JP2010098188A - 非接触伝送装置 - Google Patents

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【課題】簡易な手段で、渦電流損を抑えると共に、伝送効率を大きく向上させる。
【解決手段】貫通孔12は、1次側コア10の対向面側の第1開口部21と1次側コア10と対向しない面側の第2開口部22を備え、貫通孔12は、前記凸部に設けられ、貫通孔12の幅hもしくは面積Sを、2次側コア20の第2開口部22の幅h'、もしくは面積S'と比較し、h'>h>h'/2、S'>S>S'/4の式のいずれか一つを満たすように構成され、2次側コア20に誘導起電力を誘起させると共に、第2コイル23に充電電力または情報を電子機器に伝送する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電子機器に対して非接触で充電電力または情報を伝送する非接触伝送装置に関するものである。
近年、電磁誘導などの非接触による方法で、電子機器に対して充電電力または情報を伝送する非接触伝送装置が開示されている。たとえば、図6に示すように、電子機器30には電源として2次電池24等の充電式電池が搭載されているものがあり、充電装置(非接触伝送装置)から該電子機器の2次電池等への充電方法としては、電磁誘導などの非接触による方法が一般的となってきている。このような充電装置において、1次側コア10(充電装置のコア)に設けられた周壁部の2次側コア20(電子機器のコア)に対向する面を内周に拡張して拡幅部13を形成したものがあり、また、電子時計において、2次側コア20には第1開口部21および第2開口部22を有する貫通孔が備えられたものが存在し、前記1次側コア10と2次側コア20間で磁束をループさせて、非接触エネルギーを伝送する技術が開示されている。
非接触によるエネルギー伝送技術が幅広く応用されてきたのは、エネルギーとなる電力が水などの液体と比較して気密性の確保が容易であるという利点を有しているからである。すなわち、非接触によるエネルギー伝送では、接触型のエネルギー伝送とは異なり接続部を露出する必要がないため、より気密性を確保することが可能となり、電子機器である電子時計や携帯電話に対して幅広く使用されている。
ところで、図6の構成では、第1コイル11から誘起された磁束が1次側コア10の中央凸部の全面を介して2次側コア20⇒拡幅部13と磁束をループすることによって第2コイル23に電力が伝送されるが、その際に、誘起された磁束は同図6で示す裏蓋25部分を通過する。裏蓋25は通常、チタンやステンレス等の金属で構成されることが、触感や外観、重さが良好という理由から一般的である。
また、電子機器に対して非接触で充電電力または情報を伝送する非接触伝送装置およびコアがある(たとえば、特許文献1参照)。この技術は、中央付近に凸部を有し、前記凸部の底部から延在し前記凸部の周面を内包する周壁部が設けられたコアと、前記凸部に巻装された第1コイルとを備え、前記コアは、前記周壁部の上側端部から前記凸部の上面近傍であって、前記凸部の上面より高い位置に設置された拡幅部を含み、前記第1コイルは、前記コアとともに磁束を発生させることにより、前記拡幅部の内縁部に囲まれた内部にあって、かつ前記凸部から所定距離にある前記電子機器の第2コイルに誘導起電力を発生させて前記充電電力または情報を前記電子機器に伝送することで、非接触伝送装置におけるコア(1次側コア)のみで磁束を閉ループになるのを防ぎ、電子機器への非接触による充電電力または情報の伝送量を向上させるものである。
特願2007−292808号
しかしながら、金属の導電率は非常に高く、チタンなら約2.38E+06[1/Ω・m]であり、ステンレスなら1.28+06[1/Ω・m]である。磁束を、このような導電率の高い材質に通過させた場合、渦電流損が発生する。渦電流損は、充電時における発熱と直接関係してくる課題であり、渦電流損が大きければ大きいほど、発熱も大きくなる。図6に示す従来の構成では、1次側コアや2次側コアの形状に工夫が成されており、その工夫によって渦電流損を小さくしようと試みているが、それでも渦電流損の占める割合は、発生する損失の中でも特に大きく、渦電流損をさらに少なく、伝送効率をさらに向上させたいという課題があった。また、特許文献1の非接触伝送装置およびコアにあっては、損失の多くが渦電流損となることが考えられる。