JP2010094877A - 多芯筆記具 - Google Patents

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Abstract

【課題】筆記体の交換時以外で開口部が不用意に開口することがなく、また、開口部を迅速且つ容易に開閉させることができ、しかも、蓋部が紛失することがない多芯筆記具を提供する。
【解決手段】軸筒2の後端に、各々の窓孔22を後方に開口させる開閉自在の開口部23を設け、開口部23を介して筆記体4及び操作体5を連結状態で軸筒2内から取り外し可能且つ軸筒2内に挿入可能に構成する。軸筒2の後端部に、開口部23を開閉自在とする蓋部7を設ける。蓋部7を、軸線に対して垂直方向に回動可能に軸筒2の後端に固定する。蓋部7の回動中心を軸筒2の軸心から離れた箇所に配置する。蓋部7の回動中心に係合部8を設け、一方、軸筒2後端の、蓋部7の回動中心が位置する箇所に係合部8と係合可能な被係合部3を設ける。
【選択図】 図2

Description

本発明は、多芯筆記具に関する。詳細には、軸筒の側壁の窓孔から突出する操作体を前方にスライドさせることにより、軸筒内部に収容した筆記体のペン先を軸筒の前端孔から出没させる多芯筆記具に関する。
特許文献1には、軸筒の後端に、窓孔を後方に開口させる開閉自在の開口部を設け、前記開口部を介して筆記体及び操作体を、軸筒内から取り外し可能且つ軸筒内に挿入可能に構成し、軸筒の後端部に、前記開口部を開閉自在とする蓋部を設けた多芯筆記具が開示されている。また、前記特許文献1には、前記蓋部を、ヒンジ部により略前後方向に回動自在に設け、前記蓋部の前面に係合部を設け、軸筒の後端に前記蓋部の係合部に係合可能な被係合部を設けた構成が開示されている。
特許文献2には、軸筒の後端に、窓孔を後方に開口させる開閉自在の開口部を設け、前記開口部を介して筆記体及び操作体を、軸筒内から取り外し可能且つ軸筒内に挿入可能に構成し、軸筒の後端部に、前記開口部を開閉自在とする蓋部を設け、前記蓋部に二個の係合部を設け、軸筒の後端部に、前記係合部と係合可能な二個の被係合部とを設けた多芯筆記具が開示されている。また、前記特許文献2には、蓋部を周方向に回転操作することにより、蓋部の係合部と軸筒の被係合部との係合及び係合解除を行うことが開示されている。
特許文献3には、軸筒の後端に、窓孔を後方に開口させる開閉自在の開口部を設け、前記開口部を介して筆記体及び操作体を、軸筒内から取り外し可能且つ軸筒内に挿入可能に構成し、軸筒の後端部に、前記開口部を開閉自在とする蓋部を着脱自在に螺着した多芯筆記具が開示されている。
特開2007−38635号公報 特開2007−15275号公報 特開2007−15274号公報
前記特許文献1の多芯筆記具は、繰り返しの係合及び係合解除(即ち開口部の繰り返しの開閉)によって、係合部と被係合部との係合が緩くなるおそれがあり、その場合、ペン先没入状態の筆記体の操作体が蓋部に当接するだけで、係合部と被係合部との係合が簡単に解除されるとともに蓋部が後方に回動し、筆記体の交換時以外で開口部が不用意に開口するおそれがある。
前記特許文献2の多芯筆記具は、軸筒の後端の開口部を開口させた際、蓋部が軸筒から分離されるため、蓋部を紛失させ易い。また、前記特許文献2の多芯筆記具は、蓋部と軸筒とが二箇所の係合部及び被係合部において係合されるため、蓋部と軸筒との係合操作が容易ではない。
前記特許文献3の多芯筆記具は、蓋部の着脱(即ち開口部の開閉)を迅速に行うことができない。また、前記特許文献3の多芯筆記具は、前記特許文献2の多芯筆記具と同様、軸筒の後端の開口部を開口させた際、蓋部が軸筒から分離されるため、蓋部を紛失させ易い。
本発明は、前記従来の問題点を解決するものであって、筆記体の交換時以外で開口部が不用意に開口することがなく、また、開口部を迅速且つ容易に開閉させることができ、しかも、蓋部が紛失することがない多芯筆記具を提供しようとするものである。尚、本発明において、「前」とはペン先側を指し、「後」とはその反対側を指す。
[1]本願の第1の発明は、軸筒2内に複数の筆記体4を前後方向に移動可能に収容し、前記各々の筆記体4を弾発体6により後方に付勢し、前記各々の筆記体4の後端に操作体5を取り付け、前記軸筒2の側壁に軸方向に延びる複数の窓孔22を径方向に貫設し、前記各々の窓孔22から径方向外方に前記各々の操作体5を突出させ、一つの操作体5を窓孔22に沿って前方にスライドさせることにより、その一つの操作体5が取り付けられた筆記体4のペン先41を軸筒2の前端孔21から突出させるとともに、先に突出状態にあった他の筆記体4のペン先41を軸筒2内に没入させてなり、前記軸筒2の後端に、前記各々の窓孔22を後方に開口させる開閉自在の開口部23を設け、前記開口部23を介して筆記体4及び操作体5を連結状態で軸筒2内から取り外し可能且つ軸筒2内に挿入可能に構成し、前記軸筒2の後端部に、前記開口部23を開閉自在とする蓋部7を設けた多芯筆記具であって、前記蓋部7を、軸線に対して垂直方向に回動可能に軸筒2の後端に固定し、前記蓋部7の回動中心を軸筒2の軸心から離れた箇所に配置したことを要件とする。
前記第1の発明の多芯筆記具1は、蓋部7が前後方向に開閉作動する構造ではなく、蓋部7が軸線に対して垂直方向に開閉作動する構造であるため、繰り返しの開口部23の開閉を行っても、筆記体4の交換時以外で開口部23が不用意に開口することがない。また、前記第1の発明の多芯筆記具1は、蓋部7の僅かの回動操作(即ち1回転以内の回転操作)によって、開口部23を開閉できるため、開口部23の開閉を迅速且つ容易に行うことができる。また、前記第1の発明の多芯筆記具1は、開口部23を開口させた状態でも蓋部7が分離されないため、蓋部7が紛失することがない。
