JP2010096840A - 投影装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】全反射プリズムでの光量損失を防止して、光の利用効率を向上でき、装置の小型化およびコストダウンが図れる投影装置を提供する。
【解決手段】光源11と、第1プリズム16の第1光学面16aおよび第2プリズム17の第2光学面17aをエアギャップ18を介して対向配置してなる全反射プリズム15と、反射型の空間光変調素子20とを有し、光源11からの照明光を、第1プリズム16から第1光学面16aに臨界角未満の入射角度で入射させて、第1光学面16a、エアギャップ18、第2光学面17aを経て第2プリズム17から出射させて空間光変調素子20に導き、空間光変調素子20からの投影光を、第2プリズム17から第2光学面17aに臨界角以上の入射角度で入射させ、第2光学面17aで全反射されて第2プリズム17から出射される投影光を投影表示する投影装置において、光源11からの照明光を第1光学面16aにP偏光で入射させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、投影装置に関するものである。
従来の投影装置として、図3に示す構成の投影装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。この投影装置は、光源101からの無偏光の照明光を、一対のフライアイレンズ102a,102bからなるインテグレータ光学系102を経て偏光変換素子103に入射させて直線偏光に変換し、その直線偏光の照明光を、一対のコンデンサレンズ104a,104bを経て、全反射プリズム105に入射させている。
全反射プリズム105は、それぞれ三角柱状の第1プリズム106および第2プリズム107を有し、第1プリズム106の光学面106aと、第2プリズム107の光学面107aとをエアギャップ108を介して平行に対向して配置した、いわゆるTIR(Total Internal Reflection)プリズムからなっている。
図3に示す投影装置は、コンデンサレンズ104bを経た直線偏光の照明光を、全反射プリズム105の第2プリズム107の光学面107bから、光学面107aに臨界角以上の入射角度で入射させ、これにより光学面107aで全反射させて光学面107cから出射させている。
全反射プリズム105の第2プリズム107の光学面107cから出射した照明光は、色分離/合成プリズム109によりRGBの3原色光に分離して、図4に図3のA矢視図を示すように、それぞれ対応するデジタルマイクロミラーデバイス(DMD)110R,110G,110Bに入射させる。
DMD110R,110G,110Bでは、入射する対応する色の照明光を、表示すべき画像に応じて所定方向(オン光)に反射させることにより空間変調して、それらの変調光を色分離/合成プリズム109に入射させる。色分離/合成プリズム109は、DMD110R,110G,110Bからの変調光(投影光)を合成して出射させる。
色分離/合成プリズム109から出射した投影光は、全反射プリズム105の第2プリズム107の光学面107cから、光学面107aに臨界角未満の入射角度で入射させ、これにより光学面107aを透過させ、さらに、エアギャップ108を経て第1プリズム106の光学面106aから該第1プリズム106内に入射させて、光学面106bから出射させる。
全反射プリズム105の第1プリズム106の光学面106bから出射した投影光は、検光子111および投影光学系112を経てスクリーン113に投影表示する。
図3に示した従来の投影装置は、DMD110R,110G,110Bに直線偏光の照明光を入射させ、DMD110R,110G,110Bからの投影光は、入射した照明光の直線偏光と同じ偏光方向の光を透過させる検光子111に入射させることにより、DMD110R,110G,110Bで発生した不所望な散乱光を検光子111で遮断して、投影画像のコントラスト低下を防止するようにしている。
特開2004−239954号公報
