JP2010098217A - 熱交換装置およびそれを用いた発熱体収納装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】熱交換効率の向上ができる熱交換装置およびそれを用いた発熱体収納装置を提供する。
【解決手段】第1吸気口7と第1吐出口8を連通させる第1風路26と、第2吸気口9と第2吐出口10を連通させる第2風路27と、これら風路に対応して伝熱板を挟んで互いに交差する2つの風路を有し、それぞれに対応させて一対の第1流出口18と第1流入口20および第2流出口21および第2流入口19を連通させて形成し、隣り合った面に前記第1風路26の第1流入口20と前記第2風路27の第2流出口19を配置した熱交換器14と、前記第1風路26に空気を流す第1遠心送風機12と、前記第2風路27に空気を流す第2遠心送風機12と、これら第1遠心送風機12と第2遠心送風機13を制御する制御装置15とを有し、前記第1遠心送風機12は前記第1流入口20に対向して配置し、前記第2遠心送風機13は前記第2流出口21に対向して配置する。
【選択図】図3

Description

本発明は、発熱体収納装置およびそれを用いた発熱体収納装置に関するものである。
例えば、携帯電話の基地局は、数十アンペア以上の電流が流れることから、ある点では発熱体とも表現される。つまり、冷却をすることがその動作を安定化させるためには極めて重要なものとなる。このような携帯電話の基地局はその冷却を行う為に次のような構成をとっている。すなわち、この種の発熱体収納装置は、発熱体となる送・受信機を収納したキャビネットと、このキャビネットの開口部に装着された熱交換装置とを備えた構成となっていた。また、発熱体収納装置としての設置面積を小さくすることが要望され、熱交換装置は、熱交換効率を向上させることが要望されていた(例えば、特許文献1参照)。
以下、その熱交換装置について図9を参照しながら説明する。
図に示すように、熱交換装置は、発熱体収納装置の壁面に取り付けるために例えば下記のような構成となっていた。すなわち、外気用の第1吸気口101と第1吐出口102および発熱体103を収納したキャビネット104内用の第2吸気口105および第2吐出口106を有する本体ケース107と、この本体ケース107内に設けられた外気用の第1の送風機108およびキャビネット104内用の第2の送風機109と、前記本体ケース107内において室外空気とキャビネット104内空気との熱交換を行う熱交換器110とを備えた構成となっていた。
また、前記第1の送風機108と第2の送風機109は、本体ケース107内中央部に配置した熱交換器110に対して互いに対向する方向に配置し、第1吸気口101および第2吸気口105から吸い込んだ空気を熱交換器110へ吹き込むように構成していた。
特開2000−161875号公報
上記従来の発熱体収納装置においては、第1の送風機108と第2の送風機109を本体ケース107の上下の2箇所にそれぞれ配置していたために、熱交換器110を大きくすることができず熱交換効率の向上をすることができなかった。本発明は、このような従来の課題を解決するものであり、熱交換効率を向上することができる熱交換装置を提供することを目的とする。
そして、この目的を解決するために本発明は、第1環境へ開口し、空気を吸い込む第1吸気口と空気を吹き出す第1吐出口と、第2環境へ開口し、空気を吸い込む第2吸気口と空気を吹き出す第2吐出口と、前記第1吸気口と第1吐出口を連通させる第1風路と、前記第2吸気口と第2吐出口を連通させる第2風路とを有する本体ケースと、この本体ケース内に設けられるとともに、前記第1および第2風路に対応して伝熱板を挟んで互いに交差する2つの風路を有し、それぞれに対応させて一対の第1流出口と第1流入口および第2流出口および第2流入口を連通させて形成し、かつ隣り合った面に前記第1風路の第1流入口と前記第2風路の第2流出口を配置した熱交換器と、この熱交換器の前記第1風路に空気を流す第1遠心送風機と、前記熱交換器の第2風路に空気を流す第2遠心送風機と、これら第1遠心送風機と第2遠心送風機を制御する制御装置とを有し、前記第1遠心送風機は前記第1流入口に対向して配置し、前記第2遠心送風機は前記第2流出口に対向して配置する構成としたものであり、熱交換器の配置スペースを確保し、より大きな熱交換器を配置して、熱交換効率を向上することができる熱交換装置を提供するという初期の目標を達成するものである。
また、熱交換器に対して、第1遠心送風機と第2遠心送風機は下側に配置させ、制御装置は上側に配置する構成としたものであり、装置の重量バランスを良くすることができるとともに、熱交換器の配置スペースを確保し、より大きな熱交換器を配置して、熱交換効率を向上することができる熱交換装置を提供できる。
