JP2010097244A - 情報記憶媒体用リーダライタ - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の電子マネーサービスそれぞれの提供開始時期や提供停止時期等を容易に設定することの可能な情報記憶媒体用リーダライタを提供する。
【解決手段】それぞれ異なる電子マネーサービスを提供するための複数の決済処理プログラム232,233を記憶する記憶部230を備え、各電子マネーサービスA,Bのうち少なくとも一つの電子マネーサービスで用いられる電子マネー残高が記憶された非接触ICカード20を検出すると、非接触ICカード20の電子マネー残高に対応する電子マネーサービスの決済処理プログラムを用いて決済処理を行うリーダライタ10において、所定のタイミングにおける各電子マネーサービスA,Bの決済処理の実行可否を、該タイミングにおける各電子マネーサービスの提供可否を表すサービス提供情報231に基づき設定する制御部250を備えた。
【選択図】図3

Description

本発明は、例えば非接触ICカード等の情報記憶媒体に記憶された電子マネー残高の読み書きを行うことにより決済処理を行う情報記憶媒体用リーダライタに関するものである。
従来、この種の情報記憶媒体用リーダライタとして、それぞれ異なる電子マネーサービスを提供するための複数のサービス情報を記憶する記憶部を備え、各電子マネーサービスのうち少なくとも一つの電子マネーサービスで用いられる電子マネー残高が記憶された情報記憶媒体を検出すると、記憶部の各サービス情報のうち該情報記憶媒体の電子マネー残高に対応する電子マネーサービスのサービス情報を用いて決済処理を行うものが知られている。
この情報記憶媒体用リーダライタには、サービス情報としての決済処理プログラムが各電子マネーサービス毎に記憶されており、情報記憶媒体が検出されると、該情報記憶媒体の電子マネー残高に対応する電子マネーサービスの決済処理プログラムが実行されることにより決済処理が行われる。
特開2006−301780号公報
ところで、電子マネーサービスは、該電子マネーサービスの管理企業との契約に基づき提供が開始されるようになっており、該電子マネーサービスのサービス情報が情報記憶媒体用リーダライタの記憶部に事前に記憶されている場合でも、該電子マネーサービスのサービス情報を用いた決済処理即ち該電子マネーサービスの提供を、契約上の提供開始時期に達するまで行うことができない。また、契約上のサービス提供期間が満了した場合には、電子マネーサービスの決済処理を実行不可とすることにより電子マネーサービスの提供を停止する必要がある。
しかしながら、前記従来例では、情報記憶媒体が検出されると、該情報記憶媒体の電子マネー残高に対応する電子マネーサービスの決済処理が行われるので、提供開始時期に達していない電子マネーサービスの決済処理が行われる可能性があることから、契約上の問題が発生するおそれがある。
この問題を解決するためには、情報記憶媒体用リーダライタを、記憶部の各サービス情報に対応する全ての電子マネーサービスの提供開始時期が経過した後に設置することが考えられる。しかし、この場合には、一つの電子マネーサービスの提供開始時期が遅れるのに伴って情報記憶媒体用リーダライタの設置時期が遅れ、既に提供が開始されている他の電子マネーサービスの利用機会が低減することから、利便性に劣るおそれがあった。
本発明は前記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、複数の電子マネーサービスそれぞれの提供開始時期や提供停止時期等を容易に設定することの可能な情報記憶媒体用リーダライタを提供することにある。
本発明は、前記目的を達成するために、それぞれ異なる電子マネーサービスを提供するための複数のサービス情報を記憶する記憶部を備え、各電子マネーサービスのうち少なくとも一つの電子マネーサービスで用いられる電子マネー残高が記憶された情報記憶媒体を検出すると、記憶部の各サービス情報のうち該情報記憶媒体の電子マネー残高に対応する電子マネーサービスのサービス情報を用いて決済処理を行う情報記憶媒体用リーダライタにおいて、所定のタイミングにおける前記各電子マネーサービスの決済処理の実行可否を、該タイミングにおける各電子マネーサービスの提供可否を表すサービス提供情報に基づき設定する制御部を備えている。