ところで、エアギャップを介して2つのプリズムを配してなるTIRプリズムは、屈折率の高い光学部材(プリズム)側から、屈折率の低い空気(エアギャップ)側へ光を入射させることにより、その入射角度に応じて、光を全反射または透過させるようにしている。ここで、プリズムの屈折率をn、エアギャップの屈折率を1とすると、臨界角(全反射角)θcは、θc=arcsin(1/n)、で与えられる。したがって、入射角度を臨界角θc以上として光を入射させれば、入射光を全反射させることができ、臨界角θc未満で入射させれば、入射光を透過させることができる。
しかし、本発明者による実験によると、TIRプリズムは、光を反射させる場合には、入射角度を臨界角以上として、全反射を利用するので、ほぼ100%の反射率を得ることができるが、入射角度を臨界角未満として、光を透過させる場合には、十分な透過率が得られないことがわかった。
図5は、本発明者が実験したTIRプリズムにおける可視光領域での反射率特性を示すもので、屈折率が1.65のプリズムを用いた場合を示している。なお、図5において、実線はP偏光成分を示し、破線はS偏光成分を示している。この場合、臨界角θcは、37度付近となり、P偏光の反射率が0となるブリュースター角は、32度付近に存在する。このTIRプリズムにおいては、臨界角θc以上の入射角度では、P偏光およびS偏光ともに、ほぼ100%の反射率が得られているが、入射角度を臨界角未満として、光を透過させる場合には、反射率が十分低下せず、特にS偏光については、P偏光よりも高い反射率を有しており、十分な透過率が得られていないことがわかる。
したがって、入射角度を臨界角未満として、光を透過させる場合には、光量損失が生じ、光の利用効率が低下することになる。しかも、TIRプリズムにおいては、エアギャップを介して非常に接近した2つの光学面を透過させることになるため、光量損失はさらに著しくなる。
しかしながら、図3に示した投影装置は、DMD110R,110G,110Bで発生する不所望な散乱光による投影画像のコントラスト低下を防止するために、DMD110R,110G,110Bに直線偏光の照明光を入射させるとともに、DMD110R,110G,110Bからの投影光を、照明光の直線偏光と同じ偏光方向の光を透過させる検光子111を経て取り出すようにしたもので、全反射プリズム105に入射させる照明光については、何ら言及されていない。
このため、図3に示した投影装置において、偏光変換素子103により照明光をS偏光に変換して全反射プリズム105に入射させるようにすると、S偏光の投影光が全反射プリズム105を透過する際の光量損失が大きくなって、光の利用効率が低下し、十分な明るさの投影光が得られなくなる。その結果、光量の大きな光源が必要となり、装置の大型化やコストアップを招くことが懸念される。
したがって、かかる点に鑑みてなされた本発明の目的は、全反射プリズムでの光量損失を防止して、光の利用効率を向上でき、装置の小型化およびコストダウンが図れる投影装置を提供することにある。
上記目的を達成する請求項1に係る投影装置の発明は、
照明光を出射する光源と、
第1プリズムの第1光学面と、第2プリズムの第2光学面とをエアギャップを介して対向させて、前記第1プリズムおよび前記第2プリズムを配置してなる全反射プリズムと、
前記光源からの照明光を表示画像に応じて空間変調して、入射光方向とは異なる方向に投影光として反射させる反射型の空間光変調素子とを有し、
前記光源からの照明光を、前記第1プリズムに入射させて、前記第1光学面に臨界角未満の入射角度で入射させ、該第1光学面を透過する照明光を、前記エアギャップを経て前記第2光学面から前記第2プリズムに入射させて、該第2プリズムから出射される照明光を前記空間光変調素子に導き、
前記空間光変調素子からの投影光を、前記第2プリズムに入射させて、前記第2光学面に臨界角以上の入射角度で入射させ、該第2光学面で全反射されて前記第2プリズムから出射される投影光を投影表示する投影装置において、
前記光源からの照明光を前記第1光学面にP偏光で入射させるように構成したことを特徴とするものである。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の投影装置において、
前記第1光学面に対する照明光の入射角度を、ブリュースター角またはその近傍に設定したことを特徴とするものである。
さらに、上記目的を達成する請求項3に係る投影装置の発明は、
照明光を出射する光源と、
第1プリズムの第1光学面と、第2プリズムの第2光学面とをエアギャップを介して対向させて、前記第1プリズムおよび前記第2プリズムを配置してなる全反射プリズムと、