また、第2吸気口と第2吐出口は、縦方向に対して横方向を大きく形成し、上下に離して配置した構成したものであり、熱交換器の配置スペースを確保し、より大きな熱交換器を配置して、熱交換効率を向上することができる。特に、第2吸気口と第2吐出口は、横方向に大きく形成して、第2環境内で幅広く空気を循環させることができ、上下に離して配置することで、ショートサーキットを防止して、効率よく熱交換を行い第2環境の温度を下げることのできる熱交換装置を提供する。
また、第2吸気口の上端部は発熱体収納装置の内側天井面に連接するように構成したものであり、熱交換器の配置スペースを確保し、より大きな熱交換器を配置して、熱交換効率を向上することができ、さらに、第2吸気口の上端部は発熱体収納装置の内側天井面に連接するように構成することで、天井面に貯まった温度の高い空気を吸い込むことができ、効率よく熱交換を行い第2環境の温度を下げることのできる熱交換装置を提供できる。
また、第2吐出口の下端部は発熱体収納装置の床面に連接するように配置する構成としたものであり、熱交換器の配置スペースを確保し、より大きな熱交換器を配置して、熱交換効率を向上することができ、さらに、第2吐出口の下端部は発熱体収納装置の床面に連接するように構成することで。床付近の温度の低い空気を第2吐出口から吹き出す空気で第2環境内に循環させて、効率よく熱交換を行い第2環境の温度を下げることのできる熱交換装置を提供できる。
また、第2送風機の吹き出し口は第2吐出口の上端部に位置する構成としたものであり、熱交換器の配置スペースを確保し、より大きな熱交換器を配置して、熱交換効率を向上することができ、さらに、第2送風機の吹き出し口を第2吐出口の上端部に位置させることで、第2送風機の吹き出し方向を第2環境側へ変向して第2吐出口から効率よく空気を吹き出して、第2環境の空気を循環させて熱交換を行い第2環境の温度を下げることができる熱交換装置を提供することができる。
また、制御装置は、第2流入口に対向させて配置したものであり、熱交換器の配置スペースを確保し、より大きな熱交換器を配置して、熱交換効率を向上することができ、さらに、制御装置を第2流入口の対向させて配置することで、制御装置の冷却のできる熱交換装置を提供することができる。
また、制御装置は放熱部を有し、制御装置は放熱部を有し、第1吐出口は縦方向に対して横方向を大きく形成し、この第1吐出口に望ませて配置した第1流出口と、この第1流出口に対向させて前記放熱部を配置する構成としたものであり、熱交換器の配置スペースを確保し、より大きな熱交換器を配置して、熱交換効率を向上することができ、さらに、制御装置の放熱部を第1流出口の対向させて配置することで、放熱部を第1環境側に突出させて配置しても耐久性を確保しながら制御装置から発生する熱を第2環境から第1環境側へ排出して、制御装置の冷却のできる熱交換装置を提供することができる。
また、放熱部をヒートパイプで構成したものであり、熱交換器の配置スペースを確保し、より大きな熱交換器を配置して、熱交換効率を向上することができ、さらに、制御装置の放熱部を第1流出口の対向させて配置することで、放熱部を第1環境側に突出させて配置しても耐久性を確保しながら制御装置から発生する熱を第2環境から第1環境側へより効果的に排出して、制御装置の冷却のできる熱交換装置を提供することができる。
また、第1遠心送風機をターボファンとし第2遠心送風機をシロッコファンとする構成としたものであり、熱交換器の配置スペースを確保し、より大きな熱交換器を配置して、熱交換効率を向上することができ、さらに、第1環境の空気は吸い込み、第2環境へ空気を吹き出すことで、第1環境の空気を効率よく吸い込むとともに第2環境は空気を吹き込むことで内部の空気を積極的に移動させて空気の循環効率を高め、熱交換器にて第2環境の熱を第1環境へ排出させることができる熱交換装置を提供することができる。
また、第2送風機は第1送風機よりも上に配置する構成としたものであり、熱交換器の配置スペースを確保し、より大きな熱交換器を配置して、熱交換効率を向上することができ、さらに、第1吸気口は第1吐出口からより離れた位置に配置して第1環境の空気を吸い込み、第2吐出口からはスムースに第2環境へ空気を吹き出すことで、第1環境の空気を効率よく吸い込むとともに第2環境は空気を吹き込むことで内部の空気を積極的に移動させて空気の循環効率を高め、熱交換器にて第2環境の熱を第1環境へ排出させることができる熱交換装置を提供することができる。
また、第1遠心送風機と第2遠心送風機は、一つのモータで駆動される構成としたものであり、熱交換器の配置スペースを確保し、より大きな熱交換器を配置して、熱交換効率を向上することができ、さらにモータの取り付けスペースを省スペース化して、第1遠心送風機と第2遠心送風機をより大きくすることができ、送風風量を大きくして熱交換効率の向上ができる熱交換装置を提供することができる。
