JP2010097242A - 消耗品使用量予測プログラム、印刷制御プログラム、消耗品使用量予測装置および消耗品使用量予測方法 - Google Patents

消耗品使用量予測プログラム、印刷制御プログラム、消耗品使用量予測装置および消耗品使用量予測方法 Download PDF

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Abstract

【課題】印刷の中断によって無駄に消耗品を消費することがあった。
【解決手段】 印刷対象を示す印刷ジョブデータを取得し、前記印刷対象に印刷設定を適用してレンダリングし、前記印刷対象の総てを印刷した場合にプリンタで使用される消耗品の予想使用量を前記レンダリング後のデータに基づいて取得し、前記予想使用量に基づいて前記印刷対象の総てについて印刷を完了できるか否かを判定し、前記印刷を完了できないと判定されたとき、前記印刷対象の中で印刷が完了する部分を示す情報を所定の表示部に表示させる。
【選択図】図2

Description

本発明は印刷対象を印刷する際の消耗品の使用量を予測するための技術に関する。
文書や画像等の印刷対象をコンピュータにて扱う際には、ページ単位で印刷対象を扱うことが多く、印刷対象を印刷する際にはページを指定して印刷するなどの操作が行われる。また、印刷対象を印刷する際にはプリンタの機能を利用するための各種の印刷設定を行うことが可能である。各種の印刷設定はアプリケーションプログラムやプリンタドライバによって設定内容を特定できるように構成されることが多く、近年は、印刷設定を適用していない状態の印刷対象を示す情報と印刷設定を示す情報(プリントチケット)とによって印刷ジョブデータを構成することも行われている(例えば、特許文献1参照)。
特開2008−33812号公報
上述の従来技術においては、印刷の中断によって無駄に消耗品を消費することがあった。
すなわち、プリンタはインクや印刷媒体などの消耗品を利用して印刷を行うが、印刷対象の印刷を完了するために充分な量の消耗品を搭載しない状態で印刷を開始すると、印刷対象の総てについて印刷を完了していない段階で印刷が中断する。この場合、印刷が中断した時点で印刷していたページはページの途中まで印刷された状態となり、当該ページを含む印刷を完了するためには再度の印刷が必要になる。従って、途中まで印刷された印刷媒体とその印刷に使用されたインクが無駄になる。
特に、上述の従来技術のようにXPS仕様の印刷ジョブデータを扱う従来のXPSプリンタドライバは各種印刷設定に対応した複数のフィルタによって各印刷設定を適用するが、現在のXPSプリンタドライバにおいて複数のフィルタによってXPSドキュメントを処理する順序は予め固定的に決められており、処理順序を変更することはできない。また、フィルタによる処理順序の最後にはXMLにて記述されたXPSドキュメントをビットマップ形式にレンダリングするフィルタが用意され、当該レンダリングの後のデータは直ぐにプリンタに受け渡されてしまう。従って、XPSプリンタドライバにおいては消耗品不足の発生可能性に関わらず印刷を開始してしまう。
本発明は、上記課題にかんがみてなされたもので、印刷の中断によって無駄に消耗品を消費し得ることを通知する技術の提供を目的とする。
上記目的を達成するため、印刷対象に印刷設定を適用してレンダリングした後のデータに基づいて印刷対象の総てを印刷した場合の消耗品の予想使用量を取得する。そして、予想使用量に基づいて印刷対象の総てについて印刷を完了できるか否かを判定し、印刷を完了できないと判定されたときには印刷対象の中で印刷が完了する部分を示す情報を所定の表示部に表示させる。すなわち、レンダリングによって、印刷対象に対して印刷設定を適用した状態での消耗品の予想使用量を正確に把握する構成とし、この予想使用量に基づいて印刷対象の総てについて印刷を完了できるか否かを判定する。従って、正確な予想使用量に基づいて、印刷対象の中で印刷が完了する部分を予測して表示部に表示させることができる。このため、正確な情報に基づいて、印刷の中断によって無駄に消耗品を消費し得ることを通知することができる。また、利用者は正確な情報に基づいて、印刷対象の印刷を行うか否かを判断し、また、どの段階まで印刷を行うのか判断することができる。
ここで、印刷ジョブデータ取得機能は、印刷指示がなされたジョブ、ドキュメント、ページなどの印刷対象を示す印刷ジョブデータを取得することができれば良い。従って、印刷ジョブデータは、少なくとも1以上のページのそれぞれに対して印刷すべき内容として文書や画像等を特定したデータであればよい。また、印刷ジョブデータに印刷設定が含まれていても良い。例えば、印刷設定を適用していない状態の印刷対象を示す情報と印刷設定を示す情報(プリントチケット)とによって印刷ジョブデータを構成してもよい。
