JP2010093184A - バルントランス - Google Patents

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Abstract

【課題】低コストで確実な実装方向マークを有するバルントランスを提供すること。
【解決手段】バルントランス10は、巻芯部11a及び巻芯部11aの両端に設けられた一対の鍔部11b,11cを有するドラム型コア11を有し、基板面内での設置に方向性があるバルントランス10であって、巻芯部11aは、一対の鍔部11b,11cに対し、基板面内で磁心方向と垂直なy方向に偏心していることを特徴とする。これにより、巻芯部の鍔部に対する偏心方向が実装方向マークとして機能するので、実装方向マークを付す工程が不要になる。したがって、低コストで確実な実装方向マークを有するバルントランスが提供できる。
【選択図】図1

Description

本発明はバルントランスに関する。
通常、アンテナなどに接続される伝送線路は不平衡伝送線路である一方、半導体ICなどの高周波回路に接続される伝送線路は平衡伝送線路である。不平衡伝送線路と平衡伝送線路とを接続する場合、これらの間には不平衡信号及び平衡信号を相互に変換するバルントランスが挿入される。ここで、不平衡信号とは固定電位(例えば接地電位)を基準としたシングルエンド型の信号を指し、平衡信号とは差動型の信号を指す。
バルントランスとしては、メガネ型コアを用いたタイプが一般的である。しかしながら、メガネ型コアを用いたバルントランスには、小型化・低背化が難しく、巻線の巻回作業の自動化も困難であるという問題があるため、ドラム型コアを用いたバルントランスが考案されている。このバルントランスは、小型化が容易であるとともに、巻線の巻回作業の自動化や表面実装に適しているというメリットを有している。特許文献1には、バルントランスではないが、ドラム型コアを用いたチップインダクターの例が開示されている。
図10は、ドラム型コアを用いたバルントランスの一例を示す斜視図である。また、図11は、図10に示すバルントランス100の端子電極と巻線との接続関係を説明するための模式図である。
図10及び図11に示すように、バルントランス100はドラム型コア101の両端に形成される鍔部の一方に端子電極E1〜E3を有し、他方に端子電極E4〜E6を有する。そして、端子電極E1と端子電極E6の間にはワイヤl1が巻回され、端子電極E2と端子電極E4の間にはワイヤl2が巻回され、端子電極E3と端子電極E5の間にはワイヤl3が巻回される。ワイヤl1はバルントランス100の一次巻線を構成し、ワイヤl2,l3はバルントランス100の二次巻線を構成する。
端子電極E1,E6は基板上の不平衡伝送線路(不図示)に接続され、端子電極E6はグランドプレーン(不図示)に接続される。また、端子電極E3,E4は基板上の平衡伝送線路(不図示)に接続され、端子電極E2,E5はパワープレーン(不図示)に接続される。なお、パワープレーンに接続される端子電極E2,E5は、二次巻線の途中にあることから「中間タップ」と呼ばれる。
このような構成を有するバルントランスは、図11の面内での回転に対して180°対称でない。したがって、基板面内での設置に方向性があり、基板上に設置する工程で向きを間違えて設置することのないよう、コアの表面などに、実装方向を示すマーク(実装方向マーク)が付されることが多い。
登録実用新案第3016658号公報
しかしながら、上記従来の実装方向マークは出荷段階で巻線状態を確認して付されるものであり、巻線状態の外観からの判別は容易ではないため、実装方向マーク自体が誤って付されてしまうおそれがある。また、判別が容易でないため、実装方向マークを付す工程が高コストになり、バルントランス全体のコストを引き上げてしまっている。
したがって、本発明の目的のひとつは、低コストで確実な実装方向マークを有するバルントランスを提供することにある。
上記目的を達成するための本発明によるバルントランスは、巻芯部及び前記巻芯部の両端に設けられた一対の鍔部を有するドラム型コアを有し、基板面内での設置に方向性があるバルントランスであって、前記巻芯部は、前記一対の鍔部に対し、前記基板面内で磁心方向と垂直な第1の方向に偏心していることを特徴とする。
本発明によれば、巻芯部の鍔部に対する偏心方向が実装方向マークとして機能するので、実装方向マークを付す工程が不要になる。したがって、低コストで確実な実装方向マークを有するバルントランスが提供できる。