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、簡易な手段で、渦電流損を抑えると共に、伝送効率を大きく向上させることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、請求項1にかかる発明は、中央付近に凸部を有し、前記凸部の底部から延在し前記凸部の周面を内包する周壁部に設けられた第1のコアと、前記凸部に巻装された第1コイルとを備え、前記第1のコアは、前記周壁部の上側端部から前記凸部の上面近傍であって、前記凸部の上面より高い位置に設置された拡幅部を含み、前記第1コイルは、前記第1のコアとともに磁束を発生させることにより、前記拡幅部の内縁部に囲まれた内部にあり、かつ第2コイルが巻きつけられ、自身に貫通孔を有し、前記貫通孔は、前記第1のコアの対向面側の第1開口部と前記第1のコアと対向しない面側の第2開口部を備え、前記貫通孔は、前記凸部に設けられ、該貫通孔の幅hもしくは面積Sを、前記2次側コアの第2開口部の幅h'、もしくは面積S'と比較して下記式のいずれか一つを満たすように構成され、
h'>h>h'/2 (式1)
S'>S>S'/4 (式2)
前記第2のコアに誘導起電力を誘起させると共に、前記第2コイルに充電電力または情報を電子機器に伝送することを特徴とする。
また、請求項2にかかる発明は、請求項1の記載において、前記第1のコアの凸部において、前記凸部の幅は、前記第1開口部の幅と略同一長さ、ないしはそれ以下であることを特徴とする。
また、請求項3にかかる発明は、請求項1の記載において、前記第2開口部の幅は、前記凸部の幅の2倍より小さいことを特徴とする。
本発明にかかる非接触伝送装置は、貫通孔を、第1のコアの中央凸部に設け、貫通孔の幅hもしくは面積Sを、2次側コア20の第2開口部22の幅h'、もしくは面積S'と比較して下記式のいずれか一つを満たすように構成し、
h'>h>h'/2 (式1)
S'>S>S'/4 (式2)
第2のコアに誘導起電力を誘起させると共に、第2コイルに充電電力または情報を電子機器に伝送する、ようにしたので、簡易な手段で大きく渦電流損を抑えることが可能で、渦電流損を抑えると共に、伝送効率を大きく向上させることができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる非接触伝送装置の最良な実施の形態を詳細に説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、この実施の形態にかかる非接触伝送装置の構成を示す説明図である。この図1において、符号10は1次側コア、符号11は第1コイル、符号12は貫通孔、符号13は拡幅部、符号20は2次側コア、符号21は第1開口部、符号22は第2開口部、符号23は第2コイル、符号24は2次電池、符号25はチタンやステンレスなどの金属のなる裏蓋、符号30は電子機器である。
この図1に示すように、特に、1次側コア10の中央凸部は貫通孔12を有している。このように1次側コア10を構成すると、裏蓋25に発生する渦電流損が少なくなることが後述するように確認された。
これらの磁気解析シミュレーションの結果について図2−1、図2−2に示す。図2−1は図に示す従来の非接触伝送装置の構成のように貫通孔12が無い場合を示し、図2−2は本発明の非接触伝送装置の構成のように貫通孔12が有る場合の磁気解析シミュレーションの結果を示す。
図2−1、図2−2において、図中の線は、磁束の等高線を示しており、該等高線が集中している箇所が、磁束密度の高いところである。また、図2−1、図2−2に関して、本実施の形態における解析シミュレーションでは、1次側コア10の凸部以外は、材質条件や、形状は全て同じ条件としている。なお、本実施の形態における解析モデルは、左右対称であるため、解析結果は右側半分のみを表示した。
つぎに、1次側コア10に、貫通孔12が無い場合(図2−1)と、貫通孔12が有る場合(図2−2)において、裏蓋25付近の拡大図を、図3−1、図3−2に示す。図3−1で、1次側コア10に貫通孔12が無い場合を見ると、1次側コア10の中央凸部のほぼ全面から磁束が発生しており、裏蓋25の断面を、大きな面積で磁束が通過し、2次側コア20に向かっていることがうかがえる。それに対して、図3−2で1次側コア10に貫通孔12が有る場合をみると、中央凸部から発生した磁束は、ほとんど垂直に裏蓋25の断面を通過しているため、図3−1と図3−2を比較した場合、1次側コア10に貫通孔12がある場合(図3−2)の方が、1次側コア10に貫通孔12が無い場合(図3−1)と比べて裏蓋25を通過する磁束の面積が小さいことがわかる。
通常、渦電流損Peは、Pe=K×(t×f×B)2/ρ、(K:比例定数、t:厚さ、f:周波数、B: 磁束密度、ρ:ρ 抵抗率) であるので、裏蓋25を通過する磁束の面積に渦電流損は依存せず、図3−1と図3−2で同等の渦電流損が得られるはずであるが、解析結果では、図3−1および図3−2で比較すると、裏蓋25に発生する渦電流損に2.0[%]ほどの差が見られ、図3−2の方が損失が少ない結果となった。これは、磁束と渦電流損の交互作用によって複雑に引き起こされる交互渦電流損が、本来の損失(渦電流損)+αとして影響していると考えられ、解析シミュレーションを幾度となく繰り返していった結果、前記交互渦電流損は、裏蓋25を通過する磁束の面積に関係していることがわかり、裏蓋25を通過する磁束の面積を小さくした場合に、前記交互渦電流損の少ない、良好な結果が得られることがわかった。