[2]本願の第2の発明は、前記第1の発明の多芯筆記具1において、前記蓋部7の回動中心に係合部8を設け、一方、軸筒2後端の、前記蓋部7の回動中心が位置する箇所に前記係合部8と係合可能な被係合部3を設け、前記係合部8と被係合部3とが係合することにより、蓋部7が軸筒2後端に回転可能に抜け止め固定されることを要件とする。
前記第2の発明の多芯筆記具1は、蓋部7を軸筒2後端に確実に回動可能に固定できる。尚、前記係合部8及び被係合部3の具体的な形状は、例えば、係合部8が孔であるとき、被係合部3が前記孔に係合可能な突起である構成、または、前記係合部8が突起であるとき、被係合部3が前記突起に係合可能な孔である構成が挙げられる。
本発明の多芯筆記具は、筆記体の交換時以外で開口部が不用意に開口することがなく、また、開口部の開閉を迅速且つ容易に行うことができ、しかも、蓋部が紛失することがない。
図1乃至図4に本発明の実施の形態を示す。
本実施の形態の多芯筆記具1は、軸筒2内に複数本(ここでは2本)の筆記体4が収容され、前記各々の筆記体4のペン先41が軸筒2の前端の前端孔21より選択的(択一的)に出没される。前記各々の筆記体4の後端部には、操作体5が取り付けられる。前記各々の筆記体4は、弾発体6(コイルスプリング)により後方に常時付勢されている。前記筆記体4は、例えば、ボールペン、マーキングペン、シャープペンシル等が挙げられる。
前記軸筒2は、円筒状の前軸2aと、該前軸2aに着脱自在に螺合される円筒状の後軸2bとからなる。前記前軸2a及び後軸2bは、合成樹脂または金属材料からなる。
前記前軸2aの前端部は、先細状に形成され、前記前軸2aの前端に前端孔21が軸方向に貫設される。前記前軸2aの後端部外周面には、雄ねじ部が形成される。
前記後軸2bの前端部内周面には、雌ネジ部が形成される。前記雌ネジ部に、前記前軸2aの雄ねじ部が螺合される。前記後軸2bの後端部外面には、クリップ24が設けられる。
前記後軸2bの後端部側壁には軸方向に延びる複数の窓孔22が形成される。前記各々の窓孔22から各々の筆記体4の操作部51が外部に突出される。前記各々の操作部51を窓孔22に沿って前方にスライド操作することによって、各々の筆記体4のペン先41が選択的に前端孔21より前方に突出される。前記後軸2bの窓孔22相互間の側壁内面には、係止壁部(図示せず)が一体に形成される。前記係止壁部に、ペン先突出状態の筆記体4の後端に取り付けられた操作体5の後端が係止される。
前記後軸2bの後端には、窓孔22を後方に切り欠き状に開口する開口部23が形成される。また、前記後軸2bの後端には、前記開口部23を開閉自在にする蓋部7が取り付けられる。前記開口部23を介して、操作体5を備えた筆記体4を軸筒2内に挿入且つ軸筒2内から取り外し可能(交換可能)である。
前記蓋部7は、軸筒2の後端を覆う板状の本体71と、該本体71の径方向外方に一体に延設される突出片72とからなる。前記突出片72には、軸方向に取付孔8(係合部)が貫設される。前記取付孔8の内面は、大内径部81と、該大内径部81の前方に形成される小内径部82と、該大内径部81と小内径部82との間に形成される段部83とを備える。前記蓋部7の突出片72と反対側端部の外周面には、係合溝73が形成される。
軸筒2のクリップ24に基部の後端面には、回動軸3(被係合部)が後方に一体に突出される。前記回動軸3の外周面には、係止突起31が形成される。前記回動軸3は、径方向に弾性変形可能に軸方向に切り割り32を有する。前記回動軸3が、前記蓋部7の取付孔8に挿入され、前記係止突起31が、取付孔8内面の段部83に抜け止め係止される。前記蓋部7は、回動軸3と取付孔8との係合により、前記回動軸3を回動中心として回動可能に固定される。前記蓋部7の回動中心(回動軸3)は、軸筒2の軸心から離れた箇所に配置される。また、前記軸筒2の後端の回動軸3と反対側端部には、前記蓋部7の係合溝73と係合可能な係合突起25が形成される。
前記蓋部7の前面には、ペン先没入状態の筆記体4に取り付けられた操作体5の後端が当接可能な当接壁部74が構成される。
図3に、本実施の形態の開口部23を閉鎖した状態を示す。
蓋部7を軸筒2に対して回動させ、蓋部7と軸筒2の後端全体とを重ねることより、軸筒2の後端の全ての切り欠き状の開口部23が閉鎖される。
図4に、本実施の形態の開口部23を開口した状態を示す。
蓋部7を軸筒2に対して回動させ、軸筒2後端の一つの開口部23が開口される。前記開口状態の開口部23を介して筆記体4及び操作体5を連結状態で軸筒2内から取り外し可能且つ軸筒2内に挿入可能となる。
本発明の実施の形態の開口部の閉鎖状態を示す縦断面図である。 図1の多芯筆記具の側面図である。 (1)は本発明の実施の形態の開口部の閉鎖状態を示す平面図であり、(2)は本発明の実施の形態の開口部の閉鎖状態を示す要部縦断面図である。 (1)は本発明の実施の形態の開口部の開口状態を示す平面図であり、(2)は本発明の実施の形態の開口部の開口状態を示す要部縦断面図である。
符号の説明
1 多芯筆記具
2 軸筒
21 前端孔
22 窓孔
23 開口部
24 クリップ
25 係合突起
2a 前軸
2b 後軸
3 回動軸(被係合部)
31 係止突起
32 切り割り
4 筆記体
41 ペン先
5 操作体
51 操作部
6 弾発体
7 蓋部
71 本体
72 突出片
73 係合溝
74 当接壁部
8 取付孔(係合部)
81 大内径部
82 小内径部
83 段部