上記バルントランスにおいて、前記巻芯部は、前記一対の鍔部に対し、前記基板面と垂直な第2の方向にも偏心していることとしてもよい。これによれば、特許文献1に記載のチップインダクターと同様に、鍔部上の端子電極の形成面を容易に特定することが可能になる。また、基板面から離れる方向に偏心させれば、基板からワイヤまでの距離を確保し、半田の飛散等によるワイヤへのダメージを防ぐことも可能になる。
上記各バルントランスにおいて、前記一対の鍔部の一方に、前記第1の方向の一端から他端に向ってこの順で配置された第1乃至第3の端子電極と、前記一対の鍔部の他方に、前記第1の方向の他端から一端に向ってこの順で配置された第4乃至第6の端子電極と、前記巻芯部に巻回され、両端が前記第1及び第6の端子電極にそれぞれ接続された第1のワイヤと、前記巻芯部に巻回され、両端が前記第2及び第4の端子電極にそれぞれ接続された第2のワイヤと、前記巻芯部に巻回され、両端が前記第3及び第5の端子電極にそれぞれ接続された第3のワイヤとを備え、前記巻芯部は、前記一対の鍔部に対し、前記第1の方向の一端寄りに偏心していることとしてもよい。これによれば、一次巻線(第1のワイヤ)と二次巻線(第2及び第3のワイヤ)の線長を近づけることができるので、一次巻線と二次巻線のインダクタンスのアンバランスを改善できる。
このように、本発明によれば、低コストで確実な実装方向マークを有するバルントランスが提供できる。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の好ましい実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の好ましい実施の形態によるバルントランス10の外観を示す略斜視図である。なお、図1は、バルントランス10の底面(基板接触面)を上側にして示したものである。また、図2は、バルントランス10の図1A−A'線略断面図である。また、図3は、バルントランス10の各端子電極とワイヤとの接続関係を説明するための模式図である。以下、これらの図を参照しながらバルントランス10の構成について説明する。
図1に示すように、バルントランス10は、ドラム型コア11と、板状コア12と、3本の被覆ワイヤL1〜L3(第1乃至第3のワイヤ)によって構成されている。ドラム型コア11は、巻芯部11aと、巻芯部11aの両端に設けられた一対の鍔部11b,11cとを有している。一方の鍔部11bの基板接触面には端子電極E1〜E3(第1乃至第3の端子電極)が設けられている。これら端子電極E1〜E3は、y方向(基板面内で磁心方向(x方向)と垂直な第1の方向)の一端から他端に向って、この順で配置されている。また、他方の鍔部11bの基板接触面には端子電極E4〜E6(第4乃至第6の端子電極)が設けられている。これら端子電極E4〜E6は、同じy方向の他端から一端に向ってこの順で配置されている。
板状コア12は、ドラム型コア11の鍔部11b,11cの上部(基板接触面の反対側。図1では下側になっている。)を連結するように配置されている。本発明において板状コア12を用いることは必須でないが、板状コア12を用いることによって閉磁路を形成すれば、高い磁気結合を得ることが可能となる。ドラム型コア11及び板状コア12は磁性材料からなり、特に限定されないが、NiZn系フェライト材料を用いることが好ましい。NiZn系フェライトは透磁率が比較的高いだけでなく、導電性が低いことから端子電極を直接形成することができるからである。但し、端子電極が形成されない板状コア12については、より透磁率の高いMgZn系フェライト材料を用いることも可能である。
ワイヤL1〜L3はいずれも、図1及び図2に示すように、鍔部11bから鍔部11cに向って、鍔部11bから見て時計回りに巻回されている。
ここで、ワイヤL1〜L3の巻き方について詳しく説明しておく。図3に示すように、ワイヤL1,L2,L3は2層構造で巻回されている。まず、ワイヤL1が巻芯部11aに単層巻きされており、1層目を構成している。なお、ワイヤL1のターン数は2n(nは自然数)としている。次に、ワイヤL2,L3は1層目の上にバイファイラ巻きされており、2層目を構成している。なお、「バイファイラ巻き」とは2本のワイヤを交互に並べて単層巻きすることであり、ワイヤ間の磁気結合の向上という効果を有する巻き方である。ワイヤL2,L3のターン数は各nとしている。
ワイヤL1の両端は、熱圧着により端子電極E1,E6に接続される。同様に、ワイヤL2の両端は、熱圧着により端子電極E2,E4に接続される。また、ワイヤL3の両端は、熱圧着により端子電極E3,E5に接続される。この接続により、図3に示すような端子電極とワイヤとの接続関係が得られる。すなわち、ワイヤL1は端子電極E1及びE6間に設けられたコイルを構成し、ワイヤL2は端子電極E2及びE4間に設けられたコイルを構成し、ワイヤL3は端子電極E3及びE5間に設けられたコイルを構成する。