フィルタ処理機能は、印刷対象に適用可能な印刷設定を印刷対象に適用するための処理を行い、この過程で印刷設定適用後の印刷対象をレンダリングし、プリンタにおいて印刷媒体に記録するインクを特定するデータを生成することができればよい。例えば、プリンタにおいてドット形成可能な位置のそれぞれに記録されるインクの量を特定するデータを生成することができればよい。印刷設定を適用するためのフィルタ構成としては、例えば、印刷設定の設定内容を指定して各印刷設定のそれぞれに対応した処理を行う複数のフィルタを備える構成が挙げられる。また、レンダリング画像の生成に際してはレンダリング処理とともに印刷設定が適用される構成であっても良い(例えば、レンダリング処理時に色変換を行う構成において明度をシフトする処理を行うなど)。
印刷設定は、印刷対象に適用可能な処理に対応した設定であれば良く、例えば、スタンプマークの重畳機能や拡大縮小機能、Nup機能(一枚の媒体の一面にNページ分を印刷する機能:Nは2以上の整数)など印刷設定の種類を示す情報と、スタンプの種類、拡大縮小率、NupのN値など印刷設定の設定内容を示す情報とによって構成される。また、印刷設定は、印刷ジョブを投入する前に予め決められて印刷ジョブデータに当該印刷設定を示す情報が含まれるように構成してもよいし、印刷ジョブを投入した後に印刷設定の変更を受け付けて印刷ジョブデータに当該変更された印刷設定を示す情報が含まれるように構成してもよい。
予想使用量取得機能は、レンダリング後のデータに基づいてプリンタで使用される消耗品の予想使用量を取得することができればよい。すなわち、レンダリング後のデータは、プリンタにおいてドット形成可能な位置のそれぞれに記録されるインクの量を特定するデータとなっており、当該データに基づいて消耗品の予想使用量を取得することが可能である。例えば、消耗品がインクとである場合、ドット形成可能位置に記録されるインク量に基づいて印刷対象の総てを印刷した場合におけるインクの予想使用量を取得することができる。また、複数のドット形成可能位置にはインクが記録され、または記録されない位置が存在するが、その中でインクが記録されるドット形成可能位置を解析したり、印刷設定の設定内容(Nup機能の設定値等)を解析したりすることで、印刷対象の総てを印刷した場合における印刷媒体の予想使用量を取得することができる。
完了判定機能は、予想使用量に基づいて印刷対象の総てについて印刷を完了できるか否かを判定することができればよい。すなわち、プリンタに搭載された消耗品の残量と予想使用量とを比較し、消耗品の残量が予想使用量よりも少ないときに印刷対象の総てを印刷している途中で消耗品を消費し尽くす(印刷を完了することができない)状態であるか否かを判定すればよい。
完了情報表示機能は、印刷対象の中で印刷が完了することが予測される部分を示す情報を取得して表示させることができればよい。すなわち、印刷を完了できない場合、消耗品を予測使用量だけ使用して印刷すると印刷対象の一部について印刷が完了することを示している。そこで、印刷対象の中で印刷が完了する部分を特定して表示すれば、印刷の中断によって無駄に消耗品を消費し得ることを通知することが可能である。なお、印刷が完了する部分は予め決められた単位で特定することができれば良く、例えば、ページ単位やラスタ単位で特定することができる。
印刷が完了する部分をページ単位で示す場合、ページ内の最終ラスタまで印刷を終えることが可能なページを印刷が完了するページとみなす構成とする。そして、複数のページによって構成される印刷対象を所定の順序で印刷する場合に、各ページの中で印刷を完了することが可能な最終ページを示す情報を所定の表示部に表示させる。この表示によれば、順番に印刷される各ページの開始ページから当該最終ページまでを、印刷を完了させることができる部分として表示することができる。印刷が完了する部分をラスタ単位で示す場合、ページ単位よりも詳細な情報が提示されるため、印刷が中断されることを許容して印刷を実行すべきか否か判断させることも可能である。
さらに、上述の最終ページを示す表示を行う構成において、印刷対象の開始ページから印刷を完了することが可能なページの最終ページまでを印刷するための印刷データを生成し、当該印刷データに基づいて印刷装置を制御する構成としても良い。すなわち、プリンタを制御する際に、消耗品不足によって印刷が中断するページの直前のページまで印刷を行わせる。この構成によれば、消耗品不足による印刷中断の発生を防止することができる。
さらに、印刷設定の変更がなされたときに当該変更後の印刷設定にて印刷を完了することが可能な部分を表示する構成としても良い。例えば、フィルタ処理機能において、印刷設定が変更された場合に変更された印刷設定を印刷対象に対して適用して印刷対象をレンダリングする構成とする。完了判定機能は当該フィルタ処理機能におけるレンダリング後のデータに基づいて予想使用量を取得し、完了判定機能は当該予想使用量に基づいて上述の判定を行い、完了情報表示機能は当該判定に基づいて表示を行う。この構成によれば、印刷設定を変更したときに、その印刷設定において印刷の中断によって無駄に消耗品を消費し得ることを通知するか否かを判断するための情報を提示することが可能である。