Claims (2)

  1. 軸筒内に複数の筆記体を前後方向に移動可能に収容し、前記各々の筆記体を弾発体により後方に付勢し、前記各々の筆記体の後端に操作体を取り付け、前記軸筒の側壁に軸方向に延びる複数の窓孔を径方向に貫設し、前記各々の窓孔から径方向外方に前記各々の操作体を突出させ、一つの操作体を窓孔に沿って前方にスライドさせることにより、その一つの操作体が取り付けられた筆記体のペン先を軸筒の前端孔から突出させるとともに、先に突出状態にあった他の筆記体のペン先を軸筒内に没入させてなり、
    前記軸筒の後端に、前記各々の窓孔を後方に開口させる開閉自在の開口部を設け、
    前記開口部を介して筆記体及び操作体を連結状態で軸筒内から取り外し可能且つ軸筒内に挿入可能に構成し、
    前記軸筒の後端部に、前記開口部を開閉自在とする蓋部を設けた多芯筆記具であって、
    前記蓋部を、軸線に対して垂直方向に回動可能に軸筒の後端に固定し、前記蓋部の回動中心を軸筒の軸心から離れた箇所に配置したことを特徴とする多芯筆記具。
  2. 前記蓋部の回動中心に係合部を設け、一方、軸筒後端の、前記蓋部の回動中心が位置する箇所に前記係合部と係合可能な被係合部を設け、前記係合部と被係合部とが係合することにより、蓋部が軸筒後端に回転可能に抜け止め固定される請求項1記載の多芯筆記具。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011173293A (ja) * 2010-02-23 2011-09-08 Zebra Pen Corp 多芯筆記具
JP2016016524A (ja) * 2014-07-04 2016-02-01 株式会社パイロットコーポレーション 筆記具

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