より具体的には、前記貫通孔12の幅h、もしくは面積Sを、2次側コア20の第2開口部22の幅h’、もしくは面積S’より小さく構成し、かつ、第2開口部22の幅h’の半分より大きく構成することが、単に貫通孔12を備えた構成より大きな効果を奏することがわかった。すなわち、この実施の形態では、1次側コア10の中央凸部に貫通孔12を上述した条件で備えることで、裏蓋25を通過する磁束の面積を小さくし、前記交互渦電流損を小さくすることで、伝送効率を高めることが可能である。
したがって、以上説明した第1の実施の形態によれば、中央付近に凸部を有し、前記凸部の底部から延在し前記凸部の周面を内包する周壁部に設けられた1次側コア10と、前記凸部に巻装された第1コイル11とを備え、1次側コア10は、前記周壁部の上側端部から前記凸部の上面近傍であって、前記凸部の上面より高い位置に設置された拡幅部13を含み、第1コイル11は、1次側コア10とともに磁束を発生させることにより、拡幅部13の内縁部に囲まれた内部にあり、かつ第2コイル23が巻きつけられ、自身に貫通孔12を有し、貫通孔12は、1次側コア10の対向面側の第1開口部21と1次側コア10と対向しない面側の第2開口部22を備え,貫通孔12は、前記凸部に設けられ、貫通孔12の幅hもしくは面積Sを、2次側コア20の第2開口部22の幅h'、もしくは面積S'と比較して下記式のいずれか一つを満たすように構成され、
h'>h>h'/2 (式1)
S'>S>S'/4 (式2)
2次側コア20に誘導起電力を誘起させると共に、第2コイル23に充電電力または情報を電子機器に伝送する、ようにしたので、簡易な手段で大きく渦電流損を抑えることが可能で、渦電流損を抑えると共に、伝送効率を大きく向上させることができる。
(第2の実施の形態)
つぎに、図1のように構成される非接触伝送装置における上記第1の実施の形態とは異なる例について説明する。この第2の実施の形態における非接触伝送装置は、1次側コア10の中央凸部の幅は、第1開口部21の幅と略同一長さで、かつ、2次側コア20の第2開口部22の幅は前記凸部の幅の2倍より小さく構成してある。このような構成とすることで、渦電流損を安定して抑えることができる。以下、具体的に説明する。
図4−1.図4−2は、この第2の実施の形態にかかる非接触伝送装置における解析シミュレーションの解析モデルを示す説明図である。
ここで、上述した第1の実施の形態では1次側コア10の中央凸部に貫通孔12を備えることで、裏蓋25を通過する磁束の面積を小さくし、交互渦電流損を減らすことが可能であった。ところが、何度にも渡って解析シミュレーションを行ったところ、以下のことがわかった。
1次側コア10の中央凸部より誘起された磁束が2次側コア20に向かう際、2次側コア20の断面積が大きければ大きいほど、磁束の、前記2次側コア20の断面に通過する面積が大きくなるため、その結果、裏蓋25を通過する磁束の面積が大きくなってしまう。このことを、図5−1.図5−2(解析シミュレーション結果)を用いて説明する。図5−1.図5−2は、この第2の実施の形態で用いた解析モデルであり、この結果、図5−1.図5−2では、以下の事象が起きていることがわかった。
2次側コア20の断面が大きいため、中央凸部から誘起された磁束が前記断面に向かおうとしたときに、(図5−1.図5−2では)磁束が右側に広がりながら、2次側コア20の断面に向かっている。
2次側コア20と中央凸部の間には裏蓋25があるため、前記中央凸部から誘起された磁束が右側に広がりながら2次側コア20に向かう場合、裏蓋25を通過する磁束の面積も大きくなる。すなわち、磁束の、裏蓋25を通過する面積を小さくしようとした場合には、1次側コア10と2次側コア20の配置が非常に重要で、前記配置によっては交互渦電流損が大きく発生してしまうことになる。
ところで、第1の実施の形態で用いた図2−2と、第2の実施の形態で磁束の等高線が異なるのは、以下の理由による。通常、第2コイル23の起電力となるεは、ε=−dψ(B)/dtと示すことができ、第1コイル11に印加する電流や電圧は交流とされている。すなわち、時間によって入力側が変化するため、それによって磁束の発生の仕方が変化するからである。
発明者は、このような現象が起こることを踏まえて、解析シミュレーションによる研究を日々行ってきた結果、前記交流のN周期(N:1,2,3〜)において、最も安定し、かつ、最も効果的に非接触エネルギーを伝送できる構成を発明した。その構成は、以下の通りである。
