JP2010096284A - 電磁弁 - Google Patents

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Abstract

【課題】吸引特性のフラット領域を拡大することができる電磁弁を提供する。
【解決手段】ソレノイド12内のヨーク21とコア23をガイド24で連結し、ヨーク21及びコア23内側にプランジャ31を収容する。プランジャ31外側面及びコア23内側面の摺接部位で磁気受渡部を構成し、コア23でプランジャ31を吸引して上動する。プランジャ31先端にプランジャ一般部71より小径の凸部を突設して段差を形成する。コア23基端部に突出部91を形成してコア一般部81より小径の小径部92を形成する。プランジャ31吸引開始時にプランジャ一般部71の外側面82とコア一般部81の内側面33が近接又は摺接する部位で第一吸引領域85を形成し、プランジャ31を吸引して移動した後に、凸部72の外側面82と小径部92の内側面33が近接又は摺接を開始する部位で第二吸引領域101を形成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば油圧を制御する電磁弁に関する。
従来、自動車の自動変速機の油圧回路において油圧を制御する際には、図4に示すような電磁弁801が用いられていた。
この電磁弁801のカバー811内には、ソレノイド812が収容されており、該ソレノイド812内には、円筒状のヨーク813が図中下側に内嵌されている。該ヨーク813の上側には、鍔部814を有したコア815が収容されており、該コア815と前記ヨーク813とは、円筒状がガイド816によって離間した状態で連結されている。
前記ヨーク813及び前記コア815の内側には、円柱状のプランジャ821が上下動自在に収容されており、該プランジャ821は、その外側面が前記ヨーク813の内側面及び前記コア815の内側面に摺接するように構成されている。
これにより、このプランジャ821は、前記ヨーク813及び前記コア815との摺接部が磁気受渡部を形成するように構成されており、前記ソレノイド812からの磁力発生時には、前記コア815側に吸引されて移動し、ノズル831内に設けられたスプール弁832を移動できるように構成されている。
しかしながら、このような従来の電磁弁801にあっては、ソレノイド812の通電に伴ってプランジャ821をコア815側に移動する場合、前記プランジャ821と前記コア815とのラップ代が増加するに従って吸引力が低下してしまう(図4中矢示C参照)。
これにより、吸引特性のフラット領域が短くなるという問題があった。
本発明は、このような従来の課題に鑑みてなされたものであり、吸引特性のフラット領域を拡大することができる電磁弁を提供することを目的とするものである。
前記課題を解決するために本発明の請求項1の電磁弁にあっては、プランジャの外側面とコアの内側面との対向部位が前記プランジャ作動時の磁気受渡部を構成する電磁弁において、前記プランジャの前記外側面及び前記コアの前記内側面に段差を形成して前記磁気受渡部を多段構造とし、前記プランジャが前記コアに吸引される際に前記プランジャの前記外側面と前記コアの前記内側面とが近接又は摺接する第一領域と、前記プランジャが前記コアに吸引されて移動した後に前記プランジャの前記外側面と前記コアの前記内側面とが近接又は摺接を開始する第二領域とを設定した。
すなわち、前記プランジャの前記外側面と前記コアの前記内側面とに段差が形成され、前記プランジャ作動時に磁気が受け渡される磁気受渡部が多段構造とされており、前記プランジャが前記コアに吸引される際に前記プランジャの前記外側面と前記コアの前記内側面とが近接又は摺接する第一領域と、前記プランジャが前記コアに吸引されて移動した後に前記プランジャの前記外側面と前記コアの前記内側面とが近接又は摺接を開始する第二領域とが形成されている。
このため、前記コアで前記プランジャの吸引を開始した移動開始時には、前記第一領域において、前記プランジャの前記外側面と前記コアの前記内側面とが近接又は摺接することで磁気が受け渡され、この第一領域で生ずる吸引力によって前記プランジャが移動される。
そして、前記プランジャが前記コアに吸引され移動した後には、前記第二領域において、前記プランジャの前記外側面と前記コアの前記内側面とが近接又は摺接を開始する。
これにより、前記第一領域でのラップ代の増大に伴って前記プランジャの吸引力が低下し始めた際には、前記第二領域にて生じた吸引力が前記プランジャに加えられる。
また、請求項2の電磁弁においては、前記プランジャの先端に一般部より小径の凸部を突設する一方、前記コアの基端部に内側へ向けて突出する突出部を設け、当該コアの基端部に前記凸部の挿通を許容する小径部を形成して前記多段構造を形成した。
すなわち、前記プランジャの先端には、一般部より小径の凸部が突設されており、当該プランジャの先端部には、大径の一般部と小径の前記凸部とによって段差が形成される。
