JP2010096247A - 免震装置 - Google Patents
免震装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2010096247A JP2010096247A JP2008266713A JP2008266713A JP2010096247A JP 2010096247 A JP2010096247 A JP 2010096247A JP 2008266713 A JP2008266713 A JP 2008266713A JP 2008266713 A JP2008266713 A JP 2008266713A JP 2010096247 A JP2010096247 A JP 2010096247A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- disc spring
- friction
- bolt
- flange
- seismic isolation
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Abstract
【解決手段】上部構造体と下部構造体との間に設けられた摩擦ダンパ及び該間に設けられ該上部構造体を免震支持するアイソレータを有する免震装置であって、前記摩擦ダンパは、前記上部構造体と前記下部構造体との間に形成され、摩擦面および該摩擦面に圧接しつつ滑動する滑動面からなる摩擦減衰力生成部と、該摩擦減衰力生成部と前記上部構造体及び前記下部構造体のうちの少なくともいずれか一方の構造体との間に設けられ、該摩擦減衰力生成部に圧接力を生じさせる弾発力を発生する皿バネと、前記上部構造体及び前記下部構造体の一方から他方へせん断力を伝達するための、前記皿バネを貫通するボルト部材と、を備えることを特徴とする。
【選択図】図1
Description
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、小型化された免震装置を提供することにある。
このようにすれば、小型化された免震装置が提供される。
このようにすれば、免震装置の設置がより簡易なものとなる。
このようにすれば、ボルト部材(皿バネ)を摩擦ダンパに複数に分けて設ける場合であっても、ボルト部材へのアクセスが簡易に実現されることとなり、免震装置の設置がより簡易なものとなる。
先ず、本実施の形態に係る免震装置の構成例について、図1を用いて説明する。図1は、本実施の形態に係る免震装置に適用される摩擦ダンパの断面模式図を示したものである。図1の上右図には摩擦ダンパの正面図が、上左図には摩擦ダンパの側面図が、中央図には上右図のB矢視図及びC矢視図が、下図には上右図のA−A矢視図が、それぞれ表されている。
摩擦ダンパ14を設置する際には、先ず、床12の上面にプレート状の滑り板18を設置する(以上、第一ステップ)。
上述したとおり、皿バネ22は、当該皿バネ22のたわみ量が前記所定のたわみ量(つまり、必要な(所望の)摩擦減衰力の大きさに対応したたわみ量)になっている状態で使用される必要があり、皿バネ22を当該状態で使用できるように摩擦ダンパ14が設置される。
上述したとおり、本実施の形態に係る免震装置は、梁10と床12との間に設けられた摩擦ダンパ14及び該間に設けられ梁10を免震支持するアイソレータを有し、摩擦ダンパ14は、梁10と床12との間に形成され、摩擦材16および該摩擦材16に圧接しつつ滑動する滑り板18からなる摩擦減衰力生成部20と、該摩擦減衰力生成部20と梁10及び床12のうちの少なくともいずれか一方の構造体との間に設けられ、摩擦減衰力生成部20に圧接力を生じさせる弾発力を発生する皿バネ22と、梁10及び床12の一方から他方へせん断力を伝達するための、皿バネ22を貫通するボルト24と、を備えている。このことにより、免震装置(摩擦ダンパ14)の小型化が可能となる。
以上、上記実施の形態に基づき本発明に係る免震装置を説明したが、上記した発明の実施の形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定するものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることはもちろんである。
20 摩擦減衰力生成部、22 皿バネ、22a 穴部、
24 ボルト、26 ナット、30 H鋼、
32 上部側H鋼、32a 上側フランジ、32b 下側フランジ、32c ウェブ、
34 下部側H鋼、34a 上側フランジ、34b 下側フランジ、34c ウェブ、
40 ブッシュ、42 ボルト、60 一体部材、
110 上部構造体、112 下部構造体、114 摩擦ダンパ、116 摩擦材、
118 滑り板、120 摩擦減衰力生成部、122 皿バネ、
126 バネケーシング、126a 側部、
130 下部筒体、132 上部筒体、142 ボルト
Claims (3)
- 上部構造体と下部構造体との間に設けられた摩擦ダンパ及び該間に設けられ該上部構造体を免震支持するアイソレータを有する免震装置であって、
前記摩擦ダンパは、
前記上部構造体と前記下部構造体との間に形成され、摩擦面および該摩擦面に圧接しつつ滑動する滑動面からなる摩擦減衰力生成部と、
該摩擦減衰力生成部と前記上部構造体及び前記下部構造体のうちの少なくともいずれか一方の構造体との間に設けられ、該摩擦減衰力生成部に圧接力を生じさせる弾発力を発生する皿バネと、
前記上部構造体及び前記下部構造体の一方から他方へせん断力を伝達するための、前記皿バネを貫通するボルト部材と、を備えることを特徴とする免震装置。 - 請求項1に記載の免震装置において、
前記摩擦ダンパは、
前記いずれか一方の構造体と前記皿バネとの間及び前記摩擦減衰力生成部と前記皿バネとの間のうちの少なくともいずれか一方の間に設けられた、上側フランジ及び下側フランジからなるフランジとウェブとを備える開放型構台を有し、
前記皿バネを貫通する前記ボルト部材は、前記フランジに連結されていることを特徴とする免震装置。 - 請求項2に記載の免震装置において、
前記摩擦ダンパは、
前記皿バネとして、少なくとも二つの第一皿バネ及び第二皿バネを有し、
前記ボルト部材として、少なくとも二つの第一ボルト部材及び第二ボルト部材を有し、
前記開放型構台として、前記いずれか一方の構造体と前記皿バネとの間に設けられた第一H形鋼と前記摩擦減衰力生成部と前記皿バネとの間に設けられた第二H形鋼とを備え、