これにより、所定のタイミングにおける前記各電子マネーサービスの決済処理の実行可否が、該タイミングにおける各電子マネーサービスの提供可否を表すサービス提供情報に基づき設定されることから、所定のタイミングにおける電子マネーサービスの提供可否を各電子マネーサービス毎に設定することが可能となる。
本発明によれば、所定のタイミングにおける電子マネーサービスの提供可否を各電子マネーサービス毎に設定することができるので、複数の電子マネーサービスそれぞれの提供開始時期や提供停止時期等を、例えば契約等に基づいて容易に設定することができ、利便性を向上させることができる。
図1乃至図6は本発明の一実施形態を示すもので、図1は情報記憶媒体用リーダライタの斜視図、図2は情報記憶媒体用リーダライタの機能ブロック図、図3は非接触ICカードの機能ブロック図、図4はサービス提供情報のデータ構造の一例を示す図、図5はサービス提供情報取得時の制御部の動作を示すシーケンス図、図6は制御部の動作を示すフロー図である。
本実施形態の情報記憶媒体用リーダライタ10(以下、リーダライタ10と称する。)は、自動販売機1に設けられ、電子マネーサービスで用いられる電子マネー残高22cが記憶された情報記憶媒体としての非接触ICカード20を検出すると、選択商品の価格(決済額)を非接触ICカード20の電子マネー残高22cから減算することにより電子マネーの決済処理を行う装置である。このリーダライタ10は、第1の筐体100及び第2の筐体200と、各筐体100,200内にそれぞれ設けられた回路基板(図示省略)に接続されたワイヤーハーネス300とから構成されている。
第1の筐体100は、自動販売機1の前面側に設けられた外扉の開口部に前方から取付可能に形成されており、前面部101、背面部102、上面部103、側面部104及び底面部105から構成されている。前面部101には、非接触ICカード20の形状に合わせて形成された読取面101aと、電子マネーの決済処理に用いられる電子マネーサービスを選択するための選択部としてのマネー切替ボタン130と、非接触ICカード20に記憶された電子マネー残高22cや操作案内等の文字情報を表示する表示部140と、情報入力部としての操作部150とが図1に示すようなレイアウトで設けられている。読取面101aの裏面には、非接触ICカード20との間でデータの送受信を行うためのループ状のアンテナ120が設けられている。そして、利用者が非接触ICカード20を第1の筐体100の前面部101にかざした際に非接触ICカード20が読取面101aから所定範囲(例えば5センチメートル)内の位置に存在する場合には、アンテナ120と非接触ICカード20との間の非接触通信が可能になる。
ここで、非接触ICカード20の制御系構成について図2を参照して説明する。非接触ICカード20には、リーダライタ10のアンテナ120との間で非接触で信号を送受信するためのコイル状のアンテナ(図示省略)と、アンテナに接続されたICチップとが埋設されている。このICチップには、ICチップ内の回路を制御するICカード制御部21と、各種情報を記憶するICカード記憶部22とが設けられている。
ICカード制御部21はCPU及びRAM、ROM等のメモリを備え、リーダライタ10からアンテナを介して受信したICカード用コマンドに応じてICカード記憶部22に記憶された各種情報の更新または読出し処理を行う。
ICカード記憶部22は、EEPROM等の書き換え可能な記憶素子であり、サービスID22a、利用者ID22b及び電子マネー残高22cが記憶されている。サービスID22aは電子マネーサービスの種類を識別するためのものであり、電子マネーサービス毎に異なるIDが付与されている。なお、本実施形態では、電子マネーサービスAに対応するIDがサービスID22aとして記憶されている。利用者ID22bは電子マネーサービスAの利用者を識別するためのものであり、非接触ICカード20毎に異なるIDが付与されている。また、電子マネー残高22cは、電子マネーサービスAで利用可能な残高である。