前記光源からの照明光を表示画像に応じて空間変調して、入射光方向とは異なる方向に投影光として反射させる反射型の空間光変調素子とを有し、
前記光源からの照明光を、前記第2プリズムに入射させて、前記第2光学面に臨界角以上の入射角度で入射させ、該第2光学面で全反射される照明光を、前記第2プリズムから出射させて前記空間光変調素子に導き、
前記空間光変調素子からの投影光を、前記第2プリズムに入射させて、前記第2光学面に臨界角未満の入射角度で入射させ、該第2光学面を透過する投影光を前記エアギャップを経て前記第1光学面から前記第1プリズムに入射させて、該第1プリズムから出射される投影光を投影表示する投影装置において、
前記空間光変調素子からの投影光を第2光学面にP偏光で入射させるように構成したことを特徴とするものである。
請求項4に係る発明は、請求項3に記載の投影装置において、
前記第2光学面に対する投影光の入射角度を、ブリュースター角またはその近傍に設定したことを特徴とするものである。
本発明によれば、全反射プリズムを透過させる照明光または投影光をP偏光とするように構成したので、全反射プリズムでの光量損失を防止することができる。したがって、光の利用効率を向上でき、装置の小型化およびコストダウンが可能となる。
以下、本発明の実施の形態について、図を参照して説明する。
(第1実施の形態)
図1は、本発明の第1実施の形態に係る投影装置の概略構成を示す図である。この投影装置では、光源11からの照明光を、公知の偏光変換素子12により直線偏光に変換して、インテグレータ素子13および照明レンズ14を経て全反射プリズム15に入射させる。
全反射プリズム15は、TIRプリズムからなるもので、それぞれ三角柱状の第1プリズム16および第2プリズム17を有し、これら第1プリズム16および第2プリズム17を、第1プリズム16の第1光学面である光学面16aと、第2プリズム17の第2光学面である光学面17aとを、エアギャップ18を介して平行に対向させて配置する。
本実施の形態では、照明レンズ13を経て出射される直線偏光が、第1プリズム16の光学面16aに対してP偏光となるように設定して、このP偏光の照明光を、第1プリズム16の光学面16bから光学面16aに臨界角未満の入射角度で入射させて、該光学面16aを透過させ、さらに、エアギャップ18を経て、第2プリズム17の光学面17aにP偏光で入射させて、第2プリズム17内を経て光学面17bから出射させ、この光学面17bから出射される照明光をDMD20に入射させる。
DMD20は、入射する照明光を表示画像に応じて所定方向に反射させることにより空間変調し、その空間変調された投影光(オン光)を、全反射プリズム15の第2プリズム17の光学面17bから光学面17aに臨界角以上の入射角度で入射させて、該光学面17aで全反射させ、この全反射された投影光を第2プリズム17の光学面17cから出射させてスクリーン21に投影表示する。
ここで、DMD20に入射する照明光とDMD20から反射される投影光(オン光)との成す角度(挟角)は、DMD20によって決定される。したがって、その挟角に応じて、全反射プリズム15を構成する第1プリズム16の光学面16aに対するP偏光の照明光の入射角度、および第2プリズム17の光学面17aに対するP偏光の投影光の入射角度を、これら照明光の入射角度と投影光の入射角度との中間に、臨界角が位置するように、全反射プリズム15およびDMD20を配置することも可能であるが、本実施の形態では、透過させるP偏光の照明光の入射角度を、反射率が0となるブリュースター角またはその近傍の角度に設定する。すなわち、全反射プリズム15が、図5に示した反射率特性を有する場合には、ブリュースター角が32度付近に存在するので、照明光の入射角度を32度付近に設定し、それに伴って、投影光の入射角度を、臨界角以上の角度範囲でシフトして設定する。