また、前記コアの基端部には、内側へ向けて突出した突出部が設けられ段差が形成されており、当該コアの基端部には、前記凸部の挿通を許容する小径部が形成されている。
このため、前記コアで前記プランジャの吸引を開始した移動開始時には、前記プランジャの一般部の外側面が前記コアの一般部の内側面に近接又は摺接することで、磁気の受渡が行われる前記第一領域が形成される。
このとき、前記プランジャの先端に突設された前記凸部は、当該プランジャの一般部より小径に形成されているため、前記コアの一般部に対して近接又は摺接することは無い。しかし、前記プランジャが前記コアに吸引され移動することによって、前記凸部が前記コアの基端部に形成された小径部に挿通した際には、当該凸部の外側面が前記小径部の内側面への近接又は摺接するため、磁気の受渡が行われる前記第二領域が形成される。
さらに、請求項3の電磁弁では、前記プランジャの一般部の外形寸法をDpとし前記凸部の外形寸法をDp1とした際にDp1/Dpが0.57以上069以下となるように設定するとともに、前記コアの一般部での内径寸法をDcとし前記小径部での内径寸法をDc1とした際にDc1/Dcが0.57以上0.70以下となるように設定し、かつ前記プランジャの一般部から前記凸部先端までの突出量をLpとし前記コアの先端から前記小径部までの奥行寸法をLcとした際にLp/Lcが0.27以上0.33以下となるように設定した。
すなわち、前記プランジャの一般部の外形寸法をDpとし前記凸部の外形寸法をDp1とした際にDp1/Dpが0.57以上069以下となるように設定するとともに、前記コアの一般部での内径寸法をDcとし前記小径部での内径寸法をDc1とした際にDc1/Dcが0.57以上0.70以下となるように設定し、かつ前記プランジャの一般部から前記凸部先端までの突出量をLpとし前記コアの先端から前記小径部までの奥行寸法をLcとした際にLp/Lcが0.27以上0.33以下となるように設定することで、前記コアによる前記プランジャの吸引特性のフラット領域を効率的に拡大できることが実験により求めらている。
以上説明したように本発明の請求項1の電磁弁にあっては、前記コアで前記プランジャを吸引する場合、前記第一領域による前記プランジャの吸引力が低下し始めた際に、前記第二領域にて生じた吸引力を前記プランジャに加えることによって、前記プランジャの移動に伴って前記第一領域による吸引力が低下した際に、前記第二領域で生じた吸引力で、低下傾向にある吸引力を高めることができる。
これにより、前記コアによる前記プランジャの吸引特性のフラット領域を拡大することができ、作動特性の向上を図ることができる。
また、請求項2の電磁弁においては、前記プランジャの先端に一般部より小径の凸部を突設することで、当該プランジャの先端部に大径の一般部と小径の前記凸部による段差を形成するとともに、前記コアの基端部に内側へ向けて突出した突出部を設けて段差を形成し、当該コアの基端部に前記凸部の挿通を許容する小径部を形成することによって、前記第一領域と前記第二領域とを形成することができる。
さらに、請求項3の電磁弁では、前記プランジャの一般部の外形寸法をDpとし前記凸部の外形寸法をDp1とした際にDp1/Dpが0.57以上069以下となるように設定するとともに、前記コアの一般部での内径寸法をDcとし前記小径部での内径寸法をDc1とした際にDc1/Dcが0.57以上0.70以下となるように設定し、かつ前記プランジャの一般部から前記凸部先端までの突出量をLpとし前記コアの先端から前記小径部までの奥行寸法をLcとした際にLp/Lcが0.27以上0.33以下となるように設定することによって、前記コアによる前記プランジャの吸引特性のフラット領域を拡大することができる。
これにより、前記コアによる前記プランジャの吸引特性を理想特性に近付けることができる。
以下、本発明の一実施の形態を図面に従って説明する。
図1は、本実施の形態にかかる電磁弁1を示す図であり、該電磁弁1は、例えば自動車の自動変速機における油圧回路で油圧を制御するものである。
この電磁弁1は、円筒容器状のカバー11を備えており、該カバー11内には、ソレノイド12が内嵌されている。該ソレノイド12の端面には、ノズル13の鍔部14が面接されており、該鍔部14の周縁部は、前記カバー11の端縁が折曲されてなるカシメ部15によって固定されている。
前記ソレノイド12内には、円筒状のヨーク21が図中下側に内嵌されており、このヨーク21の上側には、鍔22を有したコア23が収容されている。該コア23の先端部には円筒状のガイド24の一端部が外嵌しており、該ガイド24の他端部には前記ヨーク21の先端部が内嵌し該ヨーク21と前記コア23とが前記ガイド24によって連結されている。
前記ヨーク21及び前記コア23の内側には、プランジャ31が上下動自在に収容されており、該プランジャ31は、その外側面が前記ヨーク21の内側面32及び前記コア23の内側面33に摺接するように構成されている。
