JP2010094895A - 画像形成装置、画像形成方法及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】複数の記録素子を備えた記録ヘッド125を記録媒体126に対して複数回の走査を行うことによって記録媒体126に画像を形成する画像形成装置100において、画像データ入力端子101から入力された画像データに応じて、記録ヘッド125の走査ごとに、記録素子ごとの記録媒体126に対する記録量(走査Duty)を走査Duty設定部106で設定し、当該設定された記録量のデータに対して、ハーフトーン処理部111で2値化処理を施して形成対象となる画像の画像データを生成するようにする。
【選択図】図1
Description
なお、図7では、走査ごとにノズル列を紙面に描画する都合上、主走査方向にずらして描くようにしている。実際の紙送りは、副走査方向のみの移動である。紙送り量は、ノズル列長の1/2であり、入力画像の各ライン上を2回ずつ走査している。このように、1ラインを2つの異なるノズルを用いて画像を形成することによって、1ノズルが持つ位置変動やドット径変動を分散させることができる。
図2に示す記録ヘッドには、右からK(ブラック)、C(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)の順に各色のインクを吐出するノズル列が配置されている。この記録ヘッドを用いて記録を行うと、往路方向走査(図2に示す例では右方向に走査)では、K、C、M、Yの順で記録媒体に記録される。一方、復路方向走査(図2に示す例では左方向に走査)では、Y、M、C、Kの順で記録媒体に記録されるため、往路方向走査の場合と記録順序が逆になる。
本実施形態では、説明を簡単にするために、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、及び、ブラック(K)の4色のインクを当該記録ヘッド125に搭載するものとする。この図2に示す記録ヘッド125には、記録素子に相当するノズル1251が複数備えられている。
図4は、図1に示す色分解処理部103による色分解処理を説明するための模式図である。この図4には、図1に示す色分解処理部103及び色分解処理用LUT記憶部104が示されている。
C=C_LUT_3D(R',G',B') ・・・ (1)
M=M_LUT_3D(R',G',B') ・・・ (2)
Y=Y_LUT_3D(R',G',B') ・・・ (3)
K=K_LUT_3D(R',G',B') ・・・ (4)
なお、上述した色分解処理部103による色分解処理(即ち、ステップS302)までは、入力されたカラー画像データの全体に対して行う処理である。そして、これ以降の処理(即ち、ステップS303〜S310)は、記録ヘッド125の1回の走査(主走査)で記録するデータを作成する処理のため、走査ごとに記録を行う画像領域に対して処理を行う。
Ycut(k)=−Nzzl+(Nzzl/Pass)×k ・・・ (5)
以上のように設定した切り出し位置からノズル列長分の色分解画像データを切りだす。
走査Duty設定用LUTは、各ノズルが1回の走査において色分解画像データの何%を記録するかを表すものである。なお、本実施形態においては、走査Dutyの設定の際、入力Dutyを複数回の走査に分割するため、走査Duty設定用LUTに格納される値を「Duty分割率」と称する。
C'(x,y)=C(x,y) × C_LUT(y) ・・・ (6)
K'(x,y)=M(x,y) × M_LUT(y) ・・・ (7)
Y'(x,y)=Y(x,y) × Y_LUT(y) ・・・ (8)
K'(x,y)=K(x,y) × K_LUT(y) ・・・ (9)
ステップS304の走査Duty設定処理が終了すると、ステップS305に進む。ステップS305に進むと、走査Duty補正用LUT選択部108は、走査Duty補正用LUT記憶部107に記憶されている補正用LUTの中から、ノズル番号及び走査条件に応じた走査Duty補正用LUTを選択して読み出す処理を行う。なお、走査条件としては、例えば、走査方向、記録媒体126である用紙の紙面上の記録位置、または、それらの組合せなどが挙げられる。
走査Duty補正用LUTは、記録ヘッド125における各走査で形成される画像の色が一定となるように、走査Dutyを補正するためのものである。
例えば、図7に示す16ノズル、2パスのマルチパス印字の走査において、ノズル番号9〜16のノズルは、常にドットが記録されていない記録媒体126の記録領域にドット(画像)の記録を行う、いわゆる1パス目の印字を行う。一方、ノズル番号1〜8のノズルは、前の走査でノズル番号9〜16のノズルが形成した画像上にドットの記録を行う、いわゆる2パス目の印字を行う。このように、同じ走査内であっても、ノズル番号によって記録を行うパスが異なるため、本実施形態では、ノズル番号に応じて走査Dutyの補正に用いる走査Duty補正用LUTを変更する。
ステップS305の走査Duty補正用LUTの選択処理が終了すると、ステップS306に進む。ステップS306に進むと、走査Duty補正部109は、ステップS305で選択された走査Duty補正用LUTに基づいて、ステップS304で設定された走査Dutyの補正処理を行う。即ち、走査Duty補正部109は、記録ヘッド125の走査条件に応じて、記録ヘッド125の各走査において記録媒体126に対する再現色が等しくなるように、ステップS304で設定された走査Dutyの補正処理を行う。
C''(x,y)=CMYK_LUT(C',M',Y',K') ・・・ (10)
K''(x,y)=CMYK_LUT(C',M',Y',K') ・・・ (11)