次に、リーダライタ10の制御系構成について図3を参照して説明する。第1の筐体100には、RF回路部110と、アンテナ120と、マネー切替ボタン130と、表示部140と、操作部150とが設けられている。
RF回路部110は、非接触ICカード20との非接触通信をアンテナ120を介して行うためのものであって、周知のAD/DA変換器及び整流回路等から構成されている。表示部140は、周知の液晶ディスプレイや有機ELディスプレイ等の表示機器である。
第2の筐体200には、コネクタ210と、モード切替スイッチ220と、記憶部230と、通信装置240と、制御部250とが設けられており、制御部250には、上記各機器が接続されている。また、制御部250は、複数のリーダライタ10を管理するための外部装置としての管理サーバ40と、通信装置240及びネットワーク30を介して接続されている。
コネクタ210は、日本自動販売機工業会(JVMA)インタフェース仕様に準拠したものであり、制御部250と自動販売機1とを接続するためのインタフェース部として用いられるものである。モード切替スイッチ220は、運用モードとメンテナンスモードとを切り替えるためのものである。
記憶部230はEEPROM等の書き換え可能な記憶素子であり、制御部250の制御に基づき各種情報を記憶する。記憶部230には、サービス提供情報231と、電子マネーサービスAの決済処理プログラム232と、電子マネーサービスBの決済処理プログラム233とが記憶されている。サービス提供情報231は、所定のタイミングにおける各電子マネーサービスの提供可否を表す情報であり、図4に示すように各電子マネーサービスの名称、提供開始時期及び提供停止時期から構成されている。即ち、或る電子マネーサービスの提供開始時期から提供停止時期までのサービス提供期間内では、該電子マネーサービスの提供が可能になる。なお、各電子マネーサービスの提供開始時期及び提供停止時期は、管理サーバ40によって任意時に設定・更新されており、サービス提供情報231の内容は、後述の制御部250の制御により更新される。各電子マネーサービスの決済処理プログラム232,233は、それぞれ異なる電子マネーサービスを提供するためのサービス情報を構成するものであり、各決済処理プログラム232,233の何れかが制御部250の制御により実行されると、実行されたプログラムに対応する電子マネーの決済処理が行われる。
通信装置240は、ネットワーク30に接続するためのモデム等の通信機器であり、ネットワーク30を介して管理サーバ40との間で通信を行うようになっている。なお、本実施形態では、ネットワーク30として公衆回線網を用いており、これに対応してモデムを通信装置240として用いている。
制御部250は、リーダライタ10の全体を制御するためのものであり、CPUと、RAM、ROM等のメモリと、日時を計測するためのタイマーとを備えている。制御部250は、メモリに格納されたデータ及びプログラムに基づいて上記の各機器を制御するようになっている。なお、制御部250の動作の詳細については後述する。また、制御部250には、第1の筐体100のRF回路部110、マネー切替ボタン130及び表示部140が、ワイヤーハーネス300を介して接続されている。
以上のように構成されたリーダライタ10において、第1の筐体100は、背面部102が自動販売機1の外扉の開口部に前方から嵌合するように取付けられる。また、第2の筐体220は、自動販売機1内の所定位置に設けられており、各筐体100,200の回路基板はワイヤーハーネス300によって相互接続されている。以下に、サービス提供情報231を取得するときの制御部250の動作について図5のシーケンス図を参照して説明する。
まず、リーダライタ10に電源が投入されると、制御部250は、運用モードで動作を開始するとともに、所定のサービス提供情報要求信号を、通信装置240及びネットワーク30を介して管理サーバ40に送信する(ステップS1)。一方、管理サーバ40は、サービス提供情報要求信号を受信すると、管理サーバ40の記憶部(図示省略)に記憶されている最新のサービス提供情報231をネットワーク30を介してリーダライタ10に送信する(ステップS2)。