なお、カラー画像を投影する場合には、光源11を、例えば、高圧水銀ランプやキセノンランプ等の白色光を出射する公知のランプを用いて構成し、この光源11からの白色光を回転色フィルタによりRGBに順次分離し、その照明光の色分離に同期して、対応する色の画像信号をDMD20に供給して、面順次でカラー画像を投影表示すればよい。あるいは、光源11を、例えば、R,G,Bの3色LEDや3色レーザを用いて構成し、各色を順次発光して、その発光に同期して、対応する色の画像信号をDMD20に供給して、面順次でカラー画像を投影表示することもできる。あるいは、DMD20に白色光の照明光を照射するとともに、DMD20の前方(入出射面)に画素単位にRGBの色フィルタを設けて、同時にカラー画像を投影表示することもできる。なお、光源11として、レーザ等の直線偏光を出射する光源を用いる場合には、偏光変換素子12を省略し、光源11からの直線偏光が、全反射プリズム15の光学面16aに対してP偏光となるように、光源11および全反射プリズム15を設置すればよい。
本実施の形態によれば、光源11からの照明光を、全反射プリズム15の光学面16a,17aに対してP偏光で入射させて、該全反射プリズム15を透過したP偏光の照明光をDMD20に導くようにしたので、全反射プリズム15での照明光の光量損失を低減することができる。したがって、光の利用効率を向上できるので、光源11を大型化する必要がなく、装置の小型化およびコストダウンを図ることができる。しかも、本実施の形態では、全反射プリズム15の光学面16aに対するP偏光の照明光の入射角度を、ブリュースター角またはその近傍の角度にシフトして設定したので、照明光の光量損失を、より効果的に抑えることが可能となる。
(第2実施の形態)
図2は、本発明の第2実施の形態に係る投影装置の概略構成を示す図である。この投影装置は、図1に示した投影装置において、光源11、偏光変換素子12、インテグレータ素子13および照明レンズ14を有する照明系と、スクリーン21を有する投影系との配置を逆にしたものである。
すなわち、図2に示す投影装置では、光源11からの照明光を、偏光変換素子12により直線偏光に変換して、インテグレータ素子13および照明レンズ14を経て全反射プリズム15の第2プリズム17の光学面17cから光学面17aに臨界角以上の入射角度でP偏光で入射させて、該光学面17aで全反射させ、この全反射されたP偏光の照明光を、光学面17bから出射させてDMD20に入射させる。
また、DMD20で変調されたP偏光の投影光は、第2プリズム17の光学面17bから光学面17aに臨界角未満の入射角度で入射させて透過させる。この光学面17aを透過したP偏光の投影光は、エアギャップ18を経て、第1プリズム16の光学面16aにP偏光で入射させて、第1プリズム16内を経て光学面16bから出射させ、この光学面16bから出射する投影光をスクリーン21に投影表示する。
なお、図2に示す構成において、全反射プリズム15の第2プリズム17の光学面17aに対する照明光の入射角度および投影光の入射角度は、第1実施の形態で説明したと同様に、照明光の入射角度と投影光の入射角度との中間に、臨界角が位置するように、全反射プリズム15およびDMD20を配置することも可能であるが、本実施の形態では、透過させるP偏光の投影光の入射角度を、反射率が0となるブリュースター角またはその近傍の角度に設定する。すなわち、全反射プリズム15が、図5に示した反射率特性を有する場合には、ブリュースター角が32度付近に存在するので、投影光の入射角度を32度付近に設定し、それに伴って、照明光の入射角度を、臨界角以上の角度範囲でシフトして設定する。その他の構成および動作は、第1実施の形態と同様である。
したがって、本実施の形態によれば、DMD20からの投影光を、全反射プリズム15の光学面17a,16aに対してP偏光で入射させて、該全反射プリズム15を透過させて投影表示するようにしたので、全反射プリズム15での投影光の光量損失を低減することができる。したがって、光の利用効率を向上できるので、第1実施の形態の場合と同様に、光源11を大型化する必要がなく、装置の小型化およびコストダウンを図ることができる。しかも、本実施の形態では、全反射プリズム15の光学面17aに対するP偏光の投影光の入射角度を、ブリュースター角またはその近傍の角度にシフトして設定したので、投影光の光量損失を、より効果的に抑えることが可能となる。
なお、本発明は、上記実施の形態にのみ限定されるものではなく、幾多の変形または変更が可能である。例えば、全反射プリズムを構成する第1プリズムおよび第2プリズムは、任意の三角形状とすることができるとともに、第1プリズムの一面と第2プリズムの一面とがエアギャップを介して対向すれば、三角柱状に限らず、照明系や投影系の配置に応じて、任意の多角形状とすることができる。