さらに、本発明のように、印刷設定を適用してレンダリングした後のデータに基づいて印刷が完了する部分を特定して表示させる手法は、装置や方法としても適用可能である。また、以上のようなプログラム、装置、方法は、単独の印刷装置として実現される場合もあれば、複数の装置を組み合わせることによって実現される場合もあり、各種の態様を含むものである。例えば、コンピュータと印刷装置が協働することによって本発明にかかるプログラム、装置、方法を提供することが可能である。また、一部がソフトウェアであり一部がハードウェアであったりするなど、適宜、変更可能である。さらに、印刷装置を制御するプログラムの記録媒体としても発明は成立する。むろん、そのソフトウェアの記録媒体は、磁気記録媒体であってもよいし光磁気記録媒体であってもよいし、今後開発されるいかなる記録媒体においても全く同様に考えることができる。
ここでは、下記の順序に従って本発明の実施の形態について説明する。
(1)印刷制御装置の構成:
(2)印刷制御処理:
(3)他の実施形態:
(1)印刷制御装置の構成:
図1は、本発明にかかる印刷制御装置10の構成を示すブロック図である。印刷制御装置10は、RAM,ROM,CPU等を備える制御部20と記憶媒体30とを備えており、制御部20はROMや記憶媒体30に記録されたプログラムを実行することができる。本実施形態においては、このプログラムの一つとしてのXPSプリンタドライバ21やアプリケーションプログラム等を実行可能であり、当該XPSプリンタドライバ21は各種の機能を実行するためのプログラムモジュールから構成され、その機能としてプリンタに搭載されている消耗品で印刷対象の総てについて印刷を完了できるか否かを判定する機能および印刷対象に対して印刷設定を適用して印刷する機能を備えている。
また、印刷制御装置10は、図示しないインタフェースを備えており、印刷制御装置10には当該インタフェースを介して入力部50と表示部51とプリンタ52とが接続される。入力部50はユーザの入力内容に対応した信号を出力するマウスやキーボード等の装置であり、制御部20は当該信号に基づいてユーザの入力内容を特定する。表示部51は制御部20が出力する信号に応じて任意の画像を表示するディスプレイ等の装置である。プリンタ52は制御部20が出力する印刷データに基づいて印刷データが示す画像を印刷する印刷装置であり、本実施形態においては制御部20が出力するレンダリング後の印刷データに基づいて印刷を実行する。
アプリケーションプログラム24は、入力部50による操作内容を受け付けてページ毎の文章や画像等を作成する機能を制御部20に実現させるモジュールである。XPSプリンタドライバ21は、複数のページを印刷対象として指定した印刷指示を受け付けて当該複数のページからなる印刷対象を示す印刷ジョブデータに基づいて各印刷設定を受け付ける処理、印刷設定の適用処理を行う機能を制御部20に実現させるモジュールである。すなわち、アプリケーションプログラム24の処理に基づいて利用者が印刷実行指示(印刷ジョブの投入)を行うと、制御部20は当該印刷実行指示にかかる印刷対象をページ毎に示す印刷ジョブデータを処理対象としてXPSプリンタドライバ21による処理を開始する。
XPSプリンタドライバ21は、印刷設定を適用してレンダリングし、当該レンダリング後のデータに基づいて印刷完了が可能であるか否かを判定する処理と印刷設定を適用して印刷を行わせるための処理を行うプログラムモジュールとして消耗品使用量予測プログラム22とフィルタ1〜フィルタnとを備えている。フィルタ1〜フィルタn(nは2以上の整数)はXPS仕様の印刷ジョブデータで記述された印刷対象について複数の印刷設定のそれぞれを適用するための処理を行うフィルタであり、これらのフィルタ1〜フィルタnはXPS仕様の印刷ジョブデータを扱うために通常のXPSプリンタドライバが備えるフィルタである。従って、フィルタ1〜フィルタnにおいては、その処理順序が予め決められ、かつ、処理順序を変更することはできない構成となっており、最後に実行するフィルタnはレンダリングを行うためのフィルタである。
すなわち、フィルタnにおいては、フィルタnより前のフィルタによって処理されたXMLベースのデータをラスタライズ画像に変換する処理や、色変換処理、ハーフトーン処理、並べ替え処理等を必要に応じて行って、プリンタ52が印刷を実行可能な印刷データを生成する。なお、フィルタnによると、色変換処理の前後でRGBデータがCMYKデータに変換されるが、むろん、表示部51における表示を行うためにはRGBデータやCMYKデータをRGBデータに再変換したデータを使用し、印刷にはCMYKデータに基づいて生成された印刷データを使用すればよい。
また、本実施形態において、色変換処理およびハーフトーン処理後のデータでは、当該データの各画素がドット形成可能な位置に対応しており、ドット形成可能な各位置においてCMYKの各インク色の吐出量を特定している。従って、レンダリング後(色変換処理およびハーフトーン処理後)のデータが示す、各ドット形成位置におけるインク吐出量の累計は印刷対象の総てを印刷する際のインク使用量に相当する。
フィルタ1〜フィルタ(n−1)は、XMLベースのデータを変更することによって印刷設定の変更を適用する。すなわち、本実施形態における印刷設定は、スタンプマークの重畳機能や拡大縮小機能、Nup機能など印刷設定の種類を示す情報と、スタンプの種類、拡大縮小率、NupのN値など印刷設定の設定内容を示す情報とによって特定され、印刷設定の種類と設定内容はXMLベースのデータで記述されている。そこで、フィルタ1〜フィルタ(n−1)は、各フィルタに対応した印刷設定の種類と設定内容とを記述したデータを編集することによって印刷設定の変更を適用する。
