造を提供する。
【解決手段】
筐体1に穿設された孔2と、該孔を囲む壁部4と、前記孔を閉塞するコネクタカバー5と、該コネクタカバーに設けられ前記壁部と接触してコネクタ3を閉塞する防水パッキン7とを具備し、前記壁部の前記防水パッキンとの接触部8は、前記壁部の内縁と外縁とが高低差を有す様形成された。
【選択図】 図3

Description

本発明は、屋外で使用され、防水、防塵機能が要求される無線装置、特に無線装置コネクタの防水構造に関するものである。
屋外で使用される無線装置、或は屋外に設置される基地局用無線装置には、防水、防塵機能が要求される。又、無線装置には保守、試験の為に外部機器と接続する為のコネクタを具備しており、コネクタについても防水、防塵機能が要求される。
先ず、図7、図8に於いて、従来の無線装置コネクタの防水、防塵構造について説明する。
図中1は無線装置の筐体を示し、該筐体1にはコネクタ収納用の孔2が穿設されており、該孔2にコネクタ3が収納される。前記孔2を囲繞する様に、該孔2の周囲に頂面が平となっている防水壁4が突設され、前記孔2はコネクタカバー5によって液密に閉塞され、該コネクタカバー5は前記筐体1にボルト6を介して着脱可能に固定される様になっている。前記コネクタカバー5の裏面には、前記孔2の面積よりも大きな板状の防水パッキン7が、両面テープによって貼設されている。前記ボルト6を締込むことで、前記防水壁4の頂点面が前記防水パッキン7によって押圧され、該防水パッキン7が局部的に潰され、前記孔2は液密に閉塞される。
然し乍ら、従来構造の場合、前記防水パッキン7と接触する前記防水壁4の頂面は平面である為、該防水壁4の前記防水パッキン7との接触部8の接触面積が広くなり、前記防水パッキン7に対する面圧が低下してしまう。
又、前記接触部8は、前記防水パッキン7と前記防水壁4の平面部分と接触することで、前記防水パッキン7の圧縮による押潰し量(体積)が増加し、前記防水壁4に押潰された分だけ前記防水パッキン7の外側部分が引張られる為、外側部分が前記コネクタカバー5から浮上がり、前記防水パッキン7を固定している両面テープが引剥がされ、剥がれた部分に水が入り込み、両面テープが劣化する等防水、防塵性が損われる虞れがあった。
特開平11−190468号公報
特開2003−188756号公報
本発明は斯かる実情に鑑み、防水パッキンの圧面を確保しつつ、変形量を減少させ、防水、防塵性能を向上させると共に、経時的な劣化を抑制した無線装置コネクタの防水構造を提供するものである。
本発明は、筐体に穿設された孔と、該孔を囲む壁部と、前記孔を閉塞するコネクタカバーと、該コネクタカバーに設けられ前記壁部と接触してコネクタを閉塞する防水パッキンとを具備し、前記壁部の前記防水パッキンとの接触部は、前記壁部の内縁と外縁とが高低差を有す様形成された無線装置コネクタの防水構造に係るものである。
本発明によれば、筐体に穿設された孔と、該孔を囲む壁部と、前記孔を閉塞するコネクタカバーと、該コネクタカバーに設けられ前記壁部と接触してコネクタを閉塞する防水パッキンとを具備し、前記壁部の前記防水パッキンとの接触部は、前記壁部の内縁と外縁とが高低差を有す様形成されたので、前記接触部と前記防水パッキンとの接触荷重を安定させ、該防水パッキンの変形による両面テープの剥離を防ぎ、前記接触部の防水、防塵性能の向上を図ることができるという優れた効果を発揮する。
以下、図面を参照しつつ本発明を実施する為の最良の形態を説明する。
先ず、図1〜図4に於いて、本発明の第1の実施の形態について説明する。尚、図1〜図4中、図7、図8と同等のものには同符号を付し、その説明を省略する。
図中、9はアンテナを内蔵し、表面にフィン11が取付けられた外付け用の無線装置を示したものである。該無線装置9は筐体1と、該筐体1に設置されたコネクタ3と、該コネクタ3を覆うコネクタカバー5を具備しており、前記コネクタ3は、通常検査や点検等で一時的に使用されるものであり、使用しない時には前記コネクタカバー5等で液密に閉塞されている。又、前記無線装置9は屋外にて使用される為、防水構造となっている。
前記筐体1には矩形の孔2が穿設されており、前記コネクタ3は前記孔2に収納され、前記筐体1は前記コネクタ3を囲む様に防水壁4を突設している。又、該防水壁4の外側には螺子孔が2箇所突設されており、前記コネクタカバー5はボルト6を介して着脱可能に固定されている。
前記コネクタカバー5の裏面には、前記孔2の面積よりも大きい防水パッキン7が両面テープによって貼設されており、前記コネクタカバー5を前記ボルト6で締込むことによって、前記防水壁4が前記防水パッキン7を押圧し、該防水パッキン7が局部的に潰され、前記コネクタ3を液密に閉塞可能となっている。