Y''(x,y)=CMYK_LUT(C',M',Y',K') ・・・ (12)
K''(x、y)=CMYK_LUT(C',M',Y',K') ・・・ (13)
かかる構成によれば、装置のサイズやそのコストを増大させることなく、記録ヘッドの走査条件の違いに起因するバンド状の色ムラの発生を低減することができる。
かかる構成によれば、各走査で記録される画像の色の差を低減することができるため、記録ヘッドの走査条件の違いに起因するバンド状の色ムラの発生を更に低減することができる。
前述した本発明の実施形態に係る画像形成装置100を構成する図1の各構成部(各手段)、並びに、画像形成方法を示す図3の各ステップは、コンピュータのCPUがRAMやROMなどに記憶されたプログラムを実行することによって実現できる。このプログラム及び前記プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、本発明に含まれる。
101 画像データ入力端子
102 入力画像格納バッファ
103 色分解処理部
104 色分解処理用LUT記憶部
105 走査Duty設定用LUT記憶部
106 走査Duty設定部
107 走査Duty補正用LUT記憶部
108 走査Duty補正用LUT選択部
109 走査Duty補正部
110 画像処理装置
111 ハーフトーン処理部
112 ハーフトーン画像格納バッファ
113 画像データ出力端子
120 プリンタ
121 プリンタ入力端子
122 画像格納メモリ
123 インク色及び吐出量選択部
124 ヘッド制御部
125 記録ヘッド
126 記録媒体
127 移動部
128 搬送部
130 通信手段
Claims (5)
- 複数の記録素子を備えた記録ヘッドを記録媒体に対して複数回の走査を行うことによって前記記録媒体に画像を形成する画像形成装置であって、
画像データを入力する画像データ入力手段と、
前記画像データに応じて、前記記録ヘッドの走査ごとに、前記記録素子ごとの前記記録媒体に対する記録量を設定する設定手段と、
前記設定手段で設定された記録量のデータに対して、N値化処理(Nは2以上の整数)を施して形成対象となる前記画像の画像データを生成するN値化手段と
を有することを特徴とする画像形成装置。 - 前記記録ヘッドの走査条件に応じて、前記記録ヘッドの各走査において前記記録媒体に対する再現色が等しくなるように、前記設定手段で設定された記録量を補正する補正手段を更に有し、
前記N値化手段は、前記補正手段で補正された記録量のデータに対して、前記N値化処理を行うことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記補正手段は、前記走査条件として前記記録ヘッドの走査を行う方向に応じて、前記設定手段で設定された記録量を補正することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
- 複数の記録素子を備えた記録ヘッドを記録媒体に対して複数回の走査を行うことによって前記記録媒体に画像を形成する画像形成装置による画像形成方法であって、
画像データを入力する画像データ入力ステップと、
前記画像データに応じて、前記記録ヘッドの走査ごとに、前記記録素子ごとの前記記録媒体に対する記録量を設定する設定ステップと、
前記設定ステップで設定された記録量のデータに対して、N値化処理(Nは2以上の整数)を施して形成対象となる前記画像の画像データを生成するN値化ステップと
を有することを特徴とする画像形成方法。 - 複数の記録素子を備えた記録ヘッドを記録媒体に対して複数回の走査を行うことによって前記記録媒体に画像を形成する画像形成装置による画像形成方法をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
画像データを入力する画像データ入力ステップと、
前記画像データに応じて、前記記録ヘッドの走査ごとに、前記記録素子ごとの前記記録媒体に対する記録量を設定する設定ステップと、
前記設定ステップで設定された記録量のデータに対して、N値化処理(Nは2以上の整数)を施して形成対象となる前記画像の画像データを生成するN値化ステップと
をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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JP2008267636A JP2010094895A (ja) | 2008-10-16 | 2008-10-16 | 画像形成装置、画像形成方法及びプログラム |
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JP2008267636A Pending JP2010094895A (ja) | 2008-10-16 | 2008-10-16 | 画像形成装置、画像形成方法及びプログラム |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2019012759A1 (ja) * | 2017-07-11 | 2019-01-17 | 富士フイルム株式会社 | 画像処理装置及び方法、プログラム並びに画像記録装置 |
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2008
- 2008-10-16 JP JP2008267636A patent/JP2010094895A/ja active Pending
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