なお、本実施形態はXPS仕様の印刷ジョブデータを扱うため、印刷ジョブはジョブ、ドキュメント、ページの各階層からなる階層構造を形成している。すなわち、1つの印刷ジョブは1以上のドキュメントで構成され、1つのドキュメントは1以上のページで構成されている。印刷対象は、ジョブおよびドキュメントを構成するページの中から任意に選択可能である。また、XPS仕様の印刷ジョブデータは、適用すべき印刷設定をジョブやドキュメント、ページに対応づけた情報(プリントチケット)を含めた状態とすることが可能である。
本実施形態においては、フィルタ1〜フィルタnを利用して生成したレンダリング後のデータに基づいて印刷対象の総てについて印刷を完了することができるか否か判定する構成としており、消耗品使用量予測プログラム22は、この処理を行うために印刷ジョブデータ取得部22aと印刷設定取得部22bとフィルタ処理部22cと予想使用量取得部22dと完了判定部22eと完了情報表示部22fを備えている。
制御部20は、印刷ジョブデータ取得部22aの処理により、印刷対象を示す印刷ジョブデータを記憶媒体30に記憶させる(印刷ジョブデータ31)。また、制御部20は、印刷設定取得部22bの処理により、印刷対象に対応づけられた印刷設定の設定内容を取得する。本実施形態においては、印刷ジョブデータ31に予め対応づけられているプリントチケットや入力部50によって印刷設定が特定される。
さらに、制御部20は、フィルタ処理部22cの処理により、印刷ジョブデータ31を参照し、印刷実行指示にかかる各ページ(印刷対象)に対して印刷設定を適用するための処理を行う。すなわち、各ページについて設定された印刷設定の設定内容を示す情報をインタフェース22c1に受け渡し、ページ毎の印刷対象のそれぞれに対してそれぞれの印刷設定をフィルタ1〜フィルタnによって適用する。
さらに、制御部20は、予想使用量取得部22dの処理により、レンダリング後のデータ(色変換処理およびハーフトーン処理後のデータ)に基づいて、印刷対象となっているページの総てをプリンタ52によって印刷した場合の予想インク使用量を取得する。すなわち、レンダリング後のデータが示す各ドット形成位置におけるインク吐出量の累計を取得し、印刷対象の総てを印刷する際の予想インク使用量とする。
さらに、制御部20は、完了判定部22eの処理により、予想インク使用量に基づいて、印刷対象の総てについて印刷を完了できるか否かを判定する。すなわち、プリンタ52に搭載されたインクタンクにおけるインク残量と予想インク使用量とを色毎に比較し、予想インク使用量がインク残量よりも多いインクが存在する場合には印刷対象の総てについて印刷を完了することはできないと判定する。なお、本実施形態において、プリンタ52は、印刷の際に各色のインク残量をカウントするとともに当該インク残量を示すデータを保持しており、制御部20は、プリンタ52と通信することによって当該インク残量を示すデータを取得することができる。
さらに、制御部20は、印刷対象の総てについて印刷を完了できないと判定されたとき、完了情報表示部22fの処理により、印刷対象の中で印刷が完了する部分を示す情報を表示部51に表示させる。本実施形態において、印刷対象の中で印刷が完了する部分を示す情報は、印刷を完了することが可能なページの中の最終ページを示すアイコンである。なお、制御部20は、表示部51に対して任意の情報を表示する処理を実行可能であり、本実施形態においては、印刷設定の設定内容や印刷対象を示すためのプレビューUIを表示させる。すなわち、制御部20は、印刷ジョブデータ31に基づいて印刷対象に対して印刷設定を適用していない状態のページ毎のイメージを生成し、各ページおよび印刷設定(プリントチケット)の存在を示す情報を表示する。また、制御部20は、利用者の指示に基づいて印刷設定の設定内容を受け付け、利用者に指示されたページについて印刷設定を適用した状態を示す情報を表示する。
本実施形態においては、上述のプレビューUI上に各ページが表示された状態で上述の最終ページを示すアイコンを表示する。従って、プレビューUIでは、各ページを開始ページから順に印刷したときに、最終ページまではインクを使い切ることなく印刷を完了することが可能であることを示し、最終ページより後のページについて印刷を行うと印刷が中断することを示している。当該最終ページは、上述のようにレンダリング後のデータ(インク量を直接的に示すデータ)に基づいて特定され、当該データは正確な予想インク使用量を示している。従って、本実施形態によれば、正確な情報に基づいて、印刷の中断によって無駄に消耗品を消費し得ることを通知することができる。また、本実施形態において、制御部20は、入力部50により印刷実行指示を受け付けることが可能であり、利用者は正確な情報に基づいて、印刷対象の印刷を行うか否かを判断し、また、どの段階まで印刷を行うのか判断することができ、実際に印刷させることが可能である。