そして、制御部250は、通信装置240を介して管理サーバ40からサービス提供情報231を取得すると、取得したサービス提供情報231を記憶部230に記憶する(ステップS3)。この場合、サービス提供情報231の各電子マネーサービスの提供開始時期及び提供停止時期は、最新の内容に更新される。また、制御部250は、所定時間(例えば1時間)経過毎にステップS1の処理を行う。これにより、各電子マネーサービスのサービス提供期間を常に最新の状態に設定することが可能となる。
次に、運用時における制御部250の動作について図6のフロー図を参照して説明する。まず、リーダライタ10に電源が投入されると、制御部250は、このときにおける各電子マネーサービスの決済処理の実行可否をサービス提供情報231に基づき設定することにより、各電子マネーサービスの提供可否を設定する(ステップS11)。具体的に説明すると、制御部250は、制御部250のタイマーから日時情報を取得した後に、該日時情報がサービス提供情報231のサービス提供期間内に含まれるか否かを各電子マネーサービス毎に判別し、制御部250のRAMに設けられた各電子マネーサービス毎の決済処理フラグ(図示省略)のオン・オフを判別結果に基づき書き換える。例えば図4に示すサービス提供情報231が記憶部230に記憶されているときに、制御部250のタイマーから取得した日時情報が「2008年11月1日12時00分00秒」であった場合には、制御部250は、電子マネーサービスAの決済処理フラグをオンに設定し、電子マネーサービスBの決済処理フラグをオフに設定する。この場合、電子マネーサービスAの提供が可能となるが、電子マネーサービスBの提供が不可となる。
次に、制御部250は、マネー切替ボタン130が押下される毎に(ステップS12)、押下回数に対応付けられた電子マネーサービスの提供可否を判別し、該電子マネーサービスの提供が可能である場合には(ステップS13)、該電子マネーサービスの名称をサービス提供情報231から抽出して、該電子マネーサービスの名称を表示部140に切替表示させる(ステップS14)。このとき、制御部250は、表示部140に表示された名称に対応する電子マネーサービスを、後述の決済処理に用いられる電子マネーサービスとして抽出する。従って、制御部250は、ステップS11において決済処理が実行可能に設定された電子マネーサービスのうち一つの電子マネーサービスを、マネー切替ボタン130を用いて選択可能に制御している。また、上記ステップS13の判別処理を行うことにより、提供可能な電子マネーサービスのみを表示部140に表示させることが可能となる。
なお、ステップS12においてマネー切替ボタン130が押下されない場合には、制御部250は、決済処理の実行が可能であると最初に判別した電子マネーサービスを、決済処理に用いられる電子マネーサービスとして抽出する。
次に、制御部250は、非接触ICカード20の検出処理を行う(ステップS15)。具体的に説明すると、制御部250は、非接触ICカード20から所定の応答信号を取得するためのICカード用コマンドをRF回路部110及びアンテナ120を介して送信する。一方、利用者が、非接触ICカード20を読取面101aに近接するようにかざすと、非接触ICカード20のICカード制御部21は、リーダライタ10から受信したICカード用コマンドに対して応答信号を送信する。制御部250は、アンテナ120及びRF回路部110を介して非接触ICカード20から応答信号を受信することにより、非接触ICカード20を検出する。なお、本実施形態では、非接触ICカード20固有のカードID(図示省略)を応答信号として用いている。
次いで、制御部250は、非接触ICカード20を検出すると(ステップS16)、コネクタ210を介して自動販売機1から決済額を受信し、決済処理に用いられる電子マネーサービスに対応する決済処理プログラムを実行することにより電子マネーの決済処理を行う(ステップS17)。