また、第1遠心送風機は、第1流入口に対して遠心送風流が垂直に当たる側を大きくとるように熱交換装置内の片側の壁面に寄せて配置し、第1流出口には、前記遠心送風流が垂直に当たる側に連通する側に風圧調整板を対向させて配置する構成としたものであり、熱交換器の配置スペースを確保し、より大きな熱交換器を配置して、熱交換効率を向上することができ、熱交換器へ流入させる空気を均一化させて熱交換効率を向上させることのできる熱交換装置を提供することができる。
また、熱交換装置を備えた発熱体収納装置を構成するものであり、熱交換効率を向上させた熱交換装置で通信機器から発生する熱を外気へ放出することができる発熱収納装置を提供することができる。
以上のように本発明は、第1環境へ開口し、空気を吸い込む第1吸気口と空気を吹き出す第1吐出口と、第2環境へ開口し、空気を吸い込む第2吸気口と空気を吹き出す第2吐出口と、前記第1吸気口と第1吐出口を連通させる第1風路と、前記第2吸気口と第2吐出口を連通させる第2風路とを有する本体ケースと、この本体ケース内に設けられるとともに、前記第1および第2風路に対応して伝熱板を挟んで互いに交差する2つの風路を有し、それぞれに対応させて一対の第1流出口と第1流入口および第2流出口および第2流入口を連通させて形成し、かつ隣り合った面に前記第1風路の第1流入口と前記第2風路の第2流出口を配置した熱交換器と、この熱交換器の前記第1風路に空気を流す第1遠心送風機と、前記熱交換器の第2風路に空気を流す第2遠心送風機と、これら第1遠心送風機と第2遠心送風機を制御する制御装置とを有し、前記第1遠心送風機は前記第1流入口に対向して配置し、前記第2遠心送風機は前記第2流出口に対向して配置する構成としたものであり、熱交換器の配置スペースを確保し、より大きな熱交換器を配置して、熱交換効率を向上することができる熱交換装置を提供できる。
本発明の請求項1記載の発明は、第1環境へ開口し、空気を吸い込む第1吸気口と空気を吹き出す第1吐出口と、第2環境へ開口し、空気を吸い込む第2吸気口と空気を吹き出す第2吐出口と、前記第1吸気口と第1吐出口を連通させる第1風路と、前記第2吸気口と第2吐出口を連通させる第2風路とを有する本体ケースと、この本体ケース内に設けられるとともに、前記第1および第2風路に対応して伝熱板を挟んで互いに交差する2つの風路を有し、それぞれに対応させて一対の第1流出口と第1流入口および第2流出口および第2流入口を連通させて形成し、かつ隣り合った面に前記第1風路の第1流入口と前記第2風路の第2流出口を配置した熱交換器と、この熱交換器の前記第1風路に空気を流す第1遠心送風機と、前記熱交換器の第2風路に空気を流す第2遠心送風機と、これら第1遠心送風機と第2遠心送風機を制御する制御装置とを有し、前記第1遠心送風機は前記第1流入口に対向して配置し、前記第2遠心送風機は前記第2流出口に対向して配置する構成としたものであり、熱交換器の隣り合った面にそれぞれ第1遠心送風機と第2遠心送風機を配置させて熱交換器の配置スペースを大きく確保して熱交換を行うこととなる。
また、本発明の請求項2記載の発明は、熱交換器に対して、第1遠心送風機と第2遠心送風機は下側に配置させ、制御装置は上側に配置する構成としたものであり、装置の重量バランスを良くすることができる。
また、本発明の請求項3記載の発明は、第2吸気口と第2吐出口は、縦方向に対して横方向を大きく形成し、上下に離して配置した構成したものであり、上下に離して配置することで、ショートサーキットを防止して、第2吸気口と第2吐出口は、横方向に大きく形成して、第2環境内で幅広く空気を循環させることとなる。
また、本発明の請求項4記載の発明は、第2吸気口の上端部は発熱体収納装置の内側天井面に連接するように構成したものであり、天井面に貯まった温度の高い空気を容易に吸い込むみ熱交換を行うこととなる。
また、本発明の請求項5記載の発明は、第2吐出口の下端部は発熱体収納装置の床面に連接するように配置する構成としたものであり、床付近の温度の低い空気を第2吐出口から吹き出す空気で第2環境内に循環させて、熱交換を行うこととなる。
また、本発明の請求項6記載の発明は、第2送風機の吹き出し口は第2吐出口の上端部に位置する構成としたものであり、第2送風機の吹き出し方向を下方向から横方向へすなわち第2環境側へ変向して第2と出口から効率よく空気を吹き出して、第2環境の空気を循環させて熱交換を行うこととなる。
また、本発明の請求項7記載の発明は、制御装置は、第2流入口に対向させて配置したものであり、第2流入口へ流入させる空気を制御装置へ当てて制御装置の放熱を行うこととなる。