(2)印刷制御処理:
次に、上述の構成における印刷処理を説明する。制御部20は、アプリケーションプログラム24による印刷実行指示に応じてXPSプリンタドライバ21を起動し、図2,図3に示す処理を実行する。この処理において制御部20は、印刷ジョブデータ取得部22aの処理により、印刷ジョブデータ31を記憶媒体30に記憶させる(ステップS100)。
次に、制御部20は、プレビューUIを形成する(ステップS105)。図4はプレビューUIの一例を示す図であり、同図4においては矩形のプレビューウィンドウ51aの左側において印刷対象に対して印刷設定を適用していない状態を示す印刷設定未適用情報51bを表示し、右側において印刷対象に対して印刷設定を適用した状態を示す印刷設定適用済情報51cを表示する構成となっている。なお、本実施形態においては、任意の印刷対象の中から選択された印刷対象(後述するカレントページ)について印刷設定適用済情報51cを表示する構成となっている。
上述のステップS105においては、プレビューウィンドウ51aの枠に加え、印刷ジョブデータ31に含まれるプリントチケットに基づく表示を行わせる。すなわち、印刷ジョブデータ31が示す印刷ジョブの階層構造を示す情報および当該階層に対して印刷設定が既に設定されていることを示す情報を生成して表示部51に表示させる。図4に示す例においては、印刷設定未適用情報51bを表示させるための矩形の枠にジョブを示すアイコンJ(角丸四角形),ドキュメントを示すアイコンD(角丸四角形),ページを示すアイコンP(四角形)が表示される。なお、図4に示す例においては1個のジョブに3個のドキュメントが含まれ、各ドキュメントのそれぞれには5,4,3枚のページが含まれている。
ステップS105においては、印刷ジョブデータ31が示す階層構造に基づいて、あるジョブ(アイコンJ)に含まれる3個のドキュメントのアイコンDを線で結ぶとともにアイコンJを最も左側に配置することによってジョブ階層の下位に3個のドキュメントが含まれることを明示している。また、各ドキュメントに含まれるページはドキュメントのアイコンDの下方に延びる線に接続されたアイコンPで示されている。さらに、プレビューウィンドウ51aにおいては、旗のアイコンFJ,FD,FPによって各印刷対象に対して印刷設定が既に定義されていることを示している。
なお、階層毎に印刷設定が定義されることによって重複して印刷設定が定義されている場合には、予め決められる印刷設定の適用優先順位に基づいて印刷設定を特定すればよい。例えば、下位の階層であるほど適用優先順位を高くする構成である場合に、あるページに印刷設定が定義され、ジョブにも印刷設定が定義されているのであれば、そのページの印刷設定は下位階層であるページに対する印刷設定が適用される。
次に制御部20は、ステップS110〜S120にて印刷設定未適用情報51bを表示させるための処理を行う。具体的には、制御部20がフィルタ処理部22cの処理により、各ページのサムネイル画像を取得するためにフィルタ処理を行う(ステップS110)。また、ステップS115では、印刷ジョブデータ31に含まれる全ページについて処理が終了したか否かを判別し、全ページについて処理が終了したと判別されなければ、未処理のページを処理対象としてステップS110を繰り返す。図3は、フィルタ処理を示すフローチャートである。同図に示すフィルタ処理において、制御部20は、フィルタ処理部22cの処理により、印刷設定を取得する(ステップS200)。すなわち、各フィルタに受け渡すパラメータによって各印刷設定を特定して処理対象のページに対してフィルタを適用する。
当該印刷設定は、図2に示すフローチャートの処理段階に応じて適宜選択される。すなわち、図2に示すステップS110においては、印刷設定を適用していない状態における各ページのサムネイル画像を取得するためにフィルタ処理を実行する。そこで、ステップS110においては、レンダリングを行うフィルタnのみにて処理を行い、他のフィルタは適用しない。このため、ステップS110において図3に示すフィルタ処理が起動されたときには、処理対象ページのいずれについてもフィルタ1〜フィルタ(n−1)に対応する印刷設定が定義されていない状態となる。
なお、図3に示すフィルタ処理においては、当該印刷設定に従ってフィルタ1〜フィルタ(n−1)のそれぞれについて同様の処理順序で処理を進める。例えば、ステップS205〜S215はフィルタ1に関する処理、ステップS220〜S230はフィルタ2に関する処理であり、それぞれの処理順序は同様である。なお、図3においては、フィルタ3〜フィルタ(n−1)における処理は省略している。
フィルタ1〜フィルタ(n−1)のそれぞれにおいて処理順序は同様であるため、ここでは、フィルタ1について説明する。フィルタ1の処理を行うため、制御部20は、まず、フィルタ1を起動し(ステップS205)、フィルタ1に対応する印刷設定について設定内容を規定した情報が存在するか否かを判別する(ステップS210)。そして、ステップS210にて、フィルタ1に対応する印刷設定について設定内容を規定した情報が存在すると判別された場合には、印刷ジョブデータ31を参照して処理対象のページについてのデータを抽出し、フィルタ1による処理を行うことで当該設定内容の印刷設定を適用する(ステップS215)。ステップS210にて、フィルタ1に対応する印刷設定について設定内容を規定した情報が存在すると判別されない場合にはステップS215をスキップする。