前記第一皿バネを貫通する前記第一ボルト部材は、前記第一H形鋼のフランジ及び前記第二H形鋼のフランジに連結されており、
前記第二皿バネを貫通する前記第二ボルト部材は、前記第一H形鋼及び前記第二H形鋼のウェブから見て前記第一ボルト部材とは水平方向反対側にて、前記第一H形鋼のフランジ及び前記第二H形鋼のフランジに連結されていることを特徴とする免震装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008266713A JP5520466B2 (ja) | 2008-10-15 | 2008-10-15 | 免震装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008266713A JP5520466B2 (ja) | 2008-10-15 | 2008-10-15 | 免震装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010096247A true JP2010096247A (ja) | 2010-04-30 |
JP5520466B2 JP5520466B2 (ja) | 2014-06-11 |
Family
ID=42258076
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008266713A Active JP5520466B2 (ja) | 2008-10-15 | 2008-10-15 | 免震装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5520466B2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10238164A (ja) * | 1996-12-26 | 1998-09-08 | Ohbayashi Corp | 免振装置 |
JP2002276063A (ja) * | 2001-03-13 | 2002-09-25 | Taisei Corp | 免振床構造 |
-
2008
- 2008-10-15 JP JP2008266713A patent/JP5520466B2/ja active Active
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10238164A (ja) * | 1996-12-26 | 1998-09-08 | Ohbayashi Corp | 免振装置 |
JP2002276063A (ja) * | 2001-03-13 | 2002-09-25 | Taisei Corp | 免振床構造 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5520466B2 (ja) | 2014-06-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3185703B2 (ja) | 免振装置 | |
JP5275230B2 (ja) | ダンパ装置 | |
JP5587806B2 (ja) | バネ部材 | |
JP2013002599A (ja) | バネ部材 | |
JP2009041585A (ja) | 摩擦ダンパー | |
JP5577808B2 (ja) | 免震装置、及びその設置方法 | |
JPH11269984A (ja) | 建物架構の制振構造 | |
JP5678534B2 (ja) | 免震装置、及びその設置方法 | |
JP2008240513A (ja) | ボルト接合部の制振構造 | |
JP7213766B2 (ja) | 免震装置の固定構造 | |
JP5342847B2 (ja) | 免震装置 | |
JP5520466B2 (ja) | 免震装置 | |
JP2007247278A (ja) | 制震ダンパー | |
JP5326779B2 (ja) | 免震装置 | |
JP2016196910A (ja) | 免震装置 | |
JP4735426B2 (ja) | 免震構造及び免震方法 | |
JP2018096513A (ja) | 防振機構 | |
JP5522971B2 (ja) | ゴム座金並びに該ゴム座金を用いた支承及び構造物 | |
JP2006077395A (ja) | 橋梁用支承装置 | |
JP2013185634A (ja) | 防振支持装置 | |
JP5678533B2 (ja) | 免震装置、及びその設置方法 | |
JP2009068654A (ja) | 建物における竪管の横方向支持機構 | |
JP2019210980A (ja) | 制振装置 | |
JP5625661B2 (ja) | 免震装置、及びその設置方法 | |
JP2018150718A (ja) | セグメントの継手構造 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20110920 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120517 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120522 |
|
A521 | Written amendment |
Effective date: 20120703 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20120731 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140206 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Effective date: 20140407 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 |
|
R150 | Certificate of patent (=grant) or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Ref document number: 5520466 Country of ref document: JP |