また、本発明の請求項8記載の発明は、制御装置の放熱部を第1流出口へ対向させて配置することで、放熱部を第1環境側に突出させて制御装置から発生する熱を第2環境から第1環境側へ排出することとなる。
また、本発明の請求項9記載の発明は、放熱部をヒートパイプで構成したものであり、制御装置の放熱部を第1流出口の対向させて配置することで、放熱部を第1環境側に突出させて配置して制御装置から発生する熱を第2環境から第1環境側へより効果的に排出することとなる。
また、本発明の請求項10記載の発明は、第1遠心送風機をターボファンとし第2遠心送風機をシロッコファンとする構成としたものであり、第1環境の空気は吸い込み、第2環境へ空気を吹き出すことで、第1環境の空気を効率よく吸い込むとともに第2環境は空気を吹き込むことで内部の空気を積極的に移動させて空気の循環をさせ、熱交換器にて第2環境の熱を第1環境へ排出させることとなる。
また、本発明の請求項11記載の発明は、第2送風機は第1送風機よりも上に配置する構成としたものであり、第1吸気口は第1吐出口からより離れた位置に配置して第1環境の空気を吸い込み、第2吐出口からはスムースに第2環境へ空気を吹き出すことで、第1環境の空気を効率よく吸い込むとともに第2環境は空気を吹き込むことで内部の空気を積極的に移動させて空気の循環させ、熱交換器にて第2環境の熱を第1環境へ排出させることとなる。
また、本発明の請求項12記載の発明は、第1遠心送風機と第2遠心送風機は、一つのモータで駆動される構成としたものであり、モータの取り付けスペースを省スペース化して、第1遠心送風機と第2遠心送風機をより大きくすることができる。
また、本発明の請求項13記載の発明は、第1遠心送風機は、第1流入口に対して遠心送風流が垂直に当たる側を大きくとるように熱交換装置内の片側の壁面に寄せて配置し、第1流出口には、前記遠心送風流が垂直に当たる側に連通する側に風圧調整板を対向させて配置するものであり、風圧調整板により熱交換器の第1流出口側で静圧の調整を行い熱交換器へ流入する空気を均一にさせることとなる。
また、本発明の請求項14記載の発明は、熱交換装置を備えた発熱体収納装置を構成するものであり、熱交換器の配置スペースを大きく確保して熱交換を行う熱交換装置で発熱体収納装置内で発生する熱を排出することとなる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1のビルディング1はその屋上2には携帯電話の基地局3が設けられている。この基地局3は、図1、図2に示すように箱状のキャビネット4とこのキャビネット4内に設けた通信機としての送・受信機5と前記キャビネット4の前面開口部にドアのごとく開閉自在に設けた熱交換装置6とにより構成されている。
図3に示すように、前記熱交換装置6は、外気(第1環境)用の第1吸気口7と第1吐出口8およびキャビネット4内(第2環境)用の第2吸気口9および第2吐出口10を有する本体ケース11と、この図3に示すように、この本体ケース11内に設けられた外気(第1環境)用の第1遠心送風機12およびキャビネット4内(第2環境)用の第2遠心送風機13と、前記本体ケース11内において外気(第1環境)とキャビネット4内(第2環境)の空気との熱交換を行う熱交換器14と、これら第1および第2遠心送風機12および13を駆動する制御装置15とを備えている。
前記熱交換器14は、対向する2辺が他の辺に比べて長くした縦長の六角形で合成樹脂製の第1の伝熱板16と、これと同様の縦長の六角形で合成樹脂製の第2の伝熱板17を所定間隔離して交互に重合した六角柱の構成として、内部にこれら伝熱板を挟んで互いに2つの風路が交差するように形成されている。
そして、他の4辺が重合されて形成する4つの面のうち隣り合った面にそれぞれ第1流出口18と第2流入口19およびこの第1流出口18に連通する第1流入口20と前記第2流入口19に連通する第2流出口21を形成する。また、第1流出口18と第1流入口20は前記対向する2辺のうち一方の1辺をはさんで同じ側に配置し、第2流入口19と第2流出口21は他方の1辺をはさんで同じ側に配置する。すなわち、第1流出口18と第2流出口21および第1流入口20と第2流入口19はそれぞれ対面に配置される。
さて、この熱交換器14は、図3に示すように、上面を第1流出口18と第2流入口19となるように本体ケースの上部に配置する。第1流出口18と第2流入口19は仕切り板24により隔てて配置される。また、熱交換器14の下面は第1流入口20と第2流出口21が仕切り板25を隔てて配置される。すなわち、この状態において、第1遠心送風機12と第2遠心送風機13は、熱交換器14の下方において、高さ方向の寸法が一部重なっており、これらにより第1遠心送風機12と第2遠心送風機13が占める高さ方向の寸法が小さくなり、その結果として熱交換器14の高さ方向の寸法を大きくし、その熱交換効率を高めることができるようになっている。