フィルタ2〜フィルタ(n−1)においても、各フィルタのそれぞれに対応する印刷設定について設定内容を規定した情報が存在するときに当該設定内容の印刷設定を適用する処理を行う。フィルタnはレンダリングを行うフィルタであるため、本実施形態においては、必ず実行される。すなわち、制御部20は、フィルタ(n−1)に関する処理を行った後、フィルタnを起動し(ステップS250)、フィルタ(n−1)までフィルタを適用する処理を行った後のデータに対してフィルタnによる処理を行って印刷対象のページについて印刷イメージを生成する(ステップS255)。
なお、図2に示すステップS110の段階においては、フィルタ1〜フィルタ(n−1)に対応する印刷設定を適用するための処理が行われないため、ステップS110にて図3に示すサブルーチンを実行すると、印刷設定が適用されていない状態の印刷イメージが生成される。そこで、ステップS110においては、当該印刷イメージに従って間引き処理や縮小処理を実行することにより印刷対象ページのサムネイル画像を取得する。ステップS110においては、以上のようにして印刷対象ページのサムネイル画像を取得するため、ステップS115にて全ページについて処理が終了したと判別されると、全ページについてサムネイル画像が得られた状態となる。
そこで、制御部20は、完了情報表示部22fの処理により、これらのサムネイル画像を印刷設定未適用情報51bとし、表示部51に表示させる(ステップS120)。図4においては、ページのアイコンPが各ページの印刷イメージのサムネイル画像である例を示している。
次に、制御部20は、印刷対象を印刷する際の印刷設定を取得する(ステップS130)。すなわち、印刷ジョブデータ31に対応づけられたプリントチケットに記述された設定内容を取得する。なお、図4に示す例においては、利用者が入力部50によって印刷設定実行ボタン51dを選択する操作を行うと、制御部20が図示しない印刷設定用のウィンドウを表示部51に表示させる。当該印刷設定用のウィンドウにおいては、プリンタ52にて適用可能な各印刷設定から任意の印刷設定を選択することが可能である。また、選択した印刷設定のそれぞれにおいて設定内容を指定することが可能である。当該印刷設定用のウィンドウによって利用者が印刷設定を変更した場合、ステップS130においては変更後の設定内容を取得する。
次に、制御部20は、フィルタ処理を実行して各ページに対してステップS130にて取得された設定内容の印刷設定を適用する(ステップS135,S140)。すなわち、ここでも図3に示すフィルタ処理を行うが、この段階におけるフィルタ処理では、ステップS130にて取得された設定内容がステップS200で取得される設定内容となる。従って、図3に示す処理を行うと、印刷対象に印刷設定が適用されてレンダリングがなされる。なお、本実施形態においては、フィルタ処理によって生成されたカレントページのRGBデータに基づいて印刷設定を適用した後の状態を示すようになっており、図4に示す例においては、枠Fで示されるカレントページについて印刷設定を適用した状態を印刷設定適用済情報51cとして表示する。
次に、制御部20は、プリンタ52と通信を行ってインク残量を取得する(ステップS150)。さらに、制御部20は、印刷部数に関する印刷設定を反映して予想インク使用量を取得する(ステップS155)。すなわち、レンダリング後のデータにおいては、各ページを印刷する際のインク使用量を示しているため、各ドット形成位置におけるインク吐出量の印刷媒体毎の合計値を取得し、合計値×部数を算出して累計を取得する。そして、当該累計を、印刷対象の総てを印刷する際の予想インク使用量とする。なお、インク吐出量の印刷媒体毎の合計値は、一枚の印刷媒体に対して印刷設定通りに印刷を行った場合のインク吐出量に対応しており、例えば、2upの場合、2ページ分のデータを1枚の印刷媒体に印刷する場合のインク吐出量を1枚の印刷媒体について合計した値である。
次に、制御部20は、予想インク使用量がインク残量より多いか否かを判別し(ステップS160)、予想インク使用量がインク残量より多いと判別されない場合には、表示部51に予想使用量を表示して(ステップS165)、印刷実行指示がなされたか否かを判別する(ステップS170)。すなわち、予想インク使用量がインク残量より多いと判別されない場合、印刷対象の総てをプリンタ52にて印刷してもインクを使い切ることはない。そこで、本実施形態においては、警告メッセージ等を表示することなく単に予想インク使用量を表示して印刷実行の指示を待つ構成としてある。なお、図4に示す例においては、印刷実行指示ボタン51eによって印刷実行指示を受け付けることが可能であり、印刷実行指示を受け付けたときに明示的に選択されているページを印刷実行対象として印刷を行うことが可能である。