また、上記実施の形態では、反射型の空間光変調素子としてDMDを用いたが、LCOSを用いて投影装置を構成することもできる。この場合、LCOSからの投影光(反射光)は、入射する照明光の直線偏光方向と直交するので、図2に示したように、照明光は全反射プリズム15で全反射させ、投影光は全反射プリズム15を透過させる場合には、LCOSからの投影光がP偏光で全反射プリズム15を透過するように、照明光を全反射プリズム15にS偏光で入射させる。
さらに、全反射プリズム15から出射する投影光の光路中に、投影光と同じ偏光方向の光を透過する検光子を設けて、空間光変調素子等で生じた不所望な散乱光を除去し、コントラストを向上させることもできる。
また、投影装置は、一枚の空間光変調素子を用いる単板式に限らず、色分離/合成プリズムと組み合わせて、2枚の空間光変調素子を用いる2板式あるいは3枚の空間光変調素子を用いる3板式のカラー画像投影装置として構成することもできる。
本発明の第1実施の形態に係る投影装置の概略構成を示す図である。 本発明の第2実施の形態に係る投影装置の概略構成を示す図である。 従来の投影装置の概略構成を示す図である。 図4のA矢視図である。 TIRプリズムにおける可視光領域での反射率特性を示す図である。
符号の説明
11 光源
12 偏光変換素子
13 インテグレータ素子
14 照明レンズ
15 全反射プリズム
16 第1プリズム
16a 光学面(第1光学面)
16b 光学面
17 第2プリズム
17a 光学面(第2光学面)
17b,17c 光学面
18 エアギャップ
20 DMD
21 スクリーン

Claims (4)

  1. 照明光を出射する光源と、
    第1プリズムの第1光学面と、第2プリズムの第2光学面とをエアギャップを介して対向させて、前記第1プリズムおよび前記第2プリズムを配置してなる全反射プリズムと、
    前記光源からの照明光を表示画像に応じて空間変調して、入射光方向とは異なる方向に投影光として反射させる反射型の空間光変調素子とを有し、
    前記光源からの照明光を、前記第1プリズムに入射させて、前記第1光学面に臨界角未満の入射角度で入射させ、該第1光学面を透過する照明光を、前記エアギャップを経て前記第2光学面から前記第2プリズムに入射させて、該第2プリズムから出射される照明光を前記空間光変調素子に導き、
    前記空間光変調素子からの投影光を、前記第2プリズムに入射させて、前記第2光学面に臨界角以上の入射角度で入射させ、該第2光学面で全反射されて前記第2プリズムから出射される投影光を投影表示する投影装置において、
    前記光源からの照明光を前記第1光学面にP偏光で入射させるように構成したことを特徴とする投影装置。
  2. 前記第1光学面に対する照明光の入射角度を、ブリュースター角またはその近傍に設定したことを特徴とする請求項1に記載の投影装置。
  3. 照明光を出射する光源と、
    第1プリズムの第1光学面と、第2プリズムの第2光学面とをエアギャップを介して対向させて、前記第1プリズムおよび前記第2プリズムを配置してなる全反射プリズムと、
    前記光源からの照明光を表示画像に応じて空間変調して、入射光方向とは異なる方向に投影光として反射させる反射型の空間光変調素子とを有し、
    前記光源からの照明光を、前記第2プリズムに入射させて、前記第2光学面に臨界角以上の入射角度で入射させ、該第2光学面で全反射される照明光を、前記第2プリズムから出射させて前記空間光変調素子に導き、
    前記空間光変調素子からの投影光を、前記第2プリズムに入射させて、前記第2光学面に臨界角未満の入射角度で入射させ、該第2光学面を透過する投影光を前記エアギャップを経て前記第1光学面から前記第1プリズムに入射させて、該第1プリズムから出射される投影光を投影表示する投影装置において、
    前記空間光変調素子からの投影光を第2光学面にP偏光で入射させるように構成したことを特徴とする投影装置。
  4. 前記第2光学面に対する投影光の入射角度を、ブリュースター角またはその近傍に設定したことを特徴とする請求項3に記載の投影装置。
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