これにより、このプランジャ31は、前記ヨーク21及び前記コア23との摺接部分が磁気受渡部を構成するように構成されており、前記ソレノイド12による磁力発生時には、励磁された前記コア23によって前記プランジャ31が吸引されて上動することで、前記カバー11より延出した前記ノズル13内のスプール弁41を移動できるように構成されている。
前記ヨーク21の先端部には、先端へ向かうに従って中心側に傾斜したヨーク側傾斜面51が形成されており、先細り形状に形成されている。また、前記コア23の先端部にも、先端へ向かうに従って中心側に傾斜したコア側傾斜面52が形成されており、先細り形状に形成されている。これにより、前記ヨーク21及び前記コア23は、その先端部に磁束が集中するように構成されている。
前記プランジャ31は、円筒状に形成されており、当該プランジャ31の周縁部には、軸方向に貫通した貫通穴61が形成されている。これにより、当該プランジャ31が軸方向へ移動する際に、当該プランジャ31の先端側と基端側とで流体を通流できるように構成されており、当該プランジャ31の作動が容易となるように構成されている。
このプランジャ31の先端には、図中左側の要部拡大図に示すように、プランジャ一般部71より小径の凸部72が中央部に突設されており、当該プランジャ31の先端部には、前記プランジャ一般部71と前記凸部72とによって段差が形成されている。
また、前記コア23のコア一般部81での内径寸法は、前記プランジャ31の前記プランジャ一般部71を挿通できる大きさに設定されており、前記コア23が励磁され前記プランジャ31の吸引を開始する際に、前記プランジャ一般部71での外側面82と前記コア一般部81での内側面33とが近接又は摺接する箇所で磁気の受渡を行う第一吸引領域85が形成されるように構成されている。
前記コア23の基端部には、内側へ向けて突出する突出部91が全周に渡って一体形成されており、当該コア23の基端部には、前記コア一般部81より小径の小径部92が形成されている。これにより、当該コア23の内側面33には、段差が形成されており、前記プランジャ31の前記外側面82及び前記コア23の前記内側面33が構成する磁気受渡部は多段構造を構成している。
前記小径部92は、前記凸部72の挿通を許容する大きさに設定されており、前記コア23が前記プランジャ31を吸引して移動した後に、前記プランジャ31の前記凸部72での外側面82と前記コア23の前記小径部92を形成した前記突出部91での内側面33とが近接又は摺接を開始する箇所に第二吸引領域101が形成されるように構成されている。
そして、図2に示すように、前記プランジャ31における前記プランジャ一般部71での外形寸法をDpとし、前記凸部72での外形寸法をDp1とした際に、Dp1/Dpが0.57以上069以下となるように設定されており、前記コア23における前記コア一般部81での内径寸法をDcとし、前記小径部92での内径寸法をDc1とした際に、Dc1/Dcが0.57以上0.70以下となるように設定されている。また、前記プランジャ31における前記プランジャ一般部71から前記凸部72先端までの突出量をLpとし、前記コア23の先端から前記小径部92までの奥行寸法をLcとした際に、Lp/Lcが0.27以上0.33以下となるように設定されており、これらの関係は、実験により求められた最良パターン(ベストモード)である。
以上の構成にかかる本実施の形態において、前記プランジャ31の外側面82と前記コア23の内側面33とに段差が形成され、前記プランジャ31作動時に磁気が受け渡される磁気受渡部が多段構造とされており、前記プランジャ31が前記コア23に吸引される際に前記プランジャ31の外側面82と前記コア23の内側面33とが近接又は摺接する第一吸引領域85と、前記プランジャ31が前記コア23に吸引されて上動した後に前記プランジャ31の外側面82と前記コア23の内側面33とが近接又は摺接を開始する第二吸引領域101とが形成されている。
このため、前記コア23で前記プランジャ31の吸引を開始した移動開始時には、前記第一吸引領域85において、前記プランジャ31の外側面82と前記コア23の内側面33とが近接又は摺接することで磁気が受け渡され、この第一吸引領域85で生ずる吸引力によって前記プランジャ31が移動される。
そして、前記プランジャ31が前記コア23に吸引され移動した後には、前記第二吸引領域101において、前記プランジャ31の外側面82と前記コア23の内側面33とが近接又は摺接を開始し、吸引力が生ずる。
これにより、前記第一吸引領域85でのラップ代の増大に伴って、前記プランジャ31の吸引力が低下し始めた際には、前記第二吸引領域101にて生じた吸引力を前記プランジャ31に加えることができ、前記プランジャ31の移動に伴って前記第一吸引領域85で低下した吸引力を、前記第二吸引領域101で生じた吸引力で補うことができる。
したがって、前記コア23による前記プランジャ31の吸引特性のフラット領域を拡大することができ、当該電磁弁1の作動特性を向上することができる。