次に、図4は、バルントランス10が実装されるプリント基板50の平面図である。
図4に示すプリント基板50上の領域51はバルントランス10の搭載領域である。同図に示すように、搭載領域51には5つのランドパターン52〜56が設けられている。ランドパターン52は不平衡伝送線路PLに接続されるパターンであり、バルントランス10の端子電極E1に接続される。ランドパターン53はグランドプレーンGNDに接続されるパターンであり、バルントランス10の端子電極E6に接続される。ランドパターン54はパワープレーンPPに接続されるパターンであり、バルントランス10の端子電極E2及びE5に共通接続される。ランドパターン55,56は一対の平衡伝送線路STL,SBLに接続されるパターンであり、それぞれバルントランス10の端子電極E3,E5に接続される。
このようなレイアウトにより、不平衡伝送線路PLを搭載領域51から見て矢印Aの方向へ直線的に形成することができるとともに、一対の平衡伝送線路STL,SBLを搭載領域150から見て矢印Bの方向へ平行且つ直線的に形成することができる。これにより、プリント基板上における配線パターンの迂回などが不要となることから、配線パターンの占有面積が必要以上に増大することがなく、しかも、配線パターンの対称性を確保することが可能となる。これにより、装置全体の小型化と信号品質の向上を両立させることが可能となる一方、基板面内での設置に方向性が出る。
図5は、以上のような構成及び接続により実現されるバルントランス10の等価回路を示す図である。
図5に示すように、ワイヤL1はバルントランス10の一次巻線P1を構成し、ワイヤL2,L3はバルントランス10の二次巻線P2を構成する。これらは互いに磁気結合し、不平衡伝送線路PLから端子電極E1に入力される不平衡信号を平衡信号に変換して、端子電極E3及びE4から平衡伝送線路STL,SBLに出力する。なお、端子電極E2,E5は、バルントランス10の中間タップを構成する。
さて、バルントランス10では、ドラム型コア11の巻芯部11aは、一対の鍔部11b,11cに対し、基板50面内で磁心方向と垂直な方向(y方向)に偏心している。これにより、バルントランス10は、低コストで確実な実装方向マークを有している。以下、詳細に説明する。
図6は、巻芯部11aの偏心の説明図である。図6(a)はバルントランス10の略底面図であり、図6(b)は図6(a)のB−B'線略断面図であり、図6(c)はバルントランス10の略側面図である。図6(b)は図6(c)のC−C'線略断面図にもなっている。なお、図6ではワイヤL1〜L3は省略している。
図6(b)には、巻芯部11aの中心Caと鍔部11bの中心Cbとを示している。同図に示すように、巻芯部11aの中心Caは、鍔部11bの中心Cbに対して、y方向に所定距離d1、z方向(基板面と垂直な第2の方向)に所定距離d2だけ偏心している。また、中心Caは、y方向については端子電極E1,E6の設置されている端部寄りに、z方向については板状コア12に近づく方向(基板50から離れる方向)に偏心している。
巻芯部11aの中心Caを以上のように偏心させているので、バルントランス10は、ドラム型コア11を見るだけで、鍔部上の端子電極の形成面と、該形成面内における端子電極E1,E6の位置とが理解されることになる。このことは、巻芯部11aの偏心方向が実装方向マークとして機能することを意味する。したがって、実装方向マークを付す工程が不要になり、低コストで確実な実装方向マークを有するバルントランスが提供できることになる。
また、巻芯部11aの中心Caを基板50から離れる方向に偏心させているので、基板50からワイヤL1〜L3までの距離が確保される。したがって、半田の飛散等によるワイヤL1〜L3へのダメージを防ぐことも可能になる。
さらに、巻芯部11aの中心Caを端子電極E1,E6の設置されている端部寄りに偏心させているので、偏心させない場合に比べ、ワイヤL1が長く、ワイヤL2,L3が短くなる。したがって、一次巻線(ワイヤL1)と二次巻線(ワイヤL2,L3)の線長を近づけることができるので、中間タップの存在によって生ずる一次巻線と二次巻線のインダクタンスのアンバランスを改善できる。
なお、所定距離d1,d2は、実装方向マークとしては、0.1mm以上あれば十分である。ドラム型コア11にワイヤL1〜L3を巻回する際には自動巻き装置を用いるが、0.1mm程度の偏心があれば、自動巻き装置によって偏心方向を自動判別することが可能になるからである。
次に、バルントランス10の製造方法について説明する。
図7及び図8は、バルントランス10の製造方法の説明図である。