さらに、この仕切り板25にターボファンで構成した第1遠心送風機12とシロッコファンで構成した第2遠心送風機13を裏表に配置する。
そして、図4に示すように、第1遠心送風機12の作用により、外気(第1環境)を第1吸気口7を介して、第1流入口20から熱交換器14に吹き込み、第2流出口21から第1吐出口8を経て再び外気(第1環境)へ吹き出す第1風路26が形成される。
また、第2遠心送風機13の作用により、キャビネット4内(第2環境)空気を第2吸気口9を介して第2流入口19から熱交換器14内に流入させ、第2流出口21から第2吐出口10を経てキャビネット4内(第2環境)に再び吹き出す第2風路27が形成される。
また、制御装置15は、放熱部としてヒートパイプで構成した放熱板28を有し、熱交換装置6の上部で熱交換器14の第2流入口19に対向して配置し、この放熱板28は、仕切り板24を貫通させて第1風路26側で第1流出口18に対向させて配置する。
以上のように、熱交換装置6は、第1風路26と第2風路27を備え、熱交換器14内で第1および第2の伝熱板16および17を介して互いに交差させる構成としている。
次に、本実施形態の特徴の一つであるキャビネット4内(第2環境)の空気を循環させる構成について以下説明をする。
図4に示すように、前記第2吸気口9は、本体ケース11の上部に配置して縦方向に対して横方向を大きく形成したものである。また、この第2吸気口9は、図3に示すように、キャビネット4の天井面に連接させて設けたものである。すなわち、第2吸気口9の上端部をキャビネット4の天上面と同高さに配置したものである。
また、図4に示すように、第2吐出口10は、本体ケース11の下部に配置して縦方向に対して横方向を大きく形成したものである。また、この第2吐出口10は、図3に示すように、キャビネット4の床面に連接させて設けたものである。すなわち、第2吐出口10の下端部をキャビネット4の床面と同高さに配置したものである。そして、この構成を実現するために、第2遠心送風機13は、その吹き出し口を下方へ向けたシロッコファンで構成し、第1遠心送風機12よりも上に配置する。さらに、第2遠心送風機13は、その吹き出し口の位置を第2吐出口10の上端部と同高さに配置するものである。
そして、第2吸気口9と第2吐出口10は、本体ケース11の上部と下部に離して配置するものである。
次に、外気(第1環境)側の風路としての第1風路26の特徴について説明をする。
図4に示すように、第1吐出口8は、熱交換器14の上端と本体ケース11の間にあって本体ケース11の上方に配置して縦方向に対して横方向を長く形成したものである。そして、この熱交換器14の上端に開口する第1流出口18の上部で対向した位置に放熱板28が配置される。
また、図3に示すように、第1吸気口7は、本体ケース11の下部に形成し、ターボファンである第1遠心送風機12の吸気口に連通させて配置する。そして、この第1遠心送風機12の吸気口と略同径の円形形状を有するものである。
上記構成において、熱交換装置6は、第1遠心送風機12と第2遠心送風機13の運転を開始すると、その作用によって、第1風路26と第2風路27にそれぞれ空気が流れ、さらに、熱交換器14の作用により、第2風路27を流れるキャビネット4内(第2環境)の空気の熱を第1風路26を流れる外気(第1環境)へ移動させてキャビネット4内(第2環境)の熱を排出することとなる。
本実施の形態では、第1遠心送風機12と第2遠心送風機13を本体の下部に配置するとともに、その高さ方向の少なくとも一部を重ねた状態としているので、従来の熱交換装置のようにこれらを上部と下部に分けて配置したものに比べて、熱交換器14の体積を大きくとることができる。一例として、従来のものに比べてその体積を約3割大きくすることができる。また、この構成により、第1吐出口8と第1吸気口7および第2吐出口10と第2吸気口9はそれぞれ離して配置することが容易にでき、ショートサーキットを防止することができる。
そして、熱交換装置6の熱交換効率を向上することができる。よって、キャビネット4内(第2環境)で発生する熱をより効果的に外気へ放出することができる。
また、第2吸気口9と第2吐出口10は、本体ケース11の上部と下部に離して配置し、さらにそれぞれを縦方向に対して横方向を長く形成しているのでキャビネット4内(第2環境)を循環する空気を温度の高い上部(天井側)から幅広く吸い込み、また、温度の比較的低い下部(床面)からキャビネット4内(第2環境)へ第2遠心送風機13により空気を押し込むようにして吹き込むことで、より大きな循環風を形成して、シュートサーキットを防止しすることができる。