一方、ステップS160にて、予想インク使用量がインク残量より多いと判別された場合、印刷対象の総てをプリンタ52にて印刷しようとすると、途中でインクが不足して印刷が中断する。そこで、制御部20は、最終ページを取得する(ステップS175)。すなわち、レンダリング後のデータに基づいて各ドット形成位置におけるインク吐出量の印刷媒体毎の合計値を取得する。そして、印刷部数の設定に基づいて印刷対象を印刷する順序を特定し、当該順序通りに印刷媒体毎の合計値を予想インク使用量から減じる減算処理を逐次行い、当該減算処理の結果が負の値となったとき、その印刷媒体の途中で印刷が中断することが予測される。従って、当該印刷媒体の直前の印刷媒体にて印刷が完了したページを最終ページとする。
さらに、制御部20は、警告メッセージと予想インク使用量とを表示して(ステップS180)、上述のステップS170を実行する。なお、ステップS180では、印刷対象の総てについて印刷を完了することができないことを示す情報を警告メッセージとして表示することができれば良く、本実施形態においては、最終ページを示すアイコンを表示する。図4においては、鉤状のアイコンEを表示することによって現在のプリンタ52に搭載されたインクで印刷を完了することができる最終ページを示している。この結果、印刷開始ページ(図4に示す例ではページP1)から最終ページ(図4に示す例ではページPe)まで印刷を完了することができることを明示することができる。
ステップS170において印刷実行指示がなされたと判別されなければ、ステップS130以降の処理を繰り返す。一方、ステップS170において印刷実行指示がなされたと判別されたとき、制御部20はレンダリングによって生成された印刷データであって、印刷実行指示にかかるページの印刷データをプリンタ52に対して出力する(ステップS185)。以上の構成によれば、印刷対象の総てについて印刷を完了させることができるか否かをプレビューウィンドウ51aにて明示することができるため、利用者は、当該プレビューウィンドウ51aに基づいて、印刷を完了することができるページを認識した上で印刷を実行すべきか否かを判断して所望のページについて印刷を実行させることができる。
(3)他の実施形態:
以上の実施形態は本発明を実施するための一例であり、印刷設定を適用してレンダリングした後のデータに基づいて印刷が完了する部分を特定して表示させることができる限りにおいて、他にも種々の実施形態を採用可能である。例えば、上述の実施形態においては、印刷ジョブを構成する各ページのサムネイル画像をフィルタ処理によって取得していたが、印刷ジョブデータ31に各ページのサムネイル画像が含まれるのであれば、フィルタ処理ではなく印刷ジョブデータ31に含まれるデータを抽出する処理を行えばよい。
さらに、XPS仕様の印刷ジョブデータを処理するXPSプリンタドライバにおいてフィルタ構成を修正することができないなど制約がある場合には、XPSプリンタドライバが備えるフィルタと同じコアロジックのフィルタによってフィルタ1〜フィルタnを構成してもよい。
さらに、上述の実施形態においてはプリンタ52の消耗品としてインクのみを考慮していたが、他の消耗品、例えば、印刷媒体について予想使用量を取得して印刷対象の総てについて印刷を完了することができるか否かを判定しても良い。むろん、インクおよび印刷媒体の双方についての予想使用量に基づいて印刷対象の総てについて印刷を完了することができるか否かを判定しても良い。
なお、印刷媒体の予想使用量を取得するためには、例えば、有意なインク("0"より多くのインク)が吐出されるドット形成位置の分布範囲を解析すればよい。すなわち、有意なインクが吐出されるドット形成位置の分布範囲は印刷がなされる実効的な面積に対応するため、印刷対象の総てを印刷する際の印刷媒体の使用量を見積もることができる。そこで、レンダリング後のデータに基づいて印刷媒体の予想使用量を取得し、プリンタ52にて蓄積された印刷媒体の残量を取得して比較することで、印刷対象の総てについて印刷を完了することが可能であるか否かを判定することができる。
さらに、上述のように予想インク使用量を表示部51に表示させるなど、消耗品の予想使用量を表示部に表示させることにより、消耗品の追加を促すことが可能である。むろん、プリンタ52から消耗品の残量を示す情報を取得して表示部51に表示させる構成としても良い。この構成によれば、インクタンクの交換を行ったり、ブラックインク(無彩色インク)を使用する設定をコンポジットブラック(有彩色インクによる黒表現)に変更したりするなど、利用者に多用な選択肢を提供することができる。
さらに、不足する消耗品の量を利用者に対して通知する構成としても良い。さらに、印刷設定を適用してレンダリングしたデータに基づいてサムネイル画像を生成する場合、当該サムネイル画像に基づいて予想使用量を取得しても良い。例えば、サムネイル画像の色を規定する各色の階調値から各インク色の階調値に基づいてサムネイル画像を印刷した場合のインク使用量を取得するとともに、サムネイル画像と印刷画像との大きさの差異に基づいて特定される所定の係数をインク使用量に乗じることで装うインク使用量とする構成を採用可能である。いずれにしても、印刷設定を適用してレンダリングしたデータに基づいて消耗品の予想使用量を取得することにより、正確に消耗品の使用量を推定することが可能である。