まず初めに、例えばフェライト粉末を金型で加圧成形し、この成形品を高温下で焼成することにより、ドラム型コア11を作製する(図7(a))。巻芯部11aの偏心は、金型を偏心させておくことによって実現する。
次に、ドラム型コア11の鍔部11b,11cに、メッキ又はスクリーン印刷により、端子電極E1〜E6を形成する(図7(b))。そして、ドラム型コア11の巻芯部11aにワイヤL1〜L3を巻回し、必要に応じてこれらの端部の絶縁被膜を剥離した上で、対応する端子電極E1〜E6に熱圧着(溶接により接着)する(図8(a))。最後に、ドラム型コア11と同様にして作製した板状コア12をドラム型コア11に貼り付け、バルントランス10は完成する(図8(b))。
なお、バルントランス10の完成後、巻芯部11aの偏心方向から実装方向を判定し、例えば板状コア12の表面に実装方向を示すマークを付することとしてもよい。図9には、こうして付される実装方向マーク20の例を示している。図9は、バルントランス10の上面透視図であり、実装方向マーク20は、板状コア12の上面の端子電極E4〜E6側に付されている。
この場合の実装方向判定は、偏心方向に基づいて行うことができる。したがって、外観から巻線状態を判別するのに比べれば、誤って判定するおそれは格段に減少する。また、偏心方向に基づいて行う実装方向判定は低コストで実現できるので、実装方向マークを付す工程を行うとしても、低コスト化で実現できることになる。
以上、本発明の好ましい実施の形態について説明したが、本発明はこうした実施の形態に何等限定されるものではなく、本発明が、その要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施され得ることは勿論である。
本発明の好ましい実施の形態によるバルントランスの外観を示す略斜視図である。 本発明の好ましい実施の形態によるバルントランスの図1A−A'線略断面図である。 本発明の好ましい実施の形態によるバルントランスの各端子電極とワイヤとの結線を説明するための模式図である。 本発明の好ましい実施の形態によるバルントランスが実装されるプリント基板の平面図である。 本発明の好ましい実施の形態によるバルントランスの等価回路を示す図である。 本発明の好ましい実施の形態による巻芯部の偏心の説明図である。(a)は本発明の好ましい実施の形態によるバルントランスの略底面図であり、(b)は(a)のB−B'線略断面図であり、(c)は本発明の好ましい実施の形態によるバルントランスの略側面図である。(b)は(c)のC−C'線略断面図にもなっている。 本発明の好ましい実施の形態によるバルントランスの製造方法の説明図である。 本発明の好ましい実施の形態によるバルントランスの製造方法の説明図である。 本発明の好ましい実施の形態による実装方向マークを示す図である。 本発明の背景技術によるバルントランスの外観を示す略斜視図である。 本発明の背景技術によるバルントランスの各端子電極とワイヤとの結線を説明するための模式図である。
符号の説明
E1〜E6 端子電極
L1〜L3 ワイヤ
P1 一次巻線
P2 二次巻線
PL 不平衡伝送線路
STL,SBL 平衡伝送線路
10 バルントランス
11 ドラム型コア
11a 巻芯部
11b,11c 鍔部
12 板状コア
20 実装方向マーク
50 基板
51 搭載領域
52〜56 ランドパターン

Claims (3)

  1. 巻芯部及び前記巻芯部の両端に設けられた一対の鍔部を有するドラム型コアを有し、基板面内での設置に方向性があるバルントランスであって、
    前記巻芯部は、前記一対の鍔部に対し、前記基板面内で磁心方向と垂直な第1の方向に偏心していることを特徴とするバルントランス。
  2. 前記巻芯部は、前記一対の鍔部に対し、前記基板面と垂直な第2の方向にも偏心していることを特徴とする請求項1に記載のバルントランス。
  3. 前記一対の鍔部の一方に、前記第1の方向の一端から他端に向ってこの順で配置された第1乃至第3の端子電極と、
    前記一対の鍔部の他方に、前記第1の方向の他端から一端に向ってこの順で配置された第4乃至第6の端子電極と、
    前記巻芯部に巻回され、両端が前記第1及び第6の端子電極にそれぞれ接続された第1のワイヤと、
    前記巻芯部に巻回され、両端が前記第2及び第4の端子電極にそれぞれ接続された第2のワイヤと、
    前記巻芯部に巻回され、両端が前記第3及び第5の端子電極にそれぞれ接続された第3のワイヤとを備え、
    前記巻芯部は、前記一対の鍔部に対し、前記第1の方向の一端寄りに偏心していることを特徴とする請求項1又は2に記載のバルントランス。
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