1次側コア10の中央凸部の幅を、前記第1開口部21の幅と略同一長さで、かつ、2次側コア20の第2開口部22の幅は前記凸部の幅の2倍より小さく構成する。このようにモデルを構成した場合の解析シミュレーションによる結果は図4−1、図4−2に示される。この図4−1、図4−2によると1次側コア10の中央凸部より誘起された磁束は、中央凸部の角(右上)から2次側コア20の底面の角(左下)を結ぶ直線を中心に、効果的に磁束が向かっていることがうかがえる。
このとき、第2開口部22の幅は、中央凸部の幅の2倍より小さい方がよく、かつ、第1開口部21より大きいことが望ましい。仮に、第2開口部22の幅を、中央凸部の幅の2倍から大きくしていくと、裏蓋25に発生する損失が徐々に大きくなり、伝送効率が低下していくことがわかった。また、これまでは中央凸部の直ぐ上に2次側コア20の底面を伸ばしていたが、入力側(交流)が変化していく中で、より安定し、効果的に電力伝送ができる構成として、1次側コア10の中央凸部の幅を、前記第1開口部21の幅と略同一長さ、もしくはそれ以下の長さで構成することが好ましいことがわかった。
したがって、以上説明した第2の実施の形態によれば、1次側コア10の凸部において、前記凸部の幅は、前記第1開口部21の幅と略同一長さ、ないしはそれ以下とすることにより、入力側が交流で、時間によって入力が変化している場合でも、安定して裏蓋を通過する磁束の面積を小さくし、渦電流損を抑えることができ、伝送効率を高めることが可能である。
また、第2開口部22の幅を、前記凸部の幅の2倍より小さくすることにより、中央凸部の角(右上)から2次側コア20底面の角(左下)を結ぶ直線を中心に、効果的に磁束を2次側コアに向かわせることができる。また、交互渦電流損を大きく抑えることが可能であり、伝送効率が向上する。
以上のように、本発明にかかる非接触伝送装置は、非接触伝送装置を電子機器に充電電力を送電する充電装置、充電電力または情報(たとえば、現在の時刻を示す時刻情報、アラーム情報など)を伝送する電子機器に有用であり、特に、渦電流損を抑え、伝送効率を高める非接触伝送装置に適している。
この実施の形態にかかる非接触伝送装置の構成を示す説明図である。 1次側コイルに貫通孔が無い場合における磁気解析シミュレーションの結果を示す図である。 1次側コイルに貫通孔がある場合における磁気解析シミュレーションの結果を示す図である。 1次側コイルに貫通孔が無い場合における磁気解析シミュレーションの結果を示す拡大図である。 1次側コイルに貫通孔がある場合における磁気解析シミュレーションの結果を示す拡大図である。 第2の実施の形態にかかる1次側コイルに貫通孔がある場合における磁気解析シミュレーションの結果を示す図である。 図4−1における1次側コア付近の磁気解析シミュレーションの結果を示す拡大図である。 第2の実施の形態にかかる1次側コイルに貫通孔がある場合における磁気解析シミュレーションの結果を示す図である。 図5−1における1次側コア付近の磁気解析シミュレーションの結果を示す拡大図である。 従来における非接触伝送装置の構成を示す説明図である。
符号の説明
10 1次側コア
11 第1コイル
12 貫通孔
13 拡幅部
20 2次側コア
21 第1開口部
22 第2開口部
23 第2コイル
24 2次電池
25 裏蓋
30 電子機器

Claims (3)

  1. 中央付近に凸部を有し、前記凸部の底部から延在し前記凸部の周面を内包する周壁部に設けられた第1のコアと、前記凸部に巻装された第1コイルとを備え、
    前記第1のコアは、前記周壁部の上側端部から前記凸部の上面近傍であって、前記凸部の上面より高い位置に設置された拡幅部を含み、前記第1コイルは、前記第1のコアとともに磁束を発生させることにより、前記拡幅部の内縁部に囲まれた内部にあり、かつ第2コイルが巻きつけられ、自身に貫通孔を有し、前記貫通孔は、前記第1のコアの対向面側の第1開口部と前記第1のコアと対向しない面側の第2開口部を備え、
    前記貫通孔は、前記凸部に設けられ、該貫通孔の幅hもしくは面積Sを、前記2次側コアの第2開口部の幅h'、もしくは面積S'と比較して下記式のいずれか一つを満たすように構成され、
    h'>h>h'/2 (式1)
    S'>S>S'/4 (式2)
    前記第2のコアに誘導起電力を誘起させると共に、前記第2コイルに充電電力または情報を電子機器に伝送することを特徴とする非接触伝送装置。
  2. 前記第1のコアの凸部において、前記凸部の幅は、前記第1開口部の幅と略同一長さ、ないしはそれ以下であることを特徴とする請求項1に記載の非接触伝送装置。
  3. 前記第2開口部の幅は、前記凸部の幅の2倍より小さいことを特徴とする請求項1に記載の非接触伝送装置。
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