ここで、電子マネーの決済処理について具体的に説明する。制御部250は、決済額を電子マネー残高22cから減算するためのICカード用コマンドをRF回路部110及びアンテナ120を介して非接触ICカード20に送信する。一方、ICカード制御部21は、リーダライタ10から前記ICカード用コマンドを受信すると、ICカード用コマンドに含まれた決済額を電子マネー残高22cから減算した後に、所定の減算終了信号をリーダライタ10に送信する。そして、制御部250がアンテナ120及びRF回路部110を介して減算終了信号を受信することにより、電子マネーの決済処理が正常に終了する。
そして、電子マネーの決済処理が正常に終了すると、制御部250は、ステップS11の処理に移行する。なお、制御部250は、ステップS16において非接触ICカード20から応答信号を受信しないことにより非接触ICカード20を検出できない場合に、ステップS11における各電子マネーサービスの提供可否を設定した後所定時間(例えば30秒間)経過するまでステップS12以降の処理を繰り返し行う(ステップS18)。また、制御部250は、非接触ICカード20を検出することなく前記所定時間が経過すると、ステップS11の処理に移行する。従って、各電子マネーサービスの提供可否は、電源投入後、電子マネーの決済処理が正常に終了した後及び各電子マネーサービスの提供可否を設定した後所定時間(例えば30秒間)経過毎のタイミングで設定されることになる。
このようにして、所定のタイミングにおける前記各電子マネーサービスの決済処理の実行可否が、該タイミングにおける各電子マネーサービスの提供可否を表すサービス提供情報231に基づき設定されることから、所定のタイミングにおける電子マネーサービスの提供可否を各電子マネーサービス毎に設定することが可能となる。
以上のように、本実施形態のリーダライタ10によれば、電源投入後、電子マネーの決済処理が正常に終了した後及び各電子マネーサービスの提供可否を設定した後所定時間(例えば30秒間)経過毎のタイミングにおける電子マネーサービスの提供可否を各電子マネーサービス毎に設定することができるので、複数の電子マネーサービスそれぞれの提供開始時期や提供停止時期等を、契約等に基づき容易に設定することができ、利便性を向上させることができる。
また、管理サーバ40と通信を行う通信装置240を備え、制御部250は、通信装置240を介して管理サーバ40からサービス提供情報231を取得すると、取得したサービス提供情報231を記憶部230に記憶するので、管理サーバ40によって更新されたサービス提供情報231に基づいて各電子マネーサービスのサービス提供期間を設定することができ、各サービスのサービス提供期間を常に最新の状態に設定することができる。
さらに、決済処理に用いられる電子マネーサービスを選択するためのマネー切替ボタン130を備え、制御部250は、所定のタイミングにおける決済処理が実行可能に設定された電子マネーサービスのうち少なくとも一つの電子マネーサービスを、マネー切替ボタン130を用いて選択可能に制御するので、決済処理を行うことが可能な電子マネーサービスが複数抽出された場合でも、決済処理に用いられる電子マネーサービスを利用者に選択させることができ、利便性を向上させることができる。
以下に、本発明の第2の実施形態に係る情報記憶媒体用リーダライタについて説明する。本実施形態が第1の実施形態と異なる点は、制御部250を、サービス提供情報231が情報入力部としての操作部150によって設定されると、該サービス提供情報231を記憶部230に記憶するように構成した点にある。他の構成及び動作については第1の実施形態と同様なので、ここでは相違点のみを説明する。
本実施形態におけるサービス提供情報231設定時の制御部250の動作について図7のフロー図を参照して説明する。
まず、リーダライタ10に電源が投入されると、制御部250は、運用モードで動作する(ステップS21)。そして、モード切替スイッチ220が押下されると(ステップS22)、制御部250は、メンテナンスモードに移行する(ステップS23)。制御部250は、メンテナンスモードにおいて、記憶部230のサービス提供情報231に含まれる各電子マネーサービスの提供可否を、マネー切替スイッチ130及び操作部150を用いて選択可能に制御する。具体的に説明すると、制御部250は、複数の設定項目のうちサービス提供可否設定という項目が、マネー切替スイッチ130及び操作部150を用いて選択されると(ステップS24)、サービス提供可否設定処理を行う(ステップS25)。制御部250は、サービス提供情報231に含まれる各電子マネーサービスの提供可否を操作部150を用いて入力可能に制御し、各電子マネーサービスの提供可否が入力されると、入力された提供可否に基づきサービス提供情報231を更新して記憶部230に記憶する。