具体的な構造を挙げて説明すると、前記プランジャ31の先端には、プランジャ一般部71より小径の凸部72が突設されており、当該プランジャ31の先端部には、大径のプランジャ一般部71と小径の前記凸部72とによって段差が形成されている。また、前記コア23の基端部には、内側へ向けて突出した突出部91が設けられ段差が形成されており、当該コア23の基端部には、前記凸部72の挿通を許容する小径部92が形成されている。
このため、前記コア3で前記プランジャ31の吸引を開始した移動開始時には、前記プランジャ31のプランジャ一般部71での外側面82が前記コア23のコア一般部81での内側面33に近接又は摺接することで、磁気の受渡が行われる前記第一吸引領域85が形成される。
このとき、前記プランジャ31の先端に突設された前記凸部72は、当該プランジャ31のプランジャ一般部71より小径に形成されているため、前記コア23のコア一般部81に対して十分に離れている。
そして、前記プランジャ31が前記コア23に吸引され移動することによって、前記凸部72が前記コア23の基端部に形成された小径部92に挿入されると、当該凸部72での外側面82が前記小径部92での内側面33に近接又は摺接し、磁気の受渡が行われる前記第二吸引領域101が形成される。
このように、前記プランジャ31の先端にプランジャ一般部71より小径の前記凸部72を突設することで、当該プランジャ31の先端部に大径のプランジャ一般部71と小径の前記凸部72による段差を形成するとともに、前記コア23の基端部に内側へ向けて突出した前記突出部91を設けて段差を形成し、当該コア23の基端部に前記凸部72が挿通可能な前記小径部92を形成することによって、前記第一吸引領域85と前記第二吸引領域101とを形成することができる。
そして、前記プランジャ31のプランジャ一般部71の外形寸法をDpとし、前記凸部72の外形寸法をDp1とした際に、Dp1/Dpが0.57以上069以下となるように設定するとともに、前記コア23のコア一般部81での内径寸法をDcとし、前記小径部92での内径寸法をDc1とした際に、Dc1/Dcが0.57以上0.70以下となるように設定し、かつ前記プランジャ31のプランジャ一般部71から前記凸部72先端までの突出量をLpとし、前記コア23の先端から前記小径部92までの奥行寸法をLcとした際に、Lp/Lcが0.27以上0.33以下となるように設定することによって、前記コア23による前記プランジャ31の吸引特性のフラット領域を拡大することができる。
ここで、図3は、各部の寸法を前述した値に設定した場合の磁場解析計算結果を示す図であり、図中には、従来構造での磁場解析計算結果も破線で示されている。
この図からも解るように、前記コア23による前記プランジャ31の吸引を開始し移動を開始してからストローク量が増加するに従って低下していた吸引力を増大することができ、当該吸引特性のフラット領域を拡大できることが確認できた。
これにより、前記コア23による前記プランジャ31の吸引特性を理想特性に近付けることができる。
本発明の一実施の形態を示す説明図である。 同実施の形態の各所での関係を示す説明図である。 同実施の形態の磁場解析計算結果を示す図である。 従来の電磁弁を示す説明図である。
符号の説明
1 電磁弁
21 ヨーク
23 コア
31 プランジャ
33 内側面
71 プランジャ一般部
72 凸部
81 コア一般部
82 外側面
85 第一吸引領域
91 突出部
92 小径部
101 第二吸引領域

Claims (3)

  1. プランジャの外側面とコアの内側面との対向部位が前記プランジャ作動時の磁気受渡部を構成する電磁弁において、
    前記プランジャの前記外側面及び前記コアの前記内側面に段差を形成して前記磁気受渡部を多段構造とし、前記プランジャが前記コアに吸引される際に前記プランジャの前記外側面と前記コアの前記内側面とが近接又は摺接する第一領域と、前記プランジャが前記コアに吸引されて移動した後に前記プランジャの前記外側面と前記コアの前記内側面とが近接又は摺接を開始する第二領域とを設定したことを特徴とする電磁弁。
  2. 前記プランジャの先端に一般部より小径の凸部を突設する一方、
    前記コアの基端部に内側へ向けて突出する突出部を設け、当該コアの基端部に前記凸部の挿通を許容する小径部を形成して前記多段構造を形成したことを特徴とする請求項1記載の電磁弁。
  3. 前記プランジャの一般部の外形寸法をDpとし前記凸部の外形寸法をDp1とした際にDp1/Dpが0.57以上069以下となるように設定するとともに、
    前記コアの一般部での内径寸法をDcとし前記小径部での内径寸法をDc1とした際にDc1/Dcが0.57以上0.70以下となるように設定し、
    かつ前記プランジャの一般部から前記凸部先端までの突出量をLpとし前記コアの先端から前記小径部までの奥行寸法をLcとした際にLp/Lcが0.27以上0.33以下となるように設定したことを特徴とする請求項2記載の電磁弁。
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