また、第2吸気口9と第2吐出口10は、それぞれキャビネット4の天井面および床面に連接するように配置したことで、前記循環風の流れがスムースになり、キャビネット4内(第2環境)の空気をより広範囲に循環させることができる。
特に、第2遠心送風機13をシロッコファンで構成しているので、ターボファンで構成した場合に比べて、キャビネット4内(第2環境)へ空気をより強く集中させて吹き出すことができる。また、第2遠心送風機13は、第1遠心送風機12よりも高い位置に配置することで、容易に第2吐出口10の上端部にその吹き出し口を位置させて、下方に向けて吹き出す構成とすることができ、その後、キャビネット4内に向けて横方向に吹き出すとともに、キャビネット4内(第2環境)で横幅を広くして吹き出すことが容易になる。
また、制御装置15は、第2流入口19に対向させて配置することで、制御装置15から発生する熱を第2風路27に容易に放出して、温度を下げることができる。また、制御装置15は放熱板28を有し、この放熱板28を第1流出口18に対向させて配置することで制御装置15から発生する熱を第1風路26に容易に放出して、温度を下げることができる。さらに、第1吐出口8は縦方向に対して横方向を大きく形成し、この第1吐出口8に望ませて配置した第1流出口18に対向させて、その上部にかざして前記放熱板28を配置しているので、雨水を当たりにくくすることができ、放熱板28の耐久性を向上させることができる。なお、放熱板28をヒートパイプで構成しているので、仕切り板24を隔てて制御装置15と放熱板28を配置しても制御装置15から発生する熱をより効果的に第1風路26側へ移動させて放熱させることができる。
なお、本実施の形態では、第1遠心送風機12と第2遠心送風機13を別々のモータで駆動する構成としたが、図5に示すように一つのモータ30で駆動する構成としても良い。そして、この場合には、一つのモータで仕切り板25を隔てて二つのファンを駆動することとなるので、本体ケース11の厚みをより薄く形成することができる。もちろん、この場合も第1遠心送風機12と第2遠心送風機13は、高さ方向において少なくとも一部が重なった状態となっている。
ただし、この場合は、第2遠心送風機13を第1遠心送風機12よりも上に配置することが困難になる。そこで、本体ケース11の最下部にチャンバボックス31を設けて第2遠心送風機13から下方向へ吹き出した空気を横方向の第2吐出口10へ連通させることとなる。
また、本実施の形態では、熱交換器14は、第1流出口18と第2流出口21および第1流入口20と第2流入口19は、それぞれ対向する面に配置して第1、第2の伝熱板16、17を形成したが、図6に示すように、第1流出口32と第1流入口33および第2流入口34と第2流出口35がそれぞれ対向面に配置するように形成した二つの熱交換器36、37を用意して、本体ケース11内で縦方向に連ねて配置しても良い。すなわち、キャビネット4内(第2環境)の空気は、第2吸気口9から熱交換器36の第2流入口34、第2流出口35を通って、熱交換器37の第2流入口34、第2流出口35を通って、第2遠心送風機13の作用により第2吐出口10から再びキャビネット4内(第2環境)へ連通する第2風路27が形成される。また、同様にして、外気(第1環境)は第1吸気口7から第1遠心送風機12の作用により熱交換器37の第1流入口33、第1流出口32を通って、熱交換器36の第1流入口33、第1流出口32を通って、第1吐出口8から外気(第1環境)へ連通する第1風路26が形成される。
このようにして、第1風路26と第2風路27を形成してもその作用効果に差はない。
以上のようにして、熱交換装置6を備えた発熱体収納装置は、送・受信機5から発生するキャビネット4内の熱を熱交換効率の向上をさせた熱交換装置でより効率よく外気へ放出することができる。
(実施の形態2)
本実施の形態の熱交換装置6は、実施の形態1に対してさらに熱交換器14の作用を向上させる構成にしたものである。以下、その構成について説明する。なお、理解を容易にするために実施の形態1と同じ構成については、同一の符号を付してその説明は簡略化する。
図7(b)に示すように、第1遠心送風機12をターボファンで構成し、この第1遠心送風機12は、その回転軸40の位置が示すように本体ケース11の片側の壁に寄せて配置する。すなわち、第1流入口20に対して遠心送風流が垂直に当たる側として、第1遠心送風機12の接線方向の流出空気が熱交換器14の第1流入口20に対して、垂直となる側を広く取るように配置するものである。図7(b)の第1遠心送風機12の場合には、熱交換器14を上部に配置、ターボファンの回転方向は左に回転する構成としているこの場合、このターボファンの右側から吹き出す空気の一部が熱交換器14の第1流入口20に対して、垂直となる。そこで、右側が広くとれるように第1遠心送風機12は左側へ寄せて配置するものである。