第1の実施の形態では、前記防水壁4の前記防水パッキン7との接触部8の内縁に鋭角部12を形成し、内縁から外縁迄を下り傾斜としたものである。
上記構成により、前記コネクタカバー5を前記ボルト6で螺子止めし、前記孔2を閉塞した際には、前記鋭角部12が前記防水パッキン7を押圧することにより、該防水パッキン7を潰す荷重が前記鋭角部12に集中する為、従来の接触部8が平面である形状と比較して最大凹み量を確保しつつ全体の押潰し量を減少させている。又、前記防水パッキン7の押潰し量が減少したことで、該防水パッキン7の外側部分を引張る力が減少する為、該防水パッキン7を前記コネクタカバー5に貼設している両面テープの剥離を防止することができる。
又、上記構成により、第1の実施の形態に於いては、前記コネクタ3に対する優れた防水性、防塵性を確保できる構造となっている。
次に、図5に於いて、本発明の第2の実施の形態について説明する。尚、図5中、図1〜図4と同等のものには同符号を付し、その説明を省略する。
第2の実施の形態は、第1の実施の形態と同様、筐体1に穿設された矩形の孔2にコネクタ3を収納し、該コネクタ3の周囲には防水壁4が突設され、第1の実施の形態の防水壁4とコネクタカバー5の裏面に貼設された防水パッキン7との接触箇所である接触部8の形状を、高さの異なる段差を設けた階段状とし、高い側を第1接触部13、低い側を第2接触部14としたものである。
前記コネクタ3は、前記防水壁4にコネクタカバー5をボルト6で締込むことで、防水パッキン7が前記第1接触部13に押圧され、前記コネクタ3が液密に閉塞される構造となっている。
前記防水壁4の前記接触部8に段差を設け、前記第1接触部13と前記第2接触部14としたことで、前記第1接触部13に接触荷重が集中し、全体の押潰し量を減少させている。一方で、前記第2接触部14でも前記防水パッキン7と接触する為、従来の平面形状と比較して最大凹み量を確保しつつ全体の押潰し量を減少させると共に、前記第1接触部13と前記第2接触部14の2箇所での防水、防塵性能を確保できる。
次に、図6に於いて、本発明の第3の実施の形態について説明する。尚、図6中、図5と同等のものには同符号を付し、その説明を省略する。
第3の実施の形態は、第2の実施の形態の第1接触部13と第2接触部14の間に溝15を設けたものである。
上記構成により、コネクタカバー5をボルト6で螺子止し、コネクタ3を閉塞した際には、先ず第1接触部13が防水パッキン7を押圧し、前記第1接触部13に大きな接触荷重がかかる一方で、第2接触部14も前記防水パッキン7と接触し、防水性を確保できる。
第3の実施の形態に於いても、防水壁4は前記第1接触部13、前記第2接触部14の2箇所で防水が可能になると共に、前記溝15を設けたことにより、仮に前記第2接触部14から水等が浸入した場合でも、前記溝15で水が溜り、水が直接前記第1接触部13に到達することを抑制するので、該第1接触部13で液密な作用を更に向上させる。従って、接触荷重の異なる2箇所で前記防水壁4と前記防水パッキン7を接触させて防水すると共に、前記溝15の存在により一層優れた防水性、防塵性を確保できる。
本発明に於ける無線装置を示す斜視図である。 本発明に於ける無線装置の要部拡大図である。 図2のA−A矢視図である。 本発明の第1の実施の形態を示す要部拡大断面図である。 本発明の第2の実施の形態を示す要部拡大断面図である。 本発明の第3の実施の形態を示す要部拡大断面図である。 従来の無線装置コネクタの防水構造を示す要部拡大断面図である。 従来の無線装置コネクタの防水構造を示す要部拡大断面図である。
符号の説明
1 筐体
2 孔
3 コネクタ
4 防水壁
5 コネクタカバー
7 防水パッキン
8 接触部
9 無線装置
12 鋭角部
13 第1接触部
14 第2接触部
15 溝

Claims (1)

  1. 筐体に穿設された孔と、該孔を囲む壁部と、前記孔を閉塞するコネクタカバーと、該コネクタカバーに設けられ前記壁部と接触してコネクタを閉塞する防水パッキンとを具備し、前記壁部の前記防水パッキンとの接触部は、前記壁部の内縁と外縁とが高低差を有す様形成されたことを特徴とする無線装置コネクタの防水構造。
JP2008264884A 2008-10-14 2008-10-14 無線装置コネクタの防水構造 Pending JP2010098345A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101432526B1 (ko) * 2014-03-15 2014-08-21 디케이 유아이엘 주식회사 휴대 단말기용 백 패킹

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