これにより、各電子マネーサービスのサービス提供可否を任意に設定することが可能となる。
そして、モード切替スイッチ220が押下されると(ステップS26)、制御部250は、運用モードに移行して(ステップS27)、ステップS21以降の処理を行う。なお、運用時における制御部250の動作については、第1の実施形態と同様である。
以上のように、本実施形態のリーダライタ10によれば、操作部150を備え、制御部250は、サービス提供情報231が操作部150によって設定されると、サービス提供情報231を記憶部230に記憶するので、各電子マネーサービスのサービス提供可否を任意に設定することができ、利便性をより向上させることができる。
なお、上記実施形態は本発明の一具体例に過ぎず、本発明が上記実施形態のみに限定されることはない。例えば、前記実施形態では、管理サーバ40を外部装置として用いるものを示したが、ハンディターミナルや携帯電話を外部装置として用いるように構成してもよい。この場合、赤外線通信用のユニットを通信装置として構成することができる。
また、上記実施形態では、操作部150を情報入力部として用いたものを示したが、マネー切替ボタン130を情報入力部として用いてもよい。
本発明の第1の実施形態を示す情報記憶媒体用リーダライタの斜視図 情報記憶媒体用リーダライタの機能ブロック図 非接触ICカードの機能ブロック図 サービス提供情報のデータ構造の一例を示す図 サービス提供情報取得時の制御部の動作を示すシーケンス図 制御部の動作を示すフロー図 本発明の第2の実施形態におけるサービス提供情報設定時の制御部の動作を示すフロー図
符号の説明
10…リーダライタ、20…非接触ICカード、22c…電子マネー残高、40…管理サーバ、130…マネー切替ボタン、150…操作部、230…記憶部、231…サービス提供情報、232…電子マネーサービスAの決済処理プログラム、233…電子マネーサービスBの決済処理プログラム、240…通信装置、250…制御部

Claims (4)

  1. それぞれ異なる電子マネーサービスを提供するための複数のサービス情報を記憶する記憶部を備え、各電子マネーサービスのうち少なくとも一つの電子マネーサービスで用いられる電子マネー残高が記憶された情報記憶媒体を検出すると、記憶部の各サービス情報のうち該情報記憶媒体の電子マネー残高に対応する電子マネーサービスのサービス情報を用いて決済処理を行う情報記憶媒体用リーダライタにおいて、
    所定のタイミングにおける前記各電子マネーサービスの決済処理の実行可否を、該タイミングにおける各電子マネーサービスの提供可否を表すサービス提供情報に基づき設定する制御部を備えた
    ことを特徴とする情報記憶媒体用リーダライタ。
  2. 所定の外部装置と通信を行う通信装置を備え、
    前記制御部は、通信装置を介して前記外部装置から前記サービス提供情報を取得すると、取得したサービス提供情報を記憶部に記憶する
    ことを特徴とする請求項1記載の情報記憶媒体用リーダライタ。
  3. 情報入力部を備え、
    前記制御部は、前記サービス提供情報が情報入力部によって設定されると、該サービス提供情報を記憶部に記憶する
    ことを特徴とする請求項1記載の情報記憶媒体用リーダライタ。
  4. 前記決済処理に用いられる電子マネーサービスを選択するための選択部を備え、
    制御部は、前記所定のタイミングにおける決済処理が実行可能に設定された電子マネーサービスのうち少なくとも一つの電子マネーサービスを、選択部を用いて選択可能に制御する
    ことを特徴とする請求項1、2または3記載の情報記憶媒体用リーダライタ。
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