また、熱交換器14の第1流出口18に対向させて風圧調整板41を配置する。
この風圧調整板41は、図7(a)、(b)に示すように、熱交換器14の上部において第1風路26と第2風路27を鉛直方向に区切る仕切り板42に対して直角にして設けたものである。すなわち、風圧調整板41は、外気に開口する第1吐出口8と第1流出口18の間に略水平に配置し、第1流出口18から吹出す空気の吹出し方向(高さ方向)に制限を加える構成として、第1流入口20に対して遠心送風流が垂直に当たる側に連通する第1流出口18部分に対向させて配置する。
さらに、図7(a)示すように、熱交換器14は、隣り合った面にそれぞれ第1流出口18と第2流入口19およびこの第1流出口18に連通する第1流入口20と前記第2流入口19に連通する第2流出口21を形成する。また、第1流出口18と第1流入口20および、第2流入口19と第2流出口21はそれぞれ熱交換器14の対面に配置させて内部に第1風路26と第2風路27の一部を形成するものである。
そして、図8に示すように、外気(第1環境)に対して、第1吸気口7から第1遠心送風機12の作用により、第1流入口20、第1流出口18、第1吐出口8へと連通する第1風路26が形成される。同様にして、キャビネット4内(第2環境)の空気に対して、第2吸気口9、第2流入口19、第2流出口21へと第2遠心送風機13の作用により吸い込み、第2吐出口10へと連通する第2風路27が形成される。
上記の構成により、熱交換装置6は、第1遠心送風機12と第2遠心送風機13の運転を開始すると、その作用によって、第1風路26と第2風路27にそれぞれ空気が流れ、熱交換器14の作用により、キャビネット4内(第2環境)の空気の熱を外気(第1環境)の空気へ移動させてキャビネット4内(第2環境)の熱を排出することとなる。
熱交換器14へ垂直に流入させる空気流路を広くとるように、第1遠心送風機12を片側の側壁に寄せて配置することで、熱交換器14へ流入する空気をより多くすることができる。しかし、第1遠心送風機12を寄せた側の流路は、これに比べると流入量を多くすることができない。そこで、本実施の形態ではさらに、第1流出口18側で流路を広くした側の面に対向する部分に風圧調整板41を設けることで、第1遠心送風機12の空気が垂直に流入する側に圧力をかけることができ、流入量を調節して、熱交換器14へ流入する空気量の均一化を図ることができる。その結果として熱交換器14の熱交換効率を向上させることができる。
また、熱交換器14は、第1流出口18と第1流入口20および、第2流入口19と第2流出口21はそれぞれ対面に配置させた構成としているので、第1流出口18と第2流出口21および第1流入口20と第2流入口19はそれぞれ対面に配置した実施の形態1の熱交換器14に比べて、熱交換器14の内部に形成した風路は、均一にすることができて、空気のながれをスムースにすることが可能となる。結果として、熱交換器14の熱交換効率も向上させることができる。もちろん、この場合も第1遠心送風機12と第2遠心送風機13は、高さ方向において少なくとも一部が重なった状態となっている。
以上のように、本実施の形態1の構成に加えて、第1遠心送風機12の配置と仕切り板42に設けた風圧調整板41の作用により、熱交換器14へ流入する空気を均一にして流すことができ、実施の形態1の構成によって体積を大きくとることが可能となった熱交換器14をさらに効率よく働かせて、キャビネット4内(第2環境)で発熱した熱を外気(第1環環境)へ排出して、キャビネット4内(第2環境)の温度をより大きく下げることができる。
なお、本実施の形態では、第1流入口20と第1流出口18を熱交換器14の対面の配置する構成としたことから、第1流出口18から吹出した空気を第1吐出口8へ案内する案内板43を第2流入口19側に風圧調整板41と同形状に配置する必要がある。しかし、これはキャビネット4内(第2環境)の空気を吸い込む風路側において、その影響は非常に少なく、圧力をかけることにはならない。したがって、熱交換装置6は、実施の形態1の熱交換器14の構成で実現した場合には、案内板43が不要になる。
以上のように本発明は、第1環境へ開口し空気を吸い込む第1吸気口と空気を吹き出す第1吐出口と、第2環境へ開口し空気を吸い込む第2吸気口と空気を吹き出す第2吐出口と、前記第1吸気口と第1吐出口を連通させる第1風路と、前記第2吸気口と第2吐出口を連通させる第2風路と、前記第1および第2風路内に対応して伝熱板を挟んで互いに交差する2つの風路を有し、それぞれに対応させて一対の第1流出口と第1流入口および第2流出口および第2流入口を連通させて形成し、かつ隣り合った面に前記第1風路の第1流入口と前記第2風路の第2流出口を配置した熱交換器と、前記第1風路に空気を流す第1遠心送風機と、前記第2風路に空気を流す第2遠心送風機と、これら第1遠心送風機と第2遠心送風機を制御する制御装置とを有し、前記第1遠心送風機は前記第1流入口に対向して配置し、前記第2遠心送風機は前記第2流出口に対向して配置する構成としたものであり、熱交換器の配置スペースを確保して、熱交換効率を向上することができる熱交換装置およびそれを用いた発熱体収納装置を提供できる。したがって、例えば、通信機器の基地局や、その他屋外設置機器における冷却設備としてきわめて有用なものである。