印刷制御装置の構成を示すブロック図である。 印刷制御処理を示すフローチャートである。 フィルタ処理を示すフローチャートである。 プレビューUIの一例を示す図である。
符号の説明
10…印刷制御装置、20…制御部、21…プリンタドライバ、22…消耗品使用量予測プログラム、22a…印刷ジョブデータ取得部、22b…印刷設定取得部、22c…フィルタ処理部、22c1…インタフェース、22d…予想使用量取得部、22e…完了判定部、22f…完了情報表示部、24…アプリケーションプログラム、30…記憶媒体、31…印刷ジョブデータ、50…入力部、51…表示部、51a…プレビューウィンドウ、51b…印刷設定未適用情報、51c…印刷設定適用済情報、51d…印刷設定実行ボタン、51e…印刷実行指示ボタン、52…プリンタ

Claims (7)

  1. 印刷対象を示す印刷ジョブデータを取得する印刷ジョブデータ取得機能と、
    前記印刷対象に印刷設定を適用してレンダリングするフィルタ処理機能と、
    前記印刷対象の総てを印刷した場合にプリンタで使用される消耗品の予想使用量を前記レンダリング後のデータに基づいて取得する予想使用量取得機能と、
    前記予想使用量に基づいて前記印刷対象の総てについて印刷を完了できるか否かを判定する完了判定機能と、
    前記印刷を完了できないと判定されたとき、前記印刷対象の中で印刷が完了する部分を示す情報を所定の表示部に表示させる完了情報表示機能と、
    をコンピュータに実現させる消耗品使用量予測プログラム。
  2. 前記完了情報表示機能は、複数のページからなる前記印刷対象を印刷した場合に印刷を完了することが可能なページを前記予想使用量に基づいて取得し、当該印刷を完了することが可能なページの最終ページを示す表示を行わせる、
    請求項1に記載の消耗品使用量予測プログラム。
  3. 前記予想使用量取得機能は、前記プリンタで使用されるインクと印刷媒体とのいずれかまたは双方について前記予想使用量を取得する、
    請求項1または請求項2のいずれかに記載の消耗品使用量予測プログラム。
  4. 前記フィルタ処理機能は、前記印刷設定が変更された場合に前記変更された印刷設定を前記印刷対象に対して適用して前記印刷対象をレンダリングする、
    請求項1〜請求項3のいずれかに記載の消耗品使用量予測プログラム。
  5. 請求項2〜請求項4のいずれかに記載の消耗品使用量予測プログラムを含み、
    前記印刷対象の開始ページから前記印刷を完了することが可能なページの最終ページまでを印刷するための印刷データを生成し、当該印刷データに基づいて印刷装置を制御する印刷制御機能を、
    コンピュータに実現させる印刷制御プログラム。
  6. 印刷対象を示す印刷ジョブデータを取得する印刷ジョブデータ取得手段と、
    前記印刷対象に印刷設定を適用してレンダリングするフィルタ処理手段と、
    前記印刷対象の総てを印刷した場合にプリンタで使用される消耗品の予想使用量を前記レンダリング後のデータに基づいて取得する予想使用量取得手段と、
    前記予想使用量に基づいて前記印刷対象の総てについて印刷を完了できるか否かを判定する完了判定手段と、
    前記印刷を完了できないと判定されたとき、前記印刷対象の中で印刷が完了する部分を示す情報を所定の表示部に表示させる完了情報表示手段と、
    を備える消耗品使用量予測装置。
  7. 印刷対象を示す印刷ジョブデータを取得する印刷ジョブデータ取得工程と、
    前記印刷対象に印刷設定を適用してレンダリングするフィルタ処理工程と、
    前記印刷対象の総てを印刷した場合にプリンタで使用される消耗品の予想使用量を前記レンダリング後のデータに基づいて取得する予想使用量取得工程と、
    前記予想使用量に基づいて前記印刷対象の総てについて印刷を完了できるか否かを判定する完了判定工程と、
    前記印刷を完了できないと判定されたとき、前記印刷対象の中で印刷が完了する部分を示す情報を所定の表示部に表示させる完了情報表示工程と、
    を含む消耗品使用量予測方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014048899A (ja) * 2012-08-31 2014-03-17 Toshiba Corp 管理装置および管理プログラム
US8896865B2 (en) 2011-06-29 2014-11-25 Canon Kabushiki Kaisha Printing system, workflow management method for printing system, and program therefor
JP2020154581A (ja) * 2019-03-19 2020-09-24 富士ゼロックス株式会社 画像処理装置および画像形成システム

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