本発明の実施の形態1の熱交換装置およびそれを用いた発熱体収納装置の設置状態を示す図 同発熱体収納の装置構成を示す概略図 同発熱体収納装置および熱交換装置の構成を示す図 熱交換装置の風路構成を示す概略図 同熱交換装置のモータの別の構成を示す図 同熱交換装置の熱交換器の別の構成を示す図 同実施の形態2の熱交換装置の構成を示す図((a)側面側から見た構成図、(b)外気側から見た構成図) 同風路構成を示す概略図 従来の熱交換装置の構成を示す図
符号の説明
1 ビルディング
2 屋上
3 基地局
4 キャビネット
5 送・受信機
6 熱交換装置
7 第1吸気口
8 第1吐出口
9 第2吸気口
10 第2吐出口
11 本体ケース
12 第1遠心送風機
13 第2遠心送風機
14 熱交換器
15 制御装置
16 第1の伝熱板
17 第2の伝熱板
18 第1流出口
19 第2流入口
20 第1流入口
21 第2流出口
24 仕切り板
25 仕切り板
26 第1風路
27 第2風路
28 放熱板
30 モータ
31 チャンバボックス
32 第1流出口
33 第1流入口
34 第2流入口
35 第2流出口
36 熱交換器
37 熱交換器
40 回転軸
41 風圧調整板
42 仕切り板
43 案内板

Claims (14)

  1. 第1環境へ開口し、空気を吸い込む第1吸気口と空気を吹き出す第1吐出口と、第2環境へ開口し、空気を吸い込む第2吸気口と空気を吹き出す第2吐出口と、前記第1吸気口と第1吐出口を連通させる第1風路と、前記第2吸気口と第2吐出口を連通させる第2風路とを有する本体ケースと、この本体ケース内に設けられるとともに、前記第1および第2風路に対応して伝熱板を挟んで互いに交差する2つの風路を有し、それぞれに対応させて一対の第1流出口と第1流入口および第2流出口および第2流入口を連通させて形成し、かつ隣り合った面に前記第1風路の第1流入口と前記第2風路の第2流出口を配置した熱交換器と、この熱交換器の前記第1風路に空気を流す第1遠心送風機と、前記熱交換器の第2風路に空気を流す第2遠心送風機と、これら第1遠心送風機と第2遠心送風機を制御する制御装置とを有し、前記第1遠心送風機は前記第1流入口に対向して配置し、前記第2遠心送風機は前記第2流出口に対向して配置した熱交換装置。
  2. 熱交換器に対して、第1遠心送風機と第2遠心送風機は下側に配置させ、制御装置は上側に配置する請求項1記載の熱交換装置。
  3. 第2吸気口と第2吐出口は、縦方向に対して横方向を大きく形成し、上下に離して配置した請求項1記載の熱交換装置。
  4. 第2吸気口の上端部は発熱体収納装置の内側天井面に連接するように構成した請求項1記載の熱交換装置。
  5. 第2吐出口の下端部は発熱体収納装置の床面に連接するように配置した請求項1および4記載の熱交換装置。
  6. 第2遠心送風機の吹き出し口は第2吐出口の上端部に位置した請求項1記載の熱交換装置。
  7. 制御装置は、第2流入口に対向させて配置した請求項1記載の熱交換装置。
  8. 制御装置は放熱部を有し、第1吐出口は縦方向に対して横方向を大きく形成し、この第1吐出口に望ませて配置した第1流出口と、この第1流出口に対向させて前記放熱部を配置した請求項1記載の熱交換装置。
  9. 放熱部をヒートパイプで構成した請求項7記載の熱交換装置。
  10. 第1遠心送風機をターボファンとし第2遠心送風機をシロッコファンとする請求項1および6記載の熱交換装置。
  11. 第1遠心送風機と第2遠心送風機は、一つのモータで駆動される請求項1および8記載の熱交換装置。
  12. 第2遠心送風機は第1遠心送風機よりも上に配置した請求項1および6記載の熱交換装置。
  13. 第1遠心送風機は、第1流入口に対して遠心送風流が垂直に当たる側を大きくとるように熱交換装置内の片側の壁面に寄せて配置し、第1流出口には、前記遠心送風流が垂直に当たる側に連通する側に風圧調整板を対向させて配置した請求項1および2記載の熱交換装置。
  14. 請求項1から13に記載の熱交換装置を備えた発熱体収納装置。
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